大門実紀史

だいもんみきし

比例代表選出
日本共産党
当選回数4回

大門実紀史の2003年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月29日第156回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○大門実紀史君 大門実紀史です。  関連質問をさせていただきます。  竹中大臣にだけお聞きいたしますけれども、私、今までの議論をお聞きしておりまして、今回の補正予算、何のために出されたのかというのがさっぱり分かりません。もう一度確認させていただきますが、今回の補正予算というの...全文を見る
○大門実紀史君 国内の方で、そうしますと、要するにリアルに具体的に考えますと、特に主要行に対して不良債権処理の加速をやりなさいということでありますから、そこから生まれる、具体的には主要行の不良債権処理加速から生まれる失業だとか倒産だとか、種々の問題に対処することが今回の、特にこの...全文を見る
○大門実紀史君 資料を既に配付してもらっていると思いますが、矛盾するんです。  それで、ちょっと大臣から説明してもらった方がいいと思うんですが、不良債権処理を加速すれば自己資本比率がどうなるのかと。貸出しを努力しなさいと言ったら自己資本比率がどうなるのかと。私のこれ、参考にして...全文を見る
○大門実紀史君 私、そういう手品みたいなことはできないと思うんです。どうやって不良債権処理を、もう本当に倍の速度でやろうとしていますよ、この三月決算までに。もう今までと違う、むちゃくちゃやれと言っておいて、どうしてうまくとか総合的にって、どうやってやるんですか。具体的に説明してく...全文を見る
○大門実紀史君 二年、三年ルールですと、今度の三月期まで約五・二兆円の処理をすれば、主要行ですよ、大体そのルールに乗っているわけですね、あと五割八割ルール合わせても。ところが、今大体その倍の処理をやろうと。むちゃくちゃな数字になっているわけです。  大臣いろいろ言われましたけれ...全文を見る
○大門実紀史君 これは簡単な分数ですよね。小学生でも分かる分数なんですよね。  今、政府は、竹中大臣が言われているのは、要するに自己資本比率、これは不良債権の処理どんどんやれば処理損が出て小さくなるわけですよ。一方で、貸出しを減らすなと、中小企業減らすなということになると、総資...全文を見る
○大門実紀史君 私、先ほど西山議員言われましたけれども、この二日間で四大メガバンク、UFJ、みずほ、三井住友、東京三菱、全部私の部屋へ来てもらって、本店の担当者にこの加速策で何を今やろうとしていてどうなっているかというのをすべてヒアリングをいたしました。  大臣言われた証券化と...全文を見る
○大門実紀史君 もう少し現場をつかんでほしいし、大手行は特にあなたが出された追い込み策で今慌てふためいてなりふり構わずやっているわけですから、できるのかできないかぐらいちゃんと話を聞くべきですよ、こちらが聞いているんですから。あなたが聞くべきです。そんなふうになっていないです、本...全文を見る
○大門実紀史君 主要行が今先ほど言ったように不良債権のオフバランス化を急いでいますけれども、その中でこのことは配慮されておりますか。
○大門実紀史君 それでどれぐらいの中小企業が再生される見込みなのか、つかんでおられますか。
○大門実紀史君 私がヒアリングしましたら、再生に持っていくというふうな中小企業というのは、中小企業の中でも中堅の方ですけれども、一支店当たり一社か二社というレベルです。ほとんどできませんと。こんな加速策が言われている中でそんなことできませんと。もしもやれというんだったらば、二年、...全文を見る
○大門実紀史君 私が聞いているのは当面の主要行、大銀行のことです。リレーションシップは関係ありません。  じゃ、竹中大臣にお伺いしますけれども、あなたも中小企業の息子さんですよね。中小企業がこの不況でのどん底のときに、二年、三年で見通しが立つんですか。二年、三年で立ち上がらない...全文を見る
○大門実紀史君 大事なのは銀行じゃないんです。経済で、中小企業で、大企業も含めたっていいですよ、会社が大事なんですよ、銀行が大事なんじゃないんですよ、勘違いしちゃいけませんよ。経済を支えているのは銀行じゃなくて、実体経済を支えているのは企業ですよ、ほとんどが中小企業ですよ。銀行だ...全文を見る
○大門実紀史君 最後に一言言っておきますけれども、とにかくあなたが大臣になられてから日本経済むちゃくちゃになるばかりです。先ほど、立派な学者だからという話がありましたけれども、それだったらもう一日も早くどこかの研究室に戻られて、好きな研究、有意義な研究をやってもらいたい、一刻も早...全文を見る
03月11日第156回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○大門実紀史君 日本共産党の大門実紀史です。  最初に、坂井衆議院議員の問題についてお聞きをいたします。  坂口厚生労働大臣にお聞きいたしますけれども、坂井議員と関係のあった人材派遣会社でありますが、日本マンパワー、アデコキャリアスタッフ並びにアデコキャリアスタッフ九州、そし...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございます。  四社とも国から助成を、助成金を受けていたということだと思います。  委員長、資料の配付をお願いしたいと思います。    〔資料配付〕
○大門実紀史君 今お配りいたしておりますが、我が党が調べたところによりますと、この人材派遣会社から坂井議員への献金は、報道で言われています一億二千万の裏献金以外に、政治資金規正法に基づく表の献金といいますか、それも行われております。  今資料をお配りいたしておりますけれども、先...全文を見る
○大門実紀史君 御存じなければ私の方で説明いたします。  こういう国から助成金を受けている会社が献金をやるというのは、政治資金規正法二十二条の寄附の質的制限というのに引っ掛かるわけです。国から助成金を受けているところが政治献金をするというのは認められていないということなんですけ...全文を見る
○大門実紀史君 是非、自ら調査をしていただきたいと。そういう、こういうときにきちっと各省庁がそれぞれで起きた問題、緊張感を持って自ら律して、積極的に調査をするというふうなものがないから今までこういうことが繰り返されてきたと思いますので、是非調査をお願いしたいと思います。我が党もこ...全文を見る
○大門実紀史君 資料の二をごらんいただきたいと思います。この資料の二は、この談合排除勧告を受けた業者から大島農水大臣への献金のリストです。これは資金管理団体、政党支部合わせてですが、約三千七百万円の献金が行われております。  大島大臣にお聞きいたしますけれども、この献金、返還さ...全文を見る
○大門実紀史君 小泉総理に少しお伺いしますけれども、小泉総理は厚生大臣の時代に、談合で摘発された病院寝具のリース会社ワタキューセイモアから、当時二十万円の献金を受けられておりましたけれども、これはもう談合がはっきりした談合業者ということで、その献金を返還されていると思いますが、い...全文を見る
○大門実紀史君 私、申し上げたいのは、談合で公共事業の受注あるいは金額を決めるということは、これはもう既に事件ではっきりしているとおり、高い金額につり上げられるわけです。  この八戸市の談合でも、公取の勧告で違反行為の中身として、受注価格の低落防止を図るために談合した、金額を上...全文を見る
○大門実紀史君 私が申し上げているのは政治資金規正法の問題ではございません。政治家としての道義的な問題も含めて、過去、皆さん返還してきたと。  小泉総理だけではないんです。私、返還の例を調べてみましたら、森前総理も金沢で談合事件があったときに、そこから受けた献金を二〇〇〇年四月...全文を見る
○大門実紀史君 全然私が申し上げている意味がお分かりではないと思うんですが。  みんな返してきたんですね。なぜかといいますと、先ほど説明したとおりです。その談合によって生まれた献金である可能性があると。すなわち、市民、国民の税金が談合でつり上げられて、そしてあなたのところに行っ...全文を見る
○大門実紀史君 どうやってお調べになるんですか。
○大門実紀史君 そういう問題ではないんです。あなたの国会議員として、あるいは大臣としての資質が問われる問題なんです。御自分でそれは決断して、即刻耳をそろえて返すべきだと思いますが、聞いても同じ答えだと思いますので、総理に伺いますけれども、こういう談合企業からの献金さえ返さない、こ...全文を見る
○大門実紀史君 そういう放任主義は御本人のためにもならないと思いますよ。あなたが任命権者ですから、きちっと談合企業の献金ぐらいはきちっと指導されるべきだというふうに申し上げておきたいと思います。  先日、この委員会で我が党の筆坂秀世参議院議員が取り上げた公共事業受注企業から選挙...全文を見る
○大門実紀史君 お示ししましたこの表が、もう談合でなければ考えられない、まぐれでこんなにぴたっと、九八%が七十六件もあるわけですよ。こんな出るわけありませんので、これは調査をきちっとしてもらいたいということだけ要望しておきます。  私、申し上げたいのは、談合というのは、過去に摘...全文を見る
○大門実紀史君 その宮内秘書含めて、従来からお願いしています参考人を呼んでいただくことを理事会で協議いただきたいと思います。  総理、私、お伺いしたいんですけれども、今日指摘しました、談合企業からもらった献金さえ返さない、談合企業の献金さえ返さない、こうやって次々と疑惑が出る、...全文を見る
○大門実紀史君 重要な発言がありましたので。  名前を非公表にする、透明性を失うというのは、抜本的な改悪ですよ。日本マンパワーが毎月百万円……
○大門実紀史君 全部裏に隠れてしまうわけですから、そういう方向での改悪は断固反対するということを申し上げて、私の質問を終わります。
03月20日第156回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
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○大門実紀史君 緊迫した事態になりましたが、続けたいと思います。  日本共産党の大門実紀史です。今日は、お忙しいところ、お二人とも本当にありがとうございます。せっかくの機会ですので、今日は、先ほどから話出ております構造改革のことについてお二人にお伺いをしたいと思います。  ま...全文を見る
○大門実紀史君 もう一つ、この不良債権処理を断固早く進めるべきという御意見の中に、銀行の仲介機能のことをおっしゃっておりましたけれども、私は現場を歩いたりしているんですけれども、もちろん不良債権はない方がいいというのは先ほど申し上げたとおりですが、今、市中にお金が回っていないのは...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございました。  それでは、大久保公述人にお伺いいたしますけれども、先ほど、大変示唆に富んだ報告聞かせていただいて、意見陳述聞かせていただいて、ありがとうございました。  構造改革との関係で、雇用のセーフティーネットというのがずっと、二年前、骨太の方...全文を見る
○大門実紀史君 もう一つ、せっかくの機会ですのでお聞きしたいんですけれども、この不良債権処理で何十万人、何百万人失業者が生まれると私どもが民間シンクタンクの数字を紹介しますと、竹中大臣は、民間シンクタンクなんというのは当てにならない、かなり大きくやり過ぎだというふうに常におっしゃ...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございます。
○大門実紀史君 今日は、お忙しい中、お二人、公述人、ありがとうございます。日本共産党の大門実紀史です。  最初に鈴木先生、ちょっとお伺いしたいと思います。  今日は大変新鮮な話を聞かせていただきまして、本当にありがとうございます。  資料の中でおもしろいなと思ったんですけれ...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございました。  ただ、ちょっと私の方の専門、専門といいますか、担当の方の不良債権等々のお話を熊野先生にお聞きしたいと思いますが、まず株価のことなんですけれども、小泉内閣発足した最初は一万四千円台でした。四千円台でしたけれども、最近は八千円切るというよ...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございます。  次に、インフレターゲット論の話ですが、先ほどからございましたけれども、余り効果がないといいますか、そういうお話だったと思いますが、インフレターゲット論もかなり幅があって、かなり極端なインフレターゲット論、まあ日銀がもう土地まで買うという...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございます。  もう一つ、銀行への公的資金注入という、これをどう考えるか、お聞きしたいんですけれども、かつて九八年のときには、国会では通りましたけれども、国民の中にはかなり銀行に公的資金を入れるのは反発がありましたし、今でもそういう話が出るとかなり反発...全文を見る
○大門実紀史君 どうもありがとうございました。
03月25日第156回国会 参議院 財政金融委員会 第4号
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○大門実紀史君 大門でございます。  私の方は、税制の基本問題と企業再生、二つの柱でお伺いしたいと思います。  昨年の六月、税制改正の議論がありましたときに、いわゆる広く薄く課税論について質問いたしました。要するに、今納税者が少なくなっているのは景気が悪いからだという点を御指...全文を見る
○大門実紀史君 政府税調の中期答申、ここにございますけれども、二〇〇〇年七月に出ました中期答申ではこのように書いてありますけれども、「課税最低限は、経済生活を通じて所得を得た国民が個人所得課税の負担を分かち合う際に、ここまでは税負担を求めない」と、「ここまでは税負担を求めないとい...全文を見る
○大門実紀史君 そう書いてあるのは私も読んでいますが、私聞いていますのは、そもそも課税最低限がどういう歴史で設けられて、ここまでは負担を求めないという意味ですね。今のは、いろいろ総合的に考えようという、ちょっと別な話だと思うんですが、ここまでは負担を求めないという意味はどういうこ...全文を見る
○大門実紀史君 そうしますと、一定の所得以下には税金を掛けないという考え方が、どちらかというともう古いとわきに置かれて、国民生活も豊かになったんだから、ほかのことを総合して決めていこうという考え方に変わったということですか。
○大門実紀史君 確認のために伺いますけれども、政府もかつてはマーケットバスケット方式ということで、食料費、生計費をいろいろ試算して課税最低限を考える物差しといいますか、一つの基準にされてきましたけれども、もうそういう考えは日本の場合はないということですか。
○大門実紀史君 具体的に今、そうしたらマーケットバスケット方式のような何か物差しを調査とか計算されておりますか。
○大門実紀史君 国民所得比に比べて云々は前回申し上げましたが、これはもう景気要因、所得が、そのものが下がっている、この要因が非常に大きいということを指摘したわけですので、今日は同じことを議論いたしませんけれども。  アメリカ、ドイツで、今先ほどアメリカと言われましたけれども、例...全文を見る
○大門実紀史君 私の方で調べた話を幾つか簡潔に申し上げますと、例えばアメリカも貧困水準の公式がちゃんと定められておりまして、あのレーガン税制、八六年のレーガン税制のときでさえ、貧困水準未満の低所得者には非課税ということを掲げて、実際に課税最低限をあのレーガンのときでさえ引き上げて...全文を見る
○大門実紀史君 私が指摘していることがどうもお分かりじゃないようなんですけれども、私が申し上げているのは、例えばアメリカにおける公的貧困水準とかドイツにおける社会扶助法に基づくとか、日本でいえば生活保護基準と。それ以外の、それ以上いろいろ収入、所得があって、いろんな控除があると、...全文を見る
○大門実紀史君 いいです。後でいいです。そうしたら、塩川大臣にちょっと所見を伺ってからでいいです。是非ちょっと塩川大臣。
○大門実紀史君 そんなことは聞いていないからいいですよ。
○大門実紀史君 是非、こういう時代ですので、この人的控除の本当に最低限のところについては、税金を掛けないということは守っていただきたいと思います。  次に、企業再生、不良債権処理との関係で企業再生の方の質問をさせていただきます。  今、産業再生機構が国会で大議論になっておりま...全文を見る
○大門実紀史君 先に全体の、この前の補正でも付いた予算の枠組みといいますか、全体の出資の枠組み、ちょっと教えてもらえますか。
○大門実紀史君 その上で、正確にマザーファンド、つまり一つのファンドが幾つかの会社の企業の再生をやるというそのマザーファンドですね、それと個別ファンドというのは、もうその企業を対象にして再生をやるという区別ですよね。マザーファンドはどれなのか、具体的にちょっと、皆さん、資料の二枚...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございます。  これは、マザーファンドは今どんな案件を手掛けているというのは、これは公表できないわけですか。
○大門実紀史君 政策投資銀行は、今どの案件を手掛けていてどういう進行状況であるかというのは常に把握されているということですか。
○大門実紀史君 これは、国民の公的なお金が半分入っているわけですよね。そうなりますと、損失が出た場合、出資をして再生がうまくいかない、あるいはそのファンドが損失を出した場合、これはどこの負担になりますか。
○大門実紀史君 いやいや、だから、政策投資銀行が出資されて、その半分は国民のお金だと。私は、企業再生そのものは何も悪いことという意味で言っているわけではありませんよ。失敗することもありますからね。その場合、政策投資銀行を通じて半分国民のお金が入ったと、それがうまくいかなかったり、...全文を見る
○大門実紀史君 いや、私も信用していますけれども、うまくいかなかった場合のことを聞いているんです。  うまくいかなかった場合、これ全体で今、あれでしょう、二千億の枠ですね。国民の公的税金の部分で一千億ですね。かなり大きな話だと思うんですね。全部は返ってこないなんて言いませんけれ...全文を見る
○大門実紀史君 そうすると、要するに半分は補正で組まれて、五百億、五百億と。これは産業特会に入るわけですね。それで出資すると。じゃ、もしその中でロスが出ると、産業特会のロスにならないで、政策投資銀行が負担するという、そういうことですか。
○大門実紀史君 分かりました。  もう一つは、そうは言っても国民の税金が半分入っているわけですから、透明性の確保といいますか、どうも、初めてじゃないかと思うんですね、公的資金がどこにどう使われているかよく分からないというのは。非常に心配といいますか、しているわけですけれども、ど...全文を見る
○大門実紀史君 私思うんですけれども、政策投資銀行が日本のファンドを育てるために乗り出しているという話ですけれども、そんなことで育つのかなと。本当に、何といいますか、そういうのはもうそれこそ民間に、民でできることは民間に任して、政策投資銀行が一生懸命やったってそんなふうに育つよう...全文を見る
○大門実紀史君 私、申し上げたいのは、新潟鉄工所、私も下請関連調べに行きましたので、大変な技術力のあるところですから、いい技術を残して再生してほしいと思うんですが、ちょうど冒頭申し上げましたとおり、産業再生機構の問題で、どこの企業を再生するのかとか、どこの企業を、選ぶわけですよね...全文を見る
○大門実紀史君 そんなことを説明するために来てもらったんじゃないんですよ。基準をどうするんですかと。これから個別企業に出資していく場合の基準とか説明責任どうするんですかと聞いているんだから。何も言えないんですか。大事だからやったというだけなんですか。後からそれを言うだけで済むんで...全文を見る
○大門実紀史君 またやります。  終わります。     ─────────────
03月26日第156回国会 参議院 財政金融委員会 第5号
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○大門実紀史君 今の話、もう少し聞きたかったところあるんですけれども、私は予算委員会の理事をやっておりますので一言申し上げたいんですが、今の話は国会審議とは余り関係ないようにお聞きしました。それと、余り国会の審議のせいに最初からされるというのはどうも違うんではないかと思いますし、...全文を見る
○大門実紀史君 はい、よく分かりました。引き続き中小企業の再生のために御努力をいただきたいと思います。  今日はどうもありがとうございました、わざわざこのために。  それでは本題に入りたいと思いますが、今日は二つお伺いしたいと思いますが、一つは中小企業問題、もう一つはテナント...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございます。  警察庁の調べですと自殺者がずっと三万人を超えておりますけれども、経済的理由の自殺というのが三割と、自営業者の自殺が四千百四十九人になっているんですね。  そういう点で、その中身としてこの個人保証の問題があると思うんですが、朝日新聞に有...全文を見る
○大門実紀史君 私もこの間ちょっとアメリカの方を調べてみたんですが、州によって少し違うようなんですが、個人保証はあることはあるんですけれども、例えば住居だとか家財道具、衣類、その他個人使用のものとか、生命保険だとか車だとか、こういうものは保全されるといいますか、取られないで済むと...全文を見る
○大門実紀史君 是非、先進国並みの基準に引き上げられるように努力をお願いしたいということを申し上げておきたいと思います。  もう一つは、これも中小企業問題ですけれども、大手流通破綻に伴う中小のテナント問題について、私、この委員会で二、三度取り上げてまいりました。長崎屋問題、寿屋...全文を見る
○大門実紀史君 ついでに、そのガイドラインに盛り込むべき内容についても簡潔にひとつ説明してくれますか。
○大門実紀史君 そういうことが今既に決められていれば随分たくさんの方が助かったと思います。急いでそういう方向を実現してもらいたいと思いますけれども。  今既に破綻して、私、申し上げましたマイカル三千三百店が今いつどうなるかといって不安な毎日を送っておられますけれども、今現在破綻...全文を見る
○大門実紀史君 既にマイカルの管財人等には、何らかのアクションをといいますか、働き掛けされているというふうに聞きましたけれども、もし、述べられる範囲で結構ですけれども、教えてもらえればと思います。
○大門実紀史君 ありがとうございます。  そういう努力でかなり現場の方では動きがあるようですので、引き続きお願いしたいと思います。  急いでお願いしたいのは、そのマイカルの中で、もう敷金、保証金、返ってこないと、そうすると借金も払えないということでもう夜逃げをされた例が二件出...全文を見る
○大門実紀史君 いい御答弁が多いんで、質問がなくなりましたので、これで終わります。
03月27日第156回国会 参議院 財政金融委員会 第6号
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○大門実紀史君 両法案に反対の討論を行います。  関税定率法案に反対する理由を特に二点申し上げます。  第一は、加工再輸入減税制度の対象品目への革靴製品の追加が、中小零細の多い製造業者に死活にかかわる打撃を及ぼすからであります。国内の伝統技術を守る立場から反対をいたします。 ...全文を見る
03月28日第156回国会 参議院 予算委員会 第17号
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○大門実紀史君 日本共産党の大門実紀史です。  最初に、大島大臣にお伺いいたします。  私、三月十一日のこの予算委員会で、大島大臣が談合した企業から三千七百万円の献金を受け取られたということを指摘させていただきまして、その返還を求めました。大臣は、そのときは、因果関係を調べて...全文を見る
○大門実紀史君 そのお金が何らかの目的で宮内秘書個人に渡ったということはございませんか。
○大門実紀史君 この問題は近日中に開かれる参考人質疑で宮内秘書を呼んでいただいて、引き続き行いたいと思います。  ともかく申し上げたいのは、談合企業からの献金については、閣僚の皆さん、指摘された場合すべてお返しになっているわけですから、もう、返せないという状態がいつまでも続く、...全文を見る
○大門実紀史君 続いて伺いますけれども、九四年の政治資金法改正で、年間五万円を超える寄附を受けた場合、氏名を公表するようになりましたけれども、この経過と趣旨はどういうことですか。
○大門実紀史君 ありがとうございます。つまり、この政治資金規正法は透明性の確保というのが基本理念であって目的であるということと、透明性を拡大する方向で様々な改正が進められてきたということだと思います。  総理に伺いますけれども、三月十一日、この予算委員会で、私、総理に、政治献金...全文を見る
○大門実紀史君 今問われているのは、政党がどうやってお金を集めるかということではないんです。これだけの不祥事が続いて、どうやって国民の皆さんの批判にこたえるかということが問われているわけですから、一緒くたに話をしないでください。政党助成金、何百億もらっているわけじゃないですか。 ...全文を見る
○大門実紀史君 この議論は具体的な案が出てきたときにじっくりやりたいと思いますが。  総理がおっしゃっていることは矛盾しているんです。今、公開になるから裏で献金しているわけですから。それを非公表の額上げれば裏献金する必要がないから裏に潜るということを申し上げているわけです。 ...全文を見る
○大門実紀史君 我が党もテロリズムには断固反対でありますし、もしイラクに破壊兵器が存在して、それがテロリストに渡るというようなことあれば、何としても阻止しなきゃいけないということは思います。だからこそ、国連による査察の粘り強い継続を求めてきたわけですけれども。  ところが米国は...全文を見る
○大門実紀史君 そうすると、私思うんですけれども、米国はもう断定して、やられる前にやるというふうに目的をはっきり言っているわけですけれども、総理は国内では断定できないと。国内で断定できないものを、認めていないことをアメリカが勝手にやり出したこと、なぜ支持できるのかと。このところが...全文を見る
○大門実紀史君 私申し上げているのは、国連決議に合致しているしていない、今日はその議論やりません。その手続論じゃなくて、ブッシュ大統領がはっきりと掲げた目標、目的、この戦争の。それで、それはさっき言ったように、何度も言うように、断定して、三者の関係を断定して、三者といいますか、イ...全文を見る
○大門実紀史君 総理は、そのアメリカが持っている情報をお聞きになっているんですか。
○大門実紀史君 アメリカがそう言っているのをあなたが支持されているから何度もお聞きしているわけです。
○大門実紀史君 そうすると、アメリカが言ったことなら、日本として判断抜きに、日本は別の判断していても何でも支持するということになりますよ。
○大門実紀史君 私は、アメリカがこの戦争の目的を掲げたそのものが、根拠がはっきりしないのに断定して、やられる前にやるという形でやったということで、本当に何のための戦争なのか、本当に必要な戦争なのかということを大変疑います。このことをやっぱりよく考える必要があると。本当に、始まった...全文を見る
○大門実紀史君 はい。まとめます。  とにかく、憲法九条を持って、唯一の被爆国である我が国ですから、いつまでも見ているんじゃなくて、一日も早く停戦、平和的解決をすると、その努力を求めるのが日本政府の責務だということを申し上げて、私の質問を終わります。
04月22日第156回国会 参議院 財政金融委員会 第8号
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○大門実紀史君 日本共産党の大門です。  福井総裁に初めて質問いたしますが、じっくりお考えを聞きたいと思いますけれども、今、日銀はここまで踏み込んだんだからもう一歩というお話ありましたが、私は、むしろ戻ってもらいたい、このまま行くと日銀はどこへ行ってしまうのかと。はっきり言って...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございます。  ただ私は、そのお金の持ち方といいますか、それはもう後で触れますけれども、要するにゆがんだ持ち方になってきていると思うんですね。ですから、先ほどからインフレターゲット論あるいは政府紙幣ですか、もう荒唐無稽な話がどんどん出てきているんですけ...全文を見る
○大門実紀史君 総裁は衆議院の議論でも、需要の問題もあると、資金需要の低迷の問題もあると。実際、改めて数字申し上げるつもりなかったんですけれども、日銀の当座預金というのは、この三月末でいえば三十四兆、直近の四月十八日現在で二十七兆まで当座預金が増えていると。これは実は、小泉内閣発...全文を見る
○大門実紀史君 需要をどう起こすかというところはちょっと総裁と考え方違うんですが、いずれにせよ、今ずっと与党の方々の一部ですかね、一部かどうか分かりませんが、あるいはちょっとヒステリックな学者の方々がインフレターゲット、ターゲットと言うのをもし進めていきますと、本当にそのとおりど...全文を見る
○大門実紀史君 今日はその議論をするつもりはなかったんですが、こういうことだと思うんですよ。  例えば、トヨタの下請、松下の下請、これは相手先は優良企業ですから、売り掛け債権も優良だと。これは当然対象になるかも分かりません、その企業そのものは小さな町工場であっても。ところが、そ...全文を見る
○大門実紀史君 その歯止めが、健全な歯止め、基準なのかどうかというのは意見が分かれるところ、そもそも意見が分かれるところなんですけれども、それはもう絶対、最低限そこは外すべきじゃないと思います。  もう一つ、国債の利回りの関係も調べてみたんですけれども、もう国債、先ほどありまし...全文を見る
○大門実紀史君 私は、ともかくこのデフレ克服は民間主導でやるのが本筋だと思うんで、そういう変な圧力は来たら跳ね返してもらいたいし、それでずるずるやっていくともう日銀が、何というんですか、財政機関化してしまうといいますか、中央銀行じゃなくなってしまうと思いますので、頑張ってもらいた...全文を見る
○大門実紀史君 もう時間なくなりましたので最後にいたしますが、金利の問題でいえば、この前、G7の前に、テーラー財務次官ですか、日本の一層の金融緩和を求めるという発言をされておりますが、もちろん日本の景気良くしてくれという意味もあるんでしょうが、今総裁おっしゃいました米国との金利差...全文を見る
04月23日第156回国会 参議院 災害対策特別委員会 第3号
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○大門実紀史君 日本共産党の大門実紀史です。  私は、今日は三宅島問題について、先ほど日笠先生から生活支援の方の話がありましたので、私の方は住宅問題に絞って質問をさせていただきます。  この委員会で決議が出されたのは去年の七月ですね、出されたのは。これも民主党の谷先生から御紹...全文を見る
○大門実紀史君 そういう御答弁は前大臣のときからお聞きしたんですけれども、ただ、私、鴻池大臣は神戸出身ということもあるということで、そんなに木で鼻をくくったことはずっとおっしゃっていなかったような気がするんですね。  神戸の新聞なんかに出ていましたけれども、国としてはなかなか難...全文を見る
○大門実紀史君 私は、その点、前進点だというふうに評価をしたいと思うんです。従来は、地方も個人資産に対する公的な支援というのは余りやるべきではないというふうなニュアンスでずっと来られましたので、地方は頑張ってほしいというところは前進点だというふうに評価させてもらいたいのと、それな...全文を見る
○大門実紀史君 この問題はまた改めてやりたいと思いますが、私は、自民党の相沢衆議院議員が言われていることは大変立派なことを言われていると思うんです。相沢さんですね、相沢英之さんが言われているのは大変立派なことだと思うんです。要するに、一般的な話じゃない、災害というのはと。これ、特...全文を見る
○大門実紀史君 いや、私、聞いているのは、今の時点で把握されていますかと聞いているんですけれども。
○大門実紀史君 私、伺っているのは、もう少し計量的なといいますか、金額です。要するに、被害の金額です。それがないと対策立てられないでしょう、今後。どれぐらいの被害が、住めるようにするにはどれぐらいのお金が掛かるのか、全体で、どうしてそういうことを把握されていないんですか。
○大門実紀史君 私、現場の方々のお話を聞いたんですけれども、被害の実額が出るような調査がされていないというか、できないんですよ。簡単に言えば、先ほど言われましたとおり、村がやっと、何といいますか、自己点検マニュアルといいますか、どこが傷んで畳が何枚どうだと、それだけ任せられている...全文を見る
○大門実紀史君 心の問題じゃないんですよ。申し上げているのは、例えばガスは気象庁ですよ、ガスのことを調べるのは。国が動かなくてできないでしょう。大臣、どうですか、こういうの。調査ぐらいもう少し国がイニシア取って、東京都のできること、村はここまでしかできないことをはっきりさせて、早...全文を見る
○大門実紀史君 そうしたら、確認の意味で申し上げますが、村から、ちゃんとした被害調査をするにはこういう専門家の協力が欲しいとか具体的な提案が都なり国なりにあれば、それは御相談を受けていただけるということですね。それはよろしいですね。
○大門実紀史君 三宅島は今、インフラの復旧の方は、先ほどお話ありましたけれども、かなり進んでおります。インフラの方は、平成十三年までの事業費で、全体で、これは都の事業として二百二十六億、国がそのうち百四十八億出しています。平成十四年度時点でいきますと、八十九億、そのうち国が五十四...全文を見る
○大門実紀史君 この三宅は、先ほど言いましたインフラの方は激甚災害に指定されておりますのでどんどん進んでいるわけですけれども、住宅の方はこの災害公営住宅の適用が今されておりません。  これは今、簡潔過ぎて要件が言われませんでしたが、簡単に言えば、戸数の問題、滅失した戸数、あるい...全文を見る
○大門実紀史君 終わります。
04月24日第156回国会 参議院 財政金融委員会 第9号
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○大門実紀史君 日本共産党の大門です。  今までの議論、大臣のお話聞いていまして、保険契約者保護の必要性というのはもうそのとおりだと思いますし、全体として生命保険会社は今大変な状況だというのも分かります。私の学生時代の友人も大手の生保におりますので分かるんですけれども、ただ残念...全文を見る
○大門実紀史君 我が党はその三年前もこれは反対したんですけれども、それより厳しくなっているというのは私も分かります。ただ、先ほど言いました、その中で業界がもう本当に余力がなくて、このスキームで安心できるようにしてほしいということなのかどうかというのは、ちょっと業界関係者と話聞きま...全文を見る
○大門実紀史君 私もそのセーフティーネットは必要だと、全体のね、は思うんです、保険機能は。  私が申し上げたのは税金の注入の部分のことなんですけれども、契約者保護機構総会が十二月二十日に行われて、その基本方針の中で附帯事項というのが三つ付けられました。これは業界のみんなが合意し...全文を見る
○大門実紀史君 私は、裏約束、週刊誌が言うような裏約束したかとかそういうことを聞きたいわけじゃなくて、もっとそういうことをよく相談したらどうかと思うんですね。  つまり、先に税金注入のこのシステムを張り替えとはいえやる前に、例えば、六百八十五億が二〇一〇年までですか、年間、二〇...全文を見る
○大門実紀史君 竹中大臣は、二、三年で、本当はもう既にだったんでしょうけれども、今後二、三年で金融システムを安定させるとおっしゃっているわけですから、未来永劫生保の今の状態が続くわけじゃありませんよ。良くなっていくわけですよね、政府の見通しですと。  だから、何で、先まで悪くな...全文を見る
○大門実紀史君 まあそういうことです。  次に、ちょっと外資のことをお聞きしたいんですけれども、外資が経営不振に陥っている生保の株を売り浴びせしたり、これは周知のことなんですけれども、その一方で、破綻したそういう生保とか、破綻した生保を支援したり買収してきたのも外資が多いわけで...全文を見る
○大門実紀史君 終わります。
05月22日第156回国会 参議院 財政金融委員会 第11号
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○大門実紀史君 大門でございます。  これからの覚悟もいいんですけれども、まず、なぜ二兆円も超えるこの公的資金を入れるような話になった経過がまだよく分からないんですね。先ほど峰崎委員からもありましたけれども、全然明らかにならないですから、まず、このりそなが過少資本に至る経過につ...全文を見る
○大門実紀史君 そうしますと、竹中プランでは、あのとき大議論になりまして、私も質問を予算委員会でやりましたけれども、税効果会計大議論になって、ルールの変更はしないと。つまり、実務指針とかああいう数字はいじらない、ただ厳正化やってほしいと。  ところが、実態としては、あの実務指針...全文を見る
○大門実紀史君 真相はまだ分からないんですけれども、要するに、三年、四年という言い方が違っていれば、結果的に自己資本が二・一になるとか四%超えるとか、この判断は監査法人が微妙なところでやったわけですよね。大決断だったと思うんですけれども、ですから、そこが分かれ目だったわけですよ、...全文を見る
○大門実紀史君 それは分かります。結果としての二兆円の問題で、関係者の意見は全部聞かなければいけないという意味で参考人をお願いしました。  今度、先ほどもありましたけれども、この公的資金注入の性格なんですけれども、預金保険法百二条の一号措置ということですが、これはもう繰り返し取...全文を見る
○大門実紀史君 ちょっと今日は幾つか不明な部分だけ聞いていきたいと思いますけれども、この百二条の、先ほどもございましたか、減資の話なんですけれども、通常、この百二条の仕組みでいきますと、金融危機対応会議ですか、招集されて、首相が認定をして、当該銀行が公的資金の申請をして、それを受...全文を見る
○大門実紀史君 そうすると、この二兆円の金額にもかかわるんですけれども、これは私、ちょっと専門家じゃないんで教えてもらいたいから聞くんですけれども、いわゆる減資をしないで一〇%を維持すると約二兆円ぐらいが必要かと、めどとしてね、今の段階で。  ところがですよ、これもし株主責任を...全文を見る
○大門実紀史君 ちょっと私も調べてみますけれども、要するに、急いで百二条で、さっき言ったタイムラグを設けないで、株主総会開かないで済む方法でやるには、要するに、この百二条を使うと必ず株主責任を問えない、いわゆる株数を減らせない、実際の減資をやらない方法でないと、実態からタイムラグ...全文を見る
05月27日第156回国会 参議院 財政金融委員会 第12号
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○大門実紀史君 今日はどうも御苦労さまでございます。  りそながこういう事態になりましたので、ちょっとりそなの関係で奥山参考人に幾つか先に伺いたいと思うんですけれども、この委員会でも議論がありましたが、竹中大臣は、五月の七日の日に金融庁の事務方に対して、りそなと監査法人のことに...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございます。  そうすると、竹中大臣はこの委員会でも、判断は監査法人がやったと、金融庁はその結果を受けて公的資金の判断をしただけだと、ですから判断のところには全く加わっていないと、だという言い方を今されておりますけれども、今後これから、昨日も決算出まし...全文を見る
○大門実紀史君 もう一点、奥山参考人にお聞きしたいんですけれども、会長が二月二十四日に、会長通牒というんですか、通知ですね、出されました。私が金融庁に聞いたところによりますと、去年の十月の末にいわゆる金融再生プログラム、竹中プランが出て、十一月の十二日に協会に対して、あのプランに...全文を見る
○大門実紀史君 そうしたら、時間少なくなりましたけれども、法案関係でお三方にお聞きしたいんですけれども、今回の法改正が中小の監査法人に与える影響について、一言ずつ御感想あればお聞きしたいと思います。
○大門実紀史君 そうしたら、関参考人にだけお伺いしますけれども、今の国際会計基準ということで、先ほどお話もございましたが、減損会計とかいろいろなことが進んでおりますけれども、それを何か早く日本も適用しないと、何か保護主義だとか乗り遅れるだとか、グローバル化の波に乗り遅れるとか、す...全文を見る
○大門実紀史君 貴重な御意見ありがとうございました。もう大賛成です。  これで終わります。
05月29日第156回国会 参議院 財政金融委員会 第13号
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○大門実紀史君 大門でございます。  竹中大臣、午前中に続き、御苦労さまでございます。何かお疲れのようで、大丈夫ですか。
○大門実紀史君 お互い頑張りたいと思いますけれども。  目の覚めるような質問をしたいところなんですが、我が党はこの法案に今のところ、この時点では賛成というところでございますけれども、ただ、一つちょっと聞いておきたいんですが、我が党、賛成という方向で今検討といいますか、独自の判断...全文を見る
○大門実紀史君 私、お聞きしたのは、協会の皆さんの強い要望とお聞きして、今答えられたわけですから、全部それ強い要望だという理解でよろしいわけですか。──まあ、いいです。  今回の公認会計士法の一番重要なところは独立性を高めるという部分なんですが、私、エンロンのことは小説とかその...全文を見る
○大門実紀史君 分かりました。  第一条に公認会計士の使命、職責が明記されたと。私どもも歓迎しているんですけれども、この法案の中では、その中で、「投資者及び債権者の保護等を図り、」と、こうなっております。これ大事なことなんですが、ここに「等」が付いている意味といいますか、「投資...全文を見る
○大門実紀史君 会社というのは、いわゆるマーケットといいますか、市場だとか債権者、株主だけではなくて社会的責任というものがありますから、ケースによるでしょうけれども、絶えずそういうことということではありませんでしょうけれども、余りひどいいろんな、例えば働いている人に、あるいは下請...全文を見る
○大門実紀史君 確認ですけれども、具体的にはあれですか、協会を通じて金融庁に申請といいますか、届けて承認を得るという形ですか。
○大門実紀史君 いや、だから、ちょっと具体的に聞いているから、それ読まないで、僕の話を聞いて答えてくれます。それ読まなくていいんですよ、具体的に聞いているわけですから。具体的に、公認会計士さんが大変だと思ったときにどこに申請してだれの名前の承認を得てという、その具体的なことを聞い...全文を見る
○大門実紀史君 はい、分かりました。  これは関連で、直接公認会計士法ではありませんけれども、先日この委員会で参考人の質疑がありました。そのときに協会の奥山会長が、私御質問したら答えられた件なんですけれども、これはりそなにかかわるんですけれども、今後のことも含めてということで奥...全文を見る
○大門実紀史君 一般的な関係ではよく分かるんです。監査法人の監査をちゃんと尊重してと、事後にいろいろ対応すると。ただ、要するに公的資金を入れるような事態のことだと思うんですね、心配されているのは。今後も続くかもしれないと。その場合、私はそうしたら少なくとも、りそなのことをやるとち...全文を見る
○大門実紀史君 私、前回この委員会で申し上げましたけれども、百二条の第一項というのはやっぱり矛盾を持っていると。あれで公的資金何兆も入れるということになるとどうしても矛盾があるなと。結局、監査法人しかないんですよね。監査法人の判断ですぱっと決めてしまうしかないというふうになっちゃ...全文を見る
○大門実紀史君 分かりました。私は早くお辞めになったらということを言い続けておりますけれども、個人的には、本当にそうなっちゃうと寂しいなというふうな思いしなくはありませんので。大臣と議論ができなくなりますからね。  最後、予算委員会の関連でいきますと、昨日、メガバンクのヒアリン...全文を見る
○大門実紀史君 その信託も聞いたんですけれども、やはりちょっと実態を是非聞いていただきたいんです、その信託の対象になるのはどれぐらいの規模かと。これはやっぱり同じなんですよね。  私が申し上げているのは、もう少し多数を占める、もう少し小さなレベル、しかもたまたま、ちゃんと商売や...全文を見る
05月29日第156回国会 参議院 予算委員会 第18号
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○大門実紀史君 日本共産党の大門実紀史です。  まず、総理に今の日本の金融の状況全体についてお伺いをしたいというふうに思います。  国民の皆さんの暮らしがこれほど大変なときに二兆円を超える公的資金がりそなに注入される。あるいは、大手行が決算が出ましたけれども、過去最高の業務純...全文を見る
○大門実紀史君 おっしゃるとおり、小泉構造改革、特に昨年からの竹中プランを進めてきたから私はこうなっているというふうに思います。  今、お手元に資料を配りましたが、金融をめぐって全体状況がどうなっているかということをパネルにいたしました。(図表掲示)  今、本当に話題になって...全文を見る
○大門実紀史君 私、こういう質問を前にしたときも同じように、総理、共産党のことを言われましたが、私どもはゆっくりとか、やらなくていいとか、先送りしろと申し上げているわけじゃございません。今のこのプランでやりますと銀行も実体経済も共倒れしてしまいますよと。私ども申し上げているのは、...全文を見る
○大門実紀史君 この半年をどう考えるかというのは、後で申し上げますが、この先、大変なことになりますので、そう簡単にはいかないということを申し上げた上でですけれども、私は、この間、四大メガバンクの各本店の担当者、私の部屋へ来てもらって、昨日もある銀行、来ていただいて、いろいろ実態、...全文を見る
○大門実紀史君 私、こういう状況をどう見られるか。本当にもう少し、もうそういう何といいますかね、そういう答弁ばかりされるんじゃなくって、一遍ぐらい反省されたらどうかと思うんですよね。本当に大変な状況だと思いますよ。もう化け物ですよ、日本の銀行は。はっきり言って、国際的に見て。 ...全文を見る
06月13日第156回国会 参議院 財政金融委員会 第14号
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○大門実紀史君 日本共産党の大門実紀史です。  今日は御苦労さまでございます。  私は、今の金融行政そのものがもう狂っているというふうにずっと指摘をしてきている中です。その中で起きた今回のりそな問題。ですから、そういう、もう本当に何をやっているのかというこの金融行政の中で、非...全文を見る
○大門実紀史君 今となればもう仮定の話ですけれども、とにかく資産の、ごめんなさい、税の繰延べの査定の厳正化ということがとどめを刺したというふうなことになっているわけですけれども、仮に、仮にそれがかなり厳しくやったとして、監査法人の皆さんの判断もあったかも分かりませんが、結果的に四...全文を見る
○大門実紀史君 そうすると、あれですか、仮に今回、自己資本不足ということの結果出なくても、やはりりそなは難しかったわけですか。
○大門実紀史君 少し基本的な話ですけれども、勝田参考人は、その四%という数字をどういうふうに、私は余り根拠がないといえばないというふうにも思うところあるんですが、率直にどういうふうに思われますか。
○大門実紀史君 私、りそな銀行というのはそもそも何を目指していたのかといいますか、何だったのかなということもお聞きしたいわけですけれども、旧あさひと旧大和が一緒になってと。ただ、地域的には広域合併といいますか、埼玉があり、大阪があり、奈良ですか、いわゆる狭域、狭い域の地域での合併...全文を見る
○大門実紀史君 私はそれじゃちょっと分からないんで、要するに自己資本比率ということが、地域性だとかリージョナルバンクとか言われていますけれども、そういうものを飛び越して、もういかに体力維持するか、自己資本維持するかというところにとらわれた結果ではないかと思っておりますので、また機...全文を見る
○大門実紀史君 最後に、新日本の竹山参考人にお伺いしますけれども、今お話ありました、将来の収益性をどう判断するかで、税の繰延べをどう見るか、計上をどう見るかというのがあったと思うんですが、私は、ほかのメガバンクと違って、りそなの場合は、もちろん今体力弱いかも分かりませんが、そうい...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございました。
06月25日第156回国会 参議院 金融問題及び経済活性化に関する特別委員会 第4号
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○大門実紀史君 大門でございます。  今日は、平沼大臣が御出席いただいていますので、中小企業と金融絡みといいますか、金融不良債権の関係で、私の方はちょっと、もう今の時点でぎりぎりに追い込まれている中小企業の問題を幾つか御質問したいというふうに思います。  最初に、マイカルの問...全文を見る
○大門実紀史君 本当にお礼を申し上げたいと思います。  それと、根本的にはやはり法改正といいますか、経済産業省で出されましたこの中間報告にも書いてありますけれども、敷金、保証金というのは預り金なんですよね、やっぱりね、どう考えても。また、不動産の賃貸契約というその敷金、保証金と...全文を見る
○大門実紀史君 是非よろしくお願いします。  もう一つ、ぎりぎりに追い込まれた方の、方々の話ということですが、今自殺者が年間三万人をずっと超えていて、経済的理由の自殺が三割と。自営業者の自殺がそのうち大体四、五千人になってきているという大変な事態ですね。これはいわゆる中小企業の...全文を見る
○大門実紀史君 もう一つ、そのセーフティーネットをもちろん強化していただきたいのと、個人保証の問題が、以前竹中大臣に質問させていただいて前向きな御答弁いただいて頑張っていただいているんですが、平沼大臣にもお聞きしたいと思うんですけれども、実は日本商工会議所が平成十五年に中小企業・...全文を見る
○大門実紀史君 竹中大臣はその九十万辺りという数字、どういう評価されますか。
○大門実紀史君 私は、二十一万に比べたら九十万は三倍以上だというのがありますけれども、余りにも、九十万でも、ちょっと本当に何を考えているのか、そんなところでまとまったら本当に希望がないなと。実際、そこまで追い込まれた方々の立場になってみますと、家族抱えて、家は取られて、九十万で家...全文を見る
○大門実紀史君 予算委員会のときの論争は今日同じことを繰り返すつもりないんですけれども、私、予算委員会で同じことを答弁されたのでちょっとシミュレーションしてみたんですけれども、要するに、ちょっと資料でも作ればよかったんですが、結論だけ言いますと、要管理先の残高がもし減らないままで...全文を見る
○大門実紀史君 私は、坂を上っているならいいけれども、下っているんじゃないかと思えて仕方がないんですよね。なかなか、そういうところに到達する前に、かなり経済状況、先ほど櫻井さんからもありましたけれども、相当逆の方向に悪く悪くなっているんじゃないかということを再三指摘しているところ...全文を見る
○大門実紀史君 そうですね。このスキームのこのRCCチェック型というのは、そもそも規模の小さい中小企業、個人向けになっていますから、是非特段のそういう対策をお願いしたいと思います。  もう一つは、このオフバランス化につながる措置の中で、個人、中小企業向けの小口の債権、これは十億...全文を見る
○大門実紀史君 これは破綻懸念先以下は使えないんでしょうか。
○大門実紀史君 それですと、私、これ物すごく役に立つといいますか、実は、レクチャー受けたときに、実質破綻先だけだと。それだと、もう本当に、何というんですか、もう本当に見込みのないところをただ銀行の処理上置いておくだけで、これ、もうただ延命にすぎない部分なんですね。これは破綻懸念先...全文を見る
○大門実紀史君 要するに、破綻懸念先以下をこの一年で大量に処理しようという中ですから、その中でも、私、そもそも二年三年ルールそのものが無理があると。中小企業がこの不景気が続いている中で二年、三年で起き上がりなさいというふうに言うことそのものが無理があると基本的に思っておりますので...全文を見る
07月03日第156回国会 参議院 財政金融委員会 第17号
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○大門実紀史君 日本共産党の大門でございます。  私も早くと思うところはありますが、そうはいかないのがこの世界でございまして、六十分目一杯やらせていただきます。  前回の大塚委員が出された資料なんですけれども、私、これ大変な重要な資料だと思っておりまして、これはいつ、確認です...全文を見る
○大門実紀史君 といいますのは、私、これは本物でしたら、大変重要な中身だというふうに思うんです。これ、まだ去年のことですし、今回の法案の審議にも、背景に非常にかかわる問題だと思っていますので、本当はこれが本物かどうか確認されるまで私も質問したくないというふうに思うぐらいで、ただ、...全文を見る
○大門実紀史君 ただ、そうは言われますけれども、特定のといっても、今幾つかのところがこれを使う、予定利率引上げをする全然可能性もなく、五年、十年先のためのセーフティーネットで作られると私は思えないんですね。仮に、九月決算がありますけれども、その辺の時点で、今名前が出ているところか...全文を見る
○大門実紀史君 じゃ、今日は取りあえず法案の方に入りますけれども、私、とにかく思うんですけれども、この間もう本当に暗い法案が多いんですよね。本当に夢も希望もないというかね、国民の皆さんにもう何か明るい法案が出てこないのかと思うぐらい次々に暗くなる法案ばっかり出てきているわけですよ...全文を見る
○大門実紀史君 そういう話になっているので、幾つか、ついでにといいますか、お聞きしておきたいんですけれども、大体、竹中大臣とは二年前から景気の話をさせていただいていますが、最初は二、三年の我慢だとおっしゃって、もう二年たちました。私も、今回の生保の問題だけじゃありませんけれども、...全文を見る
○大門実紀史君 二年延ばされたのは知っていますけれども、竹中大臣、一度、私、予算委員会で、いわゆる構造改革がうまくいくとして、そのシナリオがうまくいくとして、どれぐらいたてば日本経済回復するのかと私お聞きしたことがあるんですけれども、そのときは十年ぐらい掛かると、軌道に乗るにはと...全文を見る
○大門実紀史君 ですから、保険契約者に、これは本当に大事なことなんで確認ですけれども、保険契約者には責任はないと私は言い切れると。  つまり、それだけの、例えば契約者は契約時に予定利率を知らされているわけでもありません。しかも、その生保の安全度だとか経営内容を十分知らされている...全文を見る
○大門実紀史君 責任があると、これはもう何度も答弁されているんで、そういうことだと思います。  もう一つ、行政の責任。これも何度も議論があったところですけれども、確認の意味でお聞きしたいというふうに思いますけれども、大臣は今日も言われていましたけれども、日本全体が右肩上がりで、...全文を見る
○大門実紀史君 おっしゃるとおりなんです。  ですから、後でその契約者の問題のところで申し上げたいと思いますけれども、先にちょっと行政の方、先にやらしてもらいたいと思いますが、つまり、自由度があれば、契約者一人一人に自由度があれば、おっしゃるとおりだと私は思いますが、今回の場合...全文を見る
○大門実紀史君 これは一般的に一つの審議会が出しただけではなくて、その翌年に大蔵省銀行局が、保険審議会答申指摘事項の実施状況というのをわざわざ銀行局の金融年報で出しています。五十一年版です。それを見ると、その答申が出た後、ほかの会社、その後、各生保においても予定利率の引上げが行わ...全文を見る
○大門実紀史君 多分また聞いても同じ答弁なのでやめますけれども、例えば、これ行政訴訟を起こされたと、起こされる可能性は私、残っていると思いますけれども、これはどう対応されますか。
○大門実紀史君 私は、その種の行政訴訟になり得る問題だということを指摘したいと思います。  つまり、そういう予定利率引下げを採用せざるを得なかった生保が生まれた場合、そういう具体的な問題が起こる、どこ、だれの責任なのかということが、幾らこの法案通っても、これは行政訴訟できますか...全文を見る
○大門実紀史君 低金利政策の問題、じっくりこれだけでやらなければいけないんですけれども。  午前中の議論も聞いていて思ったことありますので、一つ二つお伺いしたいんですけれども、先ほども言いましたけれども、低金利やらなければ、超低金利やらなければどうなったかと考えると、必要だった...全文を見る
○大門実紀史君 私は、一定の時期まではいわゆる景気刺激という面も、投資促進というのもあったかと思いますけれども、九〇年代に入って、特に九〇年代の半ば以降はほとんどそういう効果は、先ほど指摘があったとおり余り表れていない。むしろ、あるときの円高対策とか、あるいは、今一生懸命頑張って...全文を見る
○大門実紀史君 この議論は今日はもうこれ以上やりませんけれども、いろいろ言われたのは、カントリーリスクの中に含まれた上でこういう写真金利の状況になっているということと、オープンマーケットだからこそ、どうしてこんな異常に写真金利になるのかというところを申し上げたかったわけです。 ...全文を見る
○大門実紀史君 第一義的に契約者保護ということですけれども、要するに、破綻するよりはましという意味ですか。
○大門実紀史君 ここはもう今回の法案のポイントだと思うんですけれども、それで、先ほど最初に、竹中大臣のロジックというのは余りお使いにならない方がいいですよという指摘をしたんですけれども、これは、契約者の人にすれば、そういう自分のところが入っている生命保険会社が予定利率を引き下げる...全文を見る
○大門実紀史君 そういうことを答えられるのを分かった上で質問しているわけで、それがそうならないじゃないか、個々には不十分じゃないかと、あるいはすぐ解約できないじゃないかと、将来のことだってそれは個別に自主的に決めることで、このスキームの中に入っていないじゃないかというさんざん議論...全文を見る
○大門実紀史君 それはあれですか、どこかに明確になっているんですか。予定利率が下げられたら貸付けの方の金利も下がるというのは、どこかに書いてありますか。
○大門実紀史君 それでしたら結構です。私の方に、ある生命保険会社に聞いたら、それは別ですと、下げられませんという相談といいますか、相談が来ていますので、間違いないですね、それはね。
○大門実紀史君 そうしたら、次のといいますか、だれが得するのかということでいきますと、契約者は、私は、破綻したよりましというのは、ほとんどそんなに根拠はないと思っておりますので、じゃ、当該生命保険会社はこのスキームを使うことによってどういう恩恵がありますか。
○大門実紀史君 昨日、総代会が一斉に開かれて、その前には「エコノミスト」が主要生保十社にアンケートを取っておりますけれども、大体このスキーム、予定利率引下げ法案、施行されたら利用するかというので、みんなノーと言っていますね。昨日の総代会でも経営側は、うちは使いませんと、頑張ります...全文を見る
○大門実紀史君 質問を忘れてしまいましたけれども。いや、ちょっとそれに一言反論したくて。  要するに、申し上げたいのはこういうことだと思うんです。大臣、学者ですから、非常に精緻な一つのモデルの中で考えれば成り立つと、これよりはこれの方がましと。私が申し上げているのは、政治の世界...全文を見る
○大門実紀史君 終わります。
07月10日第156回国会 参議院 財政金融委員会 第19号
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○大門実紀史君 今の議論聞いていて、結論は理事会でということは分かりましたけれども、一つだけ是非、高木長官来られておりますので、質問する予定じゃなかったんですけれども、今出ませんでしたので、一つだけお聞きしたいんですが。  大塚委員が出された資料の三ページのところで、今回の予定...全文を見る
○大門実紀史君 分かりました。私、高木さん結構でございますので。  そうしたら、法案の関連で質問をさせてもらいたいと思います。  今日、公聴会ありまして、先日、参考人質疑がありまして、その中で幾つか出たことに関連して今日は質問したいと思うんですけれども、一つは、参考人質疑のと...全文を見る
○大門実紀史君 ちょっと確認ですけれども、議事録には、行政がそれなりに対応するのは皆さんの責任でどうぞというふうな終わりになっておりまして、部会長もそういうふうなことを答えられているんですが、私が申し上げたのは、金融審議会としての総意まで行かないかも分かりませんが、十分な審議と合...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございます。私、そういうことだと思うんですね。  委員の方は、まだまだ審議する必要がある、いろんな点がはっきりしていない、過去の審議した経過で残っていることが一杯あるというふうなことはお聞きになった上で、事務局という言い方、中でしておりますけれども、政...全文を見る
○大門実紀史君 二〇〇一年の六月二十六日の金融審議会のワーキンググループ報告というのがありまして、これは、三利源分析、将来収支分析等を含めた経営状況の詳細について明確にされる必要があるというふうな中身ですけれども、そういうことが今回、参考人質疑の中でも、本当にそういうものがきちっ...全文を見る
○大門実紀史君 私、こちらから言いますけれども、大事なことがここで報告されておりますので、要するに、最低限どれだけのぎりぎりのところが必要かという基本イメージということで、一枚のペーパーが配られて、今度の資料にも入っていると思うんですけれども。ごめんなさい、そうなんです、二年前の...全文を見る
○大門実紀史君 私は、金融審の皆さんは、大変契約者の権利という問題もきちっと議論されて、これは最低限法的に見ても必要だということで、提案といいますか、手続として最低限守るべきこととして出されたというふうに思うんです。  それがただ、ワーカブルじゃない、ワーキングしないからといっ...全文を見る
○大門実紀史君 おとといですか、参考人質疑のときに、契約者集会というのは何万人もいて現実的ではない、それにこだわっているとこれはもう作れないというところで、総代会ですか、になったということなんですが、例えば、参考人の方言われていましたけれども、株主総会やっているじゃないか、株主何...全文を見る
○大門実紀史君 私ももちろんそれはよく分かっているんですけれども、総代会でなければいけないんだろうか、ほかの方法はないんだろうかというふうな点で申し上げているわけですが。  もう一つ、これは参考人の方から出たわけじゃありませんが、今回、法案ですけれども、例えば解約権の制限ですけ...全文を見る
○大門実紀史君 ここにも私、非常に大きな問題が残っているというような気がするんですけれども。つまり、予定利率引下げの対象の契約者以外、その保険会社のすべての契約者が解約できなくなると、一時的に解約できなくなるわけですよね。  そうすると、ちょっと大臣にお聞きしたいんですけれども...全文を見る
○大門実紀史君 ちょっとよく分からないんですが。そうじゃなくて、そういう予定利率引下げをした生保、もちろん引き下げられる対象者に影響が出るというのはもう議論されてきましたけれども、予定利率を引き下げられない、引下げにはならないけれども、その保険に加入している人たちにどんな影響が出...全文を見る
○大門実紀史君 私、今この不況で生命保険を解約して取りあえず現金化する人とか中小企業の人に多いわけですけれども、今非常にそういう意味での解約も増えているときなんですけれども、その対象じゃない、予定利率引下げの対象じゃない人たちが何か月か解約できないという中では、当然、特に商売をや...全文を見る
○大門実紀史君 だから、どういう報告をどういう形でやるんですか。
○大門実紀史君 公告をするんですか。それぞれに通知とかお知らせは一切しないんですか。
○大門実紀史君 そうすると、例えば店頭に張り出すとか、何かそんな形なんですか。
○大門実紀史君 私、契約者自治というんですか、何自治と言いましたかね、そういう考え方を基本的にきちっとするならば、予定利率引下げ以外の、引き下げられない契約者にも、その生保についてこれから、何度も指摘されているように不安が広がるわけですし、いろんな点でいくと、予定利率引下げの人だ...全文を見る
○大門実紀史君 これは私、もしそういう生保が現れて予定利率引下げということをやるとなった場合、これは大変なことだと思うんですよ、ほかの契約者の方も。ほかの、自分も引き下げられるんじゃないかと思う人もいるでしょうし、どうなっているんだということと、その生保は大丈夫なのかというふうな...全文を見る
○大門実紀史君 もう大臣にお聞きしますけれども、実際イメージしてください、そういうところが出た場合、契約者がどういう状態になるかをイメージしてもらって。もう同じ答弁ばかりですけれどもね。私は、こういうスキームが、スキームといいますか、これが法案通った後のことを想定しますと、実際そ...全文を見る
○大門実紀史君 私は、今の局長の答弁に現れているように、契約者自治だとか契約者保護だとかいろいろ言いながら、余り契約者の立場に立っていないと、そもそも。だから、そういうところが、非常に考えもしていないというふうに、基本的な問題として、このことそのものよりも、基本的なスタンスがそう...全文を見る
○大門実紀史君 そうなんです。予定利率の部分でいろいろトラブルが起きて今まで来たわけですね。  私、日本銀行が金融広報中央委員会のホームページに、この転換について気を付けましょうと、気を付けなさいというのを載せているんです。  おっしゃったように、この転換というのは、今までの...全文を見る
○大門実紀史君 このときの資料を見ますと、予定利率が一番こう、予定利率という表現でかなり問題になっていたわけなんです。つまり、このときも議論があったと思うんですけれども、書面での説明義務に予定利率という言葉を入れるべきではないかという意見もかなり当時あったと思うんですけれども、結...全文を見る
○大門実紀史君 私、今回、この予定利率の引下げ法案との絡みでいきますと、一番なぜ減額になるのかという基本的なところはやっぱり予定利率だと思うんですよね。これを下げるということだと思うんで、いろんな商品で形変えると分かりにくくなりますんで、私は、これを機に予定利率のことをこの転換の...全文を見る
○大門実紀史君 私の方に寄せられた相談もまたそちらの方にお知らせいたしますので、こういう流れの中ですので、きちっとした対応をお願いしたいというふうに思います。  少し、最後の残った時間、この法案の全体像について残っている疑問をお聞きしたいと思いますが、とにかく、衆参の議論、参考...全文を見る
○大門実紀史君 じゃ、もうお聞きすることがなくなりましたので、ちょっと総括的に意見を申し上げて、最後にコメントをもらって終わりたいと思いますが。  私は、この法案そのものの大本にあるのは、やっぱり低金利、異常に長く続いている低金利政策。つまりこれは、低金利そのものは、いろんなマ...全文を見る
07月10日第156回国会 参議院 財政金融委員会公聴会 第1号
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○大門実紀史君 本日は大変御苦労さまです。  最初に村田公述人にお伺いしたいんですけれども、日本生命の社員をやられているということで、うちも日本生命ですので、お世話になっております。予定利率引き下げないそうで安心をしているところでもありますけれども、この間、衆参で議論をしてきて...全文を見る
○大門実紀史君 差し迫った危機は、株価の問題もあるんでしょうけれども、ちょっと遠のいたかも分かりませんが、いつ来るか分からないというような点はあると思いますけれども、私は基本的にこの法案反対なんですね。  その一番問題点は、契約者自治と言いながら、先ほど村田さん言われましたけれ...全文を見る
○大門実紀史君 山野井さんにお伺いします。  もうほとんど私、山野井さんの御意見と一緒ですので、私、これは何のための法案か、だれがこれでメリットを受けるのか、何でこんなに無理なことをやるのかというふうに考えていきますと、契約者保護といいながら保護になるのかどうかという資料もちゃ...全文を見る
○大門実紀史君 田崎さんに最後に伺いますけれども、いろいろ御苦労をされてきて、本当に生命保険会社の実態、銀行の実態、行政の実態というのはもう身にしみて苦労されてきたと思いますけれども、今回も契約者保護だとか破綻よりましだとか、何かいかにも契約者のことを考えているというふうに打ち出...全文を見る
○大門実紀史君 終わります。
07月16日第156回国会 参議院 本会議 第40号
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○大門実紀史君 私は、日本共産党を代表して、竹中大臣に対する問責決議案に賛成の討論を行います。  竹中大臣、あなたが大臣になってから日本経済と国民の暮らしはひたすら悪くなりました。最大の責任はあなたを任命し経済のかじ取りを任せた小泉総理にあることは明白であります。しかし、大臣自...全文を見る
07月22日第156回国会 参議院 財政金融委員会 第22号
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○大門実紀史君 日本共産党の大門です。  私、今日はやみ金融対策に絞って質問をさせていただくことにしましたので、株買取りの発議者の皆さん、どうぞお引き取りいただいて結構でございます。お疲れさまでございました。  今回、与野党一致でこのやみ金融対策の法案が成立するわけですけれど...全文を見る
○大門実紀史君 全体は分かるんですけれども、金融庁としてという部分で、今、相談窓口というふうに言われましたが、これは金融庁として設けられるんですか。
○大門実紀史君 これから具体化されると思いますが、財務局と都道府県、都道府県の窓口、非常に重要だと思いますので、金融庁としても力を入れていただきたいと思います。  私、ちょっとそもそも論ですけれども、今、サラ金、やみ金、ここにはまり込むケースが物すごく増えておりますね。どうして...全文を見る
○大門実紀史君 もう少し具体的に見ていただきたいなと思うんですけれども、私の部屋でも幾つか相談が来ている事例で申し上げますと、とみに多いのが、いわゆるよく分からない人は、サラ金だとかやみ金に手を出す人は、例えばギャンブルに手を出したとか、何かいろんな自分の不始末があってそういうも...全文を見る
○大門実紀史君 そのとおりなんです。  関係者に聞きますと、いろんなルートがあるんですけれども、その中に暴力団本体が、暴力団の本体あるいは暴力団の関連企業が銀行から非常に低利でお金を借りると。もちろん、その暴力団というのは、ダミーの関連企業という合法的な会社を使ってお金を借りま...全文を見る
○大門実紀史君 私、是非この法案の成立を機に、各銀行を集められることがあると思うんですが、もう一度徹底をして、こういう反社会的な団体に対して、たとえ関連企業、一応合法的な会社を偽装していても、そういうところに貸すことは非常に注意すべきだというのを徹底してもらいたいというふうに思い...全文を見る
○大門実紀史君 いずれにしても、もうせっかくこういう法案が与野党一致で成立するわけですから、金融庁としていろんな特段の御努力をお願いしたいというふうに思います。  次、警察庁の方に質問をしていきます。  このやみ金融対策というのは、今もお話し申し上げました暴力団絡みが非常に多...全文を見る
○大門実紀史君 今言われたようなことを本当に実効のあるものとしてやってもらえばいいわけですけれども、ただ、ちょっと心配なんですね。今までの総括をきちっとしてほしいと。特に、意識変革をしてもらわないと警察の方いけないんじゃないかと思うぐらい私どもが相談を受けている分でいくと対応がひ...全文を見る
○大門実紀史君 もう三人亡くなっておられますので、どういうふうに警察のことを思っておられたか聞くわけにいきませんので、今局長が言われた、ともに闘うというのが本当に示されていれば、私は自殺されなかったと思いますよ。本当にそういうふうに受け止められていれば。  確かに警察は、もう払...全文を見る
○大門実紀史君 そうすると、警察庁は、質問で事例として取り上げられるというので、どういうことなのかという、お調べになっただけと。そうしたら、警視庁から先ですね。警視庁から先、何か変な話になってきたわけですね、圧力だの何だのと。  そうしたら、それちょっと調べて、どうして国会の質...全文を見る
○大門実紀史君 全く事実と違うんですね。そういう話が出てくるんだったら、全く違うということを指摘しなきゃいけません。  御本人は、最初に行かれたときにメモを、こういうことがあったというメモを、口だと伝わらないといけないのでメモにして持っていかれたんです。そうしたら、今の話ですと...全文を見る
○大門実紀史君 それは全くでたらめです。新宿警察が警察庁にそういううその報告をするようでは、私これはもう本当に大問題だと思いますよ。  何を言われたか、そのY係長は。そんなメモを持ってきて、十年前から続いていますよね、こんなの一個一個立証できないと。立証できないと。こんなの大変...全文を見る
○大門実紀史君 先ほどの私の質問通告に関することは私に報告してもらって結構ですけれども、今、国会のこの場にですよ、ここは国会ですよ、国会の場に新宿警察が、あなたに通じているかも分からないけれども、虚偽の報告をしたとしたらこれは大変なことですから、その結果についてはこの委員会にきち...全文を見る
○大門実紀史君 報告をしてくれるんですかと聞いているんですよ。
○大門実紀史君 そうしたら、その新宿警察の虚偽の報告については、理事会で報告を求めていただくように御検討をお願いしたいというふうに思います。
○大門実紀史君 いろんな問題が、私、今後の教訓にしてほしいという意味で厳しく申し上げているわけですけれども、問題が含まれているというふうに思うんです。  どうして警察が本人をびくびくさせなきゃいけないのかと。本人に、また新宿警察のあの人から電話が掛かってきたら怖いわと、奥さんが...全文を見る
○大門実紀史君 私は、警察官の方が本当に頑張って寝食忘れて、夜も寝ないで頑張っておられるのをよく知っていますから、何も責める意味で言うんじゃないんですが、過労で倒れられることもあるでしょう。相談に来られる方も今日明日死ぬ生きるという場合もあるんですよね。それをちゃんとだれかが代わ...全文を見る
○大門実紀史君 そうしますと、先ほどの新宿警察の虚偽の報告にも絡むんですけれども、書類をちゃんと見ている、もうそういうことをやっていると、その前提だったら、私、書類見せてもらいましたけれども、明らかに違法ですね、これは。例えば一二〇%というのは、業としない場合は一〇九・何%でした...全文を見る
○大門実紀史君 ですから、書類を見ていないんですよ、そういう調査していないんですよ、捜査していないんですよ。本人がメモを持ってきて、こんなの一個一個立証するのは大変だからと言ってこれもう事実上追い返しているわけですよ。書類とか見ておったら、明らかにこれはもう違法ですから、逮捕でき...全文を見る
○大門実紀史君 ですから、早く本人の書類を見て、それそのものが証拠なんですから、逮捕に踏み切ってもらいたいというふうに思います。  今申し上げた年金を担保にした貸金、お年寄りを食い物にしている、これはもう何人もそのお店にいらっしゃるわけですから、間違いなく違法な、年金を担保にし...全文を見る
○大門実紀史君 ですから、承知しながら放置してきたような部分が率直に言ってあったわけですよね。今回の法の成立を機に徹底的にそこも取り締まってもらいたいというふうに思います。  この点では金融庁にもちょっとお伺いしておきたいんですけれども、こういう業者を載っけるスポーツ新聞、一般...全文を見る
○大門実紀史君 今日、もういろいろ厳しい指摘いたしましたけれども、いずれにせよ、この法案の成立を機に警察の方も本当に襟を正してといいますか心を入れ替えてといいますか、頑張ってほしいというつもりで指摘をしたわけですので、金融庁も含めて、この法案が実効性あるものにするために格段の努力...全文を見る
07月24日第156回国会 参議院 財政金融委員会 第23号
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○大門実紀史君 日本共産党の大門実紀史でございます。  株買取りの方を今日は質問させていただきますけれども、既に問題点は衆参の今までの議論でかなりもう議論されています。問題あり過ぎてもう質問するのもうんざりするぐらいの法案だと私は思っておりますし、大体今国会は、何といいますか、...全文を見る
○大門実紀史君 そういう答弁、何度も衆参でされてきましたけれども、国民の公益というのは、具体的にこの法案で何が公益になるんですか。
○大門実紀史君 お答えになっていないと思うんですけれども、要するに、何ですか、直接金融を発展させるためということですか。
○大門実紀史君 この法案のそもそも、今回じゃなくて、この法案のそもそもの目的にはそんなこと書いてないと思いますけれども。違うんじゃないですか、そうしたら。
○大門実紀史君 要するに、おっしゃってきたのは、前回も改正して、使い勝手が悪いと。竹中大臣も何度も答えられておられますけれども、使い勝手が悪いから今度改正するんだと。非常にはっきりしているわけですね。  だれが使い勝手が悪いのか。銀行ですよね。だから、これ銀行のために改正って、...全文を見る
○大門実紀史君 その大きな何とかはいいんですよ。私が申し上げているのは、ずっと答弁されてきたのを踏まえてお聞きしているんです、もう最後ですから。銀行の要望を聞いたんだろうとかそんなことを言っているわけじゃないんです。  皆さん、与党のチームの皆さんが判断されたかも分からないけれ...全文を見る
○大門実紀史君 ですから、最初の質問に戻るわけですけれどもね。だから、その国民の公益性って何ですかとお聞きしたら、直接金融とこれもまた話が広がるから戻して言っているだけのことで、これはもう衆議院でも指摘されていますけれども、そんな国民全体にかかわりませんよ。そんなに、全体がこれが...全文を見る
○大門実紀史君 もう何度もそういう議論をしていますが、私は、激変緩和とか何かじゃなくて、いわゆる竹中政策、竹中プランでやってきたことの後始末処理、マッチポンプ。そもそも、自ら株価を落とすようなことをやっておいて、どうしようもないからこの受皿を作っているという、何かそういうものだと...全文を見る
○大門実紀史君 私申し上げたのはそういうことではありません。議事録、御自分の議事録、会議録をお読みになれば、度々、熊代議員は、心配する必要はないんだ、もうかるかもしれないんだと。我が党だけじゃありません、民主党の議員に対しても、あなたたち心配し過ぎだみたいなことを繰り返し衆参でお...全文を見る
○大門実紀史君 じゃ、最後にお聞きしますけれども、そういうことでしたら、今回拠出金なくしてしまうと、仮に銀行が株を機構に売ってさっぱりした、銀行の経営も改善していったと、ところが機構に売られた株はその後値下がりをしたと、で、国民負担が生じる事態になった場合、その時点で私は、当然銀...全文を見る
○大門実紀史君 私、それじゃおかしいんじゃないですかと申し上げているんですよ。国の政府保証は結局国民負担につながるわけでしょう。今回あなた方は、そういう心配少ないということで八%を取って、期間延長すればそういうリスクは少なくなったんだと、そういうことで自信を持って提案されてきてい...全文を見る
○大門実紀史君 もうちょっと責任持って、これ与党のあれでしょう、PTで、与党金融政策PTで提案されているわけでしょう。与党でしょう、法案の範囲でしか何も言えないんですか。そのときぐらい国民の皆さんにちゃんと言ったらどうですか、銀行業界に負担求めていきますと、何でそれぐらいのことは...全文を見る
○大門実紀史君 だから、そういう法律を、法律を出すおつもりはないんですかと。今回は取っ払うんだから、損失が確定して国民負担に明らかになるとなった場合、与党として銀行に負担を求めると、そういう法律も出すことも検討している、それぐらい考えているというぐらい言えないんですかということを...全文を見る
○大門実紀史君 政治家でしょう。政治家としての答弁を求めているわけですよ。お役人じゃないんでしょう、金融庁の役人じゃないわけでしょう、官僚じゃないわけでしょう。議員立法として出されたわけでしょう、政治家として責任持って。だから、政治家として、与党の責任あるそのチームのメンバーとし...全文を見る
○大門実紀史君 もう少し骨のある答弁が出るかと思ったんですけれども、本当に情けない。本当にこんなことで提案されて、数が多いからといってこんなことが通っていくと。この国会の状況ですね、本当に私、情けないと。野党頑張って、選挙で頑張らなきゃいけないと思いますけれども。  本当にね、...全文を見る
○大門実紀史君 本法案に反対の討論を行います。  峰崎先生からございましたので、結論だけ簡潔に申し上げたいと思います。  そもそも本法律に、銀行に八%の売却時拠出金を義務付けたのは、銀行に最小限の自己責任を求めるためでございました。今回の改正は、要するに銀行が使いづらいからと...全文を見る
○大門実紀史君 日本共産党の大門実紀史でございます。  資料を配っていただけますか。    〔資料配付〕
○大門実紀史君 今お配りしている資料は、五月の二十九日の予算委員会で竹中大臣に御質問した資料でございまして、ただ、そのときは時間が短かったんで、私、これ大変重要な日銀の資料だと思っているんですけれども、この問題だけで詳しくは聞けなかったんです。それで今日は、日銀福井総裁を含めてじ...全文を見る
○大門実紀史君 それ、よく分かります。例えば、やっぱり今年の三月末のところで、表示的にマイナス二・〇になってしまうというところで、やっぱりちゃんとした、分かりやすくしないと誤解を与えるという意味ですよね。  つまり、それまではこのグラフどおり、毎年日銀が出しておられたそのままで...全文を見る
○大門実紀史君 それは違うんじゃないですか。私、日銀に出してもらった資料手元に持っているんですけれども、二%台と。これ、日銀の資料でいただいているんですよ。計算の仕方も全部中に書いてあって、それで計算すると二%台。速水総裁言われたときは、確かに七%台と。
○大門実紀史君 私、今日はちょっとじっくり、今の現状をどう見るかということで見解なりお伺いしたいという意味で、何も二%だといって騒ぐとか、そういう意味で申し上げているのではないので、数字的に正確にした上で質問したいと思うんです。  ちなみに、このグラフでいきますと、十四年三月、...全文を見る
○大門実紀史君 それは今後どうするかというので、私お聞きしたのは、今時点で、海外の、速水総裁心配されたような、格付の問題も含めて、そういう今の時点でのマーケットの評価といいますか、いろんな評価について今はこの現状をどう思われるかという意味でどう思われますか。
○大門実紀史君 じゃ、こういう現状は海外のマーケットを含めて知られていますよね。知られた上で、これは良くなりつつあるというふうに今見てくれているというふうな評価をされているということですかね。もしあれば。
○大門実紀史君 竹中大臣も、予算委員会のときにはもう短い時間でしたのでぱっぱっとしかやり取りできませんけれども、もしお考えといいますか、まずどういう評価されるか、お考えあればお聞きしたいと思います。
○大門実紀史君 例えば、これはりそなが数字、この公的資金、資本に入っていませんから、これが更に深まる結果になると思うんですよね。  そういう点でいくと、予算委員会のときには厳しい言い方申し上げましたけれども、本当に公的資金漬けになっちゃっていて、これは福井総裁言われたように、収...全文を見る
○大門実紀史君 まず、返せるかどうかということなんですけれども、金融庁の方から各銀行の経営健全化計画いただきまして、これは公的資金の返済も計画もこの中にあるわけですけれども、相当甘いんじゃないかなと。今の時点でですね、これ以上入れないと。今まで入れられたものを返すだけでも相当厳し...全文を見る
○大門実紀史君 今度、あれですか、業務改善命令を出してでも三割ルールをクリアしろというような、それぐらい厳しくやっていかれるということですか、いわゆる収益を求めるという意味では。新聞報道でありましたけれども、ちょっと確認だけ。
○大門実紀史君 この経営健全化計画が、各行の、大手行のやつが甘いとかいろいろ今言っても仕方ないとは思うんですが、頑張ってもらうしかないというのも、返してもらうしかないというのもありますから、ただ、ちょっと前提として、銀行によって違うのかも分かりませんが、それぞれ経済見通しというの...全文を見る
○大門実紀史君 そうしたら確認してください。  例えばみずほなんかは二%で見ていますし、かなり高いんです、経済見通しそのものが。だから、ちょっとそれが前提だと違ってくるんじゃないかというのもありますし、いずれにしても剰余金を出す計画ですから、経済見通しがどうであろうとこれだけ出...全文を見る
○大門実紀史君 私申し上げたのは、例えば今日の株買取り、事実上、銀行の損を公的資金で埋めるような枠組みになっていると。ところが、銀行に直接公的資金入れるわけじゃないと。こういうような仕組みが結構出ているという意味で、そういう危惧を申し上げたということで、透明性という意味じゃないん...全文を見る
○大門実紀史君 もう時間がなくなってきましたので、この議論、これもこれで私は大事な問題だと思っていますので幾つかだけお聞きしたいんですけれども、もちろん総合的な、総合的といえば総合的な要因で金利は決定されますからそういう面もあると思いますが、私は、その決定要因の一つとしてアメリカ...全文を見る
○大門実紀史君 ただ、……
○大門実紀史君 時間になりましたので、資料に基づいてまた質問したいと思います。  ありがとうございました。
12月05日第158回国会 参議院 財政金融委員会 閉会後第1号
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○大門実紀史君 大門でございます。  足利銀行での衆参の審議も取りあえず私の質問で最後でございます。大臣、お疲れでしょうけれども、自分でまいた種ですので、もう少し辛抱してもらいたいと思います。  ただ、この問題、まだまだ解明されていない点がたくさんございまして、調査も我が党続...全文を見る
○大門実紀史君 そうしたら、余り個人名を挙げたくないんですけれども、監督局の職員から朝、電話があったということですけれども。
○大門実紀史君 時間取りたくないんで、厳重に抗議をしておきます。ほとんど何も言うなという指示を受けたということでしたし、後で経過を報告していただけますか。
○大門実紀史君 確認のために竹中大臣に基本的に伺いますが、この国会の審議に対して、言えること言えないことあるのは十分承知しております。個別の問題いろいろあると思います。ただ、これだけの一兆円とも言われる公的資金、あるいは地元経済界がもう大変な心配をしている、たくさんの方々が大変な...全文を見る
○大門実紀史君 では、具体的な質問入っていきますけれども、まず聞いておきたいんですけれども、この足利銀行、その体力の中身、私もいいとは思いませんが、この足利銀行が、二〇〇五年にペイオフ予定されておりますけれども、ペイオフを前にして、金融庁にとって、あるいは竹中大臣にとって、この足...全文を見る
○大門実紀史君 足利銀行は過去に不良債権が多くていろいろありましたけれども、ずっと今努力をしている最中だと思うんですけれどもね、だったんですね。  私が申し上げたいのは、これが例えば今が二〇〇四年の十二月で、来年ペイオフ解禁すると、実施するというふうな時点だったとしたら、金融庁...全文を見る
○大門実紀史君 私、この足利問題、調査に入って、地元の経済界の方のお話、銀行関係者のお話聞いたんですけれども、思い出したのが、柳澤大臣のときでしたけれども、信用金庫、信用組合のあの連続破綻の問題ですね。  あのときは、柳澤大臣は公言して、堂々とペイオフ前に体力のない地域金融機関...全文を見る
○大門実紀史君 質問、お答えになっていないんですが、実際、追い込むという言葉は、もうやり取りで確認されたこともありますが、ペイオフの実施の窓口開いたときには全部大丈夫だと、その前に整理をするというのは当時の金融庁長官まで言われておりますので、それは事実なんです。  私聞いている...全文を見る
○大門実紀史君 いずれいろんなことが明らかになってくるだろうと思いますけれども、ですから今の時点で決め付けるつもりはございませんけれども、この間の経過から、どうしてもそういう体力の弱い、弱体な地域金融機関をペイオフ前に整理しようという流れではないかという疑念が私、払拭できません。...全文を見る
○大門実紀史君 ですから、それに合理性があるという理由がよく分からないんです、その程度の、三項目ぐらいでは。  ですから、これはもう民主党からもありましたけれども、参考人として、銀行関係者はもちろんですけれども、この監査法人呼んでいただくことを、もう検討されているようですので、...全文を見る
○大門実紀史君 ですから、そう違わないんですよ。  それで、実際には、もうこれは専門的な話で、聞いても面白くないから余り言いませんけれども、要するに、不動産評価方法というのは、収益還元法と原価法と取引事例比較法という三つに分類されまして、これは不動産研究所の解説ですけれども、そ...全文を見る
○大門実紀史君 そういう個々の実務的な対応のことを聞いているんじゃないんです。なぜ今回初めて収益還元法を金融庁の方から採用してくれと、よりによってこの三月期分の決算で言ったかを問うているわけです。  ですから、この問題はいろいろ資料がこれからも集まると思いますので引き続き追及し...全文を見る
○大門実紀史君 三号措置と言われますが、大量にRCC送りになるんですよ。だって、整理しないと受皿が買うわけないじゃないですか、今の、ちょっとグレーゾーンも含めて。今までそうだったわけでしょう、みんなそうでしょう。そうやってきれいにしてこそ受皿が買って、株で上げてもうけるわけでしょ...全文を見る
○大門実紀史君 一言、大臣。