菅野悦子

すがのえつこ



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菅野悦子の1991年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月13日第120回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○菅野委員 私は、湾岸戦争についての日本政府の対応について、まずお伺いしたいと思います。  各種の世論調査を見ておりましても、国民、とりわけ女性の中に、今のこの自衛隊機を海外へ派遣するとかあるいは九十億ドルという大変なお金の支出について、非常に強い反対があるというふうに思うわけ...全文を見る
○菅野委員 平和回復の活動のためと、そして総理がいつもおっしゃるのは、そもそもイラクがけしからぬ、このイラクの手を縛るために頑張らなあかんのやと、大阪弁と違いますけれども、そういうふうにおっしゃる。これは私はみんなの思いだし、そのことを否定する人はだれもいない、こういうふうに思う...全文を見る
○菅野委員 ですから、私がお訴えしたいのは、その平和回復のための手段、これを今の戦争の継続、それに手をかすような方向ではなくて、やはり平和憲法を持っている日本なんですから、ですからそういう日本としてのとるべき立場というのがやはりあるんじゃないか、そういうところにこそ今おっしゃって...全文を見る
○菅野委員 ですから、私が繰り返し言っているのは、その手段なんですよね。本当にこの軍事行動という、これでやられていると、これが早過ぎたということをアメリカの中でも言っているわけなんですから、ですからそこのところを言っているわけです。そして、平和憲法を持っている日本ですから、この戦...全文を見る
○菅野委員 そこで、私、本当率直に疑問に思うのですけれども、国際赤十字の要請によって日赤が医療チームというのを派遣しているのですよね。なのに、それ以外になぜ国家総動員体制をほうふつとさせるような独自のルートでそういうふうなことをやらなあかんのか。全国の病院に、しかも死亡補償まで明...全文を見る
○菅野委員 非常に無責任な答弁だと思うのですね。これは一月に起きた事故で、相当調査進んでいるわけなんですから。そして、ここで言われていることは、確かに空穴、穴をあけて薬液が注入してないというのは八三%あるけれども、しかしそれだけで八三%手抜きということにはならないだろうということ...全文を見る
○菅野委員 非常にふざけていると思いますね。この間調べているわけですよ。それを何で今の時点でまだ責任ある答弁ができないのか。これ、まずそもそもの入り口ですよ、調査の。本当に失礼だと思います。  吸い取り横持ちというのは、そこへ入れているのを、タンクローリー持っていって、そしてそ...全文を見る
○菅野委員 そういう点では、建設関係、こういう公共事業などについて責任を負う所管の大臣としては、それくらいの認識では本当に困ると思うのです。  私どものところで、業界の関係者から告発があったのですけれども、その証拠にこの業界で使用されている運転日報あるいは請求書とか領収書、こう...全文を見る
○菅野委員 こういうものを手に入れてお調べになっているのだったら、やはり労働大臣、その辺を踏まえて御答弁いただきたいと思います。  じゃ、建設省にお聞きしますが、建設省はこういう業界を指導する立場にあるわけですから、こうした運転日報、請求書、領収書、これを使用されていたというこ...全文を見る
○菅野委員 とんでもないですね。これ、本当に秘密文書でも何でもないのです。出回っているのですから、毎日使っているものなのですから。だから、これを知らぬというのは本当にちょっとこれ、どれだけ間が抜けてらっしゃるのかなと、こんな状況では全く手抜きはなくならぬなと、本当に率直に思います...全文を見る
○菅野委員 それでは、会計検査院にお尋ねをいたします。  これ、本当に大問題ですよね。計画的、組織的に手抜きが行われていて、それが事故につながったわけなんですから、本当に大変な問題だと思うのですけれども、検査報告で不当事項にしておりません。なぜそれをしなかったのか、お伺いをいた...全文を見る
○菅野委員 これは、六月の一日のときの法務委員会で我が党の橋本議員の質問には、検査院の認識、「私どもの認識をもしお聞きになるんであれば、これは不当に該当するんではないかという認識は私は持っております。」とこの時点で答えてらっしゃるのですね。にもかかわらず、不当事項にしていない。今...全文を見る
○菅野委員 渡してない。本当にそういう点では、今の検査院の話なんかも聞いていても、何だか書類が押収されてそして調査不能、だから不当にできなかったということであれば、まるで刑事事件になるようなひどいものほど不当事項にはできないというふうに聞こえるのですよね。本当、これ大変なことだと...全文を見る
○菅野委員 そこが問題なんですよね。その発注元のJRに何か責任がないかのようなそういうお話なんですけれども、この新聞、十月十七日付の読売ですけれども、「手抜き注入JRも黙認か」、こういうふうに書いてます。これ、はっきり言いまして、手抜き工事のために二カ月も早く工事が完了しているの...全文を見る
○菅野委員 この談合事件では日本の大手の建設会社がずらりと名前を連ねているのです。アメリカの政府に対して、総工事費三百七十億円に対して四十八億円支払ったということですから、一三、四%に当たりますかね。結果的にはこの談合で、ですから十数%の価格つり上げをやったというふうに結果として...全文を見る
○菅野委員 ぜひ各関係省庁の皆さんもそういう立場で頑張っていただきたいというふうに思います。  あと、私は、看護婦問題について若干触れたいと思うのですが、この問題は当委員会でも取り上げられまして、看護婦不足の問題、これは本当に大変だということで御議論があったかと思うのですけれど...全文を見る
○菅野委員 そこで厚生大臣にお伺いいたします。  看護婦の需給見直し、これをやるということで、この間もうずっと論議もされているわけですけれども、そこでは、二・八体制、複数で夜勤は八日以内というこの二・八体制の一〇〇%完全実施はもとより、夜勤の削減とか週休二日制とか、あるいはまた...全文を見る
○菅野委員 厚生大臣、ですからもう一度お尋ねしたいのですけれども、そういうふうな時間短縮の閣議決定とか、そういうふうな二・八体制、二十五年前の人事院判定と、政府、行政府みずから決めているこの決議、決定ですね、これを需給見通しの算定基準、計画の算定基準には入れるのですね。ここのとこ...全文を見る
○菅野委員 総理にお尋ねします。  総理は所信表明の中で、女性が職業生活と家庭生活を両立できる政策を推進し、子供を持つ意欲を積極的に支えていくことに日本の未来をかけて努力するというふうにおっしゃいました。このことに私たちは大いに賛同いたします。ぜひそのことを貫いていただきたいと...全文を見る
○菅野委員 本当に看護婦の労働条件、これが抜本的に改善されなければ、今も総理が出生率の問題、この向上についておっしゃっておられましたけれども、それはもう望むべくもないというふうにも思うわけです。私も、実はこの質問をする上で実際に夜勤を体験してまいりました。厚生大臣もぜひ一遍現場を...全文を見る
02月14日第120回国会 衆議院 逓信委員会 第2号
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○菅野委員 私は、NTTが労働者の生活についてどのようにお考えになっているのか、お伺いしたいと思います。  具体的には東北地方で進めているネットワークセンターの統合の問題なんですけれども、ここで市外電話やテレビ中継などの保守部門の整理合理化、これが進められておりまして、それに伴...全文を見る
○菅野委員 時間がありませんので、この問題でやりとりは余りできないのですが、昨年十一月の二十六日から三日間ほどで希望調書というのをとられているのですが、そこには地元が全く認められていないということがあるわけなんです。だから、希望すら聞かないのだから家庭の事情などは聞く耳持たんでと...全文を見る
○菅野委員 実際の現場から聞こえてくる声で は、もうちょっと希望をきちっと聞いていただいて、あるいはさっきも言いましたけれども、通勤可能あるいは若干職種は違っても地元ということも含めて、もうちょっと枠をつくって率直なところを聞いていただきたいということを重ねてお願いしておきます...全文を見る
○菅野委員 大分そういう点で問題が表面化してから対策をとられているというふうに聞いておりまして、その発信規制というふうなこともやっておられるように聞いているのですが、問題は、そういう手だてをとっているけれども、加入者からの希望で利用を規制するというふうなそういう規制をとっているに...全文を見る
○菅野委員 大阪府警の摘発の分もそうなんですよ。倫理審査というのは三段階あるでしょう、第三次まで。第一次の審査では一応チェックされていた。ところが二回、三回までやらなければいかぬと。三回までひっかかって、結局勧告ということで、私は、実態は今ぐらいの対応ではちょっと効果がどうなのか...全文を見る
○菅野委員 そこでお尋ねをしたいのですけれども、こういうふうな発信規制をできるようにしたということなんですが、実は新聞報道によりますと、郵政省も本省の電話については、このNTTが発信規制という措置をとった直後に発信規制しておられますね。そしてそれだけでなくて、十一月二十四日付の日...全文を見る
○菅野委員 かつてNTTは、本委員会での我が 党の佐藤祐弘議員の質問に対して、トラフィックゾーンの工夫は社会常識の範囲内で行うというふうな答弁もされているわけなんですけれども、今ずっと私が御説明したように、ダイヤルQ2の現状というのは、警察にわいせつ物として摘発されるというふう...全文を見る
02月18日第120回国会 衆議院 大蔵委員会 第5号
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○菅委員 今、補助金等の特例法の議論が進んでいるわけですが、大臣に一つだけちょっと考え方について御意見を聞きたいのです。  この間、国と地方の財源配分の問題で、六対四とか七対三とかいろいろ言われてきているのですが、基本的考え方として、すべての財源を一たん地方税で取っておいて、そ...全文を見る
○菅委員 明治以前は多分藩がほとんどの財政を握っていて、直轄領から得た費用で幕府は運営していたのじゃないかと思いますが、地方分権の時代にそういう大胆な、まさにユニークな発想もぜひ検討していただきたいというふうに思います。  この特例法のもともとの原因というのは、いわばゼロシーリ...全文を見る
○菅委員 今の数字は留学生を含んだ数字ですか、含まない数字ですか。
○菅委員 いいですか、さっきお渡しした資料には、わざわざ留学生と日本人枠を分けて書いてあるわけですよ。もちろん日本の大学がたくさんの留学生を受け入れることは、それはそれとして非常に好ましいことだと私も思います。しかし、日本人のいわゆるドクターコースに進む人の数というのが、ここでい...全文を見る
○菅委員 大臣はこの問題にも大変関心をお持ちで、最後の話などはかなり積極的な答弁だと受けとめさせていただきました。この問題は一朝一夕で変わる問題ではありませんけれども、きょうはそういった問題があるということの問題を指摘をさせていただくことにとどめて、時間ですので、質問を終わります...全文を見る
02月21日第120回国会 衆議院 逓信委員会 第4号
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○菅野委員 最初に、この法案の構成についてまずお伺いしたいと思うのですけれども、人材研修事業、これにつきましては地方で技術者が不足しているという問題もありますし、それに一定こたえるものではないかというふうに思うのですけれども、あわせて施設整備事業があるんですね。これは新たな大手優...全文を見る
○菅野委員 国民生活の向上に結びつくそういうふうな電気通信の高度化というのは、私たちも本当に賛成なわけで、反対ではないわけです。問題はどのような設備をどのような方法でつくっていくのかということであり、それへの政府の関与のあり方であろうというふうに思うのですね。  この施設整備事...全文を見る
○菅野委員 それでお聞きしたいのですが、本法案で推進、誘導しようとしている電気通信の高度化の内容についてお尋ねしたいのです。  まず、この施設整備事業でこういうふうないろいろな手だてをとり、優遇措置をして行う対象となっている設備投資ですけれども、これはどのようなものかなというこ...全文を見る
○菅野委員 私も、こういうふうな中身について、超高速ディジタル伝送装置というふうな図式などもいただいたわけですけれども、結局ユーザーまで光ファイバーを引いて、映像の通信など大量の情報量、これを高速で送れるようにするネットワークづくり、いわゆる広帯域ISDN、これに向けての基盤整備...全文を見る
○菅野委員 率直に疑問に思うのですけれども、NTT以外でこうした高度なネットワークを今後十年間に構築しようというふうな電気通信事業者がどれほどいるのかなというのを大いに疑問に思うわけなのです。地域系の第一種電気通信事業者がかかわることになるというのであれば、例えば東京とか大阪など...全文を見る
○菅野委員 このNTTの広帯域ISDNに向けたVIアンドP総合実験計画というのがあるのですが、これは九一年から九四年の四年間をかけて実験をするということになっているのです。ATM交換機を含むネットワークシステム、広帯域系の交換機とサービスは、この実験でも後半の二年間ということにな...全文を見る
○菅野委員 そういう点であれば、地方のとか資本金の制限とか中小企業というふうな対象を明記するとかいうふうなことなどもこの法案の中にあってもいいんではないかというふうに率直に思うわけです。広帯域ISDNと呼ばれるような通信の高度化を進めていくことには私たちも反対ではないわけなんです...全文を見る
○菅野委員 NHKでも全放送時間の四・一%なんですよ。民放に至っては、一日に二十二時間くらい放送しておりますので、民放〇・五%ですから六、七分程度ということでしかないわけです。  もう一つ別のことで聞きたいんですが、視覚障害者の方から点字ファックスを開発してほしいという要望が以...全文を見る
○菅野委員 点字ファックスについても四年前の八七年に本委員会で質疑がされておりまして、当時NTTは、「残念ながら現時点では開発ができていないのでございますけれども、この分野の技術は非常に日進月歩でございますので、」「これからも研究させていただきたい、」というふうに答弁いただいてい...全文を見る
○菅野委員 きのう、こういうふうにこの間三年ほどの研究とかそういうことでいただいているのですけれども、確かにそういう点の研究は余りないということのようです。  大臣に最後お訴えしたいのですけれども、ことしは国連障害者の十年、この最終年に当たるのですね。発達している電気通信によっ...全文を見る
○菅野委員 終わります。
03月06日第120回国会 衆議院 逓信委員会 第5号
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○菅野委員 簡易保険の加入限度の引き上げ、この改正点について幾つかお聞きをしたいと思います。  まず、簡保年金の役割についてなんですけれども、公的年金との関係はどのように認識なさっていらっしゃるかということ。そしてこの間のいろいろなやりとりの中で、また資料もいただきましたけれど...全文を見る
○菅野委員 今お話がありましたように、簡保年金というのは公的年金を補完するものであるというのはそのとおりだと思うのです。その加入限度額を引き上げるということは、この公的年金が不十分なために国民としては個人的な努力で補完しなければならない、しかも、その補完部分をもっと大きくしなけれ...全文を見る
○菅野委員 そういう点で、本当に我が国の公的年金の現状は率直に言って不十分です。だから、老後のことを考えると、やはり個人年金にも加入しておかないと不安だし、そういう点で国民の、できたらその限度額引き上げということの要望も よくわかりますので、この限度額の引き上げについては私ども...全文を見る
○菅野委員 この低実績者とランクされるということは、本人にとって精神的にも非常に苦痛なんですね。しかも、それが現場の判断でレッテルを張っていくということになりかねない。だからそういう点で、こういう表現で労働者を区分けするということはいかがなものかというふうに思うわけです。  し...全文を見る
○菅野委員 そういう低実績者というふうな扱いはしてない、そういうランクづけはしてないということですけれども、具体的な指導や扱いの中でもそういう差別をできるだけしないということで、ぜひ努力をしていただきたいというふうに思います。  あわせてお聞きしたいのですが、郵政省がやり始めて...全文を見る
○菅野委員 今もちょっとおっしゃいましたけれども、特定の職員に二つないし三つの集金区を担当させる、そして浮いた職員を募集専門にして実績を伸ばそうというものじゃないんですか。  そして、おっしゃいましたように、近畿郵政局が出した文なんですけれども、その近畿郵政局の文書によりますと...全文を見る
○菅野委員 初めからのお話にありましたように、簡保年金は大変好調なんですよね。それを支えているのは、やはり働く皆さん方が非常に頑張っているからこういうふうな非常にいい状況にあるというふうに思うのです。  今、御答弁にありましたけれども、それは今までの二人分、三人分も持たせていて...全文を見る
03月07日第120回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第5号
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○菅野委員 人手不足が大きな問題になっておりますが、これによる企業倒産とかそれから人件費高騰に伴う物価の上昇など経済への悪影響が懸念される状況になってきております。しかも中長期的な見通しも一層深刻になるのじゃないかというふうにも思われるわけです。  労働省が、労働政策企画プロジ...全文を見る
○菅野委員 今お話にありましたように出生率の問題、これも大変な状況であるわけで、だから、女性にとっては子供を産め、しかも労働力としても頑張れということになるわけです。だから、そういう点で、先ほども強調しましたけれども、この育児休業制度というものの位置づけが非常に高くなるのじゃない...全文を見る
○菅野委員 その建議では、「男女労働者が育児のために休業することを申し出たときは、子が一歳に達するまでの間を限度としてこれを認めることを事業主の義務とするという基本的な法的枠組みを作る必要がある。」というふうになっております。これはすべての労働者、つまり労働形態に関係なく労働者の...全文を見る
○菅野委員 その中で、事業規模によって一定の猶予を置くという考え方も示されておるようなのですけれども、権利の付与が事業所によって異なるというふうな考え方は、平等の原則に反するのじゃないかというふうに思うわけです。また、人手不足が最も深刻になっているというのはむしろ中小零細企業だと...全文を見る
○菅野委員 また、建議の中に、育児と仕事との調和を図る上で現実的かつ有効な制度としての短時間勤務制度などについての指摘もあるわけですが、この乳幼児を有する労働者に対して育児に必要な時間を確保する労働時間短縮型の育児休暇制度というのを保障すべきではないかというふうに思います。また、...全文を見る
○菅野委員 では次に、休業期間中の所得保障についてお伺いしたいと思います。  育児休業制度普及のための育児休業導入奨励金というのは、中小企業で百万円、大企業で八十万円、利用奨励金は、三人目以降の利用者一人当たり中小企業で二十万円、それから大企業で十五万円ということで助成が行われ...全文を見る
○菅野委員 所得保障の問題が一番論議のあったところだというお話ですけれども、やはり広くかつ迅速にこの制度を普及させ、実効あるものにするという点で、最低の所得保障というのがどうしても必要ではないかというふうに思うわけですね。労働者の多くは賃金の六割あるいは三割程度の保障がなければ休...全文を見る
○菅野委員 休業中の賃金保障の問題を今いろいろとお話しさせていただいたのですけれども、あわせて、代替要員の確保それから原職復帰、休業者に対する不利益扱いの禁止、違反企業に対する罰則規定、これらのものは働く男女が安心して育児に専念するためには最低必要条件だというふうに思うわけで、労...全文を見る
○菅野委員 では次に、公務員の関係について伺いたいと思うのですけれども、こうした民間労働者に対する育児休暇制度が法制化の段階に入って、今御答弁いただいたようにおおむね三月中旬に法案提出の見通しという御報告があったわけですけれども、こうした状況を受けて、一般を含む公務員関係の法制化...全文を見る
○菅野委員 そういう点で、実際先に頑張っている公務員関係、これの部分というのはある程度代替要員の問題にしろ一定の賃金保障等の問題にしろ既得権としてあるわけですから、そういう点で労働省の方もそれが後退するなんてことのないような中身のものをつくっていただきたいと思いますし、人事院の方...全文を見る
○菅野委員 関係者の方たちには大変御苦労いただいているわけなんですけれども、働く女性を主として労働者の大きな期待がかけられているというところです。法制度化の趣旨にふさわしい、真に実効ある制度の実現、そしてその点で労働省の格段の御努力をぜひお願いしておきたいというふうに思います。 ...全文を見る
03月12日第120回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第2号
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○菅野分科員 全国保険医団体連合会というお医者さんの組織があるのですけれども、その先生方が「学齢期シンドロームを考える」という研究集会をやっていらっしゃるのです。それはなぜかといいますと、日常診療とか学校検診の場におきまして八六%、ほとんどの先生方が、近ごろの子供は何かおかしいと...全文を見る
○菅野分科員 今のお話にもありましたように、アトピーの定義がはっきりしない、判断基準が非常にまちまちだというふうなお話でしたけれども、ここにもアトピー性皮膚炎の問題の深刻さが逆にあらわれているのじゃなかろうかというふうに思うわけです。  それで、今のお話にもありました原因究明の...全文を見る
○菅野分科員 今のお話にありましたように一年間に五百万あるいは一千八百万というふうな状況でございまして、とりわけ小児研究委託費の方は三年度の予算がまだはっきりしていないのですかね、そういう状況だということでございますけれども、やはり事は相当深刻だと私は思うのですね、依然としてその...全文を見る
○菅野分科員 ぜひ大臣の今の御答弁の方向で強めていただく、急いでいただくということをお願いをしておきたいというふうに思います。  これは家庭だけではないわけで、具体的な問題としては、保育所などでの対応でもいろいろと大変な状況が出てきております。地方自治体や保育園の職員などの努力...全文を見る
○菅野分科員 今おっしゃいましたように本当に大変なんですよね。除去食でもいろいろ子供によって違うわけです。ですから、本当に苦労されているというのは多分御承知おきいただいていると思うのですけれども、そういうアトピーの子供たちがふえているという中で、保育所としてもやっぱり一定数受け入...全文を見る
○菅野分科員 もう一度さらに大臣にお願いを申し上げたいと思うのですけれども、最近NHKが三夜連続で特集を組みましたね。アトピー初めぜんそくとか花粉症などアレルギー症状というのが日本の国民に本当に急速に広がっている。そういうことで、国民の関心とか不安が非常に大きいという現状があるわ...全文を見る
○菅野分科員 それでは続きまして、余り時間がないのですけれども、看護婦問題について一、二お伺いをしたいと思います。  この問題では、私、さきに総括質問でも御質問させていただいておりますので、関連して伺いたいのですが、日本の看護婦配置が先進諸国に比較して非常に低いという状況がある...全文を見る
○菅野分科員 今外来でいらっしゃる方は多いと思うのですけれども、病院へ行って、そこでやはり看護婦さんが頑張っていらっしゃるわけで、その看護料が正当な評価がないというのが実は看護婦不足という問題に大きく影響していると私は思うわけですね。先ほどのあれでは、不足でもいろいろ各国の比較で...全文を見る
○菅野分科員 時間が参りましたので、今おっしゃいましたように需給計画の策定中でございますので、格段の努力をお願いして、終わります。
03月12日第120回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第2号
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○菅野分科員 私は、公団住宅問題についていろいろとお伺いをしたいと思います。  今、地価の大変な高騰の中で、住宅問題というのが非常に大きな課題になってきているわけなのですが、勤労者、国民全体の受けとめ方としては、とても今一戸建てのマイホームなどは夢だ、もう手が届かないというふう...全文を見る
○菅野分科員 今の御答弁にもありましたが、この間の国会論議を見ても、公団の入居者の対象というのは中堅勤労者というところに置かれていたというふうに思うわけです。低所得者向けというのは、今のお話にもありましたが、公営住宅があるというふうな論議が繰り返されていたというふうに思うのです。...全文を見る
○菅野分科員 自治協、公団自治協議会、これが九〇年の九―十月に行った調査では、第一分位が三〇%、第二分位が二四%、第三が一九%、第四が一〇%で、第五分位というのはわずか五%、無回答というのが一〇%あるわけですけれども、おおむねこういう状況になっているという数字があるわけで、第一、...全文を見る
○菅野分科員 そういうことで、割と低所得でもこたえられるというふうなお話でありましたけれども、最近、中堅勤労者を対象にしているという公団がかなり高家賃の住宅をつくっていらっしゃいますね。これは、この間の建設委員会の集中審議などでも問題になっておりますけれども、例えば都心部などを初...全文を見る
○菅野分科員 勤労者対象と言いながらそういうものがふえてくるということは、公団のやっている内容が、よりもうかる商売という方向にいくのじゃないかという率直な不安なり指摘があるわけです。ですからそういう点では、いろいろ今後とも配慮していただきたいというふうに思います。  また、この...全文を見る
○菅野分科員 そこで、所得に占める適正な家賃負担率とはどの程度のものだろうかということをちょっと知りたいのですけれども、世界的な学者の研究において、あるいは先進諸国などについて何かその辺の見解が示されていることがあるのかどうか、また、建設省の定めている家賃負担限度率というのは幾ら...全文を見る
○菅野分科員 その点で私、参議院の建設委員会の集中審議のときの議事録をいろいろ見せていただいたのですけれども、そこである委員が、世界の学者の研究で家賃負担率は定期収入に対する一〇%がメルクマールですというふうな言い方をしていらっしゃるのですね。もし世界的な状況がそこにあるというこ...全文を見る
○菅野分科員 初めからのやりとりのように、中堅勤労者を対象にしてつくられている公団、しかもそれがもう長い間、その公団入居者が今高齢化してこういう事態になっているわけですから、そういう点では生活保護世帯云々というその線引きの時点で考えるのではなくて、やはりぜひ努力をしていただきたい...全文を見る
○菅野分科員 その措置の中でぜひお願いをしておきたいなというように思うのですけれども、あわせてこの地域リロケーション住宅制度というのを適用されておられますね。これが、実はここにありますけれども、平成二年度の着手住宅から対象にして、可能な限り平成元年度着手団地についても対象としたい...全文を見る
○菅野分科員 私は、リロケーション住宅制度の問題については、率直に言って公団のやる気の問題だと思いますね。ですから、そういう点で、どこで線を引くのかというのを勝手に公団の側の状況で線を引いているわけですから、そういう点で、六十一、六十二、六十三というのは、それだけの格差を残したま...全文を見る
○菅野分科員 安心して住み続けられる住宅の確保というのは、やはり国に課せられた責務であると思います。ですから、最低限の人権保障だというふうに思うわけですが、公団は国民生活の安定と福祉増進に寄与することを使命としているわけで、ぜひそのことを十分肝に命じて職務を遂行していただきたい、...全文を見る
03月13日第120回国会 衆議院 逓信委員会 第6号
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○菅野委員 郵便局の建物を高層化して有効に活用するということについては反対するわけではないのですけれども、この法案は、民間向けのオフィスビルがつくられて貸しビル業が出発するということになるのではないかと懸念するわけです。  一方、今、東京とか大阪を初めとして都市部では、どこも公...全文を見る
○菅野委員 民間それから公用もというふうなことでございましたけれども、この法案の二条の中に、簡易保険福祉事業団が施設の賃貸業務を行う際に、「国又は地方公共団体による公用又は公共の用のための利用に配意しなければならない。」というふうにあるわけですね。この公共優先という原則を明記する...全文を見る
○菅野委員 「公用または公共の用のための利用に配意」というのを相当重く受けとめていらっしゃるということで、非常にありがたい話だなというふうに思うわけなんですけれども、そこで具体的なことでお聞きしたいと思いますが、今、静岡の中央郵便局の移転新築に対して、静岡市の方から文化ホールなど...全文を見る
○菅野委員 前向きというふうな御答弁だったので、ぜひ率直にそのことについてはお願いをしておきたいと思うのですけれども、先ほど一カ所だけという合築のあったケースがやりとりになっているわけなんですけれども、率直に言ってこれまでは公共施設との合築に郵政省は積極的であったとはちょっと言え...全文を見る
○菅野委員 では続きまして、住宅との合築についてもお聞きしたいなというように思うのです。これは、大都市で非常に地価が高騰しているということで、勤労者の住宅難というのが大変な事態になっているわけなんですけれども、そういう点で、数少ない公共の用地をぜひ住宅ということでお考えいただきた...全文を見る
○菅野委員 この点で、郵便局と住宅の合築という問題では、職員用の宿舎が合築してやられているというのが全国で二十四カ所で既にありますし、二カ所で計画中ということもあるわけです。  それと、郵便局が将来上に伸びるかもわからぬから、そのときに使えるようにというふうなお話でしたけれども...全文を見る
○菅野委員 これは昨年の本委員会でもやりとりしたわけですけれども、郵政省は大都市部での郵便物の急増に人員が対応できていないということもありまして、都市部へ職員の移動というのを考えておられるかと思っております。しかし、その大きな障害になっているのが住宅ではないかというふうに思うんで...全文を見る
○菅野委員 もうちょっとお聞きしたいんですが、例えば東京、大阪の二千戸ですけれども、これは大体いつごろ解消できるんですか。
○菅野委員 具体的な御答弁の数を聞いても、やはりこれは足りないわけですから、ぜひこの法案の中でいろんな宿舎の合築の問題についてもお考えいただけたらというふうに思うわけです。  そこで、もう一つお聞きしたいんですが、郵政省は本年度予算で郵便局と社会福祉施設との合築、これを調査研究...全文を見る
○菅野委員 この社会福祉施設の用地確保、これも本当にみんな苦労しているところなんですね。特にそういうふうないろんなお年寄りの施設とか障害者の施設を含めて用地がなくてなかなか建たないということが本当にみんなの悩みの種ですから、そういう研究はぜひ進めてほしいわけですが、ただ、今お聞き...全文を見る
○菅野委員 もう時間がございませんのであれですが、この法案がもうすぐ動くわけで、福祉施設との関連というのは今から調査研究と今おっしゃいましたが、実際進行状況が全く違うという事実ははっきりしているわけですから、ただ、いろいろ御苦労があろうかと思いますが、そういう点でぜひ私どもの要望...全文を見る
03月15日第120回国会 衆議院 逓信委員会 第7号
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○菅野委員 私は、NHKの公共放送としての基本的な姿勢についてまずお伺いしたいと思います。  NHKは、国内番組基準の前文の冒頭で「世界平和の理想の実現に寄与し、人類の幸福に貢献する。」ということをうたっていらっしゃいます。最近、湾岸戦争ということがあったわけですけれども、平和...全文を見る
○菅野委員 この国内番組基準につきましては、一九八二年のNHK予算案審議の場合で、私どもの村上議員の質問に対して、当時の坂本会長が、この世界平和に寄与するという番組基準は、憲法の平和主義を受けたものだというふうにその当時答弁していらっしゃるのです。戦争の放棄、それから武力の行使に...全文を見る
○菅野委員 次に、NHKの公共放送としての基本的性格に関連してもう一つお聞きをしたいと思うんですが、それは磯村特別主幹の都知事選立候補問題でございます。  私どもは、政治活動の自由というのは、これは完全に保障されなければならないというふうに考えております。しかしあわせて、専務理...全文を見る
○菅野委員 私どもお聞きしたところでは、まあ苦情といいますか、そういうふうなものが四百件で、一般的な単純なる問い合わせが七十件ほどあったというふうにお聞きしているんですが、この点ではいずれにしろいろいろと報道もありまして、例えば毎日新聞の投書欄などには、公共性を標榜して国民から金...全文を見る
○菅野委員 私どもも政治活動の自由については、会長がおっしゃったようにその点では保障されなければならないというふうに思っているわけなんです。ただ、私がぜひ申し上げておきたいのは、いずれにしろNHKの動向というのを随分注目されているということはあろうかと思います。ですから、公共放送...全文を見る
○菅野委員 では、次の問題でお伺いしたいと思います。  それはNHK職員の労働時間についてなんですけれども、今、日本人の働き過ぎが非常に問題になっておりまして、労働時間の短縮というのが政府におきましても何度も閣議決定されているところなんですが、残念ながら、その一方でいわゆる過労...全文を見る
○菅野委員 放送系で二千二百五十時間ということでございますけれども、政府は年間の総労働時 間を来年度中には千八百時間にするという目標を掲げておりますので、その点で年間四百五十時間、全体の二割の労働時間を短縮するということが必要になってくるわけです。  さらに、実際の労働時間は...全文を見る
○菅野委員 NHKでは、職員でない、いわゆる下請のスタッフ、これもメークとか照明補助ということで番組制作に携わっているということですが、私が聞いたところでは、そういうスタッフというのは月の残業時間が百八十時間になっているということなんですね。ですから、NHKの正規職員でも、同じ制...全文を見る
○菅野委員 職員の皆さんが頑張っているだけに、ぜひそういう形ですばらしい番組をつくるという点でも配慮をお願いしたいというふうに思うわけです。  では、次の問題に入りたいと思います。  NHKは、ことし四月からテレビ・ジャパンという事業を始めようとしていらっしゃいます。総合テレ...全文を見る
○菅野委員 映像による国際交流とか在留邦人がNHKの番組を見られるようにするということは非常に結構なことだというふうに思うわけですが、NHKが特定の商社などと共同の事業をするということになると、公共放送として問題が生じないかなという点を率直に疑問に思うわけです。  しかも設立さ...全文を見る
○菅野委員 この点につきまして三月三日付の民間放送連盟の機関紙「民間放送」では、このテレビ・ジャパンについて郵政省がNHKの関与の仕方を問題にしたというふうに報道しております。  そこのところを読んでみますと、「NHKが来年度予算案の中で郵政省に説明したのが、既に商社が関係者に...全文を見る
○菅野委員 このテレビ・ジャパン計画なんですが、視聴者にもほとんど知られていない。それどころか、NHKの職員でさえこの全体像をつかんでいる人は少ないということさえ言われているのですね。国際的な新事業であるテレビ・ジャパン計画、これはこれまでのNHKの海外放送局との共同制作とか海外...全文を見る
○菅野委員 四月からということのようですので、ぜひ急いでいただきたいというふうに思うわけです。  今のお話にもありましたように、会長は放送のインターナショナル化といいますか国際化というのをたびたび言っていらっしゃって、グローバル・ニュース・ネットワーク構想というのも打ち上げてい...全文を見る
○菅野委員 公共放送としての基本的な姿勢を堅持していただいて、それから視聴者、そして番組づくりなど中で一緒に頑張っていらっしゃる職員の皆さんのことも配慮していただきながら、ぜひ努力をしていただきたいというふうに思うわけです。  終わります。
04月17日第120回国会 衆議院 逓信委員会 第8号
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○菅野委員 最初に法案に関してお聞きをしたいと思います。  先ほどからの御質問の中で多分重なるかと思いますが、外貨の両替について、これは当面百局ぐらいを予定していらっしゃるということなんですけれども、郵便局としては全く新しい業務になるわけですね。そこで、この新しいサービスに必要...全文を見る
○菅野委員 郵政省が要員配置などの根拠として新しいサービスの件に対して試算をしていらっしゃるのですけれども、平成三年度で外貨両替のために郵便局の窓口を訪れるのは六千人ぐらいというふうに計算をしていらっしゃる。これは単純に平均すると、百局でやるということですから、一局当たり六十人、...全文を見る
○菅野委員 郵政省はこのところそういう点で新しいサービス、業務というのをだんだんふやしていくというふうな傾向にあると思うのです。住民票の発行なども新しく始めるということですけれども、これら一つ一つをとってみれば、今も御説明あったように、国民のニーズにこたえるということでそれ自身は...全文を見る
○菅野委員 お米屋さんまでやるのかみたいな、そういう何でも手がけるということに対する皮肉じゃないかななんて思ったりするのですけれども、外貨両替を行うことによって郵便局の窓口がさらに混雑する、かえって利用者へのサービスダウンになるというふうなことにならないように、ぜひその点は万全の...全文を見る
○菅野委員 海外旅行などをするために貯金をするということが大義名分になっているというふうに思うのですが、今東京郵政局がやっているものに「親子で行くオーストラリア体験旅行」というものがあります。この種のものは、例えばソウル・オリンピックのときはソウル・オリンピックを見に行くためのオ...全文を見る
○菅野委員 契約は旅行社とで、あくまで郵便局としては貯金という側面というお答えだったのですけれども、現場の実態というのは郵便局の職員が旅行ツアーの募集をしているというのと変わりがない状況があるわけですね。だからツアーの人数が足りなくなると特定局の局長や職員が自分のお金と自分の有給...全文を見る
○菅野委員 今もお話があったように、お客様のニーズに合ったことをということで合理化されるということになりがちなわけなのですけれども、ですから、私が先ほど来言っていますように、新しいことをやるということがすべてサービス向上になるのかなというのを率直に疑問に思うわけなんですね。  ...全文を見る
○菅野委員 もう一つこれに関する問題があるのですが、それは今も例に出しました親子で行くオーストラリア貯金というものなんですけれども、これは特定局がこのツアーへの参加者を八人集めると五万円の商品券が局にもらえるという仕組みになっているようなんですね。これはどういう性格のお金かなとい...全文を見る
○菅野委員 では、大臣にお聞きしたいのですけれども、今までずっと御質問いたしましたように、職員が本来の業務をわきに置いて団体旅行の募集をしたり、ひどいときには自分の費用で、自分の休暇を使って団体旅行の添乗員のようなことをやらされている、こうしたことはあってはならないというように思...全文を見る
○菅野委員 もう一つ、貯金の現場の話でお聞きしたいのですけれども、これは一月三十一日付の毎日新聞の投書欄に載っておりましたのでお目にとめていらっしゃる方も多いのじゃないかと思うのですけれども、埼玉県の主婦の方の投書なんですね。  この方が書いているのは、「一歳の息子が初めてもら...全文を見る
○菅野委員 そういうことであったら、その点はいいと思います。  参議院での委員会の審議の中で、ボランティア貯金の強制の話だの、とにかく貯金を集めるという意識が先行してこんなふうな批判を国民から受けるということになっては、事業にとって非常に大きなマイナスになろうかと思いますので、...全文を見る
04月18日第120回国会 衆議院 逓信委員会 第9号
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○菅野委員 今回の電波法の改正につきましては、海上における遭難通信のシステムを国際的に向上、進歩させようというものですから、通信技術の進歩を人命救助に役立てるという側面については非常にいいことだというふうに思うわけです。今もいろいろやりとりがございましたけれども、同時に長年にわた...全文を見る
○菅野委員 ということで、そういう大事なシステムの改善なんだというお話でありますと、先ほど来やりとりがありました通信長の規定がなくなったということに私自身もひっかかってくるわけなんですね。  通信長というのは船舶局の責任者ということで、いろいろと遭難のときなどについても日常管理...全文を見る
○菅野委員 今のお答えを聞いておりまして、各同僚の委員がいろいろとその点心配をして追及している、遭難通信が入ったときとか船が直接遭難したときにどうするかというだけでなくて、こういうふうな非常に精密な機器の設定になるわけですから、やはり日常管理も含めて相当きちっとした対応が要るので...全文を見る
○菅野委員 その点で、電波の有料化を打ち出したということで注目を集めております電波政策懇談会の報告を見てみましても、無線局の数というのは非常に急速な上昇ですよね。この十年で二百万から六百五十万と三倍以上になっている。特に自動車電話は年率一〇〇%とか、MCA無線は五〇%というふうな...全文を見る
○菅野委員 今のお話で具体的な数字が出なかったのですけれども、実態としてはやはり減っているというのが率直に言ってあるわけで、この質問の前にお聞きしたときの御回答では、昭和五十六年千八百十一人の数が、平成二年では千六百五十二人ということで、この十年間に無線局は三倍以上になっている、...全文を見る
○菅野委員 とても国民を納得させる答弁ではないと思いますが、この問題は今後も大きな問題になるだろうと思いますので、もう時間もありませんし、より立ち入った議論は今後に譲りますけれども、ぜひこの点については引き続きよくお考えいただきますようにということを申し上げて、終わりたいと思いま...全文を見る
04月24日第120回国会 衆議院 逓信委員会 第10号
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○菅野委員 私は、NHKの放送姿勢の基本についてまずお伺いをしたいというふうに思うわけです。  前回の予算審議の際に、NHKの番組基準で言っている「世界平和の理想の実現に寄与する」という目標は日本国憲法の平和主義に基づくものだという議論をいたしました。そのとき会長も、「憲法の精...全文を見る
○菅野委員 今おっしゃいました、単に放送番組の一部とか、いろいろ言った中での一部だというふうなことですけれども、しかし、こういう指摘自身は具体的に言われているわけです。「柔軟にかつ血も汗も流すような覚悟が求められる時代に入ってきた」というのは、御本人のコメントとして言われているわ...全文を見る
○菅野委員 納得はできません。やはり公共放送としてどうなのかということで、もっときちっと姿勢を正していただきたいというふうに思うわけです。ですから、この点は引き続き問題意識を持って私たちは追及していくということを表明しておきたいというふうに思います。  続きまして、国会中継の問...全文を見る
○菅野委員 おっしゃいますけれども、NHKは総合テレビの編成方針で弾力的な放送というのを掲げていらっしゃるわけなんですね。やはり定時番組に縛られることなく、国民の関心のある問題とか国内外の重要問題に即応できるように、多分そういうような弾力的放送にしていくということを掲げていらっし...全文を見る
○菅野委員 そういうことになりますと、例えば高校野球の場合などはNHKは一分たりともこれは中断させずに機敏に教育テレビに中継を移していらっしゃる、こういうことをやっているわけですね。  ですから、よくそういうふうにおっしゃいますけれども、例えば国会のやりとりなんというのは、あと...全文を見る
○菅野委員 ぜひ前向きにもっと努力をしていただきたいということを重ねて強く要請をしておきたいというふうに思います。  続いて、衛星放送の問題について御質問したいと思いますが、これはもうかなり議論されておりますので、その点も踏まえながら御質問させていただきたいというふうに思います...全文を見る
○菅野委員 免許の問題では、そのときの判断はそのときとして仕方がなかったみたいな話ですけれども、事態がここまで来ているわけですから、今後は、その点はこの教訓をきちっと踏まえた上で、補完体制がないまま無理をしないということでやっていっていただきたいということを強調しておきたいと思い...全文を見る
○菅野委員 ちょっと現場の実情を余りにも御存じないのではないかなということを率直に不満に思うわけですね。  声優さんたちの仕事の実情も聞いてまいりましたけれども、大変劣悪な状態で録音していらっしゃいますよ。例えば、ギャラが低いというだけでないのですね。「白味線録り」とか「妖怪く...全文を見る
04月25日第120回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第6号
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○菅野委員 環境、農薬汚染あるいは食品添加物による健康障害、これらが非常に今大きな社会問題になっているわけなんですけれども、愛媛県の川之江市の製紙工場付近の河口でとれた魚から非常に高濃度のダイオキシンが検出されたということがあって、再びこのダイオキシン汚染が非常に大きな国民の不安...全文を見る
○菅野委員 史上最強の猛毒と言われているということなんですけれども、そういう点で、昨年の十月の愛媛大学の脇本教授らのこういう調査研究発表以来、環境庁などで調査に取り組んでいらっしゃるようなんですが、その調査の内容とか箇所数とか対象とか方法、それから調査人員とか期間など、簡潔に明ら...全文を見る
○菅野委員 先ほどちょっと述べました愛媛県の川之江市に製紙工場群があるのですけれども、この近くの川でとったボラからは九・四pptというダイオキシンが検出されている。このボラを百グラム食べれば一日の摂取許容量、WHO基準なんですけれども、これを相当超える、何倍も超えるということにな...全文を見る
○菅野委員 このダイオキシンについては、あわせて高温燃焼の際ということで、ごみ焼却炉からも出るわけなんです。  それで、厚生省にいろいろお聞きしたいのですけれども、八〇年代前半にもこのダイオキシンについての質疑が行われまして、厚生省は八四年に、「廃棄物処理に係るダイオキシン等の...全文を見る
○菅野委員 では、続けてすぐ聞きます。  周辺住民が吸い込んだ云々という話ではなくて、あわせて私がお聞きしたのは、ごみ処理施設の中で発生するわけですから、ごみ処理施設の中でどの程度の濃度で発生しているのかということを含めて、施設全体の全国調査、これが必要ではないかということと、...全文を見る
○菅野委員 この点では、横浜国立大学環境科学研究所というところの花井助手らの研究グループによっても、ごみ処理場のダイオキシン発生の問題が研究されているのですね。そこでは、発生源が電気集じん機にあるということが明らかにされました。これは八五年です。この花井氏らの主張するところにより...全文を見る
○菅野委員 そのガイドラインの策定に当たっては、関係者に御苦労いただいたと聞いているわけなんですけれども、私は実はこの質問に当たって、ことしの二月二十一日の社会労働委員会のやりとりの議事録を若干見させていただいたのですけれども、そこでADI、つまり、一日当たりの摂取許容量について...全文を見る
○菅野委員 御苦労いただいているのはよくわかるのですけれども、国際的な水準などにもおくれをとらないように、ぜひ引き続き努力をしていただきたいというふうに申し上げておきたいと思います。  それから、あわせて今度は通産省の方にお伺いしたいと思うのですけれども、製紙工場のダイオキシン...全文を見る
○菅野委員 随分御努力いただいているなということを思うのですが、私どもも、愛媛県の紙パルプ工業会が九三年末までに今おっしゃった塩素漂白を酸素に切りかえるというふうなことで、大分ダイオキシン発生防止対策ということでは積極的に取り組み始めているということもお聞きしているのです。  ...全文を見る
○菅野委員 ぜひお願いしたいと思います。  これは排水による汚染にとどまらずに、国立環境研究所の調査によりますと、日常生活で使用されているコーヒー用のろ紙とか紙おむつ、トイレ紙などからもダイオキシンが検出されているという報告があるのですね、もちろん微量だとは思うのですけれども。...全文を見る
○菅野委員 それでは、最後に環境庁にさらにお尋ねしたいと思うのですが、ダイオキシンが一般環境規制の対象にも入っていないということで、定期点検の水質検査とか大気汚染の測定などでも、これは検査項目になってないのですね。これは一般的な規制値も示されていないのはおかしいのじゃないかという...全文を見る
○菅野委員 それでは、最後に長官にも申し上げたいのですけれども、この問題は非常に大きな環境汚染の問題でありますし、具体的な問題では、食べる魚から野菜、これが汚染されている。微量であっても、コーヒー用のろ紙とかまた紙おむつやトイレットペーパーなど、生活必需品への影響などもあるという...全文を見る
○菅野委員 終わります。
08月30日第121回国会 衆議院 証券及び金融問題に関する特別委員会 第5号
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○菅野委員 早速お伺いいたします。  尾上縫容疑者と参考人との関係というのではいろいろと、恵川に三回訪問されたとか、それから銀行で一遍会った、それからもう一遍は多分頭取就任パーティーにお呼びになったのではないか、こういう報道がありますけれども、そこでお聞きしたいのですが、ことし...全文を見る
○菅野委員 私どもの調査はしておりますけれども、参考人ですので承っておきます。  では、尾上容疑者への融資の問題なんですけれども、この点で、今まで御説明のあった中では、なぜこれだけ多額の融資をし、あるいは割引債を買ってもらうというふうなことになったのかというのがどうしても納得い...全文を見る
○菅野委員 そういうことになると、やはりおかしいのですね。納税申告も見たとおっしゃるのですけれども、結局あれなんですよ、あれはにせものだったわけですが、それだけの納税をしていたら、一千万以上の納税者というのは所管税務署で公示されるのですよね。だから、ちょっとおたくらが調べみ気持ち...全文を見る
○菅野委員 九億二千万貸しているのです、おたくはね。そして、その関連企業全体でいいますと、その興銀ファイナンスとかそれから日本ハウジンクローンとか、そういうところをまとめますと、実は四百億近く貸していらっしゃるのです。ところが、ここがどういうところかといいますと、建築基準法違反で...全文を見る
○菅野委員 終わります。
09月04日第121回国会 衆議院 逓信委員会 第1号
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○菅野委員 島前会長の虚偽答弁の問題につきましては、この間随分といろいろ問題になってまいりましたし、本委員会でも論議をされてまいりました。その中で川口会長はNHKの国民の信頼の回復ということを盛んに言っておられるわけなんですけれども、やはりその第一歩は島前会長の虚偽答弁について真...全文を見る
○菅野委員 それでは、この島前会長の虚偽答弁が判明した前後の郵政省の対応についての事実経過をお伺いしたいと思います。  これまで私どもが聞いた中では、郵政省は五月の七日、八日ぐらいにNHKに問い合わせをして、そのときは竹中理事から答弁どおりという回答があった。ところが、やはりど...全文を見る
○菅野委員 ちょっとわからないのですが、そのときには島前会長はどこにおったという認識で御説明なさったのですか、十八日の時点。
○菅野委員 そうすると郵政省は、五月九日の時点で島前会長の電話があったということですから、本委員会で四月二十四日、GEのヘッドクォーターにいたという答弁は実は間違いてあったということ、つまりうそであったということを認識しておられた。そして実はヒューズですということになったわけです...全文を見る
○菅野委員 今おっしゃっておられた事実経過ということでいいますと、六月二十日に改めて郵政省からNHKに再度照会をした。そして六月二十五日にNHKから郵政省にロサンゼルス市内のホテルニューオータニにいたという旨の回答をもらったということで、これは文書回答だったというふうに聞いており...全文を見る
○菅野委員 こうした事実経過を振り返ってみますと、今回の一連の事態というのは、そもそもの事の発端は、本委員会、国会での答弁という問題であるわけです。にもかかわらず、郵政省とNHKの上層部の間だけで、一部自民党さんは部会云々ということで知っておられたということですが、その三者の間だ...全文を見る
○菅野委員 やはりいろいろ問題ですね。  じゃ郵政省さんにお聞きします。  郵政省は、五月の九日にNHKからヒューズの管制センターにいたという回答を受けた時点で、この島前会長の答弁が虚偽答弁であったということを認識したはずなんですね。さらに六月二十五日には最終的なロスにいたと...全文を見る
○菅野委員 今の御答弁では納得できませんね。結局、二カ月半、全く本委員会できちっと事の処理が進まないという状況があったわけですから、虚偽答弁がそのまま放置されたということであるわけですから、やはり国会軽視ということは免れないと思います。  そこで大臣にお尋ねしたいのですが、大臣...全文を見る
○菅野委員 全くわけがわかりませんね、今の御答弁では。それこそずっと前から、郵政省とNHKの間ではそもそも五月の九日ぐらいの時点から答弁の問題というのはやりとりがあったわけですから、それを大臣が認識なさっていないということは全く浮いていたのかなというふうに……(関谷国務大臣「そう...全文を見る
○菅野委員 私が浮いておったと言うのはそれまでの経過の問題であって、会長選任にその経営委員会が直接タッチするわけで、それを知らなかったというのはむしろ当然なんです。だから、あなたが、おかしいな、事前に連絡があってもしかるべきだというふうに憮然としたというのが問題だと言っているわけ...全文を見る
○菅野委員 ちょっと逃げていらっしゃるかなと思うのですけれども、この間のこれらの一連の動きに対して、NHK会長というのは自民党と郵政省が決めるという報道がたくさんされました。これは事実の問題です。例えば読売は、「NHK会長大事については、これまで政府・自民党が事実上深く関与してき...全文を見る
○菅野委員 それでは新会長のもとで進むこのNHKの方向についても若干お聞きしておきたいと思います。  来年の大河ドラマの「信長」が外注されるということがNHKの商業主義的な傾向のあらわれではないかということで大きな不安を呼んでいるのですが、その中の一つの問題としてお聞きしたいの...全文を見る
○菅野委員 やはり重大な問題があるのではないかなというふうに思うわけです。  民放の番組制作の場合でもあご足つきということがよく言われるのです。ホテルなど経費全部を持たせるかわりに番組の中で宣伝してやるということで、安上がりの番組制作として非常に評判が悪いわけですけれども、NH...全文を見る
○菅野委員 こういうふうに地元負担の余りの高額さというところで非常に危惧をするということと、それからもう一つの問題というのは、このようなサービスをNHKが地元から受けるということになると、やはりその地元の自治体の問題、もし何かが起こったときに公正、正確に報道できるのかなというふう...全文を見る
10月01日第121回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第2号
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○菅野委員 ゆとりと豊かさ、これをうたい文句に、政府は挙げてレジャー指向産業の育成を推進しておられるわけなのですが、この中で、九〇年のゴルフ場の入場者は九千万人、ゴルフ場の数も千七百八十六カ所になりまして、九二年中には二千カ所を超えるというふうに言われております。  茨城カント...全文を見る
○菅野委員 私もこの問題では、相当大変な問題だというふうな認識でおりまして、被害者救済で頑張っておられる弁護士さんたちにもお会いして具体的なお話も伺ってきたところなんですけれども、これは第二の豊田商事事件というふうにも言われております。被害者の数が非常に大きく、そして全国にいらっ...全文を見る
○菅野委員 五万人とも六万人以上とも言われる人たちに会員権を売りつけて、いつでもプレーができるとか、オープン時には千五百万になる、値上がり確実だということで、はっきり言ってだましのセールストークで会員権が売りさばかれたということだと思うんです。しかも、このゴルフ場の開発価格とプレ...全文を見る
○菅野委員 この第二百四十六条の適用というのは本当に厳密なんだなあと実はびっくりしたのですが、昭和二十八年十一月三十日の仙台高裁の判例があるのですね。これは無銭飲食の事例なんですよ。中身はどんなのかといいますと、お金がなくて後で持ってくるよと言っても信用されない。もちろんツケがき...全文を見る
○菅野委員 今、四つの構成ということでお話しいただいたわけなんですけれども、この場合、数百万もする会員権を無制限に印刷をして、それを領収書がわりに莫大な金を預かるということで、まさに民間造幣局と言われているところなんですが、この一つ一つを考えてみますと、まさに不特定かつ多数の者、...全文を見る
○菅野委員 一般的なあれとして私はお聞きしたかったのですけれども、もしそういうことになると、出資法違反という可能性ということも否定されるということになりますと、訪問販売法に触れないように例えばクーリングオフの記載さえあれば、この事例の場合、会員権を大量に印刷をして金をどんどん集め...全文を見る
○菅野委員 そういう点では、私は本当に今までずっとこの問題の大変さを指摘してきたわけなんですけれども、本当にこの点をはっきりさせていただかないと消費者とか国民は守れないということなんですね。だから厳密に対応していただきたいということを申し上げたいと思うのです。そういうものも全部こ...全文を見る
○菅野委員 この点でですが、実は昭和四十八年の八月に、商工委員会に議員立法でゴルフ場事業の規制に関する法律案というのが提出されているのですね。この法律案がそのときに成立しておったら今日のような問題は起こらなかったというふうに思うわけなんですけれども、そういうことで改めてこの法律案...全文を見る
○菅野委員 現状の認識をもっとしっかりしていただいて、もっと前向き積極的に対応していただかなければ消費者は守れないなということを率直に痛感しております。ですからそういう点では、重ねて通産省の積極的な対応、この法律の改めての審議も含めてぜひ要請しておきたいというふうに思うわけです。...全文を見る
○菅野委員 終わります。
10月03日第121回国会 衆議院 逓信委員会 第2号
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○菅野委員 このところ、市内電話料金が値上げされるのではないかという報道があちこちでなされているのです。これはもしそういうことになると、国民生活に相当直結している問題ですので、大変だというふうに思うわけなんです。  そこで、まず郵政省にお伺いしたいと思いますが、郵政省は近距離通...全文を見る
○菅野委員 では次に、NTTさんの方にもお聞きしたいと思うのですけれども、児島社長は、ことしの一月九日の記者会見で、料全体系の大改革を表明している。ことしじゅうに案を発表するとそのときは述べていらっしゃるわけなんですけれども、報道では「明治以来の抜本的な大改革」というふうな表現を...全文を見る
○菅野委員 この料全体系の大改革の重要な動機に公事接続があるというふうに児島社長はその一月九日の記者会見で言っているのですね。例えば、日経新聞の一月十一日付では、「いわゆる公事接続について、一転「推進していく」姿勢に転換したのはユーザーの強い圧力をかわせないと判断したためだが、ひ...全文を見る
○菅野委員 今の御発言を聞いていると、必ずしもこれは二つはリンクしないというふうな御回答だったのですけれども、児島社長は、この一月の記者会見で、はっきり公事接統のために料全体系の変更も要るというふうに、非常に明確な理由に挙げているのです。では、これは事実でなかったという御説明でい...全文を見る
○菅野委員 その位置づけの広い中の一つということですけれども、やはり公事接続と料全体系の関連というのは、この当時以来、社長さんの頭の中にはしっかりあるのだろうというふうにも思うわけなんですね。  この公事接続というのは、専用線を使っている大口ユーザー、これの強い要望なんですよ。...全文を見る
○菅野委員 NTTのサービスの方向がどっちを向いているのかというのはまた後で触れたいと思うのですけれども、児島社長はことしの一月に県内均一料金というのが一番わかりやすいというふうなことを言っていらっしゃって、具体的な検討材料に挙げているということだと思うのです。  そこで、今の...全文を見る
○菅野委員 そこで、本当に改めて見直さなあかんなと思うのは、報道されているような県内均一、これが三分二十円ということになると、これは七割に近い通話が二倍の値上げになるということなんです。値下げになるのはほんの一部分です。一方、NTTの収入はどうなるかということなんですけれども、通...全文を見る
○菅野委員 全体的な発展のためにということのようですけれども、料全体系の明治以来の大改革というふうな打ち出しで検討しているわけですから、やはり具体案を発表する以前にも基本的な考え方というのをぜひ国民の前に明らかにしていただきたいというふうに思うわけなんです。  そこで、基本的な...全文を見る
○菅野委員 大臣にお聞きしたいというふうに思うのですけれけども、近距離料金の問題として国民から不満が出ているというのは、例えば大阪市内から吹田市にかけたら、同じ〇六地域ですから三分十円なんです。ところが、隣の摂津市の方は、一つの市の中にMAが二つあるのです。東大阪市の方は市内に三...全文を見る
○菅野委員 まだお尋ねしたいことがあったのですけれども、時間が来たようですから、終わります。      ――――◇―――――
11月26日第122回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第2号
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○菅野委員 景気の動向につきましては先ほど来いろいろとやりとりがされているわけなのですけれども、私も、経企庁長官にその問題からまず御質問させていただきたいと思うのです。  二十二日ですか、月例報告での長官のコメントですね。「日本の経済は、拡大テンポが緩やかに減速しつつある」とい...全文を見る
○菅野委員 そういうことであれなんですが、あわせて内外経済情勢、これがまた大変厳しい状況にあると思うのですね。アメリカ経済というのはマイナス経済に逆戻りしかねない深刻な状況がありますし、ヨーロッパの方ではイギリス、フランス、イタリアなどが景気が相変わらず思わしくない中で、ドイツ経...全文を見る
○菅野委員 大臣の話を聞いておりますと、本当にこれほど日本に貿易摩擦の問題とか、貿易黒字が大きいということでやり玉に上がって、米まで輸入をというふうな強制が何で起こるのかななんて思うような御回答なんですけれども、いずれにしろ、日本の異常な輸出力の強さということについては随分といろ...全文を見る
○菅野委員 大臣にもぜひ読んでいただきたいなと思うのですが、八八年の五月二十三日に出された「世界ととともに生きる日本 経済運営五カ年計画」がございますね。この中には、九二年度中に千八百時間に向けてできる限り短縮するというふうな目標がはっきり出ております。これも昨日あたりの報道を見...全文を見る
○菅野委員 時間が参りましたのであれですが、経済企画庁設置法の第六条を見ますと、本当に長官の権限が非常に大きいんだたということを改めて私痛感させられたのです。長期経済計画及び物価政策上必要があるときには、当該行政機関に重要な政策及び計画の立案を勧告することもできるし、その結果の措...全文を見る
○菅野委員 通産省の方にちょっと質問をということで来ていただいたのですが、時間の関係でできません。それをおわびいたします。  終わります。