城島正光

じょうじままさみつ



当選回数回

城島正光の1997年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月24日第140回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○城島委員 新進党の城島でございます。  私は、昨年の秋まで、この選挙に出ますまで、民間企業の労働組合で労働運動をやってきました。そうした体験からしましても、実は今の勤労者の最大の関心あるいは最大の悩み、懸念材料というのは雇用問題であります。そうした雇用問題をベースとしながら、...全文を見る
○城島委員 もちろん、そうした状況というのは勤労者はよく知っているわけでありますが、将来展望が開くような具体的な施策というのが目に見えてきていないというところがやはり一番の問題点ではないか、そういう点が勤労者の目に見えるような政策をぜひ実施をしてほしいというふうに思います。  ...全文を見る
○城島委員 そういうことだと思いますが、それにしても、この閣議決定された経済見通しの基本的なベースとなっている幾つかの指標について見ますと、本当にそういうことになるのかなというような重要な項目が幾つかあるというふうに思うわけであります。  その中で、先ほどからこだわっております...全文を見る
○城島委員 確認でありますけれども、その在籍者の所得というのはかなりふえる、景気も回復をして企業収益も改善するということであるからかなり伸びるであろうというふうにとらえているということですね。
○城島委員 先ほど既に大臣もおっしゃったように〇・九%足を引っ張るような情勢の中で、ややふえるぐらいでこれだけ伸びるかどうかについては甚だ疑問だなというふうに思わざるを得ないということであります。さらにプラスして見れば、これは民間住宅についてもマイナス四・九%となっていますが、こ...全文を見る
○城島委員 そういう観点に立っても、最低と言った方がいいと思いますけれども、一・九あたりを達成しないと後半年度が大変になってくる。そのためにもやはり構造改革というのは必須でありますが、同時に、当面する景気も確実なものにしていくということもあわせて、やはり両にらみが必要だろうという...全文を見る
○城島委員 そういうことであろうかと思いますけれども。最後になりましたけれども、私は、やはり政治のあり方が問われているというふうに思うんですね。  今我が国の財政が大変ピンチであるということは大体国民全体の共通の理解だと思いますけれども、我々こういう大事な時期に、既にいい先人が...全文を見る
02月28日第140回国会 衆議院 労働委員会 第3号
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○城島委員 今最後の方で、鍵田委員の方から労働時間短縮の意義といったようなことについて触れられましたけれども、私の方からは、労働時間の短縮についての全体的な動きというものについてまずお尋ねをしたいなというふうに思っております。  この十年、特に政府も、あの前川レポートを皮切りに...全文を見る
○城島委員 今お答えにあったように、ここの特に数年間、所定内労働時間が完全に横ばいになっているということだろうと思います。  これについて、私は、長いスパンで日本の労働時間短縮の動向をちょっとチェックをしてみたわけでありますけれども、特にこの三十年ぐらいの中に、一体、労働時間の...全文を見る
○城島委員 ぜひそういう観点で、国のこれからのあり方という観点からも、少なくとも目標とした千八百時間達成に向けて、政府を含めた強力なリーダーシップを期待をしたいというふうに思います。  そこで、政府の目標としております千八百時間、なかなかここ数年足踏み状態であるという現状であり...全文を見る
○城島委員 今、最後の方に触れられましたけれども、目標達成の課題は、特に所定労働時間をいかに短縮していくか、さらにはなかなか取得率が依然として特に欧米先進国に比べて極めて低いと言われている年次有給休暇の水準を引き上げていくというのは特に大事なことであるというふうに思いますが、具体...全文を見る
○城島委員 相当強力にそういうところを推進していかないと、なかなか現実的には達成が難しい、あるいは前進が難しい課題であろうというふうに思っていますので、そういう点での一層の展開をぜひ要望しておきたいというふうに思います。  次に、現実的にさらに産業間で実は労働時間において大きな...全文を見る
○城島委員 今答弁されたように、特に労働時間が長い産業は、中小企業ということもありますが、例えば建設、出版印刷というのは受注型産業ですよね。それから運輸なんかにおいても荷主があるわけでありまして、そういう荷主あるいは発注元あたりの理解、協力もないとなかなか進められない。  です...全文を見る
○城島委員 特に中小企業や今申し上げた産業というのはどうしても、時間短縮は特にそうでありますけれども、ある面でそのしわ寄せみたいなことがその産業に来てしまう、あるいは中小に来る。大手企業が時短をやればやるほど、ある面ではそういったものの受け皿になつている部分もあるわけなので、ぜひ...全文を見る
○城島委員 ぜひそういうことを推進していっていただきたいわけでありますけれども、現実に、今回のこの臨時措置法の一部を改正する法律案、こういうところにつながってきた経緯も、背景といいますか、これは、やはり現実論としてはなかなか中小企業等においては週四十時間制に一気に移行するのは難し...全文を見る
○城島委員 計画は単なる計画であるというようなことにならないようにしないと、最初に申し上げたような今までの国全体の計画も、結局景気ですとかあるいは経済の状況ですとかいうことに最も大きな影響を受けて、計画がずるずる、達成年度もなかなか目標どおりいかない。まして、今からの問題はよほど...全文を見る
○城島委員 今大臣おっしゃいましたけれども、その言葉を信じたいと思うのですけれども、単に労使の自主的な検討にゆだねるということじゃなくて、そういうことが大事だということについて、ぜひ強力な政府のリーダーシップを要請しておきたい。  そういうのがない限り、なかなか、単に労使、ある...全文を見る
03月03日第140回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第1号
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○城島分科員 新進党、城島でございます。きょうは、時間が限られておりますので、主に二点について質疑をさせていただきたいというふうに思います。  中心的には、この四月一日から予定をされております消費税アップに関しての問題であります。特にその中で、私の方からは、たばこと酒に関しての...全文を見る
○城島分科員 諸外国においても大体そういう税が課せられているという実態は理解をしているわけであります。しかしながら、現実的に、先ほど申し上げたような税制改革法の精神というのはそういうことではないのじゃないかというふうに思いますし、それから、海外といっても、よく欧米の例を挙げられま...全文を見る
○城島分科員 今、酒、たばこは特殊なというふうにおっしゃいましたけれども、特殊であるかどうかということについては、そういう状況ではないのではないか、既にかなり一般的であり、嗜好品といっても、どこでそれを区切るかというのは大変難しいわけであります。そういう点からしても、諸外国の税体...全文を見る
○城島分科員 特にビールが酒税全体の税収においてかなり高い比率を占めているというのは実態であると思いますね。であるがゆえに、逆に強く問題意識を持っているわけでありまして、そこは、税を取る側とそれを生産するあるいは消費する側からの違いだと思います。いろいろなアンケート調査を見ても、...全文を見る
○城島分科員 同じようなものをつくるところがまさしく技術開発であり、違うようなものであったらそれはすっきりするわけでありますが、そうじゃなくて、今のルールの中で、やはりそこがまさしく創造性であり、今の時代に日本自身が求められているところじゃないですか。逆に、それは先鞭をつけたもの...全文を見る
○城島分科員 今回のそういう背景で改正の法案が出ているわけでありますけれども、理由というか背景はそういうことでありましょうけれども、現実的に、今までにないほど大幅な、特に乙類の、地場のしょうちゅうメーカーあたりにとってみると大変なことですよね。場合によっては壊滅的になるかもしれな...全文を見る
03月19日第140回国会 衆議院 農林水産委員会 第7号
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○城島委員 新進党の城島でございます。  今回の家畜伝染病予防法の一部を改正する法律案、時宜を得たものだというふうに思っておりますし、タイミングとしても、あるいは内容的にも基本的には問題ないというふうに思っております。そういう観点の中でも何点か質問をさせていただきたいというふう...全文を見る
○城島委員 確かに新しい疾病が、世界各地見ますと今までになかったようなものが出てきているというような変化はあると思いますけれども、我が国に関して見ると、この数年ぐらいでいいのですけれども、そういう家畜伝染病に関して特徴ある変化みたいなことはあるのでしょうか。
○城島委員 それで、今回、この改正案の中で削除される伝染病がありますね。流行性感冒を含め豚丹毒まで、この削除される疾病の今後の取り扱いは一体どういうふうになるのでしょうか。
○城島委員 その一方、追加される伝染性疾病が幾つかあるわけでありまして、一見すると、よほどのことがない限り可能性が余り考えられないなというような、一見するとですけれどもね。そういった、例えばリフトバレー熱、アフリカ馬疫みたいなのがあるわけでありますが、これは、恐らくいろいろな要素...全文を見る
○城島委員 そういう中で、特に今回の改正の背景の一つになった、今御説明ありましたけれども、牛の海綿状脳症、いわゆる狂牛病でありますけれども、これについてはいろいろな科学的な解明が国際的な状況の中で進んでいるというふうに思います。  原因は、スクレイピーに感染している綿羊の肉骨粉...全文を見る
○城島委員 ぜひ積極的に推進をしていっていただきたいというふうに思います。  次に、サーベイランス制度について、監視制度についてちょっとお尋ねをしたいというふうに思います。  今回の改正の中で、この辺については非常に重要なポイントだろうというふうに思いますが、先ほど菅原委員の...全文を見る
○城島委員 今政務次官がおっしゃったことについては、ちょっと私後ほど触れたいなというふうに実は思っておるところなのですけれども、ぜひ推進をしていっていただきたいというふうに思います。後ほどちょっとそれに関連した論議をさせていただきたい。よろしくお願いします。  その前にちょっと...全文を見る
○城島委員 そうすると、特に人畜共通伝染病については、中心的にこの問題について検討しているところはどこだということで理解したらいいのでしょうか。
○城島委員 今、人畜共通伝染病についてのテーマというのは両方でやっているということですか。それとも厚生省が中心だということで理解していいのでしょうか。
○城島委員 これは畜産ということだけに限定するとそういうことになっていくと思うのですけれども、社会全体から見ると物すごく大きな問題になりつつあるというふうな認識を私は持っているわけであります。以前からもちろん問題ではありましたけれども、先ほど申し上げたような環境変化もあって、ます...全文を見る
○城島委員 ぜひ前向きに、そういう最後のところの簡素化ということも含めてでありますけれども、やっていただきたいと思います。  もう一点あえてつけ加えると、最近これも話題になりましたけれども、いわゆるクローン羊。クローン人間の方はどっちかというと話題になり過ぎるくらいですけれども...全文を見る
○城島委員 そうしますと、なぜ昨年ああいうふうにばっと全国的に広がったのかというようなことも含めてでありますけれども、また同じような状況が起こり得るということで理解していいんでしょうか。
○城島委員 予断を許さないということは、要するに起こり得るということですね。
○城島委員 そうすると、これは一般的なマスコミ報道が一生懸命騒いだわけでありますけれども、特に堺市の問題については、原因究明ということでいかにもカイワレが原因だったみたいにわっと広がっていった。そのことによって、何となくまた一方では、原因がわかったみたいなことで鎮静化していったよ...全文を見る
○城島委員 その中で、一つ私は問題だと思うのは、今言ったように何となく、あの当時の報道そのもののあり方かもしれませんが、いかにも原因がカイワしみたいになって、全国のスーパーからカイワレが消えていくみたいな、非常に間違ったとらえ方というのが一斉に広がった。  ところが、それに対し...全文を見る
○城島委員 そういうつもりだったということでありますけれども、一般的な報道は全くそうじゃないがゆえに、現実に起こったことというのはあほうみたいですよ、僕に言わせれば。すべてのスーパーからカイワレが一斉に消えていくというような、そういう行動が起こってしまったということが現実ですから...全文を見る
○城島委員 カイワレに端を発したマスコミ報道に対する対応というか、正しい報道と言った方がいいと思いますけれども、ぜひやっていただきたいし、そのことによって被害を受けたと思われるカイワレ業者が訴訟を起こしているわけでありまして、もし本当に何にもなかったとすれば、僕はもうその気持ちが...全文を見る
○城島委員 農業の後継者の問題というのが最近重要な問題として叫ばれている中で、やはり一番大事なことは、一生懸命生産しようというその生産現場の生産意欲をそぐことは、それこそ一番の問題である。ですから、土地が荒れること以上に、一生懸命農業で身を立てていこうという若者の心の荒れることの...全文を見る
○城島委員 この問題、もう少し論議をしたいわけでありますが、時間がございません。  最後に一点だけ確認をさせていただきたいわけでありますが、これまた報道等によりますと、家畜の預託オーナーシステムに対していろいろ問い合わせが多いという報道がされております。せっかくまじめにこういっ...全文を見る
○城島委員 最初に申し上げたように、こういったことをまじめにやっている業者もいるわけでありますので、そういったところについて悪影響が及ばない、もちろんそれに注意されていると思いますけれども、そういったことを含めた対応をよろしくお願いしたいと思います。  以上で終わります。
06月04日第140回国会 衆議院 農林水産委員会 第15号
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○城島委員 新進党の城島でございます。  私の方からは、きょうは、最近いろいろな委員会で話題といってはあれですけれども、論議をされております遺伝子組み換え食品を中心としたバイオテクノロジーの問題について、少し別な観点から質疑をさせていただきたいというふうに思います。  最近、...全文を見る
○城島委員 かなり広範囲に研究開発が進んでいるというふうにとらえていいかと思いますが、最初申し上げたように、特にその中で、いろいろな面で消費者の皆さんも含めて関心を持っております遺伝子の組み換えについてなのですけれども、この組み換え技術の特色というのでしょうか、あるいはその現状に...全文を見る
○城島委員 そういう中で、いわゆるこの技術レベルは、世界的な、国際的なレベルで見て、現状の研究開発レベルというのはどういうふうに我が国の場合とらえたらいいのか、お尋ねしたいと思います。
○城島委員 特にアメリカを例に挙げられたのですけれども、どうなのでしょうか、食糧の将来的な見通し等からいくと、例えば、隣の中国あたりというのは、僕なんかが見ているとかなり二十一世紀の食糧問題というのは大きな問題ではないかというふうに思うのですが、そういったところにおけるこの開発状...全文を見る
○城島委員 もう一つ。そうしますと、この技術というのは、いわゆるほかのものと同じように先端技術になるわけなので、特許の問題があると思うのです。先ほど、特にこの遺伝子組み換えの分野においては、ちょっと欧米、特にアメリカに現状はおくれているというようなことでありましたけれども、現状に...全文を見る
○城島委員 結局、クロスライセンスというか、そういう感じでやっていくということなんでしょうか。そのためにも、特にアメリカの場合は、民間の企業におけるその研究開発というのは相当進んでいるというのに比べると、どうも日本の場合は、いろいろな背景があると思いますけれども、民間企業における...全文を見る
○城島委員 そういう国全体の問題ということと同時に、もう一つはやはり、特に農業あたりをベースとすると、地域の農産物、地域の農業、あるいは畜産もそうですけれども、それとの密着性を図ったような技術開発、別にこれはもちろん遺伝子組み換えだけではありませんけれども、先端技術を使った地域の...全文を見る
○城島委員 そういう点も含めて、今後、中山間地の農業振興も含めてなんですけれども、ぜひ積極的な展開をお願いしたいなというふうに思っております。  それから、最初申し上げたように、実は、特にこの遺伝子組み換えの場合、最近の一つの大きな課題というのが、安全性ということについての消費...全文を見る
○城島委員 やはり概念として、特にこの遺伝子組み換えというのは、いわゆる概念なのですけれども、一般の消費者が受け取るものというのは、何となく、非常に先端技術ということを含めて、そのこと自身での不安感というのが、これはあるのですね。ですから、今までの安全性に対する対応以上に、消費者...全文を見る
○城島委員 厚生省という国の立場からすると、ある面で、極めて十分な対応をしているというような御答弁だと思うのですけれども、今申し上げたように、全体的に、今までの流れの中では、消費者サイドから見たこういった安全性に対してというのは、何となくいろいろなものをブラックボックスの中に置い...全文を見る
○城島委員 ぜひ対応をよろしくお願いしたいと思います。  それで、最後でありますが、その安全性の延長線上にある、これまた一貫して各委員会で論議になっておりますが、組み換え食品の表示の問題があるわけであります。これも、私は率直に、これまでの論議を聞いておりまして、やはり今の安全性...全文を見る
○城島委員 そうしますと、一定の結論ということですが、スケジュール的には、大体のめどとしては、期間としてまどれぐらいを想定されているのでしょうか。
○城島委員 わかりました。懇談会の委員のメンバーを見ても、私からの要請と同じように、かなり幅広く消費者の皆さんや、あるいは各界のそれぞれの立場の人が入っていらっしゃるようなので、そういう点ではメンバー構成はいいかなというふうに思います。  当然その中で、今申し上げたように、ある...全文を見る