大門実紀史

だいもんみきし

比例代表選出
日本共産党
当選回数4回

大門実紀史の2006年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月02日第164回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○大門実紀史君 日本共産党の大門でございます。  ライブドア事件について、個人投資家保護の観点で質問をしたいと思います。  ライブドアの問題の特殊性というのは、個人株主が物すごく多いと、非常に多いということでございます。この三年で千五百人程度から二十二万人に物すごい急増したわ...全文を見る
○大門実紀史君 この間、こういう金融被害が後を絶たないわけでございますけれども、現在の証券市場は個人投資家の被害を防ぐという点で不十分な点が多々あるというふうに思いますし、例えば株式分割も、午前中話題になりましたけれども、イギリスではかなり厳しくなっています。で、許可制になってお...全文を見る
○大門実紀史君 そうすると、まだまだ改善すべき点があるということでよろしいですか。
○大門実紀史君 私、与謝野大臣には質問通告してないんですけども、総理に聞きたかったんですが、つまり、今回の問題でいろいろ明らかになって、改善すべき点があると。このことは全体として、株式分割だけではありません、いろいろな点があると思いますが、その点総理、どういうふうに、改革の方向は...全文を見る
○大門実紀史君 通告してなくて答えてもらえるんだったら、竹中大臣のお考えも聞きたいと思います。
○大門実紀史君 今回の事件は法のすき間と違法行為が重なっております。法のすき間の方の話をしているわけですが、そうすると、先ほど言いました被害者の方々は今の制度の不備によって被害を受けた部分もあると。つまり、政府の責任も、私は全部自己責任ではなくって政府の責任も一定あるんではないか...全文を見る
○大門実紀史君 またこの問題、あしたの集中的な審議でもやりたいと思いますが、要するに日本の野方図な規制緩和がこういう問題を生み出していると。アメリカの後追いをしていると言いますが、アメリカのような事後規制も罰則も監視機能もありません。ですから、そういう中で起きているということを、...全文を見る
○大門実紀史君 だって、そういうワンフレーズを活用されてきたのは総理自身じゃないんでしょうか。私がお聞きしているのは堀江氏のことで聞いているわけです。
○大門実紀史君 私は、まあその話はあれとして、個人投資家がなぜライブドアの株を買ったかと。それは先ほどの被害相談でいきますと、テレビに出ていたからと、上がるかと思ったと。テレビ朝日なんか、自民党の応援が社会的信用を与えたと答えた人がアンケートの五四%に上ると。  つまり、あのテ...全文を見る
○大門実紀史君 私、今日は個人投資家の被害の問題やっています。その人たちにも責任あるということになりますよ、私の申し上げているのは。
○大門実紀史君 いや、関係ありますよ。
○大門実紀史君 個人投資家はテレビを見て信用して、たくさん買ってきたと。そのマスコミに材料を与えるといいますか、堀江さん自身も自分で意識的にマスコミを使ったわけですけれども、選挙に出てくれという話があったのかとありますけれども、意向を聞いたというのがありますけれども、いずれにせよ...全文を見る
○大門実紀史君 聞いたことに答えてもらってくれますかね。時間ないんです。答えて。  こういう議論は毎回ずっとしてきましたけれども、もうむなしさだけでございます。  総理はこういうことを言われていますね。法を犯した人間を応援したということは、結果的に見て、法を犯したことを知らな...全文を見る
○大門実紀史君 この問題は法整備の問題がありますので、引き続き指摘していきたいと思います。  ありがとうございました。
02月03日第164回国会 参議院 財政金融委員会 第1号
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○大門実紀史君 日本共産党の大門でございます。  与謝野大臣とは既に昨日初質問という形になりましたけども、これから短い間かも分かりませんが、よろしくお願いしたいというふうに思います。  ライブドア問題で、もう午前中の田村耕太郎先生の質問に尽きる気分でございますけども、幾つか付...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございます。  昨日、予算委員会でも少し触れましたけども、ライブドアの株は異常な特異性を持っておりまして、個人投資家があの急上昇も支えてきたと。つまり、急激な数が増えたわけですね。三年前に千五百人だったのが今二十二万人でしたからね。こんなのは異常なわけ...全文を見る
○大門実紀史君 やっぱりそうなると基本的な仕組みにもかかわるのかという気もいたしますけど。  ちょっと気になるのは、監視を始めたのが平成十五年の秋、着手したのが去年の九月ごろというお話でございますと、要するにあれですね、ライブドアが最初に百分割をしたころから監視を始めて、今年の...全文を見る
○大門実紀史君 株式分割の、若干そもそも論でございますけれども、この間話題になっているのは、株券ができ上がるまでの間に需要と供給だけで上がって、それをねらってとかありますが、そもそも株式分割、イギリスが株式分割を厳しくしているのは理由があります。そういう株券の出るまでの間高騰する...全文を見る
○大門実紀史君 もう時間が少なくなりましたので申し上げませんが、明確に日本と違う規制がございますので、その大本は、大本はさっき言ったようにカンパニーの在り方ですよね。企業の在り方そのものをきちっとしろというところから生まれていて、その安易な株主に利益をもたらすためのことをやらせな...全文を見る
02月08日第164回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第1号
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○大門実紀史君 日本共産党の大門でございます。  今日は刺激的な御意見をたくさんお聞きいたしました。ありがとうございます。  坂元参考人にまずお聞きしたいんですけれども、限定的な集団的自衛権をまずやったらどうかという御提案ありましたけれども、この間のいろんなのを見ていますと、...全文を見る
02月15日第164回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第2号
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○大門実紀史君 日本共産党の大門でございます。貴重な御意見、ありがとうございます。  最初に、藤原参考人にお伺いしたいんですけれども、先ほどの巻き込まれの恐怖と置き去りの恐怖というのは大変面白く、すとんと胸に落ちて分かるものがありました。  韓国とアメリカとの関係がどうなって...全文を見る
02月22日第164回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第3号
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○大門実紀史君 日本共産党の大門でございます。  貴重な御意見ありがとうございます。  まず、小川先生にお伺いいたしますけれども、何で東アジアなんだという話がよく出るわけですけど、今日の先生御指摘のとおり、私はやっぱり東アジア共同体というのは、あの九七年の通貨危機が、その前か...全文を見る
○大門実紀史君 私、理事懇で、一度民間の企業の方の話も聞くべきではないかという提案をしたもんですから、経済産業省のレクみたいなんじゃなくて、民間の、東亜キャピタルとしてどう考えておられるかとか、民間企業が今どう考えておるかというふうなところでもうちょっと少し聞かしてもらえればと思...全文を見る
02月23日第164回国会 参議院 財政金融委員会 第4号
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○大門実紀史君 大門でございます。  お疲れさまでございます。もういろいろ議論がありましたので、多くをお聞きするつもりはございません、総裁の御答弁によっては早めに終わるということも思っておりますけれども。  行き過ぎの超、超が二つ付くぐらいの量的緩和でございましたから、解除す...全文を見る
○大門実紀史君 ですから、そういうふうに言われると早く終わるわけにはいかなくなるんですけれども。  実は、この委員会で本当に大変な議論があったわけです、速水さんのころからですね。もう忘れもしませんけれども、今日は与党の皆さんみんな紳士的ですけれども、当時はもう日銀総裁を、もう私...全文を見る
○大門実紀史君 細かく触れませんが、私も何回もこの問題質問していきますので、先ほど福井総裁、同僚議員のときに、三十五という数字そのものには意味がないんだとおっしゃったという意味のことを私言っているわけでございまして、それはそのときいろいろあってといったら、今振り返ったらそうですよ...全文を見る
○大門実紀史君 私、そんなこと聞いているんじゃないんですよ。こういうことが異常じゃないかということをすぱっと聞いているわけですから。  例えば、金銭の信託は先ほど言いました銀行株の保有ですけれども、これももう二兆円近くなっていると。これ、しかも平成十九年まで持って、それから十年...全文を見る
○大門実紀史君 いや、私申し上げているのは、こういう負の遺産を抱えるような政策であったということですよね、ここまでね。しかも、ここまでですよ、規模がね。規模がここまで、国債の倍になっているわけですね、倍近くになっているわけですね。  そういうことを申し上げているわけで、一個一個...全文を見る
○大門実紀史君 もう申し上げたいこと終わりましたんで。要するにですね、教訓としては、国債消化策とか株価対策として日本銀行が使われるべきでないと、こんなことは二度とあってはならないということを申し上げて、ちょっと早いですけれども、私の質問を終わります。
03月01日第164回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第4号
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○大門実紀史君 本日はありがとうございます。大門でございます。  両参考人に一点ずつ、もう簡潔にお伺いしたいと思います。  稲田参考人には、世界銀行の動きですけれども、新総裁でウォルフォウィッツさんか、ウォルフォウィッツさんですね、なりましたですけれども、彼はネオコンと言われ...全文を見る
03月08日第164回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第2号
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○大門実紀史君 大門でございます。  原田参考人、今日は大変御苦労さまでございます。また、日ごろの御努力にも感謝を申し上げたいというふうに思います。  いろいろお聞きしたいことございますけれども、時間短いので、また最初の議論ということがありますので、そもそも論を一つだけお聞き...全文を見る
○大門実紀史君 大門でございます。  先ほど、原田参考人から、各省庁がODAについてよく知らないというお話がございましたし、また、藤末委員からは各省庁がばらばらだという指摘もありました。私もそう思います。藤末私案が実現したらいいなと思っておりますけれども。ともかく、ODAと日本...全文を見る
○大門実紀史君 この研究所については既に日本が技術協力もしております。  私、文科省のプログラムで、特にインド、タイと地続きでございます。発生は時間の問題と言われて、インドの国としても鳥インフルエンザ対策に力を入れると。海外の研究拠点という点では、私はこの研究所、せっかく日本が...全文を見る
○大門実紀史君 あらかじめ申し上げておきますけれども、私、この研究所と別に特別な関係はございません。ODAとの関係を見ると、こういうところこそ活用してこそODAが役に立つという話になると思いましたんで御提案をしています。おっしゃっていただいたように、情報収集とか、対象として是非検...全文を見る
03月10日第164回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○大門実紀史君 日本共産党の大門でございます。  私は、今日は税と格差の問題を質問しようと思っておりましたけれども、質問いたしますけれども、用意していた質問の半分ぐらい若林先生がもうおやりになりましたんで、だからというわけではありませんけど、先ほどから量的緩和のやり取りが続いて...全文を見る
○大門実紀史君 これぐらいにしておきますけれども、要するに、与謝野大臣は日銀の独立性を大事にされる方だというふうにお聞きしておりますので、私と一致すると思いますので、今後のことはきちっと、協力関係といっても、セーブするものはセーブしていただきたいというふうに思います。  本題に...全文を見る
○大門実紀史君 データというのは、もちろん完全なデータというのは存在しないわけでございまして、いろんなある指標なりデータを基に議論をして分析をして政策を打っていくしかないわけでございますから、そういう点でお聞きしたわけでございますけれども。  資料二はもう若林さんからありました...全文を見る
○大門実紀史君 それはここには付けておりませんけれども、先ほど若林さんが言われた税制の刻み方によってそういうふうになっているわけでございます。  ですから、日本はこの三国の中でも、特にアメリカの改善度でいきますと、アメリカの十三分の一、先ほど、ドイツのことはここに資料ありません...全文を見る
○大門実紀史君 もう一つ、ほかの三国と日米英の違いがどこから生まれるのかを資料四に付けておりました。  当然、当初所得における格差と、それと再分配後の格差と、こう二種類あるわけですが、この当初所得における格差の是正にその国が取り組んでいるのかいないのかということが非常に重要でご...全文を見る
○大門実紀史君 終わります。
03月15日第164回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○大門実紀史君 日本共産党の大門でございます。  今日は、午前午後を通じて、サラ金、クレジットの高金利、高過ぎる金利について取り上げたいと思います。  この間、多重債務、自己破産あるいは自殺ということで、やみ金だけではなくてサラ金、クレジット被害の問題も社会問題化しているとこ...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございます。  与謝野大臣に伺いますけれども、なぜ日本にこういうグレーゾーンが今まで存在してきたのか、どういうふうに思われますか。
○大門実紀史君 もう少しリアルな経過、調べてみましたので申し上げますと、いわゆる八三年のサラ金二法ですね、貸金業規制法と出資法が成立したときですけれども、これは当時から議員立法でございました。この議員立法の提案者の大原一三議員がこういうふうに国会でも発言されています。これは初めて...全文を見る
○大門実紀史君 御存じなければお教えしますけども、一九六四年に、あるいは六八年に最高裁判決が出ておりました。つまり、もう利息制限法以上は駄目だよ、民事上駄目だよという明確なすぱっとした判決が出ていたんです。で、業界団体はそれでは困るということで、適用を除外してくれと、登録したら適...全文を見る
○大門実紀史君 私は、議員立法一般を否定するわけではございません。活性化すべきだと思いますが、こういう議員立法はちょっと問題ではないかと思って質問しているわけですけども。  今おっしゃいましたんで聞きますけども、そうしたら、早い話、今回も最高裁判決が出てグレーゾーンを撤廃する方...全文を見る
○大門実紀史君 せっかくいろいろ申し上げたのにお分かりになっていないようでございますけども、続きは午後の第二ラウンドでやりたいというふうに思います。  ありがとうございました。
○大門実紀史君 日本共産党の大門実紀史でございます。簡潔な答弁をお願いしたいと思います。  午前中に続いて、サラ金、クレジットあるいは銀行カードの高過ぎる利息、高金利の問題を取り上げたいと思います。  多重債務や異常な高金利による自己破産、自殺というのがマスコミでも取り上げら...全文を見る
○大門実紀史君 今お話ありましたグレーゾーンということが許されてきたからでございます。  グレーゾーンという仕組みを簡単に説明いたします。  今、出資法の上限金利は二九・二%です。利息制限法の上限金利が、借りる額によって変わりますが、一五%から二〇%でございます。この間をグレ...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございます。これからこういう広告がなくなればいいというふうに思います。  この最高裁の判決を受けて、グレーゾーンの見直しが、法改正が求められることになってまいりました。この法改正は議員立法で提案することになるようでございます。私、議員立法一般は国会議員...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございました。終わります。
03月16日第164回国会 参議院 財政金融委員会 第7号
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○大門実紀史君 大門でございます。  昨日、予算委員会で午前午後とも貸金業、サラ金、クレジット問題取り上げましたけれども、今日もお二人からございましたけれども、ちょっとしつこいようですけど、もう一回この問題を私、取り上げさせていただきたいというふうに思います。  まず、昨日の...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございます。  業界ばかり気にする議員がいる中で、マスコミの関係者が言っておりましたが、さすが大物政治家だというふうに言っておりましたし、与謝野さんの名前が総理候補になぜ出ないのかと、私が言っているわけではございませんですけれどもね、そういうことまで言...全文を見る
○大門実紀史君 もう一つ意見書が出ていると思います。二〇〇四年十一月ですね、〇四年十一月には、先ほど言いました二つの、強い要望の二つ目ですけれども、貸金業法十七条書面、十八条書面、つまりお金を借りたときに交付する書面と返してもらったときに交付する書面ですね、この書面のIT書面一括...全文を見る
○大門実紀史君 こういうアメリカの要望というのは、金融庁として、これは議員立法でございましたけれども、どういうふうに当時受け止められていたんでしょうか。
○大門実紀史君 私は、このさすがのアメリカの要望でも、出資法の金利を引き下げるとか、それはもう日本の中で全然あり得ないと思いますが、そのもう一つの要望でありますIT書面一括法の方ですけれども、これも今現在も強い貸金業界の要望になっておりますけれども、これはそもそも、二〇〇一年四月...全文を見る
○大門実紀史君 そういうことですね。契約をめぐるトラブルが現に多発するなど書面の代替が困難なものを外すという趣旨がございます。  こういう点でいきますと、これは金融庁のお考え、お聞きすればいいわけですけれども、お聞きしたいわけですが、もう今回も取り上げられているように、トラブル...全文を見る
○大門実紀史君 いや、議論を深めるんじゃなくて、懇談会の議論じゃなくて、金融庁のお考えを聞いているわけでございます。
○大門実紀史君 いや、繰り返さなくていいんですよ。はっきりしているわけですね、IT書面一括法の適用を除外された理由が。で、トラブルは減っていないと。金融庁としての考え方をきちっと今段階で聞いているわけで、懇談会が金融庁のすべての、それじゃあれですか、政策決めるんですか。懇談会が出...全文を見る
○大門実紀史君 質問したことと違うんですけれども、じゃ、次へいきます。  恐らく、一言申し上げれば、IT書面一括法を適用されるときはみなし弁済がなくなったとき以外はあり得ないと、最高裁判決を顧みますと、それ以外はあり得ないというふうに思いますので、ということです。  もう時間...全文を見る
○大門実紀史君 まだあれですか、そのもっと詳しい発生の原因とか金利がどうなっているかとか、そういうことまでは、そういうことも幾つかお調べになったんですか。
○大門実紀史君 そうしたら、逆にドイツ、フランスですが、これは調査行かれたわけじゃないと思いますが、資料あると思いますんで、ドイツ、フランスについて、この二つの国では上限金利がどういうふうになっているか教えてもらえますか。
○大門実紀史君 ドイツ、フランスの最新の上限金利というのはお分かりですか。
○大門実紀史君 日本は市場金利の方はドイツ、フランスに比べて低いのに、ドイツ、フランスはこの上限金利は一〇%前後日本よりも低いわけですね。大体、ドイツが一八パーぐらいですかね、フランスが二〇パーぐらいですね、一九・六七ですからね。日本が二九%ですから、一〇%前後低いわけでございま...全文を見る
03月16日第164回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
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○大門実紀史君 大門でございます。本日はありがとうございます。  最初に土居先生にお伺いしたいと思いますけれども、歳出削減が先か消費税増税が先かというのは不毛な議論だというふうに先生、無用な対立ですか、おっしゃっております。私もそれだけ言えばそのとおりだと思いますが、私はこの議...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございました。  橘木先生には、もういろいろ格差の問題ありましたけれども、国会でも正確な格差の議論がされてるわけではなくって、いろんな、ちょっと私から言わせると勘違いも結構議論されているんじゃないかと思いますが、いずれにせよ、国会の議論でみんなが共通し...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございます。  この格差が広がってきているのは、大ざっぱに言えば競争原理で競争社会が強まってきていると。これはもう少し言いますと、構造改革と格差が拡大している関係ですけれども、これは大した話じゃなくて、竹中さんと私、何度も議論しておりますけれども、新自...全文を見る
○大門実紀史君 もう終わってもいいんですけれども。聞きたいことはもうなくなりましたので、終わります。  ありがとうございました。
○大門実紀史君 大門でございます。  もう既にいろいろ御質問ありましたし、予定の時間が大分オーバーしておりますので、早めに終わってもよろしいですか。  じゃ、鈴木先生に一つだけずばりお聞きして、中川先生、大変興味深く話聞きましたけれども、御本をじっくり読ましていただきますので...全文を見る
○大門実紀史君 全く意気投合いたしました。ありがとうございました。
03月22日第164回国会 参議院 財政金融委員会 第8号
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○大門実紀史君 大門でございます。  去年の十月にこの委員会で、三井住友銀行が取引先の中小企業に対して、融資と引換えというふうな、優越的地位を利用して金利スワップなどの金融商品を押し付けている問題を取り上げまして、公正取引委員会の厳格な検査と金融庁の対応を求めたところでございま...全文を見る
○大門実紀史君 御苦労さまでした。大手の都市銀行がこういう不正取引で法的措置を受けるのは半世紀ぶりということで、もう異例な事態になっているわけですけれども、金融庁は監督官庁として三井住友にどういうふうな対応をされていますか。
○大門実紀史君 三井住友の中で今社内調査が行われているというふうに聞きましたが、その辺はいかがですか。
○大門実紀史君 いや、私はレクのときに社内調査やっているということを聞きましたんで、そんなに個別の話じゃなくて、これだけの事態が起きたわけですからね、社内調査やっているということは金融庁からお聞きをしたわけでございます。  ただ、私たちは独自にこの三井住友問題、前回もそうですが...全文を見る
○大門実紀史君 是非、厳格にこういう、反省が足りないですね、事態の重みを分かってない調査を、いい加減な調査やってますんで、厳しくしてもらいたいと思います。  この三井住友は、この前も与謝野大臣がサラ金と一緒に広告出しているということで、かつての一流銀行としては不愉快なというふう...全文を見る
○大門実紀史君 当然、これは重い行政処分が出てくる内容だと思います。そのときに、郵政公社の初代社長が当時の責任者だったということが道義的にも問われなくて済むのかという問題になると思います。  いずれにせよ、金融庁の厳格な報告に基づく処分と、後の対応になりますから、必要があれば西...全文を見る
○大門実紀史君 大門でございます。  今日は質問の順番を替えていただいてありがとうございます。あしたの特別委員会の関係で順番を替えていただいてありがとうございます。  最初に、同族会社の役員報酬について質問をいたしますけども、先ほども櫻井さんからございましたし、この前は自民党...全文を見る
○大門実紀史君 議論がいろいろあったのは私も承知していますが、こういう案になると、具体的にこういう案だというのは、谷垣大臣自身も去年の夏から聞いていたわけではないというふうに──聞いておられました。
○大門実紀史君 とにかく現場では大変唐突な提案でなっているわけですけども、そもそも論なんですけど、幾つかもう、そもそも論、そもそもそれが分からないというところがございますんでお聞きしたいと思いますが、まずこれ、経費の二重控除をなくすんだという話でございますけども、何が、二重控除し...全文を見る
○大門実紀史君 そこのところは一番よく分からないんですけど、オーナーの役員報酬というのは法人としての経費ですよね。その法人としての経費とオーナーの給与所得控除、つまりオーナー自身の経費とが、それが二重に控除されていると、こういうことですか。
○大門実紀史君 幾らこうやったってよく分からないんですけども、いや、要するに二重に控除しているというのはこういうことではないんですか。法人において、法人としてもう払われた経費ですよね、役員報酬ですね。それで、法人としての経費だと。で、この図を見て、財務省の図を見ていると、どうもそ...全文を見る
○大門実紀史君 いや、皆さんの説明に二重控除ってはっきり書いてあるから。それでこの図を見ると、どう見たって給与所得控除部分はダブって引くことになると。ダブってませんよと私言いたいわけですね。経費という考え方でいくとね。だから、おかしいんじゃないかという指摘をしているわけでございま...全文を見る
○大門実紀史君 いや、もうその提案の理由を何度も言わなくていいんですよ。そもそも論を聞いているわけです。  同族会社と同族以外の会社の役員給与は法人税法上の経費性としては何の違いもないということは明らかですよね。どうしてここだけ問題にするのかと。そうすると、政策的に何か今度会社...全文を見る
○大門実紀史君 今日はまだ時間あるからいいけども、聞いてないことを長々と答えないでもらえますかね。  大臣にそれじゃお聞きいたしますが、今回の目的とは違う人たちに掛かってしまうと。今局長言われたのを承知の上で計算をしてみると、八百万を超えて三千万の範囲で二分の一を超えると。しか...全文を見る
○大門実紀史君 私、この適用除外の、先ほど言われたのを、ややこしいですけど、具体的によく考えていくとこういうことですか。そうすると、その父ちゃん母ちゃんで、今回の措置にこの適用除外にならなくて当てはまる人たちがいるとしますね。います、実際にはね。その人たちも、この適用除外というの...全文を見る
○大門実紀史君 微妙なことを言われましたけれども。  そしたら、もう最初は、まあ前三年、決まってから前三年ですけど、やりようによって、そういう父ちゃん母ちゃんで一生懸命やっているところはいろいろな調整して適用除外になるように努力してくれと、そういうことですか。
○大門実紀史君 とにかく、何だかいい加減な話ばっかりでございます。  そもそも、どれぐらいのところが影響を受けるかという話で、大臣は一生懸命、東京税理士会の数字とかは根拠がないと言われますけれども、じゃ財務省が出した数字がそんな根拠があるのかと私言いたいわけでございます。  ...全文を見る
○大門実紀史君 私は、急いでやられたからこういう取りあえずの、信頼できるとか言われますけれども、ある数字で出されているとしか考えられないんですね。  じゃ、その適用除外になるのを除いて、適用されるのは一割だという、一割という根拠は何なんですか。
○大門実紀史君 例えば、何と何を割って、何と何を足したら〇・一という数字になるか、示してください。その数字で示してください。
○大門実紀史君 一個一個言いませんけれども、かなり腰だめの数字だと思います。その同族会社の比率だとか何かとか、結局分からないわけですよ、今の段階では、やってみないと。うなずいておられますけれども、やってみなきゃ分からないということですか。──いいです、いいです、もう。  もう一...全文を見る
○大門実紀史君 私は、こういう研究開発を促進することは何も反対ではございません。税が苦しい中で、税収が苦しい中でどこから取るかという観点でいくと、中小企業だとかさっきの話だとか定率減税の廃止だとか、そういうことをやりながら、ここだけどうしてこうなのかなという疑問を感じているからで...全文を見る
○大門実紀史君 申し上げたいのは、私の兄も大企業の研究開発に携わっておりますけれども、高度成長のときと違って、このグローバル化の中でこういう、何といいますか、政策的なものはなくてももう生き残るためにみんなやっているわけで、これは後追いで減税してあげているようなところがありまして、...全文を見る
03月23日第164回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第3号
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○大門実紀史君 大門でございます。  インドのODA調査踏まえて、具体的な問題で質問したいと思います。  草の根無償資金協力のことでNGOの方々から要望を聞いてまいりました。この草の根無償資金協力について簡単にちょっと説明をしてくれますか、外務省の方で。
○大門実紀史君 ありがとうございます。  麻生大臣にお聞きしたいんですけれども、このODAの中でNGOが果たす役割というのは私大変大きなものがあるというふうに、中国でもインドでもアフリカでも見てまいりましたけど、大臣、どういうふうにお考えか、一言お聞かせいただきたいと思います。
○大門実紀史君 ありがとうございます。  そういうNGOの方々からいろんな御意見を聞きまして、そのままこの委員会で取り上げて、大臣のお考えを聞きたいと思います。  今申し上げた草の根の無償資金協力というのは、保健医療とか基礎教育とか民生、環境分野というところで、病棟を建設する...全文を見る
○大門実紀史君 じゃ、今後そういうことも検討に入れてもらえるということで、大変な前進だと、現地の方々、喜ばれると思います。  そうすると、もう質問することがなくなってしまったわけですけれども、せっかくですから、私、ODA二つ、中国、インドへ行って、あとアフリカも行って、一つ感じ...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございました。終わります。
03月24日第164回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○大門実紀史君 日本共産党の大門でございます。  この予算委員会で何度も非正規雇用の問題が取り上げられてまいりましたけれども、その非正規雇用の中で違法派遣、偽装請負あるいは不当労働行為がまた急増をしているという問題を取り上げたいと思いますが、もう結論から申し上げますと、その元凶...全文を見る
○大門実紀史君 今ございましたシースタイルですけれども、これは事業停止命令というのは、過去に一件しかない非常に厳しい措置を受けたわけでございます。  なぜかといいますと、これを実際に違法行為を行ったのは、このシースタイルに吸収されたクリスタルプロダクツという会社なんです。この会...全文を見る
○大門実紀史君 この事件は、私、去年の予算委員会、ここで取り上げたんですけれども、これ偽装請負だったんじゃないですか。そういう指摘をしましたけど、どうですか。
○大門実紀史君 このクリスタルは全国でいろんな名前の子会社がありますけれども、処分だけではなくて行政指導を含めると大変な数の問題を起こしております。私、現場は非常に頑張っていると思いますが、正に今日、今申し上げたのは、時間の関係で氷山の一角にすぎません。  私たちが調べている中...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございます。是非、本社にやってほしいと思います。  このクリスタルグループは脱税でも摘発されておりまして、大阪国税局でございますけれども、十七億八千万の申告漏れがございました。これ本拠地京都なんですけれども、私も京都生まれでございますけれども、本当に京...全文を見る
○大門実紀史君 これもコンプライアンスが全く欠如した企業だから起こしていることだということを指摘しておきたいと思います。  二階大臣、わざわざ来ていただいてありがとうございます。  実は、大企業の製造現場にほとんどこのクリスタルグループが入っております。製造業全体にとってこう...全文を見る
○大門実紀史君 どうもありがとうございました。  終わります。
03月27日第164回国会 参議院 財政金融委員会 第10号
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○大門実紀史君 三法案について、反対の立場で討論を行います。  理由を簡潔に述べます。  最初に、公債特例法案についてです。  反対の理由は、歳出歳入構造に抜本的なメスを入れず巨額な国債発行を継続しようとしていることです。さらに、年金事務費の保険料流用の特例措置が継続されて...全文を見る
03月28日第164回国会 参議院 財政金融委員会 第11号
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○大門実紀史君 大門です。今回、関税定率法の改正は我が党賛成でございます。ずっと反対をしてきましたけど、歴史的に賛成に今日は回ります。  今、農業のお話ありまして、私も思うこと一杯ありまして本当は議論に参加したいんですけれども、まあ別の機会にしたいと思いますが、今回のマレーシア...全文を見る
○大門実紀史君 熱帯果実について若干心配な声が出ていますが、いかがですか。
○大門実紀史君 ありがとうございました。  例えば、沖縄でマンゴーを生産していますけれども、沖縄のマンゴーとマレーシアのマンゴーというのはもう種類が違って、沖縄のマンゴーは高級品といいますか、差別化しているわけですよね。関税ゼロでもそういう差別化戦略を取ったものは日本の中で競争...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございます。  この問題は今後、今話題になっておりますけれども、中国とのODA考える上でも重要になってくるんではないかと思います。その中国の問題で、今いろんな議論がありますけれども、谷垣大臣のお考えを、この前中国行ってらっしゃいましたんで、それも含めて...全文を見る
○大門実紀史君 今おっしゃいました〇五年度の円借款の先送りといいますか延期といいますか見送りについて、金部長から遺憾の意というか、そういうのがあったわけですね。  それは、先ほど言った全体の流れは、方向はそうなっている、ほぼ合意している中に、急に先送りされたということに対しては...全文を見る
○大門実紀史君 今回、その円借款が年度内閣議決定見送られたというその背景でございますけれども、この間の日中関係のいろんな問題があって与党の皆さんからも強い意見が出たということなんですが、割と、言ってしまえば、実務的なものではなくって、政治的な判断で先送りになったというふうに思いま...全文を見る
○大門実紀史君 そうすると、外務省が判断といいますか、与党の中の、与党といっても公明党さんは違う意見があったようでございますけれども、そういう、今回延期をしたと、閣議決定を見送ったということの政治的な効果といいますか、向こう側は余りインパクトとしてとらえていないということでござい...全文を見る
○大門実紀史君 ちょっとしつこいようですけれども、今、ただでさえ日中関係冷えておりますけれども、この延期そのものが更にちょっと雲行きを怪しくするといいますか、関係改善を遠のかせることになったというふうなことなんでしょうか。
○大門実紀史君 私は、去年、中国のODA視察行って、在り方そのものはこのままでいいのかといういろいろ問題意識を持っているんです。  ですから、全体として、円借款が、向こうの合意の上で数年間でゼロにしていくというのは妥当だというふうに思うわけですが、そういう流れが国同士であるとき...全文を見る
03月30日第164回国会 参議院 財政金融委員会 第12号
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○大門実紀史君 日本共産党、大門でございます。  今回の法案については尾立さんの方からもう論点出尽くしていると思いますけれども、一点だけ確認をしたいと、確認の意味で質問をしたいと思います。  大変重要な役割を果たしてきた研究所だと思います。私の本家、実家も大阪の北河内で造り酒...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございました。  あと幾つか心配ありますけれども、質問がダブってしまいますので、残った時間といいますか、あとは政策投資銀行問題を取り上げさせていただきたいと思います。  私、〇二年の十一月の予算委員会と財政金融委員会で、政策投資銀行が出資しております...全文を見る
○大門実紀史君 政策投資銀行のお金というのは、元をただせば国民のお金でございます。国民があの番組を見て、恐らく政策投資銀行が四十億出資しているとはだれも知らないでしょう、ほとんどの方は。あの番組見て、あんなところに四十億も私たちの、元をただせば自分たちのお金が、国民のお金が出され...全文を見る
○大門実紀史君 安く買って高く売るんですよ。そういうものなんですよ。そんなのは当たり前のことなんです。それを責めているわけじゃないんです。四十億、国策として何でこんなところに出資したかをお聞きしているわけです。  先ほど、何か案件に該当しているとか言われましたけれども、そんなこ...全文を見る
○大門実紀史君 小村総裁、私の方を向いて答弁していただけますか。  もうそんな話じゃないんでございますよ。あのね、そんなことをおっしゃるんだったら、こちらも細かい話しなきゃいけないんだけれども。  その出資した四十億円がどの案件に投資されてですよ、それは政策投資銀行の四十億は...全文を見る
○大門実紀史君 済みません、じゃ一言だけ。  守秘義務の問題じゃないんです。そんなものないんですよ。そんな契約してないんです。やれっこないんです、五百億の四十億だけ、一個一個この案件にだけ出しましたなんてできっこないわけでございますから、今日は、この問題、もう三年前からやってお...全文を見る
04月05日第164回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第5号
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○大門実紀史君 今日はどうも御苦労さまでございます。  納家参考人には二つお聞きしたいと思います。  一つ、レジュメの中の①に九・一一事件の謀議というのがございましたけれども、これは飛ばされたのか聞き漏らしたのか分かりませんが、ちょっとどういう内容か教えてもらいたいというふう...全文を見る
04月12日第164回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第4号
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○大門実紀史君 わざわざ御指名いただきまして。  私が熱心だったのは違う部分なんですけど、感じた一つのテーマで、どういうふうに現地の人たちに日本のODAが理解されているかというか、分かられているかという点では、JBICとかJICAという看板はあるんですけども、ジャパンというのが...全文を見る
○大門実紀史君 私も、ずっとその貧富の格差が広がっている国で、日本がODAを貧困解消のためにただやるのはどうなのかという問題意識でずっと中国もインドもアフリカでも見てきましたけれども、インドでいえば、カースト制度そのものよりも、アンタッチャブルといいますか、カースト制度の外側にい...全文を見る
○大門実紀史君 じゃ、やっと質問をさせていただきます。  改めて、御報告ありがとうございました。浮島先生、わざわざ今日はありがとうございます。できれば浮島先生とエジプトへ行きたかったなと、田村先生も同じ考えだと思いますけれども、思ったぐらいきちっとした報告をありがとうございまし...全文を見る
04月19日第164回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第6号
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○大門実紀史君 今までの参考人質疑踏まえて、私も東アジア共同体のこれからの方向について絞って意見を述べたいと思います。  東アジア共同体はこの調査会で二年にわたり議論がされてまいりましたけども、いろんな議論がありまして、APECだけでいいんじゃないかと、東アジア共同体そのものが...全文を見る
04月20日第164回国会 参議院 財政金融委員会 第14号
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○大門実紀史君 大門でございます。  国有地に関連して一点、具体的な問題で質問をさせていただきます。埼玉県の朝霞市のキャンプ跡地について質問いたします。  今地元では国の公務員住宅の移転が大変な問題になっているところでございますが、若干経過を少しだけ申し上げますと、二〇〇三年...全文を見る
○大門実紀史君 そういう説明は要らないから。
○大門実紀史君 ありがとうございます。いろいろ混乱が整理されたというふうに思いますので、地元の皆さんのじっくりと判断を待っていただきたいと思います。  今回の法案について意見と態度だけ明らかにしておきたいと思いますけれども、国有財産の有効利用、あるいは財政に寄与するために売却す...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございます。  そのあした中間まとめが出る懇談会について、これは出る前に大臣がいろいろかえっておっしゃりにくいでしょうから、分かっているんですけれども。これも私は、何といいますか、長年のこのサラ金問題に取り組んできた現場の弁護士さんたちとかいろんな団体...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございます。  明日の出てくるものは非常に期待されると思います。  中間整理でございますけれども、出た後の話ですけれども、結局これは議員立法になるのかというところでございますけれども、もちろん経過があって議員立法というふうになりがちなんですけれども、...全文を見る
○大門実紀史君 出資法はそうですけれども、貸金業法もかかわりますから、金融庁の所管の部分もございますので、そういうことも視野に入れていただければと思います。  最後にお聞きしたいのは、いずれにせよ、これ引き下げていくという流れになると思います。私、この機会にちょっと大きな、大き...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございます。とにかく、これからの公的生活資金といいますか、福祉的なそういうものが求められている時代に入ってきているというふうに思いますので、是非そういうことも含めて今後御検討をお願いしたいと思います。  今日はありがとうございました。終わります。
05月08日第164回国会 参議院 行政改革に関する特別委員会 第4号
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○大門実紀史君 大門でございます。  今日は、今回の行革推進法の眼目であります官から民について、そもそも何なのかということも含めて質問をしたいと思いますけれども、この間の耐震偽装事件あるいはライブドア問題を見ても、もうかれば何でもありと、いわゆる利益至上主義に陥って社会的役割と...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございます。  西川さんに来ていただきました。先ほど言いました、我が党はこの問題、前から現場を歩いて調査をしてまいりましたけれども、大変生々しいいろんな事実をつかんでおりますが、例えば中小企業の社長が、想定元本、最初は二億円の期間五年で年間三百万円の支...全文を見る
○大門実紀史君 被害者の方々に当時の最高責任者として言うことは何もないんですかと、それを聞いているわけです。あなたの言葉を聞いているわけです。
○大門実紀史君 じゃ、ちょっと事実関係幾つかお聞きしてからまた言葉をもらいたいと思うんですけれども、あなたは今おっしゃったように、今まで責任問われて、つまりコンプライアンスについては責任者を設けてやっていたと、やっていたつもりだと。しかし、結果的にそうならなかったという指摘で行政...全文を見る
○大門実紀史君 知らなかったとしたら、竹中さんが言うように本当に経営者として有能なのかどうか、私は疑うところでございますけれども。  ただ、幾ら知らないといっても最終責任はあなたにあったわけです。あなたにあるわけです、今でも。知らないだけでは被害者の方は納得しないというふうに思...全文を見る
○大門実紀史君 私は今日、西川さん、何らかの責任を取ることを今検討しているとでもおっしゃるのかと思っていましたけれども、そうすると一切自分には責任がないというお立場ですか。
○大門実紀史君 そうすると、具体的には今、三井住友の中であなたの役員報酬を返還してもらうと、さかのぼって返還してもらうということが検討されていますが、そういう具体的なものが三井住友から出ればお受けになるということですか。
○大門実紀史君 私はこの問題、そういうことで済まされるのかどうか。  私、明治安田生命の保険金不払も取り上げてまいりました。結果が出ました。金融庁が頑張られてきちっとした処分をされました。社長は辞任をされて、生命保険協会の会長に内定をしていたのも退かれました。この間の大手銀行の...全文を見る
○大門実紀史君 すごいですね、被害者に対する言葉の一言もない方が何を頑張ろうというんですか。  竹中大臣にお聞きしたいんですけれども、今の話と同じです。今回の事件が先に判明していたら、先に分かっていたら、日本郵政の社長に西川さんを推されたり、総務大臣が認可されているわけですから...全文を見る
○大門実紀史君 竹中さん言われた経営手腕というのは一体何ですか。ただもうける能力ですか。  おっしゃるとおり、西川さんのときに、与謝野大臣が非常に不満に思っていらっしゃいますが、サラ金と一緒にやり出すとか、もうけの方法はいろいろ考えられましたでしょう。当時は竹中さんが金融担当大...全文を見る
○大門実紀史君 私の質問に答えられないんですか。経営手腕というのはそういうものですかとずばりお聞きしたんですけれども、どうしてそういうこと、逃げられるのかな、きちっと答えてほしいんですよね。  もう時間が今日のところはなくなりましたので、今日はこれぐらいにしておきますけれども、...全文を見る
05月09日第164回国会 参議院 行政改革に関する特別委員会 第5号
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○大門実紀史君 日本共産党の大門でございます。今日はどうもありがとうございます。  どうも稲継参考人からお聞きすると山家参考人まで行かないみたいなので、私は山家さんの方から、逆の順番でお聞きしたいというふうに思います。  山家さんは、山家先生は小泉構造改革に大変厳しい批判をず...全文を見る
○大門実紀史君 どうもありがとうございます。  田中参考人にお聞きいたします。  公益法人について大変的確な御指摘をいただきまして、委員会の質疑でも田中参考人の御指摘の点そのまま質問にしたいぐらいいろいろ示唆に富む、私は今ちょうど田中参考人の論文を読ましていただいているところ...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございました。  次に、加藤参考人にお聞きいたします。先ほどニュー・パブリック・マネジメントの話が少しございましたけれども、日本ではこのNPMですね、ニュー・パブリック・マネジメントという考え方がまだ浸透まで行っていないと思いますが、一般化しているとい...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございました。  じゃ、稲継参考人にお聞きいたします。  私は、何でもかんでも官でやるべきだとか、また逆に何でも民間がやればいいというふうにも思いませんし、公務員が多ければいいということも思いません。効率化は重要だと思います。ただ心配なのは、この間の...全文を見る
○大門実紀史君 以上でお聞きしたいことは終わりましたんで、終わります。  ありがとうございました。
○大門実紀史君 今日はお忙しい中、ありがとうございます。  また駒場参考人の方からお聞きしていきたいというふうに思いますけれども、今公務員攻撃というのが、すさまじいバッシングといいますか、国会議員もバッシング受けておりますけれども、今はもう公務員と国会議員が受難の時代というぐら...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございます。  じゃ、佐伯参考人にお伺いいたします。中小企業金融、銀行の貸し渋り、貸しはがしの問題、私もずっと取り上げてまいりましたので、佐伯参考人の言われたのは非常に切実に、非常によく現場のこともイメージされる貴重な御意見だと思いますし、御要望だと思...全文を見る
○大門実紀史君 これから私も質問していきたいと思うんですが、ずっと金融機関問題やってきた人間としてあり得ないと。民営化された後、御希望のような銀行になることは、細かい資金調達の話とかいろいろありますけれども、結局は民間銀行はカルチャーが違うんです。しかも、この数年で大きく変化しち...全文を見る
○大門実紀史君 どうもありがとうございます。  御要望、御意見踏まえて国会で審議していきたいと思います。  樫谷参考人と穂坂参考人、共通して一つのことをお伺いしたいと思います。  誤解のないように申し上げておきますけれども、午前中も申し上げましたけれども、我が党は行政の効率...全文を見る
○大門実紀史君 そういう上で市場化テストを見ますと、駒場参考人に最後お聞きいたしますけれども、私、いろいろ調べていると、結局、地方の部分の市場化テストといいますか、部分も、結局全国展開の大企業がどんどん入ってきていると。何のことはない、民間の一定の一部の企業のもうけ話じゃないかと...全文を見る
○大門実紀史君 終わります。  ありがとうございました。
05月15日第164回国会 参議院 決算委員会 第10号
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○大門実紀史君 大門でございます。よろしくお願いいたします。  私、この間、サラ金の高金利、グレーゾーンの問題を予算委員会や当該委員会で取り上げてまいりましたけれども、この問題は消費者金融だけではございませんで、信販会社、クレジット会社もかかわる問題でございます。クレジット、信...全文を見る
○大門実紀史君 そういうことでございますけれども、大臣が御存じかどうかちょっとお聞きしたかったんですが。  今焦点になっておりますんで、今裁判になっている事例で分かりやすい事例で言いますと、やっぱり高齢者がねらわれているわけでございまして、今裁判になっているやつでいきますと、お...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございます。  ちょっと具体的な話で聞きたいんですけれども、そもそも何でこういう悪質業者をクレジット会社が簡単に加盟店にしてしまうのかと、そこに疑問があるわけですけれども、そういう加盟店をちゃんと管理するようにという通達は経済産業省がもう過去六回、プラ...全文を見る
○大門実紀史君 今日は時間が少ないので議論いたしませんけれども、もうその段階では事件が防げないと。ですから、今、懇談会、産業構造審議会ですか、議論されていると思いますが、法的な明文化、先ほど申し上げたような点が必要になってくるんじゃないかということを指摘だけしておきたいと思います...全文を見る
○大門実紀史君 どうもありがとうございます。  今日、後藤田政務官にお忙しい中わざわざ来ていただきました。今、野党から一番人気のある政務官というふうに引っ張りだこのようでございますけれども、野上さんも頑張っておられますけれども、分かっておりますけれども。  私は予算委員会で小...全文を見る
○大門実紀史君 いろんな問題の中に過剰与信という問題がございます。今日は決算委員会で、経済産業、金融庁の後藤田さん、両方で来ていただいていますけれども、私、金銭の貸付けは貸金業法、物品といいますかクレジットは割賦販売法というふうになっているわけですが、先ほど言いました多重債務を考...全文を見る
○大門実紀史君 時間になりました。一緒に頑張っていきたいというふうに申し上げて、終わりたいと思います。  ありがとうございました。
05月16日第164回国会 参議院 財政金融委員会 第15号
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○大門実紀史君 大門でございます。  今日は、三井住友とサラ金の問題を質問させていただきます。  まず、三井住友でございますけれども、私はこの問題、もう今日で取り上げると四回、去年の十月から取り上げておりますんで、金融庁にもう聞くことは余りなくなってきて、今日は西川さんに来て...全文を見る
○大門実紀史君 いや、私お聞きしたのは三井住友で、具体的に公取が入る前に指導されたんですか、そうしたら。
○大門実紀史君 私、この間、明治安田もアイフルも、いろいろ処分が厳正にされているのは評価しているところでございますけれども、コンプライアンスに関して言うと、普段、何といいますか、かなり自由放任といいますか、それほど厳しいチェックしないで、いざ何かやったら厳しく体罰を加えるといいま...全文を見る
○大門実紀史君 それはまあ聞いてみただけでございますけれども、何といいますか、あのときのことが非常に三井住友というと印象にあるものですから、ということでございます。  公正取引委員会にお聞きいたします。  先ほど御紹介しました合併時におけるアンケート調査、取引先のアンケートと...全文を見る
○大門実紀史君 今公取から言っていただいたように、今回事件を起こした三井住友よりも、みずほとか東京三菱の方が合併時に取引先はもっと懸念を表明していたということですから、三井住友だけに起きている問題とは限らないという点で検査の方もこれからチェックをしてもらいたいというふうに思います...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございます。本当にそういう方向で対処しなきゃいけない事態になっていると思います。  今、ATM感覚と言われましたけれども、もう一つ私、気になっているのは、自動契約機、「むじんくん」とか無人、実際には対面で画面でやるわけですけれども、実際には無人コーナー...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございました。  さっき言った、自動契約機も含めて、そういう法律に基づいた確認がきちっとされているかどうかというのはほとんどされていないと、本人が聞けば説明する程度になっているという問題点がありますので、検査のときに、あるいは指導のときに徹底をしてもら...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございました。終わります。
05月23日第164回国会 参議院 財政金融委員会 第16号
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○大門実紀史君 大門でございます。  今回の法改正、全体でいえば我が党がずっと要求してきたことも入っておりますし、私自身が質問で要求したことも入っておりますので、前進点はいろいろあるというふうに思うわけですけれども、今頻発しているこの金融被害にリアルタイムにこたえるものになって...全文を見る
○大門実紀史君 これはちょっと大事なことなんですね。この業者は被害も出しておりますし、こういうやり方でこれからいろいろほかの業者もやるんだろうなという点ですけれども。  確認したいんですけれども、要するに、このアンケートはがきはあくまでも資料請求でございますね。下にこんなに小さ...全文を見る
○大門実紀史君 おっしゃっているのは分かるんですけれども、要するに、資料請求だけでは勧誘していいことにはならないということと、そういう、勧誘されることが予見されている云々とありますけれども、この小さな字で、しかもボールペンで釣って、こういうケースというのは非常に危ないケースだと私...全文を見る
○大門実紀史君 必ずいろいろあると思いますので、そのときには今日のやり取りが生きてくると思います。それと、事前に恐らく苦情があった場合の対処もよろしくお願いしたいということを申し上げておきます。  次に、商品先物取引、今日いろいろ議論がございました。午前中のもう山口委員の議論に...全文を見る
○大門実紀史君 与謝野大臣言われたとおり、よくこのリスクとか危ない商品だということを知らない人が入っていくのが本当に問題だと。だからこそ、不招請勧誘の禁止をすべきだということがずっと出ているわけでございますね。  これを具体的に言うと、今回の枠組みに本来入れるべきでしたけれども...全文を見る
○大門実紀史君 結局、現場では何が起きているかというと、幾ら口でもうかりますと言ったって、それは言った言わないの世界ですね。テープでも取っていれば別ですけれどもね。結局は契約書類になるわけです。契約の書類になるわけです。あるいは、説明しなさいというような、今回の説明義務が重くなる...全文を見る
○大門実紀史君 もうあなたに聞いても仕方がないなと思いますが。経済産業委員会でも聞くしかないなと思いますけれども。  私はこう思うんですけれども、なぜこの商品先物だけが、この不招請、これだけ問題になっていて、先ほどの外国為替証拠金よりも被害が起きていて、どうして不招請勧誘入らな...全文を見る
○大門実紀史君 引き続きまたこの問題もやりたいと思います。  終わります。
05月25日第164回国会 参議院 行政改革に関する特別委員会 第13号
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○大門実紀史君 日本共産党の大門実紀史でございます。  締めくくり総括ということで、今日も朝から、官から民、民間にできることは民間にという話が、答弁が続いておりますけれども、私はずっと議論を聞いておりまして、そんなにきれい事なのかなという疑問を持っております。  官から民とい...全文を見る
○大門実紀史君 私、申し上げているのは、専門家はほかにもいらっしゃいます。こういう直接利害関係のある人が入るのはいかがなものかと。もちろん、この有識者会議で直接仕事の発注したら、これはもう問題どころか汚職事件になります。こういうことに対して何も感じられないというのが私問題だと思い...全文を見る
○大門実紀史君 調べていただきたい。総理、御存じなければ、その座長さんは総理と懇意にされている方でもございますから、調べていただいて、こういうことが有識者会議の……(発言する者あり)いや、いいんです、私が質問しているんですから。有識者会議のメンバーとして妥当かどうか。ほかの有識者...全文を見る
○大門実紀史君 次に、私は、全体として申し上げれば、今回の官から民というのは、何のことはないと、もういわゆる平成の殖産興業ではないかと、官業の民間への払下げと、これが中心になっているということを全体として指摘をしておきたいというふうに思います。  この官から民を考える上で、私、...全文を見る
○大門実紀史君 やっと被害者の方におわびの言葉が出たと思いますが、それならばもう潔く日本郵政の社長も、その方がもう何かここまで来るとすきっとしていいんじゃないかというふうに思いますんで、御決断をお願いしたいと思いますけども。  時間があればいろんなことを申し上げたいんですが、要...全文を見る
○大門実紀史君 私は西川さんの知見を活用してもらうべきではないと。  この郵貯銀行は三井住友みたいになったら困るわけですよ。サラ金と一緒に手組んで、今はもう消費者金融で大もうけして、その点でも金融被害者を増やしているんですよ、三井住友というのは。そんなことを一生懸命、そういう能...全文を見る
○大門実紀史君 日本共産党の大門でございます。  行革関連の全法案に反対の討論を行います。  反対する理由は、結局、今回の法案が国民の安全や暮らし、中小企業の経営を支える公的部門を削減し、国民サービスを切り捨てることになるからであります。  政府は、民間でできるものは民間で...全文を見る
05月30日第164回国会 参議院 財政金融委員会 第17号
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○大門実紀史君 大門でございます。  一言申し上げておきますけれども、この委員会が止まったのはもう一回ありました。私の初質問のときに止まりましたので、その後もう一回ありましたんですね。だから、お互い気を付けなきゃいけないということを申し上げたいと思います。    〔委員長退席...全文を見る
○大門実紀史君 ちょっと期待した答弁と違って、利用者を大事にするという点でいかが思われるかと思いましたが、恐らく大事にすべきだとおっしゃると思いますので、二度は聞きませんけれども。  この郵便局の投資信託、急速な販売の伸びを示しております。去年十月から販売開始いたしましたけれど...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございました。  要するに、完全民営化されれば今回の法案も適用されていくということだと思います。ですから、郵政公社も今回の法案の議論を緊張感を持って聞いていてほしいなと思うわけですけれども。  この間の三井住友、先ほどありました明治安田ですけれども、...全文を見る
○大門実紀史君 そんな自己紹介はいいです。
○大門実紀史君 じゃ、投資信託の担当常務ということで来られたと理解してよろしいですか。分かりました。御苦労さまです。  そこで、この投資信託についていえば、去年から生田総裁は、ノルマを設けない、ノルマ主義は取らないと明言されておりますけれども、現場ではそういうノルマ偏重主義とい...全文を見る
○大門実紀史君 コンプライアンスは当たり前で、そういういわゆる、ほかで起きているのは分かっているでしょう、みんな現場にすごいノルマを与えられて、焦っちゃって狂っちゃっているわけですね。そういうノルマ主義はないですかということをお答えしてもらいたい。
○大門実紀史君 そうはいっても、郵政公社の投資信託には販売目標というのがございますよね。手数料収入の目標もありますよね。  時間がないのでこちらから申し上げますけれども、十八年度でいけば、五千四百億円販売すると、手数料は百三十二億円を目指すというのがありますね。これはさっき申し...全文を見る
○大門実紀史君 更にそれは郵便局ごとに振り分けられるんですか。
○大門実紀史君 じゃ、実態どうなっているか、私の方で調べてみましたので、お話を申し上げます。  これは東京の複数の普通局の貯金課調べてみました。確かに、二〇〇五年十月三日から販売したわけですけれども、最初のころはコンプライアンス重視だと、違反するなと、説明責任を果たすようにと、...全文を見る
○大門実紀史君 私、報奨金取っている資料を持ってまいりました。東京支社でございます。  すごいんですよ、何といいますかね、いろんな営業顕彰というのがありまして、営業ニュース、東京支社は営業ニュースを出しておりまして、何とか賞、営業推進施策経費の措置で投信取扱者数掛ける三千円、非...全文を見る
○大門実紀史君 これ報奨金制度というのは、じゃ、公社の方針と違って支社が勝手にやっているということですね。その一点だけ、公社の方針でやっておられるかどうかだけ、教えてください。(発言する者あり)
○大門実紀史君 じゃ、創意工夫は許しているということですね。  もう一つは、先ほどノルマ主義は取っておりませんと言われましたけれども、資料を配付いたしましたけど、これはもう時間がないので細かく言いませんけれども、資料の二枚目に、これは東京支社が各局にチェックリストとして出してい...全文を見る
○大門実紀史君 基本はいいんだよ。
○大門実紀史君 そんな話を聞いているんじゃないですよ。
○大門実紀史君 私が申し上げているのは、こんなやり方が、今はまだ公営の公社ですね、こんなやり方をやっていいのかと。民間銀行がこんなことをやって大変な被害者を出しているわけですよ。同じことを今既に始めていると。この点について、あなたは投資信託の責任者だったらばどう思うのかということ...全文を見る
○大門実紀史君 お客さんに迷惑掛けるんです、こういうやり方というのは。みんなそうだったんですよ。それがこの委員会ではずっと取り上げられてきたんです。だから、そういうことをちゃんと踏まえないと、同じこと起きたらどうしますか、郵政公社の投資信託で。もう既に苦情来ていますよ。まだ始めた...全文を見る
○大門実紀史君 これがいいかどうか。
○大門実紀史君 こんなやり方でいいのかどうか。
○大門実紀史君 今言ったでしょう。いいんですか、そんなことでいいんですか。
○大門実紀史君 まあ、話聞いてお分かりだと思います。まずいです、これ明らかにまずいです。これは明らかにまずいです。今ちょうどこれ、こういうやり方が焦点になっているんです。こんな、リスク言わないんですよ。本当のリスクを言わないんです、説明しないんですよ。更に買わせるわけですよ。こん...全文を見る
05月31日第164回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第6号
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○大門実紀史君 大門でございます。  今日は通告では海外青年協力隊について質問するという予定でございましたけれども、残念ながらやめさせていただきます。  外務省にお願いをした資料が届くべき時間に届かないと、質問を取りに来た人も話の分からない人が来るということがこの間二回続いて...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございます。  そういうわけで、突然ですけれども、通告しておりませんが、せっかく総理候補が二人そこに並んでおられますので、少し大きな話を、ODAとの関連ございますが、せっかくの機会ですからお聞きしたいなというふうに思います。東アジア共同体についてのお二...全文を見る
○大門実紀史君 東アジア、ASEANの諸国は、そもそもこの共同体という発想が始まったのは九七年のアジア通貨危機があって、つまりアメリカの外資含めてやられちゃったと、だからマハティールさんが東アジアの中だけでという、アメリカ抜きでというところから始まっている歴史もありまして、余り広...全文を見る
○大門実紀史君 もう一つ、少し時間がありますんで、もう一つふだん思っていることをお聞きしたいと思いますが、東アジア共同体の中で中国がイニシアチブを握るのか日本がイニシアチブを握るのかと、こういうふうなことも言われておりますけども、先ほど出ていました海外経済協力会議で、中身はなかな...全文を見る
○大門実紀史君 通告もしてないことをありがとうございました。  終わります。
06月01日第164回国会 参議院 財政金融委員会 第18号
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○大門実紀史君 今日はお忙しいところありがとうございます。  まず、池尾先生、池尾参考人にお伺いいたします。  池尾先生はもう国会おなじみでございまして、何回も私もお話聞かせていただいておりますので、金融全般のことというよりも、ちょっと具体的な点でお伺いしたいと思います。 ...全文を見る
○大門実紀史君 去年の十二月まで開かれておりまして、池尾先生も出られて、結局、この今回のこちら側の取引法にちょっと任しちゃって様子を見ていようと。本来なら、私申し上げたとおり、この産業構造審議会で先にすぱっと出すべきだったのを一遍投げて、それで様子を見て雰囲気によってまたやってい...全文を見る
○大門実紀史君 信用取引は、この前NHKでしたかね、やっていましたけれども、今このままでいいのかと、ネット取引との関係でいろいろ出ているところでございます。  藤沼参考人にお聞きいたしますけれども、この信用取引というものが過熱したりどんどん膨らむということになると、私は会社の経...全文を見る
○大門実紀史君 普通の会社。
○大門実紀史君 越田参考人にもう一点お伺いしますけれども、先ほどのネット取引のことなんですけれども、今インターネットで素人の方が、若い方も主婦の方もどんどん入ってきております。その中で、先ほどの信用取引でいきますと、証券会社の方は信用取引で貸し付ける金利収入が入りますから信用取引...全文を見る
○大門実紀史君 ちょっと時間がありますので、池尾参考人に、池尾先生にもう一度お聞きしたいんですけれども、今消費者金融、サラ金問題も大問題になっているわけですが、池尾先生がおっしゃっている中で、要するに多重債務ですね、本人の支払能力を超えて貸し付けるという、そうするとまた繰り返しほ...全文を見る
○大門実紀史君 終わります。ありがとうございました。
○大門実紀史君 大門でございます。  私も、商品先物取引の不招請勧誘で質問をしようと思いますが、座っておられますか、先日の松副大臣、経済産業省の松副大臣の答弁に続いて、今日は今、農水の小斉平政務官から踏み込んだ、つまり商品取引所法の改正を検討する方向での前向きな踏み込んだ答弁が...全文を見る
○大門実紀史君 前段の方はもう何回も繰り返し聞いている話ですけれども、要するに、私申し上げたいのは、この参議院のここでの議論をずうっと積み重ねてきて、副大臣あるいは政務官がそれを踏まえて政治家としての判断を先ほど申されたと。ですから、ちょっと答弁書を読まないで、この議論を聞いてい...全文を見る
○大門実紀史君 済みません。いいですか。  失礼しました、名前間違って。佐久間さん。
○大門実紀史君 読まないでいいと言っているんだよ。
○大門実紀史君 これからどうするかということ。
○大門実紀史君 今、助け船出ましたけれども、問題がもう出ていますけれども、問題が出れば取引所法の改正、検討に入ると、このことぐらい、同じレベルのことぐらい言えないんですか。
○大門実紀史君 もう後は本当に二階大臣にお聞きするしかない段階に来ているというふうに思います。  私、ずっと聞いていて不思議なんですよね。この不招請勧誘禁止を政治家の方が非常に何とかしなきゃと思っていますけれども、役所の方が物すごい抵抗していると。これは何なんだろうと。皆さんの...全文を見る
○大門実紀史君 じゃ、経済産業省の方にお聞きしますけれども、これ、普通にやっていると経産省と農水省でけんかになります。皆さんにとっては天下りポストというのは死活問題ですね。今年一つ多ければ来年一つもらわなきゃと、こういう世界がリアリティーでございます。経済産業省の方、迎さんですか...全文を見る
○大門実紀史君 ですから、だれがお考えになったんですかと聞いているんですよ。
○大門実紀史君 私は必ず調整システムがあるというふうに思います。まだ資料出たばかりですから、引き続き調べて明らかにしたいと思いますが。  具体的にお聞きしますけれども、じゃまず農水の佐久間さんですけれども、このメンバーの中にあなたの大先輩とか先輩とか元上司おられるかも分かりませ...全文を見る
○大門実紀史君 じゃ、経済産業省の迎さんの方はいかがですか。
○大門実紀史君 こういう天下りと皆さんの政策決定の関係、これ全くないというふうに言えるんでしょうか。じゃ、今度は農水省、お願いします。
○大門実紀史君 天下り問題、いつもそういうふうな答弁でぐるぐる回るわけですけれども、これは非常に、私はこの問題、政治献金の問題もありましたけれども、ほかの問題よりもこの天下り構造が物すごく強く根っこにあると。これだけ見事にこういう配分をして、これだけ、もうほかの省庁ありませんよ。...全文を見る
○大門実紀史君 そんな答弁聞いているわけじゃないんですよね。なぜ、たたき台といっても金融庁が提案されるときはやる気がなきゃ出しません、やる気がなきゃ出しません。しかも、委員の方大多数が賛成だと。銀行も、保険にも、販売、勧誘ルール原則適用というのは賛成だという意見が多かったにもかか...全文を見る
06月02日第164回国会 参議院 財政金融委員会 第19号
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○大門実紀史君 大門でございます。  西川さんには行政改革特別委員会でもう既に二回いろいろお伺いしていますし、日本郵政の社長を潔くお辞めになるべきだということもその場では申し上げておりますが、今日は三井住友問題の中身の解明ということですので、そういうことはあえて申し上げませんけ...全文を見る
○大門実紀史君 この問題は委員会で私何度も取り上げておりますので、別の話をお聞きしたいんですけれども、三井住友が消費者金融との提携にずっと入っております。今御存じのとおり高金利引下げの問題が社会問題になっておりますけれども、テレビでも物すごい宣伝を三井住友はしておりますけれども、...全文を見る
○大門実紀史君 私、こういう問題が起きて、サラ金のことを聞くと、そういうふうに平気で言われるところに非常に心配するところがあるわけでございます。わずか二・何%で調達したものを二〇パーとかで貸すようなことをサラ金はやっていて批判を受けているわけですが、大銀行がやるのかというところで...全文を見る
○大門実紀史君 終わります。
○大門実紀史君 先ほどから坂井参考人に質問が集中しておりますけども、私も坂井参考人にお聞きをしたいと思います。  別に坂井参考人個人を特に詰めるとかそういうことではございません。先ほどからお聞きのとおり、この委員会でかなりこの問題がなっているもんですから、業界の方の考えを直接聞...全文を見る
○大門実紀史君 現場はそんなきれい事じゃありませんで、じゃ、お聞きいたしますけど、電話とか突然の訪問というのは何のためにやられるのかと。そもそも商品先物やりたかったという人を、まあ百人に一人もいないと思いますけども、見付けるために電話したり突然の訪問されるのか、それとも、まるっき...全文を見る
○大門実紀史君 じゃ、ちょっとリアルな話をしないとどうもかみ合わないんですけど、皆さんおっしゃっていますけども、これはある先物を扱っている訪問の電話で勧誘するときのマニュアルでございます。こういうものがあるんですけどね、実際に使われているものですけれども。  例えば、いろいろお...全文を見る
○大門実紀史君 ですから、最初申し上げた七万人の損する人をつくらなきゃもたない業界の今の構造だからそうなんですよ。もっと健全な、健全な商品先物の市場をつくっていくと。絶えず損する人をつくらないと業界も皆さんの商品先物の扱う人たちももたないような、そうじゃなくて、本来の日本の先物市...全文を見る
○大門実紀史君 平成十一年から絶えず経産省OB、農水省OBで、どちらが何やるかは別として……
○大門実紀史君 それはだれが決めたんでしょう。
○大門実紀史君 それじゃ、坂井さん自身はどう思ってここへ座られたかは別として、この仕組みですよね、農水省、経産省の今のお役人の方々にとっていうと、先輩が業界の代表でおられる。取引所もそうなんですよね。取引所も大体トップが農水か経産の人なんですよね。そういう先輩がそういうところにい...全文を見る
○大門実紀史君 いや、あなたが役所にずけずけ言われるのは、そのとおりだと思うんです。それを、言うことを聞く方の役所の問題ですよね。それは、業界の方ですから、業界代表して言うのは、それは何言っちゃいけないということないんですよ。あなたは元々出身が経産省だから、そういう構造になってい...全文を見る
○大門実紀史君 いろいろ率直にお話をいただきました。  山崎参考人、私はこの問題の核心がこういう天下り問題を含めた癒着構造にあるというふうに、議論を通じて、調べて思っているわけですけれども、その辺を被害者の方々と闘ってこられて、いかが思われますでしょうか。
○大門実紀史君 終わります。ありがとうございました。
06月06日第164回国会 参議院 財政金融委員会 第20号
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○大門実紀史君 コンプライアンスとかモニタリングの話が続いているんですけれども、はっきり申し上げて、三井住友問題、私いろいろ取り上げてきたんですけれども、もうそういう話は聞き飽きたといいますか、二〇〇〇年の十二月にさくら銀行と住友銀行が合併する際に、公正取引委員会から、今回のよう...全文を見る
○大門実紀史君 私は去年、まだ金融庁の処分が下りる前、公取が入っている段階でこの委員会で質問をして取り上げたんですけれども、皆さんが十二月に出されたお客様に対する手紙ですね、その中には、今回の勧告内容、公取の勧告内容は金利スワップに関して解約とか損害賠償を命じるものではございませ...全文を見る
○大門実紀史君 自ら、何かあれば答えますじゃなくて、一万八千社あるわけですから、もう一度調査を検討してもらいたいと申し上げておきます。  もう一つ申し上げたいのは、いろいろ言われましたけど、今直近の法人営業部長の人たちが、私どももいろいろ話を聞くルートがございますので、法人営業...全文を見る
○大門実紀史君 大門でございます。  今回の法案の最後の質問ということでございますけれども、今日もありましたとおり、最大の焦点が商品先物取引における不招請勧誘の禁止でございましたけれども、私も今日は経済産業省、農水省に質問をしようと思いましたけれども、もうやめることにいたしまし...全文を見る
○大門実紀史君 三國谷さん、もう答弁書を最後ですから読まないで、聞いたことを、やっぱりもういろいろもう読まなくても答えられるでしょう。長くなるんです。だから、すぱっと答えてもらいたいわけでございます。    〔理事櫻井充君退席、委員長着席〕  そうすると、何ですか、自由なアク...全文を見る
○大門実紀史君 それは次の質問の答えなんですよね。まず、だから、ちゃんと聞いてください、私の言っているのを。つまり、営業の自由を阻害するからだということで、それで、私が次にどういう基準で政令で指定するのかと聞いたらそれを答えられるはずだったんですけれども。  もう飛ばして言いま...全文を見る
○大門実紀史君 私の問題意識を申し上げたということで、結構でございます。  残った時間、金融被害の最大の問題であります消費者金融、サラ金の問題を取り上げたいと思います。この問題でも行政が問われているという点でありますけれども。  一度、先月ですかね、この委員会でサラ金が扱って...全文を見る
○大門実紀史君 担当の局長さん来ておられないですか。  申し上げたいのは、金融庁がヒアリングをしたことに答えてることとやっていることが全然違うわけですね。これが、一事がもう万事でございまして、この申請書は尼崎、名前言っちゃいけなかったんですけど、兵庫県の、もう言っちゃいましたけ...全文を見る
○大門実紀史君 もう一つは、これは金融庁としての保険業界への指導になるんですかね。サラ金だけじゃなくて保険業界、特に大手サラ金、明治安田なんて本当にもう懲りてないんですよね、幾らでもこんなことやっているわけです。この保険会社に対する指導でいきますと、今年の一月二十七日に、これは例...全文を見る
○大門実紀史君 私申し上げたのは保険会社の方もそうお願いしたいということですが、その保険会社も含めてということでよろしいですか。
○大門実紀史君 きちっとした答弁をいただきましたんで、もう余り申し上げることはございません。  いろんな現場のひどい事例がどんどんどんどん今も起きております。与謝野大臣が言われたとおり、大銀行と消費者金融との共同だけではなくって、生命保険会社とサラ金とのこういうなれ合い、共同も...全文を見る
○大門実紀史君 証券取引法等改正案及びその整備法案について、残念ながら反対、修正案に賛成の討論を行います。  本法案は、投資家保護のための規制強化など一定の前進面もありますが、金融被害の実態に照らせば余りにも後れた法案であり、重大な欠陥を持っています。何よりも、商品先物取引にお...全文を見る
06月13日第164回国会 参議院 財政金融委員会 第21号
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○大門実紀史君 大門でございます。  今日は、サラ金とやみ金との関係を一つ、もう一つは村上ファンドと福井さんとの関係をお聞きしたいというふうに思います。  最初に、今、高金利引下げの問題では、小泉総理の発言が大変マスコミでも業界でも話題になっておりまして、三月に私が予算委員会...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございます。  マスコミも含めて正確にしてほしいと思います。  いずれにせよ、その一部のまだ議員とか、業界寄りの、業界は、高金利を下げるとリスクが高い人に合法的な業者が貸せなくなってやみ金に流れるんじゃないかということを盛んに言っておりますけれども、...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございます。  いろんな反論といいますか、彼らの、矛盾あるんですけど、私はもっと業界の在り方をこの際真剣に考えてほしいなと。貸倒れリスク論の悪循環に陥っておられるということですね。高金利で貸せば返済しづらくなって更に貸倒れリスク高まると、そういう悪循環...全文を見る
○大門実紀史君 しかし、九九年にお預けになったということは、その間に幾らになったか全然分からないということはないですね。少なくとも去年の末ですか、去年の末幾らになっていたか教えていただけますか。
○大門実紀史君 じゃ、聞き方が悪かったようです。確定申告で、そのフローの利益分は確定申告されているわけですね。じゃ、去年の申告、幾らだったか教えてもらえますか。
○大門実紀史君 私は、個人の所得を根掘り葉掘りという意味ではなくって、申し上げたように、もう少し申し上げますね。  福井総裁は、総裁になられてから量的緩和政策を更に追加で進められました。お金じゃぶじゃぶにしたわけですね。村上ファンドの戦略というのは、御存じのとおり、よく御存じだ...全文を見る
○大門実紀史君 そんなことは関係ないんですよ。後からどこに、だれが、文句言われないように使うって言ったって、そういう問題じゃないんですよね。  金融政策の担当者が、村上ファンドのあの巨大に膨れ上がったファンドが、金融政策と密接ににらみながらやってきたわけですね。その最高責任者の...全文を見る
○大門実紀史君 今、総裁からそういう御答弁ありましたので、是非、理事会で要請をしてもらいたい。御検討お願いしたいと思います。
○大門実紀史君 はい、よろしくお願いします。  私は、この問題を、もう一つは、数か月前に解約を申し出られたということですけれども、なぜもっと早く、本来、就任されるときに、日銀総裁に就任されるときに、こういう特定のファンドとか、ああいう金融関係の会社とか企業とかとの関係を絶たれる...全文を見る
○大門実紀史君 まだまだ自覚が、どうして日本の金融政策のトップの方がこの問題でそんな自覚がないのかと驚くんですけれども、インサイダー取引で得た利益、これ投資家に還元されますよね。福井さんの今度の決算の中にその不正利益が入ってくる可能性はあるわけですよね。あるわけですよ、インサイダ...全文を見る
06月15日第164回国会 参議院 予算委員会 第18号
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○大門実紀史君 日本共産党の大門でございます。  小泉総理とは今日が最後の質問ということで、何はともあれ長い間御苦労さまでございました。余りまともな答弁をいただいたことはございませんけれども、それなりに感無量というところはございます。是非お元気でお過ごしいただきたいと思いますけ...全文を見る
○大門実紀史君 結論だけでいいです、結論だけ。
○大門実紀史君 その辺はいいです。
○大門実紀史君 ですから、何か話がみんなたまたま友人の融資で支援したと、志に意気を感じたと。それで、村上ファンドだけだと思ったら、同時期にはいろんなことやっていらっしゃるわけですよ、ファンドの問題で。それを指摘しておきたいと。報酬も受け取っておられたと。ただ、今は出資をしていない...全文を見る
○大門実紀史君 じゃ、そのとおりに答えればいいでしょう。
○大門実紀史君 財政金融委員会で私が要求して、委員会として要求しているのは、九九年からの全体の資料でございます。それが間に合わないだろうから、去年の分だけすぐ分かるからと、分かるはずだからと。そうしたら、答えますとおっしゃったんです。どうしてすぐ分かるものが今週一杯掛かる、来週に...全文を見る
○大門実紀史君 そうしたら、私が財政金融委員会で要求して、委員会としても今要請している資料を国会開会中、あしたまでに出す努力をしていただけますか。
○大門実紀史君 もう時間食うばかりなので、私が個別に財政金融委員長と一緒に詰めたいと思います。あしたの朝まででないと間に合いませんから、国会が終わってしまいますから、詰めたいと思います。  最後に、もうせっかくですから総理にお伺いしたいんですけども、私は、この問題はそんなに軽い...全文を見る
○大門実紀史君 何を聞いても唇寂しい五年間でございました。  ありがとうございました。
06月23日第164回国会 参議院 財政金融委員会 閉会後第1号
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○大門実紀史君 日本共産党の大門でございます。  この問題は十三日のこの委員会から始まった問題でございまして、今日でまだ十一日ぐらいしかたっていないんでしょうか、いろいろお聞きしてきましたけれども、私もう余り本当は根掘り葉掘りほじくったようなこと聞きたくないんですね。要するに、...全文を見る
○大門実紀史君 そうすると、幾つか質問しなきゃいけないわけですけれども、私は先ほど言いました道義的責任という意味では三つあると思います。  一つは、この国会に対するあなたの信頼がなくなった。これは大きなことですね、これから国会で質疑をやる上でも。  その第一は、十三日の財政金...全文を見る
○大門実紀史君 まあそれが国会との関係では一番の道義的な責任だと指摘しておきたいと思います。なぜならば、もしこのままやられるとしても、私は福井さんに質問する気がほとんどもうなくなっております、金融政策についても。そういう関係になってしまったと、国会とは、ということですね。よく自覚...全文を見る
○大門実紀史君 福井さんの認識はともかく、こうやって募集を掛けているのは全部十億円でございます。このアドバイザリーボードに福井さんのお名前が載っていると。福井さん自らアドバイザリーボードになり、なおかつここの傘下にある投資ファンドに一千万円出資されたと、こういう関係でございますね...全文を見る
○大門実紀史君 福井さんが受け取らなかったお金がどうなるかは御心配なさらなくていいんですよ。それは向こうの話なんですよ。中央銀行総裁、世界で二番目の経済大国の中央銀行総裁がインサイダーで得た利益のうちから何分の一か受け取ることそのものが、受け取っちゃいけないと私は申し上げているわ...全文を見る
○大門実紀史君 いや、私も事前に契約書出せないのかと申し上げたら、福井さん以外の四人の方の名前が載っているんで出せないという話でしたので、私申し上げているのは、四人のお名前要りませんので、黒塗りにしてもらって結構ですから、そのMACの、私なぜこれ申し上げるかというと、このMAC投...全文を見る
○大門実紀史君 そうしたら、その五人の中の代表者が決まっていたはずですけれども、代表はどなただったのか。あるいは私の入手した中では、そんなきれい事じゃなくて、志でやろうじゃなくて、キャピタルゲインを目的として設立と、はっきりもうけだということも明記されているわけですね。等々、いろ...全文を見る
○大門実紀史君 後で結局出していただけるということですね、資料、ある資料を全部ですね。
○大門実紀史君 いろんなことを私先ほど申し上げましたけれども、要するに、最初、十三日、大久保委員と平野さんと私が質問したときは、みんな初めてでしたんでよく分からなかったからそんなに否定的には聞かなかったんですけど、出てくる後の話がどんどん違ってきております。  やっぱり村上ファ...全文を見る
10月25日第165回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第2号
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○大門実紀史君 第二班の大門です。ほかに委員会のメンバーおりませんので、私の方から報告さしていただきます。参加メンバーはお手元の資料にあるとおりでございます。私は四回目のODA調査になりますけれども、今回の調査は大変ドラマチックといいますか、アクシデントの多い調査でございました。...全文を見る
○大門実紀史君 そういうことをちゃんと聞きたかったんですけれども、帰国した後も含めていろいろ聞いて、あるいはいろんな文献読みますと、なぜ日本政府が相手の訴訟なのかと。  ただ、日本政府に求めているのは、ああいう案件をどうして住民のフォローもなく円借款でプロジェクトを進めたのかと...全文を見る
○大門実紀史君 使われていない施設というのは特にございませんでしたけれども、使われない施設を提供しちゃったというのはございました。コトパンジャン・ダムで井戸を作ってあげたんですね、JBICが。これはもう一年以内に使えなくなっちゃったと。とんでもない提供をしちゃったわけですね。それ...全文を見る
○大門実紀史君 シンガポールも行ったんですけれども、シンガポールは既に日本からのODAを卒業しておりまして、シンガポール自身が対外援助を始めているんですね。それに対して、日本も行ってまだ協力していると。  私、江田先生がおっしゃった意味でいいますと、そういうアジアの中で、中国も...全文を見る
○大門実紀史君 戦略的なODAということでいきますと、私の私的な考えですけれども、そうはいっても地域別に組み立てなければいけないんではないかというふうな気がしております。予算の使い方的に言えば基本原則あると思いますけれども、戦略的にODAを考えると、やっぱり地域別に考えていく必要...全文を見る
○大門実紀史君 コトパンジャン・ダムは、企業としてはここに名前出ていますが、コンサルタントとして東電設計という会社ですね、これは多分電力ダムですので、東京電力の関係の設計コンサルだと思います。受注したゼネコンは、もし後で間違っていたら議事録訂正しなきゃいけないんですが、間組だった...全文を見る
○大門実紀史君 まあ大変な思いをした調査でございましたけど、一番苦労されたのはやっぱり鶴保団長だったと思います。いろいろ判断を求められると。つまり、スケジュールに乗っかって回っているだけでないことが多かったもんですから、一個一個自分たちで判断したという点では団長が一番大変な思いを...全文を見る
10月31日第165回国会 参議院 財政金融委員会 第2号
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○大門実紀史君 日本共産党の大門でございます。山本大臣、渡辺副大臣、よろしくお願いをいたします。  最初に副大臣に聞くのもなんなんですけれども、渡辺副大臣は足利銀行問題で大変御尽力されてこられました。私も破綻のときからこの委員会で何度も、最近も含めて取り上げてまいりまして、自民...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございます。  じゃ本題に入りますけれども、私、金融担当大臣としては柳澤大臣、竹中大臣、伊藤大臣そして与謝野大臣、山本大臣ということで、五人目の大臣でございます。与謝野さんと一番気が合ったりいたしましたですけれども、山本大臣もお人柄がいいという話を金融...全文を見る
○大門実紀史君 まだ今回の法案、我が党賛成と決めたわけではございませんので、まだ、法案出てから検討いたします。  サラ金問題というのは高金利問題だけではございませんで、まだまだただすべきことがございます。  ちなみに、お手元にサラ金の株式保有の構成を出しましたけれども、まあ見...全文を見る
○大門実紀史君 このCFJ、ディック、まあアイクの場合もありますけれども、なんですけれども、これはもう新聞でももう報道されているものもありますけど、私たちも被害者の会の方からお聞きしておりますが、改ざんした取引履歴、勝手に改ざんしたやつですね、これを御本人に送って過払いをさせたり...全文を見る
○大門実紀史君 その一般論をすぐさま適用してもらいたいということでございます。そういう事態になっているということですので、御検討いただきたいと思います。  ただ、これだけではありませんで、もっと悪質な事例が今出てきております。不動産担保ローンというやつですね。これも社会問題にも...全文を見る
○大門実紀史君 今、こういう信用情報ですね、目的外に使用しても罰則もない状態でございます。今回の法改正ではまだ詳細決まってないと思うんですけれども、どういうふうな方向になりそうか、教えてもらえればと思います。
○大門実紀史君 今回そういう法改正で罰則付くということになったのは評価したいと思います。  ただ、もう待っていられませんので急いで対応してもらいたいのは、なぜかといいますと、もう少し詳しく申し上げますと、これはもう故意にやっております。CFJはターゲットリストというのをわざわざ...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございました。いい御答弁をいただきましたので、ちょっと早いですけれども、終わります。  ありがとうございました。
11月02日第165回国会 参議院 財政金融委員会 第3号
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○大門実紀史君 大門でございます。  私が最後でございますので、よろしくお願いします。  前国会、私も村上ファンド、福井さんの問題についてはかなり厳しく追及をさせてもらった一人でございます。言いたいことはもうすべて前国会言っておりますのでくどくど繰り返すつもりはございませんが...全文を見る
○大門実紀史君 いろいろ考え過ぎだと思うんですよね。福井さんは、そういうお金、受け取ったら気持ち悪いと、持っているのは気持ち悪いと。寄附された方ですよ、赤十字と留学生団体ですか、寄附された方だって気持ち悪いんじゃないですか。当たり前のことを私、申し上げているんで、そんな難しいこと...全文を見る
○大門実紀史君 私は、北朝鮮問題も含めてといいますか、考える上で重要なのは、前にもこの委員会で何度も人民元の問題とか通貨協力取り上げさしてもらっていますが、基本的な考え方は、今はどうしようもない国でございますけれども、基本的には、北朝鮮も含めてといいますか、アジアの経済協力とか経...全文を見る
○大門実紀史君 私は、ほとんどそういうケースはレアケースで、実際には起こり得なくて、例えば韓国の一つの銀行が、韓国じゅうの銀行が一遍にATM障害を起こしたら別ですよ、国内全部が。これ、コンピューターのリスク上あり得ません。韓国で一番大きい銀行がコンピューター、ATMで何か障害を起...全文を見る
○大門実紀史君 以前、御質問させていただいたときには、福井総裁は中国の人民銀行の総裁とも緊密に連絡を取り合っておられるということですけれども、そんな話があるかどうか分かりませんけれども、北朝鮮の経済あるいは、北朝鮮ウォンというのはもうほとんど対外的には価値はございませんけれども、...全文を見る
○大門実紀史君 北朝鮮の経済というのはそんなに大きいものではありませんから、何か全体の構想に決定的な影響を与えるということはないと思いますが、例えば韓国のウォンがどうなっていくのかとか、韓国のウォンが変わればまた影響がありますですよね。その周りに与える影響という意味でいろいろ検討...全文を見る
○大門実紀史君 北朝鮮がいずれ民主化されると思います。経済的にも民主化されると思います、あのままではもたないと思いますが。そのときにやっぱり通貨の問題が、今ああいう統制経済的な中の北朝鮮ウォンですから、かなり大きなウエートを占めてくると思いますので、そういうときには日中でそういう...全文を見る
11月08日第165回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第2号
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○大門実紀史君 今日はありがとうございます。  まだ私の後に質問したい方もおられるかも分かりませんので、是非簡潔にお答えいただければ有り難いと思います。  北朝鮮をどう見るかというときに、私は、国力全体を総合的に分析するということも重要かなと思っております。言葉とか言動とか外...全文を見る
11月15日第165回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第3号
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○大門実紀史君 本日はありがとうございます。  一点だけ、同じことを両参考人に御意見を聞きたいと思います。中国の北朝鮮政策が成功しているのか、あるいはこの後どうなるのかという点についてでございます。  これは六者協議の今後の方向にも影響するし、そのことを日本としてもきちんと分...全文を見る
11月27日第165回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第4号
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○大門実紀史君 日本共産党の大門でございます。  先ほど自民党の山下先生も触れていただきましたインドネシアのコトパンジャン・ダムについて質問いたします。  参議院の調査団がコトパンでいかにひどい目に遭ったかというのは、この前の委員会で報告をさせていただいたところでございます。...全文を見る
○大門実紀史君 大変申し訳ないんですけれども、なかなか大臣そのものに御質問する機会が少ない委員会でございますので、麻生大臣から一言お願いいたします。
○大門実紀史君 千百円というのは日本円でございますけれども、現地にすると生活費の四分の一ぐらい当たりますので相当の金額でございますし、目の前じゃなくても私はまずいと思いますのでね、その辺はちゃんと認識をしてもらいたいと思います。  これは、あともう五、六分しかありませんから、是...全文を見る
○大門実紀史君 公平な第三者の見付け方、御相談いただければ幾らでもあると思っております。  一言だけ、局長で結構ですけれども、具体的に、今裁判やっていますから難しいと思うんですが、その裁判そのものがですね。ただ、住民の方々いろいろ困っておられますので、いろいろ働き掛けはしてもら...全文を見る
○大門実紀史君 取りあえず困っている方いらっしゃいますので、現地インドネシア政府に働き掛けることも含めて、外務省として当面努力をお願いしたいというふうに思います。  終わります。
11月30日第165回国会 参議院 財政金融委員会 第5号
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○大門実紀史君 大門でございます。  もういろいろ御議論ありましたので、通告した質問はもうやめて、素朴な疑問をお伺いしたいと。これはもうだれにでも、基本的な問題ですので、お答えできると思いますので。  今日もいろいろ出ていましたけれども、農業の構造改革論ということでございます...全文を見る
○大門実紀史君 いや、基本姿勢じゃなくって、説明してほしいと、なぜ勝てるのか説明してほしいということでございます。  これは二年前ですかね、二〇〇四年にあのメキシコとのFTAのときに、当時の谷垣財務大臣と議論をさしていただきました。尾身大臣は、私が申し上げたいのは、今みたいない...全文を見る
○大門実紀史君 日本の農業が品質を高めてコストを削減するために頑張るということは何も否定しているわけではありません。具体的にEPA、FTAの議論で、入ってくるものに対して構造改革をやって競争に勝て、頑張っていけと、このことについて申し上げているわけですけれども、具体的にもう少し申...全文を見る
○大門実紀史君 何重のアプローチやったっていいんですけどね、あなた官房審議官でしょう。官房審議官ともあろう人が、自分たちが掲げている農業の構造改革について説明ができないんですか。なぜ生産性を上げて勝てるのかということ、それだけを聞いているのに。説明もできないんですか、経済的に。 ...全文を見る
○大門実紀史君 幾ら聞いても答えが出てまいりません。今の政府が掲げておられる農業の構造改革論、それで頑張っていけばEPA、FTAを幾ら結んでも大丈夫だというのは、本当に架空の世界の話をなさっているということを指摘して、ちょっと早いですけれども、質問を終わります。
12月05日第165回国会 参議院 財政金融委員会 第7号
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○大門実紀史君 大門でございます。  私、今年サラ金問題で質問をするのは今日で九回目になります。間もなく十回を超えると思いますけれども、この分野は取り上げることがもう幾らでもある分野でございまして、今日はまず武富士が借り手の年収を偽造している問題について取り上げたいと思います。...全文を見る
○大門実紀史君 そうすると、サラ金が独自で作った年収算定書は含まれないということで理解してよろしいですね。  その上で、資料を配付させていただきました。  一枚目がこれ武富士の社内の貸付マニュアルでございます。ニューバランスというのは武富士が作っている商品ですね。こういう金利...全文を見る
○大門実紀史君 その見解に基づいて、二枚目の資料を見ていただきたいんですけれども、これは今年のつい直近の十月三十日に、松山の被害者の連絡会であります「たちばなの会」というところに寄せられた相談でございます。  先ほど言いました年収算定書というのが左の下の方にありますけれども、本...全文を見る
○大門実紀史君 これはもう具体的な資料で、お名前も分かります。委員会なんで消してありますけれども、全部資料がそろっておりますから、具体的にもう違反になっている事例で、今お答えになったとおり違反だったらば、十三条の二項というのは罰則がございます。行政処分ございます。  ちなみに、...全文を見る
○大門実紀史君 これはもう、今法改正の途中でこんなことをやっているという事例でございます。悪質な事例でございますんで、粛々じゃなくて早急に、早急に対応してもらいたいと。今事実関係確認するとおっしゃったんで、まずその報告を待ちたいと思います。  次に、やみ金対策についていろいろご...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございます。  ただ、申し上げておきますけど、積極的に対応してくれている警察署もありますので、東京の深川署とか、埼玉の吉川署、川口署とか大宮署とか、そういうところもありますので、それはそれでまたお名前を追ってお伝えしますので、激励をしてあげてほしいとい...全文を見る
○大門実紀史君 どうしてそれが警察庁が理解できるなんと言うんですか。本人がろうばいするのは分かりますよ、警官がろうばいしてどうするんですか。警察がやみ金と話を付けてどうするんですか。逮捕するんでしょう、やみ金は。違うんですか。いや、いいですよ。  それで、これは警察庁が出されて...全文を見る
○大門実紀史君 私は、この刑事さんを、ただこれは大問題でございまして、刑事さんのかかわり方は別として、目の前でそういうことが行われて、警察署の中でそういうことが決められると、電話でもね、相手が。これは、御本人がその気になればこれは国家賠償だって問われるようなことにもなりかねない問...全文を見る
○大門実紀史君 警察庁として出さない理由の中に今言ったことがあったらまずいですよ。やみ金だから一部返すのはあるかもしれないと。そうじゃないんですよ。元本も返さないことが前提なんですよ、やみ金の場合は。警察庁がそんな認識だから通達一つも出さないんですよ。  これはもう改善してもら...全文を見る
○大門実紀史君 やみ金対策は、金融庁はかなりやれる手を打って頑張っております。警察の対応が私はかぎになると思いますんで、申し上げた取締りの問題、窓口の問題、電話の問題、口座の問題、警察庁で今回の法改正を踏まえて一層努力というか、もっともっと努力してもらうことを希望して、質問を終わ...全文を見る
12月07日第165回国会 参議院 財政金融委員会 第8号
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○大門実紀史君 大門でございます。  今日で十一回目の質問になります。今日は時間が短いんで、端的にお聞きしますんで端的にお答えください。特に、三國谷さん、よろしくお願いしたいと思います。  過剰貸付けの抑制、総量規制の導入という点で、年収の三分の一を超えてはいけないとあります...全文を見る
○大門実紀史君 私、まだおまとめローンまで聞いてないんですけれども、要するに担保ということは考えてないということでよろしいわけですね。  私、そもそもこの規定、おかしいなと思いますけれども、何なんですかね、これね。世の中の取引で、お金を貸すときは無担保か担保を取るかあるいは保証...全文を見る
○大門実紀史君 大臣、もう法案を勘違いしないでくださいよ。大臣おっしゃったのは、多重債務者の最後の整理の話ですね。これはそうじゃないんですよ。これから貸し付けるときの総量規制なんですよ。だから、多重債務者の話じゃないんです。これから貸すときに、貸すときに売却資産あればいいですよみ...全文を見る
○大門実紀史君 もう三國谷さん、いいです。  大臣、ちょっと判断してもらいたいんですけれども、居住用財産を除くと、これは最低限、最低限内閣府令に私は入れるべきだと思います。なぜならば、居住用財産というのは、税法の用い方も日本の法律の用い方も生活のための拠点ですね、売却を予定して...全文を見る
○大門実紀史君 時間になりましたので今日は終わりますが、次回、この問題更に大事な問題なんで詰めたいと思います。  ありがとうございました。
○大門実紀史君 本日は御苦労さまでございます。  最初に新里参考人にお伺いします。  今回、日弁連含めて被害者の会の全国の方々、司法書士の会含めて、皆さんの大変な御奮闘でこういう法改正になったというふうに思います。本当に御苦労さまでございました。  また、先ほど弁護士さんの...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございます。  新里参考人にもう一点伺いたいんですけれども、今日私、午前中も質問したんですけれども、過剰貸付けの規制、総量規制なんですけれども、年収の三分の一以内と、ただし売却可能資産がある場合はというふうなことを内閣府令で決めるということなんですが、...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございます。  次は、吉田参考人に伺います。  吉田参考人は、先ほどもございましたが、熊本のクレ・サラの会の相談もされていて、日掛け金融の問題、大変詳しいわけですけれども、これは我が党の仁比聡平議員、そして前回と今日は民主党の広田議員がかなり詳しく取...全文を見る
○大門実紀史君 努力したいというふうに思います。  津田参考人に最後伺いますが、いろいろ大変刺激的な御意見をいただきましたけれども、私も社会科学的といいますか、マクロ経済的に分析してきたつもりですが、残念ながらほとんど正反対の見解かも分かりませんが、今日は論争をする場ではありま...全文を見る
○大門実紀史君 終わります。
○大門実紀史君 日本共産党の大門でございます。御苦労さまでございます。  石井参考人とは一度お会いしたかったと思っております。私、全金連の問題あるいは与党と全政連の問題、テレビで放映された質問も含めて度々取り上げてまいりましたし、うちの赤旗の新聞でも取り上げてまいりました。石井...全文を見る
○大門実紀史君 それで、たまたま昨日、具体的に相談が来ておりますので申し上げますと、鹿児島の消費者金融会社に取引履歴の開示を求められたわけですが、そうすると、その消費者金融、サラ金が、全国貸金業協会連合会から開示をしないようにというふうに言われているというふうに回答をされたそうで...全文を見る
○大門実紀史君 じゃ、よろしくお願いいたします。  木下参考人にお伺いいたします。  私、この委員会、財政金融委員会で団体信用生命について度々取り上げて、資料も金融庁に調べていただいて出させました。大手五社の中身も、具体的な数字も私の方で全部解明をいたしました。  結局、団...全文を見る
○大門実紀史君 なぜおやめになるようになったんでしょう。
○大門実紀史君 マスコミも取り上げてくれましたけれども、私も相当この問題で、命を担保にというんで問題ではないかと、自殺した場合でもそこから借金を取ると。社会的批判が高まったから何か一斉に、ちょっと時間差ありましたけれども、皆さんおやめになるということですが。  そもそも生命保険...全文を見る
○大門実紀史君 いや、だったらやめないで続ければいいじゃないですか。でしょう。だから、まあいいんですけれども、要するに社会的批判も高まってまずいということだと思います。  ちょっと詳しく聞きたいんですが、今までもう既に入っておられる方ですね、これから新しく入る方をやめるのか、そ...全文を見る
○大門実紀史君 じゃ、もう一つ、次の問題でお聞きをいたします。  おととい、私、武富士の年収報告書が事実上本人と事実の違うことを書かせているという問題を取り上げました。アコムの場合どうなっているのかお聞きしたいんですけれども、本人の査定といいますか貸付条件、いろいろ聞くときに、...全文を見る
○大門実紀史君 確認ですけど、御本人が源泉徴収票なり税金の申告の控えなり、それはない場合でも今おっしゃったアコム独自の算定書で代用するということはあるんですか。
○大門実紀史君 そうすると、アコムの場合も、公的な源泉徴収票なり税金の申告控えがない場合でも、聞き取りとアコム独自の年収算定何とか、いろんなデータ使って、それでもう貸してる事実があるということですね。それだけちょっと。
○大門実紀史君 その場合、アコムの支店の中には、あるいはもう本人の年収だと五十万の枠を百万にしようという、それぞれの商品の基準があるとしますよね、本人の年収だと枠を広げられないと、何かそれはもうあるのに取らないで独自のいい加減な計算をしたり、そういうことで過剰貸付けをしてしまうと...全文を見る
○大門実紀史君 もう一つ、私、大手サラ金で疑問なのは、各社が申込書をそれぞれ借りるとき作ってるんですけれども、すべて家族を聞き取ってるんですね。アコムの場合もそうですけれども、この本人が短期、小口の消費者金融を借りる場合にどうして家族を全部聞き取らなければいけないのか。これは何の...全文を見る
○大門実紀史君 これは、アコムの場合はいろいろきちっとされているかも分かりませんけれども、本人が返せないというような事態になったときに、家族の連絡先が全部書くようになっておりますけれども、そういうことに使うということではないということでよろしいですか。
○大門実紀史君 それでは、最後の時間を合わせたいというふうに思いますので、平野参考人に伺います。  アコムと東京三菱UFJが提携をしているというのはもうお話ありました。私は三月に質問いたしましたら、当時の与謝野大臣が、近ごろ不愉快なことはと、一流の大銀行と思ったところがサラ金と...全文を見る
○大門実紀史君 私、そのときも少し質問を与謝野大臣にしたんですけど、心配のあることが一つございます。  東京三菱UFJの顧客情報とアコムの顧客情報が共有される、あるいは東京三菱UFJの情報がアコムに行くと、こういうこと、提携の中で十分起こり得ることだと思いますし、東京三菱UFJ...全文を見る
○大門実紀史君 終わります。
12月12日第165回国会 参議院 財政金融委員会 第9号
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○大門実紀史君 今日、自民党さんと特に民主党さんの御配慮をいただいて、一時間の質問時間をいただきました。お礼を申し上げたいと思います。  今日で十二回目の質問ということになりまして、今年最後の質問でございますが、またこの私の質問の後、この歴史的な法案が可決されるであろうというこ...全文を見る
○大門実紀史君 私は大臣にお聞きしたんです、大臣の答弁に対して。大臣に聞いたんです。
○大門実紀史君 念のために、作られなければいいんですけれども、もう今日の審議の後、府令を待つしかございませんので、念のために幾つか申し上げておきたいと思います。  少なくともこれだけは確認をしたいんですが、簡潔に明確に答えてもらいたいと思いますが、再三指摘して、現場の方々も心配...全文を見る
○大門実紀史君 大変重要な答弁を取りあえずいただきました。そういうものにはつながらないということが明確に書かれるということを確認いたしました。  その上で聞きますけれども、書けるものなら書いてもらえばいいですけれども、ほとんど、ずっとこの問題は実は金融庁の事務方と出てきた最初か...全文を見る
○大門実紀史君 それ、さっき言われたことですよね。もうちょっと三國谷さん、もう最後だから、私の質問最後だから、答弁書を読まないで、聞いたことを、聞いていることをちゃんと聞いて、で、思ったことをちゃんと答えてくださいよ。そんなにあちこち引っ張り出すから、違う答弁しているんですよ。だ...全文を見る
○大門実紀史君 じゃ、参考までに私提案したいと思います、書き方ですね。というのは、内閣府令そのものが、国会審議を踏まえて皆さんが書かれるということでございますから提案をしたいんですけれども。  まず、原則として居住用財産は除くと、まず明確に書いた方がいいと思います。ただし、どう...全文を見る
○大門実紀史君 含まれているということでしたら、当然保証人の返済能力もきちんと、それを超える貸付けを禁止というふうに読めるわけですから、これを活用していただいてそういうものを取り締まってほしいというふうに思います。  具体的には、これは要望ですけれども、ガイドライン等にそういう...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございます。  もう一つは、資料をお配りいたしましたけれども、めくってもらった一枚目、二枚目ですけれども、今の関連でいくとおまとめローンでございます。  今いろんなメガバンクも含めてこの多重債務者問題が焦点になるだろうということで、そういう人たちのお...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございます。そういう要請なり通達なり、いろんな手続でそれを徹底してもらいたいというふうに思います。  もう一つは、次の問題ですが、商工ローンの問題を取り上げたいというふうに思います。  この問題はなかなか委員会でも取り上げてこられませんでした。今回の...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございます。  このSFCGの手口なんですけれども、そもそも返済能力のない人に貸し付けて保証人からいろいろ差押えして取るという手口でございます。その手段として用いられてきたのが私製手形とか公正証書ということで、それも含めて処分があったということですね。...全文を見る
○大門実紀史君 こちらに届いている話はこれだけではございません。  島根県の例でございますけれども、SFCGから借金千三百六十二万円あった方で、生命保険に担保設定がされておりました。この方、ちょうどサラ金問題が今年話題になりました、マスコミ、新聞かテレビを見て自分も過払いじゃな...全文を見る
○大門実紀史君 件数は、別に個別の案件の中身ではありませんから、どうして言えないんでしょうか。内容を教えてくれと言うと、またいろいろ個別の中身あると思いますが、どうして件数は教えられないんでしょうか、国会の質問に対して。
○大門実紀史君 私の代わりに前川さんがいろいろ言ってくれていますけれども、申し上げたいのは、今言われましたよね、途中でそういう件数を言うと企業の何か営業とかに影響すると。そうじゃないんですよ。被害が広がっているんです、今。やっぱり何件ぐらいは言えば、それで気を付ける方々、SFCG...全文を見る
○大門実紀史君 私、昨日、レクで検事さん来られたけれども、もっと明確におっしゃっていましたけど、手形の例なんかではぐらかさないでほしいんです。要するに、手形を使う場合もあるんですけど、SFCGは。  私が言っているのは、もう一遍聞きますよ、はっきり答えなさいよ、本当に。貸金業者...全文を見る
○大門実紀史君 今日、私時間ありますからね、何度でも聞きますよ。私が聞いたことに、それ読まないで、もう二回も同じこと言っているんだから、読まないで答えなさいよ。詐欺かどうかははっきりしているんじゃない、こんなもん。書いてあるじゃないか、その詐欺罪の成立要件に。手形とかぐだぐだほか...全文を見る
○大門実紀史君 最初から言いなさいよ、そういうことも。本当にくだらないな、本当に。  それで、お手元に資料を配った、三ページといいますか、三という数字が入っているやつですけれども、これがその実例でございます。  これはSFCGの盛岡支店で行われた事例でございますけれども、これ...全文を見る
○大門実紀史君 よろしくお願いしたいと思います。  もう一つは、この会社、本当に問題あるなと思うんですけれども、資料の四枚目以降に会社の資料、一つはこのSFCGが出していますアニュアルレポートというやつですけれども、あとは投資家の皆さんへという文書、大島社長が出したやつですけれ...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございます。  それで、まず指摘をしていきたいんですけれども、四ページ目は先ほど言いましたアニュアルレポート、年次報告書でございます。下の方に米印付けてありますけれども。  話せば長くなりますけれども、要するに、SFCGは毎日新聞を訴えたわけです。毎...全文を見る
○大門実紀史君 まあ、ここまで言えばいろいろやっていただけるというふうに思います。証券監視委員会でも注視をしていっていただきたいと思います。いろんな被害が広がる前に、もう広がっておりますけれども、更に広がる前に手を打ってほしいと思います。  最後に、多重債務対策本部について、残...全文を見る
○大門実紀史君 これからじゃないんですね。私は今日の質問のためにどこに調べてもらったらいいかなと思ったんですが。これは貸金業法に基づいてそれぞれ県が主催してつくっているわけではございません。それぞれ自覚的、自主的に取り組んでおられるわけですね、県が、自治体が。だったらば総務省が調...全文を見る
○大門実紀史君 具体的なところでその点では一つ提案をしておきたいと思いますけれども、多重債務者対策本部でやりますということなんですけれども、やっぱり強力な本部体制をしかないとできないと思いますが、少なくとも全体の方針として、各都道府県レベルに多重債務者対策、やみ金対策連絡会、今幾...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございます。  そうやっていくためにも、本部自身がよほど強力な指導力を持たなきゃいけないと思っているところです。下手するとやっぱり金融庁の何か独り相撲になりかねないし、ほかの、厚生労働省が入るとか法務省とかいろんな話がありますけれども、ほかの省庁も、結...全文を見る
○大門実紀史君 是非そういう努力をしていただきたいと思います。  あと、先ほど西田さんからもございましたけれど、ずばり要望しておきたいと思います。有識者会議を設けるということですが、これが形だけのものになってはいけないと、二、三回開いて何かまとめを出してじゃいけないというふうに...全文を見る
○大門実紀史君 もうそろっておられますか。もうちょっとだけありますので。  この多重債務者対策本部がどうなるかがかぎでございます。警察庁が参加されると思います。国家公安委員長が大臣として参加されると思いますが、警察庁に、この本部に参加してどうやっていくかという決意を伺いたいと思...全文を見る
○大門実紀史君 総務省はちょっといろいろ考え直していただきたいと。この本部で、総務省といいますか、都道府県が果たす役割がいかに大事かと。自ら乗り出して総務省がやってもらいたいということを申し上げたいというふうに思います。  様々な点でまだまだ課題が残されておりますけれども、とに...全文を見る
○大門実紀史君 今日はお忙しい中、ありがとうございます。  最初に、今のお話の続きで内田公述人に聞きたいんですけれども、今回の法改正が中小の方、貸金業者に大変になるというのは私も事実だというふうに思います。  私は貸金業全体を全面否定すべきじゃないと。健全にやっておられるとこ...全文を見る
○大門実紀史君 その点は意見が違いますけれども、頑張っていただきたいと思います。  私、やみ金問題ずっと追い掛けてまいりまして、県警の方ですけれども、一つ最初に申し上げておきたいんですが、先ほど公述の中でいろいろ数字を述べられました。民間の方々でさえ資料をきちっと用意されている...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございました。  あと残った時間、井口さん始め埼玉県にも聞きたいと思いますけれども、今回の法改正、とにかく被害者の会の方々、弁護士会の方々、司法書士会の方々、みんなで頑張ってここまでいい法改正になったという点では埼玉の皆さんの頑張りにも敬意を表したいと...全文を見る
○大門実紀史君 是非、一丸となって、一つの形でつくっていってもらいたいと思います。  もう一つ、埼玉県としてお伺いしたいんですけれども、さっきもありましたけど、東京都の登録業者、埼玉の業者じゃなくてですね、そういうケースが多々ありますですよね。そうすると、今度、埼玉県と東京都の...全文を見る
○大門実紀史君 終わります。  ありがとうございました。