陣内孝雄

じんのうちたかお



当選回数回

陣内孝雄の1987年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月24日第108回国会 衆議院 建設委員会 第1号
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○陣内政府委員 四国電力津賀発電所の水利使用の許可は、昭和六十四年三月三十一日に許可期限を迎えるわけでございますが、建設省といたしましては、その更新の際に県知事の意見を聞くなどによりまして適切に対処してまいりたいと考えております。  なお、高知県と水利使用の許可を受けた当時の日...全文を見る
05月15日第108回国会 衆議院 建設委員会 第3号
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○陣内政府委員 この治水対策というのは歴史的に長く続いておるわけでございますが、現在私どもが考えておりますのは、二十一世紀に向けまして当面目標といたしております、大河川につきましては戦後最大の洪水を安全に流すという中間目標、それから中小河川につきましては、時間雨量八十ミリでござい...全文を見る
○陣内政府委員 昭和三十五年に第一次治水事業五カ年計画を策定して以来今日で第七次に至るわけでございますが、第五次まではそれぞれの五カ年計画、おおむね一〇〇%達しております。残念ながら第六次につきましては計画規模の七九・四%ということで、これまた厳しい財政事情のもとではいたし方なか...全文を見る
○陣内政府委員 治水事業の緊急性につきましては先ほどから御答弁申し上げているところでございますが、昨今の災害の状況あるいは渇水の状況を見ますと、この事業をさらに今後とも推進していかなければならないというふうに私ども考えておるところでございます。  これにつきましては財源の確保が...全文を見る
○陣内政府委員 治水事業は、国民の生活環境、産業基盤の整備という意味で、国政の最も基本的な大事な事業であると私ども認識しておるわけでございます。この事業の推進につきましては、国民の広い御支持をいただきまして、この治水事業五カ年計画の達成のために何分の御理解と御協方をいただき、また...全文を見る
○陣内政府委員 お答え申し上げます。  昨年十二月十五日から十七日にかけまして、三日間にわたり八十五ミリの降雨がございました。こういった大きな雨が原因となりまして、当地域の地先におきまして地すべり災害が発生したというふうに見ておるわけで、ございます。  この地すべり災害によっ...全文を見る
○陣内政府委員 河川はその機能からしまして、治水、利水は非常に大事でございます。しかし同時に環境機能というものも兼ね備えておるわけでございます。ただいま先生御指摘のように、河川に対しまして環境問題で非常にさまざまなニーズが国民の中に出てきておるのは事実でございまして、私どもは今後...全文を見る
○陣内政府委員 ただいまのお話の中にもございましたけれども、河川環境に対する関心というのは総じて最近非常に高まってきておりまして、町づくりのシンボルとして河川を活用したり、あるいは地域づくりの中の他事業との関連においてきめの細かい河川事業を行いたい、そういう形で、いろいろと地域に...全文を見る
○陣内政府委員 河川管理上必要な措置は講じておるところでございます。ただいま先生の御指摘になりました件につきましては、これは既に答弁させていただいておりますように、流水を和らげるというような効果もあるというような総合的判断のもとに現在に至っておるところでございます。
○陣内政府委員 流水の激しいときにそういう効果が大きいというふうに思うわけでございます。
○陣内政府委員 ただいま私が申し上げましたようなことも含めながら、今検討の段階でございます。
○陣内政府委員 通常そういう例は余り多うはございません。私ちょっと数値的な統計的な資料は持ち合わせておりませんので御答弁を数値の上でさせていただくわけにはまいりませんけれども、必要なものにつきましては、その影響の度合い等の高いものから逐次改善してきているところでございます。
○陣内政府委員 必要なものにつきましては適切な措置を講じてまいります。
○陣内政府委員 今おっしゃいましたような面もないではないと思いますが、既に昭和四十五年度から都市小河川改修事業というものを実施してきております。これは、東京都区部、政令指定都市、地方中小都市、そういうものに接続している市街化の著しい都市におきまして、緊急に河川の整備を必要とし、ま...全文を見る
○陣内政府委員 河川につきましては、潤いと安らぎを与える、あるいは都市の中で河川固有の景観、ひいてはまた河川の文化をはぐくむというようなことで、これはすぐれて公共のために河川に親しみ、楽しんでもらいたいということでございまして、そういう趣旨から今回こういう制度の拡大を図っていくと...全文を見る
○陣内政府委員 河川の管理というのは、水系一貫管理をするというのが大前提でございます。そのために一級水系におきましては建設大臣、二級水系におきましては都道府県知事が管理いたしております。この管理責任というものは今度の法改正においてもそのままでございまして、市町村が河川事業に参加で...全文を見る
○陣内政府委員 今回市町村参加による河川事業を行おうとする中にそういうものが積極的に入ってくるかどうかについては、ちょっとそうはないんじゃないかと思いますけれども、一般論といたしまして、河川の堤防を兼用道路として利用する場合もございます。ただ、その場合におきましても、河川の本来持...全文を見る
○陣内政府委員 洪水とか高潮による被害を軽減するという意味では、まず治水施設の整備、つまりハードの整備が大事でございますし、一方では情報、避難、そういったソフト面での体制の強化というのも非常に重要なことだと考えております。したがいまして私どもは、まず情報の収集の面につきましては雨...全文を見る
○陣内政府委員 最近、都市化の著しいところにおきましては、特に新しい方がそこに住みつくというようなことで過去の災害についての知識がないというような事態も多うございまして、そういった場合には避難あるいは水害に対する備え等が十分でないということで被害を大きくするというようなおそれもご...全文を見る
○陣内政府委員 ただいま先生おっしゃいましたように、昨年の渇水は、台風が一つも本土に上陸しなかったというような特別な事情もございまして、八月以降東海、近畿を中心に雨が非常に少なくて、秋から冬にかけまして木曽川、淀川が渇水に見舞われたのでございます。特に木曽川は、牧尾ダムが空になる...全文を見る
○陣内政府委員 昭和五十九年、それから昨年、今年と全国的な渇水が頻発しておりまして、この原因は、異常気象による雨の少ないこと、それからダム等の水資源開発施設の建設に非常に長い期間を要するようになったこと、それから、水需要の構造そのものも若干変化しておりますし、不安定取水等がまだ解...全文を見る
○陣内政府委員 建設省の所管します木曽川水系における主要な水資源開発につきましては、木曽川水系における水資源開発基本計画に基づきまして、阿木川ダム、味噌川ダム、徳山ダム及び長良川河口ぜきの四ダムを水資源開発公団の事業として実施しておるところでございます。  その進みぐあいでござ...全文を見る
○陣内政府委員 河川の整備というのは、地域づくり、町づくりを図り、生活産業基盤を整備するという意味で大変重要な事業でございますので、この事業を進めるに当たりましては、都市施設の整備と十分調整を図りながら、歩調を合わせながら進んでまいりたいと考えております。  昭和六十一年度末の...全文を見る
○陣内政府委員 都市河川の大事な役割の一つとして、ただいま先生のおっしゃいましたように潤いと安らぎを与える大事な機能がございます。人口の稠密した都市におきましては、最近身の回りに緑が少なくなった、あるいはオープンスペースが少なくなったということで、かわって河川にこういうニーズが求...全文を見る
○陣内政府委員 浸水被害を軽減するという上から、浸水の可能性のある区域に住んでいる人たちがよく自分たちの治水上の事情を知っていただくということは、大変大事なことだと考えておるところでございます。このため、まず浸水実績を公表するということに力を入れて、これまでに二百七十数河川につい...全文を見る
○陣内政府委員 今回の河川法の改正によりまして、市町村長は、その市町村の行財政能力、それから河川の状況等にかんがみまして実施の必要性、可能性等をみずから十分に判断した上で、都道府県知事と協議して河川工事あるいはまた河川の維持を行うことができるというふうにしておるわけでございます。...全文を見る
○陣内政府委員 大和川の流域というのは、大阪に近い等の理由もございまして、近年非常に急速なスピードで都市化あるいは地域開発が進んでおるわけでございまして、これに対応した治水施設の整備をより重点的に実施する必要があるというようなことから、治水施設の整備、それから流域における保水、遊...全文を見る
○陣内政府委員 私どもが流域整備計画をつくるに当たりまして想定した数でございますが、現況としましては六十年ではなくて五十六年のデータでございますが、この時点では約二三%の市街化率でございました。これがおおむね十年後の七十年には約三〇%程度に市街化率が高まるであろうというふうに見込...全文を見る
○陣内政府委員 大和川流域は、急速な都市化によりまして治水の安全度というのは総体的に低下しているわけでございまして、これを補うために、抜本的な亀ノ瀬の地すべり対策の推進によりまして、あの地区における河道の流下能力の増大、それからまた、それを受けとめる大阪府内における大和川下流本川...全文を見る
○陣内政府委員 大和川の総合治水対策を進めるに当たりましては、県の企画部あるいは県の農林部局を含めた関係機関の協議会をつくっておりまして、ここにおきまして流域における森林、緑地等の積極的な保全の対策等を盛り込んだ整備計画をつくっております。したがって、今後、そういう計画に基づいて...全文を見る
05月15日第108回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○政府委員(陣内孝雄君) 巴川の治水対策につきましては、昭和四十九年七月の大洪水以来、早速河川激甚災害対策特別緊急事業を実施いたしまして、その後も引き続き昭和五十四年度からは、都市化の進展の著しい地域の河川として総合治水対策特定河川にこれを指定し、治水事業の一層の促進に努めている...全文を見る
05月16日第108回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○政府委員(陣内孝雄君) 昭和三十三年度におきましては、九月の狩野川台風に伴う降雨によりまして芝川が全面にわたりましてはんらんしております。このときの降雨は、埼玉県の浦和雨量観測所におきまして、九月二十五日の十八時から九月二十七日の二時までの間に総雨量三百六十七。七ミリに達しまし...全文を見る
○政府委員(陣内孝雄君) 芝川におきましては治水対策として、ただいまおっしゃいましたような全体で七つの調節池、総調節容量約一千万トンを計画しております。昭和六十一年度末現在では第七調節池を概成し、引き続き第一調節池につきましては用地買収を四四%完了し、一部については掘削工事を実施...全文を見る
○政府委員(陣内孝雄君) 第一調節池について、ただいま申し上げましたように四四%の用地買収を終わっておりますが、今後引き続きその促進に鋭意努めてまいりたいと思っております。
○政府委員(陣内孝雄君) これは財政事情等を勘案しながら、この事業の重要性も踏まえて鋭意促進してまいりたいと思います。
○政府委員(陣内孝雄君) かなり時間がかかると思います。
○政府委員(陣内孝雄君) 芝川の治水計画といたしましては、河道の改修、遊水地及び排水機場等の設置、こういったものを行いまして、百年確率降雨に対応できるような治水計画を策定しております。この計画に基づきまして、先ほど申し上げましたような調整池を初め河道の改修、排水機場の設置等を行っ...全文を見る
○政府委員(陣内孝雄君) 所要の措置と先ほど申し上げましたのは、建設に伴う洪水の流出量の増分とか、あるいは建設に伴う湛水量の減少分、こういったものの対応、それから湛水に対しまして支障のない構造とされるというようなことを意味しております。
○政府委員(陣内孝雄君) 建物の構造につきましてはこれは私ども申し上げているわけではございませんで、その建物をつくるに伴って生ずる治水上の影響に対しまして適切な措置が講じられていればよろしいということを申し上げているわけでございます。
○政府委員(陣内孝雄君) 治水上の措置が講じられておればそのようでございます。
○政府委員(陣内孝雄君) 建物をつくることに伴いまして影響が生じないような対応策が講じられておれば治水上支障がないという判断をいたしております。
05月22日第108回国会 参議院 建設委員会 第4号
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○政府委員(陣内孝雄君) 我が国の治水の条件というのは、自然的にも社会的にも非常に厳しい状況にございます。梅雨、台風等によりまして降雨が一時的に集中して降るとか、あるいは山が険しくて河川の勾配が急であるというようなことから、同じ雨が降りましても起こってくる洪水というのは大きいわけ...全文を見る
○政府委員(陣内孝雄君) 第六次治水事業五カ年計画では、これは昭和五十七年度から五カ年間に総額十一兆二千億円の投資を行うものとして、その内訳は、治水事業八兆二千五百億円、災害関連地方単独事業等一兆九千六百億円、調整費九千九百億円でございました。  このうち治水事業について申し上...全文を見る
○政府委員(陣内孝雄君) 第六次五カ年計画期間中にも非常に大きな災害がございました。ただいまおっしゃいましたように、六十一年には小貝川、それから吉田川、那珂川等で大災害があったわけでございますが、その前の五十八年には千曲川、木曽川、五十七年には大和川、関川、菊池川とか、至るところ...全文を見る
○政府委員(陣内孝雄君) 都市河川の整備というのは、これは都市の安全で快適な基盤づくりのために欠かせない大事な施設づくりだと、こういうふうに考えておるわけでございます。  最近、都市には人口、産業が集中していることは当然でございますけれども、加えて近年は情報システムとかいろいろ...全文を見る
○政府委員(陣内孝雄君) 昨年はあいにく台風が一つも本土に上陸しないというようなこともございまして、八月以降、東海、近畿を中心に非常に雨が少のうございました。その結果、秋から冬にかけまして木曽川、淀川等の水系で渇水に見舞われたのでございます。特に木曽川では牧尾ダムが空になってしま...全文を見る
○政府委員(陣内孝雄君) 水資源開発というのは、これは非常に長期的な需要でございまして、そういう意味からは長期的に総合的に先手先手の対策に取り組む必要があるということでございます。特に最近は、水源地域に対して、これは生活環境とか生活基盤に著しい影響を及ぼす事業でありますので、その...全文を見る
○政府委員(陣内孝雄君) 河川に安らぎや潤いを求めるというような住民の要望というのは近年非常に高まってきておりますし、また河川を町のシンボルとして町づくりの中に生かしていきたいというような取り組みも出てきているわけでございます。こういった地域に即した河川の整備というのはやはりそこ...全文を見る
○政府委員(陣内孝雄君) 今回の法改正によりまして、従来一級河川の指定区間並びに二級河川について都道府県知事が河川の管理を実施してこられているわけでございますが、こういったものにつきまして水系一貫の立場から、支障のないものにつきまして市町村長に河川の工事、維持、それからまた河川の...全文を見る
○政府委員(陣内孝雄君) 河川の水質の改善のためには、いろいろな機関の協力を得ながら取り組まなければならないわけでございまして、一つは流域における下水道の整備、これが基本的に一番大事でございます。  ただし、河川管理者といたしましても、河川の水質をよくするためにいろいろな取り組...全文を見る
○政府委員(陣内孝雄君) 第七次五カ年計画の事業規模は、ただいま先生がおっしゃいましたように、調整費を含めまして十二兆五千億でございます。しかし、この中の治水事業の本体というのは八兆円でございます。確かに第六次の本体に比べますと、八兆二千五百億円でございましたので、若干少なくなっ...全文を見る
○政府委員(陣内孝雄君) 今回の五カ年計画におきましては、今後の社会経済の動向とかあるいは財政事情、事業の進捗状況等に弾力的かつ機動的に対処するということで二兆三千六百億円という調整費が見込まれておるわけでございますが、今後三年後に、その後の財政事情あるいは事業の進捗状況等を勘案...全文を見る
○政府委員(陣内孝雄君) 治水事業は国土基盤を整備するための根幹的な事業でございますので、この実施につきましては広く国民の皆様方の御理解と御支援を賜りながら取り組んでまいらなければならないというふうに考えておるところでございます。  お話しのように、六十二年度予算要求の時点では...全文を見る
○政府委員(陣内孝雄君) 第七次五カ年計画は、昭和六十一年度を初項にいたしますと、平均して約六%弱の伸び率が必要でございます。したがいまして、この達成のためにはあらゆる努力を払わなければならないと思いますが、特に今後補正予算等が実施されるような事態にはこういうものを十分いただきま...全文を見る
○政府委員(陣内孝雄君) 基金につきましては、河川の整備等を推進するために財団法人を設立いたしまして、その基本財産の運用益によりまして河川等の整備に関する調査研究、広報等を行うことを予定しております。現在関係方面と調整を図っておる段階でございますが、できるだけ早くこの実現を図りた...全文を見る
○政府委員(陣内孝雄君) 堀川は名古屋市の代表的な都市河川でございますが、御案内のように大変水質が悪い状況にございます。これの改修につきまして、昭和六十一年から都市小河川改修事業制度で採択いたしまして、現在着手した段階でございます。ただし、これは都市の中の河川ということで尋常の方...全文を見る
○政府委員(陣内孝雄君) 堀川の改修に当たりましては、これは河川改修と、それから周辺の市街地再開発、こういったものを一体的に行うことによってこれの可能性が高まってくるというふうに考えるわけでございます。したがいまして、現在そのために必要な調査を愛知県と名古屋市でやっていただいてお...全文を見る
○政府委員(陣内孝雄君) 河川改修に当たりましては、特に堀川の場合は川そばまでビルとか住宅地が密集しております。これを川幅を広げ、しかも潤いと安らぎを与え得るような環境の整った川にするというふうにいたしますれば、これはさらに周辺の町と一体になった用地の確保というようなことも必要に...全文を見る
○政府委員(陣内孝雄君) 第六次治水事業五カ年計画におきましては、治水事業の計画額八兆二千五百億円に対しまして実績の投資額は六兆五千四百九十八億円でありまして、その達成率は七九・四%となっております。また、災害関連・地方単独費を含めた達成率は八一・一%でございます。また、整備目標...全文を見る
○政府委員(陣内孝雄君) 第六次につきましては、おっしゃいますように、調整費を使うというところまで至りませんで、むしろ治水の本体事業そのものについて七九・四%というような実施しかできなかったということでございまして、本来ならば治水事業本体を十分使い切った上でさらに対応すべき状況が...全文を見る
○政府委員(陣内孝雄君) ダム事業の特殊な事情によりまして、つまり大規模な事業であるということから長期的に一体的な発注が必要だということで国庫債務負担行為制度を行っておりますし、また用地買収と一括してこれを取得する必要があるというようなことで、用地国債制度というものも活用している...全文を見る
○政府委員(陣内孝雄君) 第六次治水事業五カ年計画につきましては、その計画的な実施に努めたところでございますが、当初計画額の八兆二千五百億円に対しまして実績は六兆五千四百九十八億円にとどまりまして、七九・四%の進捗状況と相なっておるところでございます。  整備率の点につきまして...全文を見る
○政府委員(陣内孝雄君) 第七次治水事業の五カ年計画におきましては、現在の厳しい財政事情あるいは第六次計画の達成状況、それから治水施設の整備水準等を踏まえ、また長期的な整備目標を見据えながらこの計画の総体規模が決まってきたわけでございます。確かに、第六次の八兆二千五百億円に対しま...全文を見る
○政府委員(陣内孝雄君) 初年度はおっしゃいましたように対前年度比三%増、進捗率は一七・六%と相なっておるわけでございますが、今後治水事業の重要性にかんがみ、あらゆる機会を踏まえましてこの事業費の拡大に努めてまいりたいと思っております。
○政府委員(陣内孝雄君) 河川行政の市町村参加というのは市町村にとって非常に期待をされているところでございます。したがいまして私ども、今後この法案が成立いたしましたなら、速やかに県と市町村との協議が円滑に進むよう指導してまいりたいと思っております。
○政府委員(陣内孝雄君) 治水事業というのは、国民の安全とそれから豊かな生活あるいは活力ある経済基盤を確保するという上で大変大事でございまして、このために私片も昭和三十五年以来第一次の治水事業五カ年計画を策定し、今次七次に至っているわけで、こういったものを策定しながら計画的な整備...全文を見る
○政府委員(陣内孝雄君) これは現在の河川の整備水準をちょっと御説明させていただきますと、大河川を例にとりますと、戦後最大の洪水を安全に流すというのが当面の整備目標でございますが、これが現在六割弱でございます。これを二十一世紀には大体概成して安全な状態に持っていきたいという計画の...全文を見る
○政府委員(陣内孝雄君) 中小河川の要整備延長というのは七万三千五百キロございまして、六十一年度末でその二四%が整備済みでございます。
07月02日第108回国会 参議院 決算委員会 閉会後第6号
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○説明員(陣内孝雄君) お答え申し上げます。  関東地区におきましては、現在ダム建設を進めております事業が三十四事業ございます。直轄事業で九、水資源開発公団七、補助事業十八でございます。このうち現在渇水が発生している利根川及び荒川水系について見ますと、利根川水系では二十一事業、...全文を見る
○説明員(陣内孝雄君) ダム事業の必要性につきましては、私どもこの問題の早期実現のために努力しておるところでございますが、現在の厳しい経済情勢に対しまして内需を中心とした景気の積極的な拡大が急務であるということで、今回補正予算が行われるような場合におきましては、この趣旨を踏まえま...全文を見る
07月30日第109回国会 参議院 建設委員会 第2号
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○政府委員(陣内孝雄君) お答え申し上げます。  ことしは一月から少雨状況が続きまして、五月五日に最大の貯水量二億八千二百九十四万トンになりまして以来、おおむね減少の一途をたどりまして、七月三日には六ダムの貯水量が四千五百三十九万立方メートルとなったのでございます。その後まとま...全文を見る
○政府委員(陣内孝雄君) 現在渇水が発生しております利根川と荒川水系につきましては、利根川水系では二十一事業、荒川水系で四事業、合計二十五事業を実施しているところでございます。このうち渡良瀬遊水池の総合開発事業につきましては事業がおおむね完成しておりまして、現在試験湛水を実施中で...全文を見る
○政府委員(陣内孝雄君) 先ほど先生の方からもお話がございましたけれども、八ツ場ダム建設事業につきましては、昭和六十年の十一月に群馬県知事と長野原町長との間で生活再建に係る覚書が締結され、基本的な合意がなされたところでございます。これを受けまして、建設省としましては関係行政機関と...全文を見る
○政府委員(陣内孝雄君) 八ツ場ダムにつきましては水没世帯が三百世帯を超える、さらに温泉地も水没するというような事情もございまして、水没地区住民のためのきめ細かい生活再建が特に必要な地域のダムだというふうに認識しておるところでございます。そのために下流受益都県の費用負担も含めた生...全文を見る
○政府委員(陣内孝雄君) 現在、これにつきましては水源地域対策特別措置法に基づく地域整備計画を策定中でございまして、その成り行きを建設省としては見守っておるところでございます。
○政府委員(陣内孝雄君) 代替地の計画のためには、これは地形、地質等の現地状況の把握が不可欠でございます。現在水没地区五地区につきまして、先ほど申し上げましたように、現地調査をさせてもらうための努力を続けておるところでございまして、この調査ができますれば、その結果を踏まえまして、...全文を見る
○政府委員(陣内孝雄君) 堀川というのは名古屋市の市街地を流れておる代表的な都市河川でございまして、現在は降水を流すいわゆる流下能力が足りなかったり、あるいは護岸等の施設が老朽化しているということで改修の必要がございますし、一方では治川の市街地の整備とあわせて良好な水辺環境をつく...全文を見る
08月19日第109回国会 衆議院 建設委員会 第2号
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○陣内政府委員 ただいま現地の状況を調査中でございまして、手元に具体的な数字は持ち合わせてございませんが、後刻御報告させていただきたいと思います。
○陣内政府委員 建設省といたしましては、首都圏の水資源の確保というのは最大の課題だということで重点的に取り組んでおるところでございまして、現在、利根川水系におきまして二十五のダムの建設事業並びに調査を実施しているところでございます。具体的には建設十九、実調六でございます。このダム...全文を見る
○陣内政府委員 公共土木施設災害の状況について御報告申し上げます。  青森県では、河川、砂防、道路につきまして現在調査率は五〇%でございますが、約二百三十カ所、被害報告額が約二十二億でございます。秋田県につきましては、調査率同じく五〇%で、被害箇所八百カ所、被害報告額六十六億円...全文を見る
○陣内政府委員 ただいまお話がございましなように、昨年末の自由民主党の税制調査会におきまして、森林・河川緊急整備税の新設要求に係る処理案の一つとして、基金の創設というものを建設、林野両省庁において可及的速やかに図るようにということでございました。  この処理案の中には四項目ござ...全文を見る
08月25日第109回国会 参議院 建設委員会 第3号
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○政府委員(陣内孝雄君) 一関地区は昭和二十二年、二十三年のキャスリーンあるいはアイオン台風によりまして甚大な被害をこうむっておりますが、その後もしばしば冠水被害が発生しておるところでございます。これに対処するため、昭和四十七年度より一関遊水地の建設に着手したところでございます。...全文を見る
○政府委員(陣内孝雄君) 一関の遊水地につきましては、現在第一調節池を中心にして事業を展開しているところでございます、いずれにしましても、第一、第二、第三調節池を完了するまでの総事業費というのは一千三百億円の巨額に達するものでございまして、現在四十七年から六十二年までに三百十二億...全文を見る
○政府委員(陣内孝雄君) 用地買収の進捗状況でございますが、第一遊水地につきましては進捗率が八一%となっております。  それから周囲堤につきましては、これは暫定堤でございますが、二三%でございます。
○政府委員(陣内孝雄君) 先ほどの発言でちょっと訂正させていただきますが、ただいま用地買収は周囲堤にかかわる用地買収ということでございます。訂正させていただきます。  それから、お尋ねの件でございますが、治水事業の全体的な整備状況というのは非常におくれております。私ども直轄事業...全文を見る
○政府委員(陣内孝雄君) 遊水地の地役権の設定につきましては、現在地元と協議中でございます。周囲堤の建設と並行して進めてまいりたいと思っております。
○政府委員(陣内孝雄君) これまでの事業の進め方としましては、とりあえず市街地を守るということに重点を置きまして、周囲堤の用地買収、それかも周囲堤の建設そのものに力を入れてまいってきたわけでございますが、おっしゃいましたようなこともございますので、今後遊水地内の地役権の設定につき...全文を見る
○政府委員(陣内孝雄君) 地元との協議でいろいろ時間がかかっている面も若干ございますけれども、基本的にはやはり事業費の確保を図っていかなければならないと思っております。
○政府委員(陣内孝雄君) 基本的にはそのように御理解いただいて結構でございます。
○政府委員(陣内孝雄君) 建設省といたしましては、二十一世紀に向けて国土建設の長期構想というのをつくっておりますが、その中では、安全で住みよい活力のある地域社会をつくるために治水事業につきましては二十一世紀当初に直轄事業を概成したいというようなことを考えておるわけでございます。た...全文を見る