菅川健二

すげかわけんじ



当選回数回

菅川健二の1998年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月30日第142回国会 参議院 財政・金融委員会 第2号
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○菅川健二君 改革クラブの管川健二です。どうぞよろしくお願いいたします。  まず、今回の大蔵省の一連の不祥事につきまして、いろいろ御議論されておりますように、私も早急に公務員倫理法の制定を急ぐべきだというふうに思うわけでございます。  あわせて、これを契機といたしまして、大蔵...全文を見る
○菅川健二君 私は、この事件を契機として、再度大蔵省の改革について見直しするべきではないかということを申し添えておきたいと思います。  次に、今回の提案されておる二兆円減税に関連するわけでございますが、午前中の本会議におきましても、かっての同僚の今泉議員、それから益田議員からも...全文を見る
○菅川健二君 これからの経済政策につきましては全力を注いでいただきたいということはまことに同感でございますが、これまでの景気判断を誤り、処方せんを間違って政策不況をもたらし、国民生活を不安に陥れた、そういったきちんとした責任はとっていただきたいと思うわけでございます。  経済状...全文を見る
○菅川健二君 減税につきましても、さきの通常国会におきまして新進党が主張していましたように、二兆円の特別減税の継続をその時点で行っておればそれ相応の効果があったと思うわけでございますが、消費不況というものの病状が現状のように大変悪化した状況におきましては、二兆円の減税というのは余...全文を見る
02月03日第142回国会 参議院 行政監視委員会 第2号
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○菅川健二君 私は、行財政調査会以来この委員会の設置にかかわってまいったわけでございますが、行政不信が高まっている現在、本委員会の設置は極めて時宜を得たものだと考えておるわけでございます。ただ、この委員会の成否は運営がいかになされるかということではないかと思うわけでございまして、...全文を見る
○菅川健二君 そこで、個別の事案につきまして鋭くメスを入れていただくということは極めて重要なことではございますが、それと同時に、各行政に共通するようなむだなパターンといいますか、むだをしやすいパターンがあるわけでございまして、裁量の余地をできるだけ排した形の共通の物差しをつくって...全文を見る
○菅川健二君 若干時間があるようでございますので、今地域においてむだの見本として箱物行政ということが盛んに言われておるんですけれども、例えば農山村に行きますと、林業センターとか山村振興センターとか、福祉センターとか公民館とかいろんな箱物があって、必ずしも十分利用されていない。これ...全文を見る
02月10日第142回国会 参議院 財政・金融委員会 第3号
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○菅川健二君 改革クラブの菅川健二です。ラストバッターですから、よろしくお願いいたしたいと思います。  まず、大蔵大臣に日本経済の現状認識についてお聞きいたしたいわけでございます。  先ほども話がございましたが、企画庁が二月の月例経済報告を発表いたしたわけでございます。従来、...全文を見る
○菅川健二君 厳しいという認識は一致しておるということではございますけれども、これまで大蔵省として打ってきた措置によって景気回復を期待しておるんだという発言もされたわけでございます。  一方、新聞等、巷間聞くところによりますと、例えば九八年度当初予算が通ったら直後に六兆円規模の...全文を見る
○菅川健二君 ちなみにきょうの日経でございますが、「公的資金、土地にも」という記事になっておるわけでございます。これも真偽のほどは私自身よくわかりませんけれども、いずれにしても自民党の方で検討をしておるような情報でございます。  私、昨年の当初予算のときから、予算委員会とかある...全文を見る
○菅川健二君 我々としては、昨年来、経済再建なくして財政再建なしということをずっと主張してまいったわけでございまして、そういった意味から財政改革法につきましても反対をしてまいったわけでございます。ところが、現在景気対策というのがより優先課題になってまいったわけでございます。  ...全文を見る
○菅川健二君 この点につきましても、時の経過とともにまたくるっと変わらないようにひとつよろしくお願いしたいところでございます。  しかしながら、先ほど来の私どもの主張というのはむしろ経済再建といいますか、景気対策を優先せよということでございまして、そういった面では財政構造改革法...全文を見る
○菅川健二君 法律の中身につきましては後ほどに譲りたいと思いますが、この件に関しまして経営健全化計画を資本注入する場合に出させるというような規定もあるようでございますけれども、その中に例えば役員の報酬とか従業員の給与、待遇、人員の削減等も当然主な内容として入ると見ていいんでしょう...全文を見る
○菅川健二君 いずれにいたしましても、公的資金を導入する以上、情報の完全な開示、それから金融機関自身のリストラ、そういったものにつきまして特に重点を置いて進めるべきではないかということを申し上げたいと思います。  きょうはこれで終わらせていただきます。ありがとうございました。
02月12日第142回国会 参議院 財政・金融委員会 第4号
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○菅川健二君 私は、一昨日に続きまして質問させていただきたいと思います。  一昨日は、金融対策に三十兆円もの公的資金を大盤振る舞いするということでございますと、その前提といたしまして金融機関の情報開示の徹底とリストラを最低限思い切ってやらせるべきだということを申し上げたわけでご...全文を見る
○菅川健二君 そういう理屈もあるわけでございますが、巷間、例えば金融証券等ということになりますと、おのずから特定の銀行の顔が浮かんでくるわけでございまして、特定の銀行に対する証券の保護対策に使われて、より強固に使われておるんじゃないかという疑念が出てくるわけでございますが、その点...全文を見る
○菅川健二君 次に、金融機関の自己資本を充実し、現況の貸し渋り対策等で公的資金による優先株の引き受けの件でございますが、この点につきましては先ほど来たびたび質問があるわけでございます。  しかしながら、どのような銀行にどういった条件で優先株の引き受けをさせるのかという点について...全文を見る
○菅川健二君 今の法律におきましては、局長が言われたとおりでございますけれども、どうも私の印象としては、あんこの側については書いてあるんですけれども、中身のあんこが何が入っておるのかというのがさっぱり見えないといいますか、それが皆審査委員会の審査基準によっておるんだということでご...全文を見る
○菅川健二君 それから、優先株等を引き受ける場合についてのいろいろな想定でございますが、これは申請主義だから全くわからないよということではあるわけでございますが、一番極端な例から言いますと、いわゆる申請されたら全部認めるのよと、これはもちろん法制的な制約がございますが、そういった...全文を見る
○菅川健二君 いずれにいたしましても、仮に参議院でスピードアップいたしたとしましても、三月末の危機対策ということになりますと、かなり泥縄式になるのではないかというふうに思っておるわけでございます。リストラの問題につきましても、もっともっときちっとしたたたきをしなければならないと思...全文を見る
○菅川健二君 改革クラブの菅川健二です。  ただいまは参考人の皆さん、大変貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございました。  私、先ほどの委員会におきまして、特に自己資本充実のための政策について、法律ではあんこの側だけ決めておるんだけれども、中身はすべてと言っていいぐら...全文を見る
○菅川健二君 紺谷参考人にちょっとお聞きしたいと思います。  大蔵省の行政責任を非常に厳しく追及しておられることにつきましてはそれなりの敬意を表するわけでございますが、私も長い間役人をやっておりましたので、大蔵省の役人ではございませんけれども、なかなか責任を追及される立場もつら...全文を見る
○菅川健二君 終わります。
03月12日第142回国会 参議院 財政・金融委員会 第7号
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○菅川健二君 改革クラブの菅川でございます。大変お疲れの時間帯でございますが、もうしばらく御辛抱いただきたいと思います。  最近の相次ぐ金融不祥事あるいは経済不況の中にありまして、国民の間ではきょうの天気のように大変重苦しい空気が漂っているわけでございますが、金融不祥事につきま...全文を見る
○菅川健二君 早期成立より以前に、やはり当初予算の性格というものが景気に対する先行きを占う大きなものになるのではないかと思うわけでございます。そういった面で、ぜひ当初予算というのは大幅減税とか景気対策を盛り込んだ予算に組み替える必要があるんじゃないかと思うわけでございます。  ...全文を見る
○菅川健二君 例えば、前期の経済成長率が一%未満の場合は次の年度の予算の編成に当たっては停止条項を適用させるということはできるんじゃないかと思いますが、それすらできませんか。
○菅川健二君 ここで細かく議論しても仕方ないわけでございますが、私は、やはり財政構造改革法をこういった経済状況においては、景気停滞の状況下においては停止し、先延ばしをするという規定を設けることによって十分クリアできるんじゃないかと思うわけでございます。  ところで、仮に当初予算...全文を見る
○菅川健二君 こういった補正論議について大蔵大臣として明快な答えが現段階ではできないということはわかるわけでございます。しかしながら、いずれにしても大蔵大臣が経済、財政の最高の責任者でございますから、与党の方から何もないからわしは知らぬよということではなくて、現在の経済状況下にあ...全文を見る
○菅川健二君 この問題は水かけ論になりますからもうこれ以上申し上げませんけれども、いずれにしても当面の補正予算論議が間もなく起きるということになりますと、公共事業だけの追加ということになりますと、現下の不況というものが消費不況を中心にして起こっておるわけでございまして、そういった...全文を見る
○菅川健二君 また、この公的資金投入につきまして、アメリカ等の格付機関におきましては相変わらず厳しい見方をいたしておるわけでございます。それは、御案内のように、欧米に比べて日本の銀行の収益率が非常に低い、数%程度で外国では一〇%台になっておるというかなりの差があるわけでございます...全文を見る
○菅川健二君 今回の増資によりまして日本の出資割合が高まり単独二位の出資国となることは望ましいと考えておるわけでございますが、これにふさわしい評価を国際社会に得ているかどうかということは甚だ疑問に思うわけでございます。  我が国の意思がIMFに反映しにくい原因の一つに、基金の上...全文を見る
○菅川健二君 ぜひ引き続き増員に努めていただきたいと思います。  次に、アジアの通貨危機の原因の一つに、先ほど来お話がございましたけれども、自国通貨をドルに連動させていますために、このところのドル高で自国通貨が過大評価され輸出の競争力を失ったこともあるわけでございます。国際的に...全文を見る
○菅川健二君 具体的に二つ申し上げたいと思いますが、政府短期証券、FBでございますけれども、現在公定歩合より下で日銀に引き受けさせておるわけでございます。これを条件をよくして市場に引き受けさせて諸外国が購入しやすいようにしたらどうかということが一点でございます。  それから二点...全文を見る
○菅川健二君 ひとつ引き続き御検討をお願いいたしたいと思います。  以上でございます。ありがとうございました。
03月18日第142回国会 参議院 行政監視委員会 第3号
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○菅川健二君 堺屋先生、山口先生、本日は貴重な御意見がございまして、ありがとうございました。  もう既に諸先生方から課題というのは出尽くしておるわけでございますけれども、私は、行政は人が動かしておるという観点からしますと、公務員のありようというものが一番問題ではないかと思ってお...全文を見る
○菅川健二君 ありがとうございました。  山口先生、採用、昇進の問題は先ほど来お話をお聞きしておるわけですが、天下りの問題についてどのようにお考えでございますか。
○菅川健二君 ただいま両先生から天下りの問題が非常に重要だと言われたわけでございます。私も天下りを完全に今やめさせろというのは今の制度では非常に酷だなと。しかも、人材で、ある場合はむしろそれによるメリットもあるという面もあるわけでございますが、ただ余りにも閉鎖社会にそういった天下...全文を見る
03月27日第142回国会 参議院 財政・金融委員会 第10号
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○菅川健二君 先ほど来、今泉、星野委員からも御質問ございましたけれども、その後の経済状況を見ましても、企画庁の一致指数とか、あるいは二月の百貨店、スーパーの売上高とか、きょうの完全失業率とか、地価の下落動向、いずれの指標をとってもなお悪化の一途をたどっておるわけでございます。そう...全文を見る
○菅川健二君 与党と政府というのは一体でございまして、従来、政策を実行する、あるいは立案する場合はお互い協議しながらやっておったというのが例ではないかと思うわけでございます。きょうの新聞報道にも大蔵省の幹部が「かつて、これほど相談を受けずに、政策立案が進むことはなかった」と述懐し...全文を見る
○菅川健二君 先ほど今泉委員からも御指摘がありましたように、これから大蔵省が検討するというような悠長なことでは今の大変な経済危機を乗り切ることはとてもできないと思うわけでございます。  きょうの新聞記事に大きく載っておりますが、「機能不全の大蔵省」と書いてあるわけです。これはや...全文を見る
○菅川健二君 これは基本的に私とちょっと見解が異なるわけでございまして、行政と政治というのは車の両輪でございまして、しかも行政のトップというのは政治がおやりになっておるわけでございまして、政治の場合は補佐する者というのが事実上いないわけでございますが、行政の場合は過去いろいろな政...全文を見る
○菅川健二君 その点、厳しく過去の政策評価に基づいて、今後の効果的な対策をぜひ打ってもらいたいと思うわけでございます。  ほとんど時間がございませんけれども、一言だけこの電子時代に備えましてお聞きしておきたいのは、納税者番号制度の導入につきまして、現在自治省の方で住民基本台帳の...全文を見る
○菅川健二君 終わります。
○菅川健二君 散会予定が十八時十分ということでかなり経過いたしておりますのでお疲れのことと思いますので、一言だけ申し上げまして終わらせていただきたいと思います。  中坊社長にお聞きいたしたいと思うわけでございますが、先ほど来いろいろお話がございますけれども、我が国はけじめをなく...全文を見る
03月31日第142回国会 参議院 財政・金融委員会 第11号
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○菅川健二君 先日、自民党の総合経済対策が発表されたわけでございますが、十六兆円にも及ぶ大変な額であったわけでございます。御案内のように、市場が大変冷ややかに眺めておるわけでございまして、景気の本格的な回復といいますか、明るい兆しが全然見えないというのが現状ではないかと思うわけで...全文を見る
○菅川健二君 大蔵大臣のお考えは首尾一貫いたしておるわけでございますが、我々としては財政構造改革の中長期的な必要性については全く同意見でございますけれども、短期的、今日的課題は何といっても経済回復、景気回復が最重要であるという考えのもとで申し上げておるわけでございます。自民党のみ...全文を見る
○菅川健二君 今までできなかったことでございますから、慎重かつ果敢にひとつ検討していただきたいと思うわけでございます。  次に、法人課税につきましては、国際水準に比べまして一〇ポイント程度高かったのが三・六二%、実効税率で若干下がったわけでございますが、国際水準並みにしますため...全文を見る
○菅川健二君 事業税の外形標準課税というのは昭和二十年代から問題になっておるわけでございまして、私が自治省に入ったときも既に何か議論をしていたような記憶があるのでございますけれども、いずれにしても四十年余りも議論されながら実行に移されなかったわけでございますが、その阻害要因は何か...全文を見る
○菅川健二君 来年度に向かって検討していただくというのは非常に重要だと思うわけでございますけれども、今お話がございましたように、法人のうち現在六四%余りが赤字法人だと言われておるわけでございまして、さらに非常に景気の悪い時期でございますので、そういった面では赤字法人に対する課税に...全文を見る
○菅川健二君 外形標準課税につきましては、そういうことでひとつ国民の理解を得られるような形で進めていただきたいと思うわけでございます。  それから次に、土地の流動化、土地取引の活性化というのは景気対策として大変重要であるわけでございまして、今回の法改正案につきましても大蔵省とし...全文を見る
○菅川健二君 前回が平成九年度でございますので、次回の評価がえは平成十二年度でございます。そろそろ、ことしの暮れごろからそれの考え方をどうするかということをまとめなければならないという状況になろうかと思いますが、土地の評価・課税の一層の適正化を図る観点からどのような考え方で見直し...全文を見る
○菅川健二君 土地の評価・課税の適正化に一層努力していただきたいと思うわけでございます。  以上で終わりにいたしたいと思います。
04月02日第142回国会 参議院 財政・金融委員会 第12号
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○菅川健二君 これまで大方の皆さん方の質問によりまして懸案のことは大体解明されつつあるわけでございますが、私は最後で若干落ち穂拾いをさせていただきたいと思うわけでございます。  まず、先ほど楢崎委員が申されたことと私は全く同じでございますけれども、郵便関係のこの改正案を見まして...全文を見る
○菅川健二君 局長、特に第七条の郵便貯金の種類についてはどうですか、こういう規定は非常に不自由じゃないかと思うんですけれども。
○菅川健二君 ぜひできるだけ早く法体系を見直していただきたいと思うわけでございます。  それから、これから財投改革の一環としまして、二〇〇一年ごろには資金運用部への預託が廃止されまして全額自主運用ということになるわけでございますが、やはりその際に郵貯の性格というものを十分頭に入...全文を見る
○菅川健二君 ひとつよろしくお願いいたしたいと思います。  もう一つだけお聞きいたしておきたいと思うのでございますけれども、これも楢崎委員の例を引かせていただきまして恐縮でございますが、小さな池に鯨が浮かんでおるという、これは大変わかりやすい表現でございます。そうしますと、民業...全文を見る
○菅川健二君 終わります。
04月07日第142回国会 参議院 財政・金融委員会 第13号
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○菅川健二君 先ほど来話がございますけれども、まずたびたび私が申し上げております景気対策につきまして若干大臣にお聞きいたしたいと思います。  だんだん景気が後退し、どしゃ降りの状況になりつつあるわけでございますが、その中にありまして総合経済対策絡みでいろいろな報道が現在なされて...全文を見る
○菅川健二君 きょうは元気のいい答えは出ないということでございますが、ここの席では結構でございますが、大蔵省内では十分議論を尽くしていただいて、国民に向かってこういう経済状況ではこうやるんだということを少なくとも財政構造改革会議の中では言っていただいて、その後の委員会審議では十分...全文を見る
○菅川健二君 そこで、今、地方団体向けの補助金については六百六十億円の減額になっておるということをお聞きいたしたわけでございますが、この削減合理化が不必要なといいますか、むだな補助金でございますとそれでよいわけでございますが、しかしながらこの六百六十億円を圧縮したのが地方財政の方...全文を見る
○菅川健二君 ちょっと確認しておきますけれども、国庫補助金の相当額を一般財源で振りかえて一般財源措置したということでございますと、それは何ら問題ないといいますか、地方財政全体の中で処理したということになるわけですが、そういう措置なしにそのまま、縮減したままとどまっておるというその...全文を見る
○菅川健二君 そうしますと、二百億程度が宙に浮いておるといいますか、あるいはもう完全に不要だということになろうかと思うんですが、その辺はひとつ必要なものはきちっと国庫の財政の方で面倒を見ていただくということをよろしくお願いいたしたいと思います。  それから、とりわけ補助金の中で...全文を見る
○菅川健二君 それでは、制度そのものを見直すということでございますが、今年度の予算におきまして公共事業の補助金について具体的に改良、改善を加えたものについて何かございましたらお知らせいただきたいと思います。
○菅川健二君 今、国会に提案されております中央省庁等改革基本法案におきましては、公共事業は国が個別に補助金等を交付する際には、直轄事業等を除き、できる限り個別の補助金等にかえて適切な目的を付した統合的な補助金等を交付し、地方団体に裁量的に施行させると規定がわざわざしてあるわけでご...全文を見る
○菅川健二君 この規定そのものが「できる限り」という大変へっぴり腰というか逃げ腰の規定になっておるわけでございまして、新進党時代にも新進党の政策としてもきちっと位置づけられておるわけでございますが、公共事業に係る補助金につきましては、いわゆる国が直接執行する大型な、基幹的な例えば...全文を見る
○菅川健二君 この国庫補助金の全廃につきましては、中央省庁の再編とあわせてぜひ実現していただくよう関係各省に要望いたしておきたいと思います。  以上で終わります。
04月10日第142回国会 参議院 災害対策特別委員会 第5号
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○委員以外の議員(菅川健二君) 阪神・淡路案につきましてちょっと私どもの見解を申させていただきたいと思います。  基本的には本岡委員との考え方は一致しておるわけでございますけれども、阪神・淡路大震災というのは未曾有の災害でございまして、しかも個人の責めに負わざる災害だということ...全文を見る
○委員以外の議員(菅川健二君) 全国知事会の基金の創設でございますが、これはただいま話がございましたように、これからの災害に適用になるということでございまして、それはそれとして大変傾聴に値するといいますか、妥当なものと考えておるわけでございます。  我々としては、あくまで阪神・...全文を見る
04月15日第142回国会 参議院 行政監視委員会 第4号
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○菅川健二君 公務員の綱紀粛正につきましては、ここにいろいろ資料があるだけでも、平成元年の官庁綱紀の点検調査等々に始まりまして、通達とか申し合わせが次々と出てまいっておるわけでございますが、そういったものが次々と出るのに反比例して、事件というものがさらに頻繁に起こって、各省庁の最...全文を見る
○菅川健二君 もとより所管庁の責任なりチェックということが基本ではあろうと思うわけでございますけれども、やはり総務庁というのは調整官庁でございまして、ポイントの部分は二重にチェックするぐらいの姿勢が必要ではないかと思うわけでございます。この点につきまして、総務庁長官、決意のほどを...全文を見る
○菅川健二君 最近の不祥事件におきます懲戒処分の状況を見てみますと、平成七年の大蔵省のいわゆる不正蓄財疑惑といいますか、中島、田谷氏の問題につきましては、お二人ともいずれも法律上の懲戒ではない訓告処分にとどまっておるわけでございます。また、通産省の泉井事件のときも、牧野事務次官一...全文を見る
○菅川健二君 いろいろ幅はあるかと思いますが、ぜひ共通の物差しをできるだけ早くおつくりいただきたいと思うわけでございます。  最後に、厚生行政の中で、特に彩福祉施設の事件というのは補助金行政の弊害というものを端的にあらわしたものじゃないかと思うわけでございます。厚生行政というの...全文を見る
04月22日第142回国会 参議院 行政監視委員会 第5号
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○菅川健二君 改革クラブの菅川健二です。  ただいま三人の先生方、貴重な御意見をいただきましてありがとうございました。  今までの質問に若干重複する点もあるわけでございますけれども、私も長年役人をやっておりまして、日本の役人というのは他の諸国に比べれば比較的に清潔ではないかと...全文を見る
○菅川健二君 アメリカは、例えば地方の教育長なんかも一般に公募しまして、そういう資格要件を設けてその中で適任者を選んでいくという、恐らくそういうオープンな形で公開してよりいい適格者を選定していくということなんでしょうね。
○菅川健二君 いわゆる服務官について、一般的にそういった適任者について公募する、公に募集していく、その中で適任者を選定していくということですね。
○菅川健二君 それから、これも先ほど話がございましたけれども、田島先生にお聞きしたいんですが、イギリスの場合は依然として自律的な内部においてチェックしていくということのようですが、そうした場合は、違反した場合には行政処分という形での服務違反ということであって、刑事罰的なものは一切...全文を見る
○菅川健二君 リビングストンさんは教育行政をやっておられるようで、私も実は八年間ぐらい教育行政をやっておったんですが、日本の教育現場、それは地域によって違いますけれども、かなり学校現場あたりでは先生と父兄との間で例えば贈り物のやりとりとかいろいろあるわけですね。そういった面でアメ...全文を見る
○菅川健二君 一般の公務員よりもやや緩やかだということですか。
○菅川健二君 以上です。
05月19日第142回国会 参議院 財政・金融委員会 第15号
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○菅川健二君 私は、法案に関連して、農協の信用事業のあり方、それから検査体制の問題を中心にしてお尋ねいたしたいと思います。かなりこれまで出ておりますので、若干の重複をお許しいただきたいと思います。  先ほど来お話ございますように、農協の貯金量というのは七十兆円にも及ぶ大変大きな...全文を見る
○菅川健二君 ぜひひとつ地域の金融機関として重要な役割を果たしていただきたいと思うわけでございます。  ただ、最近いろいろ報道等を見ますと、農協の中には倒産直前の証券会社に多額の有価証券貸し付けを行ったり不動産業者に多額の貸し付けを行ったり、あるいは私の選挙区におきまして大型シ...全文を見る
○菅川健二君 農協の執行体制の強化というのは、特に今の御指摘のようにぜひ図っていただきたいと思いますが、あわせて、やはり他の金融機関でも問題になっておる監査・検査体制の充実というものがどうしても必要ではないかと思うわけでございます。  他の金融機関につきましては、行政検査、日銀...全文を見る
○菅川健二君 あわせて行政監査というのが非常に重要ではないかと思うわけでございます。農協の経営状況に対する検査は都道府県がその検査職員によって行っておる現状にあるわけでございます。ただ、これも先ほど来申しておりますように、いろいろな違法貸し付けとか職員による貯金の着服とか、あるい...全文を見る
○菅川健二君 今の検査体制の充実ということにつきまして、もちろん研修等が重要でございますけれども、やはり検査員として十分誇りを持って、ある程度年数をかけて、そこで定着をしていく、さらに安んじてその待遇も受けられるというようなことで、ぜひ検査体制の充実ということを図っていただきたい...全文を見る
○菅川健二君 終わります。
○菅川健二君 大蔵大臣、お疲れさまでございます。せっかくの機会でございますので、若干本題と外れますけれども、一問だけ大蔵大臣にお聞きいたしたいと思います。  このたびの総合経済対策におきます公共投資についてでございますけれども、特に地方団体との対応が可能であるかどうかについてお...全文を見る
○菅川健二君 ひとつ自治大臣とも十分協議の上、公共投資が所期の効果を上げるように全力を挙げていただきたいと思います。  以上でございます。
05月20日第142回国会 参議院 行政監視委員会 第6号
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○菅川健二君 本委員会の役割でございますけれども、行政に緊張感を持たせて仕事を適正に執行させるということが一つの重要な役割だろうと思うわけでございますが、そのためには、行政全般について監視するということはなかなか難しいわけでございまして、行政のつぼを幾つか押さえて、そしてコントロ...全文を見る
○菅川健二君 今それぞれ委員の先生方のお話をお聞きしていますと、結局今の御意見の中に私は二つ性格が違うものがあるのではないかと思うわけです。一つは、この委員会そのものがどういう権限を持ってどういう機能を果たすべきかという委員会そのものの性格、それから今後の会の持ち方と運営の仕方等...全文を見る
05月21日第142回国会 参議院 財政・金融委員会 第16号
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○菅川健二君 御提案の金融システム改革のための関係法案の整備でございますが、金融ビッグバンを進める上で意義のあることだと考えておるわけでございますが、金融システム改革の中で証券市場の再構築が極めて重要ではないかと思うわけでございます。  そこで、証券市場の整備の問題について若干...全文を見る
○菅川健二君 今御答弁にございましたように、今回の改革におきましては、直接金融のパイプを太くするという観点から幾つかの措置が講じられることになっておるわけでございますが、これらの措置を有効に機能させることによってどの程度直接金融に効果をもたらすということをお考えでしょうか。
○菅川健二君 そこで、直接金融市場の発展につきましてはベンチャー等に対するリスクマネーの供給を証券市場が積極的に担っていく役割があるのではないかと思うわけでございますが、その際あわせて地方の証券取引所の役割も大きいのではないかと思うわけでございます。ただ、現状を見ますと、全国八カ...全文を見る
○菅川健二君 現状でも大変低迷いたしておるわけでございますが、今回の金融システム改革法案によりますと、取引所取引の市場集中義務の撤廃とか店頭登録市場の位置づけの見直し等が含まれておるわけでございます。これによりましてこれまで証券取引所で取引されていたものの一部が市場外取引が行われ...全文を見る
○菅川健二君 地方証券取引所というのがベンチャー企業育成の精神的な支えであるということを地場の信用金庫の理事長が言っておられる言葉があるわけでございます。  今御答弁のございましたように、地域の産業の特性に合った取引所ごとの上場基準につきましてこれを緩和する、あるいは弾力化する...全文を見る
○菅川健二君 この法律の成立とともに地方の取引所が消えてなくなるということのないように、むしろこの法律の成立を契機に地方の証券取引所が活性化するようにひとつよろしくお願いいたしたいと思います。  以上で終わりたいと思います。
05月26日第142回国会 参議院 財政・金融委員会 第17号
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○菅川健二君 参考人の皆さん、大変御苦労さまでございます。最後でございますので、しばらくお時間をおかしいただきたいと思います。  先ほど来話がございますけれども、きょうの新聞に各銀行の、大手十八行でございますけれども、三月期決算が発表になっておるわけでございまして、先ほど岸参考...全文を見る
○菅川健二君 リストラの徹底ということは、さらに努力していただくということは重要だろうと思うわけでございますが、ただ若干気になりますのは、最近、御案内のように失業率が史上最高といいますか四%近くになってきておるわけでございまして、リストラの中に人員の削減というのも当然入っておるの...全文を見る
○菅川健二君 ただいまの件につきましては藤田参考人にもちょっとお聞きしたいのでございますけれども、昨年の日産生命の倒産のあおりを受けまして、実はその影響で解雇された方の相談も私は受けたわけでございますが、その方からお聞きしますと四十過ぎになったらどこも雇ってくれないと。それから、...全文を見る
○菅川健二君 雇用問題におきましては、それぞれがひとつ真剣に取り組んでいただきたいと思います。  次に、いろいろなビッグバンのスケジュールの中で特に保険業、生保業の規制緩和が他の業態に比べて不徹底であり、あるいは遅過ぎるのではないのかという批判があるわけでございますが、それにつ...全文を見る
○菅川健二君 先ほど岸参考人からアメリカの合併の例を出されまして、銀行、証券、保険のサービスを幅広く提供する金融コングロマリットが形成されつつあるという御指摘があったわけでございますが、特に銀行が保険販売に参入する場合にかなり制限的になっておるわけでございまして、これらの規制撤廃...全文を見る
○菅川健二君 終わります。
○菅川健二君 改革クラブの菅川です。  参考人の皆さん方、大変貴重な御意見をありがとうございました。先ほど来参考人の皆さんの御意見をお聞きしておりますと、金融サービス法の制定というのは大変重要なことではないかというふうに認識いたしたわけでございます。いずれにいたしましても、こう...全文を見る
○菅川健二君 どうかこの機会にひとつ強力に推進していただきたいと思います。  それから、先般、衆議院の大蔵委員会におきまして、証券業協会の加藤会長代行の速記録があるのでございますけれども、その中で、きょう関参考人がそこの部分というのをお話しにならなかったので、若干お聞きしてみた...全文を見る
○菅川健二君 最後に、一言だけ簡単にお答えいただきたいと思いますが、先般、私は委員会におきまして、地方の証券取引所の役割について大蔵省にお聞きいたしたわけでございますが、これからはむしろ地方取引所とあわせて証券業協会自身がいわゆる場外取引あるいは店頭取引で非常に重要な役割を果たし...全文を見る
○菅川健二君 終わります。
05月28日第142回国会 参議院 財政・金融委員会 第18号
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○菅川健二君 さきの委員会の参考人招致におきまして、全銀協の岸会長から、最近欧米では大型合併がたくさん出てきておると、その一つとしてシティコープとトラベラーズの合併は銀行、証券、保険のサービスを幅広く提供する金融コングロマリットを形成しつつあるという発言があったわけでございます。...全文を見る
○菅川健二君 この点につきましては、私はできるだけ早く条件を整えることが国際的に日本の金融機関が対抗できる条件ではないかと思うわけでございますので、ひとつ御尽力をお願いいたしたいと思います。  それから、最初からいろいろ御議論がございまして、大臣も御答弁があったわけでございます...全文を見る
○菅川健二君 私は、金融機関が複雑な権利関係を保有したままいくということになりますと非常に具体の処理に時間がかかるのではないかという意味で強力な組織をつくるべきではないかということを申し上げたわけでございます。いずれにしても、これから細かく検討していただくわけでございますので、少...全文を見る
○菅川健二君 それから、今の自己資本充実のための公的資金投入というのは、枠から比べればかなりまた余力があるといいますか、別にむだに使う必要はないのでございますけれども、今後のその辺の具体のアクションというのはあるのでございましょうか。今のところは大体この程度でおさまっておるという...全文を見る
○菅川健二君 話は変わりますけれども、金融監督庁が六月二十二日に発足するわけでございますが、私は昨年の通常国会の行財政特別委員会の委員といたしましてこの法案の審議に携わったわけでございますが、当時の審議状況を踏まえながら幾つかの課題についてお尋ねいたしたいと思うわけでございます。...全文を見る
○菅川健二君 それから、金融監督庁というものの性格は、その当時からしますと、いろいろな規定からいいましても、危機管理等になりますと皆大蔵大臣と相談するというようなことになっておりまして、これは私は大蔵省のだっこちゃんみたいなものをつくったんじゃないかということを申し上げたわけでご...全文を見る
○菅川健二君 大蔵省におきましては、ただいま申しましたように、一つのけじめをつけられるのではないかと思うわけでございますが、ただ今週出ました「金融ビジネス」によりますと、「不信も危機も拭えない虚ろな金融監督体制」、こういう記事があるわけでございまして、この中で、大蔵省そのものの機...全文を見る
○菅川健二君 ひとつ大蔵省と金融監督庁とはお互いに機能分担しながら適正に仕事をしていただきたいと思うわけでございます。  とりわけ金融監督庁として重要なのは当然金融検査ということになるわけでございますが、従来の大蔵検査からしますと、定例でも四年に一遍程度といいますか検査体制がな...全文を見る
○菅川健二君 近く出される予定の地方分権推進計画におきまして信用組合の指導監督事務が、今は都道府県の機関委任事務になっておるわけでございますが、これが直接国の執行事務に移管することが明記されておるやに伺っておるわけでございます。このような指導監督権限というものが国に移管された場合...全文を見る
○菅川健二君 終わります。
06月04日第142回国会 参議院 財政・金融委員会 第19号
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○菅川健二君 本題に入ります前に、昨今問題になっております九七年度の国の一般会計決算につきまして御質問をいたしたいと思います。  新聞報道等によりますと、一兆円を超す規模の歳入不足に陥ることが確実になったと伝えられておるわけでございますが、実際の見通しはどのようになっております...全文を見る
○菅川健二君 アバウトに言いますと一兆円前後というふうに見ていいのでございますか。その辺はいかがですか。
○菅川健二君 いずれにいたしましても、大変多額の歳入欠陥を来すであろうということが想定されるわけでございます。  我々、新進党におった昨年の当初以来、消費税アップとかあるいは財革法論議の中で、経済再建なくして財政再建なしということを絶えず主張してきたわけでございますが、案の定、...全文を見る
○菅川健二君 松永大蔵大臣はめためたになった経済状況の中で御就任なさったわけでございますので御自身に責任を問うというのもいかがかと思うわけでございますが、いずれにしても政府の経済政策の失敗というものが財政再建をさらに遠のかせたという責任は重いのではないかと思うわけでございます。 ...全文を見る
○菅川健二君 結局は財革法改正の事実上の弾力条項というかそういったものを引き続き次年度にも続けざるを得ないような状況ではないかと思うわけでございます。  そこで、本題に入りますけれども、先週末から地元に帰りまして、月曜日には地銀とか第二地銀、信用金庫、信用組合等の頭取とか理事長...全文を見る
○菅川健二君 いずれにしましても、今お話しのように、十分説明がされていないということがいろいろな誤解を生む一つの原因になっておるのではないかと思うわけでございまして、きちっとした説明をいろいろな形で広報していただきたいと思うわけでございます。  それから、先ほど来、不良債権の早...全文を見る
○菅川健二君 いずれにしましても、きちっと対応していただきたいと思うわけでございます。いずれこの問題は制度化のときに議論を深めさせていただきたいと思います。  ただいまのような不良債権の処理策、これはいろいろな問題があるわけでございますが、実質的な処理で最も効果のあるものとして...全文を見る
○菅川健二君 いずれにいたしましても、中途半端なものよりも、やるときは思い切った措置をお願いいたしたいと思うわけでございます。  それから、不良債権処理問題について、いろいろな形で公的資金の投入とかいろいろ検討を進めておるわけでございますが、先般もこの委員会でおんぶにだっこに哺...全文を見る
○菅川健二君 最後に、若干先の話といいますか、しかし現実にせっぱ詰まっておる問題といたしまして、コンピューターの二〇〇〇年問題があるわけでございます。関係業界はこれに追われておるわけでございまして、ソフト会社に聞きましても、人手が足りなくて大変なんだというふうに私自身も聞いておる...全文を見る
○菅川健二君 終わります。
06月08日第142回国会 参議院 行政監視委員会 第7号
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○菅川健二君 今回の大蔵省の不祥事につきましては、先ほど来お話がございますように、裁量行政の行き過ぎの問題、それから官業癒着の問題、公務員としてのモラルの低下の問題、チェック機能の不在等複合的な要因が重なっておると思うわけでございますが、まず裁量行政の行き過ぎにつきましては、先ほ...全文を見る
○菅川健二君 制度問題としてはそれなりにわかるのでございますけれども、現実に、ちょうど今民間企業もいろいろ役員の入れかえ時期にもなっておるわけでございまして、請われて人材として行かれるということについてまで禁止すべきではないと思うわけでございますが、大蔵省が押しつけたりあるいはあ...全文を見る
○菅川健二君 具体的に一つ問題が起こったのに、大蔵省の金融検査部とOBとの間に霞桜会というのがあって、現職もそれに入っていろいろな会合をやっておるということについて、大蔵大臣はかってそれについてはやめさせるように指示するということを答弁しておられるようでございますが、これについて...全文を見る
○菅川健二君 現職の方は脱会されたというのは、それはもう既にそうなっておりますか。
○菅川健二君 それから、先ほど来問題になっております金融服務監査官についてでございますけれども、この条文を見てみますと、「民間金融機関等の検査その他の監督に関する事務に従事する職員の服務に係る監査に関する事務を処理する。」という規定になっておるわけでございまして、先ほど官房長は今...全文を見る
○菅川健二君 そういう面で、特に金融監督に関することについて、この規定というのが空振りになるようにきちっとやっていただくということが重要であって、よりいい組織につきましては、今申されたように前向きに新たな機能を発揮できるようにひとつぜひ改めていただきたいと思います。  以上で終...全文を見る
08月21日第143回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○菅川健二君 改革クラブの菅川健二でございます。テレビ放映のアンカーでございますので、どうぞよろしくお願いいたします。  まず、小渕総理にお聞きいたしたいと思います。  小渕総理は所信表明演説の中で、外科医の座右の銘である「鬼手仏心」を信条とすると述べられたわけでございますが...全文を見る
○菅川健二君 どうもお聞きしておりますと、余り具体的なものは想定されていないというふうにお聞きいたしたわけでございますが、六兆円超の減税といい、十兆円の補正予算、それから赤字国債の増発等々を見ますと、鬼の手というよりもむしろ仏の手で仏心を出しておられるのじゃないかと。これが将来と...全文を見る
○菅川健二君 辛うじて鬼の手と思われますのは、十年間で国家公務員の定員二〇%、行政コストの三〇%削減を実現するというくだりがあるわけでございますが、公務員の二〇%削減につきましてこれを分析してみますと、どうも一〇%分は新しい独立行政法人をつくってそれに移しかえるんだという意味のよ...全文を見る
○菅川健二君 今お聞きしておりますと、まず二〇%削減につきましては、いわゆる行政改革にはならないということの意味ではないかと思うわけでございます。特に一〇%分は、これはコストを移しかえただけにすぎないということでございます。それから、三〇%分は、どうも腰だめのようでございますが、...全文を見る
○菅川健二君 終わります。
08月24日第143回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○菅川健二君 改革クラブの菅川健二です。  最後でございますので、どうぞよろしくお願いいたします。  まず、先ほど来質問等ございますけれども、総合経済対策と地方団体の関係について、若干補足的に御質問いたしたいと思います。  先ほど、自治大臣、大蔵大臣から御答弁もあったわけで...全文を見る
○菅川健二君 さらに今後、小渕総理が十兆円程度の補正予算を組むやに表明されておられるわけでございますが、地方団体がこれを消化するのにはさらに悩みが大きいわけでございます。地方団体の実情を踏まえまして、公共投資を中心とする事業の円滑な実施について特別な配慮をお願いしたいと思いますが...全文を見る
○菅川健二君 地方財政に対する特別の配慮をお願いいたしたいと思います。  そこで、話題を変えますけれども、堺屋企画庁長官には、最近ベストセラーになっております「あるべき明日」という本を書いておられますが、この中に、この国が第一になすべきことは信の回復である、それに必要な施策は現...全文を見る
○菅川健二君 今の言葉をひとつ小渕総理以下、各大臣ともよく頭に入れておいていただきたいと思うわけでございます。  そこで、最近の金融問題につきまして、私、住専問題のとき以来予算委員等をやらせていただいておるわけでございますが、そこの時点からまともに説明を受けたことはないわけでご...全文を見る
○菅川健二君 総理が得た情報は、正直に迅速に我々に対して御説明いただきたいと思うわけでございます。  そこで、長銀の救済につきましては、事実上、大手十九行というのはシステミックリスクを伴うものでつぶさない、そういった政府の市場へのメッセージであるのかどうか。そうしますと、他の大...全文を見る
○菅川健二君 ただいまの件について、この長銀問題を契機として一つの明確なルール、いわゆる破綻前の処理を仮にするとすればどういうルールにすべきかということの法制化という問題でございまして、この点は金融企画について責任を持っておられる大蔵大臣に御説明をお願いいたしたいと思います。
○菅川健二君 この問題は引き続き審議させていただきたいと思います。  もう一つ事実解明で大変重要なのは、最近、特殊法人におきます巨額の不良債権や不適切な経営の実態が明るみに出ておるわけでございます。特に、最近問題になっております石油公団とか北東公庫の膨大なる不良債権、問題債権が...全文を見る
○菅川健二君 今それぞれお聞きいたしておりますと、国家プロジェクトというのは始めた時点においては大変正当性を持っておったけれども、時代の変化によりましてその要請というものが非常に変わってくる。その場合に、プロジェクトをやめる、それをまた変換する、そういった対応がおくれてきておるん...全文を見る
09月10日第143回国会 参議院 金融問題及び経済活性化に関する特別委員会 第3号
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○菅川健二君 改革クラブの菅川健二です。大変お疲れのところでございますが、最後の質問でございますので、もうしばらく御辛抱いただきたいと思います。  先ほど来話があるわけでございますが、先般のテレビのニュースステーションの世論調査を見ましても、七八%の者が長銀への税金投入を支持し...全文を見る
○菅川健二君 朝からずっと厳しい御指摘があったわけでございまして、私もほぼ同意見でございますけれども、鬼の手で大変厳しい解明がされましたので、私自身、若干仏の心を出しまして、落ち穂拾いを少しさせていただきたいと思います。  先ほどのテレビの世論調査の中で、なぜ支持しないのかとい...全文を見る
○菅川健二君 減資につきましては法的手続を簡素化するような動きも国会等でございますので、その点また再考をしていただきたいと思うわけでございます。  それから、システミックリスクにつきましては、これも午前中から議論があったわけでございますが、抽象的に、長銀が破綻した場合には大変な...全文を見る
○菅川健二君 それから、公的資金の申請の額については、今のところ精査しておるんだということでございますけれども、国際業務はやめるということになりますと、八%基準はクリアしなくてもいいけれども、国内基準からしますと四%はクリアしなくちゃいかぬということではないかと思うわけでございま...全文を見る
○菅川健二君 なかなか具体的な数字は明らかにされないようでございますが、御行の今の予定ではいつごろ公的資金の申請をされるつもりか。その後、住友信託銀行との合併協議はどのように進めていこうとされるのか、今後の予定をお聞きいたしたいと思います。
○菅川健二君 時間でございますので質問はやめますけれども、最後にちょっと申し上げておきたいのは、先ほど来の話の中で、公的資金の導入の際にはきちっとした情報を開示するよということを言われたわけでございますが、それは大変私は遅いと思うわけでございます。  国会の今の段階できちっと情...全文を見る
10月06日第143回国会 参議院 金融問題及び経済活性化に関する特別委員会 第5号
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○菅川健二君 改革クラブの菅川健二です。最後でございますので、もうしばらく御辛抱いただきたいと思います。  金融再生に関連いたしまして幾つか御質問申し上げたいと思います。  まず、金融再生法案につきましては、衆議院の段階におきまして与野党が協議され、事実上は野党案の丸のみに近...全文を見る
○菅川健二君 早期健全化スキームを考えます場合に、私は北風と太陽のイソップ物語を思い出すわけでございますが、余りにも厳しい北風を金融機関に当てますと、マントを厚くいたしまして、貸し渋りが起こりあるいは信用収縮が起こってくるわけでございます。また、強烈な太陽を当てますとモラルハザー...全文を見る
○菅川健二君 また、早期健全化スキームを考えます前提といたしまして、金融機関全体が護送船団行政のもとにおいてオーバーキャパシティーにあるという状況ではないかと思うわけでございまして、やはり金融再編を促進するものでなくてはならないと思うわけでございます。  特に、国際業務を行う銀...全文を見る
○菅川健二君 ひとつこの点は厳しく対応していただきたいと思います。  ただ反面、存続可能な銀行につきましては、必ず将来に資金が回収できるという見込みの立つ場合には、厳しい銀行の再編戦略とリストラ計画の提出を条件といたしまして、公的資金による優先株の購入等ある程度弾力的に認める道...全文を見る
○菅川健二君 また、今度は国際業務を行わない国内の専門銀行でございますが、具体的には、地銀とか信用金庫、信用組合等の金融機関でございます。これらの金融機関は中堅・中小企業の主要なる資金を担当いたしておるわけでございます。これ以上の貸し渋りをさせるということについては、さらに景気を...全文を見る
○菅川健二君 先ほど来お話をお聞きいたしたわけでございますが、私は、国際業務を行う金融機関と専ら国内の業務を行う金融機関につきましては当面対応に差異があってもいいんではなかろうか、やむを得ないんではないかと思うわけでございます。  国際業務を行う銀行につきましては、当然グローバ...全文を見る
10月07日第143回国会 参議院 金融問題及び経済活性化に関する特別委員会 第6号
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○菅川健二君 金融再生にとって実体経済の回復はどうしても必要だという観点から幾つか質問を申し上げたいと思います。  昨日、小渕総理が追加景気対策について閣議で指示されたやに聞いておるわけでございますが、この具体案を検討する前に、これまでいろいろ講じてこられた十六兆円の総合経済対...全文を見る
○菅川健二君 いろいろやっているけれどもまだ効果が上がっていないということでございますが、各論につきましては後ほど政府委員の方からお聞きいたしたいと思いますので、どうぞ御退席なさっていただきたいと思います。  大蔵大臣には、やはり御所用があったようでございますが、最後まで残って...全文を見る
○菅川健二君 十六兆円の総合経済対策というのはたしか四月に決定されたわけでございます。もう半年もたっておるわけでございますが、やっと実施の緒についたというのが実態ではないかと思うわけでございます。  現実に私どもが地方の選挙区等に帰ってみましても、どこに金が流れておるのだろうか...全文を見る
○菅川健二君 経済再生には地方財政の措置が十分あるということがどうしても必要だということを大臣もお答えいただいたわけでございますので、ひとつよろしく措置をお願いいたしたいと思います。  また、減税でございますが、減税につきましても、この二月、五月に実施した減税効果がいかほどにあ...全文を見る
○菅川健二君 それから、昨日閣議決定されました経済成長率の今年度の見通しでございますが、一・九%からマイナスの一・八%にかなりの下方修正になったわけでございます。この十六兆円の総合経済対策の効果というものはどのように見込んでおることになるんでしょうか。
○菅川健二君 今お答えになりましたように、これまでの経済政策というものが十分検証されないまま次々と追加的な対策が行われるということは大変問題でございますので、ひとつ十分検証の上、今後経済対策を打つ場合にはより有効な政策を打つように、ぜひお願いいたしたいと思います。  以上、あり...全文を見る
10月08日第143回国会 参議院 金融問題及び経済活性化に関する特別委員会 第7号
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○菅川健二君 改革クラブの菅川健二です。遅くまで参考人の皆さん、大変御苦労さまでございます。最後でございますので、ひとつよろしくお願いいたしたいと思います。  まず、岸参考人には、私は財政・金融委員会で五月に、金融システム改革法のときにお目にかかっておるわけでございますが、その...全文を見る
○菅川健二君 ひとつ積極的にお順いいたしたいと思います。  田中参考人には、金融機関の情報開示のあり方についてどのようにお考えか、お聞きいたしたいと思います。
○菅川健二君 もう一つ、現在、今度の健全化スキームで問題になっておりますのは、健全な銀行に対する公的資本注入をすべきかどうかということが議論になっておるわけでございますが、現在の金融機関というのはオーバーキャパシティーであって、これからはビッグバンに対抗、対応するためには金融の再...全文を見る
○菅川健二君 以上でございます。  どうもありがとうございました。(拍手)
10月09日第143回国会 参議院 金融問題及び経済活性化に関する特別委員会 第8号
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○菅川健二君 改革クラブの菅川健二です。どうぞよろしくお願いいたします。  まず、小渕総理にお聞きいたしたいと思います。  きようの新聞の川柳に、「官邸で隠居をしてる人に見え」という川柳がございました。昨日、金大中韓国大統領の格調の高い演説を国会で聞かせていただいたわけでござ...全文を見る
○菅川健二君 特に、現下の金融問題などは説明責任が非常に重要ではないかと思うわけでございます。総理御自身がやはり国民に働きかけるといいますか、わかりやすく説明をするということが重要ではないかと思うわけでございます。その辺で、国民に頼もしがられる総理としてぜひ努力をしていただきたい...全文を見る
○菅川健二君 ここ一両日のことでございますから先行きをどうこうするということは大変難しいわけでございますけれども、いずれにいたしましても我が国経済に悪影響を与えないように、ほどほどの線で落ちつくように注意深く対応していただきたいと思うわけでございます。  それから、我が国の金融...全文を見る
○菅川健二君 金融システムの安定化というものを早期に実現することによって金利の引き上げも早期にできるんだというふうに判断いたしたわけでございますが、お年寄りが長生きして幸せだったなというような時期が早く来るように、ひとつ総裁も頑張っていただきたいと思うわけでございます。  それ...全文を見る
○菅川健二君 住宅投資の拡大というのが重要であるということはお聞きいたしたわけでございますが、やはりその一番大きなポイントは政策減税を図ることではないかと思うわけでございます。  具体的には、今いろいろ議論されております住宅ローンの利子に対する所得控除の実施のほか、ある程度、二...全文を見る
10月15日第143回国会 参議院 金融問題及び経済活性化に関する特別委員会 第10号
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○菅川健二君 お疲れのところ、もうしばらくよろしくお願いいたしたいと思います。  金融機能の早期健全化法案について、まずお聞きいたしたいと思います。  自民党及び三党共同修正案につきましては、先ほど来話がございますように、有価証券の評価方法とかあるいは資産の引き当ての割合等に...全文を見る
○菅川健二君 全く同じ意見でございますが、自民党の発議者の皆さん、いかがでございましょうか。
○菅川健二君 できるだけ早く民主党案が現実のものとなるように私も願望しておきたいと思います。  それから、この法案につきましては金融システムの安定化がポイントでございますが、あわせて貸し渋り対策にも役立つものでないといけないと思うわけでございます。たびたび御指摘がありますように...全文を見る
○菅川健二君 今おっしゃられた楽観論というのはなかなか難しいと思うんですが、いずれにいたしましても構造的にいろいろな要因がある中で、やはりこの法律というものが一つの契機になって貸し渋りが少しでも解消できるように努めていただきたい、これは特に政府の方に要望しておきたいと思います。 ...全文を見る
○菅川健二君 とりわけ中小零細企業については特別の配慮をお願いいたしたいと思います。  通産大臣、お越しいただいておりますので、若干御質問させていただきたいと思います。  とりわけ中小企業に対する貸し渋り倒産が今年度の上期にふえておるというのはきょうの新聞等でも報道されておる...全文を見る
○菅川健二君 どうぞよろしくお願いいたします。  ありがとうございました。(拍手)
10月15日第143回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○菅川健二君 菅川健二です。  先ほど来話がございますけれども、金融再生の成否というのは金融再生委員会のできいかんにかかっておると思うわけでございます。組織は人なりと言われますように、組織が機能するかどうかは、再生委員会の委員と、そしてスタッフの内容いかんにかかっておるわけでご...全文を見る
○菅川健二君 ぜひ、十分機能する再生委員会をつくり上げていただきたいと思います。  それから、小渕総理には、さきの閣議におきまして追加経済対策について指示されたようにお聞きいたしておるわけでございますが、私は、それ以前に、これまでなされた四月の十六兆円の総合経済対策とか、それか...全文を見る
○菅川健二君 例えば、十六兆円の総合経済対策は、先般お聞きしますと、公共投資についてはまだ十数%の契約率しかないということをお聞きいたしておるわけでございまして、やっと緒についたばかりではないかというふうに思っておるわけでございます。  これらのこれまでの対策がとにかく地域の隅...全文を見る
10月16日第143回国会 参議院 金融問題及び経済活性化に関する特別委員会 第11号
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○菅川健二君 まず、大蔵大臣、連日御苦労さんでございます。私、かねがね大蔵大臣には郷土の大政治家として敬意を表しておるわけでございますが、最後に一つだけ御質問させていただきたいと思います。  昨日、日銀総裁が公的資金注入につきまして、大手十八行が一斉に申請することが望ましいと発...全文を見る
○菅川健二君 私は横並びが少し気になったものですから。基本的に今回の場合、銀行の顔が見えない、自己改革の意欲のない銀行に公的資金を投入してもどぶに金を捨てるようなものだと思うわけでございます。したがいまして、今度の法が成立した場合、法の運用に当たりましては、各銀行が主体性を持って...全文を見る
○菅川健二君 どうぞよろしくお願いいたします。  どうもありがとうございました。(拍手)
12月04日第144回国会 参議院 本会議 第4号
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○菅川健二君 私は、参議院の会を代表して、宮澤大蔵大臣の財政演説に関し、総理並びに大蔵大臣に質問いたします。  現下の日本経済は、依然として不況の連鎖が広がり、極めて深刻な状況にあり、本年度の経済成長率は政府改定見通しのマイナス一・八%をさらに下回ることが見込まれます。  総...全文を見る
12月09日第144回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○菅川健二君 参議院の会の菅川健二です。  参議院の会は、新たに結成された会でございますけれども、参議院の良識に基づきまして、個々の議員の信念に基づきそれぞれの思いを主張する会でございますので、どうぞよろしくお願いいたしたいと思います。  まず、経済対策についてお聞きいたした...全文を見る
○菅川健二君 さきの委員会においても、私は、景気対策の一点突破作戦として住宅投資促進をあらゆる方面からバックアップすべきではないかということを主張したわけでございます。先ほども公明党の方から強い要請があったわけでございますが、私も同感でございまして、その際、特に、それぞれ人生にお...全文を見る
○菅川健二君 ぜひ強力によろしくお願いいたしたいと思います。  次に、地方分権の推進と中央省庁のスリム化について御質問いたしたいと思います。  さきに地方分権推進委員会の第五次勧告が中央省庁のスリム化のポイントとなる公共事業の改革を柱とした勧告を出したわけでございますが、これ...全文を見る
○菅川健二君 事務局の説明はそうかと思うわけでございますが、この勧告の取りまとめに当たった委員が最低限の自分の思いすら通じなかったということで辞表を出しておられることは皆さん御承知のとおりでございます。  この間、小渕総理につきましては、推進委員会が孤立無援であるという状況のと...全文を見る
○菅川健二君 このままの状況でいきますと、公共事業の八割を占める国土交通省という大変巨大な官庁が生まれることになるわけでございます。私は、生まれる前に、中央省庁のスリム化との兼ね合いで、ぜひ公共事業の主な担い手は中央から地方なんだということで考え方の転換を図っていただきたいと要望...全文を見る
12月10日第144回国会 参議院 財政・金融委員会 第2号
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○菅川健二君 私は質問する相手の党がございませんので、独自の見解を申し上げたいと思います。  まず、この議案に先立ちまして金融改革の法律がいろいろ審議されておりました前の財政・金融委員会で大変いろいろ問題になったことでございますけれども、金融ビッグバンに伴いまして消費者にいろい...全文を見る
○菅川健二君 ぜひ早く推進を図っていただきたいと思うわけでございます。  そこで、本題でございますけれども、開銀法等の改正につきまして、ほぼ議論は出尽くしたわけでございますが、私たまたまきょう昼、地元での会合がございまして、大蔵大臣もよく御存じの方、銀行関係の会長さんとか頭取を...全文を見る
○菅川健二君 先ほど星野議員が中小企業の信用保証の二十兆円対策について誇らしげに言われたわけでございますが、この中堅企業版だと私の方は受け取っておるわけでございます。  そうしますと、中小企業の場合は御案内のように事故率というのは一〇%を見込んでおるわけでございます。それだけか...全文を見る
○菅川健二君 最後にちょっと水をかけるようで恐縮でございますけれども、五兆円の枠があるということで、総裁はできるだけ目標額を達成するように努力すると言われたわけでございますが、経済というものは御案内のように生き物でございますので、五兆円以上必要な場合もあろうかと思いますし、または...全文を見る
○菅川健二君 終わります。
12月11日第144回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第3号
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○菅川健二君 参議院の会の菅川健二です。残りの時間を若干質問させていただきたいと思います。  先ほど来話がございます財革法の改正につきましては、昨年、私もこの委員会におきましていろいろ論議させていただいた中で非常に目まぐるしく方針が変わってきたということについては大変残念に思う...全文を見る
○菅川健二君 国民の納得を得られるように着々と準備を進めていただきたいと思います。  それから、消費税の問題につきましては引き上げ論議というのがいろいろあるわけでございますが、将来的に考えますと、直間比率の是正、あるいはこれだけの赤字財政をどう将来的に立て直していくかという問題...全文を見る
○菅川健二君 不公正税制のもう一つ、法人事業税の外形課税の問題があるわけでございますが、時間が参りましたので、この問題については引き続き自治省の方で、これまた事業者の納得を得るということが大変重要な問題でございますので、ひとつその辺の機運の醸成を十分図っていただきたいと思うわけで...全文を見る
○菅川健二君 改革クラブの菅川健二です。  総理に、財革法に規定しております国民負担率等に関連して御質問させていただきたいと思います。  先般の予算委員会におきまして、総理並びに堺屋長官は、この「不況の環を断つ」という色刷りのものを図示されておるわけでございますが、最初、見せ...全文を見る
○菅川健二君 いずれにいたしましても、国民負担率の中身というものをきちっと国民に安心していただけるような内容にしていくということが重要ではないかと思うわけでございます。そのために将来の生活に国民が安心していただけるようなプログラムを早く示していただきたいと要望して、私の質問を終わ...全文を見る