田村智子

たむらともこ

比例代表選出
日本共産党
当選回数2回

田村智子の2017年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月31日第193回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○田村智子君 日本共産党の田村智子です。  働き方改革についてお聞きいたします。  過労死、過労自殺という痛ましい事件が後を絶ちません。安倍内閣は、働き方改革で多様な働き方を実現すると、こういうふうに言われていますけれども、総理、端的にお聞きします。これは労働条件や労働環境を...全文を見る
○田村智子君 そうしますと、日本の労働条件良くしていこうと。これ、EU諸国と見ても大きな差があるわけです。パネル御覧ください。資料御覧ください。(資料提示)  例えば労働時間の規制、EU諸国が守るべきルールというのがEU指令というもので出されていて、この指令に沿ってEU各国は自...全文を見る
○田村智子君 先にILO条約まで御答弁いただいたんですけれども、このEU諸国と日本の労働条件の大きな違い、厚生労働大臣言われたとおり、そのILO条約の批准というのは、私、やっぱりこれは指標になるというふうに思うわけです。ILO条約というのは労働条件の最低基準を国際基準として決めて...全文を見る
○田村智子君 例えば日本が批准していないILO条約、一号条約という最も基本的な条約、工場の労働者に一日八時間以上働かせてはならない、週四十八時間働かせてはならない、これも日本は批准をしていないわけですよ。労働時間という最も基本的な労働条件で国際基準を受け入れようとしていない、この...全文を見る
○田村智子君 私、働き方改革の方向ということでILO条約の問題をお聞きしたんですけれども、これ現行と変わらなくていいよというような御答弁で、本当にそれで働き方改革できるのかなということを大変疑問に思わなければならないです。  じゃ、具体的にお聞きしてまいります。  私は、二〇...全文を見る
○田村智子君 総理も、この事件については、このような悲劇を二度と繰り返さないとの強い決意ということを国会で繰り返し表明をしていただいています。  なぜこういう事件が起きたのか、この検討が必要だと思いますが、総理の御見解を。
○田村智子君 これは先週の本会議でも自民党の代表の方が、働き過ぎや残業して当たり前の企業風土があるという御指摘をされているんですね。習慣とか風土ということが言われていることがあるわけですよ。しかし、過労死という深刻な問題を、風土とか習慣とか、こういう問題に解消するわけにはいかない...全文を見る
○田村智子君 パネルにもしました。労働基準法三十二条、一日八時間、週四十時間を超えて労働させてはならない。これ、違反をすれば懲役六か月以内若しくは罰金三十万円という、こういう罰則も定められているわけです。  ところが、経営者と労働組合あるいは労働者の代表が労働時間の延長、つまり...全文を見る
○田村智子君 これも表にしました。この大臣告示の上限基準、これ週十五時間からあるんですね、細かい単位では。週十五時間、月四十五時間、年三百六十時間。これを超える労働時間の延長は、それでは認められないということなんでしょうか。
○田村智子君 これは労働組合の方とかあるいは弁護士の方などにお聞きしますと、三六協定、どんなふうに届けられているか。  まず、この大臣告示の基準である月四十五時間を残業時間の上限とすると、こう決める。その上で、ただし書で、受注が集中し納期が逼迫したときには、労使の協議を経て一か...全文を見る
○田村智子君 ないんですね。ですから、私もインターネットで三六協定ってどういうものかと調べていきますと、企業向けに三六協定の書き方を教えるサイトがいろいろあるんです。そうすると何と書いてあるか。特別条項はできるだけ長い時間を記載しておきましょうと、こうアドバイスするようなものまで...全文を見る
○田村智子君 報道では、遺族が労災認定に当たって入館記録を集計したところ、月百三十時間を超える残業があったと言われています。  では、高橋まつりさんが会社に申告をしていた残業時間はどうなっていましたか。
○田村智子君 これもう報道もされていますし、これだけの大問題なので、せめて三六協定以内だったぐらいの御答弁いただきたかったというふうに思うんですけれども、これ申告は、三六協定で出している月七十時間に収めるように、十月は六十九・九時間、十一月は六十九・五時間、十二月は六十九・八時間...全文を見る
○田村智子君 自己申告に問題があるからいろんな指導をしてきたということだというふうに思いますが、これ、仕事が遅いとか、あなたの残業は無駄だと、こんなふうに上司に言われていたら、残業をありのままに申告することはこれできないですよ。  自己申告制は長時間労働の隠れみのです。この問題...全文を見る
○田村智子君 管理の仕方をこれもパネルにしました。  適正に自己申告を行うようにと説明をする、あるいは、それが合致していない場合には実態調査を行う、労働時間ちゃんと申告ができないような阻害要件、こういうのを作っては駄目だと、ありのままに申告できるようにしなさいと。  電通が、...全文を見る
○田村智子君 大臣言われたところにつながっていくんですよ、この電通の初めての過労自殺の認定ですからね。  これ、どういうことが起きていたかというと、もう自殺するまで、一月から八月までのこの期間で残業時間の一か月平均百四十七時間、これ事実認定されているんですよ。ところが、自己申告...全文を見る
○田村智子君 こういうところで文化なんて言葉が出てくるのは驚きですよ。  これ、総理にもお聞きしたいんです。これ、電通一社のことではないんですね。この事件を繰り返さないと言うんだったら、やはり、労働者が過労によって病み、命をも落とす、こういう事態を防ぐためには、労働者一人一人の...全文を見る
○田村智子君 ところが、政府が国会に提出している労働基準法改正法案、これ、労働時間の管理を強めるどころかむしろ後退させるものではないかというふうに私は大変危惧をしています。  具体的に聞いていきます。その一つ、裁量労働制の規制緩和、対象拡大、これについてお聞きしますが、まず、裁...全文を見る
○田村智子君 みなし時間というのをあらかじめ例えば八時間というふうに決めますと、十二時間一日働いても四時間分の残業はなかったことにされるということなんですね。深夜労働と休日労働については割増し賃金の支払の義務がありますが、それ以外の残業代は払わなくていいという制度になります、簡単...全文を見る
○田村智子君 この専門業務型というのは大変対象が広くて、いわゆる技術職というのは広く対象にされているわけです。例えばIBM、システムエンジニアはほぼ全員が裁量労働制だとお聞きをします。どんな働き方しているんですかというふうにお聞きしましたら、ある会社のシステム開発を受注すると、自...全文を見る
○田村智子君 今の法律では、自分の会社の営業方針を企画するという営業職は認めますが、裁量労働にしていいけれども、外に向けての営業、これは駄目ですよという、裁量労働やっちゃ駄目ですよと。  じゃ、法案、今度出してきている法案は、個別の企業をお客さんとする営業、これは認めることにな...全文を見る
○田村智子君 これ、課題解決型提案営業というのを新たに加えるというんですね。  じゃ、ちょっと具体的に聞きますよ。例えば、電通での高橋まつりさんの主な業務は、インターネット広告のデータを、相手先の企業のインターネット広告のデータを確認、分析し、問題を解決して新たな広告やサービス...全文を見る
○田村智子君 それじゃ、広告業務全体はなり得ないでよろしいですか。
○田村智子君 電通は、オリンピック全体のイメージ戦略とか会社のイメージ戦略なんて幾らもやっているじゃないですか。  先取りしていただきましたけれども、確かに広告業界というのは、これは電通の会長さんが広告業協会の会長だったとき、一九九八年の法改正に当たって広告業務を営業職裁量労働...全文を見る
○田村智子君 労政審の建議で、これ広げると言ったときに具体的に何と言っているか。例えば、取引先企業のニーズを聴取し、社内で商品開発の企画立案を行い、当該ニーズに応じた課題解決型商品を開発の上、販売する業務、こういうのが当たると言われているんですよ。まさに、まつりさんがやっていたよ...全文を見る
○田村智子君 それは労政審の建議で出されたものと総理の見解はかなり食い違っているということと、もう一つ、顧客企業との関係という仕事を入れてしまったら、さっきIBMの働き方言いましたけれども、相手の企業の納期に合わせなきゃいけないんですよ。相手の企業の要望に合わせて企画立案、調査し...全文を見る
○田村智子君 一日八時間、週四十時間以上働かせてはならない、この労働時間の規制を適用除外とする働き方ということでよろしいですね。
○田村智子君 済みません、罰則付きの規制って何ですか。
○田村智子君 まあその程度ってことですね。  それで、総理にもお聞きしたいんですけど、何でこんな働き方、これまで私ずっと労働時間の管理がいかに大切かということを過労死、過労自殺の問題で議論してきたわけですよ。その管理の対象から外すという働き方をなぜ今つくる必要があるんですか。
○田村智子君 私、素朴に疑問なんですよ。例えば、総理、過去の御答弁でも、昼間休んで深夜に出勤してという働き方もあるじゃないかとか、長く働く日もあるけどたっぷり休む日もあるじゃないかという御答弁もあったんですけれども、これ、裁量労働制と何が違うんですか。
○田村智子君 これ、時間ではなく成果では測る、そこが裁量労働制との違いだと。  それは具体的にどういうことか。裁量労働制は、先ほども言いました、深夜・休日労働については割増し賃金を支払うという義務があります。高度プロフェッショナル制にはその義務はないということですよね。
○田村智子君 裁量労働制だって残業代込みなんですよ。みなし時間ってそうやって見ているわけですよ。残業代込みの賃金にして、だけど深夜と休日は払う。高度プロフェッショナルはそれさえ払わなくていいと。  もう一点確認します。裁量労働制の場合は、どの時間帯で何時間働くか、あるいは業務の...全文を見る
○田村智子君 だったら、指示しないという条文が必要なんですよ。それすらないんですよ。裁量労働制は、それで指示しちゃったら裁量労働から元に戻らなくちゃならない、残業代全部払わなきゃならない。こんな定めも高度プロフェッショナル制にはありません。  これ、総理にお聞きしたいんですよ。...全文を見る
○田村智子君 労働時間の管理がこれだけ問われているときに、その規制を一切受けない、こんな働き方つくるなんということは断じて認めるわけにはいきません。やるべきは逆ですよ。おっしゃるとおり、労働時間をしっかり管理する、そしてその上限を定めるということです。  上限規制のことに話を進...全文を見る
○田村智子君 総理は働き方改革実現会議を主宰されているわけですから、いよいよあした議論するというわけですから、この過労死ラインの法制化は駄目だと、それぐらい言ってくださいよ。考え方として。
○田村智子君 その月百時間、二か月平均八十時間、これはいかがなものかという総理のお考えを示すことはできないんですか。
○田村智子君 何で駄目かと言っているか。資料を御覧ください。  過重労働による健康被害を防ぐために、これ、厚労省が出しているパンフレットから取った図です。これ、ちょっと御説明いただきたいんですね。この月百時間超又は二か月から六か月の平均で月八十時間を超えるとどうなってしまうのか...全文を見る
○田村智子君 これ、大臣告示で何で週十五時間あるいは月四十五時間を決めたのか。健康に働けるラインがここだからということなんですよ。  そうしたら、一日八時間が原則で、繁忙期であっても大臣告示以内で働くんだと、こういう基準にすることが健康に働き続ける上での時間外労働の上限というこ...全文を見る
○田村智子君 これ実現会議の試金石ですよ。大臣告示とするのか、それとも特別条項のようなただし書でそれを超えるのを認めちゃうのか、あしたの議論を注視したいというふうに思います。  法制化とともに、次に進みます、やっぱり企業の違法行為、これを許さないという、そういう行政の立場がとて...全文を見る
○田村智子君 ヤマトのこの問題は、既に二〇〇七年に大阪南労基署で指導されている。二〇〇八年にも松阪労基署で是正勧告。二〇〇九年には徳島労基署、大津労基署、時間外割増し賃金の未払、これで是正勧告。こういう未払だけじゃないんですね。二〇一一年、千葉県船橋市で過労死認定、二〇一四年、仙...全文を見る
○田村智子君 厳しい対処が必要だと。これは事業所のモグラたたきじゃ駄目なんですね。やっぱり本社に対する厳しい対処というのが必要だというふうに思いますが、いかがですか。
○田村智子君 この点で疑念が湧いていることがあるのでお聞きしたいんですけど、昨年、働き方の未来二〇三五という懇談会が厚生労働省の下で十二回にわたって開催をされています。このメンバーの一人、山内雅喜さんという方はどういう方ですか。
○田村智子君 ヤマト運輸を始めとするヤマトグループ企業の役員を歴任してきた人物です。今言ったこれだけ違法行為を繰り返してきた企業のトップが、何で働き方改革を考えるこの懇談会のメンバーなんですか。
○田村智子君 法令違反を繰り返していた企業のトップが、大臣が指名して懇談会のメンバーになっているんですよ。おかしいと思いませんか。
○田村智子君 総理、どう思われますか。
○田村智子君 これ、この懇談会の報告書を見ても、とんでもないんですよ。もう個人が時間も場所も選ばない働き方が当たり前だとか、副業、兼業も当たり前だとか、一つの会社に縛られない、働く人の個人の交渉力も強まる、だから、労働者保護という法律は時代遅れになるから今から改革を進めましょうと...全文を見る
○田村智子君 犯罪起こすような企業の、企業犯罪を犯すようなそのトップの御意見を有り難がって聞くような、こんな働き方改革じゃ駄目ですよ。  最後に、大企業のリストラ問題についてお聞きします。  今、大企業の内部留保や利益、国民に還元すること重要だ、総理認めていらっしゃる。ところ...全文を見る
○田村智子君 日立製作所の例を挙げます。  二〇一五年三月期、史上最高益の六千四億円を記録しました。内部留保も二千三百億近く積み増して三・三兆円を超えた。ところが、利益率八%達成するためだといって、二〇一五年、一六年、この二か年で六千人の人員削減計画を進めています。  この日...全文を見る
○田村智子君 確認しますが、転籍を拒否する労働者に新たな選択肢を示さず、転籍に応じなければあなたの仕事はない、事実上の退職を迫る、こういう面談は違法な転籍強要、退職強要に当たると考えますが、大臣、いかがですか。
○田村智子君 これまで、新たな選択肢示さず面談繰り返す、これは駄目だということを言ってきたんじゃないですか、ちゃんと答弁してください。労働者の権利懸かっているんだから、ちゃんと答弁してください。
○田村智子君 これ、日立では今本当にこういう面談続けられているんですよ。こういうことをやられると、メンタルを病んで働けなくなるような実態に追い詰められていく。私何人も見てきたんです。日立に対して直ちに聞き取りなどを行って、不当なことがないのかどうか調べるべきだと思いますが、いかが...全文を見る
○田村智子君 厳しく対処するって言ってきているんですからね、ちゃんと厳しくやっていただきたい。  最後に総理にお聞きします。こういうふうにグループ全体が黒字の大企業で何でこんなリストラが横行しているのか。これ、アベノミクスが後押ししているのではないかと私は思います。骨太方針二〇...全文を見る
○田村智子君 終わります。
03月03日第193回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○田村智子君 日本共産党の田村智子です。  今年も保育園落ちたという大変悲痛な声が多数寄せられています。私は昨年の予算委員会でも保育所待機児童問題を取り上げまして、緊急の保育や対策が必要だということ、あるいは認可保育所を抜本的に増やすための提案というのも強く求めてきたわけです。...全文を見る
○田村智子君 私どものしんぶん赤旗が、東京二十三区の自治体やあるいは党の地方議員団に問合せをいたしまして、一次選考の結果というのを集計いたしました。世田谷区では申込数が六千六百八十、不承諾が二千六百九十五、江東区は申込みが五千二百三十八、不承諾が二千百二十三と、実に四割が不承諾と...全文を見る
○田村智子君 これ、その二十四日に集まったお母さんたちも、怒っていた一つは、役所に今行っても、入れないということで行っても、とにかくあなたが入れない理由というのを延々説明されるだけで、それじゃどうしたらいいのというのに答えてもらえない、まるで諦めろと言われているようだと。こういう...全文を見る
○田村智子君 そういうふうに自治体にちゃんとやってほしいんですよ。諦めろと言わんばかりのことは本当にやっては駄目だというふうに思いますし、もっと言うと、自治体は二月、三月よりもっと早くから待機児童どうなるかというのは分かるはずなんですよ、申込み受けた時点からね。そのときから、需要...全文を見る
○田村智子君 公私を問わず必要だと言いながら公立が減っているわけですよ。  具体の例を示します。一月の補正予算の審議でも、我が党の辰巳議員が大阪府八尾市の公立保育所統廃合計画を取り上げました。これは、十九ある公立幼稚園、七つある公立保育所を二〇一九年度までに全部で五つの認定こど...全文を見る
○田村智子君 三桁を大きく超える待機児童がいるということです。  東京都東久留米市、五つの公立保育園の廃止を昨年三月に突如発表いたしました。まず一園、募集停止を再来年度行おうとしています。東久留米市の待機児童数は、同じように教えてください。
○田村智子君 三桁近いんですね。  厚労大臣、お聞きします。  待機児童が現にいるんですよ、少なくなく。そして、保護者の認可保育所へのニーズも高い。保育所の増設が必要な自治体でさえ、公立保育所が単純に減らされていくんですよ。定員が減っていくんですよ。何でこんなことが起きるんで...全文を見る
○田村智子君 そんな答弁で待機児童を解決しようなんてとても思えないんですけど、それだけの答弁でよろしいんですか。
○田村智子君 これ、自治体が減らしている理由の一つともうみんな言われていますよ、人件費コスト削るためと。保育士の処遇を上げなきゃいけないときに、公務員減らしたい、人件費減らしたい、こんな理由で公立保育所が減っているという現実があるというふうに私は見ています。  もう一つ、これは...全文を見る
○田村智子君 これ、集約したときの延べ床面積はどういうふうな要件になっていますか。
○田村智子君 縮小しなきゃいけないんですよ。  では、二〇一四年度、二〇一五年度、公共施設最適化事業債の実績のうち、保育所等の集約化、この件数を教えてください。
○田村智子君 この計画の中には、待機児童数の多い自治体の保育所集約計画というのも含まれているわけです。  もう一度総務大臣にもお聞きしたいんですね。これでは、これ待機児童の解消と見たときに、この保育所の集約、待機児童数の多い自治体でも保育所を集約しちゃう、これは待機児童の解決と...全文を見る
○田村智子君 これ、八尾市では保護者の理解なんか全くないですし、今大問題になっているということなんですね。  もう一歩見てみると、公立保育所、多くは一九七〇年代に本当にたくさんつくられたんです。老朽化がこの数年大変問題になっている。ところが、公立保育所に対する国庫負担制度が全て...全文を見る
○田村智子君 昨年も求めたんですけど、待機児童の解決に真剣に取り組むんだったら、やっぱり公立保育所への新設、改築、この補助金をなくしてしまったって、本当に重大だったと思うんです。運営費もやめちゃったと、直接の補助は。これが公立保育所が増えるのもストップさせ、逆に減る方へ減る方へと...全文を見る
○田村智子君 これは現場からの要望にもっともっと応えてほしいというふうに思います。  私が危惧しているのは、政府が学童保育の待機児童対策として打ち出している放課後子どもプランの中の学童クラブと放課後子供教室の一体型の推進、これ、多くの自治体がこれで待機児童をつくらないようにとい...全文を見る
○田村智子君 つまり、全部の児童を対象にする事業と、その就労している、両親が就労しているなどの子供さんを一体型で面倒見ようよということなんですね。  それで何が起きているか。例えば東京都の板橋区、この一体型をやるという理由で独自事業であった学童クラブを廃止しました。今学校の中で...全文を見る
○田村智子君 これ、全児童と一体になって多数の子供たちがわさわさいて、出入りも激しいと。ここで、発達の個人差を踏まえて一人一人の心身の状態を把握しながら育成支援、これできるんでしょうか、厚労大臣。
○田村智子君 これ、現実に起きている問題、是非見ていただきたいんですね。  それで、例えば全児童でやっている様々な遊びのところに学童の子が、まず学童のところにただいまって言って行って、それで指導員さんに、そこに遊びに行ってくるねって伝えて来ると。何人かまとまって遊びに行くんだっ...全文を見る
○田村智子君 この中で、つまり企画段階から、学童の指導員さんと全児童対象のスタッフとこれ一緒になって企画もやってということになれば、一緒になってみんなを見なさいよということになっちゃうと思うんですよ。  これ、改めてもう一点確認したいんです。  学童クラブというのは、基準省令...全文を見る
○田村智子君 厚労大臣、なぜおおむね四十人に支援員二人なんでしょう。
○田村智子君 これ、一体型では無理でしょう、今のをお聞きしていても。  一昨年、内閣委員会で、我が党山下議員が学童保育について取り上げたとき、当時の有村大臣、「一体型というのは予算などで一体にすべきだという声が政治の中でもあったことを私も記憶として覚えております。」というふうに...全文を見る
○田村智子君 これ、二万か所つくるうちの一万か所はこの一体型でというふうに旗振っていらっしゃるんですよ。是非、現場で何が起きているのかをしっかり見て、必要だったら施策の見直しをしていただきたい、このことを申し上げて、質問を終わります。
03月09日第193回国会 参議院 内閣委員会 第2号
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○田村智子君 日本共産党の田村智子です。質問の順番への御配慮ありがとうございます。  昨年に続きまして、公務職場の非正規の問題を質問いたします。  まず、加藤大臣にお聞きします。  大臣は所信表明で、一億総活躍社会の実現は安倍内閣の最重要課題であり、ニッポン一億総活躍プラン...全文を見る
○田村智子君 これ排除されていないんですね。  しかし、これ政府に聞きますと、しかし具体化している施策は民間向けのものであると。ということは、公務職場でどうするのかという具体的な施策が求められていると思います。  昨年のこの委員会でも、私、期間業務職員について取り上げました。...全文を見る
○田村智子君 法制度がそうだという御説明は分かるんですけれども、日々雇用から一年契約の期間業務になったんだから雇用の安定というのは、これはなかなか受け止め難い説明なんですね。  その公募ということについても、例えばある期間業務職員の方が御自分の都合で仕事を辞めたと、そのときに縁...全文を見る
○田村智子君 今、同一労働同一賃金など、正規と非正規の格差とか、それをどうするのかということに内閣挙げて取り組んでいるはずなんですよね。  これ、国家公務員の職場、常勤職員については、例えば個々の職員に問題があった場合でも雇主である省庁はその方に対して教育を行う、指導をする、そ...全文を見る
○田村智子君 今、制度的に当然長く雇うということが起こり得ると、あり得るということを言われたわけですね。そうすると、私やっぱり、それ、とても大切なことで、そもそも三年を上限にすべからく公募というようなやり方は、三年というのは仕事にも慣れて一段高い意欲や問題意識を持って働こうという...全文を見る
○田村智子君 現行でそうだから検討が必要でしょうということを私は問題提起しているんですね。民間の職場だって採用試験やって採用していますよ、ほとんどの企業が。だけど、今回の労契法の五年超での無期転換というのは、何も五年を超えて採用試験受けさせてなんという条件はないんですよ。本人の申...全文を見る
○田村智子君 よく見ていく必要があると思いますね。  それで、私、明らかに公務の中身そのものなんですよ、公報を作るなんというのは、そういうところに何で派遣労働者入れているのかと。やっぱり、こういう役務提供契約として派遣会社と締結する、これはやっぱり一般競争入札で、つまりは入札価...全文を見る
○田村智子君 これ、大所高所から是非ちょっと議論をしたいので、加藤大臣にこの問題で最後伺いたいんですけれども、やっぱり不本意非正規雇用労働者の正規化への転換と、この方針から非常勤の公務員は排除されていないと。ならば、やはり処遇改善に加えて、無期化の方策ということをこれ何らか考えて...全文を見る
○田村智子君 雇い止めという、ここからどう解放されるかというのは最大の処遇の改善なんですよ、今、期間業務職員の皆さんにとって。また、派遣も、派遣が切られちゃうかもしれないという、入札の競争によってですね、こういうことの解決をやはり一億総活躍を掲げる内閣であるならば考えるべきだとい...全文を見る
○田村智子君 これ、超過勤務手当が不払になっているという問題をちょっと聞きたいんですけれども、それで、ある常勤職員の方からお聞きをしましたら、本来は個人個人が超過勤務伺を出して、管理職がそれを了承して超過勤務を行うということになっているけれども、実際にはそのようなことはやられてい...全文を見る
○田村智子君 包括的な命令によっている場合には命令権者が職員からの申告によって把握をしなければならないということです。  もう一点確認したいんですけれども、超過勤務の時間管理、手当の支給、これらは民間の労働時間法制とほとんど同じなんですが、超過勤務命令の要件を満たさない臨時的業...全文を見る
○田村智子君 これ、どんな事態が超過勤務の手当の支給対象になっていないかと。例えば、国会対応で質問通告を待っていて待機と言われたと、この待機中の時間をどう見るかということが一つ焦点になったりするわけですね。  ただ、厚生労働省、今年一月に、労働時間の適正な把握のために使用者が講...全文を見る
○田村智子君 是非、働き方改革がやっぱり公務職場でもちゃんとやられるよう、長時間労働が是正されるよう施策の検討を求めて、質問を終わります。
03月22日第193回国会 参議院 内閣委員会 第3号
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○田村智子君 日本共産党の田村智子です。  今日は予算委員会の委嘱ということですので、一月三十一日の予算委員会で取り上げましたヤマト運輸の不払残業についてまず短く確認をしたいと思います。  この予算委員会で、私は、ヤマト運輸の構造的な不払残業の実態を示して、厳正な対処とともに...全文を見る
○田村智子君 これ、入ったという情報がないわけですよ。  三月十七日付けの毎日新聞、ベテランドライバーの声を紹介してしているんですね。過去二年間にサービス残業があれば裏付けの証拠を示してほしいと言われた、過去二年を自分で調べるのは至難の業だ、タイムカードを押した後に残業すること...全文を見る
○田村智子君 改めて本社への立入調査と是正指導を求めて、この問題を終わりたいと思いますので、厚労省の関係の質問は以上ですので、退席いただいて構いません。
○田村智子君 次に、この数日来報道されています姫路市の認定こども園、わんずまざー保育園の問題取り上げます。  これ、四十六人の児童を入所させていると行政に届けていながら、二十人超の直接契約によって、定員の一・五倍、約七十人の児童を受け入れ、給食は四十人分を分けて与える、保育士数...全文を見る
○田村智子君 これは大臣にも伺いたいんです。  これ、本当に重大な保育事故がいつ起きてもおかしくないような状態だったと思うんですよ。ところが、そもそも認定こども園は年一回の監査が法的に義務付けられていません。私は、昨年の委員会でも保育事故の問題取り上げて、定期監査に加えて抜き打...全文を見る
○田村智子君 いやいや、これ適切にやられていないから、もうここまでひどい事態になって発覚しているわけですから。  これ、また改めて取り上げますけれども、様々な保育の規制緩和の問題とか、いろんな事業所が入っていいよとか、もうチェックが抜け落ちるような事態が今広がっちゃっていること...全文を見る
○田村智子君 資料の一番右の欄を見てほしいんですけど、これ、A保育園の児童数で認定こども園の公定価格にした場合どうなるかというのを試算したんですよ。そうすると、これ十一人になりますので、実態に近づくわけですよ。保育所の公定価格では九人、認定こども園で試算すれば十一人、この格差は説...全文を見る
○田村智子君 もうこれ、現場が繰り返し求めている改善なんですよね。そのことに対しては応えないわけですよ。  それで、やろうとしているその給料アップ、これ中身見てみますと、おおむね七年の経験を経た常勤職員のうち三分の一を副主任と任命することができ、そのうち二分の一は必ず月額四万円...全文を見る
○田村智子君 これ、一番困っちゃっているのは、年功序列型で長く働けるように、本当に、長く働けば賃金がアップしていくということを頑張ってやってきた保育園で一番矛盾が起きちゃうんですよ。長く働いている保育士さんいっぱいいるのに、その中から二人選ばなきゃいけないと、どうするんだという問...全文を見る
03月27日第193回国会 参議院 本会議 第10号
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○田村智子君 私は、日本共産党を代表して、二〇一七年度一般会計予算外二案に対して、反対の討論を行います。  予算審議では、国有地が異例の手続により破格の安値で学校法人森友学園に売却された問題が集中的に議論されました。証人喚問で籠池理事長は、安倍総理夫人と複数の政治家の関与を証言...全文を見る
04月03日第193回国会 参議院 決算委員会 第3号
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○田村智子君 続いて、日本共産党、田村智子、質問いたします。  まず、姫路市のわんずまざー保育園に関して対応が急がれる問題を一問お聞きいたします。  認定こども園は二〇〇六年十月からスタートいたしましたが、今回初めての認定取消しの事案となりました。わんずまざー保育園は、国の基...全文を見る
○田村智子君 保育の規制緩和の中で、定員超の入所というのがいろんなところでやられています。また、多様な事業者の参入ということもやられていて、不適切な保育というのはこの間も繰り返されているわけですね。  この多様なということになってくると、今介護の施設で起こっていることですけれど...全文を見る
○田村智子君 これ、ネイチャー誌でも、予算が抑え込まれた、あるいは削減されたことで、やはり若手の研究者の問題、非常に注目しているんですね。  ネイチャー誌の中で書かれているのは、例えば北海道大学が今後五年間で二百五人の教授職を削減すると発表、同じように三十三国立大学が退職などに...全文を見る
○田村智子君 今言ったテニュアトラックが雇用の安定に結び付けるということだったんですけど、今日皆さんのところにお配りされている会計検査院の国立研究開発法人における研究開発の実施状況、これの四十八ページ見ますと、テニュアトラックでどれだけ任期なし、安定的なそういう雇用になったか。こ...全文を見る
○田村智子君 では、加藤大臣にもお聞きしたいんです、働き方改革という観点から。やはり無期転換を進めていって、不本意な非正規をなくすという方針を政府は取っているわけです。ところが、足下の独立行政法人で、資料でお配りした最後のを見ていただきたいんですけれども、労働契約法が適用される八...全文を見る
○田村智子君 これ、労働契約法というのは、最終的には裁判に訴えて闘うというようなことになっちゃうんですね、不本意に首を切られた場合に。そうしたら、もう何年も何年も掛けて裁判やらなきゃいけないということになるわけですよ。それを防ぐためにも、やはり今年度のことが非常に重要なんです。 ...全文を見る
04月18日第193回国会 参議院 内閣委員会 第5号
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○田村智子君 日本共産党の田村智子です。  まず冒頭、専門職である学芸員を誹謗する山本大臣の発言は、暴言ですね、これは大臣の資格が問われる重大な問題だと私も思います。法案審議とは別に委員会質疑の機会を設けていただくことをまず委員長に要望いたします。
○田村智子君 では、法案に関わって質問いたします。  まず、法案のマイナンバーの利用拡大に関わる問題です。国民一人一人に一生涯にわたって国が個人識別番号を付け、住所、所得、医療など、また将来では顔認証まで行うかもしれませんけれども、こうした個人情報を一元化し活用することそのもの...全文を見る
○田村智子君 これ、調査やっていないんですよ。  今回、従業員の方が伝えるんじゃないんですよ。一方的に記載して送り付けるんですよ。  三月六日、総務省は自治体に、特別徴収税額通知への個人番号記載に関するQ&A、これを通知しています。ここには、個人番号欄を自治体が独自に判断して...全文を見る
○田村智子君 今のはマイナンバー上の支障だけじゃないですか。徴収事務に何らの支障もないですよ。  事業所に従業員の個人番号を通知することで、それでは事業所や従業員に何か利便性の向上があるんですか。
○田村智子君 具体的な利便性なんか何もないですよ。  これは小さな診療所の方々もこの通知書が来るとその管理しなくちゃいけなくなるというんで、それで開業医の方々の中でも非常に問題視されているんです。  そこで、東京保険医協会は、特別徴収の通知に個人番号を記載するか否か、送付方法...全文を見る
○田村智子君 これは無責任の極みだと言わなきゃ駄目ですよ。簡易書留とか特定記録郵便にすれば事務量も郵送料も大幅に増大する、だから普通郵便で送付すると自治体回答しているわけですよ。特別徴収通知書への個人番号記載は国民にとって何の利便性もなく、リスクだけがあります。自治体も、業務の効...全文を見る
○田村智子君 そのとおりですよ。  これ、事業所からは、マイナンバーは業務上全く必要ないと、行政の代わりに住民税を徴収するだけでなく、個人情報の管理を押し付けられ、漏えいすれば罰せられる、勝手な記載はやめてほしいと、こういう切実な声が上がっています。国民からも、私は知らせていな...全文を見る
○田村智子君 本当にこれはもう無責任な答弁なんですけれども、認可外保育施設がいきなり認定こども園になって、施設型給付の支給対象となるんですよ。この仕組み自体が非常に問題で、地方裁量型は抜本的な見直しが必要だと、このことを強く要望いたします。  認定基準がこれだけ緩いのならば、認...全文を見る
○田村智子君 これは子供の命にも関わるようなことなので、本当に真剣に考えてほしいんですね。  山本大臣にお聞きいたします。  今回の法改定で、都道府県の条例とは別に、指定都市が地方裁量型認定こども園の基準を条例で定めることができるようになるわけです。同じ県内の裁量型認定こども...全文を見る
○田村智子君 この地方裁量型というのは、まさに、地方分権というか、待機児童の対策の一つとして、これ地方で多様な人たちにやってもらって、地方で保育室が設置できるようにといって入ってきたものだというふうに思いますよ。だけど、そのことが現にわんずまざーのような不適切な保育の事案を生んで...全文を見る
○田村智子君 私は、日本共産党を代表して、地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律案に反対の討論を行います。  本法案は、提案募集方式に基づき、都道府県から指定都市などへの事務、権限の移譲や地方公共団体に対する義務付け、枠付けの見直し...全文を見る
04月24日第193回国会 参議院 決算委員会 第6号
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○田村智子君 日本共産党の田村智子です。  まず、日米経済対話について一問、塩崎大臣にお聞きします。  四月十八日の日米経済対話に合わせて来日したロス商務長官が厚労大臣と会って新薬の価格引下げをしないように求めたと日経新聞二十一日付けで報じられました。大臣は記者会見で、これは...全文を見る
○田村智子君 今大臣から、二国間の対象にはしないということ、しないというか、ではないと思うという見解が述べられましたが、これ、明確にそうすべきじゃないという姿勢を私は取るべきだと思うんですね。  というのは、やっぱり、TPPの特別委員会で指摘しましたけれども、アメリカがTPPか...全文を見る
○田村智子君 在宅医療の診療報酬は、基礎的な点数として在宅訪問診療料というのがあります。これは、計画的に行われる訪問診療について、訪問の手間の部分を点数にしたものなんですね。算定は一医療機関のみという規定になっています。  ただ、実際には、今お話のあったように、医療連携というの...全文を見る
○田村智子君 原則がもうそれしかないというルールにならないようにいろいろお願いしたいと思いますし、是非前向きな、医療連携進む方向での見直しを求めたいと思います。  次に、介護保険についてお聞きします。  介護保険料、これ一号被保険者、つまり六十五歳以上の高齢者ですね、この方は...全文を見る
○田村智子君 ここでもう一点確認したいんですけど、介護保険事務調査、二〇一二年からこの滞納について、滞納処分、つまり差押えの件数と差押えによって保険料に充てた件数、これ調査しています。直近の数字をそれぞれお願いします。
○田村智子君 これ、滞納処分、差押えをしたけれども保険料に充てられたというのは差押えのうちの六三%なんですね。つまり、四割近くは保険料に充てられていない。  これ、レクでどういうことなのかとお聞きしましたら、税金の滞納分が優先されるので介護保険料まで充当できなかったんじゃないだ...全文を見る
○田村智子君 そもそも、高齢者で収入がないという方にも二千五百円という、そういう、国基準でですよ、保険料を課すということ自体をやっぱり見直さなければ問題の解決にならないと思いますよ。  問題は、こういう滞納が起こると何が起きるかなんです。介護保険制度は滞納者に厳しいペナルティー...全文を見る
○田村智子君 資料二に、今御説明あったとおり、数字を一応皆さんにもお伝えしたいので、御用意をいたしましたので見ていただきたいんですね。  この調査は、現に介護サービスを利用している方を対象にしたものなんです。年間延べ一万三千人超える方が介護が必要と認定をされながら給付の制限を受...全文を見る
○田村智子君 なかなか冷たい御答弁だなと思うんですね。  幾つか具体的な事例を紹介します。  Aさんとします、七十代の女性。食欲の低下や軽い脳梗塞等で介護を必要とする状態になり、状態悪化して入院をする、そしてリハビリも受ける。二〇一四年、退院に当たって病院が介護調整を行ったと...全文を見る
○田村智子君 保険屋じゃないんですから、社会保障なんですから。しかも、既に滞納になっている分というのはどうしようもないんですよ。例えば、子供さんとか親族がお金かき集めて、これ入所させなきゃいけないからと過去の滞納分を払おうと思っても、時効になっていたら駄目なんですよ。ペナルティー...全文を見る
○田村智子君 今、きめ細かな対応が必要だとおっしゃったので確認したいんですけれども、今、このペナルティーの解除というのは国が定める特別な事情しか認められないんですよ。災害とか主たる生計者が死亡しちゃったとか家計急変のとき、自治体の裁量はこれ認められていないわけですよ。  今後、...全文を見る
○田村智子君 目の前に介護が必要だという人がいるわけですよ。だけど救うことができないわけですよ。これでは、介護保険は本当に社会保障の制度として余りに欠陥がある、非道なそういう制度だと言わなければなりません。  見直しを強く求めて、質問を終わります。
04月25日第193回国会 参議院 内閣委員会 第7号
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○田村智子君 日本共産党の田村智子です。  まず、本法案と個人情報保護法の整合性についてお聞きいたします。  本法案によって、医療機関は、患者さん個人の医療情報をオプトアウト、つまり本人が拒否しない限りは自動的に提供されるという手続で、国が認定した匿名加工事業者に提供可能とな...全文を見る
○田村智子君 今のは、本人同意の原則を抜きにしたというのの説明になっていないんですよ。本人同意してやればいいだけの話ですよね。  医療分野の研究で個人情報をどう扱うか、その指針となっているのが、文科省と厚労省が連名で告示をしている人を対象とする医学系研究に関する倫理指針、個人情...全文を見る
○田村智子君 医療機関から出されるのは匿名化なんかされていないですよ。それも本人同意に背を向ける理由には全然なっていないです。  個人に由来する医療情報を匿名加工して集積しビッグデータにすることが必要だと、だから認定というやり方で匿名加工事業者を規定するんだと、こういう説明なん...全文を見る
○田村智子君 私の質問は、発展させてそういうこともできるでしょうという質問なんですよ。ごまかしていますよ。  本人が同意していない研究、本人に目的も知らされない研究、それをデータの売り買いによって進める、これは個人情報保護法の例外つくらなければできないんですよ。究極の個人情報で...全文を見る
○田村智子君 既に医療機関を超えて八百億件のDPCデータが集積されるんですよ、今年。聞いていることに本当にお答えいただいていないんですね。  じゃ、そのオプトアウトで大丈夫なのか、手続についてお聞きします。  医療機関など医療情報取扱事業者は、本人に、認定匿名加工医療情報作成...全文を見る
○田村智子君 昨日の質問レクでは省令考えていないと言っていたんですけど、一歩前進したのかなというふうに思いますが、しかし、それ期間も示さなければ、例えば一週間とか二週間とか一定期間、じゃ置きましたと、しかし通知なんですよ。通知というのは説明の必要もないんですよ。拒否の申出の必要性...全文を見る
○田村智子君 これは、匿名加工を行う事業者には個人の名前も入った生データ、保有され続けることになるわけですよ。そこには、遺伝子情報というのは本人同意だという規定があるんですけれども、それだって後から取り戻したいと思う人だっていると思います。そういうのさえ手元に残され続ける、あっち...全文を見る
○田村智子君 匿名加工したのが消去なんて、それはできたらおかしいんですよ、個人が特定できちゃうから。生データが加工事業者に行っちゃうでしょうと、それを消去しろというふうに求めているんですから、これは是非検討して、せめてそこは検討してほしいと思います。  EUでは来年から新たな法...全文を見る
○田村智子君 これ事前にいろいろ厚生労働省に聞きましたら、こういう日本医療データセンターとかメディカル・データ・ビジョンとか、大変なビッグデータ集積やっているよ、ビジネス化既にやっているよということをうちの事務所の方でお話ししたら、厚労省はその実態の把握もやっていなかったんですよ...全文を見る
○田村智子君 終わります。     ─────────────
○田村智子君 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題となりました医療分野の研究開発に資するための匿名加工医療情報に関する法律案に反対の討論を行います。  本法案は、医療機関や健康保険の被保険者など、医療情報取扱事業者が保有する患者の医療情報を、自ら拒否を申し出ない限り、第三者...全文を見る
05月11日第193回国会 参議院 内閣委員会 第8号
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○田村智子君 日本共産党の田村智子です。  今日は、働き方改革で示された同一労働同一賃金の考え方についてお聞きします。  正規雇用と非正規雇用の不合理な待遇差を解消するというのが働き方改革実行計画の柱の一つです。これに基づいて同一労働同一賃金のガイドライン案というのが示されま...全文を見る
○田村智子君 これ、歴史的な男女賃金差別、パート賃金差別の判例である丸子警報器、あの判例さえも後退させるような中身なんですよ。認められないですよね。  一億総活躍国民会議で、安倍総理は次のように指示をしました。どのような賃金差が正当でないと認められるかについては、早期にガイドラ...全文を見る
○田村智子君 裁判例が一つフランスにあったと。でも、法制度ないわけですよ。基本的にヨーロッパは職務が同じだったら同一労働同一賃金なんですよね。  だから、これはあくまでも日本的雇用慣行の温存だと私は思いますよ。日本では、正社員というのは職務の変更や転勤を企業から命じられればそれ...全文を見る
○田村智子君 これ、転勤すれば転勤手当が付くとか、残業すれば残業手当が付く、それで月収が違うというのは分かりますよ。だけど、基本給の格差を認めちゃったら、これ同一労働同一賃金じゃないですよね。  ちょっと角度を変えて聞きます。  私は、そもそもガイドライン案を読んだときに根本...全文を見る
○田村智子君 非正規の処遇の改善が求められていくというのはもちろんなんですけど、働き方改革実行計画の中では、非正規という言葉を世の中からなくすと言っているんですよ。なくすと言いながら、学卒で初めて働く女性の半分が非正規だと。これをどうやって解決していくのかということが真剣に私考え...全文を見る
○田村智子君 いないんですよ。盛り込まれたのはこの非正規の待遇どうやったらという、合理的な理由がなければと言いながら非合理な待遇格差も認めるようなガイドライン案を出してくる。  それから、もう一つ進めようとしているのは、入口では非正規だったと、だけど五年が経過をしたら本人の申出...全文を見る
○田村智子君 引き続き議論していきたいと思いますが、余りに不十分な中身だということを指摘して、質問を終わります。
05月15日第193回国会 参議院 決算委員会 第8号
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○田村智子君 日本共産党の田村智子です。  今日は、まず、在日米軍のパラシュート訓練についてお聞きいたします。  東京の横田基地では、米軍特殊部隊によるパラシュート降下訓練が二〇一二年に突然始まりました。はるか上空から次々と降下する部隊に地域住民の方々は驚愕し、何が起こったの...全文を見る
○田村智子君 資料で、二〇一二年以降、事前通知のあった訓練、それからその降下人員一覧を配付をいたしました。  これ、事前通知の回数を見ても、最初の年、二〇一二年は五回なんです。そこから増加をしていって、昨年、二〇一六年には十二回、今年は四か月で既に五回。降下人員も、通告のあった...全文を見る
○田村智子君 それでは、もう一点確認したいんですけど、義務ではないと、事前通知は。それじゃ、一体この事前通知というのは米軍の何によって行われているということなんでしょうか。これ、私たち説明受けたときには好意的配慮だというようなことも言われたんですけど、そういうことでよろしいんです...全文を見る
○田村智子君 横からそんたくという声も聞こえてきたんですけれども、地元自治体は、住民に影響の与える訓練については少なくとも事前の情報提供を行うようにということは繰り返し求めています。私たちは、人や物の投下訓練、これはもうやめるべきだという立場ですけれども、せめて、自治体が求めてい...全文を見る
○田村智子君 問合せじゃなくて、抗議とか、やらないでほしいということは是非言ってほしいと思うんですけど、大臣には次の質問でお答えいただきたいと思うんですが、これ横田基地でのパラシュート訓練、どういうものか、これ資料の後ろの方に写真を付けたので見ていただきたいんですね。最初の写真は...全文を見る
○田村智子君 質問に答えていないんですよ。横田基地を使っている、これはいかなる取決めがどのように行われたんですかということにお答えいただきたいんですよ。横田基地でパラシュート訓練を行う、その取決めはあるんですか、ないんですか。
○田村智子君 安保条約だけということですよ。端的にそれだけ答えればいいんですよ。  沖縄では読谷補助飛行場がパラシュート訓練の基地となっていましたが、これ事故が相次いで、一九九六年十二月のSACO最終合意でパラシュート訓練は伊江島補助飛行場に移転となりました。この読谷補助飛行場...全文を見る
○田村智子君 これ、いずれにしても、沖縄は伊江島でやるときにちゃんと合意しているんですよ。それで、沖縄では、一九九六年、このSACO合意によって伊江島飛行場でパラシュート訓練を行うことになった。しかし、嘉手納基地での訓練が何度も行われて、関係自治体が強く抗議をしているんです。その...全文を見る
○田村智子君 少なくとも合意に基づいて遺憾の意を表明しているということですが、ただ、この嘉手納基地、ちょっと一問聞いておきたいんですけれども、沖縄県議会の米軍基地関係特別委員会の皆さん大変怒っていて、沖縄防衛局に抗議意見書、また米軍にも抗議意見書を出しているんですね。  その際...全文を見る
○田村智子君 でも、事実上、事前に政府に説明があったらやっていいよというふうにも聞こえるんですよ。こういう市街地にある嘉手納基地での訓練を事実上認めるような抜け穴だらけの合意や取決めというのは、これは早急に見直すべきだというように思いますが、同時に、横田の場合は何の協議も取決めも...全文を見る
○田村智子君 もう何にも言わずに夜間のパラシュート訓練まで行われているということなんですね。  何で問題にしているか。これ、沖縄でも何でこういう合意に基づいてパラシュート訓練の拠点基地移されたか。それは、やっぱり幾つもの事故が歴史的に起こっているからですよね。一九六五年の読谷補...全文を見る
○田村智子君 パラシュート降下訓練の実施に伴う危険性なんですよ。危険性を認識して伊江島に、まあ伊江島でやることもどうかというのはあるんですけれども、少なくとも人口密集地ではないところにパラシュートの拠点基地移したんですよ。  両大臣にお聞きしたい。まず、稲田大臣にお聞きしたいん...全文を見る
○田村智子君 岸田外務大臣にちょっと別の角度からなんですけど、こうなると、日米安保条約さえあれば危険な訓練はどこでもできるということになっちゃうんですよ、こんなやり方だと。これはやっぱり危険性に着目をして国民の安全守るという立場から何らかの協議必要だと思いますが、いかがですか、外...全文を見る
○田村智子君 これ、特殊部隊のパラシュート部隊というのは夜陰に紛れて敵地に侵入する、だから夜間、低空に達するまでパラシュートを開かない、こういう訓練ですよ。これは私、二〇一五年の決算委員会でも取り上げましたけれども、特殊部隊というのは、敵地潜入、要人の誘拐、暗殺、反政府勢力の組織...全文を見る
○田村智子君 私も制裁か対話かということを言っているわけじゃないです。同時並行でやっていかなければ問題解決にならないでしょうということなんですよね。  例えば、中国は四月に安保理閣僚級会合の中で、米国と北朝鮮の軍事的対決が緊張状態強める下で、北朝鮮の核実験の一時停止と米韓の大規...全文を見る
○田村智子君 北朝鮮が今や核兵器を持つことは我が国の権利であるとまで言っているときに、私は、被爆国の、戦争被爆国の外務大臣としては、なぜ北朝鮮が核を放棄しなければならないのかということについてもやっぱり論陣張るべきだと思うんですよ。制裁はもちろんです。制裁はもちろんだけれども、な...全文を見る
05月22日第193回国会 参議院 決算委員会 第9号
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○田村智子君 私は、日本共産党を代表して、二〇一五年度予備費二件に反対の討論を行います。  第一に、自衛隊のソマリア・アデン湾の海賊対処経費、南スーダン派遣経費などが含まれていることです。  予備費支出が行われた二〇一五年の南スーダンは、停戦合意が守られず、武力衝突が継続する...全文を見る
05月31日第193回国会 参議院 本会議 第28号
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○田村智子君 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題となりました国家戦略特別区域法及び構造改革特別区域法の一部を改正する法律案について質問いたします。  まず、加計学園の獣医学部新設についてお聞きします。  総理は、岩盤規制に挑戦し半世紀ぶりの改革を行ったと一昨日の本会議で...全文を見る
06月01日第193回国会 参議院 内閣委員会 第9号
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○田村智子君 日本共産党の田村智子です。  昨日の本会議に続いて、加計学園の獣医学部新設の問題についてお聞きをいたします。  まず、前提として、私は獣医学部の新設そのものを問題にしているのではありません。国民の要求や社会的あるいは学術研究上の必要性があるならば、関係省庁が責任...全文を見る
○田村智子君 検討していないと。昨日、質問レクをやっているときには、つまりは農水省が把握できない新たな需要が決まったんだというような話もありました。そういうことだと思います、今の答弁は。  じゃ、文科省にお聞きします。  今、ライフサイエンス、先端的なとかという話もあったんで...全文を見る
○田村智子君 内閣府がそういう判断をしたのであって、文科省は判断をしていないという御答弁だった。  そうすると、ワーキンググループのヒアリングでは、文科省は様々問われて、既成の大学・学部が感染症や先端ライフサイエンス等に対応するコアカリキュラムを発展させていると、こういう説明も...全文を見る
○田村智子君 そこは理解しなくてもいいと思うんですけれども、そう言わないと内閣が激震走っちゃうんだろうなというふうに思いますが。  じゃ、改めて伺います、山本大臣。関係省庁である農水省、文科省は、十一月九日の決定につながる検討、これやっていないんですよ、結論出していないんですよ...全文を見る
○田村智子君 答えていないじゃないですか。いつどこでどの会議で検討したのかと聞いているんですよ。  中身はいいです。いつどこでを答えてください。
○田村智子君 山本大臣は全能の大臣ですか。既存大学で対応できないとかそういう問題が全部分かる大臣で、あなた一人で確認したと。とんでもないですよ。それだけでも大問題ですよ。これ、具体的には、私、ワーキンググループとかと言うかなと思ったら、それさえ言わないんですね。ワーキンググループ...全文を見る
○田村智子君 もう全然いつどこでは明らかにならないわけですよ。  もう一点確認しましょう。じゃ、十一月九日に出されたこの諮問会議の決定の中で、これは案として示してパブリックコメント求めたときには、広域的に獣医師養成大学等の存在しない地域に限りという極めて地域限定的な言葉って入っ...全文を見る
○田村智子君 これも答えていないんですよ。いつどこでって答えないんですよ、全然。  これは、直前の十月十七日に京都が提案をしてきてヒアリングをやっているんですよね、京都産業大学と京都府の合同の提案。慌てて入れたんじゃないんですか。  これを入れれば京都は対象から外れるんだとい...全文を見る
○田村智子君 全く納得ができませんので、この十一月九日に至るまでの経緯、特に九月の十六日の最後のヒアリングの後、だから、九月、十月に内閣府と文科省、農水省との間で、あるいは内閣府の国家戦略特区の担当部署での意見のやり取り、打合せ、メモ、決定に至る過程、その資料提出を求めたいと思い...全文を見る
○田村智子君 ちょっと角度を変えてお聞きします。  山本大臣、九月七日、加計学園の理事長とお会いになったことをお認めになっていますが、そのときどのような会話を交わされましたか。
○田村智子君 松野大臣は突然の訪問に驚いた様子だったという報道がありましたが、山本大臣は、今のやり取り、加計理事長の発言が不自然だったとか唐突だったとか、あれっ、おかしいなとかは思われなかったということですか。
○田村智子君 獣医学部新設の提案は愛媛県と今治市の共同の提案であって、ここに加計学園は入っていません。それはそうですよ、だって、公募するんだから、公募するんだから。おかしいと思わなかったんですか。
○田村智子君 今、重大ですよ。それ、公募の意味ないじゃないですか。公募の意味なくなっちゃうんじゃないですか。
○田村智子君 ちょっと、それじゃ、遡って聞きますが、十一月九日の諮問会議の決定を受けたその一月四日の公募、更に限定が付きます、一校に限り認めると、一校に限り。これは安倍総理と松野文科大臣の連名での告示ですけれども、一校に限りはどこで検討されて誰が判断されたんですか。
○田村智子君 そうすると、大臣は九月の時点で、まだ共同提案なんかになっていない加計学園が当然今治市とともに獣医学部新設をするんだということを知っていた、そうなるだろうという認識があった。その下で、広域的に獣医学部がない地域に限りという決定を十一月九日に下した。これによって、当時提...全文を見る
○田村智子君 加計学園以外にも公募だから応募できますよと。それじゃ、なぜ公募期間は八日間だったんですか。なぜ平成三十年四月開校という条件を付けたんですか。これはどこで判断されたのか。
○田村智子君 あのね、岩盤規制に穴を開ける学部新設という五十二年ぶりの改革なんですよ。従来が何日間だったからで、それでいいんですか。五十二年ぶりですよ。学部新設ですよ。八日間で、応募期間ですか。  今お答えになっていない、何で平成三十年四月開校が条件なんですか。
○田村智子君 もう今の答弁でもいっぱい問題点があるんですね。  もう準備は進んでいるものと思われるって、そんなばかな話ないでしょう、そんなばかな話ないでしょう。土地ももう確保されています、もう着々と平成三十年四月に開校できる準備は整っていると思われるから、平成三十年四月開校の条...全文を見る
○田村智子君 もうむなしい答弁にしか聞こえません。  木曽功さん、前川さんの参考人招致を求めて、質問を終わります。
06月05日第193回国会 参議院 決算委員会 第10号
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○田村智子君 私は、日本共産党を代表して、二〇一五年度決算の是認に反対、国有財産増減及び現在額総計算書の是認に反対、国有財産無償貸付状況総計算書の是認に賛成の討論を行います。  以下、反対の理由を述べます。  第一は、安倍政権が進める海外で戦争をする国づくりを一層進めるものと...全文を見る
06月06日第193回国会 参議院 内閣委員会 第10号
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○田村智子君 日本共産党の田村智子です。  まず、加計学園の問題からお聞きします。  今、昼休みの時間、今日の十二時で、朝日新聞のデジタル版で新しい記事が出ました。文部科学省が内閣府から官邸の最高レベルが言っているなどと言われたと記録された文書について、文科省の現役職員が朝日...全文を見る
○田村智子君 これもう現役職員が証言したということですからね、また新たな段階に入ったと思うんですよ。これ是非、徹底した調査と資料の提出を求めたいというように思います。  前回、私、獣医学部新設の制度改正、この決定過程、これについて質問をいたしました。日本再興戦略二〇一五で閣議決...全文を見る
○田村智子君 計六回はほとんどヒアリングなんですよ。最後の十一月九日で決定なんですけれども、これ省庁から聞いて、質問しては聞き、質問しては聞きだと思うんですけれども、具体的に四要件の中身について、いつの諮問会議で検討されているんですか。
○田村智子君 途端に答弁がめためたになっていくんですけれども。十一月九日の諮問会議しかあり得ないんですよ、ほかヒアリングですから。  じゃ、十一月九日の諮問会議、議事要旨見ますと、会議の時間は十七時十五分から十七時五十三分の三十八分間、しかも農業改革、民泊なども議題になっていて...全文を見る
○田村智子君 聞いていることに本当に答えていないんですよ。  諮問会議が審議したと安倍総理が答弁したんですよ。だから、諮問会議のどこで議論したのかって聞いているんですよ。今の八田議員のこの発言が民間議員の発言、その立場を代表するものだったら、この発言のどこが閣議決定の四要件に照...全文を見る
○田村智子君 もうむちゃくちゃな答弁している。安倍総理が審議したと言っているんですよ。決定したと言っていないですよ。総理の答弁がおかしいということじゃないですか。これは駄目ですよね、本当に。びっくりするような答弁ばかりが出てくるんですけれども。  八田議員が言った豚、マウスじゃ...全文を見る
○田村智子君 答えていない。京都は対象にならないという認識があったのか、なかったのか。
○田村智子君 京都が入らないという認識があったということですよね。そうすると、今治市があったんだと、今治市になるぞという認識の下でこういう決定がなされたとしか考えられないわけですよ。その上、公募のときには平成三十年四月開学という条件まで付けるというわけですからね。しかも、それ何で...全文を見る
○田村智子君 これ、どうやって知ったんですか。それは、加計さんが山本大臣にお会いして、私は総理の友達です、ところで獣医学部新設を提案しているのでよろしくねという話をされたということなんですか。
○田村智子君 そうすると、内閣府の中で、加計さんというのは総理の友人であったと。この方があしたお会いになりますのでというふうに山本大臣にサジェスチョンがあったということなんですね。そうでしょう。
○田村智子君 もう加計は、前回も指摘しましたけれども、この時点で提案者じゃないんですよ。提案者じゃないのに、総理の友人だということは内閣府も共有をしていて、それで、私は獣医学部提案しているのでよろしくというあってはならない会話を大臣と交わしているんですよ。獣医学部新設提案している...全文を見る
○田村智子君 もういいです、今日はちょっと法案にも関わって質問したいので。  とにかく、とにかくもう分かんないわけですよ、本当に皆さんの中の議論というのが。総理が審議したっていう諮問会議が、さっき言ったような議事要旨ですからね。こんな場で審議したなんて認めるわけにいかない。前回...全文を見る
○田村智子君 これ、どんな提案があって、それに対して省庁がどういう問題提起をして、それがどうやって議論の中でクリアされたのか、それ一切私たちには知らせずに法案審議しろと求めているんですか。これとんでもないですよ。  これ、文字起こしはあるはずだと思うんですよ。大体今どき文字起こ...全文を見る
○田村智子君 もう人手が足りないと言いながら、何ですか、安倍昭恵さんには五人も職員付けて、稲刈りとか選挙の応援とか、そんなところまで職員付けて、それで法案審議のために必要な資料は出せません、ばかな話ないですよ。内閣府、何の仕事しているのかって本当に問われると思いますね。  それ...全文を見る
○田村智子君 関係者の了解を急いで取ってどこかに御報告するためにまとめたんじゃないのかということなんですよ。これ、獣医学部新設が特別扱いだったということがここからも見て取れるんですね。本当に重大です。  とやっていると法案に入れないので次に進みますが、ワーキンググループの厚労省...全文を見る
○田村智子君 これ非常に大切なんですね。待機児童はやっぱり一歳前後が一番多いと。それから、保育の質というのは子供の命や成長に直結する問題ですからね。  これ、ワーキンググループは八月で終わりなんです。諮問会議の決定は十二月十二日の一回だけ。そこでなぜか塩崎厚労大臣と加藤少子化担...全文を見る
○田村智子君 それをブラックボックスと言うんですよ。  今日ちょっと配付した資料を御覧いただきたいんですけど、これ東京大学大学院の発達保育実践政策学センターが全国保育・幼児教育施設大規模調査というのを行ったんです。昨年、その結果報告をまとめていて、その一部を配付いたしました。 ...全文を見る
○田村智子君 これ、東京二十三区の小規模保育だってその最低基準はクリアしている施設なんですよ。これ、自治体が把握して、アンケート配っていますからね。クリアしていても、これだけ環境が良くないということなんですよ。大臣は岩盤規制、岩盤規制って言いますけれども、守らなきゃいけない規制だ...全文を見る
○田村智子君 いや、厚生労働省はそのことの危惧を一生懸命提起していたんですよ、ワーキンググループの配付資料を見れば。それをできないという結論は駄目だと、できないという結論は駄目だと押し返してきたのが内閣府じゃないのかということが疑われているんです。そのブラックボックスを開いてもら...全文を見る
○田村智子君 そういう資料もなく、法案の審議、本当はもう続けることもできないと言いたいところなんですけれども、これもう、終わらせることは決してできないと、引き続き追及を行っていくということを申し上げて、質問を終わります。
06月08日第193回国会 参議院 内閣委員会 第11号
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○田村智子君 日本共産党の田村智子です。  昨日の赤旗新聞が報道いたしました今治市議の出張報告を資料でお配りいたしました。  これ、我が党議員が提出を求めて市議会事務局から提供を受けたものですが、この訪問者のところを黒く塗っていますのは、我が党の市議が訪問したわけではありませ...全文を見る
○田村智子君 これ、一緒に写真も添付された報告書になっているんですね。お話あったとおり、三名の方が対応されていますので、当然メモを取っている方がいらっしゃるはずだというふうに思います。ですので、これもまた、どういうやり取りがあったのか、内閣府の資料としての提出を求めたいと思います...全文を見る
○田村智子君 これは当然、公費を使った出張だからこういう報告が出ているわけで、記憶にないということでしたけれども、事実認定ができる資料だというふうに思います。  しかも、私、この対応が間違っているとも思いません。特区での規制緩和、これ失敗させるわけにはいかないわけですから、当然...全文を見る
○田村智子君 今治市へのヒアリングでは、これ、聞いて当然だと思うんですけれども、全然議題にならなかったということですね。
○田村智子君 二十八年、二〇一六年の九月二十一日に今治市の分科会開かれているんですけれども、このときにも一切こういう財政の問題などは議題にもなっていないんですね。  これ、どうやってクリアしたのかなという疑問が残るのと、当初、藤原さん、確かに慎重意見、だから、これから特区認定さ...全文を見る
○田村智子君 なぜ急に動き出したのかと。ここで、これまでずっと求めている様々な省内でのやり取りのメモなどですね、是非改めてまた資料の提出を求めておきたいと思います。  もう一点、私、疑問があるんです。十一月九日、諮問会議で、いよいよ広域的に獣医師養成系大学等の存在しない地域に限...全文を見る
○田村智子君 そうすると、一月四日、内閣府地方創生推進事務局は、いわゆる獣医学部新設事業者の公募を行うんですけれども、タイトルは、広島県・今治市国家戦略特別会議の構成員の公募についてと。これ、広島県・今治市でなければ公募ができない。これはどういうことですか。
○田村智子君 安倍総理はこの前の決算委員会のときに、私たちが決めたのは加計学園を決めたんじゃないんだと、獣医学部の新設ができるということを、五十二年ぶりの岩盤規制にドリルを開けて決めたんだと言っているんですよ。ところが、公募は広島県・今治市じゃないですか。これ、十一月九日の決定は...全文を見る
○田村智子君 それじゃ、もう安倍総理の答弁、違いますよ。安倍総理は、獣医学部の新設を五十二年ぶりに決めたと、すばらしい規制改革をやったんだ。違いますよ。こんなの最初から今治市ありきの決定を十一月九日に安倍総理議長の下で下したと、そういうことになるじゃありませんか。それ以外ないです...全文を見る
○田村智子君 納得いきません。だって、大臣は十一月九日は今治市ありきじゃないと言っているわけですから。それじゃ、一月四日、なぜ広島・今治の特区だけの公募にしたのかと。その検討過程が分かるものを示してくださいよ。示さなかったら分からないですよ。示してくださいよ。
○田村智子君 十一月九日以降のことを聞いているのに、それ以前のことをだらだらだらだら説明してどうするんですか。人の質問妨害するんじゃありませんよ。こんな答弁しかできないんですよ。こんなの今治市ありきだったと言わざるを得ないじゃありませんか。本当に認められません。  これも改めて...全文を見る
○田村智子君 これはもうほとんど法案に対する質問ができないんですけれども、ちょっとやっておきたいので、一問、二問だけ聞いておきます。  農業支援外国人受入れ事業についてお聞きいたします。  特定機関が派遣労働者として外国人を受け入れ、農業経営体等に派遣をするというスキームです...全文を見る
○田村智子君 そうすると、派遣労働というのは今でも国内でたくさんの違法行為が見られます。で、適正受入れ管理協議会が特定機関、いわゆる派遣元について適合性の認定するだけでなく年一回の監査を行うというふうな説明を受けています。これは、関係法令がいっぱいあるわけですよ。派遣労働法違反、...全文を見る
○田村智子君 それ、駄目ですよ。専門的な視点で監査しなかったら違法行為を見逃す危険性がありますからね。そんな甘いことやっていたら駄目ですよ。  もう一つ聞きたいんです。派遣労働の場合には、派遣元の違反行為よりも派遣先の違反行為の方が、これ、たくさん起こり得るわけですね。例えば農...全文を見る
○田村智子君 これもまた甘いんですよね。これ、非常に不安ですよ。派遣労働というのは、国内だって、派遣で働いている労働者、自分がどこに雇用されているのか分からないで働いているケースがいっぱいあるわけですよ。誰が自分に対して違反行為しているのかが分からないような、こういう実態が蔓延し...全文を見る
06月13日第193回国会 参議院 内閣委員会 第12号
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○田村智子君 日本共産党の田村智子です。  加計学園の獣医学部新設についてお聞きをいたします。  前回、八日の内閣委員会で、事業者公募の条件として平成三十年四月開設がいつどこで決定したのかという質問をいたしました。山本大臣はパブリックコメントでも既に出しておりますと言われまし...全文を見る
○田村智子君 これ、事前の協議はないと。  五月十日、衆議院地方創生特で、民進党宮崎議員の質問に佐々木局長は、今治市あるいは加計学園の方でできるだけ早く設置したいという意向で、スケジュールからいっても最も早い時期が三十年の四月だということで恐らく判断されて、それをパブリックコメ...全文を見る
○田村智子君 それ、局長答弁と違うじゃないですか。
○田村智子君 苦しい答弁ですよ、それは。  前回、民進党の櫻井議員が、昨年八月三日、内閣府から今治市へのメールに、「スケジュールの共有を図り、当事務局からも、そのスケジュールに合わせ、進捗を確認できる体制をつくるべく、北九州市の別添データを参考に、広島県・今治市のスケジュール表...全文を見る
○田村智子君 いやいや、「H30・4月開学予定」と書いてあるじゃないですか。予定にしていることを知っていた、承知していたということでしょう。さっきの答弁と違うでしょう。これ開示請求で出ている資料ですよ。内閣府にあったんですよ。
○田村智子君 だから、最も早い時期は平成三十年四月という情報を共有していたということじゃないですか。大臣の答弁、間違っているというか、ごまかしで、虚偽の答弁しているということになりますよ。  資料の二枚目を見てください。これ、昨年十月二十五日、これまでも指摘されていますね、今治...全文を見る
○田村智子君 じゃ、そのシミュレーションとして最も早い時期が平成三十年四月だということを知っていた、よろしいですね、それで。
○田村智子君 情報開示請求で出てきているんですよ、内閣府に提供した今治市の、場合であったとしてもシミュレーションであったとしても、平成三十年四月開学って。だから、シミュレーションであったって、最も早いのが平成三十年四月だと内閣府が共有していないなんという、こんなことあり得ないじゃ...全文を見る
○田村智子君 もう全然むちゃくちゃな答弁ですよ。むちゃくちゃですよ。これ知っているから、五月十日のときには局長は、それを資料にして平成三十年四月と、これが正直な答弁じゃありませんか。  じゃ、次に聞きますよ。  先ほど櫻井議員の質問のところで、今治市とこれ何度も会っていると、...全文を見る
○田村智子君 それを渡すぐらいですから、事前に協議していないなんということはあり得ないじゃないですか。何の答弁ですか、これまでの議論は。これ、ゼロからやり直さなきゃ駄目ですよ、答弁。  もう一点確認します。  前回、私は、獣医学部新設の事業者公募が広島県・今治市特区でしか行わ...全文を見る
○田村智子君 前回と同じ答弁ですので、それはもう内閣府が作った答弁書そのものだということで、言い間違いじゃないということなんですよ。  じゃ、もうちょっと具体的にお聞きしましょう。  私が聞いているのは、事業者が明らかじゃないのに何で分かるのかという問題です。とりわけ、冒頭に...全文を見る
○田村智子君 今の答弁だと、構造改革特区の提案があるから分かったんだと言われますが、構造改革特区の提案見てみますと、加計学園は、二〇〇七年から二〇〇九年までは五回共同提案していますけれども、それ以降十一回の提案では、加計学園は消えています。しかも、最後の二〇一一年十二月以降、第二...全文を見る
○田村智子君 いつの資料にどう書いてあるんですか。事業者が決まっていないんですよ。今治市が確保できるわけがないじゃないですか。
○田村智子君 それは答えになっていないですよ。こういうふうに確保したいという提案書かもしれないですよ。だけど、市が確保することはあり得ないでしょう。あり得ないでしょう、市が確保することは。  どうして専任教員が確保できると判断されたのか。
○田村智子君 あなたが判断したと言っているでしょう。山本大臣が判断したんですよ、京都と比べて。京都は十一人と書いてあります。獣医師十一人確保していると。それから、ほかのいろんな学部もあるし、獣医学部に相当近い学部もつくってきていると。事業者がはっきりしているから、当然どういう教員...全文を見る
○田村智子君 ちょっと、委員長、これ、ちゃんと調べていただきたいんです。  それじゃ、構造改革の提案、調べてくださいよ。一旦ちょっと議事止めていただかないと。お答えになっていないですもの。分かりますよね。事業者でなければ、こんなことはできないんですよ。加計学園から聞いたなら聞い...全文を見る
○田村智子君 本当にむちゃくちゃな答弁なんですけど。じゃ、今治市が確保していると説明されたんだとしたら、一体どこで説明したんですか。私が見ているヒアリングでは、ないですよ、確保しているという説明は。  しかも、確保しているという説明が、じゃ何回もやられた協議の中で出てきたとしま...全文を見る
○田村智子君 じゃ、その説明は、今治市がもう確保したということでよろしいんですか。
○田村智子君 あり得ないですよね。あり得ないでしょう。公立大学つくる計画だったんですか。今治市が確保しているってあり得ないでしょう。
○田村智子君 そんなのでどうして実現性があると分かるんですか。おかしいでしょう。今治市が私立大学の教員を確保しているんですか、それじゃ。そういう説明があったということですか。  担当者、どうなの、そういう説明があったの。今治市がこれこれこういう人を確保していますと、そういう説明...全文を見る
○田村智子君 そうしたら、具体的な、早期実現性なんですから、その候補がどこでどういう人確保するのかということを聞いていたということで、藤原さん、よろしいんですね。
○田村智子君 これ、もう破綻しています。こんなので実現性なんと言ったら、ばかにされますよ。一方は、京都産業大学が事業者として分かっている、どういう教員を確保できるかも分かっている、にもかかわらず、早期実現性は今治市がある、どういう判断しているんだということになりますよ。とんでもな...全文を見る
○田村智子君 もう、本当に、今治市は確保できないんです、何度も言いますけれども、当たり前のことですけれども。そんなので早期の実現性なんということを判断したなんて、あり得ない答弁だと、虚偽の答弁しているというふうに言わざるを得ません。  山本大臣、私、もう一点お聞きしたいんです。...全文を見る
○田村智子君 前に聞いたときには、友人だから知っていたんじゃないですかと聞いたとき、うなずいていらしたから友人かと思ったんですけど、じゃ、その報道が間違っていると。分かりました。じゃ、それはそこでいいとします。  しかし、私、これ安倍総理の本当に進退に関わる疑惑なんですけれども...全文を見る
○田村智子君 これ、もう今治市から出てきている資料で、皆さんの答弁に数々の虚偽があるということがもはや明らかになりました。  ここで質疑を終わらせるわけには絶対にいきませんし、今日せっかく来ていただいたのに農業支援のところの質問に入ることができなかったので、次回、この法案につい...全文を見る
○田村智子君 終わります。
06月14日第193回国会 参議院 本会議 第32号
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○田村智子君 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題となりました国務大臣山本幸三君問責決議案に賛成の討論を行います。  第一に、加計学園の獣医学部新設をめぐり、官邸と内閣府の圧力によって行政がゆがめられたのではという、安倍総理の進退に関わる疑惑の究明に、国家戦略特区を担当する...全文を見る
06月16日第193回国会 参議院 内閣委員会 第13号
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○田村智子君 日本共産党の田村智子です。  私も、昨日の文部科学省からの文書はあったというこの記者会見を見て驚きました。これまでの私たちの質問に対する答弁は何だったのかと、これまでの答弁に数々の虚偽があったと、これもう言わなきゃいけないような事態になっています。そして、内閣府も...全文を見る
○田村智子君 何の反省もないんですよね、結局、その答弁では。  今日、私も、今、櫻井議員が使った、文科省にあったと、藤原内閣府審議官との打合せ概要、昨年の九月二十六日、これ、私も配付資料として配りました。これに沿ってお聞きをしたいんですが、その前提で、この文書がなかったというふ...全文を見る
○田村智子君 じゃ、ヒアリングやっていないということですか。藤原審議官や佐藤参事官にこういう中身での話合いをしたのかという確認していないということなんですか。
○田村智子君 いや、一つ一つここまで具体的なんですよ。具体的だから、一つ一つ確認していかなきゃおかしいと思うんですね。やっていないということでよろしいですね。やっていないんでしょう。答えられる方、答えてください。
○田村智子君 そのような話というのは、全部否定ということですか。この協議自体がなかったということなんですか。
○田村智子君 これ、中身がよく分からないんで、藤原審議官に私もう直接お聞きします。ちゃんとしたヒアリングやっていないとしか言いようがないですね。  今もお話のあった、まず平成三十年四月開学という言葉を、じゃ使ったんですか、九月二十六日。平成三十年四月開学、スケジュールを作成し、...全文を見る
○田村智子君 いやいや、ちょっと、逆算して最短のスケジュールは言ったという意味ですか。もう一度。逆算して最短のスケジュール。
○田村智子君 待って、待って、ちょっと待って、済みません。じゃ、開学の時期、スケジュールについて、平成三十年四月開学と、こういうことを言ったのかどうかって聞いているんですよ。
○田村智子君 いや、口にしたんでしょう、平成三十年四月って。口にしなかったらメモにならないでしょう。
○田村智子君 もう記憶にないんだったら、文科省の方が記録しているからこれが真実だというふうに考えるしかないじゃないですか。あなたは何をお話ししたか記憶にないと言うんだから。そうでしょう。そうですよね。
○田村智子君 じゃ、最短のスケジュールは平成三十年四月だとあなたは口にしたということを今お認めになったと、そういうことだというふうに考えます。  そのときに、確かに、総理の御意向というふうに言ったか、まあ総理のと、官邸の最高レベルですね、ここは。こういう言葉じゃなかったかもしれ...全文を見る
○田村智子君 もう、ただ、言っていたということですよね、こういう三十年四月開学ということも口にし、そして規制緩和というのは、総論かもしれないけれども、これは常々総理の意思だということもわざわざ文部科学省との打合せの中でこれは述べていたというふうに、今もう認めたというふうに私は思い...全文を見る
○田村智子君 文科省から、今治市構想についてこれこれの資料が届いているという御質問はあったということでよろしいんですね。
○田村智子君 藤原審議官、知っていましたか、今治市構想について、獣医師会からこういう意見が文科省、農水省に届いている、それは知っていましたか。
○田村智子君 こんな大切な問題を進めるのに、そこで情報共有ないということですか、文科省との。獣医師会からこういう意見届いていると、情報共有なかったんですか。
○田村智子君 じゃ、このヒアリングの中で、そのまず平成三十年四月開学というのは言葉としてあっただろうと。今治市ということは言葉としてあったんですか、ヒアリングの中で、文科省とのこのやり取りの中で。
○田村智子君 今治市の名前も挙がったと。  で、そのもう一つ飛ばしたところに、これも文科省からの問い、他の新設提案者はどうするのかとの問いに対して、成田市の際には三省方針に一校と記載をしたと。こういうやり取りはありましたか。
○田村智子君 他の提案者との関係はどうするのかと、他の新設提案についてはどうするのかと、こういう問いはあったんですか。
○田村智子君 この時点でもう他の提案者というのは京都しかないわけですよ。それじゃ、京都というのが出てくるのをどうするのと、成田の場合は一校に限りと書いたから、今治に落ちるようにできるよというやり取りにしか取れないんですよ、これは。  山本大臣、これ、ちゃんとしたヒアリングやって...全文を見る
○田村智子君 これ、答弁になっていないんですよね。  私は、もちろん官邸の最高レベルが言っていることということを言ったかどうかというのは重大な問題だと思いますよ。だけど、私がこれまでずっと質問してきたということは、内閣府自身が今治市ありきで様々な協議を今治市と行い、そして文科省...全文を見る
○田村智子君 今の答弁が覆る資料が文部科学省からこれだけ出ているんですよ。そんな言い逃れが通用するはずがありません。  徹底的な審議を引き続き求めて、質問を終わります。
○田村智子君 私は、日本共産党を代表して、国家戦略特別区域法及び構造改革特別区域法の改正法案に対し、反対の討論を行います。  まず、法案の採決について意見を述べます。  国家戦略特区の制度改正として決定した獣医学部新設が首相官邸と内閣府によって初めから今治市ありきで進められた...全文を見る
06月16日第193回国会 参議院 本会議 第34号
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○田村智子君 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題となりました国家戦略特別区域法及び構造改革特別区域法の一部を改正する法律案に対し、反対の討論を行います。  加計学園の獣医学部新設をめぐり、内閣府が総理の御意向、官邸の最高レベルが言っていると、今治市への獣医学部新設を最短ス...全文を見る
07月10日第193回国会 参議院 文教科学委員会、内閣委員会連合審査会 閉会後第1号
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○田村智子君 日本共産党の田村智子です。  九州北部での豪雨災害に心からお見舞いを申し上げます。  政府の迅速な対応と被災された方々への思い切った支援を求めて、質問に入ります。  まず、前川参考人にお聞きいたします。  文科省で確認された複数の文書に、平成三十年四月開学と...全文を見る
○田村智子君 松野大臣にも確認したいんです。  文科省で確認された大臣御指示事項という文書には、平成三十年四月では必要な準備が整わないのではないか、平成三十一年四月開学を目指した対応とすべきではないかと、松野大臣の発言と思われる記載があります。この文書について、先ほどの答弁でも...全文を見る
○田村智子君 それは、あらかじめ設置時期が何らかの形で提示されたから出てくる疑問だと思うんですけれども、違いますか。
○田村智子君 失笑が起きているように、かなり苦しい御答弁なんですけど、内閣不一致を生まないための御答弁なのかなというふうに思います。  もう一点、先ほど今治市ということもあったのですけれども、資料配付したものをパネルにもしました。(資料提示)  これは、獣医学部新設を決定する...全文を見る
○田村智子君 山本大臣、前川参考人の答弁とあなたの答弁は食い違っているんですよ。私、内閣委員会で何度もお聞きしましたが、平成三十年四月というスケジュールを示したことはない、今治市ありきではない、こういう答弁だけでした。食い違っているじゃありませんか。
○田村智子君 今治市はどうですか。今治市ありきだったんですか。
○田村智子君 まあ今までの答弁のとおりだということだと思うので、もういいです。  ただ、文科省の文書には平成三十年四月は出てくるけれども、ほかの期日なんか出てこないんですよ。選択肢の一つとして示したというふうな答弁もありましたけれども、それ、何にも出てこないんですよ。出てくるス...全文を見る
○田村智子君 内閣府から文科省に返されたメールにはそんなこと書いていないですよ。今治市の構想が適切であることを示す必要があるという意見に対して、それは文科省と農水省で協議してくれって返しているだけなんですよ。今治市ありきじゃないよと言うんだったら、そういうメール返さなきゃおかしい...全文を見る
○田村智子君 それは内閣府としてやる気がないということですよね。  山本大臣にもお聞きしたいんですよ。農水省は、私、これももう六月の時点で何度も質問しているんですけれども、新たな需要があるという判断は一度としてやっていないんですよ。十一月九日の国家戦略諮問会議でのあの決定が出る...全文を見る
○田村智子君 閣議決定の四条件を理解していないですよ。それをクリアするために厚労省も呼んで協議が必要だと言ったじゃないですか。それをやらなかったのがあなたなんですよ。結局、閣議決定に基づく検討をやっていたら、文科省の言うように、平成三十年四月開学に間に合わないということなんですよ...全文を見る
○田村智子君 山本大臣、平成三十年四月は国家戦略特区でも一切議論になっていません。私の質問に内閣委員会であなたは私が判断したと繰り返し答弁されました。何で平成三十年四月でなければ駄目だったんですか。
○田村智子君 もう昨年八月から九月にかけて、木曽功氏、加計学園の理事が前川氏によろしくと言って、また、理事長の加計孝太郎氏が山本農水大臣、松野文科大臣、山本担当大臣に相次いで面会をして、そして官邸の最高レベルが言っていることだといって平成三十年四月というスケジュールは作られていっ...全文を見る
12月04日第195回国会 参議院 本会議 第6号
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○田村智子君 日本共産党を代表して、ただいま議題となりました二〇一六年度決算について質問いたします。  まず、森友学園への国有地売却問題です。  会計検査院報告は、八億二千万円もの値引きが過大であったこと、また行政文書が管理されていないため、会計経理の妥当性の検証ができないこ...全文を見る
12月05日第195回国会 参議院 内閣委員会 第2号
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○田村智子君 日本共産党の田村智子です。  約半年、待ちに待った委員会質疑となりました。加計学園獣医学部新設の問題について質問いたします。  二〇一五年六月五日、今治市のヒアリングを行った国家戦略特区ワーキンググループに加計学園から三人が出席し、発言もしていた。しかし、公表さ...全文を見る
○田村智子君 それでは、なぜ通常国会でそういう御答弁をされなかったんでしょうか。  通常国会、六月十三日の私の質問議事録の抜粋、資料配付をいたしました。これ、どういう質問かといいますと、獣医学部新設するための事業者公募は、今年一月、今治市特区でしか行われなかった。その理由を山本...全文を見る
○田村智子君 詭弁ですよね、というか答弁になっていないですよね。  内閣府に、熟度が高いと判断した基になった資料は何ですかと、私はこの質問の後にも説明を求めて、国家戦略特区への提案としては、六月五日のワーキンググループの資料だというふうに特定をされました。まさに、加計学園が出席...全文を見る
○田村智子君 あのね、今の国会では皆さん補助員で出席していると答弁しているじゃないですか。何で通常国会ではそのことが答弁されないのかと聞いているんですよ。事業者から聞いたんじゃないのかと私は聞いているんですよ、予定事業者から。聞いていたんでしょう。聞いていてやましいところがないん...全文を見る
○田村智子君 じゃ、六月五日の日にワーキンググループで加計学園来て説明したということを皆さん認めているんですから、何の説明したんですか。
○田村智子君 それ分からないんだったら、教員確保について説明していないなんてこと言えないじゃないですか。教員確保について説明していないんですか。
○田村智子君 もう論理破綻なんですよ。今治市は確保できないんですよ。だから、事業者から聞いたんでしょうと聞いているのに答えない。  でも、これだけじゃないですよ。ワーキンググループで加計学園から説明聞いただけじゃありませんよね。十一月二十七日、衆議院予算委員会、自民党の菅原議員...全文を見る
○田村智子君 確認しますが、獣医学部の新設について岡山理科大から、つまり加計学園から直接説明を聞いたということでよろしいんですね。
○田村智子君 それで六月五日に補助説明員で出てくるなんて矛盾していますよ。今治市の提案の補助説明員で加計学園岡山理科大が来ているわけでしょう。それでその岡山理科大に行ったというわけでしょう、藤原審議官が。だったら、この国家戦略特区の獣医学部の新設の提案について直接岡山理科大に行っ...全文を見る
○田村智子君 じゃ、何で加計学園が補助員として、説明補助員としてワーキンググループに来るんですか。今治市の提案の説明を補助するために来ているんでしょう。事業者じゃなきゃ答えられないことを答えるために来ているんじゃないんですか。
○田村智子君 これ、大臣にもお聞きしたいんです。  繰り返しになりますが、私、六月十三日の質問の中で、加計学園から直接話を聞いたんだったら、ちゃんとそれを言えばいいじゃないですかと言ったんですよ、やましいところがないんだったら。この国会で、加計学園が認可受けちゃった後だったら、...全文を見る
○田村智子君 もう答弁になってないです。  これは、私、是非、岡山理科大学訪問の記録、実際に何の説明聞いたのか、じゃ、教員のことについて何も聞いてないのか。ワーキンググループでの加計学園の発言の記録、ないなんというのは駄目ですよ。藤原審議官に記憶全部起こしてもらって、これ詳細な...全文を見る
○田村智子君 これ、表の舞台では私はもう加計隠しが行われたと、こう言わざるを得ないと思います。  その一方で、加計学園は裏で動き回りました。二〇一五年四月二日は、なぜか首相官邸を今治市と一緒に訪問している。二〇一六年八月下旬には、内閣府参与であった加計学園の理事木曽功氏が当時文...全文を見る
○田村智子君 で、私の前の質問で山本大臣は、このときには、安倍総理の友人であるということをちゃんと事務方からレクを受けているんですよね。それで、加計孝太郎さんは何と言ったんですかと。獣医学部を申請しているのでよろしくねと言われたということも私の質問の中で、通常国会の中で認めており...全文を見る
○田村智子君 今日残りの時間で、ちょっと大切な問題なので、財政審の建議のことで、保育所の運営に直結する公定価格の問題に絞って取り上げたいと思います。  平成三十年度予算の編成等に関する建議、十一月二十九日に出されました。この中で、保育事業の収支状況について、保育所などの経営実態...全文を見る
○田村智子君 これ、もう引上げなんという方向は出てくるはずないんですから、これ引下げの検討を始めるということなんですよね。  これ、保育所と中小企業では会計基準の違いもあって、こんな単純比較できないはずです。例えば、保育所の大部分を占めるのは社会福祉法人ですが、施設整備補助金を...全文を見る
○田村智子君 これ、財政審のこのお配りした資料というのは一昨年度の経営実態調査で、昨年度は、保育所、幼稚園、認定こども園とも収支差率というのは下がっているんですよ。これは、やっぱり保育士不足がこれだけ問題になっているので、各施設で恐らく公定価格の引上げ以上に保育士の処遇改善が行わ...全文を見る
○田村智子君 与党席からもそうだというお声をいただきましたので、これはしっかり監視して、絶対に引下げの検討をさせないということで頑張りたいと思います。  ありがとうございました。
12月07日第195回国会 参議院 内閣委員会 第3号
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○田村智子君 日本共産党の田村智子です。  公務職場の人手不足というのは大変深刻で、職場の中からは、給与引上げの要求は当然だけれども、人を増やしてほしいという声は、もう悲鳴にも近いという声が深刻に私どものところにも寄せられています。  公務員人事管理に関する報告では、長時間労...全文を見る
○田村智子君 今日、そのハンドブックの抜粋を資料でもお配りいたしました。  これは、私たちも、こういう無期転換のルールについてのハンドブックというのは何度か厚生労働省出していて、最初の頃は補助的業務の方は選抜して無期転換が許されるかのような記述にもなっていて、これ何度も私も、事...全文を見る
○田村智子君 これは、職業紹介の仕事が来年度がたっと減るとかって、まずあり得ないわけですよ。そんな十年、二十年先にどうなるかという話しているんじゃないんですよね。  現状の状況をお聞きしますと、窓口業務など求職者とかあるいは事業者と直接接する業務は期間業務職員が担い、管理的業務...全文を見る
○田村智子君 それが余りに形式的で見直しが必要じゃないかということを私は延々質問してきているんですね、これまでも。  経験のない人とこれまでその業務に就いていた人、これ比べれば、経験ある人の方が公募に掛けられても合格するというケースが多いでしょうから、これ、平等性ということをよ...全文を見る
○田村智子君 これね、廃止されたからよかったんですけど、お聞きしたら、二〇一二年四月にクーリング設けた。これ改正労働法が出てくるぞと、審議される、成立するぞというのを見越してクーリング六か月というのを置いたに等しいんですよ。本当にこれ重大なことだと思います。  今回の集計には入...全文を見る
○田村智子君 是非そのことを各独立行政法人に徹底してほしいですよ。運営費交付金の毎年の削減、これが独法の非正規職員を増やす要因になっていることは明らかで、これは、不本意非正規をなくすという、安倍政権がこれを本当に貫くならば、この方針自体を見直すべきだと思います。  その上で、中...全文を見る
○田村智子君 これ、お配りした資料を見ていただきますと、例えば理化学研究所は非常勤職員が四千二百九人もいて、そのうち五年上限で、つまりどんなに契約更新しても五年で切られちゃうという方が丸々四千二百九人なんですよ。無期転換できないんですよ、誰も、このままだったら。無期転換権が発生し...全文を見る
○田村智子君 私は、日本共産党を代表して、一般職給与法改正法案に賛成、特別職給与法改正法案及び退職手当法改正法案に反対の討論を行います。  国家公務員退職手当の法改定は、支給水準を平均で七十八万円引き下げるものであり、二〇一二年に約四百万円引き下げたことに続く引下げです。  ...全文を見る
12月07日第195回国会 参議院 文教科学委員会、内閣委員会連合審査会 第1号
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○田村智子君 日本共産党の田村智子です。  二〇一五年六月五日、国家戦略特区ワーキンググループに加計学園から三人が出席し発言していたのに、議事要旨には一切その存在が隠されてしまった。また、このワーキンググループの二か月後、二〇一五年八月六日には、内閣府藤原豊審議官が加計学園岡山...全文を見る
○田村智子君 事務的に誰が誰に聞いたんですか。
○田村智子君 これ、今治市が平成二十年当時に確保しているなんて、あるわけがないじゃありませんか。できるかどうかも分からない獣医学部の教員を海外製薬企業などから何で確保できるんですか。事業者でなければ招聘の打診だってできるはずないんですよ。  消された議事録の内容がいよいよ問われ...全文を見る
○田村智子君 これもう加計隠しとしか言いようがないんですね。  加戸元愛媛県知事は国会で、愛媛県や今治市にとっては加計ありきは当たり前だったと発言をされましたが、今治市はワーキンググループの議事要旨の非公開まで主張して加計学園を隠し通したんですよ。その結果、加計学園の獣医学部構...全文を見る
○田村智子君 私は調査について聞いたんですけど、今の御答弁だと京都の提案の中にあった調査、意見はほかにもあると分かりましたけど、調査はそうなんですよ。京都の提案の中で製薬企業など四十五社に対する意向調査、こういうふうに出されているんですね。  もう一点お聞きします。獣医学部新設...全文を見る
○田村智子君 そうなんですよ。二〇一五年十月十七日の京都の発言のとおりのことを八田さんはこの場で発言したということなんですよ。  ということは、四条件に関わるこの新たなニーズなどは、京都は調査を行った、事業者を隠すこともないので、新しい獣医学部の構想も具体的に示した。一方で、今...全文を見る
○田村智子君 やっていないということなんですよ。十一月九日に一般的に困難だという判断をやって、それ以後やっていないんですよ。既存大学への問合せもやっていないですよね。一月十二日の分科会、一月二十日、広島県・今治市特区区域会議、また諮問会議、いずれも既存学部での対応可能かという検証...全文を見る
○田村智子君 そんなのは今治市の提案からは、とてもじゃないけど検証なんかできっこないですよ。加計学園はずっと隠されてきたから、どんな構想かなんて示す必要がなかったんですよ。だから何の検証もないままに今日まで来た。これ、何度でも私、繰り返し指摘しておきたい。  加計学園の応募によ...全文を見る
○田村智子君 これも、どこでも検討されていないということなんですよ。  そもそも、獣医学部の規制というのは、既存大学も定員増が認められない定員規制なんですよ。その規制緩和を求めながら今治市の提案に定員の記載がない。これは実に不可解なんです。  昨年十一月九日の国家戦略特区諮問...全文を見る
○田村智子君 定員規制の規制緩和でその定員をどうするかを全く示さなかった。それで、挙げ句の果て出てきたのは百六十人定員じゃないですか。何なんですか、これは。  この百六十人定員、大学審議会で厳しい是正意見示されましたよ。実習について、学生や教員の配置計画、動物の種類、飼育頭数、...全文を見る
○田村智子君 これ、なぜ百六十名が不問に付されたのか、新たな疑問も湧いてきました。定員規制があって、定員割れはまず起こらないのが獣医学部なんですよ。この獣医学部を新設して、詰め込みのカリキュラムでほかの獣医学部の約二倍の学生を受け入れる、これは経営上の利点は大きいですよ。そういう...全文を見る