白浜一良

しらはまかずよし



当選回数回

白浜一良の1996年の発言一覧

開催日 会議名 発言
04月12日第136回国会 参議院 予算委員会 第5号
議事録を見る
○白浜一良君 住専問題に関連いたしまして、少し時間をとって総理大臣初め閣僚の皆さんに御質問をしたいと思います。昼過ぎというのは、委員会をやっておりましても停滞しますので、気合いを入れてやりたいと思います。  まず、総理大臣、私これは通告していないんですが、昨日、衆議院で八年度予...全文を見る
○白浜一良君 今の総理のお話というのは、政府の姿勢といたしましては、昨年このスキームができたときもそうでございましょうし、またこの常会が始まって予算審議がされているときも同じような御趣旨のお話をされているわけで、それでこれだけ、二カ月余り、いろんなトラブルはあったにせよ衆議院で審...全文を見る
○白浜一良君 これ以上議論はやめますけれども、午前中も消費税の例をお出しになっていましたけれども、消費税と今回の住専処理の問題は、これは明らかに違うんですよ。明らかに違うんです。要するに、歳入そのものをどうするかという議論と、民間会社である住専のいいかげんな経営の穴埋めに税金を使...全文を見る
○白浜一良君 そこで、法制局長官、今お話に少し出ましたけれども、要するに法制局の見解といいますか、政府の統一見解と申しますか、両者の関係を少し説明していただけますか。
○白浜一良君 長官、もう一つお聞きしたいんですが、この解釈はいろんな学説があるんですね。国会の方が国の最高機関なんだから、当然修正権の方が優位なんだと、こういう学説もたくさんございます。この政府の統一見解を見ましても「内閣の予算提案権を損わない範囲内において」と、ここは非常に解釈...全文を見る
○白浜一良君 そうじゃない。いろんな学説がある。いろんな学説があるでしょう。質問したんだ、言いなさい。
○白浜一良君 私の言ったこと、いや、答えもういいです。それはいろんな学説があるでしょうと。そのぐらいあるの当たり前や、本を見たらわかるんやから、そんなもの。そのぐらい言いなさいよ。  それで、総理に最後に見解を求めたいんですけれども、こういう連立政権の時代といいますか、内政、外...全文を見る
○白浜一良君 これはこれ以上議論が進まないと思いますが、やはりこれからの時代というのは、そういう予算というものに対する修正の柔軟性、国会審議の重みというものを反映されるようなものにしていかなきゃならないということを主張しておきたいと思います。  それから、少し時間をとりまして、...全文を見る
○白浜一良君 そういう答弁あかんわ。要するに、安全度と今言ったけれども、このスキームの中で何が安全度なの、これ。
○白浜一良君 回収が困難だというような話、それは当然いわゆる二次ロス分の問題は私はわかりますよ。要するに、最初の損失見込み額六兆四千百億、ここを拡大しますよと。これは去年の路線価で出されたわけだから、例えば具体的に聞きますけれども、この具体的な実行がことしの八月以降となってしまっ...全文を見る
○白浜一良君 努力を要する問題じゃないんですよ。これは非常にガラス細工の仕組みだから私はちょっとしつこく言うんですけれども、努力じゃないんですよ、この仕組みが崩れるんですよ。  要するに、六兆四千百億、この損失見込みが新しい路線価で拡大しますよ。あなたはしないと保証できますか。...全文を見る
○白浜一良君 いや、要するに二次ロス分を少なくするという面で回収をするというのは、それはよくわかるけれども、いわゆる最初の損失見込み、これはもうあかんと決めた六兆四千百億円のことを言っています、私は。これが拡大しますよということを言っています。もし拡大したらその分担はどうなるんで...全文を見る
○白浜一良君 大臣、それは確かに答えにくいことかもわかりません。それはわかります。しかし、実際にスムーズに予算が上がって関連法案が上がったとしても、それは通常国会内で上がるのか延長してから上がるのかわかりません、これからの国会審議ですから。  しかし、随分ずれ込んでいるというこ...全文を見る
○白浜一良君 後段の話は別に私はしていないわけでございます。今のスキームの問題点を指摘しますということで私は議論をしているわけで、そのように御理解いただきたいと思う。  じゃ、西村さん、ちょっと角度を変えます。  もし六兆四千百億円以上にそういう第一次ロスが拡大した場合、お金...全文を見る
○白浜一良君 今の局長の御答弁でしたら、このフレームからはみ出て損失が出た場合は、第一次ロス分の拡大であってもそれは二次ロス分に上乗せされるんだということですか。そういうことですね。
○白浜一良君 もう一つ今の答弁に問題があるんです。これは言葉の定義の問題ですから、広い意味で二次ロス分なんですよ、一般的に使うと。  それで、八条と十条を使うということは、ふえた分は半分、また全部税金負担ですよ、こういうことになるんです、論理的には。これはお認めになるわけですね...全文を見る
○白浜一良君 これは大蔵大臣、もともとわかっていたことかもわかりませんが、非常に私はこれは大事な問題点であると。二次ロスがふえる要素はこれだけじゃない、いっぱいある。これは後でもう少しやりたいと思いますが、このスキームを守ろうと思えば、そういう二分の一が財政出動、財政措置でやる、...全文を見る
○白浜一良君 今の答弁でしたら、要するに総枠も決まっていない、分担も決まっていない、三分の一ずつは決まっているけれどもということですか。そういうことであれば、それは民間のことですから政府が勝手に線引きしていくわけにいかぬでしょうけれども、これは要するに法案の成立との関係なんですか...全文を見る
○白浜一良君 重ねて確認しておきますけれども、この四月から、四月一日で住専処理機構が設立されるというような、それが皆さん方のお考えでは最善のケースであったんでしょうけれども、そういう意味でいうと、もうこれはできてなあかんわけでしょうね、時期的には。  そういう観点でいいましたら...全文を見る
○白浜一良君 それは後で聞きます。それは聞いていないんですわ、放棄した方は。  それで、もう一つ聞きますけれども、これは先ほどもちょっと議論されていたんですけれども、この低利融資の債務保証、これは預金保険機構でやるんですね。  一般的な問題を言います。要するに、預金保険機構は...全文を見る
○白浜一良君 私がなぜこういう問題を取り上げるかというと、非常に無理のある仕組みだということを私は角度を変えて何回も言っているわけですけれども、今の西村さんの話だったらこう解釈していいんですか。要するに、債務保証は低利融資する方の希望にかなうんだ、うちはもうここでやりますから結構...全文を見る
○白浜一良君 それで、逆に言いましたら、生損保とか系統が保証をお願いしますと言った場合に、そういう保険料の公平さというのはどこではかるんですか、これは。何が基準になってそういう公平さをはかるんですか。
○白浜一良君 いいかげんですね。これは専門的な話だから国民の皆さんはちょっとわかりにくいかもわかりませんが、本当にいいかげんだと私は思いますよ、考え方としては。  預金保険機構にそういう負担は任す、低利融資、債務保証してほしいと。任すということでしょう。一種のガイドラインみたい...全文を見る
○白浜一良君 ちょっと理解しにくかったんですが、銀行局長、当然この千四百億の見込み額の中には六百億が入っていると、こう答弁されていますね。
○白浜一良君 だから入っていると。大臣はもう払う必要ないんだと。そこだけちょっと話してくださいよ、短く。
○白浜一良君 それはわかりました。それは民民の問題だと言っていましても、もともとそういうことであれば入れる必要も何もないわけです。大蔵大臣のお考えをベースにすればですよ、フレームをつくるときに。まあそれ以上はやめておきます。  それから、二次ロスの問題で、先ほども、一部議論しま...全文を見る
○白浜一良君 そういう作業をしてはらんのかわかりませんけれども、そういう資料を出してくださいと頼んでますのや、私が。そういう作業をしていないというのは説明でわかりましたけれども。非常に難しいということは一般的に言われているんですよ、債権回収が。だから、共国債権買取機構も先鞭つけて...全文を見る
○白浜一良君 積極的に伝えてくださいよ。言うとりましたでというのではあきませんで。  それから、二次ロスが膨らむんじゃないかという面でもう一つ指摘したいんですけれども、先日報道されておりましたが、メイセーという会社が破産しましたね。そこが地価税、消費税を滞納したということで強制...全文を見る
○白浜一良君 もういつも同じ答弁で。  そうなんですよ、報道されている。これは大蔵大臣、要するに不良債権を抱えている、融資をされて。末野興産もそうでございますが、借り手ですね、いわゆる。消費税を払うてないわ地価税も払うてないわ、税金払うてない。末野興産なんか従業員の税金まで払う...全文を見る
○白浜一良君 そのようにすることはやむを得ないというのは何を指しているんですか。要するに、国税が強制回収する。当然ですものね、税金払ってないんやから。それは正当な行為だと。その分、債権回収が減るのもこれはやむを得ないんだと。その減る分が、あなたは希望的観測で少ないやろうと、そう希...全文を見る
○白浜一良君 もう時間がないのでやめますけれども、全体の枠組みで考えると言わはりますけれども、要するに、それは二次ロスがふえますよということをおっしゃっているだけの話。そうすると、またその膨らむ部分だけ国民の税金の負担はふえるんだと、そういう理屈になるんだということを私は、あなた...全文を見る
○白浜一良君 今のお話よくわかりました。それを裏づけるためにも、悪らつなそういう賃貸借権を利用している詐害的賃貸借というんですか、こういうのは債権回収の中で指摘できたことが、その事例件数は非常に少ないと思うんです。少ないからこそ対応せないかぬということなんですが、特にそんなのござ...全文を見る
○白浜一良君 いずれにしても、何らかの法律をつくって対応せざるを得ないということだと思います。  もう時間が迫ってまいりまして、本当はいろんな責任問題もやりたかったんですが、一点だけ大蔵省の責任問題で西村局長にちょっと伺っておきたいんです。  あなたは国会の答弁で、平成二年の...全文を見る
○白浜一良君 そういうことが非常に僕は論弁だなと思うんです。そうおっしゃるんでしたら、金融関係に出されている大蔵の通達の中で書かれているけれども、既に銀行局の通達が出ているじゃないですか、報告せいというやつ。出ているんですよ。報告が出ているんですよ。まず先に答弁してください。
○白浜一良君 だから、系統はもう既にそういう報告義務を課せられているから、そういう明記をしなかったんだということでしょう。そうしたら、金融関係にも昭和六十一年四月十六日に銀行局長の通達が出ているんです。不動産業及び建設業向けの土地関連融資実行状況を今後一年間、半年ごとに報告せよと...全文を見る
○白浜一良君 もう時間がないのでやめますけれども、要するに系統に対する説明からしたら、銀行に通達されていることの追加項目の意味がわからぬ、既に出されていると、おかしいということだけ指摘しておきたいと思います。  最後に、私、大阪でございますが、木津信用の関係で、木津信の抵当証券...全文を見る
○白浜一良君 西村さん、財務局の関係だから関係ないかもわからぬけれども、大蔵省、何か答えて。
○白浜一良君 そうじやなしに、木津信抵当が、経営実態が悪いという報告が行っていたのよ、近財にも。
05月02日第136回国会 参議院 予算委員会 第17号
議事録を見る
○白浜一良君 平成会・新進党の白浜でございます。  まず初めに、私どもの基本的な考え方を申し上げておきたいと思います。  いわゆる住専が放漫経営の末、破産になって、その穴埋めに国民の税金を投入するというような、こういう今回の予算案、また仕組みそのものは私たちは反対でございます...全文を見る
○白浜一良君 一緒に今回のスキームというか仕組みをつくられた片方の系統の責任者がそういう御発言をされていたので、私は確認したわけでございます。  それで、きのうも住総の元社長から証言がございましたが、要するに母体行が優良な物件をどんどん借りかえをしたというんです、激しかったんだ...全文を見る
○白浜一良君 私、そういうことを言っているんじゃないんですよ。原さんがきのう、本当に激しかったんだとおっしゃったんですよ、富士銀行はどうか知りませんが。きょうは全銀協の前会長でこのスキームをまとめられた立場でいらっしゃっているんですから、銀行界全体の実態を発言してくださいよ。私は...全文を見る
○白浜一良君 あなた、きょうは国民の前でこういう証人喚問をやっているわけですよ。国民が血税を出さされるということに対して非常に不本意だと。それは当たり前ですよ。一番責任のある母体行の責任者の方がこういうことをはっきりおっしゃらないということでは、どこまでいっても国民の納得は得られ...全文を見る
○白浜一良君 押し問答してもあれですから、あなたがこういう証言をされればされるほど国民の反発や不信は高まりますよ。そういうことを前提で御発言してくださいね。  それで、もう一つ違う角度から御質問いたしますが、住専のいわゆる経営実態というのは全く母体行に責任があるという一つの例証...全文を見る
○白浜一良君 要するに、きのうも住総の原さんがおっしゃっておりましたが、原さんが行ったときにはプロパーは、専従の職員の住専の方は課長代理までしかいなかったということをおっしゃっていました。  今住宅ローンサービスの実態をお聞きいたしましたが、役員はそれぞれ母体行からある一定の時...全文を見る
○白浜一良君 そうしたら次に、いわゆる一般職員も派遣されていますね、当然。これ、実際どのぐらいが母体七行から派遣されていて、住専の職員の中でどのぐらいの比率を占めていたのか、これを言ってくれますか、わかる年次でいいですから。
○白浜一良君 その職員の方も要するに二、三年で交代されていく、こういうことでしょうか。
○白浜一良君 そういう短い二、三年の単位で役員もどんどん派遣されていく、職員も主要部門は、これは後で聞きますけれども、どんどん入れかわっていくと。いわゆる住宅ローンサービスとしての経営責任というのは幽霊みたいなもので、実際は母体行が全部コントロールしている、そういう実態を今の御説...全文を見る
○白浜一良君 それは、そういう経験者がいないという意味ではいいことなんですが、ここが非常にわかりづらい。紹介融資がある、そうしたらその母体行から出向されている方が審査する。それだからもうそこが非常に不透明なんですよ。全然審査なしにどんどん融資が決まっちゃう、そういう温床になるとい...全文を見る
○白浜一良君 そんな立派にされていたら、住宅ローンサービスもこんな不良債権焦げつきますか。これは結果がすべてなんです。これだけ焦げついた結果が起こっているということ自身、どこかに問題があるんですよ。その問題の一つとして私は指摘しているわけで、そんな問題はなかったと、そんなことはな...全文を見る
○白浜一良君 私、あなたと押し問答する気はないんですけれども、何か今の話を聞いたら、経営は正しかったんだ、地価が下がったからこうなったんだと。何か地価が下がったことがすべての責任で、その責任を国民にとれと言うんですか、あなたは。
○白浜一良君 それは一民間会社として倒産するのは簡単なんです。それはそうだったらいいんですよ、別に。わざわざこんな大きな仕組みをつくって国民の税金まで投入するというところに問題があるわけで、そこに対するあなたの意識が全くないじゃないですか。  それで、紹介融資という観点でちょっ...全文を見る
○白浜一良君 これ、今回大蔵省から出てきた本委員会に対する資料ですよ。この資料の中にシーエスグループほか三社となっておりますが、紹介元は富士銀行、七十六億九千三百万、貸付金残高と。これはうそですか。あなたの今のお話でしたら、これが何かうそみたいな話になる。
○白浜一良君 そういうことを言われると、この資料をとった意味が、これは大蔵省からとった資料で質問しているのに。まあそれはあなたの意見が正しくて、この大蔵省の資料が間違っているかもわかりませんよ。それはわかりません。こちらが正しくてあなたが間違っているかもわかりません。わかりません...全文を見る
○白浜一良君 私、これ具体的な例を聞きましたけれども、紹介融資で特色があるんですね、この住専七社の中で。  それで、資料によりましたら、母体行が紹介したという住専はいわゆる住宅ローンサービスと住総が、これは当然でございますが、大手の都市銀行と信託銀行ですから圧倒的に多いんですね...全文を見る
○白浜一良君 それはこちらから紹介があるのは私は一般的にはわかりますよ。だけれども、わざわざ紹介するというのは、何かやっぱり利益がないと、メリットがないとそれはしないはずなんですね。住専の経営実態、それから母体行の紹介という観点からいきましたら、具体的に住専に紹介する場合にどうい...全文を見る
○白浜一良君 どうもこの辺もわかりづらいということでございます。  それから、次にお伺いしたいのは、いわゆる第一次再建計画がございますね。このときの問題をちょっとお伺いしたいんです。  この中で、いわゆる再建計画を見ましたらいろんな項目が指摘されておりますが、例えば富士銀行の...全文を見る
○白浜一良君 では、私が今質問しましたことを、経緯、それからこういう対応をしましたと書面でまた、委員長、出してくれますか。
○白浜一良君 私が申し上げたいのは、第一次再建計画からこういう具体的ないろんな指摘がされているんです。それを忠実に守っていたらこんなに傷口が大きくなったかなと、そう思うから私はこれを確認しておるんです。  もう一つ聞きます。  この第一次再建計画でおっしゃっている中身が、業務...全文を見る
○白浜一良君 それがわかりませんね。  それで、私不思議に思いますのは、第一次再建計画の平成三年十月の地銀生保ローンから始まって、翌年の平成四年八月までに七社出そろうんですね。これは、第一次再建計画でお互いの連携が取り合われていたのか、それともどこかから再建計画を出すようにとい...全文を見る
○白浜一良君 大蔵省等から呼びかけがあってまとめられたと。それで、まとめられる内容に関して何か具体的なアドバイス等もございましたか。
○白浜一良君 大蔵省と相談の結果だと、ここが非常に大事なことなんで、御証言いただいておきます。  それから、第二次再建計画について、次にお伺いをしたいと思います。  ここが非常にややこしいんですね、平成五年の二月から以降の流れが。それで、具体的にいわゆる銀行が大蔵省に誓約書と...全文を見る
○白浜一良君 それは一カ所にいわゆる母体行の関係が集まられて署名されたと、こういうことですか。
○白浜一良君 そのときに、この念書を書くということの意味、要するにどういう意味があると、それをだれが説明しましたか。
○白浜一良君 いわゆる決意表明だというのは大蔵当局が説明されたんですか、母体行に対して。
○白浜一良君 この決意表明というのは、これは言葉ですけれども、要するに、じゃだれに対する決意なのか。そうでしょう。だれにその決意を見せる必要があったのですか。
○白浜一良君 大蔵省銀行局あてに書かれているんですよ。それは私も承知しています。だけれども、大蔵省はそんなものをもらってもしようがないでしょう。何のために大蔵省が決意表明が欲しいと言ったのかという、そこのところの理解はどうされたんですか。
○白浜一良君 ここが本当に大事なんですよ。ここが今回のスキームにつながっているんです。  この予算委員会をやっていましても、大蔵大臣の立場と農林水産大臣の立場が微妙に違う。ここのところが、それはもう私が質問するまでにあなたがおっしゃっている、決して元本保証したものじゃないと。私...全文を見る
○白浜一良君 だから、ここも非常に大事なことなんですが、あなたはこれ以上おっしゃらない。これ以上おっしゃると多分いろんな差しさわりが出てくるからでしょう。でも、ここのところが本当は明らかにされぬとあかんのですよ、本当は。国民が非常にわからないところなんです。これは押し問答になりま...全文を見る
○白浜一良君 それは聞いていないから。
○白浜一良君 それは十二月十六日と。  そこの分担の割合が変わったのは、あなたが承知されたのはいつですか。
○白浜一良君 今の御証言によりましたら、十六日に聞いて十八日にはもう変わっていたと。この二日間のところがわからないと、なぜ変わったのかわからないとおっしゃいましたですね。  でも、あなたも全銀協の会長というお立場です。変わったということに対して不自然なものをお感じになったでしょ...全文を見る
○白浜一良君 あなたね、十六日の話は比較的理屈としてはわかりやすい。ところが、十八日には六千八百億の税金を投入する案になっている。せんじ詰めれば、簡単に言うと、あなた方の不始末で税金を投入するということに対して、そんな感想しか持たなかったんですか、あなたは。
○白浜一良君 きょうはこれ本当にテレビで国民が見ておりまして、私は本当にますます不信感が募っただろうなと、あなたのこの御証言を聞いて思ったと思います。  もう一つ、具体的なことを聞きます。  今回、急に富士銀行の頭取をおやめになった。いろいろ理由はおっしゃっておりますが、私は...全文を見る
○白浜一良君 終わります。
05月08日第136回国会 参議院 予算委員会 第18号
議事録を見る
○白浜一良君 本委員会の審議もいよいよ締めくくり総括というところへ参りました。総理、あすで本委員会も終わるということでございますが、三十分時間をいただいておりますので総括的な質問をしたい、このように思っております。  本題の住専、金融問題に先立ちまして、総理に二点だけちょっと確...全文を見る
○白浜一良君 そういうことだからだめなんですよ。もう全然何も言えへんで。  きょうのこれ読売新聞でございますけれども、社民党の上原副党首が訪米されたと。こういうふうにはっきり、アメリカの要求は千五百メーターの滑走路だと、ここまで公になっていることがなぜ言えないんですか。こういう...全文を見る
○白浜一良君 じゃ、防衛庁長官、この上原副党首がマーティン・スティールという向こうの企画政策局長ですか、その方との対談の中で、アメリカの要求はそうだと、こういうふうに明確に書かれていることはどういうことなんですか。あなたは政府として交渉していないかもわからないけれども、実際訪米さ...全文を見る
○白浜一良君 そういうことじゃなしに、要するに代替地の内容を多分おっしゃったと思うんですよ。普天間にある海兵隊のヘリ基地というのは、これは実戦部隊ですから千五百メートルぐらいの滑走路のある基地が必要なんだと、どこにつくるかは別ですよ、そういう要望があったという事実を、あなたはそう...全文を見る
○白浜一良君 総理、こういう話は微妙な話で、必ずしも交渉過程にある問題すべてを公表できない問題があるのは私も承知しております。極東の平和を考えた場合に、日米安保体制が基軸だというのは私どももよくわかるんですよ。しかし、この在日米軍基地を考えた場合に、その重要性が増せば増すほど住民...全文を見る
○白浜一良君 それは普天間飛行場が返還されるという大きな出来事ですから、代替地も当然それよりスケールの小さなものでということは、それはそれなりに成果だと私も認めますが、もう少し説明されないといかぬということを私は言っているわけで、絶対住民の協力なんか得られないですよ。  それで...全文を見る
○白浜一良君 ああ、東京で。
○白浜一良君 いやいや、沖縄県も入れた作業部会という意味で私は言っているんです。  普天間の飛行場は沖縄基地内に移転ということですから、当然沖縄県、また関係の市町村の協力を得にゃいかぬわけで、そういう部会でいろいろ協議される。それはやっぱり住民にはね返るわけですから、そういうも...全文を見る
○白浜一良君 沖縄はこういう作業部会ができているんですが、ちょっと確認のために申し上げますけれども、この候補地になっている山口県、岩国市とか、そういう自治体関係も何らかの協議機関というものを設けて調整されていきますか。
○白浜一良君 重要な問題は総理にも報告していただいて、適切に対応していただきたいと思います。  それから、もう一つこの住民の協力という意味でぜひとも総理に御尽力いただきたいなと思いますのは、地位協定の問題なんです。  実は昨年の臨時国会のときに、当時村山総理でございましたが、...全文を見る
○白浜一良君 私も、言いましたように運用の改善でどんどん改善されていくのはいいわけですが、今含みのあるお話、御答弁をいただきましたけれども、具体的なこの十七条五項(c)のいわゆる身柄の拘束は起訴をされるまで米軍が持っているという、これは要するに不平等だと、ドイツやイギリスとは違う...全文を見る
○白浜一良君 もう一つ、申し上げました行政改革について、総理、基本的なお考えをお聞きしたいんですが、五月二日に御党の行政改革推進本部の幹部会ですか、そこで行政改革を推進しよう、こういう指示をされたと報道されておりますが、橋本総理の行政改革そのものに対する基本的なお考えを伺いたいと...全文を見る
○白浜一良君 基本的なお考えを伺いましたが、前村山総理も行革がこの内閣の命だとおっしゃりながら、結果的にはいわゆる特殊法人の若干の統廃合しかできなかったと言うたら失礼な話でございますが、私は率直にそう思います。  再び橋本総理が行政改革に取り組まれる、今基本的なお考えを伺いまし...全文を見る
○白浜一良君 タイムスケジュール的なことはおっしゃりませんでしたけれども、これも報道で知ったんですが、行革関連の四つの審議会がございましてその委員の皆さんと懇談もされたと、そのように伺っております。第三次臨調をつくるぐらいの勢いじゃないか、そのぐらい総理は積極的じゃないかというよ...全文を見る
○白浜一良君 今のお話を伺っていましたら、そういう第三次臨調とかいう大げさなものじゃなくても、機関相互のいわゆる調整というんですか、そういうものは恒常的に積み重ねていかれるということですか。
○白浜一良君 先ほどのタイムテーブルの話なんですが、本年度中に一応の取りまとめをするとかそういう構想はないんですか。
○白浜一良君 いや、橋本行革です。
○白浜一良君 よくわかりました。  そういう長期的な問題はなかなかそうすぐにいかないと思いますが、一応の第一次的な取りまとめというか、予算に反映する形で年内にしたいという今の御答弁だと理解しています。  少しロングタームの問題かもわかりませんが、中央省庁の統廃合、これを私ども...全文を見る
○白浜一良君 よくわかりました。  ちょっと前置きが長くなりまして、これからいよいよ住専、金融の問題を御質問したいと思いますが、まず初めに、総理、率直な感想を伺いたいと思うんです。  私の認識では、衆議院の委員会の終盤において、国民の理解が得られているかということに関しまして...全文を見る
○白浜一良君 そのとおりでございまして、これ以上言いませんが、一番直近のマスコミの世論調査というのは、毎日新聞が四月二十八日に報道された分があるんですね。これを見ましても、反対というのは八六%の方がいらっしゃる。率直な総理の今の受けとめ方と私一緒だと思うんです。なぜかということ、...全文を見る
○白浜一良君 あなた、それは言いわけや、どう考えても。これはあなた方がまとめた大蔵省の書類やないですか。そこにちゃんとリッチが二十一億富士銀行の江戸川橋支店の紹介で借りていると、そういう証拠になっているんじゃないですか。包括的に山京グループで借りたといっても、個別会社が借りている...全文を見る
○白浜一良君 総理、総理には聞きませんけれども、こういうことだから絶対理解が得られないんですよ、わかりませんよ、この辺から。私たちが国民にかわって関係筋から資料をもらって、それをもとにしていろいろ国会で議論しているんですよ。それを使ってやってもわけがわからぬ。こんなんじゃ、私たち...全文を見る
○白浜一良君 読んでいるあなた、それ意味わかっているの。聞いている僕も何のことかわからぬわ、それ聞いていたら。  私の言いたいのは、あなたたちがつくったこの調査資料が、現実的にはこれを聞いたら全然否定しているということを言っているんですよ。それをあなた、いろいろだれが書いたか知...全文を見る
○白浜一良君 農林大臣、時間がないので議論やめますけれども、今の答弁はあちこちでしてはるんです。住専の経営実態をわかっていたらと言わばるけれども、いやしくも、信連も系統も中金にしたってみんな信用事業じゃないですか。そんなこともわからぬで貸し込むような金融機関ありますか。時間がもっ...全文を見る
○白浜一良君 そうしたら、もう一つ伺います。  平成七年三月度、いわゆる年度末のそれぞれ住専別の母体行からの貸付残高、これを言ってください。
○白浜一良君 それで西村さん、伺いますけれども、いわゆる今回のスキームをつくられたときの母体行の債権放棄というその額の算定は、今平成七年三月度末の貸付残高を聞きましたけれども、それはいつの日付ではかられたんですか、今回のスキームをつくるときのその三兆五千億というのは。
○白浜一良君 私はそこまで聞いていません。貸付残高の基準となる日付を私聞いただけで、あなたが今おっしゃったことは後でちょっと聞きますから。  平成七年、昨年の三月末の貸付残高と、このスキームをつくるときは六月末だ、こうおっしゃったんです。それは確かに三カ月たっています。たってい...全文を見る
○白浜一良君 局長、そんないいかげんなことを言うたらあかんて。  住総、今僕が言ったでしょう、平成七年三月末貸付残高が八千六十五億、あなたおっしゃったとおり。債権放棄額が八千九百億円。だから、もう八百三十五億円違うわけね。あなたはニューマネーと言わはったけれども、住総にはこのニ...全文を見る
○白浜一良君 これ私は通告しましたよ、きのう。貸付残高といわゆる債権放棄額の関係を聞きますよって。  こんな八百億以上違う。あなた方はこういう単位の数字はなれているかわからぬけれども、一般庶民から見たら物すごい額ですよ、八百数十億円違うというのは。あなた方は麻痺しているんですよ...全文を見る
○白浜一良君 あかん、あかん。そんなの全然説明になってないわ。  とにかく八千六十五億円が七年三月末の貸付金残高で、あなたが六月末の残高をベースに債権放棄額を決めたのが八千九百億と、これは間違いないんやから、あなた方が書かれたやつやから、これ。  それで、局長どうですか、これ...全文を見る
○白浜一良君 あなた方が出されたいわゆる数の裏づけが弱いということを、わからないということを今具体的に指摘しているわけで、これはこれでまた説明してください、余り賢くない私がわかるように。  それで、これに関連して大蔵大臣にちょっと御見解を伺いたいんですが、先ほど清水理事もおっし...全文を見る
○白浜一良君 大臣よく聞いてください、これは理屈になりませんよ。母体行が責任があるから第二次再建計画にも加わっているんですよ。責任あるから加わっているんです。責任なければ何でこの第二次再建計画に加わらなきゃいかぬのですか、母体行が。自分の子会社ですから、責任あるから加わったんです...全文を見る
○白浜一良君 それは大蔵省銀行局の説明であって、およそそんなのは理解できません。  大臣、これはこの間問題になった住宅ローンサービスだけじゃないんです。日住金は六百二億円がいわゆるニューマネーとして融資されているんです。こういうのが全部入っていないんですよ、母体行の責任と言いな...全文を見る
○白浜一良君 関係者だけで調整されても、今回のように住専問題全体のスキームから見ましたら、なかなかこういう部分が理解できないんですよ。だから、そういう観点から、大蔵省と銀行と集まって、それでこうしましょうかと決めたのはそれはわかりますよ。それを見ている国民の目から見たらわからぬと...全文を見る
○白浜一良君 そういう答弁をしたら国民の信頼がますます遠くなる。  例えば兵庫銀行、破綻したでしょう。これを担当している会計士の方が、決算書の不良債権額は実際の四%だったんですよ、これを見抜けなかった。たった四%ですよ、決算書にあらわれているのは。監査というのは、こういうことを...全文を見る
○白浜一良君 もう一つ、抵当証券の場合、不動産鑑定士の評価額が非常に違うんです。このトラブルは昔から指摘されておりますが、担当者は国土庁ですか、ちょっと答弁をお願いします。
○白浜一良君 総理、最後に総括的な話、この会計監査の問題と不動産鑑定士の話の感想をちょっと聞きたいのです。時間がないので私が言いますが、これは大阪の木津信抵当の問題なんです。聞いていてください。  平成六年に十五億四千万で評価されて、法務局からも発行の許可を得ているんです。とこ...全文を見る
○白浜一良君 不動産の方はわかりませんか、鑑定士は。
○白浜一良君 調べてください。
○白浜一良君 終わります。
05月10日第136回国会 参議院 本会議 第16号
議事録を見る
○白浜一良君 私は、平成会を代表して、平成八年度一般会計予算に対し、修正の動議を提出いたします。  その内容は、お手元に配付されております案文のとおりであります。  次に、その修正する趣旨について申し上げます。  修正案は、本院における予算委員会審議を通じても依然として政府...全文を見る