菅原一秀
すがわらいっしゅう
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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02月04日 | 第177回国会 衆議院 予算委員会 第6号 議事録を見る | ○菅原委員 自民党の菅原一秀でございます。 きょうは立春でございます。しかしながら、日本海側の豪雪に見舞われている地域の甚大な被害、雪害。特に高齢者がいわば屋根の上で雪かきをして、とうとい命を落とす。あるいは、農業を初めさまざまな産業にも多大なる影響が出ている県。そしてまた、...全文を見る |
○菅原委員 これについて委員長にはお聞きしません。きょう、総務省においでいただいておりますから、まず総務省、これは質問すると個別の案件ということで答弁を差し控えられるかもしれませんが、あえてお聞きをしたいのは、この資金管理団体は総務省の所管であります。この記載がなかったというのが...全文を見る | ||
○菅原委員 記載がない、しかしお金が出ている。 もう一度聞きます。これは法的な問題はないんですか。もちろん、いわゆる資金管理団体から政党支部、政党支部から資金管理団体、そのお金の行き来はあることは合法的だと思います。しかし、記載がないということについて、これはどう法的にとらえ...全文を見る | ||
○菅原委員 委員長もほっとした顔をされていますが、誤記載、ミスであると。 しかし、委員長、国民の命を守り、そしてまた国民生活を審議する予算、その行司役である委員長が、まかり間違って、このような国民に不安、不信感を与えるような、そういうそしりはやはり避けていただきたい、こう思い...全文を見る | ||
○菅原委員 今、一定の謝罪というふうに受けとめたわけであります。 早速、予算案についてお尋ねをしたいと思います。 まず、財務大臣、直近のタイムリーな話題を二つお伺いしたいと思います。 まず、先般来話が出ております日本国債の格付、この格下げの問題であります。スタンダード...全文を見る | ||
○菅原委員 では、小沢さんの問題は。 | ||
○菅原委員 前段の話については、疎いという言葉が、どう釈明しても、実態がどうだったかにしても、そのまま内外のマーケットに流れるわけですよ。疎いということは、わかりません、その状況に知識、認識がありませんとそのまま伝わっちゃう。だからこそ、その情報伝達管理体制をしっかりすべきではな...全文を見る | ||
○菅原委員 お手元に資料をお配りさせていただいておりますが、これは十二月二十六日の日経新聞です。国内のさまざまなエコノミストがこの予算に対して評価をしているわけでありますが、これは、見て一目瞭然、この押し上げ効果のところ、本当に低い、ゼロあるいはマイナス〇・一という状況になってい...全文を見る | ||
○菅原委員 去年の六月の皆さんの財政の健全化に関する考え方、ここでペイ・アズ・ユー・ゴー原則を明記していながら、今おっしゃったのは三・六兆円。しかし、マニフェストに書かれたものは十二・六兆円ですよ、全部全うすれば。でも、それができていないでしょうということの認識はもう持っているか...全文を見る | ||
○菅原委員 今、財務大臣おっしゃった一・五%というのは、いいですか、政府の経済見通しの実質成長率の一・五なんですよ。私が申し上げているのは、単年度の二十三年度予算で成長率の押し上げ効果は何%あるんですか、これを聞いているんです。もう一度。 | ||
○菅原委員 いや、質問の趣旨がよくおわかりになっていない。 第一、第二、第三でしょう。第三がこの二十三年度予算で、三段で成長を促すというふうに言ってこられた。ある意味では集大成の一つだと思うんですよね、一段階においては。そこで、実質成長率一・五%、これには、例えば設備投資だと...全文を見る | ||
○菅原委員 枝野長官も全く言っていることが合っていません。 実質成長率が一・五というのは政府の経済見通し、それはわかるんですよ。だけれども、おたく方が、民主党政権の政府で出しているこの予算で、経済の成長、書いてあるじゃないですか、この新聞を見てください。日経新聞の民間の試算に...全文を見る | ||
○菅原委員 先ほど財務大臣に私が確認したのは、この予算が三段構えの経済対策のステップスリーだ、ステップワン、ステップツーがあって、ステップ三で成長率をしっかり押し上げる、税収を上げるという説明をこれまでしてこられた。だからこそ、パッケージで一・五というのはわかるけれども、単年度の...全文を見る | ||
○菅原委員 委員長、御差配ありがとうございます。 それで、出すとおっしゃっていました。いつまでに出しますか。 | ||
○菅原委員 皆さん、こういう程度の数値を把握していない状況の中で予算審議しろというのは無理ですよ。おかしいよ、これはやはり。 委員長、いつまでに数字を出すか、ちょっとはっきり…… | ||
○菅原委員 いや、質問のチャンスはこっちの理事にお願いするんだけれども。 いずれにしても、今のをちょっと政府で出してくださいよ。いつまでに出すか、答弁してくださいよ、官房長官。 | ||
○菅原委員 ちょっとここで、いいですか。今の答弁は理解できるんだけれども、では、麻生政権で出したから私たちも出すという話ではないんですよ。平成二十三年度予算を審議する上で、この予算案が日本経済の成長率をどれだけ押し上げるか、その数値を前提にしないと議論できないじゃないですか。 | ||
○菅原委員 今の論議でわかったことは、民主党政権、今の政府には、この二十三年度予算案における経済の成長率押し上げ効果の数値を持ち合わせていないと。自民党で、麻生政権で一%というのを出している。それを出していれば出すかもしれない、そういうことでありましょうから、まず、いかにこの予算...全文を見る | ||
○菅原委員 いろいろと作文をお読みになって、長官らしくないなと思うんですが。 民主党が野党時代は、四千五百四法人に二万五千二百四十五人が天下りして、十二兆一千三百三十四億円のお金が交付されている、さんざんこのことをプロパガンダして、それは、あっせんがあるなしに限らず、再就職を...全文を見る | ||
○菅原委員 長官、できるだけ早くというのは無期延期みたいな話で、きちっと、二月だったら二月、そういうことを答弁してください。 あわせて、民主党さんが野党時代我々に出してきたものについては、もうありとあらゆることを聞かれてきた。我々のこの調査は、金銭に関しての交付は問うていない...全文を見る | ||
○菅原委員 ここで予算審議をしていて、各省庁のその予備的調査をお願いして、去年からお願いしているわけですよ。出している役所が五つあって、出していないところのおしりをたたきなさいと。 ですから、この予算審議、採決がいつになるかわからないけれども、その前にきちっと出してくださいよ...全文を見る | ||
○菅原委員 アズ・スーン・アズ・ポシブルということは答弁になりませんから。予算審議の前提でありますよ。そのファクターであるわけでありますから、ここできちっと、でなければ採決できないでしょう、これでは。理事、どうですか。 だから、ここできちっと答弁、いつまでに出すか。 | ||
○菅原委員 調査室。各省に行っているから、それを…… | ||
○菅原委員 いやいや、自民党から出して、調査の依頼をしているわけ。それについて、官房長官のリーダーシップをもって、各省庁の大臣なり、当該の役所にきちっと……(発言する者あり) | ||
○菅原委員 自民党が去年の十二月三日に各省庁のこの問題に関して予備的調査を依頼して、二月二日に、一月三十一日までにまじめに回答したところの役所の答えは来ているわけ。ところが、十二省庁についてはいまだに答えが返ってきていない。これは、熟議の国会と言いながら、我々の調査権を阻害してい...全文を見る | ||
○菅原委員 では、もう一度聞きますよ。 いつまでに出しますか。 | ||
○菅原委員 委員長が先ほどおっしゃったように、きちっと、いつまでに出すか理事会で諮ってください。いいですね。その結論をまた持ってきてください。 | ||
○菅原委員 では、次に行きます。 官房長官、言いますよ。 事業仕分けの対象になった、財団法人印刷朝陽会というのがあるんですね。財務省の資料が手元にあるんですけれども、官房長官にお尋ねをします。 平成十九年度、この財団法人印刷朝陽会は、独立行政法人国立印刷局の発注額が事...全文を見る | ||
○菅原委員 大変失礼しました。もといで、国立印刷局の事業仕分けでありまして、そのもとに財団法人があるということは後で指摘をしたいと思います。 したがって、この印刷局の国の機関化ということを、当時の座長であった現官房長官が機関決定をした、国の機関化することを最終的に取りまとめた...全文を見る | ||
○菅原委員 今みずからがおっしゃった、むしろ、国が直接やって、その結果、逆にスリム化する、こんなロジックというのがありますか。 だって、独立行政法人というのは、独立行政法人をつくったもともとの趣旨というのは、従来の霞が関の各省庁の事務事業を減量化する、スリム化する、そして高度...全文を見る | ||
○菅原委員 その言質をいただきましたので、また次の議論をします。 不要な資産、これは仕分けでもそういう方向性を示したと思うんですが、約一千億円、市ケ谷センター、大手町の敷地、虎の門工場、こういう資産の売却を自民党時代は進めてきたんですが、これも現物でいわば国に戻すという考え方...全文を見る | ||
○菅原委員 官房長官、今言った三人の中で、あなたに個人献金をしている方はいますか。いたとすれば、過去十年でどれくらい受けていますか。教えてください。 | ||
○菅原委員 これは、政治資金収支報告書を見ますと、この西坂家、政子さんというのは奥様なのかな、信さん、政子さん、章さん、個名を出して大変恐縮ですけれども、十年間で合わせて二千八百二十六万円、これだけ多額の献金を受けているんですね。 これは合法的だから、それはそれでいいんでしょ...全文を見る | ||
○菅原委員 このポンチ絵にあるように、財務省から独法の国立印刷局に天下りをしている。そこからまた印刷朝陽会、これは随意契約が平成十九年まであった。そこの理事長が大蔵省の元局長である。理事に官房長官の岳父である方がおられ、評議員に御友人の弁護士さんがおられ、また親戚が評議員におられ...全文を見る | ||
○菅原委員 委員長、最後に、この三人が官房長官、当時の座長に対してそういう働きかけをしていないかどうか、これは確認が必要なので、参考人招致を求めます。 あわせて、天下りと独法、そして公益法人の事業仕分けについての集中審議、これを求めます。 委員長、答弁ください。 | ||
02月21日 | 第177回国会 衆議院 予算委員会 第15号 議事録を見る | ○菅原委員 自由民主党の菅原一秀でございます。 二月一日にこの予算委員会が始まりまして、いろいろな議論がありました。世界一の長寿国家となった日本が、やはりこれからの年金、医療、介護、そして子育て、また、その財源、それにかかわる税制改革、そしてまた、このデフレからいかに脱却をし...全文を見る |
○菅原委員 この誓約書、書いてあるとおり、御本人が読まないのであれば、私が読みますよ、ポイントだけ。 「当選後、離党などの反党行為は一切行なわないことを、自由民主党および有権者に対し誓約する」ものである。「前項の誓約に違反した場合は政治家としての良心に基づき議員を辞職いたしま...全文を見る | ||
○菅原委員 与謝野さんは、みずからこうしてサインをしていながら、まさに党を離れ、新党をつくり、今度は選挙で戦った相手側の民主党政権に入っている。まさに政治家としての矜持がない。そして、ある意味ではこれは一人の人間としても信義にもとる行為である、多くの皆さんがそう思っていらっしゃる...全文を見る | ||
○菅原委員 私が質問した話と全く違う。この一連の動きが不条理だと国民の多くが思っている、これについてどう思うのか。でも、これ以上、多分総理の答弁、限界がありますね。 次の質問に行きます。 与謝野大臣、あなたは二月二日の予算委員会で、党を離れた理由を聞かれて、不名誉除隊、こ...全文を見る | ||
○菅原委員 私は、何も自衛隊の除隊について言っているわけではない。まさに、不名誉除隊と御本人はおっしゃっている。自民党で出て、そしてまた、無所属になって、会派に入って、こういう一連の流れがこの誓約書からすれば余りにも不条理である、このことについて、いわば一例として申し上げたわけで...全文を見る | ||
○菅原委員 これは報道ベースですから、個別の事案には答えられない、したがって数字はわかりませんが、あれだけオープンになっていた問題でありますから、通常は一五から二〇払わなければいけない。ところが、もしかしたら五%かもしれない。これはやはり真実を明らかにすべきだと思うんですね。 ...全文を見る | ||
○菅原委員 総理まで務めた方が、何年にもわたって申告をしないで、しかも突然みずから贈与税を納めたらば、今度は二年分返してもらっている。まさにこれこそ総理の言う不条理なんじゃないですか。総理、どう考えますか、この問題。 | ||
○菅原委員 菅総理、鳩山前総理がやめたのは、この問題もあるけれども、普天間の問題やらさまざまな問題があってやめた。だから、やめたことをもってこの問題をよしとするというその考えはおかしいですよ。これは国民からすればとてもおかしい。 ましてや、今、確定申告の時期ですよ。本当に全国...全文を見る | ||
○菅原委員 びっくりしました。本来納めるべきお金が返ってきた上に、四・三%の加算金がつく。 これは今、法律で担保されているからということなんでしょうけれども、今、一般国民は、例えば銀行で普通預金の場合、利回りが年〇・〇二%、定期預金だって〇・〇三%ですよ。一億三千万だったら二...全文を見る | ||
○菅原委員 一般論の繰り返しになりますから、ぜひ、委員長、鳩山前総理を参考人としてここに呼んでいただいて、明らかにしてください。ぜひこの参考人招致を求めます。 菅総理、あなたは先ほども、総理をやめたから責任を果たした、こうおっしゃいました。本当に総理の、参考人招致をぜひ。 | ||
○菅原委員 よろしくお願いします。 まさにこの税金問題がこれだけ国民的な議論になっているときに、この問題を不明確なまま、こうした予算審議もできません。ぜひこれは総理のリーダーシップで、鳩山さんをここに呼んできちっと説明させてください。 次の質問、時間があと十分しかありませ...全文を見る | ||
○菅原委員 このゴシックの部分だけ見ても、国が直接行って、逆にスリム化する、こう書いてあるわけですよ。こういう取りまとめをしているわけですよ。 いいですか。もし、この国立印刷局を国に戻しますと、見てください、人件費、今、役員だけで一億五百三十万。確かに、これは国に戻せば、局長...全文を見る | ||
○菅原委員 枝野官房長官の政治資金収支報告書を見ますと、十年でこの身内から二千万以上受け取っている。しかも、聞くところによると、同居していらっしゃる。これは、贈与税、相続税との関係はどうなんでしょうかね。これを議論しますとまた時間がかかります。 ちょっとここで、いいですか、財...全文を見る | ||
○菅原委員 候補に挙がっていたかどうかわからないというのは、候補にするかどうかは民主党さんの仕分けの中でやるわけでしょう。それは大臣として無責任じゃないですか。ちょっと待ってください。これは時間があと一分しかありません。(発言する者あり) 委員長、これだけいろいろなやじが飛ぶ...全文を見る | ||
○菅原委員 本当に、民主党政権になって逆に天下りがふえた。しかも、このように、国の霞が関、そして労働組合のいわば言いなりになっているこの政権。 まさに菅総理、迷ったときは解散しかないですよ。即解散して、国民に信を問うてください。 以上、終わります。 | ||
03月25日 | 第177回国会 衆議院 厚生労働委員会 第5号 議事録を見る | ○菅原委員 自民党の菅原一秀でございます。 まず冒頭、このたびの東日本大地震並びに大津波災害におきまして、きょう現在、既に死者が一万人を超えております。不明者がそれに倍以上の数、そうした被害に遭われた方々に心から御冥福をお祈り申し上げますとともに、その遺族に哀悼の意を表する次...全文を見る |
○菅原委員 聞きましたら、総理は翌日、原発現場に行って、逆に無駄な時間を要してしまったという経過もある。大臣はといえば、三人ぐらいしか行っていないという話がある。やはりこれは、この状況ですから、本部の中で責任を持って、さまざまな指示、情報収集をやらなければいけない。しかし、いっと...全文を見る | ||
○菅原委員 大臣、やはり人の命を扱う、健康を扱う役所のトップでありますから、今おっしゃったことは理解できなくはないけれども、いち早くやはり現地を見て、どういう凄惨な状況なのかということを肌身で感じないと、これはやはり指揮命令系統、私は万般にならないのではないかなと思います。 ...全文を見る | ||
○菅原委員 それと、やはり現地に行って気づいたのは、例えば岩手、宮城、福島、被災県の県の対策本部の物資の受け入れの場所に行きますと、物流センターのごとくの、ある意味では物がかなりそろってきている。ところが、何でそこから先の避難所に行かないのか、ここの機能が全く停滞しているのではな...全文を見る | ||
○菅原委員 今説明があったように、災害弱者は先に避難をさせる、健康な方はまだそこに避難指示を出さない。被曝するのは同じですよ、もし、放射量の高さによっては。これは弱者も健康な人も同じじゃないですか。これはやはりきちっと総理の判断、早急にすべきだ。もう遅きに失するぐらいだと私は思い...全文を見る | ||
○菅原委員 最後にしますが、このアメリカのエネルギー省で出しているデータでは、妊婦においては、この妊娠期間全体で五ミリシーベルトという、ここがもういっぱいいっぱいなんです。これが許容範囲ですよ。なのに、たった二日間で五ミリシーベルトに達してしまうところが三十キロよりも遠いところに...全文を見る | ||
04月27日 | 第177回国会 衆議院 厚生労働委員会 第11号 議事録を見る | ○菅原委員 自民党の菅原一秀でございます。 三月十一日の大震災以来、四十六日目を迎えました。昨日の予算委員会に私も出席をしておりましたけれども、仮設住宅の議論のときに、菅総理が、お盆のころまでには全員入居という発言がありました。 正直といえば正直で、現状を把握した中での答...全文を見る |
○菅原委員 その入居期間の更新についてはぜひお願いをしたいと思いますし、もっとも、住宅がなければ更新も何もできませんから、所管の大臣という立場の中で、政府で仮設住宅の急ピッチな増設ということをしっかりとやっていただきたい、総理にもよく伝えていただきたい、こう思います。 きょう...全文を見る | ||
○菅原委員 弾力的に対応するというお答え、それは本当にありがたいことでありますが、しからば、そういうメッセージをきちっと被災地の企業なりにもっと発信すべきですよ、総理でも大臣でも。この点、どうでしょうか。 | ||
○菅原委員 ACのコマーシャルじゃありませんけれども、思いは見えないけど思いやりは見えるという言葉がありますように、やはりきちっと言葉で被災地に向けて発信しないと、志一つで、何とかネバーギブアップの思いで復興しようと思っている事業主に、やはり勇気と現実的な対応の可能性というものを...全文を見る | ||
○菅原委員 そうすると、それを単純計算しますと一兆数千億円になる計算になりますね。この二事業に関して言えば、通年、大体五千億ぐらいの収入、収支でいえば、いいときで二千億ぐらいのプラスといいましょうか収支が出ている中で、この一兆二千億という借り入れが、本当にこれ、返していかなきゃだ...全文を見る | ||
○菅原委員 保険料を引き上げる云々の話を僕が今からしようと思ったら先にされたわけでありますけれども、保険料は引き上げないとするならば、単年度の黒字とおっしゃいました、単年度の黒字でなくて赤字になった場合、あるいはとんとんになった場合、これはどうするんですか。 | ||
○菅原委員 やっぱり副大臣の方がはっきりした答弁があったので、もう一回ちょっと副大臣の答弁が欲しいですね。 | ||
○菅原委員 まず、この二事業の財政破綻を招かない、そういう方向に引っ張っていかないということが大前提だと思います。雇用の情勢をよくしていく、それはやはり景気を回復させなければいけない、成長なくして当然雇用の回復もあり得ないわけであります。 ただし、一方で、今回の東日本が受けた...全文を見る | ||
○菅原委員 大臣らしいというか大臣らしくないというか、そんなに財務省がおっかないのかな、財務省と相撲をとるのが苦なのかなという思いもしなくはないわけでありますけれども。 やはりこれは会計を破綻させないようにしていくということが大前提であり、かつまた、こういう状況の中で、景気が...全文を見る | ||
○菅原委員 失業手当と雇調金のコラボということなんでしょうけれども、それぞれがまだ万全じゃない状況で、それはちょっと詭弁になりかねませんから、慎重にされた方がいいと思いますよ、大臣。 私はやはり、こういったときは、従来の法律や法文の中でとらえるのではなくて、あくまでも政権を持...全文を見る | ||
○菅原委員 重ねてお願いをしておきます。 求職者支援制度の方に移ります。 サブプライム、リーマン・ショックと続いて、本当に世界経済が大変厳しい状況になり、かつまた、日本においては長引くデフレ状況の中で、いわば深刻な経済危機に至ったのが三年前という状況。そのときに、いわば非...全文を見る | ||
○菅原委員 今の副大臣の答弁で、理論上はそうだし、そういう流れだと理想なんですけれども、実際には法なり制度の裏といいましょうか、網の目をくぐってそういう受給をしている方もいなくはないであろう。とするならば、国民からすればこれは当然納得できませんから、この点はきちっとインターバルを...全文を見る | ||
○菅原委員 あわせて、その訓練機関の方の、教える側の講師の質、やはりこれもすごく大事になってくると思います。 安かろう悪かろうという言葉がありますけれども、数だけそろえればいいというものでもない、かといって、その基準といいましょうか能力を余り狭めてしまうと今度は人が集まってこ...全文を見る | ||
○菅原委員 最後のお尋ねになりますけれども、訓練の質が一定水準以上であるかどうか、そうであるか否かを判断するためには、やはり当該の訓練コースの成果をきちっと適切に測定をするメルクマール、指標、こういったものが必要になってくるんだと思うんですね。それで、その指標を下回ったコースは金...全文を見る | ||
○菅原委員 大臣と副大臣から、菅原委員のおっしゃるとおりというのを七回ぐらい聞いて、対決法案じゃないということなのかなと思いながらも、きちっと形にしていただきたいことを最後に申し上げて、終わります。以上です。 | ||
05月25日 | 第177回国会 衆議院 厚生労働委員会 第15号 議事録を見る | ○菅原委員 おはようございます。自民党の菅原一秀でございます。 介護保険法等の一部改正案の質問に入る前に、東日本大震災、ここにかかわる厚生労働省関係の質問を、まず冒頭、三点いたしたいと思います。 まず、仮設住宅でありますが、この問題につきましては、四月の二十六日、予算委員...全文を見る |
○菅原委員 やはり被災した方々が自分の生まれ住んできたコミュニティーを離れたくない、あるいは、なるべくだったらコミュニティーごと仮設住宅に移行させたい、この取り組みは大変大事なことでありましょう。なおかつ、予定地はあるけれども、なかなか契約に至らない、こういうような状況もあるかと...全文を見る | ||
○菅原委員 きょう現在、避難をされている方が十万八千三百九十四人もおられます。我が身に考えれば、もういたたまれない状況でありますから、これは政府、お盆までというような発言を撤回してでもきちっと対応してほしい、このことを申し添えておきます。 次に、義援金について伺います。 ...全文を見る | ||
○菅原委員 大臣からいろいろと状況説明は伺いました。 やはり、市町村における行政事務が非常に滞っていることもあって、罹災証明が発行されていない、あるいは、罹災証明が仮に発行されたとしても、いわば配付するための事務的な能力が追いつかない。各省や各自治体から応援に行っているわけで...全文を見る | ||
○菅原委員 国民の命と健康を守る、しかも、科学的な知見、医学的な知見は厚生労働省の所管であります。文科省はいつまでたっても紋切り型の答えしか返ってこないし、これは本当に政府内で、余りにもツーレートですよ、しかもツーファジー。この問題は、全国の子を持つ親たちが本当に切実な思いをして...全文を見る | ||
○菅原委員 多分そういうことだろうと思っていましたけれども、ちょっと時間がないので次に進みます。 これまでも議論のありました介護福祉士等によるたんの吸引、この資格の取得の方法、こういったことについてお尋ねをしたいと思います。 今回の改正案では、既に議論がありましたように、...全文を見る | ||
○菅原委員 いや、十分な体制が整っていないんじゃなくて、介護施設があって、なおかつそこの周りに病院、医療関係者がいる場合、それが半径何メーターか何キロかわかりませんけれども、こういうくくりになっているということは、多分、法律をつくる際にいろいろなステークホルダーがいて、それこそ両...全文を見る | ||
○菅原委員 いろいろ議論がありましたが、政権与党として責任ある一言一句を法律にちりばめる、これが原点ではないか。これは、政権がどっちであろうがこういうことだと思いますので、そのことを申し添えて、質問を終わります。 ありがとうございました。 | ||
08月23日 | 第177回国会 衆議院 厚生労働委員会 第26号 議事録を見る | ○菅原委員 自民党の菅原一秀です。 今の田村委員のやりとりを聞いておりまして、本当にきょうの子ども手当特別措置法案、反対していいのかどうか、賛成していいのかどうか、非常に混迷をきわめた感を抱きました。 まず冒頭、厚労大臣にお尋ねをします。 大臣にとって、三党合意とは何...全文を見る |
○菅原委員 どうも聞いておりますと、三党合意に対する感覚が、余り重きをなしていないように感じます。 今、各論でおっしゃいました。今回の子ども手当のあり方について三党合意を持ち得たという説明はあったけれども、本当にそうなのかどうか、またブレークダウンをして聞いていきたい、こう思...全文を見る | ||
○菅原委員 各論に入ります前にもう一点だけ。 今週というか来週というか、民主党の方で代表選が行われるようであります。まだ菅さんがやめると言っていないのに代表選の日にちだけは決まっているという非常におもしろい状況になっているわけでありますけれども、この民主党の代表選のキーマンで...全文を見る | ||
○菅原委員 今、細川厚生労働大臣から明言をいただきました。 懸念されるのは、小沢元代表が、例えば新たな総理が誕生したときに、あれは前政権の言ったことだからと言って撤回をして、オールクリアにして、ゼロからまたということも十二分に考えられる。したがって、だからこそ、今、大臣の答弁...全文を見る | ||
○菅原委員 やや詭弁を弄されたような気がいたしますが、児童手当を土台にして、そこに基づく子ども手当は恒久的に存続するということですか。もう一度。 | ||
○菅原委員 非常に文章が包括的に、いろいろな意味合いにとれるふうに書かれています。これはまた後で議論をしたいと思います。 これは報道機関、今配付してある資料に、読売新聞、毎日新聞、御案内のとおり、「子ども手当廃止正式合意」、読売新聞、それから毎日の夕刊には、「子ども手当廃止決...全文を見る | ||
○菅原委員 今、小宮山副大臣が、正式に廃止というのは正しいというような御認識を示されました。 でも、もっとさかのぼれば、二万六千円と言ったのを一万三千円にした時点で、しかもこれを全額国庫負担と言っておったのが、そうではない、つなぎ的なやり方で財源を見つけ出してきて施行してきた...全文を見る | ||
○菅原委員 先ほど玄葉大臣が、今いらっしゃいませんけれども、私はわからなかった、知らなかった、広報委員の方々のいろいろなそんたく、しんしゃくでこういうことになった、だから岡田幹事長が訂正する旨の発言がありました。 我が党も含めてそうですけれども、やはり党あるいは政権政党という...全文を見る | ||
○菅原委員 そうしたら、この法案を所管し、また子ども手当を所管する大臣として、このビラの訂正のみならず、撤回、回収ということを党に要請されましたか。 | ||
○菅原委員 ということは、この法案がもし通った場合に、その後に訂正をして、それからビラを配る。 というのは、岡田幹事長が十八日の同じ日に、法案が通ってから配ればよかった、こういう発言をされているんですよ。ということは、その不適切な表現をされているというくだんのビラを、法案が通...全文を見る | ||
○菅原委員 このビラですけれども、配り始めた民主党のある方が言っていましたよ、全然受け取ってくれないんですと。おまえ、そんなものを配っているんだったら、被災地に行って瓦れきを運べと言われる。当たり前ですよ。こんなことをやっている場合じゃないんですよ。 やはり大臣、ここで私は改...全文を見る | ||
○菅原委員 やはり、細川大臣の誠実な人柄が今の答弁に出ておったと思います。こちらも重く受けとめたい、こう思っております。 所得制限についてお尋ねをいたします。 三党合意によって、平成二十四年度からの手当については九百六十万程度、それ以上には所得制限をかけて、その対象世帯に...全文を見る | ||
○菅原委員 控除のお話は後でしますけれども、今お話があったように、ぎりぎり変わらないということは、そもそも民主党の子ども手当の理念というのは、二万六千円をすべての子供のいる世帯に出す、全額国庫負担でやる、所得制限は設けない、こう言っておったわけですよ。 これが、所得制限が設け...全文を見る | ||
○菅原委員 ということは、来年の四月以降に児童手当法を改正する、その中には、今副大臣がおっしゃったような、子の育ちは社会全体で応援するという理念を盛り込むんですか、盛り込まないんですか。 | ||
○菅原委員 今、大変丁寧でスマートな答弁だったので、ちょっとだまされそうになっちゃうんですけれども、やはり、来年四月にはこの理念を書かなくはないかもしれないというような趣旨の、つまり、子の育ちは社会全体で応援するとは書かないとは今言っていないんですよ。これは三党の合意あるいは今後...全文を見る | ||
○菅原委員 多分この議論はずっとこうやって続くんだろうと思いますので、こういう中途半端な形でのきょうの議論というのは、やはり我々は認められませんよ。理事、大丈夫ですか。こんなことで、やっぱりおかしい。一般国民からすると、とてもとても理解できない。 時間がないから、あわせて、き...全文を見る | ||
○菅原委員 五十嵐副大臣、あわせて聞きます。 そうすると、今回、この三党合意で、この特別措置法による子ども手当については二兆二千億から二兆三千億、こういう所要額だというふうに三党で合意をしているわけなんですよね、認識をしているわけなんです。所得制限をかけるということは、当然、...全文を見る | ||
○菅原委員 小宮山副大臣にここで確認をします。 先ほど答弁の中で、所得制限世帯については税制上、財政上の措置をとるということを先般の委員会でも答弁されていますよね。十日の財務金融委員会で、共産党の佐々木委員だったと思いますけれども、そういう答弁をされています。その財源はどこか...全文を見る | ||
○菅原委員 そうすると、所得制限をかける、そこの部分は税制上、財政上の措置をする。つまり、そちらからすると、一〇〇%カバーしたいという意思がそこにある。なおかつ、そこの財源について、今副大臣がおっしゃったように、千二百億も二千億も含めて復興復旧に回す、あるいは財政再建に資するよう...全文を見る | ||
○菅原委員 時間がないけれども、事務方は今の答弁でいいのかね。 二・七兆円というのは、たしか一万三千円を二万円に上げると言っていたときの話とは違うと思うんだけれども、そこの部分の差額の話じゃないんですか。それを結局、一万三千円、もとに戻したから、そこの七千億の話ではないんです...全文を見る | ||
○菅原委員 二・九兆と今言い直された。二・七兆とおっしゃった。 | ||
○菅原委員 最後、確認します。そこの部分の四千億は、副大臣のお考え、大臣のお考えでは、復興に充てる、復旧に充てるということは明言されました。ということは、そこの部分をもって税制上、財政上の措置に回すというお考えはないわけですね。財務副大臣、そこは大丈夫ですか。言っている意味がわか...全文を見る | ||
○菅原委員 いろいろとまだよくわからない不明な点もありました。この後どういうふうな決断をするかわかりませんけれども、やはり私ども、現金給付のみならず、現金給付と現物給付、ベストミックスで本当の子育てをしていく、将来の子供を育てる、頑張って働いて子育てをしている世帯、生活に困窮して...全文を見る | ||
10月26日 | 第179回国会 衆議院 経済産業委員会 第2号 議事録を見る | ○菅原委員 おはようございます。自民党の菅原一秀でございます。 衆議院に当選して九年目でございますが、経産委員会で質問をするのは実は初めてでございまして、よろしく御指導のほどをお願い申し上げたいと思います。 まず、質問に入る前に、二点申し上げたいと思います。 さきにト...全文を見る |
○菅原委員 よく言えば矜持と経済に対する炯眼をお持ちだ、こういうふうに私はとらえております。しかし一方で、いざ経産大臣就任を受けたとするならば、国内外、マーケットを含めて極めて重い発言にもつながりかねませんから、今後はぜひ留意をしていただきたい、こう思っております。 そこで、...全文を見る | ||
○菅原委員 今、大臣から、内需拡大が大切であると。これは当然のことなんですね。しかしながら、野田政権になってまだ一カ月余ですけれども、余りにも増税路線といいましょうか、復興のための財源は必要ですし、これはもう三党協議でも当然議論、協議を重ねているわけであります。しかし、無駄を省く...全文を見る | ||
○菅原委員 確かに、今後の日本の社会保障を考えれば、それこそ年間一兆円ずつ経費がふえてくる。だからこそ、私どもの政権時代から、税と社会保障の一体改革を進めようと。現政権下でもお進めしているわけでありますけれども。 やはり年金、医療、介護、福祉、この社会保障の部分と今のかかる経...全文を見る | ||
○菅原委員 今の御答弁で、デフレから脱却するメッセージやらスタンスというものがどうも感じ取れないわけなんですね。 いわば、円高そしてデフレの背景には、やはり実質金利が高いという極めて大きな要因があると思うんです。実質金利は、御案内のとおり、名目成長にデフレの分だけ結局乗っかっ...全文を見る | ||
○菅原委員 大臣おっしゃるように、確かに金融政策のみならず、産業政策あるいは成長率を高めていく、このことは当然のことでありまして、だからこそ、あえて私は経済担当大臣ということでお尋ねをしたわけです。 それにしても、今の政権、政府の金融対策は、余りにも後手後手であり、しかもツー...全文を見る | ||
○菅原委員 今のお話を聞いておりまして、売る方の責任もあれば買う方の責任もある、こういう論だと思うんです。 確かにそうでありますけれども、やはりこの福島第一原発の事故の徹底究明がなされていない、この状況の中で、幾ら世界最高水準のものが国内で製造されていたとしても、これはなかな...全文を見る | ||
○菅原委員 本賠償と仮払いをあわせてやる、これはそういうことなんでしょうけれども、では何のための仮払い法案だったのかな、こう思わざるを得ないんです。 やはり東北は極寒。厳しい冬を迎える中で、企業も住宅も個人の生活も本当に大変な状況。原発事故の放射能による、またさまざまな風評被...全文を見る | ||
○菅原委員 いろいろと御答弁いただきましたけれども、経産大臣にちょっと今のことで関連してお尋ねをしたいと思うんです。 まずはモニタリング計測、この計測の予算を自治体任せにしていること自体、原発事故の対応担当大臣としてこれでいいのかどうか。これはやはり国できちっと予算をとるべき...全文を見る | ||
○菅原委員 いや、自治体のそれぞれの考えはみんな、国が当然やるべきだ、予算を持つべきだということでありますから、きちっと内閣の中でしんしゃくしていただきたいと思います。 政務官、どうぞ委員会にお戻りください。ありがとうございました。 東電の福島第一原発の賠償の問題について...全文を見る | ||
○菅原委員 今の議論はまた次にしたいと思いますが、国民からすれば、賠償額、被害額、全体が全く見えていない中で、国民負担はどうなるんだ、東電が本気になって、本腰を入れて資産売却しているのかと。全くそうじゃない。だからこそ、経産省みずからがリーダーシップをとってやってもらわないと前に...全文を見る | ||
○菅原委員 このTPPに関しては、APEC先にありき、APECの予定に合わせてスケジューリングをするなどということは、国家百年の計に極めて逆行しかねない、禍根を残す。 私は、今、経産部会長として賛成だ、反対だという党内を取りまとめる一人でありますから、そういう意味では情報が余...全文を見る | ||
11月30日 | 第179回国会 衆議院 経済産業委員会 第3号 議事録を見る | ○菅原委員 おはようございます。自民党の菅原一秀でございます。 盛りだくさんでございますので、早速質問に入らせていただきます。 まず、TPP交渉の進め方についてお尋ねをしたいと思います。 我が党自民党政権時代から、自由貿易体制の推進については積極果敢に取り組んできたと...全文を見る |
○菅原委員 いや、交渉というのはスタートが大事で、訂正を求めた、向こう側の理解がこうだからこのままでいいんだということで終わってしまえば、日本、アメリカ以外の全世界に、日本はそういう感覚だ、認識だということを披瀝しているようなものなんですよ。だから、訂正を求めて、直さない。しかし...全文を見る | ||
○菅原委員 事務的なことで誤解を生じたことについての、いわば謝罪といいましょうか釈明が今ありました。 私は思うんですよ。ある意味では、これは日本外交の肝かもしれない。そこの経産省がつくったペーパーを、今、これだけ衆参、サイバーテロで大変な状況になっている。この状況の中で、大臣...全文を見る | ||
○菅原委員 前段の部分は、詭弁というか、すりかえですよ。映し出された部分は交渉で言っていないからという理屈は通りません。 つまり、総理がこれまで予算委員会で、「日本は、非関税措置を含め、全ての品目・分野を交渉の対象とする用意がある。」ということが、皆さんのお手元にお配りしてい...全文を見る | ||
○菅原委員 政府内で事後的にいろいろ平仄をとったとすれば、そういう答弁になるんでしょう。ただ、いろいろな資料をそろえておったという経産大臣の答弁が予算委員会という場で、公の場で発信をされ、またその後、今おっしゃったように、結果的に一つであった。経産大臣、どっちなんですか。 | ||
○菅原委員 そのファイルの紙というのが今配っているこの資料だとするならば、重ねて申し上げます。五つ目のポツ、「日本は、非関税措置を含め、全ての品目・分野を交渉の対象とする用意がある。交渉の中でしっかり議論していきたい。」こういうふうに経産省の用意したメモがあって、これに沿って発言...全文を見る | ||
○菅原委員 一番冒頭の答弁の、センシティブな品目についての言い回しは去年の十一月の基本的な方針だから今に始まったことではない、そうおっしゃいました。ところが、野田総理なり大臣も先般の予算委員会の中では殊さら、センシティブな品目、品目と重ねて使っているわけですよ。 さっき言った...全文を見る | ||
○菅原委員 枝野大臣とカーク代表との会談の記録があるということであります。 これは、今申し上げた前段のさまざまな、経産省がつくった、外務省がつくったメモと、今の会議録、ぜひ委員会に提出をしていただきたくお取り計らいをお願いします。もし、これが委員会にそぐわないという論議になる...全文を見る | ||
○菅原委員 官房副長官、これでお戻りいただいて結構でございます。 別に、個人的に枝野大臣に他意も何もないんですが、いろいろな発言を聞いていると、やはり非常に物事が混乱してきた経緯があると思うんです。 例えば、十一月八日の予算委員会で、三月十一日の翌日、三月十二日から十五日...全文を見る | ||
○菅原委員 一個ずつを取り上げてホームページを確認すれば何の問題もない。ところが、大いな問題があるわけなんですね。 予算委員会で答弁したことはそのとおりだということだと私は認識しております。つまり、一般論としては言っていないんだ、限られた特定の状況で言ったんだ。これは逃げです...全文を見る | ||
○菅原委員 今もいみじくもおっしゃった言葉は、三月二十五日の当時の枝野大臣が官房長官時代に、大丈夫、安心という内容の発信はしていない、こう答弁をしているんですね。官房長官退任の日の記者会見でも、それぞれの場面で、その時点では誤解や不安を与える内容ではなかったと確信をしている、こう...全文を見る | ||
○菅原委員 そういうお答えでありましたが、もっと厳しい現実を我々はひもとかなければいけない。 というのは、三月下旬に原子力安全委員会が、福島県の第一原発周辺の市町村に住む子供たち千名に調査をしたわけなんですね、いわゆる放射線量の被曝調査。先般発表されましたけれども、何と千人中...全文を見る | ||
○菅原委員 だから、お尋ねは、サンシャインの会場を借りた経費は民主党が出しているんですか、政府、国民の税金でやっているんですか。 | ||
○菅原委員 行政刷新会議の会議だからということなんでしょうけれども、国民には、そこに法的拘束力もなく決議や勧告もできないものは、まさに絵にかいたもちにしか映らない。だから、国民の九割が今までの仕分けの提言が行政に反映されていない、六割が今回期待していないというデータが今出ているん...全文を見る | ||
○菅原委員 法的拘束力がないという話、しかし間接的な拘束力はある。そういったらば、こういう議論だって全部間接的な拘束力があると思いますよ。そういう理解はしています。 でも、政権交代した理由は何だったんですか。長い自民党のいろいろなひずみやゆがみがあったから、国民がそれをノーと...全文を見る | ||
○菅原委員 私自身がというお言葉がありました。私自身が安全かどうかの判断をする、それが再稼働の可否を判断するのは、従来の御答弁なり会見では、いわゆる七月から突如始まったストレステストということだと思います。 ところが、御案内のとおり、いろいろな議論の中で、結局、現地、立地自治...全文を見る | ||
○菅原委員 これで最後にしたいと思いますが、いろいろな議論がありました。今般の仕分けで、「もんじゅ」のことが取りざたされたわけであります。約一兆円近くかけてきた。しかし、今後、原発を仮に維持するにしても、脱原発依存の道を歩むにしても、私はそういう方向であるべきだと考えています。日...全文を見る |