菅原一秀

すがわらいっしゅう



当選回数回

菅原一秀の2012年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月20日第180回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○菅原委員 自民党の菅原一秀でございます。  まず初めに、去る十八日、天皇陛下がバイパスの手術をお受けになられ、無事に終了されました。経過も順調とのことでありまして、まことに喜ばしく、一刻も早い御回復をお祈り申し上げるものであります。  さて、ことしもこの一月、二月、私は、地...全文を見る
○菅原委員 いろいろとお答えをいただきました。また後ほどお尋ねをしたいと思います。  次に、岡田副総理にお尋ねをしたいと思います。  きょう二十日はユーロ圏の財務相会合がありまして、ギリシャに対する二次支援の決定がされる予定になっております。まだまだデフォルトの懸念があります...全文を見る
○菅原委員 いろいろお述べになりましたが、国民はそうじゃないんじゃないかな。今の民主党の増税案、閣議決定したものは、二〇一四年、一五年、タイムスケジュールだけが先に数字が入っていて、中身が伴っていない。年金、医療、介護、全く示していないじゃないですか。しかも、経済を成長させ、財政...全文を見る
○菅原委員 交付国債についても、いわばこれは禁じ手ですよね。財源担保がなくて、将来の消費税が上がるかどうかもわからない中で、三分の一から二分の一にする財源を国債発行してやるというのは。こうなったら際限がなくなっちゃいますよ。これはまた後で議論したいと思うんですが。  あわせて、...全文を見る
○菅原委員 いやいや、かなり減っていません、ほとんど減っていませんよ。三兆円いっていて、今後、百二から六十五にして、十七の特会を十一にするんだ、そういうあなた方のかけ声の中で、どれだけの削減が見込まれるんですか。あなたは税と社会保障の一体改革の責任者でしょう。この数字も持ち合わせ...全文を見る
○菅原委員 だから、先ほど申し上げたように、歳出削減の努力がない。そういう、数字も示せないような副総理、これはやはりおかしいと思いますよ。  もともと、二〇〇九年のマニフェスト、ほら、役人の人が数字を持って、あるじゃないですか。早く出してください。  この二百兆。答弁あります...全文を見る
○菅原委員 申し上げたいのは、例えば、団体の数は減らす、逆に焼け太りになる、そういうことがないように、ぜひきちっとやっていただきたい。これまた精査をしていきたいなと思っています。  あわせて、岡田副総理、二十一年度の税制改正関連法案の附則百四条、経済情勢の好転を前提として平成二...全文を見る
○菅原委員 今御答弁がありました名目成長率、実質成長率、それぞれ何%ですか。
○菅原委員 おかしいよね。二〇一四年に三%上げて八パーにする、二〇一五年に五パー上げて一〇パーにする、その消費税の数字を挙げていながら成長率の数字は入っていないというのは、これは極めて無責任な話ですよ。どうですか。
○菅原委員 今、岡田副総理から、そのときの政府の判断とありました。  パーセンテージは今決めておられる。ということは、そのときの政府が判断をして、経済動向の情勢が好転しなければ、消費税を上げないこともあるんですね。
○菅原委員 答弁になっていないですね。  こういうことだから、三者協議も何もできないという我々の姿勢。TPPだってそうですよ、そういう議論を全く、あらあらのことも示さない中で今日に至っている。(岡田国務大臣「委員長」と呼ぶ)ちょっと待ってください。  副総理、副総理の場合は、...全文を見る
○菅原委員 法案を出して、きちっとオープンな場で議論をすべきだ、こう思っております。  次に、経済指標の一つである経常収支について伺いたいと思います。  一月二十五日に財務省、日銀が発表しました国際収支統計によりますと、昨年、二〇一一年は、いわゆる貿易収支が三十一年ぶりに赤字...全文を見る
○菅原委員 今お答えがあった去年の新たな成長戦略、それは菅政権のときと、焼き直しというか、ほとんど中身は一緒なんですよね。確かに、復興のための政策、財源はとられております。しかし、本当に目新しさがない。だから、マーケットも反応しない。為替や株価については後で議論したいと思いますが...全文を見る
○菅原委員 そういう説明なしに、大臣は、官房長官をおやめになった後に経産大臣に就任されました。いみじくも、その就任会見で、私は総理から経産大臣をやれと命ぜられた、でも、この人口減少下の日本においては成長はあり得ない、だからこの考え方でいいんですかと総理に言ったら、総理はそれでもい...全文を見る
○菅原委員 今のお話、一部は納得、一部は納得できない。  つまり、遡及的にこの経過をあなたは分析して、アナリストのような答弁なんですよ。これから日本がどういう成長戦略を持って、経済を、GDPを、あるいは名目成長率や実質成長率を高めていくかということがなく、分析によって答弁を正当...全文を見る
○菅原委員 しっかり力を入れてくださるなら、経常収支も貿易収支もこんな悪化傾向にならないんだと思います。メッセージ性も弱いし、撃つその弾も極めて脆弱である、このことを指摘して、また経済産業委員会でも質疑をしていきたいなと思っています。  次に、円高、デフレ対策に入ります。  ...全文を見る
○菅原委員 委員会で、ここに出されたボードをお読みになった。でも、NHKがたしか中継していたと思いますし、これはネットで全世界に流れています。何を読もうが、何を見て発言しようが、言った事実がある。これは極めて責任は重いと思いますよ。  今後の……(発言する者あり)重くないと誰か...全文を見る
○菅原委員 だから、七十八円二十銭、ここで介入をとめたということに関して、この七十九円、さらに円安になっている状況。  これは後で議論しますけれども、十四日の金融緩和策なのか、アメリカの景気が回復をしてきて、株価も一万三千ドルを超えていますよ。先ほど言ったギリシャの、ヨーロッパ...全文を見る
○菅原委員 十兆円の枠をふやして、そして進めていくということですが、では総裁、合わせて十九兆あって、三・八兆円買い入れをしているとすると、大体十五・二兆円。これはいつまでにやりますか、買い入れ。
○菅原委員 末までにきちっとやるんですね。もう一度。末までに十九兆全部買い入れするということですか。
○菅原委員 これは、末まできちっと推移を見なきゃいけませんね。  でも、今、九兆枠があったところで三・八兆しか買い入れをしていないで、これに基金を五十五兆から六十五兆に積み増しして長期国債買い入れをする、そういう流れですよね。その中で、九兆のうち三・八兆しかしていないのに、あと...全文を見る
○菅原委員 十二月まで。  これをきちっと行うことによって一定の金融緩和策になればなと思っています。いわゆる、枠だけで見せかけてマーケットを惑わすようなことがあってはならないと思いますし、民主党には、いろいろと番長がいますよ。言うだけ番長、詭弁番長、素人番長、最近ではコーヒー番...全文を見る
○菅原委員 白川総裁、今、実質的なインフレターゲットだと言いましたよ。この点について、どう見解がありますか。
○菅原委員 はっきりしていることは、財務大臣が実質的なインフレターゲットだと言った事実、そのことと、その認識が違うと。  実質的なインフレターゲットでいいんですか。もう一回聞きます。
○菅原委員 ということは、認識が同じだということは、白川総裁御本人が、これは実質的なインフレターゲットだ、こういう認識だということで理解をしてよろしいですね。  次の質問に行きます。  この円高是正のために、先ほどお話があった物価上昇率、これを一%めどと言った。ところが、先般...全文を見る
○菅原委員 今の答弁と絡んで、資料の五をごらんいただきたいと思うんですね。これは内閣府がつくった資料であります。慎重シナリオと成長戦略シナリオ、二つあります。  この中で、二〇一三年の消費者物価上昇率は一・一%になっていますよね。これは古川大臣、政府の物価上昇率の目標として、同...全文を見る
○菅原委員 先ほど言った二%と違うじゃないですか。これはどっちを信じればいいんですか。
○菅原委員 ということは、この試算で平均値をとったということなんだと思いますけれども、白川総裁に再度聞きます。  総裁は、二月十四日の記者会見で、二〇一三年度の物価上昇率の見通しについて、〇・五%と答えているんですね。これは、この表で見ると、こうなると、政府は成長シナリオで一・...全文を見る
○菅原委員 古川大臣にお尋ねします。  名目GDPが変われば、当然税収がふえて影響が出てくるわけですけれども、この中長期試算を見ていただくと、二〇一四年度の消費者物価上昇率を、慎重シナリオでも三・一%、成長の方で三・八%。これは、一四年、一五年ということは、消費税を上げたと仮定...全文を見る
○菅原委員 これは、どこかの私的な研究所の数字じゃないんですよ。内閣府で出している政府の数字なんですよ。これで三・一パー、三・八パー、消費税増税分が乗っかっている。そこの部分の試算がなくて、何でこういう数字を出すんですか。大臣、おかしいでしょう。
○菅原委員 いや、事前じゃなくて、消費税が乗っかると言ったじゃない、自分で。  どれぐらいの数字なのか。例えば、五%消費税を上げた場合に物価上昇率が一%という試算もあるわけですよ。そうすると、一パーで〇・二%の上昇率がある。そうすると、この政府試算で、三%上げた場合に成長シナリ...全文を見る
○菅原委員 これは、言ってみれば、物価上昇率を水増しして、名目GDPをかさ上げして、かさ上げされたこの税収分をもとに見通しを立てているわけですよ。財政政策、そして経済政策、金融政策の前提となる大事な試算なわけですよ。それなのに数字もわからない。  これは、もっと言うと、白川総裁...全文を見る
○菅原委員 三%と言っていて、あなたは来年一パー。一が三になりますか、あるいは三・八になりますか。あなたは当面一%を目標とする、政府の方は三・八と言っている。この二パーの差は何ですか。  ということは、逆に言えば、三%、本来は税収が上がって、物価上昇率が上がって景気も回復するか...全文を見る
○菅原委員 必ず自民党として日銀法の改正を目指してまいりますので、よろしくお願いいたします。
02月23日第180回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○菅原委員 自民党の菅原一秀でございます。  あと二週間余で、あの東日本大震災から一年がたとうとしております。極寒の中、東北、この被災地は、復旧復興道半ばであります。私どもは、何をおいても、放射能対策も含め、この点をしっかりやっていかなければいけない、こう思っております。  ...全文を見る
○菅原委員 次に、この資料二をごらんください。  民主党政権になったのが二〇〇九年の、八月終わりが選挙で九月から、そして昨日まで、この数字に見られますように、この二年半で、当時九十三円一銭であった為替レートが七十九円九十五銭、昨日の十六時現在でありますが、いわば十三円、円高が進...全文を見る
○菅原委員 白川日銀総裁に伺います。  先般の十四日のこの金融緩和策、国債の買い入れを決めました。五十五兆円を六十五兆円に十兆円積み増す。そして、先般もお伺いしましたけれども、今既に九兆円あるものに十兆ふやして十九兆、三・八兆円既に買い入れをしているから十五・二兆、そして、通年...全文を見る
○菅原委員 資料の三をごらんください。これは、各中央銀行の資産の推移であります。日本銀行が一番左、そしてアメリカ、FRB、イングランド銀行、そしてECB。  一番上と一番下だけごらんいただきたいんですが、二〇〇八年、たしか二月に白川総裁が就任されました。この二〇〇八年当初、百十...全文を見る
○菅原委員 総理に、ぜひ、この百兆円規模の量的緩和、こういうメッセージを言っていただきたいな、こう思うんですね。それくらいのことをしないと、FRBやイングランド銀行と比べて、おくれは取り戻せませんよ。もう何周も日本はおくれている。このことをあえて申し上げます。  そして、日銀の...全文を見る
○菅原委員 今おっしゃったように、消費税を三%上げたら二・四%、この点、白川総裁、認識を共有しますか。するかしないかだけ。
○菅原委員 今、総裁は大変なことを言いましたよ、消費税率を上げることを考えていない。政府と日銀一体となって緊密な連携をするというのに、今言ったよね、二・四%の上がった分、いいですか、総裁、これ、上がった分が二・四%と、今、古川さんはおっしゃった。ということは、一%の物価上昇率を目...全文を見る
○菅原委員 金融政策、政府が、総理が、日銀総裁と膝を突き合わせて緊密にやると言っている。財務大臣が、これは実質的なインタゲだと言っている。そしてまた、消費税が上がった分、二・四%、目標の一%、これは、だって閣議決定する数字ですよ。これだったらば、一%はすぐ解消して、しかもマイナス...全文を見る
○菅原委員 こういう、政府も日銀も都合が悪くなると独立性を担保云々と言って、極めて曖昧で、だから、マーケットはこの日本あるいは政府を信用していないんじゃないかと思います。  先ほど中川委員もおっしゃっていました、ここは日銀法の改正ですよ。例えば、政府と日銀が物価上昇率の目標を設...全文を見る
○菅原委員 円高、デフレが是正され脱却しつつあるなということであれば、総理の言葉はそのとおりだと思います。そうじゃないから言っている。よろしいですか。  再び白川総裁に伺いたいと思います。  この通貨高で一番苦しんでいる先進国は、我が国、日本であります。そして、先ほど申し上げ...全文を見る
○菅原委員 緩やかな回復だとか当面だとか、これは民主党文化なのか日銀文化なのかわかりませんが、私は、申し上げたように、逆なんですよ。アメリカにしてもイングランドにしても、ターゲットできちっと数字を入れて、そして、いつまでにというその出口を明確にしている。だからこそ、アメリカは、先...全文を見る
03月07日第180回国会 衆議院 厚生労働委員会 第2号
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○菅原委員 自民党の菅原一秀でございます。  まず初めに、生活保護問題について触れておきたいと思います。  先般、私、予算委員会でもこの問題を取り上げさせていただきました。最新のデータでは、百五十一万世帯、そして二百八万人を超えて、特にこの政権交代後の二年三カ月で三十四万人も...全文を見る
○菅原委員 現行の制度から余り逸脱しない答弁で非常にがっかりしております。  ぜひこれ、委員長、この生活保護問題、この委員会で集中審議でもやっていただいて、本当に救われるべき人を救える、そういう体制をつくるべきだと私は思っています。また今後、議論していきたいと思っています。 ...全文を見る
○菅原委員 東京都、東京都って、都合が悪くなると東京都を出すんだけれども、返還命令を出したのは国でしょうが。おかしいですよ。しかも八十八・三億円、六十億残っていると今大臣はおっしゃった。  細川大臣が厳正に対処すると。つまり、返還命令を出してから二十日以内に返さなきゃいけない、...全文を見る
○菅原委員 国民健康保険法では、それは確かに認可省庁は東京都なんだけれども、これはやはり、同時に厚労省がやるという取り決め、法律になっているわけですよ。  この三万五千百二十八人、資料一にありますように、これは今までの調査と検査で数字が出てきた。平成の二十二年二月、この問題が発...全文を見る
○菅原委員 何か外口さんも人ごとなんだよね、厳正に対処とかね。  一年四カ月前の質問のときに、外口さんがこう言っているんですよ。厚生労働省の是正改善命令に基づいて全建国保から提出された報告書の内容に触れて、外口局長が、組合としては、公的な書類の提出を求めず、いわゆる全建国保、母...全文を見る
○菅原委員 局長の今の答弁ですと、是正改善命令そのものがずさんだったということですよ。そうでしょう。相手の言うことをうのみにして、その報告を受けて、それによって幾ら幾ら返還せよ、こういうふうな是正改善命令なり返還命令を出しておいて、しかも、その実態が次々に、いわゆる無資格加入者が...全文を見る
○菅原委員 繰り返しになりますけれども、やはり真面目に払った人がばかを見るような健康保険組合だとすれば、全国にこれは飛び火しますよ。これは強制徴収すべきだと思いますよ。  あわせて、二十条というのがあるんです。これによると、支払うべき未納付額と当該の補助金を相殺することができる...全文を見る
○菅原委員 検討ではなく、検討大臣じゃなくて、もう最低限のことですよ、これ。  先ほどのお話になりますけれども、十五年に是正改善命令が出されて、その中で、先ほど言ったように、民主党議員に請願書まで出させて、そして自分たちは被害者だというように装って、その裏でこの無資格加入者をど...全文を見る
○菅原委員 故意かどうかわからないのに、では、何で是正改善命令を出しているんですか、何で返還命令を出しているんですか。
○菅原委員 そういう疑義があるとするならば、これはきちっと国が告訴をして、その実態解明をすべきだと思います。  役員は先ほどのような法外な報酬をもらっていて、組合員は四割も保険料が上げられて苦しむ、そして、そんな状況を、民主党政権、厚生労働省は許している。  私は、ここでやは...全文を見る
○菅原委員 今の局長の答弁に、この政権の、厚生労働省の全てがあらわれていますよ。やる気がないんですよ。だめだよ、こんなんじゃ。こうやって六十六億も国民の血税が、一年四カ月前に返すべきなのに、いまだに返ってきていない。それでいて消費税なんて、とんでもないよ。  返還命令、そしてま...全文を見る
03月21日第180回国会 衆議院 経済産業委員会 第4号
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○菅原委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表し、その趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     自転車競技法及び小型自動車競走法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、本法の施行に当たり、次の諸点について...全文を見る
03月21日第180回国会 衆議院 国土交通委員会 第4号
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○菅原委員 自民党の菅原一秀でございます。  きょうは、都市再生特措法の改正案につきまして質問する機会をいただきました。特に自民党の方は首都圏の議員が少ないということで、おまえやれ、こう言われて、御下命を賜ったところでございます。  まず、きょうは三月二十一日であります。昨年...全文を見る
○菅原委員 この地震の規模というものが、例えばマグニチュード五なのか六なのか七なのか、それを超えるものなのか、やはりいろいろなシミュレートによってそれぞれ再生法の目鼻が変わってくると思いますし、ぜひこのシミュレートは、この法、そしてまた政府全体においてさらに深掘りをしていただかな...全文を見る
○菅原委員 今、副大臣からるる御説明があったんですが、言ってみれば、都市再生法に基づく種々の論議についての御説明であったように私には感じられました。  私があえて、きょう国交の大臣、副大臣、政務官ではなく、内閣府の副大臣としてここにお運びをいただいたということは、都市再生法にお...全文を見る
○菅原委員 今の大臣の御答弁からうかがい知れることは、今の法改正の論議の中の現状と、地域における協議会のやや温度差といいましょうか、例えば自治体においても、今回の法改正でどうなってしまうんだろうか、義務でもないし努力義務でもない。あるいは、そうした中で私は改めて思うのは、生煮えの...全文を見る
○菅原委員 これは、国交省の局長に答えてもらうのもある意味では酷だと思うんです。ぜひ政府で、総務省、関係者と綿密に協議をして、もう最悪の事態で、先般、三・一一のときにはこうした通信の七割から八割、受発信抑制をしたんですよ、抑えたんですよ。だから、この点をどういうふうにシミュレーシ...全文を見る
○菅原委員 これで終わりますけれども、この法改正によって、まさに戦略、戦術は細部に宿る、この点をきちっと認識して進めていただきたい。  あわせて、東京都は去年の三月、震災直後に、緊急輸送道路沿道建築物の耐震化を推進する条例というのをつくったんです。あるいは、木密地域の不燃化プロ...全文を見る
04月13日第180回国会 衆議院 経済産業委員会 第5号
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○菅原委員 おはようございます。自民党の菅原一秀でございます。  質問に入ります前に、けさ七時三十九分、北朝鮮の衛星と称するいわゆる長距離弾道ミサイルが発射をされました。結果的には、今の報道によりますと、一分程度でばらばらになって黄海上に飛散をしたということでありますが、撃った...全文を見る
○菅原委員 今、大臣は総合資源エネルギー調査会のお話を披瀝されました。  私は、今現在大臣がどのようなお考えですかと率直に聞いているわけでありまして、その議論をするにはあと二カ月ぐらい時間を要するんでしょう。今般の課題である大飯原発の再稼働をどうするかという論議について、規制庁...全文を見る
○菅原委員 枝野さんが経産大臣としての責任をしっかり矜持を持ちながらお進めになるのは結構でございます。  しかし、個人として希望的な考えがあるとおっしゃいましたけれども、その希望的なお考えというのはどういうことでしょうか。
○菅原委員 基本的なお考えは、とりあえずわかりました。  そこで、いわゆる今議論が行われております関西電力の大飯原発の三号機、四号機、この再稼働をめぐる大臣の御発言が非常にぶれている、そう言わざるを得ません。例えば、四月の二日、参議院の予算委員会で枝野大臣は、大飯原発の三号機、...全文を見る
○菅原委員 前段の御答弁の中で、二日の委員会で答弁をしたことと、その後のいわゆる得心に至るまで、何らかの情報があったんでしょう。決定打になったものは何だったんでしょうか。
○菅原委員 今大臣がおっしゃった、最初、二日の日には、現時点では大飯の再稼働は反対と明言をされている、それから四大臣会合を開くに至る得心を得たと。その決定打は何かと聞いたならば、決定打ではないという答弁で、これでは私も当然わかりませんし、よくわからない。  先ほど大臣が国民とい...全文を見る
○菅原委員 今の答弁ですと、北海道から九州、沖縄まで、日本国民全体とおっしゃいました。この理解がなければ大飯原発は再稼働させない、略せばそういうことになるんでしょうけれども、今お話があったように、立地県、立地自治体の方々の万が一があった場合の被災者になり得るかもしれない状況がある...全文を見る
○菅原委員 今の、総合的な判断をしなければいけない、重い責任を持っているということはよく理解できます。  ただ、この再稼働に関して、手順として、まずは電力会社、事業者が安全評価をする、そして原子力安全・保安院、これがその評価に関して確認をする、そしてそれを安全委員会が確認をして...全文を見る
○菅原委員 大臣の答弁を聞いていると、舌が三枚も四枚も五枚もあるような感じで、何かよくわからない。  確認したいんだけれども、再稼働をするか否か、この判断は最終的には政治判断、しかし、その大もとになるのは科学的知見に基づく専門家の判断で、それを得心しているかいないかをもって判断...全文を見る
○菅原委員 だったら、新たな判断基準というものを、野田総理が指示をして出したものは積み重ねてきたものであるということは、当然、今までの判断基準、安全基準というものが、例えば、当該の立地県である西川知事が、これじゃ余りにも県民の理解も得られないし、安全性も当然その前提として得られな...全文を見る
○菅原委員 先般、NHKが、たしか九日だったと思うんですが、福井県と京都府、滋賀県、そこにかかわる市や町、十四の自治体にアンケート調査をとりました。  ここで、再稼働に関してどう考えるかという答えの中で、八割が、判断できないあるいは再稼働すべきではない、こういう考え方なんですね...全文を見る
○菅原委員 私は、今の国会に新たに設置された事故調、調査委員会、この結果の出ない中での結論というものはやはり慎重にすべきだと思いますけれども、一方で、今夏のエネルギー事情を考えれば、いわゆる火力部分に関しては、東電なんかと比べて関電の方は非常に原子力のウエートが大きい。そうした中...全文を見る
○菅原委員 今のお答えで、関西電力地域において六百六万という数値を示されました。  そこで、端的に伺います。  関西電力の大株主であります大阪市、橋下市長が、八つの課題をクリアしなければ再稼働すべきではないという論を展開しておりますが、この八つの条件について、大臣、どういうふ...全文を見る
○菅原委員 そういう答弁をされるんだと思いましたけれども、大阪市あるいは橋下市長のこうした条件、これはもうマスメディアでかなり喧伝をされておりますからクローズアップされておりますが、やはり立地県ですよ。やはり福井県ですよ。福井の、大飯の、かかわる自治体の県民、市民、町民、その声、...全文を見る
○菅原委員 その際、先ほどの橋下市長の八条件は、今大臣の展開した論と極めてかけ離れている状況が生じかねない。この点は、もし、報道ベースではなく、政府なりに条件を突きつけてきた場合、あるいは相応の対象になった場合に、きちっとこれは議論をしていただきたいな、こういうふうに思っておりま...全文を見る
○菅原委員 全く官僚主導ではないという答弁がありましたが、では、なぜ環境省、環境大臣のもとに八条委員会を置かなければいけないのか。この点は次にじっくりまた議論をしていきたい、こう思っております。  最後になりますけれども、東京電力の電気料金の値上げと、大臣が盛んに言われる東京電...全文を見る
○菅原委員 当然、そういう指導に当たるべきだと思うんですが、言ってみれば、与野党含めて国会で、東京電力のいわゆる損害賠償においては、機構をつくって国民の負担を最小化しようという当初の設立の目的があったわけなんですが、その状況において、既に一兆円の投入の申請を、三月二十九日に、東電...全文を見る
○菅原委員 最後ですが、今の御答弁ですと、電気事業法の三十七条は改正するというようなお考えはありませんでしょうか。
○菅原委員 ありがとうございました。  また議論を深めていきたいと思います。ありがとうございます。
04月18日第180回国会 衆議院 経済産業委員会 第6号
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○菅原委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表し、その趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     特定多国籍企業による研究開発事業等の促進に関する特別措置法案に対する附帯決議(案)   政府は、本法の施行に当たり、次の諸点に...全文を見る
05月24日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第7号
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○菅原委員 自民党の菅原一秀でございます。  委員長を初め、連日、御審議、大変御苦労さまでございます。  この数日の審議を聞いておりまして、税制とは国のあり方そのものである、そう改めて認識をいたしているところであります。  すなわち、この一体改革の論議を通じて、我が国の社会...全文を見る
○菅原委員 今、副総理は、ある意味では、当然、政権側ですから、いいところだけを見ようとしています。確実に反対がふえてきている。この分析を冷静にしなきゃいかぬのだと思うんですよ。大反対する人は少ない、それはそうかもしれません。しかし、なぜ政権が、野田内閣がこの法案を出した後に反対が...全文を見る
○菅原委員 今の答弁で二つ。  一つは、デフレ下において増税することがどうなんだと聞いていることについては答えていません。経済情勢を鑑みてそこで判断をするとおっしゃったのはわかった。  今、このデフレが進行する中で増税をすれば、結局、GDPが下がって、可処分所得が減って、しか...全文を見る
○菅原委員 総裁、財政の持続可能性と国債の安定、そして為替にも若干触れられましたけれども、私は、今のデフレ下で増税をすることのいかんを聞いているわけでありまして、特定のことには答えられないと言いましたけれども、今これだけ国民的な議論となっている消費増税に関して、賛否はともかく、エ...全文を見る
○菅原委員 財政の持続可能性をいわば強化するために税収が上がらなければなりませんし、税収を上げていくためには、増税ということもありますけれども、金融政策や、あるいは経済対策の転換を図りながら、全体として税収を上げて財政の持続可能性を求めていくのが、為政者である国政の立場でもあると...全文を見る
○菅原委員 はい、結構です。何かある、いや、まだまだ質問ありますから。
○菅原委員 はい。  冒頭申し上げましたように、増税に関しましては、これを私は当然否定するものではない立場であります。ただし、この議論と同時に、いろいろな論点、これについてはただしていかなければいけない責任もあると思っているわけであります。  増税をする前にやるべきことがある...全文を見る
○菅原委員 先ほどの努力規定の話と同様に、答弁も何か努力義務みたいな感じですね。非常に鬼気迫るものというのがない。  今申し上げたように、菅内閣でつくった新成長戦略、四百九件のうち三百七十三件が成果を確認できなかった。今度の夏までにまた新しいのをつくると言っている。古川さんがや...全文を見る
○菅原委員 当時、二〇〇三年から二〇〇七年、小泉政権のとき、確かに御指摘のとおり、今思えば、あのときに五パーを一〇パーなりに上げておけば、今回の議論もなく、自民党は政権のままでいたかもしれませんし、そうでないかもしれない。  ただ、結果論でありまして、あのときは、総理の意思もあ...全文を見る
○菅原委員 話をちょっとかえますけれども、まず党内をまとめてくださいよ。今週だか来週だか、現代表と元代表が会われるそうですけれども、おたくの党の中がまとまっていないのに、伊吹先生のお言葉をかりれば、ここでこうした大人の対応をしているわけですよ。しかもそれは、国民に対する、国家に対...全文を見る
○菅原委員 安住大臣とは早稲田の雄弁会で同じ釜の飯を食った仲でありまして、当時から大言壮語を発する、大変大物であるということを感じておったものですから、今、私には荷が重いなんて言わないで、多分そこで私だったら解散すると、あのえんじの緞帳の前で国民に聞いてみたい、小泉総理ではありま...全文を見る
○菅原委員 たしかマニフェスト等で、天下りを根絶、聖域なく見直す、こう言っておられます。だからこそ、この点は今詰めたわけであります。  確かに、激減は確かでありましょう。しかし、三割は今でも残っている。この点は、民主党さんとさまざまな今の官の関係の中で、こうしたずぶずぶの関係が...全文を見る
○菅原委員 時間が迫ってきたので、経済と生活の面についてちょっとお尋ねをします。  もう御案内のとおり、経済の現状というのは、昨年の三・一一の東日本大震災、そして、その後の福島第一原発の事故、まさに国難というこの状況の中にあって、その復興も端緒についたばかりであります。  一...全文を見る
○菅原委員 今、財務大臣からお話があった中で、デフレという言葉が出ましたが、現下の円高、デフレ、この是正と脱却なくして、私は、増税に簡単に踏み切るものではないなと率直に思っています。  そのデフレ対策が、先般の予算委員会でもここでただしましたけれども、本当に脆弱である。政府も日...全文を見る
○菅原委員 なのに円高が進行している。  つまり、懸命に取り組んでいる、そしてまた規模は最大だとおっしゃった。しかし、この四年間だけ見れば、アメリカのFRBはドルを三・四倍拡大して、イギリスのイングランド銀行もポンドを三・一倍拡大して、日銀はというと、一・二倍しか拡大をしていな...全文を見る
○菅原委員 そうですね、十二、三年の金融政策、あるいは、時には円安状況の中で成長が生まれた小泉政権時代等々含めると、検証して、今後どう対応するかということは極めて大事だと思います。ただし、今、この消費税増税、その環境を進める上で、今の円高の是正、デフレの脱却は、当然、大前提だと思...全文を見る
○菅原委員 はい。最後に答えてください。
06月15日第180回国会 衆議院 経済産業委員会 第8号
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○菅原委員 おはようございます。自民党の菅原でございます。  きのうからきょうにかけまして報道を見ておりまして、何だか一つの方向性が出ているような報道でありますが、私は、この消費税、まだまだ与党も野党も一山も二山もあるんではないかな、こんなふうに感じております。  そうした中...全文を見る
○菅原委員 注視をする、あるいは断固たる措置を日銀と提携してやる、こういうことなんですが、その本丸の日銀が非常に金融政策が脆弱であることは、私は予算委員会でも何度となく詰めてきたわけです。  五月の二十日前後、日本の格付をフィッチ社が下げた。すかさずカウンターパンチを打つのかな...全文を見る
○菅原委員 国内で物が売れない、物が安いのに売れない、だからまた下げる、これがデフレの一つの傾向であり、だから国内対策をやるということは、もう大臣、そのとおりだと思うんです。  ただ、あわせて、今まで日本というのは、貿易である意味もってきた。海外で稼いで、その富を国内に入れて、...全文を見る
○菅原委員 消費税をデフレ下で上げることがプラスになるというような御答弁でしたが、私はとてもそうは思えません。  御案内のとおり、税率を再来年から、五パーから八パー、八パーから一〇パーに上げると、民間のシンクタンクの試算によりますと、実質GDP成長率がそれぞれ、五から八のときは...全文を見る
○菅原委員 この議論はちょっとまた次回にして、物が高くて売れない、あるいは安くてもなかなか売れない、高いけれども欲しいもの等々、いろいろあると思うんですが、そのうちの一つにいわゆる太陽光発電、ソーラーシステムが今、成長戦略の一丁目一番の一つの柱ではないかな、こんなふうに私は思って...全文を見る
○菅原委員 NEDOの三年前のロードマップには、二〇三〇年に二億百八十三万キロワット、こういう推定導入量というのを示しているんですね。これというのは、全発電設備容量のほとんどを占める。そういう計画自体は大変いいんですが、今の大臣の答弁だと、ややもすると民間任せという嫌いが感じられ...全文を見る
○菅原委員 その相乗効果に期待をしたいと思うんですが、この点について一点だけ。  七月一日から全量買い取りが始まります。戸建ての家はほとんど対象になっているわけです。当然、マンション、アパート、集合住宅も対象にはなっているんです。ところが、二十戸あって、全員が賛成しないと管理組...全文を見る
○菅原委員 福島原発の事故、そしてそこにかかわる事故調査委員会、この問題に移りたいと思います。  政府の事故検証委員会、去年の十二月に、初動対応が不適切であった点だとか、あるいはシビアアクシデント対策が不十分であった、こうした指摘をいたしました。また、その後に、私たち自民党の申...全文を見る
○菅原委員 ということは、国会事故調の答弁は虚偽答弁ですか。  記憶にないというんじゃなくて、関与していないというのが正解なんですか。そこはどうですか。
○菅原委員 国会の古くからの歴史の中で、古くはロッキード事件含め今日まで、記憶にありませんとか記憶にないという言葉は、広く一般的国民からすれば、それは、わかっているんだけれどもそういう状況にないという答弁だけをしているというような一般的な認識があると思うんです。したがって、私は、...全文を見る
○菅原委員 そうすると、三キロに関してはそうですけれども、これをあなたの言葉で、官房長官の当時の言葉で、翌朝には、念のための指示として十キロにした、そこからまたその夜に二十キロにした、そこの判断、経緯、プロセスに関しては対策本部のメンバーとしてタッチをしていなかったんですか。
○菅原委員 福島原発に関して、当然、私ども自民党も原発を進めてきた責任があることは否めないわけであります。したがって、今後とも、半永久、私どももその責を担いながら、それを負いながら、今後の日本のエネルギー政策や原発のあり方はどうすべきかということをしっかり考え、行動していかなけれ...全文を見る
○菅原委員 枝野さん、あなた、ポスト野田の一人とも言う人もいなくはないんだから、そのときの官房長官とすれば、菅総理のもとで、まさに女房役で、それが何かメッセンジャーのように、対策本部の一員だったけれども私はその責任はないんだかのごとくのことを、今の原発の再稼働をするかしないか、日...全文を見る
○菅原委員 時間が来たからそろそろ終わりますけれども、そのつながっていたかどうかは確認をさせていただきます。  あわせて、三月十二日、事故の翌朝七時十一分から八時四分まで菅総理が現場をヘリコプターで飛んでいる間、いわゆる原発の現場の吉田所長が、ベントをしなきゃいかぬといって、本...全文を見る
○菅原委員 いずれ国会事故調で明らかになるでしょう。  以上です。
07月27日第180回国会 衆議院 厚生労働委員会 第16号
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○菅原委員 おはようございます。自民党の菅原一秀でございます。  きょうは、この高齢者雇用安定法並びに修正案について質問をさせていただきます。  まず冒頭、大臣に、通告していないんですが、今現在、日本国内で百歳以上の方、どれくらいいるか御存じですか。日本国内で百歳以上の方が何...全文を見る
○菅原委員 三年前の国勢調査によりますと、四万三百九十九人。昔は泉重千代さんしかいなかったんですが、平成に入って一万人を突破して、今四万人を超えて、これは住民基本台帳上の数であります。追跡調査をすれば半分強なのかな、こういうような数字が浮かび上がってくるんですが、中でも男性が五千...全文を見る
○菅原委員 その法案の説明はよくわかるんです。また、平成十六年のときは私ども自民党の政権でありましたから、当然、その先、今、昨今ですね、こういう状況になることは予測もし得たんですが、いわば、これからこうして六十五歳までの雇用を確保するということの目的、根本的な、基本的な理念という...全文を見る
○菅原委員 ということなのかなというふうに今承りました。  例えば、六十代で会社をやめて創業する人、昨今、いわゆるシルバー創業なんて言い方をするんですが、大体、年間で六千社を超えているんですね。これは、言ってみれば、それまで会社に勤めて、経験あるいはキャリア、そうしたものを、例...全文を見る
○菅原委員 いろいろやりとりをしておりまして私が感じますのは、今、あくまでも、自民党だから使用者側の立場だとか、民主党だから労働組合だとか労働者側、そういういわば二極論で論ずる問題ではないと思うんです。  先ほど、冒頭申し上げた、あえて百歳以上は何人いるか御存じですかと聞いたの...全文を見る
○菅原委員 時間が来たようですけれども、最後に一点だけ、修正案の方について大臣の見解をお尋ねしたいんです。  九条の三項に基づく指針が出されていますね。これは、心身の故障のために業務の遂行にたえない者等の継続雇用制度における取り扱いが含まれているということなんですが、解雇事由だ...全文を見る
○菅原委員 きょうは通過点として、また法案は法案として、先ほど来の幾つかの論点、議論を深めさせていただきたいと思います。  ありがとうございました。
08月03日第180回国会 衆議院 経済産業委員会 第12号
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○菅原委員 おはようございます。自民党の菅原一秀でございます。  連日、ロンドン・オリンピックの日本人アスリートのメダルラッシュ、大変閉塞感きわまる今、我が国に一服の清涼剤をいただいているのではないかと喜ばしく思っているわけであります。  一方、政治の現実に目を向けますれば、...全文を見る
○菅原委員 今のお答えを聞きますと、いわば民主主義の一つの行動のあらわれというふうな受けとめ方をされているようであります。  確かにそういう側面もあると思いますが、私は、やはり元総理たる矜持というものも必要だったのではないか、もし、やるのであれば、国会の当委員会やら、さまざまな...全文を見る
○菅原委員 火力が順調であって、雨のせいで水力が供給量が高い、こういうお話でありますが、それゆえに、本来は、そのロジックからすると、再稼働はなくてもよかったんじゃないかと思うんですが、そういう問いに対してどう答えますか。
○菅原委員 私は、あの再稼働を関係四閣僚で御判断したとき、国会の状況がそれを許さなかったわけでありますが、いわゆる原子力規制庁あるいは規制委員会がまだ立ち上がっていなかった、今なお途上でありますけれども、そういう状況の中で、本来はそれを待ってもよかったのではないかなと今さらながら...全文を見る
○菅原委員 今、不思議な答弁をされましたね。経産省はやらなかった、私はやらなかった、大臣はやらなかった、内閣府がやったと。では、これは閣内不一致じゃないですか。
○菅原委員 であるとするならば、そこに対して大臣は何らかの意見を述べなかったんですか。つまり、結果的に、政府として出した数字が一六・三だったのが、わずか〇・六縮めて、これを政府見解として、関電のいわば大飯の再稼働についてお認めになったわけでしょう。これは内閣府がやったから、私は責...全文を見る
○菅原委員 今の答弁は大変重いと思います。再検討もあり得るということであります。  そこで、改めて原発問題に関して考えますと、今、大飯が再起動している、そしてほかの五十二基、停止をしているわけなんですけれども、建屋内にある使用済み燃料、この核燃料がある以上は、仮に停止をしていた...全文を見る
○菅原委員 これまた大変貴重な答弁をいただきました。  原子力規制委員会、今の人事案についてはいろいろ課題がありますから、自民党としては、きちっとまず民主党さんおまとめください、今こういうスタンスに立っていますけれども、一日も早くこの規制委員会を立ち上げて、せっかく自民党の議員...全文を見る
○菅原委員 今後のこともあるので、一つ苦言を申し上げます。スタート時点のときに、各電力会社の社員が、たまたま、アトランダムだけれども、当たったゆえに出てきた。しかし、職業がそういう立場にあるとすれば、なるべくそういう方は遠慮いただくというのが本来の形ではないか。そういう方々が述べ...全文を見る
○菅原委員 古川大臣がおっしゃっていないということを、今ちょっと手元にありませんが、報道の記事で持っておりますから、後でまたお示ししたいと思いますけれども、今の大臣の御答弁の中では、八月でやるということでいいんですね。重ねて。
○菅原委員 その若干のタイムラグは仕方ないにせよ、まず、八月ということ。要は、何が言いたいかというと、この意見聴取会から、ある意味では皆さんがある想定した流れと違った、全くややもすれば違った流れの結論が出てきている。その状況の中にあって、当初示した計画や今計画しているものの軌道修...全文を見る
○菅原委員 ということは、甘んじて意見聴取会、国民の声を受けて、そして、それと従来からやってきた計画が合致しない場合は、それ相応の御努力をされるというふうに私は今理解しました。この点は、これでよしとします。  そこで、今、前段の話で大臣が、この流れについてこれでいいんだ、つまり...全文を見る
○菅原委員 大臣の御答弁は、全く論理のすりかえ。私が聞いていることに答えてください。いいですか。  政府が掲げる日本再生の基盤戦略において、二〇一一年度から二〇二〇年度まで平均で名目GDP三%、実質GDP成長率を二%という目標を掲げておられるわけでしょう。にもかかわらず、エネル...全文を見る
○菅原委員 政府の数字と総合エネルギー調査会の数字、それぞれあるから、その違いについては大臣はどう考えますか。重ねて聞きます。
○菅原委員 そうすると、今後、再生可能エネルギー、省エネ、それぞれの計画の数字があって、それについては消費税の増税をお願いしなければいけない。一千兆の借金があって、長期金利が一%上がれば、それだけで十兆の利払いを次の世代に回すわけにいきませんからね。そういう中で、名目で三%、実質...全文を見る
○菅原委員 こういう議論を聞いていると国民がどう思うかを考えてくださいね。  つまり、経済成長をしっかりやっていくんだ。今回の消費税というのは、ある意味では、自動増税ではないんですよ。二年間のスパンできちっと成長をなし遂げて、痛みを伴うけれども、その前にいろいろやるべきことをや...全文を見る
○菅原委員 今エネルギー庁長官からるるお答えをいただきました。この点はまた次回の質問でディテールについてただしていきたいなと思っております。  そこで、再生可能エネルギーの代表選手の一つであります太陽光パネルの設置拡大についてお尋ねをしたいと思います。  去る五月十七日に、一...全文を見る
○菅原委員 今大臣が答弁の中で、量産化すればいいということですけれども、量産化するにも、値段が下がらなければ量産化できないと思いますし、量産化すれば値段が下がるというものじゃないと思うんですよね。一つ一つの研究開発や各メーカーで現時点ではそんなにコストがかかっているわけであります...全文を見る
○菅原委員 一日から始まって、ある意味では発車してしまった。バスでも車でも、よく点検しないで、ボルトを締めないで、車が発車したらタイヤが後ろに残っていたなんということがないように、こういう現実的なマッチングということの制度を導入すべきだと思いますし、まだ途上であるからという政務官...全文を見る
○菅原委員 話を若干かえますけれども、実際にソーラーパネルを設置する場所として、小学校、中学校、全国で、全部で二万八千九百五十三校あるんですね。このうち、実際に今現在、去年ベースでいうと約四千五百余の学校で設置をしている。まだまだ、本当に、当然四分の一にも達していない状態にあるわ...全文を見る
○菅原委員 いずれにしましても、七月の一日から始まった買い取り制度でありまして、再生可能エネルギーの拡充には大変重要だと思っております。ただし、菅さんと一部の方々が、スタート時点から論議をしてきた経過があります。そういう意味では、一部の方々が損して得とれのようなことがないように、...全文を見る
○菅原委員 最後になります。御答弁いただきましたけれども、今までの省庁の枠を超えて、今までの発想を超えて、まさに根を詰めて、超党派でこの資源確保をしっかりやっていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  以上で終わります。
08月21日第180回国会 衆議院 国土交通委員会 第15号
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○菅原委員 自民党の菅原一秀でございます。  きょうは航空問題に関しての参考人質疑、お三方の参考人の皆様には大変御煩多のところお運びいただきまして、まことにありがとうございます。また、あわせまして、内閣府そして企業再生機構並びに公正取引委員会、それぞれ大変お忙しいところありがと...全文を見る
○菅原委員 先日の八月七日の当委員会で、この第三者割り当て増資に関して、自民党の方から企業再生支援委員会の議事録の提出を求めたんですが、これがいまだに出ていないんですね、大臣。そういう意味では、公的資金による実質国有化ということは、より高い透明性が当然求められるわけなんです。 ...全文を見る
○菅原委員 更生手続に基づくものというよりも、これはどう見たって、具体的に見ていけば、当然自助努力よりも、ずばり言うと、ここで戸崎参考人にもあわせてお伺いをしたいと思うんですけれども、ダイヤモンド・オンライン、先ほど来お話が出ていますように、戸崎参考人も同様の趣旨で、財産評定影響...全文を見る
○菅原委員 今お二人の参考人の御答弁からすると、冒頭の、四分の三は自助努力というのが、そうではなくて、そうした犠牲が大きなウエートを占めているというふうにも私には聞こえてなりません。事実、そうだと思うんです。これはやはり履き違えをしちゃいかぬのではないかな、私はこのことは指摘をし...全文を見る
○菅原委員 先般、私はこの質問に立つに当たって、海外の主要航空会社の過去四年間の最終利益、直近の利益を調べてみたんですね。すると、事もあろうにといいましょうか、大変喜ばしいことではあるんですが、我が国のJALだけが一五%以上の最終利益率で突出しているんです。シンガポール航空でさえ...全文を見る
○菅原委員 きょうは参考人質疑なので多くは聞きません。  ただ、やはり二〇一六年までということは余りにもちょっとインターバルがあり過ぎます。ここは、こうした国民の血税、しかも消費増税をしなければいけない、こういう状況の中にあって、その増税分とは言いませんけれども、大変大きな額の...全文を見る
○菅原委員 事前通告というのは参考人さんにはないもので、ストレートボールを放りましたけれども、今現在、JALが就航しているのは但馬だけなんですよ。直近の二十年間で十一開港して、当初、福島、佐賀、静岡、神戸、そして但馬があったのが、その四港は全部フェードアウトしている、撤退している...全文を見る
○菅原委員 こういう時代ですからインターネットでも残りますので、今の正直な捉え方は大変重要だなと思っています。  大西参考人にお尋ねをしたいと思います。  今お話があったように、政治家が圧力をかけたのではなくて、私は、私ども自民党政権時代も含めての反省もきちっとしなければいけ...全文を見る
○菅原委員 重ねて戸崎参考人にお尋ねしたいんです。  この委員会でも先般も議論がございましたが、民間企業に公的資金を投入することが正当化される場合に、大きく三つの見方があるんだと思います。例えば金融機関のような、いわゆるシステミックリスクの場合。あるいは、議論で出ていましたけれ...全文を見る
○菅原委員 当然、今後それを一本化といいましょうか、整合性をとるには、新たなスキームが必要になってくるんだと思うんですね。  そこで重ねて、先般、竹島公取委員長さんが、国家補助をすれば、その程度はともかく、競争環境はゆがむと。先ほども御答弁をいただきました。ゆがみを最小限にする...全文を見る
○菅原委員 今お二人から大変重要な御答弁をいただきました。特に竹島委員長のお話の、これはある意味では世界が注視をしている事案でもあります。  そこで、それぞれからお話が出たEUのガイドライン、これは実は二年四カ月前の集中審議の際に、私は当時の前原大臣に、これをやるべきだ、EUの...全文を見る
○菅原委員 言われるような監視体制、機能が、なかなかできていないと思いますね。これは、やはりJALの再上場、九月十九日の前に、こうした競争環境のゆがみというのを最小限にすることは当然のことだと思います。  最後に、小野参考人、きょうの議論を聞いて何かあればお教えください。
○菅原委員 以上で終わります。ありがとうございました。