菅川健二

すげかわけんじ



当選回数回

菅川健二の1996年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月21日第136回国会 参議院 地方分権及び規制緩和に関する特別委員会 第2号
議事録を見る
○菅川健二君 平成会の管川健二でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  まず、地方分権推進委員会の皆さん方には、発足以来、他に例が見られないほどの精力的な審議を重ねておられるわけでございまして、諸井委員長さん初め委員の先生方の御熱意、御苦労に対して心から敬意を表したいと...全文を見る
○菅川健二君 ぜひ基本的な枠組みを維持していただきまして、これからいろいろな障壁があろうかと思いますが、機関委任事務の廃止に強い決意で臨んでいただきたいと思います。  それから次に、先ほど谷川委員からも財源の問題の話があったわけでございますが、私は若干観点を変えまして納税者の立...全文を見る
○菅川健二君 ぜひよろしくお願いいたしたいと思います。  三点目でございますけれども、国の関与というものに非常に過度なものがあるわけでございまして、御案内のように法令によらずして行政通達といいますか、それがどんどん出されて、それによる制約というのは物すごくあるわけでございます。...全文を見る
○菅川健二君 どうぞよろしくお願いいたします。  先ほど、今後のスケジュールをお聞きしておりますと、三月に中間報告を出されるやに伺っておるわけでございますが、その際、ただいま私が申し上げました国民にわかりやすい分権システムといいますか、そういった観点からも事務配分の問題、財源問...全文を見る
○菅川健二君 単なる経過報告に終わらず、三月の中間報告をステップにしてさらに地方分権がジャンプしていくような報告であるようにぜひひとつお願いいたしたいと思います。  次に、今後の検討になろうかと思うわけでございますが、具体の事務配分につきまして若干意見を申させていただきたいと思...全文を見る
○菅川健二君 ぜひよろしくお願いいたしたいと思います。  その次は、四番目に出ておったことでございますが、高齢化社会を迎えまして保健、福祉、医療の一元化が叫ばれておるわけでございまして、現実には市町村の現場ではいろいろな試みが行われておるわけでございます。  去る昨年十一月に...全文を見る
○菅川健二君 ぜひよろしくお願いいたしたいと思います。時間がなくなりましたので、ひとつ要望にとどめておきますけれども、私は県で教育長を五年間やっておった経験から申し上げますと、教育長の文部大臣の承認制があるわけでございます。この承認制というのは基本的にやはり地方不信を背景にした制...全文を見る
02月22日第136回国会 参議院 文教委員会 第2号
議事録を見る
○菅川健二君 平成会の菅川健二でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  私は、都道府県や市町村の教育長の問題につきまして、今日的な課題や私自身の経験を踏まえまして、その位置づけ等につきまして質問なり御要望をいたしたいと思います。  申し上げるまでもございませんけれども...全文を見る
○菅川健二君 その具体的な文部省の意見をちょっと申していただきたいと思います。
○菅川健二君 ただいまの件につきます文部省とのやりとりの中で、地方分権推進委員会のいわゆる審議概要の速記録が出ておるわけでございますが、それによりますと、「文部省があげた四点については、知事や市町村長は教育長の選任にあたり当然に十分考慮している点であり、大臣承認が必要な理由として...全文を見る
○菅川健二君 私は、この承認制度につきましては、できた当時の経過ということにつきましてはある程度その背景があろうかと思うわけでございますが、基本的には地方に対する不信を前提とした制度ではないかと思うわけでございます。  分権推進委員会の検討試案にも考え方が載っておりますように、...全文を見る
○菅川健二君 政治的中立性の問題につきましては、文部大臣そのものが御案内のように政党に所属しておられるというようなこともございますし、またそういった点につきましてもいろいろ異論が出てくるんじゃないか思うわけでございますが、とりあえず今後いろんな形、むしろ分権推進委員会との今後のや...全文を見る
○菅川健二君 現時点において見直すというお考えはございませんですか。
○菅川健二君 その当時の段階におきましても議論がなされたようでございますが、教育長というのは大変重い職でございますので、特別職にして、先ほど申し上げましたような任期制とか専任化を図ってはどうかという強い意見もあったはずでございます。  ところが、その特別職という肝心なところがい...全文を見る
○菅川健二君 大変御親切に答弁していただきまして、ありがとうございました。  府県や市町村の教育長というのは、御案内のように地域における文部大臣でございます。心置きなく職務を全うできるよう、文部大臣に温かい御配慮をぜひお願いいたしたいと思います。  どうもありがとうございまし...全文を見る
03月28日第136回国会 参議院 文教委員会 第5号
議事録を見る
○菅川健二君 平成会の菅川健二でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  国立学校設置法の改正に伴いまして、逐年、大学教育の改善充実が図られておりますことはまことに望ましいことでございまして、関係者の御努力に対して敬意を表したいと思うわけでございます。  そこで、今回の...全文を見る
○菅川健二君 私の選挙区でございます広島県におきましても、文部省の御支援をいただきまして、昨年、県立保健福祉短期大学が開学したばかりでございます。現在、四年制への移行に向けまして大学内外で条件整備を進めておるわけでございますが、県から正式の要請がございましたら、ぜひその早期の移行...全文を見る
○菅川健二君 次に、現職の看護婦についてでございますが、これまでその多くが病院附属の看護の専門学校で養成されてまいったわけでございます。現職の看護婦の一層の技術の向上と意欲を高めますために、看護系の四年制大学や学部の三年への編入を容易に認めるなどその門戸を広げていただきたいと考え...全文を見る
○菅川健二君 個別の問題につきましてただいまお答えいただいたわけでございますけれども、今後とも高齢化社会に対応いたしまして医療技術系教育の重要性はますます高まってまいるのではないかと思うわけでございます。  最後に、文部大臣の決意のほどを一言お聞きいたしたいと思います。
○菅川健二君 ひとつ医療系教育の充実のために今後とも何分の御尽力をお願いいたしたいと思います。  どうもありがとうございました。
05月07日第136回国会 参議院 文教委員会 第7号
議事録を見る
○菅川健二君 平成会の菅川健二でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  私は、今日の教育の最大の課題の一つでございますいじめ問題と、これらに関連いたしまして今後の教育制度の改革の方向につきまして質疑をいたしたいと思います。  いじめ問題につきましては、一昨年の愛知県の...全文を見る
○菅川健二君 この予算要求の段階におきまして、文部省はたしか都道府県分だけ十億円の要求をされたかと思うわけでございますが、大蔵省の方で指定都市分一億円を査定憎いたしまして、計十一億円が計上されたやに聞いておるわけでございます。  一般的に言いまして、私も県の財政課長をやっておっ...全文を見る
○菅川健二君 シーリングがございましても、いずれにいたしましてもウエートの置き方の問題だろうと思うわけでございます。  それは別といたしまして、本年度は昨年度に比べまして、本年度といいますか、平成八年度の予算案でございますが、昨年度に比べまして約四倍近くの派遣校数になっておるわ...全文を見る
○菅川健二君 私が次に御質問しようということについて先回りに答弁されてしまいましたけれども、私は昨年の十二月の文教委員会におきまして、スクールカウンセラーを全校に配置することを目標に、学校教育法の位置づけとか配置の充足計画を作成すべきであると主張いたしたわけでございます。調査事業...全文を見る
○菅川健二君 ぜひ充実するような方向でお考えいただきたいと思います。  次に、昨年四月に第十五期の中央教育審議会が発足いたしまして、「二十一世紀を展望した我が国の教育の在り方について」の諮問が行われたわけでございます。これにつきましての考え方は、先ほど森山委員が言われましたこと...全文を見る
○菅川健二君 さきのメーデーのスローガンの一つといたしまして学校完全五日制の早期実現が掲げられておるわけでございますが、このことがほぼ世論となりつつある状況にございまして、文部省といたしましても完全五日制に向かっての条件整備を急いでいただく必要があるんではないかと思うわけでござい...全文を見る
○菅川健二君 もう一つの教育の視点といたしまして、個性を尊重し個性を生かす教育が重要であろうかと思います。小委員会の中間まとめ案におきましても、「同質にとらわれる社会」が学校にも影響し、いじめ問題にもかかわっていると指摘されておるわけでございます。  現在、個性を生かす教育につ...全文を見る
○菅川健二君 終わります。
05月22日第136回国会 参議院 地方分権及び規制緩和に関する特別委員会 第6号
議事録を見る
○菅川健二君 平成会の菅川健二でございます。どうぞよろしくお願いいたします。自治省関係の方、しばらく御休憩いただきたいと思います。  私は、去る三月二十九日に改定されました政府の規制緩和推進計画に関連して御質問を申し上げたいと思います。  計画に計上されました具体的な規制緩和...全文を見る
○菅川健二君 総務庁としてはいろいろおやりになったことと思いますが、各省庁が出されてきたもののホチキスの役割を果たしただけにすぎないんではないかという批判もあるわけでございます。計画改定に当たりまして、各省庁とのやりとりの中におきましてどのような姿勢、物差しで臨まれたのかお伺いい...全文を見る
○菅川健二君 いろいろな御努力をなさっておることは多といたすわけでございますが、私は各省の縦割り行政の中で、総務庁としては横にくし刺しをする基準、例えば新規参入規制は全廃するとかあるいは数値目標を設定するとか、いろいろな基準等を設定して各省と対応していただくことが必要であろうと思...全文を見る
○菅川健二君 ひとつ一層の御努力をお願いいたしたいと思います。  次に、私の選挙区に所在します中国経済連合会という会があるわけでございますが、会員企業七百社余りからアンケート調査を実施いたしまして、去る三月に規制緩和に関する中国地域の産業活性化方策と規制緩和に関する二十一項目の...全文を見る
○菅川健二君 どうぞよろしくお願いいたします。  次に、規制緩和と石油価格動向についてお伺いいたしたいと思います。  三月末でいわゆる特石法が廃止になりまして、石油輸入の規制緩和が図られたわけでございます。その後の石油価格動向を見ますと、ガソリンは相対的に値下げの傾向にあり好...全文を見る
○菅川健二君 ひとつ引き続き御努力のほどをお願いいたしたいと思います。  最後に、規制緩和というのはこれからさらに積極的に進めなければならないと思うわけでございます。今後、計画の見直し、改定を行っていくと承知いたしておるわけでございますが、今後の取り組みの姿勢につきまして、決意...全文を見る
12月11日第139回国会 参議院 予算委員会 第2号
議事録を見る
○菅川健二君 平成会の菅川健二です。総理の隣の広島県出身でございますので、どうぞよろしくお願いいたします。  私は、一連の不祥事件、そして予算編成、国庫補助金、地方行政改革等の関連質問をいたさせていただきたいと思います。  このところ、社会福祉施設をめぐる厚生省の汚職事件や泉...全文を見る
○菅川健二君 同様に大蔵大臣いかがですか。
○菅川健二君 厚生大臣いかがですか。
○菅川健二君 国民に負担を求める場合は、求める側が信頼され、国民が理解し納得した上でなければならないと思うわけでございます。今のような状況のもとで負担を強行することは、国民に拒税運動、拒税同盟が出るのではないかと心配すらいたしておるわけでございます。昨日のテレビでも落合選手がもう...全文を見る
○菅川健二君 まずもって政府は信頼回復に全力を注いでいただきたいと思うわけでございます。  私自身のことで恐縮でございますけれども、三年前まで三十年間、国と地方の役人をやっておりました。特に金銭関係とか女性関係につきましては毅然とした対応をしてきたつもりでございます。幸いにして...全文を見る
○菅川健二君 どうぞよろしくお願いいたしたいと思います。  役人は大臣の後ろ姿に学ぶと言われております。当然のことながら、各大臣は多くの部下の範となるように行動しておられると思いますけれども、厚生大臣、通産大臣を見事卒業されました橋本総理、今回の相次ぐ官僚の不正事件に対してどの...全文を見る
○菅川健二君 さきの衆議院の予算委員会でも新進党の野田委員から取り上げていただきましたけれども、大方の省では大臣室、事務次官室、官房長室というのは大体同じフロアにあるわけでございます。大臣室で所管の関係業界から政治資金を受け取っていては部下に示しがつかないわけでございます。各大臣...全文を見る
○菅川健二君 建設大臣はさきの衆議院予算委員会では災害現場に行かれまして、大変御苦労さまでございました。その際、御不在だったかと思うわけでございますが、同様に自粛していただきたいと思いますが、いかがでございますか。
○菅川健二君 レンケツ性という意味がよくわからないわけでございますけれども、いずれにいたしましても公平な建設行政を進める上でぜひ身を正していただきたいと思います。今のレンケツ性につきましてもう一度御答弁いただきたいと思います。
○菅川健二君 議員と大臣といいますか、これはおのずから違いがあると思いますけれども、建設大臣としてきちっとそれは身を持すると言われることでございますので、ぜひそうしていただきたいと思います。  次に、予算編成についてお聞きしたいと思います。  来年度予算編成も間近に迫ってまい...全文を見る
○菅川健二君 間もなく来年度の予算編成が行われるわけでございますので、その予算編成に私は注目しまして、次の通常国会に向けまして財政構造改革元年であったかどうか検証させていただきたいと思います。  次に、国庫補助金問題についてお聞きいたしたいと思います。  今回の厚生省の社会福...全文を見る
○菅川健二君 厚生省は、今回の汚職事件にかんがみまして、社会福祉施設に対する補助金の適正化はどのように図ろうとしておられるのか明示していただきたいと思います。
○菅川健二君 今回の社会福祉施設の建設に当たりましては、工事請負の丸投げによって、埼玉県で約十八億、山形県で約八億、計二十六億もの膨大な差益がありました。この一部が政治家や官僚に還流したんではないかと言われておるわけでございます。  補助事業でこのような膨大な差益が出ることは補...全文を見る
○菅川健二君 差益の全部がいわゆる補助単価によるということは、必ずしもそうではないということは言えるわけでございますけれども、しかし補助工事単価についても私は問題があるのではないかと思うわけでございます。  お手元に資料を配付いたしておりますけれども、資料の二枚目をお開きいただ...全文を見る
○菅川健二君 ぜひ補助事業の適正化の観点から検討していただきたいと思うわけでございます。  次に、地方の行政改革について若干申し上げたいと思います。  当然のことでございますが、今回の行革を真に実効あらしめるものにするためには、事務事業を徹底して見直し、国、地方を通じて簡素に...全文を見る
○菅川健二君 もとより、国の行革が進まないから地方もできないんだということではなくて、地方自身もみずから行革を進めていただきたいと思うわけでございます。  ただ、行革を進めるにも、基礎的な単位でございます市町村の規模で、十分行財政能力がない市町村があるわけでございます。とりわけ...全文を見る
○菅川健二君 以上で関連質問を終わります。  ありがとうございました。(拍手)