清水誠一

しみずせいいち



当選回数回

清水誠一の2022年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月09日第208回国会 衆議院 財務金融委員会 第9号
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○清水参考人 お答え申し上げます。  このところのウクライナ情勢も受けまして、原油や天然ガスなどの資源価格は現在大幅に上昇してございます。こうしたことも受けまして、我が国の現在ないし先行きの消費者物価の前年比というのは、当面、エネルギー価格が大幅に上昇し、原材料コスト上昇の価格...全文を見る
○清水参考人 お答え申し上げます。  先ほど申し上げたような資源、穀物価格の上昇が我が国の経済に与える影響というのを見ますと、短期的にはエネルギーや食料品を中心に物価の押し上げ要因となる一方で、やや長い目で見れば、家計の実質所得の減少や企業収益の悪化を通じまして経済の下押し要因...全文を見る
03月11日第208回国会 衆議院 内閣委員会 第8号
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○清水参考人 お答え申し上げます。  今大臣からもお話がございましたけれども、物価をめぐる情勢としましては、ウクライナ情勢も含めた原油、天然ガスなどの資源価格の上昇等も背景に、さらには、そうした原材料コストの上昇の価格転嫁も進みますので、この後はプラス幅をはっきりと拡大していく...全文を見る
○清水参考人 お答え申し上げます。  日本銀行といたしましては、我が国の経済、物価情勢を踏まえますと、金融緩和を修正する状況にはないと考えており、二%の物価目標の持続的、安定的な実現を目指して、現在の強力な金融緩和を粘り強く続けていく方針でございます。  若干背景等を敷衍いた...全文を見る
03月15日第208回国会 参議院 財政金融委員会 第3号
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○参考人(清水誠一君) お答え申し上げます。  現実の銀行実務に即して申し上げますと、民間銀行は、家計や企業に資金需要があり、かつ貸出金利が借り手の返済能力や審査費用などに見合った水準にあると判断すれば、貸出しを実行いたします。その際、借り手の預金口座には同額の預金が発生し、こ...全文を見る
○参考人(清水誠一君) お答え申し上げます。  先ほど御説明いたしましたとおり、貸出しの際には、借り手の預金口座には同額の預金が発生し、ここに信用創造が行われるというところについては先生御説明のとおりでございます。
○参考人(清水誠一君) お答え申し上げます。  こちらも銀行実務に即して申し上げますと、銀行は、国債の金利や償還までの期間といった条件が自らの投資目線に見合うものと判断すれば、国債を購入いたします。その後、政府が国債発行により調達した資金を実際に使いますと、その資金は家計や企業...全文を見る
○参考人(清水誠一君) お答え申し上げます。  銀行が国債を購入する際には、貸出しの場合とは異なり、即座に預金が発生するわけではないため、一旦何らかの手段で購入資金を用意する必要がございます。すなわち、日銀当座預金などの手元資金を潤沢に保有している場合には、銀行はそれを使って国...全文を見る
○参考人(清水誠一君) お答え申し上げます。  銀行が日銀当座預金などから手元資金を、日銀当座預金などの手元資金を潤沢に保有している場合、通常は日銀当座預金を使って国債を購入すると考えられます。その意味では、日銀当座預金が国債購入の財源という言い方も可能かと思います。  一方...全文を見る
○参考人(清水誠一君) お答え申し上げます。  日本銀行は、現在、二%の物価安定の目標の実現という金融政策運営上の目的から、イールドカーブコントロールの枠組みの下で、十年物国債金利がゼロ%程度で推移するよう必要な金額の国債の買入れを行っております。  日本銀行がこうした国債買...全文を見る
○参考人(清水誠一君) お答え申し上げます。  先ほど御説明したとおり、日本銀行は、現在、二%の物価安定の目標の実現のため、イールドカーブコントロールという枠組みの下で、短期金利だけではなく、長期金利も低位で安定的に推移するよう必要な金額の国債を行っております。  そうした下...全文を見る
○参考人(清水誠一君) お答え申し上げます。  日本銀行の当座預金は、先生御指摘のとおり、決済等に使われるものというふうな存在でございます。現状は、大規模な金融緩和の下で当座預金残高非常に膨らんでございますけれども、それにつきましては、日本銀行のマイナス金利政策の下で、マイナス...全文を見る
○参考人(清水誠一君) お答え申し上げます。  米欧が利上げに動く下での日本の対応という御質問かと思います。  米欧と我が国では、経済、物価情勢が大きく異なるため、金融政策の方向もおのずと違ってまいります。すなわち、米欧では、消費者物価の上昇率は、米国では八%程度、ユーロ圏や...全文を見る
04月11日第208回国会 参議院 決算委員会 第4号
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○参考人(清水誠一君) 簡潔にお答え申し上げます。  新規国債発行による財政出動は、まず、銀行が国債投資の採算性と金利変動等のリスクを考慮した上で自らの投資目線に見合うものと判断すれば国債を購入し、その後、政府が調達した資金を実際に支出するという二つのステップを踏む場合には預金...全文を見る
○参考人(清水誠一君) 現在の状況についてお答え申し上げます。  ウクライナ情勢を受けました供給不安に起因する資源、穀物価格の上昇は、短期的にはエネルギーや食料品を中心に物価の押し上げ要因となる一方、家計の実質所得の減少や企業収益の悪化を通じまして国内需要の下押し要因となります...全文を見る
○参考人(清水誠一君) お答え申し上げます。  御質問は国債の消化に関する事項というふうに伺ったところでございますけれども、その点については国債管理政策を担う財務省の所管であるため、その評価についての具体的なコメントは差し控えたいと思います。  その上で申し上げますと、銀行な...全文を見る
○参考人(清水誠一君) お答え申し上げます。  日本銀行が保有する国債に対して支払われる利息は日本銀行の収入の一部となります。日本銀行では、この利息収入等から日銀当座預金に対する付利金利の支払やその他の費用等を差し引いて当期剰余金を計算し、さらにそこから法定準備金として積み立て...全文を見る
○参考人(清水誠一君) お答え申し上げます。  民間部門のうち特に企業部門ということでお答え申し上げたいと思いますけれども、企業部門の貯蓄・投資バランスを見ますと、一九九〇年代半ばまでは投資が貯蓄を上回る資金不足主体でございましたが、一九九〇年代後半以降は貯蓄が投資を上回る資金...全文を見る