菅川健二

すげかわけんじ



当選回数回

菅川健二の1997年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月28日第140回国会 参議院 行財政機構及び行政監察に関する調査会 第1号
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○菅川健二君 いろいろ今御意見を拝聴させていただいておったわけでございますけれども、それぞれ大変貴重な御意見だろうというふうに拝察いたしておったわけでございます。  私、先ほど鈴木委員から話がございましたように、参議院の改革も絡んでということから考えますと、今すぐきちっとできる...全文を見る
03月13日第140回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○菅川健二君 平成会の菅川健二でございます。  大変お疲れの時間帯でございますが、気分を楽にされまして、また目をばっちりあけてひとつお聞きいただきたいと思います。  私は、平成九年度の予算案と行政改革を中心にして御質問申し上げたいと思います。  まず平成九年度の予算案につい...全文を見る
○菅川健二君 いずれにしましても、平成九年度予算案は財政構造改革元年とはほど遠く、国民は歯どめなき国民負担増予算の元年になるのではないかと不安を覚えておるわけでございます。初めに国民負担増ありきではなく、初めに歳出削減ありきという方針でぜひ財政構造改革を進めていただきたいと思いま...全文を見る
○菅川健二君 特殊法人の役員の選考に関する規定の閣議決定の内容につきまして、官房長官、現在もたくさん、八十八もあるわけでございますが、こういった原則が守られておるというふうに判断しておられますか、いかがでございましょう。
○菅川健二君 官房長官もいろいろ新聞等々も見て御勉強いただいておるようでございますけれども、いずれにいたしましても原則でございますから例外があるということで、必ずしも完全にクロというわけには判定ができないものもあろうかと思いますが、グレーゾーンもたくさんあるわけでございます。それ...全文を見る
○菅川健二君 委員長、ひとつぜひ報告を求めていただきたいと思います。
○菅川健二君 そこで、五十二年の通達というのは、その後いろいろ情勢が変化いたしておるわけでございます。特殊法人そのものにつきましてはかなり厳しい設置の抑制があるわけでございますが、それに類似した各省庁と密接に関連した公益法人とか、いろいろな補助金、出資金等を出しておる会社が多数設...全文を見る
○菅川健二君 ぜひ洗い直して、今日的な観点から新たな整備をしてもらいたいと思うわけでございます。  それでは、官房長官、もしお時間でございましたらどうぞ。次に、特殊法人の役員の報酬についてでございます。  これはたしかABCDランク、それぞれ特殊法人ごとにランクづけがあると思...全文を見る
○菅川健二君 それにつきまして一定の表にした一つの標準的なスタイルを決めておられると思いますが、いかがでございますか。
○菅川健二君 事前に私もいろいろ大蔵省を初めお聞きしたわけでございますけれども、基準らしきものはないということで、私の方の数少ない、事務所の秘書が三人しかおらないわけでございますけれども、事務所の職員に分析させますと、いわゆる超ビッグな日銀等を別にしまして、ABCD、大体四ランク...全文を見る
○菅川健二君 多分あるんではないかと巷間伝えられておるわけでございますけれども、私も確証がございませんので、これはそういうことだと判断いたします。現に特殊法人の総裁や理事長の報酬が役人の最高ポストである事務次官より高額になっておる法人が、これは東京新聞の調べによるわけでございます...全文を見る
○菅川健二君 確かに一律に論じられないわけでございます。と申しますのは、事務次官を経験され、あるいはほかのポストでも経験して、個人の能力に応じて民間からスカウトされる立派な方もたぐさんおられるわけでございます。そういった場合は別に給料下げろとかということは必要ないかと思います。 ...全文を見る
○菅川健二君 世間の納得のいくような見直しをぜひお願いいたしたいと思います。  それから、役員の退職金につきましてもほとんどの法人が同一の基準で高額が支給されておるわけでございますが、この点につきましてもいろいろ批判があるわけでございます。国土庁長官は、先般の閣議後の記者会見に...全文を見る
○菅川健二君 全く同感でございまして、大蔵大臣、退職金についてもいかが御見解をお持ちですか。
○菅川健二君 具体的な提案があったわけでございますが、その辺はよく検討して、ひとつぜひ前向きに善処してもらいたいと思います。  ただいま特殊法人の改革につきまして、まず第一歩として、役員の報酬、退職金、渡り鳥等につきましていろいろ御答弁いただいたわけでございます。これらの点につ...全文を見る
○菅川健二君 この問題につきまして今前向きに取り組むということでございますので、ぜひ特殊法人の改革の一環として取り上げていただきたいと思うわけでございます。  そこで、特殊法人の統廃合につきまして若干御質問申し上げたいと思うわけでございます。  若干さかのぼりますけれども、さ...全文を見る
○菅川健二君 そのうち、既に統合した法人について若干個別にお聞きいたしたいと思います。  農畜産業振興事業団につきまして、どのような統合の効果があったのか、役員数、職員数の増減状況を含めましてお答えいただきたいと思います。
○菅川健二君 科学技術振興事業団はいかがですか。
○菅川健二君 新エネルギー・産業技術総合開発機構はいかがですか。
○菅川健二君 三法人の統合を既に行ったわけでございますけれども、特殊法人に対する平成九年度の補助金、補給金、出資金の額は平成八年度に比べましてどのようになっておりますか、大蔵省の方にお願いいたしたいと思います。
○菅川健二君 そのうち、八年度に統合した今の三法人の予算額は九年度、八年度でどう増減になっていますか。
○菅川健二君 ただいまそれぞれお聞きしたわけでございますが、特殊法人の統合のこれまでの状況を見てみますと、役員が一部減っただけで職員数はほとんど減少していない。それから、業務内容などの中身はほとんど変わらなくて、新たな業務をつけ加えるなど、いわゆる焼け太りの法人もあるわけでござい...全文を見る
○菅川健二君 精力的に進めてもらいたいと思うわけでございますが、全般的な今後の見通しとしてはいかがでございますか、総務庁長官。
○菅川健二君 それでは、個別の特殊法人につきまして若干御質問させていただきたいと思います。  まず、特殊法人につきまして先鞭をつけられました建設大臣にお聞きいたしたいと思います。  住都公団の問題につきましては、分譲住宅の建設からの撤退等はおおむね方針を出していただいたのでは...全文を見る
○菅川健二君 ひとつ分割・民営化も含めて抜本的な対策を講じていただきたいと思います。  時間がなくなりましたので、最後に中央省庁の再編についてお伺いいたしたいと思います。  これからの中央政府につきまして再編を徹底的に進めなければならないということは全く同意見でございます。た...全文を見る
○菅川健二君 決意はもとより率直に受けとめさせていただきたいと思いますが、若干気になりますことは、初めに省庁再編ありきではないということでございます。省庁というのは、例えて言えばさまざまな制度を管理する家屋でございまして、その土台となるのがただいま総理の御答弁になられましたような...全文を見る
03月27日第140回国会 参議院 文教委員会 第5号
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○菅川健二君 平成会の菅川健二です。どうぞよろしくお願いいたします。  私、参議院議員に議席を置かせていただいて以来わずか二年弱でございますけれども、この間、文部大臣は島村大臣、奥田大臣、小杉大臣と三人おかわりになったわけでございます。そこで、前大臣、前々大臣に私幾つかお尋ねい...全文を見る
○菅川健二君 それなりの成果があったことは何よりだと思うわけでございます。  ただ、来年度の計画というのは、非常に予算的、派遣校数とも倍々ゲームにふえておるということはいいことだと思うわけでございますが、いずれにいたしましても、スクールカウンセラーというのは臨床心理士の資格など...全文を見る
○菅川健二君 ぜひ、将来的にもどんどんふえていくんじゃないかと思うわけでございまして、人材の養成確保につきましては特に意を用いていただきたいと思います。  それから、ただいま御指摘がございましたけれども、二年間の委嘱期間が終わりますとその後どうなるんだというようなことも、いろい...全文を見る
○菅川健二君 ひとつ、より充実強化する方向で考えていただきたいと思います。  そこで、少しいじめ対策にも関連するわけでございますが、小学校、中学校の通学区域についての弾力的な運用についてお聞きいたしたいと思うわけでございます。  これは、いじめ対策はもちろんのことでございます...全文を見る
○菅川健二君 今の教育委員会の指導体制からいいますと、なかなかこの通学区域の弾力化というのは難しい問題をいろいろはらんでおるのではないかと思うわけでございますが、しかしながら、この難しい問題もやはり一歩ずつ前進しなければ小中学校の活性化というのは成り立たないのではないかと思うわけ...全文を見る
○菅川健二君 ぜひひとつ早目に御検討いただきたいと思います。  次に、中高一貫教育についてお尋ねいたしたいと思います。  新進党が先鞭をつけた事柄でございますけれども、最近急速に世の背景といたしまして、文部省も前向きに対応していただくことになって大変喜ばしいわけでございます。...全文を見る
○菅川健二君 先般の朝日新聞の中高一貫教育の公立への導入についての都道府県の教育長等に対するアンケート調査があったわけでございますが、その結果は、六割が導入に慎重であるという結果が出ておるわけでございます。中高一貫教育の位置づけが明確でない現在、当然の結果ではございますけれども、...全文を見る
○菅川健二君 中高一貫教育の一番の目的がゆとりある教育を実践するということではないかと思うわけでございます。その趣旨が生かされるようにぜひお願いいたしたいと思うわけでございます。文部大臣のひとつ決意のほどをお聞かせいただきたいと思います。
○菅川健二君 ただいま都道府県の自主性に任せるということがございましたけれども、もとより地方の自主性を尊重するということは重要ではございますが、やはりこういうものにつきましては制度の導入でございますので、国としてしっかりしたガイドラインはぜひとも持っていただきたいと思うわけでござ...全文を見る
○菅川健二君 御指摘のとおりひとつよろしくお願いいたしたいと思います。  ただ、私も今大臣が言われましたように、教育水準というものはどうしても後退させてはならないと思うわけでございますが、しかしながら、税金が果たして効率的に文教行政に使われておるかどうか、より効率的な使い方があ...全文を見る
○菅川健二君 未来志向はいいわけでございますけれども、過去の問題、引きずっておる問題もきちっとひとつよく整理していただきたいと思うわけでございます。  以上でございます。ありがとうございました。
○菅川健二君 再度登場で恐縮でございます。お疲れのところ本当に申しわけございません。  まず、国立学校設置法の一部を改正する法律案につきまして、新設される政策研究大学院大学について若干お聞きいたしたいと思います。  本大学院大学は、埼玉大学の大学院に昭和五十二年に設置された政...全文を見る
○菅川健二君 新設の大学には新たに博士課程を設けるというふうに聞いておるわけでございますが、これまでの埼玉大学の実績を踏まえまして、どのような役割、機能をより充実強化しようとしておるのかお聞きしたいと思います。
○菅川健二君 入学者は、従来は国や地方公共団体の公務員の再教育というのがかなり重点が置かれておったわけでございますが、これからは研究者の養成もふやしていくということではございますけれども、今後の方向として、大学から継続して入学する者と、それから再教育して、そういう面から入学する者...全文を見る
○菅川健二君 政策研究ということになりますと、先ほど話もございましたけれども、現実に行われておる政策と密着した研究が必要だろうかと思うわけでございます。このことから、実務経験を有する者から適材者をスカウトするということも重要ではないかと思うわけでございます。現在、埼玉大学の研究科...全文を見る
○菅川健二君 特に実務者につきましてより広く人材を確保する点に留意していただきたいと思います。従来、ややもすれば準備室というのは大体学者ばかりの集まりが準備室になっておる例が多くて、どうしても学者優先、いわゆる研究者優先ということが行われておるのが実態ではないかと思うわけでござい...全文を見る
○菅川健二君 そういった面で、教官、専任の教官、非常勤講師あわせまして多彩な人材をぜひ採用していただきたいと思うわけでございます。  この問題の最後で、政策研究大学院大学の新設に対する文部大臣としての思いをひとつお示しいただきたいと思います。
○菅川健二君 今大臣が言われましたような、ぜひそういった趣旨の大学に育てていただくように御努力をお願いいたしたいと思います。  次に、一般的な大学院につきまして若干御質問いたしたいと思います。  政策大学院大学は独立の大学院で四番目というふうに聞いておるわけでございますが、今...全文を見る
○菅川健二君 先ほど日下部委員からも話がございましたけれども、一般の学生とそれから留学生の達成状況の数字を一応私が試算してみますと、現状において二十万人計画に対しては達成率が八割強になっておる、ただ留学生につきましては達成率が六六%ぐらいだということで、やはり留学生についての達成...全文を見る
○菅川健二君 学部レベルに比べては高いわけですが、いわゆる達成目標についてはやや低いんじゃないですか。
○菅川健二君 それについての特別な理由というのはございますですか。大学院にかかっての低い理由というのは。
○菅川健二君 留学生につきましてもできるだけ目標を達成するようにひとつよろしくお願いいたしたいと思います。  次に、同じく大学院の問題でございますけれども、平成三年から大学院の講座重点化ということが始められていまして、現在九大学の学部研究科で実施されておると聞いておるわけでござ...全文を見る
○菅川健二君 この大学院の重点化につきましては、まだ重点化されていない大学につきましても大変注目されておるわけでございまして、特に今後地方ブロックの中核となる大学の実績のある学部につきましては、ぜひ早期に実施していただくよう要望しておきたいと思います。  それから次に、今度は大...全文を見る
○菅川健二君 それから、大学の在学中のいわゆるプロセス管理というものが重要ではないかと思うわけでございまして、そういった面で大学の教育の質的向上を図りますためには、これは先ほどお話がございましたけれども、大学の自己点検あるいは他の第三者による評価、そしてさらに重要なのは、情報を開...全文を見る
○菅川健二君 特に、情報開示につきましては、受験生に大学の情報というものを生に提供するということになりますと、従来とかく偏差値によって大学は輪切りにされておるという状況がなくなるんじゃないか、改善されるんじゃないかと思うわけでございまして、よりわかりやすい大学の開示というものにぜ...全文を見る
○菅川健二君 国立大学は重要な役割を果たしてきたし、またこれからも果たしていく役割が非常に大きいんだということは御指摘のとおりじゃないかと思うわけでございます。  しかし、これまでの国立大学をすべて依然として全部国立大学として抱えておくことがいいのかどうかということはいろいろ議...全文を見る
○菅川健二君 この問題は大変大きな問題でございまして、我が党でまだ議論をしていない問題で、私自身が非常に大胆な話をしてあれでございますけれども、これからひとついろいろとお互いに検討し、かつ議論をし合いたいと思うわけでございます。  最後に、まことに今度は次元の低い現実の話になる...全文を見る
○菅川健二君 ただいまお話がございましたけれども、国立大学の非常勤講師だけでも四万二千人おられるわけでございまして、時間当たりの積算単価は四千七百十円でございます。もとより、時間当たりで刻みますとパートのおばさんなんかに比べますと非常に高いなと言われるわけでございますが、しかしな...全文を見る
04月04日第140回国会 参議院 行財政機構及び行政監察に関する調査会 第2号
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○菅川健二君 我が会派におきましてもいろいろまだ意見があるわけでございますが、ただそれぞれ矛盾しておるわけではないと私は思っておるわけでございまして、まずやはり時点がいろいろあるわけでございまして、現在の委員会制度というものについて必ずしも十分ではないということは皆さん全く同感で...全文を見る
○菅川健二君 今の委員会の持ち方ですね。先ほど山口委員からもお話がございましたけれども、役人というのは、私も役人を長くやっておったんですけれども、やはり議会というのが非常に怖いといいますか一議会があることによって緊張感を持つというようなこともございます。したがって、地方議会の場合...全文を見る
○菅川健二君 それでは、御報告を申し上げます。  去る二月十七日から十九日までの三日間、京都府及び奈良県において、行財政機構及び行政監察に関する実情調査を行いました。  派遣委員は、井上会長、守住理事、菅野理事、今井理事、山下理事、井上(吉)委員、上吉原委員、亀谷委員、小山委...全文を見る
04月22日第140回国会 参議院 文教委員会 第8号
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○菅川健二君 平成会の菅川健二です。どうぞよろしくお願いいたします。  まず、本題に入る前に一つだけ問題提起をさせていただきたいと思います。  教育分野におきます行政改革、財政構造改革についての基本的な見解並びに具体的な例を一つだけ挙げさせていただきたいと思います。  行政...全文を見る
○菅川健二君 この問題はきょうの本題でございませんので、一応問題提起にとどめておきますので、何分ひとつ前向きにぜひ御検討をいただきたいと思うわけでございます。  それでは、本題の私立学校振興・共済事業団法案についてでございますけれども、法案の提出の背景を見ますと、村山内閣当時、...全文を見る
○菅川健二君 かなり御無理をされましてメリットを探しておられるのではないかと思うわけでございますが、組織というものは、一つの共通の目的を持ちまして、それに向かって各種の施策を総合的に推進するところに意味があるわけでございます。  この両特殊法人の統合でございますが、単に対象が私...全文を見る
○菅川健二君 それぞれまた意見があるわけでございますが、仮に行政改革という観点があるとすれば、どのような効果を上げようとしておるのか具体的に御指摘をお願いいたしたいと思います。
○菅川健二君 今、役職員の数の減だけ申されたわけでございますが、この中でも役員というのは四分の三になるという、これは他の法人の統合を見ましても大体横並びで四分の三になっておるということでございまして、それなりの一つの対応をされておるのかなというふうに思うわけでございますが、職員に...全文を見る
○菅川健二君 その場合に、やはり行政改革と言う以上、管理部門で削減する人数はこれだけ削減する、それから充実する部門についてはこれだけ増にするというような形で、きちっとその辺は整理をしてぜひお願いいたしたいと思うわけでございます。  またあわせて、役職員の給与とか退職金の問題でご...全文を見る
○菅川健二君 給与問題につきましてはやはりそれぞれ個別具体のことがございますので個別具体のことは申し上げませんけれども、トータルとして役職員の給与費が一定程度削減されるという一つの効果というものを明確に出していただきたいと思うわけでございます。  それから、共済事業につきまして...全文を見る
○菅川健二君 今申されましたように、私が調べた範囲内でも、渋谷の第二会館、病院、それからもう一つ新小岩の運動場計画等もお持ちのようでございますが、いずれにしても役所に準じた機関がこういったものをつくりますと大変赤字体質を持つことが考えられますので、施設建設に当たっては、閣議決定は...全文を見る
○菅川健二君 私は、平成会を代表して、本日議題となりました日本私立学校振興・共済事業団法案について、反対の討論を行います。  平成会は、現在の特殊法人は全面的にゼロベースから見直すべきであり、既に役割を終えたもの等は廃止し、民間と競合するもの等は民営化すること。また、業務の性格...全文を見る
05月09日第140回国会 参議院 行財政機構及び行政監察に関する調査会 第3号
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○菅川健二君 私も内容的に異論はございませんけれども、先ほどの蒸し返しになりますけれども、都築委員から話がございましたように、参議院制度改革の他の委員会との整合性につきましては、ぜひ報告書の中にきちっと位置づけていただきたいという要望でございます。
05月29日第140回国会 参議院 文教委員会 第14号
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○菅川健二君 平成会の菅川健二です。よろしくお願いいたします。  本題の法律案についてお尋ねいたしたいと思います。  私は、この任期制に関する法律案を見たときに昨年九月の朝日新聞の社説を思い出したわけでございますが、この社説の表題が「「患者の楽園」と任期制」という非常にショッ...全文を見る
○菅川健二君 確かに、ここ近年、大学自体が大変改革に意欲を持って取り組んでおられるということについては、私自身、地元の大学からよく話をお聞きいたしておるわけでございます。この法律が通りますと、ぜひ適正な運用に努めていただきたいと思うわけでございます。  そこで、幾つか大学関係者...全文を見る
○菅川健二君 ぜひ制度の本来の趣旨を貫いていただきたいと思うわけでございます。  それから次に、任期制を定めることができる教員の分野と職について三つに限定いたしておるわけでございます。この点につきましては先ほども馳委員から御質問がございましたけれども、特にその第一項といたしまし...全文を見る
○菅川健二君 せっかく三項目限定列挙いたしておるわけでございますので、そういった趣旨を生かした形の施行通達等でより大学側に疑念を持たれるようなことのないように配慮をお願いいたしたいと思います。  それから、任期制の導入の前提といたしまして、まず大学自体が教育研究活動を不断に見直...全文を見る
○菅川健二君 今大臣が後段で申されたわけでございますが、点検・評価の結果というのは一般国民や受験者にわかりやすい情報公開が必要ではないかと思うわけでございます。  現在の取り組み状況やそのあり方について局長にお伺いいたしたいと思います。
○菅川健二君 さらに、この任期制の導入に伴いまして、教員の業績評価が適切に行われるような評価システムの確立が急務ではないかと思うわけでございます。業績評価には研究に伴う評価と教育評価とに別れると思うわけでございますが、現在、各大学で多様な基準づくりが検討されておると思うわけでござ...全文を見る
○菅川健二君 この評価のことにつきましては、もとより各大学はそれぞれ判断されるわけでございますが、文部省としましても、各大学に対しまして、こういう評価方法もあるんではないかと、先進国の事例等を含めて啓蒙、啓発をしていただきたいと希望いたしたいと思います。  それから、教員の皆さ...全文を見る
○菅川健二君 次に、任期つき教員が意欲を持って研究活動に邁進できるようにするための条件づくりにつきまして、若干質問させていただきたいと思います。  特に、国公立大学の教員の場合、公務員として身分が保障され、終身雇用制が原則になっておるわけでございます。したがいまして、待遇につき...全文を見る
○菅川健二君 本来から申し上げますと、任期制導入に伴う待遇上の問題というのは同時に解決する、むしろ待遇面における措置を先行するというぐらいな気構えが要るんではないかと思うわけでございます。現状では、今話がございましたように、任期制の導入というのは、大学自体のいわゆる教育研究の活性...全文を見る
○菅川健二君 ただいまの点は給与面に限りませんで、一般的な待遇全体の中でやはり任期つき教員が意欲を持って安んじて教育研究活動が行われるようにする前提をぜひ早く整備してもらいたいと思うわけでございます。  文部大臣、いかがですか、ひとつ大臣としても力を入れていただきたいと思います...全文を見る
○菅川健二君 給与面を含めました教育研究条件の整備をぜひ早急にいたしていただきたいということを要望いたしたいと思います。  それから、一般の公務員の場合、終身雇用の教職員の場合も同じでございますが、恣意的な運用によりまして本人が失職に、職を失うわけでございますが、失職に至ったと...全文を見る
○菅川健二君 法制的には大変難しいわけでございますが、事実上本人の意思というものを、あるいは本人がこういう教育研究活動をやったということについて十分大学側にわかるような機会を設けるということは重要であろうかと思いますので、大学当局に対して十分その点の配慮を要請していただきたいと思...全文を見る
06月11日第140回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第7号
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○菅川健二君 平成会の菅川健二でございます。  きょうから登板いたします新参者でございますので、どうぞよろしくお願いいたしたいと思います。  我が平成会も三番目の登板でございまして、我々は三本の矢で結束をしながら頑張ってまいりたいと思うわけでございます。ちなみに、私は広島県出...全文を見る
○菅川健二君 ただいまの件のように、長官が任命されて、長官が自由にスタッフを集めて人事構成をするということになりますとそれなりの意向が働くわけでございますが、過去の例から見ますと、恐らく私は長官、次長、それから一般職員、あわせてセットで任命になるのではないかと思うわけでございます...全文を見る
○菅川健二君 ただいま官房長官の力強いお言葉をいただいたわけでございますが、ぜひそのようにしていただきたいと思うわけでございます。  ところで大蔵大臣、金融監督庁の大事については大蔵省としては一切干渉しないということをここでお誓いいただきたいと思います。
○菅川健二君 先ほど同僚の阿曽田委員からもございましたけれども、金融監督庁の職員の大半が大蔵省から異動してくる、その他の職員についてはどの程度採用できるかわからないというのが事務当局の答弁でございました。  先ほど阿曽田委員が口を酸っぱくして申されましたように、やはり新しい組織...全文を見る
○菅川健二君 事務当局は、やはり予算要求するというような観点からこの場で確信を持ってお答えできないということはよくわかるわけでございますが、官房長官、いかがですか、多彩な人材を集めるという基本的な姿勢を長官の方からひとつ御命令いただけませんでしょうか。
○菅川健二君 金融監督庁を仮に設置する場合にはひとつぜひその所期の目的が果たされるように細心の注意を払って、スタッフの充実に努めていただきたいと思うわけでございます。  次に、午前中に中島委員の方から御質問ございましたが、信用組合の件についてお聞きいたしたいと思います。  私...全文を見る
○菅川健二君 十分議論を尽くしていただきたいと思うわけでございますが、この際、若干私見を申させていただきたいと思うわけでございます。  信用組合の業務は地域振興に大変大きく貢献していただいておる。また、これまで信用組合の機能強化のために合併を促進したり、あるいは信用組合が破綻に...全文を見る
○菅川健二君 現在、金融の監督検査の責任を持っておられる大蔵大臣はどのようにお考えでございますか。
○菅川健二君 これから検査監督を所管されるであろう官房長官、お考えはいかがですか。
○菅川健二君 いずれにいたしましても、信用組合のより発展のためにどうするのが最良であるかということをぜひ早急に結論を出していただきたいと思います。  時間が参りましたので、終わらせていただきます。ありがとうございました。
06月13日第140回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第8号
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○菅川健二君 平成会の菅川健二でございます。  どうぞよろしくお願いいたします。  まず、金融監督庁法案について総理にお伺いいたしたいと思います。  かつて金融監督庁法案の骨子ができましたときに、二月の末でございますが、日経が「大蔵省天動説をいつまで続けるのか」という社説を...全文を見る
○菅川健二君 今、日本でもほとんど例がないと申されたわけでございます。まことに例がないことについて日本の社会で機能させるというのは私は大変難しいと思うわけでございます。諸外国に例があると申されましたけれども、日本の場合、非常に縦系列が厳しいわけでございまして、大変難しい運営になる...全文を見る
○菅川健二君 この点につきましては、よく検討の上、将来に禍根を残さないような省庁再編にしていただきたいと思うわけでございます。  金融監督庁につきましては、当行財政改革特別委員会に付託されておりますように、行政改革との絡みがどうしても問題になろうかと思うわけでございます。  ...全文を見る
○菅川健二君 この点、行政改革の第一弾ということにしては、余りにも沿っていないというふうに思うわけでございますが、いずれにしても、これから行政改革本番を迎えるわけでございまして、その辺を、行政改革の目的、ねらいというものをきちっと十分踏まえた上で省庁再編等に取り組んでいただきたい...全文を見る
07月16日第140回国会 参議院 文教委員会 閉会後第1号
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○菅川健二君 平成会の菅川健二です。どうぞよろしくお願いいたします。  今回の事件は、たびたびお話がございましたけれども、社会に大きな衝撃を与えたわけでございますが、これまで長年にわたりまして現場の教育行政に携わってまいりました私としましても大変ショックでございまして、担当の文...全文を見る
○菅川健二君 ただいま文部大臣からも御答弁がありましたように、私もいたずらに通知、通達を出すのが能ではないと思うわけでございます。  いずれにいたしましても、これまでも類似の事件があったわけでございますし、それに対して対応策というのをいろいろ講じてまいったわけでございます。そう...全文を見る
○菅川健二君 今の心の教育については十分時間をかけて協議していただくということで、それはそれとして私の趣旨を生かしていただけるということだろうと思うわけでございます。  ただ、先ほど申し上げましたように、これまでの事件等の反省の上に立って、これまでの指導、通知等につきましてかな...全文を見る
○菅川健二君 ぜひ実効性の上がる方策につきまして検討して、それなりの方策を見出していただきたいと思うわけでございます。  次に、少年は傷害・殺人事件を起こす前に同級生とけんかをして相手の前歯を折るほどの傷害事件を起こしているやに聞いておるわけでございます。そして、しかもその相手...全文を見る
11月11日第141回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第4号
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○菅川健二君 平成会の菅川健二でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  午前中の質疑にもございましたけれども、財政構造改革と行政改革というのは密接に結びついておるということでございまして、私もその意味で、この十七日から政府の行政改革会議で最終意見の調整をされるやに聞いて...全文を見る
○菅川健二君 総理の発言ではございますけれども、少なくとも行革会議で今まで出ております中においては、省庁の袋の詰めかえというようなことばかり出ておるわけでございます。その中身にどういったものが詰め込んであるのかということが国民の目では不分明であるわけでございます。そういった面で、...全文を見る
○菅川健二君 この議論につきましては昨日も自民党の片山委員の方から話があったわけでございまして、地盤がほぼ固まっておるのか、まだ流動化しておるかということについては意見が分かれるところでございますが、いずれにしても、固まった先を十分見通した上で建物を建てていただきたいと思うわけで...全文を見る
○菅川健二君 この行革会議の中間報告の最後のところを見て私はちょっと驚いたわけでございますが、「最終的には全般的に与党の理解が得られる形で最終案をまとめ上げていかなければならない。」と書いてあるんですね。この中には、我々野党の意見も、野党も無視されておるわけでございますけれども、...全文を見る
○菅川健二君 行革会議の集中討議はこれからでございますので、行革会議の構成メンバーが、非常にこれは我々の意見がきちっと通った満足のできる案だというような報告にまとめ上げられるように、ひとつ会長たる総理もその辺を十分御留意  いただければありがたいと思うわけでございます。  次...全文を見る
○菅川健二君 通産省の方も、より規制緩和を進めて、組織もスリム化し、かつ業者行政というものを払拭するようにひとつ頑張っていただきたいと思うわけでございます。  次に、地方分権に伴います中央省庁のスリム化でございますけれども、地方分権が進めば、当然内政に関する業務を所管する中央官...全文を見る
○菅川健二君 総論としてはそういうことになろうかと思うんですが、私がお聞きしたのは、公共事業の補助金、特にその弊害が目立っておるということで、それをきちっと整理合理化をまずすべきではないかと申し上げたわけでございます。その点いかがでございますか。
○菅川健二君 公共事業の量的縮減について私は申し上げておるわけではございませんで、質的な配分システムを転換すべきではないか、それがやはり公共事業のむだをなくし、国民のためになるのではないかということでございます。  建設大臣は公共事業に一番お詳しい大臣でございますので、ひとつ御...全文を見る
○菅川健二君 私が申し上げたいのは、ナショナルプロジェクトとして国が直接やるというのは直轄事業でおやりになればいいわけでございまして、補助事業はもう基本的に地方団体に任せていく、地方団体の単独事業とあわせてやっていく、そういうことによって地域の総合的な観点から優先順位なり重点配分...全文を見る
○菅川健二君 今、申し上げましたように、将来方向としてぜひそういう方向で補助金の整理合理化を進めていただきたいと思うわけでございます。  次に、これは昨日も質問があったわけでございますが、国の公共事業というのが縮減になりますと地方の単独事業が問題になるわけでございます。地方の単...全文を見る
○菅川健二君 また行政改革会議に戻りますけれども、特に昨今の報道等でいろいろ情報が流れておるわけでございますが、いわゆる垂直的減量といいますか、アウトソーシング、エージェンシーとか、独立行政法人とか、いろいろ議論されているものでございます。  この点について、いろいろな議論があ...全文を見る
○菅川健二君 独立行政法人はカメレオン的ないろいろな性格を持っておるんだなと思って、そんな魔法遣いができるのかなと思って感心するわけでございます。  具体の事業を少し見てみますと、例えば病院とかそういったものはかなり企業的な性格が強いものでございますけれども、逆に研究機関なんて...全文を見る
○菅川健二君 若干かみ合わないわけでございますが、この事業の性格で非常に企業的な性格の濃いもの、これは民に限りなく近いものですね。しかし、民に任せては十分機能しないもの、それから非常に限りなく公的な行政の色彩の強いもの、これは研究機関とか文化施設とか、そういった余り歳入も上がらな...全文を見る
○菅川健二君 もう一分ございますので、私学に対する助成費もやはり抑制されることになっておるわけでございますが、これから個性教育というのが非常に重要でございまして、私学の役割が一段と重くなるわけでございます。こういった中で、私学費の抑制を図るというのは大変私学関係者にとっては苦痛で...全文を見る
○菅川健二君 どうぞよろしくお願いします。  ありがとうございました。(拍手)