白浜一良
しらはまかずよし
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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02月27日 | 第120回国会 参議院 産業・資源エネルギーに関する調査会 第3号 議事録を見る | ○白浜一良君 きょうはお忙しいところ、貴重な御意見をありがとうございます。時間が非常に押しておりますので、簡単に御質問をさしていただきたいと思います。 まず高木参考人にお伺いしたいと思いますが、先ほど意見も出ていたんですけれども、いわゆるエネルギーの需給の見通しで原発がベース...全文を見る |
○白浜一良君 よろしくお願いしたいと思います。 柴崎参考人にお伺いいたしますが、いろいろお話が出ておりますので、重複を避けまして一点だけ、ガス冷房のお話がございまして、いわゆる電力ピークの夏、それを緩和する意味でも非常に意味が大きいと思うんですけれどももう少し突っ込みまして、...全文を見る | ||
○白浜一良君 いや、そうじゃございません。いろいろそういうエネルギー源として電力とか石油とかガスとかあるわけですね。主にこういう使用に関してはガスを使った方がいいとか、こういう利用には電力を使った方がいいとか、そういうものをある程度大枠政策的に何か決められるような考え方があるかど...全文を見る | ||
○白浜一良君 どうもありがとうございました。 高瀬参考人にお伺いしたいんですが、先ほどからのお話でもありましたように、いわゆる石炭そのものの需要は今後伸びる予定なんですよね。ところが、コスト面等で当然輸入炭が中心になるんですけれども、やはり石炭協会ですから当然国内炭が非常に大...全文を見る | ||
○白浜一良君 先日もこの石炭問題を論じたんですけれども、過去の日本の歴史ということもございますし、貴重な国内資源ということもございますし、輸入炭がやはりベースになっているんですけれども、きちっとした対応を協会としてもお願いしたいと、このように申し上げておきたいと思います。 岩...全文を見る | ||
○白浜一良君 最後に茅参考人にお伺いしたいんです。 いわゆる経済成長とCO2の問題なんですけれども、当たり前に考えたら経済成長をしていくほどCO2はふえていくんです。だけれどもよほど技術革新されないと難しいというか、今政府も一応のベースは両方図っていくということになっているん...全文を見る | ||
○白浜一良君 どうもありがとうございました。終わります。 | ||
03月05日 | 第120回国会 参議院 予算委員会 第7号 議事録を見る | ○白浜一良君 私は戦後復興の問題でお伺いしたいんですけれども、ただいまの太田委員の指摘を聞いていまして、まず冒頭に一つだけ総理に確認したいんですけれども、そういう被災民、避難民救済のニーズ、今後のニーズというのはどういうことですか、言うてください。 |
○白浜一良君 私の理解では、その避難民の数の問題じゃないんですよ、ニーズというのは。なぜ自衛隊が行かなきゃならないのかというのは、民間機ではああいう戦争状態では危ない、だから民間機では日本の航空会社も行けない、だから自衛隊を出すんだという、そういうニーズじゃないんですか。 | ||
○白浜一良君 自衛隊機を、軍用機を出さなけりゃならないという、それはどういうことなんですか。自衛隊機も出さなきゃならない、そう判断されているわけです。それはどういうことだったんですか。 | ||
○白浜一良君 対応し切れないんじゃないんですよ。要するに、日本の民間のボランティアで三十五機も民間機は用意されているわけですよ。だから、供給面は大丈夫なんですよ。だから、私の理解では、ああいう戦争状態で危険だから、民間機が行けないから軍用機を出さなければならない、そういう政府の見...全文を見る | ||
○白浜一良君 もう堂々めぐりでやめますけれども、状況は変わりまして、民間機で対応できないとおっしゃいますけれども、民間機でも十分対応できる状況になったということを踏まえれば、その政令を変えられたという意味がないということを私は申し上げたいわけで、そのことをよく御理解をいただきたい...全文を見る | ||
○白浜一良君 昨日の質疑で、きょうの新聞にも報道されておりましたが、国際緊急援助隊ですか、出動も検討されておるということを書いておりましたが、これはどうですか。 | ||
○白浜一良君 そういうお考えも大事なんですけれども、昨年、医療団を派遣しようということで先遣隊を出されましたですね。私の見たところいろいろ問題を含んで終わったわけです、昨年。そういう実際政府が手を打たれたこと、そういうものを総括せぬと、どこに問題があったのかということを総括せぬと...全文を見る | ||
○白浜一良君 リクルートの問題は後で申し上げますが、外務大臣、今おっしゃったようなことはある意味では常識的なことでね、先遣隊が行かれて向こうで理解されたようなことは、まあいわば日本におってもわかるようなことなんです。私も実際行かれた方の声を聞きましたけれども、外務大臣おっしゃった...全文を見る | ||
○白浜一良君 ですから、そういう状態でも日本の政府がそういう世界のためにきちっと派遣できるようなやっぱり体制をつくらなければいかぬということを私は訴えたいわけです。 具体的なことを私ちょっと質問したいんですけれども、そういう完結した医療団を組むためには、例えば大型のそういうバ...全文を見る | ||
○白浜一良君 総理みずからが発案された非常にすばらしいことだと思うんですが、これは使われぬと意味がないわけですね。船をつくったけれども置いてある、これでは意味がないわけでございまして、そういった面で、そういう医療団の派遣なんかにも使えるような、多目的というようにおっしゃったわけで...全文を見る | ||
○白浜一良君 総理の発案でされたことなんですから、いろいろ意見を聞くのはいいですけれども、やっぱり総理の意思があるでしょう。そういうものにも使えるものにしたいという意思があるでしょう。意見を聞くというようなことを私同っているんじゃないんです。あなたの意思を聞いているんですよ。 | ||
○白浜一良君 それは具体的なことはいろいろ相談されたらいいんですけれども、そういう目的さえ明確にしていただいたらいいわけでございます。 それで外務大臣、リクルートの問題なんですけれども、呼びかけても医者が集まらない、看護婦さんも集まらないという問題がある。これは当然なんですね...全文を見る | ||
○白浜一良君 いろいろ問題点はあるんですけれども、もう時間がないので割愛しますけれども、やはり海外の場合はいわゆるこういうボランティアで派遣で行かれた方にプライドというか、誇りを与えているんですね。また、実質的なそういう制度的な保障も与えているわけです。例えばそういう海外に援助隊...全文を見る | ||
○白浜一良君 もう一点きょうはお伺いしたかったんですけれども、時間がないので簡略にしますが、武器輸出に絡むことでございまして、今回の湾岸戦争、イラクが軍事大国になったということは当然一つの大きな要因になっているわけです。フランス、ソ連がどっとこう武器を輸出したわけでございますが、...全文を見る | ||
○白浜一良君 外務省に伺いますが、今回の戦争を通してアメリカでもECでもいわゆる武器輸出に関する規制の動きがあるというふうに伺っていますが、どういう動きがございますか。 | ||
○白浜一良君 最近の話です、湾岸戦争以降。 | ||
○白浜一良君 先日の新聞報道でちょっと通産省に伺いたいんですけれども、実名入りで、国際新ルールづくりをしなければいかぬという、そういうお話が散っていたんですけれども、通産省、これどうですか。 | ||
○白浜一良君 最後に、総理にお伺いしたいんですけれども、今通産省の話を聞きましたけれども、いろんな意見が出ていまして、報道によりましたら、いわゆるアメリカの考え方とフランスの考え方が微妙に対立しているというそういう問題もありますし、このオーストラリアグループの輸出規制を考えまして...全文を見る | ||
03月07日 | 第120回国会 参議院 建設委員会 第3号 議事録を見る | ○白浜一良君 まず最初に、大臣にお伺いしたいのですけれども、今回の公庫法の改正は、住宅建設を促進するという、そういう側面から言えば決して反対するわけではないんですが、この公庫法そのものの趣旨、目的から考えて、私は適切に運用されているかどうかということをまず冒頭にお伺いしたいわけで...全文を見る |
○白浜一良君 もともと第一分位、第二分位の方も買っていたわけですが、それが減っている。確かに近年非常に住宅が高くなっている。そういうことはいろいろ原因はあるんですよ。あるんですけれども、今大臣がおっしゃったような言い方は、本来の趣旨から非常に外れていると私は思うわけです。もともと...全文を見る | ||
○白浜一良君 今具体的に中古等の話をされたんですが、総務庁の指摘されているのは融資体系全体の改善というか、もう少しいろんな角度からおっしゃっているわけでございまして、どうかそういう具体的な検討をお願いをしたい。 中古のことを今おっしゃいましたので、中古のいわゆる経過年数とか融...全文を見る | ||
○白浜一良君 いずれにいたしましても、持ち家制度というのが従来日本の住宅行政のベースになっておりますので、そういった面ではこの公庫の運用は非常に大事でございます。善処をお願いしたいと思うわけです。 持ち家でない場合はとにかく賃貸になるわけでございますが、賃貸住宅の場合は、先ほ...全文を見る | ||
○白浜一良君 そういう借り上げ方式も新たにできるわけですからね。私は大阪ですけれども、確かに非常に足りないんですよね、希望が多くて。それで、大阪でもそうなんですけれども、これはもう本当に県境の遠いところに府営住宅なんかできましてもそういうところへは入りたくないんですよ。やっぱりで...全文を見る | ||
○白浜一良君 今の局長の答弁は大蔵省の答弁でございまして、しかしよく御存じのように、例えば背広はどこで買うても値段は変わりませんけれども、家だけは違い過ぎるんですよ、家賃だけは。要するに、ここが問題なんです。だから、よく御存じと思います。住宅権というのは、基本的に家がないとやっぱ...全文を見る | ||
○白浜一良君 基本的なことはいろいろ出ておりますので、私は具体的なこと何点かお伺いしたいと思うんです。 まず交通局長、交差点事故が多いということを先ほどからずっとお述べいただいていらっしゃいますが、確かに多いんですね。私は国会へ来てずうっと思っていたんですけれども、参議院の角...全文を見る | ||
○白浜一良君 そうでしょうね。難しいなと私は思いました。 それで、まあここは比較的ベテランの運転手さんが出るからいいんですけれども、地方へ行きましたらああいう交差点に近いところに駐車場なんかございまして、ここみたいに角から出る道じゃないんですけれども、比較的いわゆる交差点に近...全文を見る | ||
○白浜一良君 道路局の方で交差点事故が多いということに関して特に留意されている点、またいろいろ具体的に手を打たれている点、ございましたらお述べください。 | ||
○白浜一良君 あと夜間の問題とか違法駐車の問題とかいろいろあるんですけれども、時間がないのですべて割愛しまして、一つだけ、交通局長、提案があるんですけれども、今の小学生、中学生等の教科書にも若干載っているんですけれども、現代社会は車社会でございまして、もうこれは否定しようが何しよ...全文を見る | ||
○白浜一良君 それから、最後に一点お伺いしたいんですけれども、道路局長、先ほどから歩道の話が随分出ておりまして、歩く人の事故の場合はやっぱり歩道が設けられていないという場合が多いんですけれども、それで歩道に力を入れると先ほどおっしゃっているんですけれども、資料によりましたら、第四...全文を見る | ||
○白浜一良君 自転車道は歩道を含んで幅が広いということで、それは結構なんですよ。どんどんそれはつくっていただきたいんですけれども、それを見ましても、今いろいろおっしゃいましたけれども、第四次五カ年計画では八八・八%までしかいっていないんですね。だから、こういう事実を素直に認識して...全文を見る | ||
03月26日 | 第120回国会 参議院 建設委員会 第4号 議事録を見る | ○白浜一良君 私は、十四分しか持ち時間がございませんので、重複を避けまして御質問したいと思いますが、単純明快にお答えをお願いしたいと思います。 まず最初に、お伺いしたいことはこの五カ年計画ですね、初年度の事業に比べましたら、さまざまな公共事業が計画されておりますが、公園整備だ...全文を見る |
○白浜一良君 いや、そういうことと違います。ほかのやつは一六とか一八とか非常に初年度でも高いわけですよ。なぜ公園だけこんな低いのかということを私聞いているんです。 | ||
○白浜一良君 それはわかります。そういうことでしたらちゃんと五カ年でできるわけですな。 | ||
○白浜一良君 先ほど質問がございましたが、この概算要求とか計画段階は非常にいいんですけれども、予算の決定段階で非常に圧縮される。これはどこでもそうですけれども、それでは大蔵省から来ていただいていますのでこの件に関して、これは大事な事業でございますし、ぜひとも前向きのお話をお願いし...全文を見る | ||
○白浜一良君 大蔵省、結構です。ありがとうございました。 次に、公園も全体で見ればそういう平均して出るわけでございますが、やっぱり防災的な要素を考えましたら、都市の密集しているところに特につくるということが非常に大事なわけでございますが、資料によりましたら、市街化区域で全国平...全文を見る | ||
○白浜一良君 神戸は、北神、西神に運動公園つくったので、こんな高く出ているんですけれども、私は大阪ですので大変なところがあるんです。ほんまに文化住宅が密集して再開発がもう大変だという、そういうところこそ非常に大事な地域なんで、今局長がおっしゃいましたように、そういう人口集中地域に...全文を見る | ||
○白浜一良君 時間がないのでもうやめますけれども、これはきちっとしていただきたいんです。もう既に御存じだと思いますが、結構借り上げ地による広場、小公園というのは非常に多いんですよ。それが法的な背景がないということで、そういうことが一つございますし、特に借り上げ地が非常に多いという...全文を見る | ||
○白浜一良君 最後に、ちょっと花博の跡地のことでお伺いしたいんですけれども、前に私質問したことあるんですが、基本理念継承懇談会というのが行われておりまして、流れといたしましては記念財団をつくろうじゃないか、これは当然の話なんですが、そういう話があるんですが、もしこの記念財団をつく...全文を見る | ||
○白浜一良君 最後に、大阪市が要望してますね、UNEPを師匠にしたいという、今ナイロビにあるんですけれども、これは非常に大阪市で具体的に話が出ているんです。これはお聞きになってますか。もしか聞かれているとしたら、それに対する所感だけ最後にお伺いしたいと思うんです。 | ||
04月02日 | 第120回国会 参議院 建設委員会 第5号 議事録を見る | ○白浜一良君 総論的な話で午前中いろいろ指摘されましたので、私は具体的な話を伺いたいんですけれども、まずその前に、局長、下水道事業の目的、決まり切っていることですけれども、それまず言ってください。 |
○白浜一良君 そこで、公衆衛生の向上ということも当然大事なんですけれども、特に私は水質の保全ということに関しましていろいろ質疑をしたいわけでございます。 私も大阪に住んでおりますが、関西地域で約一千三百万人の人間が琵琶湖の水を飲料水にして生活しているわけです。御承知のとおり、...全文を見る | ||
○白浜一良君 滋賀県が出している資料は元年まで出ておりまして、さらに悪くなっておるんです。南湖で四・二、北湖で二・六と、この琵琶湖の水質が非常に年々悪くなっているんですね。 御存じのように、大阪の水道水というのは全国一悪いと言われております。確かに私も夏場、昔私も奈良の田舎に...全文を見る | ||
○白浜一良君 今重点的にとおっしゃいましたね。よろしくお願いしたいと思います。 そこで、やはり施行していくのが地方の市町村ですから、そういった面で大事なことは、きょう大蔵省も来ていただいておりますので、特に重点的にやらなきゃならないそういうところは、いわゆる補助率とか補助対象...全文を見る | ||
○白浜一良君 それで、今は一般的な下水道に対するお考えを述べられているわけですが、先ほど言いましたように、特に琵琶湖に関しましては千三百万人の人間が飲料水にしているんですよ。今重要度、緊要度というふうにおっしゃいましたけれども、下水道事業全般ということじゃなしに、特にそういう大切...全文を見る | ||
○白浜一良君 そういう補助率そのものを地域によっては重点的に考えていただかなければなかなか進まないということで、実際は全国平均で元年度で見ても四二%あるのに、一番大事な地元の滋賀県が二三・五%しかないという事実を踏まえて私は言っているわけでございまして、今後の問題としてよく考えて...全文を見る | ||
○白浜一良君 私も専門家ではないんですけれども、琵琶湖・淀川水系、特に大阪の取水を見ましたら、琵琶湖そのものの水質汚濁も当然なんですけれども、京都のいわゆる下水処理された水がどおっと淀川へ流れてくるわけです。今おっしゃったように、一応二〇ppmというBODでおっしゃってるんですが...全文を見る | ||
○白浜一良君 建設省の資料を見ましたら、このいわゆる高度処理というのは、琵琶湖の二カ所に、滋賀県ですね、高度処理された施設が書いてあります。これとても、このBODの基準で五ppmになっております。これは専門家の話によると、このぐらいなくちゃいかぬという限界値で、だから高度処理にな...全文を見る | ||
○白浜一良君 これは切実な問題なのでよろしくお願いしたいと思います。 三点目に、私大事だと思いますのは、滋賀県の地勢を見ましたら、市街化で密集しているところというのは県全体の面積から見れば非常に少ないわけでございまして、点々とそういう集落があるというような田園地帯が多いわけで...全文を見る | ||
○白浜一良君 農水省もお願いします。 | ||
○白浜一良君 午前中の審議を聞いておりましたら、将来はいわゆる公共下水道に一本化していくという、そういうことで考え方はわかりますけれども、もうそれは何十年とかかるでしょう、実際。そうしているうちに、私は具体的な事例で言っているんですが、これは関西圏で言いましたら、淀川の水はどんど...全文を見る | ||
○白浜一良君 ですから、先ほどの公共下水道の処理水と同じ基準値なんですけれども、そこで、私これは物の本で読んだことですけれども、この簡易な合併浄化槽を考えれば石井式というのは非常にいい、こういう論文がございまして、一説によりますと排水が一ppmで飲めるぐらいの水だと、そういう論文...全文を見る | ||
○白浜一良君 だからね、私が申し上げますのは、別に石井式を普及しよう、宣伝しようというつもりはございません、別に何の依頼も受けていませんだけれども、そういうきちっとした技術開発をすればきれいな水を排水できるというその一つの例として私は言っているわけです。この書物を読みましても、建...全文を見る | ||
○白浜一良君 局長、別にその限界というのはあなたの個人的見解ですよ。それは言うておきます。専門家はできると言うてます、これ。まあそれ以上答弁できないでしょうけれども。 大臣、だから私思うんですけれども、具体的な普及率を何ぼにするということも大変それは大事なんですよ。それが最初...全文を見る | ||
04月10日 | 第120回国会 参議院 予算委員会 第18号 議事録を見る | ○白浜一良君 私は、まず最初に今後の政治日程について総理に伺いたいんです。 きょうも一部報道されておりましたが、今国会は延長されないという報道もありました。総理、今国会、延長されるお考えはございますか。 |
○白浜一良君 私そう申しますのは、海部総理はいわゆるリクルート事件のあの渦中で誕生されたわけでございます。ですから、政治改革に命を注ぐということで、全力を挙げるということを標榜されたんですね。ところが、政治改革に関する問題が全く出ていない。今国会でそれが取り上げられなかったとした...全文を見る | ||
○白浜一良君 三月十九日の本委員会で総理は、四月末ごろまでに具体的なめどをと自民党にお願いしている、こういう答弁をされているんですけれども、この見通しはどうなんですか。 | ||
○白浜一良君 政府でつくられた政治改革案もいわゆる小選挙区制をベースとした選挙制度の改革が中心になっておりまして、これは私どもは反対でございますし、なかなか与党の中でも意見がばらばらだと伺っておりますが、実際問題、この四月末までにまとまらないと私は思いますし、非常に難しい。そうい...全文を見る | ||
○白浜一良君 まあそうなんですけれども、政党本位、政策本位の選挙でいいんですが、その政府の案がまとまらないから、少なくともそういういわゆる違憲状態にある定数是正から取り組まれたらどうかということを私は申し上げただけでございます。 次に、対米関係で若干お伺いしますが、今回忙しい...全文を見る | ||
○白浜一良君 今るる述べられましたけれども、私の率直な印象といいますか私個人の印象でございますが、ここに記事がございます。総理が共同記者会見でコメントされているわけですが、「大統領は」「世界の偉大な指導者であり、世界の中で正義と平和、自由と民主主義のために戦っている数えきれない人...全文を見る | ||
○白浜一良君 要するに率直な感想としてそういうへりくだったイメージと、その内容が非常に抽象的で現実的な課題が先送りされている、私は全般に関してそういうイメージをするわけです。 と申しますのも、具体的な話を取り出しますが、二国間の関係で大統領のコメントでは三つ述べられております...全文を見る | ||
○白浜一良君 いや、そういうことはわかっているんですよ。そういう姿勢でウルグアイ・ラウンドでずっと協議されてきたわけですからね。 例えば、日本は食糧を確かにたくさん輸入しています。だけれども、今なぜ米が問題になっているかということは、日本は物すごく貿易黒字なんですよ。経常収支...全文を見る | ||
○白浜一良君 それでは、くどいように確認しますが、「早期かつ成功裏の終結を目指し、日米間で緊密に協力していきたい。」、こう総理が述べられている。このことも、要するに基本的には、今米を具体的に言っているわけですから、米問題に関しましては従来の方針は変わらないということですか。 | ||
○白浜一良君 いや、だからそれを繰り返し続けられるのはいいんですけれども、それで早期かつ成功裏に終えるめどを総理はお持ちなんですか、米問題で。例えば米問題で言いましたらそういう原則論だけで日米関係がきちっとなる、これは成功裏に終わるんだと、そういう見込みはあるんですか。 | ||
○白浜一良君 私は、全部いわゆる国家戦略上やっているわけですから、ブッシュ大統領だってそういうアメリカの国益を考えた上で世界戦略を組まれているわけですから、だから総理も日本国を代表しているわけですから、そういった意味で、この米問題というのはずっと引きずっているわけですが、もっと大...全文を見る | ||
○白浜一良君 衆議院の審議では、アメリカ行政府としてもこれに対しては反対の姿勢をとっておられたわけでありますと。今もそういうふうに、アメリカ政府は反対の立場をとっているというふうに認識されているんですか。 | ||
○白浜一良君 四月三日の報道によりますと、先ほど大臣がおっしゃいましたが、十日ごろに両院協議会が行われると。それで、下院のシューマー議員ですかは、この報復条項は日本などの内国民待遇を拒否している国をねらいとしたものである、このように述べているんですけれども、そうすると、政府として...全文を見る | ||
○白浜一良君 それはアメリカの法律の成立は日本政府と全然関係はないですけれども、それはよく承知しておりますが、これはいわゆるそういう日本に対する報復法案でございますから、こういうことも踏まえて、要するに日本のいわゆる国益を守るためにやっぱり頑張ってもらわないといかぬわけですから、...全文を見る | ||
○白浜一良君 それで、さきの中国の人民代表大会で第八次五カ年計画並びに社会発展十カ年計画が発表されたと報道されておりましたが、さまざまな懸念があるわけですね。外貨が充足するのかどうかということもございますし、財源が不足しているんじゃないか、インフレに対する懸念、いろいろあるわけで...全文を見る | ||
○白浜一良君 それから、一部新聞報道されましたが、「中国の技術労働者・研修生「受け入れ」本格協議 政府代表団派遣へ」ということで発表されたわけですが、外務大臣、こういう流れは考えていらっしゃっているんでしょうか。 | ||
○白浜一良君 法務省もこれは承知されておりますか。どのように考えていらっしゃるか。 | ||
○白浜一良君 これは中国に限りませんが、それに関連していわゆる不法滞在者の外国人の問題でございます。 昨年の十二月二十五日に日本医師会から、不法滞在者、不法就労者の受診の機会が非常にあって支払い困難とか紛争の種になっている、厚生省はどのように対策を講じているかという照会文が医...全文を見る | ||
○白浜一良君 大臣、そこでトラブルが起こっているから言っているんです、その医療機関とその方との。任されたって、実際支払いがないとか、支払いしないんだからもう診療しないとか、そういうトラブルが起こっているから、そういう問題に対して厚生省としてどう対応しますかという質問なんです。これ...全文を見る | ||
○白浜一良君 医師法の十九条には、「診療に従事する医師は、診察治療の求があつた場合には、正当な事由がなければ、これを拒んではならない。」と書かれているわけでございますが、もし不法就労者が診療を求めた場合に医者は拒むことはできませんね、この法律によりましたら。 | ||
○白浜一良君 もう日本も国際国家なんですから、そういう方であったって、滞在されている方がいらっしゃるわけですから、これはもう当然人権上の問題、人道上の問題なんです。病気になって倒れているのに不法だからと、そんなことを言う。そういう国だから国際的に信頼されないわけです。大臣、もう少...全文を見る | ||
○白浜一良君 研究課題ということはなかなかやらないということなんですね。私も新米ですが、よくわかりました、国会へ来て。ですから、経済大国、国際国家を標榜されるんですが、こういうことをきちっとできないと、これはやはり法律をつくる前提になるいわゆる人権また人道上の問題ですから、どうで...全文を見る | ||
○白浜一良君 具体的に前進することを期待しておきます。 次に、ゴルバチョフ大統領がもう六日後に訪日されるわけでございますが、対ソ関係について若干お伺いしたいんです。 この四月二日ですか、ソ連の小売価格が改定になりまして、バンなんかは四倍になった、一般消費物資で六〇%上がっ...全文を見る | ||
○白浜一良君 それでは、首脳会談をされていろんな共同声明等の準備をされていると思うんですが、今回の首脳会談でどういうテーマを設定されているのか、またどのような方向でまとめようとされているのか、差し支えない範囲でお教え願いたいと思います。 | ||
○白浜一良君 そこで、三点ほどちょっとお伺いしたいんですが、まず経済協力に関してでございますが、きょうの新聞報道で「「経済協力」議題にせず」という報道がされたんですが、これはどのように認識したらいいんですか。 | ||
○白浜一良君 要するに、技術協力は固まった、このように報道されているんですが、この点はどうですか。 | ||
○白浜一良君 二点目は、北方領土返還の問題でございますが、最近、新聞、テレビの報道で、今回の首脳会談では決着が出ないというそういう報道が非常に強くなってきているんですけれども、この点はどうですか。 | ||
○白浜一良君 三点目に、なかなか答えられないと思いますが、アジア安保体制の問題で、ソ連はソ連の独自の考え方があると。ところが、日本はそういう考えに乗らないで政策協議を拡充していこうという、そういう報道もされておりますが、この点に関してはどうなんでしょうか。 | ||
○白浜一良君 次に、外務大臣は訪中されていわゆる国連憲章の敵国条項の話で盛んに話されておりますが、今度大統領が来られたときにまたこういうことをテーマにされてお話しされますか。 | ||
○白浜一良君 それから、湾岸戦争後の問題で何点かお伺いしたいんですが、きょうの新聞報道で、 サウジから掃海艇の派遣が要望されているというふうに報道されておりましたが、これは事実ですか。 | ||
○白浜一良君 それから、きょう新聞報道されておりましたが、クルド難民に対して政府が援助を発表されました。と同時に、ECの首脳会議でもずっと検討されておりまして、トルコ、イラン、イラク、あの辺はずっと固まっておりますからいわゆる避難地帯を創設しようという、そういう方向が打ち出された...全文を見る | ||
○白浜一良君 それから、イラクの停戦決議後の問題として、イラクにある生物・化学兵器をすべて破壊するために特別委員会をつくろうという動きがあるらしいのですが、これは承知されておりますか。それで、どのように対応されていきますか。 | ||
○白浜一良君 もし要請があれば、外務大臣、積極的に支援していこうというか加わっていこうというお考えですか。 | ||
○白浜一良君 それから、イラクに研究用の原子炉があった、それを多国籍軍がたたいたという報道もされているんですけれども、これは御存じですか。 | ||
○白浜一良君 私は外務省からこの資料をもらったのですが、米軍のシュワルツコフ司令官がその事実を認めていらっしゃるのですけれども、もしこれが事実としたらいわゆるジュネーブ条約の違反になるんじゃないですか。 | ||
○白浜一良君 そうおっしゃいますが、日本はやはり被爆国ですから核に対して非常に敏感なものがございますし、IAEAが査察をしたもの、その原子力施設には軍事攻撃してはならないと九〇年の国連総会でも確認されているわけでございますから、私は、日本政府としてはこの辺は非常に厳密に対応してい...全文を見る | ||
○白浜一良君 ただ、私が言いたかったのは、この核の問題は、こういう国連総会での決議もございますし、日本が本当に被爆国ということで、アメリカに対しても忠告するぐらいのそういうシビアさ、厳格さを持ってほしいということでございます。 次に、これも新聞報道で私確認したんですが、湾岸後...全文を見る | ||
○白浜一良君 それはそれでいいんですけれども、私が言ったのは、要するに専門家を派遣する予算確保のめどがつかなくなったから民間団体に依頼したと、そういう報道をされているんですが、それは事実ですか。 | ||
○白浜一良君 こういうことも政府挙げて国際的に評価されるようなことをしていただきたいですね。 次に、経済見通しに関しましてお伺いしたいと思いますが、日銀総裁、長時間どうも済みません。 最近、物価上昇が言われておりますが、いわゆる設備投資の動向とか個人消費の動向を含めて、今...全文を見る | ||
○白浜一良君 引き続いて総裁にお伺いしたいんですが、私ちょっと書物を読んでいましたら、日経の「NEEDS ECONOMY」というところには、公定歩合が本年度変わらなければ実質的な経済成長は三・一%だと、そして一%下がれば三・四%だと分析しているわけでございます。それから、日経セン...全文を見る | ||
○白浜一良君 そこで、大蔵大臣、明確にこれを証明するものは何もないんですが、いろんな書物を見ましたら、要するに景気はある程度、総裁は減速とおっしゃいましたが、当然減速しますし、民間のいわゆる研究所のものを平均しましても実質経済成長というのは三・三%。私が言いました「NEEDS E...全文を見る | ||
○白浜一良君 これは予測の問題ですから、だれもこんなことは確定できないんです。だけれども、そういう民間のさまざまな研究機関をとりましたら低目に出ているということを私は心配しているわけでございまして、例えばいわゆる民間の平均の三・三%ぐらいとりましたら、見通しよりも〇・五%実質経済...全文を見る | ||
○白浜一良君 本予算の審議を今やっているわけで、きょうはその最終日なんですから当然でしようが、いわゆるこの歳入欠陥をしないためにはおっしゃったように景気がいいということが非常に大事なんですけれども、先ほど日銀総裁にも伺いましたが、そのためには、要するに公定歩合を含め利率が高い、こ...全文を見る | ||
04月11日 | 第120回国会 参議院 平成三年度一般会計予算外二件両院協議会協議委員議長及び副議長互選会 第1号 議事録を見る | ○白浜一良君 私は、議長に安恒良一君を、副議長に及川順郎君を推薦することの動議を提出いたします。 |
04月11日 | 第120回国会 両院 平成三年度一般会計予算外二件両院協議会 第1号 議事録を見る | ○白浜一良君 概括的には今述べられたとおりでございますが、つけ加えて我が党の立場を踏まえまして若干述べさせていただきます。 反対の理由といたしまして、まず第一に生活者中心の政策になっていないということでございます。よく言われることですけれども、戦後四十六年ですか、どちらかとい...全文を見る |
04月18日 | 第120回国会 参議院 建設委員会 第7号 議事録を見る | ○白浜一良君 きょうは自治省からも来ていただいていますので、まず事実認識を伺いたいと思います。 今回の生産緑地法の改正でいわゆる対象となる農地の範囲でございますが、三大都市圏の特定市ということになっております。現行の三大都市圏の特定市の指定の基準ですね、それはどのような考え方...全文を見る |
○白浜一良君 この制度ができましたときと現在で、特定市の数はどういうふうになっていますか。 | ||
○白浜一良君 それは今後もふえる可能性があるのかどうかということと、三大都市圏で今後市に昇格するようなところが出た場合、従来のいわゆる相続税の猶予制度とか固定資産税の取り扱い、これはどうなりますか。 | ||
○白浜一良君 それで、いわゆる保全すべき農地と宅地化すべき農地の範囲の問題で、三大都市圏の特定市以外にも今後この対象が広がっていくのかどうかについて、特に都市圏の今おっしゃった町がございますね、その辺の考えはどうなんですか。 | ||
○白浜一良君 そこて、いわゆる固定資産税額で評価額が三・三平米で三万円以下は対象外になっているんですよね。ところが、御存じのように、この固定資産税の評価というのは自治体によって物すごいばらつきがあるんですけれども、今回そういうことで非常に大事になっていきますので、この評価の適正化...全文を見る | ||
○白浜一良君 自治省、結構です。 都市局長、お伺いしますけれども、先ほども質問が出ていたんですけれども、平成四年の末までにいわゆる区分割りをしないといかぬわけでございますが、やっぱりベースになるのは都市計画で、これがきちっとできないといかぬわけです。これはできますか、きちっと...全文を見る | ||
○白浜一良君 私はそう思うんですけれども、一遍決めて、それでまた後で取り返しがつかなくなってまた一部部分的に変更しないといかぬ、こういう事態になってはいかぬわけですね。やっぱり三十年間少なくとも拘束されているわけですから、だから一たん決まってしまったら三十年間そのほかの転用を含め...全文を見る | ||
○白浜一良君 だから、決意はわかるんですけれども、問題を言っているわけですから、先ほども質問で耕作地に関する問題、確かにそれは局長がおっしゃってもできませんよ、そんな簡単に。それ以上答えられないでしょうけれども。それを心配しているわけです。 じゃ、幾つか問題を指摘したいと思う...全文を見る | ||
○白浜一良君 きちっとなればいいんですけれども。 それから、五百平米ということになっているんですが、そういう都市計画で実際の土地をきちっと検討したら五百平米以下でもいわゆる緑地にした方がいい、農地として保存した方がいいということが当然出てくるんでしょうし、逆にその五百平米以上...全文を見る | ||
○白浜一良君 ですから、先ほど局長がおっしゃったように、いわゆる都市計画の担当者を集めて会議をするとおっしゃいましたけれども、やっぱり法律の上で論じることも当然大事でございますが、町づくりの上でこれは検討するのが一番大事ですから、そういう現場の町づくりに即応した対応の仕方というか...全文を見る | ||
○白浜一良君 そこで、これは私も聞いた話でございますが、公有地拡大法による譲渡所得の控除額でございますが、今回のこの生産緑地法が改正 されますので、そういった面で自治体が買い取りやすいようにということで、これはもう建設省でも考えられたのでしょうけれども、その枠を一千五百万円から...全文を見る | ||
○白浜一良君 じゃ、時間が来ましたので、最後に大臣、お伺いするんですけれども、今回この制度が取り入れられて、国土庁の調査を見ましたら、全農地で農業を継続するという方が三大都市圏で三四・四%、これは国土庁の調査でございます。ということは、さまざまに宅地並み課税されるということで、い...全文を見る | ||
○白浜一良君 終わります。 | ||
04月23日 | 第120回国会 参議院 建設委員会 第8号 議事録を見る | ○白浜一良君 河川審議会の答申を見ましても、いわゆる超過洪水対策で第一番目に挙げられておりますのがこの高規格堤防でございまして、また本改正案の趣旨、建設省の書類を見ましても、「効果」ということでイの一番に「超過洪水時の破堤による激甚な被害の発生が防止され、治水安全度の著しい向上が...全文を見る |
○白浜一良君 御趣旨はよくわかるんですけれども、私は大阪ですから、枚方市の出口地区ですか、これはほぼ完成されているらしいんですけれども、治水面だけから見れば、それはこういう事業の出発点ですからまだ完備されてないのは当たり前なんですけれども、一部だけでこういうふうなのができたって本...全文を見る | ||
○白浜一良君 話はよくわかるんですが、相当流域でやらないとこれは効果は出ませんし、そういう破堤、超過洪水が大都市に起こると非常に被害が大きいということでそれはよくわかるんですけれども、ただ淀川水系で言いましたら一番密集しているのはやっぱり十三周辺ですよ。要するに、大阪市内に入って...全文を見る | ||
○白浜一良君 それでは、次に建設残土の問題で、先ほどお話も出ていましたけれども、この効果の中の五点目に「建設残土の処分に資する」というふうに書いてあるんですが、要するに建設残土の処分にどの程度資するわけですか。この辺を 伺いたいのと、今後どれだけスーパー堤防ができていくかにもよ...全文を見る | ||
○白浜一良君 それで、確かに大事な要素でございまして、老朽化していく道路とかビルとかこれから出てくるでしょうし、大きな問題になっていきますからね。 ある雑誌で、建設省で「建設残土・廃棄物に関する処理要綱を策定することとし、三月中に学識経験者、業界代表らで構成する委員会を設置す...全文を見る | ||
○白浜一良君 次に、このスーパー堤防の事業面についてちょっとお伺いしたいんですけれども、盛り土をして幅を広くしていくわけでございますが、そこにまた住宅なんかが建つわけですから、普通考えるとそうですけれども、盛り土すると地盤が弱いわけですね。そういう盛り土された場合の堤防の強度とい...全文を見る | ||
○白浜一良君 もう一つ聞きたいんですけれども、いろいろ完成予想図とか見ましたら、盛り土された堤防の下に道路が走ったり列車が走ったりするんですけれども、そういう場合、全部整備が終わってからまた掘り返してやるというのは大変なことでございますから、その辺何かもう少し計画的にいろいろ各省...全文を見る | ||
○白浜一良君 じゃ最後に、大臣に伺います。 先ほど局長にも御質問したのですけれども、スーパー堤防そのものは別に反対する企画でも何でもないんですけれども、いわゆる生活に直結する治水という面から見ましたら、中小河川とか都市河川というのは非常に大事で、こういうところはよくはんらんし...全文を見る | ||
08月02日 | 第120回国会 参議院 大蔵委員会 閉会後第1号 議事録を見る | ○白浜一良君 今回の不公正な証券市場というのは、当然でございますが、国民に多大なる疑惑を招いたわけでございます。国際的にも信頼の回復を図らなきゃならないという重大な問題があるわけでございますが、当然のことながら、そのためには一つは事実、全貌解明がどうしても必要なことでございます。...全文を見る |
○白浜一良君 公表されるかどうかということだけ伺いたいんです。 | ||
○白浜一良君 私がそう申しますのも、実は衆議院の委員会で局長は、いわゆる大手四社以外に準大手ということで六社、三百五十億とおっしゃっていまして、実際公表されたらいわゆる準大手は九社で中堅が四社、十三社になっている。金額も四百三十七億円と変わっておるという、こういう事実の違いが一つ...全文を見る | ||
○白浜一良君 それでは次に、責任の所在ということで一点だけ伺いたいんですけれども、午前中にも委員から質問がございました。昨年いわゆる自主報告がございまして、数社があったという、この話はきょう朝出ておりました。 ところが、昨年の七月三十一日に、これも東京国税局からの発表で、大手...全文を見る | ||
○白浜一良君 もう時間がないのでやめますが、私は納得できません。昨年全貌をつかまれていた、この新聞報道を読みましたら、そのうち十四社百六十億円というお金が出た。今回の場合は、確かに対象となる証券会社が多いし金額も非常に多いわけでございますが、問題の質はこれは全く同じなわけでござい...全文を見る | ||
○白浜一良君 もう一点、証取法が改正される場合に、その補てんを求める企業もあるわけです。顧客の側の問題もあるわけです。そういったものもやっぱり取り締まらなきゃならないということで、そういう強要する、また共犯性のある顧客に対してもペナルティーを科するという、この辺もきちっと明文化す...全文を見る | ||
○白浜一良君 もう一点大事なことは、この証取法の改正と、やはり監督機関なんです。これはもう何回も話に出ているわけでございますが、当然大蔵省の中で今るる検討されているという、それはもうよく存じておりますが、大蔵省の中で対応されていても、これはなかなか改善されないのじゃないか、非常に...全文を見る | ||
08月26日 | 第121回国会 参議院 予算委員会 第2号 議事録を見る | ○白浜一良君 私は関連質問といたしまして、二点政府にお伺いをしたいと思うわけでございます。一点は、いわゆる公的機関に対する補てん問題でございます。二点目は、いわゆる大阪で今事件となっております異銀の問題、この二点に関しまして御質問をしたいと思うわけでございますが、まず第一点目でご...全文を見る |
○白浜一良君 おっしゃっていますけれども、平成元年にも通達が出ているんですけれども、確かにこの中で株式運用は百分の三十以内、このように運用の内容の指定もあるわけでございます。この平成元年の七月二十五日の通達の中にも信託金額の予定運用利回りがまた入っているわけでございます。まして、...全文を見る | ||
○白浜一良君 ないんじゃないかとおっしゃいましても、事実として、結果としてたくさん含まれているから私申し上げているわけでございます。 次に、それではちょっと変えまして、文部省。学校共済、これも補てんの内容に含まれているわけでございますが、これも自治省と同じように何かそういう通...全文を見る | ||
○白浜一良君 ということは、それでありながら、いわゆる主務大臣の承認を受けるわけでございますが、承認を受ける書式というのはもう任されているわけですか。 | ||
○白浜一良君 衆議院でも問題になっておりましたが、学校共済の組合本部から各証券会社に出ております、七%を下回る場合には、契約の解除等もありますので、念のため申し添えます、こういう通達が学校共済から出ていること自身、要するに承認される場合に想像できる、疑わしいと思われるような内答が...全文を見る | ||
○白浜一良君 ないとおっしゃるのは、あるとは言えないわけでございます。 総理、これだけ公的機関が要するに実際補てんされる内容で出ている。自治省の通達文書、私先ほど説明しましたが、政府の機関みずからがそういう紛らわしい、悪意がないかもしれません、結果として紛らわしい、利回り保証...全文を見る | ||
○白浜一良君 厳密にやっていただきたいと思います。 次に、去る二日の大蔵委員会の問題の延長で私は同僚議員の質問を受け継ぎたいと思うわけでございますが、あのときに年金福祉事業団のいわゆる補てん問題を審議されたわけでございますが、八七年、八八年、八九年、二百九億円の運用益があった...全文を見る | ||
○白浜一良君 総理、厚生省はあくまでもこの福祉事業団の問題は補てんじゃない、今証券局長のお話を聞くと、これはやっぱりそういう補てんであると、証券会社の判断としても。まあ、証券会社の判断を踏襲されているわけですから、証券局長は。どうなんですか、政府の中でこの考え方が違うということで...全文を見る | ||
○白浜一良君 今、厚生大臣は一生懸命説明しはりましたけれども、それは大体わかっているんですわ。ただ、総理、今厚生大臣がおっしゃったような言い方は民間だって言っているんですよ、わからないと。もう煩雑な売買をされているわけですから。 私が申し上げたいのは、政府の中で厚生省の判断と...全文を見る | ||
○白浜一良君 では、大蔵大臣、この福祉事業団の問題は、大蔵大臣としてはこれは補てんじゃないとおっしゃるんですか補てんだとおっしゃるんですか、どっちなんですか。 | ||
○白浜一良君 大蔵大臣も、今いろいろ間接的な表現をされましたけれども、補てんであると。厚生省は補てんじゃないと言っている。こういうことでいいんですか、総理、これ。同じ政府の中で一つの具体的な福祉事業団に対する認識がこれだけ違う。これでいいんですかね。 | ||
○白浜一良君 だから、大蔵省からすると補てんだと、そう結論づけたいと思います。こういう一つの事例でそういうふうに厚生省と大蔵省と見解が違うのは納得できません。 時間がないので、次へ行きます。 次に、厚生年金基金のこと、これは補てん問題じゃないんですが、特に株価が下がりまし...全文を見る | ||
○白浜一良君 金額は幾らくらい。 | ||
○白浜一良君 今の資料は平成元年でございまして、私は資料要求をしたんですが、平成二年度はまだできていないということらしいんです。 私が調べましたところによりますと、大体五千人ぐらい加入していらっしゃる厚生年金基金の組合がございまして、ここの信託運用分を見ましたら、八九年はいわ...全文を見る | ||
○白浜一良君 長期的に運用されるんですけれども、一回一回配当されていっていまして、今は非常に逆転現象で、どんどん資産を切り崩しているんじゃないかともこれ言われているから私問題にしているわけです。 長期的運用だからいいとおっしゃいますけれども、ある人の算定によりましたら、長期的...全文を見る | ||
○白浜一良君 結局、総理、この問題は非常に難しいんです。 いわゆる利回りとリスクの関係でございまして、特に金利が低かった時代に少しでも年金をふやすために高利回りの運用をしよう、これは当たり前なんですけれども、逆に株価が下がって非常にリスクが高くて評価損をしてしまうという、これ...全文を見る | ||
○白浜一良君 よく実際的に検討を願いたいと思います。 時間がございませんが、もう一点。二点目の興銀の話を私は質問したいわけでございます。 大阪では大変大きな問題になっておるわけでございますが、大蔵省としてこの大阪の興銀の事件、尾上縫容疑者に関するさまざまな報告を興銀から受...全文を見る | ||
○白浜一良君 その程度で、興銀として尾上縫容疑者に対して融資残高がどのぐらいあるかとか、そういうこともわからないですか。 | ||
○白浜一良君 何もおっしゃらないんですけれども、マスコミではもう詳しく報道されているわけで、詳しく調査をしていただきたいと思います。 それでは、角度を変えまして、この尾上縫容疑者というのは、まあこれは料亭を経営されているいわゆる個人事業者なんですが、産業金融の雄と言われている...全文を見る | ||
○白浜一良君 それは取引もあるんですけれども、もう一つ聞きますよ、局長。 要するに、いろいろ融資したところでも、芙蓉総合リースやファーストクレジット、セントラルファイナンスなどは危ない、暴力団とのつき合いもあるということでことしの四月から七月までにこういうところは全部引き揚げ...全文を見る | ||
○白浜一良君 いずれ、これは事件ですから、さまざまな形で解明されると思いますけれども、局長、興銀の大阪支店長、常務さんでございますが、非常に危ないと。だから、先ほど私が申し上げましたように、一部金融も融資を引き揚げているところもあるわけです。 こういうときに、あるマスコミの担...全文を見る | ||
○白浜一良君 いずれ特別委員会もございますから明らかにしたいと思いますが、調査調査ではっきりわかりません。 大蔵大臣、今までの質疑を聞いていらっしゃいまして、別に興銀だけじゃございません、富士銀行もございました、そういうところに対する大蔵省としての監督責任はこれはあるわけでご...全文を見る | ||
○白浜一良君 最後に、総理、これはいわゆる証券だけじゃなしに銀行もたくさんこういう問題が出ているわけでございまして、特にこの大阪の事件というのはもう本当に素人が見てもわかるようなにせ証書で金融から融資されている。そのバックとして興銀が利用された、そういう面も実際あるわけでございま...全文を見る | ||
09月04日 | 第121回国会 参議院 証券及び金融問題に関する特別委員会 第4号 議事録を見る | ○白浜一良君 ただいまも村田委員からお話ございましたが、東燃の子会社トーネン・エナジー・インタナショナル、米国籍でございますが、二億九千三百万円の補てんをされたということでございます。今少しお話しされたのですが、当初は東燃側と山一さんと立場が違いまして、一任だ一任しゃない、補てん...全文を見る |
○白浜一良君 わからないから聞いているのです。要するに、こううやむやにたっていることを言っているわけでございまして、私たちが理解する範囲では山一さんの方がもう折れた、これは補てんではございません、山一が勝手にやりましたと、こういう結論になっているということでございますが、それで正...全文を見る | ||
○白浜一良君 先ほど証人は御存じないとおっしゃいましたが、これが問題なんです。これは特別一任勘定を任されたものではございませんし、債券の売買ということでございまして、それがいわゆる東燃さんの意向を受けたいで、いわゆる米国籍の会社の売買を勝手にやったという、これがアメリカの法十五条...全文を見る | ||
○白浜一良君 そこまでして、要するに法律上の問題も微妙な問題がある、まして知らぬ知っているという問題もある、そういう事実がありながらたぜ補てんしなきゃならないかということが、これは国民が非常にわかりにくいから私あえて申し上げているわけでございまして、一刻も早く明確にわかりやすい形...全文を見る | ||
○白浜一良君 その辺がどうも不明瞭で、今後また明らかにしてまいりたいと思います。 最後に、大阪に起こっております尾上縫容疑者の事件がございまして、そこで御社の方が非常に深くかかわっていらっしゃるので御質問したいわけでございます。 大阪支店の早田さんという法人資金営業部長さ...全文を見る | ||
○白浜一良君 もういいです。 時間がございませんので最後に言っておくけれども、これは仲介しているんです。また、尾上容疑者が資産管理会社として設立いたしましたオー・エヌ・インターナショナルの発起人にも彼はなっているわけでございまして、なぜ山一の一部長さんがここまで尾上容疑者に深...全文を見る | ||
○白浜一良君 私、御社に確認しましたら、調査中でわかり次第私に報告する、こういうことで理解させていただいております。 以上で終わります。 | ||
09月05日 | 第121回国会 参議院 証券及び金融問題に関する特別委員会 第5号 議事録を見る | ○白浜一良君 公明党の白浜一良でございます。 時間がございませんので、端的に御質問しますのでお答えをいただきたいと思います。 まず初めに私伺いたいのは、要するにこの尾上縫容疑者と御社との関係が非常に不可解である、わかりにくいということなんです。先ほども答弁されておりました...全文を見る |
○白浜一良君 その先生言うのやめてください。 | ||
○白浜一良君 休暇をとって行ったかどうかだけでいいです。 | ||
○白浜一良君 わざわざ個人のプライベートな旅行に出張で会社の仕事として行っていらっしゃるというこれ自身が非常に、単なる顧客であれはこういう関係はないと思うんですけれども、これは頭取、どうなんですか。 | ||
○白浜一良君 簡単明瞭にお願いします。 次に、また違う具体的な例を申しますが、この容疑者の資産管理会社オー・エヌ・インターナショナルという会社ですね、ここのかぎを御社の副支店長さんが持っていらっしゃったと。これは衆議院で出ました。不注意でしたと、こういうふうに頭取はおっしゃい...全文を見る | ||
○白浜一良君 そうなんです。非常に密接しているという事実を私は申し上げたわけでございます。 もう一つ言います。その副支店長さんが、尾上容疑者が融資が必要だということで、ことしの四月に外国銀行の大阪支店に融資してくれと一緒に回っておりますね。これは御存じですか。 | ||
○白浜一良君 これもおかしいんですよね。そうおっしゃいますけれども、聞かれた方の銀行の方がおっしゃっているんですよ。そういう尾上に対して何百億でも、少しでもたくさん融資してほしいという、そういう話があるから私は言っているわけでございまして、非常に不明快な、不可解な点が多い、このこ...全文を見る | ||
○白浜一良君 額は決まってないわけですか。 | ||
○白浜一良君 それでは、先ほどおっしゃいました四回に分けて、七月末が三百億円、これは実際証拠となっている三百億円の証書です。そうしたら、四月、五月、六月はそれぞれ幾らの証書を受け取ったのですか。 | ||
○白浜一良君 幾らですか。 | ||
○白浜一良君 はい、結構でございます。 それからもう一点、この東洋信金というのは三千五百億余りの預金しかないわけです。その一割近い三百億円の預金証書、これ何の疑問もなかったわけですか。 | ||
○白浜一良君 最後に二点だけ伺います。 一つは、ことしに入りまして非常に危ないと。いろいろ聞きたいことあるんですけれども、結論的なことだけ言います。それで、大阪の支店長、常務さんですね、あるマスコミからインタビューを受けております。そのときに、うちは大丈夫だ、大蔵省にも日銀に...全文を見る | ||
○白浜一良君 以上で終わります。 | ||
09月07日 | 第121回国会 参議院 証券及び金融問題に関する特別委員会 第7号 議事録を見る | ○白浜一良君 まず最初に、大蔵大臣にお伺いしたいんですが、既に大臣も御承知だと思いますが、今回のいわゆる証券スキャンダル、また金融問題等、いわゆるバブル経済のツケがさまざまな形で出ているということなのでございます。 昭和五十六年から六十年のいわゆる平均値と平成元年度の数値、こ...全文を見る |
○白浜一良君 私、すべてが悪いと言っているわけじゃないわけで、適切な手を打たれなかったということを言っているわけでございます。具体的な会社の例を出してもいいですけれども、要するに企業の設備投資に回すために資金調達する、ワラント債なんか発行される、本来そういう目的であるものが、市場...全文を見る | ||
○白浜一良君 大臣、私は原資が百十一億と聞いているんですけれども、百十二億ですか、そちらの話ですな。私、この間聞いたら百十一億とおっしゃっていましたね。まあよろしいわ。 原資が百十二億、それで実際補てんしておるのが約百億ですよ。大臣はどう思われます、この事実。これ商いですか、...全文を見る | ||
○白浜一良君 だから、この裏にあるのは、銀行か六社に対して融資するときに、このぐらいはもうかりますよという暗黙の、要するに利回り保証的な商い、それが大銀行を媒介にして行われているということ自身に、これ去年ですよ、何か処置されましたか、この問題に関しまして大蔵省として。 | ||
○白浜一良君 旧三井の社内処分を私聞いているんじゃないんです。要するに、利回り保証として考えられても不思議じゃない、そういう商いが行われている。まして、そういう本当に常識では考えられない商いの事実、そういうものに対して、そういうことがあってはいけないとして、監督の立場にある行政と...全文を見る | ||
○白浜一良君 だから大臣、こういう事実を私は知っていただきたい、行政として適切な処置がされていない、そのことを申し上げておきたいと思います。 次に、東急株のことに関しまして、ちょっと一、二点お伺いしたいんですが、九月二日の毎日新聞に大蔵省の内部資料だということで、八九年の四月...全文を見る | ||
○白浜一良君 はい。 | ||
○白浜一良君 それを教えてもらわぬと話が次へ行きません。 私が申し上げたいのは、局長、野村証券本体のシェアも教えていただきたいし、いわゆる野村系列と言われている証券会社がございますね。国際証券、一吉証券、高木証券、ワールド証券、エース証券、日栄証券、丸八証券、こういう各証券、...全文を見る | ||
○白浜一良君 十月、十一月はあるんですか。合計もありますか、全部、直系のものも、十月、十一月。 | ||
○白浜一良君 それでは、それを言ってください。 | ||
○白浜一良君 私が申し上げたいのは、野村そのものもいわゆるガリバーであるわけでございますが、系列証券まで含めたらもっとガリバーになっている、非常に株価操作なんかもしやすい状況になっているということでござい産す。 そこで、この系列の問題で、こういうのはいいのかと。確かに金融会社...全文を見る | ||
○白浜一良君 私言ったのは、国際じゃなしに高木証券の話をしたんです。 そうおっしゃいますけれども、いわゆる野村グループとして、関連グループとして持っているそういう影響力というものがこの高木証券に及んでいるということを私言っているわけです。また、そういう株の売買、操作に紛らわし...全文を見る | ||
○白浜一良君 日本の証券市場は、大手四社の寡占状態が今問題になっておりまして、まして野村がガリバーだと言われている。その辺の構造的問題を厳格に認識しなきゃならないということを私指摘したわけでございます。 もう時間がございませんので、最後に何点かちょっと。 この間、毎日新聞...全文を見る | ||
○白浜一良君 それでは、もういいです。大臣でないと意味がない。 それで、この手口を見ましたら、いわゆるワラント、外債・ストリップス債、これがほとんどでございます。私も専門家じゃないので余り詳しくわからないんですけれども。そこでちょっと相談したいんですが、補てんじようという目的...全文を見る | ||
○白浜一良君 ぜひともそうしないとこういう不明朗な取引が行われると思います。 それから、外貨建てワラント債がございますね。これも局長の答弁で、昨年の七月に証券業協会の会議がでざいまして、九月からいわゆる市場の整備、書類を私も見ました。確かにこれ出ております、こういうふうにしま...全文を見る | ||
○白浜一良君 これもゆっくりいろいろ伺いたいんですが、もう時間がないので、最後に局長に一括して私御質問したいんです。 例えば年金福祉事業団が国債の売買で補てんされた、補てんされてない、ここでえらいもめたのでございますが、あれなんか国債の売買、いわゆる仕切り値が二%である。確か...全文を見る | ||
○白浜一良君 以上で終わります。 | ||
10月01日 | 第121回国会 参議院 証券及び金融問題に関する特別委員会 第9号 議事録を見る | ○白浜一良君 まず、私は冒頭に大蔵大臣にお伺いしたいと思うんです。 昨日、いわゆる東急株売買における野村証券の省令違反、これが認定をされたと発表されたわけでございますが、本日審議されていますように、証取法百二十五条違反の疑いもあるということで徹底した調査を引き続きやっていただ...全文を見る |
○白浜一良君 審問されて、事実関係がはっきりしないとわからないということもそれはよくわかるんですが、当然認定をされたわけですから、局長、今おっしゃった三カ月以内の業務の全部または一部の停止、それから財産の供託、監督上必要な事項を命ずる、こういう規定があるわけでございますが、これは...全文を見る | ||
○白浜一良君 私は、厳正にやっていただきたい、証取法違反の疑いもあるぐらいの問題ですからということを申し上げたかったわけでございます。 それから、中間報告ということで、本年三月までの四大証券の補てん分が特別検査で発表されました。これは、昨年の四月以降はもうないとかいう話が本当...全文を見る | ||
○白浜一良君 当然、深刻に受けとめてもらわないと困りますね、それは。それは当然でございますが、例えば、先ほども質問がございましたが、いわゆる営業特金の扱いということで、もう補てんしないと確認書をとられたものが二十二件あるというふうに先ほど局長がおっしゃっておりましたが、まずこうい...全文を見る | ||
○白浜一良君 それでは、ちょっと角度を変えて伺いますけれども、先日大臣が、昨年の四月以降はほとんど顧客側の要求だったと、そういう発表をされました。きょう午前中の審議で、七十八件のうち七十五件がそうだったと判明したわけですね。 ところが、きょう午前中おっしゃいました旭テック、協...全文を見る | ||
○白浜一良君 そのことは、きょうの審議で局長もこうおっしゃっていましたね。担当者または担当の役員が要請したケースで、担当者は認識している、しかし企業内部の意思決定の違いがあってはっきりさせることができない、そういうふうにおっしゃっておりました。 しかし、こういうことを言えば、...全文を見る | ||
○白浜一良君 それでは、ちょっと角度を変えて大臣にお伺いしますが、今回の特別検査の中間報告が出まして、それぞれ四大証券の社長さんが記者会見されていますね。その中で、大和証券の同前社長が、今回の損失補てんで営業特金解消に伴うものはという質問に対して、これは一件もない、すべてトラブル...全文を見る | ||
○白浜一良君 ですからこれ、表現が非常に多岐にわたるかもわかりませんが、この辺はずっと特別検査されているわけですから、今後厳格に調査される、検査されるということですね。 | ||
○白浜一良君 それでは次に、さきの答弁でいわゆる損失がないのに補てんされている分で、昨年の四月以降の分で十二社ある、十二件ある、このようにおっしゃっておりました。私も資料要求していたわけでございますが、その個々の会社名と金額をちょっと局長、言ってください。 | ||
○白浜一良君 私がもらった資料では九十億七千三百万、十二社でなるわけでございます。先日も九〇年三月分までで約百億円、類似の額が発表されておりました。損失が出ていないのにこの一年間で四大証券だけでも九十億を超える補てんがされているという事実が判明したわけでございます。 これも何...全文を見る | ||
○白浜一良君 ですから、運用のパフォーマンスを上げてくれ、こういうことでございます。運用のパフォーマンスを上げてくれということは利回りを出してくれという、こういう要求に違いないわけでございまして、どうかそういうことも踏まえて厳格に検査をお願いしたいと思います。 それから、今回...全文を見る | ||
○白浜一良君 じゃ、補足してちょっと伺っておきますが、今回、四大証券に検査で入られだからこの四大証券はわかりました、昨年の四月以降。そうしたら、流れから見た準大手とかそういうところもあるのと違うかと疑うのがやっぱり常識的でございまして、この辺の準大手以下が昨年の四月以降もあったん...全文を見る | ||
○白浜一良君 いずれにしても、厳密な検査をお願いしたいと思いますが、あと何点か細かいというか個々の問題をお伺いしたいんです。 自主ルールの問題、これは当委員会で私も個々の補てんの手口、この辺を取引としてきちっとしなきゃいかぬということを質問したことがございます。局長に答弁いた...全文を見る | ||
○白浜一良君 いつごろかわかりますか。それはおっしゃっていないですか、いつごろまでとかそういうことは。 | ||
○白浜一良君 次に、昨日、本会議の質疑におきまして今回の証券問題の一万の問題で、いわゆる暴力団問題で国家公安委員長が、不正に得た収益の剥奪についても法的な側面から最大限努力する、このように述べていらっしゃいます。 当然、暴力団の担当は警察なんですけれども、きょうも若干の質疑が...全文を見る | ||
○白浜一良君 もう一点、手数料に関しまして、行革審の方でいわゆる自由化の方向性が内容として打ち出されまして、証券局としてもそういうふうにしていく方向性をお認めになっているわけでございますが、報道によりましたら、当の東証の理事長が非常に反対されているという報道がされているわけでござ...全文を見る | ||
○白浜一良君 それから、これも行革審で答申されました検査委員会のことでございます。時間がございませんので簡単にお聞きいたしますが、私は、今後つくる検査のための委員会というのは、一つは独立度が高いこと、これは非常に大事である、もう一つはいわゆる強制執行、開示、規制、こういう機能を持...全文を見る | ||
○白浜一良君 私は、この問題も本当はやりたいんですが、次回に譲りまして(やはり独立度が高いということが一番の根本であって、そういう行政処分権も含めた強い体制にしなければならないということで、少なくとも三条委員会にしてやろう、このことだけは我が党は考えているということを主張しておき...全文を見る | ||
○白浜一良君 しっかりお願いしたいと思います。 次に、角度を変えまして、法人の株の持ち合いが非常に進んでおりまして、そういうことが阻害しているということもあるわけですね。 そこで、具体的な一つの問題といたしまして、株券の上場審査基準を東証が決めておりますが、これを私見直す...全文を見る | ||
○白浜一良君 上場基準が即持ち合い云々という、そういうものでないのを私どもよく承知しておりますけれども、少数特定者持ち株比率、それから株主数の規定があるんですね。そこの問題を私は言っているわけでございます。 では、もう少し角度を変えまして、受取配当益金不算入制度というのがござ...全文を見る | ||
○白浜一良君 説明はいいんだ、説明は。わかっている。 | ||
○白浜一良君 よくわかるんですけれども、消費税廃止法案を野党で統一してつくったときには、これも六〇%に圧縮しようという御提案を申し上げた経緯だけ説明しておきたいと思います。 次に、いわゆる信託銀行のファントラの問題で少しお伺いしたいんですが、一部報道によりまして三菱信託、三井...全文を見る | ||
○白浜一良君 今、局長おっしゃいましたけれども、ことし三月、具体的なケースとして利益の移しかえを行った銀行に改善を指示したことが明らかになったと、そういうように報道されているわけでございますが、ではこの報道は事実じゃないということですか。 | ||
○白浜一良君 もう時間がないので、私、日銀から来ていただいておりますが、当然このファントラの運用に関する疑義というのもいろいろ報道もされております。株式三割債券七割で、あとはもう一任勘定みたいなように運用されているという株式の営業特金みたいな要素が実際あるわけでございまして、その...全文を見る | ||
○白浜一良君 時間がございませんのでもうこれ以上言いませんが、いずれにいたしましても、日本銀行としてもこれ以上の、抜き取りでいろいろ考査されている、信託銀行も三年に一回ぐらいしかできないという、そういうふうに私伺っております。ですから、いろいろな事件が起こっても後でわかったという...全文を見る | ||
○白浜一良君 時間が来ましたのでもう終わりますが、バックファイナンスつきの問題とか、証券のキックバックがあるとか、いろいろ指摘されている問題がいっぱいあるわけでございまして、また後日、いろいろ審議をしてまいりたいと思います。 以上で終わります。 | ||
11月20日 | 第122回国会 参議院 産業・資源エネルギーに関する調査会 第1号 議事録を見る | ○白浜一良君 私、大阪なんですけれども、既に御存じだと思いますが、小売店たくさんございます。非常に繁盛している、にぎわっている小売店もございましたり、非常に寂れていっているという小売店もたくさんございます。従来からの施策といたしまして、私どもが見ておりましても、例えばアーケードを...全文を見る |
○白浜一良君 既に中小企業振興公社ですか、そういうのがございまして、そういうところでもやはり情報が大事だということで情報化センター等を進めていらっしゃるわけでございますが、それとの関係はどうなるのか、より効率化されるためにはどういうふうになるのか、その辺の説明をお願いしたいと思い...全文を見る | ||
○白浜一良君 私がもらった書類にも一応概算要求の金額が書かれているわけでございますが、直接明年度どのくらいの規模を要望されているのか。また、今おっしゃいましたけれども、これは本当に全国につくるんですね、都道府県に。その辺ちょっともう一回言ってください。 | ||
○白浜一良君 全国につくっていかれる、これはそういうことでいいわけですね。情報というのは非常に大事でございまして、そういう情報センターまたはサポートセンターですか、つくるのは都道府県に一カ所でしょう、基本的に。そういうことで、県内のそういういろんな情報を集積してサービスしていく、...全文を見る | ||
○白浜一良君 ちょっと違うんですが、まあいいです。 もう一点、これを見ましたら、商店街等にぎわい創出事業の創設、こういう新規事業が出ておりますが、これをちょっと説明していただけますか。 | ||
○白浜一良君 あればいいなと、そのとおりなんですけれども、今六百万とおっしゃいましたけれども、六百万でできるかなという気もするんです。既にそういう商店街で祭りを持っているところは当然ありますから、それはそれでいいんですけれども、概算要求の段階で明年度何カ所ぐらい予定されているのか...全文を見る | ||
○白浜一良君 それはそうだと思いますが、これは思いつきでやったら絶対失敗しますね。大阪でもそういう地域振興のために単発的にやったことがあるんですよ、いろいろ苦労されて。そういうものが地域に定着するかどうかというのは、やっぱり単なる思いつきではだめなわけであって、継続性のあるベース...全文を見る | ||
○白浜一良君 時間がございません。最後の質問でございますが、そういった面で、明年度の事業といたしまして中小卸売業者対象の共同物流センターですか、これをうたっていらっしゃるんですが、今の概算要求をされている段階で、その規模とどういうメリットがあるのか説明をいただいて終わりたいと思い...全文を見る | ||
12月03日 | 第122回国会 参議院 大蔵委員会 第1号 議事録を見る | ○白浜一良君 羽田大臣、御就任おめでとうございます。公明党の白浜でございます。どうかよろしくお願いいたします。 質問に入る前に、私一つだけ確認をさせていただきたいんですが、午前中の質疑で、財源不足ということで安易な消費税の税率アップをしてはならない、こういう質疑がございまして...全文を見る |
○白浜一良君 これは報道ですから、いろいろな主観があるわけでございますけれども、従来の総理にしても、朝も質疑がございましたが、私の代は上げませんと、かなり単純明快におっしゃったわけでございますが、羽田大臣の場合は長々と説明せないかぬというこの部分が非常にわかりにくいということでご...全文を見る | ||
○白浜一良君 ただ、宮澤総理はそういう雇用の問題おっしゃっていますけれども、例えばパートにしたって残業の形態にしても、非常に内容的には落ちている、そういう面から見なきゃならないと、報道によりますと総理はそういうふうにおっしゃっているわけです。この点はどうなんですか。 | ||
○白浜一良君 もう一点確認しておきたいんですけれども、きょうも所信でお述べになりました、いわゆる設備投資も個人消費も非常に堅調であるという表現をされたと私記憶しておりますけれども、経企庁の情報によりましたら、例えば設備投資なんかも、GNPの速報で見ましたら、本年の四月から六月期が...全文を見る | ||
○白浜一良君 だけど、私、これ経企庁のデータを言っているんですよ。経企庁のこのコメントに対してはどうですか、消費に関して。これだけでいいですから、言ってください。 | ||
○白浜一良君 同じことを何回も言われても私困ります。経企庁がこういうふうに言っているから、二・七%低下している、消費マインドの悪化を示している、こういうコメントに対して、どう思いますかと私は言っているわけですよ。 | ||
○白浜一良君 何かようわからぬ話ですね。 そうしたら、次に伺いますが、非常に今は堅調である、底がかたい、こう言われています。今までちょっとバブルだったんだと、こうおっしゃるわけでございますが、しかしそうしましたら、私ちょっとここに矛盾があるんじゃないかというふうに思うわけです...全文を見る | ||
○白浜一良君 いや、操作したとは僕も思いませんけれども、仮に、自動的に計算して出した数値である、決してそういう中期展望と言われるような目標でも何でもないんだ、そういうことですか、これは。 | ||
○白浜一良君 ということは、これ平成元年から五年度まで出された自動的な数値かもわかりませんけれども、これそのものが今後中期展望の数字としては変わり得るということなんですか。この点はどうですか。 | ||
○白浜一良君 そういう意味で言えはよく理解はできるんですけれども、ちょっと見方が間違ったから変更しなければいかぬという、そういういいかげんなことでは、国の一番大事な予算に携わっていただいているわけですから、非常に私不安なものを感じるわけでございます。 例えば、一般の家計で言い...全文を見る | ||
○白浜一良君 私、なぜそういうことを言うかと申し上げましたら、確かに百六十八兆円、公債の依存度が非常に高いわけです。これは決して軽く考えたらいけないわけですけれども、そうおっしゃるんですが、結局これだけの二兆八千億欠損があるといったら、それは特例公債じゃないけれども、また建設国債...全文を見る | ||
○白浜一良君 もう時間がございませんので、あとちょっと具体的な点を二点だけお伺いしたいと思います。 まず一点は、相続税の見直し問題でございます。 これはきょうの新聞に報道されておりましたが、特に東京なんです。大阪も一部土地が高いんですが、住居用のそういう不動産、土地家屋な...全文を見る | ||
○白浜一良君 田舎と申しますか、地方はいいんです。特に都心部、東京は一番大きい。私大阪ですが、大阪でも中心部は相続したらもう本当に売って出ていかなきゃいかぬ。都市が空洞化する、健全な都市の発展につながらないわけでございまして、そういうところを特に対象を決めて、全国一律はそれは非常...全文を見る | ||
○白浜一良君 住居用でございますので、生きるために最低限必要なことでございますから、その点からお考えいただきたい、このように思うわけでございます。 次に、さきの国会で金融・証券問題でいろいろ具体的な問題が起こりました。私大阪でございますので、東洋信金の話をちょっとしたいと思い...全文を見る | ||
○白浜一良君 わかりました。 それでは、今残務処理ということでいわゆるノンバンクと東洋信金の間で尾上の借金の肩がわりをめぐり、当然ですが、非常に対立しているわけでございます。この辺はどのように調整されるお考えか。何かございますか、そのお考えが。 | ||
○白浜一良君 地元では大変大きな問題になっております。非常に難しい問題もあるんですね。よく監督していただきたいと思うわけでございます。 もう一点だけ。この問題が起こりましてから興銀さんが手を引いてわっと債権回収に走ったわけでございます。これはもう既に報道されております。これは...全文を見る | ||
○白浜一良君 結局何もお答えにならないということですね。わかりました。 じゃ最後に御質問しますが、これも先日新聞に報道されていたわけでございますが、いわゆる三菱銀行か不良債権の公表、公開、ディスクロージャーに踏み切った、こういう記事が載っておりました。ところが、記事によりまし...全文を見る | ||
○白浜一良君 結局証券問題も、企業に都合の悪いことは隠してしまおうという、まあいいことはどんどん流れていいわけでございますが、そういう体質がやっぱりあれだけの大きな問題になったわけで、金融・銀行関係は特にそういう問題は起こらなかったわけでございますけれども、今局長おっしゃったよう...全文を見る |