大門実紀史

だいもんみきし

比例代表選出
日本共産党
当選回数4回

大門実紀史の2010年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月27日第174回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○大門実紀史君 日本共産党の大門実紀史でございます。  労働者派遣法の改正に関連して質問をさせていただきます。  まず、登録型派遣とは何か、また専門業務とは何か、その定義と人数の推移について御説明をお願いしたいと思います。
○大門実紀史君 パネルを用意いたしましたけれども、(資料提示)不安定雇用の極みであります登録型派遣が二〇〇〇年からもう二倍になっておりますし、大臣言い忘れられたかも分かりませんが、専門業務というのは派遣の期間制限がありません。永久に派遣で使われる。その専門業務も四十二万から百万人...全文を見る
○大門実紀史君 つまり、不安定雇用の極みということでございますけれども。  ところが、政府のおひざ元で、政府がこれを原則禁止しようというときに、わざわざこの登録型派遣を増やそうということが進行しております。政府が最大の株主でございますNTTでございます。  原口総務大臣にお聞...全文を見る
○大門実紀史君 パネルに構図を用意いたしましたけれども、要するに、東日本―北海道で働いていた方、契約社員の七百人ですね、十人はこの機会にお辞めになる、十人は転籍に同意してないということで、実質には六百八十人でございますが、同じグループ内の人材派遣会社に移して、不安定な登録型派遣業...全文を見る
○大門実紀史君 今までにない答弁をいただいたわけでございますが、やろうと思えばどんどん指導できますので、してもらいたいと思います。  一つ一つ聞いていきたいと思いますが、長妻大臣にお聞きいたします。  そもそも、こちらの契約社員なんですけれども、この方々は正社員の半分以下の給...全文を見る
○大門実紀史君 その点ではもう禁止されることをやろうとしているわけですが、私がお聞きしたのは、雇い止めについての判例がございますね、それに基づいて厚労省は指導されていると思います。それにかんがみて、この五年も八年も更新を繰り返してきた方、正社員と同じ仕事をしてきた方、これは簡単に...全文を見る
○大門実紀史君 まさにこの例がそれでございます。  なぜこんなことをやるのかということなんですけれども、今大臣に説明してもらったとおり、もう五年も八年も更新を繰り返していますと雇い止めができない、このままいくと正社員にしなければならないと。それを避けるために同じグループ内の人材...全文を見る
○大門実紀史君 大臣、目の前で七百人もの人が違法行為でこんな事態になっているんですよ。そんな一般的な教育だとか何かじゃないでしょう。違法行為だから救わなきゃいけないじゃないですか、当たり前でしょう。違法行為なんですよ、これ。いいんですか、そんな答弁で。原口さん、もうちょっとやれる...全文を見る
○大門実紀史君 政権が替わって、こういう労働者も救えないで何が政権交代かと、私、本当思いますよ。  鳩山総理、伺いますけれども、NTTというのは内部留保を九兆六千億もため込んでいるんです。東日本だけで二兆円もの内部留保をため込んでいるんです。それは、こういう方々の犠牲の上に積み...全文を見る
○大門実紀史君 違法行為ですから、しっかり調べていただきたいと思います。  長妻大臣に伺いますけれども、ここの契約社員で十人近くの方が同意をしないと。おかしい、私たちだって人間だ、こんな扱いされることはおかしいといって転籍を拒否、撤回を求めている人たちがおります。この人たちは当...全文を見る
○大門実紀史君 いや、個別案件と言われましたけれども、既に北海道労働局、厚生労働省は指導に入ってくれているんです。先ほどの雇い止めにできない例として指導に入ってくれているんです。だから、私も地元の全労連も通信労組もNTTに直接雇い止めするなと言いましたけど、行政が動いているんです...全文を見る
○大門実紀史君 厳しい指導を求めていきたいというふうに思います。  実は、このNTTは今回の派遣法改正の抜け道を全部見越してやっているんです。一つは、登録型の派遣の原則禁止が何年も先になると。だから、分かっていて今やっているんですよ。わざわざ移しているわけですね。二つ目には、こ...全文を見る
○大門実紀史君 今度のいわゆる今言われている法改正では派遣会社の方を規制すると。派遣会社の方が八割はグループに派遣してもいいと、二割はほかにしなさいと、こういう規制ですよね。ところが、これは受入れ企業にとっては何も変わらないんです。何も変わらないんです。ですから、逆に言うと、今度...全文を見る
○大門実紀史君 今までの自公政権の規制緩和一辺倒よりもましだというのはよく分かります。だからこそ現場を救う法改正にしなければならないんですよ。現場を救う法改正に今度こそしなけりゃいけないわけですよ。  それでいくと、労政審の報告でとどめないで、もっと、現場から不安がいっぱい出て...全文を見る
○大門実紀史君 じゃ、一言総理に伺います。  今こういうお話ありましたけれども、このままいくと今回の法改正はざる法だと、抜け道がいっぱいだという、そういうふうに評価されてしまいます。是非現場の意見をもっと聞いて、まだまだ、労政審なんかわずかなんですよ、わずかな人間で議論している...全文を見る
○大門実紀史君 もう終わりますけれども、このままいくとそうはなりません。また何年も大変な思いをする労働者が増えることになりますので、我が党は抜け道のない改正を求めて全力を尽くすことを申し上げて、質問を終わります。
03月12日第174回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○大門実紀史君 日本共産党の大門実紀史でございます。  経済問題の最大の焦点は雇用の回復でございます。また、正社員が当たり前の社会に戻して国民の所得を上げるというのが私は大変重要だと思っているところでございますが、この点でまず政府系の企業が率先して進めると。これは民間にも大きな...全文を見る
○大門実紀史君 是非お願いしたいと思います。  その正社員化を進めながら、早急に正していただきたいことがございます。  実は、日本郵政の中で、前回ここで取り上げたNTTに負けないぐらい悪らつなことが、卑劣なことがやられております。これはすぐ是正してもらいたいんですけれども、こ...全文を見る
○大門実紀史君 是非、解雇撤回ということでお願いしたいというふうに思います。  もう一つは、この派遣社員の方なんですけれども、郵政グループの中にはJPスタッフというグループの中の派遣会社がございます。そこから九百七十人がグループ内に派遣されておりまして、うち専門業務が七百八十人...全文を見る
○大門実紀史君 終わります。
○大門実紀史君 日本共産党の大門でございます。  職業訓練行政について質問をいたします。  先ほども職業訓練行政大事だという議論がございましたけれども、お手元に資料を配付しておりますが、まず、日本の職業訓練予算というのは、そもそも国際比較いたしますと世界でも大変貧弱でございま...全文を見る
○大門実紀史君 いろいろ機構の問題は後で触れますが、全体としてこれだけ世界に比べて貧弱なわけですから、無駄なところは削って、しかし重要なところに増やすということをやられるべきじゃないかという点だけ指摘しておきます。  資料をお配りいたしましたが、今日中心的に取り上げたいのは、こ...全文を見る
○大門実紀史君 大変職業訓練の中で重要な施設なわけですけれども、これがこれからどうなろうとしているのか、説明をお願いします。
○大門実紀史君 これはそういうふうな軟らかい話じゃなくて、二〇一〇年度末、あと一年後ですね、二〇一一年三月末で廃止をいたしますと、まず廃止というのを先に決めて、後は地方にお願いしたいというだけで、廃止を先に決めているわけですね、重要な施設とおっしゃりながらですね。  もうちょっ...全文を見る
○大門実紀史君 これ、今まで予算は幾ら国が出しているんですか。実績を教えてください。
○大門実紀史君 国の予算にすればわずかな金額でございますけど、これを打ち切られる地方にとっては、個々の訓練校にとっては何千万の負担で、これは大変な事態になっているわけです。  この決定には、北海道、東北、九州始め全国の地方自治体から存続の要望と、もう怒りの声が上がっております。...全文を見る
○大門実紀史君 長妻大臣は、今申し上げたたくさんの自治体から声が上がっていますけど、今の話だと全然、もうこれからの話でみんな何かいろいろ言っているようなことですが、そうではなくて、そもそもこの廃止に相当の意見が出ているということなんですが、直接お聞きになったんですか、そういう要望...全文を見る
○大門実紀史君 じゃ、ちょっと、もう資料に基づいて、お分かりになってないようですから、資料五番目に付けておきましたけれども、平成二十一年三月五日、これはどういう通達ですか。
○大門実紀史君 ですから、このときにはそういう効率化図れと言われて、利用者を増やすために、利用目標を達成するためにみんな頑張って取り組んだんですよ。そうした目標を達成したところは残しますよという話だったからですね。ところが、政権が替わった途端に、民主党政権になった途端というか、長...全文を見る
○大門実紀史君 私が申し上げているのは、譲渡の話の前の話で、こういうやり方をしていいのかと、国が。一生懸命頑張らしておいて、頑張った結果で、うちはもう残してくれるんだと思ったところが、急に廃止ですと。これ、民主党のマニフェストのどこに書いてあるんですか、地域センター廃止とかカレッ...全文を見る
○大門実紀史君 これは、ちょっと申し上げておきますけれども、共産党とか自民党とか関係なく、超党派でも問題になっているんです。実は民主党の議員さんの中にも、地元から声を受けて、これはおかしいんじゃないかという声が出ているんですよ。(発言する者あり)ええ、おかしいんですよ。  要す...全文を見る
○大門実紀史君 大臣、全然実情御存じないんですけれども、資料八枚目と九枚目に、平野さんの地元でございますけれども、岩手の、私、この前行ってきたんですよ。具体的に見てきたんです。  それで、おっしゃるような、ここに訓練センターあるんだけれども、こういうところが、もしも自治体がやら...全文を見る
○大門実紀史君 ですから、大臣が今後高度な何かやりたいと言うなら、それはやってくださいよ。私が言っているのは、地域で重要な、今、人が集まってやっている、これをどうするのかと再三お聞きしているわけです。  ある職業訓練法人の事務局長がおっしゃったのは、国がこうやって撤退するんだっ...全文を見る
○大門実紀史君 そうすると、国はもう最終責任取らないということですか、今おっしゃったのは。この地域の自治体がやらなかったら国もやらないと。そうすると、訓練受けたい住民はどうするんですか、国民はどうするんですか。責任、最終的に持たないとおっしゃったんですか、今。
○大門実紀史君 いや、だから、最終責任持たないとおっしゃっているんですか、国は。今まで持ってきたんですよ、国は。何言っているんですか、それは。  みんなクリアしていると思って言っているんですよ。元々廃止のこと、言ってないですから。
○大門実紀史君 既にもう、うちの自治体では難しいと、この負担考えると施設を買い取るというのは、そういう声を出されるところもあるわけだから、一年後にそういうところが出たらどうするのかということをお聞きしているわけです。地域の人たち困っちゃうでしょう、再就職訓練とかやっているんだから...全文を見る
○大門実紀史君 あと原口大臣にお聞きしますけれども、いろいろ調査すると、小さな市が多いんですね。そうすると、コンピュータ・カレッジ撤退すると、四千万、五千万のリース料負担とかで、これは耐えられないという話もされているんです。ちょっと、地方の管轄の大臣としていかがですか。
○大門実紀史君 じゃ、終わりますけれども、まだ始まったばかりですから、長妻さんのところにも十分な声も届いていないし、理解もされていないと思いますので、引き続き取り上げていきたいと思いますけれども、これは大変な強い要望ですので再検討してほしいと、これを申し上げて、質問を終わります。
03月16日第174回国会 参議院 財政金融委員会 第2号
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○大門実紀史君 大門でございます。  今日は金融行政の方に絞って質問をさせていただきますので、亀井大臣と大塚副大臣にお願いしたいというふうに思います。  先日、予算委員会で亀井大臣とは議論をさせていただきまして、あのときに大臣が、人間を大事にする経営、あるいはそういう社会が重...全文を見る
○大門実紀史君 本当に、この前取り上げた非正規雇用問題でもそういう観点で是非頑張っていただきたいと思いますけれども。  亀井大臣、大学時代にマルクスを究められたという話を聞いたことがございますが、どの程度究められたのか、もし一言あれば。
○大門実紀史君 この間、私とはいろいろ共通するところがございますので、国共合作でやっていきたいと思っているところでございます。  今日は、具体的な問題としては、この金融行政におけるリスクのある金融商品の販売、この前は契約社員問題を取り上げましたけれども、全体として過度なノルマ主...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございます。  この②の方に書いてございますけれども、営業部員や役職員の給与・賞与体系がそういう過度にノルマに連動してはならないということが書かれているわけですけれども、これに給与、賞与どころか首を懸ける、解雇を懸けてきたということで、この間、契約社員...全文を見る
○大門実紀史君 是非、被害者が増えない、更に広がらないうちにきちっとしてほしいと思います。  こういう現状の情報は私のところには絶えず来ますので、また改善がなければ御指摘をしたいと思いますので、至急お願いしたいと思います。  もう一つは、民間銀行の方なんですけれども、実はこれ...全文を見る
○大門実紀史君 これは、それで全体、大臣としての御答弁、結構です。  大塚さんに、ちょっと実務的になりますので。大臣がこう言われたらもう間違いなくすぐ是正されると思うんですけどね。  どういう経過かと申し上げますと、金融庁も、当時の金融庁ですね、当時の金融庁の担当もちょっと生...全文を見る
○大門実紀史君 よろしくお願いします。  それでは、もうそのことはきちっとやっていただけるということで、若干時間残っておりますので、別の問題で大臣に御質問いたします。  去年の十一月の二十六日だったと思うんですけど、私、この委員会で不良債権という呼び方について、変えたらどうか...全文を見る
○大門実紀史君 非常にいい答弁、真っすぐな答弁をいただきましたので、今日は質問することがもうこれで終わりましたので、終わります。
03月16日第174回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
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○大門実紀史君 日本共産党の大門でございます。  まず、加藤さんにお聞きいたします。  実は、この間、私も都市農業問題、特に税制問題調べておりまして、来週の委員会で税法、財政金融委員会なものですからちょうど質問をしようと思ったときによくおいでいただいたなと思っているところでご...全文を見る
○大門実紀史君 はい、分かりました。  私は、ただ十数年前に、仮におっしゃるとおりとしても、時代の責任ではない、時代というならば十数年前に考えるべきであったと思います。  その点で、まだ質問されてない点だけしますと、固定資産税なんですけど、具体的な実態をせっかく国会ですからお...全文を見る
○大門実紀史君 もう一つ簡潔に。平地林、屋敷林という言い方されましたけれども、平地林、屋敷林、ここは猶予制度から除外されておりますから、東京近郊ではそこが切り売りになっちゃって、産廃施設ができちゃったりして大変な事態になっていますよね。その平地林とか屋敷林の果たしている役割と、ど...全文を見る
○大門実紀史君 山田先生にはもう、ちょっと質問する時間ないんで、先生の本はちゃんと読んでおりますので、引き続き頑張ってもらいたいと思います。  終わります。
03月18日第174回国会 参議院 財政金融委員会 第3号
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○大門実紀史君 日本共産党の大門でございます。大変お疲れさまでございます。あともう少しでございますので、よろしくお願いします。  私の方は少し大きな議論をしたいというふうに思いますけれども、タックスヘイブン税制について質問をいたします。  お手元に資料を配っておりますけれども...全文を見る
○大門実紀史君 今ございました二〇一〇年度税制改正についてお聞きしたいんですけれども、まず、お手元に資料を用意いたしましたけど、ちょっと複雑でございますので、まず今の日本のタックスヘイブン税制はどうなっているのか、仕組みも含めて分かりやすくちょっと説明をしてもらえますか。
○大門実紀史君 今回の税制改正でどこをどう改正されるのか、その目的も若干説明してもらえますか。
○大門実紀史君 ちょっと分かりにくいかと思うんですけれども、この資産性所得について合算課税する制度をつくられたというのはこれ一歩前進で評価しているところですけれども、ちょっともう役人さん分かりにくいので峰崎副大臣に聞きますけれども、トリガー税制の引下げというのは要するに何のために...全文を見る
○大門実紀史君 要するに、この一枚目の表でいきますと、この真ん中に二五%以下の国に外国子会社があればこのタックスヘイブン税制の対象になるんですけれども、真ん中のこの適用除外の、きちっとやっているところは除かれると。このきちっとやっていることを証明するのにいろんな実務が、企業負担が...全文を見る
○大門実紀史君 今回の措置がペーパーカンパニーが急増している地域を対象に、そこの規制を外すということになりますから、逆に今増えている地域ですから、ペーパーカンパニーづくりが促進される危険性もございますので、是非、今おっしゃったことだけじゃなくて、何らかの手を打たないと何年か後に増...全文を見る
○大門実紀史君 聞いていない。そんなこと聞いていない。
○大門実紀史君 いや、もう日も暮れてまいりましたので早く終わりたいと思ったんですけれども、そういうつまらないことを、聞いてもいないことをぺらぺらしゃべるから言わなきゃいけないんだけれども、僕が言っているのは、税の引下げ競争を、じゃ、何ですか、税の引下げ競争は財務省としては認める方...全文を見る
○大門実紀史君 終わります。
03月19日第174回国会 参議院 財政金融委員会 第4号
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○大門実紀史君 大門でございます。  今日は、貸金業法全面施行に向けた質問をと思っておりますけれども、ちょっと本題に入る前に、通告していなくて申し訳ないんですけど、ちょっと確認したいことがありますので、資料をお配りした二枚目の方なんですが、金融庁には様々な苦情相談とか情報とか通...全文を見る
○大門実紀史君 せっかく資料をお配りしたので、もう一つ二つだけ、これについて触れさせてもらいたいんですけれども。この公益通報の方のことで、この間も二つ三つ今申し上げたように私の方に来ていることがございます。  ちょっと基本的な話なんですけれども、この真ん中にあります金融庁外部労...全文を見る
○大門実紀史君 そうすると、昨年、第一生命、今度四月一日に株式上場するという大変今注目のところでございますが、第一生命に関する公益通報については、大臣も副大臣も今のところ何も御承知ないということでしょうか。
○大門実紀史君 ちょっとこの問題は大変大きな問題でございまして、もう今日この時間でやる余裕はございませんし、来週じっくり、四月一日から株式上場ということで、重大問題でございますので改めてやりたいと思いますが。それまでに是非、大臣と副大臣、この第一生命に関する公益通報について、どん...全文を見る
○大門実紀史君 そのメモが回ったということなんで、ちょっとまた戻って第一生命の件、一言触れたいんですけれども。  つまらないメモを回す必要はないんです。通報があったかどうかなんということを確認しているわけじゃなくて、中身を今の大臣や副大臣は御承知なのかということを、御承知だった...全文を見る
○大門実紀史君 それで、これがこれからいろいろ、今後のスケジュールをちょっと教えてもらえますか。これがいつごろまとまって、パブコメをやられるのか、そういうスケジュールをちょっと教えてもらえますか。
○大門実紀史君 じゃ、またその煮詰まったものを含めて、必要があればまた御質問していきたいと思いますけど。  一つ是非指導してもらいたいんですけど、これもうちの方に相談が来たんですけど、これ名前言いますけど、アコムなんですけど、こんなことをやっているんですね。ある借りた人がアコム...全文を見る
○大門実紀史君 もう大詰めの貸金業法の全面施行に向けた取組でございます。借り手の立場で、借り手が困らないような、何といいますか、運用上の見直しならそれは必要なことだと思っておりますので、最後に亀井大臣の最後の大詰めのところの御決意をお聞きして、終わりたいと思います。
○大門実紀史君 終わります。
03月23日第174回国会 参議院 財政金融委員会 第5号
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○大門実紀史君 大門でございます。おはようございます。今日は、ほかの委員会とちょっと重なっている関係で、順番を自民党、公明党の皆さんに配慮してもらって先に質問させていただきます。感謝を申し上げます。  この間、問題になっている都市農業の再生の問題、税制の在り方について質問をいた...全文を見る
○大門実紀史君 おっしゃるとおり、生産緑地のところは減ってはいないというのがこのグラフにもあるとおりでございます。  問題は、全部生産緑地にできるわけではございませんので、非常に、基準がございまして、簡単ではないというところでこの市街化区域の農地が減っているということでございま...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございます。  資料の五枚目に、JA、農協中央会の税制改正要望をそのまま載せてございます。下の方にございますけど、都市農地については、三大都市圏特定市では、宅地並み課税の実施、その他の市町村では負担調整措置の実施など、固定資産税の引上げが行われて、その...全文を見る
○大門実紀史君 要するに、今までの都市計画でいきますと、市街化区域というのはできるだけ宅地にしなさいというような流れがあったわけですよね。人口減少もありますし、環境問題もありますし、農業の多面的機能もあるから、必ずしも宅地にしろ宅地にしろじゃなくて、違う方向で考えていくというよう...全文を見る
○大門実紀史君 時間ございますのでもっとしゃべってもらっても結構なんですけれども、いや大変造詣深いなと、私よりも詳しいなと思ってびっくりいたしました。  おっしゃった点をお聞きしたかったことでございまして、この前公述人の方も、加藤さんというJAの方来られたんですけれども、もう大...全文を見る
○大門実紀史君 是非もうその方向で御検討いただければ、今まで皆さんが御要望してきたことが、先が展望が見えてくるんではないかというふうに思います。  これで終わります。ありがとうございました。
○大門実紀史君 日本共産党の大門でございます。  私は、率直に申し上げて、リーマン・ショック、金融大崩壊、そして百年に一度の世界経済危機と。その後、どうも経済学者の方とかエコノミストの方の話というのはもうそのまま余りうのみにしないような癖が付いて、どうしても懐疑的に今日のお話も...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございます。  そういう点では、アメリカがオバマ政権になって、リーマン・ショックの反省からといいますか教訓から、かなり思い切った、国際連帯も必要なんでしょうけれども、アメリカとしても金融規制の幾つかのことをやるということで、強い意思でオバマさん進めてお...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございました。  青山参考人に伺います。  青山参考人お配りいただいた資料は、ちょうど私もこの前この委員会で同じ資料を配って質問をさせていただいたようなところでございますけれども。  先ほどもちょっとヨーロッパの税の話がございましたけれども、ヨーロ...全文を見る
○大門実紀史君 では、最後にもう一度、青山参考人に。  お配りいただいた資料の左下にございますけれども、今回の合算税制の対象株主の範囲の見直しで、保有割合が五%以上を一〇%以上にすると。これについてどう評価されておられるのかということと、若干これ、ドイツでは一%以下でも出資して...全文を見る
○大門実紀史君 もう終わりますけど、それは国税庁の説明で、私が言ったのはペーパーカンパニーの場合のことを聞いているので、それは質問でまたやっていきます。  今日はありがとうございました。
03月23日第174回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第3号
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○大門実紀史君 大門でございます。  ちょっと通告はしていないんですけれども、今日はエレベーター事故で息子さんを亡くされました赤とんぼの会の市川さんがちょうど傍聴に来られておりますので、ちょっと通告しておりませんけれどもお聞きしておきたいなと、私も取り組んできた問題ですので。 ...全文を見る
○大門実紀史君 方向は結構なんですけれども、いつ事故が起きるか分からないということでございまして、権限の問題ですね、捜査とは別とはいいながら権限をどれだけ持つかということも重要になっておりますので、急いで、ただ方向を決めるだけじゃなくて、具体化してもらいたいなということだけ申し上...全文を見る
○大門実紀史君 申し訳ないですけど、そんな対応では防げません。それはあくまで情報の問題で、もうこの間起きているのはそんなレベルじゃないんですよ。  もう本当に検討しなきゃいけない段階にあると思うんだけど、例えば今、法の枠組みもどうなっているか御存じかどうか。要するに、このマルチ...全文を見る
○大門実紀史君 終わります。
03月24日第174回国会 参議院 財政金融委員会 第6号
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○大門実紀史君 大門でございます。総理、よろしくお願いいたします。  税法の最後の質疑でございますので、私は、この委員会で取り上げさせてもらったことについて、今日は総理のお考えをお聞きしたいというふうに思います。  最初に、ちょっとつかぬことをお伺いしますけれども、総理は、政...全文を見る
○大門実紀史君 そうおっしゃっていただくことを予定して次の質問を用意したんですけれども、総理の老後のためにも日本の農業を再生していくということは大変重要なんですが、私この委員会で先日、昨日ですかね、都市農業の問題を取り上げさせていただきました。要するに、都市農業がもうこの二、三十...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございます。  次のテーマは少し総理と対決する話になると思いますけれども、今日ちょっと私は予定した質問をしようと思っていたんですけれども、どうも消費税の話が好き勝手に議論されておりますのでちょっと一言言いたいんですけれども。  何か、あたかも消費税増...全文を見る
○大門実紀史君 これは政府として調査しておりませんのでいろんなところが、生活協同組合とかいろんなところがこれやっています。大体総理おっしゃるとおり、その上限の方ですけれども、十五万から十七万円の負担をしている。ただ、消費税ですからなかなか取られているところが分からない税金ではある...全文を見る
○大門実紀史君 もう時間がありませんのでまた消費税の議論はやりたいと思いますが、基礎年金を全部消費税だった場合、七%から八%そこだけで掛かります。したがって、それそのものが増税の議論だということはよく御承知ください。  あと、ついでに言っておきますけれども、ヨーロッパは、すぐヨ...全文を見る
○大門実紀史君 終わります。
○大門実紀史君 日本共産党を代表して、所得税法等の一部を改正する法律案及び平成二十二年度公債特例法案の二法案に反対、租税特別措置透明化法案に賛成の立場で討論を行います。  自民党政権下での法人税の大幅減税、証券優遇税制の継続は、財政の所得再分配機能を崩し、格差の拡大をもたらしま...全文を見る
03月24日第174回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○大門実紀史君 日本共産党を代表し、二〇一〇年度総予算三案に反対の討論を行います。  国民はさきの総選挙で、自公政権の社会保障を削減し貧困と格差を拡大する構造改革路線に厳しい審判を下し、政策の抜本的な転換を求めました。しかるに、新政権による今回の予算はその期待にこたえるものとは...全文を見る
03月25日第174回国会 参議院 財政金融委員会 第7号
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○大門実紀史君 大門でございます。  もう法案については既に議論も出尽くしたようでございますので。我が党は、関税法案については暫定税率のそもそも論に疑義があるということで毎年反対の立場を取ってきておりますので、そういうことでございます。  今日は、四月を前に、徴税当局、国税庁...全文を見る
○大門実紀史君 昭和三十六年の閣議決定は余り関係ないんですけれども、三か月というのはどこにも何も明文化されていないそうです。しかし、その中で長年三か月ということが、もう何十年ですかね、やられてきているということでございます。ただ、三か月といいながら、ほとんどの方は通年雇用になって...全文を見る
○大門実紀史君 調査は結構なんですけど、これ、ただ調査して結果を待ってという問題よりも、この間、日本郵政の問題も取り上げてまいりましたし、こういう契約社員問題というのが今大問題になっている中で、国税庁だけこんな何十年も三か月で、これ、雇われている人の立場になったら分かると思います...全文を見る
○大門実紀史君 いや、峰崎さん、これは人が実際に働いている問題なんです。ちょうど一月—四月というのが繁忙期といいますか、そういうことがあって、だから、今日取り上げているのは、もう急いで、調査でまた半年とか何かとかじゃなくて、この三か月というようなこんな区切りは、今日是正しますとま...全文を見る
○大門実紀史君 菅大臣は、湯浅誠さんとかとこういう雇用問題をずっと見てこられて、官製ワーキングプアの問題もいろいろ御検討されると思いますけれども、今ちょっと検討するという方向でございますけれども、ちょっと菅大臣からも、こういう問題を今どきやっているのもちょっと、是正の方向で指導し...全文を見る
○大門実紀史君 若干補足的に申し上げておきますけれども、確定申告の時期に忙しいのは分かっていますね。そのときに、短期的にその期間だけアルバイトの人とかお手伝いなんかとか、これはあり得ることなんです。私が言っているのは、恒常的に一年間にわたって三か月でずっと使われていると。これは別...全文を見る
03月30日第174回国会 参議院 財政金融委員会 第8号
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○大門実紀史君 大門でございます。  もうこの法案については、今も荒木さんからしっかりした質疑がございましたので、私の方はもう一言だけ申し上げておきたいと思いますが、今回、国際協力銀行、JBICの業務に環境分野における支援を新たに加えるということで、大変いい法案だと思っておりま...全文を見る
○大門実紀史君 大塚さんおっしゃってもらったとおり、金融庁に既にこれは公益通報として、朝日に報道されるまでもなく、情報として、資料として伝わっていたと。公益通報として受理されるというのは大変信憑性の高いものだけでございます。ですから、受理されたというから非常に信憑性の高いものだっ...全文を見る
○大門実紀史君 そうすると、今おっしゃったとおり、この内部告発の資料を確認した上で何の処分もなしということは、問題なしと判断したということになるわけでございます。結果がそうなわけですね。  だから、私は何でこんな、これだけの資料を立入検査で何にも、しかも今おっしゃったとおり、局...全文を見る
○大門実紀史君 私はもう大塚さん信頼しておりますので、やっていただけると思います。  資料の五枚目だけ説明しておきます。  これはまさに、これは朝日の別病院なんですけれども、これはまさに除外したという第一生命の保険金部の資料でございます。細かい説明は時間ないのでやめますけど、...全文を見る
○大門実紀史君 終わります。
04月05日第174回国会 参議院 決算委員会 第4号
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○大門実紀史君 日本共産党、大門でございます。  まず、亀井郵政担当大臣にお聞きいたします。  ちょうど一年前、この決算委員会で、四月の六日ですからちょうど一年ぐらい前ですけれども、三井住友グループとゆうちょ銀行のカード事業における癒着、不正入札疑惑について取り上げました。当...全文を見る
○大門実紀史君 この間いろいろ亀井大臣にはきちっとやってもらっていますので、これもきちっとやってもらえるというふうに思います。また結果が出てきたときにどういう判断されるかということで、質問はしていきたいと思います。  もう一つの問題ですけれども、これはちょっと消費者庁にも関係す...全文を見る
○大門実紀史君 要するに、消費者庁とか証券取引等監視委員会に出したというのは、金融庁に出しても何もやってくれなかったからでございます。ですから消費者庁と、あるいは上場するならば証券取引等監視委員会となっている、そういう流れでございますので、もう本人は本当に、こんな、大イベントです...全文を見る
○大門実紀史君 前回、私、財政金融委員会で質問をする前後から、金融庁はきちっと再検証しますということになっているんですが、じゃ今何やっているかというと、電話で第一生命に問い合わせしているだけなんですよ。これだけの資料を電話でどうですかと言って分かるわけありませんので、きちっと対面...全文を見る
○大門実紀史君 亀井大臣、この問題を初めて御質問いたしますけれども、何が背景にあったのかということは私もまだまだ調べなきゃいけないことがあると思いますが、大変大きな問題ですよね、生保が上場するに当たって。  私は、金融庁だけの裁量といいますか、配慮だけではないというふうにも思っ...全文を見る
○大門実紀史君 まだ若干時間がございますけれども、立派な答弁をいただきましたので、これで終わりたいと思います。
04月09日第174回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第4号
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○大門実紀史君 日本共産党の大門でございます。  今日は時間短いんですけど、事故調査の問題を取り上げたいと思いますけれども、まず国交省に聞きますが、二〇〇八年の十二月八日午後九時ごろ、京都市左京区で起きた、マンションで起きたエレベーター事故がございました。五十歳の女性がエレベー...全文を見る
○大門実紀史君 あなた、だれでしたっけ、局長さんですか。  そういうふうにおっしゃいますけど、そんな報告書が出るんですか。報告書がもう出せないような状況になっていると。要するに、原因が分からないということで、もう一年半たっても分からないわけですから、そういう状況というふうに伺っ...全文を見る
○大門実紀史君 あなたが言っているのは報告書を出すということでしょう。私が言っているのは原因究明ができるんですかと、原因究明に近づいているんですかと聞いているんですけれども、原因は分からないまま。いろいろ考えられるけど、警察も結局は、警察ですからどこか起訴するという点ではどこも起...全文を見る
○大門実紀史君 お聞きになったとおり、原因究明は推測の報告書が出るだけということでございます。  一年半たって、結局この昇降機等事故対策委員会では原因究明ができないということで、これはもう何度もこの事故調査の問題で指摘されているとおり、警察が先に入って、後で資料をもらってという...全文を見る
○大門実紀史君 私は、あなた住宅局長ですね、あなたが来るのはおかしいと思っているんです、今日。私はあなたを要請していないんですよ。  つまり、今までの問題点は何かというと、国交省の中に旧建設省、旧運輸省、この縦割りがあって、エレベーターというのは旧建設省、建築ですからなんですよ...全文を見る
○大門実紀史君 こういうときこそ、委員長、聞いたことに答えろという指示を出してほしいんですけどね。  まず一つ言っておきますけれども、昇降機等対策委員会、個々のメンバーが頑張っておられるのは十分知っております。ところが、実際問題、原因究明がことごとくできなかったわけだから、その...全文を見る
○大門実紀史君 じゃ、やってください。  それで、福島大臣に申し上げたいのは、先ほど魚住先生からもありましたけど、この事故調査機関をつくるというのは大変なことなんですよ。権限を持って独立して常設というのが、この三つの条件がそろわないと機能しないと思うんですけど、これは、消費者庁...全文を見る
○大門実紀史君 終わります。
04月13日第174回国会 参議院 財政金融委員会 第9号
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○大門実紀史君 大門でございます。  白川総裁、久しぶりの国会でお疲れだと思いますので、山口副総裁だけにお聞きしたいと思います。  あのリーマン・ショックから一年半ということでございますけれども、あのときは金融の大崩壊、世界同時不況ということでもう大変なことでございましたので...全文を見る
○大門実紀史君 いいお話をありがとうございました。  もう今日はいろんな議論ありましたので、個別のことはお聞きいたしません。  ちょっと抽象的な議論が今日は一日続きましたので、ちょっと生々しい話を質問したいというふうに思いますが。  この間私が取り上げてきた問題で、第一生命...全文を見る
○大門実紀史君 更にございまして、私の知り合いで第一生命の保険に入っている者がおりまして、彼が第一生命に対して、朝日新聞やあるいは大門議員が指摘したことは本当かということを直接第一生命に問い合わせたら、あれは事実無根ですということを答えております。全面否定しているわけですけれども...全文を見る
○大門実紀史君 それで結構です。事実が明らかになったときには、きちっとした処分をお願いしたいと思います。  私は、質問しているのは、別に第一生命をどうこうしてやろうと思っているわけではありません。第一生命というのは、元々、一番契約者に親切な会社だったんですね、昔は。途中で方向と...全文を見る
○大門実紀史君 必要があればこの資料お渡しいたしますので、検査をしてもらえればと思います。  こういう各生保が、国会の委員会の運営を動かしてもらいたいということで、さっき言ったように献金をしている政党の議員を中心に動いていると。パーティー券だって恐らく買ってもらっている可能性が...全文を見る
○大門実紀史君 是非、金融庁がやれることは最大限やってもらえれば、私も最大限やれることはやります。  是非、これは保険業界と財政金融委員会、財務金融委員会、国会の委員会との関係も出てくる大問題でございますので、委員長にお願いしたいんですけれども、このすべてを知る人物というのは第...全文を見る
○大門実紀史君 今日はこれで終わります。
04月20日第174回国会 参議院 財政金融委員会 第10号
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○大門実紀史君 大門でございます。  今日は、第一生命問題は一回お休みをさせていただいて、先週出た監督指針に関して質問をいたします。  ただ、せっかくですから、畑中局長来られておりますので、第一生命問題、引き続き、大臣の御指示もございましたので、きっちりと調査、お願いしたいと...全文を見る
○大門実紀史君 すべて私が指摘した点を監督指針に入れていただいたというふうに思います。つまり、みずほの場合は特にそうだったんですけれども、契約を解約すると巨額の清算金取られるということを最初に説明していなかった点を今度はちゃんと説明をしろということになっておりますし、為替変動につ...全文を見る
○大門実紀史君 今回の監督指針の改定というのは、別に指針の趣旨を変えたわけでも何でもなくて、元々指針には金融商品の販売の説明はちゃんとしなさいとか、不招請勧誘の例外を拡大解釈するなんというのは元々とんでもない話でございまして、強いて言うなら今回の改定は手取り足取りこういうことをや...全文を見る
○大門実紀史君 みずほは不招請勧誘の問題だけではないんです。私、この通貨オプション被害事案を多数取り扱っている弁護士さんから事例をヒアリング、お聞きいたしました。金融庁にも話が届いているかも分かりませんが、実はみずほ銀行は輸入じゃなくて輸出の業者、つまり円高のメリットがない業者に...全文を見る
○大門実紀史君 そうですね、ここでみずほをやりますと言えないと思いますけれども、組織的にやってきたというのはもう明らかでございますので、厳正な対処を求めておきたいと思います。  最後に亀井大臣にお聞きいたしますけれども、これは、みずほは特に組織的にやったということが明らかになっ...全文を見る
○大門実紀史君 是非、次の社会問題になりつつありますので、大臣が言われたような姿勢で取り組んでいただきたいと思います。  これで質問を終わります。
04月27日第174回国会 参議院 財政金融委員会 第12号
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○大門実紀史君 大門でございます。  今回の法案は、一定の利用者保護、規制強化ということで賛成でございます。  何点かに絞って質問をいたします。  デリバティブの先物オプション、スワップ等は私もこの委員会で取り上げてきましたけれども、特に店頭取引で大変リスクが高くなっている...全文を見る
○大門実紀史君 是非、中小企業に対する押し付け販売等で問題になっておりますので、この不招請勧誘を導入するという点で検討を進めてもらいたいというふうに思います。  もう一つは、今地方銀行でこういう商品デリバティブ取引の開始あるいは取扱商品を増やすという動きが活発化しております。実...全文を見る
○大門実紀史君 それはそれで結構なんですけど、私がお聞きしたのは、不招請勧誘、商品デリバティブの中小企業に対する不招請勧誘の禁止、これがどうなるのかということで、恐らく今は検討材料に入っていないと思うんですけど。  もちろん、おっしゃったとおり、優越的地位でいきますと適合性の原...全文を見る
○大門実紀史君 是非、中小企業への不招請勧誘禁止も早急に検討を具体化してほしいなというふうにお願いをしておきたいと思います。  銀行がこういうデリバティブを中小企業に販売する場合は、特にまた優越的地位の濫用がないかということですね。特に融資先への販売が一番問題になるわけです、押...全文を見る
○大門実紀史君 よろしくお願いいたします。  次に、金融商品の販売にも関連するんですけれども、日本郵政の問題を取り上げたいというふうに思います。  この間の予算委員会、財政金融委員会で、日本郵政、ゆうちょ銀行、郵便局会社が契約社員の方に販売のノルマを与えて、達成できなければ首...全文を見る
○大門実紀史君 日本郵政という、郵便局は、やっぱり西川さんのときにかなりもうカルチャーがおかしくなったと私は思っております。現場のモラルがかなり低下して、もうけ主義といいますか成績主義になってしまったなと思っているところですけれども、その点でいきますと、二〇〇九年の十二月に金融庁...全文を見る
○大門実紀史君 その業務改善命令のとき私も驚きましたけど、本当に郵便局の中がなあなあの世界になっているといいますか、その中で横領とかいうことが生まれているということでございます。いかにモラルが低下しているかですけど、今日は、そのモラルの低下の甚だしい例として新たな実例を取り上げた...全文を見る
○大門実紀史君 こちらが調べたところ、そういうことなんですけれども、バーツというのは罰のことですね。具体的には罰金を意味するそうでございます。販売目標が達成できなければ罰金を取るという制度でございます。これはまた金額を表しまして、一バーツが一円ということで、タイのレートとは違うん...全文を見る
○大門実紀史君 そうですね、お客さまサービス部長の服部さんという方でございます。  この中身も非常に気になるところいっぱいあるんですけれども、このインセンティブ、真ん中の方にですね、上はずっと達成しよう、達成しようとあるんですけれども、インセンティブ(ビクトリー賞)というのがあ...全文を見る
○大門実紀史君 このお金は支社から出ていると。これは監督指針で、金融商品、リスクのある金融商品の販売のときに給与とか報奨金とかと連動させてはいけないというのを御存じなかったのかと。監督指針に触れますので、そういうことをやっていたということでございます。  もう一つは、この真ん中...全文を見る
○大門実紀史君 それは虚偽の報告ですね。これは罰金、さっき言ったみんなから集めた罰金です。みんなから集めた罰金で飲み会をやっております。それ、虚偽の報告でございます。もちろん、そこに若干支社からのお金入るかも分かりませんが、基本的には、何のために罰金を集めるかというと、結局は飲み...全文を見る
○大門実紀史君 そうしたら、全部調べ直していただかないと。国会に対して私は調べて今日教えてくれということで、虚偽の報告をしておりますね。首飛びますよ、国会に対してうそついたら。  その三万というのは、わずかな短い間のことだけで、ずっとこれやってきているんです。申し上げますけど、...全文を見る
○大門実紀史君 普通、販売促進で頑張ろうと言えば、堂々と名前を使えばいいんですよ。なぜこういう隠語を使うかですね。何が国際ボランティアなのかと。こういう隠語を使って罰金を取って裏金をつくって、局長も一緒だったかどうか知りませんが、部長が自分の取り巻きと、時にはいろんな人を連れてい...全文を見る
○大門実紀史君 大臣おっしゃるとおりでございます。ただ、悪気か浅知恵かとなるんですけれども、やはり慣れてきちゃうと、そのお金を部長の取り巻きだけで飲みに行こう、使っちゃおうと、悪くなっちゃうんですよね。これがさっき言った横領とか何かに全部共通する、私物化といいますか、その局は自分...全文を見る
○大門実紀史君 もう質問をすることはこれで終わりましたけれども、とにかく今回の法案だけではなくって、いろんなことをやらないと契約者、利用者は守れないということで引き続き御努力をお願いして、私の質問を終わります。  ありがとうございました。
05月10日第174回国会 参議院 決算委員会 第8号
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○大門実紀史君 大門でございます。  先ほどの亀井大臣の御見解には心からエールを送っておきたいというふうに思います。  今日は、私の方は、普天間基地問題が焦点になっておりますけれども、米軍再編そもそもが問い直されているということもあるかと思いますが、決算委員会ですので、米軍再...全文を見る
○大門実紀史君 せっかくお疲れのところ来てもらったのに、ちょっと意外な榛葉さんらしくない答弁だなと私は思います。  要するに、問題は、今も基地の交付金ってあるわけですね、これ以外に。これは、何度も申し上げませんけれども、民主党があれだけ批判をした、お金で賛成させようという意図が...全文を見る
○大門実紀史君 榛葉さん、こっちの方を向いて答弁してもらえませんかね。  菅財務大臣、副総理として、このままの形でいいんでしょうか、この米軍再編交付金。何も見直す必要がないというお考えでしょうか。随分違うなと。この野党のときの言っていることと与党になって変わるというのは、幾つか...全文を見る
○大門実紀史君 また一つ何のための政権交代かと問われることに私はなるんではないかというふうに思います、こんな重要な問題一つ直せないということではですね。  今日は、こういう交付金が、税金の使い方としても大変ずさんなものになるという点で、中身の問題をちょっと触れますけれども、これ...全文を見る
○大門実紀史君 榛葉さん、それ自分で調べたんじゃないでしょう。すべて私に説明したのと同じことを聞いてしゃべっているだけですよ。じゃ、この議事録は何なのかと。じゃ、あれですか、市議会でうその説明をしたんですか。誤解を与えるって、誤解じゃないです。再三確認して言われたんだと言っている...全文を見る
○大門実紀史君 現場の責任に今度はするわけですよね、現場の。市谷の防衛省と確認したということをこの議事録で言っているわけだから、榛葉さん、そんな慌てなくていいですから、もう一、二回やりますので、ちゃんと調べてくれません、榛葉さんの頭で。榛葉さんの頭で、自分で見て。私は今日申し上げ...全文を見る
○大門実紀史君 終わります。
09月09日第175回国会 参議院 財政金融委員会 閉会後第1号
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○大門実紀史君 大門でございます。昨日までヨーロッパにおりましたので、この十分の質問のために戻ってまいりましたので、どうぞよろしくお願いしたいと思います。  現在、今日もありましたけれども、為替相場を決定する、まあいろいろあっても一番の条件は金利の金利差の問題だというふうに思い...全文を見る
○大門実紀史君 そこで、その雇用というのは何にも否定しません。今、円高で企業が厳しいですから、企業に必要な支援をするということも重要です。雇用を生んでもらうと。ところが、今までもそれは何度も言ってきたことであるんですが、その雇用の次なんですね。ここがヨーロッパとの違いでございまし...全文を見る
○大門実紀史君 白川さんにも同様の趣旨で聞きたいんですけれども、要するに、こういう円高・株安対策の議論というのは、この委員会ではこの十年間もう何回も何回もやられて、同じような議論があります。毎回、日銀にあれやれこれやれとか、打つ手が遅いとか、後手に回っているとか、もう毎度のように...全文を見る
○大門実紀史君 一言だけ。いま一言だけ。  ヨーロッパは確かにそうですけれども、社会的なセーフティーネットがあって、失業しても所得が保障されるというのがあるから購買力が落ちなくてデフレにならないというのがありますので、その点は踏まえていただきたいと思います。  ありがとうござ...全文を見る
10月25日第176回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○大門実紀史君 日本共産党の大門実紀史でございます。  本日は十分しかございませんが、経済問題の核心に触れたいというふうに思います。  現在の深刻な経済危機を打開するためには、企業サイド、特に大企業にため込まれている巨額の内部留保をどう経済全体に還流するかということが重要でご...全文を見る
○大門実紀史君 私どもも雇用を増やすことは否定しておりません。ただ、低賃金の非正規雇用が増えるだけでは賃金全体の下請圧力になってしまって、このデフレが脱却できない最大の原因でございますので、雇用と賃金の引上げを両立して今進めることが非常に重要だということを申し上げたいわけでござい...全文を見る
○大門実紀史君 いや、指定していません。総理しか指名していません。どうぞ。
○大門実紀史君 是非、提案もしていきたいというふうに思います。  それと、賃金助成じゃないんですよ、ほかの国は。日本は賃金奨励金という形の賃金助成なんです。賃金助成という形より難しいんです、実務負担も含めて。もっと違う形の抱き合わせ措置が必要だと、それが世界の取り組んできた例だ...全文を見る
10月26日第176回国会 参議院 財政金融委員会 第3号
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○大門実紀史君 大門でございます。今日は税制について何点か質問をさせていただきますが、その本題に入る前に一点だけ確認をさせていただきます。  今年三月のこの委員会の質問で、私は国税庁の非常勤職員の問題を質問いたしました。つまり、異常な雇用契約、形態になっていると。ほかの省庁は一...全文を見る
○大門実紀史君 大門、大門って言っていただいてありがとうございます。  これは、現場の運動もございますし、むしろ当時の菅財務大臣が機敏に問題点とらまえていただいてすぐ対処してもらったというのが一番大きいと思っておりますので、この点はさすがは菅さんだなと思っております。是非お礼を...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございます。  じゃ、本題に入ります。  まず、この間、いろいろちょっと変化といいますか、議論が出てきております証券優遇税制の問題でございます。お手元に資料をお配りをいたしました。私、この証券優遇税制を早くもう廃止するべきだということをもう四年前から...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございます。  それで、具体的にこの証券優遇税制の問題ですけれども、政府税調の専門家委員会の方では、この証券優遇税制は廃止すべきという意見がほとんどということがこの間出てきております。具体的には政治家野田大臣がトップの政府税調でどうされるかということだ...全文を見る
○大門実紀史君 しっかり議論というのはもちろん当たり前だと思うんですけれども、専門家委員会がもう廃止でほとんど一致というのはかなり強い意見だと思います。神野先生は所得再分配をきちっとやるべきだという方でございますから、正確な正しい方向の議論をされていると思いますけれども。尾身大臣...全文を見る
○大門実紀史君 分かりました。今日はもうこれ以上申し上げませんが、是非、廃止のきっかけでございますので、こんなものは何の、大体これが金融の活性化につながるなんて、つながらないですよ、こんな超高額の人たちだけやったって、ほかの理由ですよね、金融を活性化するとしたら。こんなことは、金...全文を見る
○大門実紀史君 今おっしゃったのは、いわゆる消費税も含む大きな税制抜本改革で、それが三年というのもまたいろんな意見が出るかも分かりませんけれども、もっと早くやれと言う方々もいるわけですから、私たちは消費税は異論がありますけれども。この話は、もちろん所得税全体の環境といえば環境なん...全文を見る
○大門実紀史君 多分その抜本改革ということとは別に私はこれはなってくると思いますけれども、いずれにせよ、早期に決着、結論を、重ねて申し上げますが、財務省の無策、ほったらかし、放置してきたことの早くきちっとするという話でございますので、これからどうするという抜本改革、税制とはちょっ...全文を見る
○大門実紀史君 国際連帯税の一つがトービン税構想でございます。国際連帯税について言えば、超党派で、私も入らせてもらっていますが、議員連盟をつくって、まず航空税の方からというのがありますけれども。  技術的に何が可能かというのは確かにあります。トービン税がその収益で世界の貧困をな...全文を見る
10月28日第176回国会 参議院 財政金融委員会 第4号
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○大門実紀史君 大門でございます。  今日は税務行政の現場の問題を取り上げたいと思います。この不況で中小業者の税の滞納が増加をしております。それに対する税務署の取立て、差押えの問題でございます。  最初申し上げておきますけれども、もちろん悪質な滞納、故意の滞納、こういうものに...全文を見る
○大門実紀史君 対応はもちろんそれで結構ですけど、この松戸の例は、要するに市民税も滞納されていたというすごいプレッシャーがあったんですけれども、市民税の方は分納を認めてもらって何とか。この松戸税務署に国税の方の滞納に行ったら、十月四日の時点で一括で払えと、せいぜい二、三回に分けて...全文を見る
○大門実紀史君 野田大臣にお聞きしたいんですけれども、もちろん、さっき言ったように悪質な税の滞納も中にはありますから、そのときに厳しく対応することは何も否定しておりませんが、ほとんどもう今払いたくてもどうしても滞ってしまう人が相当、数字の上からもそうですよね、かなり増えている中で...全文を見る
○大門実紀史君 田中次長さんはなかなかいい姿勢のようですので、お願いしておきたいんですけれども。  資料をお配りいたしましたけれども、これは札幌管内で差押えの予告書として実際にある税務署で配られたものでございます。差押予告書というのは、これはもう最後通牒みたいなものでございまし...全文を見る
○大門実紀史君 終わります。
11月11日第176回国会 参議院 財政金融委員会 第5号
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○大門実紀史君 大門でございます。  今回の改正は当面の現実的な措置ということで全会一致で賛成ということになると思いますけれども、ただ、自主共済の適用除外について、この委員会で何度も取り上げてきた議員の一人として一言申し上げたいのは、これで何かすべてが解決するわけでもありません...全文を見る
○大門実紀史君 今申し上げた点は基本的なことですので、引き続き議論はしていかなきゃと思いますが、時間がないのでちょっと具体的な点をお聞きしますね、実務的なんですけれども。  今回、任意団体が法人格を取得する場合、共済事業を包括的移転ということになるわけですけれども、これは自見大...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございます。非営利型の法人になった場合は、包括移転をしても税負担は生じないということでございます。  最後に、私は労働組合出身でございまして、労働組合も共済事業というのはやっております。私自身もかかわってきましたけれども、現在、労働組合の共済事業につい...全文を見る
○大門実紀史君 もう質問を終わりますが、いろんな団体が長い歴史を持って助け合いの共済事業をやってこられて、これでさっき言ったようにいろんなことが解決されるわけじゃありませんので、引き続きいろんな要望を丁寧に聞きながら運営して進めてもらいたいということを申し上げて、私の質問を終わり...全文を見る
11月22日第176回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○大門実紀史君 大門でございます。  今日は、午前午後に分けて税の問題を質問させていただきます。  一言申し上げますと、この間、閣僚の失言が相次いでおります。まさに稚拙の極みだというふうに思いますけれども、人格の形成が間に合わなかった大臣が多い中で野田大臣はそれなりに品格を保...全文を見る
○大門実紀史君 今後の社会保障財源を考えると税収を増やさなきゃいけないというのは確かでございますが、どうも消費税ありきの議論がされていると。そもそも社会保障の財源として消費税が財源としてふさわしいのかどうかよく考えるべきだというふうに私は思っております。  本来、税、社会保障に...全文を見る
○大門実紀史君 社会保障財源は応能負担でやるべきではないかという、そもそも論を伺ったんですけれども。
○大門実紀史君 資料一をお配りいたしました。これは政府の年次経済報告書から抜粋して作ったグラフでございます。  海江田大臣、ちょっと内容を説明していただけますか。
○大門実紀史君 ありがとうございます。  日本は税の再分配効果がこんなに低くなっているということを前提に考えるべきだというふうに思います。  資料二枚目に用意いたしましたけれども、再分配効果がOECD最低というのは、要するにお金持ちから税金を余り取っていないということでござい...全文を見る
○大門実紀史君 これは税調の資料ですけれども、私の本に載せた資料でございまして、それを税調で議論してもらっているというのは大変光栄でございますけれども、税調でもこれは見直すべきだという議論がかなりされております。見直すというか、もう廃止をすべきだという議論がされておりますが、もう...全文を見る
○大門実紀史君 先ほど、冒頭申し上げたように、慎重な言い回しも結構なんですけど、やっぱりこれは政治的なメッセージもありますので、廃止に向けて、延長しないことに向けて大詰めの議論がされているというふうに理解してよろしいでしょうか。
○大門実紀史君 今日申し上げたかったのは、社会保障の午後は企業負担を取り上げますけれども、社会保障の財源というのは、社会保障、税と一体で再分配効果がございますから、取る方も応分の負担、あるいはきちっと企業責任を果たしてもらうと。午後取り上げますが、ヨーロッパはそういうことをきちっ...全文を見る
○大門実紀史君 大門でございます。  先月の予算委員会で総理に、最低賃金の引上げを中小企業支援策と併せて内需拡大策の経済対策としてとらえるべきだという質問を申し上げました。総理はそれに対して、大変魅力的な提案だと、また経済効果について調べてほしいという御要請もいただきました。せ...全文を見る
○大門実紀史君 総理と意見が合いそうなのはここまででございまして、今日は財政の集中審議でございますので、社会保障財源について議論をしたいというふうに思います。  政府・与党は検討本部というのを設けて、今後の社会保障の財源をどうするかという議論を開始されております。年内に中間の取...全文を見る
○大門実紀史君 自民党政権のとき、よくこういう資料にけちを付けるというやり方をやったわけですが、これは言っておきますけれども、欧州委員会の統計局の資料をそのままグラフにしたわけですよ。その一々細かいややこしい話を時間のないときにやらないで、正面から答えてくださいよ、正面から。間違...全文を見る
○大門実紀史君 とにかく社会保障財源は、余裕のある、総理も認められた余裕のある企業、特に大企業にきちっと負担させるべきだということを申し上げて、私の質問を終わります。
11月26日第176回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○大門実紀史君 大門でございます。  今日は、政党の公約とは何かという観点で総理に質問したいというふうに思います。  民主党は後期高齢者医療制度の廃止を掲げて政権に着かれました。現在、後期高齢者医療制度に代わる新しい制度は、厚労省の高齢者医療制度検討会議で検討されております。...全文を見る
○大門実紀史君 今日は時間もありませんので、いろんな細かいことお聞きしません。  総理の認識として、お年寄りを別建て、別勘定にしてお医者さんにかかりにくくする、受診抑制をさせるというこの別勘定の仕組みが、野党一緒のときにみんなで反対した、一番批判された、私たちも批判してきたとこ...全文を見る
○大門実紀史君 もう時間が来てしまいました。  とにかく、こんな新制度はきっぱり撤回して、別建ての、別勘定の仕組みをなくすということが本当の廃止の意味でございますから、そういう廃止を求めて我が党は引き続き頑張っていくということを申し上げて、質問を終わります。  ありがとうござ...全文を見る