菅川洋
すげかわひろし
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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02月25日 | 第177回国会 衆議院 財務金融委員会 第4号 議事録を見る | ○菅川委員 民主党の菅川洋です。 本日は、所得税法等の一部を改正する法律案について質問をさせていただきたいと思います。 税制改正といいますと、ほとんど、何が増税、何が減税、そういった内容に注目が集まります。確かに、野田大臣また五十嵐副大臣におかれましては、この税制改正大綱...全文を見る |
○菅川委員 ありがとうございました。 今、大臣に御説明いただいたとおり、本当に大きな改正だと思っておりますが、なかなかマスコミの方ではこれが取り上げられることがなく、非常に残念に思ってはいるんですけれども、ただ、これからやはりPRしていく場も出てくるのではないかと思っておりま...全文を見る | ||
○菅川委員 大変よく、わかりやすく解説していただきまして、ありがとうございます。来年の一月一日より前に内容がはっきりわかってくるということ、また、職員の周知徹底まで含めて取り組んでいただけるということをお伺いいたしまして、安心したところであります。 また、この改正の中で、更正...全文を見る | ||
○菅川委員 確かに、税務調査等では増額と減額というものが一緒に見つかり、またそれが年度が少しずれているようなことも実務上はあるかと思います。 また、細かい話はあるんですけれども、この更正の請求、今回その期間が一年から五年に延びる。これ以外にも、やはり今までは更正の請求の対象に...全文を見る | ||
○菅川委員 確かに、有利、不利というものの選択が後で変えられるようになると、それもまた面倒なことになると思いますので、そういった判断というのは適切なものかもしれないと思います。 次に、税務調査の手続につきまして伺いたいと思います。 税務調査、一般の人からしてみますと、税務...全文を見る | ||
○菅川委員 今御説明していただいたとおり、事前通知、これは私、書面でやるということがすごいことだなとは思っています。今までは電話での通知等はありましたけれども、書面で実際に行うということがされてはいませんでした。 今の副大臣の説明の中にも、この事前通知を、原則としてというふう...全文を見る | ||
○菅川委員 今のように、例外というものをきちっとわかるようにしていただければ結構だと思いますし、また、その点、運用上しっかりチェックをしていただければと思います。 また、最初の話の中で、調査終了時にも終了通知という書面を出すというお話がありました。これはどういった時点で、調査...全文を見る | ||
○菅川委員 私の質問の仕方があれだったかもしれませんが、調査に入りますと大体問題点が出てきます。その中で問題点の指摘というものを多分まずは行われると思うんです。その指摘を行った後、修正申告をする、もしくは課税庁側が更正手続を打つか、いずれかがあってから終了ということになると思うん...全文を見る | ||
○菅川委員 今の説明の中に、修正申告を勧奨するというお話がありました。今までも、税務調査が終了間近になりますと、修正申告を慫慂するというか強要するようなところがありまして、修正申告をすると後で直せないというようなこともあったものですから、そういったおそれを感じる方もいらっしゃると...全文を見る | ||
○菅川委員 こういったわかりやすい税務手続になっていくというのは非常にいいことだと思っております。 すべての処分についても理由付記を行っていくということを税務署側が行うことになるわけなんですけれども、これも理由がはっきりわかるということは納税者側にとってもプラスのことだと思い...全文を見る | ||
○菅川委員 こういった税務調査手続が明確になっていく反面、事前通知や終了通知といった書面をやりとりしなければならないなど、手続をきちんと踏まなければいけなくなるということになりますと、税務職員からしてみますと、一件当たりの調査にかかる時間が増加するのではないかというようなことが考...全文を見る | ||
○菅川委員 ぜひ円滑な税務行政を執行していただければと思っております。 こういった納税者権利憲章の策定や税務調査手続の明確化、納税者のサイドに立った納税環境整備というのが今回大きく進んできたものと思っておりますし、非常に私は画期的な改正であったと思っております。 ただ、あ...全文を見る | ||
○菅川委員 今の手続法の改正とともに、やはり納税者サイドに立った不服審判制度というものをぜひとも築いていっていただきたいと思っておりますし、また、今現在もできることを進めていただいているということに対しましては、非常に敬意を表するとともに、ぜひとも応援してまいりたいと思っておりま...全文を見る | ||
○菅川委員 ありがとうございました。 確かにその理念、非常にすばらしいところがあると思いますし、格差是正に今回の税制改正は非常に役に立っていると思います。 給与所得控除に関しましても、それこそ本来であれば、給与収入を得るための概算経費であるにもかかわらず、その概算経費が、...全文を見る | ||
○菅川委員 ということは、やはり特定の役員報酬をターゲットにしているわけではないという理解でよろしいわけですね。ありがとうございます。 また、所得控除について少しお話をさせていただきたいんですが、昨年、子ども手当が導入されました。ことしも子ども手当法案が今後どのようになるのか...全文を見る | ||
○菅川委員 そうなりますと、あと、配偶者控除、これはもともとマニフェストの中で、廃止していくという話がありました。 この配偶者控除、これは控除から手当へというものとはまた別の考えがあるとは思うんですが、今回、この配偶者控除が残ったということについて、その理由と、また今後の課題...全文を見る | ||
○菅川委員 今、課税単位という話もありましたけれども、私自身の、個人の考えでは、例えば夫婦単位での、一体での申告とか、そういったものも視野に入れて検討したらどうかと思っておりますので、またそういうことをお考えいただければと思います。 あとは、退職所得について少しお伺いしたいと...全文を見る | ||
○菅川委員 それでは、最後の質問に参りたいと思います。 今、党内でも政府内でも、社会保障と税についての議論が行われていると思っています。この社会保障と税の議論になると、大体注目されるのが消費税の動向ではないかと思います。消費税の税率を何%にするかとか、そういった話に注目が集ま...全文を見る | ||
○菅川委員 以上で終わります。ありがとうございました。 | ||
07月12日 | 第177回国会 衆議院 財務金融委員会 第26号 議事録を見る | ○菅川委員 民主党の菅川洋です。本日は、質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。 先ほど佐々木委員からもお話がありましたけれども、先月末、六月三十日に、社会保障と税の一体改革成案がなされました。現状では、政府・与党での一体改革の成案ということがされたわけですけれども...全文を見る |
○菅川委員 やはりこれだけの規模の増税をするということは非常に大変なことだと思っているんですが、今、五十嵐副大臣の方から、平成六年の改正のお話がありました。これは実際には平成九年に消費税の率を上げたときのお話であると思っておりますけれども、この平成九年のとき、三%から五%へと消費...全文を見る | ||
○菅川委員 税収としては、やはり五兆円というのは非常に大きな金額であると思っております。もちろん十二・五兆円には及ばないわけでありますけれども。 この平成九年にそれだけ税収が上がったということはありますけれども、その後、景気の状況も悪化した。これは消費税だけの問題ではないと私...全文を見る | ||
○菅川委員 五十嵐副大臣がおっしゃられるとおり、消費税の問題だけではないと私も思っております。 ただ、景気が悪くなると、結局、景気対策というものを行う結果、法人税もしくは所得税の大幅減税というようなことも行われてきていることが税収減につながっている部分も否めないと私は思ってお...全文を見る | ||
○菅川委員 五十嵐副大臣のおっしゃられるとおり、全体を考えていかなければならないことだと思いまして、やはり安定した社会保障を継続していくということ、また、財政の問題に関しましても、きちっとバランスをとっていくことを考えていかなければならないということ、また、それに対して、景気に対...全文を見る | ||
○菅川委員 自見大臣のおっしゃられるとおり、欧米の場合は、失敗してもやり直せる、そして失敗した人の方が、というよりも、失敗は成功のもとだと私は思っておりますので、失敗した人の今までの経験というのを生かして新たにまた新しいものをつくっていく、それが社会の活性化につながると思っており...全文を見る | ||
○菅川委員 ぜひ連帯保証の制度につきましてもまだまだこれから検討していただきまして、それこそ挑戦した人、リスクをとった人、失敗してもやり直せる社会の情勢づくりにまた尽力をしていただければと思っております。 今新たに挑戦した人の話でありますけれども、現在、それこそ、三・一一以前...全文を見る | ||
○菅川委員 百七十七万件申し込みがあるということは、やはりそれだけ困っていらっしゃる方が全国にいらっしゃるということだと思いますので、今後もしっかりとこの制度、続けていくというよりも、本当は景気がよくなれば言うことはありませんけれども、注視していかなければならないと思います。 ...全文を見る | ||
○菅川委員 今、和田政務官の方から話がありましたけれども、やはり金融機関だけではもう対処できない部分があると思っております。金融機関も余分な人材を抱えているわけではないと思っておりますし、コンサルティングをやりながらさらにモニタリングもやって、それを検討してまた新しいアドバイスを...全文を見る | ||
○菅川委員 ぜひとも一日も早く監督指針としてしっかりと定めていただき、そして、さらには計画をしっかり実行して、再起できるように力をかしていただければと思います。 それで最後に、日本郵政株式会社のことにつきまして質問をさせていただきたいと思います。 この三月の決算が発表され...全文を見る | ||
○菅川委員 時間が参りましたので、以上で終わります。どうもありがとうございました。 | ||
11月18日 | 第179回国会 衆議院 財務金融委員会 第4号 議事録を見る | ○菅川委員 おはようございます。民主党の菅川洋です。本日は、質問の機会をいただきまして、まことにありがとうございます。 まず、復興財源について質問をさせていただきたいと思います。 現在、日本は、デフレ、円高によりまして、非常に経営環境が厳しい状態にあります。また、ヨーロッ...全文を見る |
○菅川委員 今のお話の中にあったとおり、復興に対するさまざまな施策を打ちますと、私自身も、そういった意味では経済に対してプラスの面はあると思っております。 また、今回、法人税につきましては付加税を課すということになっております。ただ、二十三年度の税制改正に積み残しがありまして...全文を見る | ||
○菅川委員 確かに年間の負担というものは非常に小さいものかもしれませんけれども、やはり心理的に働くものもあると思っておりますし、また、景気の状況、日本だけでなく世界じゅうでも厳しい環境でありますので、しっかりとその辺の状況を見ていただきまして、逐次いろいろな政策を打って、この国で...全文を見る | ||
○菅川委員 五十嵐副大臣のお話にありましたとおり、今まで運用でやっていたものを法律化するということでありますので、税務の現場ではそのように大きな負担にはならないのかなと思っておりますけれども、今非常に日本の中でもグローバル化が進んでいまして、けさの新聞でも、海外の事案、情報が随分...全文を見る | ||
○菅川委員 実質的には確かに担保されていると思っております。また、今まで法令、通達、五十嵐副大臣のおっしゃられるとおり、それを一つにまとめてわかりやすく表示するというものであると思っております。 ただ、これをつくるということによって、海外に向けて日本も、それこそ税制も先進国の...全文を見る | ||
○菅川委員 役員給与といいましても、役員報酬、役員賞与、いろいろありまして、会社が払う中でも、中小零細企業なんかは、逆に言いますと、オーナーがそのまま自分の生活費を給料でもらっているというケースもあるわけであります。 ただ、これは法人税法の三十四条にこのように実は規定していま...全文を見る | ||
○菅川委員 非常になかなか難しい説明ではないかと思います。確かにこのQアンドA、非常によくできているんですが、ただ、やはり租税というのは法律で決めるものでありまして、租税法律主義というのが日本の基本にあると思っておりますので、私はできるだけ条文をしっかりつくるべきではないかなと思...全文を見る | ||
○菅川委員 前向きな御答弁、ありがとうございます。 本当に、私は、すべてを損金に入れるという話ではなくて、やはり行き過ぎたものとかやり過ぎているものはしっかりとチェックをしていただいて、そこに対してはそれなりの対処をしていただきたいと思っておりますし、また、逆に言うと、そうで...全文を見る | ||
11月21日 | 第179回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第6号 議事録を見る | ○菅川委員 民主党の菅川洋です。 本日は、委員長、理事、委員の皆様方に、質問時間をいただきまして、まずは感謝を申し上げたいと思います。 本日、先ほど石山敬貴委員からもありましたとおり、第三次補正予算が成立いたしました。まずは、予算の成立によりましてお金を用意することはでき...全文を見る |
○菅川委員 確かに、調整というものは非常に難しいものがあると思いますので、そういった面はやはり公が担うということも必要であると思いますが、ぜひとも迅速な形でできるものにしていっていただければと思っております。 また、役所が主導してやりますと、どうしても安全性だとか公平性とかを...全文を見る | ||
○菅川委員 ぜひとも、地方の自治体というか、その地域の住民の思いを受けとめて判断をしていただきたいと思います。 この復興推進計画が国に認定されますと、規制や手続の特例、税制上の特例など特別措置が適用されることになってまいりますが、その際の税制上の特例で今考えられていることにつ...全文を見る | ||
○菅川委員 御説明ありがとうございます。 また、新規立地新設企業の場合、五年間税を免除すると。これには雇用が伴うとか、被災地の住民の方に対するさまざまな手当てをされているものでありますけれども、これは本当に非常に画期的なものではないかなと思ってはいるんです。 この税制につ...全文を見る | ||
○菅川委員 今大臣がおっしゃられたように、私も非常に画期的であると思っております。 また、今の御説明の中に準備金を積み立てるというお話がありましたけれども、これは、将来また再投資をしてもらうための準備金として積み立てるという内容になっているかと思います。 例えば、準備金と...全文を見る | ||
○菅川委員 となりますと、投資しなければ、その分はその後で税金がかかってくるということになるという……(平野国務大臣「益金に算入されます」と呼ぶ)益金になるということでよろしいわけですね。わかりました。 私は、そういった結構思い切った制度をこの中に取り入れるということになると...全文を見る | ||
○菅川委員 税の部分と別な形で補助なりしていただくというように、厚い手当てをぜひともやっていただいて、そこに雇用が生まれる、企業がしっかりと根づくというところに力をかしていただければと思っております。 最後に、復興基本方針に、民間の力による復興ということがありまして、私も、民...全文を見る | ||
○菅川委員 ありがとうございます。 本当に、復興というのがこれからの大きな課題であり、これが迅速に行われる中で、計画を立てるのはそれこそ官民一緒につくる、その中で、民間の力を最大限発揮できるようなスキームというものをぜひともつくっていただくことをお願いいたしまして、私の質問を...全文を見る |