陣内孝雄

じんのうちたかお



当選回数回

陣内孝雄の1988年の発言一覧

開催日 会議名 発言
05月12日第112回国会 参議院 逓信委員会 第11号
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○陣内孝雄君 郵便は、私たちの日常生活や産業活動になくてはならない基本的な通信手段であり、また、大変に身近で簡易な小型物品の送達手段でございます。全国津々浦々まで独自のサービスネットワークが形成されておりまして、郵便事業は我が国の社会経済全体のインフラストラクチュアとして、今日国...全文を見る
○陣内孝雄君 こういう事業が好調な時期に郵便料金を弾力的に省令で決定できるようにしようということですので、そこには十分な必要性やメリットをお考えになっておると思うわけでございますが、その点についてお伺いしたいのと、同時にこれは私の懸念ですけれども、郵便料金の特例措置を認めることに...全文を見る
○陣内孝雄君 現在第一種及び第二種の郵便料金が法定されておりますのは、これは私信の送達の独占が保障されているので、その利用者の保護の立場から料金の合理性を確保していくということであろうかと思います。  したがいまして、このたび省令で弾力的に料金が決定できるようになっても、この条...全文を見る
○陣内孝雄君 大臣のお言葉をいただきまして、ぜひそうあってほしいと、さらに強くお願いしたいわけでございますが、そこで今後の問題といたしまして、サービスの改善等についていろいろと具体的なお考えをお持ちではなかろうかと思いますが、そういう点についてお聞かせいただきたいと思います。
○陣内孝雄君 郵便事業がこの七年間にわたって黒字経営を行ってきた原因としては、先ほどの局長のお話にもございましたように、大変サービス改善による郵便の需要拡大に努める一方で、コスト上昇をできるだけ抑えるよう努力してきたことにあると思うわけであります。郵便事業財政は、その八割が人件費...全文を見る
○陣内孝雄君 省力化によるコストの抑制というのは大事な問題でありますけれども、これには先を見越してのいろいろな施設に対する、あるいは技術に対する研究開発投資とか、あるいは設備投資というものがますます必要になっていく、重要だろうと思うわけでございます。今後の事業経営には、そのための...全文を見る
○陣内孝雄君 地域社会における郵便局の有効な利活用というのは、郵便事業の発展に必ずつながっていくと思いますので、どうか積極的に御努力をお願いしたいと思います。  次に、郵便に親しんでもらうということでは今でもあるわけですが、郵便友の会とか文通サークルの結成、こういうものをもっと...全文を見る
○陣内孝雄君 これは私の地元の話題ですけれども、ある町で郵便友の会の中学生がポストを掃除しているということが写真入りで大きく報じられておるわけでございます。郵便友の会のこうした気持ちを大事にしながら、また今お話にございましたけれども、子供のころから郵便を通じて手紙文化、あるいは文...全文を見る
○陣内孝雄君 次に、プリペイドカードに関してお尋ねをしたいと思います。  今回の法改正におきまして、郵便のプリペイドカードを発行して、それで切手やはがきなどを入手できるようにしようとしておられますが、このカードをどこでもいつでも利用できるようにするには、かなりの数の自動販売機と...全文を見る
○陣内孝雄君 最後に、外国と日本の一人当たりの年間の郵便の文通量を比較してみますと、日本は非常に少ないようでございます。まだそういうことから考えると、どんどん郵便需要というのはふえていくような気がするわけでございます。したがいまして、これを今後円滑にさばいていくということは非常に...全文を見る
○陣内孝雄君 近年の電気通信メディアの発展というのは本当に目をみはるものがございます。これが同じ通信手段としての郵便に少なからず影響を与え、あるいは競合関係を強めていくだろうと思いますし、また小型物品の送達分野におきましても、民間宅配便や急配便などが発達して、その面での競合性も強...全文を見る