神風英男

じんぷうひでお



当選回数回

神風英男の2008年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月22日第169回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
議事録を見る
○神風委員 民主党の神風英男でございます。  本日は大臣所信に対する質疑ということでありますが、まず最初に、高井議員も質問をされておられましたが、中国産冷凍食品の薬物中毒事案についてお伺いをしたいと思っております。  まず、天洋食品製造の冷凍食品の薬物中毒事案についての原因解...全文を見る
○神風委員 天洋食品ではHACCPの認証を取得していると聞いているわけですが、まず、これが事実であるのかどうか。  あと、それ以外の、天洋食品以外の製造工場がありますね、しめさばであるとか肉まんであるとかロールソースカツ。こういったほかの工場ではHACCPというのは取得をされて...全文を見る
○神風委員 そうすると、全体で、天洋食品も含めて何社のうち何社がHACCPを取得されているんですか。
○神風委員 というと、天洋食品では取られているわけですよね。ほかのところはまだはっきりわからないということでよろしいですか。
○神風委員 日本の場合、食品製造業全体に占めるHACCPの導入状況がどのぐらいになるのか、また、中国国内の食品製造業全体に占めるHACCPの取得の状況、導入状況というのはどれぐらいになるのか、教えていただけますか。
○神風委員 中国国内でHACCPの認証を与える機関というのはどういうところがあって、その認証を与える機関の衛生管理の基準というのかレベルというのか、それはもう世界と同レベルというか、基準は同じだという理解でよろしいんですか。
○神風委員 これは、HACCPを取っているか取っていないかわからない企業からもそういった残留農薬の検出があるわけですが、こうした問題とHACCPの認証を取得しているのかどうかというのは、これは関連があるんでしょうか。つまり、HACCPを取っている、取得をしている施設であれば当然こ...全文を見る
○神風委員 今の質問は一般論で結構なんですが、HACCPという認証を取っているような施設がこういう製品を出してくるというのは通常あり得ないんですか、それとも十分に可能性としては起こってしまう危険はあるという理解の方が正しいんですか。そこら辺、わかりますか。
○神風委員 この問題というのは、ある意味ではHACCPの信用性というか信頼性にもかかわってくるのかなという気もするわけですが、そこら辺は日中間で議論をされているようなことはあるんですか。例えば、日本から中国側の基準が甘いのではないかみたいな、そういう話というのはあるんでしょうか。
○神風委員 いずれにしても、これについては一日も早い原因究明と再発防止ということをお願いしたいと思っております。  次に、このHACCPに関連をして、日本の和牛の対米輸出についてちょっとお伺いをしたいんです。  日本では平成二年から和牛の対米輸出というのを行っていると思います...全文を見る
○神風委員 これは、平成二年から比べると相当伸びているんだろう、全体量としてはごくわずかだと思いますが、伸び率でいうとかなり伸びているなという印象を持っております。  実は、平成二年当時、私もニューヨークに滞在をしておりまして、ちょうど初めて日本の全農が日本の和牛をニューヨーク...全文を見る
○神風委員 ある意味で非常にもったいない話であるなという印象を持っております。  つまり、和牛に対するニーズが非常に高い、しかし、日本での輸出認定施設が四カ所しかないためになかなか出す量が少ない。そういう状況の中で、ある意味では、神戸ビーフと呼ばれるような、純粋な和牛ではない、...全文を見る
○神風委員 日本国内のHACCPの承認状況、先ほど一四・六%という状況であるというお話であったんですが、EUでは食品事業者すべてに義務づけがされている。米国内でも食肉、水産物、ジュースに関してはこれが義務づけられているわけですね。  日本ではこれは任意の制度になっているわけです...全文を見る
○神風委員 いや、だから、日本でHACCPを義務化しない理由は何ですかというのをお答えいただけますか。
○神風委員 ちょっと今の回答だとあれですが、厚生労働省の担当だからこちらからは何も言えないということなんですか。
○神風委員 いや、例えば今、牛肉のことを例に挙げましたが、結局、日本でHACCPを取っているのが四施設しかないからその量も少ないわけですよね。それが全部義務化されていれば、それによって経費が高くなるとかいろいろあるとは思いますが、HACCPを義務化しない何か特段の理由というのはあ...全文を見る
○神風委員 今のお答えは、そうすると、HACCPに対して余り日本としては価値を見出していないという意味でよろしいんですか。
○神風委員 これは今度は延長法案が出るみたいですから、そのときに詳しくやりたいなと思います。  いずれにしても、大臣所信の中でも、平成二十五年までに、一兆円規模ですか、輸出額を伸ばすというのが述べられているわけでありますから、ぜひ重点的に取り組んでいただきたいなという気がいたし...全文を見る
○神風委員 なかなか検証というのができないのであろうと思います。  ちょっと資料の二を、二枚目をおめくりいただきたいんですが、これは国営土地改良事業現況事例ということで、私がいろいろな資料を見ながら自分でまとめたものであります。以前この委員会でもごらんをいただいた資料であります...全文を見る
○神風委員 今の発言は非常に心強い発言でありまして、これまで委員会の中でさんざんやりとりしましたけれども、なかなかそういった前向きの発言をいただけなかったものですから、ぜひその点についてお約束をしていただきたいと思うわけでございます。  ある意味で、そういった正確な実態把握とい...全文を見る
○神風委員 わかりました。  そして、今申し上げた第四次土地改良長期計画というのは、結局、四年早まって平成十四年度で打ち切られて、その後、平成十五年から平成十九年までの五カ年の新しい土地改良長期計画に切りかわるわけですよね。  ただ、この中で全然わからないのは、では、この五年...全文を見る
○神風委員 非常におかしいなと思うのは、この第四次の土地改良長期計画の中の農用地造成事業、これは、十四年までの進捗率は八二%ということになっているわけです。  通常、目標の造成面積が十万ヘクタールで進捗率八二%ということでありますから、できた農地が八万二千ヘクタールなのかなと思...全文を見る
○神風委員 これは先ほどもお答えいただけなかったわけでありますが、新しい五カ年の土地改良長期計画、何も書かれていないので、過日の委員会で、ではゼロなのか、もうこれからつくらないのかという形で伺ったところ、平成二十七年度までに一万ヘクタールの農地造成を見込んでいるという回答であった...全文を見る
○神風委員 そうすると、一万ヘクタール造成というか、いろいろな形で確保しようとしている農地のどれぐらいが今現状で造成をされているんですか。
○神風委員 事業費についてもわからないわけですか。
○神風委員 先ほど申し上げました第四次の長期計画というのが打ち切られて、結局、その時点では二千五百七十九億円という予算が使われない形になったわけでありますよね。この予算の扱いというのはどういうふうになるんですか。
○神風委員 ちょっと、今のお話を伺っていても、なかなか理解しがたいなという気がしております。  これから平成二十七年度までに、新規ではないにしても、どういう形で造成するのかは別にしても、一万ヘクタールを造成していこうということであって、その目標の根拠も、結局、平成二十七年度に食...全文を見る
○神風委員 いずれにしても、これは農水省に限らないのかもしれません、プラン・ドゥー・チェックでいえばチェックの機能というのがほとんど働いていない実態であるなという気がいたしておりまして、先ほど大臣の方からも非常に前向きな御答弁がありました、こういったデータがきちんとそろっていけば...全文を見る
○神風委員 またこの問題については大臣とやりたいと思います。ありがとうございました。
02月26日第169回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号
議事録を見る
○神風委員 民主党の神風英男でございます。  本日は、防衛省改革に関する集中質疑ということでありますが、まず防衛大臣に、情報開示の姿勢についてお伺いをしたいと思っております。きのうちょっと情報開示の姿勢ということだけお知らせをしておいたんですが、少し具体的な二点の事項についてま...全文を見る
○神風委員 もう一点、西山事件についてお伺いをしたいと思っております。  申し上げるまでもなく、沖縄返還協定の裏で、米国が負担することになっていた費用四百万ドル、これを日本が肩がわりするという秘密合意があったという内容の事件であるわけでありますが、この密約の存在についても、政府...全文を見る
○神風委員 今二点について伺ったわけですが、そうした質問をさせていただいたのは、これまで私も、安全保障委員会なりあるいはイラク支援特別委員会なりで質疑をさせていただきましたが、やはり防衛省の中に、防衛省の情報開示に対する姿勢として、本当に何が秘密なのか、秘密にしなければならないの...全文を見る
○神風委員 今回のイージス艦の衝突事故についても、防衛省の一連の情報開示の姿勢に対して同様のものを感じるわけであります。ある意味で、国民の皆さん方も防衛省に対して、その不信感あるいは怒りを相当募らせているなということを感じるわけであります。  これまでも何回か質疑があったと思い...全文を見る
○神風委員 報道官は、同じ時間帯に、発見は二分前でしたと。大臣は、自民党の国防部会で十二分前でしたと。これは、自民党の国防部会の方が公共性が高いという意識なんですか。
○神風委員 これは福田総理にも、自民党の部会前後に至るまで報告がなかったということでありますが、それはなぜですか。
○神風委員 今大臣がお話しされたような心情というのは、ある意味で「あたご」の乗組員にも共通するものなんだろう。だから、一時間半あるいは二時間、総理にも報告がおくれたということではないんですか。  つまり、大臣は、そういった不確定な情報であってもとにかく一報を入れろというお話をこ...全文を見る
○神風委員 いずれにしても、情報開示というのが信頼回復の第一歩であると思います。  そういう点で、現在、海上保安庁が調査中であるからということでなかなか情報が開示をされないわけでありますが、海上保安庁としては、この事案、どういう形で情報開示をされるのか、いつごろその御予定がある...全文を見る
○神風委員 二十年前の「なだしお」の衝突事件のときにも、海難審判庁での裁決がされるまで、事件発生から二年ぐらいかかっているわけであります。最終的に司法の決着がつくのは六年ぐらいかかっていた。  しかしながら、そうした法的な責任の解明とは別に、事故の検証についての情報開示というの...全文を見る
○神風委員 連絡のおくれが、先ほども申し上げたわけでありますが、例えばこれがミサイル防衛の場合、この連絡の体制というのはどうなっているんでしょうか。何分以内にそれが大臣まで届かなければいけないというようなシステムになっているんでしょうか。
○神風委員 海上保安庁に伺いますと、艦船の航行というのはあくまでも目視が基本であって、レーダーというのは目視を補うためのものであるというような認識を伺ったわけでありますが、これは、イージス艦を初めとした自衛艦においても、その目視が基本であるという姿勢に変わりはないんでしょうか。
○神風委員 海上自衛隊の自衛艦では通常、日中は二時間半、夜間であれば二時間ぐらいでこうした当直体制が交代するというようなことを伺いましたが、この交代のシステム自体に不備があるという認識はおありなんでしょうか。  つまり、今回も、二十六人全員が四時前後ですかの時点で交代をしている...全文を見る
○神風委員 「あたご」は、清徳丸と衝突をする直前に警笛を五回鳴らしたという報道がある一方で、複数の僚船の乗組員らはいずれも、そうした警笛は聞いていなかったと口をそろえているわけでありますが、これは一体どちらが正確なんですか。
○神風委員 二十年前の潜水艦「なだしお」の事案というのは、今回の事案で何か生かされたものはあるんでしょうか。「なだしお」の教訓というのが生かされたものはあるんですか。
○神風委員 報道によりますと、吉川海幕長の更迭の方針であるという報道がなされておりますが、これは事実でしょうか。
○神風委員 この吉川海幕長は、イージス艦の情報漏えい事件、あるいはインド洋での海上自衛隊の補給艦の給油量訂正、また航泊日誌の誤破棄問題など不祥事続きのために、いずれにしても三月末で辞任をするということが確実視をされている方であるということをお聞きしておりますが、それは事実でしょう...全文を見る
○神風委員 福田総理が、今回の自衛隊の、防衛省の一連の対応に関して、これは体質の問題であろうかというような発言をされておりましたが、ちょうど二年前の防衛施設庁の官製談合事案のときにも、これは防衛施設庁の体質である、閉鎖性であるとか排他性、あるいは特権意識が強いからだと。そのために...全文を見る
○神風委員 時間が参りましたので、終わります。ありがとうございました。
04月02日第169回国会 衆議院 農林水産委員会 第7号
議事録を見る
○神風委員 民主党の神風英男でございます。  本日は、一般質疑ということで、先日の大臣所信質疑に引き続きましての質問をしたいと思っております。  まず最初に、中国産冷凍食品薬物中毒事案について伺いたいわけでございますが、例の天洋食品製造の冷凍ギョーザの薬物中毒事案についての原...全文を見る
○神風委員 そうしますと、天洋食品の事案とそれ以外の事案とでは性格がかなり異なるということでよろしいですね。
○神風委員 これは現在、天洋食品あるいはそれ以外の、山東仁木食品というんでしょうか、ニッキーフーズ関連の企業、今どういう営業状態なんでしょうか。
○神風委員 今の御説明ですと、それ以外の、山東仁木食品とかそこら辺は今営業されているんですか、それともまだ営業停止中になっているんでしょうか。
○神風委員 前回も中国国内でのHACCPの導入状況について伺ったわけですが、前回、実態は把握していないという回答でございました。  ただ、中国国務院が公開しております中国の食品の品質と安全状況に関する白書によると、中国全土には四十四万八千社の食品生産加工企業がある、その中で十万...全文を見る
○神風委員 また詳しい数字は後で教えていただきたいと思います。  これは一般論で結構なんですが、HACCPの工程管理によって残留農薬を排除するということは可能なのか。一説には相当コストがかかってしまうために現実的には難しいという話も伺うんですが、HACCPの工程管理によってそれ...全文を見る
○神風委員 今、天洋食品あるいは山東仁木食品、いずれもHACCPの認証を受けているということであったんですが、恐らくこれは両社とも中国国内では相当エリートの企業なのであろうと推測をされるわけであります。  そういう中で、今度、五月の六日ですか、中国の胡錦濤主席が来日をされる。今...全文を見る
○神風委員 ちょっと一点大臣に御検討いただければなと思うことがございます。  一昨日も、この冷凍ギョーザの事案がニュースで報道されておりました。この事案に関して、政府からもあるいはマスコミからも、表現としては中国製冷凍ギョーザという形で、全部中国製という形で書かれているわけです...全文を見る
○神風委員 いや、全般ではなくて、例えば一昨日の報道も、これは天洋食品の冷凍ギョーザに関して一万九千ppmを超えるようなメタミドホスが検出をされたということでありますから、ある意味では、中国製と言うよりは天洋食品産の中国製の冷凍ギョーザと言った方がより正確ではないかな、それだけち...全文を見る
○神風委員 ありがとうございました。  前回、国営土地改良事業について質疑をさせていただきました。昭和二十四年から国営土地改良事業が開始をされまして、これまでの委員会でも何回か質疑をさせていただいたんですが、当初計画の総事業費の見込みと実際に最終的にどれぐらい事業費がかかったの...全文を見る
○神風委員 ぜひなるべく早い段階でその資料を教えていただきたいと思うわけでございます。  時間もなくなってしまいましたので、簡潔に伺います。  第四次の土地改良長期計画がございました。これは平成十四年で打ち切りになったわけでありますけれども、その中で述べられていた農地造成事業...全文を見る
○神風委員 最後に一点だけ伺いたいんですが、基本計画で、平成十六年現在で農地面積が四百七十一万ヘクタールであった。恐らく、これから耕作放棄地が進展をしていくあるいは転用が進んでいくということで四十万ヘクタールがなくなって、平成二十七年に四百三十一万ヘクタールになるであろうという予...全文を見る
○神風委員 時間が参りましたので、終わります。ありがとうございました。
04月21日第169回国会 衆議院 決算行政監視委員会第四分科会 第1号
議事録を見る
○神風分科員 民主党の神風英男でございます。  本日は、改正建築基準法についてお伺いをしたいと思っておりますが、いわゆる姉歯事件を発端に建築基準法が改正をされました。そして、昨年の六月二十日に施行になったわけでありますが、結果としては官製不況とも言われるような状況に陥っているわ...全文を見る
○神風分科員 こうした状況に対する大臣の見解をまずお伺いしたいと思います。
○神風分科員 実は私も、昨年の十二月の二十四日でありましたが、この改正建築基準法の実情あるいは問題点について、地元の建設関係の二十数名の皆さん方にお集まりをいただいて、いろいろ意見交換をさせていただく機会を持ちました。  その中で、さまざまに、いろいろな具体的な疑問点あるいは不...全文を見る
○神風分科員 それはもう見直しをされたわけですか、それとも、これからやられるということですか。
○神風分科員 まず、現場の皆さん方は、そこら辺の判断がつかないというか混乱している状況でありますので、それは早目に対応していただきたいと思うわけでございます。  また、財団法人の建築行政情報センターのホームページにおいてワンストップサービスが開設をされ、いわゆる改正建築基準法に...全文を見る
○神風分科員 次に、今回の改正建築基準法の目玉ともいえます構造計算適合性判定、いわゆるピアチェックについてお伺いをしたいんですが、判定員の目標の総数というのはどれぐらいなのか。また、それに対して現状どのぐらい充足をされているというか、どのぐらいの人数になっているのか。あるいは、常...全文を見る
○神風分科員 皆さん方から地元の御意見を伺った中で、判定員がプロではないというような御指摘が結構ありました。特に、構造設計者の方がこういった判定員の方と話をしていると、判定員の方が専門的なことがなかなかわかっていないケースが多いという御指摘があって、その能力に疑問を感じるというよ...全文を見る
○神風分科員 今、実務経験が必要だというお話がありましたが、これは何年以上という規定があるのかどうか。  それと、今、第一、第二、三つぐらいのルートをお示しになりましたけれども、それぞれ比率的にどのぐらいになるのか、ちょっとそれを教えていただけますか。
○神風分科員 こういう、十年以上というのは決まっているわけですね。  それと、圧倒的というのは、どのぐらい、何割ぐらいというのは、わかればちょっと数字で教えていただきたいんですが。
○神風分科員 いろいろ意見を伺った中でも、判定員に対しての不満がありまして、それと同時に、一体この判定員の方がどれくらい時間を費やして構造計算書をチェックしているのかということに対しては、結構皆さん方、疑問があるということでございました。  場合によっては、概要書とチェックリス...全文を見る
○神風分科員 ある意味で、判定員、一つのプロ集団として独立するような形が必要なのかなと思いますが、これは将来的に常勤ですべて賄うようなお考えというのはないんですか。
○神風分科員 次に、確認申請の流れの中で、お客様というか施主の方が住宅を建てるに当たって、それぞれいろいろイメージがあると思うんですが、設計図を見るだけの段階では、なかなか御自身でもイメージがわかない。ただ、それが次第に、柱が立ち出すようになって、ここをこうしたい、あそこをこうし...全文を見る
○神風分科員 その点、まだまだ現場の方では混乱が続いていると思いますので、ぜひきちんとした対応をしていただきたいなと思います。  次に、改正建築基準法四号特例の見直し問題についてお伺いをしたいと思います。  これは、改正建築士法に基づいて新たに創設をされる専門資格、構造設計一...全文を見る
○神風分科員 来年の五月の末から、一定規模以上の建築物には、構造設計一級建築士とまた今度新たに創設をされる設備設計一級建築士による法適合チェックが義務づけをされることになるわけであります。  この資格にも一級建築士としての実務が要求されるわけでありますが、設備設計者のうち一級建...全文を見る
○神風分科員 最後に、大臣認定構造計算プログラムについてお伺いをしたいと思います。  これは、NTTデータが本認定になったというお話を伺っておりますけれども、ただ、シェアでいくと、ユニオンシステムが三八%、構造ソフトが三〇%、構造システムが二三%、この大手三社で大体九〇%近くを...全文を見る
○神風分科員 時間が参りましたので、終わります。  ありがとうございました。
04月22日第169回国会 衆議院 農林水産委員会 第10号
議事録を見る
○神風委員 民主党の神風英男でございます。  本日は、バイオ燃料法案についての質疑ということでございますが、まず冒頭に、前回の委員会で、時間がなくて質問し切れなかった点からお伺いをしていきたいと思っております。  例の基本計画における農地の見通しでございますが、これは平成二十...全文を見る
○神風委員 といいますと、基本計画をつくった段階では、この三十八万六千ヘクタールの耕作放棄地は想定していなかった、そこまでの正確な認識はなかったという理解で、現状でも、平成二十七年度の四百五十万ヘクタールの農地の確保というのは目標としては変わらないわけですか。
○神風委員 同時に、農水省としては、今後、五年間を目途に耕作放棄地の解消を目指すということをうたわれているわけでありますが、その意味はどういう意味なのか。つまり、三十八万六千ヘクタールの耕作放棄地を農業利用ではなくて非農業的な利用に誘導したいという意図なのかどうか、そのあたりはい...全文を見る
○神風委員 その中で、当然、今回のバイオ燃料の資源作物をつくっていくような農地というのも相当程度出てくるのかなと思います。ただ、資源作物であればその耕作放棄地の作付がどんどん進んでいって、解消されるというものではないんであろうと思うわけでありまして、何らかのインセンティブを与えな...全文を見る
○神風委員 これは、平成十七年に策定された京都議定書目標達成計画によりますと、平成二十二年度における輸送用燃料としてのバイオ燃料の利用目標は五十万キロリットルとされているわけでありますが、これまでの三年間の間で、この目標五十万キロリットルのうちどのぐらい目標は達成されているんです...全文を見る
○神風委員 この五十万キロリットルの内訳というのも、国産バイオエタノールは約三万キロリットル、あと国産バイオディーゼルが一万から一万五千キロリットルで、大半が輸入ということになっているわけですね。国産バイオ燃料の生産目標が、これだけ導入目標量で差があって、大半を輸入に頼っていると...全文を見る
○神風委員 国産で賄う計画はないというのは非常に寂しい限りというか、何のためのこの法案なんだろうかという気がするわけであります。  ちょっと大臣にでも伺いたいんですが、今世界的なバイオ燃料へのシフトが行われている、あるいは世界的な食料不足、あるいは干ばつであるとか、国際価格の高...全文を見る
○神風委員 ただ、今回の法律案の場合、地球温暖化対策を直接的な目的にはしていないわけでありますが、それは何らかの理由があるんでしょうか。
○神風委員 特に海外のバイオ燃料の生産、製造の推進に際して、地球温暖化対策としての有効性をどう評価されているのか。  例えば米国、アメリカの場合には、これはトウモロコシを原料としたエタノールの製造というのが非常に盛んであるわけでありますけれども、ただ、温暖化対策への貢献度という...全文を見る
○神風委員 また、今回のバイオ燃料の導入に関して、非常にさまざまな計画が存在していまして、その整合性が正直言ってよくわからない面があります。  つまり、平成十七年には、京都議定書目標達成計画で、今申し上げた五十万キロリットルというのがありました。平成十八年には、今度は新・国家エ...全文を見る
○神風委員 まず、直近のことについてお伺いしますが、これは平成二十二年に約三万キロリットルの国産バイオエタノールを生産、導入するということになっています。ただ、現状では、先ほどおっしゃられたように三十キロリットルしか生産をされていない。これから二年で千倍近いバイオエタノールをどう...全文を見る
○神風委員 余り時間がなくなってしまいましたので、ちょっと質問を飛ばして。  多収量米のことは先ほど大臣からの御答弁がありましたので、そうではなくて、もう一点、きのうお伝えはしていなかったんですが、イネ科の多年生植物ですか、エリアンサスによって、これは一万三千二百七十ヘクタール...全文を見る
○神風委員 また、バイオ燃料であるとかバイオマス利用の取り組みを考慮中の関係者にとって、どういった支援があるのかということを知ること自体が必ずしも容易ではないという面があると思いますが、そこら辺の対応はどのように考えられていますか。
○神風委員 また、資源作物だけをこれから生産、販売するような農家が誕生した場合、それは農家の範疇ということになるんでしょうか。それと同時に、他の産業から、資源作物のみを生産しようという、ある意味では企業が参入したいとなった場合には、その対応というのはどういうふうになりますか。
○神風委員 バイオ燃料については、現状の日本の農業の状況を考えると、ある意味では非常に可能性が大きい一つの手段であることは間違いないと思っております。それをうまく引き出して、そういう形にどう持っていくかというのが非常に重要な点であろうかと思っております。  先ほども申し上げたと...全文を見る
○神風委員 ぜひそのような取り組みを進めていただきたいと思います。  ありがとうございました。
05月08日第169回国会 衆議院 農林水産委員会 第11号
議事録を見る
○神風委員 民主党の神風英男でございます。  昨日、福田総理と中国の胡錦濤国家主席との日中首脳会談が行われ、懸案であった中国製のギョーザ事件についても言及がなされて、両国の捜査協力の強化ということで一致をしたという報道がございました。  この天洋食品のギョーザ事件については、...全文を見る
○神風委員 それは事務レベルの協議の中でも何も言及はなかったんでしょうか。
○神風委員 わかりました。  ただ、これからの日中間の関係を考えたときに、本当に日本が中国に対して安心した体制で食を依存できるのかどうかということにかかわる大きな問題であろうかと思いますので、ぜひ今後ともそれについてお取り組みを進めていただきたいと思います。  次に、今、お手...全文を見る
○神風委員 済みません、もう一度。  この場合には耕作放棄地にはならないわけですね。そういう理解でよろしいですか。
○神風委員 通常は、こういう状態になっているというのは、耕作する意思がないからこういう状態になっているわけでありまして、そういう意味では、それも耕作放棄地に該当するんではないかなと思います。  いずれにしても、今年度から、農水省の方ですべての耕作放棄地の状況について現地調査を行...全文を見る
○神風委員 現地を視察しないとそれははっきりしたことはわからないと思いますが、私が見た限りでは、限りなく三番に近い二番なのかなというぐらいの感想を持っております。  いずれにしても、一口に耕作放棄地と言いますが、例えば国営の土地改良事業あるいは農地造成事業、この中で発生をしてい...全文を見る
○神風委員 また加えて、前回の委員会の中で、平成二十七年時点で目標としている四百五十万ヘクタール、同時に平成十七年時点で三十八万六千ヘクタールの耕作放棄地が発生をしている、その基本計画の中でそれが反映をされていないのかという質問をさせていただきましたが、それについては余り明確な回...全文を見る
○神風委員 いや、その数字を確認すれば、なおさらこの数字は二十六万では済まないという数字になるんではないですか。
○神風委員 この計画の推移を見ますと、結局、平成十六年時点で四百七十一万ヘクタールですね。そこから恐らく二十七年までに二十六万ヘクタールぐらいが耕作放棄地になるであろう、プラス農地の転用が十四万ヘクタールぐらいあって、四百三十一万ヘクタールまで減るであろうという見込みの中で、何と...全文を見る
○神風委員 今の説明を聞いている限りではなかなか納得できないんですが、既にその時点で耕作放棄地が三十四万三千ヘクタールあるわけですよね。増加傾向にあるわけですよね。しかも、平成十七年にも三十八万六千ヘクタールというのが出ているわけですね。それを存在しているものと理解するのであれば...全文を見る
○神風委員 だから、その外にあるわけですよね。耕作放棄地のセンサスで判明をした三十四万三千ヘクタールなり三十八万六千ヘクタールというのは、この外にあるわけですよね。そういう理解でよろしいわけですよね。  わかりました。いずれにしても、本当は次のテーマが本題だったんですが、もう時...全文を見る
○神風委員 きょうはできれば食料自給率の問題を中心にやりたかったんですが、時間がなくなってしまいましたので、また次の機会にお願いしたいと思います。  ありがとうございました。
11月27日第170回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
議事録を見る
○神風委員 おはようございます。民主党の神風英男でございます。  本日は、ただいまの長島委員の質問に引き続きまして、対馬の問題を中心に質問をさせていただきたいと思っておりますが、実は、ことし八月の十九、二十日と、本委員会派遣で、対馬、佐世保を視察してまいりました。ですから、本日...全文を見る
○神風委員 韓国の国会議員の定数というのは二百七十三人と伺っております。ですから、考えてみますと、約二割の国会議員がこの決議案に加わっているという状況であるわけでありまして、私自身はそれ自体がかなり問題ではないかなと思うわけでございます。  また、加えて、この対馬返還要求決議案...全文を見る
○神風委員 そこら辺が日本の外交の一番の本質的な問題ではないかなと思っておりますので、ぜひ、まさに適切な対応を積極的に行っていただきたいと思っております。  実は先日、対馬市長でいらっしゃいます財部市長さんの話を伺う機会がございました。財部市長さんのお話を伺いながら改めて思いま...全文を見る
○神風委員 純粋に観光という視点からいえばそういうことなのかなと思います。  ただ、平成十七年に島根県議会で竹島の日が制定をされました。それ以降特に韓国人の観光客が急増しているというような状況のようでありますが、その背景として、韓国人の中で対馬を自分たちの領土であると心から信じ...全文を見る
○神風委員 先ほども申し上げましたが、実際に対馬返還要求決議案みたいなものを国会議員五十人が出されているような状況の中でこういう事態が進展をしているということでございます。  先ほどの質問の中で長島議員が質問をされておりましたが、我々自身というか、当日参加をした委員も、この対馬...全文を見る
○神風委員 先ほどの答弁で、土地を購入する必要性がないと判断したということでございましたが、そうすると、これは当時、韓国資本による買収を警戒していなかったというか、たとえ韓国資本に買われても問題がないという認識で買わなかったんでしょうか。
○神風委員 報道によりますと、実際には対馬防備隊本部の拡張を防衛省の方でも検討していて、防衛施設庁の幹部が何回かそこに視察に訪れたというような報道がございます。  ただそれが、二〇〇三年には自衛隊の方から、予算が組めないという理由で防衛省としては購入を断念するというような話が報...全文を見る
○神風委員 施設庁の幹部がそこを視察に行ったというのは事実ですね。購入の目的を持ってそこに何回か視察に行っているというのは事実ですか。
○神風委員 そうしますと、これは確認ですが、たとえ韓国資本にそこが購入をされても防衛省としては全く問題はないという認識でいるということで、それはそういうことでよろしいんですね。
○神風委員 部隊の運営について支障がないというのがよく意味がわからないんですが、日本の安全保障という観点から、一般常識的に考えれば、自衛隊の隣接している土地が韓国資本にそういう形で買われて、たとえ韓国資本がそれを買っても問題がない、今後もそれに関しては、例えばその土地を防衛省の方...全文を見る
○神風委員 ぜひこれは、防衛大臣に大臣としての見解を伺いたいと思います。
○神風委員 この視察には武田政務官も同席をされておりましたので、ぜひ政府内でしっかりとした対応をしていただきたいと思っております。  自衛隊に隣接している土地に限らず、現在、韓国資本による対馬の買収というものが相当進んでいるということでありますが、こうした買収というのがいつごろ...全文を見る
○神風委員 財部市長によりますと、韓国資本による不動産買い占めについては、約五千五百坪、島全体の〇・二六%が韓国資本で買収されていると確認しているということでございました。また、新聞等の報道によっても、不動産の買い占めが始まったのが約二十年ほど前からで、現在でも、民宿だけでも既に...全文を見る
○神風委員 ぜひ政府一体となってこの問題に取り組んでいただきたいなと思っております。特に、買い占めているのが民間人、個人なのか企業なのか組織立ったものなのか、そこら辺も全くわからない、ある意味では気味が悪いような状況でありますので、ぜひこの実態調査、把握を進めていただきたいなと思...全文を見る
○神風委員 今申し上げたような状況でございますので、ぜひこうした交流は相当綿密にこれからも取り組んでいただきたいなと思う次第でございます。  また、この対馬問題について、麻生総理が、土地は合法的に買っている、日本がかつて米国の土地を買ったのと同じで、自分が買ったときはよくて人が...全文を見る
○神風委員 今の質問に絡んでというか、さらに進めてまさに安全保障上の観点から、こうした対馬のような国境に面している離島に対して、外国資本による不動産買収を制限するような措置というのも今後必要ではないかな、ある意味で国境新法というような措置もこれから必要になってくるんではないかなと...全文を見る
○神風委員 この対馬の問題に関しては、いろいろな方が問題提起を論文等でもされているようでありますので、ぜひ政府としてしっかりした対応をこれから進めていただきたいなとお願いをするところであります。  ほとんどもう時間もなくなってしまいましたが、最後に一点、三十年前と現在、ある意味...全文を見る
○神風委員 丁寧な説明をありがとうございました。  現在と三十年前とでその脅威自体の性格が相当程度変わっていると思っております。実際に、今お手元の方にお配りをしました陸海空自衛隊の予算の推移でございますが、この三十年間、昭和五十四年、五十五年ぐらいは多少外れるにしても、予算配分...全文を見る
○神風委員 時間が参りましたので、終わります。  ありがとうございました。     —————————————
12月12日第170回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号
議事録を見る
○神風委員 民主党の神風英男でございます。討論を行います。  本法案の審議に当たり、前航空幕僚長が、航空幕僚長の立場にありながら、政府方針、政府見解と逸脱した政治的な論文を発表し、防衛省・自衛隊に対する国内外の理解と信頼を大きく損ねるゆゆしき事態となったにもかかわらず、これに対...全文を見る