菅原一秀

すがわらいっしゅう



当選回数回

菅原一秀の2010年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月19日第174回国会 衆議院 厚生労働委員会 第3号
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○菅原委員 自民党の菅原一秀です。  きょうの新聞を見ますと、日銀の白川総裁がいわば政府に財政規律を求める、すなわち、これだけ世界的な、国内外の経済環境が厳しい中でばらまきをやろうとしている政府、大量の国債発行を控えている政府に対して、ある意味では牽制をしたというような新聞記事...全文を見る
○菅原委員 事業仕分けを鳴り物入りで民主党でやられたわけでありますが、実際のところ、最終的には、七千億出てきたのがある意味では結果的な数字であったと思います。  それで、今申し上げた厚生労働省所管社会保障給付、九十一兆というボリュームが、毎年一兆円ずつ膨れ上がって、しかも一般歳...全文を見る
○菅原委員 今のお話をまとめますと、次の解散・総選挙の前に消費税についてきちっとぶち上げて、消費税で信を問う、こういうふうにとらえてよろしいんですか。
○菅原委員 最近大臣は、大臣だから地元の会合に余りお出になっていないと思うんですね。よく会っていた駅前の立ち食いそば屋にも余り見えていないというので、おやじさんが寂しがっていましたけれども、私、地元で、この一月、二月、新年会に六百カ所ほど出てきました。野党ですから意外と暇なもので...全文を見る
○菅原委員 参議院議員で、直前まで自民党だった田村耕太郎さんという大変金融に強い方がいまして、きのうたまたまBSの放送で討論したんですが、小沢さんからフリーハンドをもらったと。つまり、自分の持論のいわゆるソブリン・ウエルス・ファンド、これを年金にしっかり使っていいとまでは言わない...全文を見る
○菅原委員 ということは、その四大臣合意の文書には二万六千円とは書いていないけれども、これは二万六千円だと今の担当の大臣が言ったととらえていいわけですね。そういうことですね。  にもかかわらず、財務副大臣二人、満額支給は困難だと。総理も、余剰金でやる、次の日はまた、やっぱりマニ...全文を見る
○菅原委員 少子化対策とあわせて景気対策、これは二月一日に鳩山総理御自身がぶら下がりの記者会見で言っていましたから、景気対策という側面も当然あるわけですよね。そうでないと、この前の菅大臣と我が方の林参議院議員の乗数効果の議論というのは無意味になる。ということは、やはり景気対策の側...全文を見る
○菅原委員 改めて、子ども手当の財源についてお示しください。これは、今年度プラス来年度以降本格実施も含めて、財源は何で賄うんですか。
○菅原委員 そこがやはり国民は不安なんですよ。  マニフェストに二万六千円と書いて、しかも、あのときにほとんどの民主党議員が演説で言っていましたよ。二万二千人の国家公務員の天下り、四千七百法人に天下っている、そこに税金が十二兆六千億投入されている。天下りをやめれば、十二兆浮くじ...全文を見る
○菅原委員 この議論をやっていると、多分一時間も二時間もかかると思います。何でこんな議論をするかというと、やはり五兆五千億というのは大きいんですよ、来年本格実施した場合。  大臣、五兆五千億を一万円札で束ねたらば、どのぐらいの高さになるか知っていますか。
○菅原委員 では、教えましょう。  一万円札を束ねると、一メーターで大体一億だそうです。五兆五千億ということは、五万五千メーターですよ。富士山の高さが三千七百七十六メーター、その十四・五倍の高さの一万円札。これを、あなた方が今財源を示さないということであれば、赤字国債を発行して...全文を見る
○菅原委員 ちょっと視点を変えます。  きょうは、ほかの委員会があるにもかかわらず、津村大臣政務官にもおいでいただきました。お待たせをいたしました。  実は、今、お手元にお配りをしております資料がございます。これは、去年の十二月に電通総研が子ども手当について緊急に調査をした結...全文を見る
○菅原委員 乗数効果もお尋ねをしているんですが。この場合の乗数効果。
○菅原委員 今の消費性向〇・七とその押し上げが〇・二だとすると、もろもろ計算すると、大体二・三という数字が出てくるはずなんですね。  まあ、これはこれとして、この資料を見ていただきたいんですが、これは五百名を対象にして中学生以下の子供一人当たりに月額一万三千円の使い道を調査した...全文を見る
○菅原委員 単年度という意味では、このアンケート、一万三千円で出ています。皆様方がお示しした数値も月額一万三千円で単年度で出ているから、その部分の基軸は一緒だと思うんです。ただし、先ほど言ったように、内閣府で、あるいは政権として今出しているデータの基軸が総務省の家計調査。だから、...全文を見る
○菅原委員 であれば、この電通総研の〇・四七という消費性向の数値を、逆に総務省の数値で当てはめて計算をして出せませんか。その場合の乗数効果は何ぼになるかということ。
○菅原委員 とするならば、単年度ベースではなく、毎年これから恒久財源を出すかどうかわからないけれども、きちっと財源手当てをして恒久的にこの子ども手当をやるんだ、こういう政府の方針。政権が何年もつか、わかりません。ただ、やるという方向性の中で考えたとするならば、私は、この乗数効果を...全文を見る
○菅原委員 今、いみじくも公共事業という例えを答弁の中で示されました。とするならば、子ども手当、この消費性向の数値で、公共事業で出した場合にどれだけの数値が出てきますか。つまり、子ども手当で〇・二のGDPの押し上げ効果、これを公共事業でやった場合、どれだけの数値、パーセントになり...全文を見る
○菅原委員 一ということは、押し上げ効果は一とおっしゃいましたね、今。ということは、子ども手当が〇・二だから、五倍あるわけですね、公共事業。だから公共事業をやれという話ではないですよ。そういう比較になるんじゃないですか。
○菅原委員 消費性向は〇・七だから、〇・二になるわけでしょう。消費性向が〇・四六だと、〇・二という数字は出てこないんです。そこについてはどうですか。そうでしょう。  消費性向の係数の違いによって、押し上げ効果は数字が違ってくるわけですよ。つまり、基軸によって、〇・二あるよという...全文を見る
○菅原委員 今年度は、児童手当の一兆を含めて二兆三千億。来年以降は、今の民主党のマニフェストでは、二十三年、二十四年、二十五年、五兆五千億と全部書いているわけですよね。この五兆五千億、消費税を上げないで四年間やるとおっしゃっている。無駄を省いてやるといっても、限界がある。その中で...全文を見る
○菅原委員 この議論は、またやらせていただきたいと思います。  とりあえず、今の議論を聞いて、長妻大臣、どういう御感想をお持ちになりましたか。
○菅原委員 子ども手当に関して、続けてお尋ねをします。  この二月の内閣府の世論調査で、少子化対策に特に期待する政策は何かという問いに対して、仕事と家庭の両立支援と働き方の見直しの促進が極めて高くて、五八・五%。経済的負担の軽減、これが五四・六%。これは余りふえていないんですね...全文を見る
○菅原委員 先ほどのいろいろなアンケートの生の声を聞けば、やはり保育所の新たなる整備拡充、保育サービスの拡充、こういったことにもっと重きを置いてくれ、将来自分の子供にまた負担をふやすような政策はやめてくれという声が、今六割以上届いている。やはり、この声にこたえていかなきゃいけない...全文を見る
○菅原委員 最後にしますけれども、今の説明じゃ、やはり選挙前と後と違うということですよ。この機構を、新しく独法をつくるというんですよ。  社会保険病院なり厚生年金病院、これは地域、過疎地においては必要ですよ。しかし、それを束ねて二万四千人の職員をさまざまな事業にしっかり頑張って...全文を見る
03月10日第174回国会 衆議院 文部科学委員会 第6号
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○菅原委員 自民党の菅原一秀でございます。  今、日本という国を取り巻く閉塞感といいますか、いろいろなことを最近考えるわけであります。いかにこのデフレから脱却して、成長戦略をなし遂げて財政再建をしっかり具現化をする、そして、年金、医療、介護の社会保障というものをしっかり多くの国...全文を見る
○菅原委員 今おっしゃった言葉にすごく似ているんですが、知らなかった、私は知りませんでしたという言葉が実は子供の間で非常に蔓延をしている。これはネットでも出ているんです。宿題をやってきたか、いや知らなかった。大人の世界で、二月十六日に始まった確定申告、総理が払っていないんだから我...全文を見る
○菅原委員 政治の世界でも一般社会でも、やはり誤ったことがあったらきちっと謝って、そしてまた正す。これは、政治、今の勢力を守る、守らない、そんなレベルの話じゃなくて、今後の日本の根幹にかかわることでありますから、これはきちっと再認識をしていただきたい。大変僣越でございますが、そう...全文を見る
○菅原委員 いろいろとおっしゃられましたけれども、けさのけさホームページに書いてあって、特定扶養控除は現状のまま維持をすると書いてある。それで、今おっしゃったのは、民主党内のあるいは政府税調内の議論であって、当然、政務三役が財務省なりに議論をする。それは、ある意味では相撲をとると...全文を見る
○菅原委員 大臣は文部科学行政のトップですよ。現状のままというのは、高校生部分が廃止になって、何でこれが現状のままでマニフェスト違反に当たらないんですか。そういうことを教育行政のトップはやってはだめだ。その言葉はおかしい。これは全国でインターネットで聞いていますよ。小さな問題だけ...全文を見る
○菅原委員 野田副大臣、ここで結構でございますので、ありがとうございます。  あわせて文科大臣、同様の問いをお願いします。
○菅原委員 財務省と文部科学省がそれぞれ違う答弁をしております。整合性にこだわり過ぎて物事の本質を失っている。その一つの考え方として控除から給付という流れがあるとすれば、それはそれで一つの考えだから、堂々と言えばいいじゃないですか。それを、何だか閣内不一致という指摘を恐れるがため...全文を見る
○菅原委員 これはやはり、東京や大阪、極めて深刻な問題であって、結局はそれが生徒なりその家庭にと負担が及ぶことがないように、きっちりお願いをしたい。  私立高校の問題について触れます。  きのうの参考人質疑の議論でもございましたが、やはり都市部と地方、この平均授業料の額が公立...全文を見る
○菅原委員 これは、やはり実態に即してそうした手立てというのが必要だと思いますので、きちっとこれは検討していただきたい。  時間がございませんので、私どもがマニフェストにも掲げてきました給付型奨学金、これは、すべての生徒の格差が固定化しない状況においてしっかり勉学に励んでいただ...全文を見る
03月12日第174回国会 衆議院 厚生労働委員会 第8号
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○菅原委員 自民党の菅原一秀でございます。  子ども手当の前に、まず、大臣、天下り問題、これについてお尋ねをしたいと思います。  歌謡曲に、「昔の名前で出ています」こういう歌がありますが、大臣にはこの言葉は当てはまらない。去年の今ごろは、ここでさんざん、この席であなたは、天下...全文を見る
○菅原委員 天下り問題に通告も何もないですよ。大臣の基本的な大臣としての政治姿勢を聞いているだけであって、しかも、御本人が去年言ってきたこと、これが全く覆されている、こういう人事なんでしょう。これがおかしいと言っている。  今いろいろと言いましたけれども、プロセスはあった。しか...全文を見る
○菅原委員 所有権という言葉を使っていないけれども、この条文から読めば、親、または準ずる祖父母ということもあるんでしょう。間違いなくそういうふうに読み取れるわけですよ。  したがって、子供は、いざそれが家庭に入った場合、僕の子ども手当どうなったのとお父さん、お母さんに聞くと思う...全文を見る
○菅原委員 大臣は、エプロンして人のうちを掃除しに行ったり、そんなことをやっている場合じゃないんですよ。今、子ども手当を議論しているんだから、小学校、中学校、特にこの子供たちの声をじかに聞くべきですよ。全く聞かないでこういう法案を通そうとしている、これがまず問題。  それから、...全文を見る
○菅原委員 いや、ちょっと待ってください。さんざん天下りのところで余計な答弁を堂々めぐりで繰り返して、大事なときに……(発言する者あり)  いいですか、一昨日、鳩山総理がここで答弁をされていました。日本国籍を持たない在日外国人労働者に支給することについては、平成二十三年度の本格...全文を見る
○菅原委員 やはり、現金で六月にばらまく、これはずばり参議院対策。それで、十月、また来年の二月。来年の二月にまた支給するということは、何ですか、これは。全国の統一地方選挙、この統一地方選挙に対するばらまきじゃないですか。全くもって、制度設計もなっていない、財源も確たるものがない。...全文を見る
03月31日第174回国会 衆議院 厚生労働委員会 第13号
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○菅原委員 きょうは、一般質疑ということで時間をちょうだいいたしました。自民党の菅原一秀でございます。  まず、少子化対策、子育て支援についてお伺いをしたいと思います。  世界一の長寿国家になった我が国日本、今最も喫緊の課題はこの課題であると認識をいたしております。私自身、練...全文を見る
○菅原委員 郵政の問題もそうなんですけれども、あるいは普天間もそうですけれども、同じ閣内で右行ったり左行ったりして、そのたびに国民が、どうなっているんだというクエスチョンマークを投げかけている。この問題も、いわば財源がない中で見切り発車をしてしまって、しかも、来年については、今お...全文を見る
○菅原委員 三千五百三十四億というのは、通年、これまでの政権でもほぼ確保してきた予算だと思うんですね。  また、今レトリックがあって、消費税を上げるか上げないか言わないで、消費税以外の税制の改正をするというような話、言ってみれば非常にぼやかしていますよね。これだけお金がなくて財...全文を見る
○菅原委員 先ほど申し上げたように、いろいろな条件緩和をしていただきました。しかし、実際に一人で助産所で頑張っている高齢のおばあちゃんが、書類も書かなきゃだめだ、申請もしなきゃいかぬ、片っ方で、急にやってきた分娩の状況に立ち会わなければいけない、こういう現状があるんです。やはり、...全文を見る
○菅原委員 大臣の検討にもいい検討があるのかなと今思ったんですが、ぜひお願いをしたい。  ただし、九割やっているからという話ではないんですね。九割やっていても、八割診療所がやっていても、七割がいわば困っているんだ、この現状に対応する施策が必要だということであります。  先ほど...全文を見る
○菅原委員 ちょっと話がまた違うんですけれども、私は、出産に関しては、いわゆる正常分娩であろうが異常分娩であろうが、全面保険適用すべきではないかな。確かに、四十二万でフィックスしてやってしまったら都会なんか大変ですから、これは段階をつけてでも。  子供が生まれると、どうでした、...全文を見る
○菅原委員 それはまた議論を深めていきたいと思います。  ドラッグラグ、ワクチンラグについてお尋ねをしたいと思います。  私の父親も、また祖父母も、ともにがんで亡くしました。したがって、私も若いときからがんの治療やがんの検診、あるいは、国会議員になって議連のメンバーとしても努...全文を見る
○菅原委員 その答弁だと私の質問をなぞっているだけのお話であって、いかに大胆にやるか、具体的にぜひ今度、次回示してほしい。あわせて、やはりこのドラッグラグ、ワクチンラグの問題は、提供側だけじゃなくて、患者の側、患者の目線に立ってしっかり取り組むということをぜひ銘記していただきたい...全文を見る
04月09日第174回国会 衆議院 厚生労働委員会 第16号
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○菅原委員 自民党の菅原一秀でございます。  幾つか質問をさせていただきます前に、まず確認をしておきたいことがあります。  長妻大臣が九月十七日に、就任をされて、厚労省の講堂で訓示を述べられたわけですね。非常にいいことを言っているんですよ。国民の命と健康を守る非常に重要な役所...全文を見る
○菅原委員 マニフェストに文字で書いているいないといういかんにかかわらず、長妻大臣とも私は何度もテレビ討論に出させていただきました、あるいは、選挙区がお隣ですから、街頭では、我々は政権をとったらすぐにこれを廃止するんだと、何度も何度も訴えておられた。これは、地元のおじいちゃん、お...全文を見る
○菅原委員 今、長浜副大臣から御説明のあったこの協会けんぽでありますが、今お話あったようないろいろとやりくりをしてみても、やはり保険料率八・二パーから九・三%に、言ってみれば、割合でいえば二割引き上げる。その抑制のために、新たな財源として、今お話あった六百十億つぎ込む。言ってみれ...全文を見る
○菅原委員 あべこべでして、やはり最初から、ボリュームが先にありき、六百十億。それから上げた、足りない分は上げた。逆じゃないですかね。上げないためにまずどうするべきか、国費での追加財源措置を含めて、もっと議論すべきだったんじゃないか。  今回、この法案、たしか去年の十一月に、後...全文を見る
○菅原委員 今前段で大臣が御説明されたのは、組合健保内の財政力の強いところ、弱いところの話であって、何でこんな協会けんぽとのバランスで組合健保から五百億をピンはねしなきゃいけないのか。  後でお話ししますけれども、保険者側も先が見えないから、小手先のことで、しかも、どういう医療...全文を見る
○菅原委員 いや、組合がありがたいというのは答弁じゃなくて、こういう制度設計で、小手先の改正をやって、結局は医療費が膨らむようなこと、やはりこれはあってはならない。もうこの改正案は私は断固反対をしていきたいと思います。  話をがん対策に移します。  きょうは四月九日でありまし...全文を見る
○菅原委員 足立政務官とは、そういえばそのがん対策のシンポジウムで数年前御一緒したこと、今思い出しましたけれども、やはり法制化だけが道じゃないとおっしゃいましたけれども、では、その背番号制といいますか、国民のそうした現状を本当にきめ細かに把握できる体制がすぐにでもできればいいんで...全文を見る
○菅原委員 がん拠点病院の実態、やはり今のお話はよくわかるんです。ただ、そもそもの、がん登録を今法制化していない中で、まあ、法制化だけがいいとは言いませんけれども、実態が類推、推測でしか出てきていない百五十二万人という数字、これに対して果たして、今お話あったような、カバー率が二割...全文を見る
○菅原委員 ぜひこれは確立をしていただきたいと思います。  それと、今、がん拠点病院において、相談センターが随所にあります。これは医療圏の一つなんだと思いますけれども。例えば、病院とは切り離して、都道府県ごとにこうしたいわば中央相談センターのようなものを設けるお考えはないでしょ...全文を見る
○菅原委員 実態の把握、それもまたお話をされながらの答弁ですけれども、御自身が、二人に一人が亡くなって、日本を百人の村としたら四十五人ががんにかかるというお話をされているにしては、何だか他人事のようなお話。非常に、もっとこれはきちっと、拠点病院を知らない、あるいは、病院だとどうか...全文を見る
○菅原委員 入院で、パッケージで治療できればいいけれども、やはり幾つかの医療機関にかからなければ治療が完結できない、こういう状況の中で、逆にその状況に保険制度なり高額療養費制度の改正をして合わせてあげるべきではないでしょうか、私はこう考えています。ぜひこの点、今後もまたこの問題は...全文を見る
○菅原委員 今、政務官、いみじくも、かかりつけ医を持とう、そう言って、開業医の再診料を下げてしまった。こういうパラドックスもどう説明するのかな。これはまた、今あえて問いませんが。  今お話があった中で、日本の医療の高度化、それはある意味では、側面では、医療のあるいは医師の専門化...全文を見る
○菅原委員 引き続き、また詰めていただきたいと思います。  最後、先般も少しお話ししましたけれども、出産育児一時金の引き上げに関して、民主党のマニフェストに四十二万円を五十五万円に引き上げますと、子ども手当の上に書いてあるんですね。これは今回の子ども・子育てビジョン、これに入っ...全文を見る
○菅原委員 時間が来たので、次回以降、また詰めていきたいと思います。
04月09日第174回国会 衆議院 内閣委員会 第5号
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○菅原議員 中川議員におかれましては、公務員制度改革、まさにライフワークとして取り組んでおられることに敬意を表する次第でございます。  今お話しの点でございますが、霞が関というのは、やはり民間企業と違いまして、民間と隔絶した極めて特異な身分制度あるいは共同体構造、こういったもの...全文を見る
○菅原議員 OBのあっせんいかんにかかわらず、聖域なく民主党は天下りを根絶する、選挙のときこう訴えておられました。  しかしながら、この七カ月間、OBのあっせんと言いながら、水面下で役所のあっせんが存在をしているということは、いわば霞が関では公然の秘密でありまして、今お話があっ...全文を見る
04月15日第174回国会 衆議院 本会議 第22号
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○菅原一秀君 自由民主党の菅原一秀でございます。  私は、ただいま議題となりました医療保険制度の安定的運営を図るための国民健康保険法等の一部を改正する法律案につきまして、自由民主党・改革クラブを代表して、反対の立場から討論を行います。(拍手)  鳩山内閣が発足して七カ月がたち...全文を見る
○菅原一秀君(続) これだけ理念なき、財源なきばらまきを繰り返し、財政破綻への道を歩み、安全保障の基軸である日米同盟を揺るがし、天下りは聖域なく根絶すると言っていたことをいとも簡単に覆す。そして、この医療保険制度の改悪。国民の負担と不安は増大する一方です。  今だけがいい政治、...全文を見る
04月16日第174回国会 衆議院 内閣委員会 第7号
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○菅原議員 村上委員が質問の冒頭で、やはり政治の掃除をしなけりゃいけない、あるいは霞が関の長年のうみを出すと。これはもうお互い共通のことであります。  十九年の改正から二十年の基本法を制定したときには、自民党と公明党と民主党は、今後の改革について合意をしていたわけでございます。...全文を見る
○菅原議員 人事院の級別の定数管理の移管に関しての御質問だと思います。  基本法の十一条の第二項の規定に沿って、総務省と人事院、財務省も含めたその他の人事行政に関して担っている機能を内閣官房、人事局の方に移管をする、このことと、今のお尋ねの労働基本権の制約にかかわる部分だと思う...全文を見る
04月21日第174回国会 衆議院 国土交通委員会 第14号
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○菅原委員 自民党の菅原一秀です。  大臣が最後に余計な答弁をかなりしましたので、質問時間が大幅に減りました。成田空港を上がって、上空からすぐ戻るくらいの時間しかないこの質疑時間、まあできる限りいろいろと議論をしていきたい、こう思っております。(発言する者あり)
○菅原委員 今いろいろとお話がありましたように、この一兆円もつぎ込む、税金をつぎ込む今回のJAL問題、今激高している場合じゃない。やはり冷静に、私どもも、いろいろな今までの経過は甘んじてお受けしたいと思う。しかし、せっかく御自身が、このどら息子を何とか再生したい、こうおっしゃって...全文を見る
○菅原委員 二十二日でも二十四日でもいいんですけれども、当時から法的整理は一切考えていない。しかし、今、考えているかのごとくの答弁でした。それで、一貫していると言いました。  例えば、九月の二十二でも二十四でもいいですよ、法的整理も含めて対策を考えているというならまだ一貫してい...全文を見る
○菅原委員 余って使わなきゃいいという話じゃなくて、これはプレパッケージ型の会社更生法なんです。だから、対外的な意味合いを含めれば、やはり信用ということを確立するためにはある程度のそういう余裕があってしかるべきというならわかるんだけれども、何だか理由抜きに、余っていても構わないと...全文を見る
○菅原委員 私も、私ごとですけれども、実家が建築会社で、数年前に倒産をしました。でも、再生法を受けられる会社というのはほんの一握りで、やはり中堅以上なんですよ。そういうことを考えたときに、全くゼロになってリスタートするということはやはり大事でありますから、これはまた後で議論したい...全文を見る
○菅原委員 その役人の書いた答弁を読んだってだめですよ。  つまり、赤字を税金で補てんしている上に、新たな小型機を買う。だから、一般の、全日空とは言わないけれども、例えばJALが数年前までの健全な経営状態にあるのであれば、こういったリニューアルということも考えられる。しかし、つ...全文を見る
○菅原委員 特に稲盛さんとは御縁はありませんが、リストラしたことがないと言っている稲盛さんが本当に大なたを振るえるかどうか。これは、やはり政治的なさまざまな判断といいましょうか、指導といいましょうか、絶対にこれは必要だと思います。  あわせて、機材のことは先ほど触れましたけれど...全文を見る
○菅原委員 とするならば、どれくらい、数字で言ってください。国際線、どのぐらいやはり撤退すべきだと。  私は、やはり長距離の余りにも赤字を出しているところはばっさり切るぐらいのことをやらないと、無理だと思いますよ、これは。垂れ流しして、それで全部その都度税金で賄う。どうですか。
○菅原委員 政治生命をかけてJALを再生すると言った。それで、国際線をどれだけ削るか、国際線が一番赤字の元凶になっている、これをどうするかと言ったならば、今度、そうしたならば、法律があるからと。その答弁ではやはり伝わってこない。  もう時間がないから、最後に。  いろいろ、今...全文を見る
○菅原委員 今、重要な答弁をしましたよ。六月末、ずれることもあり得る。こんなことを言ったら、主要行はおろか機構だってびっくりするし、政投銀だってそうですよ。これは、六月というデッドラインを、政治的な主導も含めてここに行き至ったわけです、ようやく一月十九日から。それだって、六カ月も...全文を見る
04月22日第174回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第4号
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○菅原委員 自民党の菅原一秀でございます。  四人の参考人の先生方には、とてもとても二十分じゃお話しし切れない、一日聞いていても本当に時間がなくて困るのではないかというくらい重要なお話を賜っておりまして、本当にありがたく思っております。  虐待防止法が制定されてちょうど十年た...全文を見る
○菅原委員 次に、同じく柏女参考人と宮島参考人にお尋ねをしたい。  社会養護施設、とりわけ里親の数がだんだん減ってきて、児童養護施設はふえたというものの、今、全国で五百六十九カ所。しかしながら、その状況に対応し切れない、相談所の職員の数もなかなかままならない。こうした状況の中で...全文を見る
○菅原委員 現場の貴重な声をありがとうございます。  実は、先般、児童養護施設にこの委員会で視察に行ってきました。そこに入所している子どもたち、乳幼児の子が多かったんですが、非常に表情が不安といいましょうか、不安定な表情をしていて、我々が行くとすごくおののいているといいますか。...全文を見る
○菅原委員 高橋参考人のお話の中に、親としての心構えといいますか、人間としての当たり前のことを今なかなか学ぶ機会が喪失をされてしまって今日に至っているという御指摘もあります。しっかり抱いておろして歩かせるということは、まさに子どもへの愛着をしっかりつくり、そしてそこから分離して自...全文を見る
○菅原委員 終わります。ありがとうございました。
04月23日第174回国会 衆議院 内閣委員会 第10号
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○菅原議員 お答えをいたします。  民間人材登用・再就職適正化センター、この副センター長、現在の官民人材交流センターの副センター長は民間から起用いたしておりますので、このセンターにつきましても、やはり民間人の人材登用ということを考えますと、同様に民間人であるというふうに考えてお...全文を見る
05月20日第174回国会 衆議院 決算行政監視委員会第四分科会 第3号
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○菅原分科員 貴重なお時間をちょうだいしました。身近な問題を大きく二つ、まず一つ目は、東京外環の問題についてお尋ねをしたいと思います。  私は地元が東京練馬でございまして、この外環の問題、まさに地元の問題としても大きな関心を持ってまいりました。また、今からちょうど十一年前、一九...全文を見る
○菅原分科員 基本的なお考えはわかりましたが、国会が通常どおり閉会をすると、あと一カ月を切っています。四月十三日に出した法案がいまだにたなざらしになっている。これはやはり政治の不作為、あるいは政府の不作為、こう言われても仕方がない。この点は後で聞きます。  今お話があった施行方...全文を見る
○菅原分科員 ちょっと別の議論をいたしますが、四月九日の再検証結果におきましては、いわゆる利便増進事業を利用して有料道路として新たに整備するもの、この一つにこの外環の関越から東名まで、それともう一つは愛知県の名古屋環状の二号線、この二区間で最後というふうな表現をされているんですね...全文を見る
○菅原分科員 その辺、今の民主党政権あるいは党とのかかわりといいますか、お考えで示されている現状では、やはり有料道路で整備しないということであると、いささか心もとない、本当にできるんだろうかという懸念が残りますから、この辺はよくしんしゃくをしていただきたい、このことを申し上げてお...全文を見る
○菅原分科員 今の御答弁をしっかり受けとめて、またこの問題は与野党を超えてぜひ進めていただきたい、進めていこう、こう思っております。  次に、身近な問題の一つといたしまして、石油系の溶剤を使ったドライクリーニング店、あるいはドライクリーニング工場の問題についてお尋ねをしたいと思...全文を見る
○菅原分科員 去年の七月と十二月に国が行政指導をしているわけですよ。なのに、今、私がお尋ねをした用途地域ごとの数を把握していない、調査をしていない。このこと自体、やはりおかしいと思うんですね。  今、消防庁からお答えありましたように、その前に厚生労働省からお答えありましたように...全文を見る
○菅原分科員 去年の七月と十二月に行政指導をして、ある意味ではもう一年近くたっている。一月から調査をしたけれども、約三カ月たって七割というのはややピッチが遅い、こういうふうに思います。  毎日、クリーニング屋さんの店主たちは本当に一生懸命頑張っているのに、降ってわいたようなこの...全文を見る
○菅原分科員 非常に大事な答弁をされたと思います。また、デリケートな問題であります。クリーニング業法は厚労省、しかし、そこにかかわる建築基準法は国交省。したがって、これはもう我々若手議員でいえば、自民も民主もなく、やはりこういったことは、垣根を越える、縦割り行政の弊害をなくすとい...全文を見る
○菅原分科員 まず、お話あったように、クリーニング屋さんがまじめに頑張っているその環境の担保ということ、あわせて、今、当然そこの周辺、仮にそこが住宅地であれば、周辺住民の安心、安全というものは確実に担保されなければいけない。  しかしながら、今の現状においては、結局、この先営業...全文を見る
05月21日第174回国会 衆議院 厚生労働委員会 第22号
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○菅原委員 自民党の菅原一秀でございます。  法案その他の審議に入ります前に、通告はいたしておりませんが、長妻大臣に冒頭お尋ねをしておきたいと思います。  きのうも本会議で議論がございました。今まさに宮崎県を直撃している口蹄疫問題。きょうは、五月の二十一日でございます。四月の...全文を見る
○菅原委員 今答弁いただきましたことは万全を期していただきたい。  あわせて、やはりこの問題が長期化しますと、酪農家の方々は、まさに自分の人生がどっちの方向に行くかわからないくらいの大変な、悲惨な状況ですよね。そうすると、心身ともに憔悴し切って、メンタルケアの問題なんかも出てき...全文を見る
○菅原委員 いわゆる医学的あるいは科学的に人体に影響はないであろう、その食肉を食べても大丈夫であろう、これは今直近の分析、解析によっての現況かと思うんですが、今申し上げたようなメンタルケアを含め、今後、さまざまなことが発生しかねない。したがって、よくこれは農水省と連携をとり、また...全文を見る
○菅原委員 政務官の御答弁はそのとおりの説明かと思います。  私は、大臣に、この独法全廃もしくは抜本見直しということと今回の新たな独法の創設、このそごがありませんかと大臣にお尋ねをしておりますので、大臣からお答えをいただきたいと思います。
○菅原委員 というと、民主党のマニフェストというのは、今やもう、国民からすれば、マニフェストというのは詐欺行為だというくらいの、物すごく声が上がっています。これはこの前も本会議で私が申し上げたように、マニフェスト選挙、マニフェスト政治というものそのものの地盤沈下を起こしているくら...全文を見る
○菅原委員 この議論は、平成十六年に、年金保険料を今まで人件費なんかにも使っていたのをやめて、これは国庫から入れようと。ただし、事務費に関しては保険料から適用することもやむを得ない、こういう我々の政権時の改革の一つの流れもあったわけですけれども、それでもだめだと言ったんですよ、民...全文を見る
○菅原委員 今の御答弁の中で、病院の独立採算上の運営に関しては投入されないのは、当然といえば当然だし、これは我々の時代からそういう流れをつくってきました。  今私が申し上げたのは、そもそもの本省の年金局の社会保険事業運営費の方に年金の保険料は使われているじゃないか、このことを指...全文を見る
○菅原委員 じゃ、おかしいじゃないですか。この法案に、新たな国民負担、税、保険料は求めないと銘打ってある。新しく独法がこれでできるわけでしょう。新しく独法ができて、そこにおさまる傘下の病院に税制上の優遇措置を適用すると今言いましたよね。これは新たな国民負担じゃないですか。税制上の...全文を見る
○菅原委員 それは、表紙をかけかえればそのとおりの御答弁だと思うんです。  ただ、ここには、新たな国民負担は求めないと。ということは、我々の進めてきたRFOの病院売却、これはもうなるべく病院を売却して、その売却益を年金財政に還元させようということで流れをつくってきたわけなんです...全文を見る
○菅原委員 だったらば、そういう新たな負担を求めないという言葉、文言自体をあえて載せる必要はないと思うんですよね。そういう条文上のつたなさというか拙速さというか、何か法案の中に参議院選挙が盛り込まれているがごとくの、何かそんな感じ。万事そうですよ。  ちょっと、これだけ民主党の...全文を見る
○菅原委員 何も鳩山さんのお金の問題や小沢さんのお金の問題だけじゃなくて、マニフェストが、そのもの自体が崩壊をしているということ、その他いろいろとこういう部分にあらわれているんだと思う。だから、やはり、実質仮にプラマイがゼロということであるとするならば、私は、こういう文言はあえて...全文を見る
○菅原委員 実際に、日赤、済生会等々、交渉に当たったのかどうか。  今、足立政務官の答弁がそういうことであるとするならば、先般も指摘したように、なぜ、同じ独法で国立病院機構に移管をすればいいだけの話なのに、どうなんでしょうか。これは、今の御答弁がそのままだとするならば、国有財産...全文を見る
○菅原委員 国立病院機構は縮小する方向にある、だからそこには、傘下に盛り込まないんだと。だったらば、新たな独法をつくる方がよっぽど、その独法の縮小傾向と逆行するわけでありますね。これはやはり国民的に見ればおかしいですよ。マニフェストに独法をつくらないといって、新たに、こうした地域...全文を見る
○菅原委員 今の後段のお話ですけれども、社保庁改革論議のときには、確かに、例えば過疎地で、あるいは僻地における、医療ニーズがあってもなかなか提供体制が整っていないところにおける必要性は、私どももよくそれは認識をし、残すべきものは残さなければいけないという議論もございました。  ...全文を見る
○菅原委員 今、その前に政務官が、新しい独法、機構において採用に関してはやるんだと、次に質問しようとしたことを先に答えてしまっているんですけれども、この全社連や厚生年金事業団の役職員、そっくり移行するのではない、でも、それは機構で新たに採用方針を決めてやると。では、その具体的な選...全文を見る
○菅原委員 今の御説明における、機構において採用していく。しかし、今のお話だと、あくまでも現在の全社連や厚生年金事業団における採用方針なりその方向性をそっくり継承するような、そういう今認識を持ったわけなんですけれども、たしか、この法案が本会議にかかったのは去年の十月なんですね。も...全文を見る
○菅原委員 いや、それをみずから言ってしまったのであれば、馬脚をみずからあらわしているようなもので、確かに今言ったことは、去年の二月ごろの予算委員会で、大臣が、中央省庁の関与がなくても、OBの間でルーチン化して誘うことにより、数珠つなぎで天下っているケースについては、当時の政府、...全文を見る
○菅原委員 いろいろ御説明がありましたが、五代以上続いている独法のうち、例えば労働者健康福祉機構の理事長、これは該当しているんじゃないですか。これは政権がかわってからですよ。それから、ことしの公募でも、全体として公務員OBが六名も就任している。説明は、公務員経験者だから不適格では...全文を見る
○菅原委員 今の答弁では、理事長が、理事長がといって逃げておられますけれども、独法の理事長を面接するなら、わかる。ところが、理事のポストに関してわざわざ厚労のトップの大臣が面接をする。これは異例のことですよ。  しかも、独立行政法人通則法の第二十条の三項には、役員の任命について...全文を見る
○菅原委員 通則法の二十条に関して大臣が違法行為を犯しておりませんか、どういう御認識ですかということを聞いているわけですよ。  もしこんなことを金科玉条としてやれば、大臣が野党時代にやり合った役人はみんな首を洗って待っていなきゃならないじゃないですか。やはり個人的な感情をこうい...全文を見る
05月28日第174回国会 衆議院 厚生労働委員会 第24号
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○菅原委員 おはようございます。自民党の菅原一秀です。  今、この場に立ちまして、この改正法案、ようやく審議が始まって方向性が見出せる、非常に遅きに失するとも言えましょうし、そしてまた大事なことだ、こう思っております。  そもそも、この障害者自立支援法、まさに障害を持つ方々が...全文を見る
○菅原委員 民主党案並びに自公案、ともに法文を読んでみますと、おおむね同じくする考えが見受けられます。  ただ、その一方で、それぞれまた特色もあるやに感じているわけでありまして、そこで自公提案者に確認、お尋ねをしたいと思うんですが、今回、この法案の中に成年後見制度の利用支援事業...全文を見る
○菅原委員 非常に大事なポイントでありまして、この障害者自立支援法、いわば机上の議論であっては当然だめだ。また、私どもも現場に赴き、実態を把握し、また団体の皆様、障害を持つ方々からその声を真摯に受けとめて、それを法律にちりばめていく、これが国会の役割であろうと思っております。 ...全文を見る
○菅原委員 政府側もそういうような御答弁でございますので、ぜひともお進めをいただきたい。  また、共通項のもう一つに、障害者がグループホームやケアホームに入居する際の家賃を補助する仕組み、これを設けているわけでございます。この点、どのような制度を導入するのか、そしてまた、その補...全文を見る
○菅原委員 最後にお尋ねをしたいと思います。  障害者の皆さんの実際の声として、移動にかかわる支援をぜひ拡充してほしい、さまざまなお声をいただいているわけであります。  今回のこの法案にも、重度視覚障害者に対する移動支援については、同行援護ということで、個別給付とされておりま...全文を見る
○菅原委員 これで終わりにしますが、大変重要なことでありますので、ぜひお進めをいただきたい。同時に、この自立支援法の改正と同時に、やはり今回俎上に上がったけれども先送りされてしまいましたハート購入法並びに障害者の虐待防止法、これに関して、早急に俎上に上げていただいて、しっかりと議...全文を見る
06月14日第174回国会 衆議院 本会議 第36号
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○菅原一秀君 自由民主党の菅原一秀です。  自由民主党・無所属の会を代表して、質問をいたします。(拍手)  その前に、先ほど菅総理が言われました、質問通告が遅かった。安倍政権の時代、私も政務官をやっておりましたが、民主党は全く通告をしてきませんでした。  もとより、菅総理、...全文を見る
11月10日第176回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○菅原委員 自民党の菅原一秀でございます。  私は、地元選挙区が東京の練馬区、菅総理のお隣でございまして、いわば隣組。その隣組の地元で朝二十年間も街頭活動をやってきましたが、街頭に立っておりますと、つい先日までは、保育園をふやしてほしい、あるいは特養が必要だと、いわば身近な問題...全文を見る
○菅原委員 毎度毎度の刑事訴訟法四十七条、これは後で聞きます。  私が申し上げたのは、この三時間半のVTRを編集するということは、そこに編集者の意思はなかったんでしょうねと。あったら重大問題だから聞いているわけですよ。どうですか。
○菅原委員 きょうは、海上保安庁長官がお見えであると思います。  当初、船がぶつかったその日、DVDを編集してこれをマスコミ報道に流そう、そういう準備を進めていた、たまたまきょう読売新聞を見ましたら、そういう記事が書いていた。当初、海上保安庁は、DVDにおさめて一般に公開しよう...全文を見る
○菅原委員 記憶のある人もいらっしゃるかもしれませんが、九年前、平成十三年、奄美大島の沖合で北朝鮮の不審船がまさに銃撃戦に転じた。あのとき、海上保安庁、その事件の二日後に国民に公開したじゃないですか。何で今回公開しないんですか。公開しても当然だという感覚、間違っていますか。
○菅原委員 海上保安庁の要員が命がけで海で日本を守っている、それはよく理解をしております。しかし、あのときは、銃撃戦をやった、そのことを二日後に公開していながら、今回我が国が、海上保安庁の船が中国船にぶつけられて、そしてそれを出さないというのは、本末転倒、おかしいですよ。このこと...全文を見る
○菅原委員 読売新聞の記事に、よく長官が野党時代に報道によればと言っていたことを用いれば、きょうの新聞に、官邸サイドから中止、いわばDVDを作成しようとしていた海上保安庁の、今回の事案に関して、事件のVTRをDVDにおさめようと準備を進めていた、そのことが官邸サイドの何らかの力で...全文を見る
○菅原委員 都合が悪くなると、承知していないとか覚えていないとか、いろいろあります。  そこで、今回のこの九月七日に起きた衝突事件、若干経緯をひもといてみますと、まず七日に事件が発生した。その後、船長を逮捕した。そして、二十五日の未明に処分保留で中国に帰した。その後に、九月の二...全文を見る
○菅原委員 その部分が長官が言われる国家機密であるとするならば、そこの部分だけ消して全面公開したらどうですか、テープを。どうですか。
○菅原委員 わからないのは理解不足。今長官がおっしゃった三時間三十分のビデオの全面公開を初め、おっしゃったことをすべてやればいいんですよ。あるいは、やるかどうかを委員会あるいは国会で議論すればいいじゃないですか。何だかへ理屈ばかり言って。  総理に聞きます。総理、いいですか。あ...全文を見る
○菅原委員 総理も、朝早く起きて報道番組をごらんになるのはいいと思います。ただ、この委員会で取り上げられた四十四分のユーチューブに投稿された今般のビデオ、これは、長官は見ていらっしゃるの。だれも見ていないの。この閣僚で見ている人、手を挙げてください。二人。  総理、あなたが見な...全文を見る
○菅原委員 全く為政者としての意識、希薄である、つくづくそう思いますね。  九月の二十一日、中国の報道局の姜副局長、海上保安庁に対して、事故のビデオを最初から最後まで一部始終公開するよう求めてきているんですよ。あのときにその言質をとって公開しておけば、中国のさまざまな今回の事案...全文を見る
○菅原委員 その前文は私も承知をしております。ただし、その後段で、このビデオを最初から最後まで一部始終公開するようと、向こうの会見の場で公に言っているわけですよ。この言葉をとらえて公開しておけば、今日のようにダッチロールしなくたって済んだんですよ。そもそもが間違っている。  仙...全文を見る
○菅原委員 今おっしゃった長官の答弁は、四十七条の、まあ文章に主従があるとするなら主の部分。ただし書きがあるのは御存じですね。ただし書きは、四十七条、公益上必要その他の事由があればというただし書きがある。  我が国の海保の船がぶつけられた、このことが、公益上、何も我が国の国益を...全文を見る
○菅原委員 今長官がおっしゃったのは、捜査当局の方々が厳に慎まなきゃいかぬ、我々は政治家ですよ。国民の利益を守り、生命財産を守っている。我が国の海保の船がぶつけられて、公益上の事由、必要性がないという認識を菅政権の総理も長官も持っているとするならば、これは大問題ですよ。おかしいで...全文を見る
○菅原委員 長官は、答弁、いろいろと個性があってよろしいかと思います。みずから、民主党外交を柳に例えられました。しかし、どんなにしなやかで、どんなに強い柳でも、強い風が吹けばぽきっと折れることがある。しかし、日本の外交の背骨は折らないでいただきたい、このことを強く申し上げておきた...全文を見る
○菅原委員 はい。  二〇〇九年マニフェストを、菅総理は代表選のときに、誠実に取り組むとおっしゃったばかり……
○菅原委員 そして、玄葉戦略相は、参議院の一〇年のマニフェスト、これを修正、まあ二階建てにすると。つまり、〇九年のマニフェストに加えて、足りない部分は一〇年の参議院のマニフェストを二階建てにする、修正すると。総理の見解と違うんですよね。この点だけただしておきます。
○菅原委員 では、次の質問でやらせていただきます。  ありがとうございました。
11月17日第176回国会 衆議院 厚生労働委員会 第5号
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○菅原委員 おはようございます。自由民主党の菅原一秀です。  まず初めに、今提出をされました国民年金法の一部改正案、これについてお尋ねをしたいと思います。  この法案は、去年の七月に解散によって審議未了となりました、いわゆる被用者年金の一元化改正法案、そして企業年金の整備のた...全文を見る
○菅原委員 今、副大臣から御答弁ありましたように、無年金あるいは低年金者、あるいは不可抗力である日突然病気や障害になった場合のさまざまな変化に対してあらゆるチャンスを与えていく。二十五年を十五年にする、十年にするということも私どもは訴えております。そうしたことの中で取り組みを図っ...全文を見る
○菅原委員 その答弁は野党のときであったならば通じるんですが、やはり政権政党となって、しかも、これはきちっと二分の一に上げるんだということを担保するのであれば、やはり消費税も含めた税制抜本改革ということは、菅総理や大臣がきちっと、財務省と相撲をとってやるんだという、いわゆる短期的...全文を見る
○菅原委員 この議論の中で、B型肝炎とC型肝炎の和解金額の取り扱いの違いという理由の中に、どうもこれは行政用語として、やはり行政用語なんだなと思わざるを得ない言葉がある。それは、因果関係について相当程度不確実であること、それを理由にしてこの問題をクリアしようとしている。  先ほ...全文を見る
○菅原委員 今大臣が、協議の中でとおっしゃいましたが、最終的には裁判所なんですよね。裁判所が認定しなければ、ほかの確たる構成要因にはならない。とするならば、この認定は裁判所に任せておきながら、因果関係は不確実だと国は、厚生労働省は言っている、それでいて救済については不確実だと言っ...全文を見る
○菅原委員 二点あって、一点目は、十月二十六日は、裁判所が国に対して無症候キャリアに対する一時金支払いについての再考を求めるというふうになっているんです。ただ、多分裁判所の指導で、原告も被告も裁判所も、この内容を明らかにしちゃいかぬというような流れがあるんだそうですね。この辺はや...全文を見る
○菅原委員 そういう報告があったということは確認をいたしました。  大臣にお尋ねをしたいと思うんですが、この問題に関して、当該の全建国保、それから全建国保の組合員有志という方から嘆願書がそれぞれ一通ずつ出ているんですが、一つは九月二十四日、一つは十一月十日、これに間違いありませ...全文を見る
○菅原委員 そうなんですね。かなり広範にこの嘆願書が来ていて、私の手元にもあるんです。  これは、こういうことが書いてあるんですよ。巨額な返還命令で組合を兵糧攻めにしないでほしい、返還命令は組合が存続可能な範囲でお願いします、納期はあらかじめ長期に分割して、延滞利息はかからない...全文を見る
○菅原委員 今、副大臣、冷たいようであるという言葉は取り消した方がいいな。どうですか。冷たいも何も、これは厳然たる法に基づいての指導なわけでしょう。
○菅原委員 その一五%の不心得者をつくってきた、その経過によって、保険料だって安く済んだはずですよ。補助金だって、そこでカバーして医療費に充てていた。そのことを考えれば、冷たいようだけれどもという言葉は、私はこれは認められないね。はっきり取り消してください。
○菅原委員 僕は認められません。  それで、十一月も、もうきょうは十七日ですよ。末と言ったけれども、もっとこれは早く出してしかるべきじゃないですか。もう一年たっているわけですよ。このおくれというのは、何か非常に違和感を感じる。  一部報道によると、全建国保から民主党の一部議員...全文を見る
○菅原委員 法律に基づいて適正に対処するのは当然のことです。大臣として、厚生労働省として、政権として当然のことである。しかしながら、この問題に関して一部民主党議員の関与があったとするならば、これはやはり問題である。これは徹底して調査をしていきたい、こう思います。  あわせて、何...全文を見る
○菅原委員 今の言質をいただきましたので、また次回、この問題を追及していきたいと思います。  終わります。