大門実紀史

だいもんみきし

比例代表選出
日本共産党
当選回数4回

大門実紀史の2007年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月07日第166回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第1号
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○大門実紀史君 本日はありがとうございます。  もう日本の外交がいかに駄目かと、どこが駄目かというのはよく分かりましたけれども。直接外務省に聞かせたい話が多かったような気もしますが。ただ、どこが駄目か、何が足りないかというのはお話を伺ってよく分かりますし、今までも再三指摘されて...全文を見る
02月13日第166回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第2号
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○大門実紀史君 今日はありがとうございます。  お二人はODAの予算減らすなということだと思いますが、私もODA調査で七か国ほど回りまして、単純に減らせばいいものではないということを思います。  ただ、無駄とか利権絡みとか、そういうものはなくさなきゃいけないし、今に合ったOD...全文を見る
02月22日第166回国会 参議院 財政金融委員会 第2号
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○大門実紀史君 今日はアメリカのシティグループの一員であるサラ金のCFJについて取り上げたいと思います。  シティグループは、もう報道されておりますが、今年中に日本の株式市場、東証に上場しようという準備をしているようでございます。その上場する上でネックになっているといいますか、...全文を見る
○大門実紀史君 何月何日とか、処分の具体的な内容はお聞きになっておりますか。
○大門実紀史君 今、この個人情報が流出しても、金融庁にも正式な報告がない、情報を売られた本人も分からないという状況になっております。  JDBはこの処分を公表しておりません。現行法では公表義務はないということだそうでございます。ですから、金融庁の今の答弁で公の場で初めて処分があ...全文を見る
○大門実紀史君 次は、今度の本改正ではきちっとされていくんですけれども、今の事態がこのまま見過ごされていいのかというふうに思います。  JDBの処分、一週間程度の利用停止という非常に軽い処分でございます。JDBの方は、先ほどありましたとおり、目的外利用ではなかったというふうなこ...全文を見る
○大門実紀史君 このクリバースには八万口で二回、すなわち十六万口の債権が売却されたという情報を私つかんでおります。十六万口というと、仮に一口五十万としても八百億となる規模ですから、量からいって相当の、その中の全部とはまだ分かりませんが、相当の何万件という情報が売られた可能性が強い...全文を見る
○大門実紀史君 終わります。
02月22日第166回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第3号
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○大門実紀史君 今日は、お忙しいところありがとうございます。  私がお聞きしたいことは既にもう随分取り上げられましたんですが、今のFTAとODAの関係についてもう少しお聞きしたいといいますか、東アジアの経済連携というのは私も重要だと思うんですが、FTAとODAというのはおっしゃ...全文を見る
03月14日第166回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○大門実紀史君 日本共産党の大門実紀史でございます。  格差を是正する観点で質問したいと思います。  まず、尾身大臣にお伺いいたします。  今回延長されようとしております証券優遇税制、その減税の規模は幾らぐらいでしょうか。
○大門実紀史君 試算として初めて数字が出ましたけれども、国税で約六千億ということは、先ほどありました、総務省が言っております一千五百億、合わせて七千五百億が一つの推計ですが、今政府が言われた、まとめとしてそういう数字と理解してよろしいでしょうか。
○大門実紀史君 総務省の試算、そして今、それを基にすると国税で六千億と。これには、実は株式譲渡益の申告課税分が含まれておりません。したがって、それ以上、七千五百億以上になるというふうに思いますが、いかがでしょうか。
○大門実紀史君 分かりました。我が党の試算では七千五百、大きく超えるというふうに試算をしているところでございます。  資料の一枚目をごらんいただきたいんですけれども、申告所得に占める金融所得の割合をグラフにしたものです。  要するに、富裕層、お金持ちほど株などの所得が多いとい...全文を見る
○大門実紀史君 資料の次の二枚目をごらんいただきたいと思います。  これは申告納税者の国税負担率でございます。これは説明するほど難しい数字ではございません。負担率が、グラフにしただけです。所得五千万を超えると負担率が下がります。  大臣は、これなぜ下がるとお思いでしょうか。
○大門実紀史君 じゃ、僣越ながら私が説明いたします。  これには源泉分離課税が入っておりません。したがって、入れればもっと高額所得の方の負担カーブが下がるはずということです。なぜならば、日本は、先ほど言いました、資産課税のところで、証券取引とかですね、分離課税でできることになっ...全文を見る
○大門実紀史君 私は各省庁にも伺いましたけれども、これはもう中身はほとんど既にやっていること、あるいはそれにちょっと毛の生えた程度のことで、一個一個頑張ってもらうことは否定はしないんですけれども、余り、戦略といって大げさに言うようなことなのかと。これは何とか対策で十分じゃないかと...全文を見る
○大門実紀史君 私は、そんなに一生懸命説明されるような話なのかなと思うんです。  柳澤大臣、厚生労働省、お聞きしますけれども、かつてジョブパスポートというのがございました。これは一体何だったんですか。
○大門実紀史君 これは、普通の文房具屋さんに売っている履歴書と何が違うんですか。
○大門実紀史君 ここに用紙があるんですけど、これ履歴書ですよ、履歴書の用紙ですよ。これ、別に普通の売っている、コンビニで売っている履歴書にボランティア歴書いたって構わないし、技能講習何級って書いたって構わないですよね。これ、何のためにこんなものを作られたのか、何でこれがパスポート...全文を見る
○大門実紀史君 大臣がおっしゃる訓練プログラムが大事なのは分かっているんですよ。このカードというのが結局履歴書になっちゃうんじゃないかと。職業訓練受けたのを自分で書けばいいだけでしょう。だから、あんまり新しい名前をぽんぽん出さないで、履歴書に書いてもらえばいいんですよ、こんなの作...全文を見る
○大門実紀史君 提案している大臣が勘違いされていますよ。企業が出すのは修了書です。履修証明書です。企業がその個人のに書いてあげるんじゃないんです。それをもらって自分で書くんです。だから履歴書に書くのと同じだから、誤解の受けるようなものはもうやめられた方がいいと申し上げたわけでござ...全文を見る
○大門実紀史君 竹中大臣も五年前に同じことを言われてたんですね。もう一向にその話が続いているんです。ちょっと良くなった話をすぐ出されてね。  資料を用意いたしましたけども、三枚目ですかね。要するに、これがすべて表していると思います、大企業の経常利益と労働分配率の推移ですけども。...全文を見る
○大門実紀史君 今議論されている労働ビッグバンというのがございますけれども、経済諮問会議で。じゃ、労働ビッグバン進めれば労働分配率は上がりますか。
○大門実紀史君 またこの議論はしたいと思いますが、今言われたのは就業構造のことばかりで、諮問会議あるいは専門調査会で議論され始めましたけれども、労働ビッグバンそのものは正社員も賃金下げようというふうなことがもう言われているわけですから、そうはならないということを申し上げて、私の質...全文を見る
03月15日第166回国会 参議院 財政金融委員会 第4号
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○大門実紀史君 共産党の大門でございます。  前回に続きまして、シティグループについて質問させていただきます。  シティのCEO、チャールズ・プリンスさんが度々来日をされておりますし、在日支店の責任者の、これは新聞報道ですけれども、ダグラス・ピーターソンさんが金融庁の幹部とか...全文を見る
○大門実紀史君 シティグループ全体、いろんな方が、大臣だけではなくて五味長官とも度々お会いして、会っているとか、今なぜシティグループは金融庁の幹部の皆さんと個別に何度も会っているのか。どういうことなんでしょうかね。
○大門実紀史君 余り特定の外資と、いろいろあると思いますけれども、お酒を飲んだり、そういう関係はどうなのかというふうに思いますので、後の質問にもかかわるかと思いますので、一言申し上げておきました。  資料をお配りいたしました。今日、シティグループ、CFJの個人情報の流れの、これ...全文を見る
○大門実紀史君 関東財務局ですよね、質問通告もしておりますよね。しかも、局長が、責任ある局長が知らなくて、私の質問に分からないで答えて、あんな一般論云々だとか、そんないい加減な答弁をされたんですか。
○大門実紀史君 大事な問題なんで確認しておきますけど、そういうふうに勘違いしようが何しようが、私は、申し上げたのは、このCFJに対して報告を求めるべきだと、これをはっきりと申し上げているわけで、JDB、両方からだっていいですけどね。だから、余りそういう苦し紛れみたいなこと言わない...全文を見る
○大門実紀史君 最初から素直にそう言ってもらえればいいわけでございます。  私、この中身の方が、もっと更に中身が気になるのは、ここにはこう書いています。これ正確に読み取らなきゃいけないと思っているんですけれども、CFJは大量の債権をもちろん持っています、サラ金ですからね。そのロ...全文を見る
○大門実紀史君 一千億規模と言われています。これは正確な数字ではありませんけれども、恐らく九万口が二つで十八万口といいますと、一口五十万としても一千億に近くなるわけですから。これは、このクリバースという業者は東京都登録業者で、小さな貸金業者でございます。そんな一千億規模の債権を買...全文を見る
○大門実紀史君 是非やってもらわなきゃ困ると思うのは、クリバースのことです。  前回、私は悪質な取立てについて指摘をいたしました。その後、宮城県の方なんですけれども、これ時効なのに支払請求をずっとされていた方です。面白いことに、私が二月二十二日に質問いたしました。それが夕刊各紙...全文を見る
○大門実紀史君 もうシティグループ全体が、サラ金だけではなくて、非常に情報管理に対してずさんなグループだと言わなければならないというふうに思います。  それがシンガポールの話ですが、中国の大連の話をいたしますと、これは大連そのものがいろんな金融センターとしていろいろ活動を始めて...全文を見る
○大門実紀史君 シティの戦略は、日本の邦銀も含めていろいろ展開していくということになりますと、こういう、この仕組みというのはこれはサラ金だけではなくて、例えば日本で富裕層に対していろいろ営業をやろうと。すべての日本人の情報がこういう形で、ほかの形も含めて海外に流れる可能性が、私は...全文を見る
○大門実紀史君 要するに、OECDは、センターをつくったり、委託する相手の国の個人情報の保護の法制度とかシステムがどういうふうに、きちっとなっているかどうかを審査して、審査にオーケーならばそこにセンターつくっていいですよとなっていますが、日本はそれがないものですから、そういう個人...全文を見る
○大門実紀史君 シティの動向は、もう今、日本の注目でございますので、本当に起きている、案外アメリカのトップは知らなくて、シティも、聞いてみますと、日本のいろんな、CFJもそうですけれども、上の方はアメリカ人、外国人が多いんですけれども、中間層以下はみんな日本人らしいですね。そうい...全文を見る
03月15日第166回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
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○大門実紀史君 日本共産党の大門実紀史でございます。  本日はお忙しい中ありがとうございます。個々の問題に入る前に、まず財政・経済政策の基本的な考え、そもそもの考えをどう考えるかお聞きしたいと思います。  今、市場原理主義とか新自由主義という言い方で、何といいますか、規制緩和...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございました。  そしたら具体的な問題で、まず北沢公述人にお伺いしたいんですけれども、年金の積立金の問題でございます。  私、国会でも何回か取り上げたことがあるんですけれども、今、年金の積立金というのは恐らく二百兆レベルになっているんではないかと思い...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございます。  そしたら、富田公述人にお伺いいたします。  インフレターゲット論というのがさんざん国会でも議論されてまいりました、最近は鳴りをひそめている感じはいたしますですけれども。それで、日本銀行が、まあその前からですけれども、いろんなものを、買...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございました。
03月20日第166回国会 参議院 財政金融委員会 第5号
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○大門実紀史君 日本共産党の大門でございます。  今日は、夕張市の破綻と大銀行の貸手責任について取り上げたいと思います。  この問題は、単に夕張市にだけの問題にとどまらず、後々他の自治体にも波及すると思われる問題ですので取り上げたいと思いますが、夕張市には私自身三回現地調査に...全文を見る
○大門実紀史君 夕張はそんな難しいまともな話じゃなくて、もう赤字と、赤字で採算取れないのを分かっていて貸したという点なんですね。だから、サラ金で言えばもう過剰与信でございます。そういうことを大銀行がやったという点ですので、そういう一般的な話じゃないというふうに金融庁も認識をしてい...全文を見る
○大門実紀史君 是非、こういうケースをよく研究して、債権放棄もさせるということも視野に入れてもらいたいと思います。  総務省にこの機会に一つ申し上げておきたいんですけれども、私、そもそも今述べたいろんな資料とかすべて独自で入手したものでございまして、破綻をして道や国から支援を要...全文を見る
○大門実紀史君 夕張市は情報公開条例で非公開と。じゃ、非公開はだれが決めるのかというと、夕張市当局が決めると。したがって、黙るつもりならいつまでも隠して隠し通せるという仕組みになっております。しかも、今や、これは普通の自治体なら分かりますけれども、国の財政再建団体、国の管理下の財...全文を見る
○大門実紀史君 とにかく三百五十三億円という数字そのもののなぞが一つも解明されていないまま市民の皆さんに大変な負担が押し付けられようとしているわけで、このままでは市民の方は納得しないということと、総務省も含めて、金融庁の協力もいただいて真相を解明しなきゃいけないというふうに思いま...全文を見る
03月22日第166回国会 参議院 財政金融委員会 第6号
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○大門実紀史君 大門でございます。  長い時間お疲れさまでございます。私が最後の質問ということになります。  もう既に様々な角度で議論がございました。私、三年前から格差と税、所得再分配については質問してまいりまして、今日は最後に格差と税、所得再分配と思っておりましたけれども、...全文を見る
○大門実紀史君 その答弁書を直されるとかえって長くなっちゃったりするんじゃないかと思いますけども。  お手元に資料をお配りをいたしました。予算委員会でも配った資料でしたが、時間がなかったので余り大臣と議論ができませんでしたので、一枚目、二枚目は予算委員会で配らせていただいた資料...全文を見る
○大門実紀史君 今大臣もおっしゃられるとおり、これはどう考えても、なぜ下がるのかというと、もう証券優遇税制しか考えられないと。これには源泉分離が入っておりませんので、申告ですから、それを入れると更に下がるというふうに思います。ほかの国は総合課税になっていますからこういうことがない...全文を見る
○大門実紀史君 やっとおわびの言葉が出ましたけれども、謝れば済むという問題ではございません。また、千円とかいう言い方されましたが、現地では大金でございまして、現地の村では月収の四分の一に当たります。記者会見で配られた二千七百円というのは記者の二日分ぐらいの日当に当たりますので、単...全文を見る
○大門実紀史君 そうすると、後から出てくるのは、ここにあるのはみんなほとんど墨塗りですけれども、名前がつぶされていますが、後から出てくるのは相手を確認して名前が出てくるものというふうに承知をいたします。  いずれにせよ、情報公開ですから、国会の要求ですから、速やかに作業をして出...全文を見る
○大門実紀史君 全然、国内でやっていることでそういうのは余り成り立たないというふうに思います。しかも、九九%、相手の負担なしでJBICが負担をしております。これは、もう会議じゃなくて接待じゃないかと言われても仕方がない形です。夜の飲食については、二百四十四件ですか、金額はこの出て...全文を見る
○大門実紀史君 いや、多々はあっては困るんですよ。もう常識外です、今どき。これだけ厳しく、国会も官庁も支出が厳しくチェックされているときに、そんな平気な答弁しちゃ駄目ですよ。  ちなみに、財務省にお聞きします。  財務省は、この会議費の支出について明確な基準を設けられていると...全文を見る
○大門実紀史君 つまり、JBICを管轄する財務省自身は、海外からお客さんが来たときだけ夜の飲食を伴う会議は認めましょうと、しかも金額も一万円から二万五千円以内を目安とすると、厳しい基準を設けております。JBICは、日本人同士でも官庁でも使い放題に使っているということでございます。...全文を見る
○大門実紀史君 じゃ、それにも異論がありますし、また何度でもやりたいと思いますけれども、少なくとも政党名は、これは個人情報とは別でございます。何党だったのかと、これは答えられると思いますが、いかがですか。ちょっと簡潔にお願いしますね。
○大門実紀史君 いや、私は許しても国民が許しませんよ。今どきこういうことを秘密でして、全部黒塗りにして、会議費という名目で飲食代が使い放題と、こんな官庁ございませんから。こんな役所、今どきないですから、独立行政法人として。これはもう厳しく問われると思います。今日はこれぐらいにして...全文を見る
○大門実紀史君 日本共産党を代表して、公債特例法案並びに所得税法等改正案に対し、簡潔に反対討論を行います。  公債特例法案に対して反対する理由は、本法案が、空前の利益を上げる大企業に対し更なる減税をし、超富裕層への優遇税制を続けながら巨額の赤字国債の発行を認める内容であるからで...全文を見る
03月22日第166回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第6号
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○大門実紀史君 大門でございます。十分ですので簡潔な答弁をお願いしたいと思います。  昨年十一月二十七日のこのODA特別委員会で、調査団を代表して質問をさせていただきました。参議院のODA調査団がインドネシアで調査の際に、JBICの現地コーディネーターが調査団がヒアリングをした...全文を見る
○大門実紀史君 まあ前回の指摘、周知を図った、注意を喚起したということですが、実際にはされておりません。  前回は電話代等ということを名目に出されたわけですが、その指摘をしたら今度は、電話代を払う場合は領収書をもらえと、これだけのことでございまして、向こうの現地コーディネーター...全文を見る
○大門実紀史君 もう時間なくなったんで終わりますけれども、JBIC、現地慣行とか相手の国の責任にしますけれども、JBIC自身がかなりお金の使い方が私はルーズだというふうに思っております。この問題は今日午後、財政金融委員会が、当該の委員会がありますんで、そちらで指摘したいというふう...全文を見る
03月23日第166回国会 参議院 財政金融委員会 第7号
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○大門実紀史君 大門でございます。  先に我が党の本法案の評価について述べておきたいというふうに思います。  この法案は行革推進法の特別会計改革を実行に移すためのものということでございまして、今三十一ある特別会計ごとに制定されていた特別会計法を一括法として、さらに、一般会計と...全文を見る
○大門実紀史君 それでは、具体的なところで指摘したいと思いますが、二点目に申し上げた民間にどんどん何でもやらしていくという点で、国有財産整備特別会計について質問をしたいというふうに思います。  官から民というのは、民間にできることは民間にということでございますけれども、私はそん...全文を見る
○大門実紀史君 つまり、私が最初から指摘しているように、利害関係者はまずいということで外されたわけだったらば、最初から外しておけばよかったんじゃないかと思います。  じゃ、なぜ伊藤滋さんは、この方は利害関係者じゃないんですか。この方は不動産業界、こういうディベロッパー業界から一...全文を見る
○大門実紀史君 いや、そうじゃなくて、聞いていることに答えてください。知っていますよ、経歴とかこういう関係に詳しい方だというのは。私が聞いたのは、不動産業界と金銭的な関係がない方ですか、それをちゃんと点検されているんですか。
○大門実紀史君 今日は時間少ないから余り、ほかにもさらっと聞きたいことがあるんで深く入れませんけれども、そういうことではなくて、不動産業界の、後からいろいろなことが起こると思うんですけれども、ある企業からコンサルタント料をもらっているとか何だとか、そういう金銭関係はチェックされた...全文を見る
○大門実紀史君 こればっかりやっているわけにいかないんですけれども、そうしたら、確認をしていただけますか。そういう金銭関係があるとまずいじゃないですか、これから個別の企業が、そうでしょう、三菱地所と三井不動産はそういう利害関係が生じるかもしれないということで外れていただいたと。じ...全文を見る
○大門実紀史君 じゃ、次回、その回答をお願いしてからまたその点は質問したいと思いますけれども。  一月二十九日にこの第九回会議で民間企業からヒアリングをされております。その会社名と、その会社を、非常に具体的な会社を呼んでいるんですけれども、選んだのはだれですか。
○大門実紀史君 このヒアリングだけでも一時間ぐらい質問したいぐらいの、これはヒアリングではありません。今日はもう簡単に触れておきますけれども、ヒアリングじゃなくて、うちの会社ならこういう開発いたしますと、もう事業アピールですよね。入札の何か説明会で、うちはこういうふうにあそこを開...全文を見る
○大門実紀史君 五千億という数字が、何か国庫の、国の財政に寄与するという意味よりも、ビジネスだと、これでビジネスチャンスが生まれるというようなニュアンスで盛んに発言をされているわけでございます。  四枚目の資料に地図を用意いたしましたけれども、私がずっと取り上げてきたのは、一番...全文を見る
○大門実紀史君 ここも容積率が七、八〇〇%だったのが一四七〇%に引き上げられました。これも都市再生本部が国家プロジェクトとしてこの辺りを指定したから上げられたということですけども、これについては伊藤さんは好き放題おっしゃっているんですけども、これは会議録ですけど、大手町合同庁舎三...全文を見る
○大門実紀史君 終わります。
03月27日第166回国会 参議院 財政金融委員会 第8号
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○大門実紀史君 大門でございます。  最初に、多重債務者対策について伺います。  昨日も有識者会議で自治体の相談窓口について議論があったようですけれども、しっかりした方向を出していただきたいと思いますが、以前から議論ありましたけれども、財政的、人員的になかなかそういう取組は難...全文を見る
○大門実紀史君 是非よろしくお願いいたします。  やみ金対策も今急がれていますけれども、私、この問題にずっと何年も前から取り組んできて、重要なのは、まず口座を凍結するということがいかに大事かということを感じていますが、現在進行中の事件で指摘をしたいと思います。  岩手県の一関...全文を見る
○大門実紀史君 今は対応してもらっているということですけど、金融庁は二月の二十一日にホームページで、この業者オリエントフィナンシャルはやみ金だと、違法業者だと公表されました。この時点で金融庁が口座の凍結に動いていただければ、少なくともこの被害者、八十何万も取られなかったと思うんで...全文を見る
○大門実紀史君 警察庁はもう一般論じゃなくて具体的に答えていただいているんですから、そういう一般論はもうやめてもらいたいと思います。  昨日、私も六口座、ほかの六口座をつかみましたので、金融庁に、金融庁の方からも口座凍結を要請をいたしましたので、これは警察庁はもう動いてもらって...全文を見る
○大門実紀史君 この口座凍結に絡んで新しい手法が今始まっていますので、指摘をして、研究をしてもらいたいと思います。  お手元に図解でお配りをいたしました。これは出会い系サイトがやみ金取立てと一緒くたになっているような事例ですが、お金の仕組みがなかなかこれだと、すぐ先ほど言った口...全文を見る
○大門実紀史君 いや、私が聞いているのはその処分の内容じゃなくて、処分の理由以外に、違法取立て、これをやったことを経産省はつかんでおられますかと、それだけ答えてくれますか。
○大門実紀史君 そうすると、これは警察の仕事になりますか、違法取立てとなると。これは特定商取法、経産省のではなくて警察の方の話になるでしょうか。
○大門実紀史君 取りあえず、経産省が処分されたそういう経産省の対象業者ですから、そういう違法取立ての苦情も来ていると私は思うんですが、事案、もし御存じでなければこちらでお示しいたしますので、取りあえず特定商取法で処分した相手ですから、そういう事実関係も確認をしていただきたいと思い...全文を見る
○大門実紀史君 私は、この事例は個別の案件で追い掛けてきたんですが、驚いたのは、先ほどから言っているやみ金の口座を押さえるという点でいくと、こういうスタイルをやみ金が取り始めると非常にこの口座の凍結が困難になるなと、難しくなるなと思うわけです。出てきません。利用者は払うのはコンビ...全文を見る
○大門実紀史君 とにかく、やみ金違法業者は次々新手で、新しい手口でやってまいりますし、こうなるともう経済産業省も是非この問題に御協力をいただきたいと思います。とにかく機敏な対応をお願いして、質問を終わります。ありがとうございました。
03月29日第166回国会 参議院 財政金融委員会 第9号
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○大門実紀史君 大門でございます。  関税法の審議ですけれども、本題に入る前に、損害保険会社の問題について一、二点お聞きしたいと思います。  今日はわざわざ山本大臣にお越しをいただきまして恐縮でございます。せっかく来ていただいたので、是非いい御答弁をお願いしたいと思いますけれ...全文を見る
○大門実紀史君 私は、その構造の問題の根底には、もうけばかり追い掛ける、もうこの間いろいろ起きていますけれども、そういう利益至上主義があるんじゃないかと思います。  その不払で処分を受けた損保保険最大手の東京海上日動火災が、今度は東京地裁からそのリストラ計画が不当であるとの判決...全文を見る
○大門実紀史君 もう一言お聞きしたいんですけれども、それは利用者の不払の方ですが、やっぱり全体として働く人も利用者も余りそういうことを頭に置かないでやっていると、こういう東京地裁から厳しく糾弾されるということも起こるんじゃないかと。やっぱり人を大切にする経営ということを、大臣、前...全文を見る
○大門実紀史君 とにかく、まだいろいろ起きそうだと思うのがこういう経営姿勢のところでございます。  不当労働行為というのは、控訴しても、この間負ける可能性が高いわけですし、時間延ばしで控訴して、時間延ばしなんかやると、もうとにかく社員の皆さんと家族の皆さんに苦しめるだけだと思い...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございました。  それでは、本題の方に入ります。  既に様々な角度から議論がございました。私は、この法案の最大の問題点は、経済連携協定の規定の整備の問題だというふうに思っております。改正理由が書かれておりますけれども、なかなか意味が不明でございます。...全文を見る
○大門実紀史君 いや、そうじゃないんですよ。もういろいろいいから、私が聞いたのは、今までは両委員会でやらなければ発効ができなかったと、今度は外交防衛委員会でやれば発効はできると、そういうことでしょう。それだけでいいですよ。
○大門実紀史君 あなた、だれでしたっけ、関税局長でしたっけ。分からないんですか、法案の中身が。そうじゃないんですよ。それはイレギュラーな例が出てきたときだけやるわけだから、今回のことによって、今までのこの条文で包括規定になっちゃうのは、もう向こうで決まったらここでは審議しないとい...全文を見る
○大門実紀史君 問題は、私思うんですけれども、やっぱり今日も群馬のコンニャクの問題ありましたし、いろいろ農業の問題、国内産業の問題もよく取り上げられました。それは主にこの委員会でやってきたんですよね。その場がなくなって、余り経済のこと御存じないと思われます外交防衛委員会の中だけで...全文を見る
○大門実紀史君 もう時間がなくなりましたので、次回、大きな問題ですので、もう時間ないときでもったいないですから、次の機会に全面的にやりたいと思います。  財務省が問題があるないは、そんな主観的な判断聞いていません。収入があったかどうかということを聞いたわけで、何らかの収入があっ...全文を見る
○大門実紀史君 反対討論を行います。  反対の主な理由は、先ほど質問で取り上げたとおり、経済連携協定に関する包括規定への移行です。このことによりEPAの審議、チェックの機会が半減をいたします。特に財政金融委員会では、その国とのEPAの賛否にかかわらず、与野党とも関税と国内産業や...全文を見る
04月09日第166回国会 参議院 決算委員会 第3号
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○大門実紀史君 大門でございます。  政策投資銀行に絞って質問いたします。  政策投資銀行については、ファンドの出資の問題含めて様々な問題点を当該委員会で何度も質問して、厳しく指摘をさしていただいてきたところでございます。小村さんとも何度も質問をさしていただいておりますけれど...全文を見る
○大門実紀史君 申し上げていることがお分かりになってないんですか。大企業とか言っているわけじゃないんです。大企業ほど資金調達がしやすいときに、自分でできるときに、今どき、戦後の復興期ならまだ分かりますよ、今どきこういうことをやっているというのは差額を埋めているということになりませ...全文を見る
○大門実紀史君 フローは関係ないんです。申し上げているのは、こういう融資の、何を生んでいるかということでございまして。  いろいろ政策目標とおっしゃいましたけれども、これは古くなりますけど〇二年の会計検査院の報告でも、このときはちょうど貸し渋り対策ということで政投銀も動員されて...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございます。  相当の金額の債権放棄を行うような今までの投融資をされてきたということだと思います。  私、このさっきの大企業の、いまだ大企業に対するああいう低利の巨額の融資をやっているということは形を変えた補助金のばらまきだと言われても仕方がないこと...全文を見る
○大門実紀史君 間違えました。財務省に聞こうと思ったんですけれども。じゃ、ついでに聞きますけど、財務省来ておられますね。  政投銀の総裁、副総裁、理事が、十六人中六人が天下りでございます。これは小村さんに聞いた方がいいかなと思いますけれども、どうして、この天下りでも、海上保安庁...全文を見る
○大門実紀史君 またその問題を深くやりたいと思いますが、これは今度、特殊会社になりますけれども、そのときにはこういう天下りは排除されるんでしょうか、財務省。
○大門実紀史君 そうすると、特殊会社の間は五年から七年と言われていますが、天下りは排除されないというふうに理解を取りあえずしておきます。  あと、この政策投資銀行が完全民営化のときには株式の売却と、つまり売られるわけでございますけれども、財務省としてこの政策投資銀行の売却収入、...全文を見る
○大門実紀史君 つまり、今の政投銀の売却のときに、幾らか分かりませんが純資産額が一つの目安になると。それ以上で、民営化の企業価値が高まって株価が上がればそれ以上で売れると、しかし、そうでない場合は、逆に国民の損失といいますか負担になるという可能性もあると、両方あると思うんですけれ...全文を見る
○大門実紀史君 いや、幾らかとか聞いてないんです。つまり、この案がうまくいかない。つまり、この企業価値を高める完全民間会社と、これがうまくいかなかったら純資産で売っても私は損失だと思いますが、純資産以下と、つまり国民負担、国民損失になる可能性があるわけです。そうならないような案か...全文を見る
○大門実紀史君 だから、それができなければ損失になるということだと思います。  小村総裁、国民負担、国民損失を生まないというふうな、この構想でですね、それは確約できるんでしょうか。
○大門実紀史君 そのビジネスモデルですけれども、資料の三枚目に政投銀が出しておられるのを書きましたけれども、私はこれ抽象的でよく分かりません。四つのDNAというのは何なのか全然、余り昔のDNAなんか引き継がない方がいいんじゃないかと私は思いますけれども。要するに、何をやろうとして...全文を見る
○大門実紀史君 私は、そのDNAはもうお捨てになった方がいいんじゃないかと、それを引きずっているから、引きずって考えているからこういうモデルしか出てこないんではないかと思います。  私は思うんですけれども、政投銀これからどうなるかと。一つは、純資産以下にたたかれて売却、つまり国...全文を見る
○大門実紀史君 終わります。
04月25日第166回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第3号
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○大門実紀史君 今日は、お忙しいところ、ありがとうございます。日本共産党の大門です。ちょっと経済のことに絞ってお聞きしたいと思います。  寺島参考人にお伺いしますけど、私もアジア、特に東アジアでの連携というのはもう必要、必然だと思っております。参考人のレジュメの一番最後のところ...全文を見る
04月26日第166回国会 参議院 財政金融委員会 第10号
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○大門実紀史君 大門でございます。  破綻報告については足利銀行問題をフォローしてきましたけども、既にもう何回も取り上げておりますので、今日ももう議論がありましたので、とにかく地元の中小企業、経済活性化のために、受皿問題も含めて、金融庁、御尽力をいただきたいということだけ申し上...全文を見る
○大門実紀史君 そのある程度の死差益、当然なんですけれども、ちょっともうある程度を超えているというふうに見られるんじゃないかと思います。朝日生命なんか異常ですよね。利ざやの損を死差益で埋めて利益の二七四%になっていると。これはもう異常な姿で、ほかのところも異常でございます。医療保...全文を見る
○大門実紀史君 それはならないですよ。今回、各生保が保険料を引き下げていますけれども、それを見てもそういうふうにはなりません。  私はこれ大きな影響とは言いませんが、この間個人の保険契約の全体の契約数は横ばいですよね。その中で医療保険、第三分野が増えております。もう一つは、医療...全文を見る
○大門実紀史君 今おっしゃったその標準生命表に関していえば、この死差益を膨らませた原因の大きなもう一つの理由が標準生命表の問題だというふうに思います。この点は金融庁もきちっと指導すべきじゃなかったかなという点があるわけですけれども、その点をお話ししたいと思いますけれども。  こ...全文を見る
○大門実紀史君 途中は余り変わらなかったから、その後変わったからというのは成り立たないと、この数字を見てもらえれば思うんですね。  このアクチュアリー会というのは、二枚目の資料に付けてありますけれども、どういう構成かというと、要するに生保の団体でやっているんですよ。自分たちで改...全文を見る
○大門実紀史君 今も大臣の御答弁いただきましたように、業界の体質そのものにメスを入れるような金融庁の指導監督をお願いして、私の質問を終わります。  ありがとうございました。
04月27日第166回国会 参議院 決算委員会 第6号
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○大門実紀史君 大門でございます。  国有地の売却、払下げ問題で質問いたします。  国有地の有効活用とか不必要なところを売却するというのは、国庫に収入が入りますから国民のプラスになるということで、全般的には反対するものではございませんが、時々ちょっとうさん臭いプロジェクトが出...全文を見る
○大門実紀史君 皆さんの有識者会議の座長の伊藤滋さんは、今年の一月二十五日、都市経営フォーラムでこんなことをおっしゃっております。この大手町開発で、経団連、日経新聞も土地を買うときは、つまり今のところから一、二号館の跡地を移るときは、ベースの容積率八〇〇%くらいから、ちょっとこれ...全文を見る
○大門実紀史君 伊藤滋さんにお伝えください、そういう不正確なことを有識者会議の座長が言うべきではないと。  この構図見て分かるとおり、国は千三百億円ですね。ここは面積が、ちょっと今は数字ありませんが、いずれにせよ平米一千万ぐらいの金額で売られているわけです。それっきりですよね。...全文を見る
○大門実紀史君 したがって、座長さんが言われるのは当たらないということでございますので、訂正するようにお伝えください。  問題は、どの時点で容積率がだんだんだんだん増やされていったかでございます。  国から都市再生機構に売られたのは平成十七年三月ですね。このときは七〇〇、今の...全文を見る
○大門実紀史君 これは都市再生本部がかんでいる国家プロジェクトですね、全体として、第五次決定ですね。そしたらあれですか、東京都が、財務省が売ってから、財務省の知らないうちに上げて財務省に損をさせたということですか。そういうことになりませんか、今の話だと。
○大門実紀史君 これは重要な問題でして、今一平米、この前不動産関係リサーチしましたら二千五百万は下らないと。売ったとき一千万ですよ。倍で売れたかも分からないんですよ。これ、皆さんの土地じゃありませんよ、国民の財産ですよ。そんなことを見通せなかったわけですか。責任問われるんじゃない...全文を見る
○大門実紀史君 ですから、これ、東京都のプロジェクトならまだお話は分からなくもないですけど、これ国家プロジェクトなんですよね。国が関与しているんです、都市再生本部が関与しているんです。都市再生本部には財務省からも人が行かれているでしょうし、そしてその都市再生本部を自分で動かしてき...全文を見る
○大門実紀史君 金額では物すごい損失を、国民の財産を安く売ってしまったということになるわけで、これは急な質問というふうにとらえられて混乱されているかも分かりませんが、厳しく反省をしてもらわなきゃいけないというふうに思います。  言わば、本来国有財産を高く売れたと、それでいいわけ...全文を見る
○大門実紀史君 一切反省はないんですか。
○大門実紀史君 私は理解しても、これ国民が知れば納得できる話ではないということでございます。  次に、気象庁と三号館、これは三枚目に地図がありますけれども、その跡地が同じように伊藤滋さんの座長の有識者会議で、開発に種地として使うというか、開発全体の中に位置付けていくとなっていま...全文を見る
○大門実紀史君 財政の健全化のためですよね、そもそもこの話はですね。どうして一千億も、一千億以上も損するような売り方をしたのかと、厳しく問われますよ、これは。  元々この構図そのものがおかしいんですよ、三菱地所の絡み方も含めてですね。しかも、この気象庁と三号館、三菱地所がわざわ...全文を見る
○大門実紀史君 私は、うさん臭いみたいなところを言われましたけれども、むしろ、随契で国の立場、国民の財産を高く売るならば、政策投資銀行はもう民営化されるわけだから、そういうところに売るよりも、今、大手町開発に市場価で、路線価じゃなくて、だから一平米二千五百万ぐらいで売れますよ。そ...全文を見る
○大門実紀史君 とにかく、国民の財産を随契随契で安く売りたたかないでもらいたいというのと、国民の利益をほかに移転するようなことだけはやってはいけないというふうに思います。  ただ、私は、政策投資銀行がこの駐車場部分を今ごろになって急に買うというのは、私はそんな、駐車場が買ってお...全文を見る
05月10日第166回国会 参議院 財政金融委員会 第11号
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○大門実紀史君 大門でございます。  最後ですので、日銀さんを激励する質問をしたいと思っております。  東アジアにおける経済協力、通貨協力は積極的に進めるべきだという点で今までも質問してまいりました。この点でこの間進展がございましたので、お聞きしたいと思います。  まず、財...全文を見る
○大門実紀史君 初めてお聞きになる方はちょっと分かりにくいと思いますけれども、要するにチェンマイ・イニシアチブというのは、九七年のアジア通貨危機を教訓に、ヘッジファンドがその国の通貨を売り浴びせしたときにそれを買い支えなきゃいけないと、そうすると外貨が、ドルが必要になると、そのド...全文を見る
○大門実紀史君 福井総裁の個人的なお考えでも結構なんです、見解で結構なんですけれども、このチェンマイ・イニシアチブが、九七年のアジア通貨危機のときは宮澤構想と言われるAMFというのがございました。ああいう危機が起きたときに日本が積極的に対応しようということで構想は出されたわけです...全文を見る
○大門実紀史君 じゃ、もう一つのスキームのアジア債券市場の育成の方の話ですが、余り中身に入ると小難しいところありますので、まず、これは要するに、これも通貨危機の教訓もあると思うんですけれども、アジアの国が外国からドルを借りている状態ですと、その国の通貨が急落したら返済するときに大...全文を見る
○大門実紀史君 もう少しゆっくり説明していただいても結構でございますけれども。  そうしたら私の方からもう少し中身でお聞きしますと、日本銀行が持っている外貨で、日銀が持っている外貨でこのアジアの国の国債を買うということも呼び込み効果としてされているようですが、どういう仕組みでそ...全文を見る
○大門実紀史君 このアジア債券市場育成、大変大事なことだというふうに思っております。  これ、もう一つはアジアの、先ほど言われましたが、貯蓄をアジアの中に生かすといいますか、そういう発想があるわけですけれども、ただ債券市場、マーケットが育成されていくと、別にその国のアジアの人し...全文を見る
○大門実紀史君 是非頑張っていただきたいというふうに思います。終わります。
05月16日第166回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第7号
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○大門実紀史君 五分ですので、お二人に一遍に一つずつお聞きしたいと思います。  谷山参考人にまず伺いますが、レジュメの法令遵守のところで、途上国と政策対話を行うには、ドナーの側の徹底した不正の排除が必要というふうに書かれておりますが、ちょっと具体的にどういう点を御指摘されている...全文を見る
05月17日第166回国会 参議院 内閣委員会、財政金融委員会連合審査会 第1号
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○大門実紀史君 大門でございます。  十五分でございますので、マクロ的なそもそも論に絞ってお聞きしたいと思います。  この法案の大本にあるのが政策金融をGDP比で半減するという目標、そこからいろんなことが始まってきたわけですけれども、一体そもそもそれはどこから出てきたのかとい...全文を見る
○大門実紀史君 いや、それは分かっているんですよ、だから出したんでしょう。ほかにないんですかとお聞きしているんです。
○大門実紀史君 ほかのいろいろ調べてみると、日本が幾らか多いのはいろいろ出てくるんですが、二・五倍、だから半分と。この数字というのは非常に重要でございまして、ほかのデータではそういうものは出てきません。  たった一つのデータを使って、二・五倍だから半分にと、余りにも話の始まりが...全文を見る
○大門実紀史君 あなたに聞いていないんです、大臣にお聞きしているんです。  そもそも、こういう法案の提案の出発点がこういうものだったと。半分というようなところが非常に、竹中さんが言ったわけですけれども、机の上で考えた、政策金融の現場も知らないで机の上で考えただけ。しかも内閣府は...全文を見る
○大門実紀史君 これの見方はそういうふうに見るんじゃないんですよ。あのね、政策金融とはそもそも何かをこれで見てもらいたいんです。政策金融というのは、要するに景気が悪ければ増えるわけですよ。景気が良ければ必要ないから増えないわけですよ。景気との関係で見てもらいたいというために用意し...全文を見る
○大門実紀史君 別にうちはそんなこと言ってませんよ。勝手に解釈をしないでいただきたいと思います。  要するに、おっしゃったとおり国民のお金ですからね、効率的に使うというのは大事なことですよね。どんどんお金がじゃぶじゃぶ入ってくるからじゃぶじゃぶ使っていいと、そんなことはないです...全文を見る
○大門実紀史君 中身出ておりますので、中身について一つお聞きしたいと思いますけれども、三枚目に資料をお配りいたしましたが、要するに大企業向け融資がまだ非常に多い、依然多いわけです。大企業は既に自己調達ができますので、大企業に対して低金利融資を続けるということは、民間とのその差額の...全文を見る
○大門実紀史君 終わります。ありがとうございました。
05月21日第166回国会 参議院 決算委員会 第9号
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○大門実紀史君 大門でございます。  経産省の決算概要を見ますと、消費者行政という項目も金額もございません。聞いてみたら、わずか五億四千万程度ということでございます。とにかく予算的にも、取組もあるいは法改正も消費者保護という立場を強めていただきたいというふうに思います。  そ...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございます。そういう方向で是非頑張ってほしいところなんですけれども。  具体的に、じゃどうするかということでございますが、これは松井審議官で結構でございますが、今大臣も言われました産構審の分科会小委員会でいろいろ議論されていると思いますが、この既払い金...全文を見る
○大門実紀史君 私も資料を読ませていただいて、今一つの議論として、簡単に言います、要するに、今回いろいろ法改正していこうという中で、適正与信を信販会社にも責任持ってもらうとか書面交付の契約書にも責任持ってもらうと。つまり、そういう義務を課して、信販会社に義務を課して、それには注意...全文を見る
○大門実紀史君 私は、そういう考えに経産省も今踏み込まれているというのは、もう今までに比べると大変前進だと思いますから大変評価するところではございます。ただ、本当にそれが、そういうものが本当にそれで裁判になって既払い金返還までに結び付くんだろうかというところは少し危惧が残っており...全文を見る
○大門実紀史君 私は、その方法を何も否定はいたしません。ただ、そうなると、もう時間がないんで議論だけといいますか意見だけ、ちょっと意見交換をしたいと思いますが。  要するに、そうなると、裁判をやらないと分からないと。裁判やってみないと分からないというところがございますし、本当に...全文を見る
○大門実紀史君 最後に大臣にお伺いしたいんですけれども、まだこれから議論をして、中間まとめが六月ということで法改正に向けてはいろいろ議論があると思うんです。私はさっきの三十条の中に既払い金の返還も入れるべきだと思っていますが、いずれにせよ、今の段階で経産省としては余り固め過ぎない...全文を見る
○大門実紀史君 終わります。
05月29日第166回国会 参議院 財政金融委員会 第12号
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○大門実紀史君 大門でございます。  新保険業法の施行に伴って、自主共済がどうなっていくのかということが今大変な事態になっております。衆議院では自民党も民主党も質問をされまして、民主党では今議員立法も準備されているというふうな党派を超えた問題になってきております。  この問題...全文を見る
○大門実紀史君 この問題は、与謝野大臣も山本大臣も個別には配慮をすると、いろいろ丁寧に相談に乗りますということで、実際私も幾つかの団体の対応について金融庁に御相談をしておりまして、大変親切に対応してもらっているところで、幾つか調整中のところがございます。  ただ、全体の数字を今...全文を見る
○大門実紀史君 確かにまだいろいろ確定しておりませんけれども、いずれにせよ、今四割のところが廃業の方向ということは大変な事態だというふうに思います。  これには小さな団体の負担の問題もありますけれども、私、そもそもこの適用除外の決め方に問題があったんではないかというふうに思いま...全文を見る
○大門実紀史君 もう大臣、その答弁書を読まなくて、私の聞いていることをそのまま答えてもらいたいんです。私が言ってるのは、もう簡単な話なんです。要するに、どういう物差しを決めようかというときに、金融庁は既存の法律にある根拠のある団体にしようと決められたと。言ってみれば、その前からず...全文を見る
○大門実紀史君 じゃ、私がその物差しをお示ししたら、それは研究していただけますか。
○大門実紀史君 じゃ、お示しをしていきたいと思います。  いずれにせよ、金融庁としても、申し上げたいのは、もうここまで、与党の中でも何とかしろよという話になって、大問題になってきているわけですから、そもそものその物差しのところで私だけじゃなくていろんな方の知恵も集めて研究をして...全文を見る
○大門実紀史君 終わります。
05月31日第166回国会 参議院 財政金融委員会 第13号
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○大門実紀史君 大門でございます。  もう朝から政投銀の話ばかり続いておりますんで、少しお疲れではないかと思いますので、ちょっとだけ気分を変えまして、その間一休みをしていただいて結構ですけれども、本題に入る前に一つだけこの間起きていることで総務省にお聞きをしておきたいと思います...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございます、早速手を打っていただいて。是非これからも取組を強めていただきたいと思います。  総務省の方は私はもう結構でございますので。
○大門実紀史君 それでは法案に入りたいと思いますが、朝から質疑を聞いておりまして、何だかよく分からない法案だというふうに一日聞いていても思います。これは何ですか。要するに、嫌がる政投銀を無理やり財務省が身売りをしようと、こんな話ですか。  どうも、小村さんの顔を見ていても元気が...全文を見る
○大門実紀史君 私は、そういうのは後からくっ付けたような、そんな高尚な話じゃないと、こんなのはですね。  大本をたどればどこにあるかというと、何年前ですか、経済財政諮問会議で竹中当時の大臣が、日本の政策金融は世界に比べて二、三倍だと、GDPの半分にすると、そんなところからですよ...全文を見る
○大門実紀史君 そういう大事なこともやっていらしたわけですね。こういうことは、民営化した後、この災害復旧に関してはどういうふうになりますか。
○大門実紀史君 それは、あれですか、あの公庫法の合同審査もやりましたけれども、あの危機管理対応スキームというのありますよね、こういう災害とか何かの場合。その場合、公庫は独自で調達資金があります。それを、もちろん政投銀だけじゃありませんが、金融機関にもいざというときそれを使っていろ...全文を見る
○大門実紀史君 災害が起きてからは、今までのようなことも続けられるということですけれども、災害対策は、もう当然のことながら防災の方が大事でございます。  現在、防災対策で政投銀はどんな役割を果たせるのか、これも簡潔にスキームだけで結構ですから、ちょっと説明してもらえますか。
○大門実紀史君 非常に重要なことを今やっていらっしゃると思いますが、それは民営化されたら政投銀としてできるんでしょうか。
○大門実紀史君 私、危機対応のことでいくと、防災の方は入らないと、あるいは、いざ何か起きたときということになりますから、まあ非常に何か危険性がもう目に見えている場合は入るかも分かりませんけど、例えば鉄道で震度幾つのことがあるとこの区間は心配だと、これは危機対応には入りませんので、...全文を見る
○大門実紀史君 私は、ここでよく考えてほしいんですね。政策とは何か、国の役割は何かと。補助金と、補給金という言い方でも結構ですが、いわゆる補助金というものと長期、固定、低利融資というこの二つの政策手段というのは、実は相当な違いがあると。これよく見極めてほしいと思います。  現場...全文を見る
○大門実紀史君 私は大事なことを教えてもらったと思っているんですけれども、二つのことを言われました。一つは、補助金はそのまま国民の税金ですから、そのままになりますが、金融の場合は直接国民にとって負担にならないと、この大きな違いがありますね。  ちょっと尾身大臣、お聞きしたいと思...全文を見る
○大門実紀史君 ちょっと御理解されてないと思うんです。私言っているのは、国からすると、それは今最後に言われたのは補助金の世界です、しょせん補助金の世界です。利子補給しようが、直接事業に補助金出そうが、補助金の世界です。それは、国民にとって大切な事業ですよ、もちろん何でもかんでもじ...全文を見る
○大門実紀史君 今の流れで結構です。つまり、申し上げたいのは、この政策投資銀行法案の中でやろうとしてもちょっと難しいところがございますよね。危機対応スキームは公庫法案の方から来ているわけですよね。だから、政府全体で、そういう大事な長期、低利融資の分野がありますので、そういうことを...全文を見る
○大門実紀史君 終わります。
06月05日第166回国会 参議院 財政金融委員会 第14号
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○大門実紀史君 大門でございます。  いよいよ最後の質問でございますけれども、いまだによく分からない法案でございまして、何のために民営化するのか、民営化した後どうするのか、両面ともよく分からない法案だと思います。  ちょっと角度を変えて、最後ですので、今後政投銀がやろうとして...全文を見る
○大門実紀史君 大変ちょっと見た感じ複雑なんですけど、要するに左の上の方は、金融機関と連携して、金融機関が持っている債権をこのファンドが割り引いて買うと。で、この病院を立て直してその債権を高く売るというスキームですね。下の方は、後でも触れますが、リースバック方式といいますか、不動...全文を見る
○大門実紀史君 今申されたことは、もう実態としては既に、これから政投銀と三菱商事やろうということですけれども、既にこの前の段階で、今現在既に、今申された、おっしゃったような原則はもう崩されているんじゃないかというふうに思います。  分かりやすいのがセコムの例でございます。セコム...全文を見る
○大門実紀史君 今おっしゃったように、この賃料、リースバックの家賃の中に特別のものを加えると、それは医療法五十四条ですか、剰余金の配当をしちゃいけないとなっていますけれども、それに反する行為になるということですが、幾らに決めるかそのものは明確な基準がないと。個別の判断ですよね。 ...全文を見る
○大門実紀史君 セコムは民間企業でございます。利益を追求するのは当たり前、投資したお金で運用益稼ぐのも当たり前で、それは責められません、責められません。ただ、医療法がきちっと、病院に関しては非営利でなきゃいけないと、剰余金の分配をしちゃいけないと、こうなっているわけですね。それに...全文を見る
○大門実紀史君 今申されたようなことは、平成五年の段階の通知ですね。この段階では、こういうセコムのような企業の参入とかあるいはこのファンドとかを想定していなかった時代です。むしろ、民間の金融機関、銀行は、病院にお金を貸すときに気を付けなさいと。ただ、それ古い段階での、今の時代を想...全文を見る
○大門実紀史君 もう名前の問題じゃないんですね。名前で誤解与えるんじゃなくて、中身としてもうこの病院はセコムが経営権を握っているわけです。  ちょっと想像してみてください。ただ土地と建物を貸している家主さんがですよ、家主の立場でどうして、病院の名前を変えろと、家主の名前にしろと...全文を見る
○大門実紀史君 あなたね、私は今まで具体的に指摘しているんだよ、具体的な事案を。それを確認してくれと言っているのに、その何だ一般的な話は。ここまであなたたちが調べ切れていないことを調べて教えてあげているわけでしょう。千葉県を通じて確認するぐらい当たり前じゃないの。どうなんですか。
○大門実紀史君 私はなぜ先にセコムの話をしたかといいますと、政投銀がこれからそういうところに踏み込まれようとしているんではないかと、数年後にこの委員会で私に、政投銀がやられた病院について同じような指摘をされるんではないかと。逆に言えば、この政投銀と三菱が一緒に入る病院というのは、...全文を見る
○大門実紀史君 もうそろそろお集まりのようでございますので、最後の質問をしても大丈夫でしょうか。  今、小村さんのお気持ちは、決意はよく分かるんですけれども、民間の世界はそんなに甘くはございません。  一つだけ、この三菱商事とのスキームで心配なのは、先ほど最後に申し上げたRE...全文を見る
○大門実紀史君 じゃ、もうそろそろにしますが、とにかく大変民間というのは厳しい世界でございますので、そうおっしゃっていてもこれはただの不動産ファンドみたいになりかねない、成り下がる危険性があると、そういう法案であるということを申し上げて、早いですけれども、質問を終わります。
○大門実紀史君 簡潔に反対討論を行います。  反対する第一の理由は、本法案が政策金融の何たるかについてまともな検討もなく、先に民営化ありきのこれからどうなるか分からない中身のない法案であるからです。  第二は、そのことによって政策投資銀行が従来行ってきた国民生活にとって重要な...全文を見る
06月12日第166回国会 参議院 財政金融委員会 第15号
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○大門実紀史君 大門でございます。  今日はサラ金の信用情報の扱いについて質問をいたします。  質問に入る前に、この間の金融庁の多重債務対策の取組については大変敬意を表したいと、大変頑張っておられます。今度の十六日のシンポジウムを含めて、現場の方は大変喜んでおられますので、山...全文を見る
○大門実紀史君 そういう正当な権利を行使したのに、自己破産とか含めたような債務整理に区分をされてしまっていろいろ不利益が出ているということでございます。  その債務整理という区分にしたら苦情が多いので、今年の九月三日から、右の欄ですけれども、契約見直しというふうなことにまた区分...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございます。  ですから、法改正の趣旨にそのままきちっと業界が取り組もうということであれば何も要らないんです、こんなことは。この余計な区分、しかも不明確で、みんなをそういう区分にしてしまうような、レッテルを張るような区分は何も必要ないというふうに思いま...全文を見る
○大門実紀史君 もう今の御努力に尽きると思いますが、大臣も一言いただければと思います。
○大門実紀史君 そういう御答弁もいただきましたので、時間はありますけれども、是非、その点で急いで御努力をいただきたいということを申し上げて、質問を終わります。
06月13日第166回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第8号
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○大門実紀史君 大門でございます。  十分ですので、簡潔な御答弁をよろしくお願いしたいと思います。  ODAと軍事活動との関係について質問いたします。  先ほどもございましたアフガニスタンでは治安の悪化が続いておりまして、特に南東部ではもう内乱状態と言っていい状況でございま...全文を見る
○大門実紀史君 今は現行法では難しいということですが、一括法とか法改正も含めて、今後PRTに日本が自衛隊を参加させるというふうなことは検討はされていくんでしょうか、それとも今おっしゃったように、もうそれとは別のことだというふうに判断されているのか、お伺いしたいと思います。
○大門実紀史君 このPRTに自衛隊が参加する点については、国際NGOも日本のNGOもかなり懸念を示されております。このODA特別委員会でも、参考人で来ていただきました日本国際ボランティアセンターの谷山代表理事もこの委員会の場で懸念を示されました。それは、要するに現地で、アフガニス...全文を見る
○大門実紀史君 もう一つは、今回の二十億円は無償資金協力で、これは直接PRTには行かないような工夫をされているというふうに聞きました。  ただ、先ほど総理のお言葉の中にもありましたが、PRTに無償援助の資金をというふうなこともこれから入ってくるとすると、私は、ODAというのは、...全文を見る
○大門実紀史君 終わります。
06月15日第166回国会 参議院 財政金融委員会 第18号
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○大門実紀史君 大門でございます。  今回の法案はなかなかよくできた法案だというふうに思っているところでございます。  四年前に大改正がございまして、随分あのときに議論したことを思い出しますけれども、強いて言うなら、あのときにもっと早く今回のような内容を入れておけば、その後の...全文を見る
○大門実紀史君 福田栃木県知事が山本大臣にお会いなさったんですかね、四月二十三日ですか。そのときに知事が、今、佐藤さんからありました選定の過程について一定の情報公開をしてほしいという希望が出されたように聞いておりますけれども、その辺はなかなか難しいんでしょうか。地元としては大変気...全文を見る
○大門実紀史君 いずれにせよ、あの破綻したときには地域経済がかなり被害を受けましたので、地元のそういう要望を踏まえて選定作業を進めてもらいたいと思います。  足利銀行が破綻したときに一時国有化の引き金を引いたのが中央青山だということで大問題になりました。そのときに中央青山の監査...全文を見る
○大門実紀史君 いや、だから一般論で聞いているんです。ちゃんと通告しておいたでしょう。
○大門実紀史君 私、こだわりませんけど、言っていることは、こういう意見が違って、なおかつ金融庁は、すべてじゃありませんけど、意見の違うすべてじゃないですけれども、そのある部分について戒告処分をなさったと、ですね。その中身を今おっしゃったわけですね。ところが、その中身は戒告処分じゃ...全文を見る
○大門実紀史君 じゃ、どう言えばいいかな。まあいいです、もう、全然意味が分かっていらっしゃらないみたいですから。  もう一つ聞きたいんですけれども、公認会計士・監査審査会で、これは具体的な話でございますが、足利銀行にかかわる中央青山について検討されたことはございますか。
○大門実紀史君 昨日、レクで聞いたら、検討したことはあるというふうに聞いております。別にそれもこだわることないと思うんですけれども。  次にお聞きしたいのは、この中央青山は足銀問題のときに、何といいますか、監査法人であるにもかかわらず、足利銀行のいろんな経営判断に相当関与いたし...全文を見る
○大門実紀史君 足銀に絡んで会計士法との関係でお聞きしたいのはもう以上でございます。  足銀は破綻した後、足銀破綻の後ですね、不良債権処理で地元では別のちょっと大きな問題が起きておりますので、そちらの方に話を移したいと思います。  資料をお配りいたしましたけれども、足利銀行は...全文を見る
○大門実紀史君 ただ、足銀が決算とかいろんなものを、金融庁チェックなさるわけですから、報道で知ったというよりも、それ見てれば名前出てきますよね。そういう点、じゃ初めて知ったんですか。報道というのはおかしいなと思ってお聞きするんですけれども。当然、足銀からいろんな報告があって、今承...全文を見る
○大門実紀史君 お手元に配った写真と図がそうなんですけれども、この資料の、上の方の資料の左側が西地区といって右側が中央地区という言い方するんですけれども、要するに、右の方からちょっと言いますと、これは上野百貨店跡地を大林組が任意売却で〇三年の四月に取得をいたしました。これは中央地...全文を見る
○大門実紀史君 その補助金というのは、再開発事業だったら何を建てても出るんでしょうか。
○大門実紀史君 ですから、この中央地区の方は、国が十二億、栃木県と宇都宮市が各六億ですね。そのほかに宇都宮市が五階、六階、十九億で買っておりますから、四十三億円が税金投入でございます。約七割が税金で造られております。  西地区のこのマンションの方ですけれども、これは、ただ、今地...全文を見る
○大門実紀史君 そうすると、全国で、私は、不良債権処理の土地が駅前にたくさん、駅前とか中心地にたくさん今出ています。それをデベロッパーなりゼネコンが買っているところが一杯あります。それが再開発事業とさえ指定されれば、マンションを造ろうが何造ろうが、国から国民の税金が投入されている...全文を見る
○大門実紀史君 これは一応県も市も手続は踏んでいるでしょう。私が申し上げたのは、国として、国民の税金を、の立場で、県と市が今おっしゃったようなことでとにかく補助金出すこと決めた、事業に認定したと、だったらば国交省は無条件で出すのかと。今言ったように民間が、民間デベロッパーがこうい...全文を見る
○大門実紀史君 それでは、もう一つ具体的なことを聞きますけれども、都市再開発法は、この場合はそうですけれども、第一種市街地再開発事業としての要件としてかなりやっぱり国民の税金を出すものですから厳格な規定をしていると思うんですけれども、この第一種市街地再開発事業の要件というのはどう...全文を見る
○大門実紀史君 今言われました三点目というのは、都市再開発法三条ですかね、当該区域内の土地利用が細分化されていることなどによって土地利用が著しく不健全、つまり細分化されていて、ばらばらにみんないろんなことをやり出したらきちっとした町づくりできないと、この趣旨はよく分かります。 ...全文を見る
○大門実紀史君 いや、私は、国交省の判断聞いているんです。分かりますよ、通常、市街地開発というのは、小さなお店がばらばらにあったり、いろんなものが交錯していて、それじゃまとまった開発できないからということで、こういう開発組合をつくって、事業組合というのはもうよく分かっております。...全文を見る
○大門実紀史君 栃木県の知事の判断で国民の税金何でも使われたらたまらないですよ。それは、栃木県は栃木県で栃木県議会、あるいは宇都宮は宇都宮市議会、チェックすればいいと思いますけれども、国会は国会で国の税金の使い方をチェックする場ですから、知事が言ったから、知事が決めたから、知事の...全文を見る
○大門実紀史君 併せて申し上げておきますけれども、こういう無理無理、具体的なだれかに利益を与えるために容積率を緩和するというのが余りにも多過ぎます。この委員会でも大手町開発、大きな問題取り上げましたけれども、こういうことが全国の今都市再開発の中でやられていて、しかも金融が絡んで不...全文を見る
○大門実紀史君 今申し上げたように、最後に大臣にお伺いしたいと思いますけれども、金融の問題から不良債権処理でいろんなところに土地が出て、そしてそれが銀行の不良債権処理との関係で、特にディベロッパー、ゼネコンが安く買って今のようなことになっていると。こういう流れになっていくと、不良...全文を見る
○大門実紀史君 ちょっと早いですけれども。もう少し頑張ってみますか。  足利銀行問題に戻ってしまいますけれども、先ほどの冒頭の質問にちょっと戻って申し訳ないんですけれども、三つの条件ですね、その二つ目に地域における金融仲介機能の発揮と。これが、地元が心配しております外資等の短期...全文を見る
○大門実紀史君 そういう点で御努力をいただきたいと思います。  終わります。
06月19日第166回国会 参議院 財政金融委員会 第19号
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○大門実紀史君 大門でございます。  鳴り物入りで登場した電子記録債権ですけれども、私はこの電子記録債権、余り使われないんじゃないかというふうに思います。せいぜいクレジット会社のローン債権等が先行するぐらいで、何年後かにまた改正をしないと使われないといいますか、その程度の法案じ...全文を見る
○大門実紀史君 ですから、現実の現場の経済を考えてほしいんですけれども、その意思に任せるというところがあるわけですから、幾らこういうスキームをつくっても実際には使われないということが私は生じてしまうんではないかというふうに思います。ほかのメリットがあっても、肝心なのは取引の関係で...全文を見る
○大門実紀史君 つまり、流動性か借り手保護かという点でいくと、法案そのものの性格がそうですが、流動性を取るという政策判断をされたということに尽きると思います。  それでは、百歩譲ってですけれども、この電子記録債権に貸付債権を入れるとしても、例えば韓国の電子売り掛け債権制度があり...全文を見る
○大門実紀史君 もう一つは、この法案の大きな欠陥だなと思っているんですけれども、貸付債権というのはよくよく現場でどうなっているか見てほしいんですけれども、貸付債権を譲渡するという動機は二つでございます。一つは財産として譲渡する場合、もう一つは取立てのために譲渡する場合。現実社会は...全文を見る
○大門実紀史君 じゃ、なぜ法案の中にきちっとそういうことが明確にされてないんでしょうか。
○大門実紀史君 そうしたら、確認しますけれども、さっきのような場合、抗弁権は事業者にもずっと保障されるという解釈で明確になっているわけですね。
○大門実紀史君 そこが三國谷さんも商工ローン、サラ金問題をやられていましたからよくお分かりだと思うんですけれども、書かれていればということですね、書かれていればですよね。書かれていれば、書かれた時点でもうその金額もらってないわけですよ、その中身について抗弁権は保障されるわけですか...全文を見る
○大門実紀史君 そこが危ないですので、政令なりなんなりで、今の見解は大事な見解だと思いますんでね、明確にしてもらいたいんです、そこは明確に。そういう手続を取っていただけますか、そしたら。
○大門実紀史君 じゃ、ちょっと実践的に見ていくしかないというふうに思いますが、個人の場合は明確になっていますが、今のようなところが本当にそこに適用されるのかというのは、金融庁の意思はそうかも分かりませんが、法文上、個人と同一になっておりませんので、懸念されるということでございます...全文を見る
○大門実紀史君 佐藤さんに質問をするのは恐らく今日が最後かと思います。いろいろお世話になりまして、この場をおかりしてお礼申し上げたいと思います。  今、お話あったように、銀行が電子記録債権化して、不良債権化したときには、そういう監督指針の下にある。ところが、銀行が不良債権化する...全文を見る
○大門実紀史君 まあ本法案は意図した中小企業の資金調達が本当に進むのかどうかも不透明でございまして、むしろ貸付債権における、今の現場の経済を考えますと、貸付債権におけるその事業者の抗弁権が、先ほど何とかなるという話でしたけれども、非常にきちっと確立していないということと、このスキ...全文を見る
10月24日第168回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第2号
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○大門実紀史君 大門です。  今日は、調査会報告についての各省庁どう対応してきたかというフォローアップですけれども、個々の問題、少し切りがないので、ちょっと素朴な疑問をお聞きしたいんですけれども、そもそも調査会報告、提言が出たときに、その時点で各省庁が本当にそれを読んでいるのか...全文を見る
○大門実紀史君 今後の調査会を進める上で大事なことだと思うんで、私は、中川副大臣に答弁してもらったように、具体的にどの会議で徹底しているとか、そういうことを後で御報告いただくように理事会で協議してもらえればと思います。
10月30日第168回国会 参議院 財政金融委員会 第2号
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○大門実紀史君 大門でございます。  最初に、金融庁関係、一つだけ質問とお願いをしておきたいと思います。  新保険業法の施行で自主共済が大変になっているという問題は再三この委員会でも取り上げてきたところでございますが、法改正の趣旨は金融被害、共済を利用した金融被害をなくそうと...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございました。  あれから五か月以上たっても、四百三十二のうち結局法律どおり移行したのは二つだけと、変わらないわけですね、参入が三つあるということですけれども。大変な事態だと私思います。  やはり政令、適用除外そのものに問題が、やり方に問題があったん...全文を見る
○大門実紀史君 もうその御相談の時期が過ぎて、やってきたんです。本当に金融庁には相談に乗ってもらって、幾つもいろんな手を打ってきたんですが、それでもこれだけ残っているというのは大変な事態なんで、今日は、まだこの段階で延長しますというのははっきりなかなか言えないでしょうけど、そのこ...全文を見る
○大門実紀史君 それでは、財務省、額賀大臣に、今日は税の問題を中心にお考えをと思ってたくさんの資料を準備したんですけれども、午前中、民主党の富岡委員の質問で、官業癒着の問題で、仕事上はいろいろあるというふうなことを言われたので、そういう言い方されるとちょっと聞きたくなって、いろい...全文を見る
○大門実紀史君 じゃ、はっきりと、同席はされていないということですね。  じゃ、ちょっとかねてから私、思っていることも含めて、せっかくの機会ですのでお聞きしたいと思いますが、額賀大臣はゴルフが趣味だということで、結構なことだと思いますが、〇二年の六月二十三日に、この事実はもう守...全文を見る
○大門実紀史君 じゃ、これ後でまた調べてお聞きいたしますんで、会費を払ったかどうかがこの間でいけば非常に重要な問題になりますので、後でまたお答えいただきたいと思います。  そうすると、出たことも覚えていらっしゃらないと、同席した人間もよく覚えていらっしゃらないということですね。...全文を見る
○大門実紀史君 あんまりやるとこればかりになるので、もう一つだけお聞きしておきますが、三菱グループは港区の高輪に三菱開東閣というのを持っております。これは三菱グループの迎賓館みたいなものですが、そこに大臣行かれたことはございますか。
○大門実紀史君 じゃ、もうこれでやめますが、それがいつどういう目的だったのかもできれば調べておいていただいて、次の機会に明らかにしてもらえればというふうにして、今日はこれくらいにしておきます。  いずれにせよ、大臣とこれから議論する上でも、こういういろんなものがもやもやしている...全文を見る
○大門実紀史君 これは本当に重要な問題ですので、だれが負担するかというところ、まあ未納者解決とかいろんなことあるんですけれども、これは全額税方式の場合は解消される部分はありますが、消費税にした場合こういう問題が生じるということで、慎重に検討をお願いしたいというふうに思います。 ...全文を見る
○大門実紀史君 いや、消費税はもうはっきり我が党は反対の立場ですから、制度としての目的税、今、目的化はされていますね。目的税ではありません。目的税化そのものの制度の考え方をお聞きしているわけですが、もう少しその制度について。
○大門実紀史君 いや、それについて財務省は、いや、この議論は何度もこの委員会で、私ここにもう六年以上いますから、やってきた中で、財務省は目的税化というのは、まあはっきり言って増税してもほかにも使えるようにしたいということはあるかも分かりませんが、いずれにせよ、目的税化というのはど...全文を見る
○大門実紀史君 いいです。要するに、目的税というのは福祉と、福祉上げるか増税かというような議論になるとか、ヨーロッパはやっておりませんから、その辺の議論を前していたんですけれども、もう一度ちょっと財務省のレク受けてまた改めて議論したいと思います。  証券税制の方でございますが、...全文を見る
○大門実紀史君 じゃ、一言だけ申し上げます。  そういう経過があったわけですけれども、去年の場合は与党も廃止、政府税調も廃止の方向。ところが、経団連の皆さんから強い要望が出て急遽予算に盛り込むと、こうなったわけですね。  私は、やっぱり財務省がしっかりしたスタンスを持っていた...全文を見る
10月31日第168回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第3号
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○大門実紀史君 時間の関係で、厚労省に絞って伺います。  報告いただいた資料の八ページのところでございますが、偽装請負というのがもう大問題になってまいりましたけど、提言ナンバーでいくと十四から十八辺りに入ってくると思いますが、これについての対応で、ガイドライン、チェックシートを...全文を見る
○大門実紀史君 もういいよ。  趣旨なんか聞いていないんですよ。時間ないんだから、聞いたことだけでいいから。これが何の役に立っているかと聞いただけなんですね。いいよ、もう。私、この問題やってきたんで、趣旨なんかいいんですよ。何の役に立っているか、効果だけ聞いているわけです。 ...全文を見る
○大門実紀史君 青年雇用は深刻で、調査会でもかなり踏み込んだ提案をしているんですけれども、そういうことに対して、何というかな、ペーパー主義といいますかね、何かさっきのジョブ・カードもそうだけど、ペーパー作ってやっているというのが、まだそのレベルであるということをちょっと厳しく反省...全文を見る
11月01日第168回国会 参議院 財政金融委員会 第3号
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○大門実紀史君 大門でございます。  日銀の金融政策についてはもう午前中から様々な議論がございました。特に、田村委員からさすが国際派と思える鋭い指摘もございました。まだ証券税制を言っていらっしゃいましたけれども、田村さんと私は育ちが違うといいますか、やはり裕福な御家庭でお育ちに...全文を見る
○大門実紀史君 G7あるいはサミットでも、ドイツと、ドイツは監視強化の姿勢でございますが、イギリス、アメリカ、日本はちょっとスタンスが違うというのが続いているわけですが、ただ、アメリカの国内では、まあイギリスもそうですけれども、ファンドに対する課税強化と、これはイギリスでそういう...全文を見る
○大門実紀史君 ファンドの課税問題はこの委員会でも取り上げていきたいと思いますが、一つの考え方として、今実は参議院の中で、超党派ですけれども、トービン税を研究しようというような動きが始まっております。  トービン税というのは、御存じのとおり、アメリカの学者のジェームズ・トービン...全文を見る
○大門実紀史君 そういうことも事実、テーマになっておりまして、そういうことも研究していこうということで、世界でいろいろな動きがあるところでございます。  日銀の皆さんにはお聞きすることがもう全部なくなりましたので、別のテーマで、ちょっと急ぐ課題がありますので、質問をさせていただ...全文を見る
○大門実紀史君 三國谷さんも一緒にずっと議論してきたわけですから、よく具体的にどんなケースがあるか、もっとリアルに考えてもらいたいなと思いますし、ほとんど、だってそういう場合だったら別に夫が借りればいいわけでしょう、収入のある人が借りればいいわけですね。わざわざ同意書をもらって収...全文を見る
○大門実紀史君 もうせっかくいい法案作ったんですから、金融庁自ら穴を空けるようなことをなさらないで、最後のところでございます、大事なところでございますので、最後まで研究してそういうことが起こらないように手を打っていただきたいということを申し上げて、私の質問を終わります。  あり...全文を見る
11月06日第168回国会 参議院 財政金融委員会 第4号
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○大門実紀史君 大門でございます。  破綻報告については今日は特に質問ございません。ただ、足銀問題は私も破綻の前から取り上げてまいりましたので、今も御意見あったように、地元の経済がうまくいくように頑張っていただきたいというふうに申し上げておきたいと思います。  一般質疑という...全文を見る
○大門実紀史君 先ほど申し上げた、これは秋山氏も外務省も認めているわけですけれども、国の助成金がいろんな形を通じて別の組織に流れていたと、これも大変な問題だと思いますので、財務大臣としても、元ここの役員だったわけですから、調べるように指示してもらいたいと思いますし、もう一つは、こ...全文を見る
○大門実紀史君 主催者の方に聞きました。そうしたら、こういうふうに昨日の夜、秋山氏は言っておりました。  参加した議員の皆さん七人だったと思いますけれども、議員から徴収した参加費は一人二十万円でしたと、だけでしたと。ですから、額賀大臣の分も二十万円負担ということを向こうは言って...全文を見る
○大門実紀史君 いや、そうじゃなくて、額賀さん自身が任意団体の主催のに行ったから、参加費払って行ったということを言われるわけで、急にそんな公益性があるなんて言わないでくださいよ。全体で百数十万掛かるのを二十万しか負担されてないということは、あとは税金も含めてほかからカンパ、防衛産...全文を見る
○大門実紀史君 財務大臣にかかわる、今のですね、財務大臣にかかわる今年の、今年のお金の使い方ですから、あいまいにされずきちっと団体に確認をして幾ら本来は払うべきだったのかと、後からお支払いになっても結構だと私は思いますので、それはちゃんと調べて次のときにお答えをいただきたいと思い...全文を見る
○大門実紀史君 私大変まずいと思うんですよね。そもそもこの戦略会議、開くことそのものに日米の防衛関連企業が協賛金を出して、このセレモニーそのものにもお金を出して、そしてこういう設定をすると。しかも、日米平和・文化協会にもお金を出している。全体が、その防衛関連企業がお金を出していて...全文を見る
○大門実紀史君 違うんです。向こうが言ったんです。向こうが言ったから。
○大門実紀史君 そう言われるなら言わなきゃいけないですけど、主催者側に聞いた、秋山氏に聞いた話を今日お尋ねをしているんだから、違うと言うならば額賀大臣が調べなさいよ、当たり前じゃないですか。こっちは聞いているんじゃないですか。
○大門実紀史君 聞いたじゃないですか。何言っているんだ。
11月19日第168回国会 参議院 決算委員会 第3号
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○大門実紀史君 日本共産党の大門でございます。  額賀大臣に質問をいたします。先ほど、うまく切り抜けたというお話がありましたけれども、まだまだ油断なさらない方がいいんではないかというふうに申し上げておきたいと思います。  今日は、額賀大臣に、山田洋行よりももっと大きな会社の話...全文を見る
○大門実紀史君 我が党はパーティーとかやりませんけど、通常は参加名簿があるんじゃないかと思うんですよね。  いずれにせよ、先ほどの白先生の話からすると、全体として実際の参加者は何分の一かだと、パーティー券を買ってもらったうちのですね。そうすると、この山田洋行に関して言いますと、...全文を見る
○大門実紀史君 私は、実質的なことをお伺いしているわけです。買ってもらって、来なければもう紙切れに山田洋行はお金を払ったと。その分はもう実質的に言えば献金とみなされても仕方がないと思うんですね。  合法的かどうかお聞きしているんではありません。倫理上、それは献金と何も変わらない...全文を見る
○大門実紀史君 明確に、恐らく二百二十万だと一人二万とすると百十人分。しかし、山田洋行はほかの企業と違ってそんなにたくさん参加するわけありません。したがって、少なくとも半分以上は額賀さんに対する献金に該当すると言われても仕方がないし、こういうふうな企業になっているわけですから参加...全文を見る
○大門実紀史君 要するに、この交流協会、安保議員協議会、アメリカのアドバック社、これが混然一体とマンションの一室で仕事をしているし、中身も何やっているか、もう不可解な部分がまだまだ残されているということでございます。  国の助成金の関係に話を戻しますが、この組織に関係する会議が...全文を見る
○大門実紀史君 勉強するのも何でもいいですよ。自分で金払って行きなさいよということを申し上げているわけでございます。明確に国の助成金で、あなたは何回もアメリカに渡航されているということでございます。  また、スケジュール表にあるとおり、アメリカへ行きますと、アメリカの軍需企業が...全文を見る
○大門実紀史君 そういうものは会計報告の書類には出てまいりません。  もう一つお聞きいたします。  大臣は、私が前回委員会で質問して、すぐ分からないということなので調べておいてくださいと申し上げましたけれども、三菱グループは港区高輪に開東閣という接待施設、三菱の迎賓館と言われ...全文を見る
○大門実紀史君 じゃ、会費は払っていないということで理解してよろしいですね。もう再三伺っているわけですが、調べられたと思うんですけれども、そもそも払うような場所ではありませんけれども、いかがですか。
○大門実紀史君 三菱重工は、三菱電機と合わせて防衛省から四千億円という全体の三割ですよ、最大の受注企業です。そのことについて答えられないというのはおかしいと思いますので、再度調べて二十二日、当該委員会でお答えいただくようにお願いしたいと思います。  最後に、時間がなくなりました...全文を見る
○大門実紀史君 じゃ、もう終わりますが、とにかくこれは、研究所が能力持っているわけありません、幽霊研究所です、秋山一人でやっている研究所でございますから。そんなところに能力があって頼んだというのはおかしいと思いますので、引き続き当該委員会で追及していきたいと思います。  ありが...全文を見る
11月22日第168回国会 参議院 財政金融委員会 第5号
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○大門実紀史君 大門でございます。  大塚さんの後を継いで質問したいと思いますが、テレビカメラがいなくなってしまいましたが。  まあ、いろいろ議論ありましたが、記憶にない、記録にない、記録と記憶になければ事実がないとは限らないわけでございます。グレーゾーンがあるわけでございま...全文を見る
○大門実紀史君 じゃ、秋山さんと今日お話しされたということでございますね。私にはもう今週アメリカに行っているというふうにおっしゃっていましたが、まだ日本におられるということでございますね。  このアリバイといいますか、その十二月四日が疑問を持たれているわけですから、これが仮に事...全文を見る
○大門実紀史君 その今おっしゃったアジアの安全保障情勢とかミサイルとか、考え方は違いますけれども、そういう勉強をされるときに何で三菱商事が呼ばれなきゃいけないんですか。参加しなきゃいけないんですか。
○大門実紀史君 いやいや、だから私が申し上げたでしょう、理事なんですよ、この佐藤達夫さんは。だから、それそのものもどうかと思うんですけれども、一般的な理事会とかだったら、いいか悪いかは別にして参加されることはあるでしょうけれども、こんな少人数の、しかも来年のシンポジウムのための勉...全文を見る
○大門実紀史君 この席はあれですか、安全保障協議会、まあこれ表裏一体ですけれども、秋山さん、これセットするときは、終わってから宴席とか、あるいはひょっとしたらこれお酒飲みながら会合されたんじゃないかと。今まで幾つかのものもあるんですけれども、そういうことも思いますし、これは宴席は...全文を見る
○大門実紀史君 終わってから宴席が持たれましたか。
○大門実紀史君 じゃ、宴席はなかったということですか。
○大門実紀史君 これはちょっと今聞いたばかりの話なんで、ちょっと本題に戻りますけど、いずれにせよ、三菱商事が非常に不思議です、そこにいたというのがですね。この疑問は引き続きまた晴らしていきたいと思います。  本題の方に入りますけれども、この表は、基本図は何回かお配りしております...全文を見る
○大門実紀史君 さらに資料、外務省、ふだんから三年に一遍の立入調査で、一年に一遍の事業報告しか見ておられませんから、実際にその配信している内容を見てもらえれば分かるんですが、以前と変わりません、中身は。これをたまたま米国情報の配信と、国防情報の配信を米国情報の配信に変えただけでご...全文を見る
○大門実紀史君 額賀大臣はこの交流協会の理事を三年やっていらっしゃると思います。そういう報告を受けております。  公益法人交流協会、この交流協会の理事には運営上の責任がございます、理事というのは。だから理事に選出されておるわけですけれども。理事というのは、こちらの定期総会議案書...全文を見る
○大門実紀史君 公益法人、社団法人の理事の役割について何も御存じなくって理事を続けられたんですか。理事は何の責任もないんですか。ふだんやっているのは秋山さんですよ、ほとんど一人で仕切ってやっていますよ。しかし、ちゃんとその事業報告が定期総会に出されて、そこで意見も、いろんな議論を...全文を見る
○大門実紀史君 したことがないというのは、理事の役割を果たされなかったわけですね。こういうことになっているわけです、この団体。とうとう東京地検特捜部まで入っているわけですね。その仕切ってきた秋山さんとあなたは大変親しいわけですから、何をやってきたのかと。財務大臣の資質を問う前に、...全文を見る
○大門実紀史君 東京地検より早く発見してもらいたいなと思うところでございます。  国際交流基金にお尋ねをいたします。  国際交流基金は、外務省から何度も検査、指導を受けているこの交流協会、公益法人に対して、ずっと申請されたら助成金を出し続けてこられました。外務省がいろんな指導...全文を見る
○大門実紀史君 長期か短期かじゃないんですよ。その団体の適格性をまず審査すべきでしょう。その団体、助成を受けるような団体なのかどうかと。長期だったら出さないといったら、ちゃんと普通に頑張っているNGOとかなんかが助成金、長期にわたってやった場合困るじゃないですか。団体の適格性とし...全文を見る
○大門実紀史君 改めて、あなたじゃ駄目だ、小倉理事長等呼んでお話しいたします。  一つだけ聞いておきますけれども、〇〇年当時も、二〇〇〇年当時も交流基金というのは、この文化振興会でしたけれども、当時は、がやっている日米安保議員交流にも助成金を出していると思います。その事業報告を...全文を見る
○大門実紀史君 じゃ、もういいです。小倉さんを呼んで改めてやります。政治判断ができないんです、あなたたちは。  次の資料を見ていただきまして、防衛庁から交流協会への発注事業の資料でございます。⑥が秋山氏の名前がありますが、苅田港の老朽化学兵器に関する調査委託事業です。九百八万二...全文を見る
○大門実紀史君 御理解されていないんですね。こういう事業をやってきたことが定款違反だというふうに外務省は指摘しているわけです。分かります、分かります。だから、定款違反の事業は御存じなかったんだと思いますけれども。  さらに、これはおかしいんですよね。契約したのが平成十五年二月二...全文を見る
○大門実紀史君 資料、じゃ、秋山氏から出てきた回答書を次回の委員会で配らせてもらいます。だれがどう見てもそんな話ではございません。特に秋山氏と、できるかできないか、できます、できます、できないか、こんなことは今おっしゃったような一般的なものではありません。  もう一言申し上げて...全文を見る
○大門実紀史君 国交省が、国交省はこういうことの専門家ではありませんからね、どこに相談していいのかと、これは大変な事件でしたから、思ったときに現れて紹介したのが、秋山氏を紹介したのがステファン・リーブス准将でございます。こういうアメリカ軍もかかわっている、この全体構図が本当に、お...全文を見る
○大門実紀史君 もう何といいますか、私確かに山田洋行の問題でいえば、大臣が宴席に出られた、出られていない、それが本当なのかうそなのかと証言の真偽が重要になっておりますけれども、もっと大きな防衛利権が私はここにあると思って再三申し上げているところでございます。それにも額賀大臣の名前...全文を見る
12月12日第168回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第4号
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○大門実紀史君 大門です。  女性議員の比率を高めるように努力をしたいと思います。前は民主党よりも比率は高かったんでございますけれども。  私も理事懇参加していましたので、それを踏まえて若干御意見申し上げますと、テーマは国際的な視野で幸福度というのは斬新で大変面白いなと、今ま...全文を見る
12月18日第168回国会 参議院 外交防衛委員会 第13号
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○大門実紀史君 日本共産党の大門でございます。  今日は、当委員会で日米平和・文化交流協会秋山直紀氏の参考人招致が決められました。私自身はいろんな委員会で要求してまいりましたので、外交防衛委員会の決断に敬意を表したいというふうに思います。防衛利権全体を解明するためにはどうしても...全文を見る
○大門実紀史君 もう一個一個言えばいろいろその都度言われるんですけれども、どう見たって全体、手取り足取りこの秋山氏のところに受注させようということでやってこられたというのはもう全体から見て明らかではないかと思います。  入札、落札の経緯もおかしいなと思うんですけれども、これはこ...全文を見る
○大門実紀史君 もうその問題は後でいずれにせよお調べになるようになると思いますので、さらに、神戸製鋼に対する発注のところも疑問が一杯ございます。  先ほど申し上げましたように、制御爆破なら神戸製鋼という流れになって、前段でいろんな疑惑がなければ、通常なら随意契約で神戸製鋼に発注...全文を見る
○大門実紀史君 神戸製鋼は防衛庁に黙って山田洋行を下請に入れたということになります。  この仕事は神戸製鋼から山田洋行に幾らで発注されたんですか。
○大門実紀史君 潜水事業ね。
○大門実紀史君 そうすると、山田洋行からさらにテトラ・テックに幾らで、まあほぼ丸投げだと思いますが、その金額も防衛省は把握されていませんね。
○大門実紀史君 山田洋行の内部資料では、約十八億円ということで神戸製鋼から請けたというふうになっております。そもそも十八億円も掛かる仕事なのかという疑問があります。  防衛省は、当初の予定価格の積算の中で、この潜水作業を積算しておられます。金額幾らですか。
○大門実紀史君 積算書だと七億一千八百万円で積算したものが十八億円で山田洋行に行っていると。その差額はどうなっているのかということが今注目をされているわけでございます。  それが裏金づくりに使われたのか、交流協会に還流されたのか、山田洋行もマージンを稼いだのかということで、その...全文を見る
○大門実紀史君 通常なら、民民のことでなかなか何でも調べろと私は申し上げません。ここまでいろんな疑惑が個々のお金のところに集中しているわけですので、そういう悠長なことをおっしゃらないで、至急お調べになるべきだということを申し上げておきたいと思います。  私、以上全体が苅田港の全...全文を見る
○大門実紀史君 またいろいろ明らかになってくるというふうに思います。  次に、日米平和・文化交流協会そのものの財政の問題を最後の時間取り上げたいと思いますが、資料の六でございます。  この交流協会の収支報告書、決算書、全部私の方にいただきました。で、分析を重ねてまいりました。...全文を見る
○大門実紀史君 いや、もうさっき木村さんに聞いたから、大臣。
○大門実紀史君 終わります。