新盛辰雄

しんもりたつお



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新盛辰雄の1978年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月10日第84回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
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○新盛委員 農林大臣の所信表明を昨日聞いたのですが、特に水産の振興に当たる問題について約六百字程度の内容で、読んで何か、二百海里時代到来という面だけの強調はされておりますが、内容が従来と変わっていないじゃないかという面ではきわめて失望をいたしました。  そういう観点から、現実の...全文を見る
○新盛委員 カナダのバンクーバーで開かれておりました日米加三国の漁業協議、これは日本側の方が大幅に譲歩したというふうに報道されているわけです。いま大臣のお話では、まあまあだったろうということなんでしょうが、結論を三月に持ち越したということもこれは非常に気になるところです。しかも、...全文を見る
○新盛委員 大臣、きめ細かい交渉をされるとおっしゃるのですけれども、あなたは、サケ・マス交渉の場合でもそうですか、水産庁を中心にして交渉に当たられる方々は御苦労さんですが、こういう厳しいことははっきりしているのですね。今度の日米加の問題でもそうです。それをにらんでいるのですから、...全文を見る
○新盛委員 高度回遊魚の方は回答ないね。
○新盛委員 いま現実の問題として、ニュージーランドあたりで、オークランド地方裁判所は日本漁船に罰金一千万円、これは禁漁区で操業したということになっているのですが、こうした漁船は魚を少しでも多くとりたい、二百海里によって狭められてきて——それは海洋秩序を守らなかったから云々という話...全文を見る
○新盛委員 それは、吹っかけられてそれをまた全部払っておったのではどうしようもないじゃないか。利益権の問題もいろいろありますけれども、現実、外国が二百海里専管水域を引く、そういう中に入って、その交渉がまとまらない。しかも、その中で当然起こってくる暫定的な措置、こうしたことについて...全文を見る
○新盛委員 どうも、このことばかりでひっかかっているわけにもまいりませんが、お答えになっている向きは、私は満足していないのです。これから外交のいわゆる決め手になるのは、日本の漁業をどうするかということがやはり基本的な問題になると思います。外務省のお答えがないようでありますが、国連...全文を見る
○新盛委員 満足しませんが、これはいまからの検討だとかいうのじゃなくて、もう現実の問題として、この漁業制度、いわゆる再編成ということ、従来のパターンでもって物事を考えておったのでは、二百海里時代で必ず大混乱が起こると私は思うのです。そのことに対して警告をいま発しているわけです。だ...全文を見る
○新盛委員 今後の問題として、これは実績的にまたこれから議論になると思いますので、次の機会にお聞きしたいと思います。  そこで、沿岸漁業政策の面では、いま長官の方からお話がございましたけれども、予算は十分とっているとか、あるいはまだそうした面では内容的にもこれから整備しなければ...全文を見る
○新盛委員 大臣からもひとつ見解を聞かしてください。
○新盛委員 時間が来ましたので最後に。いま魚離れというのが現実の問題になっております。確かに、農畜産物の輸入枠拡大とか、いろいろな問題はあったにいたしましても、日本人が摂取している動物性たん白質源は、かつてはいわゆる農畜産物を上回って魚の方が優位に立っていたのです。五一・二%です...全文を見る
03月01日第84回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第3号
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○新盛分科員 時間がありませんので簡潔に、国鉄再建の基本的な方針の中で、特に運賃問題、民営、分割論、さらにはこれからの再建方策の中における新幹線、ローカル線との兼ね合いについて、主に運輸省並びに国鉄の関係者にお聞きをします。  第八十二回あるいは八十三回の国会を通して運賃法の法...全文を見る
○新盛分科員 そうしますと日ならず発表せざるを得ないであろうということに印象づけられるのですが、額の面で、おととしの大幅な引き上げによっても現実的には六〇%もいかなかった。そういうことで、いまの鉄道を利用する乗客あるいは荷主、貨物の関係でも非常に減少している。この面からも考え合わ...全文を見る
○新盛分科員 次に、国鉄再建対策要網の中でも示されておりますように、経営分野の責任を国と国鉄との間に明確にして、公共負担あるいは構造的欠損、割引制度、新線建設の投資採算の基準など、国鉄の負担軽減を図るこうした努力を五十五年以降の健全経営確立のためにいま準備されているわけであります...全文を見る
○新盛分科員 そのお答えもこれからの問題でありますし、また別途機会があるかと思いますが、在来線の複線化の問題あるいは非採算線区における地方ローカル線の地方交通対策、これは今度の地方交通対策費で七百億計上はしてあるようですが、一級線、二級線というのは昨年から相当線路が悪いというので...全文を見る
○新盛分科員 線路の安全対策として噴泥の対策ですね。いま道床が悪い、バラスが非常に古くなっているし、噴泥状態です。そういうようなことに対しては道路舗装のように、同じように景気対策とか失業対策の面からも、これは政府投資によって効果を上げていくことが必要じゃないか。下級線区、特に北海...全文を見る
○新盛分科員 時間が参りましたので終わりますが、ぜひこの姶良カルデラ地帯の調査機関を政府直轄によって早急に確立していただいて、これは鉄道にも関係あるわけですし全国的な問題でもありますので、対策をお立ていただきますように要望して終わります。
03月17日第84回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
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○新盛委員 主に牛肉問題について質問をしていきたいと思います。  牛肉の輸入枠拡大が生産者に与えたショックはきわめて大きいものがあります。中川農相は、日米通商交渉決着の後に、国内畜産農家には支障はない、こう言い切ったわけでありますが、現実に子牛あるいは枝肉の価格は下落をしており...全文を見る
○新盛委員 この輸入枠を拡大したことによって国内の生産者が非常に大きな影響を受けている、こういうことの認識は持っておられるようであります。ちなみに、今年度の輸入枠は五千トン拡大して八万トンというふうになっています。ホテル用のものは来年から三倍、三千トンに拡大した。これはグローバル...全文を見る
○新盛委員 それでは具体的に入りますが、価格安定制度、これは五十年から始まったんですね。輸入によって安い肉が入ってくる。それを畜産振興事業団が一応買い入れて、そしてそこで上限、下限、値が下がれば置く、あるいは値が上がればこれまたそこで調整をするという調整資金があるわけでありますが...全文を見る
○新盛委員 好ましいことではないという畜産局長の御答弁があったのですが、確かにこれは例があるのですよ。     〔委員長退席、山崎(平)委員長代理着席〕 いままでそういう形態で生体牛を入れて内地で飼育をする。ところが、牛の性質もあるのでしょうが、非常に粗暴きわまる、そして肉質...全文を見る
○新盛委員 これからの、たとえば子牛の元値を決める問題、飼料の問題、所得が減少したらそれを救済する共済制度、あるいはまた農業近代化資金とかいろいろ借りていますが、そういうものの償還期間を長くしたらどうか、これは畜産振興の四つの原則なんです。そういう問題を除外して別な面から入ってく...全文を見る
○新盛委員 この際、いま御回答のあったように、子牛の生産奨励金、たしか現行一頭当たり一万円、これなども三万円に上げよという要求が出ているわけですよ。だから、現実に合わせた形の中でそういう要望を拡大するということでなければ、これからの畜産振興というのはあり得ないと思うのです。そうい...全文を見る
○新盛委員 そういう努力の跡があらわれないのが現状なんですよ。どうしても消費者の方は、高い牛肉を食わされている。だから、いま具体的におっしゃいました食肉卸市場あるいは食肉センターあるいは部分肉流通機構の整備、こうしたようなことによって、産地、消費者の直接なかかわり合いというのを流...全文を見る
○新盛委員 畜産振興事業団の中に、現在在庫は、肉は幾らあるのですか。
○新盛委員 いま国内の需給状況から判断をして、事業団として在庫保有、これはどのくらいあったらいいと思っているのですか。
○新盛委員 国内流通のそうした面で、放出の時期というのがあるわけですね。いまのような現状であれば一万トンくらいがどうだろうかということなんですが、これは放出ということについては時期その他等あるのですか。
○新盛委員 ここで政務次官、大臣がいないからなにですが、昨年来からの輸入枠拡大の問題で、ずいぶんとそれぞれの団体から押しかけられて、政府あるいは自民党、与党としてもずいぶん苦労されたと思うのですが、自民党の中にある畜産振興議員連盟、山中貞則会長になっているのですけれども、こういう...全文を見る
○新盛委員 そういう慎重に取り扱っておられることだけを見ても、事は非常に重大なことなんですが、私どもは、やはり、これからの畜産農家を育成をしていくために、何にしても子牛を買って、その肥育をして、しかも肥育をして出したときには、それまでのえさ代とか、そして最初の元値も含めて赤字が二...全文を見る
○新盛委員 畜産物の価格安定法による安定基準価格、こうしたものがあるわけですけれども、現実もはや肥育をしても、成牛にして出してみても、採算がとれない、そういう皆さんに対して、どうですか、いま共済制度というのはいろんな面でつくられているわけですけれども、国とか地方自治団体、あるいは...全文を見る
○新盛委員 終わります。
03月30日第84回国会 衆議院 農林水産委員会 第7号
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○新盛委員 マル寒、すなわち北海道寒冷地畑作営農改善資金融通臨時措置法については、午前中質問が特に集中的に行われたようでありますから、私の方では、主としてマル南、すなわち南九州畑作営農改善資金融通臨時措置法に関する部分について質問をしてみたいと思います。  今回のマル南法にかか...全文を見る
○新盛委員 いまお答えになられたように、これからの畑作振興というのは、ただ単に金をつぎ込むことだけではだめなんだ。言ってみれば、その阻害されている中身について、もっと具体的な政策をあらわしていかなければだめだ。外圧によって、いわゆる農畜産物の輸入枠の拡大、いろいろな国際間の収支の...全文を見る
○新盛委員 御承知のように南九州は耕地面積が二十四万四千五百ヘクタール、この六〇%に当たるものが畑地ということになっているわけです。畑地の全国平均で見ると四三%というふうに皆さんの資料にも出ているわけです。こういう地域のいま現在の農業生産の動勢というものを見てみますと、収益性の最...全文を見る
○新盛委員 収益性が低いものと高いもの、そういう中においてこの法律を適用される農業者、いわゆる中庸農家、この定義についてひとつお聞かせをいただきたいと思うのです。  貸付対象農業者というのは、この法律を適用すべき水準としては百五十万から二百万円以下の農家だというふうに示されてい...全文を見る
○新盛委員 それで中庸農家というのはそういうことだ。したがって、これから所得をどんどん向上させるという意味では、畑作振興の資金、いわゆるマル南が果たす役割りというのは大きいわけですね。そのことは確認できますが、これからの具体的な問題として、今度改正をされる内容について農林省として...全文を見る
○新盛委員 今後の融資計画によって、いま明らかになりましたように一万二千戸、これは南九州、特に宮崎県、鹿児島県。その五十三年度農林漁業金融公庫の貸付枠が七十二億、これは五十三年度だけですね。そうしますと、五カ年の資金需要量を計算されて、午前中の質問にお答えになったマル南の方は向こ...全文を見る
○新盛委員 そこで、現行制度及び改正案の中におけるこの貸付対象範囲ですね。今回の改正で、南九州の方は種豚の購入ということで入りました。北海道ももちろん挿入されたし、果樹の植栽、育成についても北海道は入りましたし、マル南の方は従来からあったわけでして、豚を入れていただいたのはありが...全文を見る
○新盛委員 そういう内容を含んで、今後の指導のあり方としても十分に配慮しながら進めていただきたいと思うわけです。  そこで、マル南制度の今後の運用について、その考え方をお聞きしておきたいと思うのです。今回の場合、融資対象種目の拡大あるいは貸付認定期間の五カ年の延長というような形...全文を見る
○新盛委員 五年以内で達成できるという見通しの上でその都度お考えになっているということしか受け取れないんですけれどもね。それは確かに落ち込んでいるから中庸農家に引き上げるために一応そういう融資をもって、しかもそれで畑作振興を図れ、これは自給自足体制をつくろうという段階において一応...全文を見る
○新盛委員 今後の指導の面でぜひその面を気をつけてやっていただきたいと思うのです。  そこで、今回のマル南資金の償還期限の問題等について触れていきたいと思いますが、償還期間二十五年、据え置き期間八年、今度は酪農及び肉用牛経営にかかわるものとして六百万円が九百万円、一・五倍、その...全文を見る
○新盛委員 そうしますと、こんなに短い期間で返すことができるし、ある意味では、決められている八年以内だとか二十五年以内だとかいう中で、結構これは償還能力はあるし、農家としてはかえって短い方がいいのじゃないかというふうにおっしゃりたいわけですか。現実は知事が認定するわけです。それで...全文を見る
○新盛委員 固定化した負債は南九州の場合は少ないというふうにおっしゃったわけですが、自作農維持資金などで整理をするとかいろいろな手だてをしておられるのだろうと思います。しかし、いまのような経済的な変動、石油ショック以来生産資材が上がったとか、あるいは配合飼料の価格の高騰等が続いて...全文を見る
○新盛委員 時間が来ましたので、最後に大臣に。  マル南、もちろんマル寒もそうでありますが、今後の畑作振興のために基本的な問題は、冒頭に申し上げましたように、畑地の基盤整備が十分されていかなければならないし、全国水準に引き上げていくためのこの法律であるわけですね。だから、そうし...全文を見る
04月12日第84回国会 衆議院 農林水産委員会 第13号
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○新盛委員 大臣がいまいらっしゃいませんから、後ほど大臣のお答えをいただく分を残して、一応、今回の畑作物共済及び園芸施設共済に関する臨時措置法の新しい本格実施に伴って、具体的な諸問題についてお聞きをしたいと思います。  畑作物の栽培及び施設園芸に関して不慮の事故を受けた場合、そ...全文を見る
○新盛委員 そうした前進したという御報告もあるわけですが、確かに部分的には評価すべきところもございます。畑作物共済及び園芸施設共済制度、共済目的の種類あるいは共済事故、共済責任期間、加入方式及び加入資格者、共済金額、共済掛金率、共済金の支払い額、国庫助成、こうした面の畑作物共済さ...全文を見る
○新盛委員 これから調査をされて拡大していくといういろいろな御努力を前向きに示されているわけでありますが、これは各都道府県すべての地域農政にわたる農業県、畜産県、そういう面では南の方は特にその最たるものでありますが、この水田利用再編成及び畑作振興の対策が今後日本の農政の最重点にな...全文を見る
○新盛委員 もう一回確認しますが、露地野菜の中にカンショ、あるいは園芸施設の中では花卉、いわゆる花ですね、あるいはシイタケ、最近はビニールハウスの中でもシイタケなどを栽培される向きがあるのですが、そういうものや花卉、そうしたものを果樹共済とは別個のものとして——この範囲は相当違い...全文を見る
○新盛委員 大臣がお忙しいようでありますから、基本的な問題と、これからの審議をする面でも大臣のお考えをぜひひとつお聞きしておきたいと思います。  今回のこの共済の新しい種目として、畑作共済、そして園芸施設共済というものを試験実施の結果本格実施に踏み切り、しかも、その取り扱いにつ...全文を見る
○新盛委員 従来共済の実態について、冒頭、次官の方からお答えをしていただいたのですが、実は果樹共済などはきわめて状況が悪いのです。せっかくおつくりになった共済でありますが、南の方では、桜島の降灰等によっていろいろな問題が出ました。農林省の担当の方で大変御配慮いただいていることは感...全文を見る
○新盛委員 局長にお聞きします。  この果樹共済で百五億の不足金が出ているという大臣のお答えもありましたが、具体的にどういうふうに解消されるつもりなのか。見直しをされるということをおっしゃっているわけですけれども、これから先の処置についてお伺いをします。
○新盛委員 次に、共済金額についてお伺いをしますが、その単位当たりの共済金額の最高額の決定に当たって、農家手取り価格まで見てほしいというのが生産農家の強い要望です。基準収穫量は年産によって変動があるので非常につかみにくいわけですね。そのことはよくわかりますが、適正収穫量を勘案した...全文を見る
○新盛委員 ひとつそのことを今後の指導の面でも明確にしていただきたいと思います。  前後しますけれども、加入資格問題についてお尋ねをしますが、私どもの南の方は、特に鹿児島、沖繩両県の関係で、サトウキビについての栽培面積が、今回の加入の一応の資格要件で二十アール以上の農家というこ...全文を見る
○新盛委員 次に、国の再保険の問題についてお尋ねしておきます。  畑作物の共済の場合の事業責任分担について、畑作物共済は、組合等の負う共済責任を連合会が保険をし、政府の特別会計がこれを再保険する仕組みで事業が実施されている、いわゆる三段階制という形になるわけでありますが、連合会...全文を見る
○新盛委員 園芸施設共済の場合の事業責任分担問題とも関連がありますが、超異常大災害というときには全額国庫負担という形になりますが、異常事故、一般的、通常的な事故、あるいは超異常大災害、こういうことで、ビニールハウスその他の園芸施設はその被害度の状況というのがきわめてよくわかるわけ...全文を見る
○新盛委員 最後に、農業共済団体の家畜診療施設の法的な位置づけの明確化ということで今度法文化されるわけで、法的な位置づけをいままで明確でなかったところをやるということでございますが、これは五十一年の段階で附帯決議の中でも強い要望が出されているわけですし、また同僚議員の方からも事細...全文を見る
○新盛委員 終わります。
04月19日第84回国会 衆議院 農林水産委員会 第16号
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○新盛委員 漁船積荷保険臨時措置法の一部改正に関する法律案の提起に対して、本委員会での審議を通じて、質問そしてまた考え方について政府側の御答弁などをいただきたいと思います。  漁船積荷保険は、漁船に積載した漁獲物等の積荷について生ずるあらゆる損害を適切に保険するという制度確立を...全文を見る
○新盛委員 いま次官の方からお答えいただいたんですが、基本的な考え方として、政府は、今日までの新しい海洋秩序の中における漁獲量の減少や減船、あるいはそれぞれ二百海里における入漁料の問題等も具体的な問題として出ているわけでありますが、そういう関係についても、今日まですべてが後手後手...全文を見る
○新盛委員 それでは具体的に聞いておきますが、日ソ漁業交渉の将来の展望、そしてまた、尖閣列島海域周辺の現状認識については、もう外務委員会その他あらゆるところで取り上げられておりますし、南太平洋フォーラム諸国の動向についてもいろいろ議論もございます。  そういう中で、具体的にお聞...全文を見る
○新盛委員 同じところにとどまっておるわけにもまいりませんから、これは端的にお答えいただきますが、偶発的な事故、中国側がそう言っているのでしょうが、尖閣列島の海域周辺の現状認識の中で、領海十二海里とわが国が設定をしている尖閣列島、この中における漁場、すなわちいま中国船がたむろして...全文を見る
○新盛委員 その経過はいいから、現実の漁場はどうなるのか、そういう答えをひとつお願いいたします。
○新盛委員 韓国の十二海里はどうなんですか。領海十二海里については、外務省は知っているのですか。
○新盛委員 この水域の、尖閣列島の十二海里、いわゆる領海ですが、広域水域という形の漁場としては確保されている、あるいは韓国の領海十二海里が設定をされて、その中におけるこれからの漁業交渉は、これは北鮮の関係もございますが、そうした関係においては、日本の漁業水域とは何ら関係ないという...全文を見る
○新盛委員 じゃ、それは確認しておきます。  そこで、南太平洋フォーラム諸国の動向について、政府は先ほどその認識を持っているというふうにおっしゃいました。また、これらの諸問題の規制、すなわち入漁料の問題等についていましきりと交渉が行われているわけであります。オーシャン、ギルバー...全文を見る
○新盛委員 大臣、いまお答えいただいたのですが、経過はよくわかりました。それで、技術援助とか新漁場をつくる場合、あるいは二百海里内に入って入漁して魚をとる場合の入漁料というのは、あるいは燃料代のことまで含めて漁業者の方では何とか国に補償してもらわなければ、もう大変なことになってぐ...全文を見る
○新盛委員 時間がありませんから、議論はまた次回したいと思います。  そこで、漁船保険制度の確立、本来これは国の重要な水産行政の課題でもありますから、私どもも、この漁船積荷の臨時措置法に基づいて漁船保険制度をどうするかという面では、積極的にその内容を充実していきたいと思っている...全文を見る
○新盛委員 次に、保険設計についてお伺いしておきますが、保険設計を立てる展望として、五カ年間の試験実施期間がありましたし、損害率や危険率等の基礎データをこれまで見てこられたわけでありますが、四十八年十月以降五カ年間のこの実施の中で、将来の保険設計の展望というものを当然持たなければ...全文を見る
○新盛委員 これは私の意見でもございますが、保険制度の改革について、いま試験実施期間でもございますが、将来のあるべき姿としてどうなければならないかということを考えてみた際に、今日のあらゆる産業に保険制度というのは導入されているわけです。災害や不慮の事故における損害に対してはカバー...全文を見る
○新盛委員 時間が来ておりますから、あとの質問について大臣からもお答えをいただきたいと思いますが、各国の二百海里水域外で操業している際に、不幸にして相手側の水域に入った、そして罰金あるいはまた拿捕されるという例が今日まで起こっているわけであります。その実態等については昨年も議論を...全文を見る
○新盛委員 終わります。
04月28日第84回国会 衆議院 本会議 第28号
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○新盛辰雄君 ただいま提起されました昭和五十二年度農業、林業、漁業の動向に関する年次報告及び昭和五十三年度の各施策について、私は、日本社会党を代表して、福田総理並びに関係各大臣に質問をいたしたいと存じます。(拍手)  これらの白書は、苦悩するわが国の第一次産業である農林漁業政策...全文を見る
05月10日第84回国会 衆議院 農林水産委員会 第22号
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○新盛委員 森林、林業の現状がかつてない厳しい状況に直面をしていることは、いままで本会議なりあるいは委員会でも議論をされてきたわけでありますが、わが国の森林面積が二千五百三十万ヘクタールありますけれども、この国土の六八%を占めている森林、林業の位置づけはきわめて大事なものがありま...全文を見る
○新盛委員 大臣の方でそういうふうな頑迷固陋な気持ちではないというお答えもございますし、私どももやはり現状を認識した上で、これはもういままでもいろいろ提起しておるわけでありますが、すぐ事が、先ほどの話じゃありませんが、労使の問題とかとなりますと、変なことをしてくれるなとか、いろい...全文を見る
○新盛委員 続いて申し上げておきますが、この白書の内容はもう十分御承知のとおりでございまして、林業施策の基本的な方向について内容も明らかにされています。低迷している林業、林政の危機、これは何によって生まれたのか、これはいままで各委員の方からも質問がありましたし、木材需要の変動、こ...全文を見る
○新盛委員 状況はわかりましたが、要はこれからの国有林あるいは民有林の場合でも、国有林の場合は後ほど触れますから、民有林の場合でも画一的な行政のベースで進める場合の利点、あるいはまたそのことの方が、より雇用促進を図る場合でもあるいは加入促進をしていく場合でも有利な面があります。し...全文を見る
○新盛委員 労働省にお聞きしますが、失業者というのは数が非常に多くなって、いまのような円高不況の中に出てきた構造的な企業の結果からこういうふうになったので、これは国策という立場でとらえていくならば、この就労者、いわゆる山を守るという、これはある意味では不確定であり、季節的であり、...全文を見る
○新盛委員 そういう安定したこれからの就労、地域社会というか、そういう面の雇用の促進という面でも、これはやはり前向きに取り組んでいただきたい。  たとえば、漁業の面だって、沿岸漁場整備計画を立てて、しかも林立する煙突から吐き出される、ヘドロその他等による近海が汚れているからそれ...全文を見る
○新盛委員 それと、先ほどもお答えがあったのですけれども、この後継者づくりの問題について、これはいずれの場合でもそういつもおっしゃっていますし、白書の中にもあらわれているのですけれども、現実的にその後継者対策というのを真剣に考えて取り組んでおられるのかどうか、非常に疑問なんです。...全文を見る
○新盛委員 ぜひひとつこれからも御努力をいただきたいと思います。  それで、大蔵省もお見えになっていると思いますが、五十三年度の林業予算の面からお尋ねをしたいと思うのです。  総理の施政方針演説でもあったのですが、社会開発の投資として林業投資を拡大する、こういうことで積極的に...全文を見る
○新盛委員 いまのそういう構想の中で、景気浮揚を含めて一般公共事業費あるいはそれらを含む公共全体の事業、治山事業、造林事業、林道事業、一般公共事業、災害復旧事業、こうしたものを合計して二千三百七十二億七千八百万、非公共事業として林業構造改善対策事業あるいは保安林等の整備管理、林業...全文を見る
○新盛委員 それで、この予算は五十三年度の大型予算という形になりましょうが、いわゆる目玉になっている事業計画、いわゆる新規事業、こうしたものについて先ほども少し触れておきましたが、集落保全総合治山事業でおやりになっていく。いわゆる集落開発が進んでまいりますと、周辺地における激甚な...全文を見る
○新盛委員 この予算の面から、本議案になっております国有林再建への諸問題に触れていきたいと思います。  林野庁が、巨額な赤字を抱えて行き詰まってしまっている国有林の経営を立て直していくために、来年度から国有林再建二十カ年計画ということでスタートさせていきたい、また、国有林特別会...全文を見る
○新盛委員 破産状態になっているという面から、国有林経営に当たって財政の立て直しあるいは機構の簡略化、そういうふうに結びつくことは、それは行政ベースとすれば当然かもしれませんね。  それで、大蔵省にもお聞きしますが、独算制というのは二十二年以降林野が持つ特徴的な事業会計、特会と...全文を見る
○新盛委員 結局、国有林野事業改善特別措置法というのは、大蔵省から見れば一種の担保だ。これが確実に十年、そして二十年後の完全なるいわゆる収支のバランスがとれるということを前提に置いて一応こうして財投を行ってきている。これも年々累増をしている。それが五年たって、国鉄のように、もうど...全文を見る
○新盛委員 大臣、それじゃあなたは自信ありますか、将来。これは改善事業を一生懸命やりましょう、そして内容の簡素化を図るとか、あるいは一般会計からもこうして受け入れているのだから、これでやっていけばやっていけないことはない、この確信をお持ちなんですか。
○新盛委員 働く内閣ですから、これから一生懸命そうした面で経営の健全化を図るという面では、やはりここで働く労働者を含めまして、それは真剣に考えていることなんですから、これからもそうした面の、究極の目的は結局健全財政、借りたものは返す、そして、これによって出てくる将来計画、展望、そ...全文を見る
○新盛委員 造林については保安林内の新植経費の一部として十八億八千九百万円、林道については民有林を含めて重要幹線林道開設経費の一部として二十一億三千二百万円、こういうことで、五十三年度のこの法律に基づいて一般会計からの繰り入れという形になっているわけです。おっしゃるように、増幅は...全文を見る
○新盛委員 予算から見ました国有林再建への諸問題について、まだ不十分でございますけれども、私どもの同僚の方からまたあしたでも質問があるかと思いますので、一応先にまいりたいと思います。  それで、国有林野事業で行われる事業分野、いわゆる管理経営の事業は、特会法制定によって、国有林...全文を見る
○新盛委員 時間がもう三十分しかありませんので、もう少しお聞きしたいのですが、先を急ぎたいと思います。  現在の森林資源に関する基本計画並びにこうした重要な林産物の需給に関して展望を立てるとかあるいは長期の見通しを見出すとかというのは大変なことでもありますし、現在の経済の状況か...全文を見る
○新盛委員 ついでに保水力はどうなっていますか。これはきのう野坂委員の方からも質問があったのですが、具体的な数字が出てませんでしたから、この際、明確にしておいていただきたい。
○新盛委員 時間がだんだん参りまして、まだ相当あったのですが、二つにしぼって次に進みたいと思います。  昨日からも出ています外材輸入の規制というのは、林業白書の中でも出されているのですけれども、国内林業振興のためにも早く対策を立ててほしい。そして、木材需給対策協議会とか全国森林...全文を見る
○新盛委員 まだその議論は追って同僚議員の方からもありますので、次に進みたいと思います。  国有林野事業の基礎になる職員の構成、そして、これからのこうした職員の労働条件にわたる問題でぜひひとつ理解を深めていきたいと思うのです。  先ほども議論がありましたが、国有林経営は直営直...全文を見る
○新盛委員 基幹作業要員、いわゆる職員ですが、今度五十三年二月一日までに任用されたのが一万八千八百名ですね。そういうふうに数字に出ておるわけですが、行政機関職員定員法という定員令、あるいは国有林野事業の経営上の将来にわたって確保していかなければならぬ基幹的な要員について、一応常勤...全文を見る
○新盛委員 では、終わります。
06月01日第84回国会 衆議院 農林水産委員会 第28号
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○新盛委員 カツオ・マグロをめぐる南太平洋フォーラム諸国の二百海里漁業水域設定の動きは非常に深刻なものが出ているわけでありますか、前回も特にカツオの問題について質問をしたり議論もしてまいりました。しかし、現実はきわめて厳しい状況の中でございまして、わが国の遠洋カツオ漁業が、国民に...全文を見る
○新盛委員 いまお答えのありましたように、結論から言えば需要の喚起、言うならば消費の拡大を図っていくことが、とりもなおさず生産者に対しても、あるいは安定した経営のあり方として好ましい状況でありましょうが、これから御質問申し上げますのは、それにしましても、基本的な漁場の確保、魚価、...全文を見る
○新盛委員 それと関連をしまして、国連の信託統治領のミクロネシア海域、特にマーシャル海域、この辺は鹿児島県カツオ・マグロ漁業の主要漁場ということになっているわけであります。このミクロネシアも一九八一年に国連の信託統治領から解除される予定になっておりますし、すでに昨年の八月にはミク...全文を見る
○新盛委員 これからの努力を期待するわけでありますが、次に魚価、流通の問題で、きょうの質問の中心になりますけれども、政府はいま、このカツオ・マグロの魚価が非常に急落をしておる、低迷をしておる、在庫増になっておる、あるいは各水揚げを行っている清水、焼津、枕崎、停船も余儀なくされるだ...全文を見る
○新盛委員 その価格の面の調整、そしてそのことに対して、現実の問題ですから、調整保管中央協議会あるいは現地協議会というのがあるわけでありますが、これは生産者やら加工業者あるいはその他関係諸団体が入っているわけですけれども、現実の問題として、水産物調整保管事業、これは日鰹連の自主買...全文を見る
○新盛委員 どうもおっしゃっていることは、実際、買い取り価格の面で下がったとは言え、何もそう心配することはないんだ。言うならば、カツオはよくとれているじゃありませんか。昨年四月の計数でいきましても、焼津で七千二百十六トン、枕崎で二千三百六十八トン、価格で焼津が三百十九円、枕崎が三...全文を見る
○新盛委員 この魚価安定基金の五十三年度ですけれども、金倉に対して補助金の資金は十七億円、確認していいですか。貸付金は差損などを含めるわけですが、二十八億円、この数値は間違いありませんか。
○新盛委員 基本財産五億円、これは人件費とか事務費職員の諸経費ですからこれはいいのですが、金倉補助金の資金とか貸付金、こうした五十三年度以降の資金として、計画としてこれで十分なんですか。
○新盛委員 その段階で考えるということは、事態がいまのように二百三十七円も二百十円——現実浜値は百八十円あるいはまだそれ以下に下がっている話を聞いているわけです。枕崎では一時百二十六円というところまで来ておりました。こういう状況ですから、こうした魚価安定基金の面をもう少しふやすべ...全文を見る
○新盛委員 そうすると、調整保管枠の拡大ということもお考えですか。日鰹連などに施行されているこの調整保管枠ですね。
○新盛委員 私は根拠を持って申し上げているわけでして、カツオ・マグロ調整保管事業の関係で、いま現実に日鰹連、これは全体を通して調整保管の関係で単価二百十円、保管数量が四百八十八万五千三百キロ、そして金額か十一億一千六百三十九万三千八百円。放出の単価を百八十円に見た場合におきまして...全文を見る
○新盛委員 そうした中で、最近のカツオ一本釣り、三百トンないしは二百九十九トン型自営船です。こういう中で見てまいりますと、水揚げ、一航海百三十トン、単価を二百十円とした場合の経費を算出しますと、年間総水揚げ高が一億六千三百万円です。この年間水揚げトン数七百八十トン、損益をゼロとし...全文を見る
○新盛委員 政府の許可行政のあり方について慎重に、いわゆる一本釣りとの競合とか、あるいは資源無視の操業方法であるこのまき網等についても、許可行政という中で十分に配慮していきたいというお答えでありますが、現実このかつおぶしになるいわゆる一本釣りによるカツオ、それが最近もうかつおぶし...全文を見る
○新盛委員 時間が参りましたので、いままでのお答えをさらに今後の議論の中に生かしながら、ぜひ現地の皆さん方の強い要望、そして最近のこうした危機に対して積極的に取り組んでいくという面でも、新しい漁場の確保とか、あるいは魚価、流通、需要の拡大、そうした問題については、いまのカツオ業者...全文を見る
10月18日第85回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
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○新盛委員 漁業振興に関する一般問題として、とりわけ当面問題になっておりますわが国のカツオ漁業についてこれから質問をしていきたいと思います。  わが国の代表的な漁業であるカツオ・マグロ漁業、往年の面影は全くなくて、オイルショックあるいは二百海里、円高不況等の内外の圧力によって、...全文を見る
○新盛委員 昨年の水揚げが十六万三千トン。ことしは恐らく四十二万トンから四十三万トン。昨年と比べて二倍半以上になると予測されております。逆に輸出の方では、アメリカを中心にして年間十万トンから十二万トンあったものが、例の円高等によって四万トンから五万トン、まさに半減をするという状況...全文を見る
○新盛委員 国の補助事業は昭和五十一年度から始まって、カツオ、ビンナガ、キハダ、メバチを対象にして、日鰹連が事業主体ということになっているわけです。したがって、十日間休漁体制あるいは最近では三十日、あるいはまた二十二日に決められようとしている六十日休漁という状況が続いているのです...全文を見る
○新盛委員 いまニュージー沖で操業している遠洋イカとか大型のイカ釣り、これも自主減船をせざるを得ないきのうきょうの段階であります。そういう中で、国内需要不振による原因あるいは円高による輸出ストップ、そしてまたカツオの生産過剰によって魚価が低迷をしている、この現状は、いわゆる二百海...全文を見る
○新盛委員 今日の過剰生産の原因というのは何であるかということについてお答えもないのですが、私は、最近のカツオ生産調整の面で、カツオ漁船の組織状況あるいはカツオの生産量、輸出入、そうした面から、実はいろいろな角度から調べているのですが、ちなみにいまカツオ漁船の組織状況はどうなって...全文を見る
○新盛委員 私はいまのお答えでは非常に不満なんです。確かに一本釣りとまき網というのは比較にならないわけでして、この調整ということももちろんこれから行わなければならないでしょうが、将来のカツオ保護政策としてどうするのかという展望がない限り、いま現実措置として十一隻以上はもうふやさな...全文を見る
○新盛委員 外務省が来ていらっしゃると思いますが、海外援助物資の品目の中に水産物を入れる、それはカツオが入っているわけですか。
○新盛委員 幾らぐらいになるのですか。
○新盛委員 将来もこれを継続されるお考えですか。
○新盛委員 時間がありませんので先を急ぎますが、長官、この生産調整の面でいままで指導してこられていることについてはとやかく申し上げませんが、今度新しく漁業生産調整組合法施行令一部改正によってカツオ一本釣りも入れるということで、新しい組合をつくって、これからの流通増加あるいは需給等...全文を見る
○新盛委員 これからの問題でありますが、いろいろと手だてを考えておられるようですし、冷凍カツオ生産調整緊急対策の特別資金融資などということも検討されているようであります。しかし、こうして枠を拡大していく、将来の段階でも低利融資という形ですが、いまのような状況でいきますと、恐らく漁...全文を見る
○新盛委員 そうしたこれからのカツオ漁業の問題で、すでにいろいろ、いま一千トン以上のカツオ洋上加工船の試験操業という問題も出ているようであります。こうしたことについては、ただ当面的な糊塗的な計画ではなくて、将来展望に生かされて、一本釣り漁業を保護しながら洋上で加工をしていくという...全文を見る
○新盛委員 そういうようなことの御計画をされているなら、当面こうしてカツオ遠洋漁業者が赤字に悩んでいるこの具体的な数字を参考までに申し上げておきますと、二百九十八トン、約三百トン近くの船でありますが、四十九年九月に建造した船なんですけれども、漁業自営売上高が一億四千万、端数を切り...全文を見る
○新盛委員 次に、入漁料の問題で、もう私は毎回この問題は議論をしております。中川農林大臣ともいろいろ議論をし合いました。そしてまた、最近農林大臣も鹿児島に来られて、例のカツオ漁業の実態にも触れられたわけでありますが、入漁料の問題だけは国庫負担にしてほしい。これは二百海里時代に生ま...全文を見る
○新盛委員 大蔵省来ておられるので、そのことについてひとつお答えいただきたいと思うのですが、ここで私提案があるんですけれども、入漁料はいま長官が言っているような各国々との関係もあって非常に状況の把握がむずかしい、こういうことでありますが、当面漁業者のこうした経営不安に対するいわゆ...全文を見る
○新盛委員 もう時間がないので、もっと議論したいのですが、はしょります。  魚価安定、流通、需給、これはすべて魚の関係というのは、先ほどから議論しているようにあるわけです。そこで、水産庁の中に、流通の関係を占める部分は水産流通課というのはあるのですが、この流通過程の近代化を一挙...全文を見る
○新盛委員 これをもって終わりますが、実はきょうの質問もほとんどオーソライズした程度でございますけれども、いま現実非常にピンチに立っておるわけですね。この結果は来月当然何らかの形で出てくると思います。それで、特に日鰹連関係あるいは各業界、まき網業界やあるいは一本釣り業界、そういう...全文を見る
10月19日第85回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号
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○新盛委員 活動火山対策特別措置法の成立に基づいて、国土庁を初め関係各省において前向きの姿勢でお取り組みをいただいていることに対して冒頭感謝申し上げます。特に桜島火山活動に関する諸問題で、時間が三十分しかありませんから締めくくりというか、いままで議論されておりました問題について整...全文を見る
○新盛委員 今後ともこのはかり方の統一というような形で積極的な指導をお願いをしたいと思います。  次に、防災対策の推進強化についてお尋ねをします。  もうすでに今日まで、五十三年から五十五年度まで三カ年計画として四十三億程度の処置をされておられるわけでありますが、活動火山周辺...全文を見る
○新盛委員 努力は認めますが、活動火山周辺の地域防災営農対策、あるいは畑作振興、深層地下水の調査、あるいは団体営土地改良、あるいは今後の問題として桜島火山降灰被害の恒久的な対策に関係する研究をしていくという、こうした面では新しい課題も地域の方では提起されているわけです。そうした面...全文を見る
○新盛委員 時間があと六分しかありませんから、続けてあとの部分についてそれぞれの関係者からお答えいただきたいと思います。  避難施設についてでありますが、計画によりますと——計画になっているのかどうかわかりませんが、これは運輸省関係で避難港四カ所あるいは消防庁が管理する退避舎四...全文を見る
○新盛委員 お答えいただいた部分では非常に不満な面もございますし、まだ議論をすべき必要がありますが、時間がございませんので、桜島降灰によりいま住民は非常に厳しい状況下に置かれており、連日噴き上げているわけでして、今後とも関係者の一段の御協力と、またこれに対する対策方をお願いして質...全文を見る