白浜一良

しらはまかずよし



当選回数回

白浜一良の1997年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月28日第140回国会 参議院 本会議 第14号
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○白浜一良君 私は、平成会を代表して、政府提出の平成九年度総予算三案に対する修正案について、その提案理由並びに内容を御説明いたします。  橋本総理は、予算策定に当たって、聖域を設けることなく徹底した洗い直しに取り組む方針を明らかにし、国民もそのことが実現されることを大いに期待を...全文を見る
05月15日第140回国会 参議院 大蔵委員会 第13号
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○白浜一良君 外為法の改正の審議も本日で終わりでございますので、きょうは若干時間をいただきまして、私、総括的に質問をしたいと、このように思います。随分議論をされておりますので、重複することもございますが、重ねて御答弁お願いしたいと思います。  まず最初に、典型的なお話で伺いたい...全文を見る
○白浜一良君 バブルの時期は別にして、バブルが崩壊して今日に至っておるわけですが、大蔵当局としては、東京の金融市場の空洞化というのはいつぐらいから認識されているんですか。だんだんこれは空洞化してきたなと、いつごろから認識されて今回の法改正に至っているのか、簡単でいいですからお話し...全文を見る
○白浜一良君 私、これは何で確認するかといいましたら、当時は榊原さん、今のようなお立場じゃなかったので直接関係ないかもわかりませんけれども、法律を改正するときになるといろいろ意義づけをされるわけですね。しかし、国会の中での一貫した議論から見ますと、いいかげんとは言いませんが、なか...全文を見る
○白浜一良君 いや、空洞化対策を何もやってきていないという意味で私は言っているんじゃないんです。私が平成六年十一月十六日の当委員会で質疑したときに、武村大臣は、「必ずしも一様に空洞化という表現が本当に正しいんだろうかと。」、こういう答弁をされている。そしてまた、もう「ほとんど取引...全文を見る
○白浜一良君 まあ、御説明ですわな。私、これ繰り返し言葉じりとらえてどうこう言うつもりはないんですよ。でも、その時々いろんな適当な言いわけ、言いわけというか説明をされているけれども、このような大きな法改正のときに、果たしてこの何年かの空洞化が五、六年前から始まっているとおっしゃっ...全文を見る
○白浜一良君 今は経緯を説明されたわけでございますが、いろんな経済学者、金融関係の学者の方々も、中央銀行が、日本銀行がそういう外国為替をつかさどるべきだという御意見もあるわけですね。政府と連携をとってと今いろいろおっしゃっておりますが、逆に言いましたら日銀の専管事項でもいいのに、...全文を見る
○白浜一良君 私は、余り賢くないので難しいことわかりませんけれども、非常に俗っぽく言いましたら、日銀が為替介入するときは政府の方針に基づいてやるということですか、日銀独自の判断はどうなるんですか。そこを具体的に言ってください。
○白浜一良君 もう少し具体的に聞きますと、それは要するに日銀独自の、世界的にいろんなそういう情報を握っていらっしゃるでしょうから、独自の御判断もある、またそうでしょう。だけれども、この法律の条文から判断すれば、大蔵大臣がそういう統括することになっているわけですね。これは総裁が大蔵...全文を見る
○白浜一良君 それは、事務当局はしょっちゅう連携とるでしょう。だけれども、決断するのは中心者でしょう、中心者というか責任ある立場でしょう、要するに。そこのメカニズムはどうなっているんですか。
○白浜一良君 それはよくわかりませんな。所管されている事務の担当の方がそれぞれ連携をとって決めるんでしょうが、だけれども、だれかが決裁しないとそれはできないでしょう。例えば、日銀の場合は、どこまでこういう問題は上がるんですか、だれが判断されるんですか。
○白浜一良君 それは法律でそう書いてあるんだからそうでしょう、わかってますよ、そんなことは。いや今、日銀総裁が、事務方がいろいろ連携をとって判断しているんだとおっしゃったから、私はだれが決断をするのかということを聞いたんですよ。それは最高責任者は大蔵大臣というのはちゃんともう法律...全文を見る
○白浜一良君 今、説明されていますけれども、そういう正規のいろいろな審議会では議論されていないというふうに私は伺っている、もうこれ以上水かけ論はやめますが。  いずれにいたしましても、中央銀行というのは国の金融、経済すべて含めて柱になる存在でございますから、今回の外為法の改正に...全文を見る
○白浜一良君 これはそのように何回も答弁されておりますし、これは行政権の範囲だと、それはそのとおりだとも私は思うんですが、今回はそういう面で早く判断はできるけれども、そのかわり、いわゆる判断する概念は広がったわけですね。そこは行政で適切な判断をされるんでしょう、決められる場合は。...全文を見る
○白浜一良君 いや、そういう答弁は何回も聞いています。  これは、大臣、大臣は一生大蔵大臣をやられるわけじゃないのであれですが、これは非常に私大事なことだと思うんです。それは、官房長官も記者会見等を通して国民に訴えられる、我々にもペーパーが回ってくる、そういうこともあるでしょう...全文を見る
○白浜一良君 今、大臣おっしゃったように、これ、なかなか形では言いづらい。私わかります。また、問題の内容にもよりまして、大きな問題であれば党首会談なんかぱっと開いていただいたらいいですし、小さな問題と言うのは失礼でございますが、そういう通常の大蔵委員会マター的なことであれば、ぱっ...全文を見る
○白浜一良君 こういう条文があったとしても、いろんな企業がこんなのできるわけじゃないですね。これを適用される、こういう手続でいいですよ、こういう形の報告でいいですよと、そういう基準か何か決められるんでしょうか。
○白浜一良君 きょう委員会で上がればあすの本会議で成立するということで、まあ多分そうなると思います。  それで、ちょっと確認したいんですが、今おっしゃったように、主として銀行とか商社とかそういうしっかりした企業ですよね。だから、そういう対象を検討されているし、結論出されるという...全文を見る
○白浜一良君 来年の四月一日から実施ということであれば、いろいろ具体的に処理せなあかぬこともあるでしょうから、少なくともそういう具体的な細目の結論というのはどうなんでしょうか。やっぱり九月いっぱいぐらいにはまとめなきゃいかぬのでしょうね、これは。どうなんでしょうか。もう直前まで行...全文を見る
○白浜一良君 いつごろか言ってな、大体秋ごろとか。
○白浜一良君 えらい無理やり言わせて済みません。それでよくわかりました。万端な準備をお願い申し上げたいと思います。  ちょっと関連して、私余り詳しくないんですが、今国税の方でもいろいろ電子データの処理の仕方が研究されていると伺っております。これ国税の方もこういう処理というか報告...全文を見る
○白浜一良君 今、経過をお話しいただきましたが、まあそういう時代になってきていますからね、これ、だんだん。いろいろ御指摘ございましたように難しい、整合性とらなきゃならない問題もあるのはよくわかりますが、これはいつごろそういう研究会の結論は出される予定なんでしょうか。
○白浜一良君 その一環でやられるということでございましたが、今おっしゃったように、平成九年度末までに一定の結論を出されると、こういうことでございますね。わかりました。  次に、海外に送金するに当たりましてのさまざまな問題点、このことにつきまして御質問したいと思います。これもいろ...全文を見る
○白浜一良君 起債の問題までおっしゃっていただいて恐縮でございますが、来年の四月からこの改正法が施行されるわけで、もう直ちにこういう事態は現実に起こってしまうわけですから、今はいろいろその法的な整備を考えていらっしゃるということでございますが、そうすると、この秋に臨時国会があるか...全文を見る
○白浜一良君 わかりました。  それから、ちょっと関連して幾つかいろいろ聞きたいんですが、株のいわゆる譲渡益課税でございますが、今は源泉分離と申告分離と二つの方式になっていますね。ところが、外為法の改正をきっかけとしていろいろ考えなければならないそういう法整備として、いわゆる株...全文を見る
○白浜一良君 確かに、関連して整備をしていかなきゃならない問題がいろいろ起こるんでしょう。それで今有取税の問題も出ました。  それで、ちょっとこれは伺いたいんですが、よそ様の党のことを言っては失礼でございますが、五月九日ですか、自民党の部会に大蔵省が招かれてさまざまこの一連の流...全文を見る
○白浜一良君 我々が聞いている以上のお話をされたということは言えないでしょう。だからもういいです。それは言えるわけがないからね、建前上。  それで、きょうの日経新聞ですか、に載っていたんですが、あす証券取引審議会の中間報告が出されるんですか。それで、いわゆる株の売買の手数料の問...全文を見る
○白浜一良君 あした答申される中身の話は当然公にはできないと思いますが、今のお話を伺っていても、自由化というのは流れだと、国際的に見ても。日本は固有の文化、商取引の慣行というのがあったわけで、それをどういうふうにやっていくかということだと思うんですが、今の局長のお話を聞いておりま...全文を見る
○白浜一良君 その程度で理解しておきます。  もう時間がないので、主税局長、いろいろお忙しいのに済みません、最後に一つだけ聞いておきます。これも新聞報道ですが、要するに、生保と損保のいわゆる控除の問題、これを一本化するという、控除の内容を見直すとかいう報道もいろいろ出ておるんで...全文を見る
○白浜一良君 もう最後、時間もございませんので。  銀行局長がちょうど保険部長のときに保険業法の改正があって、私もいろいろ質疑をしたことがございます。そこでソルベンシーマージンの概念を導入されて、このときにも議論をしたわけでございますが、これをいわゆる保険会社の一定程度の経営実...全文を見る
06月10日第140回国会 参議院 大蔵委員会 第19号
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○白浜一良君 総理、大変御多忙のところ御苦労さまでございます。  本題に入る前に、二件ほどちょっと、せっかく総理がお見えでございますので、確認したいことがあるわけでございます。  一つは、本国会が終わりましたら六月二十日からデンバー・サミットがございまして、総理が御出席される...全文を見る
○白浜一良君 今、総理がみずからおっしゃいましたように、ロシアが入る意義というのは、北方領土の問題、解決されていない問題があると、それを加速する意味からもということで御発言されましたけれども、そういう意味で申し上げましたら、今回、一堂に会されて二国間、多国間のさまざまな協議をされ...全文を見る
○白浜一良君 私も、その形式にこだわる必要はないと思いますが、随分長らく凍結状態にこの問題もあるわけで、今回のデンバー・サミットでそういう突破口を切られた方がいいと私も個人的にそう思っておりますし、定期というのがどうかということ、定義はございますが、定期的にというと継続してという...全文を見る
○白浜一良君 言えないと。
○白浜一良君 これから検討すると、こういうことだということでございます。それ以上、私も言いません。  もう一点、本題に入る前に確認したいんですが、実は、この第一勧銀の不祥事件というのが、随分検察当局も入りまして引き続いて捜査がなされているわけでございますが、この点に関連いたしま...全文を見る
○白浜一良君 今、総理がおっしゃったように、私は非常に大事だと思うんですね、競争原理があるということは。それは、それだけのノウハウの蓄積というのは貴重なものなのでしょうけれども、だからといって、今他行が実施するとなると非常にコストがかかるということは当然あるとは思うんですが、むし...全文を見る
○白浜一良君 これは、もうこの辺でやめますけれども、そんなのは入札しても一行しかないですよね。だからやっぱりそれは育てるというふうな何か誘導政策的なことをやらないと、これはほっといたら絶対、総理も好ましくない、どっちかというと好ましくないという御認識を持っていらっしゃるわけで、だ...全文を見る
○白浜一良君 わかりました。  それから、先ほど為替介入のお話が指摘をされておりましたが、外為特会の内容が非常にいわゆる公表が適切にされていないという、為替介入の問題は先ほど議論されましたのでそれはそれといたしまして、その為替介入の結果がいわゆる外為特会に会計実態として出ている...全文を見る
○白浜一良君 別に手口まで公表しろとは言っていないわけで、時間がないのでこれ以上議論はやめますが、たくさんのお金が投入されているわけだから、そのときという意味じゃないんですよ、一定期間後でいいんですが、こういうものは国民の信頼をベースにしないと成り立たないわけで、そのためには一定...全文を見る
12月01日第141回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○白浜一良君 私は、まず冒頭に総理にお伺いしたいことがございます。  それは、きょうはテレビ中継していますから国民の皆さんも見ていらっしゃるわけでございますが、およそ考えられなかったような金融不安が到来しているわけでございます。証券会社でいうと、山一は四大証券と言われた名門の証...全文を見る
○白浜一良君 それはそうですよ。当然そうだけれども、日本を代表する証券会社、銀行がそうなっていないということが問題なんです。その破綻処理のために今公的資金の導入ということを言っているわけでしょう。だから、一般論としてもう当然だけれども、より増してそういうことがきちっとなければなら...全文を見る
○白浜一良君 そこで、総理も今おっしゃいましたが、企業側の経営責任という点に関して何点か具体例を通してお伺いしたいと思います。  二十七日に、本院の予算委員会、この委員会でございますが、山一も富士銀行も来ていただいていろいろ事実関係のお話をいただきました。  大蔵大臣、ちょっ...全文を見る
○白浜一良君 大蔵大臣、今の話、もう少し厳密に言ってくださいよ。富士銀行が重大な事実の報告を受けながら監督官庁である大蔵省に報告しなかったことはよくないと、そう認めているということですか。
○白浜一良君 いやいや、社会的批判を受ける言動は慎んでもらわなきゃならないと、そういうことは私は言っていない。だけれども、大臣今よくないとおっしゃいましたね。銀行局長、大臣はよくないという認識を持っていらっしゃる。富士銀行に対して、なぜこういう重要な報告を大蔵省にしなかったんだと...全文を見る
○白浜一良君 そういうことを言っているんじゃないんですよ。皆さん方は事細かに、そういう所管の事業を細かく見ていらっしゃるんですよ。実態は知っていらっしゃると思う。だけれども、あなた方の発言を認めるにしても、それにしても、十月六日に富士銀行が知って、こういう重要なことが一月半も大蔵...全文を見る
○白浜一良君 そういうことを私は言っているんじゃないんです。一月半も報告しなかったということは重要なことですから、大臣もそういう認識をおっしゃっている、よくないと。だからこそ、事実関係がどうかを含めて、富士銀行にそういうことの報告があったらちゃんと言うべきじゃないかと、あなたの方...全文を見る
○白浜一良君 もうあなたと議論しても、それ以上あなたも言えない立場でしょうから。しかし、大蔵大臣がくしくも先ほどおっしゃったように、こういう大事なことを、たとえ証券会社と銀行という関係であっても、メーンバンクですから、報告がなかったということはよくないとおっしゃったので、その言だ...全文を見る
○白浜一良君 そんな話をしていないわけで、行平さんの発言、要するにこの不良債権が一挙に表面化すると経営に支障を来す、だから簿外処理をすることを認めたんだと。この発言の件だけ私聞いているんです。それは有価証券報告書の虚偽記載にもなります。なりますが、明らかにこれは粉飾決算をしろとい...全文を見る
○白浜一良君 大臣、大臣答えてくださいよ。当局はそういう答えしかできません。私は、別に今調べていらっしゃることを言っているんじゃないですよ。この間、本院予算委員会に来て発言されたことを聞いているんです。御自身が発言されているんです。そういう発言は、簿外処理しろと指示されたことは、...全文を見る
○白浜一良君 なかなかこれ答弁しにくいところかもわかりません。しかし、きょうはテレビで国民の皆さん見ていらっしゃるんです。  私はひっかけて言っているんじゃないですよ。おっしゃった発言をどう、いわゆる粉飾決算になるんじゃないですかと。これは単純に考えてもそんな難しい話と違います...全文を見る
○白浜一良君 私、押し問答になるからこれ以上言いませんが、なぜ私しつこくやるかと申しますと、先ほども言いましたように、日本の場合は企業のトップの経営責任が余りにルーズ過ぎるという、一般的なそういう認識だから国民の皆さんに不満の声があるんですよ。それで、私はしつこく言っているわけで...全文を見る
○白浜一良君 私は、別に山一の話をしているんじゃない、一般論として今言っているわけで、そういういわゆる法律違反のおそれがあるということが一つ。  それから、今ちょっとおっしゃったけれども、この名義をつけかえるために引き取る方は当然ちょっと利回りをもらうわけですよ。そういうことは...全文を見る
○白浜一良君 もう一点問題ございます。  その有価証券を時価よりもはるかに高い価格で買い取るような行為、それを認めること、これは企業間の寄附行為になる。だから厳密に言うと、これはもう厳密にやらなあきまへんが、そういう行為になる疑わしさがある。これは当然いわゆる税法上の問題が生じ...全文を見る
○白浜一良君 私、このことは別に厳密にこの場で議論する気は全くないんです。ただし、私が言ったのは、飛ばしという具体例で申し上げましても、それだけ経営責任ということでいえばいろんな法令違反の疑いは実際あるんです。ところが、過去の飛ばしの具体的な実例からいいましたら、そういう法的な処...全文を見る
○白浜一良君 大蔵大臣、私がなぜこれをしつこくやるかと言いましたら、私も選挙区に帰っていろんな話を聞くのですけれども、結局、大蔵省は銀行とか証券会社にたくさん天下っていらっしゃる、だから余り厳しいことはできないんだろうと。これは庶民の感覚ですよ。私がしつこく言っていますように、具...全文を見る
○白浜一良君 今ここで声を上げられても、私は、過去の事例からそうなっていないということを言っているんです。よっぽどの決意でやらなきゃだめですよということを私は申し上げただけでございます。  それともう一つ、先ほど清水さんがおっしゃっておりましたが、公的資金を導入しなきゃならない...全文を見る
○白浜一良君 それから、企業の責任ということで先ほどからも少し考えが出ておりますが、いわゆる経営実態のディスクロージャーの問題でございます。  きょう午前中の衆議院での議論、私、全部は聞いていないんですが、たしか大蔵大臣は、個別の金融機関の不良債権の公表を年末までに行うというよ...全文を見る
○白浜一良君 そこで、これも議論されていることだと思いますが、日本の金融も国際的になっているわけで、総理も先ほどおっしゃっておりましたが、日本が破綻するということは世界的に影響を及ぼす、そこまで日本の金融界におきましても国際的にシェアと責任があるわけでございます。  しかし、そ...全文を見る
○白浜一良君 前向きに受けとめておきます。  今、企業のさまざまな問題点を挙げましたが、今度は監督官庁の問題点に入りたいと思います。  まず、検査のあり方。これはよく考えてみますと、大蔵省も官房の検査部を持っていらっしゃって検査される。証券取引等監視委員会も検査する制度ですね...全文を見る
○白浜一良君 一般論を述べていらっしゃるんですけれども、九三年、九五年、それぞれ山一を検査されている、それでそういう痕跡はあったと。  これは私も実際に見たわけじゃございませんから、報道によるわけでございますが、これは大臣ではわかりませんな、局長でいいですが、特に特金がこの山一...全文を見る
○白浜一良君 このような検査のあり方そのものも、こんなのじゃしようがない。事件が起こってわからなかったと言いわけばかりしているような、そういう機関は本当は必要ないわけでございます。  それはちょっとこっちへ置いておいて、そういう検査しかできないという事実が一方であって、大蔵大臣...全文を見る
○白浜一良君 大蔵大臣の発言は大変重いから、いたずらに金融不安を呼び起こす必要はございません。それは私どもも同じ立場です。そんなことをあおるつもりで私は言っていない。ただ、大蔵大臣という立場が重いから、適切なそういう行政をしていただきたいから私は問題点を言っているわけです。  ...全文を見る
○白浜一良君 ここは大蔵大臣、なかなか答弁しにくいところだと思います、そうだとは言えないから。  しかし、一度発言をされたことは重みがあるんです。ちょっと間違うてましたと言えない立場が大蔵大臣なんです。もしおっしゃったらやめなければいかぬ、一切私が悪うございましたと。それぐらい...全文を見る
○白浜一良君 大蔵大臣の立場ですから、私よくわかるんですよ。記者から聞かれて、まだ心配なところはいっぱいありますと言うたら、もう一斉に問題になりますわね、それは。そういうことは私わかっているんですよ。そういうことはわかっているんですが、大蔵大臣の発言というのは重いから、この一連の...全文を見る
○白浜一良君 多分、今の大蔵大臣の答弁ではなかなかそれは理解できない。もうこれ以上は水かけ論になりますから。それはもう明らかだと思います。  それで、大蔵省の責任ということで、総理は厳密にどういうお言葉でお話しされたか知らないんですが、大蔵省にも責任があると、そういう趣旨のコメ...全文を見る
○白浜一良君 いやいや、私、わかりません。
○白浜一良君 別にどこでされたかはここでは別に問題じゃないわけで、何をおっしゃったかということが問題なわけです。これは総理も微妙な言い回し方をされています。私は、きょうも本当はもう少しいろいろやるつもりでしたが、大蔵省の責任というか行政の責任という面では、別に検査だけの問題じゃな...全文を見る
○白浜一良君 それで、もう少し議論をしたいんですが、時間がないので、ちょっと預金保険機構の話を総理にしたいと思います。  今、日銀から当面、特融という形で拓銀にもそれから山一にもいろいろされておりますが、山一はそういう預金保険機構に入りませんから、金融機関は銀行、それから信用組...全文を見る
○白浜一良君 今の整理回収銀行で、一般の金融機関のそういう処理もできるということですか。
○白浜一良君 だから体制を強化される、こういうことですね。  それで、二次ロスの話はもういいです、これはもう少し議論せにゃあかんから。時間が足りません。  それから、当面日銀から特融で流されている。これは信組の場合は政府保証がついているんですね。ところが、一般の金融機関の場合...全文を見る
○白浜一良君 その辺のスキームもまたつくられるということだというふうに受けとめておきたいと思います。  それから、日銀総裁、これもいろいろ議論したいんですが、九月末の準備金が六百四十九億円、日銀として。ところが、先ほど申されたようにもう既に特融は三兆八千億出ている。これからもど...全文を見る
○白浜一良君 これはもう議論ができないので残念ですが、特融をされて返っていると言いますけれども、実態は預金保険機構から出ているんです。その預金保険機構は平成八年で保険料を七倍にして、それが五年間で二兆七千億。二兆七千億が五年間でたまると。その一兆三千億を先食いして返済しているだけ...全文を見る