新盛辰雄

しんもりたつお



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新盛辰雄の1982年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月23日第96回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
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○新盛委員 五十七年度の農政について、大臣の所信表明等で伺ったわけですが、簡単に質問をしながら、お答えの方、的確にお願いをしたいと思います。  まず、ことしの重点目標は農政として一体何があるのか。私どもは一昨年食糧の自給自足体制を確立をするために国会決議を行ったのでありますが、...全文を見る
○新盛委員 心の触れ合うのは結構なことですが、食糧の確保とか自給力の向上というのは一体どういうことがあるのですか。
○新盛委員 先般「わが国農業・農政の今後のあり方」こういうことで産業界が農業、農政のあり方に取り組んでいく理由ということで大々的に経団連の提言がございました。農業過保護論、こうした財界の主張などに対して、農林水産省としては一体どういう受けとめ方をしているか、大臣の見解をいただきた...全文を見る
○新盛委員 加えて第二臨調の方針が、いわゆる農林水産の各部面にわたって先ほどの統合メニュー化の問題を含めて出てきているわけです。十兆円の農業生産額に対して三兆円の国家農業予算を使うというのは大変問題がありはしないかという指摘などとあわせまして、こういうような関係から来るこれからの...全文を見る
○新盛委員 それと関連する減反の問題では、先ほども質問にお答えになっておられたようでありますが、定着した水田利用再編対策、それから一つの農政転換がある、こういうふうにおっしゃられております。第二期対策については六十七万七千ヘクタール、冷害等があるから四万六千ヘクタールぐらいは緩和...全文を見る
○新盛委員 貿易摩擦の問題に触れてまいりたいと思いますが、これも先ほどから質疑が交わされております。結論は、いまアメリカでしきりと議論されている相互主義にかかわる法案提出、まさに江崎代表団、いま四苦八苦この辺の探りを入れておられると思いますけれども、日本の市場は閉鎖的だ、そういう...全文を見る
○新盛委員 工業製品の輸出ドライブによってこうした貿易摩擦が起こったのです。そのツケを日本農業に転嫁させようとすることについてはわが党は基本的に反対であり、同時に、貿易優先政策や黒字減らしで、これによって農産物の過剰な輸入、そのうらはらには国内において縮小合理化、メニュー化あるい...全文を見る
○新盛委員 これは後ほど同僚議員の方からまた追及があると思うのですが、先般のチチュウカイミバエに関する日米の植物検疫専門家会議、ここで合意されたわけですが、どうもながめていて、これもこの委員会で相当激論をやったのです。ところが、通産大臣がレーガン大統領とお会いになって政治的に、経...全文を見る
○新盛委員 その問題はまた後ほど同僚議員の方から追及があるかと思います。  林業の関係について質問をいたしますが、現下の木材産業の不況、これは大変なことになっております。木材産業の再編成対策など、いろいろと具体的に対策は立てておられるとは思いますが、また新たに第六次の治山事業五...全文を見る
○新盛委員 林野庁長官からお答えをいただく前に、国有林野事業の経営改善計画に基づいて、今般、七営林署の統廃合がすでに昨年の十二月二十五日官報に掲載をされて、三月からこれが一斉に実施される経過になったようであります。これに対して、もちろん地元等の意見を十分にお聞きになったと思うし、...全文を見る
○新盛委員 続いて水産関係に入りたいと思うのですが、御承知のように、各国々の二百海里設定等の規制強化はもう目に余るものがあります。燃油価格は相変わらず上昇の一途をたどっております。魚価は低迷をして、しかも現在では、漁業経営者はもはや経営を維持することができないほどに、負債の残高が...全文を見る
○新盛委員 終わります。
02月26日第96回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号
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○新盛分科員 水産業振興に関して、短い時間ですが、質問をしたいと思います。  率直に申し上げて、水産問題で議論をされる機会が余りないようであります。きわめて残念なことであります。ところが、こういう大事な問題について、すでに深刻化している二百海里以降の漁業経営、一体どういうふうに...全文を見る
○新盛分科員 制度、政策資金融資のあり方をどうお考えですか。
○新盛分科員 新たに長期低利の漁業経営負債整理資金三百五十億、これは新規のものとしてつけられたわけですけれども、このほかに遠洋漁業が非常に、今日のような入漁料の問題あるいはミクロネシア、南太平洋フォーラム諸国、すべて自分の二百海里以内では漁業を認めない、あるいはアメリカのブロー法...全文を見る
○新盛分科員 大蔵省、来ておられますか。——いま議論しております融資残高が生産額を上回っている、この状況の中で、相も変わらず償還の繰り延べ、期間の延長、金利を低くしていこう、こういうことで進めておられるわけですが、経営者は四苦八苦しておりまして、払えない、これ以上どうにもならない...全文を見る
○新盛分科員 いま積極的に進めておられる状況は把握できるのですがね。ここで、カツオ釣りのまき網への転換、二百海里時代で一本釣り漁業というのはもはや限界ではないか。あるいはまた、今度日鰹連あたりが中心になって、自主減船と同時に海まき転換への動きがあるわけですね。  この海まき転換...全文を見る
○新盛分科員 頼みますよ。  最後に、大臣、残存輸入品目二十二の中には漁業関係も入っておるのですよ。アメリカでは相互主義法案が準備されておるようですし、また漁業の関係におきましても、日米漁業交渉が始まるわけです。恐らく厳しい制約を受けてくると思われます。この件については江崎代表...全文を見る
○新盛分科員 終わります。
03月16日第96回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
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○新盛委員 参考人の皆さんには御多用のところ、当農林水産委員会に大変貴重な御意見などを賜りましてありがとうございました。皆さん方からお話のございました松枯れの被害対策については、それぞれに非常に憂慮していらっしゃいますし、今回出されようとしております法案等についてもそれぞれの見方...全文を見る
○新盛委員 ありがとうございました。  関連をして島田委員の方からお願いをいたします。
03月18日第96回国会 衆議院 農林水産委員会 第7号
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○新盛委員 私は、日本社会党を代表して、松くい虫防除特別措置法の一部を改正する法律案に対する修正案の内容を御説明を申し上げます。  修正案はお手元に配付いたしましたが、朗読を省略して、以下修正内容を簡単に申し上げます。  第一点は、法律の題名についてであります。  本法案の...全文を見る
○新盛委員 私は、自由民主党、日本社会党、公明党・国民会議、民社党・国民連合、日本共産党及び新自由クラブ・民主連合を代表して、松くい虫防除特別措置法の一部を改正する法律案に対する附帯決議案の趣旨を御説明を申します。  まず、案文を朗読いたします。     松くい虫防除特別措置...全文を見る
03月19日第96回国会 衆議院 農林水産委員会 第8号
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○新盛委員 漁港法第十七条第三項の規定に基づく漁港整備計画の変更承認についてこれから論議をいたしますが、まず、最近の漁業をめぐる情勢、二百海里時代の定着等による日本近海の漁場の重要性というのは申し上げるまでもないことですが、こうした情勢の中で、今度、新しく第七次計画が新規に発足を...全文を見る
○新盛委員 いま、第一種、第二種を重点に置いて計画をされたというふうに御説明がありました。今年度の予算措置から見まして二兆百億という計画規模になっているわけでして、漁港修築事業は四百八十港、漁港改修事業が八百七十、こうした漁港局部改良事業を含めた総計が一兆八千五百億、こういう全体...全文を見る
○新盛委員 六年間の漁港の整備計画ですから、当然、漁業の全体的環境の変化、いま厳しく変わる、そういう状況ですから、六年間というのはちょっと長過ぎるのではないか。当初は五年間でずっときておったのです。現実、そうなっているのです。だから、見通しが立てられるのかどうかという面では少しず...全文を見る
○新盛委員 大臣にお伺いしますが、いま長官がお答えになったように、漁港整備計画によってできていくその目標がいずれにしても達成されない状況、毎年毎年そうでございまして、そういう達成されないことをこのまま放置するというわけにはいきませんが、少なくとも、これは四十四年から四十八年の第四...全文を見る
○新盛委員 次に、非常に厳しい財政状況の中でこれだけの莫大な予算をもってして達成をさせようというのでありますが、この予算の確保というのは国、地方を含めまして大変なことだろうと思いますが、展望としてどうお考えですか、まずお聞かせをいただきます。
○新盛委員 最近の不況の中で公共事業の前倒しということなども政府は積極的にお考えのようであります。こういう面では、この漁港整備計画の前倒しというようなことも、促進をする意味も含めて考えていく必要もあるのじゃないか。もちろん、この計画達成のために、五十八年度以降の予算確保であります...全文を見る
○新盛委員 最後に、この沿岸漁場の漁港を含めまして整備開発を進めていかれる場合多くの問題があります。今度は、五十七年度を初年度で第二次沿岸漁場整備開発計画が発足することになっているのです。それらは漁業の基盤整備のためにやる事業でありますが、これも六カ年計画になっておりますけれども...全文を見る
○新盛委員 終わります。
03月23日第96回国会 衆議院 環境委員会 第3号
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○新盛委員 検討に値すると言われた環境庁長官のいまの御回答ですが、代案の位置、形状でアセスメントをすることについて検討に値すると言ったものであって、建設についてオーケーを出したものではない、今後鹿児島県が行うアセスを十分チェックして、形状、植栽の方法等不十分であれば変更を求める、...全文を見る
○新盛委員 今度の新大隅開発計画に伴う国家石油備蓄基地を志布志湾に設置することについてゴーサインを与えた、いま大臣のおっしゃっているのではそうじゃなくて、石油備蓄基地は別途の問題であるけれども、アセスを十分にして、場合によっては変更ないしは中止をすることもできる、私はこう理解をし...全文を見る
○新盛委員 基本姿勢としてこの計画の全体像はよくわからないがとおっしゃいましたが、一号、二号の埋め立て計画も実はあったわけです。完全に安楽川以南の関係については認めるわけにはいかない、こうおっしゃいました。  いまここに写真化されておりますが、これは前の計画なんです。(写真を示...全文を見る
○新盛委員 いまの回答から見ましても、新大隅計画の中でこういうふうに異物が海の中にぽっくりできる。環境には著しい影響を与えないから、三〇%だから検討に値すると言った、こうおっしゃっておるわけです。しかし、新大隅全体の安楽川以南、いわゆる波見港のところまでは著しく影響するわけです。...全文を見る
○新盛委員 環境庁は、一体今度の計画等について、新大隅全体像としてはどうも引っ込めさせなければいけない、環境行政に大きな影響がある、だからこの際石油備蓄基地の位置あるいは形状その他等について、言うなら注文をつけた。これは、建設にかかわる問題は別としましても、位置なりあるいは方向等...全文を見る
○新盛委員 今回の問題は、一体環境庁が本当に合意の上に立ったのだろうか。環境行政の面で、内部ではちょっと唐突過ぎるんじゃないかとか、自然保護の命脈を断ち切るのじゃないのかとか、大臣の政治的な判断かというようなことも、われわれは漏れ聞いているのです。だから、環境庁がこういう問題で余...全文を見る
○新盛委員 公団の方、来ていらっしゃいますか。反対が現地で強ければこうした建設は進めることはできないだろうということをこれまで私どもの質問にお答えになっておられたのですが、いまも変わりありませんか。
○新盛委員 現地ではそういう一つの作業はしておられるのでしょうが、反対をしているグループがある。いろいろとこれから騒然という形になってくるのはよくない、やはり理解と納得がなければいけないわけなのですが、公団として、これまで反対が強ければ建設をすることについては考えなければならない...全文を見る
○新盛委員 志布志湾をお選びになったことについては現地からの要請だ、馬毛島についてはまだ御回答がありませんので、どういうふうになっているのかわかりませんけれども、こうした一連の動きから見まして、いま石油備蓄基地建設のいわゆる財源の問題、建設費、これは一体どういうふうに推移している...全文を見る
○新盛委員 この建設費を計算しますと、あなた方は今度五百メートル離すのです。水深が変わってきます。そして、FSの結果半地下方式はだめだ。そして、今度これを地上に出すわけですね。護岸工事を初めとして、今度の場合二十二メートルの高さのタンクを置くわけですが、その埋め立て経費ですらもう...全文を見る
○新盛委員 それは当たり。単純計算でやればそういう答えが出てきますよ。ただ、前回の計画では用地造成費が約四百億だったのでしょう。二百メートル先を埋めるときの経費なんですよ。それが五百メートル先、水深も変わってきたのです。それを考慮もしないで、県の方から来た資料ではただ埋め立て造成...全文を見る
○新盛委員 この議論はまた別途やりたいと思いますが、運輸省、来ていらっしゃいますか。  公有水面の埋め立て認可をおやりになるわけですが、五十三年に策定されました志布志湾改定計画の埋め立ての際に、これは九十八ヘクタールを埋め立てる申請をしたのです。環境庁の方はこの際は非常に踏ん張...全文を見る
○新盛委員 関連質問を終わります。
03月23日第96回国会 衆議院 農林水産委員会 第9号
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○新盛委員 私は、自由民主党、日本社会党、公明党・国民会議、民社党・国民連合、日本共産党及び新自由クラブ・民主連合を代表して、畜産物価格等に関する件についての決議案の趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     畜産物価格等に関する件(案)   政府は...全文を見る
03月24日第96回国会 衆議院 農林水産委員会 第10号
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○新盛委員 糖安法改正案に入りまして、特に鹿児島県南西諸島及び沖縄県における農業の基幹作物でございますサトウキビ及び甘蔗糖等について、的をしぼっていまから若干の質問をしたいと思っております。  まず、サトウキビの生産対策についてですけれども、御承知のように収穫面積は、四十年をピ...全文を見る
○新盛委員 そうしますと、三万八千ヘクタール、これはいろいろな状況も変わってきているとは思うのです。が、いまおっしゃったような形の中で現実問題として遂行できるというか、いわゆる維持できる、こういうことなんですか。
○新盛委員 次に、労働生産性の問題ですけれども、御承知のように一戸当たりの作付面積が非常に零細である。従来からもそうでしたが、労働生産性が非常に低い、こう言われて、今日までその改善のために御努力をいただいてきておるんですが、労働時間の改善などについてはその後どういうふうに努力をさ...全文を見る
○新盛委員 聞こうと思っていたことを先にお答えになったのですが、この労働時間の短縮は改善が進んでいないということ、それに対する機械化の問題等補足をされたのですが、現実に十アール当たりの所要時間を見ても百七十時間に及んでいる、こういう現状なんです。したがって五十七年度の予算案でグリ...全文を見る
○新盛委員 さらに、今度は土地改良の関係です。特に耕土の改良、これは基盤整備という面でも従来から主張されてきておったことですし、これもまた予算措置的にも十分加味されていかなければならないことでありますが、この辺はどうなっていますか。
○新盛委員 このようにサトウキビ関係の予算というのは横ばいかあるいは減少しているという状況ですね。だから、先ほども指摘をしましたように、六十五年の見通しが達成できるのか。この現状、財政的にも非常に厳しい状況にございますが、こうした問題を含めて、私どもとしても、これからの見通しを明...全文を見る
○新盛委員 模範答弁で、お書きになったのをお読みになっただけです。きのうまでは次官も一生懸命みずからの決意を言っておられたのですが、軽く見たというわけじゃないのでしょうが、やはり日本の南西諸島ではこれが重要な要素を持っているという認識はぜひ持っていただきたい。  いまお読みにな...全文を見る
○新盛委員 改正法案の問題に関連をして一つ二つ聞いておきたいと思います。  今回の改正案では、市価がある一定水準以下に下落した場合に通常年の売買数量を超える数量について市価参酌調整金というのを課することになっているわけです。これは需給調整効果をある程度上げるということではないか...全文を見る
○新盛委員 最後に、国内産糖の優先消化、言うなら、これは全体的な問題を含めて十分配慮しなければならないのですが、これからどういう配慮をされていくのかを明らかにしていただきたいと思います。
○新盛委員 終わります。
04月08日第96回国会 衆議院 農林水産委員会 第12号
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○新盛委員 世界的に貴重な学術的研究素材となっております屋久島原生林の問題で質問をしたいと思っています。  参議院の予算委員会で三月二十七日農林水産大臣は、この屋久島原生林の第四次林野庁施業事業の計画について当面中止ということを表明されておるわけですが、いかなる経緯にあったかを...全文を見る
○新盛委員 原生林の保護、町民の生活の維持、林業労働者の雇用の安定、この三つの要素から成っているわけですから、大臣はその調和をとりたい、相互理解の上に立ってどういうふうに調整を見出し得るか、これが今回の問題の一番焦点になるんじゃないかと思っています。  そこで、昭和四十八年、当...全文を見る
○新盛委員 環境庁にお尋ねをしますが、瀬切川の右岸の森林は学術上きわめて貴重なものである、したがって指定区分の中の特別保護地域として第一種特別地域六百五十一ヘクタール、第二種特別地域七百五十九ヘクタール、第三種特別地域一万一千四百五十一ヘクタール、この割合は第一種は三%、第二種は...全文を見る
○新盛委員 いつまでに結論が出るのですか。
○新盛委員 近日中とおっしゃいますが、現場の方では枠組みは決めるにしても、いずれにしても調和をとらなければならない、両立をどうさせたらいいかという模索をして、いま大変心配しておられる時期でありますから、およそいつごろに環境庁は出すのか、そうでないと林野庁だって計画のしようがないの...全文を見る
○新盛委員 四月いっぱいだということを前提に置きまして、ここで林野庁にお聞きしますが、守る会、議会、営林局、これによって自然保護か、あるいは林業のこれからの確保、雇用の確保、生活も含んでいるわけですが、これの両立のさせ方、これまでの三者の確認合意事項もあるわけですから、それを含め...全文を見る
○新盛委員 一千年以上の屋久杉というのはこれまで計画的に伐採をされ、あるいは収穫を上げておられるのですが、いま幾ら残っているのですか。
○新盛委員 四十九年現在で、屋久杉一万一千六百本、そのときの計画で、将来七千四百本ぐらい残せばいい、そういう回答をかつてされたことがあるのです。そういう、何本残せば学術的にいいとか悪いとかいう問題ではないと思うのです。いま、小杉だとかあるいは他杉だとかいろいろな要素の中で原生林を...全文を見る
○新盛委員 屋久杉の加工業者というのは、実はこの土埋木にかかわる——根っこの方が大変貴重な素材になるわけでございます。だから、そうした面でも、これから何立方メートルぐらいの収穫量があるのか、そしてそれを活用する加工業者、生産者、こういう皆さんの救済はどうできるのか、それぐらいはお...全文を見る
○新盛委員 ここで確認しておきますが、第四次の地域の施業計画を進めるに当たって、環境庁が指定をする特別保護地域を除いて屋久杉あるいは小杉、他杉、いずれにしても原生林を保護しながら調和をとって生活の擁護をということについてどう配慮するか。これはいまここで一挙に言えといったってなかな...全文を見る
○新盛委員 この問題の最後に、行革絡みで林野庁行政にかかわる問題になってくると思うのですが、御承知のように現地には上屋久、下屋久の営林署が二つございます。非常に貴重な資源を確保する、そして乱伐、そうしたことを防ぐためにも現地にはそれだけの必要要員が確保されているわけです。したがっ...全文を見る
○新盛委員 次に、馬毛島の問題で質問をしておきたいと思います。  ここの地域は、御存じのようにいま議論しております屋久島の近く、種屋久の地域に浮かんでいる島です。この馬毛島に実は石油備蓄基地をという動きがございまして、環境委員会で私も取り上げておるのですが、資源エネルギー庁おい...全文を見る
○新盛委員 一、二カ月とおっしゃいますが、実際はもうすでに結論が出ているんじゃないかと私は想定しています。ただ、結論が出ていないと言われているのは、いまの石油の事情ですね。国家備蓄の三千万キロリットル、この範疇をすでに超えているんじゃないか。だから、FSの結論がイエスと出ましても...全文を見る
○新盛委員 馬毛島地区は、結局、まだ結論が出ていない。したがって、四月中にと言っていたのは、ここ一、二カ月延びることになろう、こういう結論なようですね。  この補完調査等含めて、いま十一地域点を挙げられた中で、六地域点を可能と見て、あと残り三地点は少し問題がある。とするなら、あ...全文を見る
○新盛委員 時間が来ましたので最後に、水産庁は、水深だとか魚の種類、あるいは取り上げているここは漁業の宝庫なんでして、これらの問題から来ると、影響調査をやられなければならぬし、汚染とかあるいは安全性、こういうことについて、開発と水産振興、こうした面でどういうふうにしなければならな...全文を見る
○新盛委員 終わります。
04月13日第96回国会 衆議院 農林水産委員会 第13号
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○新盛委員 本日は、日本の水産振興のために日ごろ御活躍をしていただいておられます関係者の皆さんに御多忙の中おいでいただきましたことをまず厚くお礼を申し上げます。時間が限られておりますので、端的に質問をしたいと思っています。  まず柴山参考人に二問ほどお願いしたいのです。  安...全文を見る
○新盛委員 次に、増田会長さんあるいは宮原会長さん、いずれも両参考人からお答えいただいた方がいいのじゃないかと思うのですが、水産物の調整保管事業、これは五年くらい経過もございますが、どういう評価をそれぞれにお持ちになっているのか。政府も若干の介入をしてということなんですが、いつも...全文を見る
○新盛委員 長谷川参考人にちょっとお聞きしておきますが、イカ釣りの北朝鮮との関係ですけれども、協定が六月に大体切れることになるわけですね。いまいろいろとその対策を立てておられると思いますが、一体業界としてはどういう熱望を持っておられるのか、お聞かせいただきたいと思います。内容につ...全文を見る
○新盛委員 金融の問題で堀川参考人にお聞きしますが、今回の漁特法で新たに負債整理資金として三百五十億、これはきわめて効果的にという、従来よりは少し踏み込んでいるわけですが、この中で、金融措置というのは負債整理を含め、あるいは漁業経営安定のための必要資金として融資を行うわけですが、...全文を見る
○新盛委員 ありがとうございました。
○新盛委員 漁業再建整備特別措置法一部改正にかかわる諸問題について御質問を申し上げます。  もうすでに午前中の各参考人からの事情聴取なども行われまして、最近、わが国の漁業をめぐる諸情勢がいかに厳しいかということを改めて認識をしたところであります。  この中でも強調されておりま...全文を見る
○新盛委員 きわめて適切な総括的な大臣の御答弁ではございますが、ここからが問題なんです。確かに、これからの漁業を考えていく際に、いま大臣のおっしゃったように沖合い漁業から沿岸へ、あるいは近海の沿岸漁業制度についても午前中も大変強調もされました。あるいは漁業制度の新しい見直しをどう...全文を見る
○新盛委員 漁業経営の悪化ということで、燃油なのか、あるいは魚価なのか、それとも資源の悪化なのか。一体どこにポイントを置いたら、いま長官お答えになったような形の中で処理をするとすればどれが一番問題か。
○新盛委員 今回の法改正で、省エネルギーを促進することを政府がお考えになっていることは理解できます。しかし、この措置によって漁業経営への効果はどの程度期待できるのだろうか、また、この祖税特別措置法による割り増し償却によってどれくらいの利益を得るのだろうか、漁船規模の各層にわたる利...全文を見る
○新盛委員 さらに、この漁業経営悪化の主なる原因、これはどうしても漁業関連の融資総額が総生産額を上回る、こういう現象に見られますように、これまで問題の整理を融資という形に重きを置いた。そのための現象として漁労経営者の自己資本比率の低下を来しているという水産行政のあり方、また、これ...全文を見る
○新盛委員 そこで、漁業経営負債整理資金融資枠三百五十億円の問題になってくるわけでありますが、これは将来における健全な漁業経営を確立をするためだ、そういう趣旨になっておるわけでありますが、選別融資というものを行う、これは問題がありはしないか。選別というのは、農業の例において、減反...全文を見る
○新盛委員 そうなりますと、ここで漁協の信用事業という問題などを含めて考えてみなければなりませんが、最近の銀行法の改正によって非常に危機的状況に見舞われているのじゃないかと思うのです。農協などは御承知のように、五十八年から全国銀行内の国内為替制度、いわゆる銀行内の国の為替制度であ...全文を見る
○新盛委員 今回の予算措置によりまして不振漁協の整備進促に何とか対応したい、これもねらいですね。さらにはこの二百海里規制の影響を受けた漁業者の負債の肩がわりによって経営の不振を何とか取り除こうとしているのですが、実態としてはこの漁協の数多くが経営不振に陥っていると私ども聞いている...全文を見る
○新盛委員 融資対策問題はもっとあるのですが、また機会を別にして、次に、中小漁業の構造改善事業、これは中小漁業振興特別措置法に引き続いて本法に基づいて行うことになるわけですが、昭和五十一年の第一期の基本方針で経営規模の拡大、生産の協業化等の経営の近代化、財務内容の改善等が行われて...全文を見る
○新盛委員 次に、減船問題についていろいろ質問をしてみたいと思うのであります。  遠洋カツオ・マグロ漁業の二割減船ということで、今回の本法の第九条第二項に基づいて農林漁業金融公庫の資金の貸し付けなどを受けられる自主減船、こうなっているわけです。五十五年、五十六年で四十三隻、これ...全文を見る
○新盛委員 関連して、共補償を前提とする自主減船であるために、主として経済的な原因から減船者は漁船の輸出や大目流し網、イカ流し網などへの転用ですね。残存漁業者の競合関係が非常に悪化しているわけですね。各地で問題を起こしているわけですが、これらの問題についてはどういうふうに指導され...全文を見る
○新盛委員 非常に親切に御答弁いただいているのですが、時間の関係もありますから、これからは端的にお答えいただきますが、減船によって当然漁業離職者の雇用対策という問題が出てきます。  海上関係の雇用対策は、昭和五十二年の十二月制定されました国際協定の締結等に伴う漁業離職者臨時措置...全文を見る
○新盛委員 この協定を守っていただくように、ぜひひとつ多面的な指導をお願いしたいと思うのです。  漁臨法の適用は、客観情勢がそうならないからという御説明なんですが、現に、それらの問題については多くの介在する問題もありますけれども、それこそ客観情勢が変わってきている、環境の整備が...全文を見る
○新盛委員 ぜひ検討していただきたいと思うのです。それは二百海里で、ここ一、二年条件が変わってきたんですね。御承知のように、脆弱な漁業外交あるがゆえにと、いろいろと指摘を受けておるようでありますが、いま各国々とも、南太平洋フォーラム諸国を初めとして、きわめて厳しい。だから、これは...全文を見る
○新盛委員 やはり漁業の持つ役割りの一面では、けさほどの柴山参考人からも、結局、安い魚、質のいいたん白質源の供給を安定的にするためには流通構造を考え直さなければいけないのじゃないか、こういう話が出ていました。現状の市場組織を明らかにしていただきたいと思うのでありますが、この流通経...全文を見る
○新盛委員 時間が来ましたので終わりますが、実は、時間切れになっちゃったのですけれども、私が五十二年の水産庁職員の例の漁業操業に当たっての取り締まりなどしている監督官の処遇改善を要望して、前回、亀岡大臣から検討して善処するというお話があったのですが、これはお答え要りませんから、内...全文を見る
○新盛委員 私は、自由民主党、日本社会党、公明党・国民会議、民社党・国民連合、日本共産党及び新自由クラブ・民主連合を代表して、漁業再建整備特別措置法の一部を改正する法律案に対する附帯決議案の趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     漁業再建整備特別措...全文を見る
04月21日第96回国会 衆議院 農林水産委員会 第17号
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○新盛委員 池尻参考人にお願いをします。  日米間の漁業が非常に危機的な状況に来ているという御意見がございました。米国の漁民から洋上において買い付ける魚の数量によって割り当て量が制限をされる、いわゆる貿易と割り当てをリンクさせるやり方についてどうお考えか、お聞かせをいただきたい...全文を見る
05月12日第96回国会 衆議院 交通安全対策特別委員会 第5号
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○新盛委員 大臣の都合等もございまして、質問の内容を少し変えてまいります。  まず第一に、昨年の四月に発生しました例の鹿児島県の下甑島沖での日昇丸事件、この際に、当委員会で私の方から救命いかだの改善の問題について指摘をいたしました。甲種膨張式救命いかだ経年劣化についての調査がそ...全文を見る
○新盛委員 耐用年数については検討していきたい、こういう積極的な御回答でありますが、製造後八年から十二年を経過した救命いかだは、その性能低下や接合部分を含めた強度の劣化が著しい、その技術的要件を満たさなくなっているというふうに指摘をしておりますから、これは、とうとい人命を救済する...全文を見る
○新盛委員 荷重の一・二五倍の床衝撃に耐えられるということになっているらしいのですが、この辺の問題は、最近非常に接着剤というのは高度なものができておりますけれども、それでも長い時間をかけてきますと、あるいは年数がたちますと、やはり接着部分もはがれていくという傾向があるのですね。こ...全文を見る
○新盛委員 訓練の実態について、これは船員局になるのでしょうか、サバイバルトレーニングは一体どうなっているか。  また、ガスで広げるのですが、その格納期間は非常に長いわけですけれども、ある意味では何回か点検を繰り返していかなければならないんじゃないか。この点検をする場合には業者...全文を見る
○新盛委員 これからいかなる事態が起こるかわからないわけですから、海上の海難事故、そうした問題を未然に防止する、あるいはまた、こうした救命いかだ等の完備を怠ることのないように、さらに全力を挙げて、この海難事故防止の一環として御努力をいただきますように要望申し上げます。  続きま...全文を見る
○新盛委員 ぜひまた、その結果を当委員会にも御報告をいただきたいと思います。  次に、九州地区における三菱系の自動車部品価格の取り扱い問題で、大蔵省の保険部、そして公取の方からも来ていただいていると思いますが、最近、損害保険会社の、これは東京海上が幹事になっておるようですが、二...全文を見る
○新盛委員 少し議論したいのですけれども時間がありませんので、これは追ってまた実態が明るみに出てくるだろうと思いますし、その段階で議論をしていきたいと思います。  大臣がお見えになりましたので、国鉄問題を中心にして、残りの時間、質問をしたいと思うのです。  五月八日に、国鉄な...全文を見る
○新盛委員 格差のつくことのないように所管大臣としては全力を挙げたいということでございまして、完全に即時実施したいという御確認はここでできませんか。
○新盛委員 財源上の問題だろうと思うのですけれども、本年の八二春闘では、諸般の情勢等もございましたけれども、労働者側としては事前にストライキも回避したことですし、誠意を見せて一日も早くこの問題の解決をさせたい、こうして不満ながらも調停から仲裁への移行ということで、そのあるべき姿を...全文を見る
○新盛委員 次に、経営改善計画の進捗状況について運輸省にお聞かせをいただきたいと思うのですが、第二臨調の審議経過が連日のように報道されております。国鉄の関係として言うならば、どうも、昨年五月に運輸大臣が承認をしたはずの国鉄経営改善計画というのは、もう臨調議論の中で埋没をしてしまっ...全文を見る
○新盛委員 では、この計画は生きているわけですね。生きているとなれば、先日報道された、これは運輸大臣の私案と言っていいんでしょうか、国鉄の分割案なるものが出ております。これは出口論だと言う人もおるのですが、二十九万人だとか二十五万人だとかといういわゆる要員削減案を含めて出されてい...全文を見る
○新盛委員 それと関連をしてくるわけですが、特定地方交通線の三十八線区についていわゆる廃止していくという第三セクターへの移行、そういうことで協議会までつくっていま進められているやに聞いています。しかし現状は、法律で決めしかもきちっと協議会までつくってやるということでされているはず...全文を見る
○新盛委員 最後に、これは行政管理庁、運輸省、国鉄にお聞きをします。それぞれの立場でお答えをいただきたいと思うのです。  現状で論議をされております臨調での内容を推測しますと、いまもお話がございました過去債務の処理だとか年金の問題だとか、こうした議論が先行しなければならぬはずの...全文を見る
○新盛委員 終わります。
07月13日第96回国会 衆議院 農林水産委員会 第23号
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○新盛委員 まず大蔵省にお伺いをしておきたいと思います。  今回の米価の決定をきょう米審の方で引き続いてやっているわけでありますが、財政上非常に厳しい、こうした理由によってマイナスシーリングというのも出てきたわけですが、今回の米価決定に当たっての、大蔵省がこれまで言われてきた財...全文を見る
○新盛委員 とするならば、農民の切実な要求として米価の要求が出されておりますし、また、生所方式と言われる食管法に基づく正規の手続を経て、当然、要求がされてきているわけであります。  財政的な全体的状況が変わった。防衛とかエネルギーとか一連の科学技術の問題等は別枠にしてありますけ...全文を見る
○新盛委員 いま以上に考えられるということは、結果的には圧縮をするとか補助金をカットしていくとかということを指しているのですか。
○新盛委員 財政的な理由ということが今回の米価を決定するに当たってきわめて高いウエートを持っておるわけですね。そういう面で、食管法に基づく生産費及び所得補償方式という従来の計算の中では、もう先ほどから議論されておりますように、現実四・三七%という要求もございますけれども、生産費自...全文を見る
○新盛委員 きれいごとを言ってもらっては困るのですが、現実問題として、大蔵省には今回の米価に当たっては引き下げろという意見があったのでしょう。そういうことに私どもは非常に不満を持っておるわけです。財政的な理由ということについて、三千五百億円、確かに奨励金の関係では水田利用再編対策...全文を見る
○新盛委員 あなた、食糧庁におられるのでしょう。次長でしょう。あなたが大蔵省のようなことを言っておったって困るのですよ。生産者農家がどう考えているかということをすぐ敏感に受けてこれからの政策を決めなければならないのが、私が言っているように初めに据え置きありき、それを前提にした議論...全文を見る
○新盛委員 それはどういうことですか。現下の情勢において考慮されるべきことだということは、これからの推移状況がいろいろあるのでしょうが、財政担当者としてどう見るかということを申し上げたのです、性格の問題ですから。そういうことも考慮するということは、結局は連動である、米価と仲裁ある...全文を見る
○新盛委員 米価の問題、算定基礎のことについて質問をいたしますが、この算定の因子となるべき中核農家、これは一体どういう内容のものですか。
○新盛委員 この中核農家というものの定義の問題は、いま御説明のあった内容だとすれば、一体中核農家の生活状況、いわゆる所得、可処分所得は幾らになるのか、この辺のことも、一般の勤労者の統計をとる場合にも、四人家族で幾ら、こういうようになるわけですが、中核農家の生活基準、そういうものに...全文を見る
○新盛委員 農林省は農家をしぼり込んで、算定基礎の中に、言うなら据え置きが前提ですから、数字を合わせていくためにしぼり込んでいくんだということは、一つの流れとして持っておられると思うんですよ。そうでなければこういう計算にはならない。物財費とか労働費の上昇というのは、きょう発表され...全文を見る
○新盛委員 どうも納得できません。同じところを言っておってもしようがないのですが、これからの問題でありますから、米の需給見通しについて質問しておきます。  けさほどの質疑応答の中では、新しい備蓄方式を考えていかなければならない、こういう状況報告がありました。低温保管だとかあるい...全文を見る
○新盛委員 最後に、この水田利用再編対策の問題で、これまで六十七万七千ヘクタール、今度四万六千ヘクタール例の冷害等で差し控えられたとおっしゃっているのですが、三千五百億に当たる膨大な利用再編対策の奨励金等が出ているわけで、そこに着眼をして、財政的な問題と絡めてきている。この水田利...全文を見る
○新盛委員 終わります。     〔加藤(紘)委員長代理退席、委員長着席〕
○新盛委員 最後の質問になりましたが、これまで本日の衆議院農林水産委員会は、昭和五十七年産生産者米価決定にかかわる問題で審議をしてまいりました。  そこで、日本社会党、公明党・国民会議、民社党・国民連合、日本共産党、新自由クラブ・民主連合の五党は、かねがね相談をして、共同提案と...全文を見る
○新盛委員 きょうは、いずれにしても米審の方で論議が交わされておるわけですが、私どもこれまで議論をしてまいりましたこの状況の中では、まことに不可解な据え置き諮問である。したがって、こうしたことについては、やはり食管法に基づいて、ぜひとも生産者農家の意欲をわき立たせるように、これか...全文を見る
08月19日第96回国会 衆議院 農林水産委員会 第25号
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○新盛委員 大臣の時間もございますので、大臣だけに確認しておきたい問題について一、二点お願いをいたしますが、まず、今回の集中豪雨、七月の豪雨なり八月の台風十号による被害が、先ほどの御報告によって約四千四百億の農林水産業の被害となっております。昨日衆議院本会議で決定をしておりますが...全文を見る
○新盛委員 特に、今回の災害では水産業界の被害も非常に大きいわけでありますが、漁港施設、養殖漁業の施設の被害、特に台風十号による三重県、和歌山県の被害など合計すると、ここに御発表なされておるように、金額的には七月の豪雨で二十九億、八月の台風十号で五十三億、こういうことになっており...全文を見る
○新盛委員 次に、ブロック書簡の問題で一言ぜひ大臣の御見解をいただきたいのです。  これまでブロック書簡疑惑はあいまいもことして、その追及が、真相解明がいまだに明確になっていない。そういう面で、最近では政府側の対応の仕方はそれぞれの省庁の関係で大変混乱をしているやに見受けられる...全文を見る
○新盛委員 この外交の一元化という問題、これはこれまでもいろいろと議論があったわけでありますが、細かい議論については後ほど田中委員の方からまた追及があるかと思いますが、いま大臣がおっしゃったように、窓口を農林水産省がきちっとする。外交的な面では外務省がその介在をすることにはなるで...全文を見る
○新盛委員 では、これまでのミッドウェーが参加したりして大変広範囲に行われている対潜特別訓練、第一期は終わりましたが、この間、漁業に対する安全、さらに漁具の被害など出ているのか出ていないのか、明確にしていただきたい。
○新盛委員 確認しておきますが、昨年の日米合同演習の際に被害を受けた方々に対する補償、八千万程度の補償が実現をしたわけでありますが、今回の場合、万一事故が発生したら補償措置について万全を期せられているのか。もちろん防衛庁と水産庁は打ち合わせをしておられると思いますけれども、防衛庁...全文を見る
○新盛委員 次に、日朝漁業協定の再開問題について、ぜひ大臣のこれから進められることについてお聞きしておきます。  このまま放置しておきますとこれは大変なことになるのですが、いま外交問題として教科書問題なども出てきて、その対応に非常に苦慮されていることは、私どももこういう漁業外交...全文を見る
○新盛委員 法務省はどうですか。
○新盛委員 時間が来ましたので、午後の時間にぜひ法務省にまたおいでいただきまして、この問題について細かく追及をしたいと思いますので、一応これで私の質問を終わります。
○新盛委員 午前に大臣に対して日朝漁業民間暫定合意の諸問題でお尋ねをしておきましたが、この問題で、これからの取り扱いを含めて政府の見解をぜひ聞いておきたいと思います。  日朝漁業新協定への動きがいま民間の間でも活発なんでありますが、漁業問題に限って東京で交渉ができるような配慮が...全文を見る
○新盛委員 朝鮮民主主義人民共和国に対するこれまでの非友好的な政策というのが前面に押し出されているがゆえに、こうした今日の憂うべき実態を見せているわけであります。  それで、いまおっしゃるように、どうしたらいいかという、民間の皆さんのレベルで何とか前向きに話ができるように、当面...全文を見る
○新盛委員 結局、出入国管理令に基づく規制の問題がそこに出てくるのじゃないかと思います。日本側から出かけていってピョンヤンで会談をして結論を出す。あるいはまた、向こう側の方の協力を得て、特にこの暫定協定というのは、これまで日朝間の中では朝鮮民主主義人民共和国の側に大変な御協力をい...全文を見る
○新盛委員 そうすると、そのほかの方であれば、もし入国への希望を持ってこられたらそのときに対応するのだ、その段階で考えてみたい、こういうふうに受け取られるのですが、玄峻極氏が漁業の実際的な交渉の実力者だ、だからこの方を入国させるということが問題の解決のまた一歩上るところなんでして...全文を見る
○新盛委員 だとするなら、外務省として、この民間暫定協定を早く締結をしなければ漁民の皆さんが非常に難儀しているという、その実態を踏まえまして、積極的に朝鮮民主主義人民共和国への呼びかけをされてもいいのじゃないかと思うのですが、いかがですか。
○新盛委員 ここで、これは政府のどこが所管になっているのかわかりませんが、すでに三隻が拿捕をされているわけです。この事実については御存じかと思いますが、早期釈放方をという強い要望がなされておりますが、結論的にこのことについてお伺いします。  さらに、七月一日以降の漁業関係者のこ...全文を見る
○新盛委員 次に、最近新たな漁業管理政策が矢継ぎ早に打ち出されているときですが、漁業法、沿整法、あるいは遊漁法等の新しい制定など、国内においてすらこの構造的な整備を行わなければならないという状況の中で、午前にも出ましたように、日米漁業交渉の結果はきわめて厳しい状況でございます。ま...全文を見る
○新盛委員 よろしく願います。  終わります。
10月14日第96回国会 衆議院 農林水産委員会 第26号
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○新盛委員 私の質問時間は非常に短いので、特に畑作物価格の決定が重要な段階に来ておりますので、南九州の畑作物の問題で質問をしたいと思うのです。  冒頭に、大臣の見解をぜひ伺っておきたいのですが、御承知のように、火山灰、特殊な土壌にいままで歴史的な経過を経て努力をしてきております...全文を見る
○新盛委員 この価格算定問題に入る前に、まず、カンショでん粉の過去三カ年の需給状況、五十七年産の見込みについても、一応作付面積六万五千七百ヘクタールの中でこれからの取り扱いをお決めになるのですが、この需給状況はどうなっておりますか。甘でんはコーンスターチとの抱き合わせで全量を完全...全文を見る
○新盛委員 カンショでん粉の消費量というのは年々微増しているということなんですが、その消費の大勢の中では、異性化糖の伸びによる増も大きいわけです。この結果、政府の在庫も、五十六年度五万五千トン、これは全量放出をして、いま手持ち在庫としてはゼロ、こういうことになっていると思うのです...全文を見る
○新盛委員 これから期待できないということなんでしょうけれども、逆に生産者側の方から見れば、年々この作付面積も拡大をしてきていますね。ここ二、三年の間でも微増ではございますが、これから先伸びていく、そうした意味では明るい見通しができるのじゃないか。生産者にしてみれば、価格の問題は...全文を見る
○新盛委員 買い入れ基準価格の算定についていまから入りますが、加工経費の取り扱いについてです。  まず、でん粉の基準価格の加工経費部分の過去三年間の経緯を見ましても、物価上昇等によって引き上げる部分というのは、これまで大変金額的には少ないんですけれども、反映をしてきているんじゃ...全文を見る
○新盛委員 これは現実の問題として、加工経費などを含めるこれまでのパリティを含めて徐々には上げてきているけれども、この五十七年産についてはもはや横ばいだから、あるいは現実的にはそういう生産費の方が上回っているという状況になっているにかかわらず、ただ頭から抑え込んでしまう。これだけ...全文を見る
○新盛委員 五十六年度で原料基準価格は一千四十円、そして業者が持つ二十円、国庫で負担されるのは三百円、現実問題として二・六%昨年は上げたのですね。ことしはパリティで見ても一・五三%、去年の例から見てどの程度になるだろうかと推測して計算はできるのですが、ただ、財政的な面で非常に抑え...全文を見る
○新盛委員 今度は内容に入りますが、具体的にこのでん粉工場の排水処理基準があり、これまで、五十三年から五十六年の間は政府の方で何らかの補助をしていたわけですね。ところが、一般排水基準の適用を受けることになってこれが省略をされて以降、各工場の排水処理経費というのは非常に増大をしてき...全文を見る
○新盛委員 局長、その実態はもう把握されているわけでしょう。だから、加味するかどうかじゃなくて、加味していくんだということをここではっきり言ってくださいよ。
○新盛委員 それはそうでしょうが、時間がないから中身は言わないけれども、あるのですよ。だから、これはこれから価格を決定される中で十分配慮してもらうということで前に進みますが、これだけは言っておきたいと思うのです。  農林水産省の方で実態調査をされた、その結果が、五十七年度カンシ...全文を見る
○新盛委員 もう時間が来ましたので、最後に、関税割り当て制度の延長は継続をされますか、それともどう考えていますか。それだけ一言。イエスかノーか。
○新盛委員 どうもありがとうございました。