末広まきこ

すえひろまきこ



当選回数回

末広まきこの1996年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月07日第136回国会 参議院 行財政機構及び行政監察に関する調査会 第1号
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○末広真樹子君 無所属の末広真樹子でございます。  先ほど来、三人の先生のお話を伺っておりまして、非常に言いにくそうな部分を私が勝手に解釈いたしますと、国会議員よ、あなたの出番ですよ、国民に選ばれたあなた方のお仕事ですよ、何を言っているんですかというふうに私には聞こえたんでござ...全文を見る
○末広真樹子君 ノーの場合にプログラムを停止させるのか。
○末広真樹子君 ありがとうございます。  大きな国家プロジェクトになりますと十年とか二十年とかかかるものがございます。例えば河口堰とかダムとかそういうものは非常に長期的プロジェクトになりまして、計画当初は必要だと思うからやろうということが決まったんだと思うんですけれども、やって...全文を見る
02月14日第136回国会 参議院 行財政機構及び行政監察に関する調査会 第2号
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○末広真樹子君 前回、一週間前に三天の参考人の先生方にお聞きしたときは、総務庁の行政相談委員というのと私たちの考えでいたオンブズマンというのとが全くかみ合わないですれ違ったままで、頭の中が混乱して、これはだめだと、オンブズマンなんかできっこないやという落胆した思いで終わったのでご...全文を見る
○末広真樹子君 持ち時間が十分間でございますので、短目にお答えいただきたいなと。勝手言って済みません。  二つ目に、オンブズマン白書を出している自治体はあるのかどうか。私はオンブズマン白書の中に一番期待するのは、皆さんの貴重な税金はこう使われたよということをまず第一に報告しても...全文を見る
○末広真樹子君 一度拝見したいものと思いますけれども、税金はこう使われたよというところまで及んでいるのでしょうか。
○末広真樹子君 もう一点、勤労者の苦情をどこで拾い上げるのかなという疑問が残りました。というのは、月-金交代制で九時から四時というのでは勤労者との接点はないんですね。一番税金を払っているのは仕事に出ている人たちなんですよね。一体だれの意見を聞いていただいているのかなという疑問か残...全文を見る
○末広真樹子君 というように、非常に役所的な事情で対応する時間を決めたり曜日を設けたりしてはならないと思います。あくまでも国民の側に立ったものでなければ、オンブズマンという制度はっくつてもまた今と同じ官僚機構のもとに置かれるだろう。  それからもう一点、天下りはいかなることがあ...全文を見る
02月27日第136回国会 参議院 労働委員会 第3号
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○末広真樹子君 参議院フォーラムの末広真樹子でございます。  これからの雇用をめぐる重点施策について、まずお伺いしたいと思います。  労働委員会における労働大臣の所信表明におきまして、大臣は、雇用失業情勢は依然として厳しい状況にあり、労働者の多様な個性や能力を十分に発揮できる...全文を見る
○末広真樹子君 そういう情熱を忘れないで一緒にまいりたいと思うのでございますが、ただお役所的にとんと受けて待っていたんでは時代の変革はキャッチできない、時代の波はあくまでも現場におりてつかみ取れという、これは申し上げておきたいなと思います。  次に、男女雇用機会均等法の見直しに...全文を見る
○末広真樹子君 ぜひ一度参考人に来ていただくことを、委員長、御検討いただきたいと思います。  次に、こういう大所高所からの男女雇用機会均等法の見直しばかりでなくて、もう少しソフトな面から見直しについて述べさせていただきたいと思います。  女性の労働参加ということについて、女子...全文を見る
○末広真樹子君 二〇二五年には、日本では高齢者数がそのピークを迎えるわけでございます。介護労働、福祉労働への女性労働力の必要性が高まるだけでなく、男性労働力も広くこのジャンルで求められてくることになります。こうした時代にあって、女性は男性労働力の穴埋めにとどまらず、広い分野での主...全文を見る
○末広真樹子君 ありがとうございます。というように、福祉労働、介護労働での労働市場が大きく開けてくる、この点について御理解をいただけでありがたいと思っております。ですからこそ、このジャンルに抜本的な施策を施していただいてダイナミックな市場をつくり出してもらいたい、かように思ってい...全文を見る
○末広真樹子君 時代はなかなか待ってくれてはおりませんので、わかっちゃいるけどすぱっとはできないでは困るんで、これはダイナミック、ダイナミックと申し上げているのは、だっただったといかぬと、そのはざまで女たちが押しつぶされていくのが目に見えているからでございます。  男性で育児休...全文を見る
04月09日第136回国会 参議院 労働委員会 第4号
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○末広真樹子君 よろしくお願いいたします。  まず、政策のフォローアップの前に、時節柄少し労働金庫についてお尋ねしたいと思います。  住専問題に対して国民の怒りは大きく、とりわけ金融界への批判、大蔵省の護送船団方式、そしてすべてのツケを国民の税で賄おうとする政府案への憤りは、...全文を見る
○末広真樹子君 一部報道では、住専処理のためにさまざまな民間金融機関は預金保険機構に新設される住専勘定に一兆円の出資を求められると伝えられております。仮にそうだとすれば、国民の税金を使うことが許されないと同じく、何の責任もない労金が出資する必要は何らありません。この点はどうでしょ...全文を見る
○末広真樹子君 この点は大蔵省に事前確認をしてまいったわけでございますが、労金は働く人々のための金融機関であり、労働者が安心して住める住宅を保障していくのに果たす役割は多大だと思います。住専処理に労金のお金が使われぬよう、重ねて大臣の決意をお聞かせいただきます。
○末広真樹子君 さて、ことしの二月二十日、産経新聞紙上で、国会の各委員会では法案づくりのための質疑は行われても過去につくった政策の評価が行われていないのではないか、一度つけた予算でもう必要なくなっているもの、成果が上がっていないものを洗い出し、点検し、不要になっているものの予算を...全文を見る
○末広真樹子君 家政婦さんの紹介所である全国民営職業紹介事業協会の調査によりますと、付添婦さんから在宅介護への転向を希望する者約四〇%、成り行きに任せるよりしようがないという方五三・六%、つまり九割以上もなすすべもなくお手上げ状態でございます。御認識いただきたいと思います。  ...全文を見る
○末広真樹子君 意識とかなお一層の努力は結構なんですけれども、三月の末日でもって失業してしまって、生きていくすべを失った方が現に五万人を超えておるんですよ。もう少し早目早目に手を打っていかれなかったものかということがとても悔やまれますし、私は実際に泣きつかれてしまいましたから、ち...全文を見る
○末広真樹子君 僭越ですが、まず現場の担当者にレポートを提出させるというのも一つの方法じゃないかと思います。現場の声を重視してやっていただきたいと思います。  次に、高年齢者職業経験活用センターについてお伺いしてまいります。  この法律は、高年齢者の安定した雇用確保とその職業...全文を見る
○末広真樹子君 登録された方が四十五人。就労実績も挙げていただきたいですね。
○末広真樹子君 私がきのう聞き取りましたところでは一人という答えを聞いておりますが、次の質問に移ります。  準備中が二カ所とございますが、どのようなところでしょうか。武蔵野エルダーは現在登録者全員が一企業グループのOBであると、全員ですよ。公益法人としては望ましくないのではあり...全文を見る
○末広真樹子君 派遣契約は一日一万円程度が目安とのことです。しかしながら、そのうちセンターが取る手数料も不明ということなんですね。そうした経営実態の検討もなく、三年で助成金に頼らない経営自立をどう実現するんでしょうか。
○末広真樹子君 助成制度でありながら、情報の公開、三カ月後におやりになるということでございますけれども、それは必ずやっていただきたい。情報の公開、収集ということは、途中であっても収集はなさっていいわけです、公開でなくて収集の方は。ということで、後に続く申請者というのは何を目安にや...全文を見る
○末広真樹子君 それでは、これらを統括する全国活用センターの予算を見ていきたいと思いますが、平成六年度が四億円、七年度が五億五千万円、八年度の予定では二億七千万円となっています。実績が明らかでない、なかなか広がりもない、予算も大きく減っております。大臣、一体この制度の効果やマイナ...全文を見る
○末広真樹子君 できたばかりの施策で、世間に知られてもいない、こんな名前知らない、なかなか広がってもいないというように、施策の周知というのがどれほど大切であるか。知ってもらって活用されてこそ生きた施策となるんですが、残念ながら現状は、法律ができた、それを実行に移すための組織をつく...全文を見る
○末広真樹子君 大臣がきょう冒頭におっしゃったように、やはり政治不信というのはこういう努力から埋めていかなければならない。税が生きていますよと実感していただかないことには埋まらないんではないかと思います。  ともあれ、今回のような施策のフォローアップのための委員会が開かれて初め...全文を見る
04月11日第136回国会 参議院 労働委員会 第5号
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○末広真樹子君 今回の労安法は、世間で注目を集めております過労死の問題が大きなテーマとなっております。  私も国会の中では無所属、個人商店でございまして、これはもうどこがきついかと申しますと代替要員のないことなんですね。例えば、今国会で五法案を労働委員会で質疑するとなりますと、...全文を見る
○末広真樹子君 平成六年度の労働福祉事業団の調べでは、産業医の年齢は六十歳以上が四五・四%もありまして、産業保健活動に費やされている時間は、一事業場当たりで四時間までというのが、兼任の嘱託医で実に七七・六%、専属の産業医でありましても三九・八%となっております。このような状況では...全文を見る
○末広真樹子君 今回の改正による産業医の権限の強化はわかるんですが、専門性の確保が今どうして必要なのかという点が不明です。  この法案には、産業医は一定の要件を備えた者とされておりますが、その要件の一つである日本医師会認定産業医の講習を受けた医師というのは、既に二万七千八百二十...全文を見る
○末広真樹子君 今、産業医の中で一定の要件を持っていない方がどれだけいるのかとお聞きしたんです。
○末広真樹子君 先が急がれますので、先ほど松原局長の方から、日本医師会の調べでは、産業医が抱えております問題点に事業主と従業員の理解の不足を第一に挙げられて、これは認めていらっしゃいました。前回、質問の締めくくりに、おとつい私申し上げましたように、制度があっても対象になっている方...全文を見る
○末広真樹子君 三分の一ぐらいしか資料がないということですね。先ほど述べましたように、産業医ですら高齢化や稼働時間数の少なさが気になったところでありまして、その点どこまで実効を上げられるのか、ますます懸念される今の数字であったと思うんです。それと、その地域産業保健センターは現在百...全文を見る
○末広真樹子君 周知の努力もさりながらフォローアップも欠けているんじゃないかと指摘しておきたいと思います。一カ所への委託料助成金が五百万円なんですよ、今調べていないとおっしゃっている件に関して。将来は三百五十カ所とお聞きしておりますので、総額十八億円の歳出なんですね。きちんと活用...全文を見る
○末広真樹子君 何せ非常に、十八億という将来的な予算がつくことですから、啓蒙活動にまず、その一割でもつけてもろたらかなりいけるんやないかなと思うんです。次に、健康診断の実施及び通知について伺ってまいります。今回の法案では、健康診断実施後の措置とその活用について幾つもの充実を図る策...全文を見る
○末広真樹子君 今、松原局長もいみじくも指摘されておりましたんですけれども、労働者側には、自分にもし疾患が出て、それによって職場を配置転換させられたり、あるいは首対象になることを恐れて極力隠したいという側面もあるということは、これは見落としてはいけないと思うんですね。  時間で...全文を見る
○末広真樹子君 ありがとうございました。
04月18日第136回国会 参議院 労働委員会 第6号
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○末広真樹子君 まずは、私たちが先生方に御意見をお伺いに出向かねばならないところを、お出かけくださっていろいろ教えていただきまして、本当にありがとうございます。深く感謝いたします。  まず、一番疑問を感じましたのは、審議会でいろんな審議が出尽くされないままにやむを得ないのかなと...全文を見る
○末広真樹子君 重ねてお伺いしますが、契約書なるものは、そのトライアングル構造において、どことどことで交わされておりますか。
○末広真樹子君 派遣労働者のことをスタッフとも言いますね。じゃ、派遣先とスタッフとの間は契約はないのですか、契約書というものは。
○末広真樹子君 そこら辺にもきっと問題があるんでしょうね、いざとなったときに。  今度は脇田参考人にお伺いしますが、御意見の中に大企業の子会社や系列会社が派遣会社を設立しているケースがあるというふうにおっしゃいました。これちょっと実例を挙げていただけますか。
○末広真樹子君 桝本参考人にお伺いいたします。  適正運営協力員制度というチェック機能を持つところがあるとおっしゃいました。これは愛知県ではどちらでございましょうか。名称だけでも結構です、住所は調べますから。
○末広真樹子君 それでは大原参考人にお伺いしますが、御社の傘下二百四十社あるとお答えでございましたが、手数料なるものは統一でございますか。
○末広真樹子君 ちょっと質問がよく伝わらなかったようですが、派遣元が派遣スタッフに対して取っている手数料というものは、御社の協会では統一料金を設定しているかどうかという点をお尋ねしたんですが、通じましたでしょうか。
○末広真樹子君 それは、今なかなか具体的な数字が出ないようでございますので、現場でまた調べさせていただきますが、大原参考人にお伺いいたしますが、派遣スタッフに業務報告書なるものを定期的に提出するように求めていらっしゃいますか、そういう指導はなさっていらっしゃいますか。
○末広真樹子君 友人紹介があるというのは、それは何か友人を何人連れてくれば特典が、ハワイ旅行く御招待とか、そういうのがついているんですか。
○末広真樹子君 だんだん楽しくなってまいりました。そうなんですか、お食事ね。それは楽しいと思うんでございますが、週一回派遣先にお出かけになるというのは、これは御社の営業を兼ねているというふうにも解釈できるんですが、派遣先一社に対して最大何人を派遣した実績がございますか、同時期にで...全文を見る
○末広真樹子君 実は、私は大学を卒業しましたときに、現在と全く同じ状況でして不況そのものでございまして、就職先がなかったんですよ。だから、もし私がもう二十何年か遅く生まれていたら、ひょっとすると派遣会社のお世話になっていろんなところに行っていたかもしれないなと思うので、非常に切実...全文を見る
04月26日第136回国会 参議院 労働委員会 第7号
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○末広真樹子君 労働者派遣法の制定以来既に十年がたちまして、今回の見直しに至ったとのことでございますが、私自身は、今回初めてこの法律及び改正案を勉強させていただきました。そして、この法律が大変重要でかつ労働市場の将来を左右する重大な課題を持つ奥の深いものであることを学びました。 ...全文を見る
○末広真樹子君 ちょっと今、先生の質疑時間は十六時十三分までとなっておりますというカードを受け取っている間に私への答えは終わっちゃったんですか。何とおっしゃったんですか、もう一度お願いします。
○末広真樹子君 私、毎回質問のときにお願いしているんでございますが、事業規模別に統計をとるということが非常に大事でございますね。つまり大きいところと小さいところでは全く違うんで、ぜひその点ひとつ次回にお願いしておきます。  派遣労働者の置かれている条件や状況に応じたきめ細かな施...全文を見る
○末広真樹子君 前向きな御答弁で、力強い限りでございます。  今回、労働者派遣事業適正運営協力員制度というチェック機能を持った制度があるということを知りました。余り機能していないという意見がさきの参考人からもあったので、早速調査させていただきました。結論から申し上げますと、まこ...全文を見る
○末広真樹子君 予算が大まかに三項目に分かれるというお話で、具体的な数字はお示しにならなかったので、いずれこの具体的な配分数字は下さい。  愛知県の協力員名簿というのを見ますと、労働者側は連合各単組の委員長クラスの幹部、この方の身分は会社では正社員でございます。使用者側は大企業...全文を見る
○末広真樹子君 さらに申し上げますと、どんな方が参加されたとしても、年に一回の会議ではただ言うだけに終わってしまうと思われます。会議のあり方についても御一考なさる必要があるのではないでしょうか。  愛知県内の職業安定所では唯一名古屋市中区の職安に派遣法の専任者が一名いらっしゃる...全文を見る
○末広真樹子君 現場調査を踏まえて私の意見を述べさせていただきますと、労働行政の機能充実をというよりは、より熱心な社団法人日本事務処理サービス協会などの機関に、雇用管理アドバイザー制度に見られるようなお金と機能を渡すといった方法がよりよい効果を生むのではないかなと思います。これに...全文を見る
○末広真樹子君 もう少し踏み込んだお答えが欲しかったんでございますが、それは次回に期待しております。  労働者派遣法が成立して十年、派遣元も派遣先もお互いに必要とし合って一兆円産業にまで急成長した、まさにベンチャー産業の一つでございますが、その間に介在する派遣労働者の人権と労働...全文を見る
04月30日第136回国会 参議院 労働委員会 第8号
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○末広真樹子君 先週の金曜日に引き続きまして、労働者派遣法について二回目の質疑をさせていただきます。  前回の質問では、労働者派遣法の光と影の光の部分を中心に質問させていただきました。今回は影の部分に焦点を当てて質問させていただきます。そこでまず、前々回の委員会で法律の執行状況...全文を見る
○末広真樹子君 これまでに四件しかなかったんですね。まだまだその実態は不十分なものとしか言いようがございません。  前回にも報告しました地元の登録型の一般労働者派遣の会社は、現在二万八千人の登録者を有して、年間五千人の派遣を行っております。この会社が昨年三月より高齢特例労働者派...全文を見る
○末広真樹子君 その派遣事業では高齢者派遣をエルダー事業部と称しておりまして、高齢者の呼び名でエルダーというのがどうもはやりみたいなんですが、その会社のエルダー事業部を見学した際に、部屋にはだれもいらっしゃらないんです。職安に行ったときも高齢期雇用就業支援センターにだれもいらっし...全文を見る
○末広真樹子君 中高年の将来は非常に暗そうだということがよくわかりました。  次に、請負と派遣の区別についてお尋ねしてまいります。労働者派遣法の制定に伴い、労働者派遣事業と請負により行われる事業との区別に関する基準を定める告示というのが定められております。この告示によりまして請...全文を見る
○末広真樹子君 名古屋でも、去年生まれましたユニオン名古屋によって派遣労働やパート労働などの女性労働を中心とした労働相談に取り組まれていらっしゃいます。  その一つに病院へのベビーシッター派遣というのがございました。病院で働く看護婦さんたちの院内保育所のお仕事なんですが、これは...全文を見る
○末広真樹子君 厳正に対処し是正していくでは具体的じゃありませんが、局長、もう少し具体的にお願いできませんか。
○末広真樹子君 もうよろしいわ。次に、派遣先の企業責任の明確化についてお尋ねしてまいります。  優良な派遣元企業であれば、派遣先企業や派遣労働者との良好な関係を築くことができていくと思うんです。しかし、そうでない場合、特に派遣先企業が派遣労働者の受け入れにまだ経験不足であったり...全文を見る
○末広真樹子君 次に、雇用形態による身分差別についてお尋ねしてまいります。  地元で訪問しました派遣先企業の社長は、派遣労働者を採用する理由を一にコストダウン、二に新しい企業を創出するには旧来からの労働力は邪魔になるとはっきりおっしゃいました。この事例から見えてくることは次の点...全文を見る
○末広真樹子君 労働者がライフスタイルに合った自由な意思決定のもとに派遣労働という労働スタイルを選び、自己責任をとっていくためには、三つのことが大切だと思います。一つ、小さな派遣元と小さな派遣先のレベルアップです。それから二つ、雇用者、使用者、両方での責任の明確化。三つ目、責任を...全文を見る
05月07日第136回国会 参議院 労働委員会 第9号
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○末広真樹子君 まず、今回の法改正案のシルバー人材センターについて考えますときに、私が個人的に三月に見学いたしました自転車リサイクル作業所のことを思い出しました。名古屋市南部のある施設の一角につくられましたこの作業所では、その日、六人ほどで作業しておりました。交通の便が悪くて建物...全文を見る
○末広真樹子君 思いがこもっているのでございますね。  愛知県では、シルバー人材センターの管轄が民生部の高齢化対策室の中にございます。労働行政の一部とはなっておりません。この事業はむしろ福祉行政の仕事と言った方がいいと言うことをいみじくも表現しているんです。名古屋市では、社会福...全文を見る
○末広真樹子君 ぜひよろしくお願いしたいと思います。  今回の法改正により、会員数を平成七年の三十五万人から二十一世紀初頭には百万人へとほぼ三倍にすると聞いております。同時に、仕事量の確保も三倍以上必要になってくるわけでございます。現在、全国の六十歳以上の人口の入会率が聞いてび...全文を見る
○末広真樹子君 時間がなくなってしまいましたが、これまでは市町村の費用の二分の一を国が補助してきたんですが、これに今回の法改正で都道府県の費用も二分の一国から補助することになっております。平成七年度百七億円、今年度予算が百十六億円とされております。ですから、経費としてはその倍額の...全文を見る
○末広真樹子君 初めて予算委員会からの委嘱審査について取り組ませていただきます。  そこで、平成八年度予算について労働省の予算案を改めて見させていただきました。そこで、全般的に感じるさまざまな疑問について質問させていただきたいというまことにつらいところへ我ながら突っ込んでしまっ...全文を見る
○末広真樹子君 前向きな御答弁でございますが、ぜひお願いしたいと思います。  労働省の予算は、一般会計の額が他省庁と比べて非常に少ない。それに対して労働保険特別会計の額が大変多いという、自主独立採算であるということがすぐにわかります。では、その労働保険料支出のうち幾らを支出し幾...全文を見る
○末広真樹子君 おっしゃるとおりですね。平成六年度労災保険料は三・八九兆円、雇用保険料については四・五兆円の積立額があるようでございます。このような積み立てができるのであれば、労災申請に対してももっと速やかな支給を、失業給付に対してももっと多い支給をしてもいいように思うのですが、...全文を見る
○末広真樹子君 一家においてはそういう奥さんがいてくれるといいなと、財布のひもがかたくていいなと思うんですけれども。  平成八年度の労働省重点施策を見ても多種多様な施策がうたわれております。一見、きめ細やかな施策であるのかなと思われます。でも、私がこの予算案をにらんでいて一番不...全文を見る
○末広真樹子君 そういう予算の決め方をしてくると、スキームがあってそこにはこれだけをつけてやると、つけてもらえなかったところがぴいぴい言うからもうしょうがないからまたつけようということになって、重点施策というものはいつまでたっても打てないのではないかなと思うんです。  それに関...全文を見る
○末広真樹子君 あえてきつく言わせていただいているので、シンプル・イズ・ベストという言葉があるように何事も原点に返って簡素になってみるという精神は必要であろうかと思ってきつい表現をしております。  高齢者の能力開発で、県立名古屋高等技術専門校を見てまいりました。このことは前の委...全文を見る
○末広真樹子君 決して我が地元の学校にいちゃもんをつけているわけではないので、労働省がそういうところまで細かく御指導なさるべきではないのかなと思います。一生懸命現場はやっているんですよ。  去年の第百三十四回国会で障害者に対する雇用納付金に基づく助成金についてお尋ねしました。そ...全文を見る
○末広真樹子君 ぜひお願いいたします。  今年度予算の重大な柱として豊かな勤労者生活の実現が挙げられております。そのことを考えますと、特にこの日本にとっては住宅の保障がまず第一に考えられなければなりません。勤労者の豊かな生活を考えるとき、一方に時短があるとして、もう一方で住宅問...全文を見る
○末広真樹子君 雇用促進事業団のつくる雇用促進住宅とか財形制度の中での住宅融資というのは微々たるものであるということを私も聞いておるんでございますが、労働省のもとに十三の審議会がございます。そして、そのほか労使コミュニケーションを進めるための産業労働懇話会があります。産業労働情報...全文を見る
○末広真樹子君 それだけ予算を使って、今後こうした審議会等の委員で、先ほど来の御議論もございましたが、だれがどういう発言をしたかわかるのでは嫌だなという無責任な顔の見えない委員はどんどんおやめいただいた方が結構じゃないかと。もっと幅広い立場でさまざまな労働者、経営者そして市民に広...全文を見る
○末広真樹子君 先ほど来、労働省に大変厳しい発言をしているので、職員の皆さんはひょっとすると末広はおれたちのリストラをやろうとしているのじゃないのかなという思いではらわたが煮えくり返っている方もいらっしゃるのじゃないかと思います。決してそうじゃないんですよ。労働省の職員の皆様は優...全文を見る
○末広真樹子君 非常に前向きに取り組んでいただいてありがとうございます。ぜひその線でお願いしたいと思います。  前回、労働者派遣法の審議の際、派遣事業に対するPR費用が七年度百万円から八年度予算では一千百万円に増額されておりました。それでは、労働省全体でのPR予算は幾らになるの...全文を見る
○末広真樹子君 細切れにPRを行っても、カラーパンフレットにお金をかけても、大抵各行政機関でそのパンフレットが眠っているという事態になりかねないのですね。テレビやビデオ、そしてパソコンを活用されてインターネットのホームページを開いて労働省への不満や苦情を受け付けるなど、時代に応じ...全文を見る
○末広真樹子君 新米議員の私が予算というものに取り組んで四万八万どこからつっついても決してぼろを出さない永井労働大臣でございますので、ぜひどんどんテレビの生にお出になって、現況の雇用とか労働施策とかというもののPRに大臣御自身が体を張っていただきたいなと私は思うのでございます。 ...全文を見る
05月14日第136回国会 参議院 労働委員会 第10号
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○末広真樹子君 この労災保険法の改正案は審査の迅速化を図ることを目的とした法律案でございます。感想といたしましては、前には進んでいるが歩幅は小さいなと、このような感想を持っております。  そこで一つには、今改正案によって本当に迅速化が実現するのかなという問いかけが生じます。もう...全文を見る
○末広真樹子君 どうもこの法改正だけでは不十分であるのかなという気持ちがいたします。もっとほかに改革をすべき点が多々あるのではないか。  ここに第二東京弁護士会主催のシンポジウム、これは一九九四年九月三十日の報告がございます。クモ膜下出血の業務上外認定が争点となりましたいわゆる...全文を見る
○末広真樹子君 つまりは、前がつかえておると、こういうことですね。早くそこをきれいにお掃除せんと、せっかくいい制度ができても結局は前がつかえて進めませんということですから、よろしくお願いしたいと思います。  さらに、審査会委員の実情についても疑問を感じます。現状では委員六名のほ...全文を見る
○末広真樹子君 ひとつよろしくお願いいたします。  審理を進めるためには企業への調査が不可欠でございます。労災であるか否かの証拠を請求人、つまり労働者やその家族が準備するというのは、これはもう大変なことです。労災が頻発すれば、それだけ労災保険料が増額するといった企業側のデメリッ...全文を見る
○末広真樹子君 まことに細やかな御答弁、ありがとうございます。ちょっと時間の関係でスピードアップして簡潔にお願いしたいと思います。  事務官、審査官、審査会委員、それぞれの業務を考えるときに、労災認定基準がどうなのかは重要な問題となってくると思います。平成七年二月の基準改定によ...全文を見る
○末広真樹子君 済みませんね、急いで。労働保険料収入というのは平成六年度より減少しております。私の地元愛知県では製造業、建設業の衰退によりまして平成三年度より減少し続けております。大臣にお伺いしますが、労災保険の収支状況について具体的にどうとらえていらっしゃいますか、これもひとつ...全文を見る
○末広真樹子君 随分あるじゃないかと言いたかったんですが、飛ばします、時間の関係で。  労災年金受給者の高齢化に応じて、労災保険制度の改革、重度被災労働者に対する新たな介護施設の必要性が言われております。本年四月からいろんな制度が始まったんですね、労災保険給付の中に介護給付が生...全文を見る
○末広真樹子君 本当に難しいと思うんですよ。会社でも、支店がふえてくりやふえてくるほど、社長は全容をつかみ切れないということになりますものね。ここらは非常に一考を要するところだと思います。  平成五年の総務庁勧告に始まりまして、行政改革の一つとして、地元愛知県にありますリハビリ...全文を見る
○末広真樹子君 そうなんですか、民間にゆだねていくべきという方向に変わってきているという御答弁でございますね。
○末広真樹子君 わかりました。  こんな話が聞こえてきているんですよ。このリハビリテーション自動車教習所がある場所は、二〇〇五年に開催を希望しております愛知万博の会場のすぐそばにあるんです。開催のための名古屋—瀬戸道路建設のルートに当たるためにぜひこの土地が必要である、こういう...全文を見る
○末広真樹子君 ありがとうございました。
05月21日第136回国会 参議院 運輸委員会 第12号
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○末広真樹子君 初めまして、末広真樹子でございます。会派名は参議院フォーラム、無所属、愛知県出身でございます。  五月十五日まで労働委員会で、ともに生きる社会というのを私自身のテーマとして取り組んでまいりました。女性や高齢者そして障害者の雇用問題、これに重点的に取り組んでまいり...全文を見る
○末広真樹子君 ありがとうございます。  まあ人間性善説に立ちまして、やらせてみなければわからない、それで不備なところがあれば丁寧にチェックしていって指導する、そのようなところでお願いしたいと思います。  バスターミナル事業を支援するために、税制上の優遇措置としましては、地価...全文を見る
○末広真樹子君 ありがとうございます。  次に、高齢者、障害者が利用しやすいバスターミナル整備の必要性についてお伺いしてまいります。  バスターミナル設置に当たりましては、エレベーターの設置、点字や音声による案内など、高齢者、障害者に利用しやすい施設にすることが必要でございま...全文を見る
○末広真樹子君 徐々に改善されていっているということで喜ばしいと思いますが、利便性に関しましてはやはり利用者の声を生で吸い上げるような方策を講じないと、国会におりまして黒塗り乗用車に乗っていらっしゃる方が多いところではなかなかわからないことが多いのではないかと思いますので、投書箱...全文を見る
○末広真樹子君 ありがとうございます。通告書になかったものですから大変失礼いたしました。  次に、都市では放置自転車対策が大きな社会問題になっております。路上の放置自転車は、バスやタクシーの運行の妨げになっていることも事実でございます。また、歩道を自転車が占領することによって歩...全文を見る
○末広真樹子君 ありがとうございます。  規制緩和というのがきょうのテーマの一つのサイドラインになっていると思うんですけれども、そうやって運輸省、建設省も省庁別の規制をなくして垣根を取っ払った形で、交通の利便性ということで今後手に手をとって施策に取り組んでいただければ、国民にと...全文を見る
05月23日第136回国会 参議院 運輸委員会 第13号
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○末広真樹子君 この造船協定法案は、国際条約に基づくもので、船舶のダンピングを防止する上で大変重要な法案であると思います。先ほどの瀬谷委員と同じく、私もダンピング船の追跡方法についてはかなりお聞きしたんですけれども、これは最終的にIMO番号というものをつけて船名や船主がかわろうと...全文を見る
○末広真樹子君 恐縮ですが、私は本日たくさん質問の数を用意しておりますので、とんとんとお願いしたいと思います。  女性の数六%とおっしゃいましたが、正確には五・八%と私どもは承知しております。非常に女性が少ないわけでございますね。さらに調べてまいりますと、その女性たちの内訳は四...全文を見る
○末広真樹子君 昨今、建築現場では、若い女性が現場監督となりまして高い足場に上っている姿をよく目にするようになりました。以来、若い男性がカラフルなニッカーボッカーを競ってはくようになったと、喜ばしく感じております。ぜひ造船業界でも御一考を要したいところでございます。  次の質問...全文を見る
○末広真樹子君 女性に対してはというところが抜けておりますが、お答えはないということですね。
○末広真樹子君 造船業に対しまして若者のイメージが低下しているわけでございます。いわゆる三K職場と一般的に言われる危険、汚い、きついというイメージをぬぐい去ることも大切かと思いますね。その方策としては幾つかございますが、先ほど運輸大臣からちらっとお話の出ましたテクノスーパーライナ...全文を見る
○末広真樹子君 時速九十八キロということで大変魅力ある船であると認識いたしております。本年度にルートを検討すると今御答弁にございました。私その検討図なるものをちらっと見たんですが、我が名古屋港が入っていなかったので、ぜひテクノスーパーライナーの実用化の折には名古屋港を就航港として...全文を見る
○末広真樹子君 そこで、名古屋港の整備促進問題に入らせていただきたいのでございます。  コンテナ船の大型化が進んでおりますが、将来的には世界で最大規模のものはどのくらいのものになると予想されているでしょうか。まずこの点をお願いします。
○末広真樹子君 その大型船を受け入れるには、水深何メートルのバースが必要でございますか。
○末広真樹子君 名古屋港におきますコンテナ貨物の取扱状況について御報告ください。
○末広真樹子君 去年八月に私当選しまして、実はすぐに地元の各省庁の出先機関にごあいさつに上がりました。その折、名古屋港の港湾整備は非常に問題があって立ちおくれているんだと局長が嘆いていらっしゃったのを、私運輸委員になって思い出したのでございます。  名古屋港は、大水深コンテナタ...全文を見る
○末広真樹子君 大変であるからやらないというのでは、やはりこれは少し問題があろうかと思うんです。二点目に御指摘になりました土砂の持っていく場がないということに対しましては、我が県では中部新国際空港埋立問題というのがございまして、これは鈴木委員もよく御承知のことだと思います。そうい...全文を見る
○末広真樹子君 前向きな御答弁をいただきましてありがとうございます。  また、今大臣のお言葉の中にもございましたように、地元愛知県というところは造船技術を支えるすそ野産業の大変発達したところでございます。このことは、名古屋港のコンテナ貨物は輸出におきまして工作機械や自動車部品が...全文を見る
05月23日第136回国会 参議院 行財政機構及び行政監察に関する調査会 第3号
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○末広真樹子君 時間が大変押しておりますので、手短に聞いてまいりたいと思います。  まず、国民にとって何が問題かという、オンブズマンが必要だと言われるわけを考えてみますと、一つ目に、民意が反映されない。具体的には、住専問題で国民の八割が反対していてもそれは予算とともに通過してし...全文を見る
○末広真樹子君 ありがとうございます。  聞いたことがちょっとミスマッチしたみたいな感じでございますけれども、内閣直属型ではなく議会直属型にしてオンブズマンを持っても、衆議院と同じ党議拘束を持っていれば出る結果は同じではないかという同じ質問に対して元山先生はいかがお考えでしょう...全文を見る
○末広真樹子君 そのようでありたいというのは私も同じ考えでございます。  次に、今国民が何を怒っているかというと、例えばエイズ問題なんかは非常に長い年月調査が入らない、エイズ以外でも疑惑が出ても解明されない、それを国会議員は何をしているかという怒りだと思うんですね。でも、実際に...全文を見る
○末広真樹子君 たくさんお聞きしたいことはありますが、持ち時間があと一分少々になっております。  例えば、国会の各委員会の審議状況というものを多チャンネル、生中継で広く情報を国民の皆様に公開していくということも一つの解決策にはならないだろうかと思うんですが、この点に関してはいか...全文を見る
○末広真樹子君 オンブズマンというものを決して否定する考え方ではございませんけれども、どなたがおなりになっても大変難しい職種であろうかと思いますので、情報を公平に生で伝達するというテレビの使い方、つまり多チャンネルでどの委員会も国民の選択によって聞ける、見えるというようなことも一...全文を見る
06月13日第136回国会 参議院 運輸委員会 第16号
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○末広真樹子君 末広真樹子でございます。  最初に、ガルーダ航空の事故に遭われました関係者の皆様に心からお見舞い申し上げます。  海上運送法の一部改正案についてお伺いしてまいります。  昭和二十四年にできました法がようやく改正案として上がってまいりました。今回の法改正の目的...全文を見る
○末広真樹子君 六月七日の本会議で、総理並びに運輸大臣の御答弁に、この改正案は第一歩であるというのがございました。二分の一世紀ぶりに出された小さな第一歩でございます。ぜひ近い将来にダイナミックな第二歩、三歩を期待したいところでございます。  さて、このたびの改正案は船舶について...全文を見る
○末広真樹子君 そのとおりですね。日本人船員確保のためにどのような対策をお考えでございますか。
○末広真樹子君 参考までに船員を養成するのにかかる教育コストについてお伺いしてみたんです。そうしましたら、私は若鳥になるには卵の間の値段は幾らかというようなことを聞いたんですが、卵の話は文部省に聞いてくれということなので、文部省の方にお越しいただいておりますが、商船大学を例にとっ...全文を見る
○末広真樹子君 ありがとうございました。  これは国立一般大学の生徒の一・五倍という数字でございます。  先ほどもう数字が出ましたけれども、卒業生たちの平成七年度海上産業への就職状況というのを見てみますと、商船大学東西二校合わせた卒業生が百二十六人、そのうち就職できたのが八十...全文を見る
○末広真樹子君 そこに大きな問題が潜んでいるんですね。  船員の人件費を見てみますと、平均で日本人船員は年間一千二百万円、フィリピン人は二百万円と一千万の差があるんです。こんな大きな差があったんでは雇う側から見ればどちらを望むかはもう明らかです。そうなりますと、日本人船員は高度...全文を見る
○末広真樹子君 日本の海運業の将来というビジョンをきちんと示していただいて、教育を含めた船員の雇用政策をきちんと整理して学生や国民に明らかにしていただきたいなと痛感いたします。また、外航船における単純労働での外国人船員の規制緩和はもはや時代の流れではないのかな、我が国の海運の国際...全文を見る
○末広真樹子君 それは大変結構なことだと思います。  建設省の河川局が、阪神大震災のときにヘリコプターがちょうど定期点検に入っていたそうでございます。それで出動できなかった、そういう体験がおありだそうでございまして、その反省のもとにことしの四月から一機しかなかったヘリコプターを...全文を見る
○末広真樹子君 その四十日間は一隻だけになるわけでございますね、今の予定どおりでつくられてまいりますと。それではちょっと不安だなという感じもいたします。  さて、このほど静岡県ではテクノスーパーライナーの実験船を購入した、防災船として活用することを決めておられるということでござ...全文を見る
○末広真樹子君 ちょっと確認しておきますが、災害時の機能というのは何と何を考えていらっしゃるんですか。
○末広真樹子君 そうしますと、私の提案とぴたり一致しているということでございますね。それはでき上がるのが大変楽しみなんですが。  もう一点、私が何でテクノスーパーライナーにこだわるかといいますと、開発費を含めて百五十億円かかっているんです。百五十億円かけてつくったものを静岡県に...全文を見る
○末広真樹子君 ただいま大臣から大変前向きな御発言をちょうだいして、ありがたく思います。  日本籍の外航船は数年後の二十一世紀には百隻を割り込み、かつ海上保安庁の巡視船もまた五年後には耐用年数を超える船が五割、心配な面が多々ございます。ことわざで備えあれば憂いなしというふうに申...全文を見る