大門実紀史

だいもんみきし

比例代表選出
日本共産党
当選回数4回

大門実紀史の2009年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月20日第171回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○大門実紀史君 日本共産党の大門実紀史でございます。  先ほど定額給付金について大変効果のあるというふうな宣伝がありましたけれども、私はそれほどのことはないというふうに思いますので、質問をしたいというふうに思います。  総理に伺いますけれども、定額給付金というのは家計への緊急...全文を見る
○大門実紀史君 私もその認識は一致をいたします。つまり、収入が増えない、所得が増えないのに負担だけが増えてきたと。ですから、可処分所得が伸びない、むしろそれ下がっているわけですね。  その負担がどのように増えてきたかというのをお手元にも資料をお配りいたしましたが、パネルにいたし...全文を見る
○大門実紀史君 私は、経済効果としてはもう本当に一時的の、ぱっと消えてしまう、まあ線香花火みたいなものですね、すぐ消えてしまうような効果で終わってしまうと思います。求められているのは、今申し上げたように、恒常的な負担を軽減してほしい、それが最大の景気対策だというふうに申し上げてお...全文を見る
○大門実紀史君 しかも、三年後に消費税の増税と、これは更なる負担増になるわけでございます。そんなことを予定したら、もう一層将来不安を広めて消費を冷え込ませることになるというのはもう明白でございますし、今の時点で国民の六割が二〇一一年からの消費税増税に反対をしております。日経新聞の...全文を見る
○大門実紀史君 私が申し上げているのは、法律の附則といえど、書いて将来の増税にレールを付けるというのは、選挙で上げますよと、増税しますよと公約として出されて信を問うて、それからやるべきことではないかということを申し上げておるんですが、いかがですか。
○大門実紀史君 この議論は本予算もかかわりますのでまたやりたいと思いますけれども、公約できちっと掲げた後法律に触れるべきだということを申し上げておきたいと思います。  次に、雇用問題とともに緊急の課題であります中小企業の問題を取り上げます。  まず、中小企業庁に伺いますが、企...全文を見る
○大門実紀史君 大変な状況になっているわけですけれども、今お話にあった運転資金の欠乏、つまり資金繰り倒産の件数が前年比で三四%も増加しております。この原因はどこにあるか、二階大臣、どうお考えですか。
○大門実紀史君 資料の二枚目にお配りしましたけれども、この貸し渋り、貸しはがしがこの資金繰り倒産の最大の原因でございます。倒産件数と中小企業向け貸出しが反比例しているということでございます。  最大の問題は、特に大銀行がひどいということでございます。(資料提示)これは四大メガバ...全文を見る
○大門実紀史君 私は銀行の姿勢について伺っているんですが、総理、いかがですか。
○大門実紀史君 大銀行は苦しくて貸せないんじゃないんですよ、貸せるのにわざわざ貸さないということをやっているんで、ちょっと幾つか事例で申し上げたいと思いますけれども、この間、大銀行の貸し渋り、貸しはがしについては経済産業省、金融庁にもかなり苦情が行っております。私自身も独自に現場...全文を見る
○大門実紀史君 その傘というのがもう破れ傘になっちゃっているわけですね。ざあざあざあざあぬれているわけでございます。  事例を申し上げますと、三井住友銀行の、もう名前を言います、余りひどいんで。三井住友の神戸兵庫支店でございます。これ、金融庁にも中小企業庁にも連絡済みでございま...全文を見る
○大門実紀史君 厳しく対処してもらいたいと思います。  この間、大銀行は、貸し渋りどころか大変むごいやり方で貸しはがしもやっております。それでもう中小企業を倒産に追い込むということをやっております。  これも名前を言います。三菱東京UFJの東京の日本橋支店でございますが、これ...全文を見る
○大門実紀史君 ほかにも事例はあるので、時間は少なくなりましたけれども、みずほ銀行で起きている事例でございますが、借換えに応じない、条件変更に応じないと、こんなことをやられたら、中小企業というのは大変なときには条件変更に応じてもらったり借換えでつないでいくのは当たり前ですよね。こ...全文を見る
○大門実紀史君 まだまだひどい事例はあるんですけれども、時間の関係で今日はこれだけにしておきますが、とにかくこういう銀行の姿勢を国会の場できちんとただす必要がある、そういう時期に来ているというふうに思います。  全銀協の会長の杉山清次さんをこの委員会の参考人として呼んでいただく...全文を見る
01月26日第171回国会 参議院 平成二十年度政府関係機関補正予算(機第2号)両院協議会参議院協議委員議長及び副議長互選会 第1号
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○大門実紀史君 私は、議長に北澤俊美君を、副議長に石井一君を推薦することの動議を提出いたします。
01月27日第171回国会 両院 平成二十年度政府関係機関補正予算(機第2号)両院協議会 第1号
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○大門実紀史君 日本共産党の大門実紀史でございます。政府関係機関補正予算に反対した理由を述べます。  本補正予算案において、政策金融公庫は危機対応円滑化業務で政策投資銀行を通じて二兆円のCP、コマーシャルペーパーなどの買取りを行うこととしています。また、その原資は同公庫が短期の...全文を見る
○大門実紀史君 中小企業対策は、もうおっしゃるとおり、何も不十分であっても全面否定するものではないと私も思っているんです。ですから、先ほど申し上げましたように、我が党としては、この大企業のCPさえなければ賛成したかもしれません。この大企業のCPの問題も、実際にはこれは本当に使われ...全文を見る
02月10日第171回国会 参議院 財政金融委員会 第2号
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○大門実紀史君 日本共産党の大門実紀史でございます。私の方は時間どおりやりたいというふうに思います。  今日、銀行の株買取り法案について絞って質問をいたしますけれども、本法案の最初は、今から七、八年前になるでしょうか、当時の柳澤金融担当大臣と激論を交わした記憶がございます。また...全文を見る
○大門実紀史君 資料をお配りいたしましたが、資料の一枚目に、これまでの買取り実績でございます。これ、衆議院で我が党の佐々木憲昭議員が要求して出てきた資料でございますけれども、要するに、今までの実績でいきますと、この機構が株を買ったのは、主要行からの買取りが一兆五千四百十八億円でご...全文を見る
○大門実紀史君 私もそうだと思うんですよ。余りこれ要請があるような話じゃなかったんじゃないのかなと。  なぜならば、去年の十一月二十五日に、先ほど名前も挙がりましたが、全銀協の会長ですね、杉山さんが記者会見でこうおっしゃっています。記者から、今回の株買取りについては要望したのか...全文を見る
○大門実紀史君 さらに、十二月に入ると、杉山全銀協会長は何とおっしゃっているかといいますと、この機構についてですけど、足下がこういう株価だとすぐに売却というのはなかなか難しいと、あっても限定的だろうと。なおかつ、言われているのは、この受皿の枠組みがあると株式市場へのアナウンスメン...全文を見る
○大門実紀史君 アナウンスメント効果というのは、もうちょっと注目されて、この法案が出たら株価が下げ止まるとか、何かそういうものがあって初めて言えることで、ほとんど関心持たれていないんじゃないかというふうに思います。そういうのも余りないんじゃないかと私は思うんですけれども。ただ、も...全文を見る
○大門実紀史君 私、銀行業界が言っていることと、今、大野さん言われたこととが共通するのは、その下がった場合じゃないんですよ。今、後半で言われた上昇局面のおもし云々というのは、これは全銀協もそういう場合は効果があるでしょうと、活用される場合があるでしょうと。共通点はその上昇局面なん...全文を見る
○大門実紀史君 じゃ、私がもうちょっと具体的に説明をいたしますね。二つしかないんですよ。株価というのは、上がりますと当然利益確定の動きが出ますですよね。一時的に下がるということになりますね。その下がるトレンドそのものを下げないように押し上げるという意味が、一つおもしを取るというこ...全文を見る
○大門実紀史君 別に楽観的に見ているわけじゃないんですよ、いろんなことを、経済状況をですね。もっと心配すべきところはほかにあるんじゃないかと。こういうところをそれほど心配することじゃないと。だって事実が示しているじゃないですか、この資料は。彼らの今の株の売買の動向を見てくださいよ...全文を見る
○大門実紀史君 まだ六か月というのは何も決まっていないですね。一応そういう考えの答弁だけされているので、私、これ大変に危険なことなのでもう撤回された方がいいと、見直された方がいいという意味で聞いてほしいんですけれども。  例えば、分かりますよ、六か月というのは短期の利ざやを稼ぐ...全文を見る
○大門実紀史君 私は大変重要なことを聞いているわけですけれども、その六か月という部分はまだ、たまたま何かどこかで相談されていることを大野さんが聞かれて答弁でしゃべっちゃったという段階だと思うんですよね。まだコンクリートされていないと思うんです。まだまだいろんなケースとかいろんな危...全文を見る
○大門実紀史君 そういうことでしたら、本当にもっと吟味されるべきだというふうに思いますし、私はこの法案そのものが必要ないというふうに思います。  それと、峰崎委員からもありましたけれども、私、予算委員会では要望を出しているんですけれども、是非、銀行が何を考えているかとじかに、こ...全文を見る
02月12日第171回国会 参議院 財政金融委員会 第3号
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○大門実紀史君 日本共産党の大門でございます。  今も議論がありましたが、消費税と景気の関係について質問をしたいと思います。本来であれば与謝野大臣にお聞きした方がよかったかも分かりませんが、諸般の事情で中川大臣にお聞きしたいというふうに思います。  消費税の増税時期については...全文を見る
○大門実紀史君 経済財政諮問会議では、一つの物差し、指標ですけれども、現在一・五%から二%とされる潜在成長率、これを実際の成長率、実質成長率がそれを上回った辺りと、つまり二、三%になるんでしょうか、そういうふうに言っておりますが、私は、大臣言われたように、それだけで判断すると危な...全文を見る
○大門実紀史君 私、我が党は、御存じのとおり、消費税じゃない方法で、増税じゃない方法で財源をつくるべきだというふうな立場でございますけれども、景気に与える影響で、何といいますか、危うい判断をされないようにすべきだと、それを前提にした増税方針というのは違うんじゃないかという点で申し...全文を見る
○大門実紀史君 私が聞いているのは、そのおっしゃっています潜在成長率を実質成長率が上回ると、そのときに上げるタイミングだと与謝野大臣はおっしゃっているわけですけれども、これはもう過去のラインですけど、これでいえばどのころになるのかということを聞いたわけです。  今おっしゃったよ...全文を見る
○大門実紀史君 これは、このラインは過去の話ですから分かるわけですよ。いつから上がって、どうなって下がったと。これからはどうやって判断するんですか。分からないでしょう、先のことは。今上がっていくと、こういうふうに見えないじゃないですか、先のこと。どうやって判断するんですか。
○大門実紀史君 いずれにしても、余りこれが関係ないなら、もうこういうことを言われないで、与謝野さんはそういう答弁をされるべきじゃないと。これはあれこれの一つで、これは別にこだわっておりませんと。先ほど中川大臣が言われたように、雇用の問題とか国民の実感とか、それで判断するんだという...全文を見る
○大門実紀史君 もう細かいことを言いませんけれども、そのときでも潜在成長率を上回って二%、三%ということにはなっておりませんので、余り取って付けたような数字を持ってきて先に結論ありきみたいなことを、さも何か信憑性のあるような言い方で打ち出されるべきではないということを申し上げて、...全文を見る
02月18日第171回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第3号
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○大門実紀史君 日本共産党の大門実紀史でございます。本日は、お忙しいところありがとうございます。  先に誤解のないように申し上げておきますと、この調査会の設定したテーマ、仮説ですけれども、「人口減少によって一人当たり国民所得は高まり、国民幸福度も向上する」というやつですが、これ...全文を見る
02月25日第171回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第4号
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○大門実紀史君 大門でございます。  テーマも進め方も奇抜な調査会だなと思っておりますが、三回、六人の参考人質疑を聞いて意見と感想を述べたいというふうに思いますけれども、参考人の御意見はそれぞれ大変貴重な御意見ではありましたけれども、ただ余り目新しい議論はなかったかなというふう...全文を見る
03月03日第171回国会 参議院 財政金融委員会 第5号
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○大門実紀史君 日本共産党の大門でございます。  与謝野大臣、またよろしくお願いしたいというふうに思います。大変野党にも人気のある大臣だということで、私も与謝野さんとは今のところいい思い出ばかりでございますが、これからはそうはいかないのかなと思っております。  今日は一日で三...全文を見る
○大門実紀史君 全然与謝野さんらしくない答弁ですね、そういう官僚が作ったのを読んでいるだけというのは。もうちょっと勉強していただいて、大問題になっていますのでね、与謝野さん自身のお考えを聞きたいと思いますが、先に参考人に聞きます。  警察庁、一月十九日に、このSFCGは、SFC...全文を見る
○大門実紀史君 警視庁は、恐らくSFCGと暴力団関係の不動産企業との関係も捜査されているのがあるので併せていろいろ捜査をされているのかなと思いますが、これはこれできちっと、大島氏個人の問題ですから、余り総合的にという前に、まず受理して捜査に入ってもらいたいというふうに思います。 ...全文を見る
○大門実紀史君 さらに、これは時間掛けてやっていきますので、今日は最初の質問と思っておいてもらって、覚悟してほしいと思いますけれども。  更に大きな疑惑は、このSFCGから日本振興銀行に債権譲渡がされているという話でございます。今、森さんからもありましたけれども、直前にですね。...全文を見る
○大門実紀史君 そういうビジネスモデルなんですけれども、もう御存じの方は御存じですが、この銀行というのはもう大変いろいろ話題になるといいますか、なってきた銀行でございます。  今、会長が木村剛さんですね。かの木村剛さんです。竹中平蔵さんとはもう大変親密な方でございました。金融庁...全文を見る
○大門実紀史君 つまり、不良債権だけSFCGに残して民事再生に入ると、優良債権は先に振興銀行に譲渡して移したと、これはもう明らかに民事再生に掛かったときにもう返す原資はありませんよということのためにやっている以外の何物でもないわけでございます。こんなことを今まで金融庁も許してきた...全文を見る
○大門実紀史君 三國谷さんもずっとサラ金とか商工ローンやられてきたんだから、もう少しリアルな答弁をしてくれませんかね。  資料をお配りしましたけれども、一枚目にお配りしたのが、これは日本振興銀行からの催促、取立ての案内です。これは名前消してありますが、川崎市の中小企業なんですけ...全文を見る
○大門実紀史君 私の調査によりますと、この件に関して日本振興銀行は金融庁に何を言っているかといいますと、SFCGから債権譲渡を受けた債権、日本振興銀行としては一五%以上の利息はいただきませんということを金融庁には報告をしております。もう一つは、過払い金の請求などが来た案件について...全文を見る
○大門実紀史君 もう時間、少なくなりましたので。  私は、この今回の破綻はSFCGの非常にうさんくさい破綻劇だと申し上げましたが、更に言えば、これはSFCGの独り芝居ではないと、日本振興銀行と一蓮託生の破綻劇だと、私は非常に計画的な破綻劇だというふうに思っていまして、その日本振...全文を見る
○大門実紀史君 じゃ、終わります。
○大門実紀史君 大門でございます。  午前中、日本振興銀行が商工ローンと変わらない取立てをやっていることを指摘しましたし、SFCGの破綻とも一蓮託生ではないかという疑惑を申し上げましたけれども、こういう問題に対して政治家がどうかかわるかという点で、今日は武士の情けということでさ...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございます。  実は、取り上げてきました日本振興銀行ですね、この社外取締役議長、その日本振興銀行設立にも、木村剛さんと一緒にかかわられた自民党の衆議院議員がおられます。平将明さんという方ですけれども、まだ若い方なので、一年生議員なので、これ指導してほし...全文を見る
○大門実紀史君 まあ今日のところは親切で申し上げているというふうに取られて、よくよくその辺をお酌み取りいただきたいというふうに思います。これ以上ちょっといろいろ続くと違うレベルで取り上げなきゃいけないし、調査もしなきゃいけないということを、御本人にも伝わると思いますが、思います。...全文を見る
○大門実紀史君 それでは、次のテーマの株価対策について質問いたします。  二十四日にTOPIXが一時バブル後最安値と。今日も大変な安値になっていますけれども。とにかく日経平均、二十六年ぶりぐらいの安値でずっと今うろついているというところでございます。  それもあってでしょうか...全文を見る
○大門実紀史君 大臣が前段に言われたことは非常に私は重要だと思うんですけれども。  確かに株が下落するといろんな影響が出て、いろんな事態が起きていますよね、雇用にまで影響するというのはそのとおりでございまして、私は何もやらなくていいとかという意味で言っているんじゃないんですが、...全文を見る
○大門実紀史君 もうそういうお考えでしたらちょっと慌てないで、また何か、せっかくこの株買取り、せっかくといいますか、株買取り法案を審議しているのに、これでは足りないから次のもっと拡充したものをなんという議論にならないようにしていただきたいなと思うわけですね。  実際は私、柳澤議...全文を見る
○大門実紀史君 何かそうすると大臣も柳澤議員も、何か余りやりたくないというか、やってもどうかなとか、渋々、仕方がないから検討しているみたいなんですね。そんなことが感じられるんですけれども、だったらもう検討しない方がいいんじゃないですか、やめちゃった方がいいんじゃないですか。何でそ...全文を見る
○大門実紀史君 私、もうこの場では余り細かい議論入りたくないんですけれども、ちょっとそもそも論としてお聞きしたいんですけど、公的セクターが株式市場、CPでも社債でもいいんですけれども、そこに介入するということそのものが、市場経済の中においてはそのものが自己矛盾を起こすわけですよね...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございました。  終わります。
○大門実紀史君 日本共産党、大門でございます。  総理、大変御苦労さまでございます。お元気そうで何よりでございますけど、支持率が残念ながら大分下がってまいりましたが、先ほど大塚さんの方から小泉さんとの対比もありましたけど、私、個人的には、麻生さんよりも小泉さんの方が嫌いでござい...全文を見る
○大門実紀史君 私は、今回問題になっています定額給付金というのは非常に支持率に大きな影響を与えたんではないかというふうに思っています。  もう議論はさんざんやられましたんで、もう繰り返しません。一つだけお聞きしたいんですけど、新聞を見ておりまして、これは申し訳ないんですけど他党...全文を見る
○大門実紀史君 また新たなというのはもう本当に懲り懲りされるんじゃないかと思いますので。本当にもうどうしても譲らないと、三分の二でもやるということですけれども、本当にこれは後々考えて、麻生内閣の致命傷になったと言われることになるということはもう重ねて申し上げておきたいというふうに...全文を見る
○大門実紀史君 百年に一度という意味は、大塚さんとちょうど私は「朝まで生テレビ」というので、ちょうど十月末でしたから、株価が暴落した夜中かなんかでしたから、もうまさにその議論をやった仲なんですけれども、後のとらえ方がちょっと違っているのかなと思いますが。百年に一遍というのは、何で...全文を見る
○大門実紀史君 どうもありがとうございました。  私は、この間、バブル以来の最安値というところで、与党の中にも、あるいは民主党さんの中にも、もっと早くやらなきゃいかぬということを、法改正間に合わないから、日銀にいろいろ早くやってもらおうという、何といいますか、圧力とまではいきま...全文を見る
○大門実紀史君 この白川さんの御本ですね、私はもう本当に何度も読んでおります。人にもお薦めしております。非常に今までの日銀の政策の反省も込められているので、これは白川さんが総裁になる前に書かれた、大学の先生のときに書かれた本で非常に学者としての良心と日銀の、中央銀行のあるべき姿が...全文を見る
○大門実紀史君 もう一つ税の質問をしようと思いましたけれども、時間がもう少なくなりましたので、今の点で、今後の株価対策のちょっとイレギュラーな部分で与謝野大臣に最後に一言お聞きして終わりにしようと思いますが、ETFを日銀に買ってもらうとか、もうひどい話だと、不動産のJ—REITま...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございました。  終わります。
○大門実紀史君 日本共産党を代表して、提出三法案に対する討論を行います。  初めに、財政投融資特別会計からの繰入れの特例に関する法律案です。  本法案には反対であります。本法案は、特別会計の剰余金を定額給付金などに活用できるようにするためのものです。定額給付金は国民の税金を二...全文を見る
03月16日第171回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○大門実紀史君 郵政の問題を取り上げます。  かんぽの宿の問題は、何もオリックスに限ったことではございません。パネルを用意いたしましたけれども、(資料提示)このパネルは郵政から大江戸温泉物語株式会社、またその不動産関連会社であるキョウデンエリアネットに売却されたかんぽの宿などの...全文を見る
○大門実紀史君 知らないわけはないと私は思うんですけれども、あなたの出身であり、あなたが今でもツーカーの関係にあります三井住友銀行でございます。  キョウデンの有価証券報告書を見ますと、三井住友が大株主、三十三万二千株所有と書かれて、記載されているところでございます。さらに、こ...全文を見る
○大門実紀史君 時間が来ましたので終わります。きちっと調べていただきたいと思います。  ありがとうございました。
03月17日第171回国会 参議院 財政金融委員会 第7号
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○大門実紀史君 大門でございます。  資料を見ていただきたいんですけれども、今日は金融所得と税制の在り方について質問をいたします。  この資料は、折れ線グラフが国の税金、国税の所得別の負担率が折れ線グラフでございます。ピークになっているところを見ますと、これはちょっと帯で測っ...全文を見る
○大門実紀史君 おっしゃるとおりでございまして、この薄い方に金融所得の分布を入れておきました。つまり、高額所得者になるほど金融所得が増えるわけです。ほとんど金融所得ということになるわけです。それが、大臣おっしゃっていただいたように、この証券優遇税制で半分の税金にしているところから...全文を見る
○大門実紀史君 このゆがみは今申し上げたとおり整理しますと二つありまして、証券優遇税制ともう一つは分離課税になっている、この二つでこういうことが起きているわけですね。私は、証券優遇税制もそれほど思われるような効果はありませんからやめた方がいいと思いますし、総合課税にすべきだという...全文を見る
○大門実紀史君 それでは次の問題で、二枚目の資料でございますけれども、私、ずっと気になってきた問題、ちょっと機会ができましたので伺いますけど、先月ですかね、峰崎先生の質問のときに与謝野大臣が答弁をされて、耳に残っていて気になっていたんですけれども、消費税を上げても社会保障に全部使...全文を見る
○大門実紀史君 まさにそれがこの諮問会議で議論された中身であり、この資料だと思うんですが、私はこの資料は、もう二回もこんな、委員会で言いたくないんですけれども、いかにでたらめな話かと、このタイトルも含めてですね。  大体、これを出したのはトヨタの、諮問会議の民間委員が提案する資...全文を見る
○大門実紀史君 もういいよ。私が言っているのは、わざわざ国会の場でこの資料をそういう言葉の使い方で総理大臣とか財務大臣とか経済財政担当大臣がお使いになると、お使いになるとその言葉だけ、消費税増税しても社会保障に回せば再分配機能は強化されると、その言葉でしか国会では答弁されていない...全文を見る
○大門実紀史君 大臣にあなたが伝えたのかと聞いたんだよ、私の質問は。
○大門実紀史君 どうして。なぜ伝えないの。国会で指摘されたことについて、なぜ大臣に伝えなかったんですか。国会で指摘されたことは何なんですか、そしたら。国会議員が質問するということは何なの。何で大臣に伝えないの、これ。与謝野担当大臣がこの委員会に来られたならば、大臣と直接議論する話...全文を見る
○大門実紀史君 とにかく、国会で質問されていろいろ指摘されたことというのを大臣にも伝えないと。ただあなたの答弁求めただけじゃないんで、私は指摘したんですよ、この諮問会議の資料について。しかも、総理大臣までこんなことをぺらぺらしゃべっておられるから、そこに麻生さんがおられたときに。...全文を見る
○大門実紀史君 もう時間なのでやめますけれども、私はそういうことを申し上げているんじゃない。そういう議論は大いにいたしましょう。この資料の扱い、この資料の言葉、それを指摘しているわけですから、正すものは正してほしいし、まだホームページにその資料載っかってますしね。何だよ、この審議...全文を見る
03月17日第171回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
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○大門実紀史君 日本共産党の大門実紀史でございます。  湯浅公述人にお伺いいたします。  まず、湯浅さんとか宇都宮健児弁護士さん、そして労働組合の皆さんが年末頑張られた派遣村、あれが国会にといいますか政治に大きな示唆を与えた、大きな影響力を与えられたということをまず心から敬意...全文を見る
○大門実紀史君 もう余り時間がないんですけれども、もう一つ、湯浅さんと一緒にちょっと取り組んだことがございますけれども、生活保護の問題で、制度と現状でこの機会に言っておきたいことがあれば発言してもらえればと思います。
○大門実紀史君 赤井公述人、失礼いたしました。  終わります。
03月19日第171回国会 参議院 財政金融委員会 第8号
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○大門実紀史君 大門でございます。  早く終わると大きな拍手がもらえるようですけれども、そうはいきませんので時間どおりやりたいと思いますが、まあちょっと税の話ばかりが続いているので少しお疲れかと思いますので、本題に入る前にどうしてもちょっと急いで確認したいこと、明らかにしておき...全文を見る
○大門実紀史君 今日は日本郵政の常務執行役ですか、妹尾良昭さんに来ていただきました。  あなたはこの検討委員会の事務局責任者ですか。
○大門実紀史君 もう一つ妹尾さんに聞きますけれども、妹尾さんは日本郵政の内部監査部の担当役員ですか。
○大門実紀史君 もう一点聞きます。  日本郵政のコンプライアンス統括部の担当役員ですか。
○大門実紀史君 この、このと言って申し訳ない、妹尾さんは、第三者委員会も内部監査もコンプライアンスもすべてあなたが日本郵政の中で仕切っておられます。つまり、あなたは、今回のかんぽの宿の調査、検証の実質的な責任者でもありますし、日常的に、日本郵政が企業と癒着しないように、利権を生ま...全文を見る
○大門実紀史君 あなたは、日本郵政に来られる前はどこにおられましたか。
○大門実紀史君 大和というのは、日本郵政グループの中の従業員の持ち株会というのがあるんですけれども、上場するときにみんなもメリットがあるようにということなんですが、そこの従業員持ち株会の事務を取り扱っているのが大和でございます。大和証券SMBCそのものは、これは大和証券が六割出資...全文を見る
○大門実紀史君 言いたいこと、お分かりだと思うんですけれども、大和証券SMBCから日本郵政に来られたわけですけれども、これは何で来られたんですか。何で日本郵政に来る必要があったんですか。
○大門実紀史君 具体的に言うと、西川社長に声を掛けられて来られたんじゃないんですか。
○大門実紀史君 手を挙げるってどういう意味ですか。あなた一人手を挙げたってしようがないでしょう。だれに対して手を挙げられたんですか。
○大門実紀史君 別にお隠しになる必要なくって、西川さんとはお知り合いですよね、日本郵政の前から。西川さんに具体的に、手伝ってくれと、助けてほしいということで来られたんじゃないんですか。
○大門実紀史君 こればっかりやると幾らでも時間掛かっちゃうんですけど、要するに、日本郵政の中に、予算委員会のときも申し上げましたが、チーム西川と呼ばれる存在がございます。これは私が名付けたんじゃなくって、もう何年も前、日経新聞が「「チーム西川」の威光」という記事を書きまして、それ...全文を見る
○大門実紀史君 つまり、今大問題になっているのは日本郵政の中のオリックスだけではなくって、特に不動産物件の売却でいきますと、担当者が横山邦男さん、元三井住友ですから、その関係も含めて調べろと言われているときに、その調べる第三者検討委員会の事務局統括者、実際の報告はあなたが作ると思...全文を見る
○大門実紀史君 あれですか、石崎副大臣と鳩山大臣というのはちょっとニュアンスが温度差があるんですか。そんなに西川社長を信用、信頼していいんですか。  申し上げておきますけれども、私は予算委員会の場で三年前に西川さん辞めさせるべきだと。なぜならば、郵政の社長にもう内定か就任された...全文を見る
○大門実紀史君 せっかく来てもらったのに、鳩山大臣にそれじゃ直接お聞きしますけど。少なくとも今日明らかになったことをお伝えください、副大臣の立場として。  それで、与謝野大臣にせっかくだからお聞きしますけれども、予算委員会でもお聞きになったと思うんですが、この日本郵政といいます...全文を見る
○大門実紀史君 おっしゃるとおりでございまして、国会としても追及していかなきゃならないし、事実を明らかにしていかなきゃいけない問題だというふうに思っておるところでございます。もうこればかりやるわけにいきませんので、今日はこれぐらいにしておきたいと思いますので、総務副大臣、結構でご...全文を見る
○大門実紀史君 それでは本題に入りますけれども、もう時間が短いので一点、二点だけ今日はお聞きすることにいたします。  この前、おとといですかね、この委員会で経済財政諮問会議の資料について若干議論しましたけど、ちょっと時間切れになってしまったものですから、その続きを少しだけやりた...全文を見る
○大門実紀史君 本当はいい方だったんだというのがよく分かりました。  大臣の答弁もちょっとごちゃごちゃなまぜこぜの話だったんで確認だけしたいと思います。消費税に逆進性があるあると言われても、騒がれてもたまらないみたいな言い方をされたんですけれども、ちょっと与謝野さんらしくないな...全文を見る
○大門実紀史君 その議論をする前に、基本的な話として、今のやっぱり間違っていますよ。  ビールを例えば十本飲んだと、五百円として、外で、五千円だとしますよね。その十本飲んだ人が、五千円使った人が、年収一千万の人が五千円、十本飲んだ場合と二百万の人が十本飲んだ場合、所得に対しては...全文を見る
03月24日第171回国会 参議院 財政金融委員会 第9号
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○大門実紀史君 大門でございます。  私は、北洋銀行の一千億円の公的資金注入について質問いたします。  これは昨年成立したばかりの金融機能強化法に基づくものでございますけれども、民主党の皆さんとか公明党の皆さんはもっとこれを使うべきだという質問をされましたが、私はこのスキーム...全文を見る
○大門実紀史君 いや、それはこれの説明なんですよね。私、この数字を与謝野さんはどう思われますかと。こんな一千億も入れなくたって、一%や二%中小企業融資を増やす、そういう計画を立てているところはどこでもありますよ。一千億入れて何でこんなしかならないのかと、〇・七八と、これおかしいじ...全文を見る
○大門実紀史君 ですから、中川大臣と本当はやりたかったんですよね。もうさんざん中小企業融資を増やすためだと。これは普通の銀行でも出している程度の融資計画だと、何のあれにもなっていない。ただ、私は、その十倍というのは普通の話をしただけで、全く十倍にしろと言っているわけではないんです...全文を見る
○大門実紀史君 金融庁は、この法案が成立してどこも使われなきゃメンツ丸つぶれですから、使ってくれ使ってくれと地銀業界とかに要請されていたわけでございます。  しかも、この北洋は第二地銀協会の会長行でございます。経営内容も良くない、この北洋が自力でやりますと、自力で資本増強します...全文を見る
○大門実紀史君 そもそも一千億円というのはどういう根拠の数字なんですか。
○大門実紀史君 だから、一千億円の内訳を言ってくださいよ。融資には回らないんだから、どこを埋めたんですか、一千億円で。
○大門実紀史君 北洋は、この一千億円の資本注入がなければ自己資本比率は何%になるのかということに対して、大体七%台になると言っていますね。国内行ですから四%以上あれば十分なわけですが、七%でも十分な自己資本なんですけれども、だったら別にこんな、自分たちで資本増強すると言っていたわ...全文を見る
○大門実紀史君 いや、そうじゃなくて、金融庁がこの決定されたのは、この経営強化計画を含めて金融庁の判断を私は聞いているんだけど。とにかく法案作ったと、使ってもらわないと困ると。それで押売セールスのように使ってくれ使ってくれといって、自分たちでやると言っているのに使ってもらって、金...全文を見る
○大門実紀史君 時間が来たので終わりますが、金融機能強化法というのは何だったのかというのがのっけから、のっけからぼろを出したというふうに厳しく指摘して、質問を終わりたいというふうに思います。
○大門実紀史君 大門でございます。  分かりやすい話をしたいというふうに思いますが、今日は働く女性、中でも家族経営の中で働く女性やお母さん方の処遇、特に税にかかわる問題について取り上げたいと思いますけれども、まず大臣に伺いたいと思いますけれども。  自営業者の多くというのは家...全文を見る
○大門実紀史君 私も大臣と同じ認識でございますので、今日はそういう方々の長い間の希望になっていることについて、是非改善の方向でとらえてほしいということで取り上げたいというふうに思います。  資料の一枚目に、所得税法第五十六条廃止を決議したあるいは意見書を国に上げた地方議会と税理...全文を見る
○大門実紀史君 要するに、家族従業員の給料は経費に認めないと。その理由は、お父さんの所得を分割して課税を低くする目的で使われる可能性があるということを、民主的なシャウプ税制ではありましたけれども、そういう提案をしたときに、当時の国税庁といいますか、そういう心配があるということで認...全文を見る
○大門実紀史君 つまり、もっと具体的にもいろいろ実害出ているんですけれども。  外国と比べて、例えば韓国から日本に来て日本人の方と結婚した女性がお父さんの仕事を手伝って、自分の給料が経費に日本ではならないというのを聞いてびっくりして、何と遅れている国だというふうに言われたそうで...全文を見る
○大門実紀史君 青とか白とか、その前提が私、間違っていると思うんですよ。この問題をどう考えるかといいますと、そもそも実際に働いている人がいて、税法上、その人の人権を、人格を、存在すると、働いているという事実を認めるかどうかという、これは人格とか人権という税法上の概念の問題で、申告...全文を見る
○大門実紀史君 ですから、与謝野さんね、税務署が見てという考え方が間違っていますよと申し上げているわけでございます。  じゃ青色申告なら、なぜこういうふうにしたかというと、帳簿を付けてもらう人だけ、昔ですよ、今は白色だって付けろとなっていますけれども、昔ね、人だけ、所得を分割し...全文を見る
○大門実紀史君 そうおっしゃってもらうともう聞くことはありませんので、これで終わりたいと思います。  非常に時代遅れになっているということは財務省全体でよく認識してもらいたいと思います。  ありがとうございました。
03月25日第171回国会 参議院 財政金融委員会 第10号
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○大門実紀史君 日本共産党の大門でございます。  三人の先生、今日はお忙しい中、ありがとうございました。  学者の方にもいろんな方がおられるんだなというふうに思いまして、いろんな意見聞けていいなと思っておりますけれども。  まず土居先生に伺いますけど、土居先生は何度も国会の...全文を見る
○大門実紀史君 つまり、消費税増税を推進の学者の方には高い評価を受けたということだというわけですね。  私、もう最後ですので、ちょっと大きな話をお聞きしたいんですけれども、土居先生の資料の十六ページにあるんですけど、これは三人の先生方にお聞きしたいなと思うんですが、法人税の帰着...全文を見る
○大門実紀史君 それでは、私も消費税の問題お聞きしたいというふうに思いますけれども、醍醐先生にお聞きいたしますけど、私、もうほとんど考え方一緒でございますが、特に今政府が言い始めています社会保障目的税といいますか、社会保障財源に消費税というのは、実は財務省は元々社会保障目的税に反...全文を見る
○大門実紀史君 よく分かりました。  終わります。
03月26日第171回国会 参議院 財政金融委員会 第11号
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○大門実紀史君 大門でございます。  ちょっと先ほど平田さんの話聞いていて、ちょっと随分違うんじゃないかなと。何をぺらぺらおっしゃったのかなというふうに私は思うんですけれども、株を売る気がしなかったとか市場で取引すべきじゃないとか、そんなことをおっしゃる前に、ちゃんと反省なり、...全文を見る
○大門実紀史君 幾つか聞いていきたいと思いますけれども、まず、今回、先ほどの大久保さんに対するお答えでも百十二万株は以前から持っていたというふうにおっしゃいましたけど、少なくとも去年の麻生内閣が誕生する辺りではちゃんと持っていらしたんですか。
○大門実紀史君 麻生内閣が発足したときに閣僚の資産公開がされております。副大臣、副長官、政務官もされておりますが、平田さんは、預貯金・有価証券ゼロ、貸付金ゼロ、借金だけ二億一千五百十七万円となっています。  じゃ、この資産公開されたの、うそですか。
○大門実紀史君 そんなこと、今ごろになって何かの間違いで済むんですか。閣僚の資産公開ですよ。報道もされておりますよ。何かの間違いって、何ですか、それ。
○大門実紀史君 それでは、この公開されている数字は何なんですか。それはいつのあれですか。
○大門実紀史君 もう一つは、それじゃ、それは確認いたします。時期のずれがあるかどうか分かりませんが、とにかく公表されている閣僚の資産公開ではゼロになっております。なっております。
○大門実紀史君 いや、知りません。私、勝手に持ってきたわけじゃないから。その差はあなたが後で説明してください。  もう一つは、大体その大臣規範に抵触したことについて先ほど一言もありませんでしたけれども、大臣規範というのはあなたにとって何なんですか。
○大門実紀史君 いや、そんなの関係ないですよ。御存じないんですか、大体。自分がどう思ったかじゃないんですよ。信託するんですよ、それを。これは閣議決定ですよ。閣議決定を副大臣ともあろう人が守らなかったんですよ。それが、そんなあれこれの理由で付くんですか。これだけでもあなたは責任取る...全文を見る
○大門実紀史君 あなたの言い訳を聞いているわけじゃないんですよ。これを守らなかったことについて責任、それだけで責任を取るのは十分じゃないかと思うんです、閣議決定違反なんだから。それをどう考えているんですかと聞いているんですよ。
○大門実紀史君 今日は後で総理も来られるので総理にも伺いますけど、与謝野大臣はいかがお感じですか。この大臣規範が自分の勝手な言い訳、理由でやらなかったんだと、こんなことで済むんですか。
○大門実紀史君 いやいや、あなたの副大臣が閣議決定を守らなかったことについていかがお考えですかと聞いているんですよ。
○大門実紀史君 まず、何で三月二日に売却されたのですか。
○大門実紀史君 このチヨダの株は赤字決算などで下がるであろうと、今度決算出れば間違いなく下がるだろうと言われた株でございます。それをわざわざ、先ほど市場価格だと云々と言われましたけれども、市場価格のさらに倍近い金額で売ると。下がるであろう株を、下がる前に今の市場価格よりも倍近い、...全文を見る
○大門実紀史君 それは平田さんにとっては適正な価格なんですよ、もうかりますから。ほかに持っている人はどうするんですか。ほかに株持っている人はどうするんですか。その人たちにとって適正なんですか。あなたがそんな倍近い値で売っちゃったってこれ適正なんですか。ほかの人売れないじゃないです...全文を見る
○大門実紀史君 聞いたことに答えてください。ほかの株主にとってどうなんですか。同じことは言わないよ。ほかの株主にとってどうなんですかと。あなただけ五百幾らで売り抜けたということはどうなんですかということを聞いているんです、五百五十円で。二百九十円で持っている人たちにとって何を言う...全文を見る
○大門実紀史君 合法的かどうかさえこれ疑われますよ、後々。インサイダー含めて、背任含めてね。形で何も、別に相対でやったんだと。何が悪いんだと。  しかし、これ道義的責任だけじゃなくて、これ本当に合法的かどうかも後で調べられますよ。仮に今、別に相対でやったんだから、やっちゃいけな...全文を見る
○大門実紀史君 ジャスダックでしょう。ジャスダックに上場しているところでしょう。考えてくださいよ、ジャスダックって、もちろん東証だって大事だけれども、みんながそこに資金を入れて、伸ばそうというふうな機運の高いところですよね。そんなところで、あなたが今までは何の認識もなく、少数株主...全文を見る
○大門実紀史君 大体あなたは、これでぬれ手のアワのようにもうけられたお金は、あれですか、日経新聞の質問では、借金を返してあとはゼロシステムに貸し付けるとかおっしゃっていますけれども、それは事実なんですか。
○大門実紀史君 私、あなたの資産公開の、先ほど言いましたけれども、借金は二億一千五百十七万円あると。これは、そうしたら、あれですか、この会社からの、ゼロシステムからの借金あるいはチヨダからの借金ということですか。
○大門実紀史君 そうしたら、借金を返すのに充てるというのは、今回もうけたお金で、今までの選挙の借金か何の借金か知りませんけれども、それをお返しになるということですか。
○大門実紀史君 では何の借金払うんですか、二億なんて。
○大門実紀史君 いずれにしろ、私的な自分の借金の返済に今回こういういかがわしい取引で得たお金で返済をすると……
○大門実紀史君 いかがわしいでしょう。だって、答えなさい、何でインサイダーじゃないんだよ。これ何で背任に当たらないんだよ。当たり前じゃない、身内で、みんな自分の身内の二つの会社作って、ぬれ手のアワみたいに倍でもうけて、少数株主のことは配慮しないで。こんなもの、何でこんな、そこに座...全文を見る
○大門実紀史君 私の持ち時間なくなりましたので、これで最後に質問させてもらいますが。  いろいろ議論いたしましたけれども、平田副大臣、まず大臣規範を破られたということと、今ありましたけれども、少数株主に対する考え方は間違っておりますので、そういうことをきちっと反省してもらいたい...全文を見る
○大門実紀史君 終わります。
○大門実紀史君 日本共産党の大門でございます。  今日は総理と消費税問題じっくりと思っているわけですけれども、不幸にも今日、平田副大臣の問題が起きましたので、もう先ほどやりましたのでしつこくはやりませんが、せっかく総理いらっしゃいましたので一つ二つ伺っておきたいと思います。ただ...全文を見る
○大門実紀史君 先ほど民主党さんからもございました。民主党さんからは今回、副大臣が罷免若しくは辞任がない限り、今回の法案の採決には応じないこともあるという大変厳しい通告があったわけでございます。我が党は元々この法案の採決、採決そのものに反対でございますので、採決と引換えということ...全文を見る
○大門実紀史君 決断は早い方がいいということを申し上げておきたいと思います。  それでは、せっかくもう税法の最終の総理質問なので本題に入りたいと思いますけど、消費税の話が今回の私は最大の問題だと思っておりますので、質問させていただきます。  資料をお配りいたしましたけど、麻生...全文を見る
○大門実紀史君 まず、前提として、ヨーロッパは消費税率が高いから社会保障が充実しているということはちょっと抜いて議論を進めなきゃということを申し上げたいと思います。  昨日も参考人の質疑でいろいろあったんですけれども、別に消費税はそんな公平な、広く浅くが公平というわけではないと...全文を見る
○大門実紀史君 これは構成比ですから、高さ関係ないんですよね。何かちょっと勘違いされているのかな。これはこのままです。高さはこのままです、構成比でございますので。  こういう議論はまだまだ続けなきゃいけないと思います。私は、昨日の参考人質疑で申し上げたんですけど、ちょっと基本的...全文を見る
○大門実紀史君 終わります。
03月27日第171回国会 参議院 財政金融委員会 第12号
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○大門実紀史君 所得税法等改正案及びいわゆる財源確保法案に対する反対討論を行います。  まず、所得税法等改正案についてです。  反対の理由の第一は、法案の附則に消費税増税法案を二〇一一年度までに成立させる方針を明記し、増税のレールを敷いていることであります。  消費税は、言...全文を見る
03月27日第171回国会 参議院 平成二十一年度一般会計予算外二件両院協議会参議院協議委員議長及び副議長互選会 第1号
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○大門実紀史君 私は、議長に北澤俊美君を、副議長に石井一君を推薦することの動議を提出いたします。
03月27日第171回国会 両院 平成二十一年度一般会計予算外二件両院協議会 第1号
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○大門実紀史君 日本共産党の大門実紀史でございます。  平成二十一年度一般会計予算外二件に反対した理由を具体的に述べます。  反対理由の第一は、消費税増税を前提にした予算となっていることです。関連法案の附則に消費税増税法案を二〇一一年度までに成立させる方針を明記し、増税のレー...全文を見る
03月30日第171回国会 参議院 財政金融委員会 第13号
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○大門実紀史君 大門でございます。  まず、関税について伺いますが、最初にちょっと物の考え方についてお聞きしたいと思いますが、何といいますか、安全確保と効率化というのが先ほども二律背反という話がありましたけれども、私はそうとは思わないんです。  この間、何でも効率化、規制緩和...全文を見る
○大門実紀史君 そして、この具体論なんですけれども、このAEO制度なんですけれども、これは経済取引において効率化、規制緩和を図ろうというところがあって、一定期間法令違反がないとか業務遂行能力を有しているとか、あるいは法令遵守規則、つまりコンプライアンスを定めているとかの要件を満た...全文を見る
○大門実紀史君 ちゃんと聞いたことに答えてくれる、時間短いんだから。そのコンプライアンスの物差しは何ですかと聞いているんです。
○大門実紀史君 あなた、私の言っていること分からない。その三つ目に言った法令遵守規則を定めている、じゃその法令遵守規則というのは何なんですかと聞いているんだよ。ちゃんと答えなさいよ。
○大門実紀史君 つまり、それは紙に書けば済む話になっちゃうわけですよね。そういうものなんですよね、コンプライアンスというのは。  それだけで、そういうことでばんばん除外してこの認定業者にしていいのかというところが私は問われていると思います。まだこれで事件が起きているわけじゃあり...全文を見る
○大門実紀史君 資料をお配りいたしましたけれども、左側にある外国税額控除制度が今度右側にある国外所得免除制度になるということでございまして、何のことはありませんけれども、この左の方の表の国内の配当の真ん中辺りにある部分ですね、つまりこれはもう既に外国で払っている分を日本では除外し...全文を見る
○大門実紀史君 こうじゃないケースというのは海外の方が税率が高い場合ですよね、おっしゃっているのは。ところが、日本よりも税率の高い国に子会社をつくる例というのは、まれにはありますけれども、いろいろな事情で、ほとんどないわけです。したがって、この表どおり減税になると、ほとんどのケー...全文を見る
○大門実紀史君 私はマクロ的に言えばそういうことにならないと思います。実際に政府税調も、二〇〇七年の段階では、この国外所得免除制度というのは有害な、これは政府税調が言っているんですよ、有害な税の引下げ競争を助長すると、だから採用すべきではないという意見もこの政府税調報告では出てい...全文を見る
○大門実紀史君 私、難しいことを聞いておりませんが、与謝野大臣、一言もないのはいかがでしょう。いかがですか。
○大門実紀史君 とにかく、こういう方向をもう切り替えていかなきゃいけないと私は思っておりますが。  もうおそろいでしょうか。そうしたら、これで質問を終わります。     ─────────────
○大門実紀史君 大門でございます。  IMF改革について質問いたしますけれども、IMF改革が叫ばれてしばらくたちますし、特にこの間、IMF改革、改革という言葉が出てくるわけですけれども、日本政府はこのIMF、今後どうあるべきかという点、どうお考えか、お聞かせをいただきたいと思い...全文を見る
○大門実紀史君 そういう技術的な中身じゃなくて、今途上国とか新興国からIMF批判あるいは改革しろというのが出ているのはなぜなのかと。どういうふうに認識されていますか。
○大門実紀史君 それは全然違いますね。この間、新興国が言っていることはそういうことじゃございません。玉木さんに私が言うのも変なんですけれども、大体、IMFの仕事というのは、国際収支が悪くなった国に緊急融資をするというのが一つですね。もう一つは、先ほども出ていましたけれども、加盟国...全文を見る
○大門実紀史君 おっしゃったような危機を、何といいますか、危機が進行するのをIMFはきちっとチェックしてこなかったという批判が今出ているということでございます。  要するに、IMFというのは世界の為替通貨安定というのが重要な仕事でございますけれども、つまり今財政経常収支の赤字を...全文を見る
○大門実紀史君 そういうことなんですね。今回も、新興国と低所得国の発言権はちょっと上がりましたけれども、結局アメリカのこの事実上の拒否権は変わらないと。  実は、新興国やヨーロッパの幾つかの国の間では、このアメリカの拒否権をどう包囲するかと、これをやらない限り、またアメリカ主導...全文を見る
○大門実紀史君 じゃ最後に、与謝野大臣にお聞きいたします。  今申し上げてきたとおり、IMFの問題というのは、単に一つ、一つのというか大きな機関でありますけれども、国際機関一つの問題じゃなくて世界経済の在り方を問い直すという形で各国はとらえて、いろんな提言をしているところでござ...全文を見る
○大門実紀史君 終わります。
○大門実紀史君 本改正案に反対の討論を行います。  現下の金融危機、世界的な景気の悪化を招いた主な原因は、アメリカ主導の野方図な金融の自由化とドルを世界に還流させることで自国の経済を維持するというアメリカの通貨政策にありました。その一翼を担ったのがIMFであります。IMFは、東...全文を見る
04月06日第171回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○大門実紀史君 日本共産党の大門でございます。  私の方は郵政民営化と民間企業との関係について取り上げたいと思います。  鳩山大臣がかんぽの宿、オリックスへの売却について拒否権を発動されたといいますか、厳しく対応されたことについては私も心から敬意を表したいというふうに思います...全文を見る
○大門実紀史君 もうおっしゃるとおりだというふうに思います。  そういう点で、私も予算委員会でかんぽの宿、不動産売却取り上げましたけど、今日はゆうちょ銀行のカード事業について取り上げたいと思います。  資料の二枚目に全体像を示しましたけれども、公社のときは各カード会社と共用の...全文を見る
○大門実紀史君 つまり、三井住友カードの出身者が三井住友カードを委託先に選んだということでございまして、私はオリックスの場合なんかよりも直接的な利害関係、李下に冠とか瓜田にくつを通り越しているんではないかというふうに思います。  あなたをこのカード事業の、これは選定の体制、書い...全文を見る
○大門実紀史君 じゃ、西川社長さんから任命されたということでよろしいですか。
○大門実紀史君 西川社長に任命されてこのポジションに就いて三井住友カードを選んだということですけれども、なぜ取引実績がほとんどないこの三井住友カードを選ばれたんですか。
○大門実紀史君 宇野さんはまず、コンペなのかとあるんですけれども、参加対象を八社に絞って、その八社、なぜ八社なのかもよく分からないんですけれども、コンペとおっしゃいましたけれども、普通なら企画コンペというのは、その八社なら八社を一堂に集めてまず説明会をやって、こういう趣旨、こうい...全文を見る
○大門実紀史君 そういうのは、要するにコンペとは言わないんですよ。個別に当たって、どういうわけか三井住友に決まったということでございます。これは不透明でもう恣意的な契約だというふうに言わざるを得ませんし、三井住友カード元副社長のあなたが郵政クレジット業務では実績のない三井住友カー...全文を見る
○大門実紀史君 ちょっと、あなたに聞いていると長くなるので、私の方で全部説明しますね。  要するに、おっしゃりたいのは、そういう専門家の知恵も欲しいということなんでしょうけれども、カード業界どうなっているかといいますと、ICカードというのは、そういうカード会社、クレジット会社が...全文を見る
○大門実紀史君 あなた、私が言っていること分かっているんですか。何を言っているんですか、そんな話。  西川さんに聞きますけれども、あなたが全体の責任者でございますし、あなたは三井住友の出身でございますが、この全体の取引ですね、契約ですね、全部承知されていたんですか、西川さん。
○大門実紀史君 作業に加わっていないのは分かっていますよ、分かっていますよ。この全体の経過について承知をされていたんですか。あなたの責任でしょう、最終的には。責任、どう考えておられますか。
○大門実紀史君 じゃ、今、仮に今分かったとして、これはおかしい取引だと思いませんか。
○大門実紀史君 鳩山大臣、私は、かんぽの宿はオリックスとワンクッションありましたね。これは、まさに三井住友グループそのもの、これだけ入り込んでいるグループの人たちそのものが三井住友グループに利益をもたらしたと、ストレートにもたらしたと。こんなものあれですよ、李下に冠とか瓜田にくつ...全文を見る
04月07日第171回国会 参議院 財政金融委員会 第14号
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○大門実紀史君 大門でございます。  大分おなかがすいてまいりましたけど、お互いに頑張りたいと思いますけど、今日は私も郵政の問題と金融との関係を取り上げたいと思いますが、資料をお配りいたしましたけれども、まず、ゆうちょ銀行と三井住友カードの関係でございまして、実は、これは昨日、...全文を見る
○大門実紀史君 高木さんは局長のときに、もう七、八年前ですかね、高木さんの部下である課長補佐の方が私に資料を出すのを物すごい抵抗して、そのときに私が抗議をしたら、高木さんがそれを知って、局長だったと思いますが、それを知ってすぐ注意をして資料をすぐ出しなさいということと、私の部屋ま...全文を見る
○大門実紀史君 まあ冗談はこれぐらいにいたしますけれども。  高木さんがゆうちょ銀行の社長でございます。このカードの取引、これは図に入れてありますとおり、副社長の福島さんも住友銀行、さっき言った宇野さんも三井住友の副社長ということで、この辺の人たちが実際にはいろいろやったと思う...全文を見る
○大門実紀史君 共用カードは別に私もそういうこともあるのかなと思うんですけれども、なぜじゃ企画コンペをちゃんとやらなかったのか、説明会をやらなかったのか、個別に面談で決めていったのか、なぜ凸版印刷の社員が入っているのかと、この点どう思われますか。
○大門実紀史君 いや、高木さん、余りもうそういうふうに言われない方がいいですよ。これ、おかしいんですよ。だったら何で凸版なのと。昨日も言いましたけれども、大日本印刷じゃないんですか、なぜ凸版なのということになるわけですよ、その一般的なね。余り繕わられない方がいいと思うんです。企画...全文を見る
○大門実紀史君 私は、カード事業を見直すというよりもコンプライアンス問題なんですよ、この郵政全体の。どうしてこうずぶずぶで、身内で何でもかんでもやってきたのかというふうに思うわけでございます。  もう一つ、まだまだあるんですよ、三井住友の話というのは。資料の三枚とじの一番上に、...全文を見る
○大門実紀史君 伊東さんは総務省出身ですよね。ですから、チーム西川じゃなくて、そういう関係、直接の利害関係のない方でございますけれども。  最終決定は、この持ち株会の委託会社を大和証券SMBCにするという最終決定はどなたがやられたんですか。あなたの、つまりあなたの上はだれなんで...全文を見る
○大門実紀史君 結局、現場の最終決定はあなたですけれども、これは、あなたの上司というともう西川さんになるわけですね。そういうことですね。  この経過もおかしいんですよね。企画コンペというふうにおっしゃいましたけれども、確かにこれだけの巨大な持ち株会ですから扱えるのは野村証券、大...全文を見る
○大門実紀史君 もちろん今はそうだと思いますね。今から決まっていたなんて言ったら、それこそ大問題になっちゃいますよね。  そのときにはもう一度また何か企画コンペか何かやられると思いますけれども、実質的に一〇%の持ち株会の株を扱うところが外れるというのは考えにくいんですよ、実質的...全文を見る
04月09日第171回国会 参議院 財政金融委員会 第15号
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○大門実紀史君 大門でございます。  白川さん、一周年ということで、おめでとうございます。  大久保さんの資料、また今日の毎日新聞の社説もそうですけれども、白川総裁の評価というのはどんどん上がっているようでございますけれども、世間の評価が上がれば上がるほど私の評価は下がるとい...全文を見る
○大門実紀史君 先ほど大塚さんの資料面白いなと思って、伝統的、非伝統的の話ですけれども。本当にどんどんどんどん非伝統的な方向に、これ、ずっと右へ行けば行くほど社会主義に近づいちゃうんですよね。これ、自己矛盾なんですよ、括弧付きですけれどもね。括弧付きですけれども、社会主義的な、こ...全文を見る
○大門実紀史君 終わります。
04月13日第171回国会 参議院 決算委員会 第3号
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○大門実紀史君 大門でございます。  今日は、消費者行政について質問をいたします。  まず、具体的な問題から入りたいと思いますけれども、この間、子供のおもちゃですね、子供のおもちゃに含まれている鉛などの有害物質が危険性指摘されてきました。その中で、アクセサリー玩具、乳幼児がア...全文を見る
○大門実紀史君 つまり、去年の十月一日以降は、こういう鉛等含まれた基準値を超えたアクセサリー玩具というのは製造とか販売とか輸入ができないということになったわけでございますが、ただ実際には、去年の十月一日以前に製造されたりあるいは輸入されたものが出回っているわけですね、出回っている...全文を見る
○大門実紀史君 ちょっと、何言っているか分からないんだけれども。  ちょっとレクの説明と違うんだけれども、十六条というのは、重大な事故があったときは回収したりいろいろやりますという規定ですよ。私が申し上げているのは十八条の方ですよ。基準を超えたものを製造しちゃいけないと、輸入し...全文を見る
○大門実紀史君 去年の十月一日以前に製造、輸入されたものでは、一応法律の建前では法の対象にならないというのはそのとおりなんですけれども、消費者団体が、十月一日以前に製造、販売されたもので検査をしたら基準値を十倍以上大幅に超える鉛が検出された、これはネックレスリボンですね、アクセサ...全文を見る
○大門実紀史君 いや、これ、具体的な厚労省に相談行っている案件ですよ。知らないって何です、それは。一般論じゃないんですよ。  これは、いわゆる法的には行政処分だとか回収命令だとかそういう対象じゃないけれども、行政指導ぐらいはできますということを昨日おっしゃったものだから、それを...全文を見る
○大門実紀史君 最初からそう言えばいいのに。指導するということ、するのは当たり前ですよ、こんなものは。法律と関係なくたって、子供の手元に今危ない、基準値の十倍の鉛が含んだものがあるわけだから、指導するのは当たり前ですよ。何言っているの。  野田大臣に伺いたいんですけれども、今消...全文を見る
○大門実紀史君 私、このアクセサリー玩具の問題で、消費者庁問題もやってきましたので、重ねて思ったのは、役所というのは法律に根拠のあることしかやらないというかやりたがらないというか、そういう習性があるわけですね。法律というのは結局何か起きてから作るというのがありますから、どうしても...全文を見る
○大門実紀史君 ちょっと野田大臣の今日の時点で、今の時点でのお考え聞きたいと思いますけど、今あったとおり、このとおりにならないと思いますけど、いわゆる霞が関の人たちで事務局の三人は固めていくというふうなことで、これは別に悪気があってやったと、そういう意味じゃないんですけど、そうい...全文を見る
○大門実紀史君 ちょっと時間の関係もあるし、そういう今ちょうど協議中なんでちょっと質問することも選ばなきゃいけないんですけれども、大きな話もう一つ、二枚目の資料で地方の話をちょっとさせていただきたいと思います。  これは消費者庁直接というよりも、前回の補正にもかかわる、とにかく...全文を見る
○大門実紀史君 時間が参りましたので、終わります。  これから参議院でじっくりした議論が始まると思いますので、そういう現場の要望をできるだけ取り入れて、いい消費者庁にして、お互い一緒に頑張っていきたいということを申し上げて、質問を終わります。
04月15日第171回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第6号
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○大門実紀史君 大門でございます。  今日は、本当に久々にすばらしい三人の参考人に来ていただきまして、ありがとうございます。  もう時間の関係で、申し訳ないですけど、阿部参考人だけにお聞きをしたいというふうに思いますけれども。  要するに、二回目のこのテーマでの調査会なんで...全文を見る
04月22日第171回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第7号
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○大門実紀史君 大門です。  二回の参考人質疑を踏まえて意見を述べます。今回の参考人は大変すばらしい方ばかりでございました。  人間らしく生きるという点では、休日や自由時間が増えるということを否定する人はほとんどいないわけですけれども、経済的な視点での反対意見は議論の中でもあ...全文を見る
04月23日第171回国会 参議院 財政金融委員会 第16号
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○大門実紀史君 大門でございます。  今日は金融危機対応との関係でタックスヘイブンについて質問したいと思いますが、その前に一点だけ確認とお願いをしておきたいというふうに思います。  三月二十四日の質問で、私は所得税法第五十六条の問題を取り上げました。つまり、中小業者の家族従業...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございます。  もう一つ、せっかくの機会なんで、これに関連するんですけれども、この間、中小企業に対する減税措置というのは政府も考えてこられました。ところが、個人経営の、お父ちゃん、お母ちゃんでやっている小さなところの減税措置というのは、ずっとエアポケッ...全文を見る
○大門実紀史君 いかがですか、本当にお父さん、お母さんでやっているような規模のところ。私ちょっと、例えば中小の法人税率も、やっぱり法人ですよね。個人の、もう法人にする規模じゃないと。個人の、おっしゃったように、新宿とか港区にいっぱいあるわけですよね、そういうお店ですね。そういうと...全文を見る
○大門実紀史君 それは是非検討、研究してもらえればと思います。  じゃ、本題のタックスヘイブンの方の質問に入りたいと思いますけれども、G20でも金融危機との関係でタックスヘイブンが相当議論になりました。つまり、ヘッジファンドとか投機マネーがタックスヘイブンを利用しているというと...全文を見る
○大門実紀史君 是非それは進めてもらいたいと思いますが、もう一つ諸外国で議論になっていますのは、タックスヘイブン税制、租税回避を防ぐというのと、それぞれの国のタックスヘイブン税制についても強化しようという議論が今されているところでございますが、日本のタックスヘイブン税制はどうなっ...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございます。  その外国子会社合算税制、タックスヘイブン税制にかかわる、これは十九年度事務年度の申告状況ですけれども、対象となる子会社の数が三千三百五十四社もある、課税対象留保金額が千八百億円にもなっているということでございます。  日本から、今おっ...全文を見る
○大門実紀史君 現在どうなんですか、そういうアメリカ、全くアメリカのまねをするというか追い付くというのは別として、財務省の中でこのタックスヘイブン税制強化の議論とか強化しようというふうな研究も含めて、されているんでしょうか。
○大門実紀史君 イギリスもほかの国もそうですけど、日本もこの前まで、ここで法案が通りましたけど、外国税額控除でしたよね。それが今度やり方変わりました。そのときにやっぱりタックスヘイブン税制厳しくしようとしたり厳しくした国が多いわけですね。外国税額控除をやめる代わりに租税回避防ぐた...全文を見る
○大門実紀史君 終わります。
○大門実紀史君 大門でございます。  我が党は、この法案、賛成でございます。大変重要な提案を民主党の皆さんはされているというふうに思います。ただ、もう既に議論は出尽くしたような気もいたしますけど、お聞きすることも幾つも残っていないんですが、ダブっていないところで何点かお聞きする...全文を見る
○大門実紀史君 私も、租税特別措置が全部無駄とか、そんなふうに全然思っておりません。検証をきちっとやるべきだということなんですけれども、ちょっと民主党の皆さんにお聞きしたいんですけれども、民主党さんはあれですかね、租税特別措置はもう全廃するんだというようなことをちょっと言われたと...全文を見る
○大門実紀史君 私は、今大変重要なことを峰崎先生はおっしゃったと思うんですけれども、大臣、ですから余り何も違ったことを言っているわけじゃなくて、検証した上で、ちゃんと効果とか見た上で、その上で、大臣言われたのは、これは必要だと思ってやっているんだと。だから、その必要かどうかの前に...全文を見る
○大門実紀史君 私もよく話し合っていただきたいなと思います。  つまり、やっぱり三十年も五十年もほったらかしで、たまりにたまったものがありますから、それは一遍検証するのは最初は物すごい時間が掛かると思うんですよ。手間も掛かると思うんですよ。一遍検証しちゃったら、翌年からそれほど...全文を見る
○大門実紀史君 もう私、お聞きすること、用意したものがもう既にお聞きになったものもありますので、なくなりました。  総選挙があって、次政権がどうなるか分からないということもありますので、せっかくの機会ですから、余りお聞きする機会がないので、民主党のちょっと税についての考え、前、...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございます。  ちょっともう質問することございませんので、これで終わります。
04月23日第171回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第2号
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○大門実紀史君 日本共産党の大門でございます。  金融被害とか消費者問題をやってきた議員の一人として、消費者庁法案が、一時はどうなるかと思いましたけど、ちゃんと全党で修正が行われて無事参議院に来たということを大変うれしく思っているところでございます。  参議院の審議は、更に参...全文を見る
○大門実紀史君 この会議というのは、何か今まで役に立つことをしたことはあるんですか。
○大門実紀史君 いろいろ言われましたけれども、資料を読みますと、既に各省庁がやったことを寄せ集めて報告書を作っているだけでございまして、会議も六回やったって、これは年に一遍でしょう。  要するに、これは評価とか、消費者行政推進、その監視、評価とかをやると書いてありますが、要する...全文を見る
○大門実紀史君 野田大臣、まだちょっとよく理解されていないんじゃないかと思うんですけどね。消費者基本計画作るんですよ、ここは。バックアップとか何かじゃなくて、ここが作っちゃうんですよね。今度どうなるかというと、消費者委員会は、基本計画作るときに、偉そうにですよ、この会議は消費者委...全文を見る
○大門実紀史君 野田大臣は、後ろからペーパーを急に渡されて読んでいるからそう思うんですね。  実際、よく考えてくださいよ。今度消費者庁が発足して、消費者委員会がいろいろ担っていくと。せっかく皆さんいい修正やられたわけですよね。頑張ってもらうわけですよ。そのときこんな組織があると...全文を見る
○大門実紀史君 ちょっと話が大きくなってきましたけれども、すぐ法案修正しなくてもとにかくストップさせると、まず、こんなものはもうストップさせていくというのをやっぱり国会の意思の中で確認できればというふうに思います。  ちなみに、この政策会議の事務局は内閣府の国民生活局なんですよ...全文を見る
○大門実紀史君 お聞きになったようにまだまだ混乱している。混乱しているというか、これから交錯していっちゃうかも分からないというか、なりかねないです、この政策会議。お分かりになりました。ほっといておくと、危惧することも起こりかねないと思いますので、これは政策会議ですから、野田大臣も...全文を見る
○大門実紀史君 最後に一つお願いですけれども、まだまだいろんな部分が積み残しありますし、是非消費者団体の方々、昨日は、ユニカねっとがちょうど一周年でございますけれども、大臣よく御存じの。いろいろつくっていく中で、更に更に、もちろん委員会としては参考人もやりますけれども、大臣として...全文を見る
04月28日第171回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第4号
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○大門実紀史君 大門でございます。  今日は事故調査の問題について取り上げます。  この問題が鋭く問われたのがエレベーターの事故の問題でございました。エレベーターの事故の問題については衆議院でもさんざん議論がございましたし、昨日もこの委員会でございました。国交省の言い分を聞い...全文を見る
○大門実紀史君 だったら、なぜ犯罪捜査の結果を待ったんですか、違う内容だと御承知なら。全然違うんですよね。もうちょっと、あれですか、通告したからそうやって調べてしゃべっているの。昨日まで分からなかったわけ。  犯罪捜査というのは、これはもう特定の個人、狭い意味の責任追及ですよね...全文を見る
○大門実紀史君 本当に反省しているなら、その昇降機等事故調査対策委員会の在り方も全然違ってくると私は思っているんですけれども。  具体的な話に入る前にもうちょっと、あなたといいますか国交省の見解を聞きたいんだけれども、あれですか、そうはいっても犯罪捜査の方が事故調査よりも優先す...全文を見る
○大門実紀史君 何か反省ばかりしているんだけど。  じゃ、具体的なところで聞きますけど、私はこう思うんです。警察が刑事責任を問うための犯罪捜査、これはもう重要ですよ、何もこれ否定するわけじゃありませんよ。行政庁はあくまで事故原因の解明と再発防止のための事故調査をやると。もちろん...全文を見る
○大門実紀史君 なぜこの違いが現れるのか、御存じないなら私がお教えしましょうか。  警察庁に聞いてみたら、相手がこの運輸安全委員会だから、設置法に基づいての三条委員会だからこういう関係、対等の関係にしているわけではないと。関係ない、それはと。この昇降機、エレベーターの昇降機等事...全文を見る
○大門実紀史君 違うんだよ。僕が言ったの、聞いてないの。ちゃんと答えてよ。  あり得るわけでしょう、別に。今後もこの運輸安全委員会みたいに、重大事故の場合は対等のスタンスで協力していくということはあり得るわけでしょう。そこだけ答えてください。
○大門実紀史君 更に言いますと、ですから、別にこの昇降機事故対策委員会と運輸安全委員会、同じような取決めを交わすことは十分可能だということです。これをまず国交省知らなかったら承知してください。  その後、もちろん鑑定依頼ということがございまして、具体的に言いますと、国交省とかに...全文を見る
○大門実紀史君 とにかく、本当に事故の再発防止だということはそこまでやっていただきたいと思います。  要するに、勝手に、国交省はこんないろんなことを知らないで、思い込んで、犯罪捜査を優先して、事故調査後だと、遠慮しながらやるというのは、勝手に思い込んでやっているからこんな事態に...全文を見る
○大門実紀史君 終わります。     ─────────────
05月07日第171回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第5号
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○大門実紀史君 日本共産党の大門でございます。  今日の参考人の方々はまさに消費者庁をつくる運動の先頭に立ってこられた方でございまして、ここまでこぎ着けた皆様の粘り強い運動にまず心から敬意を表したいというふうに思います。  ただ、皆さんの率直なお気持ちは、今日も朝、宣伝やられ...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございました。既に一通り議論がありましたけれども、その辺が中心になっているようでございます。  私、秋なり年内に消費者庁が発足して最初に国民からその真価が問われるといいますか、最初に問われるとしたら、組織論云々よりも具体的に事故が起きたときの対応ではな...全文を見る
○大門実紀史君 私も、消費者庁ができて消費者委員会が本当に頑張ったとしても、各省庁の中にそういうものがないと結局機能していかないまだ心配があるので、阿南参考人のこの提案は非常に重要だなと思ったところでございます。  佐野参考人にも、この事故情報に関していい提案をされておりますの...全文を見る
○大門実紀史君 石戸谷参考人に伺います。  私が危惧するのは、消費者庁がとにかく早く確実にできてほしいわけですけれども、できた後、特に事故対応のときは一番問われると、そしてもう事故の対応は、横ぐしとかなんとか言っていないで、もう本当に横断的にというか一斉に対応をする必要があると...全文を見る
○大門実紀史君 それでは、その消費者委員会の方についてお聞きしますけど、具体的な委員とか事務局の話がありましたけれども、具体的には、この法案が通った後発足までどうするかというと、内閣府の国民生活局が人選に入るわけですね。官僚の皆さんが、事務方の皆さんが人選に入って、決めるのは総理...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございました。終わります。
05月08日第171回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第6号
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○大門実紀史君 日本共産党の大門でございます。  本当に、藤原参考人がおっしゃったクリティカルシンキングというのは大変重要なことだというように思います。私も何でも疑ってかかるようにしておりますので、参考人の皆さんの話も本当かなと思いながら聞くところもございましたけれども、まず消...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございました。  藤原参考人は本当に今日直接お話を聞けて良かったなと思っております。是非本も読ませていただきますので。勉強になりました。  ちょっと時間の関係で申し訳ありませんが、日和佐参考人に質問をさせていただきます。  実際に企業の現場でコンプ...全文を見る
○大門実紀史君 日和佐参考人のペーパーの中に社員教育、社員研修というのがございますね、消費者教育の中で。私も、消費者教育というと、まさに買う方の、消費者の側の教育というふうに考えられがちなんですけれども、サプライサイドといいますか、まさに企業のそういうコンプライアンスをずっと見て...全文を見る
○大門実紀史君 もう時間が来たのでやめます。  私が申し上げたかったのは、加害者になるかもしれない側の教育という意味でございますので、是非そういうこともまた今後検討していただければと思います。  ありがとうございました。
○大門実紀史君 大門でございます。本日は御苦労さまでございます。  川戸参考人はTBSでございますか。私は、TBSは大変すばらしいなというふうに思っております。消費者問題で一番熱心なのが、この間いろいろお付き合いしていますけれども、TBSじゃないかなというふうに思っております。...全文を見る
○大門実紀史君 是非努力してもらいたいと思いますけれども。  川戸参考人の御提案、ほとんど私も同意するところなんですけど、一点だけちょっとお考え違うのかなと思うところだけ意見を聞きたいと思いますけど、資料の一番最後のところに書いてございますが、スクラップ・アンド・ビルドの徹底の...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございます。  樋口参考人にお伺いいたします。  これからは、もうこの委員会でも議論されているとおり、消費者庁ができたらすべてうまくいくものではなくて、地方の消費者行政がどう前進するかがかぎだというふうに思います。そういう点で、体制、予算も大事なんで...全文を見る
○大門実紀史君 はい、分かりました。  もう一つは、先ほど情報の集中の問題お話しされましたけれども、私、もちろんいい条例だと思うんですけれども、そう簡単に情報がきちっと都道府県段階に、長野県に集まるのかなというのを心配しております。  例えば、警察が得た事故情報とか消防署が得...全文を見る
○大門実紀史君 最後にもう一つ樋口参考人にお聞きいたします。  形と道具はそろったということだと思うんですが、例えば東京都の条例は私はなかなか優れていると思うんですけれども、その東京都もなかなか、ひどい事例があったんですけれども行政処分を打とうとしないとか、あるいは、ほかの県で...全文を見る
○大門実紀史君 時間になりましたので終わります。ありがとうございました。
05月12日第171回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会公聴会 第1号
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○大門実紀史君 日本共産党の大門でございます。  本来なら、私たちが各地方に伺ってお話を聞かなければいけないところをわざわざ国会に来ていただきまして、本当にお忙しい中ありがとうございます。  四人の公述人のおっしゃったことはもう全くそのとおりのことばかりだというふうに思います...全文を見る
○大門実紀史君 地方行政、割と大ざっぱなところがありまして、地方行政に何らか結び付けば、貸付けに結び付けば、しょせん役人の考えることなんで、そこさえ結び付けてくれれば出しますというようなこともありますので、もし出せないということでしたら私に相談してもらえればと思いますので。多分大...全文を見る
○大門実紀史君 いろんな面はあると思いますし、とにかくもう幾らやっても駄目だと思わないで、自治体は自治体で努力はしてもらいたいと思うんですね。  その上でなんですけど、私はやっぱりそれはそれで当面やりながら、少しでも待遇をよくすることをやりながら、抜本的に地方消費者相談員の待遇...全文を見る
○大門実紀史君 是非、中山区長のお考えも聞きたいと思います。
○大門実紀史君 ありがとうございました。  吉田公述人にお伺いしたいと思いますけれども、今回の基金、国会の議論で随分いろいろ柔軟にやるというふうなことになってはきておりますけれども、まだまだ使い勝手の悪いところいっぱいあると思います。私は、そもそも盛岡のような先進的なところにと...全文を見る
○大門実紀史君 中山公述人も、新宿も割と先進的に頑張っておられる方ですけれども、今回の基金、できれば具体的な話がいいと思うんですけれども、こういうところが使いづらいとか、こうしてほしいとかいうところはございますか。
○大門実紀史君 今の、もう一つぐらい聞く時間ありますので吉田公述人にお聞きしたかったんですけれども、先ほど税務大学校みたいなというのがありましたけれども、そうなると、やっぱり法定受託事務といいますか、更に言えば、もう少し国が責任を持った研修体制から何から、自治事務というよりも法定...全文を見る
○大門実紀史君 本日はどうもありがとうございました。  終わります。
○大門実紀史君 日本共産党の大門でございます。  本日は、本当に遠くから御出席いただきまして、ありがとうございます。私も国会に来て八年ちょっとになりますけれども、女性ばかりの公聴会というのは今日が初めてでございます。本当に圧巻という感じがいたします。どなたも御自分の持ち時間を守...全文を見る
○大門実紀史君 よく分かりました。  今回の、そうすると地方行政活性化のメニューの使える範囲として市から消費者団体への助成といいますか、そこにも広げるというところが非常に重要だということですね。よく分かりました。審議の中で深めていきたいと思います。ありがとうございました。  ...全文を見る
○大門実紀史君 次は多重債務対策について伺います。  私も国会で多重債務対策をずっとやってきましたので、地方の現場がどうなっているのかというのは知らないわけではございませんが、具体的なところをお聞きしたいというふうに思います。  行岡公述人と義本公述人にお聞きしたいと思います...全文を見る
○大門実紀史君 三村公述人も今の質問にいかがお考えか。つまり、多重債務対策というのはこれからは消費者庁の方に移した方がいいんではないかと。それは各省庁がかかわるという意味が一番大きいわけですけれども、いかがお考えか。
○大門実紀史君 もう時間がなくなりましたので。  行岡公述人にお聞きしたかったのは、セーフティーネット貸付けの問題で、特に事故情報登録が除外されていると。これは大問題だと思って、多重債務関係をやっていらっしゃる弁護士さんたちとも今相談しているところでございますので、国会で積極的...全文を見る
05月22日第171回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第7号
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○大門実紀史君 大門でございます。  金子大臣、佐藤大臣、お忙しい中ありがとうございます。野田大臣も御苦労さまでございます。  以前にも申し上げましたけど、私は、消費者庁が発足して具体的に消費者庁の真価が問われるのは事故が起きたときにちゃんとした対応ができるかどうかだろうと、...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございます。  独立した調査機関をつくっていくということはみんなでそういうふうに考えているわけですが、私はこの間起きたこのエレベーター問題をおろそかにして、どんなものをつくったって駄目じゃないかなと思っておりますので、今時点のこの昇降機等調査委員会の在...全文を見る
○大門実紀史君 いいよ、もう座りなさい。
○大門実紀史君 それは何度も要請に伺っていらっしゃるでしょう。私が申し上げているのは、市川さんのお母さんが言われたとおり、一度も事故についての、途中経過でもいいから、内容についてとか原因とかそういうことについて説明がないということを申し上げているんで、無駄な時間つぶさないでくださ...全文を見る
○大門実紀史君 何言ってるんですか、何言ってるの。言ってあるよ、そんなことは。
○大門実紀史君 そんなこと当たり前じゃないか、そんなこと。当たり前じゃないか、普通に答えるのが。何言っている。  じゃ、今からでも遅くないと思いますけれども、その昇降機等事故対策委員会で、市川さんからもありましたとおり、既に事故の前に不具合が出ている、そういうことは皆さんで調査...全文を見る
○大門実紀史君 私、別に、もう国交省随分反省もされているようですので改めてどうのこうのと言うつもりはなかったんですけれども、その余計なことを言う、余計なことで一々一々そうやって何かやってきましたということを示したがる態度を変えなさいと言っているんですよ。素直になりなさいというんで...全文を見る
○大門実紀史君 それは知っているんです。それは知っているんですが、それは前回質問でやったんですけど、要するに、国交省が協力をお願いして、こたえてあげるという関係なんですよ。そうではなくて、この運輸安全委員会というのはほとんど同時に調査に入るわけです、事故調査委員会と。これは別に何...全文を見る
○大門実紀史君 警察庁としては構わないということですので、金子大臣、是非交わしていただきたいと思います。
○大門実紀史君 その文書はあくまで協力要請なんです。こういうきちっとした対等、協力の関係の覚書文書ではございませんので、それをちょっと見ていただいて、警察庁の方は交わしても構わないということですので是非検討してもらいたいと思いますし、消費者庁として発足したらまずやっていただきたい...全文を見る
○大門実紀史君 終わります。
05月28日第171回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第8号
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○大門実紀史君 日本共産党の大門実紀史でございます。  今日、傍聴席に事故で息子さんを亡くされたお二人のお母さんが来られております。お一人は、パロマのガス湯沸器事故で、浩幸君、当時十八歳ですけれども、亡くされました上嶋幸子さんでございます。もう一人は、シンドラー社のエレベーター...全文を見る
○大門実紀史君 時間がなくなってしまいましたので、私の申し上げたいことは後の討論の中で申し上げたいと思います。  ありがとうございました。
○大門実紀史君 日本共産党を代表して、三法案に賛成の討論を行います。  消費者問題に携わってきた議員の一人として、この後、本法案が全会一致で可決されるであろうことに感無量でございます。  この数年の消費者被害の拡大、事故の多発の大本には、政府の規制緩和路線や業界寄りの姿勢があ...全文を見る
05月29日第171回国会 参議院 平成二十一年度一般会計補正予算外二件両院協議会参議院協議委員議長及び副議長互選会 第1号
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○大門実紀史君 私は、議長に峰崎直樹君を、副議長に石井一君を推薦することの動議を提出いたします。
05月29日第171回国会 両院 平成二十一年度一般会計補正予算(第1号)外二件両院協議会 第1号
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○大門実紀史君 日本共産党の大門実紀史です。二〇〇九年度補正予算三案に反対した理由を述べます。  反対した理由の第一は、貧困と格差を拡大させてきた構造改革路線を根本的に転換することなく、一時的、限定的な生活対策になっていることです。雇用保険を受給していない人への職業訓練期間の生...全文を見る
06月02日第171回国会 参議院 財政金融委員会 第17号
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○大門実紀史君 大門でございます。  この法案はなかなかいい法案だなと、七割ぐらいはいい法案だなと思いますが、三割ぐらいのところがいかがなものかというふうに強く思うところでございます。  具体的に言いますと、金融商品保護ではかなり改善がされているというふうに思いますが、今も少...全文を見る
○大門実紀史君 大臣、違うんですよ、そういう学習会やってもらうつもりはないんですよ。今なぜ上がっているかを聞いているんですね。  今もう、私が言うまでもなくいろんな識者の方が指摘していますけれども、要するに上がり方はすごいでしょう。WTIの原油なんか今年初めから二倍ですよ。トウ...全文を見る
○大門実紀史君 そうなんですよ。だから、なぜそういう認識なのにこういうものが出てくるのかなということが、私、もう時期尚早というか、一遍元に戻して見直して、商品取引所の問題、商品市場を活性化するにしても、簡単に、これ一年半前ですよ、この原案が出たのは、だから金融危機の前ですよね、前...全文を見る
○大門実紀史君 そんな何か気を付けるとかじゃなくて、呼び込むことそのものを今よく考えた方がいいと。日本は、日本の商品市場は確かに使い勝手が悪くて狭いから投資マネーが入りにくかったわけですよね。そのおかげでかなり日本の市場は混乱しなかったわけですよ、ニューヨークのWTIとかシカゴに...全文を見る
○大門実紀史君 ここは経済産業委員会ではありませんから一々言いませんけど、全然そんな対策取っていませんよ、効果なんかありませんよ、こんなもの。異常な相場過熱のときには証拠金引き上げると。もう異常になったときは遅いんですよ。異常に過熱しているときは遅いんですよ、もうこれまでの経験で...全文を見る
○大門実紀史君 だって、そうでしょう。ニューヨークのWTIにしたってシカゴの穀物にしたって、日本の何倍ですよね。だからこそ投機マネーが入り込んで全部ぐちゃぐちゃにしちゃったわけですよね。だから、規模が大きければその実需、当業者のリスクがヘッジされるなんという理屈は、もうあの金融危...全文を見る
○大門実紀史君 駄目だこりゃと思いますよね。要するに、何年か後、分かりません、来年かも分かりません、今年中かも分かりません。投機、投資マネーはあり余っていることはあり余っていますから、必ず動き回ってきます。この法案をこうやって通したことによって、来年か再来年か分からないけれども、...全文を見る
06月04日第171回国会 参議院 財政金融委員会 第18号
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○大門実紀史君 大門でございます。  今日は四十五分もいただきました。ただ、質問は時間より中身でございますので、前向きないい答弁をいただければ若干早く終わってもいいのかなと思っておりますんで、お含みおきのほどお願いしたいと思いますが。  今日は、金融商品取引法のお客さん保護と...全文を見る
○大門実紀史君 そうですね。  それで、そのあおぞら銀行は、現在、新生銀行と合併、統合しようという交渉中だというふうに報じられております。両行とも、まだ公的資金の、受け取っていますけれども、いまだ完済の見込みが立っていないということだと思いますけれども。  新生銀行は、この委...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございます。  あおぞらでいえば三千二百億円の公的資金注入されて十年近くなるのに、まだ二千百億円も残っているということでございます。  ちなみに、ついでに教えてほしいんですけど、あおぞら銀行の役員報酬、新生銀行の役員報酬、平均で結構ですから、幾らにな...全文を見る
○大門実紀史君 大変、超高額報酬受けているわけですね。  このあおぞら銀行と新生銀行が合併をしたら、金融機能強化法に基づいて公的資金の再注入を要請するかもしれないというふうなことも報道等、関係者の話でも私も聞いておりますけれども、大体、金融機能強化法による公的資金注入というのは...全文を見る
○大門実紀史君 とんでもない話だというふうに思いますのでそのように判断してもらいたいと思いますが、そもそも、この二つの銀行の今までのいろんな歴史がありますが、与謝野さん、大臣、十分御存じだと思いますけど、こういうところが公的資金まだこれだけ返さないで、役員報酬をがばっともらって、...全文を見る
○大門実紀史君 おっしゃるとおりだというふうに思いますが、それを自力でやらせるべきだというふうに申し上げておきたいと思います。  では、本題に入りますけれども、このあおぞら銀行では、資料をお配りいたしましたけど、利用者保護ともう懸け離れたことが行われております。まず、金融庁の三...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございます。  つまり、リスクのある金融商品をこういうノルマで与えてばんばん売るとそれだけ被害が広がると、だからこういうことはやらせないということに、まあそういうことだと思います。私自身もこの委員会で、明治安田の保険不払とか三井住友のスワップ商品とか、...全文を見る
○大門実紀史君 すっぱり答えていただきました。  もう具体的には、あおぞらを含めて指導に入っていただいていますので、是正させるということで頑張ってもらいたいと思います。  与謝野大臣も初めてお聞きになるケースだと思いますけれども、いかが思われたか、一言御感想をいただければと思...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございます。  せっかくの機会ですから、金融庁にもう一つ情報としてお知らせしておきたいと思います。  先ほど申し上げた手数料稼ぎのために乗換え、回転売買が横行しているという話なんですけれども、これは本当にかつて大問題になって、金融庁も厳しく指導されて...全文を見る
○大門実紀史君 それでは、労働問題として幾つかお聞きして終わりたいと思いますけれども、厚生労働省来ていただきました。  今や、金融だけではなくて、こういう有期雇用の現場では、これだけ雇い止めが問題になっているにもかかわらず、こんなことをはめ込むやり方がむしろ広がっております。N...全文を見る
○大門実紀史君 もう一つは、あおぞら銀行、新生銀行で、こういう非正規の方々だけじゃなくて正社員の方々のリストラが行われておりまして、退職強要、違法ですね、これは、裁判例からいっても、これが平気で、外資系というのは特に平気でやるんですけれども、行われております。  あおぞら銀行で...全文を見る
○大門実紀史君 今日は局長も大臣も前向きな積極的な御答弁をいただきましたので、これから現場の方々、大変助かるんじゃないかなというふうに思います。  もう申し上げることございませんので、今日はこれで質問を終わります。
06月08日第171回国会 参議院 厚生労働委員会、財政金融委員会連合審査会 第1号
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○大門実紀史君 日本共産党の大門実紀史でございます。私も、消費税と社会保障、年金財源について伺います。  先ほど峰崎さんから、この問題ではかなり精緻な議論がございました。私は、最後のところの話なんですけれども、つまり、社会保障のためと、消費税増税はですね、言ってきたけれども、今...全文を見る
○大門実紀史君 そういう言葉ではなくて、具体的な話ですよ。  例えば、消費税仮に五%上げたとしますね。今のまず赤字、赤字国債で財源を担っていますから、それを解消していくと。舛添さんさっき言われたように一〇%いきなり上げるとか二〇%上げるならまた話は違いますが、まず起こり得るのは...全文を見る
○大門実紀史君 今日は時間短いので、また大臣と財政金融委員会でやりたいと思いますけれども、こちらも具体的な数字を示したいと思いますが、社会保障のために増税しますと、国民は納得してくれと。みんな良くなると思うじゃないですか。将来安心する年金制度になるとか介護も良くなると、そう思うじ...全文を見る
○大門実紀史君 この話が最初指摘されたときに、御手洗さんが、非正規雇用対策に、そういうのはおっしゃるとおりだから、すぐにやらなきゃとおっしゃったけど、その後あの大派遣切りをやったわけですね。そんな話は信用できませんよ。ですよね。  だから、私は、それと、まさかこれを自分たちが逃...全文を見る
○大門実紀史君 いや、もうEUはEUなんですよ。日本は日本なんですよ。そんなの関係ないですよ。せっかくこの資料を示しているのに、この資料を見た上で御答弁をお願いしたいと思いますけれども。  舛添大臣は、この社会保険料負担ですね、あとほかの税、そして付加価値税のバランスといいます...全文を見る
○大門実紀史君 すぐそういう国際競争力とかいう話があるんですけれども、今ちょっと舛添さん言われたようなところがあるんですけれども、まだ余裕があるんですよね、こうやって見ると日本の企業、負担能力にですね。まずそれを正すべきですよ。それから低所得者まで税金が掛かるような消費税の話をす...全文を見る
06月09日第171回国会 参議院 財政金融委員会 第19号
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○大門実紀史君 日本共産党の大門でございます。  本日は、お忙しいところありがとうございます。私のお聞きしたいことは既に各委員からもありまして、かなり重複しておりますので、日ごろお世話になっております全銀協と生命保険協会だけに絞って伺いたいというふうに思います。  まず、全銀...全文を見る
○大門実紀史君 大丈夫ですよ、リラックスしてくださいね。多分、貸し渋り、貸しはがし、この間いろいろあったのでだと思いますが、それは個別にそれぞれ私の部屋に来ていただいて相談しておりますので、特に三菱UFJは大変対応が良くてすぐ来ていただいておりますので、むしろお礼を申し上げたいと...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございます。  ちなみに、東京三菱UFJにはそういう形は導入されていないという認識でよろしいですか。
○大門実紀史君 次に、生命保険協会の松尾さんにお聞きしたいと思います。  松尾さんは明治安田生命御出身ということで、私とは因縁の深いところでございますけれども、四、五年前ですかね、保険金不払問題でこの委員会でさんざん取り上げさせてもらって、ちょうどあのころ金子さんですか、社長さ...全文を見る
○大門実紀史君 最後に、もう一度永易さんにちょっと大きな話をお聞きしたいと思います。  先ほど大塚さんの質問の最後のところとダブるわけでございますが、私もきちっと聞いてみたいと思うんですけど、要するに世界全体の流れは、こういうマネーが、マネー資本主義といいますか、マネーの世界が...全文を見る
○大門実紀史君 終わります。
06月11日第171回国会 参議院 財政金融委員会 第20号
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○大門実紀史君 大門でございます。  今、峰崎先生が指摘されたのは大変重要な問題でございまして、私のところにも、メガバンクが本当にどうしてこんな人を、お年寄りの夫婦とか、競売にかけるのかと、いきなり競売にかけるのかという事例がいっぱい来ておりまして、個々には差押え解除、競売解除...全文を見る
○大門実紀史君 大臣はそんなのを読まないで、この前の議論の続きをしたかったんで、後ろからそのペーパーを出すのはやめたら、本当に。つまらないよ、本当に。  私はこの法案についてはこれしか言うことはございませんので、この利用者保護にかかわる緊急の問題をちょっと取り上げたいと思います...全文を見る
○大門実紀史君 お配りした資料の一枚目は、これはSFCGの内部資料でございます。要するに、貸金業協会の監査が入っていると、これは去年の十一月二十九日のSFCG総務部発信ですけれども。それで、監査というのは書類監査もあるわけですけれども、具体的に立入検査が十二月に行われると。そうす...全文を見る
○大門実紀史君 金融庁にあったのは十二月十二日の午後三時ごろですね。  今この内部告発を金融庁はどういうふうに処理したのか、もうちょっと正確に教えてくれますか。
○大門実紀史君 金融庁は、協会と東京都にお伝えされたということでございます。問題は、ちょうどこのころに資産の移動がされていたわけです。なおかつ、これらの文書そのものが、これ証拠隠滅ですから、これそのものがもう業法違反と。処分物ですけれども、それが金融庁管轄だったらすぐもちろんやら...全文を見る
○大門実紀史君 与謝野大臣にお聞きいたしますけれども、要するにこれは金融庁もちょっとぼけていたんじゃないかなと思うんですよね。一応協会に伝えて東京都にも伝えたと。でも、実際動かなかったわけですよね。十二月十二日にこの事態を知っていれば、こういう隠ぺい工作とか知っていれば、動かない...全文を見る
○大門実紀史君 次に、資料の二枚目でございますけれども、このSFCGがどんな汚い手を使って資産の移動や、あるいは過払い金返還を逃れてきたのかということの資料でございます。  会長の大島氏は破綻に際しても、いかに貪欲に自分の資産、財産を保全しようとしていたかということで、その手口...全文を見る
○大門実紀史君 委員長、私、財務大臣にもう質問ございませんけど。
○大門実紀史君 是非頑張ってきてください。  それでは、その中身なんですけれども、この表で御説明をいたしますけれども、どうやって資産を移動して、同時に過払い金返還逃れをやってきたかということですが、それを図解したものでございます。次の三枚目、四枚目はそれを、その裏付けとなる内部...全文を見る
○大門実紀史君 後で詳しい資料お渡しいたしますけれども、ただ法務省はこのジャスティスに去年の十二月と今年の一月、二度も特別検査やられていますね。こんなこと気が付かなかったんですか。
○大門実紀史君 この資料の三枚目、四枚目に付けたこの書類というのは、これはジャスティス債権に保管されている資料でございまして、SFCGのあのさっきの文書を、大量に隠した、移動したというのは、あそこはもう、一つの事務所でいろんな会社を同居させてやっているものですから、そういう点でい...全文を見る
○大門実紀史君 ちなみにこのSFCGとこのジャスティス債権には、元金融庁長官の日野正晴さんが両方とも監査役弁護士でございますね。そういう玄人といいますか、悪い方の玄人がいるわけですよね。だから皆さんだまされちゃうというか、かも分かりませんけれども、もうちょっとスキルを上げてもらっ...全文を見る
○大門実紀史君 是非頑張ってください。  終わります。
06月16日第171回国会 参議院 財政金融委員会 第21号
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○大門実紀史君 大門でございます。  今日は店頭デリバティブについて何点かの質問をしようと思いましたけれども、大久保さんと全くダブっておりますので、もうきっぱりやめにして別の質問をしたいと思いますが、ただ、さっき、FXのレバレッジが百倍ですか、あれはびっくりいたしましたけど、あ...全文を見る
○大門実紀史君 私は皆さんの部屋からもらったんですよ。事前に、今配ったやつとは違う文書を。実はこれで金融庁を呼んで交渉したんだと、金融庁にこれでやれと言ったんだと。それには、調査の後、調査した上で見直せと、規制の在り方を含め貸金業法、貸金業制度の在り方について検証を行って早急に必...全文を見る
○大門実紀史君 だから、そういうことを求められたんですよ。分かってますか、この時期どういう時期だったか。このころちょうど衆議院でも参議院でも議論があったんですよ。与謝野大臣は国会答弁で、貸金業法の円滑実施に向けて努力するということを何度も答弁されている時期でしたし、前大臣もそうで...全文を見る
○大門実紀史君 大臣がこうおっしゃっているんですよ。これ、訂正させてください。この先生、同じ雑誌の中で政府を代表して言っているんですよ、勝手に、軌道修正と考えてもらっていいと、業界に対して。この雑誌の中で、そうではありませんでしたと訂正させてください。
○大門実紀史君 これ読めないの、あなた。あなた読めないの、これ。  そうじゃないですよ。規制改革会議の委員の福井さんとして、政府はということで、自分たちは委員だから、政府はということで、業界に対して、貸金業法改正、軌道修正したんだと、そう受け止めてもらっていいと言っているんです...全文を見る
○大門実紀史君 委員長、ちょっときちっと答えさせていただけますか。
○大門実紀史君 今のお言葉でもう聞きませんけれども、十分反省してもらいたいのと、もう一つは、済みませんよ、このままで。この方々の講演料、原稿料、全部調べますよ、これをやり続けるならば。民間の方なのでそれほど、まあ今日は訂正してくれればいいと思ったのに、そんなに守るんだったら徹底的...全文を見る
○大門実紀史君 三國谷さん、言っておきますけれども、これは一般的な、口頭で言っているのではなくて具体的な資料をお見せして言っているんで、一般論にしないでほしいんですよ。これ現物ですから。これ、コピー配っていますが、ここに本物ありますからね。  もう一つはもっとひどい事例でござい...全文を見る
○大門実紀史君 法務省に伺いますけど、サービサー法では、紛争性のある債権をサービサー法の許可を得た者でなければ、そういう債権回収会社でなければ扱えない、回収できないということにサービサー法ではなっております。日本振興銀行はサービサー法の許可を取っておりません、普通の銀行でございま...全文を見る
○大門実紀史君 金融庁は来週から日本振興銀行に検査に入られるということを聞いております。今の法務省の見解は、まあ一般論という言い方でお答えいただきましたけれども、明確にこの事例はサービサー法違反になると。ですから、さっきの例も含めると、もういろんな法律に振興銀行は違反しているとい...全文を見る
○大門実紀史君 私は、検査は来週からというのを二、三日前に聞いていましたけれども、今日から入るというのはそれなりの問題意識を高められたんだというふうに思いますので、きちっとしてほしいと思います。  最後に与謝野大臣に伺いますけど、私は今日は時間がないのでやりませんが、この振興銀...全文を見る
○大門実紀史君 終わります。     ─────────────
○大門実紀史君 日本共産党を代表して、金融商品取引法改正案に反対する討論を行います。  本法案の金融商品取引所と商品取引所の相互乗り入れは、商品市場へ金融機関やヘッジファンドなどの巨額の投機資金を呼び込むことになり、実需を踏まえた価格形成が大きく損なわれる懸念があります。  ...全文を見る
06月18日第171回国会 参議院 財政金融委員会 第22号
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○大門実紀史君 大門でございます。民主党さんの御配慮で、今日も三十分質問時間をいただきました。  大臣とはいろいろ意見が一致するというか、私、考え方賛同するところもあるんですけれども、どうしても税の問題だけは考えが一致しないんじゃないかと思いますけれども、少し根本的な話もお聞き...全文を見る
○大門実紀史君 せっかく一致する提案をしたんですけれども、合わないということでございますが。  実は、海外の例を調べていただければ、相続税の最高税率を引き上げるときには駆け込み贈与というのが起きておりますので、大臣が言われる移動主体だけだったらばそれで十分だし、私が言う格差是正...全文を見る
○大門実紀史君 おっしゃるとおりですけれども、オバマ大統領の政策方向ですから、政権としての方向でございます。  総額でいきますと、要するに、この資料でいきますと、高額所得者の所得増税の部分、それとヘルスケアに入っている部分で、合わせて九千五百四十五億ドル、九十兆円もの高額所得者...全文を見る
○大門実紀史君 私もちょっと勉強中でございますけれども、ここに書いてある国際課税の強化、三千五百四十億ドルのうち、外国税額控除制度とタックスヘイブン、この委員会でも議論いたしましたけれども、その部分で、十年間で約二千百億ドルですから、二十兆円以上の増税というか課税をしようというふ...全文を見る
○大門実紀史君 よく分かりました。  次に、ちょっと具体的な問題を残った時間、取り上げさせていただきたいと思います。  税に関する問題ですけれども、今この不況で、中小業者、中小企業の税の滞納が高い水準のままといいますか、件数では増えているところでございます。それに対しての税務...全文を見る
○大門実紀史君 昭和五十一年、ちょっと前の通達なんですけれども、納税の猶予等の取扱要領というのが国税庁通達で出ておりますけれども、そういう場合には、ちゃんと書いてあるんですけど、その納税者の実情を十分調査して、納税者に有利な方向で納税の猶予の活用を図るように配慮すると、非常に親切...全文を見る
○大門実紀史君 先ほど言いましたけれども、現場ではそのとおりになっていないんですね。横領に遭ったとか盗難に遭ったとか、そういうことさえ考慮しないと。経済の悪化以前の問題ですよね。それも考慮しないで差押えをやっているというのが米子とか大分などの例で、東京のT税務署の例だったわけでご...全文を見る
○大門実紀史君 そうなっていないケースでございますので、後でまたお伝えしたいと思いますけれども。  もう一つは、これも重要な通達なんですけれども、国税徴収法の基本通達四十七の十七では、差押え財産の選択は、生計や事業に与える影響が少ないことを考慮しなければならないと。したがって、...全文を見る
○大門実紀史君 もちろん私も、先ほど、冒頭申し上げたとおり、悪質な事例ではこれは当然あり得ることで、何もかもやっちゃ駄目と言っているわけじゃありません。そうじゃない事例でずっとお話ししているんですね。  今もいろいろ確認しましたけど、既に法令上、通達上やってはいけないことは決め...全文を見る
○大門実紀史君 では最後に、与謝野大臣に伺いますけれども、こういう税務署が、一年に一遍ぐらいこうやって確認したりいろいろやらないと、また現場が先走ってやるんですね。それで、絶えずこうやって国会で取り上げてきているんですけれども。  額賀大臣のときも、生かせるものをつぶすような、...全文を見る
○大門実紀史君 もうそれは次長が言われたんですけれども、そこのところで恣意的になるわけですよ。もうやっちゃおう、取っちゃおうと。このノルマ主義といいますか、やっぱり中小企業は一番大変なときですから、生かす方向で税務行政が当たるべきだという、この姿勢について大臣にちょっと聞きたかっ...全文を見る
○大門実紀史君 終わります。
○大門実紀史君 日本共産党を代表して、本改正案に反対の討論を行います。  反対の第一の理由は、中小企業より大企業を優遇する対策になっていることです。  企業の研究開発減税は、二〇〇七年度実績でいえば、減税額の九三%が資本金十億円以上の大企業であり、中小企業はわずか二・七%にす...全文を見る
06月23日第171回国会 参議院 財政金融委員会 第23号
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○大門実紀史君 日本共産党の大門実紀史でございます。  本日は、日本郵政の西川社長に来ていただきました。  その理由の一つは、今回、与党提案の政策投資銀行の企業救済のスキームには郵貯マネーをそこに呼び込もうということも含まれておりますので、今回の法案にも日本郵政の今後の動向が...全文を見る
○大門実紀史君 理解をしているのなら、今後対応を改めてまずもらいたいということを思います。  まず、麻生さんは鳩山大臣を更迭されまして西川さんを続投というのはおかしな判断だと。国民世論の七割以上がおかしいと思っていますし、野党はおかしいとみんな思っておるわけですから、そういう点...全文を見る
○大門実紀史君 これは昨日の今日なので、ちょっと報道ベースで私も確認しようがなかったんでお聞きするんですけれども、いわゆる先ほど申し上げましたチーム西川、三井住友グループ、関係グループ出身者ですね、これについて佐藤総務大臣は、これ報道ベースなんですけれども、西川さんに対して、この...全文を見る
○大門実紀史君 そうすると、よく分からないんですけれども、総務大臣がおっしゃっているのは、このいろんな不透明な、この後で、何度も私が取り上げているカード問題も含めていろんな不透明なことがこのチーム西川の方々には指摘されていると、だからもう外しなさいと、辞めさせなさいと言われたのに...全文を見る
○大門実紀史君 全くこの間の反省が感じられないんですけれども。  その四人というのは、先ほど郵政から四人ってだれだと言ったらペーパーが来ましたけれども、専務執行役の横山邦男さん、秘書室長の後藤英夫さん、グループ戦略室長のこれは百留さんですか、コーポレート・コミュニケーション部次...全文を見る
○大門実紀史君 これみんな、私、一度役員の一覧表を出したことがありますが、載っておりますね、百留さんも含めて。これ、みんな三井住友系の出身者ですけれども、何であなたは残るんですか。この方々を戻して、何であなたは残るんですか。
○大門実紀史君 いやいや、総務大臣がおっしゃったのは、この三井住友出身者がいろんなことをやって不透明だと、だから戻しなさいと。総務大臣はあなたに遠慮したかも分かりませんけれども、世論的に言えば、そういう人たちのトップがあなただったわけじゃないですか。何であなたが居座ってそういう人...全文を見る
○大門実紀史君 じゃ、ちょっと具体的に指摘いたしますね。  私、四月に取り上げました、四月の決算委員会あるいはこの財政金融委員会で取り上げました日本郵政の問題で三井住友グループの利権絡みの問題を取り上げてきましたけれども、この間、新聞や週刊誌等で鳩山大臣辞任の後また取り上げてい...全文を見る
○大門実紀史君 私は西川さんとは長い付き合いといいますか、三井住友の例の金利スワップ商品を中小企業に押し付け販売をしたという問題のときからですね。あのときと同じですね、今の話は。自分は現場にはかかわっていないけれどもという話をずっとされるわけですね。あなたが責任者だったんですよ、...全文を見る
○大門実紀史君 国会答弁というのは、普通ならおわびして済む問題ではないということを申し上げておきますけれども。  それで、先ほどのチーム西川の話ですけど、実はチーム西川というのは、これは一つの、何といいますか、特定の話じゃなくて、四人とか何人とかいう話じゃございません。三井住友...全文を見る
○大門実紀史君 具体的な選定作業に関与してないとか、そんなことは聞いてないです。あなたが最終責任者でしょうと、決裁したのはあなただからあなたに責任があるんです、具体的な選定作業も含めて。  これ、もちろん凸版印刷含めて、司法が動くかどうかというのはありますけど、これは、手続上そ...全文を見る
○大門実紀史君 そうすると、佐藤総務大臣の要請と違うわけですか。佐藤総務大臣は、私も利益誘導があったとまで言っていませんよ、そういう疑われるような取引だということを再三指摘していて、例えば凸版印刷調べればこれはもっとはっきりしますよ。調べましょうか、そちらでやらないなら、利益誘導...全文を見る
○大門実紀史君 じゃ、何とおっしゃったんですか、総務大臣は。総務大臣は何とおっしゃったんですか、この三井住友関係者については何とおっしゃったんですか。なぜ、四人をもう外すと決めたんだから、具体的な要請があったわけでしょう、三井住友ということで、どういう要請があったんですか。
○大門実紀史君 あさってですか、総務委員会もあるそうですから、またその辺明らかに大臣の口からされると思いますけど、大臣も、そんなはっきりじゃなくて、あうんの呼吸でそういう言い方されたかもしれません。しかし、はっきりしていますよね、この背景がね。この間ずっと週刊誌や新聞でチーム西川...全文を見る
○大門実紀史君 もう終わります。  そのためにも、この国会で平気でうそをつくような人を早く社長から降ろした方がいいということを申し上げて、質問を終わります。
06月25日第171回国会 参議院 財政金融委員会 第24号
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○大門実紀史君 日本共産党、大門でございます。  本題に入る前にもう嫌な質問は先にしておきたいというふうに思いますけれども、与謝野さんとこの種の質問は余りしたくないというのが個人的な気持ちですが、私も職務上質問させていただきますけれども、まず申し上げたいのは、商品先物取引という...全文を見る
○大門実紀史君 ですから、そのオリエントだけでいえば、加藤さんのことでいえば、おっしゃったようなこと、別に私うそだと思っておりません。多分そういう長い付き合いでそういうこともあり得るかと思いますが、与謝野さんはほかのところからも含めて、この業界ほかからも献金を受けられてパーティー...全文を見る
○大門実紀史君 今日は法案審議の日ですので、もうこれ以上今日は触れませんけど、申し上げたいのは、オリエントの献金の形はやっぱり違法性高いので、違法性がはっきりしたときはやっぱりお返しになるべきだというふうに思いますが、その点、いかがですか。
○大門実紀史君 もうこの問題はやめますけど、とにかくそういう違法献金の疑いがある問題と、大きな意味でいえば、私は与謝野さんだけじゃないと思っているんですね。名簿を持っていますけれども、ほかの自民党議員の方々にも先物業界はかなり献金をしておりますし、パーティー券を買っています。それ...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございました。  それでは、与党の方の法案なんですけど、質問しようと思ったんですけど、もう前回この株買取りはさんざん質問いたしました。もう論外だと、こんなものはと。今回更に論外の中身になっておりますので、もうお聞きすることも、聞いても唇寒しという感じが...全文を見る
○大門実紀史君 この本当に府令ですね、正確に言えば、もうそういうことになるわけですけれども。  ところが、今、大のみずほが、メガバンクのみずほが何をやっているかというと、この例外規定を拡大解釈して、どんどん通貨オプション取引を売りまくっているという問題でございます。  具体的...全文を見る
○大門実紀史君 まあ三國谷さんとはもうあうんの呼吸で、そういう一般論としてと言われたときは必ず指導していただいておるので、信頼したいと思います。  三國谷さんは今日の報道によりますと御栄転だそうでございまして、恐らく私としては今日の質問が三國谷さんに対する最後の質問になるという...全文を見る
○大門実紀史君 日本共産党を代表して、銀行の株式保有制限法改正案、日本政策投資銀行法改正案については反対、民主党提出の二法案の原案並びに修正案に賛成の討論を行います。  銀行の株式保有制限法改正案は、公的資金で買い取る銀行保有資産を株式だけではなくETFやJ—REITなどの金融...全文を見る
11月17日第173回国会 参議院 財政金融委員会 第2号
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○大門実紀史君 日本共産党の大門実紀史でございます。  藤井大臣、亀井大臣、これからよろしくお願いいたします。  今日はまず、新政権になって期待の高まっている問題についてまず取り上げたいと思いますが、この委員会で私何度も取り上げてまいりましたが、所得税法五十六条の問題でござい...全文を見る
○大門実紀史君 新政権として今度は研究じゃなくて検討していただけるというふうなことで、ちょっと進んだなと思って安心しているところでございますけれども。  ただ、峰崎副大臣、多分事務方が途中で、この前お会いした後、ちょっと何か入れ知恵したと思いますけれども、諸外国罰則厳しくありま...全文を見る
○大門実紀史君 またその議論はやります。それはもう二、三年前の資料で、それを全部承知の上でこの間ずっと議論をしているわけでございます。  それと、実際のその罰則が適用される部分というのは、その記帳をしなかったというところのもう一つ先のものがありますので、実態として、それだけ見る...全文を見る
○大門実紀史君 そこで、法改正はしないが運用上という話がまた不安を生んでいるわけですね。運用上で見直す、私は一切議論するなとかそんなことを言っているわけではございませんよ。この見直し条項あるわけですから、それはあくまで法の趣旨にのっとって完全施行するために、それを円滑に進める上で...全文を見る
○大門実紀史君 そのとおりでやってもらえればと思いますが、例えば、法改正をしなくても運用上でいろんなことがやろうと思えばできる仕組みになっていなくもないんですよね。例えば、施行令の附則に例外規定が幾つかあるんですけれども、その例外規定の中に一つ何かを加えたりするともう全部ざる法に...全文を見る
○大門実紀史君 田村さんですね、名前を申し上げますと。実際には改正貸金業法の見直しをいろんな場で主張されてきた方でございます。そういう方が政務官になったと、なおかつ今度のプロジェクトチームの事務局長ですか、にも入られたということで、業界は大変期待をしていると、これは承知をしておい...全文を見る
○大門実紀史君 それで結構でございますが、一言申し上げると、この多重債務問題ですね、これでどれだけの大変な事態が起きて、どれだけの人が自殺されて、どれだけの方が家族崩壊迎えたかと、そういうふうな社会問題なんですね。そういうことに、でも、いろんな業界とのつながりがあるのは仕方がない...全文を見る
○大門実紀史君 もう質問する項目終わりましたので、とにかく、引き続きこの問題を注視しながら完全施行を見届けるまで、必要があれば国会でも取り上げていきたいと思いますので、今日の御答弁を踏まえて正確な対処をお願いして、私の質問を終わります。  ありがとうございました。
11月26日第173回国会 参議院 財政金融委員会 第5号
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○大門実紀史君 大門でございます。  皆さん本当にお疲れさまでございます。何か夕暮れどきにさみしい委員会で、もうこういうことのないように各位御努力をお願いしたいなと思うところでございますけれども。  本当は法案に入ってからその中でと思ったんですが、時間がちょっと予想よりもずれ...全文を見る
○大門実紀史君 資料の二枚目に、厚労省に出してもらいましたけれども、今までの融資件数、金額等がございますけれども、この数字の中から、推計になると思いますけれども、要するにこの制度で、この融資を借りてどれぐらいの人が正社員になれたのかというふうなことはどういうふうに読み取ればいいん...全文を見る
○大門実紀史君 この制度は、山井政務官からわざわざ説明していただいたとおり、例の派遣切りで職も仕事も失った方に対して融資をするという制度でございまして、半年間の家賃とか生活費を国が融資するわけですけれども、それは十年以内に返済すればいいということになっております。六か月以内に正社...全文を見る
○大門実紀史君 山井政務官は、反貧困ネットワークの方々とお話ししていても本当に山井さんを頼りにしている方がたくさんいらっしゃって、本当に弱者の味方だなと思っておりますので、どこかの政務官とは大違いだなと思っておりますので、頑張ってもらいたいなと思っているところでございます。  ...全文を見る
○大門実紀史君 山井政務官に対する質問はこれで終わりましたので、委員長、よければ御退席いただいて結構です。
○大門実紀史君 山井さん、ありがとうございました。  それでは、済みません、法案の方に入りますけれども、今回の法案ですね、今日も亀井大臣の最初の話とは違うじゃないかというのが出ましたけど、私は最初からこんなもんじゃないかと。そんなに無理なことできるわけないですよね。だから、ただ...全文を見る
○大門実紀史君 大塚さん、何かありますか。
○大門実紀史君 今の示してもらったマニュアルにも関連するんですけれども、二つ目の例でよくあるのが応じないケースですね、条件変更に応じないというケースなんですけれども、一回は条件変更に応じてあげたと。しかし、この大不況ですから、中小企業、一遍条件変更で金額減らしてもらって、それで返...全文を見る
○大門実紀史君 今日、今日だけではなくて、この間のこの議論でいろいろ大臣と大塚副大臣が答弁されたことを是非、現場ではなかなか浸透しないんで、必要ならば通達とか何かできめ細かく現場に徹底してもらえれば随分現場も良くなるのではないかなと思うので、お願いしたいと思います。  もう一つ...全文を見る
○大門実紀史君 是非、大塚副大臣にお願いしたいんですけれども、現場は、さっきも言った、二、三回延滞しただけで一括返済を求めるとか競売へかけると。これは一番ひどい例ですけれども、二、三回延滞したらサービサーに送るというのもありますので、そうではなくて、ちゃんと条件変更に応じて助けろ...全文を見る
○大門実紀史君 おっしゃるとおりだと思いますので、不良債権という言葉を使わなくても、金融庁の区分上は不良債権という言葉はないわけですから、もう金融庁としては、不良債権じゃなくて何か再生債権とか何かそういうことに、この際、コペルニクス的転回されるんだったら、もう思い切って不良債権と...全文を見る
○大門実紀史君 是非検討してもらいたいと思います。  この法案は、先ほど言ったところが私自身は大変関心を持っておりまして、現場でどこまで役に立つかということに尽きると思うんでお聞きしたわけでございます。  ちょっと残った時間、中小企業関係で幾つかお聞きしたいと思いますけど。 ...全文を見る
○大門実紀史君 私がなぜこういうことをお聞きしたかといいますと、利息制限法という法律がございまして、これは法務省が所管でございますけど、ここで今どうなっているかというと、元金百万以上の場合は一五%、十万未満だと二〇%というふうに決められていて、これは実は昭和二十九年、ですからもう...全文を見る
○大門実紀史君 いや、私も今直ちに決断と言って、法務省ですからね、管轄は。ただ、現場の相談に乗ってこられた亀井大臣としてこの水準というのは実感としていかが思われるかという、それをお聞きしたかったんです。もう一言。
○大門実紀史君 私ももちろんいろいろな相談の中で、利息というよりももうその金額そのものがという方はいっぱいあります。  もう一つ、多重債務、サラ金の関係でいくと、その金額そのものが利息がそこまで膨らませたというのがあるわけですね。だから、目の前は金額ですけど、実際にはもう過払い...全文を見る
○大門実紀史君 実はそういう観点ですと、まあ大塚さんも一緒に貸金業の議論をした仲なので覚えていらっしゃると思いますが、これは別に新しいものではなくて、この法律が議論されたときからあった問題で、そういう場合どうするのかと。それで、例のセーフティーネット、貸付けをどうしようかというこ...全文を見る
○大門実紀史君 その点で、この前、私この委員会で申し上げたのが、多重債務対策本部の中に有識者会議があって、いろんな方が、そういうサラ金が貸さないと言ったときに、今日借りられないと困るという方々が実際問題として出るかも分かりませんから、それをどうするんだということで緊急の貸付けのセ...全文を見る
○大門実紀史君 ちょっと早く終わろうと思ったんですけど、ちょっと延ばせみたいな……。  そうですね、この機会にその政務官の話もありましたのでちょっとお聞きしたいんですけれども。  実は、この前の、私、所信質疑をやる前に、金融庁にこの貸金業法のことで経過を教えてほしいと、質問通...全文を見る
○大門実紀史君 この前、大臣が政務官とも身も心も金太郎あめだとおっしゃったので、私は安心しております。  ただ、一点だけ御注意申し上げますと、今度十二月の七日に、ある大学のサラ金関係のシンポジウムがございます。その大学というのは、大学の研究所ですね、その大学所属の研究所のシンポ...全文を見る