新盛辰雄
しんもりたつお
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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03月06日 | 第91回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第3号 議事録を見る | ○新盛分科員 まず春闘について、その展望と、またこれから政府がこれに介入するしないの問題ではないのでありますが、労働大臣の見解をお聞きしておきたいと思います。 すでに物価抑制を柱として八〇年春闘という名の労働四団体の要求基準も賃金八%を最低にして一二%強、大体出そろった感がす...全文を見る |
○新盛分科員 物価抑制を主体として政府の考えを承ったわけでありますが、今度の予算修正の中で最たる問題として物価対策五百億という措置が決まろうとしておるわけですけれども、この問題も実は賃金と無関係でないわけですね。聞くところによりますと、何に使ったらいいだろうか、野菜その他諸物価が...全文を見る | ||
○新盛分科員 そうした状況を踏まえて、いま当面している課題は何といっても雇用問題であります。この雇用関係で緊急失業対策法が二十四年にできまして以来もう三十年過ぎたところでありますが、四十六年の五月には中高年齢失業者に対する特別措置法等ができました。そしてまた、失対事業法も五十五年...全文を見る | ||
○新盛分科員 いまの失対事業法の見直しを五十五年度末までには何とか結論を出したい、労働省はその上に立ってこれからのこうした中高年齢者、失業者について失対事業法に基づく救済について検討してみたいということでありますが、この附帯決議等をも十分に加味してということですが、これは衆参両議...全文を見る | ||
○新盛分科員 その検討の中身で、いま働いておられる方々は甲と乙の事業主体に分かれているんですね。甲というのは比較的年齢の高い方で、公園の花づくりとかあるいは道路の除草、ある意味では軽労働であって、その働く時間も六時間。乙事業主体におられる方々は道路の整備、舗装、さらにはコンクリー...全文を見る | ||
○新盛分科員 失対事業費の総額は幾らですか。 | ||
○新盛分科員 屋外労働者のいわゆる建設業や日雇い労働者の賃金の横並びの問題もあります。しかし、物価の問題等も考えないで無関係にこの賃金がただ公式的に七・八%だというふうにもうすでに策定されているところに問題がありはしないか。今日の状況では、先ほどから出しておりますように、物価上昇...全文を見る | ||
○新盛分科員 大臣から答えてください。 | ||
○新盛分科員 終わります。 | ||
03月06日 | 第91回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第3号 議事録を見る | ○新盛分科員 短時間の質問でございますし、当面している諸問題の中で、とりわけ日本の水産漁業の全般的な危機、騒然たる石油情勢の中で、輸入原油の上に構築されたわが国経済が、国際社会の動向等もあって右左に大いに揺れ動いている現状は、大臣もよく御承知のとおりであります。とりわけ二百海里時...全文を見る |
○新盛分科員 そこで、その国内レギュラーのものを、これは系統――全漁連とかいろいろ各業種があるわけですが、それに供給する計画はあるのですか。――時間がないから、早く答えてください。 | ||
○新盛分科員 その省エネ対策等について、やはりカツオ・マグロ漁業等省燃油型の漁船の導入ということで、もう四十隻ほど竣工して稼働中だという話も聞いております。こうしたいわゆる沿岸あるいは沖合いを主軸にした栽培事業ということにもなるのでしょうが、一本釣りカツオ漁業というのは、これは伝...全文を見る | ||
○新盛分科員 そうしたことから、一本釣りの共同化あるいは協業化、そうしたことを促進されるように、伝統のカツオ漁業を守っていくという立場に立ってひとつ政府としても力を入れていただきたいと思います。 次に、入漁料の問題であります。南太平洋水域にわたる入漁料問題は、いますでにニュー...全文を見る | ||
○新盛分科員 次に、魚価安定と経営危機をどう救済をするかという問題です。 先ほどから申し上げておりますように、今度の燃油の引き上げ等によりまして二百九十九トン型で一航海四、五十日かかるわけですが、年間大体七航海くらいやっています。油は一航海大体二百十キロリットルから二十キロリ...全文を見る | ||
○新盛分科員 それだけですか。 | ||
○新盛分科員 終わります。 | ||
03月25日 | 第91回国会 衆議院 運輸委員会 第5号 議事録を見る | ○新盛委員 今回の徳山丸事件、昨日海上保安庁を初めとして強制捜査に乗り出され、現場検証も行われたようであります。この事件は、ルポライターとして労務者に紛れ込んで、中に乗り込んでその実態を暴露したという結果から生まれたものと言われておりますが、今回のこの事件で、先ほど運輸大臣の釈明...全文を見る |
○新盛委員 今回の不法投棄、スラッジをタンカーの中から外にほうり出したというのでありますが、今回の徳山丸は二十五万トン強でありますが、その中で発生する一回のスラッジ量というのは大体どのくらいなんですか。 | ||
○新盛委員 今回の徳山丸は百七十トンから二百五十トンぐらいだろう、そして不法に投棄されたのは百トンぐらいであろう、こういうふうに、実際にその中におりました加藤邦彦さんというルポライターは書いておられます。そうなりますと、このスラッジというのは各タンカーにもあるわけでしょうから、新...全文を見る | ||
○新盛委員 いまおっしゃっていることがよくわからないのですが、スラッジであれば結局一般的な廃棄物という中に解釈されるわけですか。 | ||
○新盛委員 油だとするならば、ビルジの場合はこれでちゃんと規制される。一般的な油として規制をされるのならば、当然こうした行政指導といいますか、いわゆる違反事項がたくさん出ているわけですから、不法投棄が出ているのですから、そういう者に対する監督、指導は、当然海上保安庁、政府側の方に...全文を見る | ||
○新盛委員 どうも要領を得ませんけれども、時間がないので次に進みたいと思います。 油による汚染の件数というのは実はどうなっているか、最近の例でいきますと五十四年七百六十件、その二〇%、百六十三件は故意による廃油の排出である。全く不法に投棄する目的で捨てているわけです。それを海...全文を見る | ||
○新盛委員 どうして使われるのか。どうしてそうなるのか。焦点が一つも合っていないじゃないか。どこを言っているのか。 | ||
○新盛委員 それは詭弁じゃないですか。海域が指定されているのですね。そして捨ててはならないという場所が明確なんです。そして、この船も実は幾つかのスラッジを陸に揚げて廃棄処分をしないと、皆さんが見ているわけですから、そのために自主規制が要るのでしょう。それをやみに乗じて捨てたという...全文を見る | ||
○新盛委員 海上保安庁のお答えとしてはちょっとお粗末ですよ。海洋汚染防止法というのを今度一部改正をして強化しようというのでしょう。私も強化すること大いに賛成ですよ。それなのに、そのことの手落ちをしておいて法律を改正しましょうというのはどういうわけですか。大臣どういうお考えですか。 | ||
○新盛委員 この事件はきのう強制捜査をされて、現在その状況等の把握に努力されているということですが、検察庁まで行くのでしょうから、関係者をお呼びすることもできないと思いますが、この実態についてルポライターの加藤邦彦さんとか、またこの下請を直接請け負った内外産業会社、こういう方々を...全文を見る | ||
○新盛委員 この事件を一まず終わりまして、次に、今回、廃棄物その他の物の投棄による海洋汚染の防止に関する条約が批准をされるという段階の中で、こうした海洋汚染防止法の一部改正をする。なおさらに強化する。そして、核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律及び放射性同位元素等に...全文を見る | ||
○新盛委員 外務省にお聞きしますが、ロンドン条約、一九七五年八月発効の海洋汚染防止条約、いわゆるこの廃棄物の問題を含めてでありますが、それにのっとって出てきているわけでありますが、この加盟国は四十三カ国というふうになっておりますが、この加盟国にさらに非加盟国もあるはずだと思うので...全文を見る | ||
○新盛委員 この条約は、投棄禁止の附属書I、あるいは附属書II、附属書IIIというふうになっていて、一般的には高レベルの放射性廃棄物、有機ハロゲン化合物とか水銀、カドミウム、廃油、こういうのがその附属書Iであります。そしてまた特別許可による投棄というのは附属書IIによるので、その...全文を見る | ||
○新盛委員 そうだとしますと、高レベルと低レベルの放射性廃棄物というのがあるわけでして、その低レベルの廃棄物について目下いろいろと試験的な調査なりあるいはそのことに対する対策等を立てておられるわけでありますが、現在日本に低レベルの放射性廃棄物と称される物体といいますか、廃棄物はど...全文を見る | ||
○新盛委員 いまどこにあるのですか。各事業所ですか。 | ||
○新盛委員 それで、これらをこれから処理されるのにパッケージにして安全だという説明があるのですが、南東太平洋上九百キロというのですが、その六千メートル下というのは、地形あるいは地層あるいは地震、そうしたあらゆる面で安全という保障はないと私は思うのです。 そういうことで、実は私...全文を見る | ||
○新盛委員 難破船の取り扱いはどうしますか。 | ||
○新盛委員 いずれにしましても、この低レベルの放射性物質の海洋投棄については、国際条約に伴う改正要綱でもございますが、私どもとしては反対の立場です。そして、海洋汚染防止法の第五十二条で適用除外にしているのも、これは問題があると思います。そのことはこれからの審議を通じて十分に明らか...全文を見る | ||
○新盛委員 今後もさらに監視体制を強化していただいて、海洋汚染防止の一助にしていただきたいと思います。 それと関連をして、海洋汚染で近海漁業というのはきわめて厳しくなっている。しかも遠洋漁業はいまUターン現象である。ひしめき合うのは近海、結局栽培漁業ということになる。こういう...全文を見る | ||
○新盛委員 時間がもうあと残り少ないので、最後に……。 いまこの海洋汚染防止法を一部改正するに当たりまして、今回、スラッジの問題が大変大きくクローズアップされました。そしてまた、この法律改正の中でも、新たに対象船舶の範囲の拡大、さらに航空機、海洋構築物、焼却そうしたものについ...全文を見る | ||
○新盛委員 終わります。(拍手) | ||
04月18日 | 第91回国会 衆議院 本会議 第19号 議事録を見る | ○新盛辰雄君 長い国鉄の歴史の中で、未曽有の危機的状況に陥り、最大なる試練と転換期を迎えたわが国の基幹的輸送機関である国鉄再建の問題について、ただいま議題となりました日本国有鉄道経営再建促進特別措置法案に対し、私は、日本社会党を代表し、大平総理並びに関係各大臣に対し、質問を行うも...全文を見る |
10月15日 | 第93回国会 衆議院 農林水産委員会 第1号 議事録を見る | ○新盛委員 農産物価格安定法に基づいてこれからの御決定をしようとしているのですが、私は、きょうはまず特にカンショでん粉を中心にした諸問題についてお聞きしますけれども、まず最近のカンショなどの収益性について説明願いたいと思います。 |
○新盛委員 その原因についてどういうふうに把握をしておられますか。 | ||
○新盛委員 生産意欲が減退をしつつあるという傾向は、先ほど大臣が表明されているお話とはうらはらになるわけですが、こうした状況になってきますと、やはり基準価格の決定のあり方とかあるいは農家の手取り、取引指導価格というような面において問題があるのじゃないか。幾ら難儀をしてつくってみて...全文を見る | ||
○新盛委員 実はきょうここでいただいた芋、でん粉関係のこの資料から見まして、カンショの作付面積は前年度に比べて九百ヘクタール、一%の増加だ。六万四千八百ヘクタールになっているわけですね。このうち鹿児島は作付面積が二万一千四百、そして予想収穫量が四十九万六千五百というふうに出ており...全文を見る | ||
○新盛委員 そうした状況の中にありますだけに、今度の畑作物の価格の決定というのは農民の皆さんにとってみれば再生産への意欲をどう持つかという面で非常に注目をしておられるわけであります。先ほど島田委員の方から詳細にその内容についても追及しましたが、今回の場合、パリティ方式を貫いていく...全文を見る | ||
○新盛委員 農産物価格安定法の第五条によりますと、これは生産費所得——この方式をとる中で、さらに経済的な事情という、いわゆる変化が生ずるであろう、そうした問題も十分に組み入れて出すのだというふうになっているわけですが、これまでこのパリティの上昇部分の相当額で一応の政治的配慮があっ...全文を見る | ||
○新盛委員 昨年のこの率でいきますと三・三%、これは原料基準価格がそうですが、昨年は御承知のとおりトンで二万四千百三十円、そして大体畑で出す風袋込みといいますか三十七・五キロですね、九百五円。それに取引指導価格があるわけですが、これは政府が介入するわけですけれども、三十七・五キロ...全文を見る | ||
○新盛委員 そこで、これからの買い入れ基準価格ということに入っていくわけですが、いままでも生産費の中で議論がありますように、原料の運賃、加工経費、そうしたものを加えて生産者団体からも十分に意見を聞いた上で農林水産大臣が決めるということになっているのが、この第五条で買い入れ基準価格...全文を見る | ||
○新盛委員 各農業団体あるいはそれぞれ働いている労働者団体、農業の労働者の皆さん方からもいろいろ要求が出されているわけなんです。そうした中で、特にこれからのカンショでん粉の製造経費という、いわゆるでん粉化していく場合の価格の決定ということについて、いま申し上げました第五条による内...全文を見る | ||
○新盛委員 そうした意見などを徴して決定される今回のカンショの原価問題あるいは取引価格、いわゆる農家の手取り、そしてでん粉の製造に当たる問題ですね、この問題は結局つまるところは再生産に向けて意欲を持たせる、そのためには大蔵当局のいろんな問題はあるけれども、いま折衝中で十七日ごろ決...全文を見る | ||
○新盛委員 その感触は、三・三%という五十三年、五十四年のこの間の決定の状況から踏まえまして、ゼロではないことはさっきのパリティ指数の計上の方式からいってもはっきり理解できるわけですが、それは生産者、農家に希望を与えられるのですか。ここはひとつ大臣、大蔵省との関係もございましょう...全文を見る | ||
○新盛委員 積極的に取り組んでいただいていることに敬意を表しますが、さらに一段とこうした生産者あるいはでん粉加工業者に対する前向きのお取り組みをいただきたいと要望しておきます。 そこで、零細なカンショでん粉の企業の実態をどういうふうに認識をしておられるかということであります。...全文を見る | ||
○新盛委員 この国内産芋でん粉企業の公害防止対策というのは非常に重要なことでありますし、業界は全力を挙げておられるわけでありますが、こうした設備等になりますと政府の補助をということになるわけでありまして、一段とこの面の力添えをお願いしたいし、また製造設備の効率的な、あるいは合理的...全文を見る | ||
○新盛委員 次に、販売調整計画の遂行に支障がないようにということなんですけれども、特定原料用のカンショ特別集荷奨励金、これはバレイショの場合十万トン余っているものですからどうもよくはないということになっていますが、カンショの方はこれからも継続をしてやっていただけるのですね。 | ||
○新盛委員 時間がございませんので、最後にサトウキビの問題について少し触れておきます。 サトウキビについては大体来月二十日前後になるわけですから、もう一回この委員会で十分に論議をしたいと思うのですが、ここで政府にぜひ、これからのお取り組みの面も含めて理解をしていただきたいのは...全文を見る | ||
10月29日 | 第93回国会 衆議院 交通安全対策特別委員会 第3号 議事録を見る | ○新盛委員 交通安全対策特別委員会として、特に交通政策諸問題についていま議論されております国鉄再建特別法に関連をして、大臣が午前中しか時間がないそうでございまして、午後にまた深く追及をしていきたいと思いますが、大臣のいらっしゃる間にぜひ見解をただしておきたいことについて申し上げて...全文を見る |
○新盛委員 昨年の十二月二十九日の閣議了解事項の中で「運輸政策上の配慮」、いま大臣もお答えになったのですが、「運輸政策の推進にあたっては、各交通機関の特性を生かした効率的な交通体系の形成を図る観点から、国鉄の有する特性も十分に発揮しうるよう配慮しつつ、具体的施策を講じて行くことと...全文を見る | ||
○新盛委員 どうも答えになっていないのですけれども、ここのところだけこだわっているわけにまいりません。諮問の中もそうですけれども、この御決定になった閣議了解事項の中でも、現在の総合交通の対策をやっていく、そして、大臣先はどの質問者に答えておられるのですが、なぜ国鉄がこういう今日の...全文を見る | ||
○新盛委員 輸送機関ごとの適正分野を見きわめた上でといまもおっしゃっているのですが、総合運賃政策の立て方というのは、いま現実に国鉄の場合などは、近距離という輸送体系はすべてマイカーに吸い取られている、遠距離というのは飛行機にとられている、その中身はもう何も残ってないじゃないか。と...全文を見る | ||
○新盛委員 確かにそれは関係のところがそれぞれ打ち合わせをやっておられるし、特に大蔵省あたりの問題もありましょうが、これは一たん、そういう方が望ましい、いわゆる公共負担の問題を軽減させなければならないだろう、国鉄にいつも赤字を背負わせておいて、これがローカル線の廃止の関係にもつな...全文を見る | ||
○新盛委員 いま、政令は各省庁間の意見を調整をして出すとおっしゃっているのですが、これまで御発表になっている基準の原則という、これは運輸省がおつくりになっているわけでありますが、この原案でずっと決められるのか。言うならその保証は全くないのじゃないか。大臣は、恣意的な、政治的な圧力...全文を見る | ||
○新盛委員 さらに具体的にこの政令が固まる。これは運輸委員会でいままでずっと論議されていて、いわゆるその政令が出される前に運輸委員会ではこれを報告をすると大臣は言っておられるのですが、これは確認していいのですか。 | ||
○新盛委員 報告をされるということなんで、そこでまた議論は出てくるでしょうが、今回これをお決めになられるにもいろいろな問題、疑問とするところがあるわけです。たとえば輸送密度はいつの時点をとってやるか。これはいままでいろいろお答えもあったようです。だからこの基準ができているのだとい...全文を見る | ||
○新盛委員 大臣、結果的に過去三年の実績がいまの段階ではとおっしゃるのですけれども、輸送量もそうですけれども地域開発その他いろいろ加味してまいりますと、この基準というのはよほど地域的な特殊なローカルな事情等も加味されることでなければ、その地域の意見をどういうふうに吸収するのか、市...全文を見る | ||
○新盛委員 時間が来ましたのでまた午後に続いて内容的に詰めてまいりたいと思いますが、いま大臣のお答えになったことは正確に私ども受けとめておきたいと思うのです。社会党の方から修正案を出して議論されておるわけでありますが、私ども今日のこの国鉄再建特別措置法の取り扱いについては非常に深...全文を見る | ||
○新盛委員 午前に引き続いて、今度はこの法案の諸問題でお聞きしておきたいと思うのです。 第二条の「経営の再建の目標」というのがあります。「経営の健全性を確保するための基盤を確立」こうなっておるわけですが、一体この健全性の確立というのはどういうことなのでしょうか。昭和六十年度の...全文を見る | ||
○新盛委員 ただ心配するのは、過去にもそうでありましたように、これだけの法律をつくって三十五万人体制だ、いわゆる過去債務のたな上げだあるいはローカル線の廃止だ、こうやってくるわけですが、そうした状況の中でどうしても収支のバランスがとれない、国で助成をせざるを得ないまた過去債務の累...全文を見る | ||
○新盛委員 それを受けて第三条の「責務」、日本国有鉄道は何をしなければならない。言うならば、経営改善措置について積極的にかつまた組織の全力を挙げて速やかに経営の再建の目標を達成しなければならない。これが国鉄の責務。そして第二項に「国は、」とあるのです。この中においては、「地域にお...全文を見る | ||
○新盛委員 そうなりますと財源が問題になりますね。今回、特別につくっていく会計、いわゆる通常陸上公共輸送特別会計という問題ですが、五十六年度要求していないのはどういうことなのですか。そして五十四年、五十五年、私どもの方としては陸海空の特別会計というのがそれぞれあって、道路は直接税...全文を見る | ||
○新盛委員 どうも不満ですがね。それは、理由はいまおっしゃったことでしょうが、独自の財源をどう確立をするかという発想が、それは自家用車あるいはマイカーから税金を取って国鉄に使う、こう言えば拒否反応が出てくるのは当然でしょう。だけれども、だから全体的な、総合的な対策という上に立って...全文を見る | ||
○新盛委員 ひとつ前向きにお取り組みをいただきたいと思います。 そこで、第三セクター問題にかかわる地方鉄道の譲渡とか、あるいは民間のこれからの運営の問題についてでありますが、特定地方交通線協議会、そうしたところに、廃止を前提にやってこれを協議しなさい、二年協議が調わなければ、...全文を見る | ||
○新盛委員 それをひとつこれからの問題ですから検討していただきたいと思うのです。それで代替バス輸送をやる、そういう場合に、基本的に民間を活用するわけですね。けれども民間を活用するということは、現に国鉄の中には国鉄バスというのがあるわけです。そうしたバス路線の場合に、民間でやってみ...全文を見る | ||
○新盛委員 恐らくこれは初めて皆お聞きになったのじゃないかと思うのですが、国鉄バスでとおっしゃるその最後の手段ですが、それは民間には助成をやるわけですから。そして政府はそういうふうに取り扱っておられるのです。国鉄バスはもう最終段階、民間地域協議の中でいろいろやってみたが国鉄に愛着...全文を見る | ||
○新盛委員 もう少しあるのですけれども、もう時間がありませんから……。 こうした状況を迎えております、非常に経営が苦しい、増収対策をということで、できるだけ身軽になろうと積極的な努力をして労使ともにやっておられるわけですが、積極的な効果として結論が、五十五年十月のダイヤ改正が...全文を見る | ||
○新盛委員 終わります。 | ||
10月30日 | 第93回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号 議事録を見る | ○新盛委員 大臣がちょっと中座しておられるようで、十二時過ぎにおいでになるということですから、大臣にぜひ確認をしておきたいこと、これからの諸問題についてはその際に触れることにいたします。 最近の水産情勢については先ほども議論がございました。厳しい漁業外交の中における二百海里時...全文を見る |
○新盛委員 わが国の沖合い底びき業者にとっては満足いかなかったであろう、しかし、よりベターな道を求めたのだと御回答がいまもあったのですが、かえってこれは改善という形にはならないで、これから締め出された韓国船と、また日本のこうした海域における漁業、こうしたものとが漁場の中で競合する...全文を見る | ||
○新盛委員 今回の場合、以西の方はいま御回答がありました。オッタートロールラインの中で操業する取り扱いについて後ほど安井委員の方から関連質問としてお願いいたしますが、このオッタートロールライン、禁止の内側で外国のオッタートロールの漁船は操業が認められる、しかし一方わが国の方では、...全文を見る | ||
○新盛委員 民間問題についてはまた午後同僚議員の方から触れますが、ただ一言。 今回の措置で、以西底びき、特に減船に伴う問題ですが、一カ統当たり二十二名から二十七名、総計七百から八百名ぐらいの離職者が出てくると思うのですね。これは関連の業種で出てくるわけでありますが、以西底びき...全文を見る | ||
○新盛委員 そうした状況の中にありますから、いまお答えいただいたその中において、まだ積極的なそうした輸入の規制、現実の問題として国内の魚価に非常に影響がある、あるいはまた経営不振という状況に直接つながるだけに、これはぜひひとつ規制措置については強く求めていきたいと思います。 ...全文を見る | ||
○新盛委員 どうも納得できませんけれども、こうした外国船規制の法律もあるのですから、日本の国益を守る意味でぜひ正確な、厳密な法の実行という面でもひとつお取り組みをいただきたいと思います。 だからこの機会に、日本、台湾、韓国、いわゆる沿岸諸国のカツオ・マグロ資源保護という面を含...全文を見る | ||
○新盛委員 ぜひひとつ前向きの姿勢でお取り組みをいただきたいと思います。いろいろと難関はありますけれども、日本の漁業を守る立場でぜひひとつ積極的なお取り組みをいただきたいと思います。 そこで、鹿児島県、特に本県はカツオ漁業の基地でもありますし、それだけに私は非常に関心を持って...全文を見る | ||
○新盛委員 遠洋カツオ一本釣りの漁業を守るためにと、その言葉限りに海まきに転換をするという方向を打ち出しになったのですね。それはなぜかというと、カツオの生産量を減らして魚価を安定させるのだ、約二万トンから三万トン減るということになるのだ、そして経営の安定を図るというのが目的であっ...全文を見る | ||
○新盛委員 いずれにしても、これは結果が出るわけですから、これからどうしても、後ほど触れます魚価安定対策を含めまして、ぜひひとつこの海まき転換ということについて再考慮をいただくという、そういうことも含めてまた機会を見て議論をしてみたいと思います。 時間が過ぎますので、あと入漁...全文を見る | ||
○新盛委員 質問の中でちょっと訂正させていただきますが、日ソ漁業交渉の中で五十四年度三十二億五千万でしたね、そのうちの四五・三%、十四億七千二百万か入漁料に値するものである、こういうふうに訂正をさせていただきます。 いまお答えいただきましたけれども、その日ソ漁業交渉等のあれと...全文を見る | ||
○新盛委員 さらに積極的な御努力をいただきたいと思います。 そこで、漁業経営者が経営が非常に不振である、非常に心配だという中で、財政的な面、いわゆるいろいろな補助金など、あるいは特別融資をいただくわけですが、制度資金ですね、燃油特別資金だとか、経営維持資金だとか、カツオ釣りの...全文を見る | ||
○新盛委員 時間があと五分しかないそうでありまして…… | ||
○新盛委員 時間がありませんから、あと一括申し上げますので、また大臣の方からもぜひひとつ全体を取り巻く諸問題を含めて御回答をいただきたいと思うのです。 魚価安定、そして調整保管事業等については後ほど同僚議員の方から午後にまた詳細に質問をすることになりましょうが、水産物流通の乱...全文を見る | ||
○新盛委員 大変時間を延長して御協力ありがとうございました。 | ||
11月12日 | 第93回国会 衆議院 農林水産委員会 第7号 議事録を見る | ○新盛委員 ずばりサトウキビ価格の決定の政府の御認識をお伺いします。 十月二十日、畑作四品についてはもうすでに決定を見たわけでありますが、この関係との見合いについてどう理解をしているか。 それから、再生産を促すこの生産費所得補償方式の適正価格の決定というところにあるわけで...全文を見る |
○新盛委員 干ばつとか塩害、あるいは台風十九号の実績的な問題がありますから、こうしたことについて十分配慮するという先ほどの回答もございました。したがって、いま現実の問題として大体七・三%、畑作四品の決定がなされたわけですから、これを下回ることはよもやあるまい、こういうふうな理解を...全文を見る | ||
○新盛委員 それで、国内産糖の価格支持のための糖価安定事業団への交付金というのがあります。二百八十九億六千万なんです。この実績は、すでにてん菜やカンショは決めました、したがって実績として出てきているはずであります。そのことについて内容をお知らせをいただきたい。そして五十六年度の総...全文を見る | ||
○新盛委員 時間がありませんので、五十五年産サトウキビの農林水産統計速報によって出されております予想収穫面積、そして十アール当たりの予想収量、三つ目に予想収穫量、もう一々読みませんが、この内容は確認してよろしゅうございますか。 | ||
○新盛委員 そうしますと、これからの生産目標及び長期見通しですが、総需要見通しとして三百二十一万トン、このうち、てん菜、甘蔗が百二万トンあるわけですが、自給率三一・八%という内容です。われわれは三百四十万トンを切ったらどうしようもないということでこれまで主張し続けてきておったので...全文を見る | ||
○新盛委員 この後、島田委員の方からまた具体的な問題について質問いたしますが、最後に、このサトウキビ共済の被害認定の対象となる被害割合、これは現行二〇%ということになっています。これを一〇%以上に引き下げることはできないか。先ほど共済などについても十分配慮しておりますというお答え...全文を見る | ||
○新盛委員 ぜひ前向きの御検討をいただきたいと思います。 それで、この沖繩七九・二%、鹿児島六九・五%といういわゆる基幹作物でありますサトウキビ、この価格決定に当たりましては、今回の塩害とか干ばつとかあるいは台風等の被害等も十分配慮していただいて、従来横並びとか、あるいはどう...全文を見る |