菅野悦子

すがのえつこ



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菅野悦子の1992年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月27日第123回国会 衆議院 逓信委員会 第2号
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○菅野委員 一連の大臣の疑惑、これは、郵政事業への国民の信頼と、それから六十万以上の郵政関連職員の皆さん、この士気にもかかわることでございますので、そこをはっきりさせるということが、まず本委員会として大事であろうというふうに考えます。そこで大臣に、ぜひ真実を簡潔明瞭に御答弁いただ...全文を見る
○菅野委員 ということは、確認いたしますけれども、あなたの指示で、あなたの責任できちんと返却をした、これは間違いないということですね。では、返されたのはいつ返されたのか、そこをちょっとはっきりとお答えいただきたいんですが。
○菅野委員 予算委員会でも九月か十月というふうに、八八年の九月か十月ということをおっしゃっておられるんです。そうすもと、ちょっとこれ、おかしいことになるわけなんですね。あなたが気がつかれて五百万円を返したという翌年の八九年三月末、結局半年後くらいなんですけれども、リクルートからの...全文を見る
○菅野委員 大臣、本当にちょっとそこのところ、肝心なところなんですよ。八八年八月にあなたは受け取っていらっしゃる。そして、気がつかれて九月か十月返されたというのは八八年、その年の九月か十月に返された、予算委員会ではそうおっしゃっているんです。
○菅野委員 大臣はちょっと明らかに私はうそをついているんじゃないかというふうに思わざるを得ません。といいますのは、この八七年十二月と八八年八月、つまり今おっしゃっている六十三年八月ですね、昭和の。この五百万円、これは最近、あなたの元秘書の方が週刊誌に発表されて、それであなた、認め...全文を見る
○菅野委員 八八年八月、つまり昭和六十三年八月に現金が入っていたという事実は、これは認められて、返したのはたとえ平成元年ということで若干年が違うということであっても、やっぱりこれ、あなたの記者会見のときというのは、その報道を見てもらったらわかりますけれども、リクルートで株を一万株...全文を見る
○菅野委員 憶測でなく御説明申し上げます。  このユウコウ・インターナショナルというのは、登記簿を見ますと、不動産の賃貸、管理、売買及び仲介というのが目的の一つになっておりまして、これは宅地建物取引法によりまして東京都の不動産指導課に株主総会などの報告をすることになっています。...全文を見る
○菅野委員 そうしたら、ここでも一つお願いせんとあきません。四月か五月か六月、あなたが株をもうお売りになった。今は持っていないんだ。その時点で、その株をお売りになった売買約定書、これを証拠としてぜひ御提出いただきたい。それが出てきたらまた納得をいたしますけれども。私は、やはり東京...全文を見る
○菅野委員 もうちょっと時間をいただきたいところなんですが、なかなかあれですので、本当に、大臣自身の一連の疑惑についていろいろ質問させていただきましたが、率直に言いまして、疑惑が晴れるところか深まるばかりという状況でございます。  大臣自身のこの昨日の所信表明でも、御自身が述べ...全文を見る
○菅野委員 時間の違いの精査ということをおっしゃっていただきましたが、株の問題も、これちゃんとしていただけますね、今持ってないとかいう……。
○菅野委員 いろいろと、予算委員会でもそうですが、政治資金規正法というふうなお話もあるわけですが、私は実はそこにもいろいろと疑問を持っております。この場ではもう時間がございませんので、そこもできません。  先ほど提案いたしました元秘書の長澤秀幸氏の証人喚問、これはどう取り扱って...全文を見る
○菅野委員 時間がありませんので、終わります。
03月05日第123回国会 衆議院 逓信委員会 第3号
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○菅野委員 法案の具体的な内容に入る前に、大臣自身の問題でいささかお伺いしたいと思います。  これは大臣みずから国民や職員の信頼を回復する努力を表明されているところでもございます。そこで、前回の委員会で大臣自身が調査を約束されました問題、中でもリクルートからの献金、この部分なん...全文を見る
○菅野委員 ということは、調査中ということなんですが、あのときは大臣非常に明確に、わかったので返しなさいと指示されたということですから、もうその議事録云々と関係なしに非常にわかりやすい話なんです。調査中、これは返却したのかどうかもはっきりしないということなんでしょうか。
○菅野委員 といいますのは、私は、この問題は当委員会だけでなくて予算委員会との関連もありますので、今ちょうど衆議院で予算委員会が動いておりますが、やはりこれに合わせて明確にしなければならない問題だと思うわけでございます。といいますのは、大臣は、二月の二十日の衆議院予算委員会で社会...全文を見る
○菅野委員 返却した時期を調べるのにどうしてそんなに手間取るのかちょっとよくわからないわけなんですけれども、それでは、いつになったらその点はっきりさせて御回答いただけるか、この点はちょっとはっきりお伺いいたします。
○菅野委員 委員長の方に大分問題が返ってきているのですけれども、その辺ではどうでしょうか、委員長、いつまでにこれやっていただけるのでしょうか。
○菅野委員 この間のやりとりの中でも、前回、この昭和六十三年八月の分につきましては、もらった日付も返した日付も結局わからなくなったということで、大臣は調査をするというふうにおっしゃったわけです。そして、私も今言いましたように、これはやはり予算委員会との関係もあります。ですから、そ...全文を見る
○菅野委員 民間ではリスクがあってできないものを結局機構が肩がわりするのかなというふうな感じがあるわけなんですけれども、では、一方、機構で新たにやろうとする研究が国の研究機関でできないという制約、これがあるんでしょうか。あるとすれば、制度的な制約か、それとも予算的な制約か、具体的...全文を見る
○菅野委員 具体的に機構がどのような研究開発業務をするのかなということで、先般来のやりとりでも、三次元映像通信とかあるいは施設の面では光通信用の光増幅装置の建設などが予定されている。場所としても横須賀、小金井などの名前も挙がっているように聞いているんですけれども、予算的にはどれく...全文を見る
○菅野委員 結局、横須賀、小金井という想定というのは、お聞きしているんですけれども、これはNTTの大規模な研究所がある近くなんですよね。具体的な研究テーマは、言いました三次元映像通信ということなんですけれども、これが果たして、民間は製品実用化の研究で国は基礎研究、その中間というも...全文を見る
○菅野委員 今、国立大学や国立の研究機関の研究環境の劣悪化というのは極めて深刻になっておりまして、これは我が国の科学技術の振興にとって最大の問題であろうと思うわけです。それで、科学技術会議、先ほどもちょっと出ておりましたが、ことし一月二十四日に内閣総理大臣に提出した答申でも、「こ...全文を見る
○菅野委員 二つの法案の質疑をしっかりさせていただいたつもりなんですが、それで、時間がまだございますので初めの問題に戻りたいと思います。  リクルート献金の問題で結局委員会の方で、委員長の方でしっかり受けとめていただいて調べていただくということなんですが、先ほども言いましたよう...全文を見る
○菅野委員 はっきり言いまして、私がさようお聞きした問題は理事会とか議事録の精査とか関係ない問題でございまして、大臣自身の問題ですから、御本人が先ほどの話でお金の管理はしっかりしていると、まあ事務所の秘書さんの問題は別として、お金の方はしっかり管理しているというふうに言っていたわ...全文を見る
○菅野委員 はっきり言いまして、そういう点では、きょうの新たに出てきた問題も含めて大臣の疑惑は私どもますます深まるばかりでございます。ですから、本委員会におきましても引き続き、いろいろと調査をお願いした問題で全くまた御回答いただいておりませんから、今後の委員会でも私はその問題で時...全文を見る
03月10日第123回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第3号
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○菅野委員 きょうは消費者保護行政のあり方、今もお話がありましたが、とりわけ消費者信用問題についてお伺いをしたいと思います。  茨城カントリークラブの会員権乱売事件につきましては、本委員会でも私取り上げさせていただいたのですけれども、ゴルフ会員権が五万人とも言われる大量の皆さん...全文を見る
○菅野委員 これは合計しますと六十六兆円、国家予算にも匹敵するほどの産業になっているわけなのですが、リスクの方ですけれども、この焦げつき、大体〇・五から〇・七ないし一%見込んでいるというふうに私ども聞いております。といいますと、あらかじめ五、六千億円の未回収を当然のリスクとして見...全文を見る
○菅野委員 国民生活センターの方の書いたものものなどを読んでみますと、相当二十代がふえてきていて、しかも金額もだんだんふえてきているというふうに言われているのですけれども、通産省の方の関係でクレジットカウンセリング協会というのがございます。そこに寄せられている相談の中身、例えば相...全文を見る
○菅野委員 相談件数が増加しているということ、それから多重債務相談者の大半が二、三十代ということで、若年化の傾向が顕著だというところあたりが私は非常に問題だなというように思うわけなんですね。それが特に今五百万から一千万というふうな負債の額になっている。ですから、借り手の側に問題が...全文を見る
○菅野委員 情報ネットワークづくりなどでこの人はどうかというふうなチェックシステム、ブラックリストといいますか、グレーゾーンを含めて情報交換というのは、確かに業界がリスクを回避するという点では一定の効果もあるかと思いますし、本当にそれを充実させていくということ自身についてはその必...全文を見る
○菅野委員 そこで、私もそういう御指導がされているのだなと思っていたのですけれども、ジャーナリストの溝口敦という方の取材レポートを読んだのですが、ジャックスでは、客に貸し付ける場合に、二〇%以上の金利ということを承知しているということを前提で貸し付けているというふうに答えているの...全文を見る
○菅野委員 その辺はあれなんですね、確かに実態としては、今ジャックスのお話をしたのですけれども、プロミスなんかについても、現実にお客さんが高金利であることを承知しているということを前提にして商いをしているということを公言しているようですから、その点では、きちっとそのことが違法でな...全文を見る
○菅野委員 本当に強調いたしますけれども、学生あるいは若い青年男女というところに非常に被害がふえているわけでございまして、今も長官がおっしゃった教育の問題、これも本当に大事かと思います。同時にやはり事態は相当深刻だと思いますので、消費者保護という立場でぜひ引き続き独自の積極的な乗...全文を見る
03月11日第123回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第1号
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○菅野分科員 国会職員の皆さんには日ごろから大変御苦労いただいておりまして、心から感謝しているところでございます。  きょう、私は女性職員の皆さんの職場環境問題及び労働条件についてお聞きしたいと思うわけでございます。  まず最初に、事務総長に御見解をお伺いしたいと思うのですが...全文を見る
○菅野分科員 女性の比率二六%とおっしゃいました。確かに千六百七十四人中女性が四百三十四人ということで、四人に一人が女性ということなんですね。確かに役付数二百十一名ということで多くの女性が頑張って働き続けているんだなというふうに思うのですけれども、ただ管理職を見た場合に、男性は九...全文を見る
○菅野分科員 ぜひそういう方向でよろしくお願いしたいと思います。  次の問題なんですけれども、出生率の低下が今非常に大きな社会問題になっているわけなのです。お若い女性が働きやすい環境整備、そして引き続き働き続けるというふうな点は非常に重要になってきているかと思うわけなんです。九...全文を見る
○菅野分科員 国会ですから、やはり模範を示していただくという点で、病体扱いというふうな形で何とか八週間へ近づけるというふうな状況でなくて、ぜひ産休として見直すという方向を御検討いただきたいということをお願いしておきたいと思うのです。  それから次は、有給休暇の問題についてお伺い...全文を見る
○菅野分科員 特に健康センターの職員の方の問題をちょっとお伺いしたいと思うのですけれども、参議院の一名と二人配置ですね。九時から午後七時までという勤務になっているのです。これは二人でやりくりしているということなんですけれども、一人が休むと代替者がなくて、いや応なしに十時間勤務にな...全文を見る
○菅野分科員 健康センターの皆さんの場合は、そのほかにもいろいろアルバイト的な位置づけになっているとかということで、処遇の改善も含めてぜひ前向きに御検討いただきたいということをお願いしておきたいと思います。  先ほど事務総長もおっしゃいました育児休業法、これが制定されまして一歩...全文を見る
○菅野分科員 九五年という一つのけじめがあるわけですけれども、ぜひ前向きに、むしろ模範を示すという立場でよろしくお願いしたいと思います。  同じ育児休業、育児時間ということでのかかわりで御質問させていただきたいと思うのですが、児童の健全育成のための労働時間の緩和措置というのは、...全文を見る
○菅野分科員 その点ではちょっと残念なんですね。育児休業で一年、育児時間が一年ということになりますと本当に重なってしまいまして、全然、これはどういうことになるのかな、繰り返しになりますけれども、一年間は休まないものとみなしているということにもなりかねないわけです。公務員と横並びと...全文を見る
○菅野分科員 それで、育休の代替要員の問題でとりわけお願いしておきたいのは、速記の職員の皆さんなんですね。こういうふうな専門職の場合は、代替要員が確実に確保されなければ安心して育休も取れない、休めないという状況があるわけなんです。この点はとりわけ対策が必要だと思うのですけれども、...全文を見る
○菅野分科員 次にお伺いしたいのですが、搾乳室などの問題なんです。  実態としては、無給のために一年間休めない人とか、あるいは仕事の関係で一年間の育児休業を取れない人というのもたくさんあるのではないかと思うのですけれども、休業期間の途中から出勤した場合、この搾乳室というのがどう...全文を見る
○菅野分科員 続きまして、休養室の問題でお尋ねしたいと思うのです。  これは、労働安全衛生法というのは、官民関係なくすべての職場に適用されるということはもう御承知いただいていると思うのですけれども、その規則六百十八条で、女性を三十人以上使用するときは休養室の設置というのが義務づ...全文を見る
○菅野分科員 もっと積極的な御答弁をいただかないと、国会の中で労働省の認識にも欠けるような休養室というのがまかり通っているというのは大問題になりますから、だから本当に最低、今みたいなあかずの間みたいな形でありますよという休養室ではなくす、ここで言われているかぎがかかっているような...全文を見る
○菅野分科員 それこそ国権の最高機関で働くにふさわしい環境の整備ということで、確かに人事院とか公務員との横並びというお話も多々出てきたのですけれども、ここの場合は、労働基準法を遵守していただいて事務総長の決断で決まることというのが多いわけですから、ぜひ前向きに積極的に対応していた...全文を見る
03月11日第123回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第1号
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○菅野分科員 きょうは、大変お忙しい中、商工中金の方には御出席を賜りまして、厚く御礼を申し上げます。  まず、商工中金における労働時間短縮の問題、それから男女平等待遇の問題など労働条件の問題につきまして、きょうはこれを中心にお伺いをしたいと私思っているのですけれども、初めに、本...全文を見る
○菅野分科員 それでは商工中金に伺いたいと思うのですけれども、その中に当座貸し越しも含めると何%になるか、額少にしてどのくらいですか、お尋ねをいたします。
○菅野分科員 当座貸し越しを含めた額がおっしゃっていただけなかったわけなんですけれども、もう御承知いただいているとおり、商工中金というのは「中小規模ノ事業者ヲ構成員トスル団体二対スル金融ノ円滑ヲ図ル為必要ナル業務ヲ管ムコト」ということを目的にしているわけでございまして、この目的を...全文を見る
○菅野分科員 質問に簡潔にお答えいただきたいと思います。  収益力の向上ということで、そのためということで、効率的かつ健全な大口貸し出しの推進ということなども目標にされておるようでございまして、収益第一主義というふうな評価体制が目立つのではないかと思うわけなんです。二月二十七日...全文を見る
○菅野分科員 ということは、検定試験も業務上必要だということでやっておられるというふうに理解していいんですね。業務遂行上必要なもの、不可欠なものだという位置づけで試験をやっているということは確認していいんですね。その一言。
○菅野分科員 昨年の十月二十七日に行われました業務検定試験の結果を見てみますと、法務三級という合格者が九十九人で受験者の五五%、それから二級の合格者は百五人で二七・六%、大変難しい試験のようでございますね。業務に必要な受験ということなんですけれども、そういう位置づけであれば、勤務...全文を見る
○菅野分科員 昇進昇格の基準ということでは、この辺はどう考えていらっしゃるのですか。
○菅野分科員 実態としては、やはりこれを一つの参考にしているということはあるというふうに聞いているのですけれども、そういうことはありますか。
○菅野分科員 「自己啓発のすすめ」というものを見ますと、これらの試験に合格するために、店内勉強会を早朝あるいは夜、あるいは通信教育でやっておられて、そういう奨励制度まで設けて実施されているということのようなんですね。ですから、自己啓発とはおっしゃってはおりますけれども、実態として...全文を見る
○菅野分科員 職場の状況の中では、やはりこの試験に受かるということが相当皆さんにはプレッシャーになっておりまして、一生懸命受けているようなんですね。  この試験ですけれども、通信教育を受けて早朝学習にも参加してもなかなか容易に受からないというふうなことがあって、現場では三カ月ぐ...全文を見る
○菅野分科員 それで、ちょっと話を変えまして、商工中金の方に確認だけしておきたいと思うのですけれども、七九年以前の人事制度なんですけれども、このときには二十五歳まではすべて男女同一賃金でしたね。それから、だれでも五十一歳になれば自動的に現行の総合七級、副主事になることができたとい...全文を見る
○菅野分科員 女性を積極的登用ということで新しい制度をというところを、私もぜひ心にとめて御質問させていただきたいと思うのです。  今の考課のABCランクの基準というのがよくわからないですし、また、五段階評価の基準もなかなかはっきりしないという実情があるんじゃないかというふうに思...全文を見る
○菅野分科員 試験の結果が明確な基準になっているわけではないということは先ほどお聞きしているところなんです。確かに、試験に合格しなくても男性は昇級している人が結構いるというふうな具体的な事実があるわけでして、だからそういう点で、いろんな評価、おなかに入れてみたいな話も今ありまして...全文を見る
○菅野分科員 ぜひそういう形で前向きに御検討いただきたいというふうに切にお願いしておきたいと思うのです。  さらに、もうちょっと言わせていただきたいのです。  例えばこの総合職コースを選択している兵庫・神戸支店の東孝子さんの場合は、現在二歳と五歳の子供さんを抱えておりまして育...全文を見る
○菅野分科員 そして、あと一言……。
○菅野分科員 それでは、よろしくお願い申し上げまして、時間が参りましたので、終わります。
03月12日第123回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第2号
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○菅野分科員 私は、本日、学校での健康診断や保健室それから養護教諭の問題についてお伺いをしたいと考えます。  このところ、子供たちの健康と体がおかしいという声を学校の校医さんとか養護教諭の皆さん方から聞くのですね。かつては考えられなかったことなんですけれども、子供に糖尿病とか高...全文を見る
○菅野分科員 私も、子供の状態をきちんと全面的にとらえるために、例えば健康診断の検査項目だけをふやせばいいとか、そういうふうには思わないのです。そのことを後で聞きますけれども、同時に、検査項目などを現状に合わせて進歩させる、これが急がれているのじゃないかなということを痛感させられ...全文を見る
○菅野分科員 ぜひ実情に合わせて急いでいただきたいなということをお願いしておきたいと思うのです。  例えば私、地元のある医師会長さんにお聞きしたのですけれども、もう今の実態に合わせて急がなければあかん、例えばこのペーパーの問題にしても、必要なら医師会がお金を出す、だからやろうじ...全文を見る
○菅野分科員 あわせてアレルギーについてもお聞きしたいと思うのですが、最近アトピー性皮膚炎が非常にふえておりまして、大阪府の調査、乳幼児健診などでも三人に一人というふうな状況になっております。学校に入学する前には治るというふうなことも言われているのですけれども、今実態としてはだん...全文を見る
○菅野分科員 確かにおっしゃるように、本当に学校での対応が極めて遅いという現実がございます。保育園では今、地方自治体の援助も得たりしながら親と医師と相談して、給食でも除去食をつくるとかいろいろな配慮がされているところです。ところが、今も言いましたようにだんだん年齢が上がっておりま...全文を見る
○菅野分科員 続いて、保健室の問題について若干お伺いしたいと思うのですが、今、子供の健康状態をつかむということ自体が単純でなくて、保健室に訪れる子供の態様が非常に複雑になって、先生方もうんと困っていらっしゃるという状況があるわけです。例えば、頭が痛いとかおなかが痛いとか訴えて子供...全文を見る
○菅野分科員 大臣にぜひお伺いしたいと思うのですけれども、現場からは、せめて子供の名前と顔が一致するくらい、例えば三百人に一人というふうな配置をぜひしていただきたいと言っているのです。例えば、子供たちの体がおかしいという校医さんや地域のお医者さんの訴えを聞いて、学校の健康診断や保...全文を見る
○菅野分科員 大切な子供たちの健康とこういう保健室の問題、ぜひよろしくお願いしたいと思います。  あと一言、別の問題でございますが、学童農園についてお伺いなりお願いをしておきたいと思うのです。  学童農園といいますか、学校が、近所の田んぼや畑を借りて、子供たちが米づくりや野菜...全文を見る
○菅野分科員 御指導、御援助を心からお願い申し上げまして終わります。
03月26日第123回国会 衆議院 逓信委員会 第5号
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○菅野委員 私も、GNN、テレビ・ジャパン、MICOなどの問題につきまして、まずお伺いをしたいというふうに思うのです。  昨年にはNHKの一応目玉的な施策として注目を集めていたという存在だったと思うのですね。中にはNHKの商業主義化ということのあらわれだと、懸念とか不安の声もな...全文を見る
○菅野委員 それでは、テレビ・ジャパンについてもちょっとお聞きしたいと思うのですが、既に北米とヨーロッパでCATVによる有料放送が始まっている。北米の方では二千百世帯ですか、ヨーロッパの方では四千世帯という視聴者ということになっておりますけれども、しかしながら、当初の思惑どおりこ...全文を見る
○菅野委員 ということで、いろいろと見直しも必要な部分もあるのではなかろうかというふうに思うのですが、そこでまとめて会長にお伺いしたいと思うのです。  GNNにしてもテレビ・ジャパンにしても、ニュースの国際交流とか映像の国際交流などという目標といいますか、看板といいますか、それ...全文を見る
○菅野委員 それでは続きまして、今やテレビ番組の中でも非常に大きな存在になっておりますアニメの制作費の問題についてお聞きをしたいというふうに思うのです。  三月十五日に、アニメ関係者が制作現場の危機を訴えて大きなデモンストレーションを行った。これは昨年も行われまして、マスコミも...全文を見る
○菅野委員 このアニメ制作、どんな状況の中でつくられているかということについてぜひ御認識をいただきたいということで、ちょっと幾つか具体的な話もしてみたいと思うのです。  例えば、今例に挙げて聞いた音声の収録ということについてですけれども、日本俳優連合が、アニメの音声収録、この作...全文を見る
○菅野委員 テレビアニメの制作がぎりぎりの状態、綱渡り状態が続いているということで、その最大の問題は、制作現場の低賃金それから長時間労働と、それによる人手不足だと思うのですけれども、声優さんの吹き込みの方の話は今もしたのですが、もうちょっとぜひお話ししておきたいなと思うのは、絵を...全文を見る
○菅野委員 NHKの制作費につきましては、確かに他の民放よりは高いと言われておりまして、それも事実だろうと思うのですが、ただ、途中で随分と経過するところがありまして、末端の制作現場に行くと、ほとんど民放と変わらないという話も聞いております。例えば三十分物で千二百万円出していると言...全文を見る
○菅野委員 ではもう一点、NHKの労働時間についてお聞きしたいというふうに思うのです。  この間もいろいろな方とのやりとりがございましたが、昨年も私、この問題を質問させていただいたわけなんです。年間総労働時間千八百時間、これはもう、今やNHKに限らず、日本全体の努力目標というこ...全文を見る
○菅野委員 本当に、労働時間の短縮問題というのは、それを裏づける具体的な対策がなければ机上の空論になるというふうに思うのですね。仕事は減るどころかふえ続ける、人は減り続ける。そこで労働時間が短くなるなんというのはないわけでして、昨年も私、ここでも取り上げさせていただきましたが、残...全文を見る
04月15日第123回国会 衆議院 逓信委員会 第6号
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○菅野委員 大臣の御説明、おおむねわかりました。  その中で、とりわけ、リクルート社からの五百万円を小切手で受けて九月下旬にお返しをしたという件でございまして、この点で私は、返した半年後の記者会見の問題をちょっと疑問に思いましてその点の矛盾をお聞きしたのですけれども、今もお話が...全文を見る
○菅野委員 それでは法案に入ります。  簡易生命保険の特約制度の改善につきましては、利用者に対するサービス改善の面が含まれておりまして、これは賛成できます。しかし、郵便貯金の関係では問題が多いので、その点質問をしてまいりたいというふうに思います。  今回の改正案ですけれども、...全文を見る
○菅野委員 金利自由化によって競争が激化するから、預金者、国民のサービス向上になるという非常に単純な理論のようですけれども、そのようになるかどうかという点でも疑問を持つわけなのです。  いわゆる市場金利によって利子が決まる商品にはMMCなどがあるわけなんですけれども、郵貯の場合...全文を見る
○菅野委員 併存状態による過渡期に起きたタイムラグというふうなことをおっしゃっているのだなと思うのですけれども、ということは、昨年の時点で、逆に定額に市場金利が導入されていたら定額の金利ももっと下がっていたということになるのかなと思うわけですね。ですから、この金利自由化が単純に預...全文を見る
○菅野委員 ですから、昨年起きた事態というのは、MMCなどの利率を事実上決定する一千万円以上という大口定期の利率、これが公定歩合の引き下げより速いテンポで下がったということによって起きたというふうに思うのですね。こうしたことは今後も十分あり得るし、また逆のこともあり得るということ...全文を見る
○菅野委員 今もちょっとお話を聞いていてやはりそうだなと思うのですけれども、手数料導入の基本にあるのはやはりコスト論だと思うのですね。これは市場原理のもとでの競争が行われるなら当然生まれることなわけですけれども、金融機関にとってコストがかからない預金というのは、なるべく高額の貯金...全文を見る
○菅野委員 祝祭日などの、あるいは夜の手数料というふうな問題が出ましたけれども、銀行によっては取っているところがありまして、それで幾ら少々金利をつけていただいても実際はほとんどマイナスというふうな実態もあるわけなのです。  明確な御答弁いただけませんでしたが、最もコストがかかる...全文を見る
○菅野委員 既に金利自由化が進行しておりますアメリカでは、新型貯蓄貯金のような貯蓄性の高いMMDAという貯金の場合、口座振替は月六回以内に制限されているのですね。そして、月の残額が一千ドルを割る場合には五ないし十ドルの口座維持手数料を取る。一方、決済回数に制限のないNOW勘定とい...全文を見る
05月12日第123回国会 衆議院 逓信委員会 第7号
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○菅野委員 私も郵便法の一部改正案についてまずお伺いをしたいと思うのですが、第三種郵便を悪用するということにはもちろんきちんと対処していかなければなりません。同時に、今までずっと論議されておりましたように、第三種郵便というのは新聞とか雑誌などの定期刊行物を対象にした、そういうもの...全文を見る
○菅野委員 本当に、逆に一般の国民の側から見ましても、あなたは○○新聞購読していますかなんて突然問い合わせが来ましたら、何でそんなことを知っているのかなということで気味が悪くなるんではなかろうかと思いますし、逆に聞いた側も、いや、これは第三種郵便の認可条件を具備しているかどうか、...全文を見る
○菅野委員 それでは続きまして、郵政省が所管しております逓信病院の看護婦さんの問題についてお聞きをしたいと思うのです。  きょうは看護の日なんですよね。今国会でも看護婦確保法というのが審議されていますように、今看護婦不足の問題というのは非常に切実で深刻な問題になっております。な...全文を見る
○菅野委員 私もこれまで逓信病院の看護婦さんの労働条件につきましてはときどき郵政省と話をしてきたのですけれども、常に他の公的病院などと比べても遜色がないというふうに言ってこられたわけなんですね。  そこで、具体的にお聞きをしたいと思うのですけれども、いわゆる週休二日制についての...全文を見る
○菅野委員 御説明聞いていても、まともに御返答いただいていないなというふうにも思うわけなんですが、やはり時短に取り組む姿勢としては非常にいかがなものかということを率直に指摘せざるを得ないと思います。  看護婦さんの労働条件の問題で最大のネックは夜勤であろうと思うのですね。つい最...全文を見る
○菅野委員 今の御認識は非常に問題だと思いますね。平均夜勤回数が四、五回、それは今おっしゃったように十時までのいわゆる準夜、これを含めてないですね、それなら。
○菅野委員 本当に問題だと思います。だっておたくの「東京逓信病院職員服務表」の中には、これは十時からの分も「夜勤」と書いてありますよ。そしてそれ以降の分ですね、それは「深夜勤」になっていますよ。ですから、この「夜勤」と書いてある十時までの分を夜勤に入れていない。そしてその回数をご...全文を見る
○菅野委員 そういう人事院の判定の中身とか、その十時までというところで夜勤の回数の二・八の線を引いていらっしゃるということは、それはそのとおりでしょうけれども、しかし、そこに働く看護婦さんの夜勤がこんな労働条件ではとても大変なんだというふうな意味で、一般的に考えられる夜勤というこ...全文を見る
○菅野委員 この間いろいろとやりとりしてまいりましたので大臣にお伺いしたいと思うのですけれども、逓信病院と他の公的病院との比較、若干の、一時間ほどの時間のずれは準夜についてあるわけなんですけれども、問題は大変な状況にあるということで、他の公的病院と同じようになればいいということに...全文を見る
○菅野委員 逓信病院、政府の機関である郵政省の所管する病院の中で、十時か十一時か、この一時間の単位だけでそれが本当に二・八の本来の十時までという、そこのところを逃れていて、そして回数が少ない少ないというところでごまかすというのは、私はこれは非常に問題だというふうに思うのです。です...全文を見る
○菅野委員 それは何人ですか。
○菅野委員 逓信病院では、昨年から十八人の過員措置をとっておられるようなんですけれども、それでもさきに述べたように、夜勤というのは準夜を入れて平均九・七回、十一回以上の人が三五%という、他の国立病院と比較してみてもとんでもない過酷な夜勤になっているわけなんです。ですから、何人か定...全文を見る
○菅野委員 もう時間が来ましたので終わりますけれども、全体としては本当に努力をしていただかなければならないということを強調しておきたいと思いますし、私も引き続きこの問題はぜひ今後も質問をしていきたいというふうに思います。  終わります。
05月13日第123回国会 衆議院 逓信委員会 第8号
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○菅野委員 今回の法改正の二つの柱というのは外資規制の緩和とエクイティーファイナンス、これにあると思うのですけれども、実は、これは一昨年既にNTTの株価対策として議論されているということなんです。  例えば一昨年の十一月二日付の日経新聞なんですけれども、これには「NTT株 売却...全文を見る
○菅野委員 それでは、私疑問に思いますのは、その一昨年の時点では郵政省さんの態度は必ずしも積極的でなかったわけなんですね。当時の報道を見てみますと、九〇年十一月二十四日付の読売なんですけれども、そこでは、「郵政省は「外人の株保有禁止や、政府の三分の一保有義務は、全国あまねくサービ...全文を見る
○菅野委員 やりとりしておっても時間が余りありませんからあれですが、この法案は、我が国の通信主権を守るという点で、また事実上、政府の保有する株式を三分の一以下にして、高い公共性を持つNTTへの公的関与をさらに後退させるというふうな点でやはり問題があるのではないかと思いまして、これ...全文を見る
○菅野委員 先ほどそれぞれNTTの事業の中で、コスト性の問題がいろいろ出ておったわけなんですけれども、とりわけ一〇四の番号案内などにつきましては、非常に公共性の高い、NTTの事業の中でもとりわけサービス性といいますか、その点では際立っておりまして、採算性とか利益第一ということで考...全文を見る
○菅野委員 私、先日大阪の情報案内センターにお伺いいたしまして、中をいろいろと見させていただいたのです。その際に感じたことなんですけれども、オペレーター、今はコミュニケーターと呼ぶようなんですが、本当に大変過密な仕事をなさっているのですね。今も社長は疲れているようだとおっしゃって...全文を見る
○菅野委員 そこなんですよ、本当に。実態は、断続作業だと言いますけれども、処理時間を一秒でも短く、こういうことになっておりまして、レシーバーをつけておりますから、あいたらすぐぱっと入るのです。私たち見ましたら、待呼というのが回数が出るのです。それは皆さんもおかけになったらわかるよ...全文を見る
○菅野委員 ぜひよろしくお願いしたいと思います。  それから、これは質問というよりもぜひ聞いておいていただきたいなと思うのですけれども、そのときに、行ってみたら、旧西情案の社屋なんですが、休憩室が男女共用になっていたのです。もちろん、女性が圧倒的な職場ですから女性がいっぱいいる...全文を見る
○菅野委員 あと一分ありますので最後にもう一つだけお聞きしたいと思いますのは、大きな社会問題になっておりますダイヤルQ2の問題なんです。  これは、日本弁護士連合会がことしの三月十三日に意見書を出しております。この内容を具体的に繰り返せないのですけれども、加入者がNTTに利用を...全文を見る
○菅野委員 改善をしていただきたいと思います。  終わります。
05月20日第123回国会 衆議院 逓信委員会 第9号
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○菅野委員 徴収する電波利用料の算定根拠なんですけれども、一つは、違法電波の監視を目的とした総合的電波監視システムの整備の負担分として、これは全免許人に平等に負担してもらうということと、それから再免許などの事務処理を迅速にする総合的電波監理のシステム整備の負担分というのは、インプ...全文を見る
○菅野委員 基本的な考え方が変わったから額の方も変わったのかなと私は理解しているのですけれども。  主要な免許人の負担額も大きく変わったわけですね。昨年の十一月ぐらいのところでは、例えば二十日の朝日などの報道では、最も大口のNTTで年間八十億、放送局は、民放キー局で約一億、アマ...全文を見る
○菅野委員 私は、電波の出力とか利用時間とか利用周波数の帯とかいうものを勘案すれば電波利用の実態というのは非常に近いというふうに思うのですけれども、しかし、今出されておる料金体系はそうなっていないと思うのです。できるだけ近づけているとおっしゃっているのですけれども、そんなことはな...全文を見る
○菅野委員 その情報量の問題なんですけれども、東京タワーの情報量と難視聴解消用の過疎地のサテライト局の情報量、これは随分違いますよね。情報量ということから見ても実態を反映していない、非常に不公平だというふうに私は思うわけです。  もっと矛盾しているのは、先ほどから消防無線と防災...全文を見る
○菅野委員 目的は同じなんではないだろうかなと私は思うのです。  また、この利用料の基本に受益者負担ということで説明をいただいております。そのために、約半分は違法電波監視用に使用されるということのようなんですけれども、違法電波というのは言うまでもなく電波法に違反した行為でありま...全文を見る
○菅野委員 電波利用という閉ざされた世界の話だというふうにおっしゃりたいのだと思うのですけれども、例えば運送業者が運輸省から路線免許を受けずに、地域免許しか持っていないのに路線業務をやっている、こうした違法行為の取り締まりや監視というのはその運送業だ竹の問題ですよね。でも、その場...全文を見る
○菅野委員 私も、最終的な摘発は警察がやるというのはよく承知しております。しかし、違法があるということをきちっと掌握して、そこまではっきりずうっと狭めて追い詰めていくのはやはり職員であろうというふうに思うのです。  そこでお聞きしたいのは、実際に電波の監視に当たっている地方電気...全文を見る
○菅野委員 確かにおっしゃいましたように、電波監理の現場の話を聞きますと、幾ら機械が入っても人がふえなければ摘発はできないというふうに訴えています。確かに、機械を整備して発信源のピンポイントをずうっと特定できるように狭めたいということのようですけれども、その電波料をいただくときは...全文を見る
○菅野委員 終わります。
06月12日第123回国会 衆議院 本会議 第30号
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○菅野悦子君 私は、日本共産党を代表し、ただいま趣旨説明のありました議院運営委員長中西啓介君解任決議案について、提案者に対し質問をいたします。  第一に、中西啓介君解任決議案の趣旨弁明で指摘されている点、中西君が、参議院から送付されてきた国連平和維持活動協力法案、いわゆるPKO...全文を見る