城島正光

じょうじままさみつ



当選回数回

城島正光の1999年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月10日第145回国会 衆議院 労働委員会 第3号
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○城島委員 大臣、長時間御苦労さまでございます。  私は、現下の社会あるいは経済状況、特に戦後最悪と言われる雇用情勢、これを見たとき、労働行政というのはまさしく今行政の中で最重要課題であるというふうに思っているわけであります。すなわち、言い方を変えますと、労働大臣そのものが最重...全文を見る
○城島委員 よくわかりました。また、ぜひそういう方向で労働行政を進めていただきたいなと。全く同感であります。  特に、最後の方でお触れになりましたが、産業政策としてそういう仕組み、システムをどう構築できるかというのはまさしく大変重要なポイントだと思いますので、ぜひ通産を含めて検...全文を見る
○城島委員 いわゆる規制緩和とセーフティーネットの関係でいうとそういう認識だということは、ほとんど違和感なく私も同感であります。  したがいまして、私は、そういう観点からすると、ここのところの労働行政というのはちょっと規制緩和の方が先行し過ぎているのではないかなという感じを持っ...全文を見る
○城島委員 ぜひよろしくお願いしたいと思います。  それでは、少しまた具体的に幾つかお尋ねしたいと思いますが、その雇用に関してであります。  実は、今の状況から見て当然でありますが、解雇が相当ふえてきている。私のところにも、昨年の秋、何人もの人が解雇についての相談に来られたと...全文を見る
○城島委員 二万三千件にも上る解雇についての相談等があるということでありますから、今局長がおっしゃったように、潜在的にはかなりの需要といってはおかしいのですけれども、期待するところがあるんだろうというふうに思います。  こういう状況ですから、ぜひ、こういった解雇、あるいは賃金不...全文を見る
○城島委員 一気に約倍にふえているということですね。やはりこの経済環境ということだと思いますが、それにしてもかなり急増だというふうに思われます。この点は何らかの対応が必要じゃないかと思うのですが、どうでしょうか、大臣。  ちょっと質問通告していなかったかもしれませんが、この辺に...全文を見る
○城島委員 これは、私も実際いろいろ、身障者の方の職場というのでしょうか雇用を拡大する上において、現実、職場段階で見てみますと、やはり仕事とかあるいは職域の開発をしていかないことにはなかなかふえていかないなというのが実感であります。したがって、職場あるいは仕事をできるだけ拡大して...全文を見る
○城島委員 わかりました。  そういう中で、例えばアメリカとイギリスの例をちょっと引きながら最後日本の問題に移りますが、時間がないのではしょりますけれども、アメリカにおいても、ここへ来て、いわゆるハイロードアプローチという、これは日本的に訳せば、困難であるけれども建設的な道とい...全文を見る
○城島委員 よろしくお願いしたいと思います。ありがとうございました。
04月14日第145回国会 衆議院 労働委員会 第7号
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○城島委員 ちょっと自民党の出席が非常によくないので残念でありますので、できるだけ時間内に多くの御出席を私の方からもお願いしたいなというふうに思います。そういう前提で質問をさせていただきます。  私の方からは、小規模事業場格差問題、制度の今ある格差問題についてまず最初に何点か御...全文を見る
○城島委員 小規模事業場の災害状況について、それでは具体的にもう少しお尋ねしたいわけでありますが、小規模事業場の労働災害というのが依然として多発をしているというふうにとらえております。審議会の中においても、死亡災害の九割以上、死傷災害の八割以上が小規模事業場で発生をしている、また...全文を見る
○城島委員 そういう中で労働省としては、今おっしゃいましたけれども、具体的に小規模事業場対策をどのように進められているのか、安全衛生の改善に向けた施策についてお尋ねします。  なお、特殊法人としての中央労働災害防止協会があるわけでありますが、ここにおいても、小規模事業場の安全衛...全文を見る
○城島委員 五十人未満の小規模事業場に対しては、当面の措置として、通常の管理体制とは別に、労働安全衛生委員会設置にかえて従業員からの意見聴取義務、安全衛生管理者にかえて推進者、それから産業医の選任義務にかえてその努力義務というような規定になっているわけですね。  率直に感じます...全文を見る
○城島委員 これから大きな課題があるという認識だというふうに受けとめました。  もう一つ、地域の産業保健センターについてちょっとお伺いしたいわけでありますが、これは、小規模事業場対策をめぐって、昭和六十三年だったと思いますが、労働安全衛生法改正の論議の中からスタートしてきたこと...全文を見る
○城島委員 一九九六年の労使を含めた研究委員会の報告のまとめの中では、産業医等の選任義務というのをいわゆる三十人以上に拡大するという方向が一たん示されたわけでありますけれども、いろいろな状況、すなわち産業医に対する人数的なものもあるようでありますけれども、いろいろ課題があるにせよ...全文を見る
○城島委員 いずれにせよ、この小規模事業場の課題というのは我が国の安全衛生上の最大の課題であるわけでありますし、これからさらに改善をしていかなければいかぬ部分が山積をしているということだと思います。ここの改善なくしては我が国の労働安全衛生の前進はないというふうに言っても過言ではな...全文を見る
○城島委員 ぜひ早急に、しかも目標、めどをきちんと立てて、当初ありました平成十三年あたりをきちっと目途にしながら総合的な実のある検討をしていただきたい、強く要請をしておきたいと思います。  次に、ダイオキシン関連について御質問をさせていただきたいと思うわけであります。  大阪...全文を見る
○城島委員 今大臣おっしゃったように、このダイオキシン問題というのは、今や国民の最大の関心事の一つになっているんだと思います。  そういう中で、特にダイオキシン汚染の対象というんですか、可能性のある職場で働いている人あるいは働いたことのある人にとっては、これは家族も含めて大変な...全文を見る
○城島委員 わかりました。いろいろ通達等も出ているわけでありますが、ぜひ実効が上がるようにさらに御努力をいただきたいというふうに思います。  今大臣が触れられました豊能郡の美化センターの調査結果というのが、勤労者にとっても国民にとってもまた一つ大きく衝撃を与えたわけであります。...全文を見る
○城島委員 確かに今、ダイオキシンの人体に与える影響というのは明確にいろいろはっきりわかっている点ばかりではないというのはわかります。それにしても、一般的に申し上げて、このダイオキシン対策というのが、先進国といってはあれですけれども、欧米に比べて対策がおくれていたということは否め...全文を見る
○城島委員 厚生省と連携する中でということでありますので、この辺について不安を持っている勤労者はいっぱいいるわけでありますから、至急そういったことに対する対応もぜひお願いをしたいと思います。  それから、制度上の問題についてちょっと御指摘をしたいわけであります。  ダイオキシ...全文を見る
○城島委員 ぜひよろしく検討をお願いしたいと思います。  このダイオキシン関連、最後の質問でありますが、これは要望も含めてでありますが、三月二十六日、この作業者の方が監督署に対して労災の申請をされたわけであります。少なくともダイオキシンの有害性というのは明らかになっているわけで...全文を見る
○城島委員 ぜひ前向きな方法で検討をお願いしたいと思います。  時間がほとんどなくなりましたので、マネジメントシステムについて一点御質問をさせていただきたいと思います。  今回のポイントの一つとしてありますこのマネジメントシステムについてでありますけれども、これはISOの14...全文を見る
○城島委員 この問題については、特に行政についてのお願いは、各産業とか、特に中小企業への普及をぜひ図っていただきたいなというふうに思いますので、その辺については要望しておきたいと思います。  なお、これも要望でありますけれども、この新しいマネジメントシステムに関する国際基準とい...全文を見る
05月14日第145回国会 衆議院 労働委員会 第13号
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○城島委員 おはようございます。民主党の城島でございます。  きょうは主に労働者派遣事業の法案の改正内容について質問をさせていただきたいと思いますが、まず最初に、労働大臣の基本的な御認識を承りたいなというふうに思うわけであります。前々回だと思いますが、私自身同様の基本認識をお尋...全文を見る
○城島委員 大体よくわかりました。大筋においては、日本型のいい面での雇用体系というのは基本としていきたいということだろうというふうに承りました。  今回の派遣法改正の一つの大きなポイントにもILO百八十一号条約の批准ということがあるわけでありますが、実はILOにおいても、九六年...全文を見る
○城島委員 わかりました。  ただ、そういう姿勢ということはよく理解できましたが、やはり、そういう観点に照らしても、我々からするとまだかなり多くの疑問点、問題点がこの法案の中にあるというふうに認識せざるを得ないというふうに思います。  少し法案の中身について質疑をさせていただ...全文を見る
○城島委員 前もそのデータを披瀝されまして、確かに、かなり多くの人の中に、今の派遣労働者の方の中にそういう意識が、積極的に派遣で対応したいというのがあるということは私も認識をしております。一方で、そういう中にあっても、今申し上げたように、雇用契約が切れるということについての、この...全文を見る
○城島委員 考えられていることはわかるのですが、実態としては、先ほど申し上げましたように、今の専門的な業務の中でも、私も現場に入っていろいろ見たのですけれども、率直に言っていろいろな課題や問題があるな、現実問題としてはいろいろな問題があるなというのが率直な実感であります。  特...全文を見る
○城島委員 現状の二十六業務限定という中でいけば、いわゆるある面での専門的な特技、技能を持った方が中心となった派遣になっているわけでありますが、何度も申し上げるように、今度、広くその対象業務を拡大するということになりますと、まさしくいろいろな業務の中で対応可能になってくる。それこ...全文を見る
○城島委員 なかなかこの辺は平行線でありますが、言わんとするところは、不安定雇用が拡大をしないというところを、我々、私は特に問題というか懸念をしているところでありまして、少なくとも、今回のこの法案で、ネガティブリスト化によって不安定な雇用の状況に置かれている人が拡大をしないという...全文を見る
○城島委員 ぜひそういう方向で検討をお願いしたいというふうに思います。  同時に、今既に局長触れられましたけれども、保険への加入ですね、派遣労働者そのものが社会・労働保険にきちっと加入するということの徹底を図るべきだろうというふうに思うのです。ある面では、社会人としてまた勤労者...全文を見る
○城島委員 今後ぜひきちっと、先ほどおっしゃいましたように、パート、アルバイトを含めて、こういった分野の労働市場というのが一つの大きな役割を果たすあるいは大きい市場になってきているということからしますと、こういった点の整備というのが絶対に必要なことだろうというふうに思うのですね。...全文を見る
○城島委員 この辺もぜひ義務づけが必要だというふうに私は思っております。先ほど申し上げたように、雇用の不安定化ということに絶対つなげない、つながらないということのためにも、この部分は特に重要ではないかというふうに思っております。  あわせまして、派遣元の事業主が派遣労働者に対し...全文を見る
○城島委員 この件についてはぜひ強い決意で臨んでいただきたいと思います。  次に、この前から、本会議での代表質問等を含めて、私自身は極めてまだ不明確だなというふうに思っておりますのは、いわゆる派遣期間の限定のところの認定についてなんですけれども、特に、この法案中にある同一業務と...全文を見る
○城島委員 もう一度確認をしたいんですけれども、そうすると、「同一の業務」という表現で「業務」という表現になっているんですが、業務ということを特定することは難しいということですか。であるがゆえに、いわゆる組織の最小単位と思われるところでしか規定できないということでしょうか。
○城島委員 ちょっとよくわからなかったんですが、そうしますと、例えば最小単位を係だとすると、係をかわれば係の名称も変えることができるわけで、係をかわっていくことは、どうなんですか。同一業務との認定の中において、例えば同じ課の中に係が三つなら三つある、それを、AからA、B、Cという...全文を見る
○城島委員 確認なんですが、そうしますと、係をかわったということで同一業務ではないというふうに単純には判定できない、中身を見る、こういう御答弁ですか。
○城島委員 そうすると、それはだれが判断するんでしょうか。同一業務あるいは同一業務ではないという判断はだれがするんですか。
○城島委員 これは一年というところが今回の派遣法の大きなポイントになっているわけでありますが、しかし、その一年ということを規定するのが実はこの同一業務なんですね。そうすると、これが今局長御説明あったようなことですと、はっきり申し上げて、極めて不明確というのでしょうか、だれが判定す...全文を見る
○城島委員 明確なものにしないと、しかも客観性を持ったものにしないと、事実上、一年というのが意味がなくなる要素を秘めたのがこの表現ですね。ですからここは、今おっしゃったように、明確なものにするということなんですが、それにしても、今までの御答弁では、とてもじゃないけれども明確ではな...全文を見る
○城島委員 そうすると、一般論として見ても、組織の最小単位、これを仮に同一業務ということに置きかえて表現するにしても、少なくとも係とか班という表現は極めて不適切ではないか。最低限一般的に通用するものであれば、課あるいは部という単位が今のところ最小単位としては共通的な状況ではないか...全文を見る
○城島委員 そうであるのですが、おっしゃっていることはわかるのですが、そうだとすると、同一業務というのは、具体的に業務としてあるいは職種として限定する、規定するのはかなり困難。したがって、それにかわって、恐らく今職場で同一業務ということで認定できるであろう職場の最小単位を一つとら...全文を見る
○城島委員 ただ、これはもう一つの側面からいって、途中で御質問したように、これは一年というところとほとんど同義語ですから、そうすると、この一年を限定してきちっとやる上において、恐らくいろいろな、何というのですか、一年を超えて派遣労働を受け入れようとすることも可能なところになるので...全文を見る
○城島委員 ですから、今おっしゃったように、そういうことは脱法行為だと。でも、要するに、それが脱法行為かどうかということを判定するのは現実には大変難しいわけですよ。したがって、わかりやすく言えば、だれが見ても客観的にそういう判断ができるような基準をつくるということがポイントではな...全文を見る
○城島委員 客観的、しかもだれが見てもこれが同一業務であるのかないのかという判断ができるような基準をぜひつくっていただきたい。それなしにはこの一年というのが有名無実化する危険性をはらんでいるということを申し上げておきたいと思います。  同様に、この一年というのがここでもし仮にき...全文を見る
○城島委員 そうするとやはり、派遣先の事業主がそのポストに新たに雇おうとする意思というのが、まあ想像するに多くのところは、今の企業環境からすると、ないということは十分想定をされるわけでありますが、そうしますと、これは努力義務規定といっても、現実的にはほとんど効果がないと見ていいの...全文を見る
○城島委員 でも、企業が、派遣先の事業主が新たに雇おうとする意思がなければ適用にならないということであれば、余り効果がないのではないかなというふうに思うわけでありますが、そうしますと、前回の参考人の中でもありました、例えばヨーロッパ、ドイツあたりであるみなし雇用みたいな規定という...全文を見る
○城島委員 現在の法体系からいって難しいというのは、確かに、今の法体系からいってそうかもしれません。ですから、これは、いわゆる短期雇用のこういった労働を含めた、法体系のこういった部分についての見直し、あるいは三年後の改定あたりで一つの検討課題として取り上げていくという方向ではどう...全文を見る
○城島委員 ぜひこの辺も御検討いただきたいと思うのであります。  あわせて、五月十一日のこの委員会において、参考人の皆さんから大変貴重な意見あるいはアドバイスをいただいたわけでありますが、特にその中で一点、政府の方に確認をしておきたいと思う点があります。  龍谷大学の脇田参考...全文を見る
○城島委員 ということは、イタリアとか韓国といったものと我が国の、それこそ社会経済環境というのはかなり異なる、あるいはまた今までの法律の積み上げにも違いがあるということから、こうしたイタリアとか韓国の制度のある部分だけを取り出して比較をする、あるいはその一部を取り出して我が国の法...全文を見る
○城島委員 わかりました。  ただ、こういう点については、いいとこ取りだけをするわけではありませんが、全体の法体系との整合性をとる中でも、やはり海外の例も参考にしながら、より実態に即して実効ある内容としていくべきだろうというふうに思います。特に、これから三年後の見直しも含めて、...全文を見る
○城島委員 もう一つ、かなり実態を見ると難しいなというふうに思う点が一つあるので、この辺も、実態認識と今後の対応をもうちょっとお尋ねをしておきたいんですが、いわゆる請負です。請負と今回の派遣との区分け、区分というのは、これは大変悩ましい問題だと私は実は思っているんです。現実問題と...全文を見る
○城島委員 この辺は既に区分けについて、確かに、おっしゃるように通達が出ているわけでありますが、実態として見ますと、現状なかなかそういうふうにいってないということだと思うんです。ですから、この辺は、本当に明確な基準、区分けの明確化というのをやはり各経営陣、経営側に徹底を図らないと...全文を見る
○城島委員 実効あるものにするのは大変難しいわけでありますが、ここも、行政として徹底化を図ることを相当強い意志を持ってやらないと、この問題はなかなか現実的には解決するのが難しいテーマではないかというふうに思っております。ぜひ強い意志を持ってこの解決に向けて努力をしていただきたいと...全文を見る
○城島委員 ありがとうございました。  終わります。
07月09日第145回国会 衆議院 労働委員会 第15号
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○城島委員 城島でございます。  石橋先輩の最後の言葉は全く同感でありまして、今回の通常国会の最初のときも、私、大臣に同じような趣旨を申し上げたと思うのですが、最重要大臣であるというふうに申し上げましたし、省庁としても、今、働く勤労者だけではなくて、まさしく日本全体にとって最も...全文を見る
○城島委員 ぜひそういう方向で全力を挙げていただきたいわけであります。  少し失業の中身について私なりに調べてみたんですが、幾つかその中で問題提起をしたいと思うんです。  かなり雇用情勢が悪いという中で、現実的に失業の増加に直結をするどういう雇用構造の変化があったのかというこ...全文を見る
○城島委員 もう一つ、今回の対策の中でも、いわゆる失業、離職の理由ということになるんでしょうか、自発的か非自発的かということの区分がされていますね。非自発的の場合にこうしようということなんですが、これは離職の理由という区分なんですけれども、今回の幾つかの案の中で出されている非自発...全文を見る
○城島委員 そうすると、これはまたデータがかなり少なかったんですけれども、実は失業の発生理由ということを、今おっしゃったような観点になると思いますが、現実的な理由を明確に区分するというんでしょうか、どういう理由によって失業したかという失業の発生原因がわかるデータというのは非常に少...全文を見る
○城島委員 あわせて、これは今中高年を言ったんですが、実は若い層の失業、失業というよりは離職ですね、正確に言うと離職、失業の最大の原因がどこにあったかというと、就業前に想像していたのと労働条件が違っていたということが若い層は圧倒的に高いんですね。ということからすると、これはある面...全文を見る
○城島委員 さらに、このデータの中では、やはり予想したとおり、それぞれの世代で再就職先を探す困難度というのは、非常に大変だったというふうに答えている人が七割から八割。特に四十代以降については八割ぐらいの人が再就職先を探す困難度が大変だったというふうに答えているのです。これは先ほど...全文を見る
○城島委員 中高年層の再就職の最大のポイントになっているところなので、ぜひお願いをしたいですし、先ほど局長は二〇〇五年に労働力人口がピークになっていく中でいうと検討課題だというふうにおっしゃいましたので、そこも含めて、ぜひ積極的な御検討をお願いしたいと思います。  それから、こ...全文を見る
○城島委員 ぜひこの点についての目配りをしっかりお願いをしたいというふうに思います。  それでは次に、雇用と時短の関係について少し論議をしたいと思うんです。  今こういう状況の中で、千八百時間という一つの目標を掲げて進んできている時短の状況、労働時間の状況、どういう状況なのか...全文を見る
○城島委員 時間外労働はどんな数字でしょうか。
○城島委員 そういう面でいうと、十年間というタームでいくとかなり目標に近づいているということだと思います。  五月二十六日に社会経済生産性本部が一つのケーススタディーとして出しました、これは当然理論的には考えられたことでありますが、労働時間短縮の雇用効果に関する調査研究というレ...全文を見る
○城島委員 この部分については今おっしゃったような観点も含めて、さらには、この際雇用という面においても少なくともマイナスになる話ではないと思うし、この数字そのものになるかどうかは別として、そういう観点も含めて、これは労使を挙げての話だと思いますが、労働省としてもぜひ力を入れてチェ...全文を見る
○城島委員 大臣の問題意識、願いというのはわかりますが、そのためにもぜひこの今の段階で強く僕は大臣として主張してほしいことは、まさに御認識のとおり、雇用という問題にどの段階で手をつけるかということなんですね。もちろん最後にとおっしゃいましたけれども、これは最後にどころじゃなくて、...全文を見る
○城島委員 ぜひそういう趣旨、内容がその法案の中に明確に位置づけられることを強く期待したい。  それは、繰り返しますが、産業構造が生産性の高い部門に転換をしていくということが非常に大事な時期であるということもよくわかりますし、そういうことをやっていかなければいかぬ時期に来ている...全文を見る
○城島委員 ぜひその分も含めて、さらにはそういう法律案についても御検討をお願いしたいというふうに思っております。  残り五分になりましたので、緊急雇用対策費の中でちょっとこの質問をさせていただきます。  緊急地域雇用特別交付金二千億、これで三十万人強の人員規模ということになっ...全文を見る
○城島委員 その中で、六月十一日の緊急雇用対策及び産業競争力強化対策の中で、「地域における政労使の連携」というのがありましたね。「地域ブロックにおける雇用活性化政労使会議の開催」というのがあるんですが、こういった政労使の会議というのはこれに絡むことはあるんですか、ないんですか。
○城島委員 わかりました。各地域の中でこの雇用活性化政労使会議というのがきちっと開かれていくということが、この本来の三十万人を目指すところにやはり有効に機能するのではないかというふうに思いますし、懸念するばらまき型にならないためにもその点が重要かというふうに思いますので、ぜひ各ブ...全文を見る
○城島委員 今、景気動向について見ても、民間の設備投資というのは依然としてかなり低迷をしているということだけ見ても、やはり国や地方の公共団体が当座、雇用増あるいは就業機会の創出に中心的な役割を果たさざるを得ないというふうに思うわけなんですね。  そういう点からも、今回の緊急の雇...全文を見る
11月17日第146回国会 衆議院 労働委員会 第2号
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○城島委員 民主党の城島でございます。  先ほどからずっと論議になっておりますけれども、やはり今、日本全体にとって最大のテーマは、何といっても雇用。もちろんそれを改善していくための基本的なベースでいけば、どうやって経済を活性化していくか、景気を回復していくかということがベースに...全文を見る
○城島委員 いろいろな点でちょっとどうかなと思ったり、あるいはこれは正しいなと思うところもあるのですが、一点、大臣の見解をお尋ねしたいのです。お読みになったということなんでポイントのところだけ言いますけれども、リストラに関してずっと述べられておりまして、その最後の方で、「リストラ...全文を見る
○城島委員 それは、ある面でいうと、この亀井政調会長の見解に対する大臣としての見解といえばよくわかるのですが、今こういうふうに政策の責任者が認識をしているということについて、現状認識等については大臣と同じなのかどうかということをちょっとお尋ねしたいのです。
○城島委員 いや、もし本当に亀井政調会長がおっしゃるようなことが一般的に広がっているのであれば、これは大問題ですね。そのことがないことはないというふうには私も思いますが、ここにあるように、経営者が勝手にどんどん従業員の首を切っている、にもかかわらずストライキもやらないじゃないかと...全文を見る
○城島委員 もちろんそういう点でやっていただきたいのですけれども、こういう政策の責任者は、僕に言わせると、基本的な実態をもっときちっと把握した上で発言していただかないと、大変大きな逆の混乱が出てくる場合もあるということを強く申し上げておきたいと思うんです。  そこで、もちろん、...全文を見る
○城島委員 では、先ほどの論議の中でも、小渕総理の、十分労使の話し合いをされることが重要じゃないかという前の国会答弁の話もあったように、労使の話し合いが重要だということ、そしてそのことがこういった問題についても極めて有効に、労使の変な意味での対立、あえてスト権を確立してストライキ...全文を見る
○城島委員 インサイダー取引というのは、当然、何か早く重要な経営の情報を仕入れて、そのことによって株を売買するということで利益を得るということがあって初めてインサイダー取引ということにひっかかると思うんですね。したがって、インサイダー取引のおそれがあるかどうかだけを理由に事前の労...全文を見る
○城島委員 ということであれば、さっきから論議をしている、重要なものについて事前に労使で話をしていくということをこの法の趣旨そのものは何ら拒否する理由にはならないというふうに思うんですが、それこそいかがでしょうか。
○城島委員 全くそうだと思うんですね。ですから、百歩譲って、仮にそういうことをやることによってそれを悪用した人がいれば、その段階で処罰されるわけですから、しかも、そのときに初めてインサイダー取引ということでひっかかるわけなので、事前に提供すること、あるいは重要なことは労使協議で話...全文を見る
○城島委員 全く私も同感なので、その辺は、最初に申し上げたように、最初大臣の見解にもありましたけれども、こういった極めて重要な経営判断というものをせざるを得ない企業が、ましてこれからどんどん関連の中小零細企業においてふえてくると思うんです。その中においても、社会的な混乱ができるだ...全文を見る
○城島委員 これは、もう一方の観点からちょっと労働省、労働大臣にも頭の中に入れておいていただきたいなと思うんですけれども、私がイギリスへ行って調査した限りにおいて言いますと、結論だけ言うと、実は、どうもこういった資格制度もグローバルスタンダードにしようという戦略が見え隠れするとい...全文を見る
○城島委員 ぜひこれは力を入れて検討、そしてまた取り組んでいただきたいというふうに思います。  最後の質問に移らせていただきますが、これは先ほどから何人かの皆さんも指摘をされていますが、特に今雇用情勢、いろいろな点で問題ですよね、中高年層の問題ですけれども。  先日発表された...全文を見る
○城島委員 特に若い世代というか、いよいよ希望を持ってこれから社会に出ようと思った途端に社会から阻害されるわけですね。ノーと言われる。これは精神的にも大変なことだと思うのですよ。さっきのイギリスじゃないですけれども、イギリスもそういうことでずっと悩んできて、イギリスでは、失われた...全文を見る
○城島委員 よろしくお願いします。  以上で終わります。