新盛辰雄

しんもりたつお



当選回数回

新盛辰雄の1981年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月26日第94回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
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○新盛委員 大臣の所信表明の内容の中で、特に私の方から、水産振興にかかわる問題としてこれからの水産政策についてどのように考えておられるか、諸点にわたってお聞きをしておきたいと思います。  四面海に囲まれた日本の漁業がいま大変な危機に瀕していることは御承知のとおりであります。動物...全文を見る
○新盛委員 いま大臣がお答えになったように著しい大きな変化が出てきている。それに対応する漁業の展望なり将来像ということについて、これからも明確にその方向づけをしなければならないだろう。特にいまアメリカの話が出ましたが、ブロー法案は昨年の九月の二十三日でしたか、アメリカの議会の下院...全文を見る
○新盛委員 そういう環境づくりの問願などからまいりますと、結局いまの漁業というのは一体何の法律で守られ、そして政策として実行されているかということになるわけです。漁業関係諸法規、言ってみれば沿振法だとか漁特法だとか漁臨法だとか、こうした法律がいろいろございます。しかし、二百海里と...全文を見る
○新盛委員 いま持っておりませんと言うのですが、将来の二百海里は、これから先はアメリカのブロー法案と同じような形に進展をしてくるものと思います。日本がイルカを余り虐殺したものだから向こうの方ではもう二百海里に入れませんよという感情論も出ているのですから、これは大変な問題ですよ。鯨...全文を見る
○新盛委員 調整は非常にむずかしい面はありましょうが、先ほど申し上げたいわゆるそうした開発との調整ということについては十分心を置いてやっていただきたい。特にこのフェニックス計画、夢の島のこういう廃棄物を、ごみ捨て場にするようなことにならないように、われわれは反対の立場でございます...全文を見る
○新盛委員 それで、これも要求してまいりました、油が三倍に上がったという最近の事情から価格差の補給金をぜひ出してほしい、あるいはまた燃油の特別価格を設定をして、最低価格のガイドラインを引いて、それ以上どうしても負担をしなければならない場面はひとつ政府で助成を、この要求はもう前から...全文を見る
○新盛委員 時間がありませんので、もう端的に一問一答でいきたいと思うのです。  それでは、例の漁業経営安定特別対策事業、これは漁業経営維持安定資金の融資枠拡大とか、あるいは燃油対策特別融資枠とか、この方にかかわる取り扱いでありますが、水産加工経営安定資金の百五十億融資分の償還に...全文を見る
○新盛委員 それでは最近のカツオ・マグロの現状はどう把握をしておられますか。昨年来大変な危機が到来をして、ようやくカツオの方は浜値が安定しつつあるわけでありますが、マグロの方は相変わらず輸入マグロ等の圧迫もありまして魚価は低迷という状況でありますが、持ち直しているかどうか、現状を...全文を見る
○新盛委員 それと、遠洋カツオ釣り漁業対策の関係で、一本釣りのカツオ漁業者の海まき転換、現実問題としてこうして小康状態を続けていくならば、来年度以降への海まき転換はひとつ中止されたらどうですか。そして、北部まき網船の南方出漁の許可、これは今回限りで打ち切るとか、こうしたことについ...全文を見る
○新盛委員 最後に、これはこれからの二百海里時代の中で必ず起こってくるわけでありますが、いま私が申し上げたいのは、北洋海域における漁業取り締まりのことであります。  日米漁業協定に基づいて、二百海里内でわが船が違反をした場合には向こうに拿捕されるわけですし、警告を受ける、罰金を...全文を見る
○新盛委員 これで終わりますが、いずれにいたしましても、この水産振興政策というのは非常に間口が広くて、また国民の動物性たん白質を供給する面で重要な役割りを持っているわけでありまして、ぜひひとつ大臣におかれましても、これからの具体的政策の中では、やはり関係業界初めとして漁業者の立場...全文を見る
02月27日第94回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
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○新盛分科員 私の方からは、主に労働政策の中における失業対策事業の問題について、短い時間でございますがお尋ねをして、まだこれからの理解の面をさらに深めていきたいと思っております。  そこで、最近の失業対策事業の現状はどういうふうになっておりますか、お知らせをいただきたいと思いま...全文を見る
○新盛分科員 現在の事業の概要ですね、甲事業、乙事業とあるわけでありますが、この種のいわゆる作業はおわかりですか。
○新盛分科員 この失業対策事業は、もうすでに歴史的経過等については申し述べるまでもないわけでありますが、最近特に失業対策事業についての見直しという問題等を含めて議論がされてまいりました。昨年の十二月六日に「失業対策制度調査研究報告」というのが出されたわけであります。これをこれから...全文を見る
○新盛分科員 公的就労ではなく緊急失業対策事業としてできたこの制度が、すでに三十数年を経過しているわけでありますし、これまで尽くされた社会的な貢献度というのはきわめて大きなものがあったと確信をいたしております。その方々が希望を燃やし、そして環境の整備、先ほど甲事業、乙事業等で御説...全文を見る
○新盛分科員 大臣の温かい気持ちに立ってやっていただくということでのお話を承りましたが、人道上考えてみればこれは大変なことじゃないかということも言えるわけです。やはりこうして高齢化社会を迎えておりますだけに、国民全体がそうでありますように、勤労権とかあるいは生活権とかということの...全文を見る
○新盛分科員 時間が余りないのでここは端的にお答えいただきたいと思うのですが、この就労者が少数となった事業主体の扱いについて「就労者の自立、就職等のために必要な措置を講ずることにより、極力その廃止に努める必要がある。」という内容の、事業主体の小規模の関係については廃止するというこ...全文を見る
○新盛分科員 これからの取り扱いとして一番重要なのは、結局六十五歳線引きでそれ以上の方々にはひとつお引き取りを願いたい、そのために特例措置もできたのでぜひ協力をしてほしいという形で投げかけられるのと、この際やめた方がいいぞ、将来はもうない、終息される失対事業である、労働政策上もは...全文を見る
○新盛分科員 時間がございませんので、これは要望と、御意見がありましたらお伺いしたいと思いますが、長年就労して、これは特例措置でこういうふうな取り扱いをされるというのですが、やはり退職金制度というのはできないものか。これは自支援護を含めて、支度金を含めてつくっていくことの方がむし...全文を見る
03月02日第94回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第3号
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○新盛分科員 開発による自然破壊や公害の発生を事前に防止しようとする環境影響評価法案、懸案のいわゆるアセス法案について、昨年来、政府の原案がまとまりながら、産業界などの反対等もあってついに国会に提出をすることにならなかったんでありますが、今次の国会ではこのアセス法案を提出をするお...全文を見る
○新盛分科員 その万難を排してという言われ方は、昨年もそういうふうな前大臣のお答えもございましたが、いま自民党内部では、電源立地推進のたてまえからこのアセス法案を提出をすることはどうかという慎重論も出ているというふうに聞いています。関係閣僚会議等でも慎重に論議をしていくということ...全文を見る
○新盛分科員 総理府あるいは環境庁の二月十六日発表によります国政モニターの意識調査によりますと、九三%の人が早期法制化を強く望んでいる、しかも全国四十七都道府県、十政令指定都市のうちすでに十八自治団体が環境アセス条例や要綱を決めてもうすでに制定をしている個所もあるわけですね。こう...全文を見る
○新盛分科員 大臣は新大隅開発計画、昨年の十二月鹿児島県が策定計画したことについては御存じですか。
○新盛分科員 新大隅計画に対して、大臣が一月二十六日に新大隅計画の三号用地の石油備蓄計画に対する陳情団に対して、これは鹿児島県の宮原副知事に対するお答え、さらには二月二十日に新大隅開発地元期成会が陳情したことに対するお答え、そのことでいま先ほど冒頭から申し上げている大臣のお考えを...全文を見る
○新盛分科員 それはどうも聞き捨てならないことでして、矛盾をしているんじゃないですか。まず歴史的な経過から思い起こしていただきたいと思うのです。四十六年十二月に新大隅計画というのが鹿児島県から発表されました。地元の強い不満の声が上がり、また運動も起こって、結局はこの住民の強い反対...全文を見る
○新盛分科員 それでは態度の変更はない、あくまでも白砂青松の国定公園として、そのことについては解除していく気はない、こういうことをはっきりとおっしゃったので、じゃ、中島発言というのは否定されているわけじゃないですね。     〔横路主査代理退席、池田(行)主査代理着席〕 あく...全文を見る
○新盛分科員 それでわかりました。  その半地下式タンク備蓄様式、いわゆる自然を侵さない、環境を侵さない形であるならば、三号用地にいまつくろうとする計画を練り直してもっとそういうふうな面で検討するに値するのだ、こういう言い方をしておられるわけですが、原則的にはこれは石油備蓄のタ...全文を見る
○新盛分科員 この志布志の新大隅開発というのは、国定公園内でやるのは恐らく全国で初めてじゃないかと思うのです。それだけに非常に問題があるわけです。これから環境評価があるいは備蓄か、電源立地の条件にどうなのかというきわめて政治的にも問題の大きいことなのです。  だから、ここで確認...全文を見る
○新盛分科員 わかりました。  続いて、きょうはエネルギー庁の森山長官が何か用事があって来られなかった、これまた問題があるのですが、いらっしゃらないから石油公団の方にお願いをいたします。  石油公団の方で、石油国家備蓄基地の第三次フィージビリティー、いわゆる立地可能性調査、F...全文を見る
○新盛分科員 南九州の方はそういう備蓄基地がない、これは石油として国家がやろうとするものはないのですが、喜入日石基地は現在あるわけですから、これでも大変問題があったのですが、こうした大きな、しかもこれまで東洋一、世界一と言われているのを上回るのが今度志布志に進出をするということに...全文を見る
○新盛分科員 時間が来ましたので、最後に、エネルギー庁の森山長官は、知事選挙の結果県民の意向は十分わかった、言うならば賛成反対が渦巻いているこの志布志、新大隅計画についてはもう圧倒的にと言わんばかりの話ですが、私、ここに新聞を持ってきていますけれども「高まる批判得票数」、もうすで...全文を見る
03月03日第94回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第4号
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○新盛分科員 厚生省が進めておられます国立の南九州中核医療施設問題を主にこれから質問をしていきたいと思います。  二十五億の莫大な金を使って、五十三年に旧鹿児島大学病院の跡地に設けられました南九州の中核医療施設については、大臣も鹿児島においでになって御承知のとおりだと思います。...全文を見る
○新盛分科員 もうすでに施設としてはほとんど完工しているというふうに、私ども現場を見てよく存じております。これは三百床の入院を可能とする八階建ての大変広大な病院で、また内容としても充実をされることになっているのでしょうが、この病院のこれからの役割り、高度の専門的な治療を主体にする...全文を見る
○新盛分科員 先ほど大臣がおっしゃいましたが、地域の医療機関との調和を十分に考えながらというその立場でいかれるならば、従来国立の鹿児島病院というのがありました、その病院と今回できます南九州中核医療施設とのこれからの統合あるいはまたどちらが主体になるのかという問題については、中核医...全文を見る
○新盛分科員 これは、循環器という形の中で高度の専門的な医療施設としてつくったということにおいては、従来の一般総合病院という性格にしてはならない。これは国立の従来ございます病院もありますし、その周辺にまた民間の医療機関もあるわけでありますから、総合的な病院にしてはならないことだと...全文を見る
○新盛分科員 性格として、循環器、がん治療、そしてその他治療の科目について、この人工透析治療については入らないけれども専門的なというこの内容ではございますが、では、在来の国立病院との関係、これは統合をしてやがては一本にされるおつもりなのか。その内容として、実は七月一日オープンに向...全文を見る
○新盛分科員 これは百床移すということで外来百二十人とおっしゃっているわけですが、この百ベッドを移すとしても、ドクターだとかあるいは看護婦だとか職員、そうした関係も当然起こってくるわけですね。国立病院の全体の枠組みとしては、行政改革の問題等もこれあって、厚生大臣かねがねから医療問...全文を見る
○新盛分科員 新たな増員として四十三名、結局百九十八名というふうに、全体的に旧国立鹿児島病院と中核医療センターの要員配置としてはなる、こう理解していいわけですね。そうしますと、これはどちらが主体になるのですか。中核医療センターが、どういうふうに表現したらいいのでしょうか、本院とい...全文を見る
○新盛分科員 医療施設としての位置づけですけれども、将来どういうふうになるのか。最終段階におけるこの南九州中核医療センターというこの病院と国立鹿児島病院はやがて統合をするという計画なのか。当面は一応一般病院と高度な専門的な循環器系統あるいはがん治療の専門病院として進めていくけれど...全文を見る
○新盛分科員 地元の意見も聞きながら、やがてのこととして統合も考えているんだというお話ですけれども、この病院の運営ですが、これからの問題として地元の意向を十分に尊重したい、その上で統合も考えていきたい、こうなりますと、また性格の問題に入っていくのですが、その担当者といいますか、中...全文を見る
○新盛分科員 きわめて明快で、厚生大臣の方が十分理解をしていただいておりますし、地元の皆さんが危惧されている問題をずばり理解をしていただきましたことは、私どもとしてもこれから進めていく上できわめて有益なものだったと思います。  いま大臣もおっしゃいましたように、この中核医療の役...全文を見る
03月18日第94回国会 衆議院 交通安全対策特別委員会 第4号
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○新盛委員 さきの当委員会での所信表明について、交通安全対策の諸問題全般にわたって関係大臣にお尋ねをしたいと思います。  まず、総理府総務長官も御承知だと思いますが、今年度は第二次交通安全基本計画の最終年度になっております。五十一年から五十五年度までこの計画をお進めになったので...全文を見る
○新盛委員 こうしてこの交通事故死傷者数の減少率が停滞をしたというのは、いま長官がお答えになっておられるように、確かにマナーが悪いあるいはまた無謀な運転というようなことで、年々実は減少どころか増大の方に入っている。しかし、こうした交通道徳、みずからの生命を失うこともあり、財産を失...全文を見る
○新盛委員 総理府総務長官、何か次の参議院の予算委員会もあるそうで、ここでお引き取りをいただいてもいいと思うのですが、ただ一言確認しておきたいと思うのです。  おっしゃるとおり交通安全教育とか安全対策あるいは交通遺児、遺族の救済、そうしたことを現場の意見を聞きたい。そうだとすれ...全文を見る
○新盛委員 それでは、細部にわたって入りますので、どうぞよろしゅうございます。  警察庁にお尋ねをしますが、最近の交通事故の発生状況が年々悪化しておるという、いままでのお話のとおりであります。第一当事者の違反別の交通事故発生件数のうち、整備不良車両の運転による事故の状況というの...全文を見る
○新盛委員 ただいまの答弁で自動車の整備不良に起因する事故件数が前年比では若干増加しておるのですけれども、まあ年々減少しておる。それで五十二年度が〇・一%だとか、五十三年が〇・〇九六%あるいは五十四年が〇・〇七五、五十五年は変わらない、こういうことになっているようであります。 ...全文を見る
○新盛委員 これは検査というのが、これから入ります車検の問題がそれに移り変わっていくわけでありますが、最近週刊現代だとかあるいはいまあそこに持ってきて言っておられるようですが、しきりと車両検査のあり方について議論がされております。  当委員会では、特にこれはその面にわたる具体的...全文を見る
○新盛委員 近年自動車技術が非常に発達をしておりますし、性能もきわめて優秀になっております。日本の車両が一番いいから外国へどんどん持っていかれてまた自動車摩擦が起こるという状況でありますけれども、こういう実態の中で最近車検とか定期検査整備が大きなウエートを占めている。その占めてい...全文を見る
○新盛委員 運輸技術審議会が二月二日に開催されて、自後自動車の検査整備のあり方の検討、手続、あるいは検査整備小委員会をつくるなど、これまでの諸問題について検討されるやの内容が明らかにされているようです。それは私も承知しております。それで、これはここで議論するからその結論を待ってと...全文を見る
○新盛委員 いままでの運輸省の整備部長の答弁を聞いておりますと、三十年前に制定された現行車検制度は当時の車両の性能に合わせて設定されたというふうにその間を推則するのですが、こういう事態、性能も機能もきわめてよくなった、品質も飛躍的に改良されているということから見て、車検の期間を延...全文を見る
○新盛委員 それで、検査のあり方についてもいろいろと問題があるのじゃないか。民間車検制度あるいは国で行う車検、そういうようなのがありますが、走行実態にそぐわない車検の内容をいまでもおとりになっているところに問題があるように私は思うのです。  それは、実は高速時代に入ったのですね...全文を見る
○新盛委員 欧米には車検のない国や州があります。その実態や、あるいはなぜそうなっているかということは把握をしておられると思いますが、簡単に説明いただきたいと思います。
○新盛委員 時間がありませんので先を急ぎますが、結果的には、いま車検問題が世間の大きな話題になっているというのは、行政のあり方についての指摘もあります。そして特にユーザーの側から見ますと、車検を行う場合にいわゆる小型自動車乗用車二千ccを例にとってみますと、車検の整備料金が五万五...全文を見る
○新盛委員 車検の問題について次の問題について要望しておきますから、お答えはまた別途機会を見ていただいて、議論をしたいと思うのです。  こうして、抜本的な対策をもう立てなければならない時期に来た。とするならば道路運送車両法の抜本的な改正も必要になったんじゃないか。そういう中で、...全文を見る
○新盛委員 次に、航空憲法と呼ばれておりますこの事業分野のことであります。  昭和四十五年の閣議了解事項そしてまた四十七年の大臣通達で、もうすでに十年を経過しております。これはもう歴史的経過もございますし、これから新しい需要とニーズにしたえるべき航空企業の体質も若干変わってきた...全文を見る
○新盛委員 国際空港化が非常に進んでおりますし、空港整備はそれに基づいて充実をされつつあります。交通行政はほとんどもう見直しをする時期に来ていると私は思っているのです。  その一例として、これも非常に長い懸案の問題でありますが、成田から鹿児島−香港などのように国内の空港を経由す...全文を見る
○新盛委員 もう時間がありませんのでやめますが、いつごろまでにその結論は出ますか。
03月24日第94回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
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○新盛委員 本案については、昭和五十一年十月から漁船船主責任保険臨時措置法に基づいて試験実施をしてきた漁船船主責任保険及び漁船乗組船主保険の実績等を踏まえて、本年十月からこれらの保険を漁船損害等補償制度の一環として確立をしようという法改正でございます。これ自体についてはとやかく申...全文を見る
○新盛委員 次に漁船保険の収支状況を見てみますと、たとえば船体保険の普通保険勘定の場合、この五十四年度末までに約五十六億円の繰越剰余金が出ているわけであります。またPI保険の損害率は五十四年度末まで約四〇%、これは十八億円の利益に相当します。積荷保険の損害率は、五十五年末までに約...全文を見る
○新盛委員 確かに、保険中央会の方へ剰余金を上げて、またそれで各種事業を行う、その仕組みの問題なのですけれども、これは四十一年で十二億円中央会へ交付しておるし、四十八年で三十五億円中央会に交付している。五十四年度はどれくらいになるのか、五十六億の剰余金が出ているわけでありますから...全文を見る
○新盛委員 私の計算では、これは損害率あるいは安全度を見ましてももっと引き下げられるのじゃないか。これからの剰余金のあり方にもよるでしょうが、この料率、いま二二%あるいは七%の引き下げというふうに御回答ございましたので、それ以上に最善の努力を払っていただいて、引き下げ率を現実に照...全文を見る
○新盛委員 せっかく四十八年に漁船損害補償法の一部改正をして、都道府県の区域を越える合併の道を開いたわけです。だから、いまお答えになったのですが、いろいろとむずかしい問題はございましょうけれども、積極的にひとつ指導とお取り組みをいただきたい。組合経営の格差というのはとりもなおさず...全文を見る
○新盛委員 性格としてはこれは中立機関的な事業だ、これまではそういうふうに位置づけされていたわけです。事故の損害査定とか料率の算出を行う、指導事業としてこれまで漁船保険中央会というのは存在をしていた。しかし今回の本格実施では損害の査定、そして同時に事業も一緒にやるのだ。査定と支払...全文を見る
○新盛委員 次に積荷保険についてお尋ねしておきます。  この積荷保険の試験実施も昭和四十八年から行われているわけです。私も当委員会でこの問題の議論に入っていろいろと提言をしておりますが、いまだに安定した制度ができない、これが現実でございます。本格実施に入らなければならないのであ...全文を見る
○新盛委員 ひとつ、これからの本格実施に向けて最善の御努力をいただきたいと思います。  次に、一元化問題について、漁災制度改善という全般的な問題について触れておきたいと思います。これも五十三年の積荷保険の法改正の際に私どもの方から委員会の附帯決議として出しました。統合、一元化の...全文を見る
○新盛委員 時間がございませんので、ひとつ答弁の方も簡潔に願います。所定の時間を少し縮めることにいたしておりますのでお願いします。  何よりも、わかりやすい保険、だれもが参加できる保険というのが保険のたてまえでしょうが、この漁船積荷保険だとかあるいは乗組員の厚生共済とか、通常ノ...全文を見る
○新盛委員 最後に、水協法による共済の関係でありますが、どうもメンツにこだわっているのかどうかわかりませんけれども、同じ制度という中で、たとえば漁船乗組船主保険とノリコーの関係、これは昭和三十五年以降全水共が実施しているわけでありますが、ノリコーの方はそういうふうになっておるので...全文を見る
○新盛委員 終わります。
○新盛委員 私は、自由民主党、日本社会党、公明党・国民会議、民社党・国民連合及び日本共産党を代表して、漁船損害補償法の一部を改正する法律案に対する附帯決議案の趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     漁船損害補償法の一部を改正する法律案に対する附帯決...全文を見る
04月07日第94回国会 衆議院 環境委員会 第4号
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○新盛委員 私は、これから問題になってくるであろう新大隅開発計画全般にわたっていろいろと政府の考え方等を聞かせていただきたいと思います。  この新大隅計画というのは、これまで継ぎはぎだらけのある意味では致命的な欠陥を持ったまま事が推移しているというふうに言われております。昭和四...全文を見る
○新盛委員 最近の巨大化するタンカーあるいはそれを係留する施設、港湾、さらには湾内における船の航路の確保、安全、そうしたことについてこれまですでにいろいろな問題点が出されております。たとえば最近「油濁の海」という本、これは元海上保安庁に勤務された田尻宗昭さんがお書きになった。現在...全文を見る
○新盛委員 それほどの波浪はなくてという、あるいは波高あるいは風波について一応条件的には備わっているということなんですが、では、なぜこの五十三年の十月に確定しました例の旧港の拡張改定工事、これで第二埠頭の陥没事故が起こったわけですね。約三千立米土砂流出をしました。これは昨年の十月...全文を見る
○新盛委員 皆さんは技術者でしょう。私も多少昔かかわり合いがあるから言うのですが、毎年台風という時期になりますと、この位置は台風銀座と言われている場所なんですよ。だから、こうした工法がどういう工法であったかは別にしまして、崩れ去ってしまうという状況を想定するのも、これは一つの施工...全文を見る
○新盛委員 それはいま皆さんがおやりになっていることについて現実に事が発生しているのですから、だから、これから先そういう不測の状態というのは起こり得るのかどうか。それは予測はできませんとおっしゃるかもしれませんが、現実に第二埠頭の工事をやっておられるのでしょう。陥没事故ですよ。い...全文を見る
○新盛委員 それじゃ、この稼働率を、先ほど少し説明がありましたが、九九%と見ているんですね、このでき上がった姿の中でね。いわゆるこの港内における風速十五メートル、そしてまた波高二メートル以上を示す、そういう状況にありますが、大体波高二メートルと決めているのもこれは問題があるんです...全文を見る
○新盛委員 海上保安庁が指針しております「大型タンカー用バースの安全性に関する指導について」、御存じですね。昭和四十九年三月二十日に出されているのですが、その中には「荒天による荷役中止およびパイプ切離し基礎については、風速十五メートルまたは波高一・五メートル以下とすること。」こう...全文を見る
○新盛委員 五十三年十月に鹿児島県が発表しました「志布志港港湾計画改定大綱」というのに、防波堤計画とか航路、泊地計画、その内容が微細に書いてあります。これは小型の漁船だとかあるいは船だとかおっしゃっていますが、最大対象船舶一万五千トン級、航路幅員二百五十メートルという、いわゆる本...全文を見る
○新盛委員 もう時間がありませんから、そのことだけにこだわるわけにはまいりません。  ただ一つ、運輸省に聞きますが、経済団体連合会が四月二日に沖合い人工島という運輸省の委託で五十五年六月に調査されまして、海岸から三キロから十キロのところに人工島をつくる、これは石油、石炭備蓄、発...全文を見る
○新盛委員 続いて石油公団――その前に通産省のエネルギー備蓄関係についてお尋ねしたいと思います。  現在国家備蓄計画として進めておられることについては、資料もいただきましたので、内容についてはもう省略をいたしますが、これからおやりになる備蓄計画について特に、地下方式、半地下方式...全文を見る
○新盛委員 それで、この備蓄の方法等について、FSというのを六月ごろに結論を出すということになっているようでありますね。これまで屋久島とか馬毛島とかあるいは金沢港とか、まだございますが、第二次計画でおやりになりましたね。その中で、屋久島とか金沢港は立地条件が悪かった、経済性が伴わ...全文を見る
○新盛委員 ここでやりとりしていますと時間がございませんから、なぜこうなったかという資料をくれませんか。いわゆる立地条件が非常に悪いとか、あるいは水深の問題、その他いろいろありましょう。施工上の能力の問題等もございましょうから、それを資料で提示してください。いいですね。  それ...全文を見る
○新盛委員 ずばりお答えいただきたいのですよ。それはいろいろな方式を地元の皆さんの希望に応じてということですけれども、いま現に、愛媛県ですか、菊間町で横穴水封式の実証プラントをやっておられるでしょう。これは二万五千キロリットルの状況を見てですね。これが一応秋に完成するという予定で...全文を見る
○新盛委員 参考までにお聞きしますが、この一キロリットル当たりの採算性の問題でどの程度お考えになっているのですか。われわれ、洋上方式でいきますと、一キロリットル当たり大体三万円前後、こう踏んでいるのですよ。これでそのヘクタールと備蓄量とを考えていけば、およその金額は、国家財政の規...全文を見る
○新盛委員 次に、石油公団の皆さんに参考人でおいでいただいていると思いますのでお聞きします。  エンジニアリング振興協会という機構がございますが、この機構の目的は何であるかということをお聞きしましても時間がありませんので、結論から申し上げますと、これから第三次のFSをやられるそ...全文を見る
○新盛委員 その主たる調査目的は、鹿児島県側から要請があるのはいわゆる出島方式ですね。出島をつくってその中へ半地下方式の備蓄タンクを設けるという前提になっているのです。そのことは御存じですね。  それで、具体的に聞きますが、私きょう、その場所の海図を持ってきたのです。つくられよ...全文を見る
○新盛委員 そして、立地条件すべてにわたって環境庁からの厳しい規制があって、ここは国定公園なんですね。国定公園の中で備蓄をするためのFSの調査ができるのは恐らく初めてじゃないですか。だから、それだけに現地の反対も強いわけです。  それで、技術的な問題はまた次回におくとしまして、...全文を見る
○新盛委員 それで、ここに関係の通産大臣でもおれば聞きたいのですけれども、そういうことの技術的な調査をされまして、やはり民意も反映しなければならない。そのことを考えていけば、現実これからのこういう巨大な備蓄計画というものに対して、法律も石油備蓄法ができたのですから、われわれも決し...全文を見る
○新盛委員 確かに、現地の実情というのは、漁場がまず消失をするのじゃないか。そしてまた海流の変化によって、島ができることによって魚介類への影響が大きく出てくる。あるいはまた浅海、近い海の植物、プラントの消滅につながる。魚介類の産卵場あるいは生育場の消失につながる。また、工事が発生...全文を見る
○新盛委員 それで、そういうところが難関だ。だから、その反対の人たちをごり押しに、いわゆる県がお進めになるから、これは県議会が決めれば、そのとおり民意を反映したという種のものではない。このことはひとつ念頭に置いていただきたいと思う。そして、こうした計画をされる場合に、これだけ小型...全文を見る
○新盛委員 長官、これまで志布志湾の港湾計画改定が出されまして、運輸省が一部認められて、大規模の――大規模までいきませんが、いま護岸工事が行われておるということで、環境庁の中島自然保護局計画課長さんのお話がございます。どうしても国定公園がこんなふうにしてなし崩しにやられたのではど...全文を見る
○新盛委員 それでわかってきましたが、興味本位の程度で、出島方式、半地下方式というので、環境上の見てくれば余りそう損なわなければなあ、そう思っただけのことで、長官としては、それはまあ感想として、そういうことを進めておられるが、私のところに相談が来ないので――もし相談が来たとして、...全文を見る
○新盛委員 ここに自然保護局の計画課長は来ていらっしゃいますか。
○新盛委員 変わりありませんね。  長官の非常に心強い御見解をいただきましたので、これから後、FSの調査結果によってそれがねじ曲げられた形の中の立地条件可能ということじゃなくて、もっとみんながわかりいい、これは絶対的に安全が保たれるし、あるいはまた、現実に環境を侵さないというよ...全文を見る
○新盛委員 終わります。
04月08日第94回国会 衆議院 農林水産委員会 第7号
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○新盛委員 昨日の閣議で五十五年度の漁業白書が決定、了承されたようであります。この白書の内容については、すでに各新聞も取り上げておりますように、最近の厳しい漁業の危機的状況の中にあって、魚離れ、消費の伸びが非常にないというようなことを含めたものが出されております。これらに対しまし...全文を見る
○新盛委員 もう大臣も十分理解をしておられるようでありますが、やはり消費者というのは価格を媒介として厳しい選択をするようになっているわけですね。食料支出の中で水産物支出の伸びを見ますと、五十四年は前年対比で二・六%と低くなっておるのです。こういう状況の一番の原因は魚価なんですね。...全文を見る
○新盛委員 また後ほど具体的に入る問題等もございますので、大臣のいらっしゃる間に、当初大臣だけに総括的にひとつお願いします。  この六日から一応仕切りを始めました本年度の日ソ漁業交渉、これに対してそれぞれ日本側の態度というものもお決めになっていらっしゃると思います。昨年の交渉は...全文を見る
○新盛委員 最近、イカ漁業とかマグロ漁業、極端にあらわれているのはこういうものでございますが、すべてにわたって在庫過剰である。こうした状況の中で、マグロの方は少し状況が変化しつつあるそうです。こうした全般的な問題として、いわゆる調整保管事業がございますが、特に輸入の実態ということ...全文を見る
○新盛委員 政府が制度、政策融資という適切な措置を講じておられますし、「昭和五十六年度において沿岸漁業等について講じようとする施策」の中でも明確なのですが、「財政及び立法措置」の中で、制度資金の融資、貸し付けを行うことになっているわけです。油が上がったと言えば五百億を一千億にとか...全文を見る
○新盛委員 さらにひとつ具体的な措置が講じられるように要望をしておきます。  次に、長官以下各担当者の皆さんにお聞きしますが、先月の十七日、長官はイシイルカの混獲問題を初めとする日米間の漁業の諸問題について大変御苦労さまでした。それでイシイルカ混獲許可問題を中心にする日米漁業調...全文を見る
○新盛委員 わかりました。ズワイガニの見通しが非常に暗い、米国側の態度はきわめてかたい、こういう状況ですが、今日の二百海里時代の厳しさというのはここに集中的にあらわれてきたような気がしてなりません。またブロー法案等の経緯から見ても、これからこうした例が出てくるであろう。したがって...全文を見る
○新盛委員 先ほど大臣にお聞きしましたが、日ソサケ・マス交渉に今村長官お出かけになるというふうに承っております。そこで、漁獲量が最近の状況で毎年四万二千五百トン、もうこれ以上ソ連側はふやさない、昨年と同じだ、さらにソ連側の言い分としてもサケ・マスの状況は非常に悪い、したがって漁獲...全文を見る
○新盛委員 最低昨年の漁獲量なり禁止区域あるいは漁期、許可、こうしたことについてはぜひひとつ実益を守っていただきますように要望をしておきたいと思います。  イカ問題に入りますが、このイカの状況というのは、われわれが見ておりましてもまことに不可解なことばかりです。最近イカ流し網と...全文を見る
○新盛委員 今後の手順として、四月の下旬に中央漁業調整審議会に諮問をして、五月の中旬に漁業法関係省令の公布ということになって、八月一日から各船に承認交付書を出すという手順なようであります。したがいまして、いまこうして操業期間も一応決められたことでございますので、今後こうした現地で...全文を見る
○新盛委員 期末在庫が二十万五千トン、こうおっしゃっているのですが、内容的に見て、五十五年の一月から十二月までのイカの輸入状況は、お話もございましたけれども、一万トン以上日本が輸入している国というのは、韓国、タイ、スペイン、カナダ、アルゼンチン、これらが大どころですね。輸入量総計...全文を見る
○新盛委員 日本のイカ釣り漁業というものは果たして展望があるのだろうか、総論がなくて各論が先行しているような状況じゃないかと私は思います。そういう面で、いわゆる生産と消費の漁業構造、いわゆるイカの部面だけをとらえましても、これから先一体どうしたらいいのか、イカ釣り業界の経営維持と...全文を見る
○新盛委員 ちょっと一言だけでいいのですが、生産指導の今後のあり方として、その力点をどちらに置くか、沿岸なのか近海なのか、あるいは外、いわゆる遠洋なのか。そのことによって、いま複雑快奇になって入り組んでいることに対して、小型、大型、トロール、流し網、いろいろございますが、そういう...全文を見る
○新盛委員 世界の海に一億一千万トンのイカ資源がある。それの一割ありましても一千百万トン。日本の国内需給が六十万トンから七十万トン。とらんかなとらんかな、やらんかなやらんかなでも、在庫はどんどん余ってくる、魚価はまさに低迷する。最近ニュージーランドから上がってきた船の応札も「落札...全文を見る
○新盛委員 そうしますと五十隻減船、十カ統の措置をされるわけですが、既存の海まき十四カ統ありますから二十四カ統、三カ年計画ということになっていますから、私はこれは転換する必要はなくなったじゃないか。しかし業界の日鰹連あたりでは積極的にそのことを進めたいと言っているようでありますが...全文を見る
○新盛委員 この減船せざるを得ないというその基礎ですね。これは日鰹連とかその他業界のいわゆる指向される方向でしょうが、資源の量というのは変動があったのだろうかどうだろうか、一隻当たりの釣獲率をひとつお示しいただきたいのです。第二に、産地価格の形成とこれからの見通し。第三に、流通経...全文を見る
○新盛委員 そこで、減船が現実の問題になっているのですが、四千名ぐらいの離職者に対する対策、これは今後どういうふうに立てられるのか。先ほど申し上げました例のカツオの場合に三者協定などというのがありましたが、どういう形にいたしましても、いろいろとこの取り扱いについて十分に相談される...全文を見る
○新盛委員 ぜひ前向きに、その事態になればということよりも、そうならないようにすることが、まず減船にならないようにすることが大事ですが、そうなる場合に、前例もあることですから、ぜひ三者に対する調整をお願いしたいと思います。また、雇用安定対策として関係者との交渉を十分にしていただき...全文を見る
○新盛委員 さらにこれも全般的な問題ですけれども、ぜひ前向きにお取り組みいただきたいと思います。  次に、先ほど大臣にも質問をしておきましたけれども、大蔵省見えておりますか。先ほど申し上げましたような制度、政策融資の融資残高ということで、経営者は大変苦労しておるわけです。今回も...全文を見る
○新盛委員 これから後のそうした固定負債等についての整理の仕方をどうするか。これは二百海里時代を迎えまして一応国の責任においてやらなければならない問題が多いと思うのです。水産庁の方でも前向きにお取り組みいただいておるようでありますが、大蔵省の方でもこの現状を認識していただいて、ど...全文を見る
○新盛委員 時間が来ましたのでぜひこれだけは要望しておきたいと思うのですが、フェニックス計画というのは、通産とか運輸とか厚生とか環境あるいは国土、各面にわたっているわけですから、その中でだれが一番困るのか。廃棄物を捨てる場所がないから海にという、海に捨てれば漁業者が困るのです。い...全文を見る
04月22日第94回国会 衆議院 交通安全対策特別委員会 第7号
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○新盛委員 提案されております自動車事故対策センター法の一部改正の諸問題について質問をし、審議に加わりたいと思っています。  ただいままで永井議員の方から、全般的な問題等について質問が交わされました。まだ不明確な答弁もございますし、この問題の扱い方等きわめて問題点も多いわけでご...全文を見る
○新盛委員 だとすれば、この被害者の救済ということで、法上の問題として確かにそういう理解のされ方もあるのですが、さっきも議論がありましたけれども、今後療護施設というのは拡大をし、さらに運営を強化していくという種のものなのか、ある意味ではこれからの交通事故発生等の経緯に照らしながら...全文を見る
○新盛委員 この療護施設は重度後遺障害者に対して治療とか養護を行うことになっているわけですね。  では具体的に、この治療というのはいわゆる植物人間だとされている方々を治療する、社会復帰ということにはならないわけですから、そういうことなのか、養護として考えるのか、その主力は大体ど...全文を見る
○新盛委員 そういうことになりますと、一般的に言われる社会隔離、いわゆる家庭の中ではどうにもならない、もう看護の方も大変だ、手がかかる、さらにはこれはもう回復機能はないということになって、ある意味では社会から隔離していくのだ、こういうことになるのですか、養護ということが大体主力に...全文を見る
○新盛委員 厚生省側のこうした養護施設を自動車事故対策センターとしてつくることについて、この附帯決議にも、先ほど出たのですけれども、「救急医療体制の拡充整備並びに交通安全の推進に努めている諸機関、諸団体に対し助成措置」というようなことを含めて、これはもちろん事故対策の一環としてセ...全文を見る
○新盛委員 そうしますと、別段こういうものをつくらなくとも、あなたが言われる広範なことでおやりになれば、交通事故により発生した重度障害者もその中に入るのでしょう。そういうことになりはしませんか。
○新盛委員 どうも釈然としないのですよ。モデルケースだからこういうふうにおつくりになった、そのことについては厚生省としても、全般的医療機関あるいは救急医療体制あるいはその他各種対立的衝撃による障害者を救済する中での、交通事故だけだとおっしゃるわけですが、海難事故だってあるのですか...全文を見る
○新盛委員 ここのところだけひっかかるわけにはまいりません。  運輸省はそういうことの加害者集団というふうな、いわゆる交通事故後の皆さん方に対する養護施設をおつくりになって収容をして、そして、モデルケースだからどうなるかわからないがとにかくつくってみよう、そうおっしゃるのですが...全文を見る
○新盛委員 そうして、これは直営にされるということなんですけれども、こうした直営でおやりになるというのは、運輸省がいま説明しておられるが、どうもわれわれにはすっきりこないのだけれども、これからの扱い、運営として委託方式でやってもそう問題ないじゃないかというふうなことも一面言えるわ...全文を見る
○新盛委員 医療機関の直接の監督管理はすべて厚生省ですよね。その厚生省が、一応こっちは運輸省の方でおつくりになったのだからそちらに任せてみましょう、こういうことで五十名収容される、土地も八千八百平米、用地費七億円、それに施設費が莫大なものがかかると思うのですが、そういうのは、ドク...全文を見る
○新盛委員 どうも、ここのところはまた再度、私どもとしても具体的な事例を出してこれから審議してまいりたいと思います。  次に移りますが、例の重度の後遺障害者の平均生存期間というのは三年一カ月だというのです。事故後二年六カ月までに五三%の者が死亡し、七年経過後では九〇%の者が死亡...全文を見る
○新盛委員 初めてのことだから、これから先やってみなければわからないということなんですけれども、現に介護料の支給要件に相当している状態の人たちというのは、表に出ておりますように四百名から五百名ということになっておるのですが、この五十八年度の時点では一体どんな推定を持っておられるの...全文を見る
○新盛委員 これから交通事故を撲滅しよう、われわればそういうことで第三次計画を含めていま懸命に国としても交通安全対策を立てているわけです。ところが、現状のように四百名から五百名だろうということになれば、その中から当面五十名を入所させる、これではそのほかの大多数の障害者は一体どうな...全文を見る
○新盛委員 これから先、これは確実に運輸省の所管になる。そうすると、選考の基準などは運輸省で素人がやるのですか。厚生省に委託をしなければならないわけでしょう。そしてその基準たるものはどこなんですか。モデルケース、モデルケース、初めてのことだといったってそういうわけにはまいりません...全文を見る
○新盛委員 この開業でドクターとか看護婦とか施設の従事者が必要になってくるわけですね。この要員配置というのは、いま厚生省等の御協力、御指導をいただいてとおっしゃいますが、一体どの程度のことをお考えになっているのですか。
○新盛委員 ドクター不足あるいは看護婦、特に看護婦などは不足しているのですが、またこういう重度障害者を看護される助手の皆さん、厚生省としては一体こういうようなのを確保できるのですか。厚生省はこのことについては一体どう考えているのですか。五十名の収容、これで治療、養護、まあ養護の方...全文を見る
○新盛委員 時間がございませんので、この問題はペンディングにしておいて、また次回に議論をしていきたいと思います。  そこで、一応療護施設の問題についてはここで区切りをつけておきますが、この自動車事故対策センターの業務の一つでございます運転適性診断について少し伺っておきたいと思い...全文を見る
○新盛委員 法律の上に明記するというのはできるのですか。ただいまのお答えのことについて、現実に法律の上に明確に、これを改正して、いわゆる安全運転管理者を置いている事業所の運転者は運転の適性診断を受けるようにするという改正ができますか。
○新盛委員 運用でおやりになって、あえて改正する必要はないんだ。これからのこうした事故が適性診断の効果として減少するという状況が事実であって、効果的にあらわれているというなら、これはもう明記して、そういう一つの方向を打ち出すべきだと思うのです。ただ運用ということだけではセンターの...全文を見る
○新盛委員 今後の問題として、せっかくできているこうした生活資金の貸付業務を行う一環として、いまの理由づけも理解できないことでありませんが、全体的な金額の問題とか利息の徴収、こうした問題については一考を要するんじゃないかと思いますので、これも要望として申し上げておきます。  次...全文を見る
○新盛委員 この平均給与は一体どうなっていますか。それと、補助金のうちに人件費がどれくらい入っておりますか。
○新盛委員 近年特に話題になっております天下りの人事運用は、第二臨調等踏まえまして問題になっているわけであります。平均給与にいたしましても、あるいはまた人件費の割合が十九億、こういうことから見ましても、このセンターの運営という面では、行政の面から見ましてもいかがかと思われる節がご...全文を見る
○新盛委員 これは平均が二十三万六千円ということになっているようですが、百五名、三〇・八%の執行者というか、プロパーが育たなかったので、そういう当面的事情によるのだということですが、この各内容の役職ポストを含める給与体系、そして補助金の一部十九億が人件費というのはわかりましたが、...全文を見る
○新盛委員 では、全般的なこの法律にかかわる問題点も残しておきましたので、次回を含めて慎重に論議してまいりたいと思います。  そこで、最近の損保協会などがそうでございますけれども、対物保険の面で示談の代行つきの保険、これは加害者側が全く顔を出すということはないのでありますが、保...全文を見る
○新盛委員 本来示談代行というのは契約者の利益擁護のためにあるわけなんでして、それが保険会社が支払いをできるだけ少なくしようということでされている一つの便法、主義に使っているように見られるわけです。だからこういう新聞あるいは週刊誌等に書き上げられているわけでありまして、これはいま...全文を見る
○新盛委員 いまむずかしいのじゃなかろうかと査定基準の方はそうおっしゃるのですが、保険とか共済制度、いまお答えのあった分野から推測するところ、こうして小さなサークル的なものの共済あるいは団体的な共済あるいは損保、いろいろとあって、この際、いわゆる保険、共済制度を一元化して法律をつ...全文を見る
○新盛委員 それはまた無理からぬことでしょう。  そこで運輸大臣、やはりこれからの自動車事故に伴う共済制度なりあるいは保険業務なり、すべてにわたって問題があるのですが、事故による被害者の中にやはりいろいろ差があるのですから、被害者の救済という面からこの種問題を取り扱わなければな...全文を見る
○新盛委員 ひとまずこの自動車事故センター法案にかかわる問題について質問を次回に延ばすことにしまして、私はここで、この関連だと理解をしておるわけですが、海難事故その他による事故者の諸問題の扱いについて、緊急なことでございましたので、ぜひ質問をしたいと思っています。それは、大臣も御...全文を見る
○新盛委員 そこで、ただいま海上保安庁から明確な統一された見解が示されたのですが、これは調書によって御説明あったのですけれども、この日昇丸というのはどこの所属で、そしてまたその船籍、船歴さらに救命いかだ、こうした積載をしているし、備品も持っているのでしょうが、まず第一にお聞きした...全文を見る
○新盛委員 最近こういう雇用のあり方について、この場合は神戸ナビゲーションがそういうふうにしているのだそうですが、契約が六カ月ということで、船長以下十五名全国各地から集められているわけですね。契約が二月十五日ですか、だから事故に遭った方に聞きますと、まだ一々名前を覚えておりません...全文を見る
○新盛委員 船員の労働条件という関係もさることながら、船員局あたりでは、こういう船員の職業安定法やあるいは安全の問題を船員法に照らして乗組員の教育ということもやはり指導、監督をしなければならないわけですね。そういう中で、今回の場合も当然六カ月契約なんだけれども、十分に教育をされて...全文を見る
○新盛委員 それで結論は、この日昇丸はそういう操業訓練はされていなかったということですね。
○新盛委員 それはいかなる状況が発生しようとも万全を期すべきで、航海の安全管理を指導、監督される側としては実態を把握しなければいけないんでしょう。現にこの救命いかだを落として、先ほど御報告があったように、もやい綱を切断するべきいわゆるナイフが使用されていないのですよ。でしょう。だ...全文を見る
○新盛委員 いま私はここに船舶明細書を持っております。この中に、一般的に言われております船舶の定期的検査あるいは年に一回の第二種中間検査、全面検査は四年に一回、こういうことであります。この内容から見ますと船歴十六年、船の寿命は二十年から二十五年だと言われているんだそうですが、私ど...全文を見る
○新盛委員 それは今後の問題にいいこうした事例があるんでと、救命いかだの品質管理、これはいまおっしゃいましたようなところもあるんだそうですが、何にいたしましても、航海安全という、いわゆるそこに乗り組んでおられる船員の皆さんですね、いわば労働者ですよ、船の上で働いておられるんです。...全文を見る
○新盛委員 行ったのはいいですよ。五十四年七月中間検査によって完璧であった。だからそういう証明が出たんでしょう。それで出航したんですね。現にその遭遇した事故現場においては作動しなかったというんですよ。それは一体どこの責任になりまたなぜそうなるのか。これは海上交通安全法ももちろんで...全文を見る
○新盛委員 どうも船乗りさんというのは、本当に海難事故等たくさん起こるわけでありますが、身を守るすべはないのですね。まさしくいまのような状況で、整備、点検、管理、そうした面にわたっても、この救命いかだの事実が示すように——四十七年製造、十年近くなっているのですよ。そして、救命いか...全文を見る
○新盛委員 それでは海上保安庁にお聞きしますが、潜水艦というのは、この海上交通安全法の第二十二条「巨大船等の航行に関する通報」、この巨大船の中に入るんですか。これは原子力であろうとなかろうと、下を航行している潜水航行の状態で、航路の障害になる場合、横切る場合とかいろいろありますね...全文を見る
○新盛委員 海上交通安全法上の巨大船というのには入らないというわけですか。潜航しているものは何になるのですか。障害物にはならないのですか、公海といえども。どうなんですか。
○新盛委員 それは抜けていちゃ困るのですよ。東シナ海を初めとして、これは領海であるなしにかかわらず、公海であっても潜水艦が潜航していく。中はだれもわからないでしょう、潜水交通安全法でもつくらない限り。しかし、そういう物体が急激に浮上する。日昇丸はレーダーでとらえることはできなかっ...全文を見る
○新盛委員 大臣・そういう事情でありまして、これからそういう国際法上の取り決めというようなことについて、まだあなたの方はある意味じゃ被害者なんですから、こういう状態になっているのでして、外務委員会でも議論されているでしょうし法務委員会でも議論されているでしょうが、一体こういうこと...全文を見る
○新盛委員 時間が来ましたのでやめますが、最後に、この事故は起こるべくして起こったんだと水産団体の人たちは口をそろえて言っていますよ。起こるべくして起こったんだというのは、まさに航海の無原則じゃありませんが、航海安全ということで規制をしつつも、あるときには黒い物体が真っ正面からぶ...全文を見る
04月28日第94回国会 衆議院 農林水産委員会 第12号
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○新盛委員 私は、自由民主党、日本社会党、公明党・国民会議、民社党・国民連合及び日本共産党を代表して、昭和四十四年度以後における農林漁業団体職員共済組合からの年金の額の改定に関する法律等の一部を改正する法律案に対する附帯決議案について、その趣旨を御説明申し上げます。  まず、案...全文を見る
05月07日第94回国会 衆議院 農林水産委員会 第14号
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○新盛委員 参考人の皆さんには大変貴重な御意見等をありがとうございました。時間が迫っておりますので、簡潔に御質問申し上げたいと思います。  まず、これまでの減反政策の中で、えさ米の転作運動に熱心に取り組んでこられました足鹿参考人にお伺いしたいと思いますが、えさ米の問題については...全文を見る
○新盛委員 非常に関心が高まってきたということで、私どもも力を得ているわけでありますが、農林水産大臣は、脱粒性があるとかあるいは収益性がないとかと、いまだに少し足踏みしておられるようでありまして、これから一生懸命努力はしてまいりたいと思います。  次に、時間がございませんので、...全文を見る
○新盛委員 いまあなたの方からおっしゃったのですが、従来の卸、小売の販売業者の結びつき、皆さん方の用語ではそうおっしゃっているらしいのですが、これを踏襲してほしい、こうおっしゃっておられますね。もちろん尊重してくれということなんですが、結果的に新規の皆さん方が今度は出てくるだろう...全文を見る
○新盛委員 大変貴重な御意見ありがとうございました。
05月12日第94回国会 衆議院 農林水産委員会 第15号
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○新盛委員 今回の食管法の改正に当たりまして、特にこれまで議論をされました諸問題を、重複を避けながら政府の見解もただしてまいりたいと思います。  まず、この食管法の根幹の認識でございます。いまもお話がございましたように、法と現実の乖離を生み出して、これからとめどなく食管法がなし...全文を見る
○新盛委員 米穀の再生産を確保する、消費の家計を安定せしめる、これは根幹になっているわけでありますが、農政審「八〇年代の農政の基本方向」の中でも「政府が国民に対し責任をもって米の安定的な供給を確保するという制度の根幹は維持」する、こういうことになっているわけでありますが、今回自主...全文を見る
○新盛委員 いま一つ確認しておきますが、食管の将来像ということにつながるわけですけれども、全量管理体制から現状追認の形で間接統制あるいは部分管理へ今回のこの法改正によって変質をしていくものだ、こう理解をするのか。いや、そうじゃなくて、運用の面で、いまおっしゃいました基本方針で、基...全文を見る
○新盛委員 今回の改正で、これは水田利用再編第二期対策の状況の中で、減反絡みの食管改正じゃないかという意見もあるわけです。過剰のときはこうして食管法改正、そしてまた競争原理を取り入れてこうしたものが価格形成等にも出てくるわけですが、そうしたいわゆる生産地、生産農家の減反の方向がさ...全文を見る
○新盛委員 次に、食管の財政負担というのが非常に気になるところでありますが、今後これはどういうふうな推移をたどるのか。食糧安全保障上確保していく量を維持するとすれば、財政負担を余儀なくされるわけでありますが、今後こうした食管の財政負担という面ではどういうふうな推移になるのか、それ...全文を見る
○新盛委員 今後ともこうした過剰米処理、まあ一応軌道に乗っているというふうに御報告があるわけでありますが、工業用とかあるいは輸出が非常に増大をしているとかということ等もございますけれども、いずれにしてもこれは莫大な処分の損失額を持っておるわけですから、これからもこうした過剰米処理...全文を見る
○新盛委員 それだけで果たしてうまくいくでしょうかね。集荷団体とか販売団体ですね、そうした区別というのを明確にしていく指導というのは、いま長官が言っておられるように、ある意味ではなかなかむずかしい面があるでしょう。しかし現実の問題として、無登録の業者取り締まりを警察だけに任してい...全文を見る
○新盛委員 今度は、生産者、農民の一番の問題であります減反と関連するえさ米の問題についてお聞きをしておきたいと思います。  第二期対策の減反政策は六十七万七千ヘクタールということですが、これは来年度からの発生で、本年度は六十三万一千でしたか、まあこれは冷害その他の関係でそうなっ...全文を見る
○新盛委員 食管、米の問題について、また後の同僚議員の方から追及があるかと思いますので、ひとまずこれでおきまして、やはり食糧という問題で、魚のことについて、緊急な質問でございますので、ぜひひとつ御理解いただいておきたいと思います。  それは、このたび海上自衛隊と米海軍による対潜...全文を見る
○新盛委員 なぜ漁民が知らないか。出ているとおっしゃるならばそれでいいのです。いまのはぜひ資料をください。これは日米秘密共同訓練、私はそう言っていいと思うのです。そういうことであれば、現地の漁民の皆さんが、このマス流し網、はえなわ漁業の宝庫であるあの秋田沖で現実に操業される、とこ...全文を見る
○新盛委員 水産庁、どうですか。
○新盛委員 現地の安全操業には、確信を持って安全である保証をしていく、これは防衛庁がそうおっしゃっているのです。そしてまた、水産庁の方に防衛庁が連絡をしたとおっしゃるけれども、長官自身それは受けてないとおっしゃるのですから、食い違っているのですよ。だから今後、これは実弾射撃であろ...全文を見る
○新盛委員 とりあえず延期するなり、もう一回相談を十分して、そう訓練を急ぐ必要はないでしょう。それは日程的にいろいろ問題はあるでしょうけれども、事前にそういう通報等がおくれているし、関係者の打ち合わせもないのですから、ここはひとつやめていただくことを要望して、終わります。
05月13日第94回国会 衆議院 交通安全対策特別委員会 第10号
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○新盛委員 参考人の皆さんには、自動車保険、共済ともにこれからの自動車社会において大変御苦労いただいております。また本日は、この種の問題について国会の中で参考意見を述べていただくことに対して深く敬意を表します。  実は、四月二十二日に私の方から、大蔵省の関係におきまして若干この...全文を見る
○新盛委員 ただいまの大蔵省のそういう監督官庁としての指導のあり方を踏まえまして、損保協会の平田参考人、このことについて協会としてはどういう御見解を持っておられますか。時間がないものですから、簡潔に要領よくお答えいただきたいと思うのです。
○新盛委員 自動車共済連の細江参考人にお伺いしたいと思うのですが、損保会社の宣伝ビラなどをよく拝見するのですけれども、商品内容が損保と比較をして大変劣っているのじゃないかという中で、共済のウイークポイントと言えばいわゆる査定体制であるのだという中で、特にこの全労済の示談代行保険と...全文を見る
○新盛委員 次に、これも当委員会におきまして私の方から問題提起をしたのでありますが、保険と共済の純率の統一問題について保険審議会の林参考人にお伺いしたいと思うのでありますが、先ほど御説明もございましたように、自動車保険と自動車共済は、その目的はもちろん事故による損害賠償責任をカバ...全文を見る
○新盛委員 このことについて損保協会の平田参考人の方に続いた方がいいのでしょうけれども、ここで自動車共済連の細江参考人の方はこのことについてどういうふうにお考えでしょうか。
○新盛委員 損保協会の平田参考人にお尋ねしますけれども、ただいまの細江参考人の積極的な御意見がございました。共済側の考えはいまおっしゃいましたように非常に前向きでございますけれども、あなたの方はこれに同意できますか、どうですか。
○新盛委員 次に、損保と共済、この関係、お互いに寄り寄り協調的競争というようなぐあいにいけばいいのですが、なかなかそういうふうにまいらないところにいろいろ問題があるようで、競争は避けられない宿命であるかもしれないけれども、それぞれの立場がございますし、また、損保は損保の方の商品事...全文を見る
○新盛委員 もう一回お聞きしますが、確かに自動車保険の市場が狭まってきておる、そういう中で、まあアウトサイダーというふうに言われるのかどうかわかりませんが、この自動車共済連というのは急速に伸びてきておりますし、その存在は無視はできないわけですね。片や損保業界もある意味では、一皮む...全文を見る
○新盛委員 細江参考人に、ただいまの平田参考人の御答弁を踏まえまして、どうお考えか。相互にその立場を尊重、理解し合って、保険は保険なりに、共済は共済なりにその使命を達成するという前向きの方向ということに、私どもそう考えたいわけでありますけれども、いまの平田参考人の御見解に対してい...全文を見る
○新盛委員 最後に自動車修理工場代理店の問題で、これは大蔵省には言ってなかったのですけれども、常識的なことですが、ちょっとお聞かせいただきたいと思うのです。  代理店の兼業修理工場の工賃の問題です。これは専業修理工場に比べて二、三〇%高いというのが大体常識になっているようなんで...全文を見る
○新盛委員 済みませんが、時間がないのでイエスかノーかでお願いいたします。
○新盛委員 本日はお忙しいところ、大変貴重な御意見などを承りましてありがとうございました。これからそれらを十分生かして、自動車保険全般あるいは共済の運営伸展のために私どもも努力をしてまいりたいと思います。大変ありがとうございました。
05月27日第94回国会 衆議院 農林水産委員会 第17号
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○新盛委員 各参考人の皆さんには、今回の日本海における漁業の被害を受けられて、被害者として大変いろいろな面で御苦労されておりますことと、さらにきょうはこの農林水産委員会においでいただきましたことに対して厚くお礼を申し上げます。  時間がございませんので簡潔にお聞きしてまいりたい...全文を見る
○新盛委員 今回の共同訓練というのは十年ぶりということになっているわけですが、十年前に若干日米共同訓練による被害が出たのでありますけれども、そのことについては御存じですか。
○新盛委員 十年前の事故の際に見舞い金という形で処理をされたというふうに私も聞いているのですが、今回の場合も、加害者の方がまだ明確じゃございません。特定しているかどうか、これからの論議を通じて明確になると思いますけれども、前回の場合は加害者が明確であったのか。そしてまた、水産庁を...全文を見る
○新盛委員 だとすると、それは補償ということの理解ですか。それとも防衛庁としては被害額に対する全面補助としてやったのか、あるいはそれではなくて一時金的なものになったのか、その辺の当時の理解はございますか。
○新盛委員 航行警報というのがございます。五月の九日に海上保安庁航行警報として、秋田沖における日米共同訓練について、防衛庁海上幕僚監部防衛部長から海上保安庁の水路部長ないしは海上保安庁警備救難部長あてに対潜特別訓練についてという通知が行われた。この発信の日は五十六年五月九日、こう...全文を見る
○新盛委員 五月八日とおっしゃいましたが、その日にロケット射撃の訓練をという、海上保安庁が事前に知らしておったのだが、実弾射撃はやらない、五月十二日から五月十五日までが第一回目、そして十九日から二十三日が二回目、こういうことで、これは実弾射撃ではないので、一応訓練海域だけを示した...全文を見る
○新盛委員 内容についてはまた審議の際に明確にしたいと思っております。  そこで、この訓練海域に集結していくアメリカの艦船あるいは日本の自衛艦、そしてそれらを取り巻くかのごとくソ連の船艦も実はいた。集結へ向かうその途上に今回のここの第一回の漁網被害が起こったわけですね。そのこと...全文を見る
○新盛委員 それでは、漁獲物の被害額の算定の仕方でございますが、水産庁はきょうお昼から、被害額の総括をここの場で説明することになっておりますけれども、皆さんから提出された被害状況を大体集約しているのじゃないかと思われるわけです。  今回の最終的な集約といいますか、延べ百四十五隻...全文を見る
○新盛委員 最後に、窓口論の話なんですが、先ほどのお答えでは水産庁を窓口にしてこれからの賠償交渉等もやってもらいたいという御意見なようなんですが、今回の事件というのは、これは日米共同訓練を立案した、そこから事が始まっているわけですから、この関係においては、当座の責任の所在というの...全文を見る
○新盛委員 どうもありがとうございました。
○新盛委員 去る五月十二日にこの農林水産委員会で、私は緊急質問として、このサケ・マスはえなわ漁業の最盛期に行われる日米共同訓練については直ちに中止してほしい、防衛庁ははえなわ漁業というのを一体知っているのか、そしてまた、その訓練の状況の中で必ず事故が発生すると思われる、そのことに...全文を見る
○新盛委員 そんな答弁を聞きたくはないのですよ。  今回のこの計画というのは日米間における共同訓練として、対潜水艦訓練として行われたわけです。この策定は一体どこがやったのですか。
○新盛委員 十年前に日米軍事共同演習というのが行われて、その際にも流し網の一部が切断をされた事故があって賠償をした経緯があるのですよ。それから今回、十年目の計画がなされた。その計画も、事前に関係の省庁に打ち合わせはない、特に水産庁あたりはつんぼさじき。現地の漁民の皆さんがこれを知...全文を見る
○新盛委員 昨年の暮れごろから策定をしている、そしてまたそのことについて外務省などとは国際間の問題もこれあり打ち合わせをしたとおっしゃいますが、肝心な漁業の方の、いわゆる操業安全のために水産庁となぜ話をしないのですか。実態の面から見ても、あなた方ははえなわ漁業というものを御存じで...全文を見る
○新盛委員 この問題についてはまた後ほど同僚議員の方から追及があるかと思いますが、一体、訓練海域の方へ集結をする米国艦船あるいは自衛艦、こういう、いわゆる集結へ向かっていく航行警報というのは出されたのですか出されなかったのですか。そのことは、私の知る限りはそれこそ知らされていない...全文を見る
○新盛委員 一体この加害者はどこの国ですか。先ほどの政務次官の回答では、特定できない、まだ調査中だとおっしゃるのですが、漁民の中ではいつの間にかうやむやにされるのではないだろうかと大変不安がっています。  いやソ連の船だ、いや米艦だ、いや海上自衛艦ではなかろうか、こういうことで...全文を見る
○新盛委員 どうも答えにならないのですよ。補償は被害者が受けるのです。その被害者の皆さんは一日も早く補償額をもらわないと、いま当座の網を買ったりあるいはまた失われた漁獲額に対して、もう借金をしているのですからどうにもならないとおっしゃっているのですよ。  いま加害国が特定できな...全文を見る
○新盛委員 前向きで補償のことについて各省庁との協議をしておられるということでありますが、窓口だけは明確にしておいていただきたいと思うのです。水産庁が窓口だと言うし、外務省が外国との折衝だと言うし、防衛庁の方は何かどこか外に出ているようであります。ここで答弁されたのは防衛庁ですか...全文を見る
06月03日第94回国会 衆議院 農林水産委員会 第18号
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○新盛委員 ことしの豪雪、冷害によって林業の受けた被害はきわめて重大なことでございましたし、それなりの適切な措置を講じたわけですが、最近天候不順による被害が、東北、北海道などに異常低温として農畜産物に甚大な被害が出ております。気象庁の話によりますと、冷夏がことしもあるのじゃないか...全文を見る
○新盛委員 農林水産大臣にお伺いしますが、これらの対策等について、いま当面はまだ把握が十分でないようでありますが、将来こうした状況が続けば天災融資法などということは考えておられるのですか。
○新盛委員 次に、林業対策と行革問題についてでございます。  最近森林・林業の危機が叫ばれているわけでありますが、政府もとりあえず地域林業振興、間伐促進対策を進めておられるようであります。そうした熱意の中では、昭和五十六年度の林業予算の伸び率はわずか一・二%にすぎない状況であり...全文を見る
○新盛委員 次に、除伐、下刈り、枝打ちあるいは間伐などの保育の手抜きというのがますます山を荒らしているというふうに言われているわけでありますが、林業労務改善というのはいま緊急の課題でもあります。そうした中で、昨年の十二月二十九日の閣議決定の「今後における行政改革の推進について」と...全文を見る
○新盛委員 こうした第二臨調との関連によって、具体的に国有林全体の問題に波及する多くの問題が書いてありますが、特に民間林業労働者の雇用安定と社会保障問題について、今日の林業労働問題については林業労務改善促進事業の一貫としてお取り組みをいただいているやに承っておりますが、最近の五カ...全文を見る
○新盛委員 この民間林業労働者の平均年齢というのはどのくらいになっておりますか。
○新盛委員 他産業に比べて著しく低位にある現在の労働条件の抜本的な改善が必要となってきたのじゃないか。特にこの労働者を吸収するあるいは定着をさせるということは当面の大きな問題だと思うのです。他産業に比べて、ある意味では雇用の安定とかあるいは社会保障問題とか、そういう条件が備わって...全文を見る
○新盛委員 時間がありませんから一括お答えいただきますが、この医療保障とか、これは健康保険に類するものでしょうし、失業の保障、雇用保険、老後の保障、これは年金、これを一体どういうものにしていったらいいか。確かにいまおっしゃいましたように林業労務改善促進事業の一環として加入者の増進...全文を見る
○新盛委員 振動病の問題等がございますが、私の方は以上で終わりまして、松沢委員の方で関連質問がございます。よろしくお願いします。
07月13日第94回国会 衆議院 農林水産委員会 第20号
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○新盛委員 五十五年産の生産者米価決定に入っているわけでありますが、本日米審に対する政府の諮問が行われたわけであります。     〔委員長退席、菊池委員長代理着席〕 大臣の答弁を聞いておりますと、どうも釈然としない。それは、今回の生産者米価決定への第二臨調との絡みもございます...全文を見る
○新盛委員 第二臨調の答申が出されて、その答申を受けて売買逆ざや解消の問題が指摘されているのですが、今回の米価がもし仮に据え置かれて、後は政治加算、こうした話などになっていく際に問題が残るわけでして、私どもはあくまでも基本米価を引き上げるべきではないかということを先ほども主張して...全文を見る
○新盛委員 いま生産者米価の問題で議論しているわけですから、生産資材の高騰とかあるいはまたすでに農林省が発表されましたように、五十五年産の生産指数は一二・二%だということなども言われているだけに、これは何らかの形で基本米価を引き上げざるを得ない、私どもはそう見ているのですから、き...全文を見る
○新盛委員 明確ではありませんが、いまの段階ではそういうお答えだろうと思います。いずれにしても、将来の問題として、食糧政策上の問題として農林省はどう受けとめていくか、第二臨調の結論を踏まえて、生産者側、消費者側の問題としてこれはおろそかにできない問題でありますから、その面は今後明...全文を見る
○新盛委員 後また同僚議員の方からこうした問題について追及があると思いますが、ここで昭和五十五年産米穀の政府買い入れ価格の試算における品質格差問題で、地元の問題を含めてぜひひとつ政府の御見解をいただきたいと思うのです。  御承知のように、買い入れ価格指定基準の問題で、鹿児島県で...全文を見る
○新盛委員 非常に前向きの答弁で、米審の方よりはこちらの方が政治としては非常に前向きだったと思います。政府としてはこの銘柄の面については一応熟知、承知している、そういう雰囲気も感じられるわけですが、その決定の時期ですね、こうしたことについてはいま米価を決めようという段階ですから、...全文を見る
○新盛委員 以上をもって終わりますが、最後に、冒頭申し上げました今回の米価決定に当たる最終的な決め手になる政治加算だとか、つかみ金だとか、こういう表現が、巷間伝えられるようなことがあってはならないのでありまして、これは厳にひとつ、政府と党がと言うのならば、ほかはこの委員会なんて、...全文を見る
10月14日第95回国会 衆議院 農林水産委員会 第1号
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○新盛委員 政府の先ほどの説明がございましたチチュウカイミバエの取り扱いについて、大臣の見解をこの際ぜひお聞かせいただきたいと思うのであります。  発がん性のおそれあると言われておりますエチレンディブロマイド、いわゆるEDBの薫蒸措置によっていま加州産のレモン、オレンジが横浜の...全文を見る
○新盛委員 大臣、ぜひひとつ……。  この八月の二十八日に、日本社会党として大臣のもとに申し入れをいたしました。チチュウカイミバエの防除対策等について日米植物防疫専門家会議の合意事項があるわけでございますが、私どもから見ますと非常に不十分である。また植物防疫法上も、これから内容...全文を見る
○新盛委員 この問題についてはまた後日、二十一日にこの委員会においてこの問題だけをとらえて議論をしたいと思っておりますので、これでおきたいと思います。  時間がございませんので、大臣にぜひ今回の畑作三品の取り扱い問題でお聞きしておきたいと思います。  南の方ではサトウキビ、そ...全文を見る
○新盛委員 終わります。
○新盛委員 五十六年度産のサトウキビの最低生産者価格は、生産奨励金を織り込んで適正な所得補償をしてほしい、そしてまた再生産が確保できるようにしてほしいと昨年も強く要望いたしました。ことしの状況は、御承知のようにすでに塩害だとかあるいはまた沖繩のあたりでは干ばつ、こういうことで、先...全文を見る
○新盛委員 森実局長の方からきわめて適切な前向きの答弁がございましたが、これは例のかさ上げの部分というのは六分の一の段階で地方起債ということになっているわけですが、その補助、助成というのはそれらと見合った形でというふうになっているように思われます。この奄美振興法の中でもそのことも...全文を見る
○新盛委員 また、それは具体的に後ほどよろしくお願いをいたします。  続いて、カンショ、でん粉、この種のものの買い入れ基準価格、あるいは特にでん粉の問題では加工経費が非常に上がっている。これもまた排水処理の経費、こうしたものが出てくるわけでありますが、昨年もこの問題で議論をいた...全文を見る
○新盛委員 時間がないので次々に行きます。  御承知のように、全国のカンショの作付面積、大体六万四千ヘクタールから六万五千ヘクタールというふうになっているのですが、特にその主要な生産県である鹿児島県、この作付面積も、単収もことしは大体五十万トン見込まれているのです。これらのカン...全文を見る
○新盛委員 時間がないのでもっと議論を深めたいと思いましたけれども、また次の機会に譲りたいと思います。  そこで、芋でん粉のかすの有力な消費という形になっておりますクエン酸でありますが、最近非常に輸入量が増加をして国内生産を圧迫をしていることは御存じだと思うのです。もうすでに最...全文を見る
○新盛委員 これは本年度の価格決定に当たって、これからの生産意欲、そしてまた生産者の皆さん方の生活権の問題にもかかわることでありますから、早急に結論を出していただくように関係省庁の御努力をいただきたいと思います。  引き続いて、竹内委員の方から関連質問をいたします。  ありが...全文を見る
10月21日第95回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
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○新盛委員 私は、自由民主党、日本社会党、公明党・国民会議、民社党・国民連合、日本共産党及び新自由クラブ・民主連合の共同提案にかかる昭和五十六年産さとうきびの最低生産者価格等に関する件の決議案につきまして、提出者を代表してその趣旨を御説明申し上げます。  決議案の趣旨につきまし...全文を見る
11月12日第95回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
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○新盛委員 七営林署の統廃合の問題で、午前中に引き続いて、それぞれの各地域における実情調査に私ども参りましたから、その観点から二つ、三つ確認をしておきたいと思います。  私が参りましたのは、鹿児島県は大島群島、特に大島営林署の統廃合でありまして、立地条件、特殊な状況あるいはまた...全文を見る
○新盛委員 大臣、お答えください。
○新盛委員 立地条件から見まして、今回の大島営林署の統廃合というのは、離島にあるということですよ。従来おやりになっていた五島の例を見ましても、そんなに遠隔じゃない。いま橋も渡っていますから近くなっているのですよ。だけれども、それでも事務所を置かれたけれども全然権限がない、サービス...全文を見る
○新盛委員 最後に大臣、ぜひひとつ明確にしていただきたいのですが、鹿児島に統合される営林署ですね、これからは一署に二つ、一つは南西諸島地域施業の事業、片方では鹿児島を中心にした薩摩の地域の施業計画、異質のものがこれから鹿児島営林署で行われる。こういうことを見ますと、亜熱帯林業とい...全文を見る
○新盛委員 終わります。