末広まきこ

すえひろまきこ



当選回数回

末広まきこの1998年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月04日第142回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第2号
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○末広まきこ君 まず、宮崎先生からお伺いしていきたいと思うんですが、アメリカ経済活性化の背景に構造改革の早い実現があった、それは何かというと規制緩和と巧みな金融政策であったと。このお話を聞いていまして、振り回されている金融政策と巧みな金融政策との差はどこにあるのか、埋めるにはどう...全文を見る
○末広まきこ君 ありがとうございました。
09月10日第143回国会 参議院 労働・社会政策委員会 第3号
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○末広まきこ君 おはようございます。自由民主党の末広まきこです。よろしくお願いいたします。本日は労働基準法の審議ですが、本題に入ります前に、深刻化しております雇用問題について若干お伺いしていきたいと思います。  例えばの話でございますが、商店街やデパートなど、わんさか人出の欲し...全文を見る
○末広まきこ君 中高年層の雇用環境の厳しさ、とりわけ一たん職を失うと再就職までに非常に期間がかかるということが顕著でございます。こうした方々は世帯主として一家を支えている年代層なんですね、四十代、五十代は。しかも、多くの場合は学齢期の子供を抱えて出費のかさむ状況にございます。 ...全文を見る
○末広まきこ君 一家を支えている中高年の方々が速やかに再就職できますように、労働省は総力を挙げて取り組んでいただきたいと思います。  ところで、労働大臣にお伺いしたいのですが、こうした中高年の方々の再就職が困難である原因はどのようなところにあるとお考えでしょうか。また、そうした...全文を見る
○末広まきこ君 ありがとうございます。官民の持っているデータベースのネットワーク化というのは非常に大事だと思います。  私、一つ印象に残ったことがあるんですが、暮れのデパートというのは非常に混難いたしますよね。そのときに、もう見るからに六十はとうに過ぎていらっしゃるという方が、...全文を見る
○末広まきこ君 確かに産業構造というのが変化していまして、新しい労働を必要としている場合はどういうところでどういう働き方が必要とされているのか、その辺がもう一つ釈然としないので労働不安というのも募る一方ではないかと思うんですが、私も、今回の労働基準法改正案の改正趣旨については適切...全文を見る
○末広まきこ君 時間の関係でいろいろな点についてお聞きすることができませんので、私は、特に労働関係の団体から反対の声が高かった裁量労働制に絞ってお伺いしていきたいと思います。  裁量労働制については、既に研究者やデザイナーや編集者の方々などに適用されておりますが、現状はどうなっ...全文を見る
○末広まきこ君 その調査結果については私も存じております。  次の質問にも具体的にお聞かせいただきたいんですが、裁量労働制によって労働者が受けるメリットはどのようなものであるのか、現在導入されている企業における事例を挙げてお答えいただきたいと思います。
○末広まきこ君 今回、新たな裁量労働制が導入され、裁量労働制の適用範囲が拡大されることになりましたが、これには労働界からも反対の声が上がりました。しかし、今説明いただきましたように、仕事のやり方や時間の配分を労働者本人が決めることができる制度であり、労働者にとってのメリットも大き...全文を見る
○末広まきこ君 裁量労働制が入って自分の意思で仕事に取り組めるということで思わず働き過ぎという、熱中する余りの働き過ぎ、オーバーワークというのが大変心配なんですが、これはもう本当に冗談ですけれども、例えば今あるタイムレコーダーにボイスナビみたいなものをつけていただきまして、それで...全文を見る
○末広まきこ君 ぜひ細かい目配りをお願いしたいと思います。  また、裁量労働制下での今後の大きな課題は評価制度であると思います。  先ほど申し上げました社会経済生産性本部調査によりますと、裁量労働制が普及しない理由としまして、企業は、成果についての評価方法が確立していない、こ...全文を見る
○末広まきこ君 まだ余り評価制度については具体的なところは確立されていないというようなイメージですね。  この評価制度については本当に素朴な疑問がございまして、例えば営業のようなすぱんと売上高の増減という数字ではっきりと成果が出てくるような場合は評価もしやすいわけなんですけれど...全文を見る
○末広まきこ君 日本では、自分のやった仕事の成果が評価されるなんという、そういうドライなシステムというのは今までなかったものですから、なかなか感覚的になじみがないので、それゆえに評価制度はどのようなものになるのかというのが大変興味もあるし心配でもあるというところでございます。労働...全文を見る
○末広まきこ君 ありがとうございました。
09月18日第143回国会 参議院 労働・社会政策委員会 第5号
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○末広まきこ君 私は、さきの委員会で裁量労働制に関する問題を中心として労働省に質問させていただきましたが、本日は実務に携わっている方や労働者を代表する方からもこの裁量労働制に関しての御意見をお伺いしたいと思います。  新たな裁量労働制については、制度導入による労働者への影響を心...全文を見る
○末広まきこ君 ありがとうございます。  確かにみなし労働時間と実労働時間との時間差というものが大変問題になるかなと思います。  次に、裁量労働制を実際に導入している企業の方から制度の導入や運用状況に関して具体的にお伺いするきょうはとてもいい機会だと思っておりますので、河野参...全文を見る
○末広まきこ君 裁量労働適用者を指導していく立場の管理職教育が最も重要であると感じた、そして合意形成に対しては会社としては下地があったと、こういうようなことかと思います。  制度導入者は先ほど五百十四名とたしかお述べになっていらっしゃいましたが、それは全体のうちの何割なんでしょ...全文を見る
○末広まきこ君 九年の実績を既にお持ちになつていらっしゃるとお聞きしておりますが、制度導入以降の適用労働者の方からの評判というのはいかがなものでございましょうか。何か苦情とかそういうものが出ているのでしょうか。その辺もお願いいたします。
○末広まきこ君 裁量労働適用者と管理職双方とにアンケートをとっていらっしゃいまして、非常に適用者からは良好な評価を得ているとアンケート調査のもとのお答えでございますが、裁量労働制について、導入企業としてこれですべてオーケーだということでもないのかなと推察するわけでございますが、今...全文を見る
○末広まきこ君 確かに評価制度における公平性とか納得性、あるいは透明性というものが非常に大事で、労働者にとっては、自分の働いた成果、それに対する評価がどのようなものなのかというのは実に知りたいところですし、意欲にもかかわりますし、賃金にもはね返ってくるという大変重要な点だと思うん...全文を見る
○末広まきこ君 今伺っていますと、裁量労働適用者もさりながら、それを管理監督していく立場の管理職というお立場がとても重要であるというのがひしひしと伝わってまいりまして、その中でも人間と人間のことですからコミュニケーションが大事だなということを感じた次第でございます。  次に、制...全文を見る
○末広まきこ君 次の質問に入りますと時間がオーバーいたしますのでここら辺でやめさせていただきたいと思います。どうもありがとうございました。
09月25日第143回国会 参議院 国会等の移転に関する特別委員会 第2号
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○末広まきこ君 平成七年には、この首都機能移転の目標設定としまして、期日目標、これを二〇一〇年というふうにお伺いした記憶があるのでございますが、そこら辺は今どうなっているのか、変わってきたのか。一部新聞によりますと二年ずれたという報道もありますし、そこら辺の正確なことを教えてくだ...全文を見る
○末広まきこ君 というと、平成七年時の計画は今ずれずにそのまま生きているということですね。
10月01日第143回国会 参議院 共生社会に関する調査会 第2号
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○末広まきこ君 女性ばかりの集まった女性議員懇とかそういうところではたびたび男女共生というのが今まで話題になってきておりました。そのときにも痛切に感じてきたんですが、女性議員ばかりで論じているのは不自然だ、ぜひ男性方の意見を聞かせていただきたい、そして男性からの意見がない限りこれ...全文を見る
10月08日第143回国会 参議院 労働・社会政策委員会 第9号
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○末広まきこ君 おはようございます。自由民主党の末広まきこです。どうぞよろしくお願いいたします。  本日は、雇用促進事業団と能力開発に関連してお伺いします。  去年の六月、閣議におきまして十一の特殊法人の整理合理化が決定されまして、雇用促進事業団もその対象となりました。事業団...全文を見る
○末広まきこ君 お話にもありましたが、職業能力開発業務というのは大変重要でございまして、特に厳しい中高年齢者の再就職を促進するためにも、この能力開発業務については新法人のもとにおいて一層力を注いでいただきたいと思います。  ところで、かつて私も能力開発促進センターを視察させてい...全文を見る
○末広まきこ君 今のお言葉しっかりと受けとめました。アビリティガーデンというのを私もパンフレットで取り寄せて見てみましたら、まさに時代にかなった、先端を行くと。これを普及してくださることが願わしいと思うんですが、ただ、また苦言を呈しますが、せっかくいい施設なんですが、少しPR不足...全文を見る
○末広まきこ君 そしてもう一つ、高度な技術、知識を持った方と経営能力のある方とを結びつける、これも創業を支援していくという側面から非常に必要なことではないかと思うんです。この点について労働省はどのように考えていらっしゃるか。お仲人さんのようなことでございますね。現在のハローワーク...全文を見る
○末広まきこ君 技術と資本とアイデア、この三つが出会って、そして三位一体となって新しいビジネスがぱちんとはじけ出るということ、これは雇用の創出にとって最も今大事なことだと思うのでございます。今後の労働行政として重要なことであり、重ねてこれに対する具体的なアクションをお願いしたいな...全文を見る
○末広まきこ君 全国化するに当たっては別段の障害はない、ただそれまでに実務の段階でいろいろ整理したいと、こういうお言葉でございますので、ぜひぜひインターネットを全国スケールで展開していただいて雇用情報に関する過疎地がないようにしていただきたい。今一番大きな失業が起きておりますのが...全文を見る
○末広まきこ君 大変力強いコメントをありがとうございます。とりわけ、中高年のホワイトカラーの方が六十歳で定年を迎えるわけですが、人生は八十歳と言われているわけです。後の二十年をどう生きるかという、やっぱりその辺あたりまで視野に入れた労働雇用政策というのが望まれると思いますので、ぜ...全文を見る
○末広まきこ君 ちょっと私聞き漏らしたのかもしれませんが、新法人が財政的な負担を負うようなことはないのかどうかというのはお答えになりましたか。
○末広まきこ君 考えてなくても発生するものはあるわけでございます。委託をすれば委託料を私わにゃいかぬということがございますね。それから、箱物のランニングコストというのは、これは甘く考えてはいけない。すごい額が現に赤字として上がっておりますし、だれがどうやってもランニングコスト、維...全文を見る
○末広まきこ君 ありがとうございました。
11月26日第143回国会 参議院 共生社会に関する調査会 閉会後第1号
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○末広まきこ君 自由民主党の末広まきこでございます。  本日は、お忙しい中を貴重な御意見を賜りましてありがとうございます。  女性に対する暴力というのは、これまでは被害が潜在化しておりまして表に出てきにくかった問題ではございますが、近年国際的に取り上げられる課題となりまして、...全文を見る
○末広まきこ君 次に、暴力を生む構造として婚姻制度についてお伺いしたいんですが、暴力というのは力関係の不均衡から生まれるわけですね。力の強い側から力の弱い側に対して行われる。弱い側の尊厳がそれによって踏みにじられる。男女の力の不均衡は、男性の側が優位な集団であるといういわば構造的...全文を見る
○末広まきこ君 大変に重い問題だな、単に暴力だけで解決する問題ではないな、女性の完全自立ということはどういうことなのかなというところまで考えさせられる問題であると思うんですが、きょうは女性に対する暴力ということにテーマを絞っていますから、そちらにまずは戻したいと思うんですけれども...全文を見る
○末広まきこ君 そういう女性に対する暴力の被害者が危険から逃れて安全に休息することができるような施設、シェルターが必要だと思うんですけれども、こういった施設というのは公的機関によって運営される方がよいのか、それとも民間団体に運営を任せて資金等の助成を行うのがよいのか、これはどちら...全文を見る
○末広まきこ君 時間ですので最後の質問にさせていただきますが、警察の民事不介入の原則というのがございますね。これは戒能参考人にお伺いした方がいいかと思いますが、家庭内暴力のうち、身体的暴力に対しては刑法に規定された暴行罪とか傷害罪等の適用が考えられるんですけれども、しかし警察は通...全文を見る
○末広まきこ君 ありがとうございました。