庄司中

しょうじあたる



当選回数回

庄司中の1994年の発言一覧

開催日 会議名 発言
05月30日第129回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○庄司中君 私は、労働省の決算関係について質問したいというふうに思います。  既に平成三年度決算につきましては会計検査院から報告が出ておりますけれども、この報告によりますと、不当事項として五件挙げられております。  一つは労働保険の徴収の問題、それからあと三件が雇用保険の支給...全文を見る
○庄司中君 この五件の不当事項のうち、私が特に関心を持ちますのは地域雇用特別奨励金の問題でございます。地域雇用開発助成金の問題は、今度の雇用支援トータルプログラムの中にも一つの目玉として入っておりますように、かなり有効で重要な施策であろうというふうに思います。  特に私が思いま...全文を見る
○庄司中君 平成三年度の不当事項の中には特別奨励金の、雇い入れ数の奨励金ですね、その特別奨励金の不当はここに挙がっておりますが、かつて特別奨励金の雇い入れに伴う費用の不当事項があったというふうに聞いております。  その点で会計検査院の方にお尋ねいたしますけれども、過去にこの特別...全文を見る
○庄司中君 それでまた、労働省に戻りますけれども、一番最初の指摘事項、つまり実際に払っていない、そして払ったものとみなして助成をしたということですね。しかも、今会計検査院の方から指摘がありましたように、これは支給要領自身に問題がある。支給要領自身が、実際の支払いではなくて、例えば...全文を見る
○庄司中君 それでは、今の件でどういうふうに支給内容を変えたかということをもうちょっと詳しく言っていただけませんか。
○庄司中君 最後のところでちょっと言いましたけれども、助成の重複ですね。これは、例えば私が聞いておりますのは、農水省とたしか厚生省でしたか、そこで補助したものを労働省がその上にまた助成をしていったという問題が取り上げられておりますけれども、行政というのは縦型ですから往々にしてある...全文を見る
○庄司中君 局長、例えば重複しないのをどういうふうに確認するかというところまで支給要領なんかでつくってありますか。具体的に重複しないような仕組みとかシステムみたいなものはつくってあるわけですか。
○庄司中君 さっきもちょっと申し上げましたけれども、毎回同じ不当事項が出てくるというのは、それを防止するノウハウみたいなものが蓄積をされて、それがちゃんと整備をされて、それから周知徹底をされるということが必要だろうというふうに思います。大臣もおっしゃいましたけれども、これは行政改...全文を見る
○庄司中君 その辺は割合楽にできるだろうと思いますね。助成のタイプというのは幾つかあるわけでありますから、やはり幾つかあるタイプとの関係でこの施策が重複しない、その限界とか境目はやっぱりきちんとしておかないとまた起こり得るということ、つまりあいまいなことをしていますとやっぱり起こ...全文を見る
06月07日第129回国会 参議院 労働委員会 第3号
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○庄司中君 私は、外国人労働者問題を中心に質問をしたいというふうに思います。  先日の大臣の所信表明の中にも、外国人労働者の「雇用管理の改善など適切な対応」という一節がございますので、そこに少し踏み込みまして質問をしてみたいというふうに思います。  現在、我が国の外国人労働者...全文を見る
○庄司中君 いずれにしましても、非常に小さく見積もっても六十万を超えているわけです。我が国の就業者総数といいますのは、直近のことしの四月現在の時点をとってみますと六千四百九十六万人でございますから、もう実際には一%をかなり超えているというふうに見ていいだろうというふうに思います。...全文を見る
○庄司中君 その辺は改善をして、外国人労働者の就労の実態が浮かび出るような形でやっていただきたいというふうに思います。  それから、これは法務省を含めた議論が恐らく必要だろうというふうに思いますけれども、もう時間の関係できょうは労働省だけにしておきたいというふうに思います。 ...全文を見る
○庄司中君 非常によくわかります。非常に難しい問題だと思いますけれども、ある一面では例えば今持っている政府の施策だけで十分だろうかと。そういう疑問を生じさせる傾向だろうというふうに思います。  その点と関係しまして、こういう問題も生じてきているんじゃないかというふうに思いますの...全文を見る
○庄司中君 九一年一月に労働省は、外国人労働者が労働面等に及ぼす影響等に関する研究会報告というのを発表になりまして、いわば外国人労働者の社会的なコストの試算をしたのがございます。  そのときの一つの仮説でございますけれども、五十万人の労働者が入ってくるという仮定で、出稼ぎ時代と...全文を見る
○庄司中君 とにかく急速に量的な面で拡大をしているということです。量的に拡大をしますと質的な面に影響が出てくるだろうというふうに思います。つまり、社会的な影響ということです。新聞紙上をにぎわしました上野公園とか、それから代々木公園にイラン人が大量に集まってきて、恐らく情報交換をし...全文を見る
○庄司中君 そのとおりだというふうに思います。  それから、もう一つ大きな問題といいますのは、さっきも、労働省が実施をしました外国人の雇用状況調査の中にもう不法残留者は全然届かないわけです、全然報告がされていないということになります。不法残留者はいわば陰の存在。労働力でいきます...全文を見る
○庄司中君 最後になりますけれども、大臣おっしゃいましたけれども、今ずっと一通り総論的に見渡してきましても、どうも今の外国人対策といいますか政府の施策というのは、ある限界が見えてきているという感じがいたします。  大臣がさっきも言いましたけれども、外国人のいわば管理のシステムと...全文を見る
09月02日第130回国会 参議院 決算委員会 閉会後第4号
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○庄司中君 私は通産省関係について質問をさせていただきたいと思います。  大きいテーマは企業のリストラと産業の空洞化ということで一午前中質問がありましたけれども、少し視点を変えまして、そしてできるだけ重複をしないような形で質問をしたいというふうに思います。  昨年の九月に政府...全文を見る
○庄司中君 この承認件数の推移を見てみますと、今御答弁がありましたように、明らかに月を追って漸増傾向ですね。特に御答弁のありました四月以降はかなりふえてきているということがあります。  それから、業種的にはやっぱり機械が多いですね、伝統的に繊維は今までそうだったわけでありますけ...全文を見る
○庄司中君 そこで、これは大臣にちょっと聞いてみたいわけでありますけれども、例えば中長期の問題今スピードの問題を話しましたけれども、中長期のある意味では一般的な問題で考えてみますと、例えばことしの、九四年版の通商白書を見ますと今局長が言った意味がありますけれども、海外の生産比率と...全文を見る
○庄司中君 今の発言にもございましたけれども、こういう意見がやっぱりあるわけです。物づくりは海外へ移転してもいいじゃないか、国内に頭脳だけ残しておけばいいじゃないかという意見があります、これはかなり根強い意見でありますけれども。しかし、実際に例えば生産を海外に移して研究開発だけ国...全文を見る
○庄司中君 今の新分野への進出の条件みたいなものをもう一度考えてみますと、こんなこともあるだろうというふうに思います。  中小企業の六〇%が下請だということですから、親会社が例えば閉鎖をするとか海外進出をするとか一部縮小をするということになりますと、今まで系列といいまして縦型に...全文を見る
○庄司中君 おっしゃることは通常の仕事でありまして、私が言っておりますのは、この急速な構造調整の中でどんな対策を技術面での支援で立てられるかということを私は言っているわけであります。  次の問題に移りますと、例えば技術といいましても、例えばここに国民金融公庫の九二年七月時点の調...全文を見る
○庄司中君 こういう点も非常に大きいと思います。これもさっきも言いましたように雇用に影響すると思いますけれども、例えば設計機能の基本機能を充実させる方向に向かっていく、つまり余分なものは省いちゃうということですね。つまり、下請はほとんど部品をつくっておりますから、部品から見てみま...全文を見る
○庄司中君 例えば今僕が質問した中で、親企業がだめになると全体がばらけちゃう、だから技術が特化していて一社じゃうまくいかないから、これをセットにして新しい協力関係をつくって対応をしていくべきではないだろうかということについては正確なお返事がなかったように思いますけれども。
○庄司中君 もう時間が来ましたので、大急ぎでやらせていただきます。  最後に大臣、例えば中小企業庁が四-六月期の規模別の製造工業の動向という速報を発表いたしましたけれども、これなんかを見ますと、大手よりも中小の方が在庫調整がおくれているという結果が出ています。それから、経済企画...全文を見る
○庄司中君 終わります。