神風英男

じんぷうひでお



当選回数回

神風英男の2007年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月25日第166回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第1号
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○神風委員 動議を提出いたします。  委員長の互選は、投票によらないで、浜田靖一君を委員長に推薦いたします。
○神風委員 動議を提出いたします。  理事の員数は八名とし、委員長において指名されることを望みます。
02月21日第166回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第2号
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○神風委員 民主党の神風英男でございます。  まず、最近の報道で気になる点からお伺いをしたいと思うわけでございますが、報道によりますと、自民党の中川幹事長が、閣僚は総理に対し絶対的な忠誠、自己犠牲の精神が求められている、自分のことを最優先する政治家は内閣から去るべきだと話をされ...全文を見る
○神風委員 重ねて久間大臣にお伺いをいたしますが、久間大臣は、私は当時、日本は米国が戦争をすることを理解するというぐらいが一番いいと発言をしていた、今でもそういう心境に変わりはないと話されていらっしゃいましたが、それは今現在も変わりはないという理解でよろしいですか。
○神風委員 今の御答弁は、心境に変わりがないという、変化があったということですか。
○神風委員 制約はあるけれども個人の感情は別だ、そういうことかなと思いますが。  安倍首相が、米国のイラクの新政策について、こうした努力が効果的に行われることを期待している、米国の新政策を理解し支持をしていると述べられ、改めて新政策について支持を表明されたわけであります。  ...全文を見る
○神風委員 次の質問に入りたいと思いますが、最近情報で流れております、防衛省情報本部の一等空佐が読売新聞記者に秘密情報を漏らしたとされる事件についてお伺いをしたいと思うわけであります。これは中国海軍の潜水艦が事故のため南シナ海で航行不能と報じられた二〇〇五年五月三十一日の読売新聞...全文を見る
○神風委員 この新聞記事は二〇〇五年五月三十一日に報道になった、それが今になって非常に唐突に話題になっているという印象をぬぐえないわけですね。どういういきさつでこういう形で今これが問題視をされているのかなと。  一部の報道によりますと、二〇〇五年の末ごろに被疑者不詳のまま当時の...全文を見る
○神風委員 そうしますと、二〇〇一年の自衛隊法改正によって防衛大臣が防衛秘密を指定するという制度が盛り込まれたということでありますが、今回、自衛隊法のどの条項を根拠としてこの秘密漏えい事案というのが捜査をされているのか、それも明らかにはできないということですか。
○神風委員 これはまた捜査中という回答になるのかとも思いますが、この〇五年五月三十一日の例の読売新聞の記事、これを拝見した限りで何が問題なのかなというのが我々の目には明らかにならないというか、よくわからない。これが出たからといって米軍であるとか自衛隊の探知能力が暴露されたであると...全文を見る
○神風委員 これは結局は、アメリカ政府というか米軍の指摘に対しての措置であるのか、あるいはアメリカ側が不快感を示した、そうしたことへの対米配慮なのかという思いもあるわけですが、その点はいかがですか。
○神風委員 実は、先般も十六日に本委員会の理事懇を開催しまして、最近のイラクの活動状況というか自衛隊の空自の活動状況について報告を受けたわけでありますけれども、余りにもこの報告について中身がない。つまり、理事懇の中でも野党ばかりではなく与党の理事さんからも大変な批判が出まして、昨...全文を見る
○神風委員 先ほどの防衛秘密についてですが、これは何が防衛秘密に値するのかが非常にあいまいなまま秘密の範囲が広がっているのではないかということを非常に危惧するわけであります。  つまり、政府あるいは防衛大臣が秘密にすべきだと判断をすれば、これは何でも防衛秘密という形で、都合のい...全文を見る
○神風委員 いや、防衛大臣が結局そういう思いで意図して防衛秘密であると指定をすれば、これはできるという制度ですよね。ということは、恣意的な運用というのは幾らでもできるのかなと思いますけれども、それに対しての歯どめというのは何もないんですか。単に防衛大臣を信じろということだけなんで...全文を見る
○神風委員 こうした秘密制度強化の動きの背景には、もちろん米国の要請があるというのは理解はしておりますけれども、特にアメリカが日本に対して防衛秘密の保全に関する規則を包括的に定める軍事情報一般保全協定ですか、GSOMIAの締結を求めていると聞くわけであります。  これはどういう...全文を見る
○神風委員 現在の安倍政権のもとで、国家公務員の情報管理の強化を重視して、昨年の十二月にカウンターインテリジェンス推進会議というものを設置した、それで情報管理の統一基準づくりを始めたらしいわけでありますが、このカウンターインテリジェンス推進会議というのはどういうものであるのか。ま...全文を見る
○神風委員 というと、将来的に防衛秘密のそういった省内の規定というのはこの関係で変わってくるという理解でいいんですか。
○神風委員 次に、先ほどの航空自衛隊の活動状況の報告について、空輸実績について伺いたいわけであります。  これは、派遣当初から本年二月八日までの間に総計四百六十回、約五百八・八トンの物資輸送を行ったというのが最初の報告でありまして、昨日の報告で新たに、昨年七月十七日に陸自撤収以...全文を見る
○神風委員 後段の部分ですね、陸自撤収以降の場合に物資が抜けているというのは、これは人の輸送が中心になっているという理解でいいんですか。
○神風委員 一部の報道によりますと、航空自衛隊のC130輸送機をバグダッド勤務の日本大使らの外交官等が昨年十一月以降定期的に交通手段として利用しているという報道がありました。本来任務の需要が少ないために、輸送機が外交官等の空のタクシーがわりになっているという状況であるという報道で...全文を見る
○神風委員 いや、私は、外交官を輸送して別に何ら問題はないと思っています。この空のタクシーという表現自体がおかしいなと思うわけであります。  ただ、それをなぜここまで隠すのかなというか、明らかにしていただけないのかなということに対して非常に憤りというかそれを感じるわけでありまし...全文を見る
○神風委員 ちょっともう時間がなくなってしまいましたので、一点だけ最後に外務大臣にお伺いをしたいと思います。  先般新聞を読んでおりましたら、キッシンジャー元国務長官の文章が書かれておりまして、その中でもイラク内戦といった表現が使われておりました。いつごろからキッシンジャー氏が...全文を見る
○神風委員 時間が参りましたのでこれで終わります。ありがとうございました。
03月27日第166回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号
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○神風委員 おはようございます。民主党の神風英男でございます。  本日は、一般質疑ということで、最近よく耳にするようになりましたインテリジェンスに関連しての質問をしたいと思うわけでございます。  まず、両大臣に、もう今さら伺うまでもないわけでありますけれども、インテリジェンス...全文を見る
○神風委員 体制としてはまだこれからであるということであるのかなと思います。  先月の二月二十一日のイラク支援特別委員会でも伺ったことでありますが、例の防衛省の情報本部の一等空佐が読売新聞記者に秘密情報を漏らしたとされる事件、その際伺ったときには、現在捜査中であるからということ...全文を見る
○神風委員 捜査終了の見通しはいつごろになるというのは、幾らかわかっているんでしょうか。
○神風委員 捜査が完了した段階で、この事案についての全容というのをある程度明らかにしていただけるのでしょうか。
○神風委員 これは、「防衛省における不開示情報の基準について」。情報公開法において、「行政機関の保有する情報は原則開示の考え方を採用する」となっております。「開示することの利益と開示しないことの利益を比較衡量」しながら、それは比較検討するということにはなっているわけでありますが、...全文を見る
○神風委員 第五条の第四号の四でよろしいんですか。確認です。
○神風委員 わかりました。  この事案の場合、よく報道にあるのが、国民の知る権利に照らして余り機密とは言えないのではないかという意見も多い。新聞報道なんかを拝見しておりますと、そういう意見も多いわけでございます。  例えばイギリスでは、国家秘密法が設置を定めた委員会が、報道機...全文を見る
○神風委員 これは防衛秘密に指定をされている事案であろうかと思うんですが、例えばアメリカの場合、国家安全保障情報の秘密指定について、クリントン政権になってから、二十五年以上を経過した情報については自動的な秘密指定の解除を規定している。それ以前は三十年であったのが、クリントン政権に...全文を見る
○神風委員 いや、そうではなくて、例えば、防衛秘密であるとかあるいは特別防衛秘密に大臣が指定をされた場合に、それはもう永久に秘密指定の解除というのはないんでしょうか。つまり、アメリカのように、二十五年たったならば自動的にそれが解除をされて公開をされるとか、そういう制度になっていな...全文を見る
○神風委員 そうしますと、今の、秘密指定の解除を判断されるのも、それは防衛大臣が判断をされるということになるんですか。
○神風委員 これは、通常何年程度になるんでしょうか。やはり二十五年とか三十年という期間になるんでしょうか。
○神風委員 ちょっと後でその点を教えていただきたいなと思います。  ちょっと毛色の変わった質問をしたいと思うんですが、これは週刊ポストの昨年の十月二十日号に載っていた記事でありまして、非常におもしろいなと思って読んでいたんですが、タイトルというか、表題が「角栄を驚愕させた「味噌...全文を見る
○神風委員 ありがとうございました。  これが本当に中国の情報収集能力の一端であるのかどうかは別にしまして、そういった情報の面に関して相当な収集能力がある国がやはり中国であるのかなという思いもするわけでありまして、そういう視点に立ってちょっと一つ伺いたいなと思うわけでございます...全文を見る
○神風委員 これは私もちょっと調べてみたんですが、例えば住宅地図の大手企業であるゼンリンなんかは、これは九七年から地図データベースの製作業務を中国の子会社二社にアウトソーシングしているという事例がありました。あるいは昭文社、道路地図をつくっている会社でありますけれども、ここら辺は...全文を見る
○神風委員 ちょっとその話を聞きながら大変気になったというか、その社長さん自身がやはり危惧をされていたのが、一つは、海外の場合は地図イコール国防というイメージが非常に強い。そういう観点からすると、その社長さん御自身が言われたことが、韓国の人から、なぜ日本はこんなに地図を海外に出す...全文を見る
○神風委員 これは現状では、こういった地図の作成について、例えば海外へそういった形で下請に出されることについての規制みたいなものは何もないんでしょうか。
○神風委員 今、中国は持ち出し禁止というお話がありましたが、ことしの三月一日からは中国の方では、外国の組織または個人による中国での測量製図管理暫定弁法というものが施行されて、いわば外国の団体、個人が許可なく測量を行うことは禁止されたということのようであります。先ほどの中国の情報収...全文を見る
○神風委員 そのかなめは内閣情報調査室ということになるのかなと思いますが、この内調と言われる組織、どういう体制で何をしているところなんですか。
○神風委員 政府の情報機能強化検討会議が先般中間報告をまとめられて、その中で、内閣情報分析官を新設すると発表されたわけでありますが、この内閣情報分析官というのはいかなる存在で、今後、この内調との関係というのはどういうふうになるんですか。
○神風委員 二〇〇四年の十月に、「安全保障と防衛力に関する懇談会」報告書というのがまとめられております。その中でも、「人的情報手段の有効活用を早急に進めるべきである。」というような指摘があったり、あるいは、二〇〇五年の九月十三日、「対外情報機能の強化に向けて」、この中では、非常に...全文を見る
○神風委員 アメリカの国務省に、INR、インテリジェンス・アンド・リサーチ、日本語に訳せば情報調査局と呼ばれるような、わずか三百人の組織があるということでありまして、しかも、彼らが扱う情報の大半というのはいわゆるオープンソース情報である、それがかなり成功しているという話を伺うわけ...全文を見る
○神風委員 このINRの局長をされていたカール・フォードさん、この方はもともとはCIAの分析担当をされていた方らしいんですが、このINRの成功の秘訣として、人数は少ないが、長くやってくれているベテランが多く、そういう人たちが正確な分析をしてくれるということを指摘されているわけであ...全文を見る
○神風委員 これは、縦割りの弊害を排して、オール・ジャパンで本当に情報というかインフォメーションをインテリジェンスに分析、加工していくような組織にしていただかないとなかなか機能しないと思いますので、その点、ぜひお願いをしたいと思います。  加えて、これは〇四年五月に発生をいたし...全文を見る
○神風委員 自殺をされた上海総領事館の電信官の方というのは、旧国鉄の民営化に伴って外務省に入省された方であると聞いております。  諸外国ではこうしたキャリアの方が電信官を務めるということは余りないのではないかなと思いますが、諸外国でこの電信官を務められている方というのは、どうい...全文を見る
○神風委員 これは、昨年の十二月に設置をされましたいわゆるカウンターインテリジェンス推進会議、こちらの方でこの電信官の問題について何か言及をされたようなことはあるんでしょうか。
○神風委員 これは、ある意味では防諜という点からは最もねらわれやすいような存在というのが電信官のような存在であるのかなと思うわけでありまして、ぜひここら辺の点も対応を検討していただきたいなと思うわけでありますが、外務大臣、何か御意見があればよろしくお願いします。
○神風委員 次に、最近よく目にするようになりました新人材バンクのことに関連して伺いたいわけでありますが、この新人材バンクの前に、いわば旧人材バンクというんでしょうか、それが七年前に発足をして、約七千万円の費用をかけて実際に再就職をしたのはわずかに一人だったということがあるわけです...全文を見る
○神風委員 何かその失敗の原因がよくわかりませんが、今度の新人材バンク、その反省に立って、どこをどうその実効性を担保しようとしているのか、今の失敗をした人材バンクとどこがどう違うのか、その点、御説明いただけますか。
○神風委員 余り中身がない答弁であります。  これは全省共通ということになるのかなと思いますが、当然ながら、防衛省全体もこの新人材バンクを活用していくということになるわけですか。
○神風委員 というと、その三十名以外はこの新人材バンクは適用されずに全く別枠で、そういう何らかの制度が手当てをされるということになるんですか。
○神風委員 これは久間大臣の方にもお伺いしたいんですが、若年定年制の問題というのがよく防衛省の中では言われるところでありますけれども、例えば、背広組と制服組で分ければ、背広組については新人材バンクを活用していくんだ、あるいは、制服組の中でも佐官級以下の自衛官と将官以上の自衛官とで...全文を見る
○神風委員 これはぜひ実効性のある制度設計をしていただきたいなと強く希望するところでございます。  ちょっと、余り時間もありませんので、最後になるかと思います。  先般、日本版NSCを創設することを柱とする最終報告書がまとめられたわけでありますけれども、その中で石原座長は、集...全文を見る
○神風委員 今度新設をされる内閣情報分析官とNSCとの関係というのは、どういうふうになっていくんですか。
○神風委員 一つは、このNSCの動きを見ていて気になりますのは、官邸とやはり防衛省あるいは外務省との二元外交になり得る可能性が、危険があるのかなと。それに対して、そういった事態を避ける方策がなかなか見えてこないというか、何ら組み込まれていないような感じがするわけでありますけれども...全文を見る
○神風委員 今回出された報告書については、大臣としては満足をされているという認識でよろしいですか。
○神風委員 これは、NSCを事実上統括する事務局長、この人選というのがかなり大きなキーになるのかなと思いますが、今回の報告書によりますと、首相補佐官の兼任も可能としているようでありますが、小池補佐官がこれに就任をされるという見通しなんでしょうか。
○神風委員 これは、制度をつくっても、やはり最終的には人の問題が非常に大きい。いずれにしても、今のインテリジェンスの問題にしても、すべてにおいてそういう形ではないかなと思っておりますので、ぜひ人の問題、気を使って取り組んでいただきたいなと思います。  それでは、最後になりますが...全文を見る
○神風委員 時間が参りましたので、終わります。ありがとうございました。
04月24日第166回国会 衆議院 本会議 第25号
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○神風英男君 民主党の神風英男です。  私は、民主党・無所属クラブを代表して、ただいま議題となりましたイラク特措法改正案及びイラク特措法廃止法案に対して質問をいたします。(拍手)  二〇〇三年三月二十日、日本時間の午前十一時半過ぎ、穏やかな快晴の日であったと記憶しておりますが...全文を見る
05月14日第166回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第9号
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○神風委員 おはようございます。民主党の神風英男でございます。  本日は、先般の本会議に引き続きまして、イラク特措法改正案また廃止法案について質問をさせていただきたいと思います。  まず、これまでの審議を通じて非常に痛感をいたしますのは、現地イラクの状況あるいはその活動をされ...全文を見る
○神風委員 このイラク戦争、二〇〇三年の三月の二十日、日本時間でいいますと午前十一時半過ぎ、お昼ごろに、米英軍の有志連合の爆撃によって開戦となったわけでありますが、あれから四年が経過をいたしました。  そこで、総理にお伺いしたいんですが、開戦の当初、まさに四年前、イラク戦争とい...全文を見る
○神風委員 日本では、二〇〇三年の五月の一日にブッシュ大統領がイラク戦争に終結を宣言し、それ以降、戦後ということになっているわけでありますが、これは最近出たばかりの、パトリック・コバーンという方の、超一流のイラク・ウオッチャーという方でありますが、この方が書かれた「イラク占領」と...全文を見る
○神風委員 実態としては戦争下にあるということであろうかなと思います。その点だけ指摘をさせていただきます。  次に、対イラク武力行使への支持の正当性について改めてお伺いをしたいと思います。  日本政府は、これまで何度も、イラクが十二年間にわたり累次の国連安保理決議に違反し続け...全文を見る
○神風委員 ちょっと、そこで伺うわけですが、イラクに対する武力行使を容認しているとされる安保理決議の六七八ですね、この六七八は、クウェート政府に協力している加盟国に対し、安保理決議六百六十及びすべての累次の関連諸決議を堅持かつ実施し、同地域における国際の平和と安全を回復するために...全文を見る
○神風委員 いやいや、だから、その六七八に、イラクに米英軍が進攻してフセイン政権を武力行使で倒すことはどこにも書かれていないと思いますが、六七八にはどこにもそれは許容されていないと思いますが、いかがですか。
○神風委員 いや、安保理決議六百六十を見れば、これはクウェートからの撤退を求めているだけですよ。
○神風委員 いや、そうではなくて、つまり、一九九〇年のときにイラク軍がクウェートに侵攻をし、そのクウェートを解放するために、クウェートの平和と安全を守るために、イラクを武装的にたたくことが許されているだけであって、イラクに進攻してフセイン政権を倒すことは、これは六七八にはどこにも...全文を見る
○神風委員 とても納得はできませんが、時間もありませんので、ちょっと総理にお伺いをしたいと思います。  これは結果的に、イラク戦争を行ったことによって、イラクの民間人というのは既にもう六万七千人近くが亡くなっているということであります。このイラクの惨状を招いてしまった結果よりも...全文を見る
○神風委員 ちょっと民主党法案提出者の方に、今回、イラク戦争の大義がないことを理由の一つとして、自衛隊の派遣に民主党は反対をされ、またイラク特措法の廃止法案を今回提出されているわけでありますが、このイラク戦争支持の正当性についての民主党の基本的な認識と、また今回廃止法案を提出され...全文を見る
○神風委員 次に、いわゆる戦闘地域、非戦闘地域の概念について、これは防衛大臣にお伺いをしたいと思いますが、これは、バグダッド空港というのは非戦闘地域であることは明らかであろうと思いますけれども、バグダッド自体というのは、これはいかがなんでしょうか。
○神風委員 戦闘地域ではないというのは、非戦闘地域であるという意味でよろしいですか。
○神風委員 これは先週の金曜日の本委員会の阿部議員の質問ですね。久間大臣は今バグダッドは戦闘地域だとお考えですかという問いに対して、大臣は、私自身は戦闘地域とは思っていませんと。やはり戦闘地域というのは国または国に準ずる組織と、そういう対立する組織とが闘っているという明白な形の地...全文を見る
○神風委員 この議論を通じて一つ感じますのは、結局、この非戦闘地域の定義というのは、恐らく周辺事態法の後方地域の定義が下敷きになっているわけですね。  つまり、この後方地域の概念が非戦闘地域となって、さらには今後検討され得るかもしれない恒久法の、これは非国際的武力紛争地域という...全文を見る
○神風委員 これまでいろいろとこの委員会で議論をしてきましたけれども、米英と日本とで決定的な違いというのは、やはり何といっても日本の場合には自衛隊への被害が出ていないということであろうかと思います。一方、アメリカではもう三千四百人の米兵の戦死者が出ているわけでありますから、仮にこ...全文を見る
○神風委員 時間が参りましたので終わります。ありがとうございました。
05月24日第166回国会 衆議院 安全保障委員会 第12号
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○神風委員 おはようございます。民主党の神風英男でございます。  本日は、防衛省設置法及び自衛隊法の一部改正案について質疑を行いたいと思います。  防衛施設庁の廃止というのが出てくるわけでございますけれども、これは、先般の官製談合事案をきっかけにして、まず一つは、これまで特権...全文を見る
○神風委員 施設庁廃止については、閉鎖的な施設庁を解体するということと、もう一つ、まさにシステム化をしていた天下りの構造を壊すという意味合いもあったかと思っております。  ただ、この点については、施設庁と同様に、防衛省所管の公益法人、この場合でありますと財団法人防衛施設技術協会...全文を見る
○神風委員 これまで同協会が扱ってきた業務というのはどういうふうになったのか、ほかの公益法人が引き継いだのかどうか、その点、教えてください。
○神風委員 さきの官製談合事案を契機に、現在、二十二法人、防衛省所管の公益法人があるんでしょうか、これらに対しての調査というのは行われたのでしょうか。
○神風委員 今般の施設庁の廃止に伴って、これらの公益法人に天下りをする職員というのはいらっしゃるんですか。
○神風委員 大臣にお伺いをしたいんですが、この施設庁官製談合事案というのは、本質的にはやはり天下りの問題が根底にあると私は思っております。  そういう意味で、天下りの問題、さきにも緑資源機構が問題になっているわけでありますが、大臣の、この天下りの御認識をちょっとお伺いしたいと思...全文を見る
○神風委員 次に、今回新設をされる、大臣直轄の、独立性の高いと言われる防衛監察本部についてお伺いをしたいと思います。  逆に、現在の防衛省内での監察の体制、監査の体制というのはどうなっているのか、その点を教えていただきたいと思います。
○神風委員 これは、人員的にはどれぐらいになるんですか。
○神風委員 すると、今回、防衛監察本部というのが新設をされた場合、現在の監察の、監査の体制というのは変更があるんですか。
○神風委員 そこでお伺いをするわけでありますが、かつて調本事案というのが発生をいたしました。その反省に立って調本を解体して、原価計算部と契約本部に分けた、チェック機能を働かせるように分けたわけですね。それを、先般また装備本部という形で、ライフサイクル管理の要請から再統合するという...全文を見る
○神風委員 というと、仕事の内容がかなり違うということですか、この防衛監察本部とは。
○神風委員 今回できるこの防衛監察本部でありますが、先ほど申し上げた防衛省所管の公益法人、これらに対しての監査というのは行われないんでしょうか。
○神風委員 今の大臣の答弁を聞いて非常に期待が大きくなったわけであります。大臣直轄で非常に独立性が高くて、しかも、今回初めて外に置かれるわけですね、内部ではなくて。ですから、防衛監察本部というものが実効性が上がるようなことになれば、ほかの省庁もそういった体制をとっていくことも出て...全文を見る
○神風委員 ちょっと細かい点で恐縮でありますが、前回のこの委員会で久間大臣が、大体五十名ぐらいを考えております、したがいまして、これは防衛大臣の直轄の組織になりますけれども、その分については実質二十名ぐらいの増員になろうかと思いますというような御答弁をされておりまして、私の認識で...全文を見る
○神風委員 最後に一一師団のことをお伺いしたいんですが、これは、新たな脅威や多様な事態に実効的に対応するため、陸上自衛隊の第一一師団を旅団化するとあるわけでありまして、北海道に置かれている一一師団を改編するということであります。  この改編の理由が、正直言ってよくわからないんで...全文を見る
○神風委員 過去数年間の、例えばスクランブルの回数を見ますと、ロシアが、これまで百四十五、百二十四、百十八、百十六回であったものが、昨年、平成十八年は百九十六回に非常に急増しているわけですよね。中国は、ゼロ、二、十三、百七で、平成十八年はまた二十二回に減少している。  まず、こ...全文を見る
○神風委員 先ほどの大古局長の説明を聞いても、新たな脅威や多様な事態に実効的に対応するために、どういう意味で一一師団を旅団化するのかがよくわからないのと、今申し上げたような、ロシア機へのスクランブル回数が急増していることについて、旅団化してこれは何も影響がないという御認識なのかど...全文を見る
○神風委員 時間が参りましたので終わります。ありがとうございました。
○神風委員 民主党の神風英男でございます。  午前中の法案審議に引き続きまして、午後、一般質疑を行わせていただきますが、前回の本委員会での一般質疑に引き続いて質問をさせていただきたいと思っております。  前回、防衛秘密の指定について伺いまして、例えばアメリカの場合、国家安全保...全文を見る
○神風委員 今の千二百八十件というのは、どのくらいのうちの千二百八十件で、何%ぐらいになるんですか。
○神風委員 これは、大臣、今後何かその解除をもっとオープンにしていく、開示していくというようなお考えはあるんでしょうか。それとも今のまま、一%の開示、これは結果的にそうなっているということでありますが、それをよしとされるおつもりなのかどうか。
○神風委員 今こうしたことを伺ったのは、改めて政府の情報開示の姿勢というものをお聞きしたいと思ったからでありまして、せっかくですから、外務大臣に例の西山事件について改めてお伺いをしたいと思っております。  これはもう申し上げるまでもなく、沖縄返還協定の裏で、米側が負担することに...全文を見る
○神風委員 いや、質問するのも何だかあれなんですが、この沖縄返還交渉は、もう三十六年も昔の話、私が小学生のときの話であるわけでありまして、こうした姿勢を見ると、やはり日本政府というのは、いまだにお上意識というのが非常に根強くあって、よらしむべし、知らしむべからずという意識の中にあ...全文を見る
○神風委員 今いみじくも大臣がおっしゃったように、保持する方ですよね。これだけ、ある意味では秘密主義とも言えるような対応をとりながらも、例のイージス艦の情報流出事件のようなものが発生をしてしまう。それぞれの個別の案件でいろいろな原因というのはあろうかとは思いますが、根本的な原因と...全文を見る
○神風委員 次に、核の傘についてお伺いをしたいわけであります。  昨年の十月、北朝鮮の核実験実施発表後にライス米国務長官が来日をした際に、記者会見で米国の核の傘を再確認したと報じられておりますが、これは必ずしもライス長官の自発的な発言ではなくて、谷内外務次官の働きかけによるもの...全文を見る
○神風委員 これは先般、五月一日の2プラス2の会合でも再確認されたという報道があるわけですが、この再確認というのは、中身はどういう再確認になっているのか、両大臣にお伺いをできればと思います。
○神風委員 仮に日本有事の際に、米軍の部隊がどう動いて、核抑止力はどう機能するのか。米側から明確な説明と確実な担保というのは、現在どこまで得られているんでしょうか。あるいは、核の傘というのはその概念が存在しているというだけであって、その中身についてはまだ何も詰まってはいないという...全文を見る
○神風委員 というと、ある程度その運用手順については詰まっているものがあるけれども、それは現段階で明らかにはできない、そういう理解でよろしいですか。
○神風委員 わかりました。  時間が参りましたので、これで終わります。ありがとうございました。
08月07日第167回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第1号
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○神風委員 動議を提出いたします。  委員長の互選は、投票によらないで、浜田靖一君を委員長に推薦いたします。
○神風委員 動議を提出いたします。  理事の員数は八名とし、委員長において指名されることを望みます。
11月16日第168回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号
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○神風委員 民主党の神風英男でございます。  本法案の採決に際し、討論を行います。  今般の防衛専門商社に係る疑惑を含め、防衛省の調達等にかかわる不祥事が後を絶たないことや、テロ対策特措法に基づいて自衛隊艦船から米軍艦船に対して実施した給油量の記載を誤り、その間違いについて極...全文を見る