菅野悦子

すがのえつこ



当選回数回

菅野悦子の1993年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月20日第125回国会 衆議院 逓信委員会 第2号
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○菅野委員 まず、大臣に老人マル優の問題についてお伺いしたいと思うのですけれども、これはいろいろ御意見があって結局三百五十万の方向で決着がつきそうだということであるわけなんですが、大臣のお考えとして御認識をお聞きしたいのですが、この老人マル優制度自体が富裕老人優遇だということをた...全文を見る
○菅野委員 どうもいささかあいまいなような御答弁だったのですけれども、真意のところは、マル優制度そのものが富裕老人優遇というふうな御認識なのかなというふうに、伺っていて思うわけです。そういうことになりますと、大臣の御認識は事実に相当反するのじゃないか、事実といいますか、実態につい...全文を見る
○菅野委員 それでしたらなおさら、この制度の見直し云々、先ほどから非常識とかいうふうな御発言もあったやにいろいろ言われておりましたけれども、そういう御発言はいかがなものかと思うわけなんです。私は、当初郵政省が主張しておりました七百万にするかどうかは別にして、長い間据え置かれたまま...全文を見る
○菅野委員 大きな御認識の変化がないような御答弁で残念なんですけれども、さっきからずっと言っていますように、老後のために蓄えた貯蓄を少しずつ取り崩して生活しているというふうなお年寄りの実態、その中で、その人たちのわずかな利子からまで税金を取るというふうなものがどういうことなのかと...全文を見る
○菅野委員 そういうふうに、大臣が相当根本論議まで必要だと今の御答弁のようにお考えなら、この間のいろいろな御発言というのはいささかどうだったのかな、勇み足といいますか、ちょっと言い過ぎということではなかろうかと思うのですね。例えば、定額のような商品が民間にできるかできないかなどと...全文を見る
○菅野委員 大臣の御答弁、ずっと聞いておりまして、この委員会の中でトーンが大分変わってこられたなというふうに思うのですけれども、はっきり申し上げまして、今いろいろと論議されているこの問題、私はもっと突っ込めば、郵政省と大蔵省の定額預金に対する合意ということで、この貯金に対するその...全文を見る
○菅野委員 はっきり言って、私は非常に問題のある御発言だというふうに指摘せざるを得ません。  あのバブルのときでも、郵貯などを原資とする中小企業金融公庫とか公的な金融というのはああいうふうなことができなかったのですね。バブルに躍ることはできなかったのですよ。それは、法の規律のも...全文を見る
○菅野委員 もう時間がありませんから終わりますけれども、今の大臣の答弁はすりかえです。先ほどからもいろいろありました。一政治家とか一議員だったらいいでしょう。閣僚なんです。大臣なんです。その点をはっきりと御認識いただかなければ困ります。大臣としての責任というのは一議員のそういうも...全文を見る
02月16日第126回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○菅野委員 私は、不況の問題で、とりわけ中小企業に対する金融、この問題で質問をしたいと思います。  今、長引く不況の中で最も苦境に立たされているのが中小企業の皆さんであります。この時期に政府がどのような対策をとるか、このことで中小企業に対する政府の姿勢が明らかになる、こう言って...全文を見る
○菅野委員 今、中小企業の不況の深刻さということは御理解いただいているようなんですけれども、その中で、都道府県を含めて一生懸命それに対応して頑張っておられる、その単独事業の実態をつかんでいただけてないというのは非常に残念であります。  これは、融資枠でいいますと約七千億円、そし...全文を見る
○菅野委員 存じております。ただし、その点後で述べようと思っていたんですけれども、例えば今の時間短縮とかあるいはいろんな意味での環境対応とかいうことでの設備投資、これ今でも、不況の中ですから、なかなか大企業でも設備投資なんてできないんですよ。まして、中小企業がそういう設備投資の融...全文を見る
○菅野委員 いろいろと自治体が努力しているんですけれども、限界なんですね、本当に。今大阪でもこれもう原資七百億出しているんですよ、国は二百九十三億ですけれどもね。そして、こういう努力をしている。  例えば、自治体の努力の方ですけれども、埼玉県の川口市では第三次の分を緊急融資、こ...全文を見る
○菅野委員 ぜひ中小企業を泣かせないように、万全と言われた総理の本会議での公約ですから、ぜひ守っていただきたいということを強調しておきたいと思います。  続いてですが、大蔵省は八日に、「中小企業金融の円滑化について」という通達を出されました。同時に、「金融機関の融資対応について...全文を見る
○菅野委員 実は、大蔵省が中小企業金融で通達を出したのは三回目なんです。昨年三月、十一月に出しておりますから、だから、やはり二回の通達ではそれほど効果を発揮しなかったということをみずからお認めになっていらっしゃって二月の八日付の通達ということになったのかなというふうに思うわけです...全文を見る
○菅野委員 この出資総額は千百五十億円以上ということになっておりまして、こちらは返す必要がないわけであります。  今御説明いただきました融資の方なんですけれども、今御説明がありましたが、試験中は無利子で据え置きです。つまり、試験をやっている間は返済しなくていい、そして試験終了後...全文を見る
○菅野委員 ですから、私は時間がございませんから、そのことでいろいろ総理と論争する時間ありませんけれども、私は、そういうものもある、大企業向けには多い、だから、政策的な、皆さん方の決意さえあれば、政策的判断でやれているわけですから、今の中小企業の位置づけから見たらそういうふうなと...全文を見る
○菅野委員 今の答弁にありましたように、国連障害者の十年が過ぎている現在、作業所の正確な実態も厚生省として独自にはつかんでいただけていないという状況なんです。私、この質問に当たりまして担当者からお話を聞きまして、本当にびっくりいたしました。今の答弁にもありましたように、共同作業所...全文を見る
○菅野委員 今の大まかな数字ではなかなかわからなかったのですが、例えば九一年度、東京では千三百十三人卒業いたしまして、そのうちの六百三十九人が無認可作業所など法定外施設に進んでいるわけです。大阪ではどうか。昨年追跡調査、五月一日現在の数字ですけれども、九百八十七人中四百四十一人、...全文を見る
○菅野委員 そのことも説明の中でお伺いいたしました。分場方式で昨年一年間でできたのは五カ所だそうであります。そういう点では、やはりもっともっと政治の光を当てぬといかぬということがおわかりいただけるんではなかろうかと思うわけです。  それから続いて、先ほどから強調しております意見...全文を見る
○菅野委員 最後に総理にお伺いしたいと思うんですけれども、この意見具申でも、国連の十年の到達を踏まえて、さらにアジア太平洋障害者の十年、この決議に基づいて国内長期行動計画をつくるべきとしています。もちろんこの決議の共同提案国でもあるわけですから、そしてしかも総理は障害者対策推進本...全文を見る
○菅野委員 続いてエイズの問題について質問いたします。もうお願いしております資料を配付していただけたら……。  七月に予定されておりますサミットでもエイズの問題を議題として提案するということで準備が進められているようですけれども、私もこの問題でお伺いしたいと思います。  総理...全文を見る
○菅野委員 今のお話では、日本としてもいろいろとそれぞれの情報については知っていたということのようでありますので、向こうから入ってくる血液がハイリスク者でないというふうなことのレッテルを張れとかいうふうなことはやったようでございますが、はっきり言ってそれだけではなかったのかという...全文を見る
○菅野委員 私がなぜそのことをお聞きするかといいますと、フランスで、今も言いましたが、八三年の段階でもう既に、五月の段階ですか、これはアメリカからの輸入を禁止したわけです。しかし、そのときにまだ残っていたわけですね、輸入したものが。それを使ったということで、実はフランスでは大変な...全文を見る
○菅野委員 非常にいろいろと問題がある中ですから、私は再度調査をしていただきたいということをお願いしておきたいと思います。  それから、私ども、同じようにアメリカのヘモフィリア団体のピア協会のローゼンバーグ会長さんのお話を伺ったのですけれども、このアメリカの加熱処理認可からおく...全文を見る
○菅野委員 わかりました。  そういうことで、このカッター社、これがダンピングをしたというふうな報道がアメリカでされているわけです。ですから、この辺につきましてもぜひ調査をしていただきたいというふうに思います。  それで、最後ですけれども、このHIV感染者が今本当に祈るような...全文を見る
02月22日第126回国会 衆議院 逓信委員会 第4号
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○菅野委員 私もNHKのムスタン取材に関する問題でお伺いしたいと思うんです。  既に御指摘の方もありましたけれども、今回の問題の根底にあるのはメディアミックスと視聴率競争という問題ではないかと思うんです。  まず具体的なことでお聞きしたいと思うんですけれども、NHKクリエイテ...全文を見る
○菅野委員 一連の経過からはっきりしていることは、先にメディアミックスありきということではなかったのかなというふうに私は思うわけです。  千八百万もの契約も済ませて車は二月にはインドに入っていた。その後、取材地が変更される、つまり、企画の根本が変更されてもこの契約の方は継続をし...全文を見る
○菅野委員 やはり御説明では納得いかないんですけれども、やはりメディアミックスという背景が相当大きいというふうに思うわけです。調査委員会の報告には、このメディアミックスについて慎重な対応をしていくという方向を打ち出されております。今回の番組については、このメディアミックスに対する...全文を見る
○菅野委員 今も会長がおっしゃられましたけれども、私も今度の事件を契機に少し調べてみたんです。おっしゃっていらっしゃるように、メディアミックスというのは受信料負担の軽減のためにというふうなことで推し進められてきた、そうおっしゃっておられたということのようですけれども、実際には、現...全文を見る
○菅野委員 それで、今後こういう事件を起こさないようにということが大事だということになるわけですけれども、そこで、今回の事件を契機にチェック体制の強化ということが言われているわけですね。  今度の問題でも、番組放送直後、十月下旬にも担当の部長には進言があった。にもかかわらず、こ...全文を見る
○菅野委員 民放連の会長にもぜひお聞きをしたいと思うんですが、民放連の放送番組調査会の「見解」も読ませていただきました。非常に重要な提言がされていらっしゃるというふうに思うんですけれども、今のテレビの状況を見ておりますと、本当にこういう方向に行くのかなということを残念ながら考えて...全文を見る
○菅野委員 では最後に、郵政省の方にお伺いしたいと思うんですけれども、一連のやらせ問題に対する郵政省の対応は大変評判が悪いということを自覚していただいているかどうかということなんですね。  放送行政局長が、今後同様の問題が引き続き起こるようなことがあれば、放送停止など厳しい処分...全文を見る
○菅野委員 本当にやらせなどという言葉、やはりこういう嫌な言葉ですし、こういうことが起きないように、NHKそれから民放連の会長さん先頭に、ぜひ頑張っていただきたいということを心からお願い申し上げまして終わりたいと思います。
02月23日第126回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第2号
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○菅野委員 私は、日本共産党の菅野悦子でございます。  公述人の皆様には、お忙しい中御出席の上貴重な御意見をいただきましてありがとうございます。  まず、菱健蔵公述人にお伺いをしたいと思うのですけれども、今不況の中で中小企業の皆さんが本当に大変な苦境に立たされているという具体...全文を見る
○菅野委員 全国的にも、また地域の中でも中小企業の果たす役割が非常に大きくなっているというお話だったと思うのですけれども、その中小企業の皆さん方が今不況の中で切実に求めていらっしゃるのが仕事と資金ということだろうというふうに思うわけです。  それで、私、あわせて引き続き菱公述人...全文を見る
○菅野委員 それでは、続きまして近藤公述人にお伺いしたいと思うのですけれども、仕事と資金の、資金の方なんですが、これも非常に不況が深刻な状況だからこそ低利で長期の融資、これが求められているというふうに思うのです。政府の緊急経営支援貸付制度が動き出しておりますけれども、これはことし...全文を見る
○菅野委員 館公述人にもお伺いしたかったのですが、時間がなくて申しわけございません。  終わります。
03月05日第126回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第2号
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○菅野分科員 私は遊戯銃の安全性の問題について質問をいたしたいと思うのです。  最近、実物に近くて時に危険度の高い非常に精巧な玩具、これを自治体などが有害玩具ということで指定している、そういう状況があるわけです。そういうものが大変多く出回っておりまして、とりわけ多くのお母さんた...全文を見る
○菅野分科員 本来ならそういう何も起こらないはずの検査済みのものであるにもかかわらず、実は次々とこれらの問題が起こっているというのが実態でありまして、この二月の七日にも大阪吹田市、実は私の地元なんですけれども、七人の中学生が七十二歳の小学校の警備員の方に、早く帰りなさい、こういう...全文を見る
○菅野分科員 総務庁の方に調査を依頼したんですけれども、そこでは四十七都道府県中四十四の都道府県、ほとんどのところでエアガンなどを有害玩具に指定しているというふうにお聞きをしているところでございます。警察庁もぜひ実情をつかんで対応していただきたい。そして青少年の健全育成の面からも...全文を見る
○菅野分科員 これが大人のおもちゃということで許されている、そういうものでございます。これがアサヒファイヤーアームズ社のM40A1、まあおもちゃと認定されておりますから、ここの中でも持って歩けるのかなと思っておりましたが、なかなかやはり見たところそんな状況でございますので、実は御...全文を見る
○菅野分科員 本当に玩具なら、玩具としての安全性が最も重視されなければならないというふうに思うわけです。  もう皆さんも御承知と思いますけれども、最近サバイバルゲームというのがはやっておりまして、そのマニアが全国で二十万人前後いると言われております。しかも、うち十五歳前後の青少...全文を見る
○菅野分科員 今もお答えがありましたが、結局、日本遊戯銃協同組合、これは遊戯銃製造業者が組合員となる、率直に言いますと利潤追求を目的とした業界団体であるわけですが、そこの自主規約が唯一のクリアすべき基準だということではいかがなものかというふうに思うわけですね。そして、たまたまこの...全文を見る
○菅野分科員 関係省庁としてできるだけこれらの問題に対してきっちり対応していく、そういう御姿勢については私は本当に大事であろうと思いますけれども、先ほどから強調しておりますように、みずから製造する業者が組合員となっているこの協同組合の自主基準、これしかないというところに問題がある...全文を見る
○菅野分科員 率直に言いまして、自分の商品を売りたいと思うのが人情ですね。利害関係が対立する業界組合に管理運用を任せるということなんですから、そこに問題がある、そこから問題が起きるんだ、起きやすいんだということを私は指摘したいのです。そして、そういう状況ですからどうしても一部の理...全文を見る
○菅野分科員 重ねて警察庁の方にお尋ねしたいのですけれども、大阪でもそういうことがあった、そして、そこそこのそういう積極的な対応がされた、にもかかわらずまたこの二月に、中学生がそういう形で警備員の方に七人で寄ってたかってエアガンを撃ち込むというふうな状況があるわけです。私はもう今...全文を見る
○菅野分科員 大臣には事前に随分と各報道の、エアガンの関係のいろいろな事故の報道とか、それからどの都道府県で規制をしているかというふうなこととか、あるいは大阪府の方でいまだに威力を高めるための改造がなされている状況が見られるということで、この改造防止等についての通達であるとか一連...全文を見る
03月25日第126回国会 衆議院 逓信委員会 第5号
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○菅野委員 私も「NHK将来構想」についてお伺いしたいと思うんですが、この二月に「二十一世紀への展望とNHKの課題」ということで「将来構想を」発表されました。そこで基本的なことについてお聞きをしたいというふうに思いますが、これによりますと、NHKは地上放送と衛星放送合わせた総体と...全文を見る
○菅野委員 続きまして、この「将来構想」では、BS4段階でハイビジョン移行波をNHKが持つということになっております。このBS4の時期をハイビジョンヘの移行期とする、そういう根拠ですね、その考え方についてもお伺いしておきたいと思うんです。
○菅野委員 この「将来構想」を見ますと、大多数のテレビがハイビジョンに移行する、かつてのラジオからテレビヘ、あるいは白黒からカラーへというふうに、もう圧倒的にハイビジョンに移行するんだということが大前提になっております。確かにハイビジョンというのはすばらしいものだというふうには思...全文を見る
○菅野委員 確かに、新しい技術を開発した側から見たら、いいものだからということでの確信があるかと思いますけれども、今もお答えにありましたように、選択は国民の側にあるわけですから、ハイビジョンヘの移行という点で「将来構想」の性格にかかわるものなんですが、ぜひ国民合意ということを踏ま...全文を見る
○菅野委員 それでは、続きまして受信料の問題についてお尋ねをしたいと思います。  「将来構想」の中でも最適の財政基盤というふうにしておられます。川口会長も就任早々に受信料制度の堅持というのをおっしゃっておられますし、視聴者と向き合っていくというふうなことでお話しされたというふう...全文を見る
○菅野委員 この辺で具体的な問題では、三年前のNHK予算の審議の際ですけれども、当時の営業総局長の答弁では、「営業経費としては一八%を超えておりましたけれども、この五カ年間の中ではさらにこれを一五%まで縮めたい」とおっしゃっておられましたし、また、「そういう方向で金のかからない営...全文を見る
○菅野委員 営業でもう一つ、視聴者への対応の問題があるわけなんですね。集金の際に、NHKへのいろいろな注文とか苦情が寄せられるわけなんですけれども、営業所への電話による苦情もあるわけです。  そこでちょっと具体的にお聞きしたいんですけれども、この前問題になりましたムスタンの事件...全文を見る
○菅野委員 それぞれ別々に件数をお聞きしたかったんですけれども、視聴者への対応でも、私はちょっと心配するのは、営業現場が軽視されているんじゃないかなということをちょっと心配するわけです。  現場に聞きますと、ムスタンの問題で報告を求められたのは件数だけで、よほど変わった意見でな...全文を見る
○菅野委員 先ほども同僚議員からこれらの問題についての御指摘もあったわけなんですけれども、そもそも現在の体制についてどうなのかな、無理があるのではないかということを率直に思うわけですね。この五年間で見てみますと、衛星放送が本格化した。しかも、二波で二十四時間放送ということですね。...全文を見る
○菅野委員 ぜひ積極的な努力をお願いして、終わります。
04月06日第126回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第3号
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○菅野委員 今まで皆さんからいろいろお話が出ておりましたが、不況が長期化、深刻化する中で、国民生活に影響が出ているという状況があるわけです。とりわけ零細業者が集中する地域ですけれども、給食費や授業料を滞納する子供が目立ち始めている。奨学金申請にかかわる相談というのが昨年より二割も...全文を見る
○菅野委員 減税という点でもいろいろ私は考え方があるのかなと思っているのですが、消費性向を見てみましても、低所得者ほど消費割合が高いという状況があるわけです。  そこで、ある学者の主張ですが、同じ額の減税をより大きな消費増に結びつけようと思えば、低所得者に減税をより集中的に実施...全文を見る
○菅野委員 確かにおっしゃいましたように、消費税導入のときにいろいろと論議があったわけですが、実はそのときの旗振り役を務めた政府税制調査会の加藤会長自身が九二年九月三日の週刊新潮に、「消費税を導入した時、高齢化社会に備えるためと言われ、我々税調もそう説明しましたが、本当はあれは、...全文を見る
○菅野委員 ぜひ生活密着型の公共投資ということを強調しておきたいと思うのです。  今、確かに大型プロジェクト、とりわけ大阪の関西新空港などは民活一号ということで鳴り物入りでスタートしているんですけれども、この関空、それからりんくうタウン構想、あるいは東京臨海副都心構想などが非常...全文を見る
○菅野委員 総合建設会社、ゼネコンの談合ということがやはり問題になっているわけですが、率直に言って、関係者には反省がなかなかなされていないのではないかというふうに思うわけです。例えば「入札をオープンにしたらライバル同士が価格をたたき合い、受注企業は赤字で引き受ける羽目になる。そん...全文を見る
○菅野委員 いろいろ具体的な話をお伺いしますと、談合の目的は入札価格を下げ合う、たたき合いを防ぐためだ。その談合破りの業者があれば、その企業を干すために今度は組織したたたき合いをやる。意を通じ合って落札した企業の救済、このために積立金制度をつくって、その企業の損失分を補てんしてい...全文を見る
○菅野委員 時間が参りましたのでこれで終わりますけれども、最後に経企庁長官に、経企庁設置法第六条に基づきまして、このような公共事業の発注に関する制度の透明化、情報の公開などについて、関係機関の長に対する勧告、これらをぜひ行っていただきたいということを要請して、終わります。
04月21日第126回国会 衆議院 逓信委員会 第6号
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○菅野委員 私、朝から大臣の答弁を聞かせていただいて、言葉じりはともかく、今までおっしゃっていたことについては取り消さねばならないような発言をしていらっしゃらないというふうにおっしゃっておりますし、大筋間違いないということで御答弁いただいているという大臣の話を聞きながら、なかなか...全文を見る
○菅野委員 抽象的な話ではございませんで、例えば金丸氏の問題なんかについては、本当に予算請求に対して最後に金丸さんが乗り出すというふうなことを具体的に御指摘いただいているわけですから、その辺は本当に私もっと具体的にお話を聞きたいんですね。そして、ドンの一言で決まる、利権との問題、...全文を見る
○菅野委員 郵政省が、予算請求にしても、郵政族を使ってだあっとやって最後は金丸さんに頼んで、こういうふうな郵政省の予算にかかわる御発言なんですけれども、その辺の御認識はどうなんですか。そういう郵政省の予算に対して金丸さんがそういうふうにやっていた、最後は金丸さんに頼んでいたという...全文を見る
○菅野委員 ちょっと本当にそういうことでは一般的な話でございまして、あなたがおっしゃっているのはもう具体的にこれは、金丸氏と族議員と、そしてそのバックとしての、何といいますか、特定郵便局の局長というふうな、こういう図式をかいていらっしゃる。そして、毎日新聞のときでも、郵政族のドン...全文を見る
○菅野委員 そうしたら、基本的には、おっしゃっていることには、この記載されている週刊誌の報道は間違いない、金丸さんが郵政省の予算にかかわっていろいろと、にっちもさっちもいかぬときには金丸氏の力で予算がとれていたという事実はある、そういう御認識だ、そしてまた、あれですか、特定郵便局...全文を見る
○菅野委員 といいますと、今の大臣のお話として、また報道されてきたことをまとめると、国益より省益を優先させて、国益に反することでもドン金丸の力を背景にした郵政族議員によって押し切ってきた、その見返りとしていろいろな雲とかあるいは利権なんかの問題での結びつき、そういう構図、これら大...全文を見る
○菅野委員 大臣のおっしゃっておられることは微妙にちょっと報道とは違うように思うんですけれども、その辺は、では訂正をされる予定はあるんですか。  例えばこの間でいいますと、あなたのおっしゃっていることは随分とドン金丸氏の存在について、今は、力を持っていらっしゃってなかなかいい役...全文を見る
○菅野委員 それでは具体的なことでお聞きをしたいというふうに思うんですけれども、三月十二日付の朝日新聞の「記者席」という欄ですけれども、「攻めに出た特定局長ら」という記事が出ております。これによりますと、一月に福島市内のホテルで福島県北部特定郵便局長業務推進連絡会というのが開かれ...全文を見る
○菅野委員 確認をする前に、こういう事実があったとしたら、大臣はどうお考えになるかということをお聞きしたのです。
○菅野委員 本当に私、大臣にそれこそ率直にもっと言っていただきたいと思うんです。改革派を任じていらっしゃるし、信念を持っているとおっしゃっていらっしゃるわけですから、そういう大臣が、いろいろな、週刊ポスト、外向きには相当堂々と今のあり方などについても物をおっしゃっている。その大臣...全文を見る
○菅野委員 きょうは大臣とのやりとりということになっておりますけれども、官房長にもぜひお願いをしたいと思うんです。事実関係をぜひ調査して明らかにしていただきたい。  それで、私の調べたところによりますと、福島県の地方新聞に地元選出議員の動静欄というのがあります。ある衆議院議員の...全文を見る
○菅野委員 余りあと時間がございませんので、次に、郵政互助会の問題についてお伺いしたいと思うのです。  大臣のインタビューが掲載されております週刊ポストに郵政互助会の問題が出ております。そこにもあるわけですけれども、この問題は、参議院の決算委員会で我が党の高崎議員が取り上げたも...全文を見る
○菅野委員 時間が参りましたので多くを言うあれはありませんが、今やりとりをした上で私思うんですけれども、大臣にぜひ率直に、やはりいろいろと外に向かっておっしゃる――もちろん朝からおっしゃっておられますように、みずからの信念でもって、間違ったことは言っていないとおっしゃっているわけ...全文を見る
04月22日第126回国会 衆議院 本会議 第22号
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○菅野悦子君 私は、日本共産党を代表して、子どもの権利に関する条約について質問をいたします。  一九二四年の児童の権利に関するジュネーブ宣言以来、国連の人権宣言や国際人権規約、児童の権利宣言を経て採択された本条約は、世界戦争の教訓から人類が学んだ人権思想の集大成をなすものとして...全文を見る
05月12日第126回国会 衆議院 逓信委員会 第7号
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○菅野委員 私どもも、障害のある皆さんへの支援策ということではこの法案、賛成でありまして、むしろ遅いぐらいだというふうに思うわけであります。二年前の本委員会でも、私は、進歩している通信技術を、障害者の社会参加を広げて、高齢者が安心して暮らせるための技術としてやはり活用すべきだとい...全文を見る
○菅野委員 それでは、今もおっしゃいました法案の主要な内容である字幕放送、字幕放送の対象、このとらえ方という問題についてもぜひお聞きをしたいと思うんです。  この点も先ほどから同僚議員からいろいろ出ておりますが、狭い意味での身体障害者だけでなく、耳が遠くなり不自由をしていらっし...全文を見る
○菅野委員 ですから、私は、せめて法案の名称を身体障害者でなく障害者等にするぐらいのお知恵を出していただきたかったかなというふうに思うわけです。  それでは、郵政省として字幕放送をどこまで普及させるのかというふうな点での目標をちょっと具体的にお聞きしたいというふうに思うんです。...全文を見る
○菅野委員 ぜひ積極的にやっていただきたいと思うんですけれども、確かに私この問題を考えたときに本当にこれは障害者あるいは高齢者の皆さん方の権利の問題だということをつくづく痛感するわけですね。情報に接する権利、文化を享受する権利というのは、基本的な権利であるとともに今の社会で生きて...全文を見る
○菅野委員 では、放送行政上の問題でもお聞きをしたいんですけれども、文字放送の免許状況、民放においては、大都市圏以外、あともうちょっと一部あるようですけれども、ほとんど取得していない。そのため、東京キー局で字幕をつけても地方では字幕がつかない。したがって、通常の番組はキー局からN...全文を見る
○菅野委員 本当にそれは先ほどおっしゃっていた悪循環の結果の話だと思いますので、ぜひ努力していただきたいと思うんです。  それから、その受信機の普及の問題で大きな問題になっているのは、この文字多重放送で送られてくる字幕放送を受信できるアダプターですね、これが先ほどからいろいろ論...全文を見る
○菅野委員 同じこの基金で難視の場合には各家庭に直接補助しているということがあるわけですから私はぜひ、この基金、同じ基金を使っての支援なんですから、番組制作の一般的なそういうものだけでなくて、そういう受信設備の設置に対しての補助、これもぜひ考えていただきたいということを重ねてお願...全文を見る
○菅野委員 この判決でも示されているように、だれもが使う電話とそれからダイヤルQ2はもう明確に異なるというふうに考えるべきではないかというふうに思うんですね。電話は、子供からお年寄りまで使用する、生活に非常に密着した公共性の高いものである。そこにダイヤルQ2という高額な料金になる...全文を見る
○菅野委員 もう小手先ではだめな段階に来ているのではなかろうか、やはり抜本的な再検討の時期だということをぜひ強調しておきたいと思うのです。  終わります。
05月19日第126回国会 衆議院 逓信委員会 第8号
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○菅野委員 いろいろと重なる部分もあるかと思いますけれども、まず法案について質問をいたします。  この郵便貯金法の改正案では、定額貯金が金利自由化され、同時に銀行の定期預金も自由化される。しかし、自由化といっても実際の金利の決め方は郵政と大蔵で事細かに決めて、高金利の場合などは...全文を見る
○菅野委員 今いろいろ御説明いただきましたが、郵政省と大蔵省の合意の大義名分の中で官民間の極端な資金シフトを防止するということが言われているわけですけれども、郵貯に資金がシフトするということがよく言われますね。その実態は実際どのようなものかということをお伺いしたいんです。  例...全文を見る
○菅野委員 今も少し御説明の中でありましたけれども、確かに、例えば九一年度、全国の銀行の預金合計はマイナス五兆七千百十六億円になっている。大きくぱくっと見たら、大ざっぱに見ると銀行から郵貯へシフトしたように見えるんですけれども、しかし郵貯が対象としている一千万未満の小口預金、これ...全文を見る
○菅野委員 ということになりますと、郵政省は、金利の自由化が進めば金融機関の間で競争が激しくなって預金者国民へのサービスは向上するというふうに説明していらっしゃったわけなんですけれども、しかし、実態はどうかといいますと、MMCにしてもニュー定期にしても、あるいは貯蓄型通常貯金にし...全文を見る
○菅野委員 局長の御説明はそうおっしゃるんですけれども、私は実態から見でどうなのかということを質問をしているわけであります。  そこで、大臣の見解も聞きたいと思うんですが、こういう形で大蔵省と郵政省が事実上、庶民の貯蓄の中心的な商品である銀行の定期預金と郵貯の定額貯金の金利を決...全文を見る
○菅野委員 私たちは、金利自由化、金融自由化によって金融機関の競争は激化するけれども、それは専ら大口の預金や金融の部分で起きまして、結局、小口の国民が本当に多くが依拠しているこの預金というのは、その競争の犠牲になると指摘してきたんですけれども、まさにその方向に進みつつあると思うわ...全文を見る
○菅野委員 今もそういう御答弁がありましたし、また、当時の成川貯金局長も、職員にノルマを課すとかいうようなことは考えてない、預金者に無理強いすることになってはボランティアという名が廃ってしまうわけでございますというふうなこともおっしゃっておられましたし、きょうのやりとりの中でも、...全文を見る
○菅野委員 繰り返しおっしゃっている、目標を持たないというのはこの貯金の性格からだ。私はその辺が本当に大事だと思うんですけれども、目安、目安とおっしゃっていることが現場では、じゃもうちょっと進んでノルマ的な目標ということになっているのかな、それを御承知いただいてないのかなというふ...全文を見る
○菅野委員 それでは、今のお話では、国民の善意に依拠した貯金という性格を逸脱するようなことがあってはならない、そして、その国民の善意を逆手にとって商売するというふうな営業姿勢だったら指導していくというふうに受け取ってよろしゅうございますか。
○菅野委員 時間が参りましたので、この点でも最後に大臣の見解を聞いておきたいと思うんですが、国会では、目標は持たない、貯金の性格から目標を持つことはふさわしくないということでの答弁もずっとしてこられたわけなんですけれども、実際はそういう形で各郵便局、そして貯金の職員の個々人まで目...全文を見る
○菅野委員 終わります。
05月26日第126回国会 衆議院 逓信委員会 第9号
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○菅野委員 私、まず簡易生命保険、この積立金のCPへの運用拡大についていろいろな角度からお尋ねをしたいというふうに思います。  簡易生命保険の積立金ですけれども、あくまでこれは有償資金でありまして、加入者から預かった大事な公的資金なんですね。ですから、運用に当たっては危険を回避...全文を見る
○菅野委員 加入者一般への公表とかいうふうな意味じゃないんですよね。どの企業でも損益にらみながらこういうふうな、どれだけどういうふうに投入するか、引くか入れるかというふうなことをやっているわけなんですから、なぜそれが明らかにできないのかなということを、率直に言って疑問に思うわけで...全文を見る
○菅野委員 相当リアルに、それこそ実情を紹介しながらお尋ねをしたのですけれども、やはりそれも公的資金の運用ですから、それはきちっと考えていかぬといかぬ。だから、運用状況がどうなのか、本当にうまくいっているのか、本当に民間生保なんかと比べてみても全く逆の、為替リスクを何だか背負うよ...全文を見る
○菅野委員 今、現状を見ていますと、全株約三千九百億株という保有状況ですが、その内訳は、金融機関が四二%、法人が二五%、個人はわずか二三%という程度ですね。金融と企業で約七割近い保有になっているわけです。株価の暴落が企業や金融を直撃したであろうということはだれしも容易に想像できる...全文を見る
○菅野委員 非常に不安な答弁だということを申し上げざるを得ないわけなんですね。  このCPの運用拡大ということなんですけれども、九二年の資料で見てみますと、三菱商事、住友、三井物産、丸紅、伊藤忠、日商岩井など十社に満たない大企業でCP発行残高の約六割、七兆円強が占められているわ...全文を見る
○菅野委員 見方はいろいろあるわけですから、そういうことも念頭に置きながらぜひ進めていただきたいというふうに思うわけです。  不況経済と消費の落ち込み、生産面からの資金需要の減少、今後新たな機関投資家が出てくる可能性も薄くて、CP市場自体が飽和状態であるというふうな指摘もござい...全文を見る
○菅野委員 何だか先ほどから質問に対してきちっとお答えがいただけていないような感じがしているのですけれども、ぜひいろいろな意味で、あっちからこっちから、やはりこの運用枠拡大という点では見直していただきたいな、いろいろな実情をよく見ながら、ぜひ努力をしていただきたいということを重ね...全文を見る
○菅野委員 続きまして、簡易保険福祉事業団法及び簡易生命保険法の一部改正案についてお伺いしたいと思います。  本法案で行おうとする健康保持増進事業、これ自体はとりたてて問題もありませんし、内容もどうなのか、いろいろな啓蒙事業などもやるということなので、内容的にはもっともっといろ...全文を見る
○菅野委員 私たちの周囲にも加入者が本当にたくさんいるんですけれども、いろいろな意味で、余りいろいろなそういうものが届かないし、よくわからないし、何かの働きかけを受けたということがないものですから、そういう実体験も踏まえながら質問をさせていただいておりまして、だから、ぜひその点御...全文を見る
○菅野委員 ところで、簡易保険福祉事業団及び加入者協会の理事というのを名簿をいただいたのですけれども、ずっと見てみますと、すべて郵政省御出身の皆さんで占められている。要望受け付けのシステムあるいはプロジェクト決定のシステムが明確にされていないと、結局、OBの皆さん方の権限付与や癒...全文を見る
○菅野委員 時間になりましたので、終わります。
06月02日第126回国会 衆議院 逓信委員会 第10号
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○菅野委員 法案についてまずいろいろとお尋ねをしたいと思うのですが、違法無線が百万というふうな数になっているという状況、それからその内容も随分とひどくなっておりまして、例えば大阪の近鉄南海線、それから東京の東急線などの鉄道用無線が妨害されるとか、大阪空港では飛行機の離発着をコント...全文を見る
○菅野委員 私も、その辺ちょっと、どの程度改善できるのかなと思いまして、関係者のお話を聞きに行ったんですね。そうしたら、先ほど来実効性という問題がいろいろ言われておりますけれども、その方の話でも、〇・〇〇数%ぐらいではないか、その程度の効果しかないのじゃないかというふうなことで、...全文を見る
○菅野委員 不法無線局の開設をもっと本格的に防止するということをやろうと思えば、先ほどやりとりがありましたけれども、製造、販売の禁止、ここのところでやはりはっきり歯どめをかけるというのが、これは一番いい方法だろうと思うんです。しかし、それはできない。それで今度、販売するときに買っ...全文を見る
○菅野委員 金額でお答えいただいたわけですけれども、私が先日お伺いした件数でいいますと二十万件ぐらいというふうなことで、いろいろと現場の方の話では、割とアマチュアなどは比較的よく入っている。ただ、パーソナル無線の方が四割程度、これがぐっと低いというふうな話なども聞いているんですけ...全文を見る
○菅野委員 二十万件の一割といいますと、やはり二万件前後ということになりますね。その中でもパーソナル無線の方が若干多い、二、三割返ってくるというふうな話のようであります。ですから、数的にもそこそこの数になるなというふうな認識をしております。  そうしたら、もう一つ、この利用料の...全文を見る
○菅野委員 おっしゃいましたように、苦情というか問い合わせというか、そういうものが随分あって、使ってないのに、持ってないのになぜ請求が来るんだというふうなのが特にパーソナルなどには多いということで、それは免許があるからなんですよということになりますと、ああそうかということになって...全文を見る
○菅野委員 といいますのは、不法無線百万台とか言われている中で、やはり七、八十万というふうな台数ということとか、それからいろいろと、結局届けたけれどもあて名がないとかわからないということで返ってきている件数とかいうふうなのが多いわけですから、そういう点ではこの部分というのはきちっ...全文を見る
○菅野委員 そこで、局長おっしゃいました不法無線の監視体制、これを強化してということでございましたので、そこのことをちょっとお伺いしたいと思うんです。  利用料制度、これを始めるときにもそういう不法無線の監視体制、設備の強化を図るということがあったわけです。先ほどの答弁の中でも...全文を見る
○菅野委員 私もこの話を聞いて実はびっくりしたんですけれども、結局、利用料の徴収実務というのはことしから始まったわけですね。そしてこれは八百万件対象にして七十五億円のお金を集める、そういう仕事がことしから新たに出ておるわけです。丸々新しい仕事です。ところが、それをやっている人が結...全文を見る
○菅野委員 利用料を入れたときの基本的な立場、結局たくさんの無線がふえているから、だからそれをきちっと掌握するために、実務的にもちゃんと体制を組まぬといかぬということ、あるいは、違法無線がふえているからそれをきちっと取り締まるためにも利用料が要るということで入れたことなんですから...全文を見る
06月03日第126回国会 衆議院 逓信委員会 第11号
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○菅野委員 まず基盤充実法からお伺いしたいと思うのです。まずこの法案による支援措置で新たに税の減免が行われるということになっておりますけれども、この電気通信事業者全体でどの程度の減税が行われるというふうに見込まれるか。この点を国税、地方税それぞれについて、また今年度の見込み及び来...全文を見る
○菅野委員 既に我が国の電気通信事業者というのは税制上での処遇というのは諸外国に比べてみてどうなのかな、そこそこ優遇されているのではないかというふうに私思っているのです。例えば設備の耐用年数の比較ということで、例えば光ファイバー、この光ファイバーケーブルとディジタル交換機について...全文を見る
○菅野委員 アメリカの商務省に提出されましたETIレポート、これに出ているんですね。ディジタル交換機の法定耐用年数、つまり減価償却の償却期間ですけれども、今御答弁のありました日本の場合は六年、これに対してアメリカは十七・五年、ドイツは十年、イギリスも十年、こうなっております。光フ...全文を見る
○菅野委員 そうなんですね。やはり税制上でそれだけ優遇されているということがこういう形ではっきりしているわけでありまして、これを同じように見てみますと、我が国が設定している通信機器の法定耐用年数というのは、実はアメリカとかイギリスだけでなくて、シンガポールや台湾などNIES諸国よ...全文を見る
○菅野委員 郵便事業に関する法改正の問題ですけれども、これは毎年のようにあるわけでありまして、今審議されている切手を外国で販売するというふうなものも国会で審議をして決めているということで、前回の値上げ以来の郵便制度に関する法改正、どんなものが行われたかということで一覧表を出してい...全文を見る
○菅野委員 それでは、続きまして、三月二十一日から実施されております郵便時短についてお伺いをしたいというふうに思うんです。  まず率直にお聞きしたいんですけれども、この三月二十一日から新しい勤務、ニュー夜勤と言われている勤務形態なんですけれども、これがやられております。この現場...全文を見る
○菅野委員 私の聞いたところとは全然逆の御評価になっているなということを率直に指摘せざるを得ないわけであります。  私は、実は先月の二十一日に大阪中央郵便局の夜間労働者の状況、まさにニュー夜勤の実態を夜中に見てまいりました。そこでは、管理者を含めて大変評判が悪いです、はっきり言...全文を見る
○菅野委員 本当に現場へ行ってみればどうなっているかということをやはりぜひ念頭に置いて、そして、新しい勤務シフトを導入するのに際してはどの程度の影響が起きているのかということを、実態をつかみながら対策をぜひ立てていただきたいというふうに思うんです。  閉庁で週休二日ができるとこ...全文を見る
○菅野委員 最後に、大事な問題ですので、大臣にも夜間労働についてお考えをぜひ聞いておきたいと思うんですけれども、どうしても夜働かなければならない公共性の高い部分でも、いかにして夜間の労働を減らすか、減らせるかということが今問題になっております。  例えば、人の命を預かるという最...全文を見る
○菅野委員 終わります。