白浜一良

しらはまかずよし



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白浜一良の1999年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月23日第145回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○白浜一良君 公明党の白浜でございます。  まず初めに、大蔵大臣にちょっとお伺いしたいんですが、予算が衆議院を通過する段階で我が党と自民党のいろいろな協議がございまして、確認書が交わされました。いろんな、この予算の問題もある、関連税制の問題もあるわけでございますが、その中で税制...全文を見る
○白浜一良君 これは抜本改正の時期にということでございますので、確かな道筋をお願いしたいと要望しておきたいと思います。  明年度の予算、またこの税制改正の案でちょっと総理に伺いたいんですけれども、いろいろ指摘されていますが、どこが一番問題かといいますと、昨年、四兆円の特別減税を...全文を見る
○白浜一良君 そう言わざるを得ないと思いますし、この予算また関連税制法案の中では、たとえどういう困難さがあったとしても、私たちは国民の意識というかニーズといいますか、そういうことに基づいて要求しているわけでございまして、確認書の中でも引き続いて両党で協議、こういう事項もございます...全文を見る
○白浜一良君 私どもの理解では、この四月からこれを実施される、そのように伺っていますが、それでいいんですね。
○白浜一良君 この確認書の内容のまま実施される、そのように理解をしておきたいと思います。  それで総理、いわゆる児童手当の制度、これは大変コンパクトにできた法律でございまして、なかなかいらいにくいというか、年度年度で考えていかなきゃならないという、当局からいろいろそういう話を聞...全文を見る
○白浜一良君 具体的な施策になることを期待しております。  もう一点総理に伺いたいんですが、今回は児童手当と奨学金ということを申し上げましたが、国が子育てを支援するというか、本当に安心して産み育てられる、あすの日本はこのままいくと人口がどんどん減っていくという現象がありますので...全文を見る
○白浜一良君 結構なことで、国民会議も必要だと思いますし、関係の閣僚会議も含めて確かな流れをお願いしたいと思います。  それで、景気問題に移りたいと思うわけでございます。私どもの主張で商品券構想を打ち出しまして、昨年度の補正予算で政府・自民党の方もこれを受け入れて、若干少額では...全文を見る
○白浜一良君 もう一つ経企庁長官に御意見を伺いたいんですが、「潮」という雑誌で政府税調の加藤会長が、これは奇策だけれども大賛成だ、惜しむらくは七千億と少なかったことであって、四兆ぐらいは欲しかった、こういうコメントを寄せられているわけでございますが、政府税調の会長がそういう御見解...全文を見る
○白浜一良君 結構でございます。  それで、一月二十九日から支給が始まっているわけでございます。これは初めてのことでございますし、何か変に事故につながってはいけない。いろんな活性化した話題を私どもも聞いておりますが、成功させるべきだというふうに考えております。  自治大臣、い...全文を見る
○白浜一良君 よろしくお願いしたいと思います。  次に、貸し渋りの問題でちょっとお伺いしたいんですが、これは金融再生委員会担当大臣になるんですかね。──両方ですか。保証協会はいいんです、後でやりますから。  昨年の予算委員会でも私は御質問いたしまして、昨年の場合は一兆八千億公...全文を見る
○白浜一良君 適正なフォローをよろしくお願いしたいと思うわけでございます。  それで、もう一つ、信用保証協会の話をしたいんですが、これは私ども昨年の参議院選挙のときも要求いたしました。実際、中小企業向けにはこれは随分機能しておりまして、保証枠を拡大すべきだという主張をしてきたん...全文を見る
○白浜一良君 数カ月は大丈夫だとおっしゃる。数カ月というのは二カ月、三カ月も数カ月ですし、七カ月、八カ月も数カ月です。いずれにしても今の景気の状況から見ますと需要はふえる、このように思うわけで、今の答弁というのは、その段階では必ず手を打つと、このように理解していいですか。
○白浜一良君 それじゃ、財政当局の大蔵大臣、ちょっとよろしく。
○白浜一良君 前向きな御答弁をいただきましてありがとうございました。  それで、通産大臣、もう一つだけちょっと私お考えを聞いておきたいのは、思い切って枠を拡大しましたから事故率も心配、不良債権化する可能性もあるわけですね。それを恐れていたら融資はできないわけでございますが、今ま...全文を見る
○白浜一良君 スキームはわかりました。いろいろな事態があるでしょうから、適切な対応をしていただきたい、このように思います。  それから、ちょっと関連して大蔵大臣に伺いたいんですけれども、銀行、信組も地方銀行も含めましていろいろ傷ついて、いわゆる預金保険料を七倍に上げましたね。そ...全文を見る
○白浜一良君 これは難しいですね。保険料を減らすわけにもいきませんし、いろいろ公的資金を導入して銀行の健全化を目指すわけですから過度の負担もできない、それはそういう中で結論が出るんでしょうが。  大臣、どうなんでしょうか。よく昔から言われているんですけれども、日本は一律保険制で...全文を見る
○白浜一良君 わかりました。  それでは次に、行政改革関連で伺いたいんですが、明年度の予算も三十一兆円の国債発行ということで、大蔵大臣がおっしゃっていますように、ハマの大魔神が一回から登板だと。それはそうですね。こういう財政の予算はそんなに何回も組めるものじゃないというのは私も...全文を見る
○白浜一良君 これは平成九年に橋本総理が一〇%減らす、こういうふうに閣議で決められたわけでございますが、減っていないんですね。私がいただいている資料でも、例えば原子力研究所の平成九年、平成十年、役員数は十二名です。石油公団も十一名です。国際協力事業団も十二名です。これは減っていな...全文を見る
○白浜一良君 そういう結果なんでしょう。だから、一割減らすというのが全然減っていないわけです。  総理、これは御存じですか。
○白浜一良君 私は、余り個々の問題を針小棒大に言うつもりはないんです。しかし、個々の事象の積み重ねが国民の信頼になるわけです、逆に言いますと。だから、私は具体論で言っているわけでございます。  この平成九年十二月の閣議決定はどこに問題があるかというと、年限を切っていらっしゃらな...全文を見る
○白浜一良君 今の官房長官の御発言を受けましたら、この国会でいわゆる行革関連の省庁再編法案が審議されるわけでございますが、その審議が終わるまでに要するに道筋をつける、こういうこととして理解したらいいんですか。──では、まあ、そのように理解をしておきたいと思います。個々の特殊法人の...全文を見る
○白浜一良君 もう一つ、退職金の話。
○白浜一良君 これも橋本総理が当時──済みません、もう小渕総理になっているのに古い話ばっかりで。だけれども、内閣は継続していますから、そういう答弁をされているので、きちっとしていただきたい、このように思います。  もう時間がなくなってまいりまして、日債銀の話をちょっと聞きたいと...全文を見る
○白浜一良君 その段階で日債銀のいわゆる経営実態、不良債権の実態、それはどういう認識をされていたんですか。
○白浜一良君 ちょっと時間がないので詳しくやることはできませんが、経過は今おっしゃったことだと思いますが、だけれどもあなた、きのうの委員会で、きょうも質問されておりますが、その八百億円はもう損失になるとお認めになった。しかし、その間のつなぎとしてなり得たので、いろんな金融再生法と...全文を見る
○白浜一良君 要するに、そういう側面はなかったとは言いませんよ。しかし、あなたはこの八百億を出資した責任者じゃないですか。責任者としての発言としていかがなものかと私は言っているんです。全く機能がない、役目を果たさなかったとか、そういうことは言っていませんよ、別に。八百億の出資を決...全文を見る
○白浜一良君 納得できませんが、また後日に譲りたいと思います。  もう一点、この日債銀の話で、大蔵省の検査があって、その途中でいわゆる確認書をその出資の各関連会社に渡されたと。きのうも議論されておりましたが、これ、当時は大蔵省、今は金融監督庁ですか、何月何日、だれの決裁を得て、...全文を見る
○白浜一良君 そういう大蔵大臣のアナウンスがベースになっているんだったら公開したっていいじゃないですか、それなら。資料要求をしておきたいと思います。検討してください。  要するに、大蔵大臣、客観的事実はどうであったかということは、これは証明するのは難しいんですが、下手をしますと...全文を見る
○白浜一良君 これでやめますが、これは株主代表訴訟になるんですね、生保とか。そうなりますね。そういう法廷の場でこういう経緯というものが議論されて、最も議論して国民に知らせるべき国会の場でこういうことが明らかになっていかないというか、事実経過もわからなければ、だれが責任あるのかもわ...全文を見る
○白浜一良君 本当はガイドラインもやりたかったんですが、もう時間が、私、五分残さなければいけませんので、一つだけ聞きます。  きょうの朝日新聞の朝刊に、朝鮮有事を想定した米軍からのそういう要請がいろいろあった、九四年時点と、こう書いてございますが、防衛庁長官、これは事実ですか。
○白浜一良君 そういう答弁をされると話が続かないわけでございますが、いずれにいたしましても、日本が侵略戦争をしたというこの戦後五十数年の経緯がございまして、やはり自衛隊の海外の任務に対しては特に国民は慎重なものがあるわけでございます。それはアジア諸国の認識を見ても尊重しなければな...全文を見る
03月11日第145回国会 参議院 地方行政・警察委員会 第3号
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○白浜一良君 通告していないんですけれども、最初にちょっと大臣にお伺いしたいと思います。  これはもう従前から言われている問題でございますし当たり前の話なんですが、地方税と国税の関係でございます。  地方税の構造的な問題も当然あるんですけれども、これだけ地方も財政難になります...全文を見る
○白浜一良君 今のお話でようわかります、それはそれなりに。法人税を申されましたけれども、法人税はおっしゃるとおりですよね、本社のあるところで、全国的に商売しているわけですから。それはよくわかるんですが、例えば消費税なんかは少なくともその域内で納めている部分ですよね、大体。そういう...全文を見る
○白浜一良君 それで、通告した問題に入りたいと思いますが、地方債も随分膨らんでまいりまして、国の借金も大きいですが、地方の借金も大変膨らんでいるわけでございます。当然よく指摘されるように、これは地方税の問題、よく言われる法人事業税が景気に左右されるようなそういう税財源があって、当...全文を見る
○白浜一良君 それで、国が景気対策をいろいろ打つ場合は、それは網羅的にやりますからそれ自身は否定はしませんが、主として景気対策というのは国が責任を持ってやった方がいいんじゃないか、地方の事業分まで、特に地方直轄事業まで含めてやるというのは、総額を膨らます意味でですよ、そういうふう...全文を見る
○白浜一良君 今おっしゃったとおりでございまして、景気を考えますと、地方の経済、景気を抜きにしてそれは考えられないわけで、それはそれなりの手を打たなきゃならない。大臣は、いわゆる財政基盤、その裏づけをどうするかだとおっしゃいましたが、そのとおりなんです。そういう意味で、私は、国が...全文を見る
○白浜一良君 おっしゃるとおり、第三次補正予算は実質的に本年に入ってからでしょうから、先ほど私が申し上げましたのは四—十二月期だけで比較していますので、必ずしも正しくないかもわかりません。その点は認めますが、この期間だけ見ると傾向差が出ているという意味で御指摘したわけでございます...全文を見る
○白浜一良君 それで、今そう局長はおっしゃいましたが、一方で地方のいわゆる財政が悪いということで財政健全化債ですか、これは私が調べたところ、五十年代に発行されたんですか、ところが五十九年を最後に発行されていない、これをもう一度発行許可していこうというような流れが昨年四月の事務次官...全文を見る
○白浜一良君 それで、五十年代に行われたことは承知しているんですけれども、事務次官通達で昨年の四月に発行許可の可能性を述べられたということで、今趣旨はおっしゃったとおりなんですが、特段、平成十年度で発行された件数とか、また、それを発行される場合の、どういう条件で許可したか、こうい...全文を見る
○白浜一良君 こういう時期ですから、平成十一年度になって好転するわけじゃないんで、こういうお考えは平成十一年度も踏襲されるだろうというふうに理解していいんですか。
○白浜一良君 わかりました。  それでは、次に行きたいと思います。  先ほど質問されたことと関連いたしますが、この地方債の格付の話で、先ほど局長は、元利払いは国が保証しているからそういう差はないんだと、こういうふうな趣旨の答弁をされました。それは、そういう意味ではどの県の、ど...全文を見る
○白浜一良君 今、大臣おっしゃるとおりだと私も思うんです。思うんですが、実態の方が先行するんですよ。  私が聞いた話では、昨年八月の北海道の債券ですか、それが買い手がつかなくて発行価格を一円三十銭下回る安値で販売した、こういうことを聞いているんです。それはいろんな要因あるんでし...全文を見る
○白浜一良君 それはそうでしょう。それは私もよく理解していますが、先ほど象徴的におっしゃったけれども、地方債の内容を市場が余り理解していなかったんじゃないかとおっしゃいましたが、確かに知らなかったから説明してよくわかってもらったと、そういう点もそれはあるかもわかりませんが、やっぱ...全文を見る
○白浜一良君 終わります。
03月23日第145回国会 参議院 地方行政・警察委員会 第6号
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○白浜一良君 大臣、これは通告していないんですが、きょうの朝刊に、自治体の予算案ということで二年連続緊縮〇・五%減という報道がされております。こういう景気ですから、当然地方も景気対策をいろんな形で組みたいでしょうが、大変地方財政も厳しいということで結果的にこういう〇・五%減となら...全文を見る
○白浜一良君 これ以上はやめますが、いずれにいたしましても、前回私が申し上げましたように、地方の財政、またそれは税制とも関連いたしますが、のあり方というものを抜本的に見直さなければならないという、そういう問題提起でもある、こういうふうに御指摘をしておきたいと思います。  きょう...全文を見る
○白浜一良君 今、建設省の例を挙げられましたが、それぞれ所管の事業を見直しされているんでしょうが、これは自治省といたしましても、自治体側の声がそういう事業の見直しに何らかの形で反映されたり御意見を申し上げたりという、そういうケースというか場はございますか。
○白浜一良君 今、答弁原稿を淡々と読まれておりますが、要するにそういう個別自治体側の意見がそれなりに反映される場はきちっと設けられている、こういうことでございますか。それは自治省を通しておっしゃっているんですか。自治体が直接そういう物を申すような機会があるということですか。
○白浜一良君 今、仕組みを説明していただきましたが、大臣、国の直轄事業はいいですよね。補助事業の場合は自治体もいろいろ費用を出しているわけで、そういう意味で当然当初は必要な事業として始まったんでしょうが、自治体側も財政が大変厳しいこともございますから、積極的に地方の財政の現状にか...全文を見る
○白浜一良君 大臣おっしゃっているように、人間ですから感情的な思惑もいろいろ出てくるでしょう。そういうことを乗り越えた適切な御指導をお願いしたいと申しておきたいと思います。  それから二点目に、地方の行革という意味でどうしても必要になるのは、市町村の合併問題です。日本の市町村は...全文を見る
○白浜一良君 当面の目標は千というような具体的な、オーソライズされておりませんが、大臣からお話が出ました。そういう流れはだれしも大体暗黙の了解をしているわけでございますが、実際平成に入ってから合併したのは十二件、平成に入ってから遅々として進まないというのが現状でございまして、これ...全文を見る
○白浜一良君 今おっしゃったことはわかり切った話といえば話なんで、我が党も、我が党の地方議員を通じまして大変この議論は全国的に活性化させたいと思っております。やっぱり住民の理解がなければできないんですが、なかなかそれが御理解されていない点もございますので、確かなそういう流れを我々...全文を見る
○白浜一良君 おっしゃるとおりで、いわゆる三層構造そのものの、これはそれぞれの相互関係がございますので、市町村の基礎的な体力を上げないと都道府県も議論できないという、こういう議論もあるのは当然でございます。ただ、大臣おっしゃったように、これは幕藩体制から明治維新の経緯の中で、恣意...全文を見る
○白浜一良君 恣意的に設けられた都道府県体制でございますので、本当に抜本的に見直す時期に来ているということだけ申し上げておきたいと思います。  それから、三点目にお聞きしたいのは、地方の行革を進めていくためにはやっぱり民間でできる事業はどんどん民間委託すべきだ、何でもかんでも公...全文を見る
○白浜一良君 これは十一年、本年の三月にまとめられていて、私も資料をいただいておりますが、今おっしゃったとおりのデータが出ております。  もう時間もないので余り議論はいたしませんが、いずれにいたしましても民間委託する場合にいろんなハードルがあるんです。きょう厚生省も来ていただい...全文を見る
○白浜一良君 やっといわゆる外部委託もちょっとできるようになったんだけれども、調理室を設けてそこで調理するというのは、それは食事のまま運んだらもっと便利ですよ。やっとそこまで来たとは言えますよ、それは。私、そこは認めますが、調理室を設けて材料を持ち込んでそこで最終的な調理をせにゃ...全文を見る
○白浜一良君 我々の所管じゃないので、これ以上議論はやめますが、こだわっていろんな理由を挙げられたのはわかるけれども、一つの例として私申し上げているわけで、自治大臣、こういうのがもういろんな各省庁の所管の絡みであるわけですよ。だから、それは少しずつ前進しているというのは私は了解い...全文を見る
○白浜一良君 今のは一例でございます。それぞれいろんな個別問題がございますので、積極的に自治省におかれましても取り組んでいただきたいと申しておきたいと思います。  それで、先日も出ておりましたが、我が党で地方自治体の行政の実態を調査いたしまして、自治大臣にも我々の担当者が報告さ...全文を見る
○白浜一良君 もう時間もないので、最後に質問させていただきたいと思います。  今の話で、大臣、資料を見ていただいたと思いますが、例えば普通会計決算の中での人件費の比率で言いましたら、多い県は四七・三%あって、少ない県は二二・九%、そういう物すごいばらつきがあるんです。それは統計...全文を見る
07月22日第145回国会 参議院 地方行政・警察委員会 第14号
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○白浜一良君 いよいよ審議が参議院においても始まったわけでございますが、今回の住民基本台帳法の改正は、当然今日の情報化時代といいますか、即応した形で改正案が出されたわけでございますが、もともとは住民登録制度であったのを昭和四十二年に基本台帳法として整備をされた。当然住民サービスと...全文を見る
○白浜一良君 今の説明では余りよくわからぬわけで、どういう項目が整備されて、どういう点で活用されているか、ちょっと具体的におっしゃっていただきたいと思います。
○白浜一良君 私の伺ったところでは、その他政令で定める事項というのがあって、実は市町村税とか都道府県税の課税とか、学齢簿の編製等々、そういうことも記載されていて、実際、先ほど説明がありましたように、児童手当とか保険とか、そういう住民へのサービスの提供という意味で随分合理化された形...全文を見る
○白浜一良君 だから、私、これは四十二年の法改正のときの整備された事項から言っているわけでございますが、要するに、なぜこれを確認のために言ったかといいますと、何のために今回改正をするんだということが余り国民の皆さんによく理解されていない面がある、そういった面でいろいろ御懸念をお持...全文を見る
○白浜一良君 ということで、それだけ市町村単位でどんどんコンピューターを導入して、迅速性、合理性という面で進めてこられた。いよいよそういう個々のコンピューターをネットワーク化して、より一層の住民へのサービス、また行政の合理化を図っていこうという趣旨で今回もう一段の法改正を考えられ...全文を見る
○白浜一良君 わかりました。それぞれ便利になるということでございます。  もう一つ、行政の合理化という観点からは、これは試算でしかないでしょうが、どのぐらい行政コストを削減できるとお考えになっていますか。
○白浜一良君 そういう説明だからあかんのや。要するに、もうちょっとやっぱり内容を、こういう点がこうなってこのぐらいというふうに言ってくれないと、それは試算した金額だけはわかるけれども、そこをもうちょっと丁寧に説明されないとわかりづらいから、できるだけわかる範囲で具体的に言ってくだ...全文を見る
○白浜一良君 私、聞きましたけれども、ぺーぺーはいただいているんで、別に聞く必要はないんですが、はっきり具体的に説明してほしいから局長にお聞きしたわけでございます。いろいろそういう行政の合理化、コスト削減という視点、住民サービスの向上、利便性の強化という観点で今回の法改正をされる...全文を見る
○白浜一良君 重ねてお伺いしますが、六十一年に本法を改正されたときに、これも簡単な説明の問答集が出ているわけでございます。このときも同じような、それは市町村単位で電算化していくという、そういうことに関して質問がされまして、住民記録の電算化を進めることは、住民情報が市町村の枠を超え...全文を見る
○白浜一良君 はい、わかりました。  それで、関連して、こういう懸念もあるんです。  いわゆる全国センターをつくられる、それを自治大臣認可の公益法人でされる、こういうことでございますが、そういう市町村の事務処理の効率化という面で言いましたら、都道府県連合とかそういう形でやるべ...全文を見る
○白浜一良君 わかったようなわからないような御説明でございますが、それはそれで理解をします。  それで、これもちょっと余談になるんですが、先ほど言いましたように、まだ全部市町村で電算化していないですね。電算化を取り入れていない自治体は、今後それをどういうふうに今後の事務的な手続...全文を見る
○白浜一良君 最後におっしゃったのは、別にない市町村があっても、電算化していなくてもできるということですか。
○白浜一良君 なるほど。  それで、これも国民総背番号制じゃないかという一つの大きな懸念。もう一つの大きな懸念は、個人の情報がいろいろな形でインプットもできる、四項目されておりますが、だから大変プライバシーの侵害に当たるのではないか、こういうことがもう一つ大きな懸念としてあるわ...全文を見る
○白浜一良君 一応、法律立てとしてそういうふうに配慮をされているということでございますが、民間のそういういろんな個人情報が非常に流出しているという事故がたくさんございますし、本年も京都の宇治市で住民基本台帳のデータが流出したという、あってはならないことでございますが、そういうこと...全文を見る
○白浜一良君 よくわかります。  この修正案の中に、「所要の措置を講ずるものとする。」とありますが、今の説明でもいいんですが、ここにいわゆる所要の措置というのは具体的にどういう内容だとお考えになっておりますか。
○白浜一良君 よくわかりました。  今回の法案審議を通して、今回のいわゆるネットワークシステムだけではなしに、民間部門のそういう個人情報の保護ということも含めて検討される、これは画期的なことだと私は思うわけでございまして、自民党、自由党、公明党三党で実りある成果を期待するわけで...全文を見る
○白浜一良君 どうもありがとうございました。大変大きな作業でございますので、御尽力されて、実り多い、いい成果を期待したいと思います。それで、もう時間もないので、恐縮でございますが、ありがとうございました。  これに関連して、きょう総務庁に来ていただいているのですが、実は六十三年...全文を見る
○白浜一良君 ちょっと確認しますが、当然民間は、担当されているそれぞれ所管の各省庁の思いもあるでしょうから、そこで検討を開始されていくと思うんですけれども、それはそれでいいんですが、総務庁所管になっているいわゆる国のコンピューター情報の管理の保護法は、当然これ改正されるんでしょう...全文を見る
○白浜一良君 必要あれば改正されると。それで結構でございます。  それともう一つ、大臣、ちょっと確認したいんですが、プライバシーの保護という面で、地方自治体でもいろいろそういう条例をつくっていらっしゃるところがたくさんございます。ちょっと調べていただいたんですが、千四百七団体で...全文を見る
○白浜一良君 もう時間がないので最後にいたしますが、大臣、建前論としてはそうなんでしょう、当然法律の方が優先しますからね。  ただ、それぞれ住民のニーズに従って市町村で定められた条例であるわけで、それぞれに議会も持っておりますし、当然市町村民の声を反映させてそういうものがつくら...全文を見る
08月03日第145回国会 参議院 地方行政・警察委員会 第17号
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○白浜一良君 公明党の白浜でございます。  きょうは、三人の参考人の皆さん、お忙しいところお出ましいただきまして、貴重な御意見をいただきましてありがとうございました。時間が短いので、端的に何点かお聞きしたいと思います。  まず中村参考人に、先ほどのお話で、包括的な個人情報の保...全文を見る
○白浜一良君 これを基本法的なものとすると、先ほどの御意見でもおっしゃっておりました。今、三党、自自公の議論の中で、大きな分類系といたしまして、ヨーロッパ的なオムニバス方式かアメリカ的なセグメント方式か、こういう議論が専らされているんです。日本の現状を踏まえて基本法的なものをとお...全文を見る
○白浜一良君 おっしゃっているように、日本の社会というのは個人の情報が、極めてプライベートなことも、うそか本当かということも含めて物すごく報道されて、そういうたぐいの雑誌もたくさんございます。ちょっとこれは余分な話でございますが、雑誌ならば訂正もできるんですが、テレビなんかの映像...全文を見る
○白浜一良君 もう一点お聞きしたいんですけれども、いわゆる個人情報の保護と言いますが、参考人もコンセンサスはできていない、こういう表現をされているんです。  それで、いわゆる保護すべき個人情報と公にされるべき個人情報、これは一概に言えないのかもわかりませんが、何かそういうライン...全文を見る
○白浜一良君 今回、三党でそういう法律を三年をめどにつくろうということになってございますから、国民的な議論のきっかけになればいいな、私もそういうふうに考えておるわけでございます。  次に、野村参考人にお伺いしたいんです。  先ほどレジュメをいただいておりますし、るる我が国のプ...全文を見る
○白浜一良君 どうもありがとうございました。  梶原参考人にお伺いしたいと思います。  冒頭で、今回の改正案は住民生活の利便性という点、行政の効率化という点、地方分権の受け皿、こういう観点から評価のお考えを述べられて、押しなべていわゆる社会的弱者に利点をもたらすんだというお話...全文を見る
○白浜一良君 確かに、情報公開をされて住民とのネットワークを引いて信頼を強化するという知事の先ほどの御意見の中で感ずるものがございました。  もう一つ、ICカードが今回できるわけでございますが、一応市町村単位がベースですね。ちょっと町が変わったら、市町村単位でつくった場合は取り...全文を見る
○白浜一良君 ありがとうございました。