神風英男

じんぷうひでお



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神風英男の2009年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月18日第171回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
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○神風委員 おはようございます。民主党の神風英男でございます。  これまで石破大臣とは農水ではなくて安全保障委員会等で質疑をさせていただいたわけでありますが、今回、きょう初めて、農水委員会で農水大臣として質疑をさせていただく機会をいただきました。  本日は米三法についての質疑...全文を見る
○神風委員 ありがとうございました。  個人的にはかなり共通する部分が多いかなと思いながらお伺いをしておりましたが、ちょっと今のお考えの中には言及がなかったのであえてまた伺いたいんですが、大臣が米の生産調整、減反について、すべての角度から抜本的に検討していかなければならないと、...全文を見る
○神風委員 いろいろな新聞報道等によりますと、選択制ということが随分報道をされているわけでありますが、ちょっとそこで一点お伺いをいたします。  平成十四年の生産調整に関する研究会において、生産数量調整手法の考え方の一つとして、数量調整に参加をした生産者に対して一定の助成を行うこ...全文を見る
○神風委員 同じ内容であるのかどうか。いかがですか。
○神風委員 いずれにしても、今どのあたりまでその議論が進んでいるのか、我々には全く知る由もないわけでありますが、いろいろな報道を見ている限りでは、政府内でも相当混乱があるように見受けられてしまうわけであります。それを受けて、現場の方ではさらに混乱、混迷が深まっているという様相であ...全文を見る
○神風委員 次に、きょうの米三法とも関係してくる問題でありますが、食料自給率、食料安全保障の問題について一点、ちょっとお伺いをしたいと思っております。  これは大臣も所信の中で、「食料自給力の強化と食料自給率の向上を図ることが国家安全保障の観点からも重要」であると述べられている...全文を見る
○神風委員 カロリーベースの食料自給率が食料安全保障の見地を重視した食料自給率と一般的には言われているわけでありますが、これは、欧米に比べて日本の場合には主食という独特の概念があるのではないかなと思っております。  それで、日本以外でこうした主食という概念がある国というのはある...全文を見る
○神風委員 結局、日本の場合は、戦後これほど食生活の内容が変化をしてきた国というのも極めて珍しいのであろうと思っておりますし、そうした食生活の変化によってカロリーベースの自給率が四〇%と下がってしまったということを考えますと、ある意味で、食料安全保障という観点で考えた場合に、これ...全文を見る
○神風委員 今のお話に関連して一点だけ確認をしておきたいんですが、日本の今潜在的に必要な農地面積というのは、海外に依存している面を考えると千二百三十三万ヘクタールと伺っておりますが、これは安全保障という点から考えた場合に、まさに食料自給力から考えた場合に、必要な農地というのは、何...全文を見る
○神風委員 この農地の問題は、これから農地法の法案が出てくると思いますので、またそのときにゆっくりと質疑をしたいと思います。  あと、最後にもう一点だけ、自給率についてお伺いをいたします。  いろいろな調査によると、日本国内の日本人というか多くの国民が、日本の食料自給率四〇%...全文を見る
○神風委員 わかりました。  それでは、きょうの本題の方に入りたいと思います。  今回、米粉用米、飼料用米というのを新規需要米として生産、販売を本格的に推進していくということでございますが、この新規需要米と言われるものは現在どれくらいの生産があるんでしょうか。
○神風委員 そして、今後、この新規需要米の需要というのをどう見込んでいらっしゃるんですか。
○神風委員 農水省の方で出している、食料自給率五〇%のイメージという資料がございます。これは需要ではなくて目標であろうかと思いますが、十年後には米粉が五十万トン、そして飼料用米が二十六万トン。  今お話をされた平成二十一年度産、今の状況ですとどのぐらいになると予想されているんで...全文を見る
○神風委員 さらに、今、加工用米の国産需要が相当高まっているというお話を伺います。生産量が少なくて需給バランスがとれていないと。  結局、加工用米の需給が見合っていないような状況の中で、さらにこの新規需要米の増産というのがどれぐらい図れるのか、農家の方も随分疑問に思っているとい...全文を見る
○神風委員 ちょっとよくわからなかったんですが、あるいは、この新規需要米の生産について、調整水田において振興すべきという考え方があるようでありますけれども、こうした新規需要米とまさに麦、大豆等の生産振興との関係はどう整理をされていくんでしょうか。
○神風委員 先ほど来議論にもなっておりますが、まさにどれぐらいの支援策がとれるのかということがポイントなんであろうと思います。  そういう中で、主食用の場合には用途別価格がトン当たり二十四万、加工用が今十七万から十八万ぐらいですか、あるいは米粉用が約八万、飼料用が約三万というこ...全文を見る
○神風委員 いろいろな支援策が必要であろうかとは思いますが、そうした支援策をとっても、なかなか、この新規需要米がどれぐらい増産をされていくのかというのは、個人的には非常に疑問でございます。  その理由として、一つには米粉調製品というのが今存在をしていると思いますが、この米粉調製...全文を見る
○神風委員 これは、価格を比較してみますと、例えば、加工用米の販売価格は一キロ当たり百六十円、ちょっとデータとしては古いデータでありますけれども百六十円ぐらい。MA米の販売価格がキロ当たり百二十円から百三十円。それに比較をしますと、米粉調製品の輸入価格というのは大体九十六円から九...全文を見る
○神風委員 ちょっと確認ですが、新規需要米と米粉調製品とは競合関係にはないという認識でよろしいわけですね。
○神風委員 わかりました。  また、国産の米粉を扱うような製パン業者さんから米粉の原料原産地表示の義務化を求める声が相当あるというようなお話も伺います。ましてや今後国産の米粉を振興していこうということであれば、消費者の商品選択の観点からも米粉の原料原産地表示を義務づけるべきでは...全文を見る
○神風委員 我々も、民主党の朝の農水の部門会議でよく米粉パンを食べながら、米粉の消費拡大に努めているところでありますが、普通の麦のパンに比べて値段が幾分高いようでございます。最近、米粉パンというのもかなり注目はされてきたかなという認識はありますが、これが一過性のブームで終わらない...全文を見る
○神風委員 事故米の不正規流通に見られるように、横流れの防止というのが重要であることは言うまでもないわけでありますが、具体的な横流れ防止策というのはどのように検討をされているんですか。
○神風委員 これは、地域において適正流通の確認というのをどういう体制で進めていくのか。例えば地域水田農業推進協議会というようなものがあろうかと思いますが、そうした協議会が進めていくようなことを考えられているのか。どういう形で適正な流通確保のための体制整備というのを図っていく予定な...全文を見る
○神風委員 もう一点確認でありますが、今の第十六条「報告の徴収」と、第十七条の「権限の委任」というのがございます。十七条では「この法律に規定する農林水産大臣の権限は、農林水産省令で定めるところにより、その一部を地方農政局長に委任することができる。」と書かれているわけでありますが、...全文を見る
○神風委員 これも、地方に丸投げをしてしまうということではなくて、あくまでも本省が責任を持ってフォローアップをしていくということでよろしいですね。ちょっと確認の意味でお伺いをしたいと思います。
○神風委員 次に、例えば麦であるとか大豆の本作化を目指すような地域において、米粉用あるいは飼料用の新規需要米の作付拡大による生産製造連携事業計画を申請した場合、これは基本計画に照らして認定されないということになるのかどうか、その扱いはどういうふうになるんでしょうか。
○神風委員 次に、農業改良資金のことについて伺います。  この貸し付けの実績の推移を拝見しますと、平成十四年から十九年で三分の一に下がってしまっている。十四年のときには件数として六百七件が十九年には百九十件、金額としては十四年で三十九億円だったものが十九年に十二億円と、三分の一...全文を見る
○神風委員 今回、農業改良資金の貸付対象を認定製造事業者等に拡大して、償還期間を二年延長するということでございますが、それによって新規需要米の利用というのがどの程度進むと見込まれているのか、どの程度効果があると御認識になっているのか、見込んでいるのか、その点はいかがでしょうか。
○神風委員 続いて、新品種育成計画についてちょっとお伺いをしたいと思います。  この法案では、研究開発の領域のうちに新品種の育成を対象としているということでありますけれども、ある意味では、米粉の機械メーカーがそういった製粉機械の研究開発なんかを行うことも十分に考えられるわけでご...全文を見る
○神風委員 大臣にお伺いをいたしますが、大臣所信の中でも、本年を水田フル活用への転換元年と位置づけられていらっしゃいました。そういう中で、今回の新規需要米増産というのと米生産調整の関係というのはどういうふうにお考えになっていらっしゃるのか。  農水省の資料によりますと、調整水田...全文を見る
○神風委員 これは二月二十七日の産経新聞のインタビューの記事だと思いますが、大臣御自身も、「二十一年度はそれでいくが、二十二年度以降も続けるのはどうだろうか。」というような御発言が書かれておりました。  これはいかがなんですか。
○神風委員 わかりました。  まだ幾らか時間があるようでありますので、ちょっと最後に、これはきょうのあれとは幾分違いますが、MA米のことについて伺います。  朝日新聞の三月十三日の記事の中に、「輸入義務米 カビ次々」というようなタイトルで書かれておりましたが、今このMA米、一...全文を見る
○神風委員 単なるカビであれば、一定の条件のもとで売却をしていくということも検討され得るのかなと思いますが、その点はいかがなんでしょうか。
○神風委員 というと、今後も、単なるカビであろうと、それは使う予定はない、市場に出す予定はないということでよろしいんですか。
○神風委員 先ほどの議論の中でも、玄米で輸入したらどうかというような意見もあったようでありますし、やはりカビ毒とカビというのは相当違うんではないかなと思っております。コスト的な問題もあるのかなと思いますが、ぜひ有効活用を図れるような方策を考えていただきたいなと思っております。 ...全文を見る
04月09日第171回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号
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○神風委員 民主党の神風英男でございます。  本日は、山口、馬淵両議員に引き続きまして、今般の北朝鮮の弾道ミサイル事案について、事実関係の確認も含めながら質問をさせていただきたいと思います。  まず、この弾道ミサイルの軌道と落下地点についてちょっと確認をしたいんですが、一段目...全文を見る
○神風委員 ちょっとまた確認ですが、今回の事前通報というのは、例えば四月の四日から八日まで十一時から十六時までの間に発射をしますというのは、それはこの妥当な考慮には当たらないという認識でよろしいですか。
○神風委員 続きまして、防衛省の報告によりますと、十一時三十八分の時点で、落下物二が約千二百七十キロの太平洋上に落下すると予測されたという報告がございます。これはなぜこういう予測になったのか、ちょっとその点を教えていただきたいと思います。
○神風委員 これは、つまり、二段目のブースターが切り離されて、そのブースターが落ちるという予測なんでしょうか。それとも、そういうことは関係なく、最初飛び上がった段階で千二百七十キロのところに落下をするという予測だったんでしょうか。
○神風委員 結局、この予測された千二百七十キロの太平洋上に落下することはなくて、結果としては、当初、北朝鮮が設定をしていた太平洋側の危険水域に落下をしたわけでありますが、これをどう判断というか分析をされるのか。  結局、二段目のブースターが切り離されるはずであったのが失敗をして...全文を見る
○神風委員 ちょっともう一点確認ですが、千二百七十キロというのを予測されたわけですが、結局、そこには落ちなかったわけですね。それで、三千二百まで飛んでいったということでありますけれども、結局、なぜ日本の予測が当たらなかったのか。そこら辺はどう考えられていますか。
○神風委員 最終的に、今回の弾道ミサイルというのはテポドン2であるという判断になるんですか。
○神風委員 先般の参議院の方の外交防衛委員会で大臣の方が、日本海に落下をしたブースターをできれば回収したいというような趣旨の発言をされたと伺っておりますが、これは、太平洋側に落ちたブースターというか落下物についても、技術的に可能であれば、これを回収して、検証する必要があるんではな...全文を見る
○神風委員 次に、誤報のことに関連して質問したいと思います。  今回、残念ながら二回にわたって、ミサイルが発射をされたという誤報を流されてしまったわけでありますが、特に二回目は、午後零時十六分、防衛省中央指揮所の情報をもとに、北朝鮮から飛翔体が発射をされた模様と発表されて、私も...全文を見る
○神風委員 これは、ガメラレーダーの性能自体に問題があるということも考えられるわけですか。
○神風委員 今回の場合、その飯岡探知に加えて、SEW入感というのが加わって、それで誤報につながったというような報道がありますが、それについての検証はもう済んだということでよろしいんですか。まだ検証中であるという認識なんでしょうか。
○神風委員 なるべく早く検証も済ませていただきたいなと思うわけであります。  一点、よくわからないのは、ミサイルが発射をされたということを、どういう手順でというか、手続で認識をするのか。逆に、アメリカからの早期警戒衛星からの情報というのが前提になるのか。あるいは、それは前提では...全文を見る
○神風委員 今のお答えですと、それはアメリカからの早期警戒衛星からの情報がまずは前提になるという認識でよろしいんですか。
○神風委員 というと、今回の場合、ヒューマンエラーでSEW入感というのがあったために誤報につながったということでありますが、逆に、飯岡探知というだけであれば事態は変わっていたということでよろしいわけですね。
○神風委員 これは平成十七年の二月二十五日の衆議院の予算委員会の第一分科会においてですが、当時の大野防衛庁長官が、弾道ミサイル等に対する破壊措置の実施に関して、忠実にマニュアルを守っていくという答弁をされております。現場は、防衛庁長官がつくったマニュアルをマニュアルどおり、そうい...全文を見る
○神風委員 これはROEのような、そういったものは作成はされていないんでしょうか。
○神風委員 去る一月十五日から二十七日の間に、日米の合同軍事演習、キーンエッジと言われるものが実施されたと伺っております。これは、自衛隊と在日米軍が二年に一度、コンピューターを使っての緊急事態への対処を訓練する指揮所演習であると聞いているわけでありますが、今回、初めてその中で、仮...全文を見る
○神風委員 先ほど、山口委員の質問の中で命中率についてのお話がありましたが、このBMDと言われるものというのは、訓練において命中精度を高めることができるという性格のものなのかどうか、いかがでしょうか。
○神風委員 いや、そうではなくて、訓練によって精度を高めることができるという性格のものなのかどうか、ちょっとその点を教えてください。
○神風委員 先ほどのやりとりでは三回実験を行ったということでありますが、仮に精度をもっと高めるということであれば、もう少し実験の回数をふやしてその精度を高めるということも必要ではないかなと思いますし、今後その実験の予定というのが設定をされているのかどうか、そこら辺はいかがなんでし...全文を見る
○神風委員 今回、米軍のイージス艦が日本海側に三隻、太平洋側に二隻派遣をされていたということでありますが、米軍のイージス艦と自衛隊の方のイージス艦の協力体制というのはどのようにとらえていたのか。ちょっと事前に防衛省の方に伺ったときには、今回何もそういった連携関係はないというふうな...全文を見る
○神風委員 実は、私の地元に朝霞駐屯地がございます。通常四月の四日は創立記念行事が行われる予定であったんですが、今回の事案によって中止となりました。そういう関係もあって、前日に激励の意味も含めてちょっと視察に伺ったんですが、もう実戦に配備をされていますから近くでは見ることができま...全文を見る
○神風委員 今回が初めてのケースでありますし、やってみて初めて気づいたというような点も相当あるんではないかなと思っておりますが、そこら辺をこれから生かしながら、十分な対応をとっていただきたいと思います。  時間が参りましたので終わります。ありがとうございました。
04月17日第171回国会 衆議院 本会議 第24号
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○神風英男君 民主党の神風英男です。  私は、民主党・無所属クラブを代表して、ただいま議題となりました防衛省設置法等の一部を改正する法律案について質問いたします。(拍手)  まず冒頭、今般の北朝鮮によるミサイル発射事案について伺います。  今回の発射誤報について、浜田大臣は...全文を見る
04月22日第171回国会 衆議院 農林水産委員会 第12号
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○神風委員 民主党の神風英男でございます。  本日は、農地法の改正案ということでございますが、これまで法案自体についての議論が多かったものですから、私は、少し実態面からの質問をさせていただきたいなと思っております。  本題に入る前に、前回、食料安全保障のことを少し伺いました。...全文を見る
○神風委員 食料安全保障という観点でもう一点伺いたいわけでありますが、日本とブラジルでかつて共同で実施をしたセラード農業開発協力事業というのがあるかと思います。この事業というのは、一九七〇年代初頭のアメリカ政府の大豆輸出禁止が発端となって、当時の田中首相が、大豆の輸入国の多角化を...全文を見る
○神風委員 今の二つの質問に絡めて、本題に入りたいと思います。  考えてみますと、わずか二十七年前と比較をして日本の農地面積というのは実に百万ヘクタールも減少してしまったということでございまして、さらに今、歯どめがかかっているかといえば、逆に、なおその減少に加速が加わっていると...全文を見る
○神風委員 私自身も、そうした視点に立ったときに、今回のこの改正案、必ずしも否定するものではありませんし、一定程度時代的な要請にこたえているという認識を持っております。  ただ、一点少し気になりますのは、今回の改正案の可能性として、先ほどちょっとセラード開発のことを申し上げまし...全文を見る
○神風委員 次に、遊休農地対策について伺いたいと思います。  これは、平成十七年の農業経営基盤強化促進法の改正によって体系的な整備がなされて、遊休農地に対する措置というのが実施をされているところでありますが、現状で、全国の耕作放棄地三十八万六千ヘクタールのうちのどれぐらいの面積...全文を見る
○神風委員 いや、十七年の改正によって特定法人貸付事業が行われているわけですね。それで、現状でどれぐらいの耕作放棄地がそういう形で設定をされて対応されているのか、その面積を教えていただけますか。
○神風委員 相当低い数字であろうかとは思いますが、この数字をどう分析、評価されているのか、あるいは、その後、この現地の調査というものは農水省として行っているんでしょうか。
○神風委員 私も、平成十七年の農業経営基盤強化促進法の改正案の審議のときに参考人としてお越しをいただいた大建工業の遠藤社長さんのところにその後伺いまして、現地を拝見させていただきました。  現地というのは、福島県喜多方市の雄国地区で実施をされた国営総合農地開発事業の農地であるわ...全文を見る
○神風委員 ただ、当然ながら条件のいい農地から参入が始まるわけですから、そういう意味では、耕作放棄地にわざわざ好きこのんで入っていく方はいないと思いますが、いかがですか。
○神風委員 いずれにしても、恐らく耕作放棄地の対策というのは別途検討する必要があるのであろうと思っておりますので、これはまた次の機会に質疑をしたいと思います。  ちょっと今のに関連して、細かい話で恐縮でありますが、今申し上げたとおり、今回から制限なくすべての農地が対象になってい...全文を見る
○神風委員 あるいは、このお二人のような農地の借り手が、これは土地改良投資とまで呼べるかどうかは別にしても、耕作放棄地の土づくりをされて農作物が収穫できるようになったわけでありまして、そうした場合の有益費の償還のルールというのはどういうふうになっているのか、その点、教えていただき...全文を見る
○神風委員 ちょっと時間がなくなってまいりましたので、大臣に一問伺いたいと思います。  今回のこの改正案によって、恐らく食品関連産業のようなところというのは相当メリットが出てくるのかなという気がいたしますが、それ以外の、ほかの産業の一般法人の場合に、一体どれくらいこれによって本...全文を見る
○神風委員 確かに、農業には大きな夢もありますが、その前には大きな困難もありますので、そこら辺のところも、農水省としても、よく関係者の皆さん方に広報活動も含めてお示しをいただいて、この改正案に取り組んでいただきたいなと思っております。  時間が参りましたので終わります。ありがと...全文を見る
04月28日第171回国会 衆議院 安全保障委員会 第7号
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○神風委員 民主党の神風英男でございます。  本日は、防衛省設置法の一部改正案ということでありますが、まず最初に、先日の本会議質問の中での北朝鮮のミサイル発射事案についてちょっと確認したい部分がありますので、その点からお伺いをしたいと思います。  北朝鮮がミサイルの発射時間帯...全文を見る
○神風委員 ただ、四月六日十五時からの防衛省の次官の会見の中では、米国経由の情報も含めて、ないということをはっきりと明言されていますよね。ここにありますけれども、ちょっと読ませていただくと、「一部報道で、北朝鮮が事前にアメリカ、中国、ロシアに対しておおよその発射時刻を伝えていたと...全文を見る
○神風委員 いや、だから、米国経由の情報も含めて、ないということをはっきり言われているわけですね。一部報道では、アメリカ経由で韓国には情報が伝わっていた、それによってNSCが開催をされたという報道があるわけです。ここら辺、食い違いがあると思うんですが、はっきりした事実関係をもう一...全文を見る
○神風委員 ただ、これを素直に読めば、場合によっては外務省にはその情報が伝わっていたかもしれないけれども、防衛省にはその情報が伝わっていなかったという形にもとれるわけですが、逆に外務省に伺いたいと思いますが、そのあたりはいかがですか。
○神風委員 緊密にと言いながら、何かその実態がそれに伴っていないような感じがするわけです。新聞報道では、「米国を通じ、韓国にもこの情報が伝えられたため、李明博大統領は五日午前に国家安全保障会議を招集した」という形で書かれておりますが、米国を通じて韓国にも情報提供があったという、こ...全文を見る
○神風委員 いや、確認をしたのかどうかという事実を教えていただきたいと思います。
○神風委員 今の答弁ですと、やはり次官の会見自体が非常におかしいなという感じがするんですね。もしそういう姿勢であるのであれば、少なくとも防衛省としてはそういうことは受けておりません、米国経由等も含めてない、ここまで明言できないと思うんですが、そのあたりはいかがですか。
○神風委員 いや、北朝鮮から受けていないのはわかるんですが、これは報道自体が、米国を通じて韓国にも情報提供があったという報道があって、それを受けての会見ですよね。結局、アメリカ経由も含めてないのかという質問に対して、ない、はいということを答えているということは、これはアメリカから...全文を見る
○神風委員 この会見を自然に読む限りでは、いずれにしても、韓国には米国からそういった情報がもたらされていたけれども日本にはもたらされていなかったとしか普通には受けとめられないわけでありまして、ちょっとこの会見の対応がいかがなものかということも含めて、そこら辺のことをきちんと対応し...全文を見る
○神風委員 これは政治任用ということでありますが、大臣御自身、こういった人を任用したいなというようなことを既に想定されているのか、あるいは、御自身でこの人はと思うような、それに該当するような方というのは、これは雑駁な感想で結構なんですが、どのぐらいいる、何人ぐらいいるんだというよ...全文を見る
○神風委員 その点で、先日、二十三日に参考人質疑を行ったわけでありますが、その中で、田中明彦先生が次のようにおっしゃっております。ちょっと長いんですが、読ませていただくと、  なぜ我々が防衛大臣の補佐官が必要かというふうに考えたかと申しますと、防衛大臣に任命された方が防衛省に行...全文を見る
○神風委員 仮にこの大臣補佐官制度というのがシステムとして了であるとしても、人材を探すのはなかなか大変なことではないかというような気もしますし、先日、森本敏参考人からも、大臣補佐官の人材を探すというのはさほど容易なことではないというようなことが述べられておりました。  結局、平...全文を見る
○神風委員 この大臣補佐官の役割として、防衛省の所掌事務に関する重要事項に関し、防衛大臣に進言等を行うという形で書かれているわけですが、いま一つ具体像が鮮明になってこないようなところがあります。  それで、これに関しても、先日、やはり参考人であった森本先生が次のようにおっしゃっ...全文を見る
○神風委員 あと、ちょっと細かいことで恐縮ではありますが、これは「非常勤とすることができる。」とあります。ただ、聞いたところでは、実際には、給与面等も含めて、常勤ではなくて非常勤とせざるを得ないというような、実態としては非常勤になるであろうというようなことであったんですが、そうす...全文を見る
○神風委員 その上で、見通しとしてはどれぐらいになるのかというのは、いかがなんですか。
○神風委員 また、この補佐官にも守秘義務が当然課せられることとなっているわけでありますが、特に非常勤、そういう場合に、その実効性というのがどういうふうに担保されるのか、そのあたりはいかがなんでしょうか。
○神風委員 短い期間の任用ということになると、なかなかそういうのも現実問題として困難な面もあるのかなと思いますが、ぜひそこら辺はしっかり対応していただきたいなと思っております。  それで、防衛省改革会議の報告書を拝見しますと、防衛省の司令塔機能強化の提言だけではなくて、官邸の司...全文を見る
○神風委員 いわば防衛省として答弁する立場にはないのかもしれませんが、ちょっと気になるのは、この中にも、機動的に総理を補佐する安全保障政策に関して高度の知見を持つアドバイザーを置くというような形で、官邸の機能強化のことについて触れられているわけであります。  そういう意味で、総...全文を見る
○神風委員 先ほども少し申し上げましたけれども、システムとしては了ではある、ただ、個別具体的にそれを実際に運用していくということになると、初めてのことでもありますから、なかなかこれは難しい面も出てくるのかなと思っておりますので、ぜひそこら辺は留意をしながら取り組んでいただきたいな...全文を見る
11月17日第173回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
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○神風委員 おはようございます。民主党の神風英男でございます。  まずは、両大臣、御就任おめでとうございます。先般の大臣所信に対しての一般質疑ということでやらせていただきたいと思います。  まず、先日、十月二十五日に自衛隊の観艦式がございました。私も出席をさせていただいたわけ...全文を見る
○神風委員 そのまさに観艦式のときに我々が乗艦をしていた「くらま」が、その後、十月二十七日午後七時五十六分ごろでありますか、関門海峡で、韓国籍のコンテナ船カリナスターとの衝突事案というのが発生をしてしまったわけでございます。  この件については、先般の所信の中でも現在調査中とい...全文を見る
○神風委員 今回の衝突事案というのは、ある意味で鳩山政権下での初めての危機管理案件ということになるのかなという気がいたしておりますが、昨年の二月にも「あたご」の衝突事案というのがございました。ただ、昨年の場合には、防衛大臣への報告が一時間半後、そして総理へはたしか二時間ぐらいかか...全文を見る
○神風委員 昨年の「あたご」の事案と比べるとかなり迅速な対応であったと思うわけでありますが、昨年の「あたご」と比較して、今回の「くらま」の事案について、それだけ早く報告が入った理由というのが何かあるのかどうか、そのあたりを教えていただければと思います。
○神風委員 次に、国交省の方にちょっと伺いたいと思います。  報道によりますと、第七管区海上保安本部の関門海峡海上交通センターがその貨物船カリナスターに、前方の貨物船の左側を追い抜いてくださいという情報提供をしていると。この情報提供が事故原因となった可能性は否定できないという報...全文を見る
○神風委員 今の答弁でそれはよく理解しましたが、ただ、報道によりますと、運用管制官の助言を、結構多くの外国船の船長さんは法的拘束力があるという認識で受け取っているというようなニュースが流れておりました。  ここら辺の実態というのはどうなっているのか。国際的な法律としてはそういう...全文を見る
○神風委員 そうしますと、あくまでもそれは国際的に船長さんの認識が共有、共通されているのが当然のことであって、それを認識していなかったというか法的拘束力があると思っている船長さんというのは、ちょっとそこら辺は、無知であるというか認識が違っているという理解でよろしいわけですね。確認...全文を見る
○神風委員 ちょっとしつこくて申しわけないんですが、それを勘違いされている外国船の船長さんが結構いらっしゃるのかなという認識でその報道を私も見たものですから、幾らかそこら辺の認識をきちんとしておく、これはどういう形でそれができるのかということも含めてちょっとわかりませんが、そうい...全文を見る
○神風委員 今回の「くらま」の衝突事案というのはまさに港則法が適用されるということでありますが、昨年の二月の「あたご」の衝突事案の場合であると、海上衝突予防法ということになると思います。  「あたご」の事案についてはもう検証済みであると思いますので、きょうの「くらま」の件とは直...全文を見る
○神風委員 わかりました。  いずれにしても、最近、海上自衛隊の不祥事あるいは事故というのが多発をしているのは事実であろうかと思っておりますが、ただ、この原因に、海上自衛官、海上自衛隊への負担の重さというのが相当あるなというのを私自身は感じております。  自衛隊の改革の中では...全文を見る
○神風委員 ありがとうございました。  本日は、私も与党になって初めてこの委員会で質問をさせていただいているわけでありますが、逆に言うと、野党時代、安保委員会で質問をしながら非常にもどかしさを感じている部分がございました。きょうは、そういう視点も含めて、野党時代に行った次のよう...全文を見る
○神風委員 ある意味で、今の御答弁に加えて、今後、この安全保障委員会、この委員会に限って、秘密会のような形で、議員に守秘義務を課して、そして、ある一定の情報提供をする中でこの委員会を進めていくというような方法も考えられるのかなという気がするわけでございますし、あるいは、自衛官、制...全文を見る
○神風委員 ぜひ前向きに御検討をいただきたいなと思っております。  次に、外務大臣にお伺いをしたいと思っております。今のインテリジェンスにも関連してのことでありますが、例の西山事件についてであります。  この内容はもう御案内のとおりでありますから、ここで説明するまでもないわけ...全文を見る
○神風委員 この問題については、私もこれまで当時の安倍総理あるいは石破防衛大臣、麻生外務大臣に何度となく質問をしてきたわけでありますが、密約はないという一点張りの回答でございました。政権交代がされたわけでありますので、ぜひこういう問題に対して果断な、果敢な判断というか、大胆な結論...全文を見る
○神風委員 続きまして、二〇〇九年の四月五日にプラハで行われたオバマ大統領の演説について伺います。  核兵器を使用したことがある唯一の核保有国として、米国には行動する道義的責任があると述べられて、核兵器のない世界を追求する決意というものを表明された。先日も東京での演説があったわ...全文を見る
○神風委員 日本では特にこのオバマ大統領は、非常に平和主義者で、全くの善というようなイメージが強いわけでありますが、ただ、私自身は、もう少し冷静にとらえた方がいいのかなというような気がしております。  先般の四月のプラハでのオバマ大統領の演説も、核兵器を使用したことがある唯一の...全文を見る
○神風委員 今の質問に加えて、この米国の核の傘について、具体的に前政権から引き継いだものというのは、例えば運用の仕方とか、そういうことについて何か引き継いだような内容というのはあるんでしょうか。
○神風委員 最後の質問になるかなと思っておりますが、オバマ大統領が核なき世界を提唱する中で、核兵器の軍事的役割を低下させるために、敵が核を使うまでこちらが核の使用を控えるという、例の核の先制不使用政策というのを米国を初めとした核保有国が採用すべきという議論がございますが、これにつ...全文を見る
○神風委員 時間が参りましたので、終わります。ありがとうございました。