大門実紀史

だいもんみきし

比例代表選出
日本共産党
当選回数4回

大門実紀史の2008年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月08日第168回国会 参議院 外交防衛委員会 第17号
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○大門実紀史君 日本共産党の大門実紀史でございます。  秋山さんとは二度ほど電話でお話をしたことがございます。今日は御足労をいただきまして御苦労さまでございます。  早速中身に入りますけれども、先ほど委員長からも御質問がございましたけれども、山田洋行からの二十五万ドルは受け取...全文を見る
○大門実紀史君 先ほどの続きなんですけれども、日本ミライズと山田洋行が代理店契約を争っていたときに、山田洋行のために協力してほしいと、久間大臣を通じて協力してほしいというふうな依頼を受けたこと、あるいは相談を受けたことはございますか。
○大門実紀史君 今もございましたけれども、そうすると、あなたが顧問をされているアドバック社ですけれども、山田洋行からコンサルタント料が支払われたということはございますか。
○大門実紀史君 それは金額とかお分かりですか。
○大門実紀史君 あなたは事実上アドバック日本支社の顧問といいますか、事実上責任者だと思いますが、あなたはお分かりになりませんか。
○大門実紀史君 先ほどアメリカの重要人物を紹介することがあるとおっしゃいましたけれども、その中にはウィリアム・シュナイダー元アメリカの国防次官、あるいはウィリアム・コーエン元米国の国防長官、この方々を紹介されたことはございますか。
○大門実紀史君 この紹介するというのは、どういう目的で紹介されるんでしょうか。企業は何を求めてそういうアメリカの重要人物を紹介してもらいたいというふうに要請されるんでしょうか。
○大門実紀史君 次のことをお伺いします。  久間前防衛大臣が設立した軍事情報会社のアイメックというのを御存じですか。
○大門実紀史君 これは、入会申込書ここにございますけれども、具体的には軽井沢クラブというのに入会してもらうということになっています。この軽井沢クラブは、あなたがいらっしゃる永田町パレロワイヤルに所在地がございます。何号室にあるか御存じですか。
○大門実紀史君 このアイメックは一応軍事情報会社ということになってますが、名前はともかく、久間さんから、こういう軍事情報会社、協会であなたがやっていらっしゃる情報配信とかでございますけれども、手伝ってほしい等々の相談があったことございますか。
○大門実紀史君 交流協会の決算の内容について伺います。  私、これは国会でも取り上げてまいりましたけれども、決算書をちょっと分析させていただきました。そうすると、〇六年の企業からの会費の入金が突出しております、ほかの年に比べて。いろんなことを分析した結果で五千万円以上、異常な突...全文を見る
○大門実紀史君 そういう会議の費用はこちらの方であらかじめ何千万ぐらいだろうということで差し引いた上で五千万以上の不明金があるということで、外務省にも度々問い合わせをして調べてもらっているんですけれども回答がなかったものですから、今のだと同じ話になってしまうんですけれども。私は電...全文を見る
○大門実紀史君 その年は、支払う方も事業支出の中に支払報酬が一千七百七万円ということで、これも例年にない支出がされております。これはだれにお支払いになりましたか。
○大門実紀史君 支払報酬ですから、特定の方に払ったと思いますが。  併せてお聞きしますけれども、あなたは協会の常勤理事でございますけれども、この協会から幾ら支払報酬を受けておられますか。
○大門実紀史君 そうすると、あなたはどうやって生活をしていらっしゃるんですか。どこから収入を得られていますか。
○大門実紀史君 時間がないので次のことを伺います。  港区高輪にあります三菱グループの施設、開東閣に行かれたことはございますか。
○大門実紀史君 現在の石破防衛大臣と一緒に行かれたことはございますか。
○大門実紀史君 この三菱開東閣というのは三菱グループの接待施設でございます。どこかで宴席をただやったという問題ではなくて、明確に三菱が接待をする場所でございます。そういうところに現職大臣あるいはあなたはなぜ行かれたんですか。
○大門実紀史君 最後に一つだけお聞きいたします。  平成十二年に、現在の福田総理が、先ほどもありましたが、日米議員交流で訪米されております。このときも国からの助成金が出ていると思いますが、福田、当時は自民党の経理局長という肩書で行かれておりますが、このときも国からの助成金はこの...全文を見る
○大門実紀史君 あなたの申請書によりますと、個別の議員名が書かれております。ですから、特定なんですよね。違いますか。
○大門実紀史君 時間が参りましたので終わりますが、是非とも、秋山さんの証人喚問、そして久間前大臣の証人喚問も理事会で御協議をいただきたいと思います。
○大門実紀史君 終わります。
01月31日第169回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○大門実紀史君 日本共産党の大門実紀史でございます。  原油高が国民の暮らしを直撃をいたしております。(資料提示)灯油代だけでも、東北の宮城県では昨年の三割増し、北海道では昨年の四割増しの負担増になっております。先ほど総務大臣から、いわゆる福祉灯油について御説明ございました。も...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございます。  今回の国の助成、特別交付税措置は生活保護世帯の福祉灯油にも措置されるということになっております。ところが、北海道では約九割の自治体が生活保護世帯を福祉灯油の対象から除外をしています。理由はなぜかというふうに聞きますと、生活保護世帯には冬...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございます。  総理にお聞きいたします。  お聞きのように、今回の国の緊急対策は、生活保護世帯も含めて生活困窮者の方々に少しでも、ささやかかも分かりませんが、暖かい思いをしてもらおうというふうな対策だというふうに思います。寒冷地では灯油代の節約という...全文を見る
○大門実紀史君 私は、努力をしてほしいと、そういうことを言うのが国として当たり前ではないかと思うんですね。総務省がそういう中途半端なことを言うから、ぐちゃぐちゃしたことを言うから、やらなくていいのかと思っている自治体が多いわけです。そんなことを言っている間に冬が終わったらどうする...全文を見る
○大門実紀史君 私は、国の趣旨からいって、いろいろあるかも分かりませんが、できるだけ努力をしてもらいたいと、これは当たり前のことだと思うんですが、もう一言お願いいたします。努力しなくていいんですか、せっかく出しておいて。
○大門実紀史君 次に、地方の問題を取り上げたいと思います。  補正で地方に配慮したというふうに言われますけれども、全国で一番困難なところが切り捨てられております。北海道の夕張市です。(資料提示)  先日、マイナス十度を超える夕張市に行ってまいりました。今、夕張市は財政再建計画...全文を見る
○大門実紀史君 今、若干の見直しと言われましたけれども、財政再建計画はこの前若干の見直しはありました。今後も、見直しも含めて配慮されるということでよろしいでしょうか。
○大門実紀史君 総理は、夕張の問題についていかが思われておりますか。
○大門実紀史君 市民の皆さんは一生懸命努力されていますし、全国から支援の輪も広がっております。しかし、先ほど申し上げたように、膨大な借金が背負わされていて、私は、人口も今減っているんですよね、この計画そのものが成り立たないと、そういうときが来ると思います。  増田大臣、地方自治...全文を見る
○大門実紀史君 ですから、丁寧な配慮はしていただくんです。この計画そのものが成り立つかどうかを聞いているんです。様々な原因があるとおっしゃいましたけれども、国とか道とか銀行の貸し手責任問われないで市民にだけこんな重い負担が背負わされているんですよ。人口は減っているんですよ。だって...全文を見る
02月13日第169回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第1号
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○大門実紀史君 今日はどうもありがとうございます。大門でございます。  本当にもっと長い時間お聞きしたいような話でございました。  中村参考人に、命という視点から世の中を見るということで、非常に示唆の富んだ話を聞かせていただきましたけど、最近、命に関しては悲しいやりきれない事...全文を見る
02月20日第169回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第2号
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○大門実紀史君 今日はお忙しいところをありがとうございます。  もっとまとまって長くお話を聞きたいぐらいでしたけれども、最初に神野先生にお伺いいたします。  神野先生の御本はいつもたくさん読ませていただいておりますので大体言われていること分かるんですけど、せっかくの機会ですの...全文を見る
○大門実紀史君 御指名ありがとうございます。  一度予算委員会で質問したこともあるんですけれども、若干説明させてもらうと、夕張は、国の責任もあり、神野先生言われた産炭地から引きずっているものもあり、北海道の責任もあり、一番ひどいのは夕張市当局のいろんな、もう不正と言っていいぐら...全文を見る
02月27日第169回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第3号
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○大門実紀史君 本日はありがとうございます。  農山村、限界集落の問題は国会でも議論になっているところでございます。農山村がなぜこんなここまでの事態になったかという点でいくと、先ほどもありましたけれども、自然にそうなったわけではなくて、やっぱり国の政策とかいろんなものがあってこ...全文を見る
03月24日第169回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○大門実紀史君 日本共産党の大門実紀史でございます。  介護保険サービスを支えていただいている職員、ヘルパーさんの処遇問題を取り上げます。  お手元に資料を配付しておりますけれども、時間の関係で細かくは触れません。とにかく賃金が低過ぎると、その主な原因は介護報酬の引下げ、それ...全文を見る
○大門実紀史君 今御紹介ありました新しい基本指針というのはすっきりしていまして、第一課題に労働環境の改善が必要ということで一定評価をさせていただいているところですけれども、しかし、その後に出されたワーキングチームというのの報告は変節してきているんじゃないかという現場から心配の声が...全文を見る
○大門実紀史君 現場では女性が多いから賃金が低いのも仕方がないというふうなニュアンスで説明している人もおります。  資料の一枚目に付けたように、男性も低いんですね。一般的な男女格差の問題じゃないんです。男女共に低過ぎると。なのに、わざわざ女性が多いと強調するのはなぜかということ...全文を見る
○大門実紀史君 ですから、そういういろんな要素を含めると、比較したらやっぱり低くなるんです、単純じゃなくても低くなるんです。  この丸ごとの三つ目と五つ目にあるのが非常に問題になっていますけれども、全産業より勤続年数が短いと書いておいて、五つ目に勤続年数に応じて一定の伸びが見ら...全文を見る
○大門実紀史君 それは私自身がそういう説明を受けたんです、厚労省のレクのときに。  これも資料の一番目に付けていますけれども、勤続年数と賃金に相関関係はございません。勤続年数が短いのは、離職率が高くて辞めていく人が多いからです。厚労省はそんなことも把握されてないんですか。
○大門実紀史君 舛添大臣、こういうややこしい訳の分からない報告を出すようなワーキングチーム、もうこの際、私解散したらどうかと思いますが、いかがですか。
○大門実紀史君 極め付けは四枚目の資料ですけれども、これは今年の二月二十一日に神戸の事業所説明会で配られた資料でございます。ヘルパーさんも介護職員もそんなに低くないと、まあまあだという説明をされております。これはどういう意図でされたんですか。
○大門実紀史君 これは、ですから実態を反映しているんですかとお聞きしているんです。
○大門実紀史君 ヘルパーさんはお年寄りのところに直行直帰で行くんですよね。ですから通勤時間なんていうのはカウントされていないんです。実際の時給はせいぜい八百円が今の現実でございますし、施設の職員も夜勤十六時間勤務で二十時間拘束とか、こういうのがあるわけですから、こんな単純に時給で...全文を見る
○大門実紀史君 その指針の中に、介護報酬の改定と職員配置の見直しというのが書いてあります。この点はどうお考えですか。
○大門実紀史君 このままいくと〇九年度改正にいろいろなってしまうと思いますけれども、それまでに何か手を打たれないんですか。
○大門実紀史君 その指針の中で、給与の部分ですけれども、要するに、民間に努力をお願いして、国や自治体は優良事業所だけ公表するとなっていますけれども、民間任せだけで本当に賃金上げられるんでしょうか。
○大門実紀史君 介護事業というのは公的事業で、介護サービスというのは公定価格ですね、国が決めるわけですね。あとは民間任せというところに今の事態を招いたと思うわけです。  我が党は、処遇改善、保険料に跳ね返らないように税を使った特別助成でやるべきだと、それが給与に反映されるように...全文を見る
○大門実紀史君 終わります。
03月25日第169回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
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○大門実紀史君 日本共産党の大門でございます。  政府系ファンド、SWFについて、田村委員とは違う立場で質問をさせていただきます。  国会の中でも政府系ファンドを立ち上げようという動きが強まっておりまして、そのための議員連盟をつくるということで私も声を掛けられましたけれども、...全文を見る
○大門実紀史君 おっしゃるような方向に行けばまだいいんですけれども、実際にはダボス会議やG7、G8を含めて、この政府系ファンド、SWFの透明性を確保すべきだという話になってきておりますね。IMFも行動規範をつくるべきだというふうな話になっております。  私、面白いなと思ったんで...全文を見る
○大門実紀史君 じゃ、同じテーマで、河村さん、一言。
○大門実紀史君 どうもありがとうございました。
○大門実紀史君 日本共産党、大門でございます。  本当に長時間にわたる異例の公聴人聴取ということで大変御苦労さまでございます。特に八代さん、大変お疲れだというふうに思います。  八代さんと野党といいますか、やり取り聞いていると、公述人の御意見を聴くというよりも、もう論戦の様相...全文を見る
○大門実紀史君 やっていらして、規制改革会議から全体見ておられますけれども、もう諮問会議、どうなんですか、実際。議事録はずっと読んでおりますけれども、前ほど緊張感もないし、なくなっていくような雰囲気はお感じになりませんか。
○大門実紀史君 もう世界的にとおっしゃいますけれども、世界的にはこういう、新自由主義という言い方はされたくないとおっしゃいましたが、いずれにせよ、この小さな政府、規制緩和、何でも官から民と、こういうのは逆に言えば見直されているんですよね、世界的に言えばですね。その辺もお考えになっ...全文を見る
○大門実紀史君 ちょっと一言言うと、甘利さんの話は二〇〇六年十月十三日の諮問会議ですので後で御覧ください。おっしゃったようなことではございません。  あと、労働組合に吸い上げられていない労働者のためとおっしゃいますけれども、吸い上げられていない、つまり非正規雇用とか、今ワーキン...全文を見る
○大門実紀史君 じゃ、中林公述人にお伺いいたします。  アメリカ経済にお詳しいということで、サブプライムローン問題、ドル安問題になっていますけど、私は、それもありますけれども、基本的にはアメリカの基本的な力といいますか、双子の赤字ですよね。特に、もう時間ないので細かく言いません...全文を見る
○大門実紀史君 どうもありがとうございました。
03月27日第169回国会 参議院 財政金融委員会 第2号
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○大門実紀史君 日本共産党の大門でございます。  本題に入る前に、先ほど田村委員から理事懇の中身を暴露するような話がありましたけれども、それなら私も一言言わせていただきたいなというふうに思います。  さっきの話聞いていると、どうも民主党さんだけが、野党だけが何か審議を止めてい...全文を見る
○大門実紀史君 きちんとした審議には入りづらいというふうに思っております。  渡辺大臣、時間の関係があるそうですけれども、少し大丈夫ですか、まだ。  じゃ、幾つか先に。  保険業法の十七年の改正で自主共済が廃業に追い込まれるという事態、何度も質問してまいりまして、それについ...全文を見る
○大門実紀史君 何かまだよく現状御存じじゃないのかなというふうに思いますけれども、もうそういうことで二年やってきて、知らないとかそういう状況じゃなくて、みんなもう本当に廃業を決断するという事態になっておるので、もう少しよくお聞きになった方がいいと思いますけれども、記者会見で大臣は...全文を見る
○大門実紀史君 もう同じ議論いたしませんけれども、そういう状況じゃないということと、四月前に本当は延期してもらいたいということで野党は法案を提出したわけですけれども、四月、期限になったときに、恐らくもう一割も移行できなかったと。大変な事態になると思います。  もうお時間ないよう...全文を見る
○大門実紀史君 額賀大臣に、先ほどの税法の関連でお伺いをいたします。  ここまでもう迫っているわけですが、与野党の協議にお任せするということを再三答弁されておりましたけれども、事ここに至ってといいますか、迫ってまいりまして、先ほど申し上げましたガソリンを除いた部分についても大き...全文を見る
○大門実紀史君 分かりました。本当にもう何日もなくて、そしてガソリンを除いた部分でも相当な影響が考えられると。  私は、財務省、税制を預かるところですから、その対応として何らかの分離したものを提案するとか、あるいは民主党さんの案にも歩み寄るとか、そういうものがもう政治の世界はあ...全文を見る
○大門実紀史君 この道路特定財源の問題というのは塩川大臣のときに諮問会議での議論がありまして、財務省があのときに一つの考え方を、一つの枠を考えたのかなと私見ておったんですけれども、塩川大臣のときですが、どういう議論があったかといいますと、一般財源化という話が議論されたわけですね。...全文を見る
○大門実紀史君 それでは、次の質問に入ります。政府系ファンドの問題でございます。  先ほど田村さんからも、一々逆らう気はありませんけれども、夢のような話がございました。自民党はあれですか、国家戦略本部でしたっけ、立ち上げて、前金融担当大臣の山本さんが議連をつくられて、私もお誘い...全文を見る
○大門実紀史君 もちろん国家はどうあるべきかは全然正反対だと思いますが、私が申し上げているのは、ファンドという言い方は別として、国民の資産を今でも利息で、米国債で運用している、そういう運用しているわけですね。どこに運用していくかという点でいくと、そういう何か、何というんですか、リ...全文を見る
○大門実紀史君 時間が参りましたので、予定した質問できなくて、西原さん、どうも済みませんです。  じゃ、終わります。
○大門実紀史君 大門でございます。  先ほど四時から総理が記者会見をされて、ちょっと正確なペーパーはまだ届いてないんですけれども、要するに道路特定財源は次々年度、次の次の年度から一般財源化されるということと、暫定税率の廃止も検討されると、これも次の次の年度に向けてというふうなこ...全文を見る
○大門実紀史君 いやいや、内容を説明していただこうと思ったわけではございませんで、ポイントは、次の次の年度から一般財源化ということと暫定税率の廃止も検討ということが、来年度の税制改革のところに向けて検討するということが出たわけでございますけれども、ここまで出されるならば私は、もう...全文を見る
○大門実紀史君 分かりました。  じゃ、本題に入ります。  資料を配付させていただきました。日米平和・文化交流協会の問題で、またやるのかと大臣お思いかも分かりませんが、私も余りもうこういう問題やりたくないんですけれども、ただこの前の経過と、新しい資料が出てまいりましたので、し...全文を見る
○大門実紀史君 額賀大臣が元事務総長もやられて副会長もやっておられた、大臣になられる前だと思いますが、この安保議員協議会も今回の立入検査でちょっと分かったことがございます。  この通知にも書いてありますが、安全保障研究所と書いてありますけれども、これは例の秋山さんが自分でおっし...全文を見る
○大門実紀史君 ちょっと全体の輪郭を申し上げますと、資料の二枚目にお付けいたしましたが、政治資金規正法第五条の一項一号というのがございまして、書いてあるとおりなんですけれども、要するに、政治上の主義又は施策を研究する目的を有する団体で、国会議員が主宰するもの又はその主要な構成員が...全文を見る
○大門実紀史君 先ほど御紹介した政治資金規正法五条の第一項を読んでいただくと分かるんですが、政治活動というのは研究活動も含まれるわけですね、こういう安全保障もですね。したがって、政治活動に該当するということで、そういうことです。  私は、大臣がこういう政治資金規正法違反の団体の...全文を見る
○大門実紀史君 秋山さんとは御懇意ということですので、そういう御注意を喚起するという意味で受け止めていただければというふうに思います。  まだほかに取り上げたいことがありますが、今日はこれぐらいにして、これで終わりたいと思います。  ありがとうございました。
03月31日第169回国会 参議院 財政金融委員会 第3号
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○大門実紀史君 大門でございます。  まず、今回の関税定率法改正案について、必要な措置も含まれておりますけれども、幾つかの点で賛成はできないということを最初に申し上げておきます。  詳細はもう衆議院の議論で明らかにいたしましたが、一つは、日本版AEO制度の優遇措置拡大が水際で...全文を見る
○大門実紀史君 具体的に言いますと、小型の漁船で船外機を付ける、船にエンジンを付ける場合、燃料はガソリンでございまして、そのガソリンにはガソリン税が課税されております。それは道路特定財源に入るわけですけれども、お聞きしたいのは、なぜそういう漁船から道路整備のための税金を取るのかと...全文を見る
○大門実紀史君 つまり、一般財源からやっている話で、私が聞いているのは道路特定財源に納めてもらったやつをどうしているのかという意味でございます。  一般財源は別の話で、別の財布の別の枠の話で、漁業者の方も別の税金を払っているわけですね。というか、一般会計、一般財源の世界じゃなく...全文を見る
○大門実紀史君 つまり、漁業の燃料に課税されたのが特定財源に入って、それはユーザー還元になってなくて、受益者負担の原則になってなくて、漁業者とは関係ないほかの道路整備に使われたということになりませんか。
○大門実紀史君 あなた、私の言っていること分からないですか。  道路特定財源と一般財源があって、一般財源からそれをやっていらっしゃるのは何回も聞かなくても分かっているんです。漁業者だってほかの税金を納めて一般財源のところにお金を入れて、それはいろいろあるわけですよ、その事業は。...全文を見る
○大門実紀史君 分からない人だな。まあ、いいや、もう。  要するに、皆さんが道路特定財源を集める原則は、ユーザー還元、受益者負担でしょう。漁船の、船の燃料から取ったガソリンは、だって、船が走るんですか、道路の上。道路整備に幾ら使ってもらおうと関係ないじゃないですか。でしょう。で...全文を見る
○大門実紀史君 委員長からこういうふうに言えばいいじゃないかと言われたので言いますから、そういうふうに答えてくださいね。分かりやすく言いますね。  道路特定財源、漁業者が納めた燃料に係る税金、ガソリン税は道路特定財源に入っていたけれども、道路特定財源から漁業者には還元されていな...全文を見る
○大門実紀史君 私は、だから道路特定財源から一般財源にその分入れているなら、入れているなら巡り巡って還元されていると思います。入れていないんだから、道路特定財源という中でいえばやっぱり還元されていないわけですよね、取られっ放しなわけですよ。何か勘違いされているんじゃないかと思うけ...全文を見る
○大門実紀史君 財務大臣がそういう理解、分からないというのはちょっともう残念で仕方ありませんけれども、先ほどお答えになったとおり、矛盾があるわけです。  その上でお聞きしますが、道路特定財源の趣旨からすれば、漁業用の船の燃料にガソリン税が課税されているというのは、そのこと自体が...全文を見る
○大門実紀史君 要するに、ガソリンは車にも入れられるから、漁船に使ったのか自分の車に入れたのか、そのチェックが難しいということをおっしゃいますけれども、これはやりようはいろいろありまして、例えば重油、軽油だって直接本人免税じゃないんですよね。いろんな仕組みを使ってやっているわけで...全文を見る
○大門実紀史君 そんなこと聞いてないんですよ。  そもそも、今日、前段の話で、納めていることそのものがおかしいんですよ。免税するのが当たり前なんです。今まで何にもしてこなかった方がおかしいんですよ。それについて、軽油の場合も重油の場合もやり方はいろいろ工夫してやっているんだから...全文を見る
○大門実紀史君 分析じゃないんだよ。免税の措置について研究するくらいできないのか。何言ってるんだ。
○大門実紀史君 最初からそう言えばいいじゃないですか。何言ってるんだ。  最後に財務大臣にお聞きいたしますけれども、先ほども、まだ大臣勘違いされていますが、ストレートではないけれどもということではないんですよ。道路特定財源の話をしているんです。その中からは、ストレートも何もない...全文を見る
○大門実紀史君 ちょっと早いですが、終わります。ありがとうございました。
04月08日第169回国会 参議院 財政金融委員会 第4号
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○大門実紀史君 日本共産党の大門でございます。  この間、防衛族としての額賀大臣にばかり質問をしてまいりまして、失礼なこともあったかと思いますが、それはそれでまたやらせてもらいますけれども、今日は国際派としての額賀大臣と前向きな議論ができればというふうに思っております。IDAに...全文を見る
○大門実紀史君 ただ、額としてやっぱり減っているのは事実なところがありますが、この間ちょっと減ってきましたけれども、増やしていこうという、額として増やしていこうという点はいかがお考えでしょうか。
○大門実紀史君 私もODAはもう四回、八か国調査に行かせていただいて、ODA参議院の特別委員会ございますけれども、それにもずっと参加してまいりました。  何年か前は、国の中が大変だと、外国に援助する余裕があるのかということで、どっちかというと減らせ減らせという議論があって、今度...全文を見る
○大門実紀史君 私は、このODAの今後を考えるときに、今回のIDAをどう位置付けるかといいますか、ますます重要になってくるというふうに思っております。  ODAというのは今巨大化、複雑化しておりまして、金額でいっても、九七年に比べても〇五年で金額も倍加しております、アフリカが増...全文を見る
○大門実紀史君 おっしゃるとおりだと思います。  私、二国間ODAは、新興国だけではなくて、例えば先進国だって、それほどいつも動機が純粋とは限らない部分があると思うんですね。  アフリカは、やっぱり今、世銀が入って経済底上げして、国際金融機関が入りたいと、特に米英のそういう投...全文を見る
○大門実紀史君 その議員連盟は前谷垣財務大臣も顧問になっておられますので、是非、額賀大臣も顧問になっていただければというお願いを申し上げて、私の質問を終わります。  ありがとうございました。
04月10日第169回国会 参議院 財政金融委員会 第5号
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○大門実紀史君 日本共産党の大門でございます。  初日から長時間にわたる議論で大変お疲れさまでございます。時間も随分遅くなってまいりましたけれども、最初ですので、そもそも論を幾つかお聞きしたいというふうに思います。  法案の中身に入る前に、今日から始まったこの法案審議そのもの...全文を見る
○大門実紀史君 もういい。
○大門実紀史君 私は、国会にとって前例というのはもうルールなんですよね。そういう前例、ルールからいって、こういう施行期日の過ぎた法案の再議決というようなことはあってはならないというふうに思いますし、提案者である額賀大臣の汚点にもなるんじゃないかと思いますが、大臣、いかがお考えです...全文を見る
○大門実紀史君 これからどうなるか分かりませんが、この再議決というのは本当に認識をしてもらいたいわけですけれども、これはもう憲政の汚点になるということを申し上げておきたいと思います。  今日一日の議論でももう既に明らかですけど、議論の焦点というのは、総理の新提案そのものの矛盾点...全文を見る
○大門実紀史君 私も総理の一般財源化というのは評価しております。いつからやるかの問題がありまして、そこは違いますけれども。  先ほど申し上げたとおり、恐らくこれ数日間、何回か議論していっても、さっき言った矛盾のところ、暫定税率を維持するのか、しないのかというその差で、そこのとこ...全文を見る
○大門実紀史君 そうすると、今お聞きのように、額賀大臣はかみしも脱いで協議したいと、お気持ちは分かるんですけれども、どうしても埋まらないんじゃないかと。だから、幾ら与党が何回提案しても、その溝を埋めない限り、日銀総裁みたいに何度出しても断られるということにもなりかねないと思うんで...全文を見る
○大門実紀史君 それを私に言われても困るんですけれども、私たちみんな日本の将来を各政党が考えて、責任を持ってそれぞれの政策提案をしているわけでございまして、与党だけが考えているというのはちょっとおごりじゃないかなと思います。  要するに、私申し上げたいのは、結論から言えば、暫定...全文を見る
○大門実紀史君 いただいちゃったものはもう手放さないと、名目を変えてでも続けてそれはいただくというのは、私は租税法律主義というものに反すると思います。財政金融委員会ですから、こういうことはやっぱりに大事にしないといけないと思うんですよね。  憲法八十四条に書いてありますけれども...全文を見る
○大門実紀史君 まだまだ議論する時間があるので、日にちがあるので今日はそのぐらいにしておきますけれども、要するに、今おっしゃった整合性を取るためにも、再引上げとかじゃなくてもう一般財源化をやるということで、いったん暫定税率は廃止をしてこういう税制を提案したいというふうにお分けにな...全文を見る
○大門実紀史君 内閣府にお伺いいたしますけれども、この暫定税率の関連して二・六兆円が、公共投資がなくなって減税になった場合の経済効果ですが、午前中も辻委員からありましたですけれども、要するに大田大臣が、二・六兆の道路投資が減ったことと所得税減税に置き換えて減税がされたことのGDP...全文を見る
○大門実紀史君 これは資料をよく見ていただければ、違うことも見えてくるわけでございます。  たしか初年度は差引き乗数効果はマイナス〇・四〇になっておりますけれども、二年目はプラスになります。三年目もプラスになります。そして、四年目もプラスになって、五年目でとんとんになるわけです...全文を見る
○大門実紀史君 おっしゃるとおり、これ前提そのものを、この前提を使っていいのかどうかというのはある数字でございます。ただ、ほかにないからということで言われたんでしょうけれども。言うならば、これからもし国会答弁されるときは正確に五年分をお答えになるように大臣にお伝えをいただきたいと...全文を見る
○大門実紀史君 私も同感でございます。  とにかく、ためにするもう宣伝はやめて、辻委員からも要求ありましたけれども、もっと、もっと実態に合った数字を研究してお出しになるべきだと。それぐらい今やっぱり、先ほど生活者って話がありましたけれども、本当にガソリン下がってどれだけの方が助...全文を見る
04月15日第169回国会 参議院 財政金融委員会 第6号
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○大門実紀史君 大門でございます。  今日は一日本当になかなか緊迫感のある議論で、まさに与野党激突という様相でございます。  ただ、一言申し上げたいのは、与党の皆さんから、地方が大変大変と、だから民主党に何ですか財源示せと、一円まで示せというふうなことがもう繰り返しぎゅうぎゅ...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございました。  与野党がこんなに激論しなければいけないのも、元をただせば国交省がいいかげんなことをやってきたということがあるわけでございます。残された時間、そういう意味で国交省を詰めてみたいというふうに思います。  道路特定財源と関西国際空港の問題...全文を見る
○大門実紀史君 つまり、今の説明の後者の部分ですけど、有利子負債のうち、一兆以上あるわけですけれども、国の支援で返そうという部分が二千七百億円前後と、これを三十年で返済するとすると毎年九十億円になると、そういう補給金であるということでございます。  額賀大臣にお伺いいたしますけ...全文を見る
○大門実紀史君 いやいや、何年度予算じゃない、どうやって九十億が決められたのかということを、いや、知らなきゃ知らないでいいですよ、大臣、お答えください。
○大門実紀史君 御存じじゃないようですので私がお教えいたしますけれども、これ〇二年十二月十八日に当時の塩川財務大臣と扇国土交通大臣の合意というものがありました、確認された合意というものがありました。これは、本来、関空会社に国がその借金減らすために入れていくというのは余り前例がなか...全文を見る
○大門実紀史君 毎年査定されていくということならばそれで結構でございます。関空会社はもう二十五年先まで組み込んでおりますので、それはいずれ正さなきゃいけないと。  私申し上げたかったのは、この関空事業の赤字補てんのために既にもう何千億というお金が投入されていると、投入されようと...全文を見る
○大門実紀史君 そんなことはいいから、なぜ買うのかと聞いているんです。
○大門実紀史君 だから、通行料金引下げは関空会社の中で考えて努力すればいいことで、なぜ国民の税金を使ってこんなものを買い取ってあげるんですかということを聞いているんですよ。それだけ答えてくれますか。
○大門実紀史君 通行料金引下げという言い方は、私は、もうこの間いろいろ出てきていますけれども、まゆつばが多いなと思っております。  これは後でちょっと取り上げますが、そもそもなぜ、なぜそういう通行料金引下げが必要だから、国際競争力、アジア・ゲートだから、だからといって税金を使っ...全文を見る
○大門実紀史君 それは理由にならないということを申し上げているわけです。  そもそも、この金額の決め方も私は不可解で仕方がないんですけれども、売却額の五百八十五億の根拠は何ですか。
○大門実紀史君 そうしたら、何ですか、これは。  三百九十億がまず決まって、残りを、何ですか、売却損失と、空港部分と道路部分に折半をしたと。空港部分、つまり売却損失の方ですけど、これを関空会社と国がまた折半したと、これだけのことですか。
○大門実紀史君 そんなことでこんな税金投入の金額を決めていいんですかね。  じゃ、何でこの百九十五億の売却損失、関空会社と国が折半で負担しなきゃいけないんですか。普通、物を売却するときは売手が負担するものですよ、こういう売却損失というのは。なぜここを国で、しかも折半できれいに、...全文を見る
○大門実紀史君 いや、何とかウェイでも何でもいいんですよ。  要するに、なぜ売却損失を関空が負担しないで、これぐらい関空が全部負担するのは当たり前です、普通売買でしたら。何でそこまで国が半分負担してあげるんですかと、その根拠を聞いておるんです。
○大門実紀史君 何言っているか分からないんだけど、要するに、今ちょっと言葉の中で出ている、関空が大変だから、支援してあげなきゃいけないから、本来関空が全部負担する部分を国が負担してあげたんだとはっきり言えばいいじゃないですか。そういうことでしょう。今言われたように、関空大変だから...全文を見る
○大門実紀史君 なぜ空港連絡橋が一般国道になるんですか。
○大門実紀史君 要するに、みんなで割り勘で連絡橋を買い取ってやろうという話なんですよ。七百八十億円を半分にして返済機構に買い取らせて、残りをまた半分に分けて、売却損失の部分は関空と国で、これも割り勘で負担をすると。ですよね。それだけの話じゃないかと。こんなことで国民の税金が投入さ...全文を見る
○大門実紀史君 じゃ何ですか、これはそういうごちゃごちゃ言われたやつで計算したら、四十二年間の分全部計算したら、たまたま七百八十の半分の三百九十億にぴったりなっちゃったということですか。そんなことあり得ないじゃないですか。そんなばかなこと言っちゃ駄目だよ、国会で。  そこまで言...全文を見る
○大門実紀史君 それは別に理事会でお願いするほどでもない、私に出してください。全部点検して、つじつま合わなくなりますよね。後から作った数字だったら、どこかの根拠になる基礎データ、掛け算の基データと絶対合わなくなるから、出してください。それが出ないうちは信用できるわけないじゃないで...全文を見る
○大門実紀史君 じゃ、それはいずれ私の方で調べます。  道路特定財源から何で空港事業の連絡を買い取るのに道路特定財源使っていいんですか。これ使っていいんですか、空港整備特別会計でやったものに。買取りに使っていいんですか、道路特定財源。その根拠は何ですか、使っていいなら。
○大門実紀史君 本四架橋を買うときは、やっぱり違う会計でやってきたものを道路特定財源で買うんでわざわざ法律で決めたんですよ、わざわざね、法律で。今回は、先ほどの大臣の合意もない、何にもない。どうしてこんなものが、特定財源こんなものに使えるんだったら何だって買えるようになっちゃうじ...全文を見る
○大門実紀史君 今日はもう終わりますが、この問題は決算委員会等で冬柴大臣に直接お伺いするということを申し上げて、質問を終わります。  ありがとうございました。
04月16日第169回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第5号
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○大門実紀史君 日本共産党の大門でございます。今日は本当にありがとうございます。  両参考人に一つのことをお聞きいたします。  この調査会、幸福度をテーマにしておりますので、若干抽象的かも分かりませんけど、社会保障に対する基本的な考え方で、ヨーロッパといっても西ヨーロッパ、北...全文を見る
04月18日第169回国会 参議院 財政金融委員会 第7号
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○大門実紀史君 日本共産党の大門です。  もう余りお聞きすることも少ないんですけれども、要するに、委員会でも毎回議論になっているのが、今日もありました埋蔵金論争でございまして、当面二・六兆の分の財源手当てをどうするかということに関連してなっているわけですけれども。  要するに...全文を見る
○大門実紀史君 そうすると、やっぱり委員会でも平行した議論が続く気がするんで、どうもはっきり分からないところがあるんですけれどもね。  私は、いずれにしても、土居参考人の資料を見させてもらって、ほとんど意見合わないと思いますけど、一つだけ意見が合うというか同じように思うのは、い...全文を見る
04月21日第169回国会 参議院 決算委員会 第4号
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○大門実紀史君 日本共産党の大門でございます。  今日は決算委員会ということですので、今までの道路投資と地球温暖化対策の効果についてお聞きしたいというふうに思っておりますけれども、本題に入る前に、与党からも先ほど、今の問題、これからの問題について質疑がありましたので、私も先に、...全文を見る
○大門実紀史君 ダムにしても空港にしても同じように何年も掛かって、その辺はそれほど変わらないと私は思うんですが、いずれにせよ、総理の新提案とか政府・与党の提案では中期計画を十年から五年というのがございますけれども、一般財源化するならば、今まで道路だけの特別の中期計画というのはやは...全文を見る
○大門実紀史君 いずれにせよ、来年度から一般財源化するならば、十年先まで規定するような今回の財源特例法というのはわざわざ国会で無理して通す必要はないと、私はこう思いますし、野党との立場、違うとは思いますが、少なくとも政府・与党の提案に合わせるとしたら、やはり一年限りの法案に修正を...全文を見る
○大門実紀史君 私が申し上げているのは、前はそういう質問があったときに、なぜ政府として出さないのかと、修正案をですね。で、そういう答弁をされてきましたけど、政府・与党一緒になって案を提案をされたと。もう一緒ですから、もちろん政府は、一遍衆議院で可決したものを修正して出せないという...全文を見る
○大門実紀史君 私は、もうそういう議論を聞いた上でお聞きしているんですけれども。  ですから、時系列的に言って一年後に来年度から廃止するならば、そのときにはこの財源特例法はないんではないですかと、時系列的に言って一般財源化したらなくなるんじゃないですかと、このことをお聞きしてい...全文を見る
○大門実紀史君 まだ財政金融委員会では暫定税率の議論をしておりますけど、その財源特例法、付託されてまだ、やっと何か審議が始まるそうで、冬柴大臣も来ていただけるような話になってきているようでございますが、議論の焦点は、その暫定税率の税制関連もこの道路特定財源も、やっぱり来年からやる...全文を見る
○大門実紀史君 なかなか率直な御意見を言ってもらってよく分かります。  この四項目めに書いてあるのは、素直に読みますと、暫定税率を含めた税率は、これは町村官房長官なんかの発言も含めて考えると、やっぱり新しい税制にその税収分を移行していくというふうなお考えのようでございます。この...全文を見る
○大門実紀史君 確かに税率はそのままとは書いてありませんから、しかし、今の水準をそれほど崩さないで環境問題あるいは地方道路整備に使っていきたいというふうなことが示されているんだと思います。  この次に、一般財源化の後にある世界でいきますと、民主さんとうちは少し違うかも分かりませ...全文を見る
○大門実紀史君 総理は全額一般財源化するとおっしゃっておりましたので、目的税化していくような話だとちょっと違うんじゃないかという問題意識を持っているものですので、お伺いいたしました。  目的税になりますと、要するに地方道路の整備のための、今よりちょっと規模は小さくなると思います...全文を見る
04月22日第169回国会 参議院 財政金融委員会 第8号
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○大門実紀史君 大門でございます。  もうずっと同じ話が続いておりますので、ちょっと気分を変えて環境問題を取り上げます。  一般財源化した後、環境対策という話もありますが、そもそも道路と環境、道路整備と環境というものが両立するのかどうかという問題意識を持っておりますのでお聞き...全文を見る
○大門実紀史君 そんなにうまいこといかないと私思うんですけれども。  資料をお配りいたしましたが、それではお書きになっていますね。中段辺りですか、CO2総排出量のうち運輸部門からは約二割を占め、これはデータがありますね、そのうち九割は自動車、これもデータがあります。その下ですけ...全文を見る
○大門実紀史君 私は目標を聞いていないんですよ。今まで、二〇〇一年をピークに、今おっしゃったように三百六十万トン、二〇〇四年からですね、下がってきたと。それに道路整備がどれだけ貢献したのかということを聞いているんです。実績を聞いているわけです。
○大門実紀史君 今の百十万トンは、そうじゃないというデータもあるんだから、余りそういうのを持ってこないで、要するに、ここに堂々と書いていらっしゃる、ずっと下がってきたのに道路整備も役立ったとおっしゃっているから、何か根拠があるんですかとお聞きしているだけで、ないわけですよね。 ...全文を見る
○大門実紀史君 もうちょっと分かりやすく私の方で説明しますと、車一台が出す総排出量掛ける車の総走行距離ということですね。車一台がどれだけ排出するかということと、車全体の台数掛ける距離ですよね。それで排出量は計算されます。  ただ、その中で、もう少し厳密に申し上げますと、その車一...全文を見る
○大門実紀史君 それで、先ほど自分たちの実績分からないとおっしゃったんで、私の方で調べてみますと、道路交通センサスというのがあるんですよ。それは、旅行速度という言い方をするそうですけれども、要するに渋滞とか信号その他による停止しているときも含んで平均した実質速度、どれぐらいで走っ...全文を見る
○大門実紀史君 ですから、三百六十万トンというのは東京の話じゃないんですよ、全体の話なんです、マクロの話なんですよ。だから、マクロの数字で全部さっき申し上げた掛け算に計算式を当てはめていくと、車の単体の改善しか根拠があり得ないということを科学的に私申し上げているわけですよね。それ...全文を見る
○大門実紀史君 だから、そんないろんなこと言わないで、要するにここに書いてある、中期計画に書いてあるから言っているんですよ。書かなきゃ言いませんよ。書いてあるから言っている。ここに、地球温暖化対策として今までも道路整備が役に立ってきたと、これからは千六百万トンも削減しますと、こん...全文を見る
○大門実紀史君 だから、じゃ、こんな根拠のないのをこのままにしておくんですか。これ、根拠ないでしょう。そんな、三郷がどうとかそんな話してないじゃないですか。全体のマクロの数字、皆さんの数字を基に私、組み立てて申し上げておるんですよ。何で三郷が関係あるの。おかしいでしょう、これ全体...全文を見る
○大門実紀史君 だから、困難ならこんなの出さなきゃいいんですよ。先ほどの中期計画の、一枚目のやつもそうですけど、どうしてこんなものをどんどん出すのかなと。いかにも、今やっぱり環境が国民の皆さんの注目されているから道路整備は環境に役立つんですと。こんなのためにする虚偽の広告と同じで...全文を見る
○大門実紀史君 ちょっとまずいな、それは。何でもそうなの。国交省が出す資料、みんな何でもそうということですか。ほかの省庁は、少なくともこんなことは、やっておるところはあるかも分かりませんけど、ほとんどやってないですよ、こんなこと。ためにするこんなやつを、何でもそうですがって、何で...全文を見る
○大門実紀史君 もう繰り返しません。終わりますけれども、要するに、何といいますか、ためにする話が多過ぎる、いろんなことがですね。道路造りたいがためにいろんなことを利用しようとするのはおかしいんですよね。だから、もっとも根本的に一般財源化されるということですから、環境と道路の関係も...全文を見る
04月24日第169回国会 参議院 財政金融委員会、国土交通委員会連合審査会 第2号
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○大門実紀史君 大門でございます。  短い時間ですので、簡潔な御答弁、よろしくお願いいたします。  ただ、先日の決算委員会で冬柴大臣とはこの一般財源化と、今日もありましたけれども、今回提案されている十年法案との矛盾についてはもう既に議論をさせていただきまして、答弁も同じだと思...全文を見る
○大門実紀史君 そうすると、言葉では出てくるんですけど、政府決定に入っておりませんが、社会保障、福祉にも回していくということでよろしいですか。
○大門実紀史君 今回の財源特例法の関係でお聞きいたしますけれども、この財源特例法は、もう時間がないので結論だけ申し上げますが、この仕組みは、先ほど言いました、もしも一般財源化して地方道路整備にというときに、私、若干の修正は十年を五年とかありますけれども、この枠組みはなくならない、...全文を見る
○大門実紀史君 要するに、一般財源化した後使途を決めると、これは目的税化するわけです。一般財源化して予算の中でいろんなものに、必要な道路とか社会保障に配分していくという表現なら分かるんですけれども、わざわざ使途を限定されているのが目的税化すると。そうすると、私が申し上げたような仕...全文を見る
○大門実紀史君 時間も参りましたので、今日は終わります。ありがとうございました。
05月09日第169回国会 参議院 財政金融委員会 第9号
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○大門実紀史君 日本共産党を代表して、道路財源特例改正案について反対の討論を行います。  討論に先立って、本日の採決について一言申し上げます。  本法の審議時間は、衆議院では二十時間五十五分ですが、参議院では全体でわずか六時間にすぎません。衆議院の三分の一以下の審議時間で早く...全文を見る
05月09日第169回国会 参議院 財政金融委員会、国土交通委員会連合審査会 第3号
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○大門実紀史君 日本共産党の大門でございます。  今日で審議が終わりということでございますけれども、私、この財源特例法、なぜこんな法案を審議しているのかと非常に不思議に思いながらずっと審議をしてまいりました。七年間国会におりますけれども、こんな変な法案、初めて審議しているんじゃ...全文を見る
○大門実紀史君 いや、冬柴大臣のおっしゃっていることは違うんですよ。それは運営の経過だけで、私の申し上げているのは、提案している法案がもう既に政府が目指している方向と根本的矛盾ができてしまっていると、このことを申し上げているので、いつから入ったとか何だとか、そういうことではなくて...全文を見る
○大門実紀史君 いや、別に私は大臣の愚痴を今更聞こうと思っているわけじゃないんですよ。要するに、そういうもう改正されるのが分かっている法案を審議して通してくれということそのものが国会に対して大変失礼だということを申し上げているわけでございます。  しかし現時点では、今の時点でい...全文を見る
○大門実紀史君 大臣、私、時間短いので聞いたことにお答えいただけますか。  そこはみんな一致しているんですよ。手当てしなきゃいけないことがあると。だから、それはやりましょうと。そういう協議もこの参議院の現場でやるべきだと野党からも提案していましたし、現場ではやろうという話もあっ...全文を見る
○大門実紀史君 来年から一般財源化するとすると、そして法改正をするとすると、もう秋から年内には法改正の準備というか法案を作らなきゃいけない、そういう作業もうすぐ始まりますよ。今、もうすぐ夏ですよ。それを今やって何が悪いんですか。今、そういう所要の幾つかの立法措置も必要かも分かりま...全文を見る
○大門実紀史君 いや、そういう細かい理屈を言っているわけじゃないんですよ。だったら再可決しなきゃいいじゃないですか。そういうお気持ちがあるなら再可決しなけりゃいいじゃないですか。いかがですか。
○大門実紀史君 一般財源化という中身が与党と野党とが実は、後でこれから明らかになると思いますけれども、違うんじゃないかと。本当に一般財源化するつもりあったら、私は今から、もう今は既に一般財源化の状態なんですから、その上で措置をとるというのが筋ではないかと、ましてや再可決やるなんと...全文を見る
○大門実紀史君 日本共産党の大門でございます。  本日、この連合審査の後の財政金融委員会でこの法案は否決されるであろうと、その法案を来週与党は衆議院で再可決をするであろうという流れになっておりますけれども、総理は参議院で示された意思、つまりこの法案は否決をして直ちに一般財源化す...全文を見る
○大門実紀史君 もうその議論はさんざんしてまいりました。申し上げているのはそういうこと、そういう理由で提案されているのはもうよく知っております。それに対して、野党は違う方法はあると言っているわけです。そのどちらに民意があるかと思われるかという、国民はどこを支持しているかと総理は認...全文を見る
○大門実紀史君 国民世論は、どの世論調査を取ってもこのままの法案を通すべきではないという方が多数であるということはもう御存じの上でお答えになっているんだというふうに思います。  最後ですので、もうあとは前向きな議論をできるだけしたいと思うんですけれども、先ほど田村委員の質疑で、...全文を見る
○大門実紀史君 ですから、今日の議論、この委員会として初めて総理のお考えを聞くことになるわけで、もっと早く聞きたかったわけですけれども、どうも一般財源化といっても考えている先が違うんではないかと。あれもこれも必要と言われると、そもそもその道路に多大な無駄を生みながら使われてきたも...全文を見る
○大門実紀史君 総理、これ大事なことお聞きしているんですよ。緊急性はどちらかと。  道路、それ、実際に国交省言うとおり十分短縮するかも分かりません。それと、今実際に障害者自立支援法で障害者の方どんな目に遭っているかと、どれだけ自民党に、与党にだって声が来ているかと。これと比べて...全文を見る
○大門実紀史君 総理の全体としての政策のスタンスにもかかわるからお聞きしているんですよ。  例えばもう一つ聞きましょう。もう少しじゃマクロでお聞きしましょう。  社会保障の自然抑制二千二百億ですよ、毎年。これは厚労大臣でさえも悲鳴を上げておられます、これ以上は無理だと、これ以...全文を見る
○大門実紀史君 そういうことを総理が、総理大臣でしょう、お答えできないんですか、御自分で。一般財源化して、いや、総理のお考え聞いているんですよ。一般財源化してそれをほかに使っていこうとおっしゃった意味は何だったんですか。自分で決断できないんですか。あれもこれも必要だと、あれもこれ...全文を見る
○大門実紀史君 いやいや、どこにお使いになるかを聞いているんです。
○大門実紀史君 じゃ、もう終わりますが、私が聞きたかったのは、総理は具体的に言わないとお答えにならないから幾つかの例を申し上げたんです。要するに、一般財源化して社会保障に回していくと、そのお気持ちがあるかどうかを聞きたかったわけでございますので、そういうことが今示されなかったとい...全文を見る
05月14日第169回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第7号
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○大門実紀史君 じゃ、余り早く終わるといけませんので。  幸福度をテーマにしたときに、大変斬新なテーマで面白い調査会になるなと思っておりましたけれども、参考人のお話も今までのかつてのいろんな調査会と違って大変中身のある面白いお話が聞けたと思います。  ただ、テーマが幸福度で大...全文を見る
05月22日第169回国会 参議院 財政金融委員会 第11号
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○大門実紀史君 大門でございます。  今回の法案は半分賛成、半分反対と、差引き反対ということで質問させていただきますけれども、今回の法案のシステムの合理化は私は結構なことだというふうに思いますが、ただ、今日は余り議論ありませんでしたが、衆議院の議論を聞いていても、この民営化の方...全文を見る
○大門実紀史君 いろいろおっしゃいましたけれども、要するに、民営化した方が効率的という言葉も非常に、よく吟味もされず、何か軽い、みんながそう言うからただ効率化という言葉を使うだけで、よく吟味もされずにずっと使ってきて、国民は求めているとおっしゃいますけれども、今まで民営化された部...全文を見る
○大門実紀史君 いや、だから、今も官民共同システムでやっていらっしゃるわけでしょう。しかも、情報処理業務というのはもう結構効率的にならざるを得なくてやっている部分ですよね。だから、これ以上何で特殊会社、いずれは完全民営化としていかなければ効率性とか利便性が良くならないのかと、それ...全文を見る
○大門実紀史君 いや、外国との関係といったって、アメリカやほかのところは国がやっているじゃないですか。何で日本だけ急いでやらなきゃいけないのかと、急いでといいますか、やらなきゃいけないのかということなんですけれども。  もう少し具体的に聞きたいんですけれども、要するに、いろいろ...全文を見る
○大門実紀史君 それは特殊法人の枠がはめられているから新規業務が展開できないとか、民間の分野の仕事がこれ以上できないというようなことでおっしゃっているわけですか。
○大門実紀史君 その点では私は問題が二つあると思うんですよね。  一つは、その特殊法人に、とにかく小泉さんのときに仕事は増やすな、新しいことやるな、とにかく縮小しろと。この枠がはまっている限り、それはそうですよね、ニーズにこたえられませんよね。枠を外せばいいんですよ。枠を外して...全文を見る
○大門実紀史君 だから、言葉でいろんなことを、有効なとか弾力的なとか、そういう言葉じゃなくて、何が具体的に今のままできないのか。今のままだと何が非効率で何が国民のためにならないのかというところでいくと、何ともぼやっとした話なんですよ。  私、いろいろ聞きましたら、要するに今も官...全文を見る
○大門実紀史君 今求められているのは、ちょっともう時代が少しずつ変わっているんです。民営化して効率化しようなんてのはもうちょっと古いんです、はっきり言って。官そのものが、公の部分そのものが国民のために効率性上げなきゃいけないし利便性の向上を図らなきゃいけないと、それそのものが求め...全文を見る
○大門実紀史君 とにかく民営化論というのが今本当に見直されるべきときにもう入っているということを踏まえて今後のことをお考えになるべきだし、今回の法案はその点ではちょっともうしゅんを外れた、時期を外れた、何か小泉改革の名残みたいな法案、こんな法案にわざわざ賛成することはできないとい...全文を見る
○大門実紀史君 大門でございます。  本法案は峰崎委員長の大変思い入れの強い、御尽力された法案だというふうに思います。大変いい法案だと私は思っておりますけれども、よく分からないんですけど、財務省は、この法案には賛成できないという立場なんでしょうか。額賀大臣、いかがでしょうか。
○大門実紀史君 今の大臣の御発言に御意見ございますか。
○大門実紀史君 先ほどの質疑の中で、私も資料を見てびっくりしましたけれども、この措置で五十年以上続いているものが三つありますね。船舶特別償却、保険会社異常危機準備金、植林費の損金算入の特例というのがもう昭和二十六年とか二十八年、昭和三十二年から続いております。  先ほど遠藤副大...全文を見る
○大門実紀史君 私はもう五十年も続いて、必要な措置かも分かりません。そういうのは本則に入れていくのが当たり前で、そういう考えだともうこれ百年でも続いてしまうんじゃないかと思うんですよね。そうすると、もう特別措置、恒久減税の言葉とかああいう言葉と同じで、これはもう恒久措置になってし...全文を見る
○大門実紀史君 額賀大臣、今御指摘があったとおり、実際にヒアリングされていろいろ見たら、先ほどから見直しすると言っても、このシステムは無理だということを判断されたということですね。  そうすると、もう率直に襟を正して、財務省の中でも今のシステムでいいのかどうかと。先ほど参考にさ...全文を見る
○大門実紀史君 議論も大事なんですけれども、まず実態をつかまなきゃいけないということでこの法案が出ているんだと思います。  発議者にお聞きしたいんですけれども、この法案が成立した後、ただ調査をすればいいというものじゃないと思います。その後の政策提案としてといいますか、その後どう...全文を見る
○大門実紀史君 報道では、峰崎委員長なんかが記者インタビューでお答えになっているのは、リセット法案といいますか、何か次の法的な措置といいますか、そういうものをちょっと、しばらく前ですけど、耳にしたことがあるんですが、そういう具体的なところで、次の法的措置として何かやっていくという...全文を見る
○大門実紀史君 もうお聞きすることもなくなってまいりましたけど、最後に言い残したことがあればどうぞ。
○大門実紀史君 大変よく分かりました。  じゃ、終わりたいと思います。
05月26日第169回国会 参議院 決算委員会 第10号
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○大門実紀史君 日本共産党の大門実紀史でございます。  甘利大臣、岸田大臣、お忙しいところ、ありがとうございます。  今までの消費者行政の若干の総括と今後の課題について、経産省と内閣府に質問したいと思います。  まず、悪徳商法、クレジット被害を防ぐための割賦販売法、特商法の...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございます。  また、岸田大臣も、今、消費者庁創設等、特に消費者センターの現場の現状改善に尽力されているということで、先日も現場で運動されている弁護士さんとか国民生活センターの方々とお話をいたしましたけれども、岸田大臣、非常に頑張っていただいているとい...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございます。  今後の課題として、今日は経産省、内閣府、両方にかかわりますが、マルチ商法の問題、特に今アメリカ型の新しい形のマルチ商法が大変な被害を起こしておりますので、取り上げたいと思います。  お手元に資料もお配りいたしましたけれども、今、マルチ...全文を見る
○大門実紀史君 今、先ほど申し上げました特にアメリカのマルチ商法をやっていた企業がどんどん日本に入ってきているわけです。ちなみに、日本とアメリカはマルチ商法、今野放しですけど、ヨーロッパでは規制されております。アメリカでもう飽和状態といいますか、アメリカでマイナーな企業が日本に出...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございます。  要するに、勧誘行為の方に特商法違反があったということですが、仕組みそのものにメスが入ったわけではございません。  お手元の資料の二枚目にその新しいネットワークビジネス、マルチ商法どうなっているかというのを図解にしましたけど、上の方は今...全文を見る
○大門実紀史君 ここで調査に入りますと言えないのは分かっておりますが、最近、経産省、かなり厳しくいろいろやっていただいているので、その点では今後の取組、信頼しているところでございますが、先ほど申し上げましたとおり、日本では野放し、アメリカと日本だけが野放しと。ヨーロッパでは、こう...全文を見る
○大門実紀史君 是非よろしくお願いしたいと思います。  このマルチ商法ネットワークビジネスが毎年二万件も相談が来ているというときに、看過できない問題が国会の中で起きているので指摘をさせていただきたいと思います。  この業界、アメリカの企業が多いわけですけれども、〇二年十一月に...全文を見る
○大門実紀史君 変更はしていないけれども、今これ出すのをやめたんじゃないんですか。今出していますか、これ現物ですけれども。
○大門実紀史君 それで安心いたしました。もうこれ変更はしなかったけれども、できるだけ使わないようにしているということをお聞きしましたので、どんどん使ってください。大抵被害に遭うのはネットワークビジネス、MLMと、私これそのものがおかしいと思っていますけれども、これは少なくともちょ...全文を見る
○大門実紀史君 結構です。  もう当たり前のことでございまして、こんなことに文句を付ける方がおかしいわけでございますし、そういう議員の圧力に対して国民生活センターが毅然とされているということを改めて確認して安心をいたしました。  ただ、前田議員は、業界誌が、もう四回ですね、今...全文を見る
○大門実紀史君 もうお聞きすることはなくなりました。終わりますけれども、とにかくマルチ商法問題というのは、新しい名前で、新しい形で、しかも最大の被害を日本で今生んでいるという点で、先ほどもお願いいたしましたが、経産省、内閣府共にこの問題を、被害者をなくすために研究をお願いしたいと...全文を見る
05月27日第169回国会 参議院 財政金融委員会 第12号
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○大門実紀史君 大門でございます。  総裁としての白川さんには初めて質問をさせていただきます。  以前から素朴で実直な方だなというふうに思っておりまして、確かに今日、大久保さんからございましたとおり、五千㏄の高級車には似合わないなというのも思いますし、お話がやっぱりちょっと眠...全文を見る
○大門実紀史君 私もあちこちで宣伝をしていきたいと思います。  私なりの感想を述べさせていただきますと、とにかく分かりやすいですね。非常に分かりやすい本でございますし、もっと広く読まれていいと思いますし、非常に基礎から分かる金融政策みたいなことと、何といいますかね、ちょっと実録...全文を見る
○大門実紀史君 私は、確かにあのときに比べたら今は随分冷静な議論といいますか、当たり前ですけれども、されるようになってきたなというふうに思っておりますけれども。  そういう時代が続いた中で、日銀は、やはりそういう与党の圧力といいますか、政治的な環境といいますか、そういうものに一...全文を見る
○大門実紀史君 そうですね、別にこんな難しい言葉を使わなくていいわけですが。あのときにやっぱり、率直に申し上げて、株価対策のために日銀も力貸せというふうな意見はあったわけですね。私は、まさに今おっしゃった、目先の利益のために全体を間違う、そういう議論がされたんではないかと思います...全文を見る
○大門実紀史君 よく分かりました。できるだけこれから答弁は簡潔にお願いしたいと思うんですけれども。  ただ、負債と資産で説明されるのはちょっと意外かなと思っております。負債が増えた原因そのものが元政策にあるわけですので、それを言っちゃうとどんどんどんどん買わなきゃいけなくなりま...全文を見る
○大門実紀史君 大変うまいやり方だなといいますか、さすが専門家だなと。買い続けても残高が減ると。しかし、私そもそも疑問なんですけれども、なぜ同じ規模で買い続けなきゃいけないのかと。これは、率直にいうとあれですか、国債の利回りを安定させるために買いを減らすわけにはいかないというふう...全文を見る
○大門実紀史君 私はこの数年間、余りにも異常な量的緩和を、特に小泉内閣のときですね、進めた背景にはいろいろあったと思いますが、財務省の意向もあったのではないかと実は思っておりまして、当時は国債の市場価格が下落していったもので、機関投資家がリスクは高いけれどもといって社債の方に流れ...全文を見る
○大門実紀史君 今までいろんな総裁といいますか、速水さんなんかは少し反骨的なところがあったり、福井さんはちょっと軽いなと思ったり、いろんなことがありましたけれども、私は本当に白川さん、今日申し上げたとおり、学者らしい実直さといいますか、信念を堅持して頑張っていただきたいというふう...全文を見る
05月29日第169回国会 参議院 財政金融委員会 第13号
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○大門実紀史君 大門でございます。  今回の金融商品取引法改正、金融市場の国際化とか活性化を図ろうということで、そういう趣旨そのものにどうのこうのはないんですが、私から言わせれば、どさくさ紛れにファイアウオール規制の緩和が盛り込まれていると。この法案の最大の欠陥が私、今もありま...全文を見る
○大門実紀史君 これから考えるということだけれども、これこそきちっとやりますということを先に示さなきゃ駄目ですよ。そうしないと、ここはかなり焦点になって議論が実はされてきたんじゃないかと、審議会の中でもですね、思うところでございます。そういう点で、まず、今金融業界がどのレベルまで...全文を見る
○大門実紀史君 実は私のところにも個別で例の三井住友のその後の相談も来ているぐらいで、それほど、まあいろいろ手は打っていますけれども、いろんな形でこういう優越的地位の濫用がまだいつ事件になるか分からないという事態、状況だという認識を是非持ってもらいたいと思います。  こういう現...全文を見る
○大門実紀史君 私は、これは、三井住友、もう謹慎解かれたんですか。あんな大事件起こして、まだ全部解決していませんよ。こんなところへ出てきて、偉そうに一人前に意見言うような銀行なんですか。金融庁は、もうあの問題は終わったというふうにお考えなんですか。これ、何でこんな三井住友にこんな...全文を見る
○大門実紀史君 金融庁の認識を聞いているんですが、三井住友問題、あの大事件はもう済んだという認識ですか。
○大門実紀史君 もう呼んじゃったものは仕方ありませんけれども。  私は、この議事録見て、よくまあこんなことが言えるなと、三井住友がですよ。資料をお配りいたしましたけれども、自分のところの銀行のアピールまでして、後で申し上げますが、実態はひどいですよ。自分のところはもうちゃんとや...全文を見る
○大門実紀史君 私も一昨日、三井住友担当者来てもらって直接ヒアリングをして、今実際どんな具体的な対応をしているのかもお聞きいたしました。そもそもおかしいのは、一万八千百六十二社に金利スワップ契約を取って、私はその全部が被害者とは申し上げません、その中にどれだけ優越的地位濫用があっ...全文を見る
○大門実紀史君 今実はどうなっているかといいますと、もう余りマスコミも取り上げませんし、話題にもなっていないということもあって、優越的地位の濫用というのは難しいところがありますよね。言った、言わないの世界というのがありますよね、紙で交わすわけじゃありませんから。そうすると、もうち...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございます。三井住友もそういう観点に立ち返ってやってもらいたいと思います。  このときに私改めて認識したのがオーバーヘッジの問題でございました。公正取引委員会はさすがで、二年ほど前ここで質問したときに余り私認識なかったんですが、もう既にオーバーヘッジの...全文を見る
○大門実紀史君 先ほど言った三井住友、残っている一万五千幾らですね、ここの随分がオーバーヘッジ契約、つまり、中小企業ですと五千万普通は借りているのに、一億の想定元本でスワップ契約を結んでくれと言われて、本人がもちろんそれ、幅取っておきたいと言って結ぶ場合もあるんですけれども、金融...全文を見る
06月03日第169回国会 参議院 財政金融委員会 第14号
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○大門実紀史君 日本共産党の大門でございます。  今日はお二人とも大変御苦労さまでございます。特にフェルドマンさん、よく国会にいらっしゃいました。一度直接お話を伺いたいと思っておりましたけれども、竹中平蔵さんとはお友達ということで、私もある意味ではお友達でございまして、大臣辞め...全文を見る
○大門実紀史君 私もそういう心配をしておりまして、日本の場合、そういうことを緩めちゃうと何やらかすか分からないなというのが今の現状じゃないかと思っているところでございます。  フェルドマンさんにちょっと大きな話をお伺いしたいと思います。  今日も聞いていると、日本の金融市場は...全文を見る
○大門実紀史君 やっぱり百八十度違うなと。投機マネーが神の摂理のように人類に何かを問いかけているとは到底思えなくて、やっぱり今日、明日、生活している父ちゃん、母ちゃん、大変な事態になっていますので、ちょっと違うなと思いますが、面白い意見を聞かせてもらいました。  もう一つ最後に...全文を見る
○大門実紀史君 終わります。
○大門実紀史君 今日は永田さんの所信を聴くということもあってこの委員会が設定されたということもございますけれども──永田さん、どうぞ、座っていてもらっていいですよ、お聞きすることになっていると思うんですけれども。  ただ、午前中、衆議院でもあったようですし、今、尾立さんからかな...全文を見る
○大門実紀史君 永田さんに私が質問したころの写真があるので、これを見ていると随分大変じゃないかなと思ったんですけれども。  私がもう一つ心配するのは、預保の理事長のポストというのは歴史がありまして、私が最初に国会へ来たときは松田さんだったと思います。松田さんは最高検察庁出身でし...全文を見る
○大門実紀史君 あと、若干、一般質疑ということなんで、今日は貸金業、多重債務問題に関連して、少しの時間ですが質問させてもらいたいと思います。  国会にも超党派で多重債務問題対策議員連盟というのができまして、自民党の森まさこさんが大変尽力されて、超党派でできました。私もその一員で...全文を見る
○大門実紀史君 お手元に資料をお配りいただきました。ありがとうございます。  つまり、検挙数が増えているのは、別にサラ金の金利がこの間少し下がっているということではなくて、あくまで警察庁が頑張ってやられた結果だと思いますが、その点、ちょっと確認のためにお願いいたします。
○大門実紀史君 とにかくこの間、非常に頑張っていただいているんで、もっと胸張って言ってもらって結構ですよ。共産党が警察を褒めるというのは珍しいことでございますので。  ただ、私の方にもいろんな、ずっと取り組んできた関係で情報が来ていますんで、是非この点、新手の手口がありますんで...全文を見る
○大門実紀史君 またこちらからも情報を提供させていただきますので、研究してもらいたいと思います。  この間、被害者の会とか弁護士さんたちが、ちょうど先月の末からの三日間ですかね、やみ金一一〇番というのをやられました。この内容も是非、金融庁も警察庁も参考に資料としてもらっていただ...全文を見る
○大門実紀史君 是非徹底をお願いしたいと思います。  もう一つは、この委員会でも取り上げましたけれども、被害者の会の方々が、自殺の多い青木ケ原の樹海、あそこに自殺防止、借金で死ぬことはない、相談してくれという看板を立てられて、そこでも、あれは、取り上げたのはもう一年以上前ですか...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございました。終わります。
06月05日第169回国会 参議院 財政金融委員会 第15号
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○大門実紀史君 大門でございます。  もう田村耕太郎さんが何か言うと、どうしても一言言いたくなるんですけれども、今日の証券化の万能論も危ないなというふうに私は思っておりますが、結構むちゃな提案をされているなと思って聞いていましたけれども、言いたいことありますけれども、今日はやめ...全文を見る
○大門実紀史君 本当にそうしてもらいたいんですけれども、それで、販売数が増えたから苦情が比例して増えていいというものではございません。ですから、販売数増えたということとは別にとらえていただきたいと思います。  若干まだ、金融庁の姿勢は分かっているんですけれども、現場ではそうなっ...全文を見る
○大門実紀史君 そういう問題もありますので、是非、監督指導のときに精査してもらいたいと思います。  この前参考人で来られたフェルドマンさんがおっしゃったように、どういう判断であれ、買ってしまえば自己責任と。私は、おじいちゃん、おばあちゃん、もう自分のことは自分で守れというのはち...全文を見る
○大門実紀史君 是非そういう観点で指導してもらいたいと思います。  もう一つ、今やっぱり問題になっているのは、相変わらず銀行のノルマ主義の問題でございます。  もうみんなそうですね。明治安田の保険不払、三井住友の金利スワップ、みんなノルマを与えられて、それで行き過ぎたことがあ...全文を見る
○大門実紀史君 もう終わります。  こういう法案が通ると、本当に監督局、検査局、大変になると思いますが、それはそれで頑張っていただきたいというふうに思います。  終わります。
○大門実紀史君 本法案に反対の討論を行います。  金融市場のいい意味での活性化、国際化は日本経済にとって重要でございます。しかし、本法案には、まさにどさくさ紛れにどうしても看過できない項目が盛り込まれております。再三取り上げてきました銀行、証券、保険の間のファイアウオール規制の...全文を見る
09月19日第169回国会 参議院 財政金融委員会 閉会後第1号
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○大門実紀史君 日本共産党の大門実紀史でございます。  伊吹大臣、茂木大臣、初めて質問いたしますが、よろしくお願いいたします。今日が最後かも分からないということでありますが。  茂木大臣とは立ち話をした経験がございますが、伊吹さんと初めてお話をいたします。今日聞いていて大した...全文を見る
○大門実紀史君 もうそういう段階、率直に申し上げて超えていると思うんです。お金によこしまな気持ちとか何とかは区別できないから、大量に大口で入るもの、これはもうとにかくシャットアウトするしかないとか、こういう考えになっているわけなんで、そういう甘い情緒論といいますか、抽象論じゃなく...全文を見る
○大門実紀史君 私は、もうこれだけの事態を世界中に生んでいるわけですね、原油だけでこの一年間で世界で二兆ドルですか、二兆ドルが失われたと、日本だけで二十三兆円の所得が原油だけで失われたと言われていますから、企業にも個人にも大変な被害を与えているので、この日本の市場の、商品先物です...全文を見る
○大門実紀史君 金融庁は、お手元に資料を配りましたけれども、ヘッジファンドについての調査をされております。日本の大手の金融機関がどれぐらいヘッジファンドにお金を出しているかという調査でありますが、私ちょっとこれ金額が余りにも少ないんじゃないかなと。六・一兆円から七・四兆円に二〇〇...全文を見る
○大門実紀史君 とにかく、このヘッジファンドの調査、二回やられているわけですから、三回目もやるべきだと思うんで、その中で今のプライムブローカーの問題も加えて調査をしていただきたいということを申し上げて、質問を終わります。
10月16日第170回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○大門実紀史君 日本共産党の大門実紀史でございます。  午前中の森まさこ議員の質問を聞いていて少々ちょっとむかむかしてまいりましたんで、本題に入る前に幾つか質問させていただきます。  マルチ商法での民主党攻撃ということでございまして、確かに前田議員の問題は業界から献金を受けて...全文を見る
○大門実紀史君 私は、野田大臣と消費者問題でお会いしたこともありますから、個人的には野田さんのこと余り嫌いじゃないんです。ただ、午前中のあのときに正確なことを、野田さんだったら僕はもうざっくばらんにお話しされるのかと思ったら、ちょっと違うことを言われたんで、取り上げたくないんです...全文を見る
○大門実紀史君 じゃ、もう一つお聞きいたします。  マルチ商法ネットワークビジネスの最大手がアムウェイという会社でございます。野田大臣、どういうお関係ですか。
○大門実紀史君 すると、今回の前田さんと同じじゃないですか。業界から質問するために聞いて質問をしたということになるわけですか。
○大門実紀史君 もう今日はこれぐらいにいたしますけれども、全然、ですから私も突然質問しているんで何も調べておりませんが、野田大臣はアムウェイの会長がわざわざ表敬訪問されるような関係でございます。ネットワークビジネス企業から献金なりパーティー券の購入なり、あるいは講演料なり、そうい...全文を見る
○大門実紀史君 引き続きやっていきたいと思いますが、問われているのは、与党であれ野党であれ、年間二万件も被害、苦情の相談が来るこのマルチ商法、新手のネットワークビジネスですね、これに国会として全体どう対処するかが問われているんで、余り政争の具にすべきものではないし、もちろん正すべ...全文を見る
○大門実紀史君 この旧商工ファンド、SFCGというのは、例の目ん玉売れ、腎臓売れという大問題になったところですね。いまだ営業していることそのものが私、許せないと思うんですけれども。  資料の一番最後に付けておきましたが、一方的にこんなものを送り付けて、今銀行が貸しませんので、こ...全文を見る
○大門実紀史君 じゃ、質問を終わります。(拍手)
11月11日第170回国会 参議院 財政金融委員会 第2号
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○大門実紀史君 日本共産党の大門実紀史でございます。  中川大臣とは予算委員会で少し質問をさせていただきましたけれども、今日からが本格的な議論になりますので、どうぞよろしくお願いしたいと思います。  中川さんは私にとっては五人目の財務大臣でございますけど、今日お話聞いていたら...全文を見る
○大門実紀史君 それは必要なことで、今困っている方々に。それならほかの方法を考えられた方がいいんじゃないかということでございます。  川崎さんがうまいことをおっしゃいました。ヘリコプターマネーだと。私はヘリコプターマネーの方がまだましで、ばらまけば拾うのは、多分子供が多いでしょ...全文を見る
○大門実紀史君 ちょっと一般論で結構なんですけど、お聞きいたしますけれども、約定どおりに返済をしている人に対して、担保価値も別に毀損していないのに、担保割れを起こしていないのに、勝手に貸し手側が担保割れしているといって突然一括返済を求めるというのは、もう常識的に明らかに詐欺的な行...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございます。  これも一般論で結構ですけれども、貸し手側が勝手に売掛債権先、取引先の売掛債権のあるところに勝手に債権を押さえたり、あるいは法的手続に着手する行為、あるいはもう単純に十分置きに取立ての電話をするとか、三日間で百回も電話を掛けるとか、こうい...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございます。  それではもう全くSFCGが今行っている行為は完全に違法行為と、しかも大量に行っているというふうに言わなきゃならないということでございます。  十一月に入ってからは、TBSの報道特集もやられましたし、予算委員会でも大臣の答弁があったとい...全文を見る
○大門実紀史君 三國谷さんに、この間取り組んでいただいているのでお聞きしますけど、幾つかもう立入検査に入っているところがあるというのはこちらもつかんでおります、都道府県レベルですね。  行政処分も検討しているところが一つ、二つ出てきているというのも承知しておりますけれども、都道...全文を見る
○大門実紀史君 是非、急いで手を打ってもらいたいというふうに思います。  通告した順番で、残り時間、質問をしていきたいというふうに思いますが、今回のアメリカ発の金融危機で、要するに、ばくちのような、カジノ化した、ギャンブル化したこの金融経済の在り方が見直しということで、これはヨ...全文を見る
○大門実紀史君 アメリカの中の今の議論は、自由化全般は悪くないんだと、幾つかのやり過ぎなんだという議論と、もうそうではなくて、サブプライムにしろ、証券化の行き過ぎにしろ、レバレッジにしろ、デリバティブにしろ、パッケージとしてこういうことを起こしたんだから、もう基本的に実体経済と金...全文を見る
○大門実紀史君 また取り上げたいと思いますが、そのあれこれの問題じゃないんです、このゆうちょ、郵政公社の投資信託の販売というのは。それはもう明確に政府が目標を決めてこれだけ売るんだというふうにやられた結果、これだけ国民に損失が生まれているということですので、またやりたいと思います...全文を見る
○大門実紀史君 是非しっかりやってもらいたいと思います。  質問を終わります。
11月13日第170回国会 参議院 財政金融委員会 第3号
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○大門実紀史君 大門でございます。  本当に大臣、お疲れさまでございます。これからワシントンに立たれるということでございますので、余り疲れさせないように簡単な質問をしていきたいと思いますので、御答弁もてきぱきとやっていただければというふうに思います。  サミットに御出席という...全文を見る
○大門実紀史君 今までのIMF批判というのは、いわゆる市場原理主義的な構造調整を途上国に押し付けるというので相当批判が起きて、途中でちょっと修正をして、貧困削減を中心にするということでちょっとは変わってきているわけですけれども、今問題になっているこの金融の自由化も、やっぱりIMF...全文を見る
○大門実紀史君 もう一つ円高ドル安の問題ですけれども、ドル買いの協調介入があるのかどうかと。これはお聞きしても多分お答えにならないというのは分かっておりますので、その表裏一体の問題でありますけど、アメリカは七十兆円の公的資金投入、その前に景気対策で八十兆円ぐらいありますから、大体...全文を見る
○大門実紀史君 是非そういう判断でこれから日本、やっていかないと大変なことになってくるんじゃないかなというふうに思います。どんどんどんどん米国債を増やすと、もうアメリカと一緒に心中してしまうような道に行っちゃうんじゃないかということを心配しております。  お金の使い方としては、...全文を見る
○大門実紀史君 一応私の考えを申し上げたまででございますけれども、我が党がこの種の法案に反対する理由は別に難しい話ではございませんで、この公的資金の注入が最終的に損失を生んだ場合、これが国民負担になる仕組みになっていると。税金で国民が負担させられると、これはもう素朴にそれがおかし...全文を見る
○大門実紀史君 だから、国民負担が生じないようにもう最大限の努力されるとなっているわけですから、万が一出たときは業界負担ということにしたって何もおかしくないんじゃないかなと私は思うんです。  アメリカでも今、余り報道されていませんけど、公的資金注入ですね、あれが、我が党の佐々木...全文を見る
○大門実紀史君 要するに、経営判断でやってきたわけですよ。  だから、経営判断でやって、何も、まあ根底には、農林中金なんかそうですけど、預金は増えているんですけど貸出し減って、その余った分を農林中金、本部組織に上げて有価証券取引と、県レベルの信組連もそうですけれどもね。だから、...全文を見る
○大門実紀史君 じゃ、ちょっと違う角度でお聞きしますが、危機対応勘定ですね。  これは損失が出た場合、金融機関の負担と、業界負担が原則になっていますけれども、今回の法案は何で国民負担なんでしょうか。危機対応勘定とどう違うんでしょうか。
○大門実紀史君 全然分からないですけれどもね。  危機対応勘定というのは、その名目はいいですよ、言葉は。要するに、経営危機といいますか、資本が毀損したところに資本注入をしてあげるということで同じじゃないですか。予防注入だってそうでしょう、そんな簡単にやるわけじゃないでしょう、結...全文を見る
○大門実紀史君 私は、レク受けていてもみんなころころころころ違うこと言うんですよ。この二つ、なぜ片方は業界負担で片方は国民負担になるのかと。みんなころころころころ違うこと言うんです。要するに検討されていないんです。正確に、国民負担とは何だろうと、どういうものだろうと、どんなときに...全文を見る
○大門実紀史君 大臣、大分お疲れじゃないですか。私が言ったことを大分ちゃんと分からなくなっちゃっているんじゃないですかね。  私は、危機対応でも何であれ、最終的には業界負担でやるべきだと最初に申し上げたとおりでございます。  もう一つは、これは何も無利子でやれと言っているんじ...全文を見る
11月19日第170回国会 参議院 財政金融委員会 第4号
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○大門実紀史君 日本共産党の大門でございます。今日はお忙しい中、ありがとうございます。  今日は余り農林中金に伺う気はなかったんですけれども、村本先生とできればリレバンの話をしたかったんですが、ただ宮園さんの方から大変挑発的な意見陳述がありましたので、ちょっといろいろお聞きした...全文を見る
○大門実紀史君 先ほど意見陳述の三つの中に、資産運用は慎重にやってきたと。聞き方によっては、今回のいろいろ損失は外的要因だというふうに聞けちゃったわけですけれども、そうすると、何か農林中金の責任はなくて、何といいますか、世界が悪かったんだというふうに聞き取れなくもなかったんですが...全文を見る
○大門実紀史君 もう一つ、先ほど鶴保さんとのやり取りの中で、農林中金は公的資金が必要な状況じゃないと、今はと。その今はという意味なんですけれども、九月決算が十一月、今月の二十七日に出るわけですね。そうすると、損失が更に膨らんでいるというのが出ると思うんですが、その今はという意味は...全文を見る
○大門実紀史君 もう一つは、先ほどの陳述に絡むんですけれども、民間法人だというのを強調されました。形はもちろんそうですし、それで何かほかと分け隔てされるのはおかしいというお気持ちもよく分かります。  私は、農協の事務所にいろんな懇談で何か所も回っていますけれども、あそこにポスタ...全文を見る
○大門実紀史君 また別の機会にいたします。  農林中金、対象の金融機関ですのでずばりお聞きしたいんですけれども、我が党がこの法案に反対しているのは、この前の委員会でも申し上げたんですけれども、公的資金を入れる場合はあり得ると、もちろん返してもらうと、ただし、何らかの欠損が出てと...全文を見る
○大門実紀史君 今大変大事なこと言われたんですが、この法案はそうなっていなくて、最終的な損失は業界とか団体じゃなくて国民になっているんです。しかし、そういう不安があろうと農林中金は最後まで自分たちで返しますという決意表明をされたということでよろしいですか。
○大門実紀史君 なかなか御立派な答弁だというふうに思います。法案修正してもいいんじゃないでしょうかね、思います。  それでは、残された時間、ちょっと地域金融の問題で村本先生中心にお伺いしたいんですけど、地域金融機関の中間決算が出まして、地銀の三割が赤字ということで純損失に転落、...全文を見る
○大門実紀史君 井上参考人は何か御所見あれば、その不動産投資の問題、金融機関のですね。
○大門実紀史君 商工会議所、問題意識を持ってもらいたいなと思います。これだけ大問題になっているわけですね。これは金融機関だけじゃなくて、不動産業、ばたばた倒れております、建設業も含めて、今連鎖倒産ですから、商工会議所として是非勉強してもらいたいなと思いますけれども。  じゃ、村...全文を見る
○大門実紀史君 もう一つ、不動産投資信託、J—REITというのがございます。これは、今の収益還元法を基にいろんなことが組み合わさった、投資信託といっても事実上の株みたいなものなわけですけれども、これもサブプライムと似た共通点があるんじゃないかなというふうにこの間思っております。つ...全文を見る
○大門実紀史君 村本先生の御意見を参考に質疑に生かしていきたいというふうに思います。  これで終わります。
11月20日第170回国会 参議院 財政金融委員会 第5号
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○大門実紀史君 日本共産党、大門でございます。  今日は地域金融機関と不動産投資の関係について質問したいと思いますが、ちょっと本題に入る前に、今日、大臣は今回の法案が年越し対策という言い方をされて、急にリアリティーのある話になったなと私は思ったんですけれども。  つまり、年越...全文を見る
○大門実紀史君 よく分かりました。  あともう一つ、昨日参考人質疑がございまして、なかなか私にとっては興味深い答弁があったので大臣に御見解をお聞きしたいと思いますけれども、前にも議論させてもらったように、我が党がこだわっているのは、最終損失が出たときに国民負担になる仕組みにこの...全文を見る
○大門実紀史君 別にそんなことは聞いてないんですけど。この法案、どことか、何か外せなんて言ってません。何か勘違いされているんですか。  そうじゃなくて、何度も申し上げますが、要するに最終負担の問題でございます。私、非常に建設的な提案をしていると思うんですけれども、検討されたらど...全文を見る
○大門実紀史君 まだサミットのお疲れが残っているのか、全然、何といいますかね、どうしてそう違うことばっかり言われるのかな。ちゃんと最終損失と聞いているんですよ。  要するに、私、今確かに中小企業、貸し渋りとか貸しはがし心配です。そういう点では必要になることがあるかも分かりません...全文を見る
○大門実紀史君 私は、そういう国民の批判が起こるようなことが実は想定されるんじゃないかというふうに思いますので申し上げているわけですけれども、大臣はガルブレイスの大暴落というのはお読みになっていたと言っていましたが、読み終わりましたか。  あの中に、悪い予言は嫌われるというガル...全文を見る
○大門実紀史君 もう少し分かりやすく申し上げますと、J—REITというのは、投資家から集めたお金でマンションとかオフィスとかに投資をすると、その賃貸料とか売却益を得て、それをまた投資家に分配をするということですね。その証券化されたJ—REITは取引所で上場して売買されているという...全文を見る
○大門実紀史君 もう七割以上、すごい下落になっているわけでございます。これが今の不動産不況、不動産バブルの崩壊ということに深刻な影響を及ぼしているわけですけれども。今年に入って倒産した上場企業の大半は不動産関係、建設関係でございます。既に三年ぐらい前からこのJ—REITを含めて不...全文を見る
○大門実紀史君 簡単に言いますと、不動産から得られる収益面から不動産価格を決めるというようなことでございます。ですから、同じ間取りのオフィスでも、高い家賃が得られるならばそのオフィスの価値は上がるということですね。家賃が低ければ価値が下がるということで、非常に合理的な方法のように...全文を見る
○大門実紀史君 いや、金融庁の問題意識の方を聞いたんですけれども。要するに、机の上の理論では、なるほどバブルを起こさないいい方法だとなりますけれども、実際お金もうけが絡みますと、そんなきれい事では済まないのがこの収益還元法でございます。  資料の五枚目に、「不動産は「バブル」か...全文を見る
○大門実紀史君 リーマンの影響とかは調べられたわけですから、至急このJ—REIT不動産関係、調べられた方がいいと思います。先ほど言われた、今回の法案早く通して、早くやりたいという前提の中で必ず出てくる問題でございますので、と思います。  ただ、これは金融機関が一般の有価証券取引...全文を見る
○大門実紀史君 ちょっと簡単過ぎるんですけれども、もうちょっと詳しく。  では、私が説明します。  この通達によって、J—REITを売った売却益の方ですね、売ったお金の処理が変わったんです。変えていいですよということになったんです。どう変わったかといいますと、J—REITの売...全文を見る
○大門実紀史君 三國谷さん、よく聞いてくださいよ。私がお聞きしたのは、この通達が、別に私が言っているだけじゃなくてもう国土交通省もそう言っているわけですけれども、この通達が地銀マネーをJ—REITに投入させるきっかけになったんではないですかと。そういう判断、金融庁はされていないん...全文を見る
○大門実紀史君 三國谷さん、一般論はいいんですよ。私、聞いているのは、この判断をきちっとしてほしいんですよ。金融庁だけです、そんなこと言っているの。国土交通省もこの通達がきっかけだと。私、これがすべてとは言っていませんよ。これは大きなきっかけじゃないかというのを日銀だって言ってい...全文を見る
○大門実紀史君 恐らく三國谷さんは次の質問を想定してガードされているんだと思うんですよね。この全銀協通達の頭のところに、なお、本件につきましては、関係当局と協議の上取りまとめておりますと、金融庁のお墨付きをもらってこの全銀協通達を出しましたと。それで、地銀マネーがJ—REITに大...全文を見る
○大門実紀史君 私は金融庁だけ責めるつもりじゃないんです。実は、この通達が出る背景というのは、まだまだもっと広い奥深いものがございます。  小泉総理が二〇〇一年五月に都市再生本部を設立されまして、都市再生プロジェクトを強力に進められました。私、この委員会で大手町開発の問題やりま...全文を見る
○大門実紀史君 参考だけじゃなくて、ちゃんと受け止めてほしいんですけれども。  ですから、もう一つ言わせてもらうと、こういうことで、こういう流れの中で地銀マネーをそちらに、J—REITに行くように金融庁も仕向けて、業界も仕向けて、それで損失が出て、公的資金を入れなければいけない...全文を見る
12月11日第170回国会 参議院 財政金融委員会 第6号
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○大門実紀史君 大門でございます。  今日が最後の審議ということで、ちょっと名残惜しいものがございますけれども、まだまだ深めなきゃいけない問題点があると私は思っておりますが、今日は中小企業融資、セーフティーネット保証における銀行の姿勢について何点か質問したいというふうに思います...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございます。早速対応していただきました。現場がどう具体的に改善されていくのかというのは引き続き注視していきますので、御努力お願いしたいと思います。  今は保証協会が門前払いしている例ですけれども、次に、保証協会がオーケーをしても、ノンバンクから借りてい...全文を見る
○大門実紀史君 六百数十件すべて読んでおられるということで、大したものだなというふうに思います。ちなみに、目安箱を始めたのは徳川吉宗でございますけれども、徳川吉宗も本当は全部読んでいなかったという話があるぐらいでございまして、大変感心をいたしました。  このWさんは、その後、北...全文を見る
○大門実紀史君 是非お願いしたいと思います。  この金融法案が通らないと何か中小企業は心配だと、だから早くという話が、何かあたかもそういうことばかり言われているんですけれども、例えば保証が付いている、信用保証協会の保証が付いているものまで貸さないという現実があるわけですね。これ...全文を見る
○大門実紀史君 大臣、一言お伺いしたいんですけれども、さっき言いました保証協会の保証が付いていても貸さないとか、こういう付け替えをやると、こういう銀行の姿勢、どさくさ紛れにいろんなことをやろうという、に対して大臣からも一言厳しい御発言をいただきたいというふうに思います。
○大門実紀史君 もう今の大臣の答弁を全国の金融機関に流してほしいというふうに思います。  今、全体としてとにかく借金している人がますます大変な事態なんですけれども、ちょっと違う種類の話ですが、サラ金問題をずっと私取り上げてまいりまして、今焦点となっているのは、貸金業は、貸金業法...全文を見る
○大門実紀史君 私もそう思うんですね。企業としてきちっとやるつもりならば、こんな取り過ぎたお金なんか返すのが当たり前でございますので、プロ意識といいますか、そういうことは求められるというふうに思います。  ちょっと金融庁に具体的にお聞きいたしますけど、法律的に過払い金返さないか...全文を見る
○大門実紀史君 今の答弁で結構です。引き続き努力をしていただきたいということを申し上げて、私の質問を終わります。  ありがとうございました。
○大門実紀史君 日本共産党の大門実紀史でございます。  麻生総理、お久しぶりでございます。麻生総理とは、外務大臣をやっていらっしゃるときに、海外で活動するNGO支援でもう即座に対応していただいたことを覚えております。その節はありがとうございました。あのスピード感あふれる対応がち...全文を見る
○大門実紀史君 今アメリカでも、この前十一月に公的資金投入した銀行がどんどん買収をやったりして問題になっていたり、これは余りまだ今の段階では国民の皆さんが、いざとなったら自分たちの負担になるんだというのは余り御存じない段階ですが、万が一そうなったら相当の怒りの声がこの間も含めて出...全文を見る
○大門実紀史君 最近の新聞の投書欄を見ていますと、イギリスの話が広がっているのか、消費税減税してほしいという声が投書欄にかなり載るようになりました。一般新聞ですね。  私は、やっぱり消費、特に主婦の方なんか毎日消費のことを考えていますから、そういう願望が強まっているんじゃないか...全文を見る
○大門実紀史君 私は増税の話をしているんじゃなくて減税の話をしているわけですね。  今の実感なんですけど、消費税の税率だけ見ると外国と比べて云々とあるんですが、いろんな負担が、特に低所得者の方々には負担が掛かっていると。  ちょっと調べてみましたら、今ワーキングプア問題が出て...全文を見る
○大門実紀史君 それはもう、この場でうんと言われると思って質問しているわけではございませんが、考え方としてですよ。これ、ゼロ税率方式にするか非課税方式にするかで財源措置変わるんですけれども、ゼロ税率にすると一・五兆円ぐらいでできる話でございますので、非常に、演説会とかいろいろなと...全文を見る
○大門実紀史君 今総理がおっしゃいました諮問会議で、これトヨタの張さんですかね、張会長が提案されたんですかね、民間議員の。その資料を資料二枚目に付けておきました。  ちょっと何が言いたいか分からない資料なんですけど、内閣府、ちょっと説明してくれますか。
○大門実紀史君 これ、何で強化されるんですか。こんな子供だましの資料をまじめな顔して議論しているんですか、諮問会議というのは。  これ簡単な話ですよ。要するに社会保障というのはそもそも所得の再分配機能を持っていますよね、持っていますよね。その財源を消費税でやるとその逆進性によっ...全文を見る
○大門実紀史君 消費税で社会保障を賄えば所得再分配機能が強化されるとおっしゃるから、何でだと言っているんですよね。そういう宣伝に使うべきではないし、これ使ったらすぐみんなにぼろくそ言われますよ。やられますよ。  総理はこれをベースに先ほどのお話をされたんでしょうか。それとも、消...全文を見る
○大門実紀史君 とにかく、こんなもの使わない方がいいですよ。こんな宣伝しない方がいいですよ。だまされてしまいますよ。よく中身知らないでやっている人ですね。  それで、もう一つは今、これもそうなんですけど、福祉目的税という何か考えがずっと出てきておりますけれども、私はこの問題ずっ...全文を見る
○大門実紀史君 三枚目の資料で質問したいと思いますけれども、麻生総理は、これは中央公論三月号に、消費税を一〇%にして基礎年金を全額税負担しようと書かれております。経済財政諮問会議でも一遍そういう試案が出ましたし、経団連の皆さんも主張しておりますし、この基礎年金を全額消費税でという...全文を見る
○大門実紀史君 基礎年金を全額税でやるという考え方そのものは否定いたしませんが、何ですぐ消費税になっちゃうのかなというところが疑問でありますし、麻生総理の論文にも書いてありますけれども、企業は何らかのその分労働者に還元すべきだと。しかし、そんなことを、御手洗さんも、この企業負担ゼ...全文を見る
○大門実紀史君 いずれにせよ、我が党としては増税反対ということで総選挙を戦いたいということを申し上げて、質問を終わります。  ありがとうございました。
○大門実紀史君 金融機能強化法案、修正案及び保険業法改正案の三案に反対する討論を行います。  まず、金融機能強化法改正案です。  反対の第一の理由は、本法案が金融機関に公的資金を投入し最終的に損失が生じた場合、その損失を国民が負担する仕組みとなっていることです。リスクの高い有...全文を見る
12月16日第170回国会 参議院 財政金融委員会 第7号
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○大門実紀史君 大門でございます。  白川総裁、お忙しい中、お疲れのところ、御苦労さまでございます。答弁はもう短くで結構でございますので、簡潔に質問していきたいと思いますが。  今日、先月この委員会で取り上げました金融機関の不動産投資、J—REIT問題ですね。七割暴落して大変...全文を見る
○大門実紀史君 白川総裁、伺いますが、この間、金融機関の不動産投資の在り方、特にJ—REIT、あるいはDCFですね、収益還元法、こういうことが様々な問題があるのではないかということで、参考人質疑でも私伺いましたら、皆さん、何といいますか、検討しなきゃいけない課題があると、問題点が...全文を見る
○大門実紀史君 丁寧な御答弁、ありがとうございます。  この問題の本丸に伺いますが、国交省はこのJ—REITについてどういうふうに今の段階で評価されていますか、簡潔にお願いします。
○大門実紀史君 その程度の認識だから、次に移って、もうずぶずぶのものを昨日出されたんだというふうに思います。  昨日、住宅・不動産市場活性化のための緊急対策というのを出されました。この中でJ—REIT救済策というのはどれになるか、簡単に説明してくれますか。
○大門実紀史君 ちょっと何か飛ばされたのもあるんだけど、今言われた政策金融公庫の危機対応円滑化業務を活用して低利の融資をしてあげるというのにJ—REITも含むわけですね。あと、合併等のための環境整備というのは、要するに合併交付金とかをJ—REITにも使いやすくしてあげるということ...全文を見る
○大門実紀史君 時間ないんだから聞いたことに答えてくれないかな。J—REITがこういうものに該当するのかどうかと聞いているんですよ。何でそれを答えられないの。制度の説明なんか分かって聞いているんだよ。
○大門実紀史君 これからの対策ですから、実際にやられる前後にもう一度厳しく指摘したいと思いますが、日銀も、これは日銀に要請するというふうな対策で、日銀がという意味じゃないですが、日銀にも、先ほど言いました適格担保化ですね、それを求めると。このJ—REITの投資法人債あるいは銀行が...全文を見る
○大門実紀史君 昨日出た国土交通省の緊急対策全部を否定するわけではございません、中小の不動産企業大変ですからね。そのどさくさに紛れ込ましてこのJ—REIT救済策をはめ込んでいると、このこそくさを私申し上げているんです。J—REITは、まず、今までのやり方、経営責任、在り方、全部き...全文を見る
12月18日第170回国会 参議院 財政金融委員会 第8号
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○大門実紀史君 大門でございます。いよいよ今年最後の質問ということでございます。一年間、大変御苦労さまでございました。  また、特に今年は民主党さんのおかげで質問の回数をたくさん増やしていただきました。お礼を申し上げておきたいというふうに思います。  本法案については基本的に...全文を見る
○大門実紀史君 緊急事態ですから、法案を通してというのもありますけれども、本当に与野党で合意できるものがあれば緊急に一緒に手を打つということも、この問題でも雇用の点でもそうですが、必要だというふうに思います。  それと、一般財源化でいえば、本当に、一言申し上げておきますけれども...全文を見る
○大門実紀史君 しかるべき時期といいますか、政権がどうなっていくかという時期でもありますけれども、財政全体とか社会保障の在り方全体を考えると、民主党さんとしてはいつごろからそういう、税率引上げですね、簡単に言えば、必要というふうに大体見ておられますか。
○大門実紀史君 率直な御意見、ありがとうございました。今日はもう野党共闘を壊さないようにさらっと質問しておりますので、政権与党になられたら厳しい論戦をしたいとは思いますが。  そうすると、麻生総理も大体三年とか実施するのは四年とか、その辺のことを出されておりますが、そうすると、...全文を見る
○大門実紀史君 私にはほぼ同じように聞こえちゃうんですけれども。  今日はもう、本当に政権取られたら大塚さんと激しい論戦したいなと思っておりますが、おっしゃった、消費税に対して日本の国民はどうも、十年間にわたって上げたい、上げたいという話あったですけれども、世論調査をすると、ど...全文を見る