大門実紀史

だいもんみきし

比例代表選出
日本共産党
当選回数4回

大門実紀史の2005年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月01日第162回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○大門実紀史君 今回の税制改正で、無認可保育所に対する消費税の非課税が決定されました。厚生労働省、財務省の御努力に、評価し感謝申し上げたいというふうに思います。  両大臣のコメントと、尾辻大臣には、今後、内容と今後の手続も含めて若干コメントをお願いしたいと思います。
○大門実紀史君 今申された指導基準に満たない小規模の保育所でも、国の施策をしっかり担っているところがまだありますので、これでよしとしないで、福祉事業全体の消費税課税については御検討をお願いしたいと思います。  ともかく、今回の措置はたくさんの方、喜んでおられますので、お礼を申し...全文を見る
○大門実紀史君 景気回復のポイントが家計が上向くというところは私も同じ意見でございます。総理も同じ御認識でしょうか。
○大門実紀史君 谷垣大臣に伺いますけれども、この定率減税は、九九年に決めたときに、当時の議事録にもありますけれども、特にサラリーマン層の負担軽減と。つまり、個人消費を下支えするために家計を応援するということが述べられておりますけれども、定率減税にはそういう機能があると思いますが、...全文を見る
○大門実紀史君 ならば私おかしいと思うんですよね。今のポイントは、家計を上向かせることがポイントだと、ところが、定率減税には家計を支える機能があると、なぜ今それを外すのかと。状況の判断とやることが、私、支離滅裂だと思うんですけれども、いかがですか、谷垣大臣。
○大門実紀史君 不良債権問題を含めていかにも成果が上がったようなことを言われますので、一言だけ触れておきたいと思いますが、不良債権減った、減ったと言われますけれどもね、銀行が身ぎれいになっただけでRCCとかサービサーに中小企業、生きていけるかもしれない中小企業どんどん送られて、今...全文を見る
○大門実紀史君 私申し上げたのは、昨日申された国民負担のGDP比が一・七だった、九七年一・七ですけれども、今度は〇・五以下だったら大丈夫だと。その根拠を説明してくださいと言っているんです。
○大門実紀史君 〇・五%以内なら家計が堪えられるというふうな、その根拠をお示ししてください。
○大門実紀史君 私、その二・五兆円以内なら大丈夫というのはもう勝手な話で、家計にとって、国民にとってみればですよ。要するに、一・七%だったらばどんと家計がクラッシュするかもしれないと、〇・五ずつだったら大丈夫だと、以下だったら大丈夫だと。こんな話は、家計の立場からいたしますと一遍...全文を見る
02月09日第162回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第1号
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○大門実紀史君 本日はありがとうございます。  私の方は、日中というよりも、日本のアジア外交、中国のアジア外交という、そういう角度でお伺いしたいと思います。  私の問題意識、先に申し上げますと、日本の政府、外務省にそもそも今までアジア外交と言えるような戦略だとかそういう先見性...全文を見る
02月16日第162回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第2号
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○大門実紀史君 今日はありがとうございます。日本共産党の大門でございます。  既にもういろいろありましたので、簡潔に二つばかりお聞きしたいと思いますが、東アジア共同体構想との関係でお二人に伺いたいと思います。    〔会長退席、理事山東昭子君着席〕  東アジア共同体構想は、...全文を見る
02月21日第162回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第3号
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○大門実紀史君 今日はお忙しいところありがとうございます。日本共産党の大門実紀史でございます。  小此木先生に二点お伺いいたします。    〔会長退席、理事山東昭子君着席〕  一つは、中国が北朝鮮にどういうふうにあってもらいたいかというのは、先ほどもお話ございましたけれども...全文を見る
02月23日第162回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第4号
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○大門実紀史君 日本共産党の大門でございます。  今日はお忙しい中ありがとうございます。二点お伺いいたします。  一点目は、お二人に同じことをお伺いしたいと思いますけれども、先ほど東アジア共同体構想と日米同盟が共存し得るというお話ありましたけれども、経済のこの具体的な共同構想...全文を見る
02月28日第162回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第5号
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○大門実紀史君 日本共産党の大門でございます。今日はお忙しいところ、ありがとうございます。  最初に羽場先生にお伺いいたします。  先生のレジュメの二ページの6)のところ辺りをもう少し詳しくお聞きしたいということでありますけれども、ドイツとフランスが歴史的敵対者であったのが協...全文を見る
03月02日第162回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第6号
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○大門実紀史君 お二人、お忙しい中、ありがとうございます。日本共産党の大門でございます。  山影先生にまずお伺いいたしますけれども、東アジア共同体、私は実現してほしいという立場で、実現させるならという前提で御意見を伺いたいと思いますが、東アジア共同体に向けて、今、今日もお話あり...全文を見る
03月10日第162回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○大門実紀史君 日本共産党の大門実紀史でございます。時間が少ないので、簡潔な答弁をお願いいたします。  この間、竹中大臣は、現状の判断として、要するに所得が下げ止まり横ばいになっていると、これから上向くと、だから定率減税の縮小、廃止をしても家計や景気は持ちこたえるというふうにお...全文を見る
○大門実紀史君 一々去年の議事録を読み上げませんけれども、確かにおっしゃっているわけですね。(資料提示)去年、竹中大臣と議論したパネル、これに最新の数字を加えました。  竹中大臣は、要するに、この時点でございますけれども、横ばいになっていると、労働分配率の調整も一段落、これから...全文を見る
○大門実紀史君 雇用者報酬の中身、先にそれじゃ申し上げますね。(資料提示)これが雇用者報酬の内訳でございます。雇用者報酬というのは、実は事業主の社会保険料負担が雇用者の報酬としてみなされております。したがって、事業主の社会保険料が上がって、社会保障負担がこの間四兆円伸びております...全文を見る
○大門実紀史君 ですから、竹中大臣が今回、定率減税縮小、廃止の前提とされている、前提とされている雇用者報酬が伸びるという根拠は、私は、実態を見ると何もない、今の段階でそういうことを言えるものは何もないというふうに判断しておりますが、いかがですか。
○大門実紀史君 私が言っているのは回りくどい話じゃございません。雇用者報酬そのものをプラスで見込んで家計が耐えられるというあなたが判断されたことの前提が、根拠がないんじゃないですかということを申し上げているわけです。あなたの予測が当たらないことを批判しているわけではございません。...全文を見る
○大門実紀史君 これから所得が伸びるという前提の根拠が何もないということを申し上げて、直ちに、定率減税縮小、廃止、撤回すべきだということを申し上げて、質問を終わります。
03月15日第162回国会 参議院 財政金融委員会 第3号
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○大門実紀史君 大門でございます。よろしくお願いします。  今日は、足利銀行が破綻をして一年何か月かたちましたけれども、この問題が起きたときから私取り上げてまいりましたけれども、二月に栃木県に行って今の段階での地域経済がどうなっているか調査をしてまいりましたんで、それに基づいて...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございます。  預金保険機構に伺います。  このRCCが買い取るということは、具体的にはRCCが決められるわけではなくて、預金保険機構で判断をされているというふうに思いますけれども、今大臣も言われましたけれども、足銀本店が言うように、再生可能なものは...全文を見る
○大門実紀史君 問題は、本当にそのとおりに、そういうふうに、だれが見ても、私はすべて救えと言っているわけではございません。いろんな問題がありましたけれども、生きていけるところまでRCC送りになって回収に遭ってきたという事例が余りにも多いものですから心配をしてきているわけですけれど...全文を見る
○大門実紀史君 私もこの地域金融の破綻問題にずっとかかわってまいりましたけれども、三十四人で千八百案件を精査する、その中で再生可能なものを見極める、そういうことが実際問題、実態としてできるものなのかどうか、いかが判断されておりますか。
○大門実紀史君 是非、体制は大丈夫だということですからそういうふうに取り組んでもらいたいと、ちゃんと生かすべきものは生かすということでお願いしたいと思います。  足銀本店に聞きましたら、それぞれのその千八百社に対して、本人にお宅はRCC行きですよということを伝えるのは三月の末ご...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございます。  この関係で足利銀行が債権放棄をいたしております。その債権放棄、まず総額は幾らしているか教えてもらえますか。
○大門実紀史君 私は金融庁にお伺いしたんですけれども、金融庁は足銀に対してアドバイス、指導する立場にあると思いますが、債権放棄の金額言えないんですか、金融庁の方から。これ、公的資金が入るところですから、当然そういうのは言うべきじゃないですか。
○大門実紀史君 ありがとうございます。  全部触れる時間ないんで、この鬼怒川温泉の四件についてもう少しお聞きしたいと思いますけれども。  産業再生機構に伺いますが、鬼怒川温泉というのは数百軒という旅館、ホテルがあります。なぜ、この四件だけ、こういう再生、あるいは債権放棄の対象...全文を見る
○大門実紀史君 例えば、名前はちょっと出すのはやめますけれども、鬼怒川温泉で有名な大変大きなホテルがございます。鬼怒川温泉四件での三百二十二億ですけれどもね、そのうちの一件、大きなホテルですけれども、二百二十七億借金があって、百九十二億も債権放棄がされております。足銀の判断が当然...全文を見る
○大門実紀史君 そうおっしゃいますけれども、総合的な判断とかの結果がこのモラルハザードといいますか、一生懸命頑張っている温泉の経営者は、何だあれはと、もうまじめに働く気しない、借金返す気しないと。あんなに鬼怒川の温泉街の中で問題になってきて、どんどんどんどん建て増しをしているあの...全文を見る
○大門実紀史君 是非、そういう立場で、今後相談があれば対応をお願いしたいというふうに思います。  もう一つ、中小企業庁、伺います。  今のようなスキームを私も想定しているわけですけれども、地元の要望があって、もちろん関連の金融機関の出資があれば、二つ目のファンド、第二ファンド...全文を見る
○大門実紀史君 先ほどの言われたことからいくと、今私が申し上げたことも検討する対象になるというふうに思います。  いずれにせよ、問題はこれから表面化いたしますので、政府の責任で後のフォロー、中小企業の再生はきちっとやっていこうということになっているわけですから、いろんな問題が起...全文を見る
03月15日第162回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
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○大門実紀史君 大門実紀史でございます。  御両人ありがとうございます、今日は忙しい中。  まず、田近参考人にお伺いいたします。  税の在り方、財政の在り方というのは国の在り方そのものにかかわる基本的な問題だというふうに思います。資本主義というのは、そもそも最初始まったとき...全文を見る
○大門実紀史君 どうもありがとうございます。  じゃ、水野参考人、お伺いいたします。  先ほどサービス産業が低迷しているというお話ありまして、これは小泉内閣発足したときから議論があって、小泉内閣、竹中さんは五年間で五百三十万人の雇用を増やすというのをおっしゃってたんですが、目...全文を見る
○大門実紀史君 じゃ、最後にお伺いいたします。  この三年間で定率減税縮小、廃止をして、同時に社会保険料の負担とか、いろいろ負担がこの三年間、今後三年間で七兆円増えます、七兆円弱増えます。さらに今、二〇〇七年から消費税を二けた増税という話も出ております。二〇〇七年にこの状況で、...全文を見る
03月17日第162回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○大門実紀史君 日本共産党の大門実紀史でございます。  先日、竹中大臣と景気の話で、企業利益が賃金、家計に波及しない最大の理由の一つが、先ほどもございましたけども、非正規雇用の拡大の問題だという議論をいたしました。今も山本議員がしっかりした主張をされましたので繰り返しませんけど...全文を見る
○大門実紀史君 そんなこと聞いてない。
○大門実紀史君 まあ本当に機会があれば注意をしてもらいたいと思います。  こういう中で社会問題化しているのが、業務請負の問題でございます。人材派遣と業務請負の違いを簡潔に説明してくれますか。
○大門実紀史君 要するにですね、製造メーカーで業務請負というのが今百万人を超えて請負労働者が使用されているわけですけれども、メーカーのメリットは何かといいますと、簡単に言いますと、人材派遣の場合は派遣会社が社会保険に加入させなければいけない、メーカーも入っているかどうか確認しなき...全文を見る
○大門実紀史君 ですから、訴訟が起きているんですね。だから、社名をどんどん変えて逃げているという実態があるわけです。  更にひどいのは、このクリスタルグループの会社では、請負労働者に給料を前貸しをして、そして高金利を取っていると、この実態が、資料が手に入りました。  これは徳...全文を見る
○大門実紀史君 このダイテックには労使協定もありませんから、違法な天引きでございます。  もう一つ、十七条には借金を給料で相殺してはならないというのがあると思いますが、いかがですか。
○大門実紀史君 なぜこのクリスタルグループがこんな前貸し制度で、またこれでももうけようとしているのかというと、請負労働者というのは、あちこちの地方の工場に急に派遣されて、仕事がなくなったら派遣される。若い人ですし、賃金も安いし、仕事は切れるというところで、お金が足りない状況が続い...全文を見る
○大門実紀史君 後で必要な資料、必要でしたら資料をお渡しいたしますんで、調査に入ってもらいたいと思います。  更に問題なのは、請負労働という形を取って実際には派遣をしているという形が横行しています。この偽装請負、つまり派遣法違反について、どういうことなのか、ちょっと解説をしても...全文を見る
○大門実紀史君 つまり、なぜそんなことが横行しているかといいますと、請負、業務請負ですと、その会社から監督者も一緒にメーカーならメーカーに送らなきゃいけない。ところが、それをもう面倒くさいといいますか、その人件費ももったいないから人だけ送るわけですね。人だけ送っちゃうわけですね。...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございます。  この氷山の一角にすぎないわずかな調査でそれだけの数が出てきたわけですからね。  資料の二枚目に電機連合の資料が付けてありますが、「請負スタッフの指揮命令」というやつです。これはつまり、メーカーの社員が指揮命令をしているという部分が、こ...全文を見る
○大門実紀史君 とにかく、同じ現場で同じ仕事をしていても命の値段に、死亡の場合でしたら差が付くと。正社員だったら会社からの弔慰金も出ますしね。  こういう、今製造現場での労災事故の半分は請負労働者、派遣労働者でございます。その場合だとメーカーの方は労災保険というのはメリット制と...全文を見る
○大門実紀史君 手元に、その日立製作所自身が出した請負構内重大事故報告書というのがございます。  二人は、先ほどここで言いましたクリスタルグループの別の子会社から一人ずつ派遣されてその作業をしておりました。一人亡くなられて一人重傷です。三十八歳の方が亡くなられて、お子さんもいら...全文を見る
○大門実紀史君 尾辻厚生労働大臣にお聞きします。  この日立の偽装請負絡みの一人死亡された問題は、もう調査に入って半年掛かっております。幾ら何でも時間が掛かり過ぎだと思います。私は、幾らこの日立製作所という世界の日立相手でもきちっとした調査をお願いしたいと、是非、大臣の指揮でき...全文を見る
○大門実紀史君 まだここにクリスタルの内部資料が一杯ございます。全部厚生労働省に差し上げても結構でございますので、この際、このやみのカラスと言われていますクリスタルグループ、厚生労働省が全面的に調査に入られることを要望して、関連質問に譲ります。
03月18日第162回国会 参議院 財政金融委員会 第4号
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○大門実紀史君 二月の二十八日に全国銀行協会が全国紙に全面使った意見広告を出しました。「郵政民営化にあたり、私たちは「公正な競争」が行われることを望みます。」という、この一面のやつですけれども。  私、これ見て、変なことを言うなあといいますか、よく言うなあと思っているんですけれ...全文を見る
○大門実紀史君 私は、今日は郵政民営化について議論するつもりはありません。こういうことを言う資格が銀行にあるのかという点でございます。  お手元に資料をお配りいたしました。「主要行の自己資本の内訳試算」ということです。これは、要するに大手行をまとめて見ますと、自己資本比率、自己...全文を見る
○大門実紀史君 まあ、大臣なんですから、そんな気の弱いこと言わないで、やっぱりこういうことは良くないですよと、身のほどをわきまえた方がいいですよと注意されるべきだと思います。  この中身が問題でございまして、これは民間資本の部分について内訳わざわざ載っけておりませんが、例の不良...全文を見る
○大門実紀史君 もう今日は時間がありませんので、またこれの続きをどこかでやりたいと思いますが、ともかく、公的資金早く返せと、返すまで余り偉そうなこと言うなということを是非伝えていただきたいと思います。  質問を終わります。
○大門実紀史君 お疲れさまです。  定率減税の縮小、廃止と景気の関係について伺います。  この問題はもう随分議論がされてまいりました。予算委員会でも毎日のように、私も議論させていただきましたけれども、今日はちょっと少し整理して伺いたいと思いますが、政府の方は、定率減税の縮小、...全文を見る
○大門実紀史君 じゃまた詰めた議論は竹中大臣としたいというふうに思います。  消費税のことをちょっと伺いますが、この間、二〇〇七年から消費税二けたという話が当たり前のことのように議論をされておりますけれども、私は、そんなことはこの状況から、二〇〇七年といったらもうすぐですけれど...全文を見る
○大門実紀史君 私は、竹中さんと、竹中大臣と何度も議論しているんですけれども、こういうことじゃないかなと。要するに、単年度の景気への負担がGDPの〇・五%以内ならというのは、これは内閣府の一つの数字でございます。政府の数字でございまして、そうすると、消費税をひょっとしたら段階的に...全文を見る
○大門実紀史君 誤解のないように、私がアイデアを提案したわけではございません。当局の方はそういうシミュレーションをしているとしか思えないような発言だと思いますが、もしよかったら当局の方。
○大門実紀史君 私は税金取るべきところはほかにもあると思うんです。もちろん、いつも議論している大企業から取るか庶民から取るかという話は今日はちょっとおいておいて、もっと取るべきところがあるというお話をしたいと思います。  外資系の、今、リーマン・ブラザーズとか、いろんなことが出...全文を見る
○大門実紀史君 今回の法改正で国際課税に踏み込まれたのは一歩前進と、この部分は評価しておりますけれども、外資系の投資ファンドなどが課税逃れをしたり申告しなかったり、こういうところにメスが入ったということなんですが、問題は、そういう海外の投機マネー、投資ファンドとか投資家とか、そう...全文を見る
○大門実紀史君 いや、私が言っているのは、甘いかどうかではなくて、まず基本的な話ですけれどもね。  申し上げました、例えば言いますが、あのリーマン・ブラザーズというのは、リーマン・ブラザーズ・ジャパンというのは東京支店で桂木さんいらっしゃいますが、あのリーマン・ブラザーズ・ジャ...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございます。来週この問題で集中審議があると思いますので、その個別の話はそこでまた伺います。  もう一つは、外資系の投資ファンドというのは組合形式を取っている場合が多いわけですね。その業務執行組合員をケイマン諸島などのいわゆるタックスヘーブンのところに置...全文を見る
○大門実紀史君 役割で、実態で判断するということでよろしいでしょうか。──ありがとうございます。  こういう租税回避がいろいろ行われておりまして、ある学者の方の試算によりますと、こういう投機マネーが日本だけでも何百兆、年間にしますと、出たり入ったりですけれども、動くと。これに課...全文を見る
03月22日第162回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○大門実紀史君 今日は貴重な御意見、ありがとうございます。私も株の取引などしたことございませんので、分かりやすい説明をお願いしたいと思います。  この間、ライブドア、フジテレビの問題を見ていて素朴に思うんですけれども、こういう株式の市場において、巨額の資金を持っていて、なおかつ...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございます。  少し具体的な問題で現場の感じをお聞きしたいんですけれども、ライブドアの立会い外取引、時間外取引が二月八日に、先ほどもございましたけれども、ToSTNeT—1の方でやられたと。このときに、この一週間後ですけれども、金融庁の伊藤大臣があれは...全文を見る
○大門実紀史君 私も、その時間外取引が今まで企業再編だとか、事実上相対でやられたのを、ということは分かるんですけれども、敵対では恐らくあり得ない、逆に敵対でそんなことあり得ないだろうというふうに思うので、この問題は委員会等で質問をしたいと思っておるところでございます。  もう一...全文を見る
○大門実紀史君 もう時間なくなりましたんで、ありがとうございました。
○大門実紀史君 先ほど日本の株の売買の約半分が外資だというお話がございました。今回、ニッポン放送株取得を仕掛けたライブドアに巨額の資金を提供したのも外資のリーマン・ブラザーズでございます。リーマンの資金提供がなければ、そもそも今回の騒動は始まりようがなかったというふうに思いますし...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございます。  先ほどからも議論ありましたんで触れませんが、市場のルールとかそういう点では、やっぱり今回の取引は、リーマンの資金で時間外取引のすきをつくとか、どうもちょっとルールという点では、適法だという言い方もありますけれども、どうもルールをいろいろ...全文を見る
○大門実紀史君 いや、財務省に聞いたら、事実はつかんでいるけれども逃げられちゃったというふうなことをおっしゃっておりました。つまり、今の法律ではつかめないんですね、押さえ切れないと。だから、今回の税制改正で投資組合についても課税できるようにとなっているわけですけれども、このやり口...全文を見る
○大門実紀史君 そういうお考えで結構なんですけれども、どこまでも追い掛けていかれますか。
○大門実紀史君 是非、注目しておりますので、追い掛けてもらいたいと思います。もうこういうことが許されていいのかという時代だと思うんですよね。是非国税庁頑張ってもらいたいと思いますけれども。  私は、この外資に税金を掛けると外資が逃げてしまうという話がこの間、政府の中といいますか...全文を見る
○大門実紀史君 是非、これからの課題になっておりますし、先ほど申し上げました市場のルールを整備してルールを守らせるということと、税金を納めさせると。もう当たり前のことでございますし、今までそういうところが不備になっていたという点を是非踏まえていただいて、急いでこの問題に取り組んで...全文を見る
03月23日第162回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○大門実紀史君 討論の機会に感謝を申し上げたいと思います。  日本共産党を代表して、本予算案に反対の討論を行います。  反対する最大の理由は、景気と家計の現状を無視して、国民に大きな負担増を押し付ける内容になっているからです。  定率減税の縮小、廃止を始めとする負担増が景気...全文を見る
03月28日第162回国会 参議院 財政金融委員会 第6号
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○大門実紀史君 おはようございます。よろしくお願いします。  前回、定率減税の縮小、廃止などをやらなくてももっと税金取るべきところはあるということで、外資の課税逃れの質問を若干させていただきました。これ、予算委員会の集中審議でもやらせていただきましたけれども、今日はこの問題の今...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございます。  大体推計で約千ほどの組合があるということだと思いますけれども、こういった組合の出資額は全体で幾らぐらいか、つかんでおられますか。
○大門実紀史君 ありがとうございます。  まあつかんでいる分だけでも数千億という単位だというふうに思います。  ちょっとここでお聞きしたいんですけど、今回このファンドに、財務省にお聞きしますけれども、主税局長さんに特にお聞きしたいんですけれども、今回こういうファンドに課税をす...全文を見る
○大門実紀史君 それについてどういうふうにお考えですか。
○大門実紀史君 この九社のファンドが反対意見を出したその中に、私この委員会で何度も指摘いたしましたけれども、カーライル・グループが入っております。政策投資銀行から出資を受けて、ブッシュ大統領のお父さんが来て出資を頼むというふうないろんな経過があって、しかも元々は軍事投資会社、アメ...全文を見る
○大門実紀史君 いや、堀さんおっしゃったような、意見を尋ねるとかじゃなくて、そういうことが与党の中で相談されていますよということをいち早くこういう外資の団体に経済産業省から知らせると、こういう関係についてお聞きしているんですけれども。
○大門実紀史君 余りしつこく言いませんけれども、要するに、与党でそういうことが相談されているということを経済産業省レベルから、これ外資ですよ、これは明らかに外資の問題ですからね、外資に伝えて、外資がそれを聞いていち早く反対の行動を起こすと、やっぱりちょっとまずいんじゃないかという...全文を見る
○大門実紀史君 是非今、これは政府を挙げてきちっとした問題にしてほしいという意味で、経済産業省も財務省に協力をするというふうにお願いしたいというふうに思います。  本題に戻りますけれども、今回のこういった組合スキームの投資ファンドに課税を強化するという方向になりまして、これ一歩...全文を見る
○大門実紀史君 要するに、今までは個々の組合員というか投資家をベースにしていましたけれども、今度はまとまって二五%を超えると課税をするというふうにされたということですね。  この二五%という数字にどういう意味があるんでしょうか。
○大門実紀史君 そうすると、あれですか、今回のライブドアなんかのことにもかかわると思うんですけれども、いわゆる議決権とか、株の議決権、あるいはよく投資ファンドは再生して上場するとかあるいは事業譲渡するとか、こういう方式を取りますけれども、その議決権とのかかわりはないんですか。
○大門実紀史君 それであれば、私、逆に二五%にそれほどの意味があるとは思えないわけですので、要するに、投資ファンドのやり方でいくと再生して売るとか上場するとか、その会社そのものをきちっと握らないと稼げないという点から議決権のかかわりで二五なのかなと思ったもんですからお聞きしたんで...全文を見る
○大門実紀史君 それは分かるんですけれども、つまり、投資ファンドのやり方に関係しての二五という数字でなければやり方との関係では余り意味、特に意味がないと、そういう意味で申し上げたんですけれども、したがって、二五じゃなくてもそういうことだったらいいんではないかと、もっと下げてもいい...全文を見る
○大門実紀史君 個別のことというよりも、やっぱり公的資金との関係でどうも国民感情として納得のできない話ではないかというふうに思いますので、何といいますか、リップルウッド問題というのはまだ起こりそうなんで、次は逃がさないようにしていかなきゃいけないと、今回は捕まえようがなかったとい...全文を見る
○大門実紀史君 もちろん解散すれば目的そのものが失われるんでそのとおりなんですけれども、私が申し上げたのは、解散じゃなくて、例えば今四五%の株を持っているところが、投資組合があると。これを一五%ずつの三つの投資組合に分けると、再編すると。その三つの組合は同じ目的を持ってその会社を...全文を見る
○大門実紀史君 今、日本の中で源泉徴収というのは確かに届出じゃありませんけれども、その代わりに、会社であれば登記をするとか社会保険でチェックされるとか、ほかのところでその存在を確認ができるというふうになっております。  ただ、届出そのものに義務がないということを申し上げているわ...全文を見る
○大門実紀史君 総理、御出席今日はありがとうございます。今日は大変お元気なようでございますけれども、答弁は是非簡潔にお願いしたいというふうに思います。  私は、総理とは景気、経済の問題で議論させていただいてきましたけれども、去年の予算委員会で総理がおっしゃったことが大変印象に残...全文を見る
○大門実紀史君 おっしゃるとおり、これは竹中大臣も言われていますけれども、潜在成長率、日本の潜在成長率が二%弱ですけれども、そういう根拠があっておっしゃったんだというふうに思います。  それで、今回の定率減税縮小、廃止を含めて、この潜在成長率というのは一つの負担増に対する物差し...全文を見る
○大門実紀史君 日本共産党を代表して、政府提案の両法案に断固反対、民主党提案の両修正案に賛成の討論を行います。  既に政府両法案の個々の問題点については指摘をいたしました。この討論では、こういう法案を出す政府の基本姿勢そのものが誤っていることを指摘したいというふうに思います。 ...全文を見る
03月29日第162回国会 参議院 財政金融委員会 第7号
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○大門実紀史君 まず、IDAに関して質問いたします。  この法案は我が党賛成でございます。  既にいろんな点で質問がありましたので、世銀そのものの評価に、あるいは日本政府の対応について、もう時間も限られておりますから少し大きな観点で大臣にお聞きをしたいというふうに思います。 ...全文を見る
○大門実紀史君 おっしゃるとおりだと思います。  今回、先ほどもありましたけれども、ブッシュ大統領がウォルフォウィッツさんですか、を推薦するといいますか、その起用問題がこの間もいろんなところで意見が出ていて、反対だという批判の意見がかなり出ております。先ほどもありましたけれども...全文を見る
○大門実紀史君 私は、ウォルフォウィッツさんの人柄とかネオコンだとか、そういうことじゃなくて、この問題にはちょっと意味があるんではないかと、経過をたどると意味があるんではないかと考えているところでございますので、谷垣大臣の意見をお聞きできればと思いますけれども。だから、タカ派だと...全文を見る
○大門実紀史君 終わります。
04月07日第162回国会 参議院 財政金融委員会 第9号
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○大門実紀史君 大門でございます。今日は御苦労さまでございます。  今日、中国の人民元についてお聞きをしたいというふうに思います。  なぜ人民元かというと、ちょっと話すと長くなるんですけれども、お手元に資料をお配りいたしましたけど、各国の米国債保有高の推移です。この問題は何度...全文を見る
○大門実紀史君 基本的に私もそういうことだというふうに思いますが、今財務省は、何といいますか、もう外貨準備巨額のを持っていますから、ドルが下がることそのものが外貨準備の目減りということで、もう買わざるを得ないと、ドルを買い続けなきゃいけないというような、自縄自縛といいますか、もう...全文を見る
○大門実紀史君 そういう日本の状況が続いている中で心配されるのは、人民元がどうなっていくかということを心配しているわけですけれども、お手元の資料にあるとおり、中国は二番目に米国債を保有していて、これが引き揚げていくのかどうかということなんですけれども、外貨準備も中国は今日本に次い...全文を見る
○大門実紀史君 ですから、切上げするかどうかというのも非常に難しい議論があるようです。  いずれにせよ、単純な切上げだけやるといろんな副作用が起きると。例えば、中国の方にお聞きしますと、今投機マネーが相当中国に入っていると。人民元切り上がるだろうということを見込んでかなり入って...全文を見る
○大門実紀史君 いろんな条件がもちろん必要だというのは私も思いますが、一つは、やっぱり二〇〇七年が一つの大きな変化のときになるんじゃないかなというふうに思いますし、切上げも含めてですけれども、特にこのドルが急落したら為替差損を生むという点では中国も同じでありまして、ドルが一割下が...全文を見る
○大門実紀史君 終わります。
04月11日第162回国会 参議院 決算委員会 第7号
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○大門実紀史君 日本共産党の大門でございます。  今日は、雇用対策について、二十分ほどですが、伺います。  決算委員会ですので、まず、この数年相当の雇用対策予算を使ってきたということになると思いますけれども、まず、今までの雇用対策を全体どう見るかということで一言お聞きしたいと...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございます。  ただ、全体として、これ予算委員会で相当議論になりましたけれども、小泉内閣は、竹中路線といいますか、国内、地域の景気を悪くすることばっかりやっていると。その中で雇用対策というと、何かマッチポンプのような役割を担わされておられる部分もあるん...全文を見る
○大門実紀史君 要するに建設業は、戦前、戦後間もないころから特に暴力団絡みの、何といいますか、口入れ業とかピンはねとか、あるいはタコ部屋というのもあったりして、そういうことがあって戦後民主化された日本で真っ先に建設業の人材派遣が禁止されたと、簡単に言えばそういう経過だと思います。...全文を見る
○大門実紀史君 それはあれですか、現場の方から何かニーズがあったんですか。働いている人たちがそういう制度を作ってほしいという、そういう要望でもあったんでしょうか。
○大門実紀史君 よく分からないんですけれども、要するに、特区の問題で長野の小谷村と岐阜の建設業協会からあったのは私も承知しておりますが、あれはあれで中身をよく見ますと非常に理解できる中身で、あれはあれでよく、変な中間搾取が起こらないような仕組みで特区を認めてあげればよかった話で、...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございます。大臣のその御答弁は大変みんな待っていたんではないかと思います。  私は、この建設業の実態でいえば、一番危惧していますのは今現在の建設業における偽装請負、違法派遣の横行の問題です。建設業というのは今でも労務請負という形が行われております。親方...全文を見る
○大門実紀史君 間々あるというか、相当あるというふうに認識をしていただきたいと。  予算委員会でも申し上げましたけれども、この間、偽装請負については厚労省としていろいろ調査されておりますね。あれをもうちょっと分析してもらうと、かなり建設関係が多いと。私の方で調べている限りでは、...全文を見る
04月18日第162回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第8号
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○大門実紀史君 この調査会では、東アジアの共同ということがテーマで質疑をされてきました。  私は、東アジアの共同は、二十一世紀の日本の政治、経済、アジア全体の発展を考える上で不可欠の課題と考えております。この点では、当然、日本と中国の政治的、経済的連携抜きには考えられないと。む...全文を見る
04月19日第162回国会 参議院 財政金融委員会 第10号
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○大門実紀史君 今日は、北方領土関連の財政問題について質問いたします。  北方領土問題というのは国民全体の課題であるというのは間違いないところでございますけれども、なかなか進まないというのも今の現状でございます。こういう中で、根室市などの隣接一市四町、四つの町の北方領土返還運動...全文を見る
○大門実紀史君 大変な事態が続いているわけなんですけれども、そういうこともあって、八二年に法律ができました。こういう地域を支援していくといいますか、頑張ってもらいたいという意味で、国民世論の啓発とか、あるいはこういう地域の振興と生活安定ということを目的に、北方領土問題等の解決促進...全文を見る
○大門実紀史君 時間がないんで、いろいろ言わないで、聞いたことだけに答えてくれますか。ほかの、使ったのは分かっていますよ、書いてあるんだから。ほかのところが使って、ほかのところが使えないというのは、この七条の基本的な考え方からいって何か基準が違う、実情と合っていないんじゃないかと...全文を見る
○大門実紀史君 公共事業を集中するのを避ける措置じゃないでしょう。この一市四町が生活関連の公共事業をやったときに、ちょっとでもかさ上げによって助けてあげようというのが趣旨じゃないんですか。全然、自分たちがやっていて、趣旨を理解してないでやっているんじゃないかというふうに思います。...全文を見る
○大門実紀史君 私、それだけの予算がありながら手当てできないわけがない。これ手当てして全部使えるようにしたってわずか十億かそれぐらいの話なんですね、ちゃんと手当てしたとしても、使えるようにしたとしても。それが放置されているというのは、あれこれではなくて、財政が厳しいとか何かじゃな...全文を見る
○大門実紀史君 円滑な実施なんか求めてないんですよ。どうするんですかと。ずっと減っているわけですね。最初申し上げたとおり、この法律そのものは北方領土返還運動の最先端を担ってもらう市町村が頑張ってもらおうということと、もう一つは北方領土未解決のためにもう地域が物すごく疲弊していると...全文を見る
○大門実紀史君 国土交通省の部分言っているんじゃないんですよ。それはこのかさ上げのところでしょう。全体を見ているのはどこの省庁ですかと申し上げたんです。
○大門実紀史君 じゃ、北海道局はあれですか、この基金も管理されているんですか。違うでしょう。全体として、基金もかさ上げも全体を見ているのはどこなんですかと、北方領土に隣接する地域を。答えられないんですよね。内閣府も立ち上がらないわけですよ。北方対策本部というのは内閣府にあるわけで...全文を見る
○大門実紀史君 もう時間ですので言いませんが、とにかく問題の所在はそういうところにあるということですので、今財務大臣がきちんとした案が出てくればきちんと検討するということですから、まずきちんとした案を出すと。そのためにきちっと内閣府中心に相談をし合って検討をしてもらいたいと。一言...全文を見る
○大門実紀史君 終わります。
04月21日第162回国会 参議院 財政金融委員会 第11号
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○大門実紀史君 大門でございます。  今回、我が党は、この法案については、まあないよりはましだろうということで、賛成でございます。  ただ、各団体が非営利で相互扶助でやっている共済事業をどう扱われるかということは、もう同僚議員がかなり的確な質問をしていただきましたけれども、我...全文を見る
○大門実紀史君 では、これに関連しなくもないんですけれども、無認可共済の被害なくすことも大事なんですけど、まずその本体といいますか、大手の保険会社そのものの違法行為が片や頻発しているところです。こちらこそ金融庁の厳格な対応が求められているんじゃないかというふうに思います。そういう...全文を見る
○大門実紀史君 済みません、大臣、私の質問よく聞いていただけますか。そういう経過をお聞きしたんじゃなくて、この経営者の、経営陣の処分が今言われた経過に基づいて妥当だというふうに大臣が判断されているかどうか、その一点だけお聞きしたんですけど。
○大門実紀史君 私は、金融庁がこれだけ重い行政処分したところの経営陣の責任の取り方が社内で自主的な判断でやりましたということでいいのかどうかという点が疑問なわけです。  若干の経過申し上げますと、金融庁は、明治安田生命の、去年の秋ごろからですか、トラブルがあるというのをお聞きに...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございました。レクのときは明治安田の報告の内容は個別のことなのでお答えできませんということでしたけれども、よく全部答えていただきました。そうすると、私の言うことも少なくなるんですけれども。  そういう報告を基に私考えますと、少しおかしなことがあるなとい...全文を見る
○大門実紀史君 ほかの保険会社の中期計画、大手のところ全部拾ってみたんですけれども、支払査定力を高度化するとか、いろんな言い方あるんですが、この死差益の拡大というのはどこもこんなこと、思っていても言わないことでございますね。要するに、うちは死んでも保険金払いませんよというふうなこ...全文を見る
○大門実紀史君 実は昨日から金融庁は明治安田に立入検査に入っておられますね。これだけの問題を起こした大生命保険会社でございます。先ほど言われたとおり、報告によればということが、今の段階ではそれに基づいて判断されるのは仕方ないと思いますが、何年かに一度の立入検査、しかもこれだけの問...全文を見る
○大門実紀史君 是非、その中で、この経営計画といいますか、社長のかかわりを改めて検証してもらいたいと思います。  この問題は民主党の岩國衆議院議員も一度取り上げられております。委員長にお願いしたいんですけども、この明治安田の金子社長、参考人招致、もちろん協会の会長になられたなら...全文を見る
○大門実紀史君 私はその結果を待ってまたこの問題取り上げていきたいと思いますが、こういう方が生命保険協会の会長に、輪番制といえど、なることがどうなのかと。仮にこの関与が証明されなくても、ただでさえこれだけの重い処分を受けたような保険会社の社長が、今生命保険業界いろいろ立て直そうと...全文を見る
○大門実紀史君 まあ、そういうことだと思います。  とにかく、無認可共済が今回法案の中に、それとセットにセーフティーネットの問題もあります。私、こんなことやっといて、こんなことやっといて、いざというとき助けてくれという話じゃないだろうというふうに思いますので、その点からも厳しく...全文を見る
05月12日第162回国会 参議院 財政金融委員会 第12号
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○大門実紀史君 大門でございます。  先月の四月一日に開業いたしました東京都の新銀行東京について質問をいたします。  今、この新銀行東京の事業計画が二つあるとかあるいは裏と表があるとかいうことがマスコミも含めて、我が党も都議会で取り上げましたけれども、問題になっております。 ...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございます。  つまり、新規の免許取得と同様の審査をされて開業に至ったということだと思いますが、その際、新銀行東京から当然免許取得、新しく取得と同様ということですと収支見込みを記載したような事業計画が出されたと思いますけれども、そういうものは金融庁に出...全文を見る
○大門実紀史君 新銀行東京は今、企業に出資を募って回っております。このことももちろん金融庁に報告をされて新銀行東京やっているということでよろしいですか。
○大門実紀史君 その際に、企業に新銀行東京の事業計画はこういうものですと、だから出資をお願いしたいということで、事業計画を見せながら出資を募っております。当然これは先ほど言われました金融庁に提出している事業計画と同じもので出資を募っていると思いますが、その点いかがですか。
○大門実紀史君 ありがとうございます。これもレクのときは個別のことで答えられないと言われたのを、佐藤局長がきちっと答えていただきました。ありがとうございます。  これは大事なことなんです。これが実は今、何といいますかね、マスコミも含めて東京都の主張との違いになっているところでご...全文を見る
○大門実紀史君 問題の所在はこういうことなんですね。文字どおり公的な銀行です。それで、出資者に対する説明責任が今言われたようにちゃんと果たしているのかどうかとありますけれどもね、預金者と出資者とこう分けて考えます。預金者には、このニュースリリース、四月一日時点でこういう銀行ですと...全文を見る
○大門実紀史君 それは当然のことでして、株主総会で事業計画を出してその後公表するのは当然のことですけれども、今の段階で二つのちゃんとした事業計画と違うことを公表していると。しかもこれは半年にわたって、この事業計画、去年の十一月ですからね、できているのは。もう半年にわたって違うこと...全文を見る
○大門実紀史君 すると、金融庁としてはあれですか、その違うことを今公表していてもそれは構わないということなんですか。
○大門実紀史君 そうじゃないんですよ。これ、最後に混乱されているんですよ。  私は、新銀行東京がニュースリリースで違うことを言っていると、マスタープランのことは言っていません。新銀行東京が、金融庁に隠した事業計画と違うことを言っていると。だから、新銀行東京の公表していることが違...全文を見る
○大門実紀史君 とにかくこの問題、そのままでは済みませんのでまた取り上げていきたいと思いますが、私の言った意味をよく理解してもらって、しかるべき措置をとってもらいたいと思います。  終わります。
06月07日第162回国会 参議院 法務委員会 第21号
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○大門実紀史君 日本共産党の大門実紀史でございます。  既にもういろいろ質問ありましたので、ダブらない部分だけお聞きをしたいというふうに思います。  私はふだん財政金融委員会に所属しておりますので、この会社法そのものといいますよりも、これによって経済の現場がどうなっていくのか...全文を見る
○大門実紀史君 そうすると、税制面の、この三角合併の税制面というのは今財務省では検討している最中のようですけれども、今のお話だと、今の株主への課税の繰延べがどう認められるかというのはあると思うんですが、簡潔に神田参考人にお聞きしますけど、どういうふうなこの三角合併の課税あるべきか...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございます。  もう聞くことが少なくなって、最後にお聞きして、終わりたいと思います。  こういうアメリカンスタンダードといいますか、いろんなものもいいんですけれども、ルールの方もきちんとすべきではないかと思っているところですけれども、企業間の買収でラ...全文を見る
06月09日第162回国会 参議院 財政金融委員会 第14号
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○大門実紀史君 日本共産党の大門実紀史と申します。  今日はお忙しい中、ありがとうございます。私、ノーネクタイどころか、かなり軽装でございますので、皆さんもよかったら脱がれたら、自由にしていただければと思います。  まず、産業再生機構の斉藤参考人にお伺いしたいんですが、カネボ...全文を見る
○大門実紀史君 是非、非常に努力していただいているということですので、引き続きお願いしたいと思います。  もう一つ、産業再生機構でいきますと、私は、足利銀行問題にずっと最初から、破綻のときからかかわってきたんですが、ただ、これだけ、これはちょっと産業再生機構の取組、かかわり方に...全文を見る
○大門実紀史君 一部ではなくて、温泉街の全体をまとめておられる方々の声ですので、何軒か以外の全体の声だということを是非今日は気が付いていただいて帰っていただきたいと思いますが。  この仕組みが産業再生機構だけの問題ではないのは当たり前ですね、いろいろ地域再生の問題は。ただこの仕...全文を見る
○大門実紀史君 終わります。
06月09日第162回国会 参議院 法務委員会、財政金融委員会、経済産業委員会連合審査会 第1号
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○大門実紀史君 大門でございます。ふだんは財政金融委員会に所属しておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。  時間の関係で、私の方は、対価の柔軟化に伴う三角合併に絞ってお聞きしたいと思います。  三角合併といいますのは、外国の親企業が日本に子会社をつくって、その子会社が...全文を見る
○大門実紀史君 聞いてないよ。
○大門実紀史君 聞いていないことまで答えていただいてありがとうございます。  法務委員会の参考人質疑でもあったんですけれども、今回の防衛策で種類株式等とあるわけですが、これは実効性に疑いがあると言われている参考人もいらっしゃるわけですし、先ほどありましたとおり完全な防衛策という...全文を見る
○大門実紀史君 グリーンスパンは三月の段階でもアメリカの長期金利の安定について同じような講演をしておりまして、そのときはむしろ外国が米国債買ってくれていると、日本が国債買ってくれているということを項目の一つに挙げております。グリーンスパンさんは非常に政治的な人ですから、理屈の問題...全文を見る
○大門実紀史君 大臣に聞いた私が間違っていたかも分かりませんけれども。いずれにせよ、こういうマクロの、マクロの構図の中での今回の会社法改正で、それが非常に、非常に大きく影響するということを申し上げたいというふうに思います。  最後に、一点。先ほど藤末議員から、八百二十一条、この...全文を見る
○大門実紀史君 終わります。
06月16日第162回国会 参議院 財政金融委員会 第15号
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○大門実紀史君 大門でございます。  今回の法案は賛成でございますので、証取法に関係して、ライブドアのときも問題になりましたけれども、株の大量保有報告書の問題について絞ってお聞きをしたいと思います。  これはもういろんな議論がありました。提出時期が余り遅いので、大株主の動向が...全文を見る
○大門実紀史君 いや、大臣は見直しの必要性を一言で言えば必要あるということでお考えでしょうかとお聞きしているんですけれども。
○大門実紀史君 是非急いでもらいたいと思うんですけれども、今回の改正に出てくるべきだったと私は思っているところでありますけれども。現行でももっと厳しく対応すべきではないかと、現行の制度のままでもですね、思うわけですけれども。  この制度は、提出が遅れているのは、頻繁に発生してい...全文を見る
○大門実紀史君 私の方で調べたところによると、告発は七十三件あったようですけれども、今おっしゃったとおり二件だけとなっています。なぜこんなに少ないんでしょうか。
○大門実紀史君 フィデリティ投信が、二〇〇一年の初めに、これは二百四十五件もの保有状況を一遍に出すと。あのときでさえ何の処分もなかったというので、どうなっているのかというのが話題になったことありますけれども、今、この前のライブドアも含めていろいろ状況が随分変わっております。  ...全文を見る
○大門実紀史君 とにかくこの問題は早く検討してほしいと思うんですが、ちょっと気になるのは、大臣、先ほどから、審議会で審議会で、あるいは専門家と言われますけれども、私、大臣は、それとは別に私としてはこう思うと、この間のいろんなこと踏まえて、私としてはこういうふうに、大臣として見直し...全文を見る
○大門実紀史君 是非、大臣のイニシアチブで早い検討と結果を出すということをお願いしたいと思います。  ちょっと時間が早いですけれども、終わります。
06月16日第162回国会 参議院 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第2号
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○大門実紀史君 日本共産党の大門です。よろしくお願いいたします。  今回の改正は、当然の措置ということで賛成でございます。  用意した質問がほとんど朝日先生とダブっておりますので、どうしようかなというのはあるんですけれども、じっくり答弁していただいて結構でございますが。  ...全文を見る
○大門実紀史君 七十五という大変な数になってしまうわけですけれども、こういう複数の小選挙区にまたがる、あるいはそれを抱える自治体で、あるいは住民の皆さんにどういう不都合が起きているかということを把握されておりましたら教えてくれますか。
○大門実紀史君 ありがとうございます。  政府の、先ほどありました選挙区画定審議会、区割り審は、自治体の一体性重視するとか同一市町村内に複数の選挙区を余り置かない方がいいというようなことを原則とされてきて、いろいろ事務的な負担もあるんですが、その自治体の一体性といいますかね、こ...全文を見る
○大門実紀史君 平成十四年の七月ですかね、衆議院の政治倫理特別委員会附帯決議でも、市町村合併進展して、いろんな地域の実情にそぐわない状況になるときは国政選挙の結果を待つことなく改定勧告するよう考慮することというのが出ておりますので、いろいろよく実情を把握していただいて、見直すべき...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございました。  少し早いですけれども、終わります。
06月28日第162回国会 参議院 財政金融委員会 第16号
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○大門実紀史君 最初に税制の問題について一つ、二つだけお聞きしたいと思います。谷垣大臣、あと少しだけお付き合いをよろしくお願いいたします。  先日、政府税調の報告で所得税等々の増税案が出てきたわけですけれども、かなりすごい増税案ということでいろいろ取り上げられております。今日は...全文を見る
○大門実紀史君 事前の打合せと違うんですけれども。私は、計算の数字を財務省に、このケースならこういう計算になりますねと。で、なりますと、計算で合っていますということだけ答えていただくはずだったんですけれども。計算は違いますか。それだけ答えてくれますか。
○大門実紀史君 もういいです。数字的には間違いありません。財務省の担当者に計算してもらってぴったり合っております。  申し上げたいのは、これでどんな影響があるとか増税だとかなんとか、それよりもこういう、税金の、何といいましょうか、仕組み、こういうふうに変えていく仕組みそのものに...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございました。  いずれにしても、間もなく具体的なものがまた来年度税制改正出てくるでしょうから、そのときに本格的な議論はしたいと思います。財務大臣の方はもうこれで私の方は結構でございます。ありがとうございました。  次に、先日取り上げました東京都の新...全文を見る
○大門実紀史君 できるだけ、もう株主総会は先週の金曜日、過ぎましたので、速やかに公表するように金融庁からも指導をしてほしいと思います。  先ほど、中小企業はなかなかお金借りられないという話、申し上げましたが、金利も、やっと借りられても九%、一〇%とか、あるいは上限一五%という、...全文を見る
○大門実紀史君 ないんですよね。異常な、もう門前払いになっちゃうわけですね。今、不況で税理士さんに頼めなくて、方も増えていますし、どうしてこんなことが、大銀行でさえやらないことを条件付けるのかというふうに思います。  ただ、この商品は金融庁も報告を受けて承認されているはずですけ...全文を見る
○大門実紀史君 個別の経営判断という、そういうことを言い出しますと、かつて大銀行に対して、貸し渋りが大問題になったときに、金融庁は貸し渋りしないようにというふうな努力もされているわけですね、いろんな連絡を含めて。だから、貸し渋りだって個別の経営判断と言い出せば正当化されるというふ...全文を見る
07月20日第162回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第9号
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○大門実紀史君 アジア外交、対中外交も議論してきましたけども、私自身は本当はもっと経済問題を議論したかったというふうに思っております。  そういうことを中心に発言をしてきましたけど、ただ、今も出ていますけれども、どうしても歴史認識の問題は対中問題を考える上で避けられない問題だっ...全文を見る
07月21日第162回国会 参議院 郵政民営化に関する特別委員会 第6号
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○大門実紀史君 日本共産党の大門でございます。  今日はいい質問が続いておりますので、竹中大臣、大分お疲れじゃないかと思いますけれども、だれのせいでもございませんので、耐え抜いていただきたいというふうに思います。  民営化の本質というのは、郵貯、簡保の資金を官から民に切り離す...全文を見る
○大門実紀史君 郵政公社にお伺いいたします。  去年の十一月、この骨格試算の郵貯銀行、郵便保険会社の窓口委託料の算定ですね、あるいは公社と民営化後の経費について意見を公表されていると思います。どのような内容か簡潔に説明をしてほしいと思います。
○大門実紀史君 私がお聞きしたのは、窓口委託料あるいはコスト比較の部分でございます。要するに、原文でこう書いてあります。  窓口ネットワーク会社が成り立つようにするために、貯金会社・保険会社から窓口ネットワーク会社に支払う窓口委託料を逆算して意図的に大きくしているように見えます...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございます。  お手元にお配りした資料の二〇〇四年度経費の部分を今答えていただきました。二〇〇七年度の民営化後の経費の数字は、これ、骨格経営試算に基づいて公社が試算されたやつを、同じものでございます。  要するに、民営化した方が郵貯事業も簡易保険事業...全文を見る
○大門実紀史君 皆さん出した骨格経営試算ですよ。
○大門実紀史君 まだ、骨格経営試算の数字、基ですから、よく仕組みを竹中大臣まだ御存じないのかどうか分かりませんけれども、おっしゃるとおり、二〇〇七年度時点で、これ、委託料収入と利益と経費の関係というのはややこしいんですけれどもね。要するに、単純に切り分けしたものがこの数字でござい...全文を見る
○大門実紀史君 まだちょっと、もしあれだったら、これ後でお渡ししますんで、私、自分で仕組みの表を作ってみました。まだちょっと勘違いされているかと思いますけれどもね。  いずれにせよ、これからのことは置いておいて、独立して民営化された後、その四つの会社がトータルコスト一緒ですよと...全文を見る
○大門実紀史君 じゃ、その民間準拠も一言申し上げておきますけれども、この〇・三五というのはそれほど意味のある数字ではございません。店舗を持っている金融機関と持っていない金融機関の金利の差を取りあえず想定している部分でね、この〇・三五という数字は幾らでもどうでも変わるような話です。...全文を見る
○大門実紀史君 だから何なんですか。私が言ったのはそういうことじゃないですよ。この計算のことを言っているんです。  民間準拠の、民間がやっているのを参考にして、指標の作り方、結構ですよ。結局、窓口会社がやっていけるような委託料を設定していると、そういうことになっているんですよね...全文を見る
○大門実紀史君 もう終わりますけれども、逆算した、逆算して作ったものになっていますよ、仕組みからいってですね。  それと、委員長、是非、参議院での丁寧な審議をやるという意味で、いろんな今の試算の、特に窓口会社の試算についてきちっとした資料を出していただくように理事会で協議をして...全文を見る
07月25日第162回国会 参議院 郵政民営化に関する特別委員会 第8号
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○大門実紀史君 日本共産党の大門でございます。  今日はアメリカの要求と民営化法案の関係を具体的に御質問したいと思います。  資料をお配りしておりますけれども、大臣のところに届いておりますか。    〔資料配付〕
○大門実紀史君 先に質問させていただきます。  これはもう中身細かく触れませんが、アメリカのいろんな要求を資料に基づいてまとめたもの、そして法案でどういうふうに具体化されているかということを対照表にしたものでございます。一〇〇%とは言いませんけれども、随分アメリカの要求が法案に...全文を見る
○大門実紀史君 私も一〇〇%とは申し上げておりませんが、結局、独自に判断されたということですけれども、本当にそうなのかというふうに思います。  といいますのは、アメリカの方は日本に中身を修正させたと、つまり意見を入れさせたということを発表しております。  二枚目の資料に、US...全文を見る
○大門実紀史君 アメリカ政府が正式の文書でこう書いているわけですね。  これは三月に出ております。御存じだと思います。それならば、なぜこれ違うということを求められないんですか。これは国の文書ですよ、アメリカの。これは大変重要な文書だと思いますが、そんなことは知らなかっただけでい...全文を見る
○大門実紀史君 次のページに原文がございますね。竹中大臣、英語得意ですから、もうそんなぐだぐだ言いませんけれども、どう読んだって、どう読んだって、アメリカがリコメンディド、つまり推薦といいますか勧告してきたこと、あれですよね、これ、関係代名詞のザットでチェンジに結び付くわけですね...全文を見る
○大門実紀史君 経過で、もう何度も申し上げる時間がないんですけれども、八月に協議をやって、九月十日のに間に合ったと。その直前に開催されて含まれたと。良かった、良かったと。このこと、こういうことを書いてあるわけですね。  私、申し上げたのは、要するに、小泉総理も竹中さんも、いろい...全文を見る
○大門実紀史君 そういう、何てつまらない、そんなことしか答弁できないんですか。インクルードでチェンジズで修正点が含まれたといったら、修正したということじゃない、させたということじゃないですか。余りそんな、英文法の話をしているわけじゃないんですから、そんな細かいことを言わないで、も...全文を見る
○大門実紀史君 大変つまらない答弁を繰り返されていますね。修正さしたって、チェンジさせたと、そういうことですけれどもね、修正点を含めたと、自分たちが言ってきたことをと書いてあるじゃないですか。そんな、この大事な国会の場でそんな細かいことでかわさないで、私は、なぜもっと素直になれな...全文を見る
○大門実紀史君 回数。
○大門実紀史君 済みません。団体別にいきますと、保険関係だけが独自に五回も会っている、断トツに会っているわけでございます。これは当然アメリカの保険の代表者ということですから、例のACLIも含まれているのかなと思いますが、それはちょっと答えてもらえないということですね。  いずれ...全文を見る
○大門実紀史君 そうならないということを申し上げて、質問を終わります。
07月26日第162回国会 参議院 郵政民営化に関する特別委員会 第9号
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○大門実紀史君 日本共産党の大門でございます。御出席ありがとうございます。  もう聞くことも大分ダブってまいりましたので、幾つかに絞って、ゆっくりとお答えいただいて結構でございます。  基本的なお考えをお聞きしたいと思いますけれども、市町村合併が進んで金融ビッグバンが進んでき...全文を見る
○大門実紀史君 私もこれからますますそういう関係が強まると思う中にこういう民営化法案が出されていて、それがずたずたにされる危険性が高いということで今、国会で議論しているところでございますけれども。  具体的に言えば、最大の問題点は、金融の二サービス、郵貯と簡保が今のサービスが維...全文を見る
○大門実紀史君 谷本知事と末永さんにお伺いしたいんですけれども、先ほど財投も全部無駄ではなかったというお話もありました。今回、民営化で、郵貯が民営化されると。そうすると、政府系金融機関とくっ付けてしまおうというような話も出ております。  これは皆さん、それぞれの地域で中小企業あ...全文を見る
○大門実紀史君 今、国会ではそういう荒唐無稽なことばかり議論されているわけでございます。  今日、お話の中で、情報不足、説明不足で内容が伝わっていないとおっしゃりました。私も地方の議員の方とお話しすると、よく分からないんだと、法案のことというふうによく聞かれます。ただ、法案その...全文を見る
○大門実紀史君 じゃ、末永参考人もいかがお考えか。
○大門実紀史君 済みません、時間がまだありますので。谷本知事さん、もしこの法案がちゃんと伝わっても石川では、伝わったら石川では賛成が増えてくるんでしょうか。
○大門実紀史君 あとはもうダブっておりますので、これで終わりたいと思います。  ありがとうございました。
○大門実紀史君 本日は、お忙しい中、ありがとうございます。  先ほど、国会審議がよく分からないというようなお話がございました。参議院の方は、法案審議では与野党ともにかなりいい質問をしているところでございまして、答弁者が悪いだけでございますけれども。  私は、マスコミの責任もあ...全文を見る
○大門実紀史君 よく分かりました。  東大阪の中身の方に入りたいと思いますけれども、今日伺っていて、都市部と地方というのは随分御意見が違うなというふうに思っているんですけれども、東大阪の佐野市長さんに、今日は何かNTTの参考人みたいでございますけれども、私は都市部でどうなるかと...全文を見る
○大門実紀史君 そうしたら、もう少し中身でお伺いいたしたいと思います。  今回の法案のポイントは、何のことはありません、郵貯法と簡保法を廃止する、廃止すると。で、民営化法案と。ですから、その郵貯法、簡保法が廃止されるということが一番の問題点で、いろんなところに影響しているわけで...全文を見る
○大門実紀史君 済みません、今ちゃんと言わなかった。同じ質問を山下参考人と原参考人から伺いたいと思います。
○大門実紀史君 私、この問題は過疎地だけの問題ではなくて、都市部も共通することが今提案されているというふうに思っております。  午前中もちょっと申し上げましたけれども、民営化されますと、簡単に言えば、郵貯が民間銀行になって、簡保が民間の生命保険会社になると、そういう新しい世界に...全文を見る
○大門実紀史君 まだ御存じのない首長さんとかもおられると思いますけれども、簡易局は委託形式でございまして、地方、田舎の方に行きますと一人でやってらっしゃって、大体金額的には三十万とか三十何万とかもらって、その中で人をパートで雇ったりして維持していると。赤字です、そこだけで見れば赤...全文を見る
○大門実紀史君 ほかで、このことで御意見ある方いらっしゃいましたら、どうぞ。
○大門実紀史君 是非これは、郵政民営化というのは金融問題ですから、金融問題ですから、是非いろいろ地域の金融機関の状況も調べていただきたいと思います。  最後に、これは午前中もお聞きいたしました。今日も山下さんとか原さんから、地域の郵便局員が非常に頑張っていて、いろいろ地域で一緒...全文を見る
○大門実紀史君 今回の民営化は、その自治体の、特に過疎地、地域の、地方の山間、中間地とかの自治体にとって、もしも民営化されたらその自治体そのものにも大きな影響を与えてしまう。さっき言った補完的な役割をやっていくことが難しくなりますので、そういう点も踏まえて、引き続き反対の声を地方...全文を見る
08月01日第162回国会 参議院 郵政民営化に関する特別委員会 第11号
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○大門実紀史君 連日、長時間にわたり、皆さん大変お疲れだと思いますが、御苦労さまでございます。  今日は竹中さんに、大臣というよりも経済学者としての見解をお伺いしたいと思います。たまには担当大臣ということをお忘れになって、自由に見解を述べていただきたいと思います。  イギリス...全文を見る
○大門実紀史君 日本でも近い将来、金融排除が、既に静かに進行している、また起こる可能性を政府の研究会が既に指摘しております。  二〇〇〇年六月十六日に出ましたけれども、郵貯の事業経営に関する将来ビジョン研究会最終報告というのがございました。メンバーは学者の、研究者の方々ですけれ...全文を見る
○大門実紀史君 この文書は、これぞ郵貯の生きる道というふうな、なかなかいい提言なんですね。もう少し格調高く読んでいただきたかったなと思うんですけれども。  書いてあることは、日本より金融ビッグバンの進んだ欧米で金融排除が先行して社会問題化していると。日本でも進行しているんだけれ...全文を見る
○大門実紀史君 私はそうはならないと思うんです。  要するに、民営化というのは民間企業になることですから、竹中大臣何度もおっしゃっているように経営判断です。経営判断は何に基づいてやるかというと、これは資本利益率とかそういうことが物差しになるわけですから、そうはならないと思って質...全文を見る
○大門実紀史君 規模の経済とおっしゃったのはあれのことでしょうか。いわゆる民間になってもネットワークの価値があると、そういうことをおっしゃっているわけですか。
○大門実紀史君 それは、民間じゃないから価値があると言っているわけで、大臣おっしゃっているのは、民間の金融機関がそういうネットワークの価値があるんだったらなぜ撤退しちゃうんですか、これだけ。そうでしょう。だから、民間の論理とはそうではないと。民間のネットワークと郵貯のネットワーク...全文を見る
○大門実紀史君 ちょっと御紹介をいたしますと、要するに、世界的に問題になっているということなんですよ。途上国、もちろん先進国の低所得者の金融排除の問題が世界的に国連でも議論されているというところで、金融排除をなくすキャンペーンというのがマイクロクレジット二〇〇五でございます。これ...全文を見る
○大門実紀史君 終わります。
○大門実紀史君 日本共産党の大門でございます。  今、官から民へというのがともかくいいんだと、官から民はともかくいいんだというのが、マスコミの責任が大きいと思うんですけれども、日本じゅうに今蔓延しているというふうに思います。本当にいい民営化もあれば、そうでないものもあるというふ...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございます。  ちょっと地域経済問題、先にお聞きしたいんで斎藤さんにお聞きいたしますけれども、ちょっと先ほどの中で公社の名誉のために申し上げておきますけれども、猪瀬さんの本というのは大変すばらしい本ですが、幾つか間違いもございます。  口座、五億以上...全文を見る
○大門実紀史君 ごめんなさい、元ですね、元頭取、元やられたわけですね。ですから、この機会に地銀の状況を少し本音も含めてお聞きしたいというふうに思いますけれども、私は、地銀連の言っていることがよく分からないんです。何が言いたいのかよく分からないんですね。最初、先ほどもありました巨大...全文を見る
○大門実紀史君 ですから、まず最初の段階で、民営化する前の話として縮小、廃止しろと地銀連が言われていたわけですけれども、どうして言わなきゃいけないのかと。貸出しやっていない郵貯ですよね、どうしてそれが縮小、廃止すべきだと思われたんでしょうか。
○大門実紀史君 ですから、民営化しなければいいんじゃないかと思うんですよね。今のままでいてくれれば一番いいんじゃないんですか、地銀としては。
○大門実紀史君 私も幾つかの地銀の現頭取さんとお話ししたことありますけれども、もうちょっと本音の話で言えば、郵貯が持っている預金が移ってくれれば有り難いと。だけれども、民営化されたときに民業圧迫になっては困ると。簡単に言えばこういう話じゃないかなと。地銀とか今地域金融機関苦しいで...全文を見る
○大門実紀史君 簡易局の問題、先ほど国会で余り取り上げられていないとおっしゃっていましたけれども、参議院では、特に我が党、ずっと取り上げておりますので、是非議事録を見てもらいたいと思います。やっぱり簡易局がポイントだというふうに思っておりますので。  あと、もう阿部参考人は、先...全文を見る
08月02日第162回国会 参議院 財政金融委員会 第17号
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○大門実紀史君 日本共産党の大門でございます。  提案者の皆さん、法案作り、大変御苦労さまでございました。  伊藤大臣、済みません。今日、伊藤大臣を呼んだのは私だけということで、それなら結構ですと言ったんですけれども、何か聞いてくれというふうなことでございますので。  今回...全文を見る
○大門実紀史君 分かりました。  今回の与党法案は、偽造カード等ATMの払戻しの場合の被害者救済と。私は過失の立証責任を金融機関にという点はもう画期的なことではないかと思っておりまして、一歩前進ということで我が党は賛成でございます。  ただ、やはり、先ほどもありましたが、盗難...全文を見る
○大門実紀史君 先ほど本人確認の問題ありましたけれども、窓口が込むからとか、私は余り込まないんじゃないかと。今銀行行って分かりますけど、みんなATMの方が行列になって、窓口の方はみんなあっち行ってくれと言っておりますから、それほど昔ほど込んでおりませんので、余りそういうこと理由に...全文を見る
○大門実紀史君 終わります。
08月05日第162回国会 参議院 郵政民営化に関する特別委員会 第15号
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○大門実紀史君 日本共産党の大門でございます。  私も、今日が四回目の質問になります。ただ、五回目もやらなきゃいけないんで、あともう一回、竹中さんとありますが、いずれにせよ、この法案で竹中大臣と議論できるのはあと二回だけと。私は、もっといろいろお聞きしたいこと残っております。限...全文を見る
○大門実紀史君 その簡易保険がこの民営化でどうなるのかという心配が出ているわけです。  もう一つ、前回、前々回ですか、御質問させていただきましたけれども、アメリカの要求とか日本の業界の要求ということも取り上げてきましたし、まだ取り上げるつもりですけれども、要するに簡易保険が非常...全文を見る
○大門実紀史君 そういう御答弁は何回も聞いているんですけれども、申し上げたとおり、非常に低額しか保険を持てない人たちがセーフティーネットでやっていると。これに対して、そこまで言うかと、はっきり言ってですね。ほかの規制緩和、いろいろやり取りするのはそれはあるでしょう、政府間で。しか...全文を見る
○大門実紀史君 そういうことじゃなくて、もっと竹中さん自身のこういう問題での、簡保まで言われていることについての素朴なお気持ちを聞きたかったわけですけれども、前回ですか、私、竹中さんはアメリカそのものだという大変失礼なことを申し上げましたけれども、やっぱりそう思ってしまうような御...全文を見る
○大門実紀史君 自由になったら心配だという話をそもそもしているわけでございます。  官房長官が言われましたけれども、アメリカがもっと、私、これいろいろ読みましたけれども、官房長官、直接お会いになっているかも分かりませんが、結局、一番嫌がっているのは、公社のまま自由度が拡大する、...全文を見る
○大門実紀史君 業界団体じゃないですね。
○大門実紀史君 今御答弁あったとおり、ここも保険関係が八回ということで断トツでございます。ですから、この郵政民営化をめぐって一番虎視たんたんといろいろ考えているのは日米の生保業界ということになると思います。  民営化で簡保はどうなるかということですけれども、幾つかもう議論があり...全文を見る
○大門実紀史君 この前も言いましたけれども、もうちょっと格調高く読んでいただけないのかなと。これがすべての基本でございますんで、もっと自信持って読んでもらいたいなと思います。  これが、この簡易保険法一条があるから、それに付随する法律があるから簡保のネットワーク、そして保険の内...全文を見る
○大門実紀史君 トータルのお話しているわけではございません。それは赤字のところを黒字で埋めているんですから、そういう話で。私は、収支方式の方でそれぞれ見て赤字のところはあると、単純に言って、簡保事業の黒字を増やすにはやめればいいと、単純なことをお聞きしているわけですね。  です...全文を見る
○大門実紀史君 そういう抽象的な話じゃなくて、要するに、それじゃそういうネットワーク、世界で、物流とは別ですよ、私は、金融の話ですよ、金融でそういう不採算なところも抱えながらネットワークを張っているような金融というのは、世界のどこかにありますか、今。もしそれが価値があるものなら、...全文を見る
○大門実紀史君 もう終わりますけれども、要するに、申し上げたいのは、簡保法があるからネットワークも維持されている、商品の内容も維持されていると、簡保法なくなれば両方なくなるということを指摘して、質問を終わりたいと思います。
○大門実紀史君 日本共産党の大門実紀史でございます。  総理は今日は特にお元気なようでございますけれども、答弁は簡潔にお願いしたいというふうに思います。  そして、度々日本共産党を取り上げていただいておりますけれども、どうせ取り上げるなら正しく取り上げていただきたいと。一度勉...全文を見る
○大門実紀史君 二十年、三十年前からおっしゃっているのは存じております。だから、初恋の人と言われているわけじゃないですか。初恋の人に出会ったと言われているわけじゃないですか。  だから、私が聞いていることに答えていただけますか。事実として入っているじゃないか、これをもう一回だけ...全文を見る
○大門実紀史君 民営化一般が何となくいいというのは確かに宣伝されておりますけれども、中身を問わなきゃいけないと。今回、中身がはっきりしないと。そのままここまで来ているということでありますので、一般の話をしているわけじゃなくて、もう今日は締めくくり総括ですから、この法案に即して理解...全文を見る
○大門実紀史君 委員長、いいです。
○大門実紀史君 そんなものは根本的な話ではございません、今回の膨大な法案の中の。一つではありませんか。私も言っているでしょう。全部聞いたとは言っていません。たくさん盛り込まれているんじゃないかと、事実を確認しているだけでございますから、時間のないときに余計なことで立たないでくださ...全文を見る
○大門実紀史君 どうして真っすぐお答えいただけないんでしょうか。評価した部分だけをお答えになるんじゃなくって、三つの文書が共通しております。英文解釈の問題ではございません。基本方針に、アメリカが八月二十日に来たわけですよ、具体的に言えば、九月十日に間に合うように。それで修正をさせ...全文を見る
○大門実紀史君 日本共産党を代表して、本法案に反対の討論を行います。  その前に一言申し上げます。  本日の質疑について、小泉総理の答弁、聞かれたことにちゃんと答えない。私は、一国の総理の資格が問われるような答弁であったというふうに申し上げたいというふうに思います。  参議...全文を見る
10月13日第163回国会 参議院 郵政民営化に関する特別委員会 第3号
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○大門実紀史君 日本共産党の大門実紀史でございます。  先ほどもございましたけれども、何回も質問をして否決した法案をまた総理と議論しなければならないというのは、もう悪い夢でも見ているような気分でございますけれども、とにかく前回も申し上げましたとおり、お聞きしたことに真っすぐ簡潔...全文を見る
○大門実紀史君 だから、サービスが良くなるとおっしゃっているから聞いているわけですけれども、民間になれば良くなるとおっしゃっているから聞いているわけですが。  じゃ、上げないとは言えないわけですか。いや、総理にお聞きしているんですよ。
○大門実紀史君 竹中さん、いいです、もう。  要するに、私がお聞きしているのは、そういうこと……
○大門実紀史君 済みません。幾らになるかということを聞いているわけじゃなくて、今より良くなるのかどうかと、サービスがという点でお聞きしたわけです。  申し上げておきますけれども、郵貯銀行は民間になれば新商品を出したりいろいろビジネスモデルを展開していくと。そうなりますと、私は、...全文を見る
○大門実紀史君 いや、いいです。
○大門実紀史君 私は五万円の場合でケースつくってありますので、資料に書いてありますけれども、もう細かい話はいいんです。要するに、サービスがどうなるかということをお聞きしたかったわけでございます。(発言する者あり)資料、間違っておりませんので、誤解のないようにしてください。  私...全文を見る
○大門実紀史君 これは日本人です。日本の方です。これは前回、前国会で、私、アメリカと十八回協議していると、うち十一回はアメリカ政府と協議をしているということをお聞きしましたけれども、それとは別ですね、この毎週のミーティングというのは。
○大門実紀史君 向こうの議会での証言ですから、私、重い証言で、根拠があると思います。  そもそも、我が国の法案についてアメリカ大使館と毎週会合を開いて打合せすると、こんなことは異常だと思われませんか、竹中さん。
○大門実紀史君 向こうの議会の証言ですから、それだったらきちっと調べて、調べて御報告いただけますか。
○大門実紀史君 調べる立場にないことはないと思いますけれども、いかがですか。
○大門実紀史君 そうしたら、USTRは外務省の担当でございますね。総理、調べていただけますか。
○大門実紀史君 国会で質問しているわけですね。国会の委員会で質問して聞いているわけです。それで、今分かりませんとおっしゃったから、それならば調べて答えてくださいと言っているのを、なぜ調べなきゃいけないとは何ですか、その言い方は。国会に対して何ですか、総理といえど。  委員長、こ...全文を見る
○大門実紀史君 私は、なぜこれを申し上げるかというと、次のことにもかかわるんですけれども、総理は二十年前から郵政民営化は言ってきたとおっしゃっておりまして、私はその何年前から言われたことは興味ありません。要するに今、今アメリカの要求が取り入れられているということを再三指摘している...全文を見る
○大門実紀史君 どうして真っすぐにお答えされないんでしょうか。私は山根委員と違って、真っすぐ、聞かれたことは真っすぐ答えろと親からしつけをされてきておりましたんで、そういうはぐらかしは、これ本当にもう我慢できないわけでございます。  私お聞きしたのは、お聞きしたのは、そういう仕...全文を見る
○大門実紀史君 私は、これからやっぱり日本はアジアなりEUといろいろなことをやっていかなきゃならない中で、特定の国とこういう仕組みを持って、仕組みで政策が決められていくということは異常だと思います。世界から見ると異常です。日本だけです、こんなことをやっているのは。そういう点で、そ...全文を見る
10月20日第163回国会 参議院 財政金融委員会 第2号
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○大門実紀史君 大門でございます。  今日は、一般質疑とこの後の日銀報告を一つのテーマで質問したいと思います。  東アジア共同体、経済統合という意味の共同体ですけれども、その問題でございまして、この場の一般質疑では、共同体に向けた政治的なスタンスについて谷垣大臣にお聞きをして...全文を見る
○大門実紀史君 議論に入り込まないというのは、靖国問題そのものに入り込まないという意味で、ただ、この経済に関して言いますと、大変この問題で心配をされているところでございます。  私は、総理が、私的といいますか心の中で何を考えておられるということは全く興味がございません、別に理解...全文を見る
○大門実紀史君 私は、答えられないというのが非常に正常だと思うんですよね。  何といいますか、総理になっても、何が何でも、やりが降ろうが鉄砲が降ろうが弾飛んでこようが参拝しますという方が本当にちょっと尋常じゃない話になっていると思いますので、なったときには正常な判断をしていただ...全文を見る
○大門実紀史君 私は、九七年の通貨危機のことから思いますと、何といいますか、アメリカ、この東アジア共同体というのはASEANの諸国はアメリカを抜いてやろうというのが今のところ多数派でございまして、その原因は、APECありましたけれども、APECでは駄目だったという九七年のアジア危...全文を見る
○大門実紀史君 間もなく時間ですので、申し上げたいのは、私も、アジアかアメリカか二者択一ではなくて、ただ、どうしてもアメリカ一辺倒的な、アメリカの方に顔色をうかがうようなことが続いておりますし、中曽根元総理は、中曽根元総理というのは東アジア共同体評議会の責任者ですね、日本側の窓口...全文を見る
○大門実紀史君 それでは、東アジア共同体構築に向けた質問の第二部をお話をしたいと思います。  日銀のスタンスと財務省当局の具体的な取組について、質問というよりも学習会のつもりでいろいろ御見解をお聞きしたいというふうに思っております。  現在、東アジア共同体に向けたアプローチは...全文を見る
○大門実紀史君 そういうものがチェンマイで決まったということでございます。  要するに、いざというときの、通貨危機の反省から、いざというときの介入資金をお互い融通し合うという仕組みでございますよね。スワップというのは、介入資金を借りたのを反対取引をして返すと、こういうことでござ...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございます。  日本がイニシア取って、その辺の改善を是非進めてもらいたいと思います。  もう一つ、下にあります「アジア債券市場の育成」、これも簡潔に説明していただけますか。
○大門実紀史君 ありがとうございます。  これは要するに、これも九七年のアジア通貨危機のときの反省があって、あのときはアジアの国が外貨で借りて、短期で借りて長期で国内通貨で貸出しをしたためにミスマッチが起きた、それで資本収支が悪化してああいうことになったというのも一つの原因だと...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございます。学習会と申し上げましたけれども、時間が少ないんで、講演にならないように簡潔にお願いしたいと思います。  いろいろ共通通貨、通貨バスケット、円の国際化、それぞれ聞きたいと思っているところでございますけれども、時間ないんで、共通通貨の可能性です...全文を見る
○大門実紀史君 終わります。
10月21日第163回国会 参議院 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第3号
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○大門実紀史君 日本共産党の大門実紀史でございます。御苦労さまでございます。  二十二条関係、上限五千万のところは、もう既にありましたとおり、期待されている政治資金の透明化にはほど遠いということで反対でございます。  十八条関係、支部解散のところが幾つか分からないところがござ...全文を見る
○大門実紀史君 そうしますと、各政党がそういう党内規則、手続を経て正式に、ある仮にAという支部とします、A支部の解散を決めたと。今までなら、その場合でも解散届を出すのはそのAという支部ですから、自身だったわけですね。それが今度、改正後は、正式な手続を踏んで決めた後、本部の執行機関...全文を見る
○大門実紀史君 今きっかけと言われましたけれども、そういうことがやっぱり背景であるというふうに思います。要するに、今、党内規則で除名とかそういうことを決めている政党がほとんどだと思いますが、ですから、政党支部の支部長を替えるということはできても、変更するということはできても、支部...全文を見る
○大門実紀史君 そうすると、自民党でいえば、自民党の党内規則が整備されて、今回の改正が通れば、これがセットになれば本部が解散届出せると。  具体的に言えば、今マスコミでも取り上げられております岐阜一区の野田聖子さんのところは、佐藤ゆかりさんと二人とも一区で自民党という名前で支部...全文を見る
○大門実紀史君 それでやっとこの法案の意味が分かりました。  そういうことになるということで、私は個人的には野田聖子さんのファンでございます。造反有理という言葉もありますから、本来党内できちっとやられるべきことをこういうところに持ち出されるというのは、何か動機が生臭いといいます...全文を見る
10月25日第163回国会 参議院 財政金融委員会 第3号
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○大門実紀史君 大門でございます。  我が党は、この間、金融庁が出された法案には賛成をしてきておりましたけれども、この法案も何とか賛成したいと思って精査、検討をいたしましたけれども、賛成には至りませんで、反対というふうにさせていただきたいというふうに思います。  その理由は、...全文を見る
○大門実紀史君 言われたことは全部承知の上で質問しております。  つまり、それでも増えているということ。内閣府が、クーリングオフについては後から意見を言うとか、後手後手で対策になっているわけですね。もちろん、後手後手でも被害が起きないようにいろいろ工夫はしてもらいたいわけですが...全文を見る
○大門実紀史君 私どもの独自調査では、現在は立入りじゃなく任意の審査の段階だというふうに思います。  その言われた不公平な取引というのは優越的地位の濫用の話でございまして、三井住友の取引先に、先ほど申し上げましたように、融資先に金融デリバティブ商品を融資の条件と絡めてといいます...全文を見る
○大門実紀史君 聞いてみただけでございます。私も中身はこれ以上言いません。こちらも情報をつかんでおりますので、それに見合った公取の厳正な審査をお願いしたいし、それを注視していきたいと思います。  一般論としてお聞きいたします。金融庁に聞きます。  この問題は、実はほかの銀行で...全文を見る
○大門実紀史君 今局長言われたのは非常に重要な答弁だと思うんです。私、検査局に聞きましたら、実際にはそういうこと、そこまでできませんと。意思確認記録があるかないかどうかで、なければ、なぜないんですかという程度で、その中身まで、そういうチェックポイントまでやることは、抽出ですけどね...全文を見る
○大門実紀史君 今の実態がこういうものですから、代理店制度そのものを反対しているわけじゃありませんけれども、この実態を、いろんなことが行われていると、収益向上の名の下にですね。収益向上しちゃいけないとは言いませんよ。やり方が、もうければいいと。もう少し申し上げておきますと、銀行の...全文を見る
10月26日第163回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第1号
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○大門実紀史君 今日はありがとうございます。  日本共産党の大門でございます。  同じ共産党でも中国とは随分違いますので、誤解のないようにお願いしたいと。  先ほど天児参考人言われた点で、私も去年中国へ行きまして、共産党幹部と話をしたら、我が党のことよりも自民党のことを詳し...全文を見る
10月27日第163回国会 参議院 財政金融委員会 第4号
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○大門実紀史君 大門でございます。  今日は税制、政府税調の議論も始まりましたんで、税制の問題で、本格的な議論は来年の通常国会になると思いますが、基本的なお考えをお聞きしたいというふうに思います。  今、とにかく所得格差が開いているという指摘がいろんなところからされております...全文を見る
○大門実紀史君 高額所得者そのものの中身も随分変わっていると思うんですね。私、松下幸之助さんとか本田宗一郎さんとかが高額所得者に名前連ねられているときは、私は、もう頑張って技術を開発してああいう会社をつくられて、で、それなりの所得を得られるというのは非常に、別に、よく頑張られたな...全文を見る
○大門実紀史君 例えば消費税なんかでいきますと、安倍晋三さんなんかは、消費税増税に関連して、食料品とか生活必需品の軽減税率と、これも逆進性の問題ありますから、そういうものを発言されておりますが、こういう低所得者減税も一つの考える柱にということは、その消費税増税の中で軽減税率の問題...全文を見る
○大門実紀史君 消費税はまた来年本格的に議論になると思います。  今回、政府税調が、例の論点整理のときにいろいろサラリーマン増税出したことが大議論になっておりました。私、あのとき思い出していたんですけれども、大体、前回の配偶者特別控除の縮小、廃止のときに、ここで塩川大臣が座って...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございます。  そういうことで、とにかく前と違って今は欧米諸国に比べて低くなっていると。今現在が低くなっていると。これ、これから先の話でございますけれども、資料の二枚目ですが、政府税調でいろんな控除の見直しというのが議論されております。もちろん、言われ...全文を見る
○大門実紀史君 このとき私も議論した記憶がございますけれども、要するに、もっと市場の活性化も含めて投資を呼び込もうということもあったわけですね。  これは財務省が九月の一日ですか、発表された資料によりますと、この配当課税は今税収が最高の状況になっていると。物すごい伸びているわけ...全文を見る
○大門実紀史君 終わります。
12月19日第163回国会 参議院 決算委員会 閉会後第2号
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○委員以外の議員(大門実紀史君) わざわざ御指名いただきましてありがとうございます。  すべては団長の報告の中に書いてあるんですけれども、NGOとの関係で端的に申し上げますと、いろんな意見聞きましたけれども、要するに今のODAは、無償といえど形に残るものに援助する、建物だとか施...全文を見る