城島正光

じょうじままさみつ



当選回数回

城島正光の2004年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月27日第159回国会 衆議院 厚生労働委員会 第2号
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○城島委員 城島でございます。よろしくお願いをいたします。  この国会は、最重要法案と言われております年金問題の重要性はもとよりでありますけれども、その他、昨今話題になっております、再び話題になっていると言った方がいいと思いますけれども、BSEを初めとする食の安全の問題、あるい...全文を見る
○城島委員 そこで、きょうは限られておりますが、まず第一番目に、BSEに関する質問をさせていただきたいと思います。  最近、我が国でも十頭目のBSEが発見をされましたけれども、何といっても、昨今のこのBSEの問題では、アメリカでBSEが一頭発見をされた、それに伴って我が国への米...全文を見る
○城島委員 今、代表例で例えば英国を挙げられましたけれども、これは、確かに今まで累積でイギリスでは約十八万頭のBSEが認められて、発生をしている。最近の例を見ても、肉骨粉の流通が全面禁止されて以降、確かに効果的にどんどん発生が減っておりますが、それでもまだ年間千頭のBSEがイギリ...全文を見る
○城島委員 これだけの大きな被害、さらには、BSEから感染した異常プリオンによる新型ヤコブ病で亡くなった方が、恐らくイギリスで百三十七名、世界全体で百四十八名という大変な状況が起こったこのヨーロッパにおける検査体制がこういうことだということですよね。  それで、実は、先週、BS...全文を見る
○城島委員 今おっしゃったように、安心というものとのバランスというので、最後に私、実はそこに触れようと思ったんですけれども、そういう中で、いろいろな面で最終的な判断をしていくことはそのとおりであります。しかし、一方で、それが科学的にどうかということをきちっとやった上で、その安心の...全文を見る
○城島委員 いや、だから、まさにそこがリスクコミュニケーションの果たす役割のところでありまして、それの充実強化以外にはこれを埋めるところはないというふうに思います。この問題については、また改めて別途時間をとって論議をさせていただきたいと思います。  次に、ちょっとどうしても確認...全文を見る
○城島委員 それでは、時間が参りましたので、残り一点だけ、要望と質問をしておきたいと思います。こうした審議会、分科会、部会の議事録の開示についてであります。  当然、この厚生労働委員会における法案審議に当たっては、審議会での議論過程というのは、法案作成者の意思を我々がきちっと酌...全文を見る
○城島委員 ぜひ、そういう委員の名前も含めて、しっかり、そういう人選をされているわけなので、名前も含めた、そして早い段階での公開をお願いしたいと思います。  以上で終わります。
04月09日第159回国会 衆議院 厚生労働委員会 第10号
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○城島委員 民主党の城島でございます。  いよいよこの時間帯から、年金問題について、民主党初め野党の審議をさせていただきます。したがいまして、私の方からも、冒頭、昨夜起こりましたイラクにおける日本人三人の人質の皆さん方の、本当に一秒、一刻でも早い救出を心から願いますし、また、そ...全文を見る
○城島委員 そういう状況の中でこの法案が出てきている。僕は、根っこから、さっきの話じゃないですけれども、庶民感覚、あるいは今、国民の暮らしの感覚をなくしている、その中で出てきた法案だとしか思えないわけですよ。それが随所に明らかになってきている。  それで、先日、残念ながら我々の...全文を見る
○城島委員 前に進むのはいいんですけれども、大臣、これは総理にもぜひお願いしたいんですけれども、これは、今まで確かにそういう流れにあったんでしょうけれども、しかし、やっとここに来て明らかになったのは、それぞれ数字は若干違いますけれども、いずれにせよ四兆から六兆ぐらい、いわゆる損失...全文を見る
○城島委員 いや、その問題一つとっても、やはり国民の皆さんから見ると、結局責任の所在が不明確で、何かむだ遣いとか、そういう余計なところにお金が使われたりしても、それはそのまま行ってしまう。そういうところについては、何ら明確な責任と、あるいはそれに対してどういう責任をとっていくかと...全文を見る
○城島委員 いやいや、それはもう当たり前のことなんですね。ところが、いかにも今までは、最低五〇、最低五〇、こればかりじゃないですか、はっきり言って。モデルは、今やっと、それは予算委員会のところから明らかになってきましたよ、確かに。しかし、僕は質問主意書を出して、まだお答えいただい...全文を見る
○城島委員 いやいや、それはやっとそういうことだということを、要するにわかってきたというか、言うようになってきたわけですよ。(発言する者あり)言っていないんだよ。  それで、しかも、今はっきりしているのは、確かに、みんな、僕に言わせれば、ああいう政府の答弁だと、どんな高額所得者...全文を見る
○城島委員 これは、データとか資料が、どうも、あるにもかかわらず出してこないという部分がありますが、もしこれから論議するときに本当にそういうことがあれば、ぜひお願いしたいと思います。  最後に、いろいろ年金の問題で、話題になったポスターの件でありますけれども、総理とか大臣は、当...全文を見る
○城島委員 では、長妻議員に譲ります。
06月04日第159回国会 衆議院 本会議 第38号
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○城島正光君 私は、日本共産党、社会民主党・市民連合、そして民主党・無所属クラブを代表いたしまして、ただいま議題となりました厚生労働委員長衛藤晟一君解任決議案の提案理由を説明いたします。(拍手)  まず、主文を読み上げます。   本院は、厚生労働委員長衛藤晟一君を解任する。 ...全文を見る
08月05日第160回国会 衆議院 本会議 第3号
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○城島正光君 民主党の城島正光です。  私は、民主党・無所属クラブを代表し、ただいま議題となりました国民年金法等の一部を改正する法律を廃止する等の法律案に賛成の立場で討論を行います。(拍手)  さきの国会で成立した政府年金改正関連法は、負担と給付について、数字のつじつま合わせ...全文を見る
10月29日第161回国会 衆議院 厚生労働委員会 第3号
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○城島委員 おはようございます。民主党の城島でございます。  きょうは労働組合法の改正についての論議なんですけれども、どうしてもこの部屋に入りますと、ちょうど半年前ですね、四月、あの例の年金、我々は改悪と申しておりますが、年金の問題で、この十六委員室で熱い論戦を闘わせたなという...全文を見る
○城島委員 ぜひよろしくお願いします。  それでは、労組法に質問を移ります。  冒頭、大臣から、この法案の誤りについて謝罪がございました。年金問題のところでも膨大な条文ミスがありました。この労組法以外にも、実はこの臨時国会にかかっている法案で、四本、同じようなミスが見つかって...全文を見る
○城島委員 そういう点で言うと、後ほど場合によっては触れるかもしれませんが、今申し上げた五審制の問題とか実質的証拠法則といった問題については、やはりちょっと抜けた点は残念だなという感じが率直に言ってしているわけでありまして、これはいずれにしても今後の重要な検討課題だろうなというふ...全文を見る
○城島委員 ということは、現実論で考えると、一番最長で約一カ月程度ということですね。大体二週間から一カ月以内ぐらいというところが想定される。想定されるというより、これは迅速化という点からすると、もうほとんど原則的に次々回までに結論を出すというような姿勢をぜひ持っていただきたいと思...全文を見る
○城島委員 これは一つ大きなポイントでありますから、ぜひそこは、迅速化のポイントとして重要な点でありますから、次々回までにはというようなことで、できるだけ短期間のうちに結論を出すということを徹底していただきたいというふうに思います。  もう一点、これに関してなんですが、証人等出...全文を見る
○城島委員 そうした、裁判所にも不服申し立てができるということになりますと、懸念されるのはやはり審査の遅延ということになるわけですね。  例えば、昇進に関して組合の活動家だということだから差別されたという事件、これは結構あるわけでありますが、例えば、そういう事件について一定の人...全文を見る
○城島委員 私は、行政訴訟事件が頻発をしていくということになりますと、やはり迅速化の流れに逆行することになりかねないということを危惧しているわけであります。  すなわち、労働委員会とすれば、一つ一つ裁判所に不服申し立てが出されるというようなことになればですけれども、そうなれば、...全文を見る
○城島委員 また、実は、この法案をつくるに当たっての建議、「労働委員会の審査迅速化等を図るための方策について」の建議を読みますと、この「不服審査手続」の項目の中に、「不服審査については、その手続の迅速化に十分配慮することが必要であること。」こういう一文があるんですね。  この一...全文を見る
○城島委員 究極的には、証人等出頭命令等に対する不服審査は労働委員会内部で完結するということとして、証人等出頭命令等に対して訴えの提起ができないというふうにしなければ、結果的には、やはり裁判所に訴えることはできることに当然なるわけでありますから。この訴えの提起ができないとする類似...全文を見る
○城島委員 では、流れとしては、ほかのものとの違いというのは、確かに独禁法などは訴えの提起を否定していないということでありますが、今言ったような公害紛争処理法のように比較的新しい法律においては、行政委員会の制度に関して訴えの提起を否定する仕組みをつくっているわけなので、ここには、...全文を見る
○城島委員 ぜひ、これは施行後、注目しながら運用実態をチェックしていっていただきたいと思います。  次に、和解についてちょっと御質問をしたいと思います。  労働委員会の事件の七割は取り下げ、和解で解決しているという報告がありますが、今回の改正で和解を法文に入れて法的に位置づけ...全文を見る
○城島委員 今回の改正案を見ると、和解というのも一定の前進があるところだなというふうに思っていますが、第二十七条の十四に規定される和解において債務名義とできるのは、「金銭の一定額の支払又はその他の代替物若しくは有価証券の一定の数量の給付」というふうになっていますが、この債務名義と...全文を見る
○城島委員 しかし、労働委員会における和解には、かなり多面的な側面があるというふうに思っています。労働委員会における和解というのは、民法上の和解とはその性質が異なる側面があるんじゃないでしょうか。  すなわち、和解の内容には、昇進、昇格の命令とか、あるいは、何月何日をもって会社...全文を見る
○城島委員 具体的な和解内容というのが債務名義として認められないというのが政府の現段階のお考えのようでありますが、和解協定の不履行というのは、救済命令等の不履行と同様に、いわゆる心情的には過料制裁に値するほどの問題があるんじゃないかというふうに私は思っているんです。  労働委員...全文を見る
○城島委員 そういう点からしても、和解条項の不履行というのは、和解により紛争を早期に解決しようとする当事者の努力を、ある面では無意味なものにしようとしていることになるわけでありますから、この和解の不履行については、私は非常に重要な問題を投げかけているのだろうというふうに思います。...全文を見る
○城島委員 和解が不履行となった場合に、和解の成立によって中断した救済命令の審理手続を例えば再開して、和解条項の不履行後、迅速に救済命令を出すようにする。その救済命令の審理に際して、和解の内容及び和解条項が遵守されなかった事実を考慮するなどの方策によって、和解を何らかの形で、特に...全文を見る
○城島委員 先ほど一点目で言った証人等出頭命令等についても、迅速化という点から、やはり今後の施行後の運用というものをチェックしていく必要があるというふうに要請を出させていただきましたが、この和解不履行についても、不履行後、迅速に救済命令を出すことができるような体制ということも今後...全文を見る