白浜一良

しらはまかずよし



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白浜一良の2010年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月04日第174回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○白浜一良君 公明党の白浜一良でございます。  これ、総理、通告してないんですが、我が党よりもお願いをしておきたいと思います。  チリの大地震がございまして、津波災害に遭われた方々がいらっしゃいます。宮城県のカキ業者、ワカメ業者ですか、養殖業者が大変な被害に遭われたと。宮城県...全文を見る
○白浜一良君 適切に措置をお願い申し上げたいと思います。  衆議院の審議から、今参議院で審議しておりますが、一つの大きなテーマは、総理は耳が痛いかも分かりませんが、政治と金の問題でございまして。  それで、政権交代して、鳩山総理は新しい政治をつくりたいと、こうおっしゃる。また...全文を見る
○白浜一良君 そういうことでもあるかとは思いますけれども、院は院としての意思をやっぱり明確にすることが大事でございまして、まして私けしからぬなと思いますのは、衆議院で何の弁明もされずに、ある週刊誌のインタビューを受けていらっしゃる。それが本当に現職の国会議員としての国民に対する説...全文を見る
○白浜一良君 そういう総理の答弁が、国民の皆さんがええのかなと、こう思わはるところでございますよ。  それから、箇所付けの問題。本来、政府が自治体に通達するべきところを与党を通じて各自治体に通告されたと。これは、何らかの処分ということで口頭注意と、こういうふうにされたと。こうい...全文を見る
○白浜一良君 私、ここで事実関係の押し問答をするつもりはないんです。そういうことがあってはならないという考え方を総理は明確にされるべきだという意味で私は確認したことでございまして。  それから、北海道の小林千代美議員ですか、選対責任者が逮捕されたと、会計責任者も逮捕されたと。北...全文を見る
○白浜一良君 そっちに逃げたらいけませんね。国民は疑惑を持っているわけでございます。疑惑を解明するということも大事な院の仕事でございまして、民主党の代表であるわけでございます、総理は。ですから、例えばもうそういう選対責任者、会計責任者が逮捕された、きちっと政倫審でも求めて説明しな...全文を見る
○白浜一良君 私は、民主党の代表としての指導性というかアドバイスも含めてされるべきじゃないかというふうに、私はそのことを言っているわけでございまして、また、今日はもう時間もないのでくどくやりませんけれども、鳩山総理自身のお母様から月一千五百万と、十二億六千万、こういう、知らなかっ...全文を見る
○白浜一良君 我が党の山口代表が政治改革をせないかぬと与野党協議を呼びかけて、昨日の報道を見ますと、民主党もまあ受けてやろうと、こう言っていただいたと、決めていただいたと。これはこれでいいことなんですが、そのこと自身が要するにすり替えだと、こういうふうに思われないためには、今起こ...全文を見る
○白浜一良君 当然、こういう問題は個人においても政党においても考え方が違います。与野党協議を立ち上げてもすぐにまとまるかどうか分かりません。  私は、総理の決意を聞きたいのは、この通常国会で結論を出そうと、それで結果的にまとまらなかったから何も決まりませんでしたと、これでは済み...全文を見る
○白浜一良君 それで、これは私の提案なんで総理がどう考えていただいてもいいですが、総理自身の今お述べになった決意を表すためにも、またこの政治と金の一つの問題にけじめを付けるためにも、総理大臣としての給与をもらっていらっしゃいますね。歳費の分は、これはいわゆる寄附なんかできませんが...全文を見る
○白浜一良君 私は許すためにそういうことをやれと言っているわけじゃ何もないんで、どこかで決意を示す一つの形としてどうかということを私は個人的に言っただけでございまして、それ以上の意味はございません。しっかりやるならば、やっていただくことが一番大事なんですから、お願いを申し上げたい...全文を見る
○白浜一良君 今大臣からお話あったんで、もう一点確認したかったのはそういうことなんですね。雇用保険制度はもう広く行き渡るような制度、今回一部改正されるということでございますが、常にそういう視点で対応をお願いしたいと思いますが。  もう一つ指摘したいことは、この大阪の調査で、今お...全文を見る
○白浜一良君 それでは増えませんね。来年度末までの十九万人の計画ですか。二万人余りですね、今は。だから、私は今これ急に言っていますので、今すぐとは言いませんけれども、現状に即した柔軟な対応をしていただきたいと、このことだけ要請しておきたいと思いますし、特に新卒者と同じにしないとい...全文を見る
○白浜一良君 もう一つ、長妻大臣、要するにこの訓練を受けられた方がどれだけ就職に就いていらっしゃるかということで、一番データがこの十二月末で出ているんです、もう御存じだと思いますが。もう私が言いますが、訓練修了者は千百九十人、それを受けて就職された方が百四十六人、一七・二%です。...全文を見る
○白浜一良君 時間もないのでもうこれ以上言いませんけれども、しっかりお願いを申し上げたいと思います。  それから、年金問題で、これも我が党の山口代表と総理と議論の経緯がございますが、我が党はいわゆる無年金、低年金対策ということで、事後納付期間の延長の問題と、それから受給資格の期...全文を見る
○白浜一良君 総理大臣、この無年金、低年金問題だけでいいましたら、このいわゆる事後納付の延長だけでは微々たるものなんですね。それで、これ抜本改正は時間が掛かります。そして、新しい制度をつくるにしても経過措置というものがあるわけで、まして民主党の年金政策では最低保障年金という理念を...全文を見る
○白浜一良君 そのとおりなんですけれども、財源を考えたらなかなかこういうものはできないんで、これはえいやと総理の指導性が必要であるわけでございまして、私たちの試算は私たちの試算に基づくものでございまして、加算だって私どもは二五%のかさ上げやっておりますが、別にそれは一〇%でも五%...全文を見る
○白浜一良君 よろしくお願いしたいと思います。  私の質問の最後に当たりますが、これもう四月から新年度予算が執行されると、こうなった。もうこれは決まっておるわけでございますが、その中で、日本の今現在の経済は需要不足だというのは、これはもうすべてが分かっていることでございますが、...全文を見る
○白浜一良君 総理、これ耐震化というのはやっぱり夏休み利用する以外ないんですね、夏休み、時間掛かりますから。そのためには六月までに決めるということが大事なんですよ。だから、総理が前向きにやろうとおっしゃったら事態は進んでいくわけでございまして、そういう意味を含めて答弁をお願いしま...全文を見る
○白浜一良君 よろしくお願いしたいと思います。  もう一つ、私は今日御提案申し上げたいのは、山口代表、我が党の代表が総理に直接提言しました介護総点検を我々はやりまして、総合的ないわゆる政策提言をさせていただいたわけでございます。私の後、木庭議員がこの問題やりますけれども、私は、...全文を見る
○白浜一良君 もうこれで終わりますが、総理、今大臣からもお話ございましたが、プランを作るということと同時に、これも前倒しでやれば地域の経済活性化につながるわけでございますから、どんどん前倒しでこういう事業をされた方がいいということを御進言申し上げたいわけでございますが、最後、御感...全文を見る
03月16日第174回国会 参議院 財政金融委員会 第2号
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○白浜一良君 公明党の白浜一良でございます。  これ通告していないんですが、菅大臣、今日は一斉に報道されておりますが、鳩山政権半年ということでございまして、菅大臣は副総理ということで政権の中軸としてこの半年間やってこられたわけでございますが、実際の責任ある立場で行政を担当されて...全文を見る
○白浜一良君 これは総論的な話なんで、これ以上議論はしませんけれども、実際に政権を担当されるというのは大変それは責任が重いわけでございます。  政策というのは継続性がございますから、すべてが今の政権の責任じゃないのは当然ですけど、だけれども、今起こっている問題というのは、それは...全文を見る
○白浜一良君 今申されたように、そのことは物すごくよく分かったんですよ。デフレ認識をされて日銀に金融施策を期待されると、そういう意図というかは強く感じました。  しかし、これは当たり前でございますが、デフレ対策というのはこれ需給ギャップをどう埋めるかということもあるわけで、そう...全文を見る
○白浜一良君 今大臣がおっしゃったように、財政政策といいましても、成長戦略と申しますか、中長期的なそういう対策もこれは必要なことは間違いございません。しかし、需給ギャップという点でいうと、やっぱり現実の需要をどう喚起するかということも大事でございまして、私はそういう面で残念に思い...全文を見る
○白浜一良君 もう済んだ補正予算なのでこれ以上議論しませんけれども、歳出の見直しとおっしゃったと。しかし、確かにいわゆる基金的なものもございました。だけれども、それだけじゃないんですね、凍結されたのは。私はそういう言い方は決して厳密じゃないと、このように思いますし、ましてや、もう...全文を見る
○白浜一良君 今予算審議中なんで、多分それ以上のことはもうお立場上言えないのはよく分かっておりますが。  今日も午前中の質疑で、亀井大臣、急に、突然で申し訳ございませんが、亀井大臣は、もうかる仕事が大事だ、金融だけじゃない、内需拡大も必要だと、こういうことを一貫してこの予算審議...全文を見る
○白浜一良君 踏み込んだ御発言をされまして、国債を日銀引受けというのはこれはなかなかのことでございますが……(発言する者あり)いや、私が言うのは簡単なんですが、政府の側でやるのはこれは大変なわけでございまして。  これは今踏み込んだ金融担当大臣のお話ございましたけれども、菅大臣...全文を見る
○白浜一良君 今いろいろおっしゃいましたけれども、私も需要拡大という面、特に内需という面でいえば、福祉経済と言われるような、そういう社会保障全般に資するような支出というものは、本当にある意味で投資にもなる、そういうふうに私自身は思っていますし、我が党もどちらかというとそういう意見...全文を見る
○白浜一良君 それで、ちょっと具体的なことを申し上げます。  これ、大臣、所管じゃないので、私は、だけれども所管の大臣に財務大臣として申し上げてほしいんですけれども、自動車でいいますとハイブリッド車の次は電気自動車と言われています。これ、ポイントはいわゆる高速充電器なんですね。...全文を見る
○白浜一良君 しっかりお願い申し上げたいと思います。  もう時間が来てしまいました。  最後に、今日の新聞報道で、そうかなと、これ本当かなと思ったことがございますので菅大臣と亀井大臣にお伺いしたいんですが、菅大臣は外為特会の見直しという今日新聞報道されておりました。来年度予算...全文を見る
○白浜一良君 終わります。
03月19日第174回国会 参議院 財政金融委員会 第4号
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○白浜一良君 まず、亀井大臣にお聞きしたいと思います。  昨日いろいろ統計が発表されまして、もう御存じのとおり、一—三月期の景気予測調査ですか、昨日発表されて、景況感で言いますと大企業はマイナス二・四、中堅企業はマイナス一三・三、中小企業はマイナス三一・八と、大変、当然ですがデ...全文を見る
○白浜一良君 適時適切と、これは大変大事でございまして、対応をお願いしておきたいと思いますが。  そこで、金融庁担当されておるので、一つ具体的なことをお願いしたいわけでございますが、私、心配していますのは、民間銀行の預貸率が低下しているんですよ、ずっとですね。私、今主に関西地域...全文を見る
○白浜一良君 おっしゃるとおりで、できたら政府がおっしゃっているように、呼び水的な、後押しするような、そういう経済対策を打たれることは私も望ましいと思いますが、いずれにしても、私は、民間銀行だけではできないんですけれども、各地域に応じた産業というのはあるわけですから、そういう民間...全文を見る
○白浜一良君 亀井大臣にも。
○白浜一良君 これ私、雑誌で見たんですが、首相補佐官の中山さんですかがコメントを書いていらっしゃるんですね。二月にも準備会を開く予定ですと明確におっしゃって、それで、支援会議の大きな柱は三つおっしゃっていて、一つは金融円滑化支援、二つ目が国際化支援、三つ目が新分野開拓支援、こう三...全文を見る
○白浜一良君 よろしくお願いしたいと思います。  それから、これを亀井大臣にお伺いしたいんですが、日本企業の経営の透明性ということは大変大事でございます。また、その企業のガバナンスという面から見て、これだけの時代、世界で商売しているそういう企業も多いわけでございますから。  ...全文を見る
○白浜一良君 最後に、菅大臣にお伺いしたいと思います。  先日、いわゆる需要創出という面で、内需も大事だが外需も大事だというお話を申し上げましたですね。やっぱり政府がサポートすべきだというお話をしたわけでございます。  私、もう不思議でならなかったことがございまして、原子力発...全文を見る
○白浜一良君 終わります。
03月25日第174回国会 参議院 財政金融委員会 第7号
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○白浜一良君 高尚な憲法論争の中で恐縮でございますが、今日は関税法の改正ということで、非常に細かな具体的な改正の話でございますが、まず局長に確認したいんですが、これ毎年暫定税率ということで日切れで、年度でこれをやって積み重ねていっているんですけど、いろんな考えがあろうかと思うんで...全文を見る
○白浜一良君 そういうことですよね。  もう一つ、こういう御意見もおっしゃっているんですね。ドーハ・ラウンド決着状況に応じてウルグアイ・ラウンド以来の関税率体系が抜本的に見直されるというようなことになることも考えられます、こういう発言も述べていらっしゃるんですけれども、これはど...全文を見る
○白浜一良君 いや、ちょっと違うんやけれども。  抜本的改正、抜本的に見直されるというようになるということの意味を聞いているわけです。一年というのはさっきの話やから。
○白浜一良君 結局、品目を検討したら各国いろいろ事情あるということで、それでこの交渉の難しさがあるんですが。  そこで、菅大臣にお伺いしたいんですが、民主党も、マニフェストじゃないんですが、インデックス二〇〇九ですかの中で、いわゆるドーハ・ラウンド交渉の早期妥結に向け日本がリー...全文を見る
○白浜一良君 国内の意見をまとめる、ここが大変難しいわけでございますが、当然それをまとめなければ交渉事にならないわけでございまして、新しい政治を目指すとおっしゃっているんですから、しっかり組み立てていただきたいと要望しておきたいと思います。  と同時に、後段でお話しになりました...全文を見る
○白浜一良君 しっかりお願いを申し上げたいと思います。その辺を具体的に詰めていくことが具体的な成長戦略にもなるんでしょうから、しっかりお願いしたいと思います。  話は変わりますが、峰崎副大臣にお伺いしたいと思うんですが、麻薬問題が大きな社会問題になってございます。芸能人だけじゃ...全文を見る
○白浜一良君 しっかりした体制をお願いを申し上げたいと思います。  それで、もう時間もないので、ひとつ大臣にお願いなんです。  これは私、昔から麻薬問題取り上げているんですけれども、これは一つの部門じゃないんですね。関連の省庁があるわけで、それで、今は薬物乱用対策推進会議です...全文を見る
○白浜一良君 これは本当に大事な問題なので、しっかり財務大臣としても取り組んでいただきたいと要望しておきたいと思います。  もう時間もないので、最後に一つだけちょっと大臣にお伺いします。  AEOという制度は通関の迅速化という意味で大変大事な制度なんです。それに基づいて、二十...全文を見る
○白浜一良君 済みません、どうも。
04月13日第174回国会 参議院 財政金融委員会 第9号
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○白浜一良君 公明党の白浜一良でございます。  日本経済の現状に関しましては、既にいろいろな方から今日は議論をされているわけでございますが、三月の日銀短観によりますと、中国など新興国への輸出や内外の政策効果に支えられ、大企業、製造業を中心に景況感が改善と。その一方で、設備や雇用...全文を見る
○白浜一良君 そういう意味で、この三月ですか、去年の十二月に新型オペをされたと、十兆円の枠でされたということで、三月のこの金融政策の決定会合でそれを二十兆円枠にされたということで、そういうこともそういう危機感の一つの判断の上での施策なんだと、こういうふうに理解していいんでしょうか...全文を見る
○白浜一良君 この三月の措置だけじゃございませんが、いわゆるリーマン・ブラザーズが破産した以降の様々ないわゆる施策を日銀として打ってこられたわけでございまして、そういう効果があったという前提かも分かりませんが、今日の日経新聞見ますと、いわゆる消費者物価の動向を、今日、日経新聞の記...全文を見る
○白浜一良君 まあそうなんでしょうね。四月の末に決められるわけですから、まだ日数もございますし、委員の皆さん個々の判断もございますから、今、総裁とて全体のことを述べるお立場にはないということ、それはよく分かりますが、こういう報道されるというのは何か根拠があるんでしょう。ですから、...全文を見る
○白浜一良君 非常に大事なトレンドでございますので、しっかり注視をして対応していただきたいと、このように思うわけでございます。  それで、総裁も総裁に就任されて二年と、こういうことでございますが、その間に世界的な金融危機もあったということで、大変な時期を総裁という重責を全うして...全文を見る
○白浜一良君 そうですよね。  それで、一つだけ、こういうお話があるわけでございます。菅大臣が、いわゆる財務金融委員会、これは具体的に言いますと三月一日ですか、衆議院の財務金融委員会で、日銀もデフレ脱却についてしっかり、より努力をお願いしたいと、こういう答弁を菅大臣がされている...全文を見る
○白浜一良君 まあ当然そういう御答弁ですよね、やっぱり。適切な独自の御判断をされたということなんでしょう。  三月の金融政策の決定会合の議事録が発表、公表されて、それ読みますと、委員の皆さんでお二人がこれを拡大することに反対されたと、こういうふうに報道されているわけでございます...全文を見る
○白浜一良君 分かりました。  そういう意味では、三月十七日の決定会合の後の記者会見で総裁は、今後とも極めて緩和的な金融環境を維持していくと、そのようにお述べになって、政策の効果が出るまで粘り強く対応するというそういう姿勢を示されたということなんですが、それは、もし必要ならば適...全文を見る
○白浜一良君 こういうことを、当たり前のことを何で聞いたかといいますと、最近もいろんなことを論評されている経済人がいまして、この新型オペも、先ほどお話ございましたように三か月ということでございますけれども、これを六か月にするんじゃないかと、六か月に、というようなそういう論評をされ...全文を見る
○白浜一良君 当然、うかつなことは言えませんからね。それはおっしゃるとおりで、そういう原則的なことをおっしゃるお立場なんでしょう。  そういう面でいいますと、それはもうそれで結構でございます。この委員会で議論したときに閣僚の一人の亀井金融担当大臣は、もう国債を直接日銀に引き受け...全文を見る
○白浜一良君 原則はそうなんでしょうね。そうなんですが、政府の関係している、そういうゆうちょ銀行が非常にバランスが悪いなと率直に思うわけでございまして、その辺が整理されておらぬなというふうに私は思うわけでございまして、それだけにとどめたいと思います。  これも先ほど議論が出てお...全文を見る
○白浜一良君 総理からそういう呼びかけがあったということですね。今後も総理が呼びかけるというのが基本なんでしょうか、これ。
○白浜一良君 総裁もそういう御認識でしょうか。
○白浜一良君 最後に、これは政府の責任でも日銀の責任でもございません。本日の委員会に臨むに当たりまして私は素朴に思ったことを申し上げたいと思うんですが、今日は一応テーマは、昨年の、これ分厚いのをいただいておりますが、六月と十二月に発表されたいわゆる日銀の報告書なんですね。これに基...全文を見る
04月27日第174回国会 参議院 財政金融委員会 第12号
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○白浜一良君 今回の金取法の改正は、もう午前中から十分な審議がされていると思いますが、もとより昨年、一昨年ですか、リーマン・ブラザーズが破綻したと、世界的な金融危機がございまして、これではいけないということでG20でいわゆる合意形成をされた、その一端で国内手続、これはもう私が言う...全文を見る
○白浜一良君 分かります、考え方は分かりますけれども、いずれにしても、いわゆる取引そのものが日本においても拡大する可能性もあるわけで、そういう将来性も踏まえた上で適正規模というのはそれなりに設定されるべきだということだけ申し上げておきたいと思います。  それから、証券会社の連結...全文を見る
○白浜一良君 総資産額もとおっしゃることは、ほかにもそういう基準があるんだということなんですか。
○白浜一良君 確かにいわゆる広がり、国際的な広がり、定性的なものも加味されるのは当然ですが、今おっしゃったように、総資産額とある意味でパラレルなこともあるわけで、一つの基軸になることは間違いないということですが、これもまだいわゆる具体的な数値というか規模を決めていらっしゃらないと...全文を見る
○白浜一良君 それから、関連して、保険会社の場合は連結財務規制を考えていらっしゃって、これはソルベンシーマージンですよね。これはどういうお考えですか。
○白浜一良君 私が今聞きましたのは、この法律が通って、それからいわゆる政省令で決められると、そういう建前になっていますからそれで結構なんですけれども、今日、これ法案の採決する予定になってございますね。明日、順当ならば本会議でこの法案が成立すると、こういう段階にもう来たわけでござい...全文を見る
○白浜一良君 野党時代の大塚先生だったらはっきりおっしゃったでしょうけどね。政府側に行っていらっしゃるからうかつなことは言えないということで、まあそれは当然かも分かりませんが、ある程度思い切って言うべきことは言った方がいいですよ。  二年以内に公布ということでございますけれども...全文を見る
○白浜一良君 はい、分かりました。  それから、金融業の世界では財務の健全性というもので定量的な基準を作っていらっしゃって、これは当たり前の話でございますが、銀行の場合は国際業務が、これはもう国際的なBIS規制ですから八%というふうになってございますし、保険会社の場合はソルベン...全文を見る
○白浜一良君 今大臣の答弁伺っていてふと思ったんですが、冒頭私が言いましたように、実体経済の方が先行しているんですね、商品開発というのは。役所が分かりませんわ、それは。やっぱりもうけになるもの、売りやすいもの、売れるものと、常にやっぱり開発していって、それは仕事ということですから...全文を見る
○白浜一良君 多分、いわゆる金融業を担当されておる方が役所に来てもらって実際のそういう法律なりルールを作ってもらうというのは役に立つと思いますが、金融庁の役人がそういう世界へ入って仕事務まるかというと、これは逆はまた大変私は実際は難しかろうと思いますが、いずれにいたしましても、い...全文を見る
○白浜一良君 日本は小さいからそれほど問題がないのかも分かりませんが、オバマ大統領が、アメリカの金融破綻がベースになったんでいろいろな先導してやっぱりそういう規制を作っていこうと呼びかけをされているわけでございます。どっちかいったら欧米の議論が主流になって、日本はそれほど、市場も...全文を見る
○白浜一良君 大臣。
○白浜一良君 逆の意味で、CDSだけじゃなしに金融商品全般でそうでございますけれども、国際ルールは国際ルールで調整しなければならないこともあろうかと思うんですが、それぞれの国であってもいいんだという考えも一方であるわけですね。  亀井大臣は、何か記者会見で、日本には日本なりの事...全文を見る
○白浜一良君 おっしゃっているとおりで、国際的なルール作りは、これは資本とか金融というのは世界を駆け巡るわけですからね、それは当然そうなんですが、各国固有の文化なり伝統なりあるので、大臣おっしゃっているようにですね。  ただ、大事なことは、そういう各国個別の実情というのが世界的...全文を見る
○白浜一良君 国際会議ですから日本だけ特殊であることはできないわけで、ただ、この二月のG7は大塚副大臣が行かれたんですか。よく連携を取って対応していただきたいと思います。  それで、先日のG20の結果、いわゆる、これは大臣の発言ですかね、記者会見ですかね、財政再建に早急に取り組...全文を見る
○白浜一良君 財務大臣の苦渋というか、大変難しいお立場を表現されていると思うんですが、ただし、先日、ヨーロッパの格付会社のフィッチですかが日本の国債は中期的に考えればもう格下げだと、こういう論評もされているわけでございまして、一方でどうしても出口というものを考えざるを得ないという...全文を見る
○白浜一良君 大臣おっしゃっているように、この日本の財政の現状というのは、もう与党、野党関係ないと思います。どういう政権ができても、これだけ国債を背負っているというのはこれはもう消せない事実でございまして、また、この国債の償還というのはそんな容易ならざる額に達しているわけでござい...全文を見る
○白浜一良君 私ども、この報道でしか知りませんが、今日の新聞見ますと、要するに、増税してもいわゆる経済成長、景気が良くなるんだということがコアの理屈として、それをどう現実的に肉付けするかということが大きなテーマになっているんだというようなちょっと報道ぶり、これは事実じゃないかもし...全文を見る
○白浜一良君 部分的には私もそう思います。どうしても財政健全化いうと増税どうするかという議論ばっかりでございまして、それがもう要するに、いわゆる実体経済の成長戦略と相矛盾する概念としてどうしても分かりやすく取り上げられるんですが、実際の現実というのはもっと複雑に絡み合っているとい...全文を見る
○白浜一良君 六月、中期目標を定められたらそれはそれで、まあ今御努力されているということですから、作り上げられたらまたそれなりに論評をさせていただきたいと思います。  最後に、亀井大臣、私が何回も取り上げていることなんですが、いわゆる銀行の預貸率が低いと。この九年度末の報告がご...全文を見る
○白浜一良君 終わります。
10月15日第176回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○白浜一良君 公明党の白浜一良でございます。  議題に入る前に、昨日の国会の動きを通しまして、一問だけ農水大臣に確認をいたしたいと思います。  宮崎県の口蹄疫、終結いたしまして、今畜産業も再建の過程でございますが、もとよりこの問題、我が党はいち早く現地調査をいたしまして、対策...全文を見る
○白浜一良君 検証も大事でございますが、再建支援もずっと大事でございまして、しっかり支援をしていただきたいと思うわけでございます。  総理、度々この委員会で議論をされておりますが、いわゆる尖閣諸島沖の中国漁船衝突問題でございますが、押し問答をやるつもりはございません、私、総理に...全文を見る
○白浜一良君 総理はそうおっしゃいますけど、それは、いわゆる外交というのは結果なんで、そういうふうに理解をしてくれた国もあるかも分かりませんが、国際的にはもうそういう日本の弱いイメージを与えてしまったと、それは間違いございません。  それから二点目に申し上げたいことは、要するに...全文を見る
○白浜一良君 じゃ、外務大臣、その課長は何を言ったんですか、その地検で。
○白浜一良君 事実を聞いてその那覇地検が判断したんですか。要するに、外務省の課長は事実しか言っていないというんですよね。沖縄諸島の歴史的経緯、今の現況、これを事実を言っただけと言っているんじゃないですか。聞いただけで釈放を決めたんですか。
○白浜一良君 総理、これ、もう本当にどう考えてもおかしいんですよ。外務省としては事実関係を語ると、これしか言えないんですよ。それで、釈放しようというのは政治判断なんですよ。それが那覇一地検でできるわけないじゃないですか。  ということで、もうこれ以上押し問答する気ないんですが、...全文を見る
○白浜一良君 私は、そういう総理の政治主導とおっしゃっている視点からいえば、いわゆる今回の那覇地検の判断としたことというのはおかしいんじゃないですかということを言っているんですよ。
○白浜一良君 だから、それはいいんですよ、それぞれ分担して。だけれども、最終的にそういう釈放するというのは一つの結論じゃないですか。これをだれがしたんだということを言っているんですよ。
○白浜一良君 そういう説明はもういいんですわ。  総理、私は先ほどから言っているんですが、そういう説明をされるにしても、これだけ大事な問題、要するにそういう最高検と相談して那覇地検が決めたというような説明されていること自身が総理のおっしゃっている政治主導ですかということを聞いて...全文を見る
○白浜一良君 総理はそうおっしゃいますけど、これを聞いている国民の皆さんは、今閣僚のこういう答弁聞いて、私は全く信頼性がないと思いますね。そのことだけを申しておきたいと思います。  もう一点、三点目に確認したいことは、ASEMでいわゆる温家宝首相と若干懇談されたと。二十五分間で...全文を見る
○白浜一良君 中国の、別に外務省の担当を聞いているわけじゃないので、ちゃんと日本語を通訳できる人がいたということが事実じゃないですか。だから、総理、これからもいろんな国際会議、首脳会談されるでしょうけれども、それなりの態勢をつくって行くべきだということは当たり前じゃないですか。
○白浜一良君 事前にそういう会談をされることが予定されていたのは私どももよく存じ上げていますが、当初は欠席して国会を開こうという、国会審議をやろうという予定もあったわけで、それを中断して、やめて行かれたわけですから、それなりの構えで行くのが私は当たり前だということだけを申しておき...全文を見る
○白浜一良君 だから、基本的なことを、いや、だから、それはもう衆議院で答弁されているんですよ、基本的な考えは変わっているわけじゃないんだと。ただ、今回の問題は大変ちゅうちょされている、そういうふうに感じざるを得ません。  角度を変えまして、衆議院の議論でいわゆるこういうふうにお...全文を見る
○白浜一良君 そういう答弁されているんですが、そのやらざるを得ないときというのはどういうときなんですか。要するに、正式にそういう要請があればって、衆議院の委員会で正式に要請されているじゃないですか。それ以上のタイミングというのは何なんですか、やるべきときというのは。正式にあればと...全文を見る
○白浜一良君 これ、もういわゆる責任のなすり合いなんですよ。党幹事長の下で決めてもらって、そこからの話もないとおっしゃる。ところが、岡田幹事長は、昨日、ある程度方向性を持ってからでないと小沢代表にも当たれないと、こうおっしゃっている。じゃ、いつごろそのいわゆるある程度の方向性とい...全文を見る
○白浜一良君 我が党の責任ですか。我が党が法案をもう一度きちっと出せば指示するということなんですか。
○白浜一良君 まあ前の国会から出していますからね。そういう考え方かなと思うわけでございます。  しかし、企業・団体献金に関しましては、所信で総理も年内に方針を取りまとめたいと、こういうふうにおっしゃっているんですね。そういう作業はもうされているということなんですか。
○白浜一良君 いろんな課題があるのはよく分かりますが、スピード感がないなと、こういうふうに思うわけでございます。  それから、衆議院の議論の中で、ちょっと総理が錯覚していらっしゃることがございまして、いわゆる監督責任の問題で、連座制と一緒のように思っていらっしゃるんですね。何か...全文を見る
○白浜一良君 公選法の話をしているわけじゃないわけで、我が党が出している政規法の要するに案を言っているわけでございます。確かに、「及び」じゃなしに「又は」になっています。だけれども、いずれか一方について相当の注意を怠ったときと。そういう軽微な、まあ意図的な秘書もいますよね、そうい...全文を見る
○白浜一良君 いや、違うんですよ。それで、法律の、公選法との違いはそれは当たり前の話であって、そういうことも十分踏まえた上での私どもの政規法の改正案になっているということですよ。それを御存じですかということを言っているんですよ。
○白浜一良君 余り理解されていないことを私が指摘しているわけでございまして。要するに、秘書と選挙のときに応援するアルバイトと全然意味が違うじゃないですか。まして、私どもは、不注意によるそういう連座制的な罪を政治家に負わされてしまうということもあるんで、それなりの法案になっていると...全文を見る
○白浜一良君 これだけ大きな問題抱えているんで、きちっと国会で議論をして前進していくことを望みたいと思います。  次に、円高の問題で、これも何回も議論をされておりますが、総理の発言をずっと系譜を見ましたら、九月十五日に介入したときには、このまま放置できない段階に来たと、一定の効...全文を見る
○白浜一良君 どのレベルと言うわけにもいかないし、そういう原則繰り返す以外にないんでしょうけど。  私が申し上げたいことは、単独介入をやっても効果は薄いということと、なかなかそういういわゆる国際社会の理解も乏しいと。その見方の中でやらざるを得ないという現状にあるわけで、私は何を...全文を見る
○白浜一良君 今おっしゃったことは、やられているのでしょうけど余り効果がないわけで、今補正予算を組まれているということですが、まだ形が見えないということで、これだけの経産省がヒアリングしながら、対策が余りに遅過ぎるんじゃないかと。本当にそういう日本の産業構造の危機というか、感じて...全文を見る
○白浜一良君 総理、私、ちょっと個人的なプランがあるんです。例えば、三年間で一万社起こそうということで、いわゆる日本政策金融公庫の融資を活用して、昔の国金ですね、国民生活事業は、これは小さなところですからこれを九千社ぐらい育てよう、融資限度額は一千万と。で、中小公庫の方ですね、中...全文を見る
○白浜一良君 よろしくお願いしたいと思います。  ただ、ちょっと嫌なことを言いますが、それだけいわゆる政府系の金融機関の制度をつくりましても、実際適切な運用がされているかどうかということもこれもまた現実問題大事でございまして、我が党はいろんな、調査なくして政策なしということで現...全文を見る
○白浜一良君 もう一つ提案がありますのは、先ほども議論されていました雇用のミスマッチの問題で、これは千人以上の企業は有効求人倍率が〇・五七なんですが、千人未満のところが二・一六あるんですね。どうしてもやっぱり名のある会社に行きたいというのは、それはもう就職する場合は無理ないと思う...全文を見る
○白浜一良君 最後に地デジの話をやりたいと思いますが、これ、もうあと九か月余りですよね、地デジ化するのに。ところが、いろいろ聞きますと、難視地区も課題が残っておると。ビル陰対策も五割前後しか進んでいない。集合住宅対策も、UHFのところは九〇%以上あるみたいですけど、VHFの既存の...全文を見る
○白浜一良君 大臣、もう答えは要りませんけれども、これは珠洲市で七千五百世帯、全世帯に受信機を配付されたと。それでやっても、今のアナログ電波を切ったら二%見れないところがあったと。実はそういう現実なんですよ、全部支給したって。そんな簡単なことじゃないんですよ、これ。だから、もっと...全文を見る
○白浜一良君 だから、総務省の所管でございますが、特にテレビというのは災害時にいわゆる通報システムとしては一番有力なものなんで、その電波が流れないということであれば、一番そういう弱い立場にある方が被害を被るわけで、これは厚労大臣、細川大臣、ここは真剣にやらなあきませんよ。七割はと...全文を見る
○白浜一良君 関連です。
11月16日第176回国会 参議院 国土交通委員会 第6号
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○白浜一良君 まず、尖閣諸島沖の我が国領海における中国漁船の衝突事件。  衆参の予算委員会ではいわゆるビデオの公表というのが大きな議論になってございますが、まあ大臣が所管じゃないので、そういう議論は今日はいたしません。ただ、私、率直に思うのは、これだけの大事件があって、しかるべ...全文を見る
○白浜一良君 海上保安庁長官からいろいろ報告、直接受けていないということですか。
○白浜一良君 今説明されましたけれども、そのいわゆる要機密情報というそういう指定は、今回のビデオがですよ、それはいつの段階でそういう認定をされて指示を出されたんですか。
○白浜一良君 じゃ、その段階で要機密情報だと認定されたものがなぜこの海保大学校に送られたのか、その海保大学校でなぜそのビデオが共有フォルダに入れられたのか、これどう理解したらいいんですか。
○白浜一良君 こっちが言いたいことやろ、それは本当に。それはいわゆる警察、検察に捜査をゆだねているわけで、うかつなことを言えないのはそれはよく分かりますけれども、あなたがその海上保安庁の所管大臣じゃないですか。そうでしょう。それを捜査を見守るというようなそんな客観的な発言でいいの...全文を見る
○白浜一良君 私が言いたいのは、真相解明はそれは大事でございます、しかし、そのいわゆるビデオを流した一人の保安官をどうするかということが問題じゃないんですよ。要するに、中国の漁船が当たって、国民はあのビデオ流れて当然だと思っている人はたくさんいるわけですよ、だから公表しろという意...全文を見る
○白浜一良君 押し問答になるんで、昨日、衆議院では不信任案が、否決されましたけれども、出た背景もあるし、まあこれ以上申しませんけれども、私は、民主党政権というのはもう一貫して政治主導ということをおっしゃってきたと、でも、この一連の対応を見て、そういう政治主導というものは感じない。...全文を見る
○白浜一良君 今、話にございましたように、大臣、全く違う話で恐縮なんですが、実態なんですね。今回もこの土砂法の改正案、これは結構なことなんですが、どれだけやっぱり実効性があるかいうことが大事なので、全国のその一万三千七百三十施設のうち五二%が全く未整備だと。地方もお金がないんです...全文を見る