菅川健二

すげかわけんじ



当選回数回

菅川健二の1999年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月04日第145回国会 参議院 財政・金融委員会 第1号
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○菅川健二君 参議院の会の菅川健二です。  最後ですので、もうしばらくよろしくお願いいたしたいと思います。  まず、しばしば御質問にありました当面の景気状況につきましてはお答えいただいたわけでございますけれども、特に最近における長期金利の上昇、そして急激な円高という新たな事態...全文を見る
○菅川健二君 特に過度な円高というのは景気回復、とりわけ輸出産業に大きな打撃を与えるわけでございます。私の郷里の自動車産業のマツダなどは一円円高になりますと二十億円の損失になるという大変な事態に陥るわけでございます。  そこで、一月十二日ごろ一ドルが百十円を割り込みましたときに...全文を見る
○菅川健二君 これまで為替相場への介入については巷間いろいろな形では伝わってくるわけでございますが、明確な形での公表がなされていないわけでございます。もとより、事前にそういったことをお知らせするということは無理というのはわかるわけでございますが、介入後一定期間を経過後に介入の時期...全文を見る
○菅川健二君 金融行政あるいは金融の透明化という観点から大蔵大臣ともよく御協議いただきたいと思います。  これに関連いたしまして、これも大蔵省が主に所管いたしておるわけでございますが、現在二千二百億ドルにも及ぶ外貨準備高があるわけでございます。これにつきましても総額しか発表され...全文を見る
○菅川健二君 今の情報公開の点は、ヨーロッパにおきます一つのそういう前向きの動きと同時に、アメリカにおきましては、既にニューヨーク連銀において為替の介入規模を含めて四半期ごとに大変詳細な数値が発表されるようになっておりますので、ぜひひとつ早急に検討をお願いいたしたいと思います。 ...全文を見る
○菅川健二君 ぜひ公平、公正な採用に心がけていただきたいと思います。  最後に、たびたび質問があったわけでございますが、いわゆる日銀特融につきまして慎重な配慮をされておるというのはわかるわけでございますが、こういった情勢下にあって幾つかやっぱり焦げつきが出てきておるわけでござい...全文を見る
○菅川健二君 終わります。
02月23日第145回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○菅川健二君 参議院の会の菅川健二です。  行政改革についてお尋ねいたしたいと思います。  午前中の質疑の中にもありましたように、小渕総理にはいろいろ御尽力いただいておるわけでございますけれども、行政改革につきましてはやや熱が冷めておるのではないかという批判もあるわけでござい...全文を見る
○菅川健二君 二五%という数字、総論における数字はわかるわけでございますが、中身ということになりますと、今御指摘の独立行政法人に六万何千人が移行するということでございます。  ただ、これは器をAという器からBという器に移しかえただけでございまして、行政経費においてはコスト節減に...全文を見る
○菅川健二君 今申し上げましたのは、私はコストの点において申し上げたわけでございまして、定員が内閣の責任から別のところに行くんだというのでは答えにならないわけでございます。それは、責任の所在が別のところに移るということにすぎないわけでございまして、使う税金は同じであるということに...全文を見る
○菅川健二君 交付金といいましても、そのもとは税金じゃないですか。いかがですか。
○菅川健二君 どうも理解されないようでございますけれども。  いずれにしても、独立法人にされるということについては、それは身分とかいろいろな問題が変わりますので、国家公務員あるいは公務員にとっては大変なことだというのはわかるわけでございますが、私が申しておるのは、行政コストがど...全文を見る
○菅川健二君 いずれにしましても、独立行政法人にしただけでは行政コストの節減にならないわけでございまして、独立行政法人にした後どういう形で経費を節減していくかという、その先まできちっと押さえていただきたいと思うわけでございます。  そこで、独立行政法人に時間をとりましたけれども...全文を見る
○菅川健二君 どうも行政のスリム化という観点からの定員の削減という視点がもうひとつぴんときておられないんじゃないかという感じがいたすわけでございます。  行革国民会議の並河さんという専門家がおられますけれども、この方が国民から見れば二五%という数字はほとんど意味がない、政治的ス...全文を見る
03月02日第145回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○菅川健二君 参議院の会の菅川健二です。  いつも、はしたの時間しか与えられないのでございますが、きょうは久方ぶりにじっくり時間がございますので、ひとつそれぞれの問題につきまして一つ一つ御質問をさせていただきたいと思います。  主な内容といたしましては、景気対策、行政改革、雇...全文を見る
○菅川健二君 長官の希望的な観測でございますが、そうありたいと思うわけでございます。  宮澤大蔵大臣には、今度の予算というのはハマの大魔神を第一回から登板させたようなものだという御発言があったわけでございますが、ハマの大魔神が途中で打たれて交代しなくちゃならぬといった場合に次の...全文を見る
○菅川健二君 いずれにしても、この見通しにつきましては水かけ論でございますので、しばらく辛抱してその様子を眺めておきたいと思います。  もう一つ、やはり持続的な成長をもたらしますためには、日本経済の高コスト構造、非効率な経済体質というものをこの際思い切って転換、体質改善を図る必...全文を見る
○菅川健二君 ただいまの公務員の定数削減につきましては、先日も本委員会で私は質問申し上げたわけでございますが、小渕総理には大体九〇%は理解していただいたと思うわけでございます。ただ、実効性ということになるとやや心もとないかなという感じがいたしたわけでございます。  ただ、総務庁...全文を見る
○菅川健二君 定数削減につきましてはいろいろな意味があるということは確かでございます。しかしながら、行政のスリム化に伴う行政コストの削減というのも大きな目標の一つではないかと私は思うわけでございます。  そういった点で、例えば定量的に十カ年二五%といったら当然数字が出てくるわけ...全文を見る
○菅川健二君 今申し上げたのは、定数削減計画をつくるときに、つくった段階で同時に行政コストをどれだけ人件費が削減になるかということをつくらなければならないということを申し上げたわけでございます。まず定数削減ありきで、その次に計算しようと思ったら計算できるわいというのでは、まともに...全文を見る
○菅川健二君 相変わらずそれぞれがそれぞれのところを主張しておる感じがいたすわけでございますが、いずれにしても、税金の使い方をいかに効率化するかということにおける人件費の役割というのは大変大きいわけでございます。そういった認識のもとにやはり考えていただきたいと思うわけでございます...全文を見る
○菅川健二君 今、野田大臣の言われたとおりでございますけれども、次の質問に移ります。  御指摘のように、中央省庁等改革大綱におきます地方事務官の廃止に関連いたしまして、新たに都道府県単位に労働局を設置する動きがあるやに聞いておるわけでございます。  先ほど私が申し上げましたよ...全文を見る
○菅川健二君 今、国のやるべき事務と地方のやるべき事務というのはそれぞれ機能分担すべきであると。職業紹介につきまして、国の役割を否定するものではございません。ただ、御案内のように、雇用行政で雇用創出ということを考えますと、今問題になっております介護医療とか福祉とか教育とか、ベンチ...全文を見る
○菅川健二君 先ほど申し上げましたように、一律行政を否定しておるものではございませんで、国と地方の役割をきちっと明確にした上で、国は職業紹介を中心とした広域的な紹介業務をやっていく、あるいは雇用保険等についてのやはり統一的、基準的なものをやっていく、それは結構だと思います。  ...全文を見る
○菅川健二君 この問題は、いずれ法案として出てくると思うわけでございますので、その段階でまた議論を進めさせていただきたいと思います。  次に移りますと、地方分権を妨げておる大きなもの、しかも国の行政のスリム化を妨げておる大きなものの一つには、やはり国庫補助金の問題があろうかと思...全文を見る
○菅川健二君 御指摘のように、この問題は何十年来の懸案でございまして、各省で綱引きしておる間は一向に進まないというのが今までの実情でございます。我々立法府に席を得る立場としても、思い切ってやはりそういった後押しをする、あるいは一つの対案を出していくということはぜひ考えさせていただ...全文を見る
○菅川健二君 今御指摘のように統合のメリットはそれぞれあろうかと思うわけでございますが、反面、統合に伴う、例えば間接部門について統合すれば必ずそのダブりが出てくるわけでございまして、その分の人員は浮いてくるというのはどこでもよくやることでございます。そういった面からしますと、やは...全文を見る
○菅川健二君 せっかく新しい立派な名前の銀行ができるわけでございますので、ひとつ銀行ができるまでにむつ小川原についてもきちっとしていただきたいと思います。銀行ができた途端に、ツケがどんどん回ってくるという状態も決していい状態ではないわけでございますので、その辺のけじめはきちっとし...全文を見る
○菅川健二君 百万人の雇用創出計画があるわけでございますが、政府サイドはマクロな数字でばばっと数字を出しておられるわけでございますが、日経連と連合は、例えば福祉については四十二万人、住宅については十一万人、教育については十万人とそれぞれ具体の数字を出しておられるわけでございます。...全文を見る
○菅川健二君 これらの雇用創出計画を見ますとかなり財政資金を伴うものがあるわけでございまして、なかなか財政上の制約があるのは大変だなと思うわけでございます。精いっぱいの努力を各省にお願いいたしたいと思うわけでございます。  あわせて、やはり雇用対策の大宗というのは民間企業に元気...全文を見る
○菅川健二君 いずれにいたしましても、雇用問題が現下の最大の課題ではないか。特に、国民にとって一番関心の高い問題でございますので、全力投球をしていただきたいと思うわけでございます。  最後に、個別の問題につきまして農水大臣にお聞きいたしたいと思います。  現在、新しい農業基本...全文を見る
○菅川健二君 今、検討を進められておるわけでございますが、中山間地の実情というのは、私の広島県は広島県としての一つの地理的、地形的条件がありますし、他の地域は他の地域でまた違った条件があろうかと思います。非常に千差万別でございまして、導入に当たって薄く広くばらまくと、御案内のよう...全文を見る
○菅川健二君 中山間地の活性化のために、ぜひ有効な方策を見出していただきたいと思います。  以上で私の質問を終わりますが、関連質問をお許しいただきたいと思います。
03月04日第145回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
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○菅川健二君 参議院の会の菅川でございます。六分でございますので。  まず、神野公述人にお聞きいたしたいと思います。  神野公述人は、現下の経済状況において、構造改革は重要であり、その中でも特に地方分権の推進が重要であるということを述べられたわけでございますが、私も全く同感で...全文を見る
○菅川健二君 いずれにしましても、地方分権がさらに進んでくるということになりますと、むしろ補助金は要らなくなるということになろうかと思いますが、そのワンステップにおきましても、やはり包括化していくことが大変重要ではないかと思うわけでございます。  次に、小野公述人にお聞きいたし...全文を見る
○菅川健二君 ありがとうございました。
○菅川健二君 参議院の会の菅川健二です。トリでございますので、よろしくお願いいたしたいと思います。  中島公述人にお聞きいたしたいと思います。  先ほど来、長期的には円の国際化を進めてドル、ユーロと並んで三大基軸通貨になるように政策を進めなければならないということを痛感いたし...全文を見る
○菅川健二君 この点につきましては、やはりグローバルスタンダードの中で一つの透明化の方向に向くのではないかと思うわけでございますが、同じことが外貨の準備高につきましても、トータルの規模としては二千億ドル強あるということは発表されるわけでございますが、この運用状況というのが非常にや...全文を見る
○菅川健二君 もう時間も経過しておりますので、これで終わりにいたしたいと思います。  どうもありがとうございました。
03月05日第145回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○菅川健二君 きょうは、雇用問題についてお聞きいたしたいと思います。  きょう雇用対策本部が開催されて、七十七万人の雇用創出が図られるということで、部門ごとの目標値が出されたやに聞いておるわけでございます。そういった面で、私は一歩前進ではないかと評価いたしておるわけでございます...全文を見る
○菅川健二君 個別部門でどんどん雇用がふえるということは望ましいことでございますので、その辺はこれからもさらに努力をお願いいたしたいと思います。  観光部門に関連するということにもなろうかと思いますが、景気を回復して需要を喚起する、あるいは新たな雇用を創出するためにはライフスタ...全文を見る
○菅川健二君 堺屋長官には、景気の見通しもさることながら、このライフスタイルの転換の推進役になってひとつ大いに働いていただければありがたいと思うわけでございます。  今のに関連いたしまして、私は最近の年次有給休暇取得率というのを調べてみたわけでございます。私らのころは非常にまじ...全文を見る
○菅川健二君 年次有給休暇の有効活用をぜひひとつ推進していただきたいと思います。  それから、やはり最近産業構造が物すごい目まぐるしく転換いたしておるわけでございます。衰退産業とそれから成長産業、そういった面において雇用構造もどんどん変わってくるということになりますと、やはり職...全文を見る
○菅川健二君 ホワイトカラーを中心としたアビリティーガーデンとかあるいは昨年の十二月一日にスタートした職業訓練給付制度、これは在職者を含めての非常にいい試みだろうと思うわけでございますが、いろいろ調べてみますと、例えば我が広島県でどれだけの箇所があるのかなということで調べますと、...全文を見る
○菅川健二君 これから能力再開発訓練につきましても、ひとつ全国くまなく普及していただきたいと思います。  以上で終わります。
03月09日第145回国会 参議院 財政・金融委員会 第3号
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○菅川健二君 参議院の会の菅川健二です。  若干ダブる面もあろうかと思いますが、金融再生問題についてまずお聞きいたしたいと思います。  先ほど来、益田委員等からも話がございますように、私もここ二年この席に座っておりますと、年度末になりますと、おおむねまず不良債権は解消して金融...全文を見る
○菅川健二君 来年の今ごろはぜひまた同じことにならないように、ひとつよろしくお願いいたしたいと思います。  ただ、ちょっと審査の過程で気になりますことは、十五行が申請して、内容について非常に優良な銀行から非常に危ない銀行というように非常にばらつきがあったんではないかと思うわけで...全文を見る
○菅川健二君 それから、今回の公的資金注入に当たっては、経営責任は事実上ほとんど問わないという形であったんじゃないかと思うわけでございます。余り最初からこういうものを問いますとなかなか真実の内容が出てこないということでございまして、それはある程度やむを得ないにいたしましても、経営...全文を見る
○菅川健二君 その点ではきちっとけじめをつけていただきたいと思います。  それから、銀行が事業法人の株式を持ち、株価の変動が自動的に貸し出しに連動するシステムではどうしても不安定でございますから、貸し渋り状況というのがなかなか解消できず、また銀行経営の安定化もなかなか望めないわ...全文を見る
○菅川健二君 この問題は株価にも大変影響しますので、引き続き検討していただきたいと思います。  最後に、大蔵大臣に一問お聞きしたいのでございますけれども、現在たしか二千二百億ドル余りの外貨準備高があるんじゃないかと思うわけでございます。この総額については明らかにされておるわけで...全文を見る
03月12日第145回国会 参議院 財政・金融委員会 第4号
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○菅川健二君 金融問題についてお聞きいたしたいと思います。  まず、金融監督庁にお聞きいたしたいわけでございます。  午前中も若干ございましたけれども、金融検査マニュアルにつきまして、センターバンクから中小の信組、信金に至るまでのマニュアルについて、とりわけ中小零細企業を対象...全文を見る
○菅川健二君 ひとつ実態に合った対応をしていただきたいと思います。  それから、先ほど星野委員からございましたいわゆる公的資金の導入の問題でございますが、金融再生委員会におきましても大変御尽力されたわけでございます。いずれにいたしましても、不良債権の一掃という面ではかなり力を注...全文を見る
○菅川健二君 今御指摘のように、特に利ざやの稼げる収益力というものの力を今後つけていただく必要があるんじゃないかと思うわけでございまして、あわせてやはり純益が出ませんと七兆四千億何がしの大変な公金を投入いたすわけでございますので、その返済が滞るということになりますと大変なことにな...全文を見る
○菅川健二君 ぜひ回収について確実性を確保していただきたいと思います。  最後に、二〇〇一年四月からペイオフが行われるわけでございますが、諸外国におきましても実態としてペイオフというのはほとんど行われていない。確かにペイオフが実際行われるということになりますと大変な混乱が起こる...全文を見る
○菅川健二君 ぜひ二〇〇一年の四月のペイオフの時期を迎えるまでにひとつ条件を整備していただきたいと思います。  以上でございます。
○菅川健二君 予算案に関連いたしまして若干質問いたしたいと思います。  まず、若干さかのぼりますけれども、昨年末の財政構造改革法凍結法案の凍結の趣旨につきまして、こういう言葉があります。財政構造改革法については、財政構造改革を推進するという基本的考え方は守りつつ、まずは景気回復...全文を見る
○菅川健二君 来年度の予算案をそういった観点から見ますと、先ほど来ございましたように、一般会計予算で八十一兆のうち約四割近くの三十一兆円が公債金で賄われておるということは大変異常な数値でございまして、将来の財政見通しに対して大変私は危惧をいたしておるわけでございます。  もとよ...全文を見る
○菅川健二君 それから、最近いろいろ学説でも言われておるんですけれども、日本経済の需給ギャップというものが、いろいろこれはとり方によってあるわけですけれども、大体四、五十兆円ほどあるんではないかと。ところが、来年度の予算案で見たらわかりますように、その需給ギャップについては需要を...全文を見る
○菅川健二君 そういった面では、御指摘のように設備の廃棄とか再編を促すための法整備、とりわけ税制上のいろいろな措置が必要ではないかと思いますが、いかがでございましょうか。
○菅川健二君 いずれにしても、これからの持続的成長を考えます場合には、企業の新たな設備投資がどんどん進んでいくということが一番重要ではないかと思うわけでございますが、そういった面からすると、要らないものといいますかスクラップすべきものはスクラップしていく、ビルドしていくべきものは...全文を見る
○菅川健二君 終わります。
03月16日第145回国会 参議院 財政・金融委員会 第6号
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○菅川健二君 所得税法の改正案につきまして若干御質問申し上げたいと思います。  しばしば議論にはなっておりますけれども、今回の所得税法改正案を見ますと、消費性向の特に高い七百九十三万以下の所得層においては増税になっておる。逆に、消費性向の低い高所得者層につきましては大幅な減税に...全文を見る
○菅川健二君 今御指摘になりましたように、基本的には、当面の景気対策を優先するのか、あるいは将来の税構造の改善に向かってマイナスにならない面を重視するのか、どちらかをとる、その選択の問題ではないかと思うわけでございます。そのバランスの問題で、どちらかといえば大蔵省当局というのは、...全文を見る
○菅川健二君 この問題につきましては、ぜひ早急に、前向きに進めていただきたいと思います。  それからもう一つは、これからの産業構造改革の中でベンチャー企業をどんどん輩出させるということが重要ではないかと思うわけでございます。その初期投資というのは、御案内のように、銀行がお金を貸...全文を見る
○菅川健二君 私が通産省から聞いておる限りでは、対象企業として確認書を発行してもらった件数は六十件ということで大変少ないという実情をお聞きいたしておるわけでございます。  さらに、諸外国、アメリカとかイギリスとかフランスを見ますと、いわゆる損失をこうむった場合につきまして、他の...全文を見る
○菅川健二君 ベンチャーにつきましては、どんどん輩出できるような税財政の環境整備をぜひ進めていただきたいと思います。  先ほど来申しておりますように、高所得者層がせっかく金を自分のところにためられるような状況になりますので、ひとつどんどん有益なところに使っていただくような環境を...全文を見る
03月17日第145回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○菅川健二君 まず、けさ早朝、北朝鮮の核施設疑惑につきまして米朝協議が合意に達したやに聞いておるわけでございますが、合意の内容につきまして外務大臣にお聞きしたいということと、総理の見解をあわせてお聞きいたしたいと思います。
○菅川健二君 このことが朝鮮半島の緊張緩和に役立つよう、ぜひ引き続き日本側としても努力していただきたいと思いますし、また総理の訪韓に当たりましてもぜひ御努力をお願いいたしたいと思います。  そこで、国旗・国歌の法制問題についてお聞きいたしたいと思います。  まず最初に、国旗・...全文を見る
○菅川健二君 教育現場が一番苦悩しておるということをよく御認識いただきたいと思うわけでございます。  そこで、国旗・国歌につきましては、教育現場におきましてはやみくもに強制するものではなくて、理解と説得と納得が基本でございます。国旗・国歌の指導に当たりましては、その意義と歴史的...全文を見る
○菅川健二君 意義とあわせて、歴史的経緯につきましてもぜひ教えていただきたいと思うわけでございます。  法制化の問題につきまして官房長官にお聞きいたしたいと思っておりまして、若干その間、関連質問で奥村委員にバトンタッチさせていただきたいと思います。
○菅川健二君 官房長官、お帰り早々恐縮でございますけれども、実は先ほど官房長官に敬意を表したわけでございます。と申しますのは、国旗・国歌の問題を政治の問題として真正面から取り上げようとしておられる姿勢に対して私は評価いたしておるわけでございます。さすが地方行政に長い間苦労された官...全文を見る
○菅川健二君 日の丸を国旗にすることについてはまず異論がないわけでございますが、君が代を国歌にすることについては、歌詞の問題とかメロディーのテンポの問題とか若干の議論もあろうかと思います。  そこで、私は、余り時間をきちっと限らずに、とにかく意見が一定の方向に収れんするまで議論...全文を見る
○菅川健二君 私は、国民的コンセンサスが得られておるという状況下にありますと、それは間髪を入れず法制化するということも一つだと思うわけでございますが、余り無理をして法制化を急がれますと、法律で規定されても、結果としてはなおやはり学校現場とかいろいろなところにおいて混乱が収束しない...全文を見る
○菅川健二君 国旗・国歌の法制化につきましては、慎重かつ積極的に対応していただきたいと思います。  以上で終わります。
03月23日第145回国会 参議院 財政・金融委員会 第8号
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○菅川健二君 大体議論も出尽くしたわけでございますけれども、若干の落ち穂拾いをさせていただきたいと思います。  まず、IDA、MIGAについてでございますけれども、この両機関につきまして私も実はほとんど知識がなかったわけでございますが、恐らく一般の国民の方々もほとんどこれについ...全文を見る
○菅川健二君 先ほど広中委員からも御指摘がありましたけれども、金はたくさん出しておるんだけれども、実際の上級職員の数を見てみますと非常にこれは低位にあるわけでございます。やはり人が情報を運ぶという観点からしますと、上級職員にも日本の方がどんどん出ていくということが非常に重要ではな...全文を見る
○菅川健二君 ぜひ格段の努力をお願いいたしたいと思います。  それから、世銀のバランスシートを見ますと、一九九八年でございますが、内部留保というのが百六十七億ドル余りに上っております。日本円にしますと約二兆円弱じゃないかと思うんですが、かなりのへそくりをためておるなというふうに...全文を見る
○菅川健二君 最後に、NACCS法につきまして一問だけお聞きいたしたいと思います。  通関情報処理センターの罰則規定につきまして引き上げが図られているわけでございますが、例えば所管大臣に虚偽報告をした場合に五十万円以下の罰金となっておるわけでございます。その反面、一般の金融機関...全文を見る
○菅川健二君 終わります。
04月13日第145回国会 参議院 財政・金融委員会 第10号
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○菅川健二君 法案に先立ちまして、最近いろいろ問題になっております地銀あるいは第二地銀の経営状況の問題について若干お聞きいたしたいと思います。  北海道銀行に対する早期是正措置とかあるいは国民銀行の破綻に見られますように、いろいろな問題が噴出しておるわけでございます。金融監督庁...全文を見る
○菅川健二君 この検査状況でございますけれども、五月末の決算発表までには、これまで表面化した道銀とか国民銀行などのほかに、特別な公的な対応を要する銀行、金融機関が続出するのではないかということが巷間伝えられておるのでございますけれども、この検査結果の状況から見ていかがでございまし...全文を見る
○菅川健二君 今の決算そのものにつきましてははっきりしないかと思うわけでございますが、検査状況から見ていかがでございますか。
○菅川健二君 個別銀行については個別に答えることは難しいかと思いますが、今までかなりの銀行について検査いたしておるわけでございますので、例えば債務の状況等がかなり悪化しておるのか、あるいはむしろいい方向に向かっておるのか、そういう一般的な趨勢についてお答えいただきたいと思います。
○菅川健二君 なかなか中身がはっきりしないようでございますけれども、できるだけ検査が終わったら終わった時点におきまして、それぞれ個別の銀行についてどうこうということは難しいかと思いますが、例えば地銀は既に全行終わっておるわけでございますので、そういった節目節目できちっとした趨勢な...全文を見る
○菅川健二君 特に金融問題については一般の国民に対して大変な影響を与えますので、不安のないようにぜひ情報の開示をよろしくお願いいたしたいと思います。  それから、金融検査マニュアルの最終的な内容が大体固まったようでございます。これに対応しまして、若干は従来の考え方より緩和されて...全文を見る
○菅川健二君 マニュアルにおきましてはいろいろな配慮をされておるということはお聞きいたしたわけでございますが、これが実際の検査におきまして適正に行われるように引き続き御努力をお願いいたしたいと思います。  本題の法案につきましては、資金調達手段の多様化という面におきまして意味が...全文を見る
04月15日第145回国会 参議院 財政・金融委員会 第11号
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○菅川健二君 輸銀と海外経済協力基金の統合につきまして、これまでいろいろ議論があったわけでございますが、総じて言いますと、この両行の縁組というのは当事者にとってもあるいは両親にとっても仲人にとっても嫌々ながらの縁組ではないかという感じが率直にいたしたわけでございます。  私は、...全文を見る
○菅川健二君 私の記憶に間違いなければ、たしか平成七年二月の村山内閣の決定においてこの整理統合が決まったわけでございますが、その際、輸銀の総裁である保田総裁が、これはおかしいよということを何か新聞記事に書かれておるのを読んだ記憶があるわけでございまして、さすが大物の総裁というのは...全文を見る
○菅川健二君 いずれにいたしましても、過去をほじくっても仕方がないわけでございまして、事の成り行き上一緒にならざるを得ないという状況が生まれつつあるということではないかと思うわけでございます。  一緒になる以上法案におきまして業務の区分、勘定をきちっと分けるということははっきり...全文を見る
○菅川健二君 次に、新宮澤構想につきまして、昨年十月に三百億ドル規模の資金支援スキームが用意されたわけでございますが、このかなりの部分は輸銀、協力基金ないしこれからの新しい協力銀行に引き継がれるのではないかと思うわけでございますが、現時点における具体的な進捗状況はいかになっており...全文を見る
○菅川健二君 大変順調な進捗状況だとお聞きいたしたわけでございます。とかく言われておりますのは、各国に厳しい構造改革を迫るIMFの支援に対しまして、こちらの新宮澤構想というのはある意味ではこれまでのいろいろなしがらみの中の、例えば選挙目当ての施策とか、地元企業と政府との不透明な関...全文を見る
○菅川健二君 ひとつ今後とも他の国際機関等とも連携をとりながら適正な執行に努めていただきたいと思います。  それから、このたびの法案におきまして、アジア諸国が発行する公債を協力銀行が保証する道が開かれようとしておるわけでございますが、いかなる事態においてこういったものを行い、し...全文を見る
○菅川健二君 大変判断は難しいかと思うわけでございますが、下手をしますと損失をこうむるということもあり得るわけでございますので、慎重に運用していただきたいと思います。  最後に、海外経済協力、ODAの資金についてとかく言われておるわけでございますが、その効率的な運用が行われてお...全文を見る
05月13日第145回国会 参議院 労働・社会政策委員会 第7号
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○菅川健二君 参議院の会の菅川健二です。労働・社会政策委員会での質問は初めてでございますので、ひとつどうぞよろしくお願いいたします。  まず、法案に先立ちまして、現下の最大の課題でございます雇用問題について若干質問させていただきたいと思います。  先ほど午前中、川橋委員からも...全文を見る
○菅川健二君 維持政策が重要であるということはもとよりでございますが、今後、より流動化対策に対するセーフティーネットが新たな対応として重要ではないかということを申したわけでございます。  そこで、この問題につきまして二点ほど指摘をさせていただきますと、一つは失業期間というものに...全文を見る
○菅川健二君 確かに早期に再就職ということは大変望ましいわけでございますが、しかしながら必ずしもそういっていないような実態もあるわけでございます。  あわせて、今御指摘のように、転職ということになりますと職業訓練ということがどうしても重要になるわけでございまして、経済戦略会議の...全文を見る
○菅川健二君 今の御指摘の点は最も望ましいことでございますけれども、再就職に直結した訓練をやるんだということについて、これから五月末に向けていろいろ模索されるわけでございますので、より効果的な政策が出るようにひとつ汗をかいていただきたいと思います。  先ほど大臣は、とにかく一番...全文を見る
○菅川健二君 いろいろな方策をやっておられるわけでございますが、労働省の資料を見せていただきますと、企業での取り組み状況を見ますと、平成九年の数字でございますが、心の健康対策に取り組みをしておる企業は二六・五%、約四分の一にすぎないわけでございまして、事業所の規模別で見ますと、大...全文を見る
05月18日第145回国会 参議院 財政・金融委員会 第14号
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○菅川健二君 今、星野委員からお話がありましたけれども、法案に先立ちまして、第二地銀の幸福銀行に対しまして金融監督庁が早期是正措置を発動いたしたわけでございますが、これを受けて銀行サイドとしては六百億円程度の公的資本の導入を申請したい旨の意向を表明しておるわけでございます。仮に幸...全文を見る
○菅川健二君 今の点につきましては、特に一%未満の銀行にはより厳しい審査というのが要請されるのではないかと思うわけでございます。  せっかく再生委員会の委員長においでいただいておりますので、その辺の今後の基本的な姿勢につきましてお尋ねいたしたいと思います。
○菅川健二君 ひとつ公的資金というものが毀損されないように厳格なる対応をお願いいたしたいと思います。  それでは、本題の国金と環衛公庫等の問題につきまして若干御質問いたしたいと思います。  先ほど三重野委員からも質問がございましたけれども、国金とか環衛公庫を初めといたしまして...全文を見る
○菅川健二君 新聞報道によりますと、国金等の不良債権等につきまして、整理回収機構というものが一括受託をしてその処理に当たろうではないか、当たったらどうかというような意見も出ておるわけでございますが、これについて国金の方で具体的に何か接触なり考え方というのは持っておられるのでござい...全文を見る
○菅川健二君 最後に、大蔵大臣にこの問題につきましてちょっとお聞きいたしたいのでございますけれども、今の政府系金融機関の不良債権がかなり急激にふえておるという状況、それから信用保証協会が昨年十月から始めました信用保証枠の拡大、これにつきましては一般的には大変喜ばれておるわけでござ...全文を見る
○菅川健二君 終わります。
05月20日第145回国会 参議院 労働・社会政策委員会 第8号
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○菅川健二君 参議院の会の菅川健二です。  お三人の先生方には長時間どうも御苦労さまでございます。最後でございますので、若干の時間を我慢していただきたいと思います。  今までお聞きしておりました点につきまして、雇用情勢につきましてはさらにより深刻になるなというふうな印象を持っ...全文を見る
○菅川健二君 その点につきましては、課題として大いに検討すべきことは同感でございます。  次に、雇用流動化対策につきましては職業訓練が極めて重要であるという御指摘でございまして、この点については私も全く同感でございます。  経済戦略会議におきまして、雇用開発のためのバウチャー...全文を見る
○菅川健二君 確かに、その支払うやり方、結果を見て支払うということは非常に重要だと思います。  それからもう一つ、引き続き樋口先生にお聞きしたいんですが、雇用創出におきまして問題なのは、もちろん雇用者がどんどんふえるということは非常に重要なわけでございますが、その前提として、や...全文を見る
○菅川健二君 今の点につきまして鈴木先生、それから鹿野さんにお伺いして、私の質問は終わらせていただきたいと思います。
06月01日第145回国会 参議院 財政・金融委員会 第16号
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○菅川健二君 日本政策投資銀行につきましてお聞きいたしたいと思います。  三つの目的のうちの一つに地域経済の自立的発展という項目があるわけでございまして、長らく地方行政に携わっておりました私も大変これに注目し期待いたしておるわけでございますが、これまでも開銀、北東公庫につきまし...全文を見る
○菅川健二君 最後にお話がございました第三セクターについてでございますが、先ほど峰崎委員からも話がございましたように、最近、第三セクターの破綻が相次いでおるということが新聞情報にもございますし、また自治省自身が五月末にそれについて指導方針を出しておるわけでございます。  今お聞...全文を見る
○菅川健二君 確かに三セクにはいろいろあるわけでございますが、新聞の記事にも、東京商工リサーチによりますと実質赤字の会社が七割あるという数字が出ておるわけでございます。その内容につきましては御指摘のことはいろいろあろうかと思いますが、いずれにしても問題を抱えておるところが大変多い...全文を見る
○菅川健二君 参議院の会の菅川健二です。  もうしばらくお時間をおかしいただきたいと思います。  先ほど来、苫東とかむつ小川原につきましては、経営上の失敗、それなりの責任という問題があるわけでございますけれども、幸いなことには広大な土地が残っておるということでございます。これ...全文を見る
○菅川健二君 同じことでございますけれども、むつ小川原につきましては、やはりそのようなことで同様に考えてよろしいんでしょうか。内田参考人、ひとつよろしくお願いします。
○菅川健二君 ぜひ苫東もむつ小川原も災い転じて福となすということで、将来の有効活用のために御尽瘁をお願いいたしたいと思います。  それから、濱田先生でございますけれども、先ほど政策金融機関についての二つのポイントとして、一つは知恵の銀行ということを申されたわけでございます。午前...全文を見る
○菅川健二君 確かに関係者が多くて、しかも特に行政をやっておる者というのは経済に疎い場合が多いわけでございますので、経済行為としてきちっと対応できるのはやはり政策金融機関ではないかと思うわけでございまして、そういった面の役割というのは重要だと思うわけでございます。  それから、...全文を見る
○菅川健二君 いずれにしましても、財投の問題につきましては今後引き続き検討を進めなくてはならぬと思いますので、引き続き何かと御示唆をお願いいたしたいと思います。  以上で終わらせていただきます。
06月03日第145回国会 参議院 財政・金融委員会 第17号
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○菅川健二君 政策投資銀行につきまして、一昨日、三つの柱のうちの一つとして、地域経済の自立的発展、地域振興についていろいろと御見解をお聞きしてまいったわけでございます。これからの地域振興を進めるに当たりましては、従来のように経済が高度成長するという時代は来ないわけでございまして、...全文を見る
○菅川健二君 両総裁が言われましたように、これからの地域開発というのは、人間の快適性のある住みやすい都市づくりのためにぜひひとつ重点的に投資をお願いいたしたいと思います。  次に、若干所管の問題はあるわけでございますが、現下の急務でございます雇用対策につきまして、特に大蔵大臣は...全文を見る
○菅川健二君 所管外のことを御質問して申しわけないわけでございますが、いずれにしても金のかかることでございますので、私が申し上げたいのは、慎重でありつつもなお一歩公的部門もやはり役割を分担するという面から、前向きにひとつ取り組んでいただきたいと思います。  また、雇用に直接関係...全文を見る
○菅川健二君 雇用に関連いたしまして、新銀行につきましても新規雇用の創出というのは大きな柱になっていただかなければならないものではないかと思うわけでございます。その中には、先ほど来質問がございましたような、起業家を育てていく、業を起こしていくという政策も重要だと思うわけでございま...全文を見る
○菅川健二君 これまでもかなりの実績をお持ちであるということをお聞きして思ったわけでございますが、ちょうど時期的に大変タイミングがいい時期でございますので、ぜひ新銀行ではこの対日投資に対する政策をより強化していただければありがたいと思うわけでございます。  今までこの法案につき...全文を見る
06月14日第145回国会 参議院 本会議 第29号
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○菅川健二君 私は、参議院の会を代表して、ただいま趣旨説明がありました地方分権一括法案に対して、総理及び関係大臣に質問いたします。  日本列島は、今、政府の相次ぐ経済再生策の実施にもかかわらず、依然として経済の先行きは不透明であり、国民の生活不安は解消せず、総閉塞状態に陥ってお...全文を見る
06月15日第145回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第3号
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○菅川健二君 参議院の会の菅川健二です。どうぞよろしくお願いいたします。  私は、地域こそ活力の源であるという気持ちで長年にわたりまして地方行政に携わってまいりました。このたびの地方分権一括法案につきましては、国の機関委任事務を廃止するなど、一定の前進を見たことにつきましては評...全文を見る
○菅川健二君 ただいま申されたように、得点を挙げられるのはなかなか難しいかと思うわけでございますが、私が若干採点してみますと、まず山に登ろうという意欲はあらわれておるんじゃないかと思うわけでございまして、ただ若干の妨害電波はありますけれども、そういう意欲の中で、まず権限と財源とい...全文を見る
○菅川健二君 確かに、総務省の中の大きな柱の一つにはなっておるわけでございますが、しかしながら総務省の任務というものを見ますと、この任務の規定を見ますと八行にわたって長々と書いておるわけでございます。この総務省の理念、任務というものはどういう共通項でくくられるのかと思いますと、ヤ...全文を見る
○菅川健二君 ぜひこれからも地方分権を推進するシステムについてきちっとしたものを構築していただきたいと思うわけでございます。  そこで、省庁再編の中の総務省のことにつきましてちょっと触れてみますと、今まで自治省と郵政省というのはほとんど縁がないといいますか、そういった役所ではな...全文を見る
○菅川健二君 ひとつ頑張っていただきたいと思います。  そして、もう一つ省庁再編につきまして、地方団体の絡みで問題となるのは国土交通省でございまして、七万人の職員と公共事業予算の八割の七兆二千億という大変膨大な職員と膨大な金を使うわけでございます。こういった巨大な利権官庁といい...全文を見る
○菅川健二君 権限を地方に渡していただくというのは結構でございますが、地方整備局に渡していただくというのは、これはやはり二重行政になって、さらに陳情が二重になって複雑になるのではないか、これは慎重に対応していただきたいと思います。  それから、統合補助金につきましても、項目別に...全文を見る
06月29日第145回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第6号
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○菅川健二君 参議院の会の菅川健二です。  雇用対策につきまして今度の法案はいろいろ問題がございますので、その点を労働大臣を中心にひとつ御質問させていただきたいと思います。  さきの本会議で、総理の方から、職業安定事務は国の機関である公共職業安定所における指揮監督の事務である...全文を見る
○菅川健二君 全国で二百四十名ということは、都道府県単位に割りますと大体四、五名ということになるわけでございます。  具体の例を私の選挙区の広島県でとってみますと、現在、職業安定課、雇用保険課に在籍している職員数は六十六名でございまして、そのうち地方事務官が六十二名、県費職員は...全文を見る
○菅川健二君 具体的といいましても例示にとどまるわけでございますが、もう少し一つの類型的な体系の中で地方の役割を明確にしていただきたい、今後もそれをさらに進めていただきたいと思うわけでございます。  そこで、そうしますと、地方団体の施策に対してどういう陣容で、それからどういう人...全文を見る
○菅川健二君 先ほど申し上げましたように、県の段階ではまさに雇用対策を支える人員が空洞化してほとんどいなくなるわけでございまして、仮に広島県にまた例をとらせていただきますと、どの程度それは今後必要になるのかと申し上げますと、大体十二、三名は要るだろうということでございます。したが...全文を見る
○菅川健二君 いずれにしても、空白が生じないように細かい配慮をお願いいたしたいと思うわけでございます。  それからもう一点でございますが、雇対法の規定にも書いてあるわけでございますが、国と地方公共団体との間で相互に連絡し及び協力するものとされておるわけでございます。労働大臣が本...全文を見る
○菅川健二君 それからまた、職業紹介事務というのが全部国に引き揚げられますと、雇用対策の情報がほとんど地方になくなってくるということもあるわけでございます。そこで、職業紹介に関する情報等について、地方団体に対して積極的な情報提供をしていただくということが要るのではないかと思います...全文を見る
○菅川健二君 今、地方行政における雇用対策で大変な支障を来すんじゃないかというおそれが出てまいっておるわけでございます。  そこで、自治大臣にお聞きいたしたいわけでございますが、雇用対策におきまして地方団体の事務が大変大きな役割を果たすということについては、恐らく自治大臣も同意...全文を見る
○菅川健二君 今までいろいろ御答弁があったわけでございますが、基本的に今回の措置というのは、せっかく地方行政の中になじんでおるものについて、余りにも理念的にこれは国の事務だ、これは地方の事務だというものを分け過ぎてしまって、それで実態としてうまく一つの木として育っておったのが半分...全文を見る
○菅川健二君 これもたびたび申し上げておりますけれども、まず人減らしありきではございませんので、まず仕事減らしありき、それに必要なあるいはそれで不必要になった人員についてはそれなりの対応をしていくということをしっかり頭に置いていただきたいと思うわけでございます。  以上でござい...全文を見る
06月30日第145回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第7号
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○菅川健二君 まず、緊急な事案といたしまして、昨日来の豪雨により、広島県を中心にいたしまして全国に大きな災害が発生しておるわけでございます。亡くなられた方々に対しまして心から冥福をお祈りいたしますとともに、被災者に対しましてお見舞いを申し上げたいと思います。  国土庁長官には、...全文を見る
○菅川健二君 大変な災害が発生いたしておるわけでございますが、私の選挙区である広島県では、土石流の危険渓流が四千九百三十カ所、急傾斜地の崩壊危険箇所が五千九百六十カ所といずれも全国最高になっておりまして、過去幾たびか同様の災害があったわけでございまして、この防止対策の緊急性が叫ば...全文を見る
○菅川健二君 ぜひ強力に進めていただきたいと思うわけでございます。これからもまだ梅雨が続いておりまして災害の発生のおそれがありますので、関係機関におかれましては、災害防止に全力を注いでいただきたいと思うわけでございます。  それでは、本題に入りたいと思います。  昨日、本委員...全文を見る
○菅川健二君 いずれにいたしましても、昨今の雇用対策というのは最大の内政上の課題でございますので、万全を期していただきたいと思うわけでございます。  そこで、これも昨日途中で切れたわけでございますが、総務庁長官に、また引き続きまして定数の二五%削減と独立行政法人についてお聞きい...全文を見る
○菅川健二君 独立行政法人になると、数字的な目標はないけれども、システムそのものがそういった要因を含んでおるんだということでございます。それは制度の推移を見て判断させていただきたいと思います。  そこで、独立行政法人につきまして、午前中も亀井委員からも一部話がございましたけれど...全文を見る
○菅川健二君 そこで、典型的なものにつきまして、わざわざ農林水産大臣と文部大臣においでいただいておるわけでございますが、それぞれにお聞きいたしたいと思うわけでございます。  農林水産省関係の試験場を調べてみますと、畜産、草地果樹、野菜・茶業、蚕糸・昆虫、家畜等多岐にわたっておる...全文を見る
○菅川健二君 最低限相互の有機的な連携を図る意味からも、統合を前向きに検討していただきたいと思うわけでございます。  次に、文部省関係でございますが、文部省関係につきましては、博物館、美術館、上野の森にも幾つかあるわけでございますが、そういった文化施設につきましては規模的に見ま...全文を見る
○菅川健二君 それぞれお答えいただいたわけでございますが、これから検討していただくということでございますので、ぜひ前向きに検討していただきたいと思うわけでございまして、総務庁長官には、ひとつこれにつきましては積極的に促進方をよろしくお願いいたしたいと思います。  そこで、地方出...全文を見る
○菅川健二君 いずれにいたしましても、基本的には地方出先機関というのは現業的な事務、例えば税務署とかあるいは工事事務所とか、そういったものは必要だと思うわけでございますが、その他の権限を持った地方出先機関というのは私はできるだけ廃止すべきだ、これは地方団体に権限を移譲すべきだとい...全文を見る
07月01日第145回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第8号
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○菅川健二君 参議院の会の菅川健二です。  長時間、参考人の皆さん、大変御苦労さまでございます。貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございました。  私は、長い間、中央官庁と地方自治体と両方を行ったり来たりしておったのでございますけれども、今回の中央省庁改革がこういう短時...全文を見る
○菅川健二君 私も国家公務員であったときがあるわけでございまして、国家公務員が大変仕事をしておるということについてはまことにそのとおりと思うわけでございますが、地方団体のサイドから見ますと、内政にかかわる事務につきましてはいろいろな形で、補助金事務もそうでございますけれども、通達...全文を見る
○菅川健二君 それから、省庁改革におきます地方分権の視点でございますが、この点につきまして、地方分権については午前中の地方分権推進委員会の諸井委員長も、出発点に立ったところだということでございまして、これから転がして長い道のりの頂上を目指すんだということでございます。  そうい...全文を見る
○菅川健二君 今申されましたように、システム改革ができ上がった上におきましては必要はなくなるんじゃないかと思うわけでございますが、今途上でございますのでそういった懸念を持っておるわけでございます。  それから、先ほど山口先生には地方支分部局、とりわけ地方整備局の問題を御指摘にな...全文を見る
○菅川健二君 右崎先生、中条先生にはもう時間がなくなりましたので、いろいろ御示唆いただきましてありがとうございました。
07月02日第145回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第9号
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○菅川健二君 きょうは私が最後でございますので、ひとつよろしくお願いいたします。  私は、選挙区の広島県の全市町村長に対しまして今回の地方分権一括法について意見をお聞きいたしたわけでございます。異口同音に出された意見といたしましては、本委員会でもたびたび論議されております権限に...全文を見る
○菅川健二君 誤解のないように申し上げたいのは、港湾事業そのものについて縮減しろということではないわけでございまして、私の選挙区でも大変港湾事業にお世話になっておるわけでございまして、直轄工事自身は、私はいろいろな港湾事業を見てみましても、一つの港湾の中の一部だけが直轄工事をやる...全文を見る
○菅川健二君 直轄事業のモデルになるわけでございまして、その辺、国の役割につきまして明快なお答えを出していただきたいと思います。  次に、公共事業の統合化というのもこれからの予算編成におきまして具体化するわけでございますが、私はそれぞれの事業ごとの、河川事業あるいは道路事業ごと...全文を見る
○菅川健二君 よくおわかりになっておるわけでございますので、ぜひ早く実現方をよろしくお願いいたしたいと思います。  それから、先ほど入澤委員の方から話がございましたけれども、国庫補助金の中に負担区分等によりましてどうしても残る補助負担金もあるわけでございます。その補助負担金とい...全文を見る
○菅川健二君 ぜひよろしくお願いいたしたいと思います。  次に、地方公共団体に対する国の関与でございます。  この点につきましてもいろいろ議論があったわけでございますが、法案におきましては法定主義、一般法主義の原則が導入されたわけでございます。  そこで、地方公共団体の事務...全文を見る
○菅川健二君 そういうことでしたら、「できる限り」というのは削除してもらいたいということでございますが、いずれにいたしましても、自治事務に対する代執行はあり得ないということで確認させていただきたいと思います。  それから、自治事務の代執行にかわり得るものといたしまして、これはも...全文を見る
○菅川健二君 今の御見解のように、国の直接執行については国民の利益を保護する緊急の必要がある場合に限定するんだということで、今後の個別法について厳しく制約をかけていくというふうに判断させていただきたいと思います。  最後に、町村合併につきまして若干御見解をお聞きいたしたいと思う...全文を見る
○菅川健二君 どうもありがとうございました。(拍手)
07月05日第145回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会公聴会 第1号
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○菅川健二君 参議院の会の菅川健二でございます。  きょうは、公述人の皆様方には大変示唆に富む御意見をいただきまして、ありがとうございました。牛嶋先生には久しぶりに牛嶋節を聞かせていただきまして、ありがとうございました。  私、最近、李登輝さんの「台湾の主張」という本を読んで...全文を見る
○菅川健二君 それから、先ほど国の出先機関につきまして、片岡先生と牛嶋先生の見解がやや異なるなという感じを持ったわけでございます。  私は地方公共団体に長らくおりまして、地方支分部局につきましてはかねてから私なりの独断と偏見があるわけでございます。これは何遍かこの委員会でも申し...全文を見る
○菅川健二君 段階論としては一つの考え方として了解させていただきたいと思います。  この地方支分部局のあり方につきまして野上先生はどのようにお考えでしょうか。
○菅川健二君 どうも力強いお話、ありがとうございました。  牛嶋先生には、本当に時間がございませんけれども、せっかくでございますので。  今、地方分権の中で国と地方の財源配分、特に地方の税財源の充実というのが強く叫ばれておるのでございますけれども、牛嶋先生の国と地方の税財源の...全文を見る
○菅川健二君 それでは、後刻よろしくお願いいたしたいと思います。  榊原公述人には、時間がなくて大変申しわけございませんでした。  ありがとうございました。
07月07日第145回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第10号
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○菅川健二君 私は、長い間地方自治に関与しておりまして、大阪につきましても、実は大学を出てから間もなく大阪府庁に三年余り勤めさせていただきましたので、非常に懐かしく思うわけでございます。  その当時、大阪府・市というのは、これから高度成長という時期で、お互いに緊張関係を持ちなが...全文を見る
○菅川健二君 今、国庫補助金の話があったのですが、この点につきましては、私は、財源の問題とあわせて、国の関与の問題としていわゆる事務に対する関与と補助金の関与と。補助金の関与によるものについては今回ほとんど野放しになっているのですね。阿部先生、公述はされませんでしたけれども、何か...全文を見る
○菅川健二君 補助金の中でも、私、公共事業の補助金について、やはりそれぞれがひもつき、箇所づけというのが地域における一つの思い切った投資を集中的にやるのを妨げておるのではないかと思うわけでございまして、この点について一括交付金化をできるだけ早くやるべきだということを主張しておるの...全文を見る
○菅川健二君 徳畑公述人さんにはまことに失礼ですけれども、ちょっと時間がなくなりましたので。  どうも皆さん、きょうはありがとうございました。
07月08日第145回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第11号
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○菅川健二君 本題の議案に先立ちまして、緊急の事案につきまして発言を若干お許しいただきたいと思います。  さきの六月末の集中豪雨につきましては、広島県を中心として全国各地に甚大なる被害をもたらしたわけでございますが、特に私の選挙区でございます広島県では、死者、行方不明者合わせて...全文を見る
○菅川健二君 国土庁長官・建設大臣には早速被災地をお見舞いいただきまして、また的確な御指示をいただきましてありがとうございました。  今回の災害の実態にかんがみまして、ただいま総理大臣からお話がございましたように、特に広島県の場合、土石流、急傾斜地の危険区域が一万カ所以上に及ぶ...全文を見る
○菅川健二君 ひとつ早急に対応策を御検討いただきたいと思います。  建設省、国土庁のほかにも、厚生省、農林水産省、通産省、自治省を初めとして関係各省がたくさんあるわけでございますが、ひとつ関係各大臣の皆様方におかれましても、災害復旧対策に対しまして格別の御配慮をよろしくお願いい...全文を見る
○菅川健二君 出発点というふうに位置づけますと、これからがまさに本番になるわけでございます。  そこで、これもたびたび議論にございますように、税財源措置がまだまだといいますか、完全に近い形で欠落しておるという状況で、これから地方財源の充実強化、それから国庫補助金につきまして補助...全文を見る
○菅川健二君 今お答えがなかったんですが、推進体制につきまして、昨日、朝日委員からも御指摘がございまして、また私、本会議でも申し上げたんですが、これから地方分権を本格的に進めようという段階におきまして、自治省が大くくりの中に、総務省の中に埋没と言ったらおかしいですけれども、一つの...全文を見る
○菅川健二君 ぜひ、推進体制について、今後強力に進めていただきたいと思うわけでございます。  そこで、先ほど税財源の問題で若干お触れになられましたけれども、このたびの議論の中で余り議論されたことのない自治の基本におきまして、これは当然の話でございますが、受益と負担の関係が連動し...全文を見る
○菅川健二君 ひとつ適正な税財源措置をぜひ早急に図っていただきたいと思います。  最後に、一言で結構でございますけれども、総理には、今後中央省庁の再編を考えます場合は、今決められたことは枠組みだけが決められただけであるというのが私の認識でございまして、やはりこれから中身をスリム...全文を見る
○菅川健二君 どうもありがとうございました。(拍手)
○菅川健二君 私は、参議院の会を代表して、ただいま議題となりました地方分権推進一括法案について、地方分権が新たな展開を推し進める出発点となることを祈念して同法案に賛成、共産党提案の修正案に反対の立場から討論を行います。  同法案は、長年にわたり我が国を支配してきた中央集権型シス...全文を見る
07月16日第145回国会 参議院 予算委員会 第18号
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○菅川健二君 さきの集中豪雨による災害についてお尋ねいたしたいと思います。  私は一昨日、参議院の災害対策特別委員の一員として、同僚の議員の皆さんと一緒に、改めまして地元の広島県の災害の状況をつぶさに視察してまいったわけでございます。  現地では、被災後二十日近くたつにもかか...全文を見る
○菅川健二君 どうぞよろしくお願いいたします。  今回の災害は特に集中豪雨による土砂崩れとかあるいは小川のはんらんによって被害が大きくなったわけでございます。広島県では、土石流の危険渓流が四千九百カ所余り、それから急傾斜地の崩壊危険箇所が五千九百余りあるわけでございまして、全国...全文を見る
○菅川健二君 先ほど御指摘もございましたけれども、宅地造成工事そのもののあり方についてもいろいろと反省すべき点があるんじゃないかと思いますので、そのあり方につきましても検討をぜひ進めていただきたいと思います。  なお、その他の関係大臣におかれましても、一刻も早い応急復旧と本格的...全文を見る
07月22日第145回国会 参議院 財政・金融委員会 第19号
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○菅川健二君 今回の農林漁業金融公庫法案につきましては、特に意見はございませんけれども、この際、中山間地域の農業振興対策について若干御質問いたしたいと思います。  この件につきましては、さきに成立いたしました農業基本法におきましても重要な柱の一環とされておるわけでございます。そ...全文を見る
○菅川健二君 ただいま概要の説明があったわけでございますが、特にこれまでの対象地域、対象行為ということで当てはめてみますと、例えば私の地元でございます広島県では、数町村を除いてほとんど全市町村が該当関係市町村になっておるわけでございます。これはある意味では広島県のこういった棚田の...全文を見る
○菅川健二君 それから、先般も予算委員会で農林大臣にお聞きいたしたわけですが、中山間地といいましても北海道から沖縄に至るまで大変全国千差万別の実態があるわけでございます。そうしますと、地域の実態に合わせた効果的な実施ということになりますと、農林水産省が一元的に一定の基準に基づいて...全文を見る
○菅川健二君 今御指摘のように、ぜひこれが効果的に実施できるような役割分担を適正に考えていただきたいと思います。  そこで最後に、この法案に直接関連するということではございませんけれども、農林漁業金融公庫が融資対象の中山間地域活性化事業で十年間で融資残高約一千三百二十二億とかな...全文を見る
○菅川健二君 いろいろ役立っておるようでございますが、中山間地域におきます農産物の付加価値をより高めるための一・五次産業の振興というのも極めて重要だと思うわけでございます。この公庫資金につきまして、より中山間地に光を当てて付加価値を高めるような方策を講じていただきたいと要望して、...全文を見る
07月28日第145回国会 参議院 本会議 第40号
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○菅川健二君 私は、参議院の会のお許しを得て、ただいま議題となりました国旗及び国歌に関する法律案に対して、総理並びに関係大臣に質問いたします。  国旗・国歌の問題は、すぐれて政治的な問題であり、まずもって政治の場で解決すべき課題であります。ところが、戦後今日まで、この問題は政党...全文を見る
07月30日第145回国会 参議院 災害対策特別委員会 第5号
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○菅川健二君 参議院の会の菅川健二です。  まず、建設大臣には、さきの広島県を中心といたしました集中豪雨の災害に対しまして早速現地に飛んでいただきまして、また的確な御指示をいただきまして、ありがとうございました。  またさらに、今後の対策としまして、七月六日に総合的な土砂災害...全文を見る
○菅川健二君 それから、これも先ほど来いろいろ御指摘がございましたけれども、特に具体の観音台団地につきまして、私もたくさん知り合いがおるものでございますから早速観音台団地に行きまして、上部の方の砂防ダムから現地を視察させてもらったわけでございますが、上流の方で谷筋に砂防ダムが幾つ...全文を見る
○菅川健二君 ありがとうございました。  最後に、このたびのプロジェクトチームにつきましては、先ほど大臣も約三カ月を目途と申されたわけでございますが、いずれにいたしましても、法改正にわたることも幾つかあるのではないかと私は思うわけでございまして、ぜひ次の通常国会にはこういった面...全文を見る
○菅川健二君 どうもありがとうございました。
08月03日第145回国会 参議院 財政・金融委員会 第20号
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○菅川健二君 金融の正常化問題について、若干御質問申し上げたいと思います。  昨日の本会議を聞いておりますと、これはここにおられます浜田委員に対する柳沢再生委員長の答弁でございますが、金融正常化に対しまして大変力強い決意と自信のほどを示しておられるわけでございます。  若干こ...全文を見る
○菅川健二君 トータル的に見ますと、ある程度改善されておるということが言えるわけでございますけれども、個別におきましてはいろいろあることは御案内のとおりでございます。  そこで、金融再生委員会の方におきまして、六月十日でございますが、「地域金融機関の資本増強についての基本的考え...全文を見る
○菅川健二君 その点、若干気になりますのは、自己資本比率八%以上が健全行であるというのが事実上の基準になりかねないわけでございまして、そのためには自己資本比率四%という一つの国内基準というものが形骸化しまして、八%をクリアしておるかクリアしていないかでもって峻別されてくる、それが...全文を見る
○菅川健二君 委員長のお話をお聞きして私は理解したわけでございますけれども、こういった物事というのは本当に、信用問題というのはちょっと委員長が一言言われるとかなり大きくぶれるおそれがありますので、何分正確な情報が全国各地に伝わるように、ぜひよろしくお願いいたしたいと思います。いず...全文を見る
08月04日第145回国会 参議院 予算委員会 第20号
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○菅川健二君 参議院の会の菅川健二でございます。もうしばらくでございますので、総理、御辛抱いただきたいと思います。  かなりの問題が出ましたので幾つか落ち穂拾いになるかと思いますが、まず生命保険の問題についてお聞きしたいと思います。  昨日は財政・金融委員会におきまして地銀が...全文を見る
○菅川健二君 今お聞きいたしますと、当面は地雷原なるものはないというふうに判断してよろしゅうございますか。
○菅川健二君 東邦生命でございますが、先ほど見通しについての若干の話があったわけでございますが、契約者が現在のところ解約の道もなくて金融措置の解除のめども立っていないわけでございまして、契約者の不安も増しておるわけでございます。契約者に対しましていつの時点で具体的な対応が図られる...全文を見る
○菅川健二君 生命保険の東邦生命が破綻いたしましてから、きょうでちょうど二カ月経過いたしたわけでございます。契約者の不安解消のために速やかな対応をよろしくお願いいたしたいと思います。  そこで、生命保険の契約者保護機構の件でございますが、これは大蔵大臣にお聞きいたしたいと思いま...全文を見る
○菅川健二君 巷間、銀行につきましては信用システムの維持ということで公的資金の導入の正当性があるわけでございますが、生命保険につきましては必ずしもそういうことがないということでどうかという意見もあるやに伺っておるわけでございます。ただ、小口の契約者につきましては将来の生活不安に結...全文を見る
○菅川健二君 確かに、あの九四年の段階で派遣をされた状況においては恐らく請われて行かれたんだろうと思うんです。  したがいまして、その段階におきましては、もとより護送船団方式ですから、大蔵省がすべての銀行、特に大手の銀行はつぶさないということで優秀な人材をむしろ請われて出したと...全文を見る
○菅川健二君 それから、行政そのものというのは、行政は無謬性といいますか、過ちを犯さないんだという一つの今まで神話があったわけでございますが、このたびの銀行局の行政指導というのは、やはりかなりの行政指導によって国民の税金を投ぜざるを得なくなったというような状況もあるわけでございま...全文を見る
○菅川健二君 今御指摘のように、政治が行政のリード役として副大臣なり政務官で入っていくということは一つの制度として前進だと思うわけでございますが、あわせて、やはり役人のプロの中からもそういった面でのいわゆる政務職というものをつくっていくということも一つの道ではないか。お互いにそれ...全文を見る
○菅川健二君 ぜひきちっとしたけじめをつけさせていただきたいと思います。  最後に、金融審議会で中間整理が行われておるんですが、現在、金融商品がどんどん出てまいっておって、そのために消費者保護についての問題というのがいろいろ出てまいっておるわけでございます。  そこで、金融サ...全文を見る
○菅川健二君 どうもありがとうございました。
11月11日第146回国会 参議院 財政・金融委員会 第2号
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○菅川健二君 まず、これまでいろいろお話がございますように、商工ローンの問題につきましては、出資法の約四〇%という上限金利は余りにも高過ぎる、特に低金利時代には高過ぎるわけでございまして、早急に引き下げを図るべきであるということを関係方面に要望しておきたいと思います。  そこで...全文を見る
○菅川健二君 特に介護保険につきましては、負担と給付、サービスと負担というものがきちっとリンクする、財政の一つのルールの中で国民に定着するのにしては大変いい教科書になったのではないかと思っておるわけでございます。市町村長さん方も、御案内のように、大変苦労しながらやっと説得し終わっ...全文を見る
○菅川健二君 ぜひ中長期的観点からの財政の立て直しにつきまして現段階からひとつお考えいただきたいと思います。  それから最後に、せっかく自治省の政務次官においでいただきましてまことに恐縮でございますが、先ほど中島理事からのお話もあったわけでございますけれども、今度の経済対策にお...全文を見る
○菅川健二君 終わります。
11月17日第146回国会 参議院 本会議 第5号
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○菅川健二君 私は、参議院の会を代表して、ただいま趣旨説明がありました中小企業基本法等の一部を改正する法律案につきまして、総理並びに関係大臣に質問いたします。  昨日発表された経済企画庁の十一月月例経済報告によりますと、景気は、民間需要の回復力が弱く、厳しい状況をなお脱していな...全文を見る
11月18日第146回国会 参議院 中小企業対策特別委員会 第3号
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○菅川健二君 参議院の会の菅川健二です。  昨日の本会議での代表質問に関連して、若干補足の質問をさせていただきたいと思います。  まず、総理に、中小企業対策の基本的なスタンスについてお伺いいたしたいと思います。昨日も一応模範答弁はいただいたわけでございますけれども、若干ポイン...全文を見る
○菅川健二君 基本的な考え方は一致しておると思うわけでございますが、ここで若干気になりますのは、中小企業に対する特別信用保証制度の運用の問題であり、またこれから新たに整備するというふうに言われております全国三百カ所の中小企業のソフト支援センター、こういったもののあり方につきまして...全文を見る
○菅川健二君 はい、またでいいです。
○菅川健二君 今の段階ではまだ本格的な返済が始まっておりませんので、事故率等につきましては正確に判断することは不可能だろうとは思うわけでございますが、巷間、果たして一〇%でとどまるであろうか、あるいはその回収率が、通産省の方は五〇%、半分は回収できるというふうに判断しておるようで...全文を見る
○菅川健二君 せっかくの資金でございますし、またこれが運用次第によっては大変後々に税金による穴埋めといいますかツケを残すということでもございますので、ひとつ有効に活用されるように今後の運用を図っていただきたいと思うわけでございます。  次に、中小企業ソフト支援センターの件につい...全文を見る
○菅川健二君 今のセンターの設置形態ですけれども、私が聞いておるところによりますと、今年度につきましては国が試行的に全額国費で持つんだけれども、来年度以降は半額負担で、半額は都道府県に持ってもらいたいというような意向があるやにも聞いておるのでございますけれども、その点はいかがです...全文を見る
○菅川健二君 この点につきまして、まず地方団体が絡んで財政負担ということになりますと、地方財政の状況は御案内のようなことでございますので、十分御配慮いただきたいと思います。  ただ、この設置そのものにつきまして私ちょっと気がかりなのは、かつて都道府県におきましては中小企業相談所...全文を見る
○菅川健二君 それから、御案内のように、商工会議所とか商工会とかいろいろお世話する団体もあるわけでございます。そこには経営を指導する方もおるわけでございますので、基幹となる商工会議所にそういった支援センターのような機能を付加するとか、あるいは経営指導員のレベルをアップするとか、い...全文を見る
○菅川健二君 ぜひ地域の実情に合った効果的な指導体制を整えていただきたいというふうに要望いたしておきたいと思います。  最後に、起業家を尊敬する風土づくりについて、昨日も申し上げたわけでございますが、大臣の表彰状をいただくというのも一つの手でございますけれども、かつての本田宗一...全文を見る
○菅川健二君 どうもありがとうございました。
11月22日第146回国会 参議院 中小企業対策特別委員会 第5号
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○菅川健二君 参議院の会の菅川健二でございます。  きょうは、大西参考人、和田参考人には大変貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございました。また、両参考人には、それぞれ中小企業の振興のために御尽力されておることに対しまして、心から敬意を表したいと思うわけでございます。 ...全文を見る
○菅川健二君 お聞きしておりますと、国の政策と地方の政策というものが両々相まってそれぞれが機能分担を適正にやっていくということであろうかと思います。全く私もそういう意見でございます。  ただ、若干心配なのは、先ほども梶原委員からもございましたけれども、中小企業支援センターという...全文を見る
○菅川健二君 これからのことでございますから、十分機能するようにひとつ関係者で協議していただきたいと思います。  最後に、私自身も地元の商工担当の行政を三年余りやっておりましたので、振興公社とかあるいは信用保証協会に帰っていろいろ状況を聞いてみますと、資金需要はいろいろあるけれ...全文を見る
11月24日第146回国会 参議院 中小企業対策特別委員会 第6号
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○菅川健二君 審議も大詰めを迎えまして、あとしばらくでございますが、よろしくお願いいたしたいと思います。  私、本委員会の審議に先立ちまして、地元の商工会議所とかあるいは商工会連合会、中小企業団体中央会とか、あるいは県や県の外郭団体でございます信用保証協会、産業振興公社等、各般...全文を見る
○菅川健二君 その場合に、これまでもいろいろ国と地方の財政の中で財政措置がされてきたわけでございますが、大半が起債による措置ということでございまして、やはりこれからの地方財政というものを力強くするためには独自の税財源措置というのが欠かせないと思うわけでございます。  ただ、心配...全文を見る
○菅川健二君 願わくば、中小企業の対策予算よりも中小企業から上がる税金の方がずっと余計上がってくる、それが地方財政を潤し、またそれが中小企業対策に還元していく、そういう好循環が早く来ることを念願いたしたいと思います。  自治次官、どうもありがとうございました。  次に、中小企...全文を見る
○菅川健二君 ぜひ弾力的な対応をお願いいたしたいと思います。  中小企業公庫のみならず、他の、例えば住宅金融公庫とか政策投資銀行とか、いろいろなところにおきまして、金利が八%で大変高いのに苦しんでおるんだというような声を随所で聞くわけでございます。  そこで、私もいろいろ調べ...全文を見る
○菅川健二君 いろいろケース・バイ・ケースということはわかるわけでございますが、しかしながら、中小企業対策として、中小企業そのもののそれを目的とした公庫で融資しておる場合と、そうでない同じような、同業に類するものだけれども別の公庫を利用しておるために必ずしもそれの恩典を受けないと...全文を見る
○菅川健二君 二〇〇一年の四月というのは余りにも直前に迫っておるわけでございまして、それまでの間に金融不安がなくなるというような、金融体質を強化するということは非常に至難のわざの面もあるわけでございます。したがいまして、一応解禁は解禁するけれども、激変緩和的に数年間はある程度の、...全文を見る
○菅川健二君 最後に、釈迦に説法でございますけれども、通産大臣並びに通産省の関係者に若干申し上げたいと思うわけでございます。  午前中も寺崎理事さんの方からも話がございましたように、私も十数年前、二十年近く前になりますけれども、県で商工行政を三年余り担当しておりました。テクノポ...全文を見る
○菅川健二君 どうもありがとうございました。
12月03日第146回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第3号
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○菅川健二君 参議院の会の菅川健二です。  まず、続長官には、私、新進党のとき以来いろいろ御指導いただいているわけでございますが、大変地方行政のベテランでありエキスパートでございまして、このたび行政改革の総元締めに御就任なされたということは、大変私、最適任者だと思っておるわけで...全文を見る
○菅川健二君 私は教育行政について経験がございますので、教育行政の面で、若干その面について具体にわたりまして文部次官に質問させていただきたいと思います。  国立青年の家と少年自然の家がそれぞれ別々の独立法人になっておるわけでございます。これはもとより名前のとおり対象者は年齢的に...全文を見る
○菅川健二君 くくる場合に、大ぐくりにするのか、中ぐくりにするのか、小ぐくりにするのか、それはいろいろあろうかと思いますけれども、今回の法案提出はそれなりに認めるにいたしましても、ひとつ将来課題として検討していただきたいと思います。  あわせて、これらの施設というのは地域の青少...全文を見る
○菅川健二君 文部次官が来ておられますので、ひとつまた違った観点からの質問をさせていただきたいと思います。  午前中以来、評価という問題が出ておるわけでございまして、独立行政法人というのは何といいましてもコストベネフィットといいますか、そういった面で効率的に運営していくというメ...全文を見る
○菅川健二君 ぜひこの独立法人ができることによって文化の振興が阻害されるというような逆の結果にならぬように、評価基準の策定に当たっては十分な御配慮をお願いいたしたいと思います。  それでは文部次官、お忙しいようでございますので、どうぞ。ありがとうございました。  そこで次に、...全文を見る
○菅川健二君 長官のお気持ちのうちというのはよくわかりますので、先ほども話がございましたように、私も長らく役人をやっておりましたので、二五%という数字がいかに重いかということは大変な気持ちで受けとめておるわけでございまして、そういった面ではスリム化の一つのスローガンとして、努力目...全文を見る
○菅川健二君 今の体制におきましても、御案内のように、大体美術館なら美術館が、館長がおって次長がおりますと、館長を理事長にして次長を理事にすれば現体制になるわけです。ただ、御指摘のように、監事が二人いると、一人は外部の監査ですからこれは構わないとして、もう一人はどうしても置かなく...全文を見る
○菅川健二君 長官の御活躍を期待いたしまして、私の質問を終わらせていただきます。  ありがとうございました。(拍手)
12月08日第146回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○菅川健二君 参議院の会の菅川健二です。  まず、小渕総理に基本的な政治姿勢についてお聞きいたしたいと思います。  小渕総理には、就任当初の所信表明演説におきまして、富国有徳国家を目指して鬼手仏心の信条でもって政策を実行するということを高らかに声明されたわけでございます。その...全文を見る
○菅川健二君 総理としては努力しておられると思うわけでございますが、今度の補正予算の原案を見させていただきましても、どちらかといえば、その中には施しの手で金をばらまいておられるような批判もあるわけでございます。もとより私も、今のような景気状況でございますので、もう一押し景気対策を...全文を見る
○菅川健二君 堺屋長官に。  今のどっぷりつかった赤字体質の経済から脱却するというのは可能でしょうか。
○菅川健二君 私は、公需が民需にうまく転換すればいいと思うんですけれども、今のところ公需がある程度空回りしておる面もあるのではないかと思うわけでございます。  大蔵大臣には大変財政問題で御苦労されておるわけでございますが、今や国民の方がむしろ財政について心配をしておるわけでござ...全文を見る
○菅川健二君 窮状を述べながら鼓舞をするという方策でひとつよろしくお願いいたしたいと思います。  そこで、もう一つ今回の補正で気になりますのは、公共事業の実施に当たりまして、地方財政が非常に困難をきわめておるという中で、新幹線の整備とか国の直轄事業につきましては厚く手当てされて...全文を見る
○菅川健二君 ぜひ早急に地方税財源措置の充実をよろしくお願いいたしたいと思います。  関連質問を松岡議員に譲ります。
12月10日第146回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第6号
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○菅川健二君 続長官、持永次官、大変御苦労さまでございます。私の質問は専ら文部省の河村次官の方にいたしますので、二十分間ほど御休憩をしていていただければありがたいと思うわけでございます。  今回の法案には出ていないわけでございますが、極めて独立法人化の問題で重要な問題といたしま...全文を見る
○菅川健二君 教育問題というのは、考えてみますと、明治政府におきまして殖産興業と並んで教育というのが大変二大柱の一つとして日本の発展の原動力になってきたわけでございますが、戦後、経済復興ということで経済優先のもとで、教育というのもどちらかといえば、経済に奉仕すると言ったらちょっと...全文を見る
○菅川健二君 そこで、先ほどお話がございました文部省が出された九月の独立行政法人化についての基本的な考え方でございますが、これを拝見させていただきますと、字面からしますといずれももっともな内容になろうかと思いますが、二つ私は気になることがあるわけでございます。  一つは、先ほど...全文を見る
○菅川健二君 そこで、まず私は、この授与機構の性格についてより確認させてもらいたいわけでございますが、これがいわゆる文部省の附属機関みたいなお上の機関でそれを評価するということになりますとまたいろいろ問題が出てくるわけでございまして、あくまで大学が共同して設置してお互いに評価し合...全文を見る
○菅川健二君 ひとつこれからの検討の最大の課題の一つとして、ぜひ適正な機構をつくっていただきたいと思うわけでございます。  もう一つ大きな課題といたしまして、高等教育、大学に対するいわゆる公費支出といいますか、どの程度公費をつぎ込むかということでございますが、御案内のように、各...全文を見る
○菅川健二君 この点につきまして、年々の予算編成期におきまして大蔵省とやりとりをするということではなしに、やはり大学というのは五年も十年もある程度中長期のスパンの中で維持発展していくという必要があろうかと思うわけでございますので、そういったことを背景にしながら、財政期間につきまし...全文を見る
○菅川健二君 ぜひ財政基盤のシステムづくりにつきましてより検討を深めていただきたいと思うわけでございます。  そこで、何といいましてもこの独立行政法人化に当たりましては大学関係者との意思疎通を密接にやる必要があるわけでございます。新聞記事等によりますと、一昨日ですか、文部大臣に...全文を見る
○菅川健二君 先般、地元の広島大学の原田学長とも話をしたわけですが、原田学長自身はもう既に一年前から、これはまさに大学人全体が、教職員全体が意識改革をしなければならない時期なんだということで、一学部に一カ月もかけてそれぞれ学部に学長が乗り込んでいって、意識改革をずっとブレーンスト...全文を見る
○菅川健二君 どうもありがとうございました。
12月10日第146回国会 参議院 財政・金融委員会 第4号
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○菅川健二君 委員会をかけ持ちしておりましてばたばたして申しわけございません。自民党の理事さんから四時には終わるようにと言われたんですけれども、もう既に四時が過ぎておりますので、若干の質問にとどめさせていただきたいと思います。  日銀は、ここ数年間、金融不安を解消いたしますため...全文を見る
○菅川健二君 今お聞きいたしますと、順調に進んでおりまして特に問題はないということですか。どうですか。
○菅川健二君 ぜひ今後とも適正に処理していただきたいと思うわけでございます。  先ほど来話がございますけれども、御案内のような赤字財政で長期債務残高も六百兆を超えるという大変異常な事態になっておるわけでございまして、今後さらに国債発行がどんどんふえていくのではないかと思うわけで...全文を見る
12月13日第146回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第7号
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○菅川健二君 続長官には長時間大変御苦労さまでございました。ラストバッターでございますので、もうしばらくよろしくお願いいたしたいと思います。  言うまでもないことでございますけれども、独立行政法人の成否というのは、そこで働く役職員が一致協力して業務の目標に向かって邁進するかどう...全文を見る
○菅川健二君 具体的なインセンティブにつきまして、私は今までの経験上から考えまして幾つか申し上げますと、これは物的な面でございますけれども、やはり何といいましても給与の問題、それから研修の問題あるいは研究意欲の燃えておる者に対して研究費の問題、それから広く国際的にいろいろな形で交...全文を見る
○菅川健二君 今思い切った発言であったわけでございますが、しかし国家公務員型ということになりますと、おのずから一つの水準、標準というのがあるのではないかなと思うわけでございまして、標準からどの程度の幅を持たせるかということについては、理事長の判断ではないかと思うわけでございます。...全文を見る
○菅川健二君 大変長官は進歩的でございまして、それがうまく機能するようにひとつよろしくお願いいたしたいと思います。  それからもう一つは、士気を高めると同時にそれぞれの適材適所ということを考えますと、主務官庁との人事交流ということも要ろうかと思いまして、その辺の主務官庁との関係...全文を見る
○菅川健二君 確かにこういった面も柔軟に考えるということでございます。  いずれにいたしましても、独立行政法人に余りたがをはめますと、せっかくの法人というものが角を矯めて牛を殺すという状況になるわけでございまして、そういった面でそれぞれが思い切った業績を上げるような環境を整備す...全文を見る
12月14日第146回国会 参議院 財政・金融委員会 第5号
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○菅川健二君 論点もかなり出尽くしてまいったわけでございますが、ラストバッターでございますので、若干の補足をしながら証人に御質問いたしたいと思います。  先ほども話がございましたけれども、財務局との関係で二人の役員を雇っておられるわけでございます。その役員の件につきまして、やは...全文を見る
○菅川健二君 仮にないとすれば、やはりそういう疑われる行為があるわけでございますので、その辺の人事に対する一定のけじめをするべきではないかと思うわけですが、いかがでございますか。
○菅川健二君 こういった数々の取り立ての行為等の問題が出ておりますので、この際、私はけじめをつけていただきたいと思うわけでございます。  それと、先ほど来、たくさんのいろいろな違法取り立てといいますか、暴力的な取り立ての問題を含めまして大変な問題が指摘されたわけでございます。 ...全文を見る
○菅川健二君 このように、次々と辞退ということになりますと、会社の維持存続に支障を来すということはございませんか。
○菅川健二君 それから、資金調達面におきましても、現在の株価が十二月十日現在で千八百六十円でございますが、最高値の一万六千二百円から見ますと約九割の下落になっておるわけでございます。  そこで、国内の金融機関におきましても、日栄等の商工ローン業者に対して新規融資を手控えていると...全文を見る
○菅川健二君 松田証人には、大変苦労されて今日の日栄を築き上げられたということをいろいろな雑誌等からお聞きいたしておるわけでございます。今日、貸付残高が四千数百億円、それから従業員が二千六百人と大変な、私企業ではございますけれども、社会的な存在であるわけでございます。また、七万社...全文を見る
○菅川健二君 終わります。
○菅川健二君 参議院の会の菅川健二です。  最後のラストバッターでございますので、もうしばらくよろしくお願いいたしたいと思います。  東京クレジット・サラ金問題研究会が十月二十九日と三十日の二日間に、クレジット・サラ金・商工ローン一一〇番というものを実施いたしました。その相談...全文を見る
○菅川健二君 いろいろの理由があろうかと思いますが、先ほど来ございますように、御社の場合はいろいろ法的な手続による取り立てということが中心になっておるのがこの結果を生んでおるかと思うわけでございますが、いずれにしてもトラブルが多いということでございますので、十分認識の上対応してい...全文を見る
○菅川健二君 特にこの方が財務局との間の情報のやりとりにかかわっておるということはございませんですか。
○菅川健二君 それから、役所とのつながりの中である資料が出ておるわけでございますが、特に警察との関係で、いろいろつけ届けとか祝い金を出したり接待をしたり、そういった事例がずらずらと並んでおる資料があるわけでございますが、これは事実でございますか。
○菅川健二君 特に警察との間にそういったやりとりが、あるいはつけ届けがいろいろあるということについては、どういうことでそうなっておるんでしょうか。
○菅川健二君 今、御案内のように公務員倫理法も成立しておりまして、役所と業界とのかかわりは非常にクリーンになっておるわけでございまして、社会通念ということになりますとこれはちょっと現段階では通用しないんではないかと思うわけでございますが、いかがですか。
○菅川健二君 御指導いただいておるという中身は主としてどういうことでございますか。
○菅川健二君 私も長年役人をやっておりましたので、今のことをお聞きして解釈いたしますと、警察署におられたときのノウハウが卒業されても将来生かされるといいますか、そういった形でのアドバイスを受けるのであって、あくまで現在の警察署とのかかわりでどうこう、いろいろな問題が起こるからこう...全文を見る
○菅川健二君 それから、政治家とのかかわりにおきまして、政治資金のやりとりはございませんですか。
○菅川健二君 それはどういったことで会費を出しておられるんですか。その具体にわたってのいろいろな目的があるんですか。それとも単なるつき合いでございますか。
○菅川健二君 それは、いろいろな会合というのは、政治家の会合というのはたくさんあるわけでございまして、特定の政治家にどうして出すかと。それはすべての政治家に出すのであればまたそういうこともあるわけでございますが、どういったことで特定の政治家に出しておられるのかということでございま...全文を見る
○菅川健二君 そうしますと、出しておる人と出していない人との違いはどういうことになるわけでございますか。
○菅川健二君 いずれにいたしましても、余り禅問答を繰り返しても仕方ないわけでございますが、特定の目的、かかわりは一切ないというふうに判断してよろしゅうございますね。  商工ローン問題につきましてこれまでいろいろ議論してまいったわけでございますが、今ほど商工ローンに対しまして、特...全文を見る
○菅川健二君 大変すばらしい発言ではございますけれども、いずれにしてもトラブルメーカーにならぬようにひとつ頑張っていただきたいと思います。