新盛辰雄

しんもりたつお



当選回数回

新盛辰雄の1977年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月14日第80回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第3号
議事録を見る
○新盛分科員 まず冒頭に、この八日に起こりました上越線の脱線転覆事故、この問題について、その概況については省略をいたします。     〔住主査代理退席、佐野(憲)主査代理着席〕 すでにあらゆる手段あるいは手だても加えられ、なされているわけですが、前代未聞の遭遇事故だというふう...全文を見る
○新盛分科員 いまここで明確にお答えができないということなんですが、防災の面から予知できることと予知できないこと、これはいままでの国鉄でおとりになっているいろいろ恥な防護措置もあるわけですけれども、そのことについて、これは四百立米、三十トンの石が落ちて結局列車に刺衝した、こういう...全文を見る
○新盛分科員 必要な危険個所の防護措置の面で、のり面の防護法だとか、落石どめのさくをつくって、H鋼のつくりによって金網を張るとか、あるいは斜面の強化を図るとか、あるいは崩壊の防止で、落石どめの擁壁をつくるとか、落石覆いをつくるとか、いろいろ方法はあるでしょうが、幹線系で六百六十四...全文を見る
○新盛分科員 いま検討されるということなんですけれども、運輸省として国鉄に監督をしていろいろ指示をされる、あるいはこういう事故が起こったら、そんなことするな、もっと職員も引き締めてがんばれというようなことでいろいろ指摘はされるのですけれども、ところが現実ついてこなければいけないの...全文を見る
○新盛分科員 それで、いままでのこういう長い間やってきたペースですね、これでいま現実こういう事故防止ができるかということなんですけれども、これは施工能力の関係もありますし、工事要員の確保も必要になってくるでしょう。そういうことに対して、果たして国鉄だけで防ぎ得るのか。建設省や農林...全文を見る
○新盛分科員 これからの対策の問題で、例の構造物の経過年数、いわゆる橋梁だとかトンネルだとかいろいろございますが、その経過年数が平均してもうすでに四十年ぐらい経過しているわけですね。もう本当に老朽化している。これはやはり改良し、あるいは補強しなければならないと思うのです。そうした...全文を見る
○新盛分科員 その国鉄の赤字を、五十年度末に三兆一千八億の累積赤字を、国庫助成によって二兆五千億だけを固定資産再評価積立金の取り崩しなどによってたな上げ処置を講じられたわけですけれども、もうすでに五〇・四%の大幅運賃引き上げをして以来、国鉄離れが非常に目立っている。空気を運んでい...全文を見る
○新盛分科員 コクのあるというのは実のあるということなんでしょうが、単なる国鉄経営努力だけではもうどうにもならない。政府が閣議了解でその考え方を示されているわけですがね。それを一歩踏み出して、そして国鉄財政の健全化を図る、その決意ですよ。それで国鉄の過去債務は政府の公的な助成を強...全文を見る
○新盛分科員 次に、国鉄法第六条改正が今回提起されようとしておるのですが、国鉄の業務範囲、投資事業範囲の拡大ということになっているわけですね。このことによって国鉄資産活用あるいは関連事業を強化してという先ほども御答弁があったわけですが、おそらく施設または土地の高度の利用、土地利用...全文を見る
○新盛分科員 もう時間がないので、具体的な問題がまだありますが、また別の機会に譲ります。  すでに新聞や報道機関等でも発表されていることですが、運賃問題は別におきましても、法定主義の問題、またこれ議論のあるところですが、この料金の問題ですね。これは随時運輸大臣の認可によって決め...全文を見る
○新盛分科員 ぜひそれは努力をしていただきたいと思います。  それで、法定主義の緩和の問題がありますけれども、これは私に言わせれば、将来の国鉄を展望すればアリ地獄に落ち込んでいくようなものだ。時限的なものと物価変動によってということになっていますけれども、この点については利用大...全文を見る
○新盛分科員 はい。
○新盛分科員 最後に、九州新幹線の建設についてお伺いしたいんですけれども、御承知のように、三十九年開業以来新幹線は十一億人の旅客を運んでいる。黒字である。それが岡山から博多まで線路が延びて二年たちます。この博多開業後新幹線の利用者は飛躍的に伸びています。現在一日平均の乗客は約四十...全文を見る
○新盛分科員 いままで幾つかこの問題について取り上げられているわけですけれども、それは積極的に、そして非常に意欲を持ってやりたいということなんですけれども、現実の路線の問題についてもいろいろありましょうけれども、この新幹線が鹿児島まで延びるということがいかに旅客の、また輸送の面に...全文を見る
○新盛分科員 最後に、妙な答弁じゃないのですけれども、大臣が積極的にこのことに取り組んでいきたい、大臣にいま就任しておられる間に、少なくともあの地域の開発性から見て、やはり鹿児島県の皆さんも熊本県の皆さんも本当によかったと言われるぐらいにひとつ積極的にやっていただきたいと思います...全文を見る
03月16日第80回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
議事録を見る
○新盛委員 いま厳しい日ソ漁業交渉のさなかで、農林大臣としてかつてない試練の中で日夜御健闘をされていることについて、まず敬意を表します。  しかし、この場における松くい虫防除をめぐる問題もきわめて重要であり、学者の間でも賛否両論があって、まさに国論を二分する議論となっているとき...全文を見る
○新盛委員 現行法での空散、そのことによってやはり松枯れを防ぐことはできなかった、大量に発生したというこの事実に照らして、その支障が来たからここで特別措置法をつくるんだということになってきているようでありますが、実際は、私どもが考えるところでは二分の一の助成金が三分の二になる、結...全文を見る
○新盛委員 今度の特別措置法案によって、その第五条に明らかにされているように、従来の命令にかえて特別防除を行うことになっている。また、その要綱でも明らかにされておりますように、特別防除の実施行為を拒んではならないというきわめて厳しい規制が行われております。特に法案の第五条の四項に...全文を見る
○新盛委員 どうも明確じゃないですが、危被害を受ける側ですね、これは空中散布によってありとあらゆるものに影響がある。農業者あるいは漁業者あるいはその他の養蜂家とかあるいは養蚕とかそういうものにすべて影響が出るわけですね。そういうことに対して、不服の申し立てをすることのできる機会が...全文を見る
○新盛委員 時間がありませんので、そのことだけで詰めるわけにはまいりませんが、非常に不満です。これはまた別途の機会へ譲ることにしまして、今回のこの特別措置法案は、せんじ詰めれば民営から公営に移すということになるのですか。その一言だけでもいい。民営から公営にかわるという仕掛けのもの...全文を見る
○新盛委員 これまでの空散によって追跡調査がどういうふうに、またどの程度やられているか知りませんけれども、屋外におけるいままでの被害調査なりあるいは空中散布後の生態の問題あるいは受ける側の影響、こうしたことについて資料がきわめて薄弱なんです。説得力に欠けている面があります。幾つか...全文を見る
○新盛委員 第八条に「農業、漁業その他の事業に被害を及ぼさないように必要な措置を講ずる」、こうあります。被害が出たら国家賠償法などによって補償をするのか。あるいはその補償の基準その他にいろいろ問題がありましょうけれども、この被害防止対策等の必要な措置とは何ですか、お聞かせをいただ...全文を見る
○新盛委員 この被害の面ではすでに幾つかの資料も出ていると思いますけれども、ハチがやられた、蚕がやられた、あるいはクルマエビがやられた、そういうことに対して、これはスミチオンを散布していくから、あるいは農薬がそういうことにかかわり合いがあるから、影響があるから出てきた、そういうこ...全文を見る
○新盛委員 この松枯れの激甚によって、五年間で一挙にせん滅作戦をとろう。マツノザイセンチュウを媒介するマツノマダラカミキリを完全に絶滅をする。その決意のようであります。しかし完全にこれを終息せしめる保証があるかと言えば、これはいま皆さんがお考えになっているのは線虫による被害を受け...全文を見る
○新盛委員 それはたとえて言っただけで、現実の問題としてどうなるのか。このことをお尋ねしたわけです。  国土保全、水資源の涵養あるいは景観保持等の公益的機能を維持、保全しなければならないことだというのが目的なようなんですけれども、実際には昆虫類やその他の生態系に及ぼす影響、自然...全文を見る
○新盛委員 この今回空中散布をするという莫大な質と量、これは農薬メーカーといいますか住友、ヤシマ、サンケイという各化学会社、ここでつくられたものが航空機によって散布されるわけですが、これだけ大量のスミチオンを散布するのですから農薬メーカーに二十数億に当たる金を払うわけです。必ずつ...全文を見る
○新盛委員 実施計画の段階においてお聞きしたいと思いますが、これは林野庁の方からの説明要旨の中でもございますけれども、県森連あるいは県造林公社、こういうところに受託をさして、そしてその中で薬を散布する、こういう仕掛けが従来あったんじゃないのですか。私どもも実は実態調査に参りまして...全文を見る
○新盛委員 これは、委託業者というのは、県森連だけがやるのですか。お聞かせいただきます。
○新盛委員 どうも不明確なんで、この問題については留保します。  次に、この被害跡地の対策の具体的な計画。学説によると、松を植え続けなさい、もっと病害虫に強い松を開発をして、そしてこれを植えていくことが松枯れを防止することにもなるんだという説がございます。そうしたことに対して、...全文を見る
○新盛委員 空中散布をしても、枯損の木を運び出す、あるいは焼く、あるいは害虫木を同居させないようにするという手だてを考えながら、いま御説明のあったようなそうしたことも重ねて行わなければならないわけですが、もう少しこの面について、森林を守っていく側から、これはもっと積極的な政策を示...全文を見る
○新盛委員 環境庁にお尋ねをいたします。  この問題では石原環境庁長官が、松に忠ならんと欲すれば虫に孝ならず、きわめて適切な文学的な表現をされました。しかしこれは五項目にわたる農林省との間の確認事項、こういうことできのうわが党の馬場昇議員の方からも御指摘をされたときにお答えがご...全文を見る
○新盛委員 今回の問題で、自然保護団体とか日本鳥類の会とか、各種の自然保護あるいは環境保全のために一生懸命日夜やっておられる機関がこぞって反対をする、その取り扱いについて非常に疑問を持っておる、そういう面に対して、これはもちろん環境庁としても無視するわけにいかぬ。ところがこの結果...全文を見る
○新盛委員 次に、農薬取締法第一条の二ですか、この定義ですね。スミチオンは含まれているのかいないのか。お答えは恐らく、含まれておりません、低毒性のものでありあるいはまた分解度の早いものであるからその限りではないというお答えかもしれませんが、この有機燐、MEP、すなわちスミチオン、...全文を見る
○新盛委員 これは、使い方によってはきわめて危険なものであり、また少量によって下位毒性なりあるいは低毒性、そして土壌におけるそういう含有量も、これは量によるんだという説明なんですけれども、私が心配をするのは、これから先の航空機、いわゆるヘリを使って散布をされる、そのまく面積に対し...全文を見る
○新盛委員 最後に総括的に、この空中散布によってどうしても起こり得べきことを予想するということにはならないんでしょうけれども、危被害が生ずる。もう地域住民の皆さんが、これは森林所有者の場合のみならず、やはり一般農民、漁民、その他養蜂、養蚕、そういうすべての業態の中にある皆さん方、...全文を見る
○新盛委員 時間が参りましたのでこれをもって終わりますが、この実施段階における散布実行者を初めとして、あるいは請負業者あるいは地方自治団体、県、国、こうした面におけるスミチオンのこうした空中散布に対しては、これらの実行者に対する講習、いわゆる民間諸団体あるいはまた周辺の周知徹底な...全文を見る
03月17日第80回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号
議事録を見る
○新盛委員 私は、農業生産体制の強化を含める地域の問題について質問をしてみたいと思います。  わが国の農業は産業としての基盤が脆弱化して、農村は農家と非農家が混在する社会に変化するなど、激しい事態に直面をいたしております。国内の農業生産体制を強化して食糧の自給率を高めることが当...全文を見る
○新盛委員 工期の短縮をやるということなのですけれども、南薩地区の大規模畑地帯の総合土地改良工事、これの進捗状況について、国営のいわゆる畑灌漑の基幹施設であります六千四百四十二ヘクタールに対して百三十四億七千万、そして県営として畑地帯の総合土地改良あるいは区画整理あるいは農道ある...全文を見る
○新盛委員 ぜひそうした前向きの姿勢でお取り組みをいただくことを要望して、次に移ります。  漁業振興対策の強化については、すでに御承知のように、二百海里漁業専管水域実施が、米ソ二大国三月一日実施、世界の大勢もまたこれに追従しながら進展をしているようであります。こうした中で目下日...全文を見る
○新盛委員 もう時間が過ぎましたので、ぜひ要望しておきたいのは、御説明のあったように、これは何としても漁民の死活問題でもございますし、これから先の取り扱い方によっては大変なことになるわけです。積極的に、水産外交の面もさることながら、現実に漁民の皆さんが生活の不安に悩まないように、...全文を見る
03月23日第80回国会 衆議院 農林水産委員会 第8号
議事録を見る
○新盛委員 今回の漁港関係二法案の重要な改正として第三種漁港の国の費用負担割りを、特定第三種漁港を除いてでございますが、この漁港修築事業のうち、外郭施設及び水域施設にかかわる現行の百分の五十を百分の六十に引き上げる、地元の負担を少なくしようという意図によってこの第六次計画を立てら...全文を見る
○新盛委員 二百海里時代における海洋構造の変化、そしてこれによって変わる今日の漁業あるいは水産という問題では、当面私どもは新しい海洋秩序の時代を迎えている、そういう位置づけをするのでありますが、その重要な役割りを果たすことのできるこの沿岸漁業の見直し、いまも大臣おっしゃいますよう...全文を見る
○新盛委員 その必要性はわかりました。第一種、第二種漁港振興の上からも、この整備のおくれていることに対応して、国庫負担割合を、三種漁港の百分の五十を百分の六十に引き上げたように、百分の六十に引き上げるお気持ちはございませんか。
○新盛委員 この変更後の漁港整備計画の中で、今回の漁港整備計画で採択をする漁港ですね。全国指定漁港は二千八百二十九港あるわけですが、これを対象にして選定、採択をされるわけですが、この採択の基準は、この法律によるいろいろな理由はありますけれども、これはどういうことなんでしょうか。
○新盛委員 先ほども岡田委員の方から質問があったわけですが、この改修、局改、こういうような区分けの仕方についても、従来修築の方が三億であったのが六億以上、そしてまた改修については三億以下、そしてまた局部改良については三千万以下と第五次ではなっていたのですが、それが倍増していくわけ...全文を見る
○新盛委員 法律の三条で、基本施設の中に外郭施設あるいは係留施設、水域施設、そして機能施設以下輸送施設やらあるいは鉄道、軌道、道路、こうした問題を含めてこれを漁港施設の意義として位置づけられているわけです。そうした面から、今回の第三種の漁港指定の中における負担割合が百分の五十が百...全文を見る
○新盛委員 既定漁港整備計画から引き続き第六次の漁港整備計画で行われるのは三百六十七港ということになっております一内訳は、第一種が七十六港、第二種が百四十三港、第三種が八十港、特定第三種港が十一港、第四種が五十七港なんです。第六次漁港整備計画に新たに追加する漁港が八十三港あって、...全文を見る
○新盛委員 五十二年度以降六年間に総事業費一兆四千五百億、漁港修築事業が八千八百億、漁港改修事業が三千五百億、漁港の局部改良事業が一千五百億、調整費、これは予備費だろうと思いますが五百億、地方単独の事業等が二百億ということで一兆四千五百億になっているわけですね。それで、先ほども議...全文を見る
○新盛委員 少し前に返るのですけれども、この調整費もそうですが、特に第三種漁港における国庫負担の引き上げを行って、この分で地方の負担が軽減をされるということをしきりにおっしゃっておられます。しかし現実の問題は、工期の進捗状況が非常に悪い。悪い中でとりわけ係留施設等については、先ほ...全文を見る
○新盛委員 これからの問題点でございますが、現実に今回の整備計画事業を策定されていっても、いままでの例がそうでありますように、これから先、一兆四千五百億という莫大な六カ年計画が完全に遂行できる予算の確保、そしてこれらに対する万全の措置、そうしたことについて先ほど大臣も見通しの面で...全文を見る
○新盛委員 先ほども申し上げました地方公共団体等の負担割りを軽減をしていくということについて積極的な御回答もあったわけでありますが、第一種なり第二種についても十分に国庫負担率の是正、百分の六十への引き上げはどうかということについては、これはなかなか問題があるというふうにおっしゃっ...全文を見る
○新盛委員 わが国の漁業としては、国際的な環境変化等にも対応して、沿岸あるいは沖合い漁業の振興、そうしたことについて、流通の改善だとか、水産加工の問題とか、そうしたものを積極的に取り上げていかなければならないわけです。そのためにも漁業、水産加工、流通、そして輸送施設その他等におけ...全文を見る
○新盛委員 先ほど岡田委員の方からもあったわけでありますが、漁業集落の環境整備ということについては、いま非常に必要になってきておりますし、いまも御説明がありましたように、全国十五カ所のモデル地域を選定をして六千一百万円の財源をもって調査を行う積極的なそのあり方については多といたし...全文を見る
○新盛委員 いま御説明の緊急整備計画を含めて総合的に一体になったこれからの検討も加え、策定をしていくというお話でございます。  現実、そうした面の整備計画等が、いわゆる予算の仕組みの中において地元の皆さんが期待をする、できることならば二百海里時代を迎えて現実の問題、沿岸漁業者、...全文を見る
○新盛委員 いままでの漁港整備に当たっての決意のほどなどもよくわかりましたが、第五次漁港計画、現行やってこられた中において、これから第六次漁港整備計画に移り変わっていく段階で、やはり危惧を持つのは、どうしても進捗状況がよろしくない。もうただ計画倒れじゃないか。現実やってきているの...全文を見る
○新盛委員 質問を終わります。
03月30日第80回国会 衆議院 農林水産委員会畜産問題に関する小委員会 第4号
議事録を見る
○新盛小委員 私は主として豚肉及び牛肉の安定基準価格などについて質問をしてみたいと思います。  豚及びこの肉用牛の生産をめぐる状況は、食肉価格は五十年春以降随時回復をしてきた。また五十一年に入ってからも安定上位価格を超えるという状況で、順調に推移してきていると説明をしておられま...全文を見る
○新盛小委員 お答えとして非常に抽象的で、われわれとしてももっと具体的に前向きの姿勢を期待しているわけですが、時間もないので次に移ってまいります。  まず牛肉の輸入制限、これは対外的な問題もこれあり、なかなか問題が複雑でありますが、国内の生産、需給をもとにしてこれを強力に進める...全文を見る
○新盛小委員 われわれが決議しましたこの中にも入っているのですが、この酪農などに係る畜産農家の負債が年々累増している、こうした実情にかんがみ、これからの整理のための所要の金融措置等を講じなさい、こういうふうに決議をしました。いま酪農家が借金またその返済のために本当に四苦八苦してお...全文を見る
○新盛小委員 時間がありませんので、もっとその内容について追及したかったのですが、またわが党の各氏がおやりになりますので、次に、この価格はいつお決めになろうとされるのですか、聞かしていただきたいと思うのです。
○新盛小委員 この答申の建議にかかわる中で、第一項に「指定食肉安定価格の決定時期は三月は必ずしも適切と認め難いので、今後早急に改善を検討すること。」こういうふうに冒頭に指摘されております。いま現実の問題としてこれは法律でということなんですが、きょう、あす、あさって——あさってはな...全文を見る
○新盛小委員 それじゃ終わります。
04月05日第80回国会 衆議院 農林水産委員会 第13号
議事録を見る
○新盛委員 日ソ漁業交渉が容易ならざる事態に発展をしてきているわけですが、この局面打開に向かって政府としてもいま懸命に取り組んでおられるわけです。そうした中で四月の三日に千葉で福田総理が記者会見をしておられるわけですが、いままでの漁業交渉の進展の中から、これに対するわが国の対応策...全文を見る
○新盛委員 そこで、ソ連の二百海里、いわゆる専管水域内において現在漁業の従事者あるいはこの地域でとっている漁船の隻数、そしてこれまでのこの地域における漁獲量、こうしたことについては、今度超党派の国会議員団を派遣をするということになったんだけれども、相手側からビザがおりない。まあい...全文を見る
○新盛委員 この問題は、特にこの失業者の問題と関連をして出てまいりますのでいま数値を聞いたわけであります。これは後ほどちょっと質問をいたします。  そこで、さらにポスト海洋法の減船、再編成は現下の情勢上もう必至であろう、遠洋漁業の実績確保はもはや期しがたい。また漁獲量の削減、従...全文を見る
○新盛委員 この問題も後ほどの船員保険の問題とも関連が出てくるわけですが、いま乗組員の周年雇用あるいは季節雇用、いろいろとそのとらえ方において、各府道県においてもなかなか把握できないところがあるんじゃないか、その観点から見ましても、何らかの形でこれまでいろいろな雇用に対する問題提...全文を見る
○新盛委員 先ほども御回答があった問題でありますが、当面捕鯨とマグロを対象に、漁業再建整備特別措置法の第一条にも示されておりますように、「漁業の経済的諸条件の著しい変動、漁業を取り巻く国際環境の変化等に対処するため、漁業経営の維持が困難な中小漁業者が」云々という形で中小漁業者に対...全文を見る
○新盛委員 時間がないので急ぎますけれども、回答の方でも適切にお答えいただきたいのです。  次に、社会保険庁の方にいろいろ質問をしてみたいと思うのです。先ほど、前段から申し上げておりますように、こうして減船あるいは失業という問題がもういまや最大の関心事になってきたことは当然です...全文を見る
○新盛委員 それで、この失業者救済という面でも、これは社会保険庁が昨年の春に船員保険失業部門の非適用漁船の船員の実態調査、約九万人にわたって調査をされているわけであります。その内容を見ますと、一年以上雇用している者が六一・四%なんです。現実これは表に出ている数字です。そして、さら...全文を見る
○新盛委員 時間が来ましたので、終わりますが、この問題はこれから先の領海法やらあるいは二百海里問題を含めて当然出てくる問題であります。当面、いま鋭意努力をされるということをおっしゃっているわけですけれども、われわれとしては法律の不備があれば、これを正し、あるいは直していくというこ...全文を見る
04月22日第80回国会 衆議院 本会議 第21号
議事録を見る
○新盛辰雄君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました漁業水域に関する暫定措置法案、いわゆる二百海里法案について、福田総理並びに関係各大臣に質問を行うものであります。  日ソ漁業交渉は、予期せざる北方領土問題でついに暗礁に乗り上げ、一時中断のやむなきに至ったのであり...全文を見る
05月12日第80回国会 衆議院 農林水産委員会 第25号
議事録を見る
○新盛委員 私からは、きょうは主として水産庁関係にかかわる問題について、特にまた鹿児島県の枕崎、串木野、山川、九州の海岸線三分の一を擁するという、そうした沿岸漁業、そして沖合い漁業などを含めて、これからの二百海里時代に対応する水産振興開発、そうした問題について、まず基本的な諸問題...全文を見る
○新盛委員 そうした基本的な態度が明らかになっているわけでありますが、さらに具体的に沿岸・沖合い漁業等について、仮に日ソ漁業暫定協定が結ばれたとしても、漁獲量の面における制限は当然出てくるのじゃないか。従来の実績を確保できるという見通しはいまのところ予期できがたいわけであります。...全文を見る
○新盛委員 これはいまの問題と関連をして、通告してないわけですが、南方海域の効率的な操業を考えますと、どうしても活えさの問題でひっかかってくるわけです。そうしたことに対して水産研究所その他等では十分研究が進められていると思いますが、これを容易に供給できる対策、そしてそうした蓄養の...全文を見る
○新盛委員 そうした角度から、社会経済と流通機構のあり方が問題になってくるわけです。流通機構の根本的な再検討、これはもちろんそうしたことになれば、漁港整備あるいは漁港機能施設の充実、そうしたこともさることながら、これまでの魚の流通の面において、これは遠洋漁業と切り離すとか、あるい...全文を見る
○新盛委員 これからは、漁業の安定あるいは経営の不安のないようにしていくためにも、加工業者を含めてでありますが、何としても漁業後継者ということについて考えなければならない。一方では失業が増大をしている。これは文部省の方来ていらっしゃるかどうかわかりませんが、漁業後継者の育成対策に...全文を見る
○新盛委員 後継者養成の面で文部省からのお答えもございましたけれども、確かに今日のような現状でございますから、当然そういう問題は出てくるでしょうけれども、これはとにかく職場を与えなければしょうがないですね。だから、職場を与えるためには漁場の確保の問題もありましょうし、これから海洋...全文を見る
05月18日第80回国会 衆議院 農林水産委員会 第27号
議事録を見る
○新盛委員 昨日からもう繰り返し繰り返しこの問題について議論がされておるわけですが、農業者年金基金が発足をして六年と四ヵ月、この間農業者年金制度は、四十九年、五十一年と二回にわたって、法律改正によって、より制度の内容の改善と充実が図られてきたのでありますけれども、年金給付水準の引...全文を見る
○新盛委員 秋に結論が出るようにというお答えでもございますが、今回の改正の指標になっております物価上昇との関連で、農業者年金基金法の一部改正に伴って、例の社会保障制度審議会会長の方から答申が出されているわけです。物価上昇がなお根強い現状において、国民年金等の改正にあわせてスライド...全文を見る
○新盛委員 そこで附帯決議の中にも各項にわたって、先ほども説明がございましたが、いま全体的に要望されていること、農業者老齢年金額を抜本的に引き上げてほしい、そのために要する経費はすべて全額国庫負担にしてもらいたい、こういう要求も農業者全体からの要求として出されているわけです。 ...全文を見る
○新盛委員 時間がございませんので急ぎます。厚生省お見えになっておられると思いますが、年金制度の問題については社会保障制度審議会の方からの答申で、国民年金等の一部改正などの中で、年金スライドの問題あるいは各種年金制度におけるスライド並びに改定の実施時期がいまだにふぞろいであるので...全文を見る
○新盛委員 ぜひひとつ、そうした総合的な問題も含めて御検討いただきたいと思います。  次に、農林漁業団体職員の共済組合の年金のあり方、これは五十二年二月三日、これまた社会保障制度審議会から既裁定年金額の引き上げ、あるいは退職年金等の最低保障額の引き上げ、あるいはそれらに伴う財源...全文を見る
○新盛委員 時間が参りましたので、十分意を尽くせませんが、いずれにいたしましてもこれからの農林漁業団体職員共済組合法の活用については、国庫補助の増額を図る、あるいは遺族年金、障害年金の改善やあるいはまた賃金スライド制の確立など、社会保障制度審議会の方からも指摘を受けていることです...全文を見る
06月03日第80回国会 衆議院 農林水産委員会 第31号
議事録を見る
○新盛委員 鈴木農林大臣、今次の五月二十七日に至るまでまさに日ソ漁業協定を締結をされるその段階まで、誠心誠意御努力をされたし、また国益を守り主権を守っていくという立場で終始一貫臨まれたあなたの姿勢に対しては、その御健闘に心から敬意を表します。  しかし、この暫定協定はいま本会議...全文を見る
○新盛委員 具体的な面で伺いますが、ソ連二百海里水域におけるわが国の漁業の規制内容、今回の場合、百万トンのものが六月から十二月まで四十五万五千トンになり、三分の一を失った、あるいは七千四百隻のものが六千三百三十五隻、約一千隻の減になっています。特にニシンに至っては、壊滅的打撃を受...全文を見る
○新盛委員 わずかな時間の中でたくさんの質問をすることができないのですが、きょうは厚生省、労働省等もお願いをしているのですけれども、より具体的な問題等についてお聞きしておきたいと思うのです。  まず、労働省の関係なんですけれども、炭鉱離職者が出たり、かつては駐留軍の離職者とかと...全文を見る
○新盛委員 時間が来ましたのでこれで質問を終わります。それで、いままでのお答えをいただいた中でも非常に貴重な問題があるわけですから、十分にこれからの対応策として御検討いただきたいと思います。  最後に、これはどうしてもお聞きしておきたいのですが、これはお答えは要らないです、資料...全文を見る
08月02日第81回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第2号
議事録を見る
○新盛委員 このたびの鹿児島市竜ケ水地区における山崩れ災害並びに桜島の火山活動に伴う降灰等による災害等に対しまして、衆議院の災害対策特別委員会として特別に御配慮を賜り、現地をつぶさに視察をしていただいたと同時に、ただいま報告がございましたように現状の認識については十分おわかりをい...全文を見る
○新盛委員 国家賠償法第二条第一項の「道路、河川その他の公の営造物の設置又は管理に瑕疵があつたために他人に損害を生じたときは、国又は公共団体は、これを賠償する責に任ずる。」というこの「瑕疵」というのは通常備えるべき安全性——道路に側溝がないというのは、道路をつくる面においても必要...全文を見る
○新盛委員 答弁らしいことになっていないのですが、私が言っておるのはいまのその道路のこともですけれども、側溝をつくらないから国家賠償法が云々と言っているのじゃないのです。道路を設置し管理、維持というのは、当然建設の方でもやらなければならないわけでしょう。そういう面が少なくとも完全...全文を見る
○新盛委員 時間がないので答弁の方もひとつ短くお願いします。  もう一問一答式でいきますが、災害弔慰金の支給の関係でありますけれども、災害弔慰金の支給及び災害援護資金の貸付けに関する法律の中の第三条第二項に「死亡した者の死亡当時における配偶者、子、父母、孫及び祖父母の範囲とする...全文を見る
○新盛委員 それならまた後で……。
○新盛委員 来ていないですか。それでは後でまたまとめてひとつお願いします。
10月25日第82回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
議事録を見る
○新盛委員 ただいま提案されました漁業水域に関する暫定措置法の一部を改正する法案の問題に関連をしまして、私の方からは日ソ漁業交渉後の諸問題、水産行政についての若干機構改革を含める諸問題、さらには、ただいま提案されている一部改正による拿捕に伴う処置によって、国際漁船救援会という関係...全文を見る
○新盛委員 その評価のあり方については、また、この後いろいろな問題提起がなされる際に続いて行いたいと思いますが、時間がありませんので先に急ぎます。  この水産行政の問題で、新しい海洋秩序の時代を迎えた、それに即応して現在までの水産行政の体制整備という面においては、これは反省もあ...全文を見る
○新盛委員 そういう前向きな姿勢でぜひひとつお取り組みをいただきたいと思います。  次に、この一部改正として出ております拿捕に伴う諸問題の取り扱いの中においてでありますが、北海道の業界などからも強い要望があるので、私どもとしても当面この内容がどうであるかという面を十分検討してい...全文を見る
○新盛委員 時間がありませんので……。  内容の面も少し触れたいと思っているんですが、救済対象となるライン侵犯、言うならば、両国で決められているラインを入ったから拿捕された、しかし担保設定すれば釈放される、操業はめちゃくちゃにして、つかまったら保証金を払えばもう出てくるんだ、そ...全文を見る
○新盛委員 次に、減船補償の問題についてお尋ねしますが、けさのラジオ報道を聞いてみますと、現地の浜の声はきわめて生々しいのです。二百海里で揺れている北海道の稚内だけでも北洋漁船十四隻が減船となり、二百八十名が下船を余儀なくされているという。しかし、この二百八十名の漁船員の再就職は...全文を見る
○新盛委員 減船の補償措置、いわゆる救済資金の措置でいまお答えしていただきました。支払い方法にはいろいろあると思いますけれども、労務費の問題で、なぜ前のニシン不漁の際と比較して明示されないのか、現地の方ではこうした面をきわめて不満に思っているわけです。業種ごとに積算の内容に相違が...全文を見る
○新盛委員 それは労使の交渉で決まることなんでしょうけれども、昭和五十二年八月十七日付五二水海第四五一〇号のこの交付金交付要綱及び要領ですね、これを資料としてぜひ出していただけませんか。金はいろいろ事情があるとおっしゃいますけれども、これは現実に漁業従事者、いわゆる労務者が一番困...全文を見る
○新盛委員 時間をさらに十分間いただきましたので、続いてそれでは南太平洋フォーラム諸国の対応策についてお伺いしたいと思います。  御承知のように、先ほども大臣の方からお答えがあったわけでありますが、いま日米あるいはカナダ、日ソ、そうした第二ラウンドの交渉段階に入っているわけであ...全文を見る
○新盛委員 力強い御回答をいただいたのですが、漁業は漁業、農畜産物貿易は貿易、こういうことで、取引はしないのだ、これは別個の問題であり、これからの漁業外交の面においても、そうしたことにおいては政府としても責任を持ってやっていきたいということでございますので、ぜひひとつ漁業問題とし...全文を見る
○新盛委員 では、最後に資料提出をお願いをしておきます。  漁協系統十四団体あるいは業種別の十四団体で構成をしております全国輸入対策協議会、これが昭和五十二年八月に「水産物の秩序ある輸入対策に関する要望書」を私どものところにも持ってきました。これはこの狂乱魚価を鎮静させる一環と...全文を見る