陣内孝雄

じんのうちたかお



当選回数回

陣内孝雄の1999年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月04日第145回国会 参議院 国土・環境委員会 第1号
議事録を見る
○委員長(陣内孝雄君) ただいまから国土・環境委員会を開会いたします。  国政調査に関する件についてお諮りいたします。  本委員会は、今期国会におきましても、国土整備及び環境保全等に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(陣内孝雄君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────
○委員長(陣内孝雄君) 国土整備及び環境保全等に関する調査を議題といたします。  関谷国務大臣から建設行政の基本施策及び国土行政の基本施策について所信を聴取いたします。関谷国務大臣。
○委員長(陣内孝雄君) 次に、川崎北海道開発庁長官から北海道開発行政の基本施策について所信を聴取いたします。川崎北海道開発庁長官。
○委員長(陣内孝雄君) 次に、真鍋環境庁長官から環境行政の基本施策について所信を聴取いたします。真鍋環境庁長官。
○委員長(陣内孝雄君) 次に、公害等調整委員会委員長から公害等調整委員会の業務について説明を聴取いたします。川嵜公害等調整委員会委員長。
○委員長(陣内孝雄君) 以上で所信等の聴取は終わりました。  これらに対する質疑は後日に譲ることといたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後零時四十八分散会
03月10日第145回国会 参議院 予算委員会 第13号
議事録を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 求刑は、具体的事件ごとに検察官において犯罪の軽重、犯行の動機やその目的、態様、利得の有無あるいはその内容、犯人の前科、改悛の情の有無等、諸般の事情を総合的に考慮して決めるものでありますので、いかなる求刑か、求刑が適切かどうかについては一概に論じられないと...全文を見る
03月11日第145回国会 参議院 法務委員会 第1号
議事録を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) このたび法務大臣に就任いたしました陣内でございます。  荒木委員長を初め委員の皆様方には、日ごろから法務行政の適切な運営につきまして格別の御支援と御理解を賜っており、厚く御礼を申し上げます。  今、社会経済情勢は世界規模で急速に変化しており、個人の価...全文を見る
03月15日第145回国会 参議院 法務委員会 第2号
議事録を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) ただいま御指摘のように、成年後見制度の改正は、高齢社会への対応及び障害者福祉の充実の観点から、痴呆性高齢者、知的障害者、精神障害者等の判断能力の不十分な方々の保護を図るため、現行の禁治産、準禁治産の制度改正をいたしまして、柔軟かつ弾力的で利用しやすい成年...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 一九九三年でしたか、山形マット死事件に見られるように、近時、少年審判の真相解明機能が問題とされる事件が相次いでおります。こういうことから、少年審判における事実認定手続のあり方が問われるようになってきたわけでございます。  今回の改正法案は、このような状...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 委員御指摘のとおり、少年審判において非行事実が正しく認定されることは、少年の健全育成の観点からも最も基本的な事項の一つであります。  今回の改正法案は、この少年審判における事実認定手続の一層の適正化のために所要の法整備を図る、こういうことを目的としてい...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 二十一世紀の我が国社会においては、社会の複雑多様化、国際化等が進み、その状況のもとで実施されている規制緩和等によって生ずる社会のさまざまな変化に伴い、国民の権利利益に関する紛争を適正迅速に解決するなど、司法の果たすべき役割というのは一層重要なものになると...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 二十一世紀を目前にしておりますし、今、二十一世紀の我が国社会において司法制度がいかにあるべきか、このことについて早急に審議会としての調査、審議をお願いする段階であろうかと思いますので、できるだけ早目に結論をいただくように期待しているところでございます。
○国務大臣(陣内孝雄君) これにつきましては、二十一世紀の司法のあるべき姿、これについて審議をお願いするわけでございますけれども、その審議のありようについては審議会の方でこれから御議論いただくということを期待しておるわけでございます。
○国務大臣(陣内孝雄君) これは国会の両院の同意ということでございまして、それを経て内閣が任命するということになっております。
○国務大臣(陣内孝雄君) 委員につきましては、これは国会の同意事項ということになると思いますし、その同意を得た上で内閣が任命をするということになろうかと思います。
○国務大臣(陣内孝雄君) 広く国民的な立場からの審議が必要であると思いますので、そういう趣旨に合うような形の人選になろうかと思います。
○国務大臣(陣内孝雄君) この問題につきましては、中央省庁等改革推進本部の中央省庁等改革に係る大綱、あるいは行政改革会議の最終報告、こういうものを踏まえまして、関係省庁の職員は原則として委員としないこと、また、常置部会を設置しない等の方針のもとに現在検討を進めているところでござい...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 法律扶助制度は、憲法三十二条に定める裁判を受ける権利を実質的に保障するという理念のもとに充実が図られてきた重要な制度であると承知しております。そして、同制度の充実強化を図っていくことは、司法を国民に近づけるという意味で我が国の司法制度にとって喫緊の重要課...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 法曹一元の問題、強いそういう御意見があることも承知しております。これについては、これから十分検討をしてまいりたい、このように考えております。
○国務大臣(陣内孝雄君) 法制審議会は法務大臣の諮問に応じて国民生活に重大な影響を与えることとなる民事法、刑法、その他の法律に関する基本的な事項について審議を行うものでありまして、いわば立法準備に対して大事な役割を果たしてもらっているというふうに思っております。  先般決定され...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 法制審議会のあり方についてでございますけれども、この司法制度の改革につきましては、先ほど申し上げましたように、中央省庁の改革推進本部等からのいろいろな提案がございますけれども、いずれにしましても、この法制審議会は法務大臣の諮問に応じて国民生活に重大な影響...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 前大臣のことについては私からは差し控えさせていただきますけれども、この国会においてこういう重要な問題は広く各党各会派においても協議いただくということがこの法案の成立上大事である、このように私は考えます。
○国務大臣(陣内孝雄君) 国会で法案を通していただくということでございますので、各党各会派の御理解と御協議を調えていただくということが大変大事である、このように考えております。
○国務大臣(陣内孝雄君) 委員のおっしゃるとおりでございます。
○国務大臣(陣内孝雄君) そういう御意見もあろうかと思いますけれども、法制度全般について、行政全般についての立場からの審議が必要でございますし、また予算等を伴う問題でもございますので、内閣においてこの取り扱いが必要である、こう思っております。その内閣の中の法制度を担当する法務省が...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) これは、一九九三年に起こった山形のマット死事件とか、あるいはその四年後に、一九九七年でしたか、起こった神戸児童連続殺傷事件、こういうものを見てまいりますと、今まで私どもがなかなか想像もしなかったような重大凶悪犯が発生している。これについてはいろいろな事情...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 御指摘の選択的夫婦別氏制度及び嫡出でない子の法定相続分などに関する民法改正につきましては、男女共同参画推進本部の策定した男女共同参画二〇〇〇年プランにおいて検討を進める、こういうことにされておりますが、世論調査の結果等を見ますと、国民の意見は今のところ大...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 平成八年の世論調査の結果を見ますと、なるほど今委員が御指摘になったような数字が出ております。しかし、先ほども申し上げましたように、この問題は国民生活に重要な影響を及ぼす事柄でございますから、立法府である国会におきまして十分に議論していただきたい、このよう...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 全国に約百存在しております更生保護施設、これについては、建築後相当年数を経過するものとか、あるいは居室が狭いというようなこともございまして、早急に施設の整備を図る必要がある、このように考えております。  そこで、平成六年度に更生緊急保護法を一部改正し、...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 二十一世紀の我が国社会におきましては、社会がますます複雑多様化し、国際化が進む、しかもその状況のもとで規制緩和、改革が進んでまいりますので、そういう中で、さまざまな社会の変化に伴いまして、国民の権利や利益に関する紛争を適正迅速に解決していくということが必...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 少年法の改正につきましては、最近の少年の非行や犯罪の動向を見まして、これの解決が喫緊の課題である、このように考えておりますが、その願うところは、先ほど来既に御指摘いただきましたように事実認定手続についてでございますけれども、これをしっかりとやっていけるよ...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 法制審議会は、法務大臣の諮問に応じて国民生活に重大な影響を与えることとなる民事法、刑事法、その他の法務に関する基本的な事項について審議を行うことを職責といたしております。そして、基本法の立案作業を行う一種の立法準備機関としての性格もあわせて持っておる、こ...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) そういう先生の御意見も一つの考え方であろうかと思います。  法制審議会については、国民生活に重大な影響を与えるということでございますので、内閣においてかつ法務省においてこれを所管していくのが適切ではないか、かように感ずる次第でございます。
○国務大臣(陣内孝雄君) 今、官房長がお答えしたような、国内外の情勢に対応した適切な公安調査庁のあり方というものを考えながら、一方では行政改革の必要な時代でございますので、その公安調査庁の使命が全うされるよう、適正な人員の配置等についても真剣に考えてまいりたい、このように思います...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) ただいま御答弁があったように、必要な施策が平成十一年度中には十分できるということでございますので、その作業の進みぐあいを見守っていきたいと思っております。
○国務大臣(陣内孝雄君) 先ほど裁判官につきましては申し上げましたけれども、また検察官、検察体制の充実の問題についてちょっと触れさせていただきます。  最近における犯罪情勢を見ますと、毒物混入による無差別殺傷事件や金融機関経営者による背任事件などが継続しております。国民一人一人...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 法務・検察が国際化、複雑化する犯罪情勢に的確に対応していく必要があるわけでございますが、そのためには外国法制やその運用等に関する調査研究を行うとともに、検事の国際感覚を涵養する必要があると思います。したがいまして、今委員御指摘のように検事を海外に派遣し、...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 同様の認識を持っております。
○国務大臣(陣内孝雄君) 先ほど来指摘されております法律扶助制度研究会、これが平成十年三月に報告書を出しました。この報告書を踏まえながら、同制度の一層の充実、発展に努めてまいりたいと考えております。
○国務大臣(陣内孝雄君) この問題は、その国々の民事訴訟制度や訴訟の受件数、こういった制度を取り巻くいろいろな事情を考慮しなければ一概に比較できないということではなかろうかと思いますが、絶対的な金額としては今委員御指摘のような問題があろうかと思います。
○国務大臣(陣内孝雄君) この問題、外国の事情は今委員御指摘のとおりでございまして、そういうものを踏まえながらこれから検討をしていかなきゃならぬと思うわけでございますが、いずれにしましても、関係機関と十分協議しながら法律扶助制度のより一層の充実、発展を図ってまいる所存でございます...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 今御指摘の点でございますが、我が国の事情、外国の状況等を踏まえながら努力を続けていきたいと思います。
○国務大臣(陣内孝雄君) 民事法律扶助、この対象者の範囲の問題について今御指摘がございました。これについて政府委員から答弁をしたところでございます。  現在、私どもとしては、民事法律扶助の対象の範囲をどうするか、これを現に検討中でございますが、今委員の御指摘のようなことも私もこ...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) この研究会の中には既にいろいろな立場の方が入っておられまして、関係機関とも十分協議しながらそれに取り組んでまいりたいと思っております。
○国務大臣(陣内孝雄君) ただいまの遺族からのお手紙を重く受けとめたところでございます。  検察においては、少年事件に対しても御指摘の被害者の遺族の方々のお気持ちにも十分配慮して、事案の真相の解明に努めるなど適正に対処すべきである、このように考えます。  それで、少年審判にお...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 御指摘のお酒は、原田法務事務次官が私の法務大臣の就任に私費をもって本当に純粋なお気持ちでお祝いいただいた、こういうことで贈っていただいたというふうに理解しておるわけでございます。  私も以前から原田法務事務次官は存じ上げております。
○国務大臣(陣内孝雄君) そういう御好意でありますけれども、そういうことは存じておりますけれども、やはり行政や政治のシステムを改革しようというこの時代でございますので、誤解を招くようなことがあってはよくないというふうな気持ちで、事務次官に、お気持ちだけをいただかせていただきたい、...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) これは、私が就任内定したというようなことで、こういう大事な時期に交代ということもありますので十分な事務的な連絡をしっかりととっておこうということでお見えになった。その際のついでと言ってはちょっと言い過ぎかもしれませんけれども、そういう中でお酒を届けていた...全文を見る
03月17日第145回国会 参議院 予算委員会 第16号
議事録を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 中村法務大臣は、行政改革のあり方、こういうものに大変御熱心に取り組んでおられまして、そういう中でこの入管行政の実態がどういう状況であるか、まずはそれをしっかりととらえようということで大変御苦労をいただいたわけでございます。  そういう中で、私といたしま...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 事務当局からそういうことは伺っております。
○国務大臣(陣内孝雄君) そのつもりでおります。
03月19日第145回国会 衆議院 法務委員会 第3号
議事録を見る
○陣内国務大臣 このたび、法務大臣に就任いたしました陣内孝雄でございます。  委員長を初め委員の皆様方には、日ごろから法務行政の適切な運営につきまして、格別の御支援と御理解を賜っており、厚く御礼を申し上げます。  今、社会経済情勢は世界規模で急速に変化しており、個人の価値観や...全文を見る
○陣内国務大臣 お答え申し上げます。  一月の十二日だったかと思います。新聞を見まして多分そうだったかなと思っておりますが、地元の方から、木下氏が出馬するということになったようだけれども、そういう電話を聞きましたので、もちろんまだそういうファクスも見ておったわけじゃございません...全文を見る
○陣内国務大臣 将来、農林省の中ではこれは有望な人だ、将来性はたくさん持っているということでございました。
○陣内国務大臣 余り思い出さないわけですけれども、とにかくあちこち幅広く活躍した人であるということと、そのときに既にこういう話が起こっていることを、担当の田原さん、地元の先輩でございますので、聞いていたか聞いてなかったか、その辺もはっきりいたしませんけれども……。  いずれにし...全文を見る
○陣内国務大臣 就任あいさつというか、お祝いの言葉を述べに行ったり、あるいは当時、ふるさと田園博物館ですか、何かそういう新しい制度もある、これは吉野ケ里を中心にしてそういう制度が適用できないだろうかというようなこともありまして、そのことを担当部長だから聞きに行って、そのついでに、...全文を見る
○陣内国務大臣 先ほど当局から説明いたしましたように、この問題は、憲法で保障されている報道の自由の重要性の問題、また、ガイドラインの問題は、情報公開のあり方を含め、臓器移植という大きな問題にかかわりますので、関係当局とよく相談の上取り組む必要がある、このように考えております。
○陣内国務大臣 第一点、これは大変重要な問題でございますので、答弁させていただきたいと思いますが、検察権も行政権の一部をなすものであるところ、また、行政機関は内閣に属し、「内閣は、行政権の行使について、国会に対し連帯して責任を負ふ」ものとされておりますので、内閣の一員である法務大...全文を見る
○陣内国務大臣 三月八日に野中官房長官が、中村前法務大臣の辞任の背景に、今先生御指摘のように、同大臣が法制審議会の廃止や司法制度の改革を主導したことに対する法務省や法曹界の反発があり、その意思を代弁した国会議員の動きがあったのではないかといった発言をされたかのような報道がございま...全文を見る
○陣内国務大臣 野中官房長官の発言についてはただいま御説明したとおりでございますが、私自身のことでどういうふうに考えるかということのようでございますけれども、私といたしましては、詳細を存じ上げておりませんので、先ほど来の鈴木官房副長官の説明を聞きながら、官房長官の趣旨が正確に伝わ...全文を見る
○陣内国務大臣 今お話しのようなことではなくて、国会運営上支障を来すというようなことがありはしないか、こういうような趣旨で官房長官が発言されたように私は理解しております。
○陣内国務大臣 そのような認識はしておりません。
○陣内国務大臣 そのとおりでございます。
○陣内国務大臣 国連規約人権委員会の最終見解で、我が国政府の各省庁にわたる政策に関しまして、人権の観点から種々の勧告及び懸念を示しております。それぞれ所管する省庁、部局において、最終見解の内容について慎重に検討を行い、規約の趣旨を尊重しつつ、必要に応じて適切に対処されるものと考え...全文を見る
○陣内国務大臣 先ほども触れましたけれども、この規約については尊重しなければならない、こういうふうに考えております。     〔橘委員長代理退席、委員長着席〕
○陣内国務大臣 この最終見解の中で幾つか大事な項目が指摘されておるわけでございますが、我が国の事情等についての理解が必ずしも十分でない点があるのではないかなという感じもいたしますが、その内容について慎重に検討を行い、規約の趣旨を尊重して、必要に応じて適切に対処してまいりたいと考え...全文を見る
○陣内国務大臣 繰り返しになりますけれども、規約の趣旨を尊重しつつ適切に対応してまいりたいということでございますが、我が国の社会制度や家族のあり方等々いろいろな各般にわたって重要な問題も含まれておりますので、広く国民の論議を踏まえながらこういうものについての対処が必要である、この...全文を見る
○陣内国務大臣 今回、国会に提出し御審議をお願いすることとしております外国人登録法の一部を改正する法律案は、先生御指摘のように、指紋押捺を全面的に廃止することとしております。この法案に含まれていない事項につきましてはさまざまな意見がございますので、そのことも、今の陳情その他のこと...全文を見る
○陣内国務大臣 大変重要な問題でございます。広く各界各層の意見を踏まえながら検討していかなければならない、このように感じております。
○陣内国務大臣 ただいま申し上げましたのは、今後の課題としてということでございますので、今回の法案については十分審議していただき、早急に了承していただくように心からお願い申し上げる次第でございます。
○陣内国務大臣 今回の法案につきましては、十分審議、検討した上での法案提出でございます。これにつきましては、ぜひ審議を十分行った上で法案成立に御協力を賜りたい、こういうことでございまして、その他のものについても、この法案に含まれていない事項につきましてはさまざまな御意見があるとい...全文を見る
○陣内国務大臣 急速に変化する社会経済情勢のもと、第三の改革の時期を迎えている、こういう我が国において、法務行政に関しても困難な課題が山積しておりまして、その解決が急がれておると考えております。このような時期に法務行政を担当することとなりまして、その責任の大きさを痛感している次第...全文を見る
○陣内国務大臣 国民が身近に利用できるような、社会の法的ニーズに的確にこたえるような、こういう司法制度のあり方というのがこれから必要であると思います。そういう中で、今委員の御指摘になりましたような努力を精いっぱい努めてまいりたいと思います。
○陣内国務大臣 二十一世紀の我が国社会においては、社会が複雑高度化する、そしてまた国際化が進む、そういう状況のもとで規制緩和が進んでいく、自己責任を求められる、こういう社会であればあるほど、私は、司法行政の果たすべき役割が非常に重要になってきていると思うわけでございます。  そ...全文を見る
○陣内国務大臣 ただいまも触れましたけれども、社会を取り巻く環境、これは国の内外からの環境が大変変化してきておる、そういうことでございますので、その中で、国民の権利や利益がしっかり守られるようにしていくべきであると思っております。  そこで、これからの二十一世紀へ向けての司法制...全文を見る
○陣内国務大臣 今御指摘の点につきましては、司法制度改革審議会の審議にまちたいと思いますけれども、私としては、裁判がより迅速化していくようなことが大事だろうと思いますし、そのためには裁判官を初め法曹人口がふえなければならない、また、司法への国民の参加、これは陪審とか参審とかいろい...全文を見る
○陣内国務大臣 いわゆる少年の年齢問題、これは国民の生活に密接に関連する大変重要な問題でありますので、慎重な検討が必要となります。この問題を法制審議会に諮問するかどうかについては、したがって、各方面からの御意見などを踏まえて考えてまいりたいと存じております。
○陣内国務大臣 これにつきましては、各方面からの御意見なども踏まえて対処すべきであると考えております。国会の方でお取り組みになるということであれば、それは国会のことだと私は承知しております。
○陣内国務大臣 法制審議会は、法務大臣の諮問に応じて、国民生活に重大な影響を与えることとなる民事法、刑事法その他法務に関する基本的な事項について審議を行うものでございます。先般決定されました中央省庁改革推進本部の中央省庁等改革に係る大綱においては、法制審議会は、基本的な政策の企画...全文を見る
○陣内国務大臣 少年審判において、的確に非行事実が認定され事実が解明されることは、非行のある少年に適切な保護処分を施す上で大変重要なことであり、そのことによって健全な育成を図るという少年法本来の目的が実現できるというふうに考えております。一方、非行のない少年について、これを誤って...全文を見る
○陣内国務大臣 そのような認識のもとに立って、この通信傍受法案においては、対象犯罪や期間を限定し、かつ犯罪の嫌疑が十分な場合で、他の捜査方法では捜査が著しく困難なときに限って通信傍受を行えることとするなど、傍受の要件を厳格に定めることなどにより、通信の秘密の制約を必要最小限の範囲...全文を見る
○陣内国務大臣 この通信傍受法案においては、傍受の対象とすることができる犯罪を限定し、組織的な犯罪として行われることが多い、あるいは組織的に行われることが現実に想定されるものを選択したものでございます。  また、数人の共謀によるものと疑うに足りる状況という要件や、「他の方法によ...全文を見る
○陣内国務大臣 通信傍受法案は、既に犯罪が行われ、それと密接に関連する犯罪行為が近接して行われることについての十分な嫌疑がある場合に、これら一連の犯罪行為を全体として傍受の対象とすることができるものとするものでありまして、起こるかどうかわからない将来の犯罪について捜査を行うもので...全文を見る
○陣内国務大臣 違法収集証拠排除に関しましては、最高裁の判例により、「証拠物の押収等の手続に、憲法三五条及びこれを受けた刑訴法二一八条一項等の」「精神を没却するような重大な違法があり、これを証拠として許容することが、将来における違法な捜査の抑制の見地からして相当でないと認められる...全文を見る
○陣内国務大臣 中村前大臣は、御自身の言動により国会運営に支障を来していることの責任をとると申されて辞任されたものであります。大変残念でございます。閣僚の進退の一つのあり方を示されたものであると思っております。  私といたしましては、法務行政は、法秩序の維持と国民の権利の保全と...全文を見る
○陣内国務大臣 新聞報道等、あるいはまた国会で幾つかの点について論議が行われたことはよく存じております。それぞれの問題について、私としては、国民の信頼にこたえるべき政治家としてこれから心にしっかりと刻み込んで努力してまいりたいと思っております。
○陣内国務大臣 個々の問題についての事実は私は存じておりませんけれども、今お話しになりましたようなことを重く受けとめて、私なりに反省してこれから取り組んでいくべきだ、こういうことの認識を持っております。
○陣内国務大臣 法務大臣就任に当たりまして、総理から、先生御指摘の人権問題のかなめとなる役所であり、しっかりと取り組むように、万全を期すように、こういう指示がございました。それを受けて記者会見でも、私の考えもそのとおりだという意味でお伝えしたところでございまして、今回の所信の中に...全文を見る
○陣内国務大臣 御指摘のとおり、法制審議会は、平成八年二月に、選択的夫婦別氏制度の導入や、嫡出でない子と嫡出である子の相続分の同等化を内容とする民法の一部を改正する法律案要綱を答申しております。しかしながら、これらの問題につきましては、世論調査の結果等を見ますと、国民の意見は今の...全文を見る
○陣内国務大臣 繰り返しになりますけれども、世論調査の結果等を見ますと国民の意見が大きく分かれているこういう状況で、基本法である民法について今法改正を行うのは相当ではないのではないか、このように考えているところでございます。  国民各層、関係方面で十分御議論が深まることを切に期...全文を見る
○陣内国務大臣 平成八年の世論調査の結果を見ますと、これは総数でございますけれども、別姓に賛成しているその割合が三二・五%、別姓に反対している人が三九・八%、通称使用を認める人が二二・五%ということでございます。そういう実態を踏まえて、ただいま国民世論が大きく分かれているというふ...全文を見る
○陣内国務大臣 この議定書の条約国となることにつきましては、法務省所管の関係で申し上げますと、我が国の司法制度との関連で、裁判が係属中または確定した具体的事件についても個人からの通報に基づきB規約人権委員会で審理され、同委員会の見解が示されることがあることなどを考えますと、司法権...全文を見る
○陣内国務大臣 今、委員のお話は承りました。  しかし、我が国においては三審制度をとっております。また、再審の請求制度など、不服申し立ての制度や種々の救済手続などがございますので、それらとの整合性を慎重に検討する必要があると考えております。
○陣内国務大臣 御意見は十分承りましたけれども、この問題は、我が国の問題としていろいろ検討すべき課題を抱えておりますので、今後、慎重に検討していきたいと思います。
○陣内国務大臣 新旧大臣の事務引き継ぎに関しましては、その内容が行政機関内部の事柄でございますので、基本的にはお答えするのはいかがかなと思っております。この問題については特に中身についての引き継ぎは受けておりません。     〔委員長退席、橘委員長代理着席〕
○陣内国務大臣 これにつきましては、先ほど来官房副長官の説明もございましたように、官房長官が取り扱うということになっております。
○陣内国務大臣 原田事務次官が私費をもってお祝いしてくださったという好意に対して、私は大変感謝しております。  この問題を存じ上げたのが実は十日の日だったと思います。私は、八日の日から全く会館に帰っておりません。十日の新聞を見て、写真で知ったわけでございます。好意は好意としてし...全文を見る
○陣内国務大臣 そのとおり考えております。
○陣内国務大臣 報告を聴取しまして、刑の執行停止、再審または非常上告の事由の有無、恩赦を相当とする情状の有無等について、個々の事案に対して十分時間をかけて慎重に検討したいと考えております。
○陣内国務大臣 これは国会の開会中とかその他の要件とはかかわりなしに、粛々と事務的に判断しなければならないのではないか、このように考えております。
○陣内国務大臣 これまでの状況を見てみますと、特定の時期を選んでその執行をしているということにはなっていないと思います。
○陣内国務大臣 国会がお決めになるということだろうと思います。
○陣内国務大臣 裁判所職員定員法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明いたします。  この法律案は、下級裁判所における事件の適正迅速な処理を図るため、裁判所の職員の員数を増加しようとするものでありまして、以下その要点を申し上げます。  第一点は、裁判官につき、判事補...全文を見る
03月23日第145回国会 衆議院 法務委員会 第4号
議事録を見る
○陣内国務大臣 委員御指摘のとおり、現在、国民の間で犯罪の被害者やその親族に対し総合的な観点から救済を図るべきとの声が一段と高まっており、これに誠実にこたえることが求められておることは十分承知しております。  法務省といたしましても、犯罪被害者に関する対策が重要な課題であると考...全文を見る
○陣内国務大臣 法律扶助制度が、憲法に定める裁判を受ける権利を実質的に保障するというこの理念のもとに、法務省といたしましても、法律扶助制度研究会等の成果を踏まえながら十分取り組んでまいりたい、かように思っております。
○陣内国務大臣 ただいま官房長が御説明申し上げましたけれども、法務省といたしましては、国に対して提起された複雑困難な訴訟を、法律による行政の理念のもとに適正に解決するためには、やはり民事裁判の実務経験を積んだ法曹の能力を活用することが必要であると考えております。
○陣内国務大臣 現状を踏まえ、これから将来の司法行政、法務行政のあり方を十分論議された上で、しかるべき方向へこれは向かわなければならない、そういう中で中村前法務大臣の御発言は受けとめていくべきじゃないか、このように思っております。
○陣内国務大臣 ただいま可決されました附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。  また、最高裁判所にも本附帯決議の趣旨を伝えたいと存じます。  ありがとうございました。     ―――――――――――――
○陣内国務大臣 司法制度改革審議会設置法案について、その趣旨を御説明いたします。  二十一世紀の我が国社会においては、社会の複雑多様化、国際化等に加え、規制緩和等の改革により、社会が事前規制型から事後チェック型に移行するなど、社会のさまざまな変化に伴い、司法の役割はより一層重要...全文を見る
03月23日第145回国会 衆議院 本会議 第18号
議事録を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 司法制度改革審議会設置法案について、その趣旨を御説明いたします。  二十一世紀の我が国社会においては、社会の複雑多様化、国際化等に加え、規制緩和等の改革により、社会が事前規制型から事後チェック型に移行するなど、社会のさまざまな変化に伴い、司法の役割はよ...全文を見る
03月23日第145回国会 参議院 法務委員会 第3号
議事録を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) オウム真理教は、地下鉄サリン事件を初め我が国の犯罪史上例を見ないような凶悪な事件を引き起こし、現在においても、ただいまの先生の御指摘あるいは公安調査庁長官の説明のように、なおこれらの一事件について何ら反省や謝罪の意も示さないまま組織の再興を図ろうとしてお...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 現行破壊活動防止法は昭和二十七年に制定され、その制定当時と今日とでは社会情勢に大きな変化があることは否定できません。およそ法律というのは社会情勢や国民の意識の変化を反映したものであるべきと考えております。また、先般のオウム真理教に対する規制請求が棄却され...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 法務行政は、法秩序の維持と国民の権利の保全という法治国家において最も基本的で重要な事柄を使命としておりますが、この使命を的確に果たすべく、厳正公正を旨とし、全力を尽くして法務大臣としての職責を果たしてまいりたいと考えております。  委員が御教示くださっ...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 委員も御指摘なさいましたように、明治維新、それから戦後、これに続く今回が第三の改革だと、これはさきの小渕総理大臣の施政方針演説の中でも総理から語られたところでございます。  戦後、驚異的な経済成長と繁栄をなし遂げてまいりました。しかし、最近の価値観の多...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 大変難しいお尋ねだと思いますが、いずれにしても、エリートである以上は見識が豊かでなければならないと思います。そういうものを備えて、国際性、あるいは歴史、文化、伝統、こういうものを十分身につけた上での行動規範、あるいは思考のあり方、こういうものを確立してい...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 国の内外、大きく変化しております。そういう中で、司法制度についても、規制のあり方も事後チェック型に変わっていくというような中で、司法に対する国民の法的ニーズというのは大変高まってきていると思います。  そういうことを考えますときに、これまでの司法をもっ...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 一言で申し上げれば、国民のための司法を確立していく必要がある。二十一世紀を目前にして、経済社会、あるいは外国の事情、大きく変わりつつあります。その中で、規制緩和が進み、国民の権利、利益、こういうものを守るための司法のあり方を求めていかなければならない、こ...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 法曹界との関係についてでございますが、当然、これから積極的に協議をしながら一緒になって司法改革に取り組んでいく必要がある、このように考えております。
○国務大臣(陣内孝雄君) そのようなお考えもあろうかと思います。ただ、総合的な施策を進めていく、その中で予算や立法もそれに関連して必要になりますので、そういう観点から、この審議会は内閣に置くというのが適当である、このように考えたところでございます。
○国務大臣(陣内孝雄君) これにつきましては、審議会を設置していただいて、二十一世紀の司法のあるべき姿について審議会として検討すべき事項につきみずから選んで検討を進めていただく、調査、審議をしていただく、このようになることを期待しております。
○国務大臣(陣内孝雄君) これまで司法制度改革について各界から具体的な各種提言がなされております。その中には、例えば法曹人口の増加とか裁判の適正迅速化、あるいは国民の司法参加のあり方といった点も挙げられておりまして、こういうものを含めて審議会での審議が行われるであろう、このように...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 人選につきましては、審議をお願いするテーマが二十一世紀の司法のあり方、そのための改革やあるいは基盤整備のあり方についての国民的論議をしていただきたいということで、それにふさわしい方をお願いすることになろうかと思いますが、これはあくまでも国会の同意人事でご...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) そのように考えております。
○国務大臣(陣内孝雄君) 御指摘の参審制度あるいは陪審制度につきましては、国民の司法参加の見地から見た意義はありますが、我が国の司法の基本にかかわる問題でありますので、広く国民の意見を踏まえて種々の観点から議論される必要がある、このように考えております。  陪審制や参審制につい...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 委員のお考えはよく承りましたけれども、この少年事件というのは大変難しい問題があるので、いろいろな論議がこれから必要ではなかろうかと思っております。
○国務大臣(陣内孝雄君) 御指摘のように、この法律扶助制度、憲法三十二条の裁判を受ける権利を実質的に保障するための制度でございます。法務省といたしましても、法律扶助制度研究会を置きまして、ここでいろいろ論議を重ねてきているところでございます。  これは外国との比較は一概にはでき...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) ただいま公安調査庁長官から説明しましたとおり、教団は以前にも増してその勢力を増大させており、今なお危険な体質を維持したまま活動を活発化している状況にあると認識しております。したがいまして、今後の教団の動向いかんによっては規制処分の再請求を行う、こういうこ...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 申し上げるまでもなく、死刑というのは人の生命を絶つ極めて重大な刑罰でございますから、その執行に対しては特に慎重な態度で臨む必要があると考えております。それと同時に、法治国家でございますので、確定した裁判の執行が厳正に行われなければならないということも言う...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 国家としての刑罰権の作用というのは、本来、刑の執行そのものに限られておる。それを超えて国家機関が刑の執行の事実を殊さらに公表して、刑の執行を受けた者やその関係者に不利益や精神的苦痛を与えることは相当でないということ、また個々具体的な死刑執行の事実の公表は...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 御指摘の選択的夫婦別氏制度につきましては、男女共同参画推進本部の策定しました男女共同参画二〇〇〇年プランにおいて検討を進めるということになっております。しかし、世論調査の結果等を見ますと国民の意見は今のところ大きく分かれている、こういうふうに認識しており...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 現下の国政上の最重要課題は日本経済の再生であり、とりわけ金融システムの安定と不良債権の抜本的処理、これは極めて重要であると認識しております。もとより、金融機関の破綻に際し、その経営者等の刑事責任が可能な限り迅速かつ厳正に追及されるべきことは当然であります...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 委員御指摘のとおり、検察体制の充実のためには、検事の待遇を改善して士気の高揚を図ることが大事だと考えております。  具体的措置といたしましては、複雑困難化あるいは大型化する刑事事件の捜査に対応するための検事の増員、個々の検事の各種事件への対応能力向上の...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 御指摘の、いわゆるあっせん利得行為等を処罰する罪の新設を含む立法措置につきましては、かねてから自由民主党その他においても議論が行われてきたものと承知しております。  法務大臣といたしましては、各党各会派が十分御議論いただくことが基本であると考えており、...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 男女共同参画社会の形成を総合的かつ計画的に推進することを目的とする男女共同参画社会基本法案が今国会に提出されております。私はこの法案の担当大臣ではございませんけれども、せっかくの御質問で、あえて感想をということでございますれば、同法案に定める基本理念の一...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 私は、改革の時代における法務大臣として、そういう時代であればこそ、法秩序の維持と国民の権利の保全という法務行政の使命を達成するために、法務行政のすべての分野につきまして適時適切な方策を講じて、新しい時代の要請にこたえていきたいと考えております。  特に...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) そのとおりでございます。
○国務大臣(陣内孝雄君) この審議会で審議されますいろいろな検討事項につきましては、法務省としても、この審議に協力する一方で、そのテーマにつきまして、緊急を要するもの等につきましては適時適切にこれを行政に取り込んでいくというふうな考えでございます。
○国務大臣(陣内孝雄君) この審議会は、国民により身近な司法制度を構築するために、二十一世紀の司法のあるべき姿、改革、あるいは基盤整備等について基本的なものを御審議いただくということでございますので、その審議の過程で出てくる中で、当面、法務省として政策に取り入れていくべきものは取...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 大きな方向としては、国民により身近な司法制度を国民的視点に立って基本的な問題について論議いただくということでございますが、その中には、法曹の拡大といいますか、法曹の人的な拡充とかあるいは国民の司法への参加、こういった幾つかの論点が予想されるところだと思っ...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) この司法制度改革審議会は総合的な政策を中心に御議論いただくわけでございますが、例えば先ほど来議論になっておりました法律扶助の研究会の成果、これは今、法務省の中でこういう研究会を設けて取り組んでおるところでございますので、事柄によってそれぞれ取り組み方が定...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) これは小渕総理大臣の施政方針に基づく考え方でございまして、今委員が御指摘になりましたように、第一の改革というのは明治維新、第二の改革というのは第二次世界大戦、こういうことで、このたびを第三の改革、このように位置づけております。  御案内のように、社会が...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 人権擁護というのは憲法の柱でありまして、民主政治の基本でもありますので、人権が尊重されるというのは当然のことでございます。  二十一世紀は人権の世紀という言われ方は、これまでに地域改善対策協議会意見具申の中、あるいはまた人権教育のための国連十年に関する...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 法務省の施策全般にわたりまして、人権に十分配慮した取り組みを行ってまいりたいと考えます。
○国務大臣(陣内孝雄君) 近時、いわゆる山形マット死事件や草加事件など、少年審判手続における事実認定が問題となった事件が発生しております。現行の少年審判手続が事実認定機能の面において制度的限界を示しているのではないか、こういう指摘がなされております。  少年審判における事実認定...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 少年院においては旧来から一人一人の少年に最もふさわしい処遇の実施に努めてきたところでございますが、最近における少年非行の動向等を踏まえ、平成九年九月に矯正局長の依命通達を一部改正するなどして被収容少年の個別の問題性等により一層柔軟に対応する体制を整えたと...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 委員仰せのとおりだと私も思っております。少年院施設に送致された少年の更生を期するためには、その立地条件をよくする、あるいは物的な環境整備の充実を図るということが極めて大事だと考えております。そこで、少年院施設の改築に当たっては、明るく開放的で清潔な生活環...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 事実認定のための有能な通訳の確保と、正確公平な通訳が適正迅速にできた捜査、裁判の実現と、被疑者、被告の権利の保障をできるようにするということは大変重要なことでございます。  御指摘の司法通訳の問題につきましては、これまでもたびたび先生から御指摘になって...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 公判係属中の事件でございますので、法務大臣が総括を行ってこれを国民の前に報告するということは裁判所に予断を与え、裁判の進行に影響を及ぼしかねないなどのおそれがあることから、慎重に判断すべき事柄である、このように考えております。  しかし、国民や被害者に...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 今御指摘の点でございますけれども、登録証明書の常時携帯義務違反につきましては、平成四年の外国人登録法の改正時における衆議院、参議院両院法務委員会の附帯決議を踏まえまして常識的かつ弾力的な運用がなされている、このように承知しております。  不法入国や不法...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 御指摘の問題につきましては、昨年十二月、中村前法務大臣が法改正も含めて検討すべきとの見解を示されております。私も十分承知しております。基本的な考えは私も同様でございます。  なお、この問題につきましては従来から事務当局において検討を重ねてきたところであ...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) そのとおりでございます。
○国務大臣(陣内孝雄君) 今、御指摘のように、栗本鉄工から一九九五年、九六年、九七年、御指摘のような形での政治献金を受けておったと思います。  法務大臣の立場でございますので、委員御指摘のような、国民から法務行政に信頼を欠くようなことがあってはなりませんので、十分自粛してまいり...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 現在、一九九八年にどういう政治献金を受けておるのかちょっと存じておりませんので、そういうものをよく調べながらこういう形での政治献金は御辞退申し上げたいと思います。
○国務大臣(陣内孝雄君) 今、この表を見て御指摘のような事実を私は知った面もあるわけでございます。  それぞれの事情があったかと思いますが、私といたしましては、一応政治資金規正法に基づいて献金をいただいたということで処理してきておったわけでございます。これからのあり方としては、...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 今申し上げたかったのは、政治資金規正法上には問題はなかったのではないか、こういう趣旨で申し上げたわけでございます。  結果、こういう指名停止等を受けた業者から政治資金をいただいておるということについては、今後十分慎重に対応していかなければならないという...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) こういう過去に指名停止等を受けた会社から政治資金をちょうだいすることが法務大臣としてはいかがかなということについては、今深く考えておるところでございます。
○国務大臣(陣内孝雄君) これはちょっと説明をする必要があろうかと思います。  恐らく一月の十二日ごろだったと思います、年明けて一月六日に、同じ佐賀市の出身者で農政の改革について大変苦労をしていた人がおりまして、その人が栄転をして別の部長になっていたものですから、年明け早々でご...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) そういう事業がスタートするということで、これを吉野ケ里を中心にしたところで展開するのは大変すばらしいモデルになるんじゃないか、こういう気持ちがありましたので、その二つがあって伺ったわけでございます。  ただ、当日、聞くところによると、現市長に当選した人...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) これは、さきの衆議院での質疑の中でその辺について論議がありましたけれども、私が会った本人はそういうことは一切なかったというふうに答えておりました。
○国務大臣(陣内孝雄君) 法治国家でございますので、確定した裁判の執行は厳正に行われなければならない、このように考えております。  しかし、死刑というのは人の命を絶つ極めて重大な刑罰でありますから、その執行に際しては特に慎重な態度で臨む必要がある、このように考えます。
○国務大臣(陣内孝雄君) これにつきましては、大変受刑者に対する心理的な影響、家族に対する影響、いろいろな問題がございます。その辺のことを考えますと、私はそういうつもりはございません。
○国務大臣(陣内孝雄君) 司法は国民の間に起こっておる法的な紛争に最終的な解決を与えるなどの役割を担っておる、このように考えておりまして、国家社会の基礎を支える重要なものであると認識しております。  特に二十一世紀の我が国におきましては、社会の複雑化、多様化、また国際化が進んで...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 確かに当初は司法制度審議会というような呼び方もされておったやに聞いております。しかし、現在は司法制度の改革と社会の変化に応じた司法制度の全体像を明らかにしていくということが必要であるという認識の上に立って、司法制度改革審議会というふうに命名したところでご...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 今回の改革の趣旨は、国民的見地に立って社会の変化に対応した国民に身近な司法制度を実現しようというのが大きなねらいでございます。
○国務大臣(陣内孝雄君) 確かに、当面の目標、中長期的な目標、これをしっかりと整理した上で取り組んでいくということが大事だと思います。  当面の目標といたしましては、先ほど来議論されておりました組織犯罪対策についての法律、それから少年法の改正、あるいは成年後見の法律、民法の一部...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) これはすぐれて審議会で論点を整理して議論していただくことでございます。その結果をまちたいと思っております。
○国務大臣(陣内孝雄君) 先ほど申し上げましたとおり、この司法制度改革審議会における所掌事務に言う改革というのは、社会の変化に対応した望まれる司法制度の全体像を構築していただく、こういうことを指しておるわけでございます。本審議会においては、このような望まれる司法制度の全体像に向け...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 憲法八十一条は最高裁判所における違憲立法審査権を認めておりますが、これは最高裁判所が具体的な訴訟事件の解決に付随してその事件の処理に必要な限度で行使する権限である、このように解されており、最高裁判所に具体的訴訟事件を離れて一般的、抽象的に憲法判断をする権...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 裁判所におかれましては、現行憲法のもとにおいて適正にその権限を行使されているもの、このように理解しております。
○国務大臣(陣内孝雄君) 私は閣僚の一員として当然のことながら憲法九十九条に基づき日本国憲法を遵守、擁護するということでございまして、現在の改正については具体的に考えておりません。  なお、憲法改正手続の具体的なあり方については、そういう立場でございますので答弁を差し控えさせて...全文を見る
03月30日第145回国会 参議院 法務委員会 第4号
議事録を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 裁判所職員定員法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明いたします。  この法律案は、下級裁判所における事件の適正迅速な処理を図るため、裁判所の職員の員数を増加しようとするものでありまして、以下その要点を申し上げます。  第一点は、裁判官につ...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 今、委員がおっしゃいましたように、法務の役割というのは国民の一人一人が人間として尊重される、あるいは幸せな生活ができるようにするために、適正で迅速な法の執行をしていくということだろうと思います。そのために、今おっしゃいましたように民事、刑事あるいは行政、...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 委員御指摘のとおり、今日の我が国社会におきましては、市民生活の側面におきましてもまた企業活動の側面におきましても司法によって解決されるべき事件が増加して、しかもまたその内容も複雑化、高度化してきている、こういうふうに認識しております。  さらに二十一世...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) この政党助成法の趣旨に従って適正に運用すべきである、こういうことです。
○国務大臣(陣内孝雄君) 法務省の所管事務の中には、司法制度に関する法令あるいは民事及び刑事の基本法令の立案と訴訟事件の遂行などに法律的な知識とか経験を要する事務がたくさんございます。したがいまして、そういう経験を持った人に参画してもらう必要があるというふうに考えますし、官房にお...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) ただいま可決されました附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。  また、最高裁判所にも本附帯決議の趣旨を伝えたいと存じます。
03月31日第145回国会 衆議院 法務委員会 第6号
議事録を見る
○陣内国務大臣 お答え申し上げます。  司法制度改革審議会における司法制度の改革と基盤の整備に関する具体的な検討課題につきましては、本司法制度改革審議会におきまして、今御指摘ございましたけれども、二十一世紀の我が国社会において司法が果たすべき役割を明らかにしていただく中で明確に...全文を見る
○陣内国務大臣 今日の我が国社会におきましては、市民生活の側面におきましても、また企業活動の側面におきましても、司法によって解決すべき事件が増加し、またその内容も複雑高度化しておるというふうに認識しております。さらに、二十一世紀の我が国社会におきましては、社会の複雑多様化が進み、...全文を見る
○陣内国務大臣 司法制度改革審議会は、「司法制度の改革と基盤の整備に関し必要な基本的施策について調査審議する。」こういうことを所掌事務としておるわけでございまして、このような本審議会を内閣に置き、その調査審議の結果を踏まえて司法機能の充実強化のための施策を講ずることは、司法権の独...全文を見る
○陣内国務大臣 事務局は、司法制度改革審議会の審議のための資料の調査、収集、整理それから分析及び審議結果の整理等の職務を行う、そういう役割を担うことになる。その構成としては、事務局長一名のほか、参事官等所要の職員を置くことを予定しておるわけでございます。  今御指摘のございまし...全文を見る
○陣内国務大臣 司法制度改革に当たって、政治主導や行政主導にならないような配慮が必要だという観点からの御指摘でございますが、この司法制度改革審議会というのは、先ほど来申し上げておりますように、国民各層の有識者委員の方々に、国民的視点に立って、二十一世紀の我が国社会における司法が果...全文を見る
○陣内国務大臣 司法制度の改正に当たりましては、法曹三者の意見を一致させるよう努めなければならない、今御指摘の附帯決議があることは十分承知しておりまして、司法制度の実際の担い手であって、その実情も熟知している司法三者において十分な協議を行うことが制度の改正とその円滑な運用にも資す...全文を見る
○陣内国務大臣 規制緩和等が進んでまいりまして、社会が事前規制型から事後チェック型に移行にすることに伴いまして、いろいろな国民生活等への影響が出てくるということでございまして、司法の役割はそういうものに備えて一層重要になってくる、このように考えておるわけでございます。規制緩和の進...全文を見る
○陣内国務大臣 内閣としては、司法制度の改革に取り組むため、内閣の補助機関としてこの司法制度改革審議会を設置し、調査、審議をしていただくのでございますから、本審議会における調査、審議の結果、内閣に対して意見が述べられた場合には、この意見をできる限り尊重すべきであるということは言う...全文を見る
○陣内国務大臣 御指摘のとおり、透明なルールと自己責任の理念に立脚した活力ある社会、それと同時に、すべての人々の人権、利益が最大限に尊重されるべきだ、そういう安心して暮らせる社会を実現していくべきだ、このように考えております。
○陣内国務大臣 私も前大臣の考えをそのまま引き継いでいきたい、このように思っております。  申し上げるまでもございませんが、法律扶助制度というのは、憲法三十二条に定める裁判を受ける権利を実質的に保障するという理念のもとに充実がこれまで図られてきた重要な制度である、このように承知...全文を見る
○陣内国務大臣 法律扶助制度が重要なことについては先ほど申し上げたとおりでございます。  そこで、法務省では、法律扶助制度研究会が十年三月に報告書として取りまとめておりますので、その研究成果などを踏まえながら、民事に関する法律扶助制度について、できる限り早期に法制度化することを...全文を見る
○陣内国務大臣 これも法律扶助制度研究会でまとめておるところでございますけれども、法制度化を含めまして、関係機関とも協議、検討しながら、その一層の充実発展に努めてまいりたいと考えております。
○陣内国務大臣 今御指摘のように、国民の司法参加の見地から見て、陪審制、参審制度というのは大変意義あることだ、このように認識しております。  ただ、我が国の司法の基本にかかわる問題でございますので、広く国民の意見を踏まえて、そのような制度による裁判に対する国民の信頼の確保とか、...全文を見る
○陣内国務大臣 三十七年から三十九年にかけての臨時司法制度調査会で、今委員から御指摘のような報告がなされたということは承知しております。一つの望ましい制度であろうかと思いますが、その実現の基盤となる諸条件がいまだもって整備されているというふうには言いがたいのじゃないかな、私はその...全文を見る
○陣内国務大臣 司法を国民に利用しやすくする、役立つようにする、あるいは信頼されるようにするということの上から、市民感覚を持った法曹が大事だということは、御指摘のとおりだと思います。  ただ、日弁連で提案しておられる研修弁護士制度については、修習制度の基本的な理念にかかわる問題...全文を見る
○陣内国務大臣 裁判官の非違行為につきましては、現在も弾劾裁判所及び裁判所において適正に対処、対応していただいているというふうに承知しております。  そこで、議員の御指摘になった件でございますけれども、訴追委員会に申し立て権を認め、何らかの拘束力のある制度を設けることについての...全文を見る
○陣内国務大臣 今のような考えに基づいておりますので、今後見守ってまいりたい、このように思っております。
○陣内国務大臣 先ほど最高裁から御答弁がございましたけれども、三権分立及び司法権の独立の観点から慎重に検討すべきものではあると思いますが、一つの有益な情報提供の方法になるのではないかな、こういうことを今ここで感じ取ったところでございます。
○陣内国務大臣 そのとおりでございます。
○陣内国務大臣 この審議会で審議いただくということについての基本的な目標というのは、二十一世紀の我が国社会において、多様化、複雑化していく中、また規制緩和が進む中で、司法のあるべき姿はどうなのか、そしてまた、そのための基盤整備あるいは改革の方向、こういうものについて調査審議してい...全文を見る
○陣内国務大臣 司法制度改革審議会につきましては、基本的事項、総合的な事項、こういったものを調査審議していただくということで、これを受けまして、法務省として、法務大臣が会長を務めております法制審議会、ここで、民法、刑法その他の法律の基本的な事項に関しての立法のための審議会の審議と...全文を見る
○陣内国務大臣 今お話しなさいましたように、我が国が国境なき大競争時代を生き抜くために、あるいは透明なルールと自己責任の理念というグローバルスタンダードに立脚した体制の整備、これは一面では不可欠でありますが、同時に、御指摘のような国民の人権の擁護、権利利益の実現のためのセーフティ...全文を見る
○陣内国務大臣 聖徳太子以来、和をもってたっとしとなすということが言われておりまして、私も大事なことだなと思っておりますが、その意味するところは今委員がおっしゃったようなことではなかろうか。少なくも、これから経済社会が大きく変わっていく、そういう中であいまいな基準とかそういうもの...全文を見る
○陣内国務大臣 内閣の一員としてお答えさせていただきたいと思います。  まず、事務局の重要性については、今御指摘のような認識を私もしておるわけでございまして、事務局はこの司法制度改革審議会の審議のための資料の調査、収集、整理、分析及び審議結果の整理等の職務を行うこと等の役割を担...全文を見る
○陣内国務大臣 司法制度改革審議会は、国民的見地から、二十一世紀の我が国社会において司法が果たすべき役割を明らかにし、この司法制度の改革と基盤の整備に関し必要な基本的施策について審議調査することを目的とするものでございます。  したがいまして、ここでの審議会の委員には、司法制度...全文を見る
○陣内国務大臣 二十一世紀の我が国社会におきましては、社会の複雑多様化、国際化等が進み、その状況のもとで実施されている規制緩和等によって生ずる社会のさまざまな変化に伴いまして、司法の役割はより一層重要になる、このように考えられます。司法制度全般にわたる改革とその機能の充実強化が不...全文を見る
○陣内国務大臣 司法制度改革というのは、我が国の社会に適合したものでなければならない、こういうふうに考えております。いわゆる訴訟社会の弊害に陥ってはならないというのは、言うまでもないことだと思います。  ただ、法的紛争については、最終的には裁判所において適正迅速に解決される、こ...全文を見る
○陣内国務大臣 法務省としましては、この審議会が審議に必要なデータ、あるいはそのための分析、そういう面で事務局が機能していくように十分支援をしてまいりたい、このように思います。
○陣内国務大臣 これはあくまでも、審議会の委員の皆様に取り上げてもらって審議を深めていただく、こういうことだと思います。ただ、そういう中でいろいろと情報なり資料の必要性があれば、これは当然事務局を通じて、また私どもも、法務行政に携わっている立場から、御協力申し上げられる面は全面的...全文を見る
○陣内国務大臣 繰り返しになるわけでございますが、国民的見地に立って、社会の変化に対応し、国民に身近な司法制度を実現したいということで、国民的見地からこの審議会で検討していただくということを期待しております。
○陣内国務大臣 これは内閣において設置される審議会でございますので、そのような立場を踏まえて私どもは対処していかなければならないと思っております。
○陣内国務大臣 これは、目的につきましては、法律にはっきりと示しておりますように、二十一世紀の我が国社会においてあるべき司法の姿、それからそのための基盤整備等について審議をいただくということでございますので、その趣旨にのっとった審議を期待するところでございます。
○陣内国務大臣 この審議会の趣旨は先ほど来申し上げているとおりでございます。これを受けて、法務省としては、その取り組みについて、私どもその中から対応していくべき課題になるのではなかろうか、このように思っております。
○陣内国務大臣 ただいま御指摘のように、行政不服審査法に基づく、行政処分に不服のある場合の不服申し立てに基づく救済手続でございますが、これは行政の適正な運営の確保を図っていく上で大事な制度だ、このように思います。裁判所における行政処分に関する訴訟の適正迅速な解決、これは重要なこと...全文を見る
○陣内国務大臣 今司法に対して求められているのは、委員のおっしゃった迅速化の問題が非常に大きいだろうと思っております。  地裁の民事通常訴訟や刑事訴訟事件のうち、大半の事件については比較的短期間に処理されているわけでございますけれども、複雑な事件とかそういうものについては審理に...全文を見る
○陣内国務大臣 御指摘の、司法の役割についてでございますが、今日、我が国社会におきましては、市民生活の側面におきましても、また企業活動の側面におきましても、司法によって解決されるべき事件が増加してきている、またその内容も複雑高度化してきている、このように認識しております。  さ...全文を見る
○陣内国務大臣 司法においても、今説明がございましたように、努力をしてこられていると思います。法務省におきましても、それを支援してまいりたい、このように考えております。  なお、委員御指摘の点で、グローバルスタンダード化に対しての司法の必要性が高まっている一方で、弱者といいます...全文を見る
○陣内国務大臣 裁判官が厳正、公平でなければならないということは言うまでもないことでございまして、裁判に対する国民一般の信頼を失うようなことがあってはならないと私も考えます。憲法は、それぞれの裁判官がその良心に従い独立してその職権を行使する旨を定めておりますが、裁判所におかれまし...全文を見る
○陣内国務大臣 ただいま委員御指摘のような報道がなされたことは承知しておりまして、その内容は、司法の機能の充実強化が必要であり、国民の司法参加も含め、多角的な視点からの司法改革の検討を提言しておられる、このように受けとめております。  二十一世紀の我が国社会を展望した司法制度の...全文を見る
○陣内国務大臣 法務大臣の立場としては、これに対してはコメントを差し控えさせていただきたいと思います。
○陣内国務大臣 今お願いしております審議会においては、広く国民の立場から、いろいろな論議が行われていくことを期待しております。
○陣内国務大臣 司法制度改革審議会におきましては、国民各層の有識者委員の方々に、国民的視点に立って二十一世紀の我が国社会において司法が果たすべき役割を明らかにし、司法制度の改革と基盤の整備に関し必要な基本的施策について御審議いただくこととしておるわけでございます。したがいまして、...全文を見る
○陣内国務大臣 委員会の活性化ということは大変重要でございます。今、党においてそういう観点から整理が行われたということは承知しておりますが、いずれにしても党で議論されていることでございますので、私からはコメントを控えさせていただきます。
○陣内国務大臣 これは副大臣とか政務官とかそういう役割、機能の強化の中で解決していくべき課題だと思っております。
○陣内国務大臣 審議会、これは八条の審議会でございますが、これについて、中央省庁等改革基本法の中では、公開を原則とするというようなことでございますが、問題のこの司法制度改革の審議会では、委員の皆様方がそういう基本法の考え方を踏まえてお決めいただく問題である、このように考えておりま...全文を見る
○陣内国務大臣 国民的視点において論議していただくという中で、国民各層いろいろな立場の方の意見もそこにくみ上げられるんではなかろうか、こういう考えからでございます。
○陣内国務大臣 失礼いたしました。司法制度改革審議会におきましては、審議会の意見が内閣に提出された後にはその内容も公表され、さらに、具体的な立法化を図る段階で国会の審議を受けることになるわけでございますけれども、そういうことから、特に国会に対する報告の規定は必要がない、このように...全文を見る
○陣内国務大臣 現在の規定ではただいま御説明申し上げたとおりでございますが、必要に応じてそのような報告も審議会の方で考慮していただける、このように考えております。
○陣内国務大臣 国民的な意見をくみ上げるという中で、今申し上げましたような国会への報告も審議会としては十分考えてもらえるというふうに思っておりますので、この法案の中では報告をするというような規定は設けておりません。
○陣内国務大臣 最近の取り上げ方については今事務当局から御説明したとおりでございまして、こういう規定を盛り込んでおるものはないということで御了承いただきたいと思います。  ただ、この運用につきましては十分国会に御報告申し上げる必要があるというふうに思います。
○陣内国務大臣 弁護士事務所の法人化につきましては、ただいま事務的にメリットを御説明申し上げたわけでございますが、法人化することによって事務所の継続性を強化し、安定し、かつ充実した法的サービスの提供が可能になる、このようなメリットがあると考えております。国民に利用しやすく多様なニ...全文を見る
○陣内国務大臣 ただいま御指摘になりました、簡裁における代理権の付与などの司法書士のさらなる活用の点でございますけれども、国民に利用しやすい司法の観点から、司法書士の業務のあり方は一つの重要な検討課題である、このように考えております。  ただ、この問題につきましては、当事者その...全文を見る
○陣内国務大臣 ただいま委員御指摘の民事法律扶助制度、これは、憲法三十二条に定める裁判を受ける権利を実質的に保障するという理念のもとに充実が図られてきた大変重要な制度である、このように承知いたしております。そして、この制度の充実強化を図っていくことは、司法を国民に身近なものにする...全文を見る
○陣内国務大臣 二十一世紀の我が国社会においては、社会の複雑多様化、国際化等が進み、その状況のもとで実施されている規制緩和等によって生ずる社会のさまざまな変化に伴い、司法の役割はより一層重要なものになると考えられ、司法制度全般にわたる改革とその機能の充実強化が不可欠であると考えて...全文を見る
○陣内国務大臣 司法制度改革審議会の委員の件についてお尋ねがございましたけれども、これは国会の同意を得た上で内閣が任命することとなりますけれども、委員御指摘のように、この審議会というのは、国民的見地から、二十一世紀の我が国社会において司法が果たすべき役割を明らかにし、司法制度の改...全文を見る
○陣内国務大臣 この審議会の調査審議の中間結果を公表することについてでございますが、司法制度の改革について広く国民的見地に立って調査審議するという本審議会の目的に照らした場合に、その審議の充実を図るという観点から大変意義のあるものだと考えていますが、今委員が御指摘になりましたこと...全文を見る
○陣内国務大臣 同じような認識でございまして、そのために二十一世紀に備えた司法のあるべき姿を早急に御審議いただき、調査をしていただきたい、このように願っておるわけでございます。
○陣内国務大臣 ただいま大変力強い御支持をいただいたということで、感謝いたしております。  かねてより司法機構の質的、量的な拡充が必要だと言われておりますけれども、そのためにはやはり予算の拡大というのが欠かせないものだと思います。日ごろから御理解と御支援を賜っておりますことに感...全文を見る
04月12日第145回国会 参議院 本会議 第12号
議事録を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 私に対する御質問にお答え申し上げます。  女性の再婚禁止期間を定めた民法第七百三十三条についてのお尋ねでございますが、同条の趣旨は、民法第七百七十二条が定める子の嫡出性の推定が前婚と後婚とで重複することを避けること等により、子の福祉を図るというものであ...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 但馬久美議員の御質問にお答え申し上げます。  婚姻適齢及び夫婦別姓についてのお尋ねでありますが、選択的夫婦別氏制度導入等に関する民法改正につきましては、政府の行動計画である男女共同参画二〇〇〇年プランにおいて検討を進めることとされております。  民法...全文を見る
04月14日第145回国会 参議院 本会議 第13号
議事録を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 初めに、外国人登録法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明申し上げます。  外国人登録法に基づく指紋押捺制度については、これまで累次にわたり指紋押捺義務を緩和するための改正が行われてきたところであります。  平成四年の外国人登録法の改正にお...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 千葉議員にお答えを申し上げます。  まず、外国人登録証明書の常時携帯制度についてのお尋ねでございますが、不法入国者や不法残留者が多数存在する等の今日的な状況の中では、登録証明書の常時携帯制度は、外国人が合法的な在留者であるか否か等、その居住関係及び身分...全文を見る
04月15日第145回国会 参議院 法務委員会 第5号
議事録を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) ただいまの御指摘、国民の怒りを代表しての御発言だと思って受けとめたわけでございます。当然のことながら、職責とか地位の重要さに十分な自覚が必要であるということでございますが、その点について御指摘のようなことで残念なことであったと、私自身そのように思っており...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 承りました。
○国務大臣(陣内孝雄君) 今回の一連の事柄がその地位、職責等の重要さを考えたときに大変適切ではなかった、ただいまの角田先生のお言葉をかりれば不謹慎であったというようなことでもございましたので、私としては全般についてまずは事実関係を明らかにしてもらいたいということで指示をいたしまし...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 御指摘のとおりだと思います。
○国務大臣(陣内孝雄君) 最後に重ねて御指摘いただいた点、これは本人の真意が伝わっていないということで、先ほど事務当局からその真意を御説明したとおりでございます。  しかし、いずれにしましても、こういう立場にある人はしっかりとした自分の責任を感じて慎重に行動して言動を慎んでもら...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 直接の監督責任者である検事総長から今話したような経緯がございましたので、私としてはそれを見守っておったところでございます。
○国務大臣(陣内孝雄君) 適切でなかったということは繰り返し申し上げているとおりでございます。
○国務大臣(陣内孝雄君) 初めに、外国人登録法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明申し上げます。  外国人登録法に基づく指紋押捺制度については、これまで累次にわたり指紋押捺義務を緩和するための改正が行われてきたところであります。  平成四年の外国人登録法の改正にお...全文を見る
04月20日第145回国会 参議院 法務委員会 第6号
議事録を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 在日外国人の方々につきましても、もちろん永住者、特別永住者の別なくその基本的人権は尊重されるべきである、このように考えております。  法務省は、このような認識に立ちまして、これまでも在日外国人の方々の人権擁護に努めてまいったわけでございますけれども、今...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 今御指摘の特別永住者については、歴史的な経緯もあるということを承知しております。  いずれにしましても、在日外国人の方々につきましては、永住者、特別永住者の別なく基本的人権は尊重されるべきだ、このような観点に立って取り組んでまいります。
○国務大臣(陣内孝雄君) 今日の我が国を取り巻く国際環境の変化や我が国の国際社会における地位の向上等に伴いまして、今後の出入国管理行政も国際協調、国際交流の増進への寄与という観点、また我が国社会の健全な発展の確保ということを理念として推進していく必要があろうかと思っております。 ...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) ただいま御指摘になりました昨年十二月十四日に両議院で採択されました御決議は、すべての人々の人権が尊重される平和で豊かな社会の実現に努めること、このようにされておるわけでございます。  法務省といたしましては、この御決議の趣旨に沿って今後とも人権擁護行政...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 今回のお願いしております法案の中で、外国人の指紋押捺制度の廃止とか、その他いろいろ手続面の簡略化、あるいは情報の公開等につきましても、こういう決議の御趣旨を踏まえて改善するということで取り組んでおるところでございます。
○国務大臣(陣内孝雄君) 人権擁護推進審議会では、現在、人権教育・啓発に関する施策の基本的あり方について審議をいただいているところでございます。在日外国人に関する人権課題も視野に入れながら調査、審議がなされているものと理解しております。  また、同審議会ではこの調査、審議に資す...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) ただいま御説明いたしましたように、人権擁護推進審議会では既にヒアリングをし、これからはこの審議会として人権教育・啓発に関する調査、審議に引き続きまして、人権侵害の被害者救済に関する施策の基本的あり方について調査、審議される、こういう予定を伺っております。...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) ただいま附帯決議がどう今回の法案に取り込まれているかということでございますが、若干長くなりますけれども御説明させていただきたいと思います。  今国会に提出いたしました外国人登録法の改正案を策定するに当たっては、衆参法務委員会における附帯決議の趣旨を踏ま...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 基本的には我が国に許可を得て入国していただくという立場の方でございますので、そういうものを踏まえながら十分人権に配慮したつもりでございます。  そして、その他の点、例えば切りかえ交付申請までの期間を伸長するとか、あるいは登録の代理を認めるとかいうような...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) ただいま御指摘の規約人権委員会の最終見解、これは十分承知しております。  その中で委員が今御指摘なさったようなことがございますが、法務省といたしましては、外国人登録証明書の常時携帯制度につきましては、不法入国者や不法残留者が現在多数存在しているという今...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 規約人権委員会の勧告というのは、これはもちろん尊重するということは当然のことでございますが、ただいま申し上げました登録証明書の常時携帯制度につきましては、これは外国人の居住関係とか身分関係を即時に把握するという観点から大変合理的でかつ必要であるというふう...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 現在、大変多くの不法入国者や不法残留者が存在しておりまして、このことがいろいろな難しい問題をもたらす一つの原因になっているということを考えますと、私としましては、常時携帯制度というのは大変必要かつ効果的なそれに対する方法ではなかろうか、このように考えてお...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 現在の私どもの立場は先ほど申し上げたところでございますが、いろいろと御議論をひとつ拝聴させていただきたい、このように思っております。
○国務大臣(陣内孝雄君) 確かに、この外登証の不携帯あるいは提示拒否で起訴された数というのが少なくなってきているということは、ただいまの警察庁の報告のとおりだと思います。  ただ、現実にまだそういう状況が続いているということであれば、私としては外登証の所持あるいは提示というのは...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 千葉委員のお話はお話として、そういうお考え方があろうかと思います。  現状、大変多くの不法入国あるいは不法滞在者がいるということの重大な影響、このことを心配いたしますと、その兼ね合いがどの辺にあろうかということだろうと思いますけれども、私どもとしては、...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 在日韓国・朝鮮の方々を初めとする在日外国人の方々につきましては、その基本的人権は当然尊重されるべきだ、このように考えております。法務省はこのような認識に立ちましてこれまでも在日外国人の方々の人権擁護に努めてまいったところでありますし、これからもその擁護に...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 特に特定の国を名指ししてそういう発言をしたつもりはございません。
○国務大臣(陣内孝雄君) ただいま申し上げましたように、国籍を問わず、人種、宗教、そういうものも問わず基本的人権は常に尊重されるべきである、このように考えております。
○国務大臣(陣内孝雄君) 目的はあくまでも人権擁護を推進するということでございます。その中で、今御指摘になりましたように、いろいろなほかのメリットもあるということを申し上げたつもりでございます。
○国務大臣(陣内孝雄君) 法務省として人権擁護を教育したり啓発したり、あるいはいろいろ救済していくというような立場は当然でございます。それは国の内外を問わず、そういう基本的な姿勢でいかなければならないということでございます。  今御指摘のように、それにしても事務の簡素化とか地方...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 私の提案した趣旨はただいま申し上げましたとおりでございますので、ひとつ御理解を賜りたいと思います。
○国務大臣(陣内孝雄君) 法務省としては、常に人権擁護は基本的に大事である、これはもう大前提でございますので、それを踏まえた上でのこういう趣旨説明だということで御理解いただきたいと思います。
○国務大臣(陣内孝雄君) この問題につきましては、平成四年度の改正の際に衆参両院から附帯決議をつけていただいたわけでございますし、そういうものを踏まえながら、またあるいは外国の実情そして有識者の御意見等を踏まえて、種々な角度からさまざま検討した結果でございます。
○国務大臣(陣内孝雄君) 今の検討の中でそういう問題も大変重要な課題でありました。
○国務大臣(陣内孝雄君) 現在、我が国に不法入国者あるいは不法滞在者が大勢いるというこの厳しい現実、これのもたらすさまざまな影響等を勘案すると、外登証の携帯ということはこれに対応する手段として大変有効かつ適切である、こういうふうに検討の結果、判断したわけでございます。
○国務大臣(陣内孝雄君) 人権擁護推進審議会が設置されまして、ここで現在人権教育・啓発に関する施策の基本的なあり方について審議しているところでございます。  在日外国人に関する人権問題も視野に入れながら調査、審議がなされている、このように承知しておりますが、この調査、審議の中で...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 管理ということ、これは非常に幅広いものを意味していると思いますので、なかなか答えにくいところではなかろうかと思います。  これは使い方によって違うわけでございますが、私どもがもともと自然物とか人工物、こういうものを管理していくものではなくて、社会をどう...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 今お尋ねの特別永住者の方々については、御案内のように、日本国との平和条約に基づき日本の国籍を離脱した者等の出入国管理に関する特例法第二条第二項で、平和条約国籍離脱者の子孫として本邦で出生しその後引き続き本邦に在留する者である、このように言っておるわけでご...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) わかる、わからないの話じゃなくて、人権の問題で、日本国との平和条約に基づき日本の国籍を離脱した者等の出入国管理に関する特例法の第二条第二項の中に、引き続き本邦に在留するということを条件としておりますので、その法律に基づいて処置するということは当然のことで...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 繰り返しになりますけれども、先ほどの二条二項の中で決められておる、引き続きという条件に乗らない限りは救済措置というのはあり得ないと思います。
○国務大臣(陣内孝雄君) 今のお話を承って、大変お気の毒だなという気持ちはもちろん人間として十分持つわけでございますが、ただ法治国家でございますので、法律に従って処置せざるを得ないというこの厳しい現実も御理解賜りたいと思います。
○国務大臣(陣内孝雄君) 御指摘のような気持ちで今はおります。
○国務大臣(陣内孝雄君) 御提案でございますので、ちょっと検討させていただきたいと思います。
○国務大臣(陣内孝雄君) そういうふうに外国の方に上陸なり入国を許可するという制度、これはもう我が国だけじゃなくて国際的にもそのような取り扱いをされておると承知しております。
○国務大臣(陣内孝雄君) ちょっと条文を見ておりましたので。大変恐縮でございますが、ちょっとお待ちください。──済みません、恐縮でございますが、もう一度教えてください。
○国務大臣(陣内孝雄君) そのとおりでございます。
○国務大臣(陣内孝雄君) そういう考えに基づいて特例法で違った扱いをしているということでございます。
○国務大臣(陣内孝雄君) 特例法の中ではそういう配慮をすることになっておるわけでございますが、すべてということではないのではないかと思いますけれども。
○国務大臣(陣内孝雄君) 日本国民と全く同一にという意味を言ったわけでございます。
○国務大臣(陣内孝雄君) 義務づけるわけですが、その義務を履行するに当たってどういう行政上の罰をかけるか、刑法上の罰をかけるか、その他いろいろな義務を実行するための措置としての意味合いを指して申し上げたところでございます。
○国務大臣(陣内孝雄君) たびたび申し上げているように、近年、不法入国、つまり不法上陸とか不法入国、そういう形で国内に不法滞在する外国の人が多いという実態を考えますと、これが我が国の経済、社会、治安、その他あらゆる面にどういう影響を及ぼすのかということはやっぱり真剣に考えなきゃい...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 今の問題につきましては、確かに円委員に対してお説のような御返事をいたしました。お話を聞きますと大変お気の毒だなという気持ちを私も強く持ったわけでございます。ただ、現在の法律の上では、そういうものに対しても、引き続き日本にいなかったという意味合いから、再び...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 人権の問題につきましては、たびたび申し上げておりますようにこれはもう基本的に一番大事なことでございますので、そういう視点からいろいろな問題を考えていかなきゃいけないと思うわけでございます。ただいま委員からいろいろお話ございました。ひとつ参考にさせていただ...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) これまでの経緯については、今委員のお話しのとおりでございます。  これで結論が出て、それで終わったということではございません。だから、きょうのような御議論を深めながら、さらにこの問題について、なお検討の余地があれば、当然引き続き取り組んでいかなきゃなら...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 現状において検討の結果はといえば、従来どおりの外登証にかかわる取り扱いを継続すべきであるというのが結論でございます。  今後、五年ごとの見直しのときまでにどうなるかということでございますが、この点についてはまたさらに検討を深めていく必要はあるのではなか...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 現在の我が国の不法入国者や不法残留者が多数存在し、これがいろいろな社会、経済、治安等の上で懸念材料になっているということを私どもは踏まえながら、これまで国際人権規約委員会に対しては再三述べてきたところでございますが、理解を得るところには至らなかった。今後...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) これまでの指紋押捺制度をめぐるいろいろな御努力、経緯、それは十分しっかりと受けとめた上で、これからも人権擁護問題については考えていかなきゃならないと思っております。
○国務大臣(陣内孝雄君) お答えする前に、ちょっと私の意が、表現が不十分だったために伝わっていないのではないかという心配がございますので。  私が申し上げましたのは、指紋押捺制度が今日に至るまでの間いろいろな経緯があった、そういうことを踏まえて、これからは人権問題に慎重に十分考...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 今、お話を伺いながら、なるほどなというふうな感じを受けたところでございます。
○国務大臣(陣内孝雄君) 国際人権規約そのものは、私どもは尊重しなければならないと思っております。  今度の報告についての私ども政府としての考え方は、これまで申し上げましたように、いろいろな形で時間をかけて検討してきた結果、現在指紋押捺制度については御案内のようでございまして、...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) これまでもずっと対応してまいったわけでございますが、この問題はこれからも検討は続けていかなければならない、このように思っております。
○国務大臣(陣内孝雄君) もちろん規約の趣旨を体して検討していくというわけでございます。
○国務大臣(陣内孝雄君) 引き続き検討を続けます。
○国務大臣(陣内孝雄君) 人権擁護の問題につきましていろいろと御議論をいただいたわけでございますが、このことは極めて基本的に大事な問題であるという認識のもとにこれからも十分検討を続けてまいりたいと思います。
○国務大臣(陣内孝雄君) 私どもが戦後日本国憲法を学んだときに、大事な柱の一つが基本的人権の擁護、もちろん民主主義とか平和主義がございますが、そういうようなことを学びながら来たわけでございます。そして、そういう中で、今いみじくもおっしゃいました相手の気持ちになれというのは、そうい...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) いろいろな方がいろいろな立場でそれぞれのプレッシャーがあるということは、よく理解できるわけでございます。そうはいいながらも、やはり状況の違いによってそれがまた正当化される場合もあると思いますので、その辺が一般論として申し上げますと大変難しい問題じゃなかろ...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 外登証携帯あるいは必要に応じて提示させるというこの制度そのものは、我が国に限った制度ではないということでございます。  振り返って、我が国の場合を考えますと、大変外国から不法入国・上陸をする人が多い、また不法に滞在する人が多いというようなことから、これ...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 現状の必要性については、先ほど来申し上げたところでございます。  現在の状況にかんがみまして、私どもとしては、今日の外登証の携帯・提示の規定並びにそれに対する刑罰については尊重する必要がある、このように考えております。
○国務大臣(陣内孝雄君) 数次の衆参両院における同趣旨の附帯決議につきましては、私ども、これを尊重すべきものだということで取り組んでまいっております。  そういう中で、現在の検討の結果においては、ただいま提案しているような法律の内容になっておるということを御理解いただきたいと思...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 申しわけございませんが、このホワイトスノー作戦そのものについては私は知識がほとんどないわけでございますけれども、ただ、出入国管理行政というのは、この時代、国際協調あるいは国際交流の増進への寄与、我が国社会の健全な発展の確保の理念に沿って、外国人の一層の円...全文を見る
04月21日第145回国会 衆議院 法務委員会 第8号
議事録を見る
○陣内国務大臣 月刊誌「噂の真相」の平成十一年五月号に、則定衛前東京高等検察庁検事長が交際していた女性を公務出張に同伴したなどとの記事が掲載されましたが、私は、同記事の内容が仮に真実であれば大変問題であると考え、直ちに事務当局に調査の指示をいたしました。そして、最高検察庁において...全文を見る
○陣内国務大臣 短期間のうちにこの調査を行ったということは、場合によっては検察の威信を揺るがしかねないという心配がありましたので、私は、「噂の真相」の報道を知って、至急調査をして、そういう誤解があるのかないのか、あるいは事実関係、問題があるのかないのか、こういうものをしっかりと把...全文を見る
○陣内国務大臣 読ませていただいております。  なお、時間の都合上、また少し時間をいただいている件もございますが、御理解を賜りたいと思います。
○陣内国務大臣 今のところ、十分調査をし尽くしたと思っておりますが、不十分な点がもし出てくるということであれば、また委員の御意見を尊重させていただきたいと思います。
○陣内国務大臣 お答え申し上げます。  法制度化の時期につきましては、次期通常国会に法案を提出することも念頭に置きまして、事務当局に検討をさせておるところでございます。
○陣内国務大臣 二十一世紀の我が国社会におきましては、社会の複雑多様化、国際化に加え、規制緩和等の推進により、社会は事前規制型から事後チェック型に移行してまいります。このような社会におきましては、利用者にとって利用しやすい司法の実現を図ることは重要なことであると考えておりますし、...全文を見る
○陣内国務大臣 法律の定めるところによりまして、ある行政事務を主管する立場の国務大臣を、内閣法上主任の大臣と申しておるわけでございますが、司法制度改革審議会に関する事務は、その性質上、各大臣の分担管理には属せず、内閣の直接の分担管理に属すると認められる事務でございますため、主任の...全文を見る
○陣内国務大臣 御指摘の点につきましては、内閣の一員として、そのように努めてまいりたいと思います。
○陣内国務大臣 法務省といたしましても、この司法制度改革審議会の審議に当たりましては、法務省の立場として十分協力してまいる考えでございます。
○陣内国務大臣 このたび設置をお願いしております司法制度改革審議会は、国民的見地から二十一世紀の我が国社会において司法が果たすべき役割を明らかにし、司法制度の改革と基盤の整備に関し必要な基本的施策について調査審議することを目的とするものでございますから、司法制度全般について、この...全文を見る
○陣内国務大臣 司法の機能を充実強化し、国民に身近で利用しやすい司法制度を実現するために、具体的にいかなる施策をとるべきかにつきましては、利用者である国民各層の声を広く聞いていく必要があると考え、本法案を提出したところでありますが、早急に必要な施策につきましては、委員御指摘のよう...全文を見る
○陣内国務大臣 司法制度改革審議会の意見を十分尊重し、政府の施策に最大限反映させていく必要があると考えておりまして、速やかに具体的施策を策定してまいりたいと思っております。
○陣内国務大臣 司法制度改革審議会は、国民的見地から、二十一世紀の我が国社会において司法が果たすべき役割を明らかにし、司法制度の改革と基盤の整備に関し必要な基本的施策について調査審議することを目的としておるということは、これまで申し上げてきたとおりでございます。  したがいまし...全文を見る
○陣内国務大臣 法制審議会は、法務大臣の諮問に応じまして、国民生活に重大な影響を与えることとなる民事法、刑事法その他法制度の根幹をなしている基本法につきまして、政策の審議とともに、法案立案の準備を図る重要な審議機関でございます。法制審議会における審議が社会の動向に速やかに対応する...全文を見る
○陣内国務大臣 ただいま御答弁申し上げましたように、この審議会のあり方については、国民の期待に沿うように、中央省庁等改革に係る大綱等を踏まえながら改善を図ってまいりたいと考えております。
○陣内国務大臣 本修正案において示された事項につきましては、いずれも各種提言等においても言及されているところでございますし、内閣提出の原案においても「司法制度の改革と基盤の整備」の内容に含まれていたものと考えております。  したがいまして、国会における御審議の過程においてこのよ...全文を見る
○陣内国務大臣 審議会で審議される事項につきましては、できるだけ国民の皆様に知っていただく、そういうことがこれからの二十一世紀の新しい改革に向けて大事な取り組みではなかろうかということをこれまでも答弁させていただいているわけでございます。そのときに応じて、審議会で適切に対応してい...全文を見る
○陣内国務大臣 二十一世紀に望まれる司法制度のあり方ということでございます。二十一世紀を目前にしておりますので、それまでに立派な答申をしていただくように、報告をまとめていただくように、審議会の御努力を期待してやみません。
○陣内国務大臣 事務局は大変重要な審議の補佐役をするわけでございますので、先ほど、二年間でしっかりとした審議をするためには、いろいろな情報、資料を収集したり、調査したり、整理したり、分析したりしなければならない、そのようなことを行う必要があるというような御指摘だったと思いますけれ...全文を見る
○陣内国務大臣 事務局の役割というのは先ほど申し上げましたとおりでございまして、審議会の調査審議を方向づけたり誘導することはあってはならないというのが大前提でございまして、ともかくも、審議に必要な資料の調査、収集、整理、分析、及び審議結果の整理等、この職務に専念する、補佐的な役割...全文を見る
○陣内国務大臣 大事な審議、しかも短期間のうちに審議を実りあるものにしてもらいたいということが目的でございますので、そういう裏方といいますか補佐役として十分役割を果たさなければならない、そのための必要な人選が重要である、このように考えております。
○陣内国務大臣 事務局は、司法制度改革審議会の審議のための資料の調査、分析あるいは収集、あるいはまた審議結果の整理等の職務を行うことになっておるわけでございますので、審議会において委員による十分な審議が行われるように、必要な十分な補佐をしていかなければならないわけでございます。そ...全文を見る
○陣内国務大臣 いきさつについての報告は伺っております。これは、いろいろな立場の方々が検討項目をずっと挙げておられる、それを網羅するような形で取りまとめてあるというふうなことを伺っております。
○陣内国務大臣 私が死刑問題についてどう考えるかということについては、以前の機会に御報告したと思いますけれども、問題の、今後司法制度改革審議会にどういう項目をお願いしたらいいかというような具体的なことにつきましては、私自身、前大臣のような整理をしておりませんので、具体的にお答えす...全文を見る
○陣内国務大臣 審議の内容につきましては、ただいま修正案に盛り込まれたようなことが基本になろうかと思います。基本的には、そういうものを踏まえながら、審議会で委員の皆さんの審議の中でお決めいただく課題だと考えております。
○陣内国務大臣 つけ加えることはございません。
○陣内国務大臣 ただいま委員のお話しになりました考え、私もそのとおりに考えております。
○陣内国務大臣 ただいま委員御指摘のとおり、透明なルールと自己責任の理念に立脚した活力ある社会、それと同時に、すべての人々の人権、利益が最大限に尊重され、安心して暮らせる社会を実現しなければならないと思っております。そして、このような人権の擁護、権利、利益の実現という観点から、よ...全文を見る
○陣内国務大臣 委員御指摘のとおり、司法制度改革は喫緊の課題であると考えております。したがって、本法案につきましてはできる限り早期に御審議をいただき、法案成立後は、できる限り速やかに委員の任命について両議院の同意をいただいた上で、司法制度改革審議会を設置して、この審議会の場におい...全文を見る
○陣内国務大臣 委員御指摘のとおり、この審議会は極めて重要なものであると考えております。  したがって、法務省としても、この審議会の審議に最大限協力してまいるとともに、国民が身近に利用することができ、社会の法的ニーズに的確にこたえることができる、より国民に身近な司法制度を構築す...全文を見る
○陣内国務大臣 ただいま可決されました附帯決議につきましては、政府といたしましても、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりますことをお約束申し上げます。(拍手)     —————————————
04月22日第145回国会 衆議院 本会議 第25号
議事録を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 坂上議員にお答え申し上げます。  まず、議員が御視察になられたベルギー王国の収容所または類似の収容所についてのお尋ねがありました。  私は、残念ながら見学したことはございませんが、ただいま議員のお話を拝聴いたしまして、個々人の人権に対する過酷な出来事...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 赤松議員にお答えを申し上げます。  まず、本条約第二条の規定と代用監獄についてのお尋ねがありましたが、代用監獄においては、捜査を担当しない部門に属する留置担当官が、監獄法等の関係する法律等に基づき、その責任と判断において、人権に配慮して、勾留された被疑...全文を見る
05月06日第145回国会 参議院 法務委員会 第9号
議事録を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) ただいま御質問に対してお答えしてまいったわけでございますけれども、この帰化制度というものを運用しながら、しかもこれをできるだけ事情を配慮しながら適正に迅速に運用して、そういったはざまにおられる方々の問題に対処すべきではないか、このように考えております。
○国務大臣(陣内孝雄君) 法は最高の規範でございますので、今委員御指摘のような精神とか思想というものは大変大事な問題だと思っております。  それで、今日の我が国を取り巻く状況、国際環境の変化や我が国の国際社会における地位の向上等がございまして、我が国が国際社会において果たすべき...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) ただいまも申し上げましたように、我が国社会の健全な発展の確保ということは、これはもう非常に大事なことでございますが、一方では国際協調、国際協力、交流の増進への寄与ということも我が国に求められておるところでございますので、そういうものを踏まえながら、そうい...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 我が国の今置かれている立場を考えます場合に、専門的な技術などを持っておる外国人の方についてはその受け入れを円滑にしていくということ、また開発途上国の人材育成を目的とする留学生や研修生、技術実習生、こういった者を幅広く受け入れをして、そして国際貢献に寄与し...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 委員のお考えについても理解できるところでございます。  ただ、この問題は大変広範にわたって大きな影響をもたらすものでございますので、さらにいろんな立場での議論が必要である、このように考えておるところでございます。
○国務大臣(陣内孝雄君) 既に五年という非常に長い期間を特別在留者、定住者には設けてあるというようなことでございまして、今のところそれで十分ではないかなというふうな判断をいたしております。それよりも、今まで一年未満であったものを必要に応じて三年まで延ばせたということ、これが実態上...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) もともとの出入国管理行政において人権の配慮というのは欠かすことのできない基本的な要素であるということは先般来申し上げたところでございます。そして、衆参両議院の法務委員会での附帯決議においてもそのようなことが言われておりまして、それを私どもは重く受けとめて...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 私なりに丁寧に読ませていただいたつもりでございます。
○国務大臣(陣内孝雄君) 前回までの議論は繰り返す必要がないかと思いますけれども、結論だけ申し上げますと、特別永住者としての地位を回復することは法律の規定によってこれはできないと思います。  しかし、出入国管理行政上、可能な限度で救済するための方策を今検討させておるところでござ...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 大変難しい問題だと思います。引き続き本邦に在留していなかったということで、法を適用するということが当然のあり方だと思います。そういう中で、それに準ずるような、かわるような何かがないだろうかということで前回は検討をしてみようということを申し上げたわけでござ...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 今、局長がるる御説明申し上げました、また最高裁判所の判例等でもこの妥当性は認めていただいているわけでございますが、永住者、特に特別永住者について、歴史的経緯は踏まえつつも、今申し上げましたような総合的な判断に基づいてこの再入国許可制度は維持されるべきもの...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) そういうお考えもあろうかと思いますが、繰り返しになりますけれども、私どもは、出入国管理法に基づいてこの再入国許可制度というのは維持されなければならない、このように考えております。
○国務大臣(陣内孝雄君) 今お話しの件でございますが、この問題につきましては検討の過程で検討してみたわけでございますけれども、昭和五十七年の法改正におきまして外国人登録法の罰則全体の見直しを行ったわけでございますので、現時点ではさらなる見直しを行う必要はない、このような結論に達し...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 委員のお考えのとおり、私も考えております。
○国務大臣(陣内孝雄君) 今回新設する不法在留罪、これは新たに不法入国者や不法上陸者による不法在留行為を処罰しようとするものであります。現行法上の不法入国罪、不法上陸罪と相まちまして、我が国への不法入国及び不法上陸を防止する効果があると考えておるところでございます。
○国務大臣(陣内孝雄君) この在留特別許可の運用のあり方につきましては、これからも変わらないというふうに思います。  ただ、不法在留罪の適用に当たっては、これは一応法の適用というものはあると思いますけれども、人道上等から大臣が在留特別許可を与えるべきものと判断したものについては...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) はい。
○国務大臣(陣内孝雄君) ただいま御指摘のようなケース、これは人権上、人道上十分配慮しながら入管法の十二条を適用しつつ在留特別許可というのを与えておりまして、これについては今後も同じような運用を図っていくということは先ほど来申し上げたとおりでございます。それによって委員が御心配な...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 我が国の入管行政、法務行政につきましては、現下の国際協調あるいは国際交流の大事な時期でございますので、十分そういうものに配慮しながら、そして一方ではまた我が国の秩序の保持、福祉の向上、こういう面にも意を尽くしながら国益を守っていく必要があろうかと思ってお...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 私は、特に今行われていることが不都合だというふうには考えません。
○国務大臣(陣内孝雄君) これはもう我が国の国益にかなう形で人道上、人権上も十分配慮しながら行われている姿だと思うからでございます。
○国務大臣(陣内孝雄君) これは今当局から御説明したとおりでございます。  外国の事情、本人の責任感、そういうものを総合的に判断した上での日本の国内事情に照らした合理的な判断だと私は思っております。
○国務大臣(陣内孝雄君) このたびの外国人登録法の改正案によりますと、指紋押捺制度が全廃されることは御承知のとおりでございますが、この際、これまで我が国に引き続き長期間在留されている外国人の方で、指紋押捺を拒否したことが原因で在留資格を喪失し、あるいは比較的短期の在留資格しか得ら...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 委員会として参考人の御意見をいろいろな立場の方からお聞きになっておられました。そういうもの全体を拝見させていただく中での問題の一つでございますけれども、参考人の御意見の中には制度としての常時携帯は必要であるという御意見を述べられた方もおられたように思って...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 今、委員がお話しになりましたようなこと、これも崔さんは訴えておられました。そのことも改めて申し上げたいと思います。  その上で、この指紋押捺制度というのは、戦後の大変難しい経済社会の中で犯罪が激増していったという状況の中で必要に応じてとられた施策であっ...全文を見る
05月10日第145回国会 参議院 本会議 第19号
議事録を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 司法制度改革審議会設置法案について、その趣旨を御説明いたします。  二十一世紀の我が国社会においては、社会の複雑・多様化、国際化等に加え、規制緩和等の改革により、社会が事前規制型から事後チェック型に移行するなど社会のさまざまな変化に伴い、司法の役割はよ...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 海野議員にお答えを申し上げます。  まず、法曹一元の制度についてのお尋ねがありました。  法曹一元の前提条件としては、法曹人口の飛躍的増加、弁護士の地域的分布の平均化等の多くの事項が指摘されております。  政府においては、これらの事項に関し、司法試...全文を見る
05月11日第145回国会 参議院 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第4号
議事録を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 国境侵犯事犯に対する罰則といたしましては、出入国管理及び難民認定法の定める要件を満たす場合には不法入国罪の適用が考えられます。したがって、この法律の適正な適用によって国境侵犯事犯に対処することができると考えておるわけでございます。  なお、不法入国罪の...全文を見る
05月13日第145回国会 参議院 法務委員会 第10号
議事録を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) この統計のとり方の難しさというものを改めて感じたわけでございますが、そういう中にありまして、外国人の国内におけるさまざまな活動を表現するとすれば、今のところ警察庁のこういう考え方、こういう数字というのはそれなりに一つの意味がある、説得力のある数字じゃない...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 不法就労助長罪は、委員御指摘のように、平成元年の入管法の改正により新設されたものでございますが、施行後約九年を経過したわけでございます。警察庁の統計によれば、同罪の検挙件数は平成六年以降近年の十年までの間、年間約三百人から五百人の間で推移しております。こ...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 再入国許可制度については、もう委員、専門家として重々御承知のことでございますけれども、我が国に在住している外国人が一たん出国する場合には、本来在留資格を失い、再び入国するに当たり改めて上陸手続をとらなければならないということになるわけですけれども、再度我...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 今ドイツ連邦共和国のことをお引きになってお話しいただいたわけですけれども、ドイツ連邦共和国におきましては法改正を行ったわけでございますけれども、一九九〇年ですか、その際のポイントは、いわゆる二世及び三世などの長期在留外国人の社会への統合、すなわち帰化を促...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) このたびの上陸拒否期間が一年から五年に伸長されるに当たって留意すべき大事なポイントを御指摘いただいたわけでございますけれども、この問題につきましては、まず第一点の退去強制の手続、判断をきちっとすべきではないかということについては全くそのとおりだと思います...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 承りました。
○国務大臣(陣内孝雄君) 上陸特別許可及び在留特別許可につきましては、それぞれ入管法の第十二条と第五十条の規定に従い、上陸の目的または在留を希望する理由、家族状況及びその他諸般の事情を総合的に考慮して判断しているところでございます。これらの事情は個々の事案によりまして大変いろいろ...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) たびたびのそういうお考え、私も大変共鳴しているところでございます。そういう中にありまして、私としては、入国管理行政上可能な限度で救済する、そういうことでこれから一生懸命ない知恵を絞っていく必要があるかなと思っております。
○国務大臣(陣内孝雄君) 特別永住者であっても、入管の現場、あるいは不法入国者、不法残留者等と間違われないようにするというようなことがいろいろな局面で大事であると思いますので、登録証明書の携帯あるいは提示というのは非常に大事な措置だと思いますが、ただいま委員が繰り返しおっしゃって...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) これまで委員御指摘のようなことを申し上げましたが、その背景に考えられます一つは、婚姻の状態が安定して続いているとか、そういうことから人道的に配慮する必要があるというふうなのがケースの多くの場合だったと思います。
○国務大臣(陣内孝雄君) それぞれの事情を十分勘案しながら適正な手続がとられておる、私はそういうふうに判断しております。
○国務大臣(陣内孝雄君) 今、委員がおっしゃっているような形ですべてが動いているというふうには承知しておりません。それぞれ個々の事情に応じた適切な手続を踏んでおるというふうに理解しております。
○国務大臣(陣内孝雄君) 委員会においては、できるだけ委員会の審議を通じて国民の皆様に御理解いただけるような努力はなされておると思います。時によっては今委員が御指摘なさったような懸念もなきにしもあらずと思いますが、精いっぱい努めさせていただきたいと思います。
○国務大臣(陣内孝雄君) 紛失に対する保管性ということであれば委員のおっしゃるようなこともあろうかと思いますが、これはもともと本人であるかどうかを確認するために必要だということで、やはり携帯していただかなければ即時的に身分関係等が確認できないわけですので、これは保管していたのでは...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) これについてはたびたび御答弁申し上げましたけれども、過ぐる衆参法務委員会の附帯決議においてその点の取り扱いについては十分配慮して、今おっしゃったように二十四時間携帯するという形式的なことを求めておるところではないというふうに理解しております。
○国務大臣(陣内孝雄君) 国際化の時代でございます。外国との交流親善その他適正な手続を経て我が国に多くの方が来ていただく。そういう中で、今おっしゃいました文化、各方面にわたってお互いのいいところをとり合うということはこれからも目指していかなければならないと思いますが、これはあくま...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 特に指紋押捺を拒否したために再入国許可が得られなかったことについて、私どもとしては入管法の枠内で最大限の解決のための努力をしていきたい、このように考えております。
○国務大臣(陣内孝雄君) 仰せのとおりだと思います。  これから、機会を探してというよりも積極的に、そういう国会での論議が現場の皆さん方によく理解できるように努めていきたいと思います。
○国務大臣(陣内孝雄君) 司法制度改革審議会設置法案について、その趣旨を御説明いたします。  二十一世紀の我が国社会においては、社会の複雑多様化、国際化等に加え、規制緩和等の改革により社会が事前規制型から事後チェック型に移行するなど、社会のさまざまな変化に伴い司法の役割はより一...全文を見る
05月14日第145回国会 衆議院 法務委員会 第12号
議事録を見る
○陣内国務大臣 本法案に国外犯処罰規定が設けられた趣旨は、児童買春、児童ポルノにかかわる行為等については、国の内外を問わず、日本国民によるこれらの行為を禁止し、処罰する必要性が認められ、かつこの法案が目的とする児童の権利の擁護についても、国内にいる児童に限定する必要はないと考えら...全文を見る
○陣内国務大臣 この大事な法案については、時間をかけて、大変な御努力の結果、こういうふうな立派な法律案の提出となったということをただいま伺わせていただきました。その御努力に心から敬意を表し、一日も早く、一刻も早く成立させていただいて、私どもとしてもこの趣旨がしっかりと生かせるよう...全文を見る
○陣内国務大臣 国際的な捜査共助や逃亡犯罪人の引き渡しの実施及びこれらに関連する情報の交換について、緊密な国際的連携を確保しながら、この法律の趣旨を十分に生かすように努めなければならないと思います。ようやくこの分野について今の双務性とかあるいは双罰性が確立できたわけでございます。...全文を見る
05月14日第145回国会 参議院 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第7号
議事録を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 我が国に大量の避難民が流入する事態となった場合は、関係省庁が連絡をとり、政府が一体となってこれに適切に対応する必要があると考えております。  法務省といたしましては、出入国管理行政を所掌する立場から、インドシナ難民等の先例も参考にしながら、大量避難民対...全文を見る
05月17日第145回国会 参議院 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第8号
議事録を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 日米地位協定の適用を受けるアメリカ合衆国軍隊の構成員につきましては、日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約第六条に基づく施設及び区域並びに日本国における合衆国軍隊の地位に関する協定第九条第二項によりまして上陸が認められることとなっておりま...全文を見る
05月18日第145回国会 衆議院 法務委員会 第13号
議事録を見る
○陣内国務大臣 ただいま委員御指摘のとおり、近年、暴力団等による薬物、銃器等の取引や、これらの組織的な不正な権益の獲得等を目的とした各種の犯罪のほかに、オウム真理教事件のような組織的な殺人事犯、法人組織を利用した詐欺商法等の経済犯罪など、組織的な犯罪が少なからず発生しており、我が...全文を見る
○陣内国務大臣 ただいまお願いしております組織的犯罪処罰法が成立した場合には、組織的な殺人等、組織的な殺人等の予備、組織的な犯罪に係る犯人蔵匿等に対する刑が科罰されることとなりますので、オウム真理教による一連の犯罪のような組織的な犯罪を抑止する効果があると考えております。  も...全文を見る
○陣内国務大臣 憲法第二十一条の第二項は通信の秘密を保障しており、これについては最大限尊重すべきものであるということは申し上げるまでもございません。しかし、憲法が保障する各種の基本的人権は、それぞれに関する条文が制限の可能性を明示していると否とにかかわらず、憲法第十二条、第十三条...全文を見る
○陣内国務大臣 ただいま委員から御指摘になっておりましたように、これまでの事例は、刑事訴訟法が定める検証許可状に基づいて電話の傍受を行ってきたわけでございますけれども、いずれも覚せい剤の密売に用いられているものについてでございました。そのような場合以外につきましては検証許可状によ...全文を見る
○陣内国務大臣 ただいま委員御指摘のとおりでございますが、国際的な交通通信手段の発達や経済活動の大規模化に伴いまして、どの国も組織的な犯罪の影響から逃れることが困難な状態になっているということでございます。  組織的な犯罪は、国際社会においても各国の社会の安定や経済の維持発展に...全文を見る
○陣内国務大臣 組織的な犯罪につきましては、国際的な協調が、ただいま御説明いたしましたように、大変強く求められております。  主要国では既にその法整備が進んでいることを考えますと、我が国といたしましても、この種の犯罪と戦う国際社会の一員といたしまして、その責任を果たすことが必要...全文を見る
05月19日第145回国会 衆議院 法務委員会 第14号
議事録を見る
○陣内国務大臣 今、専門的なお立場からずっと御議論いただいたことを拝聴しながら思ったわけでございますけれども、法務当局といたしましては、組織的な犯罪対策として法整備すべき事項が今回の三法案の内容で尽きているというものではないのじゃないかな。それからまた、刑事司法の分野においても、...全文を見る
○陣内国務大臣 裁判官による令状審査は、言うまでもなく我が国の刑事手続の中で極めて重要な役割を担っておるものでございます。令状請求を受けた裁判官は、独立した立場から慎重に審査を行って令状発付の可否を判断しておられるということを、今委員の御審議を承りながら力強く感じたところでござい...全文を見る
○陣内国務大臣 委員御指摘のように、現在、オウム真理教の教団として、大変多くのところで活動拠点周辺の住民とトラブルを起こしておる。これに対して、関係地区のそれぞれの方々が、この問題は看過できない、大変住民不安のもとに徹夜で立ち向かっているというような話も、私も多くの方々から聞いて...全文を見る
○陣内国務大臣 あらゆる方法を講じてこの問題の解決を早急に図っていきたい、このように考えております。
○陣内国務大臣 現在の状況をよく分析いたしまして、それから破防法についても過去の経緯がございますので、そのことも踏まえながら問題を解決していかなければならない。強い決意でございます。
○陣内国務大臣 ただいま裁判が行われているところでございます。現状はこういうことでございますので、適正な裁判が進行するものと期待しております。
○陣内国務大臣 今、下稲葉元法務大臣の言葉を引用されましたけれども、私も元大臣と同じでございます。
○陣内国務大臣 私どもはこの記事については深く存じておりませんけれども、いずれにしましても、お願いしております通信傍受法、これだけきっちりと人権を守り、プライバシーを保護しながら、そして一方では社会正義を実現していこうという法案でございますので、今お話しの件と私どもがこれから取り...全文を見る
○陣内国務大臣 私どもとしましては、誠心誠意、この法案に基づいて御答弁申し上げているところでございまして、それ以上のものでもないし、それ以下のものでもない。粛々とひとつ御審議を賜りたいということでございます。
○陣内国務大臣 この問題は、ただいま警察庁からしっかりと御答弁申し上げましたし、それを踏まえて私どもはこの法案の審議を進めていただきたい、このように思っております。
○陣内国務大臣 警察庁においてただいま答弁されたわけでございますので、それを踏まえて私どもは先へ進んでいかなきゃならぬ、こういうことでございます。
05月20日第145回国会 参議院 法務委員会 第12号
議事録を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 我が国の司法制度につきましては、これまで国民のニーズにこたえるべく、司法関係者においても最善の努力が払われてきておるものと認識しております。政府といたしましてもさまざまな努力をしてまいりましたが、国民各層からは、ただいま委員御指摘のような点も含め、なお司...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 司法制度の拡充に当たってもそうですが、法務行政全般にわたりまして、いろいろな施設等を見たりあるいは省内を見てみまして、確かに予算の点でまだ行き渡っていないといいますか相当おくれをとっているなという実感がございます。  今後、私も、また委員の先生方の御理...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) ただいま法曹の質の確保が重要であるというような趣旨のお話でございますが、法曹に確保されるべき質につきましてはさまざまなものがあると思われますが、国民の権利、利益の実現や法秩序の維持という法曹の果たすべき役割とその職責の重大性にかんがみれば、法曹には、これ...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) この審議会は、司法という国政の基本にもかかわる重要な事項について調査審議することを目的としておるものでございます。このような審議会を国会に設置するということも一つの考えではあろうかと思いますが、国家の総合的施策のあり方を検討するとともに、立法的及び財政的...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) この審議会は、国民的見地から、二十一世紀の我が国社会において司法が果たすべき役割を明らかにし、そして司法制度の改革と基盤の整備に関して必要な基本的な施策について調査審議することを目的としておるわけでございます。こういう本審議会の目的に照らしますと、その委...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) どのような有識者を選任すべきかということについてでございますが、司法を利用する側の立場から、例えば経済界、労働界、それから消費者等、国民各層からふさわしい有識者を選ばせていただきたい、このように考えておりますし、また、審議事項が司法にかかわる事項になりま...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 審議会の審議の公開につきましては、従来から政府の基本方針として、中央省庁等改革基本法におきましても公開の原則がうたわれております。また、衆議院法務委員会における本審議会設置法案可決の際の附帯決議におきましても、本審議会の「調査審議の状況に関し、情報公開等...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 事務局の役割というのは、司法制度改革審議会の審議のための資料の調査、収集、整理、分析及び審議結果の整理等の職務を行うなど、審議会において委員による十分な審議が行われるようにその補佐的な役割を果たすべきものであると考えております。それにふさわしい知識等を有...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 司法制度の改革は我が国の喫緊の課題でございます。司法制度改革におきましては二十一世紀の司法のあり方を審議していただくわけでございますので、二十一世紀に入ってできるだけ早い時期に審議会の御意見をいただき、これに基づいて速やかに具体的施策を講じていく必要があ...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) そのようなテーマが取り上げられるのではないかと思っております。
○国務大臣(陣内孝雄君) 大事な御指摘をいただいたと思っております。  二十一世紀の我が国社会において、司法が国民に身近な存在としてその役割を十分に果たしていくためには、司法の意義、役割、その重要性等につきまして広く国民に御理解をいただく必要性が一層高まっていくものと考えており...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 我が国の司法制度につきましては、その機能を十分果たし、国民に利用しやすい適切な紛争解決手段を提供すべく、この点につきましては司法関係者において最善の努力がされているものと認識しております。  政府におきましてもさまざまな努力をしておるわけでございますが...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 今委員御指摘のように、人権を擁護するということはもう一番大事な基本的な立場でなければならないと思っております。  それで、今回の司法制度改革の目的というのも、先ほど来申し上げましたように、社会が複雑多様化していく、あるいは国際化等に加えまして、規制緩和...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 我が国の司法制度につきましてはいろいろな御批判があるのは承知しておりますけれども、私どもといたしましては、その機能を十分果たし、国民に利用しやすい適切な紛争解決手段を提供すべく、司法関係者において最善の努力をしていただいているというふうに認識しておるとこ...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) これは先ほどちょっとお触れしたつもりでございますけれども、司法関係者においては最善の努力をしておられるという基本的な認識を持っております。  ただ、法曹関係者が少ないということで、地方において弁護士さんにお願いするにしてもなかなか簡単にお願いできないと...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) いろいろな論議の中に、法曹一元化の問題とか、国民が身近に司法を利用できるようにする、また迅速適正な判断が下るようにしてもらいたいとか、いろんな要請がございます。  そういう問題を解決していくためにはいろんな取り組み方が必要であるわけでございますが、こう...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 法の支配が大事であるということは、もうそのとおりでございます。そのために、特にこれから事前規制型から事後チェック型に社会のありようが変わっていくわけでございますので、司法のルールをきちっと明らかにして、それが十分維持できて、国民の権利、法秩序の維持が図ら...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 司法制度改革審議会というのは、司法制度の利用者である国民各層の視点に立って、二十一世紀の我が国社会において司法が果たすべき役割を見据えまして、司法制度全般について幅広く調査審議するために内閣に設置されるわけでございますが、この審議会における審議の状況につ...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 審議会の審議の途中におきましても、委員会に対して必要に応じて事務局から御説明を申し上げるということは衆議院の方で御報告したわけでございます。そのような中で、あるいはまたこの委員会の審議の状況などにつきましても、審議会としてもそれを見ながら十分審議をしてい...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 審議の進め方については、審議会において協議してお進めいただけると思います。そういう中で、ただいま委員の御発言のようなものも十分参考にしていただけるのではないかと思っております。
○国務大臣(陣内孝雄君) 司法制度の改革というのは我が国の喫緊の課題でございます。司法制度改革審議会においては、二十一世紀の司法のあり方を審議していただくわけでございますので、二十一世紀に入ってできるだけ早い時期に審議会の御意見をいただきたいと考えておるわけでございます。この審議...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 二年間という間に十分審議を尽くしていただいて所期の目的を達成していただく、最大限の努力を私どもとしてはお願いしたいところでございます。
○国務大臣(陣内孝雄君) 二十一世紀のあるべき姿、これを長期的に見通した上で、今おっしゃいましたように、中には直ちに改革に着手していくもの、中期的に解決するもの、そういうものも必要だと思います。  しかし、いずれにしましても、全体の方向づけ、枠組みというのを見定めた上での部分の...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 法曹一元制度の前提条件といたしましては、法曹人口を飛躍的に増加してもらう、今弁護士さんの地域的分布が偏っておる点がありますので、これをやっぱり平均化していただく、こういった多くのことが必要だというふうに指摘されておるわけでございます。  政府におきまし...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 御指摘の陪審・参審制度の導入につきましては、司法をより国民に身近なものにしていくという観点からも意義があるといった提言がなされていることはよく承知いたしております。  この問題につきましては、我が国の司法の基本にかかわる問題でございますので、広く国民の...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 今回、衆議院の方で修正をしていただいた中にも国民に身近な司法制度ということがあるわけでございますが、その意図するところは、参審・陪審制度あるいは法曹一元化、こういったものを十分審議会のテーマとして論議していくべきじゃないかという御意思のあらわれだと理解し...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 審議会の審議状況の公開につきましては、従来からの政府の基本方針としておりまして、中央省庁等改革基本法においても公開の原則がうたわれております。また、衆議院法務委員会における本審議会設置法案可決の際の附帯決議におきましても、本審議会の「調査審議の状況に関し...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 内閣の一員でございますので、必要に応じてこの審議会に対して意見を申し上げる立場にあろうかと思いますし、また審議会の審議状況につきましては、先ほど来御説明申し上げましたようにこの委員会に対しても報告がなされるわけでございますので、そういったものに対する委員...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) この世の中、世界情勢、大きく、激しく変わっていく中において、やはり国民の権利を保護する、あるいは利益を守る、あるいはまた法秩序を守っていくということは、これはもう一番大事なことでございます。そういうことに備えて司法制度改革審議会において十分な論議をしてい...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 司法の現状をどのように認識しているかというお尋ねでございますけれども、我が国の司法制度につきましては、これまで国民のニーズにこたえるべく司法関係者において最善の努力がなされているものと考えております。政府といたしましても、さまざまな努力を払ってまいりまし...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 司法が国民にとって身近で利用しやすいものであるべきだということは一番大事なことだと思います。そういう点で、これまでいろいろお聞きするところによれば、迅速な裁判が行われてきたんだろうかとか、あるいはいろいろ弁護士さんにお願いしたいと思うけれどもどうやってお...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 来日する外国人の犯罪の増加とその国籍の多様化を背景にいたしまして、通訳が必要とされる言語が多数に及んでいる上、いわゆる少数言語の通訳人の確保や特に地方都市における通訳人の確保に困難を伴うなど種々の問題が生じており、有能な通訳人を確保し適正迅速な捜査、裁判...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 本審議会における具体的審議事項につきましては、審議会において適切に選定されていくもの、このように考えておりますが、御指摘の点につき一般論として申し上げますと、司法が人権擁護の機能を果たすべきことは当然のことでありまして、審議会の審議に当たり、司法の現状に...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) そのとおりでございます。
○国務大臣(陣内孝雄君) 今、委員のお話にもございましたように、「司法が果たすべき役割を明らかにし、国民がより利用しやすい司法制度の実現、国民の司法制度への関与、法曹の在り方とその機能の充実強化その他の司法制度の改革と基盤の整備に関し必要な基本的施策について調査審議する。」という...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 御意見のような考え方を踏まえながら、ふさわしい審議がなされていくだろうと思っております。
○国務大臣(陣内孝雄君) 弁護士が司法制度の一翼を担い、基本的人権を擁護し、社会正義を実現するという重大な使命を有しておられるということにかんがみまして、弁護士法におきましては、弁護士会及び日本弁護士連合会が十分な自治能力を有することを前提として、弁護士に対する指導監督をこれらに...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 二十一世紀の我が国社会におきましては、社会の複雑多様化、国際化等に加え規制緩和等の推進により社会は事前規制型から事後チェック型に移行してまいります。  このような社会において、利用者にとって利用しやすい司法の実現を図ることは重要なことであると考えており...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 今いろいろとお話を承りました。豊かな人間性、高い見識を持つ、人権意識の高い、また時代の流れを読み取る、市民感覚の豊かなというような、いろいろと法曹界に身を置く方々にとっては大事なお話であると思って承ってきたわけでございます。  そういう中で、もう一つの...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 御指摘の陪審・参審制度につきましては、司法をより国民に身近なものにしていくという観点からも意義のあることとの提言がなされておることはよく承知しております。  この問題につきましては、我が国の司法の基本にかかわる問題でありますので、種々の観点から慎重に議...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 司法の現在の役割というのは、十分社会のニーズにこたえるべく努力されておる、このように認識しておるわけでございますけれども、一方では、国民の方々により利用しやすい司法制度であってほしいという声もあるわけでございまして、そういう観点から申し上げたところでござ...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 委員の任命に当たりましては、先ほど政府委員から御答弁申し上げましたように、両議院の同意を得た上で内閣が任命するということでございますが、任命権者である構成員の一人といたしまして、適切な委員の人選がなされるよう必要に応じて意見を述べてまいりたい、このように...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 外国人登録法の一部を改正する法律案並びに出入国管理及び難民認定法の一部を改正する法律案につきまして、委員の皆様方に熱心に御審議いただき、ただいま可決されたことに対し、心からお礼を申し上げます。  なお、ただいまの附帯決議につきましては、その趣旨を十分に...全文を見る
05月21日第145回国会 衆議院 法務委員会 第15号
議事録を見る
○陣内国務大臣 我が国の犯罪発生率は、全体として見れば、今委員おっしゃいましたように諸外国に比べて低いとされております。しかし、最近における犯罪情勢を見ますと、暴力団等による薬物、銃器の取引や、その不正権益の獲得を目的とした各種の犯罪のほか、オウム真理教事件のような組織的な殺人事...全文を見る
○陣内国務大臣 全く委員御指摘のとおりでございまして、憲法の保障する基本的人権及び民主主義の原則を尊重するということは、我が国社会の健全な発展にとって極めて重要であると認識しております。  それだけに、組織的犯罪対策三法は、平穏な市民生活を脅かし、健全な社会経済の維持発展に悪影...全文を見る
○陣内国務大臣 今委員の御指摘のような考えも、傾聴すべきお話だと思うわけでございます。ただ、社会正義を確立していくためには、やはりそれなりの法秩序を確立して、そしてそれを維持していくような、そういう一方での抑止的なこともあわせ持つことによって、懸念されるようなものが払拭できるので...全文を見る
○陣内国務大臣 憲法第二十一条第二項には通信の秘密を保障しており、これについては最大限尊重すべきものであることは言うまでもございません。  しかし、憲法が保障する各種の基本的人権は、それぞれに関する条文が制限の可能性を明示していると否とにかかわらず、憲法第十二条、第十三条の規定...全文を見る
○陣内国務大臣 通信の秘密の侵害に関する罰則のあり方につきましては、法制審議会答申におきましても、今後、現行法制にも留意しつつ検討されたいという附帯要望事項が付されております。  法務省といたしましては、公務員あるいは捜査機関による通信の秘密の侵害に関する加重罰則規定につきまし...全文を見る
○陣内国務大臣 大事なところでございますので、詳しく答弁させていただきたいと思います。  本法律案に定める犯罪収益規制は、組織的な犯罪においては不正の利益を得ることを目的として種々の犯罪行為が行われることに着目し、犯罪行為により得られた犯罪収益の保持、運用を規制して、経済的な側...全文を見る
○陣内国務大臣 オウム真理教が、危険な体質を今なお維持したまま、豊富な資金を背景に新たな拠点を獲得するなど活動を活発化させており、同教団に対する国民の不安や危惧の念は依然として払拭されていないため、その活動拠点の周辺住民とのトラブルも絶えない状況にあると認識しております。これまで...全文を見る
○陣内国務大臣 今委員が御指摘のように、現状において大変憂うべき深刻な状況になっておりますし、この年末にはさらに上祐被告も釈放されるというようなことを考えますと、これは時間との戦いといいますか、大変急がなければならない対応策だろうと思います。困難な問題はいろいろありますけれども、...全文を見る
○陣内国務大臣 ただいま警察庁からのお話を承って、それぞれ、記事に関しての評価といいますか、受けとめ方が違う面はあったと思いますけれども、いずれにしても、警察としては、適正な取り扱いをしておるというふうに思ったわけでございます。  したがいまして、今後におきましても、適正な警察...全文を見る
○陣内国務大臣 この三法案につきまして、特に通信傍受法につきましては、外国に例のないような極めて厳しい手続を保ちながら通信傍受を行っていこうという法案でございます。ただいままで、警察の問題、いろいろ御議論されているのを聞いておりますけれども、私は、今お願いしております通信傍受法に...全文を見る
○陣内国務大臣 そのつもりはございません。
05月27日第145回国会 衆議院 法務委員会 第17号
議事録を見る
○陣内国務大臣 このたび、貴重な取りまとめをしていただきまして、大変敬意を表しておるところでございます。
05月27日第145回国会 参議院 法務委員会 第14号
議事録を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) ただいま委員がお話しなさいましたように、司法というのは国民の権利の実現を図るとともに、国民の基本的人権を擁護し、さらには安全な国民生活を維持するなど、国民生活にとって極めて重要な役割を担っておるわけでございます。  二十一世紀を目前に控えまして、ただい...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) ただいま委員から大変力強いお話を承りましてありがたく存じております。  司法の機能の充実につきましては、政府といたしましても予算等の面で最大限の配慮をしてきたつもりでございますけれども、これからの司法の重要さにかんがみまして、今後ともさらに適切に対処し...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) お尋ねの点で、法務省は従来から、刑事面では法務省所管の国連アジア極東犯罪防止研修所におきまして、既に三十七年間にわたりましてアジア太平洋諸国の刑事関係実務家を対象とした研修を実施しております。さらに、入国管理や矯正関係に関しましても法務省において国際研修...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 法曹一元制度につきましては、司法制度の改革に関する各界の提言中にもこの制度につき言及するものが少なくなく、司法制度のあり方についての一つの考え方として広く国民の意見を踏まえて議論される必要があると考えております。昭和三十七年に設置されました臨時司法制度調...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 司法をより国民に身近なものにしていくという観点から、委員御指摘の陪審・参審制度の導入というのは一つのあり方だと思っております。  この陪審、参審という言葉については国民の方々もよく御存じと思いますが、その内容等につきましては、今委員がお話になりましたよ...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 法律扶助制度につきましては、これはもう御案内のように、憲法三十二条に定める裁判を受ける権利を実質的に保障するという理念のもとに充実が図られてきた重要な制度であると認識しております。そして、委員御指摘のとおり、この制度の一層の充実強化を図っていくということ...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 先ほど総理も、ふさわしい方を、皆様方に御理解いただける方を選ぶということをおっしゃっておりました。そういうものを国会の同意の中でひとつまたお決めいただければありがたいと思っております。
○国務大臣(陣内孝雄君) 委員御指摘のように、実務に携わっている者の意見を酌み取ることは大変重要だと考えております。  法務省におきましても、従来から各種会議等を通じまして、現場の検察官の意見、要望等を聴取し、これを施策に反映させることに努力してきたわけでございますけれども、た...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 司法制度改革審議会の意見を十分尊重し、政府の施策に最大限反映させていく必要があると考えております。審議会の意見をいただいた後には、速やかに具体的な施策を策定してまいりたいと考えております。
○国務大臣(陣内孝雄君) 委員御指摘の点につきましては、法務省といたしましても重要な課題であると考えております。本年四月から犯罪被害者通知制度を全国的に導入するなど、これまでも必要な施策を講じてきたところであります。また、本年三月、事務当局に対しまして犯罪被害者の保護等に関する法...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) ただいま御指摘の件、大変重要なことだと認識しております。
○国務大臣(陣内孝雄君) 専門家の先生の御指摘、まことにそのとおりだと思って拝聴いたしました。  私もかつて、砂防法というのがございますが、これは明治三十年に制定された大変古い法律でございまして、これがまさに片仮名言葉で書いてございます。これを改正するにも大変長い年月がかかって...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) ただいま可決されました附帯決議につきましては、政府といたしましてもその趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりますことをお約束申し上げます。
05月28日第145回国会 衆議院 法務委員会 第18号
議事録を見る
○陣内国務大臣 個人的に新聞等を通じて知っております。
○陣内国務大臣 それぞれ所管しているところで、法の秩序を守るという意味で、最善の努力はされておると思いますが、残念ながら、ただいま御指摘の件についてはいまだそこに至っておらない、大変遺憾に存じております。
○陣内国務大臣 およそ、自己の主義主張を貫徹するため暴力的手段に訴えるいわゆる過激派の活動というのは、国民の平穏な生活を侵害し、法秩序の維持に重大な脅威を与えるもので、到底容認し得ないものであると私も考えております。  そこで、中核派などの過激派によるこの種の不法事案に対しまし...全文を見る
○陣内国務大臣 法秩序の維持を図るということは、極めて大事な法務行政でございます。今委員から御指摘されましたような懸念されていることを払拭するために、破防法の改正、あるいはその適用、その他あらゆる面で努力を続けてまいりたいと思います。
○陣内国務大臣 このたびの修正案につきましては、これまでの御審議の結果を踏まえた大変貴重な御提案と受けとめております。しかるべく御論議をいただき、できる限り早期にこの法整備を実現させていただきたいとお願いしたいところでございます。
○陣内国務大臣 ただいま可決されました附帯決議につきましては、政府といたしまして、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりますことをお約束申し上げます。(拍手)     —————————————
05月31日第145回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第8号
議事録を見る
○陣内国務大臣 人権啓発に関することでございますが、人権啓発というものについては、広く国民の間に人権尊重思想の普及、高揚を図り、国民一人一人に人権を尊重することの重要性を認識していただくとともに、その認識が日常生活の中に根づくことを目的とした活動である、このように考えております。...全文を見る
○陣内国務大臣 御指摘の人権擁護推進審議会、これは法務省に設置されておりまして、平成九年五月に、法務大臣、文部大臣、総務庁長官から、人権教育、啓発に関する施策の基本的事項について諮問を受け、現在その審議が行われており、御指摘のように本年七月末ごろに答申がまとめられる予定であると承...全文を見る
○陣内国務大臣 法務行政の役割というのは、法秩序を維持し、それから人権を保護していくという、大きな二つの柱でございます。そういう意味で、私ども、先ほど来、人権擁護について、特に啓発面について、私どもがこれまで取り組んできたことを踏まえて、さらにこれの充実を図ってまいりたいというこ...全文を見る
06月01日第145回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第9号
議事録を見る
○陣内国務大臣 破防法というのは団体に対する規制の法律でございます。したがいまして、ただいま法務省におきましては、オウム真理教対策について、現在までの規制請求手続の経緯あるいは同教団の現状を踏まえて、破壊活動防止法の適正な内容がどうあるべきかについて鋭意検討作業を進めておるところ...全文を見る
06月02日第145回国会 参議院 本会議 第24号
議事録を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 櫻井議員にお答えを申し上げます。  司法権の独立を含めた司法制度との関連での問題についてお尋ねですが、我が国の憲法上、裁判は、外部の干渉から独立した個々の裁判官が法と良心のみに従い具体的な事件につき判断を下すものとされておりますところ、ある個別の事案に...全文を見る
06月03日第145回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第11号
議事録を見る
○陣内国務大臣 お尋ねの件でございますが、人権擁護推進審議会の答申の取りまとめの手法につきましては、同審議会の運営に関する事項でございますし、同審議会自身において適切に決定されるものと承知しておりますが、同審議会の審議内容の公開につきましては、議事録、議事要旨が公開され、審議の透...全文を見る
○陣内国務大臣 審議会において答申の案がまとめられました段階で国民に公表し、その内容について国民からの意見を聞いた上で答申を確定し公表するとの方針、これが本年の五月二十五日に開催された第二十五回会議において了承されております。  その具体的方法につきましては、現在検討がなされて...全文を見る
○陣内国務大臣 人権擁護委員は、国民の基本的人権が侵害されないように監視し、人権侵害があった場合には、その侵害を排除して救済すること及び人権尊重思想の普及、高揚に努めること、これを使命としているものでありまして、人権擁護委員制度は、人権擁護上重要な制度であり、今後ともその一層の充...全文を見る
○陣内国務大臣 人権擁護委員の役割というのは、今委員御指摘のように、大変重要なものを負ってはおるわけでございます。また、実態としては、委員御指摘のような面も確かにあろうかと思います。  しかし、人権擁護委員の役割の重要性にかんがみまして、本制度の充実のためさらに努めてまいらなけ...全文を見る
06月04日第145回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第12号
議事録を見る
○陣内国務大臣 昨年十一月の国連規約人権委員会最終見解についてのお尋ねでございますが、人権救済制度のあり方につきましては、人権擁護施策推進法に基づきまして、平成九年三月に法務省に設置されました人権擁護推進審議会におきまして、ただいま法務大臣から諮問を行っているわけでございまして、...全文を見る
○陣内国務大臣 そのような勧告を受けておることは承知いたしております。  死刑制度等につきましては、我が国の中でこれを維持すべきだという国民世論が、国民の考え方が非常に多うございまして、そういう国民各界各層の意見の動向を見据えながら、これから慎重に検討していくべき課題であろうか...全文を見る
○陣内国務大臣 ただいま死刑の問題を例にとっておっしゃっておりましたけれども、この死刑の制度につきましては、各国それぞれの対応の仕方があるわけでございます。我が国におきましても、これまでの経緯を踏まえながら、国民の動向を見守って対応していく必要があろうかと思っております。
○陣内国務大臣 規約人権委員会の勧告につきましては、これは法的拘束力はない、しかし尊重していくべきものである、そのように理解しております。
○陣内国務大臣 十分尊重するという前提で取り組んでおるわけでございますが、今、外国人登録証の携帯義務の件に関しましては、委員御指摘のように、国会の審議の段階で科料を過料に修正するという取り扱いがなされたことと承知いたしております。
○陣内国務大臣 難民認定に関しましては、UNHCRとさまざまな意見、情報の交換をいたしております。  難民条約の締約国が難民を保護するためにどのような国内手続を採用するかにつきましては、当該締約国の立法裁量に任されておる事項でございます。UNHCRも、そういった締約国の国内手続...全文を見る
○陣内国務大臣 冒頭お尋ね、御指摘の件でございますが、法務大臣は、国家行政組織上、検察官の服務について監督権を有しておりまして、これまでもその監督を適正に行ってきたところでありますが、御指摘の件につきましても、私としては、早急に実態を明らかにするようにということで、調査を急がせた...全文を見る
○陣内国務大臣 法務省では、司法制度、民事、刑事、こういった基本法令の立案、人権の擁護に関する事項等を所掌事務といたしております。基本法制の維持及び整備、法秩序の維持、国民の権利擁護等という重要な任務を遂行しておりますことから、一部の事務に偏ることなく、所掌事務全般について適材適...全文を見る
○陣内国務大臣 繰り返しの御答弁になって恐縮でございますが、人事というのは適材適所で運用すべきである、このように考えております。
○陣内国務大臣 今御指摘の件は、これは事務方がたたき台としてつくったものである、そういう経緯を承知しておりますが、いずれにしましても、行政というものは国民に信頼していただくような形で十分努力していかなければならないと思っております。
○陣内国務大臣 中村前大臣が、そういう事務当局のつくったものを踏まえていろいろ御発言になっておったと私は理解しております。
○陣内国務大臣 いろいろ改革を志して、大変熱心に取り組んでおられたわけでございます。それを受けて、事務当局でもいろいろな角度から検討しておったと思いますが、今後の検討課題の一つとしてそういうものもお取り上げいただいているんではないかと私は考えるところでございます。  私も同じよ...全文を見る
○陣内国務大臣 そのとおりでございます。
06月08日第145回国会 参議院 法務委員会 第15号
議事録を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) すべて、今委員の御指摘のとおりだと私も思っております。  暴力団の山口組の最高幹部射殺事件などでは一般市民を巻き添えにして、そのとうとい命を奪うような痛ましい事件がありましたし、また、企業幹部を対象としたテロ行為あるいは金融機関等に対する現金強奪事件な...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 最近の薬物事犯の現状につきましてはこれまで御説明申し上げたとおりでございますが、特に我が国で最も多く乱用されている覚せい剤事犯について、近年、検挙人員あるいは検挙件数がともに増加している上、押収量も史上最高を記録するということでございます。また、中学、高...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 暴力団によるけん銃等による大変ゆゆしい被害というものが日本の国民生活の安全あるいは経済社会の健全な維持、発展を阻害している、ひいてはこれが民主主義の破壊につながるんじゃないかという御懸念は、私も同じような気持ちを持つ一人でございます。  私たちにとって...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 集団密航者の増加は我が国の社会に対する重大な脅威となっております。集団密航者の大半は、上陸後、全国各地に分散して不法就労活動に従事しており、我が国の出入国管理制度の根幹を揺るがしかねない事態が生じております。  また、多数の集団密航者が不法就労活動に従...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) お尋ねの事件につきましては、ただいま警察庁から御報告がございましたように、現在捜査当局において捜査中であり、その背景、動機等は不明であるというふうに承知しております。  しかしながら、最近の当省をめぐる諸情勢にかんがみますと、本件の背景、動機については...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 人権の尊重が日本国憲法の柱であり、民主政治の基本であるということは十分承知しております。  ただいま委員が世界人権宣言五十周年、五十周年を迎えた我が国の去年またことしの意義についてお話がございましたけれども、世界人権宣言や国際人権規約等によっても人権の...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 狭山事件につきましては、現在東京高等裁判所で再審請求が係属中でございます。公判に提出していない記録の開示につきましては、事件を担当する検察官と弁護人側との間で個別に協議をしている、このように承知いたしておりますので、法務大臣の立場としてはお答えする立場じ...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 人権擁護施策の重要性につきましては、るる委員御指摘のとおりでございます。  ただいま審議をいただいております中央省庁等の改革の中でも、人権啓発につきましては法務省が所掌するということで進めることになっております。  問題は、人権擁護施策となりますと、...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) ただいまオウム真理教をめぐる問題についてるるお話がございました。周辺住民とのトラブルを発生させるなど、住民の不安や危惧の念が依然として払拭されない状況にあるということでございますので、同教団への対策としては、現行法令を最大限に活用することを初めとして幅広...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) ただいま触れたように、破防法の改正も含めて、あるいはまた新しい法律も必要じゃないかという声もございます。そういうものをいろいろ検討しながら、オウムの現状、あるいはこれからの問題をよく見据えて、どういう対応、法的整備が必要か、真剣に鋭意検討しておるという状...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 事前の相談はございませんでしたけれども、私もこの措置が適切である、このように考えております。
○国務大臣(陣内孝雄君) そのとおりです。
○国務大臣(陣内孝雄君) ただいま刑事局長が御説明申し上げましたように、私ども、これから重要なこの通信傍受、こういう略称を持った法案でございますけれども、こういう法案の審議をお願いする段階を迎えるわけでございます。そういう際に、やはりこの中身について十分に国民の皆様方にも知ってい...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 今、委員御指摘のとおりでございまして、国内的に見た場合には、暴力団等による薬物や銃器等の不正取引が深刻な状況になってきております。また、暴力団等の組織の不正な権益の獲得、維持を目的とした各種の犯罪のほか、いわゆるオウム真理教事件のような大規模な組織的形態...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) およそ自己の主義主張を貫徹するために暴力的手段に訴えるいわゆる過激派の活動というものは、これは国民の平穏な生活を侵害し、また法秩序の維持に重大な脅威を与えるものでありますので、到底容認できるものではございません。過激派によるこの種の不法事犯に対しましては...全文を見る
06月09日第145回国会 参議院 本会議 第27号
議事録を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 組織的な犯罪に対処するための法整備に関する三法案について、一括してその趣旨を御説明いたします。  近年、暴力団等による組織的な犯罪が少なからず発生しており、我が国の平穏な市民生活を脅かすとともに、健全な社会経済の維持発展に悪影響を及ぼす状況にあります。...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 小川議員にお答え申し上げます。  令状請求記録の写しを裁判所に保管させる制度についてのお尋ねがございました。  現在の令状請求においても、その疎明資料については、捜査機関に返却され、裁判所が写しを保管する取り扱いにはなっていないと承知いたしております...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 緒方議員にお答えを申し上げます。  昭和六十一年当時、日本共産党国際部長であった緒方議員宅の電話盗聴に係る事件に関する、昨年三月十一日の衆議院法務委員会における当時の下稲葉法務大臣の答弁についてのお尋ねでございますが、この事件については、東京地方検察庁...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 水野議員にお答え申し上げます。  電子メールの傍受の問題点についてお尋ねがございました。  電子メールの傍受は、受信者のID番号を特定し、通信事業者であるプロバイダーが提供する受信者のメールサーバーにアクセスして、傍受すべき通信が行われるか否かを継続...全文を見る
06月10日第145回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第14号
議事録を見る
○陣内国務大臣 司法制度の改革に関して、法曹資格に隣接する専門職種との間の協力関係やそのあり方等につきまして、各種の提言がなされておることは十分承知いたしております。  司法制度改革審議会のことにお触れになりましたけれども、先般成立いたしました司法制度改革審議会設置法に基づきま...全文を見る
06月10日第145回国会 参議院 法務委員会 第16号
議事録を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 組織的な犯罪に対処するための法整備に関する三法案について、一括してその趣旨を御説明申し上げます。  近年、暴力団等による薬物、銃器等の取引や、これらの組織の不正な権益の獲得等を目的とした各種の犯罪のほか、オウム真理教事件のような組織的な大量殺人事犯、法...全文を見る
06月11日第145回国会 衆議院 法務委員会 第19号
議事録を見る
○陣内国務大臣 最初に、民法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  この法律案は、高齢社会への対応及び障害者福祉の充実の観点から、痴呆性高齢者、知的障害者、精神障害者等の判断能力の不十分な者の保護を図るため、禁治産及び準禁治産の制度を後見及び保佐の制...全文を見る
○陣内国務大臣 ずっと委員のお考え方を伺ってまいりまして、私もまさにそのとおりだと思っております。  今回の成年後見制度についての改正というのは、自己決定の尊重、それから、ノーマライゼーション等の新しい理念と従来の本人の保護の理念との調和をどう図るかということでございまして、障...全文を見る
○陣内国務大臣 今御答弁申し上げたとおりでございますが、委員のおっしゃるような問題意識は私も持っております。
○陣内国務大臣 これまでの審議を伺いながら、委員が、手話による公正証書遺言の作成ができるような道を開かれたということに大変感銘を受けております。  法務省といたしましては、今回の改正の理念であるノーマライゼーションの観点から、今後とも基本法のあり方について絶えず意を配してまいり...全文を見る
○陣内国務大臣 今御指摘になっております、そういう悪用されないということは、信頼されるということでありますし、また、この制度が発展していく基盤を築くわけでございますので、十分留意して取り組まなければならないと思います。
○陣内国務大臣 御指摘のように、関係各方面と密接な連携協力を図ることによって、障害者による成年後見制度の主体的、積極的な利用が促進されるように取り組んでまいりたいと思います。
06月28日第145回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第5号
議事録を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 法務省の所管する人権擁護事務の人権というのは、日本国憲法が定める基本的人権のことと理解しております。  なお、人権擁護事務の主なものは、人権啓発、人権相談及び人権侵犯事件の調査、処理でございます。
○国務大臣(陣内孝雄君) 今、人権行政ということでお触れになりましたけれども、法務省の所管する人権擁護行政の主なものは、人権尊重思想の普及、高揚を目的とする人権啓発、人権相談及び人権侵犯、侵害の調査、処理でございます。先ほど御説明申し上げたとおりでございます。したがって、人権擁護...全文を見る
06月29日第145回国会 衆議院 本会議 第41号
議事録を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 伊藤議員にお答え申し上げます。  刑法の処罰規定に関するお尋ねでございますが、刑法第九十二条第一項は、「外国に対して侮辱を加える目的で、その国の国旗その他の国章を損壊し、除去し、又は汚損した者は、二年以下の懲役又は二十万円以下の罰金に処する。」旨規定し...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 中西議員にお答えを申し上げます。  日の丸・君が代についてのお尋ねがありました。  国旗及び国歌に関する法律案は、日章旗を国旗、君が代を国歌とするにとどまるもので、このような法制化が直ちに人権侵害につながることはないものと考えております。(拍手) ...全文を見る
06月29日第145回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第6号
議事録を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 犯罪被害者の救済について、いろいろな立場の方がいろんな形でいろいろ提言されたり研究されておられるということは存じ上げております。
○国務大臣(陣内孝雄君) 官房長官からもお答えがございましたけれども、オウム真理教に係る被害者の救済は重要な問題であると考えております。しかし、破産した宗教法人オウム真理教と、現在収益を上げているといわれるパソコンショップは権利の帰属主体として別なものであることから、宗教法人オウ...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) ただいま委員御指摘のとおり、人権擁護推進審議会におきまして、六月十八日に人権教育啓発に関する答申案を公表いたしまして、各方面から意見を募集しているところでございます。  答申案につきましては、法務省のホームページに掲載するなど、その周知を図るとともに、...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 人権の擁護というのは憲法の柱でありますし、また民主主義の、民主政治の基本でもありますので、すべての人々の人権が尊重される平和で豊かな社会の実現が必要であり望まれているということでございます。  そのために法務省といたしましても、人権擁護事務を所管する立...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 諮問の第一号についてでございますが、「人権尊重の理念に関する国民相互の理解を深めるための教育及び啓発に関する施策の総合的な推進に関する基本的事項について」ということで諮問いたしました。  それについてでございますけれども、ただいまお触れになりました衆議...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 人権に関しましては、B規約としていろいろ指摘を受けておることは承知いたしております。  これらの問題につきましては、いろいろな立場からの論議が必要だということで、規約そのものにつきまして今いろんな形での論議をお願いしているところでございます。
○国務大臣(陣内孝雄君) 今国会に提出しております少年法等の一部を改正する法律案は、喫緊の課題となっております少年審判における事実認定手続の一層の適正化のために所要の法整備を図ろうということでございます。  この法案審議の時期等につきましては、お尋ねでございますけれども、国会で...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 御指摘なさったように、少年の最近の事件というのは凶悪化の傾向が認められます。少年による殺人、強盗、それから強盗致死傷等の凶悪事犯の検察庁における受理人員の推移を見ますと、近年増加の傾向にございます。平成八年は千四百八人でありましたけれども、平成九年には千...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 金融破綻問題の処理等に関連した不動産登記事件の増加など、法務局の所掌事務の大半を占める登記事務は、今、先生御指摘のように、依然として高水準を維持しております。こういった業務の適正な処理のためには、コンピューター化及び登記所の統廃合を推進するとともに、あわ...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 我が国の急速な国際化に伴いまして、今、委員御指摘のような入管業務が大変ふえておることはそのとおりでございます。したがいまして、入管局の人員体制の整備充実につきましては、我が国と諸外国との間の健全な国際交流を推進し、出入国管理行政に係る諸問題に的確に対応し...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) この問題につきましては委員から質問主意書をいただきまして、既にその中でも触れておるわけでございますけれども、入国管理行政につきましては、比較的判断が容易な案件については地方入国管理官署の長の専決により許可することができるということで、行政の効率化及び迅速...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) この通達の概要について御説明申し上げますと、上陸特別許可または在留特別許可を希望して異議の申し出がなされる案件のうちで政治、外交、治安等に影響を及ぼすおそれがあるなど重要な案件以外のものについての通達についてでございます。このうち、上陸に関しましては、査...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) ちょっと事実関係を御説明した上でと思いますので長くなりますけれども。  お尋ねの中国人男性は、平成六年二月一日に定住者としての在留資格を付与されて入国し、その後日本人配偶者との在留資格への変更許可を受け本邦に在留していた者でございます。  しかし、入...全文を見る
06月29日第145回国会 参議院 法務委員会 第17号
議事録を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 私も、法務大臣に就任いたしましてから、少年院とか刑務所等を回り、あるいはまた保護観察官あるいは保護司、そういった方々の意見も聞いてまいりましたが、やはりせっかく出獄あるいは退院しても、この薬物の犯罪を犯した人たちというのはどうしてもまたもとへ戻る率が高い...全文を見る
07月01日第145回国会 参議院 法務委員会 第18号
議事録を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) この法律案につきまして、今委員がおっしゃいましたように、種々のお立場から御議論があることは十分承知いたしております。  しかし、犯罪捜査のための通信傍受の導入というのは、通信の秘密の重要性に十分に配慮した上で、組織的犯罪の全容を把握し、首謀者を含めて犯...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) ただいま御答弁申し上げましたように、この必要性、重要性、そしてまた一番大事な通信の秘密を最大限に尊重していくというところを十分御理解いただくように必要な審議をお願いしたいと思っております。
○国務大臣(陣内孝雄君) 最近の新聞で報道されている世論調査の結果等によりますと、本法律案に反対の世論が特に多いというふうには私は認識しておりません。また、反対の意見の中で犯罪と関係のない一般市民の通信も傍受されるおそれがあるとの理由を挙げる者が多数を占めるなど、この制度が十分に...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 憲法の第二十一条の二項には、通信の秘密を保障しております。これについては最大限尊重すべきものであるということは申し上げるまでもございません。しかし、憲法が保障する各種の基本的人権につきましては、それぞれに関する条文が制限の可能性を明示していると否とにかか...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 私ども法務省といたしましては、この神奈川県警の警部補の、警察官による共産党の方に対するのは盗聴事件だ、こういうふうに前の下稲葉大臣もおっしゃっておりますし、私も同じような認識でございます。  そして、これに対して、刑事局長が申し上げましたように、警察官...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) これは二十二条の四項に、先ほど来論議されておるところでございますけれども、「複製等」の中に「書面」というものを明示しておりますけれども、これについては「その記録の全部を消去しなければならない。」ということになっておるということを説明したわけでございます。
○国務大臣(陣内孝雄君) 私が御説明いたしましたメモというのは、いろいろメモにも態様があると思いますが、私が申し上げましたのは、きちんと書面というような形で残されたメモという意味で申し上げたところでございます。
○国務大臣(陣内孝雄君) 先ほど来御審議いただいているように、現下の組織犯罪をめぐる大変厳しい状況を踏まえたときに、この捜査のために通信傍受方策というのが大変重要であるということでございますが、その運用に当たりましては、公共の福祉という観点からでございますけれども、通信の秘密を最...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 裁判所の判決については、私ども、そのように受けとめております。
○国務大臣(陣内孝雄君) 裁判所で推認したことについては、そのとおり受けとめております。
○国務大臣(陣内孝雄君) 今御指摘の下稲葉法務大臣の御認識と私も同様でございます。
○国務大臣(陣内孝雄君) 盗聴しようとしたという未遂であるというふうに私どもは認定せざるを得なかった、したという事実は見当たらなかったということでございます。
○国務大臣(陣内孝雄君) 法務・検察といたしましては、常に証拠と法に基づきまして適正に対応してきた、このように考えております。
○国務大臣(陣内孝雄君) 警察は、御指摘の事件に関する東京地方検察庁による起訴猶予処分及び本件関係訴訟の結果を厳粛に受けとめていただいており、その反省を踏まえて、国民の信頼を裏切ることのないように適正な職務執行に努めている旨を表明されております。  違法な活動が行われないよう努...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) お尋ねの発言でございますけれども、坂本弁護士一家殺害事件が発生した当時、犯罪捜査のための通信傍受に関する法律が成立していればこの事件そのものを防止することができたかどうかについて述べたものではございませんで、この事件のような組織的な殺人事件の首謀者の検挙...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 犯罪捜査のための通信傍受というのは、組織的、密行的に行われる、いわゆる組織的な犯罪等の首謀者を含めまして、犯行に関与した者の特定や事案の真相解明に必要かつ効果的である、このように基本的に考えております。  オウム真理教による一連の犯罪が敢行された当時は...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 今、大変詳しく御説明を求められたわけでございます。  その点につきましては、刑事局長に答弁をさせます。
○国務大臣(陣内孝雄君) インターネット通信等の傍受は、通信事業者であるプロバイダーが管理する受信者のメールボックスにおいて傍受すべき通信が行われるか否かを見張っておりまして、メールが受信された場合にはこれをコピーして傍受することにしております。  したがいまして、今委員がお触...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) ただいまおとり捜査とかコントロールドデリバリーあるいは司法取引等の新しい捜査手段についてどうかというふうなお話でございます。  その必要性を初め、我が国の刑事司法制度全体に及ぼす影響あるいは適正手続の担保、国民の信頼の確保等、さまざまな観点から慎重に検...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 組織的犯罪対策三法案による法整備は、組織的な犯罪に適切に対処するために必要不可欠な法的武器でございます。真に国民が安心して暮らせる社会を築き、平穏な生活を守るとともに組織的な犯罪と戦う国際社会の一員として責任ある役割を果たすため、これを適切に活用すること...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) まず最初に、覚せい剤の犯罪の動向につきまして御説明いたさせます。
○国務大臣(陣内孝雄君) 犯罪組織というのはプロ集団であるから、通信傍受の制度が整備された場合は、犯罪を行う者はその通信が傍受されることを警戒して何らかの対応策をとろうとすることが想定されるという御指摘でございます。そういう面も確かにあろうとは思います。  しかし、薬物や銃器の...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 私も、これは当時参議院の決算委員会か何かのときに先生が急遽質問されたのを今思い起こすわけでございますが、それに対する警察当局のどういう判断だったか、私はちょっと記憶にございません。  しかし、いずれにしましても、捜査というのは個々の事案ごとにそれに適し...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) そういう見方をされておったときもあったと思います。
○国務大臣(陣内孝雄君) お尋ねの事件につきましては、警察において、東京地方検察庁の捜査で警察官による盗聴行為があったと認められたことや、民事訴訟でも同様の行為があったと推認された、こういうことを厳粛に受けとめて、その反省を踏まえて、国民の信頼を裏切るようなことのないように厳しく...全文を見る
07月02日第145回国会 衆議院 法務委員会 第21号
議事録を見る
○陣内国務大臣 今国会にお願いしております法律案につきましては、その成立を期して私ども努力しなければならないと思っておりますが、いずれにいたしましても、委員会でお取り計らいいただくわけでございますので、そのように考えておるところでございます。
○陣内国務大臣 私どもといたしましては、衆参両法務委員会におきまして、私どもの提案しております各種法案、これを御審議、御決議いただきたいというふうな気持ちでいっぱいでございます。
○陣内国務大臣 新しい成年後見制度のもとでは、家庭裁判所が個々の事案に応じて、最も適任と認められる者を成年後見人等に選任することとなっております。したがいまして、家族が無私の愛情に基づいて後見事務を行うのが適当な場合もあれば、弁護士、司法書士、社会福祉士、ボランティア等の第三者が...全文を見る
○陣内国務大臣 自助、共助、公助、こういうものの組み合わせの中で適切にこういう問題は取り扱っていかなきゃいかぬと思いますが、気持ちの上では、今委員がおっしゃるような気持ちを私も、大変同感でございます。
○陣内国務大臣 我が国の家庭裁判所の特色というのを見てみますと、心理学とか社会学、教育学、こういうものに関する専門的な知識を備えたものでございます。その中には、調査官とか、あるいは事件の調査や人間関係の調整に重要な役割を果たしていただいているわけでございますので、こういった家庭裁...全文を見る
○陣内国務大臣 今回の改正によりまして、弁護士、司法書士、社会福祉士などの法律あるいは福祉の専門家が成年後見人となる場合がふえてくると思います。各種の法人が成年後見人等となる場合も出てくるだろうと思います。したがいまして、後見事務を事業として行う専門家や法人もあらわれてくると思わ...全文を見る
○陣内国務大臣 私、三月に就任させていただきました。時代の変革期に当たるということで、基本法の整備が大変重要であるということをそれ以来感じておるわけでございます。  そういう中で、ひとつ、我が国の経済社会のこの状況で、法整備が非常に大事だと思いますので、大変重いお仕事をお願いし...全文を見る
○陣内国務大臣 御審議いただいておりまして、本当に感謝申し上げます。  この新しい成年後見制度が成立した場合には、これが真に利用しやすい制度として運用されるように、法務省といたしましても、一般の利用者にとってもわかりやすいパンフレットその他説明資料等を作成いたしまして、全国の関...全文を見る
○陣内国務大臣 先ほど事務当局からも御説明申し上げましたけれども、各省庁と協議を続け、最終的な判断は各省庁にゆだねざるを得なかったということでございますので、このような結果だと思います。
○陣内国務大臣 成年後見制度は、本人の財産管理等を適切に行うために利用されるものでございますので、後見事務に要する費用等の経費につきましては、基本的には本人がその財産の中から支弁すべきものだ、このように考えております。  ただ、委員御指摘のように、低所得者でもこの制度を利用する...全文を見る
○陣内国務大臣 任意後見契約というのはあくまでも私的自治に基づく任意契約でございます。いわゆる法定後見とは制度の枠組みが異なるわけでございます。したがいまして、国家機関である家庭裁判所が直接的に任意後見人を監督するということは、私的自治の原則との関係で問題があるのではないかと考え...全文を見る
○陣内国務大臣 基本的には、国民の権利意識の高まりを受けまして、聴覚・言語機能障害といった健常者じゃない方も、健常者と同様に公正証書遺言等を利用することができるようにしようということでございますので、それぞれの問題はあろうかと思いますので、すべてというわけにはいかぬと思いますが、...全文を見る
○陣内国務大臣 ただいま可決されました附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。ありがとうございます。     —————————————
07月06日第145回国会 参議院 法務委員会 第19号
議事録を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 犯罪収益の規制は、組織的な犯罪においては、不正の利益を得ることを目的として種々の犯罪行為が行われ、これによりまして得られた犯罪収益が犯罪組織の維持拡大に利用されたり、あるいは将来の犯罪活動に再投資され、あるいは正常な経済活動に悪影響を及ぼすことにかんがみ...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 金融活動作業部会が取り組む資金洗浄対策は、組織的な犯罪に経済的な側面から適正に対処しようとするものでありますが、組織的な犯罪と戦うためにはこの対策だけでは十分ではないというふうに考えます。  組織性、計画性が高く、違法性が大きい犯罪については、それに関...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) その点について今まで刑事局長がるる御説明しておるわけでございますが、私は刑事局長の説明でもって理解できるというふうに考えております。  今、Eメールの問題、既にストックになっているものとこれから流れていこうというそのことについての細部をきわめようという...全文を見る
07月09日第145回国会 衆議院 法務委員会 第22号
議事録を見る
○陣内国務大臣 商法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  この法律は、会社をめぐる最近の社会経済情勢にかんがみ、株式交換及び株式移転の制度を創設するとともに、親会社の株主に対する子会社の業務内容の開示の充実等の措置を講じ、また、金銭債権等につき時...全文を見る
○陣内国務大臣 今委員御指摘のように、オウム真理教は、危険な体質を今なお維持したまま、豊富な資金を背景に、新たな拠点を獲得するなど、活動を活発に行っております。凶悪重大事件に対する謝罪はもとより、反省の意も示していないことから、国民の不安や危惧の念は依然として払拭されず、その活動...全文を見る
○陣内国務大臣 ただいま御審議をお願いしておりますこの改正法案の株式交換、株式移転の制度というのは、企業の再編成のための一つの手段として持ち株会社関係を円滑に創設することを目的とするものでございます。  持ち株会社を創設することによりまして、本社機能を企業グループ全体の経営戦略...全文を見る
○陣内国務大臣 持ち株会社及び親子会社をめぐる利害関係者の利害を調整し、これら関係者の権利を適切に保護することは、今委員御指摘のように、このような関係にある会社の適正な経営等に不可欠であり、ひいては我が国の会社制度の健全な発展にとっても極めて重要な課題であると認識いたしております...全文を見る
○陣内国務大臣 お尋ねの件につきましては、東京地方検察庁において、保坂議員からの告訴を受理し、捜査中であるものと承知いたしております。  この件につきましては、検察当局において適宜適切に対処するもの、このように考えております。
○陣内国務大臣 この件についての報告なり私からの発言は全くございません。
○陣内国務大臣 私から特に申し上げることは適切ではないんじゃないかと思っております。
○陣内国務大臣 どういう発言をされたのか、どういうお考えで発言されたのか、私全く知り得ないところでございますので、私からそのことについて触れることはできないと思います。
○陣内国務大臣 ただいま申し上げましたように、東京地方検察庁において、保坂議員からの告訴を受理し、その捜査中であるというふうに承知しております。したがいまして、私から所見を述べることはあえて避けさせていただきたいと思いますが、検察当局においては、いずれにしても、適宜適切に対処して...全文を見る
○陣内国務大臣 これは一般論として申し上げるわけでございますけれども、検察当局におきましては、常に法と証拠に基づきまして、刑事事件として取り上げるべきものがあれば適宜適切に対処するものと思います。
○陣内国務大臣 衆参両院で附帯決議された事項については、これは守るように努めることは当然でございます。  そういう中で、法務省におきましては、昨今の経済情勢、国際情勢を見たときに、多くの企業が単体で活動するのではなくて、企業グループを形成して活動することにより、経営の効率化、国...全文を見る
○陣内国務大臣 この産業競争力会議というのは、総理の主宰によりまして、産業の競争力強化を目指し、官民を挙げて経済の供給面の問題へ取り組もうということで、自由な意見の交換をする場だと承知いたしております。  そして、第四回において、今委員御指摘のような経済界からの御発言がございま...全文を見る
○陣内国務大臣 これはあくまでも一般論としてお答えしたいと思いますが、通信の秘密を違法に侵害する盗聴行為、これは憲法で保障される人権の侵害でございまして、到底許されることではないと思います。  他方、通信傍受法案に定める犯罪捜査のための通信傍受、これは、組織的かつ密行的に行われ...全文を見る
○陣内国務大臣 先ほど申し上げましたように、通信の秘密を違法に侵害するいわゆる盗聴行為、これは憲法で保障されている人権の侵害でございます。これは到底許されるべきものではないということを再度申し上げまして、それに対する侵害被害ということについては、これは慎重に取り組んでいくべき必要...全文を見る
○陣内国務大臣 今お尋ねの件につきましては、東京地方検察庁に本日委員から告訴関係書類を提出され、受け付けられたというふうに伺っております。したがいまして、これにつきましては、適宜適切に対処する、このように考えております。
○陣内国務大臣 これはこれから捜査が始まるところでございますので、いずれにしても、厳正、公正、不偏不党の立場で、きちっとした捜査をしていけるものと信頼しております。
○陣内国務大臣 盗聴があってはならない、当然のことでございます。
○陣内国務大臣 基本的人権の重要さ、これは、もう委員おっしゃるとおりでございまして、政府を挙げてこの問題について取り組んでいるわけでございますが、今御指摘のような事実があるかどうか十分調査いたしまして適切に対処してまいりたいと思っております。
○陣内国務大臣 お尋ねの発言でございますが、坂本弁護士一家の殺害事件が発生した当時、犯罪捜査のための通信傍受に関する法律が成立していればこの事件そのものを防止することができたというふうなつもりで申し上げたわけではございませんでした。  いずれにしましても、法秩序を守り、社会正義...全文を見る
○陣内国務大臣 坂本一家事件が起こった後も電話を使っていろいろな連絡をとり合ったということを承知しておったものですから、ああいう組織的な犯罪については電話傍受をすることが大変有効な捜査手段であり、かつまた、そういうことを通じて抑止力が全般的に働いていくんじゃないか、社会正義が実現...全文を見る
○陣内国務大臣 お尋ねのおとぎ話については、これは伊藤元検事総長が個人の資格でお書きになったということを承知しておりまして、したがいまして、その内容について私の立場から論評するというのは適当ではないのではないかと思っております。
○陣内国務大臣 おとぎ話ということでございますが、想像するに、警察が不法な手段で電話を傍受したのじゃないかというようなことに関連した話だったと思います。
○陣内国務大臣 一般論として申し上げますと、検察当局においては、どういう犯罪であれ、厳正公平に、また不偏不党を旨として、刑事事件として取り上げるべきものであれば、これは常に法と証拠に基づきまして適切に対処をしてきたと思っておりますし、今後も同様に適切な対処をするものと信頼しており...全文を見る
07月13日第145回国会 参議院 法務委員会 第20号
議事録を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 通信技術の発展には目をみはるものがございます。そもそも、インターネットが軍事技術として導入されてから今日の拡大、あるいはEメールにしても携帯電話にしても、本当に急速な進展をしております。  そもそも、技術というのは、当初開発したときには予想できないよう...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 御指摘のアメリカの覇権主義というお話でございますけれども、どういうことなのか、ちょっと意味しているところが私には理解しにくいわけでございます。  いずれにいたしましても、この通信傍受法案というものは、具体的な犯罪行為が既に行われた場合にその捜査として行...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) せっかくの御指摘でございますけれども、ただいま申し上げましたとおりでございます。
○国務大臣(陣内孝雄君) お尋ねの件につきましては、東京地方検察庁において保坂議員からの告訴を受理し、捜査中であるものと承知いたしております。この件につきましては、検察当局におきまして適宜適切に対処するものと考えております。
07月14日第145回国会 衆議院 予算委員会 第20号
議事録を見る
○陣内国務大臣 オウム真理教は、今委員が御指摘のように、危険な体質を今なお維持したまま、豊富な資金を背景に新たな拠点を獲得するなど活動を活発に行っておりまして、凶悪重大事件に対する謝罪はもとより反省の意も示していないというようなことから、国民の皆さんに不安や危惧の念を依然として与...全文を見る
07月16日第145回国会 参議院 予算委員会 第18号
議事録を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) ただいま通信傍受法についての御発言がございましたので、私の方からその法案の目的としているところを少しお話しさせていただきたいと思います。  この通信傍受法というのは、犯罪が組織的に行われる、その一つとして、組織的な殺人、あるいは麻薬犯罪関係、銃器の犯罪...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) ただいま通信傍受法案についてのお尋ねがございました。  結論から言いますと、閣僚が傍受内容を知るということはできないということでございますが、少し詳しく説明させていただきます。  通信傍受法案に定める通信傍受というのは、具体的な犯罪行為が既に行われた...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 私はまだそのようなことを承知いたしておりません。
○国務大臣(陣内孝雄君) お尋ねの件につきましては、東京地方検察庁において保坂議員からの告訴を受理し、捜査中であるものと承知いたしております。  この件につきましては、検察当局において適宜適切に対処するものと考えておりまして、その推移を見守りたいと思います。
○国務大臣(陣内孝雄君) 御指摘の法務省刑事局長と郵政省電気通信局長との間における覚書、これは、昨年四月に民友連の要求によりまして、また本年二月には民主党の要求によりまして衆議院予算委員会に提出した、各省庁間で交わされたすべての覚書の一つでございまして、既に外部にも明らかにされて...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 覚書の全体の意義づけにつきましては先ほど御説明したとおりでございます。  今御指摘の六項というのは、法案第十一条について協議をした結果についての三項目のことだと思いますが、内容につきましては、かなり長いものになっておりますので、事務当局に説明させたいと...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 私からお答えしてもよろしいんですが、非常に技術的な問題でございますもので、担当の局長から説明させます。
07月19日第145回国会 参議院 予算委員会 第19号
議事録を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 二点について御指摘がございました。  まず最初の民法八百三十四条についてでございますが、親権の乱用というのは、ここでは監護教育権、住居指定権等の乱用を意味しております。また、著しい不行跡とは、飲酒、賭博にふけること、放蕩により自己の財産を浪費することな...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 民法八百三十四条の適用については、ただいま申し上げたとおりでございます。  ただ、オウム真理教の現在のあり方につきましては、私ども法務省、公安調査庁として極めて注意深く見守っておりまして、これに対する法的措置も別途考えていく必要がある、このように取り組...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) これはただいま申し上げましたように、国家権力によりまして親権を奪うということは極めて慎重に行わなければならないということでございます。
○国務大臣(陣内孝雄君) 親権の重要性にかんがみまして、検察官が親権喪失宣言の請求を行うことにつきましては、今申し上げましたように慎重な配慮が必要である、このように考えておりまして、本件につきましても、親の親権や子の利益、福祉の観点から慎重に検討してまいりたいと思います。
○国務大臣(陣内孝雄君) 具体的事件にかかわることでございますので、私からお答えすることは差し控えさせていただきたいと思います。
○国務大臣(陣内孝雄君) 基本的にはただいま申し上げたとおりでございますが、重ねての御質問でございますので若干触れさせていただきたいと思いますが、そのような報道がなされたということは承知いたしております。しかし、東京地検が受理を拒否したという事実はなく、お尋ねの告発状に関しては、...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) その後、七月十五日、浅香さんが再度告発状を提出いたしましたので、東京地検において所要の手続を進めている、このように承知いたしております。
○国務大臣(陣内孝雄君) 具体的なことについては刑事局長から説明させます。
07月21日第145回国会 衆議院 法務委員会 第23号
議事録を見る
○陣内国務大臣 今委員の御指摘をいろいろとお聞きしておりました。商法の計算規定の企業会計との調整の問題、これは大変重大な問題であると私も今認識したところでございます。  今後とも、企業実態等に合わせて企業会計との調整を図るため、商法の計算規定について検討を続けてまいる必要がある...全文を見る
07月23日第145回国会 衆議院 法務委員会 第24号
議事録を見る
○陣内国務大臣 規約人権委員会から今委員御指摘の勧告があったことは承知いたしております。  我が国におきましては、刑事訴訟法の第二百九十九条の第一項によりまして、検察官が公判廷で取り調べを請求する証拠物及び証拠書類については、あらかじめ弁護人等に閲覧の機会を与えなければならない...全文を見る
○陣内国務大臣 今委員御指摘の、東京大学の平野龍一先生のこのジュリストの論文も読ませていただきました。  今先生の御指摘のようなことがこの中にるる書かれておるわけでございますが、我が国といたしまして、第四回の政府報告に対する規約人権委員会の最終見解につきましては、今後ともその内...全文を見る
○陣内国務大臣 今、委員御指摘のことを伺ってまいりました。会社は、社会的責任というものを十分考えながらこれからの厳しい企業環境の中で発展していただくように心から願っておるところでございます。
○陣内国務大臣 刑事局長に答弁させます。
○陣内国務大臣 今、交通部長という人の言動については、私どもも、どのようなことが本当にあったのかというのはなかなか確かめにくいわけでございますけれども、いずれにしましても、今おっしゃいましたように、検察においては、被害者とともに泣く、そういう基本的な姿勢で、被害者の声を重く受けと...全文を見る
○陣内国務大臣 ただいま可決されました附帯決議につきましては、その趣旨を踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。     ―――――――――――――
07月23日第145回国会 衆議院 本会議 第48号
議事録を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 外国人登録法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明申し上げます。  外国人登録法に基づく指紋押捺制度については、これまで累次にわたり指紋押捺義務を緩和するための改正が行われてきたところであります。  平成四年の外国人登録法の改正において、永...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 福岡議員にお答えを申し上げます。  まず、かつて指紋押捺をしたことがある方々の指紋記録の取り扱いについてお尋ねがございましたが、当局が保管する非永住者に係る指紋原紙については、これを破棄する所存であります。  また、登録原票上の押捺指紋につきましては...全文を見る
07月29日第145回国会 衆議院 本会議 第49号
議事録を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 出入国管理及び難民認定法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明申し上げます。  平成九年に集団密航を助長、援助する行為等の処罰を内容とする出入国管理及び難民認定法の一部を改正する法律の御審議をいただき、同年に同法を施行したところでありますが、...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 坂上議員にお答えを申し上げます。  最初に、上陸拒否期間中の者に対して、人道的配慮から上陸特別許可を行う場合の基準についてのお尋ねがありました。  上陸特別許可については、上陸の目的、家族状況、その他諸般の事情を総合的に考慮して判断することとしており...全文を見る
07月29日第145回国会 参議院 法務委員会 第23号
議事録を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 立会人というのは、傍受の実施手続の適正を担保するために立ち会うものでございます。通信傍受を実施する主体はあくまでも捜査機関でありますから、その通信傍受に違法がある場合に民事上の責任が発生するといたしましても、その責めを負うのは捜査機関である、立会人が民事...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 本法律案の第二十九条、これでは通信傍受制度のあり方についての検討資料とするため、政府において毎年その運用状況について国会に報告するということにしておるわけでございます。  報告する事項につきましては、傍受令状の請求及び発付の件数、罪名、傍受対象とした通...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) これまでの論議でも明らかになっておりますように、技術的には解決が可能である。この問題につきましては、今後一年間の施行までの間に十分通信事業者等との話し合いも含めて早急に確立していきたい、このように考えております。
○国務大臣(陣内孝雄君) 今、刑事局長が答弁したとおりでございます。
○国務大臣(陣内孝雄君) 刑事局長に答えさせます。
○国務大臣(陣内孝雄君) 全く同様の考え方を持っております。  私は佐賀県でございますが、佐賀県でもつい最近、初めてのことですけれども、かなり大量の密航の人が来たということで大騒ぎでございます。同じような不安を住民が今抱き始めております。どうか委員の先生方、御理解の上、この法案...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 金額についてということでございますと、今これだけというふうな確たる御返事はいたしかねます。
07月30日第145回国会 衆議院 法務委員会 第25号
議事録を見る
○陣内国務大臣 初めに、外国人登録法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明申し上げます。  外国人登録法に基づく指紋押捺制度については、これまで累次にわたり、指紋押捺義務を緩和するための改正が行われてきたところであります。  平成四年の外国人登録法の改正において、永...全文を見る
○陣内国務大臣 お尋ねの、永住者、特別永住者の方々の指紋記録の取り扱いでございますが、当局が保管していた永住者、特別永住者に係る指紋原紙については既に廃棄済みでございます。  また、登録原票の上の押捺指紋につきましては、今鋭意廃止に向けて努力しているところでございますけれども、...全文を見る
○陣内国務大臣 改正案では、外国人登録原票の内容が漏えいすることを防止するために、その写し等の交付を受けることができる者を外国人本人、それから代理人等の一定の者に限定しております上、個人のプライバシーに関する情報が記載されている点で外国人登録原票と類似する戸籍においても、戸籍法が...全文を見る
○陣内国務大臣 戸籍謄本の場合は、その交付を受けることができる範囲が広がっておりますが、この場合は、外国人本人、その代理人と、一定の者に限定しておるというようなことで、その辺の均衡はとれておるというふうに考えております。
○陣内国務大臣 政令を定める時点で具体的な検討ということになるわけでございますが、現時点では、この「政令で定める者」というのは、日本赤十字社、預金保険機構などのように、今後とも登録原票の記載を利用することについて公益上あるいは人道上の観点から開示の必要性が高い、このように認められ...全文を見る
○陣内国務大臣 この登録原票にかかわる公務員につきましては、公務員は当然守秘義務というものが、国家公務員法第百条第一項、あるいは地方公務員については地方公務員法第三十四条第一項において規定されておるわけでございます。  この守秘義務に違反した場合の罰則というのが、国家公務員法の...全文を見る
○陣内国務大臣 現在の日本の状況を見ますと、不法入国者とか不法残留者が多数存在しておるわけでございまして、不法に在留しているのではないかとの疑義があるような場合、例えば、いろいろな事件とか調査とか、そういう場合などが頭に浮かんでくるわけでございますが、そういうような場合に、その外...全文を見る
○陣内国務大臣 どういう場合に登録証明書の提示を求めるかということが問題でございますけれども、これは具体的なケースによって異なるということでございます。  先ほど入管局長が話ししましたけれども、不法入国とかあるいは不法残留その他の犯罪を犯している疑いがある場合に、その身分関係を...全文を見る
○陣内国務大臣 今委員御指摘のように、総理は本会議におきまして、人権の擁護は憲法の柱であり、外国人の基本的人権が尊重されるべきことは言うまでもありません、こういうような趣旨の御答弁を申し上げたところでございます。  人権というのは、人が生まれながらにして享有する権利であるという...全文を見る
○陣内国務大臣 今御指摘なさいましたように、確かに、平成四年の改正の時点において、非永住者についても指紋押捺制度を廃止したらどうかという考え方はあったと思います。ただ、その当時としては、同一人性を確認する手段といたしまして、果たして指紋押捺以外の方法で非永住者について十分かどうか...全文を見る
○陣内国務大臣 結果的にはそういうことになったということで考えております。
○陣内国務大臣 今御指摘の規約人権委員会の最終見解では、外国人永住者が登録証明書を常時携帯しないことを犯罪として刑事罰を科する、こういうことを問題にしておるというふうに私は理解しておるわけでございます。  これにつきましては、先ほど局長も御説明いたしましたが、参議院の法務委員会...全文を見る
○陣内国務大臣 今日の状況を見ますと、基本的な法務省の考え方はるる局長が申し上げたところでございます。ただ、また委員の御指摘の点についても、これからの検討していく一つの課題ではなかろうかという気持ちは私としてはございます。
○陣内国務大臣 外国人の入国を認めるか否か、あるいはまた認める場合にはどのような条件のもとにこれを認めるかということは、国際慣習法上国家の自由裁量に属する、こういうふうにされておるわけでございまして、最高裁判所の判例におきましても、外国人は、我が国に入国する自由はもちろん、在留の...全文を見る
○陣内国務大臣 不法就労者あるいは不法滞在者によって我が国の社会が重大な影響を受けているということは現実にあるわけでございます。これについては、委員御指摘のように、あらゆる面から取り組んでいかなければいかぬということと、それからまた雇用政策の面で、また別途、こういうものを積極的に...全文を見る
○陣内国務大臣 今委員が御指摘になりましたように、国際化時代にあり、また、我が国が国際親善あるいは国際交流、こういうものを大事にしていかなきゃいかぬ中で、この外国人登録法の問題についても累次の改善を図ってきたわけでございますけれども、平成四年に改正した際に、永住者及び特別永住者に...全文を見る
○陣内国務大臣 基本的な考え方をまず述べさせていただきたいと思うんですが、不法入国者や不法在留者が多数存在しているという今日の状況の中にありましては、外国人が合法的な在留者であるか否かなど、その居住関係、身分関係を即時的に把握する必要がある。したがいまして、そのための登録証明書の...全文を見る
○陣内国務大臣 外国人の方々は、我が国に入国し、在留することについて許可を受けなければならない。外国人の居住関係及び身分関係の中には、当然のこととして、その外国人が許可を受けているかどうか、どのような許可を受けているかというようなことが包含されておりますので、外国人登録法の目的と...全文を見る
○陣内国務大臣 これまで、我が国に不法に入国してあるいは不法に上陸して、引き続いて不法に在留している外国人というのは比較的少なかったということでございました。その存在というものが我が国の適正な出入国管理の実施に及ぼす影響というのが余り重大ではなかった、こういうふうに私どもは認識し...全文を見る
○陣内国務大臣 近年、我が国への投資や企業活動、こういうものを目的として在留する外国人がふえておりますし、また、日本人と婚姻して在留する外国人もふえてきております。こういう形での我が国に長期間在留する外国人の増加に対しまして、我が国と諸外国との往来に必要な再入国許可に係る手続を簡...全文を見る
○陣内国務大臣 外国人の在留資格及びその基準につきましては、これまでも随時見直しをしてきたところでございます。今委員御指摘のような、多様なサービス産業が成長していく、また外国人の活躍がその中で期待されるということを考えますと、これからも見直していく必要があると思うわけでございます...全文を見る
○陣内国務大臣 委員の外国との共生の大事さ、大変感銘を受けながらお話を承ったわけでございます。  いずれにいたしましても、人権の擁護というのは我が国憲法の柱の一つでございますので、民主主義の基本である人権の擁護については、十分これを受けとめながら、これからの日本の新しい社会に向...全文を見る
○陣内国務大臣 不法入国者や不法残留者が多数存在しておるという今日の状況の中にありましては、外国人が合法的な在留者であるか否か等その居住関係及び身分関係を即時的に把握する必要があると考えておりまして、登録証明書の常時携帯制度というのはそのための合理的かつ必要なものでありまして、制...全文を見る
○陣内国務大臣 それは別件逮捕というか、就労している状況が不法であるということを確認した上でそういう捜査、検挙に当たるわけでございますが、その際に、それが日本人であればそういう違法性というのがないわけで、そこを見分ける必要があるということから提示を求めるわけでございます。
○陣内国務大臣 確かに、おっしゃいましたように、罰金から過料に変わったということで、そのことで警察が逮捕するということができなくなったわけでございます。  ただ、携帯義務を課しているということでございますので、その義務履行を私たちは期待して、そういう判別の手続が円滑にいくことを...全文を見る
○陣内国務大臣 人権の擁護というのは憲法の柱でございますので、これはその実現のために努めていかなきゃならないというわけでございます。  今具体的な事件として御指摘のあったことにつきましては、それぞれのところで鋭意その解決のために努めておるようでございますので、私どもは人権の擁護...全文を見る
○陣内国務大臣 国連の人権規約委員会の規約そのものを批准しておるわけでございますので、これは尊重するという立場でございます。
○陣内国務大臣 私どもは常にその規約は手元に置きながらいろいろ議論しておりますので、その中に入っていたかどうか私ちょっと存じ上げなかったのですけれども、大事な文書の一つだと私どもは受けとめております。
○陣内国務大臣 大変重要な指摘をしていただいたと思っております。今後、私なりに検討させていただきたいと思います。
08月02日第145回国会 衆議院 予算委員会 第22号
議事録を見る
○陣内国務大臣 個別の事案においてどういう冒頭陳述をするかにつきましては、これは検察当局が証拠に基づいて判断すべき事柄でございますのでお答えしかねますが、一般論として申し上げますと、検察当局は、公訴事実あるいは情状等を立証するため、証拠により証明すべき事実を明らかにしていくものと...全文を見る
○陣内国務大臣 捜査機関が具体的にいかなる事実を捜査すべきかにつきましては、捜査機関において法と証拠に基づいて判断すべきものでございまして、法務当局からお答えするのは適切ではないというふうに考えております。
○陣内国務大臣 具体的事件における犯罪の成否につきましては、捜査機関が収集した証拠に基づいて判断されるべき事項でございます。したがいまして、お答えすべき性格のものではないと考えておりますが、一般論として申し上げれば、検察当局におきましては、常に法と証拠に基づきまして、刑事事件とし...全文を見る
○陣内国務大臣 お尋ねは、具体的事件の捜査の過程において担当検察官と関係者とのやりとりにかかわる事柄でありまして、そのことについてお答えをすることは差し控えたいと存じますが、一般論として申し上げますと、捜査は被疑者その他の関係者の名誉にも深くかかわる上、捜査に関する情報が外部に漏...全文を見る
○陣内国務大臣 逮捕時の被疑事実は、平成九年四月一日から平成十年三月三十一日までの事業年度の有価証券報告書を提出するに当たり、貸出債権にかかわる償却、引き当てについて約八百億円過少計上した虚偽の財務諸表を掲載し、よって重要な事項について虚偽の記載のある有価証券報告書を提出した、こ...全文を見る
○陣内国務大臣 逮捕事実の詳細につきましては、現在進行中の捜査の内容にかかわる事柄でございます。現在の段階でこれ以上明らかにするということは、関係者の間での罪証隠滅を招くおそれなどもございます。答弁を差し控えさせていただきたいと思います。
○陣内国務大臣 お尋ねにつきましては、平成九年の四月一日から平成十年三月三十一日までの事業年度にかかわる虚偽有価証券報告書提出の罪、これは証券取引法第百九十七条第一号に該当するわけでございますが、これで、氏名不詳の元日債銀取締役を被告、被告発人とする告発が日債銀現取締役頭取からな...全文を見る
08月02日第145回国会 参議院 本会議 第41号
議事録を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) お答えを申し上げます。  敗者復活が容易にできるような新たな企業整理法の創設についてお尋ねがありました。  破綻に瀕した企業について、その再建を効果的に行うための法制を整備することは重要な課題であると認識しております。  法務省では、従前から倒産法...全文を見る
08月03日第145回国会 参議院 法務委員会 第24号
議事録を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 御指摘のように、マネーロンダリング対策につきましては、国際的に協調した対応をすることが求められておるわけでございます。我が国は、世界の金融市場の中心の一つであるということですので、ここが抜け穴になったら大変なことでございますし、また国連やサミット等の会議...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) これからの産業の活力を高めていく上で、情報技術、情報通信、情報を中心にしたそういった取り組みというのが大事なことは議員と同感でございます。  今回御提案申し上げているこの通信傍受というのは、先ほど来申し上げましたように、四種類の重大凶悪犯罪に限ってその...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) ただいま申し上げましたように、この通信傍受というのが、今委員の御懸念のあるようなものとはかかわりがないというふうに思っておりますが、なおこれを円滑に施行していく上にはいろいろな配慮が必要であるということを重く考えておるところでございます。
○国務大臣(陣内孝雄君) 通信の秘密を守るというのは、これはもう基本的な権利として非常に大事なものであるということでございます。そういう中で、先ほど来委員が御心配なさっていた、あるいは御提言なされたように、一般的にこれを禁止するような条文をこの通信傍受法の中に取り込んだらどうかと...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 大変大事な御指摘をいただいたわけでございますけれども、薬物依存者の更生に今御指摘のような民間のリハビリ施設が大きく貢献していることは十分承知いたしております。  このような施設に対して電話等で、薬物依存者から薬物犯罪を犯したことの告白等が、そういうこと...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 今御指摘のように、薬物犯罪対策を効果的に進めるためには、薬物依存者の更生を図るということも大変重要なことでございます。民間のリハビリ施設がこれに大きく貢献しているわけでございます。  法務省といたしましても、そういうことを踏まえまして、矯正保護の分野に...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 本法案による改正後の刑訴法第二百九十五条第二項の尋問の制限は、「被告人若しくは弁護人のする尋問を制限することにより被告人の防御に実質的な不利益を生ずるおそれがあるとき」にはできないこととされており、同じく第二百九十九条の二の配慮の要請は、「被告人の防御に...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) これまでの委員会で、各般にわたって組織犯罪対策の重要さを説いてこられたわけでございます。国民の平和な生活を脅かすとともに健全な社会経済の維持発展に悪影響を及ぼすものであり、時には国民の生命をも奪う痛ましい事件として現実化しておるという御指摘、まさに同感で...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 御指摘のような報道があったことは承知いたしておりますが、小沢党首が実際にどのようなお話をなさったかということはわかるわけではございません。  一般論として申し上げますと、近年、暴力団等による薬物、銃器等の取引やその不正権益の獲得を目的とした各種の犯罪の...全文を見る
08月04日第145回国会 参議院 予算委員会 第20号
議事録を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) お答え申し上げます。  まず、お尋ねの日本長期信用銀行に関する事件については、東京地方検察庁において六月三十日、元日本長期信用銀行代表取締役頭取大野木克信外二名を証券取引法及び商法違反の各事実により東京地方裁判所に公判請求したところであります。  起...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 今、委員から御指摘のように、証券取引法上の虚偽有価証券報告書提出というこの罪は、企業内容の開示、すなわちディスクロージャーを適切に行わないことによりまして一般投資者の投資判断を誤らせ、有価証券の発行、流通の円滑化と価格形成の公正化を害するものである、この...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 具体的事件についての捜査及び公判につきましては、法務大臣としての所見を申し上げるということは差し控えたいと思います。  しかし、一般論として申し上げますと、今、委員の御指摘のように、不偏不党、厳正、公正に公判においても公判維持に万全を期するように努力し...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 昨日、国会議員の方々から東京地検に対し、大蔵省関係者及び元日本債券信用銀行頭取らを被告発人として詐欺及び証券取引法違反による告発状が提出されたところでございます。同地検におきましては、適宜適切に対処するものと承知いたしております。
○国務大臣(陣内孝雄君) お尋ねの件は捜査の内容にかかわる事柄でございますので、お答えすべき性格のものではないと考えます。
○国務大臣(陣内孝雄君) 具体的事件につき捜査機関が現に捜査を行っているか否か等につきましては、捜査機関の活動内容にかかわりますのでお答えすべき性格のものではないと考えますが、あくまでも一般論として申し上げれば、検察当局においては常に法と証拠に基づき刑事事件として取り上げるべきも...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) そのことについて直接お答えするわけにはまいりませんけれども、いずれにいたしましても、刑事事件として取り上げるべきものがあれば適正に対処されていくものと思います。
08月05日第145回国会 参議院 法務委員会 第25号
議事録を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 商法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  この法律は、会社をめぐる最近の社会経済情勢にかんがみ、株式交換及び株式移転の制度を創設するとともに、親会社の株主に対する子会社の業務内容の開示の充実等の措置を講じ、また、金銭債権...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 総理のもとに産業競争力会議というのがございます。その中での発言等を聞いておりまして、現在の経営者がどういうふうに考えているのかというようなことをお聞きしながら思うわけでございますけれども、いずれにいたしましても、今経済が国際化して国際競争に打ちかっていく...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 今、リストラという中で企業の活力の再生ということが図られていくわけでございますけれども、そういう中で雇用の面が今非常に深刻な状況に立ち至っているわけでございます。  これは基本的には就業機会がふえていくということ、それはすなわち経済が活性化していく、そ...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) そのとおりでございます。
08月06日第145回国会 衆議院 法務委員会 第27号
議事録を見る
○陣内国務大臣 ただいま官房長がお答えしたとおりだと思います。
○陣内国務大臣 この件につきましては、保坂委員が大変御努力なさったということでございまして、このことを周知徹底するということは大変大事なことだと思っております。今後とも入管行政の円滑な推進のために努力してまいりたいと思います。
○陣内国務大臣 しっかりと公安行政が進むように、私の立場で最大限の努力をしたいと思います。
○陣内国務大臣 繰り返しになりますけれども、五月二十日の参議院法務委員会における採決の際に議決されましたことを誠実に受けとめて、そして検討を行うように事務当局に指示いたします。
08月06日第145回国会 参議院 法務委員会 第26号
議事録を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) ただいま可決されました附帯決議につきましては、その趣旨を十分踏まえ、適切に対処してまいりたいと存じます。
○国務大臣(陣内孝雄君) 最初に、民法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  この法律案は、高齢社会への対応及び障害者福祉の充実の観点から、痴呆性高齢者、知的障害者、精神障害者等の判断能力の不十分な者の保護を図るため、禁治産及び準禁治産の制度を後見及...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 委員御指摘のような御意見があったことは私も承知いたしております。  それで、没収された財産の利用の問題につきましては、没収制度の趣旨とか没収された財産の性格あるいは没収規定の運用の実情など、種々の観点からこれを検討していく必要があると思いますが、この種...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 今御指摘のダルクというのが民間のリハビリ施設として大きく貢献しているということは十分認識しております。  法務省といたしましても矯正保護の分野において、こういう薬物依存者の更生のために関係部局と力を合わせて必要な措置をとっておるわけでございますけれども...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 国民の皆様にこの組織犯罪対策三法についてよく理解をしていただくということは、この制度をしっかりと運用し根づかせていく上で非常に大切なことだと思います。  それと同時に、今委員御指摘いただきました通信傍受制度のあり方やその運用の適正を確保するという観点か...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) この法案の必要性、重要性、緊急性については十分御議論いただいております。  ぜひ一刻も早く可決、成立していただきますよう、心からお願い申し上げます。
08月09日第145回国会 参議院 法務委員会 第27号
議事録を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 今御指摘の問題でございますが、法案第十五条において傍受が禁止される職業、これは「医師、歯科医師、助産婦、看護婦、弁護士、弁理士、公証人又は宗教の職にある者」、こういった職業の範囲は刑事訴訟法において押収拒絶権及び証言拒絶権が与えられている職業の範囲と同一...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 本法施行後の運用状況につきましては、これまで申し上げてきたとおり、国会においても、政府からの報告を踏まえて広く御議論いただけるものと考えておりますが、法務省といたしましても、種々の観点から、改善すべき点がないかどうか真剣に検討して、必要に応じ見直しを行っ...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 衆議院の方で粛々と法案審査をしていただいた、そのように受けとめております。
○国務大臣(陣内孝雄君) 国会での御審議について私からいろいろと申し上げるような立場でございません。御理解いただきたいと思います。
○国務大臣(陣内孝雄君) その点については委員会でお決めいただくことだと思います。
○国務大臣(陣内孝雄君) 委員会でお決めいただくことだと思います。(「そのとおり」と呼ぶ者あり)
08月13日第145回国会 衆議院 法務委員会 第28号
議事録を見る
○陣内国務大臣 外国人登録法の一部を改正する法律案並びに出入国管理及び難民認定法の一部を改正する法律案につきまして、委員の皆様方に熱心に御審議いただき、ただいま可決されたことに対し、心からお礼を申し上げます。  なお、ただいまの附帯決議につきましては、その趣旨を十分に尊重いたし...全文を見る
09月29日第145回国会 参議院 決算委員会 閉会後第3号
議事録を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 委員が市長さんとしてお取り組みになっていたということで、大変今大事な御指摘をいただいておるわけでございますが、入管局長から御説明申し上げましたように、港湾からの入国よりも空港からの入国の方がふえてきたということ、あるいはまた在留者が都市におるというような...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 法務省におきましては、従来から警察庁、海上保安庁等の各機関と集団不法入国事犯に対しての対応策について協議の場を持ちまして、また警察庁、海上保安庁のほか、検察庁、外務省、大蔵省及び労働省の七省庁並びにこれらの地方機関の実務担当者による入管法違反事犯の防止及...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 委員の御尽力もありまして、本年六月二十三日に男女共同参画社会基本法が制定されたわけでございますが、その第五条におきましては、政策等の立案及び決定への男女共同参画の機会確保が規定されております。審議会等における女性委員の登用促進は、政策方針決定への女性参画...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 人権擁護委員制度に関しまして、女性の委員の比率や年齢構成について、委員ただいま御指摘なさいましたような御批判があることは承知いたしております。  人権擁護委員会制度の活性化を図るためには、人権擁護制度について御指摘のような点についての改善が必要だと思い...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 婦人補導院についての具体的な検討作業につきましては、現在までのところ事務当局内でさらに検討を進めております。法務省内関係部局との調整作業を経た後に結論を出したい、このように考えておるところでございます。  これまでの検討の中においてどういうことが言われ...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 審議会におきましては、答申案に対して寄せられた意見も踏まえた上で審議がなされ、答申の取りまとめがなされたものと承知いたしております。  ただ、今回の意見募集の手続に関しましては、今委員が御指摘なさいましたような御批判があったことは承知いたしております。...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 現在、審議会においては、本年九月から諮問第二号の人権侵害の場合の被害者救済施策の基本的事項について本格的な審議を開始しているところでございます。  その開催に当たりまして、法務省といたしまして補足説明を行いましたが、諮問第二号のもとで検討をお願いしたい...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 御質問の不法残留外国人二十一名の方々のこの問題は現在調査中でございます。  これらの人々に対する在留特別許可の許否につきましては、これは個々の案件ごとに在留を希望する理由あるいは経歴、家族関係、生活状況、素行、内外の諸情勢その他諸般の事情を総合的に勘案...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) お話を承りました。大変参考になるお話だと受けとめております。  ただ、一方では法をどう守っていくか、あるいは社会正義をどう実現していくかということも大事な問題でございます。そういったものを総合的に勘案しながら適切に対応していかなきゃいかぬのかなという印...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 人権教育・啓発を総合的、効果的に推進するという施策につきましては、速やかに所要の行財政措置を講ずることによってそれを実現していくべきだ、こういう答申をいただいておるわけでございます。その趣旨を最大限尊重するということが大事でございまして、これを踏まえて、...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) この人権教育・啓発に関する答申の中では、ただいま申し上げました行財政措置でもって対応をすることが適切であるという答申をいただいております。  しかし、引き続いてお願いしております第二回の諮問に、つまり人権救済措置についての諮問の中で幅広く論議が行われる...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) 今、委員お話しのように、この制度の法制化に当たりましては委員が大変御尽力なさったということは承っております。  実の親子関係と同様の養親子関係を創設するということがこの特別養子制度の内容でございます。したがいまして、子の福祉を図るための制度として発足当...全文を見る
○国務大臣(陣内孝雄君) この特別養子制度というのは、普通養子制度と違って養子関係、親子関係を解消できないわけでございます。したがいまして、そういう大きな制約のあるもとでの制度でありましたから、今御指摘のように二十五歳以上の成年でなければ養子縁組ができないということになったのだろ...全文を見る
10月29日第146回国会 参議院 中小企業対策特別委員会 第1号
議事録を見る
○委員長(陣内孝雄君) この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま皆様方の御推挙によりまして、本特別委員会の委員長に選任されました。  委員各位の御指導、御協力を賜りまして、公正、円滑な運営に努めてまいりたいと存じておりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。(拍...全文を見る
○委員長(陣内孝雄君) ただいまから理事の選任を行います。  本特別委員会の理事の数は九名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(陣内孝雄君) 御異議ないと認めます。  それでは、理事に岩井國臣君、加藤紀文君、須藤良太郎君、野間赳君、寺崎昭久君、円より子君、弘友和夫君、池田幹幸君及び梶原敬義君を指名いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午前十時二十分散会
11月17日第146回国会 参議院 中小企業対策特別委員会 第2号
議事録を見る
○委員長(陣内孝雄君) ただいまから中小企業対策特別委員会を開会いたします。  中小企業基本法等の一部を改正する法律案を議題といたします。  政府から趣旨説明を聴取いたします。深谷通商産業大臣。
○委員長(陣内孝雄君) 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。     ─────────────
○委員長(陣内孝雄君) この際、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  中小企業基本法等の一部を改正する法律案の審査のため、参考人の出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(陣内孝雄君) 御異議ないと認めます。  なお、その日時及び人選等につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(陣内孝雄君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後零時十一分散会
11月18日第146回国会 参議院 中小企業対策特別委員会 第3号
議事録を見る
○委員長(陣内孝雄君) ただいまから中小企業対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨日、松あきら君、山本保君、川橋幸子君、北澤俊美君、岩崎純三君、北岡秀二君、小山孝雄君、森下博之君、山崎正昭君及び斉藤滋宣君が委員を辞任され、その補欠として...全文を見る
○委員長(陣内孝雄君) 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  中小企業基本法等の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に政府参考人として内閣審議官下矢雅美君、厚生大臣官房審議官堤修三君、通商産業省産業政策局長村田成二君、同機械情報産業局長太田信一郎...全文を見る
○委員長(陣内孝雄君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────
○委員長(陣内孝雄君) 中小企業基本法等の一部を改正する法律案を議題といたします。  本案の趣旨説明は既に聴取いたしておりますので、これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(陣内孝雄君) 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時四十五分まで休憩いたします。    午後零時五十三分休憩      ─────・─────    午後一時四十五分開会
○委員長(陣内孝雄君) ただいまから中小企業対策特別委員会を再開いたします。  この際、委員の異動について御報告いたします。  本日、釜本邦茂君が委員を辞任され、その補欠として木村仁君が選任されました。     ─────────────
○委員長(陣内孝雄君) 休憩前に引き続き、中小企業基本法等の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(陣内孝雄君) この際、委員の異動について御報告いたします。  本日、前川忠夫君、足立良平君及び今泉昭君が委員を辞任され、その補欠として川橋幸子君、石田美栄君及び江本孟紀君が選任されました。     ─────────────
○委員長(陣内孝雄君) 簡潔に御答弁はお願いしたいと思います。
○委員長(陣内孝雄君) 本日の質疑はこの程度にとどめ、これにて散会いたします。    午後四時三十一分散会
11月19日第146回国会 参議院 中小企業対策特別委員会 第4号
議事録を見る
○委員長(陣内孝雄君) ただいまから中小企業対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨日、海野義孝君、西川きよし君、脇雅史君、阿南一成君、亀井郁夫君、森田次夫君、岩瀬良三君及び世耕弘成君が委員を辞任され、その補欠として山本保君、石井一二君、...全文を見る
○委員長(陣内孝雄君) 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  中小企業基本法等の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に政府参考人として公正取引委員会事務総局経済取引局取引部長上杉秋則君、同審査局長平林英勝君、金融監督庁長官日野正晴君、通商産業省産...全文を見る
○委員長(陣内孝雄君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────
○委員長(陣内孝雄君) 中小企業基本法等の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(陣内孝雄君) 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時まで休憩いたします。    午前十一時五十六分休憩      ─────・─────    午後一時開会
○委員長(陣内孝雄君) ただいまから中小企業対策特別委員会を再開いたします。  この際、委員の異動について御報告いたします。  本日、渡辺秀央君が委員を辞任され、その補欠として入澤肇君が選任されました。     ─────────────
○委員長(陣内孝雄君) 休憩前に引き続き、中小企業基本法等の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(陣内孝雄君) 本日の質疑はこの程度にとどめ、これにて散会いたします。    午後五時四分散会
11月22日第146回国会 参議院 中小企業対策特別委員会 第5号
議事録を見る
○委員長(陣内孝雄君) ただいまから中小企業対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る十九日、羽田雄一郎君、朝日俊弘君、加藤修一君、石井一二君が委員を辞任され、その補欠として今井澄君、堀利和君、海野義孝君、島袋宗康君が選任されました。 ...全文を見る
○委員長(陣内孝雄君) 中小企業基本法等の一部を改正する法律案を議題とし、参考人から御意見を聴取いたします。  まず午前は、日本商工会議所中小企業委員会委員長大西隆君並びに全国中小企業団体連合会会長和田貞夫君に御出席をいただいております。  この際、参考人の方々に一言ごあいさ...全文を見る
○委員長(陣内孝雄君) どうもありがとうございました。  次に、和田参考人にお願いいたします。和田参考人。
○委員長(陣内孝雄君) どうもありがとうございました。  以上で参考人の御意見の陳述は終わりました。  これより参考人に対する質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(陣内孝雄君) 以上をもちまして参考人に対する質疑は終了いたしました。  参考人の方々に一言御礼を申し上げます。  本日は、貴重な御意見をお述べいただきましてまことにありがとうございました。委員会を代表して厚く御礼を申し上げます。(拍手)  午後一時まで休憩いたしま...全文を見る
○委員長(陣内孝雄君) ただいまから中小企業対策特別委員会を再開いたします。  委員の異動について御報告いたします。  本日、今井澄君及び山下栄一君が委員を辞任され、その補欠として千葉景子君及び益田洋介君が選任されました。     ─────────────
○委員長(陣内孝雄君) 休憩前に引き続き、中小企業基本法等の一部を改正する法律案を議題といたします。  午後は、豊橋創造大学経営情報学部教授黒瀬直宏君並びにグッドウィル・グループ株式会社代表取締役会長折口雅博君に御出席をいただいております。  この際、参考人の方々に一言ごあい...全文を見る
○委員長(陣内孝雄君) どうもありがとうございました。  次に、折口参考人にお願いいたします。折口参考人。
○委員長(陣内孝雄君) どうもありがとうございました。  以上で参考人の御意見の陳述は終わりました。  これより参考人に対する質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(陣内孝雄君) 以上をもちまして参考人に対する質疑は終了いたしました。  参考人の方々に一言お礼を申し上げます。  本日は貴重な御意見をお述べいただきましてまことにありがとうございました。委員会を代表して厚く御礼を申し上げます。(拍手)  速記をとめてください。 ...全文を見る
○委員長(陣内孝雄君) 速記を起こしてください。     ─────────────
○委員長(陣内孝雄君) 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  中小企業基本法等の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に政府参考人として金融再生委員会事務局長森昭治君、大蔵大臣官房審議官筑紫勝麿君、通商産業省機械情報産業局長太田信一郎君、同生活産業...全文を見る
○委員長(陣内孝雄君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────
○委員長(陣内孝雄君) それでは、中小企業基本法等の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(陣内孝雄君) 指名しますので、その後大臣を指名しますから、お待ちください。
○委員長(陣内孝雄君) それでは、深谷通商産業大臣お願いいたします。
○委員長(陣内孝雄君) 事実関係の説明をまず求めます。
○委員長(陣内孝雄君) 長官、簡単に説明してください。
○委員長(陣内孝雄君) 本日の質疑はこの程度にとどめ、これにて散会いたします。    午後六時一分散会
11月24日第146回国会 参議院 中小企業対策特別委員会 第6号
議事録を見る
○委員長(陣内孝雄君) ただいまから中小企業対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る二十二日、堀利和君、入澤肇君及び島袋宗康君が委員を辞任され、その補欠として朝日俊弘君、渡辺秀央君及び石井一二君が選任されました。  また、本日、千葉景...全文を見る
○委員長(陣内孝雄君) 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  中小企業基本法等の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に政府参考人として公正取引委員会事務総局経済取引局取引部長上杉秋則君、金融再生委員会事務局長森昭治君、金融監督庁長官日野正晴君、通...全文を見る
○委員長(陣内孝雄君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────
○委員長(陣内孝雄君) 中小企業基本法等の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(陣内孝雄君) 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時二十分まで休憩いたします。    午後零時二十三分休憩      ─────・─────    午後一時二十一分開会
○委員長(陣内孝雄君) ただいまから中小企業対策特別委員会を再開いたします。  委員の異動について御報告いたします。  本日、釜本邦茂君及び久世公堯君が委員を辞任され、その補欠として久野恒一君及び佐藤昭郎君が選任されました。     ─────────────
○委員長(陣内孝雄君) 休憩前に引き続き、中小企業基本法等の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(陣内孝雄君) この際、委員の異動について御報告いたします。  本日、緒方靖夫君及び木庭健太郎君が委員を辞任され、その補欠として八田ひろ子君及び沢たまき君が選任されました。     ─────────────
○委員長(陣内孝雄君) 他に御発言もないようですから、質疑は終局したものと認めます。  これより討論に入ります。  御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べ願います。
○委員長(陣内孝雄君) 他に御意見もないようですから、討論は終局したものと認めます。  これより採決に入ります。  中小企業基本法等の一部を改正する法律案に賛成の方の起立を願います。    〔賛成者起立〕
○委員長(陣内孝雄君) 多数と認めます。よって、本案は多数をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  寺崎昭久君から発言を求められておりますので、これを許します。寺崎昭久君。
○委員長(陣内孝雄君) ただいま寺崎君から提出されました附帯決議案を議題とし、採決を行います。  本附帯決議案に賛成の方の起立を願います。    〔賛成者起立〕
○委員長(陣内孝雄君) 多数と認めます。よって、寺崎君提出の附帯決議案は多数をもって本委員会の決議とすることに決定いたしました。  ただいまの決議に対し、深谷通商産業大臣から発言を求められておりますので、この際、これを許します。深谷通商産業大臣。
○委員長(陣内孝雄君) なお、審査報告書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(陣内孝雄君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後三時二十二分散会
11月25日第146回国会 参議院 本会議 第8号
議事録を見る
○陣内孝雄君 ただいま議題となりました法律案につきまして、中小企業対策特別委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。  本法律案は、近年の我が国における中小企業をめぐる経済情勢の変化にかんがみ、中小企業に関する施策の総合的な推進を図るため、中小企業基本法を改正し、基本...全文を見る
12月09日第146回国会 参議院 中小企業対策特別委員会 第7号
議事録を見る
○委員長(陣内孝雄君) ただいまから中小企業対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨日までに、久野恒一君、佐藤昭郎君、八田ひろ子君、海野義孝君及び沢たまき君が委員を辞任され、その補欠として釜本邦茂君、久世公堯君、緒方靖夫君、加藤修一君及び...全文を見る
○委員長(陣内孝雄君) 中小企業の事業活動の活性化等のための中小企業関係法律の一部を改正する法律案及び新事業創出促進法の一部を改正する法律案の両案を一括して議題といたします。  政府から順次趣旨説明を聴取いたします。深谷通商産業大臣。
○委員長(陣内孝雄君) 以上で両案の趣旨説明の聴取は終わりました。     ─────────────
○委員長(陣内孝雄君) 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  中小企業の事業活動の活性化等のための中小企業関係法律の一部を改正する法律案及び新事業創出促進法の一部を改正する法律案の審査のため、参考人の出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。 ...全文を見る
○委員長(陣内孝雄君) 御異議ないと認めます。  なお、その日時及び人選等につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(陣内孝雄君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後六時四分散会
12月13日第146回国会 参議院 中小企業対策特別委員会 第8号
議事録を見る
○委員長(陣内孝雄君) ただいまから中小企業対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る十日、西川きよし君及び池田幹幸君が委員を辞任され、その補欠として石井一二君及び宮本岳志君が選任されました。     ─────────────
○委員長(陣内孝雄君) 理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔...全文を見る
○委員長(陣内孝雄君) 御異議ないと認めます。  それでは、理事に緒方靖夫君を指名いたします。     ─────────────
○委員長(陣内孝雄君) 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  中小企業の事業活動の活性化等のための中小企業関係法律の一部を改正する法律案及び新事業創出促進法の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に政府参考人として金融再生委員会事務局長森昭治君、金...全文を見る
○委員長(陣内孝雄君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────
○委員長(陣内孝雄君) 中小企業の事業活動の活性化等のための中小企業関係法律の一部を改正する法律案及び新事業創出促進法の一部を改正する法律案の両案を一括して議題とし、これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(陣内孝雄君) 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時三十分まで休憩いたします。    午後零時三十六分休憩      ─────・─────    午後一時三十一分開会
○委員長(陣内孝雄君) ただいまから中小企業対策特別委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き、中小企業の事業活動の活性化等のための中小企業関係法律の一部を改正する法律案及び新事業創出促進法の一部を改正する法律案の両案を一括して議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順...全文を見る
○委員長(陣内孝雄君) 速記をとめてください。    〔速記中止〕
○委員長(陣内孝雄君) 速記を起こしてください。
○委員長(陣内孝雄君) 本日の質疑はこの程度にとどめ、これにて散会いたします。    午後五時十一分散会
12月14日第146回国会 参議院 中小企業対策特別委員会 第9号
議事録を見る
○委員長(陣内孝雄君) ただいまから中小企業対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨日、弘友和夫君及び石井一二君が委員を辞任され、その補欠として福本潤一君及び西川きよし君が選任されました。     ─────────────
○委員長(陣内孝雄君) 理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔...全文を見る
○委員長(陣内孝雄君) 御異議ないと認めます。  それでは、理事に加藤修一君を指名いたします。     ─────────────
○委員長(陣内孝雄君) 中小企業の事業活動の活性化等のための中小企業関係法律の一部を改正する法律案及び新事業創出促進法の一部を改正する法律案の両案を一括して議題とし、参考人から御意見を聴取いたします。  本日は、ニッショー機器株式会社代表取締役社長寺内一秀君、日本インベストメン...全文を見る
○委員長(陣内孝雄君) どうもありがとうございました。  次に、堀井参考人にお願いいたします。堀井参考人。
○委員長(陣内孝雄君) どうもありがとうございました。  次に、河野参考人にお願いいたします。河野参考人。
○委員長(陣内孝雄君) どうもありがとうございました。  以上で参考人の御意見の陳述は終わりました。  これより参考人に対する質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(陣内孝雄君) 河野参考人、恐縮ですが、十九分までとなっておりますので簡潔に御答弁をお願いいたしたいと思います。
○委員長(陣内孝雄君) 以上をもちまして参考人に対する質疑は終了いたしました。  参考人の方々に一言お礼を申し上げます。  本日は貴重な御意見をお述べいただきましてまことにありがとうございました。委員会を代表して厚く御礼を申し上げます。(拍手)  午後一時まで休憩いたします...全文を見る
○委員長(陣内孝雄君) ただいまから中小企業対策特別委員会を再開いたします。  この際、委員の異動について御報告いたします。  本日、山下芳生君が委員を辞任され、その補欠として林紀子君が選任されました。     ─────────────
○委員長(陣内孝雄君) 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  中小企業の事業活動の活性化等のための中小企業関係法律の一部を改正する法律案及び新事業創出促進法の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に政府参考人として通商産業省産業政策局長村田成二君、...全文を見る
○委員長(陣内孝雄君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────
○委員長(陣内孝雄君) 休憩前に引き続き、中小企業の事業活動の活性化等のための中小企業関係法律の一部を改正する法律案及び新事業創出促進法の一部を改正する法律案の両案を一括して議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(陣内孝雄君) 委員の異動について御報告いたします。  本日、久世公堯君及び小山孝雄君が委員を辞任され、その補欠として木村仁君及び山内俊夫君が選任されました。     ─────────────
○委員長(陣内孝雄君) 他に御発言もないようですから、両案に対する質疑は終局したものと認めます。  これより両案を一括して討論に入ります。  御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べ願います。
○委員長(陣内孝雄君) 他に御意見もないようですから、討論は終局したものと認めます。  これより採決に入ります。  まず、中小企業の事業活動の活性化等のための中小企業関係法律の一部を改正する法律案の採決を行います。  本案に賛成の方の起立を願います。    〔賛成者起立〕
○委員長(陣内孝雄君) 多数と認めます。よって、本案は多数をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  この際、寺崎昭久君から発言を求められておりますので、これを許します。寺崎昭久君。
○委員長(陣内孝雄君) ただいま寺崎君から提出されました附帯決議案を議題とし、採決を行います。  本附帯決議案に賛成の方の起立を願います。    〔賛成者起立〕
○委員長(陣内孝雄君) 多数と認めます。よって、寺崎君提出の附帯決議案は多数をもって本委員会の決議とすることに決定いたしました。  次に、新事業創出促進法の一部を改正する法律案について採決を行います。  本案に賛成の方の起立を願います。    〔賛成者起立〕
○委員長(陣内孝雄君) 多数と認めます。よって、本案は多数をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  この際、寺崎昭久君から発言を求められておりますので、これを許します。寺崎昭久君。
○委員長(陣内孝雄君) ただいま寺崎君から提出されました附帯決議案を議題とし、採決を行います。  本附帯決議案に賛成の方の起立を願います。    〔賛成者起立〕
○委員長(陣内孝雄君) 多数と認めます。よって、寺崎君提出の附帯決議案は多数をもって本委員会の決議とすることに決定いたしました。  ただいまの両決議に対し、深谷通商産業大臣から発言を求められておりますので、この際、これを許します。深谷通商産業大臣。
○委員長(陣内孝雄君) なお、両案の審査報告書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(陣内孝雄君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────
○委員長(陣内孝雄君) これより請願の審査を行います。  第一六号中小業者の仕事を増やす施策等に関する請願外四十三件を議題といたします。  これらの請願につきましては、理事会において協議の結果、いずれも保留とすることに意見が一致いたしました。  以上、理事会申し合わせのとお...全文を見る
○委員長(陣内孝雄君) 御異議ないと認めます。よって、さよう決定いたしました。     ─────────────
○委員長(陣内孝雄君) 継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  中小企業対策樹立に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(陣内孝雄君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(陣内孝雄君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後三時二十分散会
12月14日第146回国会 参議院 本会議 第14号
議事録を見る
○陣内孝雄君 ただいま議題となりました両法律案につきまして、中小企業対策特別委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。  まず、中小企業の事業活動の活性化等のための中小企業関係法律の一部を改正する法律案は、七本の中小企業関係法律等を改正し、中小企業発行の私募債への信用...全文を見る