菅川健二

すげかわけんじ



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菅川健二の2001年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月12日第151回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○菅川健二君 民主党・新緑風会の菅川健二です。しばらくぶりの予算委員会でございます。ひとつどうぞよろしくお願いいたしたいと思います。  まず、森総理にお聞きいたしたいと思います。  森総理は与党からも引きずりおろされるような形で四面楚歌であるわけでございますけれども、川柳の世...全文を見る
○菅川健二君 森総理そのものが反面教師ではないかと言われておるわけでございます。ひとつ退陣に当たって、退陣にけじめをつけるということも総理として大変貴重なる資質ではないかと申し上げておきたいと思います。  もう一つだけ読ませていただきたいと思います。「はよ辞めてゴルフ三昧したら...全文を見る
○菅川健二君 世間が、マスコミ含めて皆さんおっしゃっておることでございます。宙ぶらりんな状態で総理を務めるべきではないと思うわけでございまして、早期退陣をぜひ求めていきたいと思うわけでございます。  そこで、十三年度の予算案について二、三お聞きいたしたいと思います。  まず、...全文を見る
○菅川健二君 今、お聞きしていますと、松尾元室長の件で一件落着というような感じを受けたわけでございますが、機密費の使用に当たりましては、一個人の犯罪のみならず、官邸や外務省の組織ぐるみの不正が行われておるんじゃないかという疑念も持たれておるわけでございます。松尾元室長にたかってい...全文を見る
○菅川健二君 今、松尾元室長絡みのこともございますけれども、これも氷山の一角ではないかと言われておるわけでございます。また、それに関連しなくても、最近判明したオーストラリアでの公金流用事件とか外務省職員同士の飲み食いとか、いろいろな不正の使用問題がささやかれておるわけでございます...全文を見る
○菅川健二君 これらの調査はいつまでに終えるつもりですか。もうしばらくすると外務大臣もちょっと首が危ないんじゃないかと思うわけでございますが、ひとつ河野外務大臣、いかがですか。
○菅川健二君 公金の不正流用事件につきましては数年前までは地方団体でも頻繁にあったわけでございまして、この状況とその後の措置の方法について、総務大臣、状況を外務大臣に教えていただきたいと思います。
○菅川健二君 私も地方団体におりましたのでいろいろ経験いたしておるわけでございますが、その際大変重要なことは、事後措置をきちっとやったことの中身におきまして、まず処分はもちろんやらなくちゃいかぬわけでございますが、不正使用した額について完全に個人から全部公金に戻したわけです。そう...全文を見る
○菅川健二君 総務大臣、じゃございません、外務大臣、今回の松尾元室長についてはもう確実にあるわけでございます。それからもう一つ、まだそれははっきりしていないかもわかりませんが、オーストラリアでの公金流用事件、こういった具体的なものが少なくとも二つは今判明しつつあるわけでございます...全文を見る
○菅川健二君 きょうは国民の皆さんが見ておるわけでございますので、公金の不正流用、不正使用があった場合は必ずその使用者、流用者から返還させるということについては、外務大臣、そういうことですね。
○菅川健二君 額が確定した場合は確実に公金に返還するということですね。
○菅川健二君 どうもはっきりしないわけでございますが、私は基本的な考え方を申し上げておるわけでございまして、それについて反論されるというのはいささかどうかなという感じがいたすわけでございます。  再度確認しますが、額が確定した場合は必ず返還させると、その具体的な、だれのだれべえ...全文を見る
○菅川健二君 一言申し上げておきますけれども、官房長官は元松尾室長についてだけ話をされたわけでございます。私は、元室長だけではない、不正使用の事実があった場合は、必ずその使用額については個人から国費に返還させるという原則を申し上げたんです。そういうことですね。常識の質問をしておる...全文を見る
○菅川健二君 どうも松尾元室長に個人的に、個人に全部限定しようという意図がありありでございまして、私が申し上げておるのはそうではない。  松尾室長のみならず、一般的に言われておるいろいろな不正の事案があるわけでございます。仮にその事案が判明して、公金を不正使用した事実があれば、...全文を見る
○菅川健二君 今までの決算において九億六千五百万円が減って、それが別の面に使われても決算として一応適正に執行されておるわけでございます。したがいまして、それはむしろその時点では不用額と扱ってもいいんじゃないでしょうか。そうすれば、来年度予算に計上する必要はないということになります...全文を見る
○菅川健二君 機密費については機動的に使わなくちゃいかぬと。機動的に使った金が不正に使用されておったということでございます。それでもなお一応の適正な機密費の運用がなされておったという実態があるわけでございますので、したがいまして私は当然この件については減額されてしかるべきだと思う...全文を見る
○菅川健二君 全く反省の姿勢が見られないわけでございます。  不正の額の確定はできないにしても、おおむね五億ぐらいは個人が使用したんではないかということがほぼ判明しつつあるのではないかと思うわけでございまして、そういった面で、確定しなくてもある程度の額はきちっとけじめをつけるの...全文を見る
○菅川健二君 我々はあくまでも来年度予算で減額すべきであるということをはっきり申し上げたいと思います。  次に、公共事業予算についてでございますけれども、諫早湾の干拓事業とかダムの建設費とか、公共事業の制度疲労というのは各地でいろいろな問題を起こしておるわけでございます。  ...全文を見る
○菅川健二君 整備新幹線に関連しまして、特に森総理の地元に近い北陸新幹線はどんと予算がついておるわけでございますが、それについては我田引鉄ではないかという批判もあるわけでございます。それにつきまして、総理、いかがお考えですか。
○菅川健二君 要するに、この問題は費用対効果の問題あるいは将来的な採算性の問題だろうと思うわけでございまして、新幹線とあわせて在来線の問題もいろいろある。総合的にそういった費用効果や分析をした上で十分成り立つということであれば、それは推進するのにやぶさかではないと思うのですが、そ...全文を見る
○菅川健二君 間もなく石川に行くというのは恐らく間違いないんだろうと思うわけでございますが、いずれにしても在来線を含めまして将来に禍根を残さないようにきちっと政策効果を明確に固めた上で実施していただきたいと思うわけでございます。  鉄道事業に関連いたしまして、JR三社の完全民営...全文を見る
○菅川健二君 答弁漏れ。
○菅川健二君 地元におきましても可部線の問題が起こっておるわけでございまして、官民一体になって今利用促進の運動を展開しておるわけでございます。地元の地域おこしにとりまして大変重要な路線についての存続につきまして、ぜひ扇大臣の前向きの御答弁をお願いいたしたいと思います。
○菅川健二君 地域交通における鉄道の役割をぜひきちっと位置づけていただきたいと思うわけでございます。  最後に、地方分権推進委員会がこの七月に任期切れになるわけでございますが、その後の地方分権の推進体制はどのようになるか、総務大臣、ひとつお答えいただきたいと思います。
○菅川健二君 ぜひ分権の推進体制を整えていただきたいと要望いたしたいと思います。  それでは、角田委員にお時間をお返しいたしたいと思います。
03月22日第151回国会 参議院 総務委員会 第3号
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○菅川健二君 民主党・新緑風会の菅川健二です。よろしくお願いいたします。  片山総務大臣には、私も役所時代に長い間御指導いただいたわけでございますが、大臣になられまして水を得た魚のごとく活躍しておられるのは何よりのことと敬意を表したいと思います。  まず端的に、総務省での居心...全文を見る
○菅川健二君 立派な総務省の看板も立てられたわけでございますので、ひとつ頑張っていただきたいと思います。  このたびの省庁再編におきましてやはり一番わかりにくいのが私は総務省ではないかと思うわけでございます。省益は何かということを質問しますと、恐らくこれとこれとこれとこれと五つ...全文を見る
○菅川健二君 それでは、幾つか具体的なことにつきまして御質問いたしたいと思います。  まず、情報の地方分権でございますが、情報化社会という中でグローバルな形で情報が行き交う、しかも個々の情報もいろんな形の情報手段ができておるんですが、ただ新聞とかテレビ、ラジオ等、マス情報になり...全文を見る
○菅川健二君 今、情報の媒体としていろいろ話があったわけでございますが、より密着しておるのはケーブルテレビがあるわけでございますが、現実に機能しておるマスメディアとして地方のローカル局あるいは新聞等があるわけでございますが、今度いわゆる電波法改正、これは後ほど法案がかかると思うわ...全文を見る
○菅川健二君 最終目標というのは二〇一一年の夏と聞いておるんですが、それは明確に方針を決めておられますか。
○菅川健二君 再度お聞きしますけれども、二〇一一年の中ごろでございますか、夏ごろというふうにお聞きしておるんですけれども。
○菅川健二君 どうもその辺が地域での受けとめ方がいろいろあるようでございまして、今それぞれお答えになったのは若干ニュアンスが違うんじゃないかと思うんですが、十年末という考え方と十一年のある時期という、この辺の取り扱いはいかがですか。
○菅川健二君 そこで、若干の今後の推移によって違うようでございますけれども、各地方局は今言われたような方針によってこれからデジタル化の準備を進めるわけでございますが、大変膨大な設備投資がかかるというふうに聞いておるわけでございます。  総務省として、一局当たりどの程度の額がかか...全文を見る
○菅川健二君 地元の具体例を申し上げて恐縮でございますけれども、広島県の地元の局の状況をちょっといろいろ調べてみますと、広島県の場合は面積が西日本でも二番目に大きな県であるということと、地形が大変複雑でございまして、そういった面で中継局は百ぐらい大体つくらなければならないというこ...全文を見る
○菅川健二君 これはあくまで推量されておることではございますけれども、大体五十四局のうち十局程度がそれなりに収入で成り立っておると。それでは、その他の局はどうなっておるかといいますと、その十局の上がり分で他の四十局というのは足らず前を補っておると。これは他の分野でも同じことが言え...全文を見る
○菅川健二君 今、情報の媒体はいろいろな形があるということは当然なわけでございますが、しかしながら媒体の中でも重要なのは、受信情報というのはそれなりに受信できるわけでございます。  今でも、御案内のように、民放のキー局というのはどんどんどんどん大きく巨大になっていっておるわけで...全文を見る
○菅川健二君 今、地方局も現状では十分やっておるじゃないかという御指摘があったわけですが、それは確かに現状では必死になってローカルの情報を流しておるわけでございます。  ただ、私が先ほど来申しておるのは、これからデジタル化を進める上に急激な設備投資が要るわけですね。それがとても...全文を見る
○菅川健二君 支援の問題についていろいろあろうかと思いますが、それぞれ個別の民放局の事業支援というのは恐らくなかなか難しいだろうと思うわけでございます。しかしながら、一定の資金をプールすることによって、やはりそういった情報格差を起こさないために、どうしても収益が難しいところについ...全文を見る
○菅川健二君 これは一つの例ですから参考のためと聞いていただければと思うんですが、NHKの場合は御案内のように法人税法による公益法人で、国税、地方税ほぼ全額免税の措置がとられておるわけでございまして、仮にデジタル化を進める場合に、民放においても一定期間だけそういった面で税の特別措...全文を見る
○菅川健二君 この問題につきまして、最後に総務大臣にひとつ決意のほどをお聞きしたいと思いますが、お聞きいただきましたように、地上波テレビのデジタル化につきましては非常に地域によっていろいろな障害が出る地域も多いわけでございまして、恐らく岡山県も広島県とほぼ同様な問題を県内の地方局...全文を見る
○菅川健二君 これからより具体化いたしますので、具体化に応じてひとつ今、大臣の言われましたように、情報の面のデジタルデバイドが起こらないように、出現しないように、ひとつぜひよろしくお願いいたしたいと思います。  そこで、もう一つ違った面におきまして、特に郵政事業とのかかわりにつ...全文を見る
○菅川健二君 この点につきましては後ほどまた法案が出てくるわけでございますが、法案に若干、見てみますとまだまだより広げる余地があるのではないかというふうに思っておるわけでございますので、今後思い切った郵便局の活用方策をさらに進めていただきたいと思います。  それから、もう一つ大...全文を見る
○菅川健二君 ちょっともとへ戻りますけれども、現実に今使われております地方債に対する郵便貯金の割合は幾らぐらいになっておりますか。
○菅川健二君 今御指摘のように、地方債の中では一六%程度にとどまっておるということでございますので、私はやはり地方債資金の主力となるのが郵便貯金ではないかと思っておりますし、また地方債のみならず、地方団体はいろいろな公社とかあるいは三セク、最近三セクは非常に評判が悪うございますけ...全文を見る
03月29日第151回国会 参議院 総務委員会 第5号
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○菅川健二君 同じく民主党・新緑風会の菅川健二です。どうぞよろしくお願いいたします。  私は、家庭ではNHKおじさんという称号を与えられておるわけでございますが、NHKのファンであるということで、かたいおじさんだという感心をされておる反面、民放のおもしろい番組も知らないかわいそ...全文を見る
○菅川健二君 それから、特に最近青少年の犯罪とかあるいは学級崩壊、それから不登校、児童虐待、いろいろ青少年をめぐる問題が多発いたしておるわけでございます。いろんなそれぞれ要因があるわけでございますが、やはり基本は家庭にありということが共通して言われるんじゃないかと思うわけでござい...全文を見る
○菅川健二君 家庭を取り巻くいろいろな側面はあろうかと思います。特に今御指摘のように、親自身が子育てにあるいは子供の教育に自信を失っておるといいますか、本人自身がむしろ教育をされなくちゃいかぬような親もたくさんあるわけでございまして、そういった面での家庭のあり方について直接ダイレ...全文を見る
○菅川健二君 基礎的なことをちょっとお聞きしたいんですが、この出されておる資料におきまして、地域放送の二時間三十分という時間帯は出ておるわけでございますが、予算配分上、地方局といわゆる本局との配分の問題、それから要員の計画は一万二千数百名出ておるわけですが、これの本局と地方局の割...全文を見る
○菅川健二君 今の数字は直接制作経費ということだと思うんですが、いわゆる人件費も含めて、大ざっぱに言って大体本局と地方局とどれぐらいの割合になるんでしょうか。細かい数字はいいですから。
○菅川健二君 それじゃ、後ほど数字をお聞きいたしたいと思います。  先ほど会長が申されましたけれども、ローカル放送を支えるのにはどうしてもやっぱり人材というのが基本になると思います。  そういった面では、一つは、私も広島県に長くおりましたので、県政記者を初めNHKの方はかなり...全文を見る
○菅川健二君 ぜひ、人材面における地方での役割といいますか、役割を担う人材の養成ということを頭に置いていただきたいと思います。  それから、地方分権がどんどん進んでまいりますと、地域のことは地域で決するということになってくるわけでございます。今、私もほとんどローカル放送をその時...全文を見る
○菅川健二君 それから、今後NHKの方もデジタル化を進められるわけでございますが、先般、私は、民放の地方局のデジタル化に当たりまして大変な設備投資を要する、したがって単独でデジタル化するのが大変難しい、それについて特別の措置を総務省の方にお願いいたしたわけでございますが、あわせて...全文を見る
○菅川健二君 その点で、総務省としての何かお考えはございますでしょうか。
○菅川健二君 最後に、我が国のありようとか国民生活に政治が大変重要な役割を果たしておるということは当然の話でございますが、そういった中で、政治上の諸問題については公正に取り扱うというような観点からだろうと思いますけれども、例えば、国会議員等が地元でいろいろな活動をする場合に、個別...全文を見る
○菅川健二君 NHKさんは大変公共放送として立派な役割を果たしておられるわけでございますので、十三年度におきましても国民の信頼を引き続き得て公共放送としての使命を果たされるよう期待いたしまして、私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。     ────────...全文を見る