杉浦正健

すぎうらせいけん



当選回数回

杉浦正健の1990年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月27日第118回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
議事録を見る
○杉浦委員 大変長い名前でございますので省略させていただきますが、法律案につきまして、大臣初め関係者にお伺いをさせていただきます。  まず初めに、中山外務大臣、このたび御再任になられたわけでございます。非常に国際情勢が流動的であり、また、日米構造協議等難問山積の我が国外交を再び...全文を見る
○杉浦委員 大臣の御所見にございましたように、ひとつこの変化を慎重に見きわめ、敏速に対応していただきますように心から願うものでございます。  大きな変化が起こりつつあるわけでございますが、そういった状況に対応して、アメリカもそうでございますし、EC初め先進各国もそうでございます...全文を見る
○杉浦委員 具体的に外務省として国際協力強化の三本柱ということを提唱されておるわけでございますが、そのあたりについての御所見をお伺いしたいと存じます。
○杉浦委員 ODAの問題について若干触れられました。ODAについては現在中期目標というものが定められておりますが、新しい事態に際しましてさらにそれを積極的にお進めになられる、強化し、充実して進められるお考えがおありかどうか、お伺いしたいと存じます。
○杉浦委員 総括的な問題はこの程度にいたしまして、本法律案に関係したことを若干お伺いをさせていただきます。  ナミビアに大使館を、そしてあと一カ所に領事館を新たに開設するということでございますが、まず、ナミビアはアフリカの一部でございますが、我が国とアフリカとの関係について若干...全文を見る
○杉浦委員 ナミビアにつきましては、つい先日独立したばかりでございますが、日本の二倍を超える国土でありながら人口が百数十万人という大変希薄な人口の国であり、資源は非常に豊富だと聞いております。また、いろいろな経済的な問題も多く、特に白人の技能層がどんどん引き揚げておるような状況も...全文を見る
○杉浦委員 定員の増加も大切なことだと思いますが、また同時に、これは私の個人的な考えでございますけれども、数をふやせばいいという問題でもないと思うのです。少数精鋭と申しますか、優秀な外務官僚がおられるわけでありますから、もっと大きな権限を与えて、少数であっても十分に能力を発揮して...全文を見る
○杉浦委員 特に、ソ連、東欧等共産圏につきましては、今アメリカ、ヨーロッパ等からどんどん企業進出がなされておるわけであります。日本の経済界はまだ現時点では消極的でありますけれども、いずれせきを切ったように合弁事業等の交流が始まることが予想されるわけでございますので、そういった事態...全文を見る
04月26日第118回国会 衆議院 内閣委員会 第5号
議事録を見る
○杉浦委員 ただいま議題となりました修正案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  案文はお手元に配付いたしておりますので、朗読は省略させていただき、その要旨を申し上げます。  施行期日について、原案では、「平成二年四月一日」といたしておりますが、既にその日が経過いたし...全文を見る
07月04日第118回国会 衆議院 農林水産委員会 第18号
議事録を見る
○杉浦委員 穂積委員の方から、今後の農政のあり方について、また平成二年産米の政府買い入れ諮問価格についての基本的な考え方について質問がありましたので、私からは重ならないように補足をして若干お尋ねをさせていただきたいと思います。時間が足りなくて、聞きたいことはまことにたくさんあるわ...全文を見る
○杉浦委員 この品種改良等、研究開発につきましては、アメリカの状況なんかを聞きますと、現場の農家、農民と大学とかあるいは試験研究機関との協力連携関係が非常にうまくいっているように聞いておりますが、日本の場合まだまだのところがあるようでございますので、ひとつ大いに御推進を賜りたいと...全文を見る
○杉浦委員 時間がございませんので、もっと伺いたい点はたくさんございますが、これで終わらせていただきます。
10月26日第119回国会 衆議院 国際連合平和協力に関する特別委員会 第4号
議事録を見る
○杉浦委員 このイラク侵攻という緊急事態で、降ってわいたようなことから世界的に大問題になっておるわけでありますが、総理初め内閣閣僚、関係政府当局者、大変な御苦労をなさっていることにまず敬意を表したいと思います。  ともかく戦後四十五年、平和な時代に生きて一生懸命みんなで努力をし...全文を見る
○杉浦委員 ただいまのお話をお伺いして、全く同感をいたしたわけでございます。世界には本当に考え方も違う、価値観も違う、皮膚の色も違う、たくさんの民族があり、国家があるわけでございます。そういう人たちに共通に理解し得る旗印が必要だ。今、外務大臣が申されました平和、これはその一つの大...全文を見る
○杉浦委員 この現在提案されております平和協力法も、その考え方との関連で出されていると思うのでございますが、私は、どういうような位置づけかお伺いしたいと思うのですけれども、きのう、おとといと拝聴しておりまして、特に野党の方々、国民の中にもそういう懸念があるわけですけれども、日本が...全文を見る
○杉浦委員 お話をお伺いして大変よくわかったわけでありますが、私は大臣の申されるような見地からして、仮にこの法案が通過して実施される場合であっても、平和協力業務として挙げられているうち、イ、ロ、ハ及びへ、ト、これは大方のところ異論のない分野でございますが、ニの物資協力、ホの医療活...全文を見る
○杉浦委員 条約に当たるわけですね。
○杉浦委員 条約の締結でありますから、国家公務員である内閣は、当然憲法に従ってしか締結できないわけであります。憲法の許さない条約を締結できるわけがないわけでありまして、当然のことながら、現時点で仮に起こるとすれば、現在の憲法の解釈に従って締結するのが内閣の義務であります。そしてそ...全文を見る
○杉浦委員 国連の平和機能の強化につきましては、実は私、この五月、福田赳夫先生のお供をしまして、ソウルで開かれたOBサミットに出席しました。二十カ国の元首が、旧元首と申しますか、集まりまして、西独のシュミットですとかジスカールデスタンですとかカナダのトルドーですとか、アジア、アフ...全文を見る
○杉浦委員 大変結構だと思います。ぜひ御推進願いたいと思います。  その場合、私は大変参考になると思いますのは、ドイツの動きだろうと思います。ドイツは、皆様御承知のとおり、戦後の世界の、まあ日本と同列に並べられる東西のサクセスストーリーの持ち主でございます。同じ同盟国で、第二次...全文を見る
○杉浦委員 地中海はNATOのテリトリーだから出したようですけれども、実際、聞くところによりますと、ドイツがこの間統一いたしまして年末には憲法を改正するという動きがあると聞いております。その改正の伝えられております内容、その理由を御説明願いたいと思います。
○杉浦委員 ドイツは非常に賢明、クレバーな国で、OBサミットでも感じましたが、ヨーロッパの一員としての立場を堅持している。ECに参加し、NATOにも参加して、一体となってやっていこうということで努力しているようです。シュミットさんと話ししたときに、日本は何やっているんだというよう...全文を見る
○杉浦委員 パキスタンほかもう一国あった軍事要員ですね、兵員は何人ぐらい出しておりますか。それから、インドネシア等、検討しておるところはどれぐらいの規模を考えているか、わかっておればお答えいただきたいと思います。
○杉浦委員 パキスタン、バングラデシュは出しておるようですが、ASEAN地域、中国、韓国は人までは出してないようでありますが、私は、この平和協力法の制定に当たっても、あるいはその運用についても、アジア諸国が抱いている懸念を解消するために十分の努力をすべきだと考えておるところでござ...全文を見る
○杉浦委員 私は、けさ日経新聞で拝見したわけですが、外務省から二十五日までにアジア各国の大使館にこの法案の内容を伝えるようにという指示が出たというような記事が載っておりましたが、今大臣のおっしゃられた外交ルートというのはそのことでございますか。
○杉浦委員 前の外務大臣の御答弁で、必要あれば特使を出してもいいというような御答弁があったと記憶しております。私は、でき得れば今までに、法案の骨子が固まった段階で主要国には特使を派遣して説明するぐらいのことをしていただきたかったと思っておる一人でございますが、この法案の審議と並行...全文を見る
○杉浦委員 大臣のお立場もわからないわけではないわけですけれども、重ねて申し上げますけれども、アジアにはNATOのような枠組みはないわけであります。ECのような共同体志向も現実にはないわけでございますので、ドイツの場合にはそういう場所で外相会議を開いてそこで検討する、そこでの決議...全文を見る
○杉浦委員 この委員会の議論にあった通信の問題じゃありませんけれども、電話一本で通じる世の中でありますので、ひとつそのあたりは十二分に各国の首脳の了解を少なくとも得るように御努力賜りたいと思う次第でございます。  次に、法案が成立した後の問題でございますが、大臣のおっしゃるよう...全文を見る
○杉浦委員 ただいまのお話をお伺いして大変うれしく思ったわけでありますけれども、事柄は、ここにおられる大臣初め皆様方、釈迦に説法でありますけれども、目的がいいからといって手段が悪ければだめでありまして、碁も手順が悪ければ詰まないわけであります。手順が大切でありまして、特にアジアの...全文を見る
○杉浦委員 私は、平和協力隊が将来結成されて平和維持活動をする場合に、アジアの各国から、特に戦禍を与えたアジアの各国から、歓呼の声に送られるということになれば一番理想でありますが、せめて最悪の場合でも理解をいただいて、結構だということで御理解のもとに協力隊を派遣するようなことでな...全文を見る
○杉浦委員 私は公明党の石田委員長の代表質問を拝聴しておりまして、私の聞き違いかもしれませんが、あの時点では併任がいかぬ、時限立法だ、この二点を強調しておられたと拝聴したわけでありますが、その後の公明党さんの動きを見ますと、今度は部隊参加はだめだ、それからもう少し厳しい歯どめもと...全文を見る
○杉浦委員 防衛庁長官、もし御見解がございましたらお願いをいたします。
○杉浦委員 以上で質問を終わります。