城島正光

じょうじままさみつ



当選回数回

城島正光の2000年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月24日第147回国会 衆議院 労働委員会 第2号
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○城島委員 城島正光でございます。  きょうは何点か、特に雇用関係の問題を中心に大臣に御質問をしたいというふうに思います。  所信表明でも大臣既に述べられましたけれども、労働行政ということを超えて、今政治の最大の問題というのは、やはり雇用情勢をどう改善していくかというところに...全文を見る
○城島委員 そういうふうに世帯主の失業率も三%を超えているということでありますから、しかも長期の失業者が二二・二%ですか、やはりこの問題というのは本当に深刻だと思いますね。日本全体もそうですけれども、世帯主の失業率の高さということも、これは看過できない数字だろうというふうに私は思...全文を見る
○城島委員 そういう中で、かなり厳しい今年度の就職内定率、十二月末の数字が午前中もございましたけれども、大卒で四人に一人がまだ内定していないとか、短大だと二人に一人ですか。これからいよいよ学校を出て希望を持って社会に出ていこうという人たちが、多くの人が門戸を今のところ閉ざされてい...全文を見る
○城島委員 サービス残業ゼロに向けて、これは企業内の労使も含めての努力というのは当然ベースでありますが、ぜひ行政面、政府等も積極的に取り組んでいただきたいものだなというふうに思います。  次に、もう一つ雇用関連で大きな影響を与えております先ほどの経済見通しとの関連でありますけれ...全文を見る
○城島委員 そうしますと、もう一つ経済に物すごく大きい影響を与える春闘がいよいよ来月中旬ぐらいが一つの大きな山場なのでありますが、春闘がどういう情勢になるかということも経済見通しを達成できるかどうかの一つの大きな要因になってくるというふうに思っています。そういう点では、きちっとし...全文を見る
○城島委員 ぜひよろしくお願いしたいと思います。  次に、政府が予定をされています商法改正、特に企業分割関連について御質問させていただきます。  経済がグローバル化していく中で、こういう一連の企業の競争力強化のための各法案が成立をしてきております。現在政府で検討されている企業...全文を見る
○城島委員 少なくとも、今申し上げたように、いや、この経済見通しにあるように、今不安の時代という中で、こういった法案が成立しても、さらにこれから新しいグローバル経済化に応じた企業の組織運営というのがなされる、このことは否定しませんが、そういうことはあっても雇用についての不安を持つ...全文を見る
○城島委員 ぜひ前向きな検討を今後も引き続き行っていただきたいということを申し上げて、終わります。
02月28日第147回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第2号
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○城島分科員 民主党の城島正光でございます。今の池田委員と同様、私も都市整備、なかんずく交通整備の問題について質問をさせていただきます。  私は、今東京の足立区に住んでおります。そこで生活をしておりますと、都市基盤の整備ということに強い関心を持たざるを得ないという状況であります...全文を見る
○城島分科員 そういう状況の中で、今般の答申の概要をちょっと拝見させていただきました。その中で、幾つか個別に質問させていただきたいと思います。  今回、二〇一五年を目標とした中で、この期間中に整備すべき路線ということで整備路線、整備を検討すべき路線ということで検討路線、大きくい...全文を見る
○城島分科員 御指摘のように、かなり建設費用がかかるということだとは思いますが、いろいろな運営主体のあり方も含めてこれは検討ができるんではないかというふうに思っております。この辺の交通基盤の状況を見ると、やはりかなり早急に基盤整備をすべき地域ではないかというふうに私は現実論からい...全文を見る
○城島分科員 費用面の話だったと思いますけれども、今の状況、例えば環七、環八の動向を見てもかなり渋滞も激しいですし、さらにはいわゆる環境問題という点からいってもこの問題は避けて通れないというふうに思っております。  さらに、先ほどの地下鉄八号線の延伸問題と同様、費用が一兆六千億...全文を見る
○城島分科員 これは、今申し上げましたような交通状況、さらには環境問題、そしてまた都市基盤の整備といったような総合的な観点からも、ぜひ早期着工に向けた検討を強く要請しておきたいというふうに思います。  次に、バスサービスについてお伺いをしたいと思います。  バス事業については...全文を見る
○城島分科員 この規制の廃止ということにおいて、いわゆる赤字路線からバスが撤退をしていくんじゃないかということの不安感というのが強い地域があるわけでありまして、今局長がおっしゃったような補助も含めて、少なくとも都市部においてもかなり生活路線に近いような地域もあるわけなんで、ぜひそ...全文を見る
○城島分科員 ということは、これは検討を地元の自治体が中心になってやっている段階ということでよろしいですか。
○城島分科員 この問題は、先ほど例えば八号線やあるいはメトロセブンなんかも含めて費用がかなりかかるというお話がありましたけれども、まさしくこれはいずれにしてもかなり高額な費用がかかってくる話であるということは容易に推測できるわけでありまして、検討そのものはもちろん地元を中心にやる...全文を見る
○城島分科員 以上で質問を終わりますが、最後にもう一度要請をしておきたいと思います。  先ほどの繰り返しになりますが、国際的な環境問題ということも含めて、都市生活の安全、安心といったことや、さらには都市生活の基盤整備といった点を中心として考えるならば、こうした交通網の整備に対し...全文を見る
03月24日第147回国会 衆議院 労働委員会 第5号
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○城島委員 民主党の城島でございます。  私の方からは、午前中の同僚議員の質問に続きまして、今回の雇用保険法改正の特に目玉というか中心的になっております、給付日数等を含めた求職者給付の重点化にかかわる部分を中心に質問をしていきたいというふうに思います。  その前に、既に午前中...全文を見る
○城島委員 それでは、今回の特に給付の見直しについての質問に入らせていただきたいと思います。  今回の法改正では、現行の給付日数の体系を基本的に見直すということが特徴になっておりまして、特定受給資格者という概念が新たに出てきているわけでありまして、この新しい概念をつくり出した理...全文を見る
○城島委員 もう一度確認ですけれども、受給資格者ごとに給付日数が異なるということについては、雇用保険制度として、今までの概念でいくとやはり異質なものがあるわけですよね。そこは、法的なものからいうと、要するに、余儀なくされた者に重点的に厚くしたいということが特に一番大きな理由だとい...全文を見る
○城島委員 そうしますと、この改正給付日数についてちょっと見てみますと、現行の所定給付日数というのは、年齢及び在職期間に応じて、最低で九十日、最高で三百日となっているわけであります。日本が批准しているILO条約の要請を満たすのが、最低基準が九十日であるわけなので、九十日という水準...全文を見る
○城島委員 そうした中で、離職を余儀なくされた者については、四十五歳以上六十歳未満、二十年以上勤続ということでありますと、最高で三百三十日という給付日数になっているわけであります。それ以外の者について見ると給付日数が低下をすることになるわけでありまして、こうした給付日数が大幅に縮...全文を見る
○城島委員 その辺が、セーフティーネットとしての役割がこれで十分今までどおりある面では果たされるかどうかということが一つ大きなこの法案のポイントだというふうに思います。  さらに重要な点は、これは午前中河上委員も述べられておりましたけれども、今回の特徴である、離職を余儀なくされ...全文を見る
○城島委員 具体的にはこれからの重要な検討になるということであるわけでありますが、そのためにも現段階で幾つか確認をしておきたいというふうに思います。  まず一点目は、いわゆる希望退職というものをどういうふうに扱うかということについてお尋ねしたいと思います。  希望退職というの...全文を見る
○城島委員 わかりました。  それでは、ちょっとそれに近い制度であるのですけれども、大体今大手の多くの企業で制度化されている早期退職優遇制度といったことを活用して退職した場合についてはどうなのかなというのが次に、疑問というか問題として出てくると思うのです。  この早期退職優遇...全文を見る
○城島委員 確かに一般的にはそういうことなんだろうと思うのですけれども、これも、後の方のことにもなってきますが、自己申告との中で判断を真剣に、丁寧に扱わなければいかぬのかなというふうに思うのですね。  普通に利用するというか、普通の場合は今おっしゃったようなことだと思うのですけ...全文を見る
○城島委員 この辺もぜひ、場合によっては、早期退職優遇制度を利用したんだけれども、本質的には希望退職の募集に応じたようなケースなんだというようなこともかなり出てくると思いますので、そういう点で、慎重な取り扱いが求められる制度ではないかというふうに思っています。  それから、少し...全文を見る
○城島委員 一般的にはそうなんでしょうけれども、もう一つ、先ほど、新しく二つに分けられた中で、それこそ再就職までの時間的な概念を、時間軸を入れられていますよね。  そうしたときに、十分な時間があればいいんですけれども、さっきあえて申し上げたのは、御両親の死亡等というのは急なケー...全文を見る
○城島委員 この辺はちょっとまだ今のところ方向性が一致しないのでありますが、次の具体例に移らせていただきます。  もう一つ同じようなケースで、深夜業に従事する労働者が、例えば結婚といったような理由で深夜業以外の業務に転換を希望した、しかしながら業務編成等の都合などによってそれが...全文を見る
○城島委員 これもそうかもしれませんが、ちょっと平行線かもしれませんが、この辺は非常に個々で、いろいろな事情で違いがあると思うので、画一的にはなかなか難しいというふうに思うんです。  そうすると、もう一つ、企業による故意の排斥によって退職した、例えばセクハラなんかもそうだと思い...全文を見る
○城島委員 そうしますと、もう一つ、今具体的事例を挙げましたけれども、人によって判断が異なったりするとこれは大変大きな問題になるというふうに思うので、その上からも自己申告が非常に大事だというふうに思うんですけれども、労働者の自己申告を尊重するというのは具体的にはどういった手続をと...全文を見る
○城島委員 そういうことの中で、今もおっしゃいましたけれども、仮に、事業主と労働者の主張が大きく違う、大きくでなくても違いがあるといった場合は、具体的にどういう事実確認をしていくのか。  通常考えますと、労働者側というのはやはりどうしても弱い立場にあるわけなんで、私の経験からす...全文を見る
○城島委員 かなり時間が迫ってまいりまして、一点だけ、ちょっと先ほど確認を漏れたところがありますので、判断のところでもう一つ重要なところを落としておりました、質問させていただきます。  いわゆる定年退職の扱いというのは、基本的にはもうわかっておりますけれども、ただ、定年退職者に...全文を見る
○城島委員 時間が参りましたので終わりますが、今のようなケースでは、特に今回の高年齢者雇用安定法改正の趣旨も踏まえた中で、ぜひそういう検討を行っていただきたいというふうに思います。終わります。     〔委員長退席、鍵田委員長代理着席〕
04月14日第147回国会 衆議院 労働委員会 第7号
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○城島委員 私は、提出者を代表いたしまして、本動議について御説明申し上げます。  案文を朗読して説明にかえさせていただきます。     雇用保険法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、今回の法改正が一般の離職者に対する求職者給付の給付日数の圧縮等、雇用...全文を見る
04月20日第147回国会 衆議院 本会議 第27号
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○城島正光君 民主党の城島正光でございます。  ただいま議題となりました企業組織の再編における労働者の保護に関する法律案につきまして、提出者を代表して、その提案理由及び内容について御説明申し上げます。  経済のグローバル化が進む中、純粋持ち株会社の解禁や産業活力再生特別措置法...全文を見る
04月21日第147回国会 衆議院 労働委員会 第9号
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○城島議員 ただいま議題となりました企業組織の再編における労働者の保護に関する法律案につきまして、提出者を代表して、その提案理由及び内容について御説明申し上げます。  経済のグローバル化が進む中、純粋持ち株会社の解禁や産業活力再生特別措置法の制定など一連の立法が行われ、政府は、...全文を見る
04月28日第147回国会 衆議院 労働委員会 第10号
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○城島委員 民主党の城島でございます。  今回政府が出されました、会社分割に限定をされておりますけれども、労働契約承継法について質問をさせていただきます。  先ほどのニュースでも出ておりましたけれども、雇用情勢が極めて悪い状況が続いている。失業率四・九%、完全失業者数が三百四...全文を見る
○城島委員 確認ですけれども、今大臣は、今回のものはかなりある面では緊急避難的に分割ということに集中して検討した、中長期的には営業譲渡を含めて課題がある、それは検討したい、こういう趣旨の発言と受けとめていいのですか。
○城島委員 今分けておっしゃいましたけれども、確かに形式的には合併だ、営業譲渡だ、あるいは分割だ。それは、形式上、組織上、そういう分類はあるかもしれませんが、組織には、当たり前のことですけれども、そこで働く人がいるわけです。働くサイドからすると、その形式の違いというのは、基本的に...全文を見る
○城島委員 形態は、形態というよりはいろいろな形式といいましょうか、とり方というのは千差万別だ。それは、その企業の実態とか業種によっていろいろありますから、おっしゃるとおりだと思いますけれども、今言ったように、いずれにしても営業を移転するということにおいては変わりないわけでありま...全文を見る
○城島委員 大臣がお触れになった、いろいろ大変千差万別で難しいということの割には、四回というのは、率直な印象からすると、極めて数が少ない。逆に言うと、短時間の中での研究会報告のまとめだったのではないかなという感じが、回数だけで判断するのはあれかと思いますが、少なくともこれだけの今...全文を見る
○城島委員 そうすると、先ほどちょっと触れましたけれども、どちらかというと、ヨーロッパにおけるこうした労働者保護という法的な措置というのはかなり古くから検討が進んでいる、こういうふうに言われておりますけれども、一九七七年に既に企業組織の移転に伴う労働者保護に関するEU指令というの...全文を見る
○城島委員 我々もそういうふうに理解していまして、少なくともEU指令の中では、そういうふうに営業の移転という全体をとらえた中で法整備を段階的にしてきているのではないか。したがって、いろいろな形態があると思いますけれども、現実的にやはりそういう取り組みをしているヨーロッパがあるわけ...全文を見る
○城島委員 そういうことも含めて見ると、先ほどお尋ねしました労働関係法制等研究会、この報告書を見ると、労使協議、特に事前協議について何らかの検討をしたような形跡がちょっと見当たらないんですね。この研究会では労使の事前協議というものについては論議されたんでしょうか。
○城島委員 やはり、先ほど言ったように、一連の経過からすると、労使協議、事前の労使協議ということは当然検討されなければいけなかったんじゃないかというふうに思います。今回の研究会の中でこの点についての検討がされなかったというのは極めて残念であるし、問題だなというふうに思わざるを得ま...全文を見る
○城島委員 要するに、特に働くサイドの立場に立って、政府というか、労働大臣であり労働省にそういう面で僕は期待しているわけですけれども、企業組織の再編に伴って、そこに付随して当然人が移動していくといったときに、人材、そこで働く人というところに光を当てて見たとき、今の政務次官の答弁で...全文を見る
○城島委員 理想的かつ望ましいことでいけば、例えば、分割だ営業譲渡だという決断をしよう、あるいは計画しようという経営者が、みずからのところで働いてくれている従業員に対して、こういう法律があろうがなかろうがきちっと説明する、本来はそういうものだと私も思いますよ。あってもなくても、や...全文を見る
○城島委員 そうしますと、これも先ほどお尋ねした、企業組織の再編における法整備の中で、EU指令においては労使協議制というのはどういう規定になっているんでしょうか。
○城島委員 背景の違いというのは私も理解しているつもりでありますが、それにしても、一般的には、今おっしゃったように基本的な姿勢としては、EUの共通の指令として、法体系の前提として労使協議制というのが位置づけられているということは極めて重要なことだというふうに思うわけでありまして、...全文を見る
○城島委員 率直に言って、最初のころの大臣答弁とここはちょっと矛盾しているところがあると私は思うんですね。特に労働条件について、保障されるというふうにおっしゃいましたけれども、それはそう願っていますし、多くのところではそうかもしれません。でも、先ほど大臣おっしゃったいろいろなケー...全文を見る
○城島委員 いや、そのことは理解しているのですけれども、したがってということで、本人の不同意権まで消すということはないんじゃないですか。
○城島委員 そうすると、少なくとも、労働組合とか従業員代表との事前の協議もこの法案でいけば義務づけられていない。  今言ったように、いろいろな日本の今までのローテーションのあり方も含めて見ると、営業に主として従事している者ということをどう規定しているかによりますが、そういう人た...全文を見る
○城島委員 いや、ですから、僕はさっきから再三基本論に立ち返るわけですね。  それはそのとおりだと思うのですよ、今の法体系。だけれども、本当にそれでいいのですかということを最初に申し上げたわけですね。労働省であり、働く勤労者のところに光を当てたときに、そういう法体系だからこれで...全文を見る
○城島委員 いや、商法改正とセットというのもわかりますが、これもまた先ほどの論議に立ち返るようでありますけれども、最初大臣に御質問したような、もう繰り返しませんが、こういう一連の幾つかの法案審議の中で、これだけ組織再編が進んでいくとすれば、雇用の問題とかあるいは労働条件に対して、...全文を見る
○城島委員 これも最初に触れましたように、今や失業率が四・九%、高どまりして、過去最高の失業者数、約三百五十万人だ。男性の失業率は五%を超している。そういう状況の中で、この一連の企業組織再編のさまざまな法案が制定され、それが実行に移されていこうとしている。マスコミ等で、みずほグル...全文を見る
05月12日第147回国会 衆議院 労働委員会 第12号
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○城島委員 民主党の城島でございます。  労働大臣に何点か質問をさせていただきます。  合併、営業譲渡を初め企業組織の再編が増加している中で、これにかかわる労働者保護に関する諸問題については、学識経験者を中心とする検討の場を設け、速やかに結論を出すべきと考えます。そして、政府...全文を見る
○城島委員 立法化する場合には、その時期についてはどういうお考えなのかを質問したいと思います。
○城島委員 学識経験者についてでありますが、労働組合の推薦する研究者等を含むものというふうに考えてよろしいでしょうか。
○城島委員 会社の分割に当たって、事業主は、通常、労働組合等との事前協議を行うものというふうに考えてよろしいでしょうか。
○城島委員 労働契約承継法案の修正によって新たに加えられる第七条において、「労働者の理解と協力を得る」とありますが、その具体的内容についてお尋ねしたいと思います。
○城島委員 以上で終わります。
08月04日第149回国会 衆議院 労働委員会 第1号
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○城島委員 おはようございます。民主党の城島でございます。  持ち時間二十五分でございますので、きょうは、IT革命と雇用ということを中心に質疑をさせていただきたいというふうに思っておりますが、冒頭、けさの新聞各紙に出ておりましたけれども、労働組合、特に連合との会見というのですか...全文を見る
○城島委員 百歩譲って、冷えた関係というのは、政党との関係であればある程度理解できるわけですけれども、やはり政府ですからね、国民のすべての面、生活含めて、それこそさっきありました安全、安定、安心ですか、そういう社会をつくっていく役割というのは政府にあるわけなので、どこかとは温かい...全文を見る
○城島委員 要するに、その成果というのが何かという面において言いますと、今まさに大臣がおっしゃったような、そういう労働行政をやりたいというところに結びつくというのが成果でしょうから、そうすると、それは当然のことながら、それを成果にするためにも、それこそ世界的にも国際的にも最大の労...全文を見る
○城島委員 年末までにめどを立てたいという力強い御決意だと承りましたので、ぜひそういうことで御努力をいただきたいというふうに思います。  それでは、IT革命と雇用の問題について御質問をさせていただきたいと思います。  森内閣そのものがこのIT革命というものをこれからの経済の起...全文を見る
○城島委員 具体的に、今プラス面ということをおっしゃいましたけれども、それはそういう部分がもちろんあるわけですけれども、例えば産業面においてもプラスになる産業と、やはり雇用においてかなり厳しい産業も出てくるというふうに思うのです。また同時に、企業内においても、よく言われるように、...全文を見る
○城島委員 確かに、今おっしゃったように、企業の中における中抜き現象と同じように、産業全体においても、例えばいろいろな分野での卸業とか、あるいは場合によっては小売業を含めて、それがなくなるというわけではありませんが、IT革命の中で、川上から川下まで見ますと、中抜き現象というのが起...全文を見る
○城島委員 したがって、場合によってはそういう大規模な失業あるいは倒産ということが今後もIT革命の進展とともに起こってくる可能性を逆に秘めているわけなんで、最終的な姿というか将来方向はそれでいいとしても、その間の備えに対して十分な配慮をしていくのは、これは労働行政がこのIT革命の...全文を見る
○城島委員 全般的なそういう労使関係での目配りということと同時に、今大臣が特にお触れになりましたし、先ほど棚橋委員の質問の中にもありましたけれども、職業能力開発というのが物すごく大きなポイントになると思うのですね。しかもそのことが、ある面では失業率が高まるのを防ぐという意味でも極...全文を見る
○城島委員 ぜひその点については、一点目の問題と同時に積極的に展開をしていただきたいと思います。  以上で終わります。
11月07日第150回国会 衆議院 本会議 第10号
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○城島正光君 平野議員にお答えいたします。  欧州各国のように、生殖医療について厳正な法制度をつくるのかという御質問でありますけれども、御指摘のとおり、法律の施行後三年以内に、生殖補助医療及び生殖補助医学研究におけるヒト胚の作成及び利用の規制について法制上の措置その他必要な措置...全文を見る
○城島正光君 斉藤鉄夫議員にお答えいたします。  クローン人間とヒト受精卵を同一のフィールドで扱うのは論理的に飛躍があるのではないかとの御質問にお答えしたいと思います。  まず初めに確認させていただくことは、無性生殖によって人間をつくることであるクローンだけではなく、人と動物...全文を見る
11月08日第150回国会 衆議院 科学技術委員会 第2号
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○城島議員 お尋ねの件にお答えをしたいと思います。  今いろいろな観点で御懸念を表明されていますけれども、率直に同感でありますけれども、聞けば聞くほど、そうであればぜひ民主党案の、ヒト胚についても何らかの規制が必要ではないかというふうに、結論はいかれるのじゃないかと思いながら聞...全文を見る
○城島議員 お答えいたします。  御指摘のようにいろいろ難しい問題があると思いますが、少なくとも今我が国においては、当然といえば当然でありますけれども、ヒト胚について、民法上の権利主体あるいは刑法上の保護の対象として法的な位置づけはされておりません。  しかしながら、ヒト胚と...全文を見る
○城島議員 民主党の我々の案では、胎外でのヒト胚の作成、利用の規制のみを基本的に考えておりまして、胎内のヒト胚につきましては、本案の想定外というふうに考えていただいていいのではないかと思っております。
○城島議員 お答えいたします。  繰り返しておりますけれども、ヒト胚そのものというのは、人の生命の萌芽として位置づけている、また位置づけることができるのではないかということの中で、ヒトのほかの細胞とは異なって、したがって、倫理的に尊重されるべきものであるということから、ヒト胚を...全文を見る
○城島議員 追加して、民主党案の背景について、基本的な点でございますので説明させていただきたいと思うんです。  津川委員がおっしゃった、一つの哲学に近いところだと思いますけれども、それも一方で非常によくわかる話でありますが、いわゆる研究の自由あるいは研究の自治というものと、まさ...全文を見る
○城島議員 お答えいたします。  確かに、御指摘のとおり、民主党案ではヒトES細胞の樹立にかかわる研究ということについては、許可というか、そういう方向でしているわけでありますが、それは、御承知のように、この研究は、拒絶反応がない移植用の細胞とか臓器ですとか、あるいは組織の作成と...全文を見る
○城島議員 お答えいたします。  まず、何度も繰り返して恐縮なんでございますけれども、我々民主党案の場合の基本的なベースとなる考え方というのが、ヒト胚を人の生命の萌芽であるというふうにとらえるということが基本中の基本でありまして、そのために、生命の萌芽であるヒト胚をまさしく人為...全文を見る
○城島議員 御指摘の点は、基本的な状況というのはそういうことなんだろうというふうに思います。  今御答弁したことを繰り返しませんけれども、我々としては、現段階ではある程度の国民的な合意あるいは理解というのは進んできているのではないかというふうに思っておりますけれども、菅原先生全...全文を見る
○城島議員 民主党は基本的な考え方のベースが、御指摘のとおり、生命の倫理、生命を尊重するという観点からして、ヒト胚そのものが生命の萌芽であるということを基本に置いた体系を立てております。  しかし一方で、生命の萌芽であるとは認識しつつも、どの段階で人ということに認定できるのかと...全文を見る
○城島議員 これはもう何度も繰り返しますけれども、生命の尊厳という観点からして、私たちは生命の萌芽であるそのヒト胚というものも、その生命の尊厳という観点からするとそれにふさわしい対応をしていくべきだということに重きを置いているということでございます。
11月10日第150回国会 衆議院 科学技術委員会 第3号
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○城島議員 基本的には同じ認識だと思いますが、あえて補足いたしますと、この前の委員会でも御答弁しましたけれども、この生命の萌芽、いわゆるヒトの発生という中で、どこからまさしく人間というのかという問題は、どこで人間が死ぬかという問題とある面で同じでありまして、医療の技術の進歩と同時...全文を見る
○城島議員 お答えしたいと思います。  民主党案では、ヒト胚そのものを、先ほど申し上げましたような理由によって、すなわち生命の萌芽であるということを極めて重要視し、それを根幹としておりますがゆえに、ヒト胚を利用しての研究は原則として禁止ということに明確にしております。したがいま...全文を見る
○城島議員 まず、結論から申し上げますと、こういう法体系の方が今は一般的ではないかなというふうに思っております。  というのは、先ほどからの論議でもありますけれども、先ほど斉藤議員がおっしゃっていますけれども、体細胞のクローンというものと分割卵のあたりからのクローン、あるいは、...全文を見る
○城島議員 卵子の商業利用についてでございますが、先ほど山谷議員の方から述べましたとおり、卵子の安易な摘出というのは、女性の身体の安全を考えますと可能な限り慎むべきであり、卵子の安易な摘出につながるおそれのある卵子の商業利用、産業利用については、必要な規制を行っていくべきだという...全文を見る
○城島議員 ES細胞の有用性については、今の御答弁と同じですから省略させていただきして、特に特許等に関する考え方について、民主党の考え方を述べさせていただきます。  御承知のように、今、ヒトES細胞の研究についてはかなり有用性があることも事実であります。ただ一方、現実を見ますと...全文を見る
○城島議員 ことし七月の九州・沖縄サミットで採択されましたG8首脳宣言の中にも、人間のDNA配列に関するすべての基礎的な生データの迅速な公開がさらに行われるよう要請する、ゲノム配列解析に続く研究を多数国間の協力に基づいて追求することが重要だ、遺伝子に基づく発明について、可能な限り...全文を見る
11月14日第150回国会 衆議院 科学技術委員会 第4号
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○城島委員 きょうは、早朝より四人の参考人の皆さん、本当に御苦労さまでございます。大変重要な法律案、しかもその根底に、倫理観を含めたさまざまな大変大きな影響を与える法律案だというふうに認識をしながら、我々今まで審議をしてきておりまして、きょうはそれぞれの立場から貴重な御意見をいた...全文を見る
○城島委員 今の御答弁、ちょっと問題があるかなと思いますのは、ということは、ちょっと確認なんですけれども、この報告書を出されるまでのクローンの範囲というものについて、大きく変更になった。この報告書を作成される段階では、かなり限定された、まさに中心的な、体細胞を中心とした、今おっし...全文を見る
○城島委員 私の見解とはちょっと違うのでありますが、先ほど西川先生が、そういう面では大変含蓄のある言葉だと思うんですが、許可制と届け出制という中で能動的、受動的とおっしゃいました。受け身の仕組みだと。どちらかというと、能動的な姿勢になる方がいいんじゃないかというふうに私には聞こえ...全文を見る
○城島委員 ここが実は、私はあえて研究という立場というふうに前提をしましたけれども、一方で、それを受ける国民的立場というとちょっと語弊がありますけれども、その立場と、大きくやはり違いがあるんじゃないか。今、特に日本では。  先生も先ほど御指摘になったと思いますけれども、こういっ...全文を見る
○城島委員 わかりました。  それから、西川先生、大変恐縮ですが、もう一つお尋ねしたいのですけれども、これも先ほどお触れになりましたけれども、研究者という立場からだったらそうかもしれませんが、あえて、人の命ということについての御見解をお尋ねしたいのです。  例えば、私自身の今...全文を見る
○城島委員 そういう先生の見方というのは、かなり学者の中では一般的にあるようです。私も、実はこの分野の研究をやっている教授と随分論議を、先週もしたのですけれども、彼も全く同じようなことを言っていたのです。  けれども、少なくともこの法案のもう一つの重要な意味があるとすれば、この...全文を見る
11月15日第150回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号
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○城島委員 おはようございます。民主党の城島でございます。  今、石破総括政務次官から法案の趣旨説明がございましたけれども、ことし三月に実に九十二年ぶりという、まさしく、ゆめゆめ日本ではもう起こらないかなというふうに一般的には思ったわけでありますが、口蹄疫が発生をしたというニュ...全文を見る
○城島委員 今お触れになりました畜産農家の経営そのものがかなり大規模化してきているというところが、一つ新たな状況変化かなと。特に、今回、北海道では一農場で七百五頭ですか、処分をされた。そういう面では、かつてでは考えられない、一農場でそれだけの頭数を処分せざるを得ないというように大...全文を見る
○城島委員 大変よくわかりましたけれども、そういう面でいうと、確かにかつてみたいな、一頭、二頭、三頭とか、そういうような規模が圧倒的に多かった時代とは、今言ったように、今度の北海道の場合も、そのころに比べますと膨大な数です。そうすると、おっしゃるように、経営者そのもの、所有者その...全文を見る
○城島委員 わかりました。検討ということでありますけれども、ぜひ前向きな検討をお願いしたいと思います。  最初にちょっと申し上げましたけれども、今回の口蹄疫の原因そのものが、どうも可能性として大だということでありますけれども、中国産の麦わらが原因ではないか、最も可能性が高いので...全文を見る
○城島委員 たまたまというのでしょうか、今回のウイルスの強さが非常に弱いものだったという御説明が先ほどありまして、それであるがゆえに、逆に言うと、これだけでおさまったのかもしれないということは言えるわけですね。これがもう少し菌の毒性が強いタイプであれば、場合によってはもうちょっと...全文を見る
○城島委員 そうすると、検疫強化によって、原因となった可能性が高いという中国産の稲わらの取り扱いというのは具体的にどういうふうになるのでしょうか。
○城島委員 そうしますと、輸入稲わらの輸入に当たって検疫体制の強化というのは、どういうふうに具体的に図っていかれるのでしょうか。
○城島委員 もう一つ、検疫を強化するに当たって、輸出国における口蹄疫等の発生状況に関する情報を収集していくということは大変重要なことではないかというふうに思っております。口蹄疫の非清浄国である、特に今話題になりました中国あるいは近隣でいうと北朝鮮に関する情報は、一般的に言うと、今...全文を見る
○城島委員 ぜひその辺もよろしくお願いしたいと思います。  次に、九月二十六日でありますけれども、我が国は国際機関によって口蹄疫清浄国に復帰したということが認定されたわけでありますが、ただ、口蹄疫の発生に伴って我が国からの牛肉等の輸入を禁止した国が結構ありますよね。その国で輸入...全文を見る
○城島委員 これはやはり二国間協議ですか。
○城島委員 今回、輸入粗飼料が口蹄疫発生の原因の可能性が高いということが判明したことから、口蹄疫の侵入防止のためにも飼料用稲わらの自給率を向上させていくことが必要ではないかと思うんですけれども、この飼料用稲わらの自給率向上への取り組みについてお伺いしたいと思います。
○城島委員 今回発生した口蹄疫のような、特に海外悪性伝染病の専門家の育成が必要だと思いますし、またその現場で中心的に当たる獣医師の能力とか資質の向上といった施策が、極めて十分達せられなきゃいかぬと思うのですけれども、こういった観点での実施状況あるいは今後の取り組みについてお伺いし...全文を見る
○城島委員 以上で終わります。ありがとうございました。
11月21日第150回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○城島委員 私は、民主党・無所属クラブを代表して、平成十二年度一般会計、特別会計、政府関係機関三補正予算に一括して反対の立場から討論を行います。  まず最初に問題といたしますのは、森総理にこれら補正予算を提出する資格が本当にあるのかということであります。  私たち野党は一致し...全文を見る