神風英男

じんぷうひでお



当選回数回

神風英男の2004年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月26日第159回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
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○神風委員 今回、初めて農林水産委員会におきまして質問をさせていただきます民主党の神風英男でございます。名前が大変変わっておりますが、本名でございますので、よろしくお願いを申し上げます。  これまでの質疑の中で既に言及されていた部分もあるかとは存じますが、確認の意味も含めまして...全文を見る
○神風委員 日本の食料自給率につきましては、カロリーベースで、昭和三十五年に七九%であったものが平成十四年には四〇%、穀物自給率では、八二%であったものが二八%に減少をしております。また、農家戸数におきましても、昭和三十五年に六百六万戸あったものが、平成十五年には二百九十八万戸に...全文を見る
○神風委員 この基本計画の中の前書きの部分で「今後十年程度を見通して定めるものとする」と書かれてあり、またこの計画自体が平成十二年に閣議決定をされて、各般の施策がもう既に実施をされていると伺っております。  同時に、農林水産省から「農業構造の展望」が発表されておりまして、それを...全文を見る
○神風委員 先ほどの、生涯所得の問題については。
○神風委員 これはなぜ年間所得の比較ではなくて生涯所得の比較になっているのかということをちょっと伺ったので、その点をもう一度お答えいただければと思います。
○神風委員 経営形態が違うのはよくわかるんですが、こうしたデータでは公平な、公正な比較にはならないのではないかなと思います。  「農業経営の展望」に書かれてあります営農類型ごとの展望の概況を見ましても、水田作の試算として、家族経営では十から二十ヘクタール程度、あるいは生産組織で...全文を見る
○神風委員 私自身も今から十八年前に、全国の大規模な稲作経営者のところを訪ね歩いたことがございます。  岡山県の有限会社の国定農産であるとか、あるいはこの農水省の資料にも出てまいります富山県のサカタニ農産、あるいは印旛沼、千葉県ですけれども、土地改良をやられておりました兼坂祐さ...全文を見る
○神風委員 ぜひよろしくお願いしたいと思います。  当時、そうした大規模稲作経営者の方々と話をする中で、いかにそうした方々が地域でいわば肩身の狭い思いをしながら規模拡大を図っているかというような苦労話を随分聞いたことがございます。  生前、酒谷代表からは、よく郵便でかみそりを...全文を見る
○神風委員 ぜひよろしくお願いしたいと思います。  続きまして、ことしから本格的にスタートする米政策の改革についてお伺いをしたいと思います。  所信の中で、担い手の明確化、育成などを支援し、水田農業の構造改革を推進する、あるいは、米政策の改革にとどまらず、意欲と能力のある担い...全文を見る
○神風委員 ちょっと今の点で確認ですが、それは認定農業者と集落営農ということと理解してよろしいんでしょうか。
○神風委員 米政策改革大綱では、自己責任でリスクをとることを前提に、生産調整に参加しない判断も認められ、独自販路を開拓していくような意欲的な農業経営者は、生産調整を実施していなくても、いわば担い手となれるはずであったわけですが、しかし、実際には、その生産調整に参加しない者は担い手...全文を見る
○神風委員 今のお話では、集落営農もいわば担い手ということのようですけれども、ここに一つの大きな矛盾を私自身は感じるわけでございまして、集落営農自体は、その担い手がいない地域で農地を管理するという有効な手段ではあると思いますが、それがこの担い手経営安定対策の助成対象として認められ...全文を見る
○神風委員 ぜひ、そこら辺の矛盾を解決した形で、これからの見直しを進めていただきたいと思うわけですが、基本的には、米改革の基本的な考え方の中に、需給調整に協力した人が報われる仕組み、あと一方で、農業で頑張っている人が報われる仕組みというのが併存して書かれているわけでして、ここら辺...全文を見る
○神風委員 今回いろいろ現場の方々とお話をすると、相当現場の方は混乱している面がございますので、そこら辺のところをきちんと整理した形で、計画の見直しを進めていただきたいなと思うところでございます。  本当はもう少し質問したいこともあったんですけれども、時間が中途半端になってしま...全文を見る
06月01日第159回国会 衆議院 農林水産委員会 第20号
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○神風委員 民主党の神風英男でございます。  本日は、競馬法の一部改正をめぐっての審議ではございますが、馬の議論の前に牛についての質問を幾つかさせていただきたいと思っております。  御案内のように、現在、アメリカからの牛肉というのはBSEの発生以来禁止をされているわけですが、...全文を見る
○神風委員 ありがとうございました。  実は、五月の十三、十四日にアメリカのワシントンDCで世界人口フォーラムというのが開催をされまして、私自身、そちらの会議の方に出席をさせていただいてきたわけですが、そちらの会場の近くにアメリカの農務省がございまして、ひょんなことからアメリカ...全文を見る
○神風委員 最近の新聞報道を見ますと、政府の食品安全委員会が検査方法の見直しを開始し、ことしの夏をめどにアメリカ産の牛肉輸入再開に向けて動き出したというような趣旨の報道が随分なされているわけでございまして、また五月二日の読売新聞では、科学的な見地からも、食品安全委員会の委員の間で...全文を見る
○神風委員 きょうは厚生労働省さんにもお越しいただいておりますけれども、少し視点を変えてちょっとお尋ねをしたいんですが、日本で年間発生している食中毒の件数、あるいは死亡者数、あるいはその原因についてどういう形になっているか、教えていただきたいと思います。
○神風委員 ありがとうございます。  厚生労働省さんのホームページでも公表されておりまして、平成元年から見ても、多くても十数名、大体十名以内の死亡者の数になっていると思います。  それで、一方、アメリカでの食中毒の数、今と同じような形でどういうふうになっているのか、ちょっとお...全文を見る
○神風委員 私が調べた限りでも、本当に正確な年次別の統計がないのがアメリカでございます。そしてまた、今御説明がありましたけれども、CDCの発表によりますと、食品に起因した病気による死者数が年間で約五千名であると推計があって、その五千名のうち原因がわかっているものが約千八百名、わか...全文を見る
○神風委員 調査の仕方が違うということはもっともであろうかと思いますけれども、推計にしても、アメリカ国内では食中毒による死亡者が年間で約五千人発生していて、しかもそのうちの三千二百人は原因がわかっていない。一方、日本では十人以内の死亡者にとどまっているというような状況でありまして...全文を見る
○神風委員 ありがとうございます。  こうしたアメリカのずさんなデータというのが、まさにCDCのホームページに公表されているところでありまして、これまでこの委員会の中でも、週刊文春あるいは現代で取り上げられたアメリカのニュージャージー州のチェリーヒル地区でクロイツフェルト・ヤコ...全文を見る
○神風委員 CDCとの間で何か議論というものはあったんでしょうか。
○神風委員 これまでアメリカの方から全頭検査が非科学的である、あるいは科学的な根拠がないということを繰り返し言われてきたわけですけれども、そうアメリカが言うのであれば、せめて自国内の食中毒の実態把握ぐらいはきちんとアメリカとしてもしておいていただきたいということは、日本側としても...全文を見る
○神風委員 今回のBSEの問題というのは、ある意味で日本の縦割り行政の弊害を露呈したような部分もございまして、ぜひ、厚生労働省と農水省の強力な協力体制のもとでアメリカとの交渉というのにこれから当たっていただきたいと思うところでございます。その点、大臣にぜひ強く要望したいところでご...全文を見る
○神風委員 ぜひよろしくお願いしたいと思います。  私自身は、残念ながら松木委員のように競馬に対して造詣が深くありませんで、はっきり申し上げて一回も経験したことがございません。また、選挙区も埼玉四区というところでありまして、埼玉県の朝霞、志木、新座、和光という非常に都会的な選挙...全文を見る
○神風委員 まさに、国及び地方公共団体の財政への寄与、馬の改良増殖その他の畜産の振興、また健全な娯楽の提供、非常に多くの目的がこの競馬の中には入っているわけでございまして、私自身はこれまで単なるギャンブルという認識しかなかったわけでありますけれども、非常に認識を改めた次第でござい...全文を見る
○神風委員 平成十六年の三月に我が国の競馬のあり方に係る有識者懇談会の報告書が発表されておりまして、その中にも「経営体質強化のためには、事業運営に競争原理を積極的に導入することや採算性を重視するなど、より一層の企業的努力が必要である。」という指摘がなされております。また、さらには...全文を見る
○神風委員 そうですね。地全協は自治省からも一人行っていますから、三名ということになるかなと。あるいは、平成十四年で見ますと、八名中五名が天下りというような状況でございます。大変大きな天下りの受け皿になっているのが地全協とJRAであるという現状であろうかと思います。  実は、私...全文を見る
○神風委員 ぜひ強い大臣の姿勢で臨んでいただければありがたいなと思うところでございますが、今回の改正案の眼目は、何といっても、その危機的な状況にある地方競馬、この経営をどうするかということに尽きると思うわけでございます。  ただ、信じられないような話ですけれども、実は、六〇年代...全文を見る
○神風委員 平成十七年から五年間にわたって、地全協の場合には一号交付金、そしてJRAの場合には特別振興資金、それぞれ毎年十億ずつで合計百億円という話が伝わってくるわけですが、これは事実でしょうか。
○神風委員 残念ながらちょっと時間がなくなってしまいまして、最後に一点だけお伺いして終わりにしたいと思いますけれども、このブロック化の進展の過程の中で、地全協という存在がこれからどういう役割あるいは存在になっていくのか。場合によっては地全協が強い権限を持つような可能性もあるわけで...全文を見る
○神風委員 ぜひ、私のようなこれまで競馬に関心がなかった人間も競馬場に足を運ぶような、そういう政策をこれから実施していただきたいと思うところでございます。  ありがとうございました。
11月10日第161回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第4号
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○神風委員 今回、当委員会に初めて所属をさせていただきました民主党の神風英男でございます。  名前は神風で好戦的に見えますが、本名でございまして、極めて本人は平和的な人間でございますので、よろしくお願いを申し上げます。  まず最初に、今回のアメリカ大統領選挙の結果について、そ...全文を見る
○神風委員 実は、私自身も湾岸戦争の当時ニューヨークに滞在しておりまして、ワールド・トレード・センターは、本当に日常の風景の一部でございました。ですから、九・一一が起こったときには、私自身、本当に眠れない一夜を過ごした経験がございます。  日本人の私でさえもそれぐらいの大変大き...全文を見る
○神風委員 これまで何度となく議論をされてきたところではあると思いますが、防衛庁長官あるいは外務大臣ともに交代をされましたので、改めて整理を含めてお伺いをしたいと思いますが、戦闘地域、非戦闘地域の定義についてでございます。  先日、八日に小泉総理も、サマワは依然非戦闘地域である...全文を見る
○神風委員 さらに、その中で述べられておる戦闘行為とは何かということについては、国または国に準ずる者による組織的、計画的、継続的、国際的な武力紛争の一環として認められる争いによって人を殺傷し、または物を破壊する行為である。これでよろしいでしょうか。イエス、ノーで結構です。
○神風委員 それでは伺いますが、現在ファルージャで展開されております武装勢力との交戦状態、これは戦闘行為に当たるんでしょうか。つまり、ファルージャの武装勢力が国または国に準ずる者ではないということになれば、けさもニュースの報道で流れておりましたけれども、あれだけ激しい戦闘状態であ...全文を見る
○神風委員 今の質問は、今交戦状態にあるファルージャが戦闘地域に当たるのかどうかということでございますので、それについて明確な答弁をお願いします。
○神風委員 それでは、昨日、町村外務大臣が記者会見の中で、ファルージャ情勢に関し、法律上は、国または国に準ずる組織と戦争状態に入る地域を戦闘地域と言っている、攻撃対象のテロリストは定義には当たらず、ファルージャは戦闘地域には当たらないと述べておられますが、防衛庁長官と外務大臣とで...全文を見る
○神風委員 そうなりますと、逆に、仮にサマワではなくてファルージャに自衛隊を派遣するということは、選択肢としては可能なんでしょうか。
○神風委員 仮定の問題ではなくて、これはもう完全にシミュレーションの問題だと思います。それに関して定義がはっきりもう決まっているわけですから、それに照らして判断できる回答だと思いますが、いかがですか。
○神風委員 それでは、ファルージャに派遣することに仮になった場合に、それを判断されるのはだれなんでしょうか。防衛庁長官ではないんですか。
○神風委員 それでは外務大臣に、昨日、記者会見でファルージャは非戦闘地域であると述べられたことに関して、そういうお考えなのかどうか、確認をしたいと思います。
○神風委員 外務大臣はファルージャも戦闘地域に当たらないということを述べられておりますが、それに関してはいかがですか。
○神風委員 そうしますと、この記者会見で述べられた、戦闘地域には当たらないというのは、これは誤報だということでしょうか。
○神風委員 そうしますと、現在イラクで行われておりますいろいろな武装勢力による交戦状態、すべてイラク全土が非戦闘地域ということになると思いますけれども、防衛庁長官、それはいかがですか。
○神風委員 外務大臣にお伺いしますが、ファルージャで行われている武装勢力の相手が国または国に準ずる者ではないと判断された根拠はどこにあるんでしょうか。
○神風委員 サマワの自衛隊の宿営地に撃ち込まれたロケット弾に関しては、国または国に準ずる者であるかもしれない、その可能性があるということが非戦闘地域であるということからわかるわけですけれども、それはどうやって判断されるわけですか。外務大臣にお願いします。
○神風委員 自衛隊に撃ち込まれたロケット弾の主体に関しては今調査中であって、ファルージャに関しては、これは明確に国または国に準ずる者ではないと言える根拠はどこにあるんでしょうか。私には全くわかりませんが。
○神風委員 けさのファルージャの報道を見ていても、実際に武装勢力というのは三千ぐらいの数だと推定がされるという程度の報道であって、実態はよくわからない。しかも、その中で一般市民も多くいらっしゃるわけですね。まだあそこに何万人という方がいらっしゃる。一緒になって戦っている形跡もある...全文を見る
○神風委員 ちょっとこれを繰り返していても堂々めぐりになるのかなと思いますので、次の質問に移りたいと思います。  サマワの宿営地にロケット弾が撃たれたわけですけれども、これに関して、その以前にも、これまでの自衛隊宿営地付近への攻撃の日数を挙げてみますと、二〇〇四年の四月の七日、...全文を見る
○神風委員 あくまでサマワが非戦闘地域という概念であれば、それは恐らく政府がつくり出したフィクションにも似た概念だと私自身は思いますので、それはそうなってしまうのかなという気がしますが、非戦闘地域であっても、サマワの危険が増大しているということは事実であろうと思います。  そう...全文を見る
○神風委員 そうしますと、サマワは非戦闘地域ではあるけれども、これから一層危険性が増せば撤退もあり得るということであろうかと思いますが、逆に、現在のサマワが危険ではないという根拠は何なのか。逆に言えば、実際に自衛隊に被害が出なければそれは安全なんだ、そういう御認識なんでしょうか。
○神風委員 これまでの議論を見ていても、本当に、イラク特措法というのがいかに無理に無理を重ねてつくられてきた法案なのかということが理解できるわけでして、恐らく、この中で述べられている非戦闘地域の概念をもってすれば、イラク全土が非戦闘地域ということで認定ができるんだろうと思います。...全文を見る
○神風委員 けさの読売新聞をちょっと拝見しまして非常に驚いたんですが、ほかの新聞には載っておりませんでしたけれども、読売新聞にだけ「イラク派遣一年延長」と。「政府・与党は十二月十四日に期限切れを迎える自衛隊のイラク派遣について、一年間延長する方針を固めた。」「十二月上旬にも、イラ...全文を見る
○神風委員 そうしますと、この読売新聞の記事も誤報であるということでしょうか。
○神風委員 期限の延長については、アメリカから具体的にどのような要請があったんでしょうか。
○神風委員 では、この期限の延長は、あくまでも日本が独自に自分の判断でもって延長したということですか。
○神風委員 とても日本独自で判断して決められているという姿が見えてこないものですから、そういうことを伺ったわけです。  それでは、これまで小泉総理は、実際にイラクに訪問をされて、御自分の目で、例えばサマワの状況あるいはそういったイラクの状況というものを見られたことがあるのか。 ...全文を見る
○神風委員 政府の言うとおり、イラクが非戦闘地域であって、しかも危険でもないということであれば、それはもう十分に可能なことであろうと思いますので、ぜひ実現をしていただきたい。  また、加えて、自衛隊派遣を延長するにしても、あるいは撤退をするにしても、余りにも我々委員会としても情...全文を見る
○神風委員 ぜひそちらの方の御検討をお願いしたいと思います。  時間が参りましたので、これで終了いたします。