大門実紀史

だいもんみきし

比例代表選出
日本共産党
当選回数4回

大門実紀史の2011年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月23日第177回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
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○大門実紀史君 日本共産党の大門実紀史でございます。お忙しい中、本当にありがとうございます。  今日は本当にすばらしい公述人がそろわれたというふうに思います。十年ぐらいここで、公聴会で質問していますけど、大抵は御用学者的な方が多いんですけれども、今日はどなたも政府の肩を持たない...全文を見る
○大門実紀史君 どうもありがとうございました。
03月24日第177回国会 参議院 財政金融委員会 第3号
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○大門実紀史君 大門でございます。  もう時間が少ないので被災者の方々の具体的な問題についてだけお聞きしますが、簡潔にお答えをいただきたいと思います。  とにかく今回の大震災は未曽有の規模でございまして、死者、行方不明が二万人を超えるというところで、家屋の倒壊なども膨大な数に...全文を見る
○大門実紀史君 ちょっと大臣、ちょっと申し訳ないんだけれども、時間短いから、よく質問を聞いてもらって、業界の取組がどうなっているかだけ聞いたんで、業界の取組一言しかないんですよ、それだと。  もう時間がないんで、ちょっと事務方にも言っといたんだけど、ちょっと簡潔な答弁を、答弁書...全文を見る
○大門実紀史君 だからそれは、それはあくまで言ってきたら払う仕組みの範囲ですよと言っているんですよ。今言ったケースはどうするんですかということをお尋ねしているんだけど、だからその次の答弁書読んでください。──分かってないよ、何やってるか。何やってるんだ、何を。しっかりしろよ、しっ...全文を見る
○大門実紀史君 要するに、今大臣からもありましたとおり、この日本の生保、損保は大変たちが悪いんですよ。今までも相当不払事件を起こしておりますし、この委員会で何度も取り上げた第一生命始め、損保ジャパンも十二月に五億円以上ですか、不払を起こしました。そういう体質を持ったところが、お手...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございました。  終わります。
03月24日第177回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第2号
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○大門実紀史君 大門でございます。  蓮舫大臣、お疲れさまでございます。  風評被害に絞って質問いたしますけれども、もちろん食品安全の観点から、放射能汚染の農産物などを消費者に知らせるとか出荷停止は、これ当然のことでございます。問題は、安全な農産物まで、今大臣からお話あったと...全文を見る
○大門実紀史君 東海村のジェー・シー・オーのときにこの問題が起きて、風評被害も因果関係がはっきりした場合は補償されるという実例が、もう事例がございますので、ただ現地の農家の方々はこういうことを御存じではありませんので、どうなるどうなるということで大変な不安があるので、因果関係を後...全文を見る
○大門実紀史君 そんなこと聞いていない。誰が直ちにと言ったんだと言ったんだよ。誰が直ちにと言ったと聞いているんだ。そんなこと聞いていない。
○大門実紀史君 いいんですか。後で予算委員会ありますから、私聞きますよ。官房長官が自分の責任で直ちにという言い方をしたの。誰かが文書を用意したんじゃないの。共通してみんな言っているじゃないか。はっきりさせなさいよ、それ。  今日は時間がないのでほかの場でやろうと思いますけれども...全文を見る
○大門実紀史君 終わります。
03月25日第177回国会 参議院 財政金融委員会 第4号
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○大門実紀史君 昨日から日銀の国債引受けが議論になっております。先ほども西田さんからございました。私は大体西田さんとは意見がほとんど合うんですけれども、この問題だけはかなり見解が違うなと思います。  振り返れば、日銀に国債を引き受けさせろという話は、もうこの十年来絶えず出てきて...全文を見る
○大門実紀史君 昨日もございましたけれども、一定まあ良識のある提案の中で、銀行券ルールの範囲内ならばそういうこともやるべきではないかという御意見もあったりするわけですけれども、私はこれも慎重に考えなきゃいけないと思っているんです。  銀行券ルールもこの委員会でさんざんいろんな議...全文を見る
○大門実紀史君 終わります。
03月28日第177回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○大門実紀史君 私も昨日まで福島県に入って、この原発災害と言ってもいいと思いますが、苦しむ方々のお話を伺ってまいりました。  まず、農水大臣に伺います。  農産物の出荷停止でとうとう自殺者が出ました。福島県の須賀川市でキャベツを作っていた、仮にTさんとしておきますが、六十四歳...全文を見る
○大門実紀史君 それはあれですか、後から損害賠償を受けることを前提に立替えという考え方ですか。
○大門実紀史君 是非具体化を急いでもらいたいと思います。  あと、風評被害の防止も一刻を争う問題でございますが、これはもう現地の福島のJAや農家の方々から出た要望をそのままお伝えいたします。  第一に、安全なものは積極的にアピールをしてほしい、打ち出してほしいということで、県...全文を見る
○大門実紀史君 今言われたこと、是非具体化してほしい、具体的に手を打ってほしいと申し上げておきたいと思います。  資料をお配りしましたが、資料の二枚目にございますけれども、原発事故の避難地などにある事業所が休業状態に入って、そこで働く労働者の賃金補償の問題ですけれども、これも原...全文を見る
○大門実紀史君 もうちょっとはっきり、大塚さんの方がいいですかね、説明してもらえますか。
○大門実紀史君 ありがとうございます。先週金曜日に質問通告しただけで対応策が取られるという、厚労省にしては大変機敏な対応だと、これは全て、大塚さん頑張ってもらいたいなと思います。  私は福島県相馬市の原釜漁港に行ってまいりましたら、そこは全滅です。漁港がもう全壊です。漁師さんが...全文を見る
○大門実紀史君 分かりました。  三月十九日に厚労省は災害救助法の弾力運用についてという通知を出されました。これは、そういう原発からの避難者が、その避難先が旅館、ホテルなどの場合、一日五千円程度の実費を支給するという弾力運用でございます。ところが、福島県ではこの対象を、避難者に...全文を見る
○大門実紀史君 是非県庁の方に徹底をしてもらいたいと思います。  午前中、財務大臣は、今回の原発事故の第一義的責任は東京電力にあると、当然損害賠償の金も第一義的に東京電力が支払うべきとお答えになりましたけれども、そういうことをもう一度確認したいと思いますが。
○大門実紀史君 しかし、実際はそういう仕組みになっておりません。資料の一枚目を御覧いただければ分かりますけれども、この政府補償契約というのは東京電力が第一義的に支払う仕組みになっているんでしょうか。文科大臣、いかがですか。
○大門実紀史君 いや、この仕組みはそうじゃないでしょう。国民の税金を使って先に損害賠償をする仕組みじゃないんですか。
○大門実紀史君 どっちが先に出すんですか。国民の税金なんですか、東電なんですかとお聞きしているんですよ。
○大門実紀史君 この契約説明できる人、説明してください。違いますよ。大臣は分かっていないの。
○大門実紀史君 私は大きな勘違いがまだあると思うんですけれども、これ、あしたちょっと総理に聞こうと思っているんですが、一義的には東電にあると言いながら、まず国民の税金で損害賠償するんですよ。東電は後になるんですよ。もちろん、規模が大きいから東電も後で払うことになると思いますけれど...全文を見る
○大門実紀史君 ちょっと財務大臣にお聞きしたいんですけれども、国民の税金を使ってまず損害賠償をする、後で東電がそれで足りない分を払うという、仕組みがそうなっているんですよね。こんなことは国民納得すると思いますか。
○大門実紀史君 これはどういうことかといいますと、要するになあなあで、これは一応補償料を払っているんですよ、東電は、一年間に僅か三千万円ぐらいね。これを払っているだけで、いざというときは国が出してやるよという、そういう契約になっているんですよ。どうせこんなことは起こらないだろうと...全文を見る
03月29日第177回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○大門実紀史君 昨日のこの委員会で報告されました福島原発事故報告書の二枚目なんですけれども、そこに想定外の津波により今回の事故が起きたという記載がございます。  そこで伺いますけれども、一号機から四号機が想定していた津波というのは何メーターなんでしょうか。
○大門実紀史君 今回観測された津波は何メーターでしょうか。
○大門実紀史君 先ほど言われた三・一メートルの想定というのは、今から何年前に想定したものですか。
○大門実紀史君 何年前ですか。
○大門実紀史君 要するに、四十五年前の甘い想定のまま現在まで放置されてきたということでございます。  今まで我が党の、資料を配りましたけど、地元の共産党の県委員会、あるいは、国会では吉井英勝衆議院議員が繰り返し繰り返し、また市民団体も、要するにチリ地震、あの津波のレベルが起きた...全文を見る
○大門実紀史君 これだけの大事故が起きたわけですから、この原発推進、安全軽視の今までの原子力行政そのものを抜本的に転換すべきだと思いますが、総理、いかがですか。
○大門実紀史君 海江田大臣にお願いしたいんですけれども、もう全国にある原発も決して安全とは言えないと思いますので、この機会に総点検をしてほしいと思いますが、いかがですか。
○大門実紀史君 復興財源どうするかという話でございますが、経団連の会長が昨日、もう法人税減税はやめてもらって結構と、復興財源に充ててほしいとおっしゃいました。この際、もうはっきり、大企業向けの法人税減税きっぱり中止すべきだと思いますが、野田大臣からは伺ったことがございますので、総...全文を見る
○大門実紀史君 いや、その中の一つじゃなくて、はっきり経団連会長までおっしゃっているんだから、この法人税減税についていかがですかと、これをどうするんですかと伺っているんですけど。
○大門実紀史君 また、こういうときですから、特に株取引で大資産家ほど優遇されるあの証券優遇税制ですね、これも見直すべきだというふうに思います。そんなお金があれば、とにかく本当被災者支援に回すべきだと、株取引している人だってこんなときに税金まけてくれなんて言わないと思いますよ。優遇...全文を見る
○大門実紀史君 自見さん、もうちょっと浮いていますよ。もうそんなことを今誰も言っていないですよ。経団連だって、競争力と言っていたのが、もうこのときだからといって復興財源に使ってくれと言っているんでしょう。あなた、政治家として判断しなさいよ、そんなの読まないで。国民新党は何のために...全文を見る
○大門実紀史君 復興してこそ金融市場も活性化するんですよ。復興が先なんですよ。何でそんなことも分からないんだ。  幾ら言っても分からないみたいですから。元々、財務省はこの証券優遇税制の延長に対して否定的でございました。政府税調もほとんどやめるべきだと言っていたわけですね。ここは...全文を見る
○大門実紀史君 総理、民主党政権は格差を縮小するというのもテーマで政権を取られたわけですけれども、これ非常に格差を広げている原因だと、この証券優遇税制はね。これは財務省も認めてきたことなんですね。是非、その点もありますから、総理としてもこれは見直しの対象に入れてもらいたいと思いま...全文を見る
○大門実紀史君 もう一つ、昨日のこの予算委員会で取り上げたんですが、資料の二枚目なんですけれども、要するに、もう時間がないので簡潔に言いますと、福島原発の事故の損害賠償責任は第一義的に東京電力にあるわけですけれども、実質的な仕組みとしては、政府が補償契約を結んで国民の税金で先に支...全文を見る
○大門実紀史君 分かりました。終わりますけれども、そういう仕組みになってない、実質的になってないということ、これは当該委員会でも引き続き追及していきたいと思います。  ありがとうございました。
○大門実紀史君 日本共産党を代表し、二〇一一年度総予算三案に反対の立場から討論を行います。  住宅を始めとする生活基盤や仕事を失った被災者からは、救援とともに国による復興のための一刻も早い補償が切望されております。また、原発事故による農業への深刻な打撃、先行きの見えない避難生活...全文を見る
03月30日第177回国会 参議院 財政金融委員会 第6号
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○大門実紀史君 大門でございます。  まず、法案に対する態度を先に表明しておきたいと思いますが、関税は、賛成できる部分もございますけれども、加工再輸入減税制度など、現場の中小零細業者から困るという声もありますし、幾つか問題点がありますので、反対ということでございます。  次に...全文を見る
○大門実紀史君 執行停止というふうに恐らくなると思うんですけれども、その後はどうなるのか、執行停止のままずっと続くのか、どうなっていくのか、ちょっと説明してください。
○大門実紀史君 要するに、チャラになるということでございますね。  被災地の方々はまだこういうことも知らずに、ひょっとしたら家も何もお店もなくなったのに、更に請求されて処分を受けるとか、責め立てられるんじゃないかという不安が現実に広がっておりますので、是非、もう調べれば分かるわ...全文を見る
○大門実紀史君 是非お願いします。  それと、国税庁のホームページには災害等に遭ったときというお知らせのところがあるんですけれども、そこには納税猶予とかのことは書いてあるんですけれども、今おっしゃいました滞納処分の執行停止については一切載っておりません。これがここに書いてあれば...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございました。  次は、借金の問題なんですけれども、今申し上げたような、お店とか事業所とか丸ごとなくした中小業者の方々、中小企業というのは常に借金しながら営業してきておりますから、今回の事態で家もお店も事業所もなくなって、残ったのは借金だけという事態に...全文を見る
○大門実紀史君 東北の財務局長の話程度だから、そんな認識じゃないかと思うんです。  要するに、もうなくなっちゃっているんですよ、町が。宮城でいえば、若林区見てきましたけど、もう泥の海なんです。何もないんです。そんな条件変更とか、返済猶予とか、リスケとか、そんな話じゃないんですよ...全文を見る
○大門実紀史君 いろんな重要なことを言われましたけれども、本当にそれをやっぱり特別立法というか今までにないスキームでやらなければいけないと。必ずしもその債務全部をチャラにするだけじゃなくて、債務も減らして、そして今言ったいろんな補償で生活できるようにして立ち直ってもらうといういろ...全文を見る
○大門実紀史君 全然違いますのでね。阪神・淡路も大変でしたけれども、全然、周りが支援できるような震災と、全部が壊れてしまった今回と違いますので、よく考えてもらいたいと思います。  最後に、私、資料をお配りいたしましたけれども、原子力損害賠償制度を予算委員会で取り上げてまいりまし...全文を見る
○大門実紀史君 もう終わりますが、今おっしゃったとおりだと私思っています。農水省が農業だけじゃなくて営業被害全体に対して先へ進んだわけですから、是非、今言われたように、全体の営業被害についてまとめて手当てをするという点を検討していただきたいと思います。  ありがとうございました...全文を見る
04月06日第177回国会 参議院 災害対策特別委員会 第3号
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○大門実紀史君 大門でございます。  昨日まで岩手県の大船渡、宮城の気仙沼、石巻というふうに回ってまいりまして、漁協の皆さん、中小企業の皆さん、経営者の皆さん等々の意見を聞いてまいりましたので、時間の関係がありますけれども、幾つかに絞って質問したいと思いますので、是非簡潔な答弁...全文を見る
○大門実紀史君 大変柔軟ないい対応をしていただいたと思っていますので、これもよろしくお願いします。  次に、中小企業の借金返済、金融の問題ですけれども、異口同音に言われるのは、何か特例の融資制度を設けていただいても、まず今ある借金、これがある限り借りたくても借りられない、今ある...全文を見る
○大門実紀史君 和田さん、また財政金融委員会で議論したいと思うんですけど、それだと、地域金融機関に公的資金を入れて、体力はそこは強化されるか分かりませんけど、借り手の方のことが解決いたしませんので、それだとさっき言ったことは片方しか解決しない、金融機関の問題だけしか解決しないとい...全文を見る
○大門実紀史君 時間が来ましたので終わりますが、地元という意味は、県だけではなくて、先ほど、今日もありましたが、市町村の人たちはみんな何だと思っているところがありますから、市町村住民も含めて、なおかつ法律の適用はできるんだと、国としてはこういう考え方だということをちゃんと示しなが...全文を見る
04月12日第177回国会 参議院 財政金融委員会 第7号
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○大門実紀史君 大門でございます。  日銀質問に入る前に、ちょっと財務大臣に被災地の緊急の問題で確認しておきたいと思いますが、私、先週、先日、岩手県の大船渡、宮城県の気仙沼、石巻、塩竈と、こう回ってきたんですけど、もう四週間たっていまだ瓦れきが散乱した状態です。なぜ全然手が着か...全文を見る
○大門実紀史君 それを早くはっきりとメッセージとして言っていただくことが大事だったといいますか、要するに国が信用されてないですよね。本当に出してくれるのかなみたいなところで、だからもう被災地の住民の方困っているわけですから、もういろいろ言わないでやれと、後で面倒見るからという強い...全文を見る
○大門実紀史君 是非、もう非常事態ですので、あらゆる手段として日銀としてもいろいろお考えいただきたいと思います。  先ほど、今、白川さんから預金は流出していないというのは、これは全体の資金量でございまして、私が申し上げている、余り名前出すと風評被害になっちゃいますので、幾つかの...全文を見る
○大門実紀史君 私が申し上げているのは、返せなくなった借り手がこのまま行くと、もうたくさんおられるんですよね、もう借りられないし、それで、返す手だても、店も何もないわけですよ。手段がないわけですね。その方々を救うには、この前、和田政務官とは議論したんですけれども、私はやっぱり何ら...全文を見る
○大門実紀史君 大臣おっしゃったように、そういうスキームを含めて、ちょっと発想の転換をして対応してもらいたいなというふうに思います。  復興財源の問題でございますけれども、また後でひょっとしたら日銀に国債を買えという話があるかも分かりませんけれども、私はもう反対でございます。 ...全文を見る
○大門実紀史君 最後に野田大臣に伺いますけど、まだ国債、どういう形でというのはまだ言及しにくいと思いますが、規模からいって、いずれにせよ税のやりくりだけでは難しいなというのが大体の常識的になっておりますが、その際、是非国債の発行は、単に今までの赤字国債の延長で考えるとか、まあ部分...全文を見る
○大門実紀史君 終わります。ありがとうございました。
04月13日第177回国会 参議院 災害対策特別委員会 第4号
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○大門実紀史君 大門でございます。  まず、瓦れきの撤去についてお聞きをいたします。  環境大臣でもございますので松本さんに伺いたいと思いますけれども、前回もちょっと取り上げました、現地に行って、瓦れきがなかなか片付かないのは、要するに現地は、国の負担なのか、自治体が負担する...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございます。速やかな対応をしていただきました。  したがって、先ほどの若林さんが言われた、倒壊した家屋は自分で撤去しても自治体が撤去してくれても出るということに今日の朝なっているわけですから、先ほど検討しますという答弁、違うんじゃないかと、もうやれるん...全文を見る
○大門実紀史君 いや、農水省の誰が作ったんですか、具体的には。事務方ですか。
○大門実紀史君 これは基本方向となっていますけれども、地元の漁協などの意見を聞いて作ったんですか。
○大門実紀史君 いや、そうじゃなくて、基本的な方向と書いてあるわけですね。意見聞く場合、こんな基本的な方向なんて書きませんよ、書きませんよね。あなたそう言われるかも分からないけど、昨日事務方に聞いたら、これは事務方だけでいざというときのために作ったんだというふうな話があったんです...全文を見る
○大門実紀史君 私、先日、気仙沼、石巻で漁協とか商工会議所の方と懇談しましたけれども、そこで出たのは、それぞれの漁港とか町にはそれぞれの歴史と役割分担、水揚げするものも違いますし、いろいろな独自性があると。それが、漁港が、壊滅的打撃が多いわけですけれども、したからといって、何かこ...全文を見る
○大門実紀史君 違うんですよ。昨日、私、事務方に聞いたら、全然聞いていないと。まず事務方だけで既にある事業をイメージ作るためにはめ込んだだけだと。あなたの言っていること違うんだ、事務方が言っているの、聞いていないと。  だって、おかしいでしょう、これ。何で、地元の意見でこんなの...全文を見る
○大門実紀史君 そうじゃないか。事務方が作ったって言ってるんだから。
○大門実紀史君 じゃ、事務方がうそ言ったんだよ。
○大門実紀史君 あなたの官庁じゃないか。
○大門実紀史君 いや、しません。
○大門実紀史君 こんな場所にあるからだよ。
○大門実紀史君 事務方が私にうそ言ったのは事実です。あなたが言った、それぞれの漁協の意見を聞いて作ったと言われるんだったら、私質問しませんよ。事務方はそうじゃないと、事務方だけで十数人で作ったんだと。しかも、総理が言われたあのエコタウンとかなんかとも関係ない、事務方だけで作ったん...全文を見る
○大門実紀史君 もう防災大臣に伺います。  要するに、国の復興会議がスタートということでございますけれども、これも結局、こういう聞いた聞いたと言いながら、私は阪神・淡路のときのことがあるから本当によく考えてもらいたいと思うんですけれども、聞いた聞いたと言いながら、国が作ったプラ...全文を見る
○大門実紀史君 まあそういうことで申し上げたわけですけれども。  ちょっとあなたに注意しておきますけれどもね、事務方に言ってください。勝手に自分の考えでここでしゃべるんじゃなくて、あなたは答弁書も何もなしでしゃべっているじゃないか。事務方の言っているのと違うんだよ、あなた。こう...全文を見る
○大門実紀史君 いいよもう、あなた。何やっているんだ。
○大門実紀史君 何を、あなたこそ何だ、本当に。
○大門実紀史君 もう終わります。いいです。
04月15日第177回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第3号
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○大門実紀史君 大門でございます。  被災地でこの前話を聞いたら、復興に向けての動きが始まっているところでございますけれども、家屋の修繕にしろ仮設住宅の建設にしろ、資材の、建設資材が不足しているということと値段が急激に上がっているということが大変問題になっております。あと、昨日...全文を見る
○大門実紀史君 大変甘い認識だと思うんですね。そういうことを言っている間にどんどんどんどん上がっているわけですから、その三月いつかの資料じゃ駄目なんですよ。  それで、いや、私が言っているだけじゃなくて、四月五日に林野庁とか国交省が緊急調査の結果報告を出されまして、その中に、皆...全文を見る
○大門実紀史君 分からないかな、言っていることが。そんな段階じゃないということを言っているんですね。  手元に日本合板工業組合連合会のホームページを持ってまいりましたけれども、ちょっとライン引いたところは私の方で引きましたけれども、業界自身がこんなことを言っているんですよ。つま...全文を見る
○大門実紀史君 これ一度、昭和四十八年に発動されたことあるんですね、合板で。そのときは一年以上で三割ぐらいですかね。今、一か月でもう一割から二割値上がりしているんだから、そんな調べたりなんかじゃなくて、情報提供とかそんなんじゃなくて、すぐ、おそれがある場合だから、少なくとも政令で...全文を見る
○大門実紀史君 ですから、農水省が合板メーカーに指導するとか、ましてや強い買占め防止法を発動するというのはほとんど期待ができないといいますか、いろいろやっちゃうわけですよね。だからできないんですよ。  そこで、私はやっぱり消費者庁の出番だというふうに思うわけでございまして、消費...全文を見る
○大門実紀史君 いや、預かるんじゃなくて、そういうことが期待されているということで、既にあった議論でございますので、今から預かって考えるんじゃなくて、今までもあった議論でございますので、真剣に、やっぱり何が起こるか分からない事態になってきていますので、考えていただきたいと。  ...全文を見る
04月18日第177回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○大門実紀史君 東京電力の清水社長に伺います。  私はあなたの四月十三日の記者会見をインターネットで見て大変頭にきました。あなたは記者会見で、津波対策はしかるべき基準に従ってやってきたと、つまり土木学会の指標ですね、しかるべき基準でやってきたんだと、ただ、今回のような事故が起き...全文を見る
○大門実紀史君 あなた、お分かりになっていないんだけど、東京電力があんな低い津波しか想定していなかったと。それに対する自己批判、きちっとした責任と謝罪がないと、またやるんですよ。またどこかの甘い物差しをそのままやってきただけだと、うちの責任じゃないというふうになるんですよ。  ...全文を見る
○大門実紀史君 総理、国会での議論もありました。甘い想定でこんな事態を起こしたんだから、その想定の仕方、その程度だったことにやっぱり責任があると、これはもう人災に近いということを国会でも議論があったわけですけど、一向に分かってないですよ、あの人。  総理、いかがですか。いいんで...全文を見る
○大門実紀史君 東京電力というのは事故後の対応も責任重大なんです。  資料をお配りいたしましたけれども、今日も若干議論がありましたが、要するに、いろんな知見があるんですけれども、これは我が党の吉井英勝衆議院議員が衆議院で海江田大臣、保安院に指摘したときに使った報告でございますが...全文を見る
○大門実紀史君 最善の努力をやっていてなぜ爆発してしまったんですか。何を言っているんだ。効率じゃないでしょう、海水入れたら廃炉にせざるを得ないと、駄目にするのが怖かったんでしょう。そういうことじゃないか。何言っているんだよ。  ちょっと時間の関係で、もう要するに、元々ふだんから...全文を見る
○大門実紀史君 もし知っておられたらヘリコプターでちょうどこの時間に現地に視察に行かれましたか。
○大門実紀史君 要するに、全電源を喪失したのは十一日の三時四十二分で、総理がヘリで出発されたのは十二日の六時十四分ですよね。申し上げたいのは、この図にしたとおり、この全電源の喪失から十数時間というのが、これがもうポイントなんですよね。この一瞬一瞬の判断、それも、しかも適切な判断を...全文を見る
○大門実紀史君 私はあえて、総理、御存じなければ、今はどうですかということをお聞きしているんですよ。今でもまだそんなことをおっしゃって。もしあのときにいて、総理が、あんな東電ですから、早くベントやれと、早く海水注入やれと指示していたらあの爆発は起きなかったかも分からないんですよ。...全文を見る
04月21日第177回国会 参議院 財政金融委員会 第8号
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○大門実紀史君 大門でございます。  今日の出席要求一覧に、私のところだけ自見大臣が抜けておりますけれども、これは特に他意はございませんので、何かの手違いで、どうぞお帰りになりませんように座っていてください。  今回、金商法の改正案の審議ですけれども、まず申し上げたいのは、こ...全文を見る
○大門実紀史君 それは今までの流れでいくと、損害賠償でいずれ営業被害も請求できる関係にはあるわけですが、そういうことでいきますと、農水省なんかはそういう立替払的なつなぎ融資ということを考えております。そういう点で、ほかも一緒ではありませんので、特別にそういう損害賠償の対象にもなっ...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございます。まあ十七日の時点ですから、まだこれから上がってくるのかも分かりませんが、上がってきた場合、是非、前向きにとおっしゃいましたが、よろしくお願いしたいと思います。  もう一つは、これもこの間取り上げてまいりましたし、今日も野上さんから二重ローン...全文を見る
○大門実紀史君 今大変重要なことを言われましたね。それが被災地の地域の金融機関に、ああそういうふうに考えていいんだということが伝われば、もう人を見てやりますから、この人なら大丈夫だと思ったら、一年以内じゃなくても、もし一年以内だと努力はしてもさっき言ったいろんな事情があるわけです...全文を見る
○大門実紀史君 私の方も、現地、金融機関、この紙回っておりますので、国会議事録も含めてやりますけれども、やっぱり金融庁からそういう点で知らせてほしいなと、それは是非お願いしておきたいというふうに思います。  もう一つは、この資料でいえば右側の話なんですけれども、仮に今言ったよう...全文を見る
○大門実紀史君 この十年がネックになっていますので、これが十五年になっただけで相当の人が借りられるとかそういうことになりますので、是非早く検討してもらいたいと思います。  もう一つはこの災害復旧貸付け、最後の質問ですけれども、これそのものの利息ですね、これはなぜこんなときに利息...全文を見る
○大門実紀史君 じゃ、最後に櫻井さんにお願いだけしておきます。  今の話は全て無利子ですから国の財政措置が必要でございますので、財務省に、既に全体の無利子の方は若干話が行っているかも分かりませんけど、話が来たときは前向きに対応してほしいと思います。一言あれば。
○大門実紀史君 終わります。     ─────────────
04月26日第177回国会 参議院 財政金融委員会 第9号
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○大門実紀史君 大門でございます。  ちょっと通告はしておりませんけれども、先ほど佐藤ゆかりさんの質疑の中で野田大臣の答弁がおかしいなと思いましたので一言言いたくなりましたけれども、佐藤ゆかりさん、大変重要な指摘をされまして、中小業者の純損失の繰越しとか繰戻しというのがあります...全文を見る
○大門実紀史君 また後ろからペーパーが来てつまらないことを読まないで、関係ないんです、そんなことは。青にしたらどうかとか、そんなことを言っている場合じゃないんですよ。後ろからそんなつまらないのを出すからおかしな議論になるんですよ。政治家が判断すればいいんです、こんなことは。  ...全文を見る
○大門実紀史君 野田大臣にも伺いますけれども、公庫全体で財務省もかかわりますので、やっぱり十年というのは、ゼロからのスタートだったら返せなくはないと思うんですけれども、さっき、今日もあったように、過去の借金と合わせて返すというと、十年だと倍の返済額になって返済計画の見込みが立たな...全文を見る
○大門実紀史君 もう時間が来たので終わりますが、是非全体の方も二十年ということで実現してほしいと思います。  終わります。ありがとうございました。     ─────────────
04月28日第177回国会 参議院 財政金融委員会 第10号
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○大門実紀史君 大門でございます。  法案については後の討論で触れたいと思いますので、先ほど民主党の田中直紀先生からあった原発の仮払い補償金制度の問題ですが、種々田中さんが指摘された問題点がありますが、その中の一つなんですけれども、二十六日から原発事故による避難者に対して東電か...全文を見る
○大門実紀史君 今言われたとおり、政府の四月十五日の話というのは法的拘束力とか強制力とかがあるわけではないと。促したといいますか、早くやれということだったと思います。したがって、それならば東京電力が自分の判断で、この政府の指示の範囲を超えて独自の判断で、例えば三十キロ圏外の人にも...全文を見る
○大門実紀史君 要するに、東電が自分の判断でこの四月十五日の政府の話を超えて仮払い補償金を出すことは可能だということだというふうに今お聞きいたしました。  今回、この線引きによる混乱はもう東電が自主的に解決すべき問題だと、この線引きで分断された市町村の混乱とかいうものは、収束す...全文を見る
○大門実紀史君 いやいや、そうじゃなくって、話合いは行われていないんですよ、拒否しているんですから。  東電は、国の方針では三十キロと言われていますからといって南相馬から言われている全住民を対象にしてほしいということを拒否しているんですから、話合いなんか行われていないです。拒否...全文を見る
○大門実紀史君 あなた、副大臣なのに全然話が分からないんですか。その指針は農業の出荷停止とかそういう部分に行く話で、この三十キロの話は出てこないんですよ、いつまでたっても。だから言っているんですよ。その指針を待ったらここの三十キロを超えるということじゃないんです。だから言っている...全文を見る
○大門実紀史君 是非、そういうのをただ言っているだけじゃなく指導してほしいなといいますか、困っていらっしゃいますから、住民みんな一緒だと思って義援金も全部に出されているわけですから、指導してほしいなということでございます。  野田大臣もこの経済被害対応本部の副本部長をやられてお...全文を見る
○大門実紀史君 この問題は、勘違いなさらないように、この審査会が行われて指針が幾つ出ていってもほっておかれる問題でございますので、是非そういう認識を持って経産省としても動いていただきたいと、大臣も是非よろしくお願いしたいということを申し上げて、質問を終わります。  ありがとうご...全文を見る
○大門実紀史君 本法案に反対の討論を行います。  本法案は、現行法では途上国向けに限定されているインフラ関連の輸出金融を先進国向けにも可能とするものであり、その輸出金融の対象には原子力発電も含まれております。福島第一原発の事故を契機に従来の原発推進行政の見直しが求められていると...全文を見る
05月02日第177回国会 参議院 財政金融委員会 第12号
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○大門実紀史君 大門でございます。  本題に入る前に、ちょっとよく分からないんですけれども、先ほどから林さんとか荒木さんから三党合意について三党の間で質疑がされているんですけれども、そもそもこの三党合意というのは一体何なんですかね。野田大臣、どう理解されていますか。
○大門実紀史君 通常は、三党で合意をして、ちょっと合意の中身がいいかげんなのかなと、だからこれだけいろんな話が出るのかなと思いますけど、普通ならば、それはきちっとしたものであって、それは政府、当然与党ですから、民主党ですから、三党のうちですから、そこが形成している内閣ですから、そ...全文を見る
○大門実紀史君 はい、分かりました。  じゃ、資料を配っていただけましたですかね。  年金の話になっておりますので、資料を配っていただきましたけれども、私、大臣が替わられるたびに、あるいは年金財源が議論になるたびに、同じ資料を出して同じ質問をしているわけですけれども、もうかれ...全文を見る
○大門実紀史君 いや、企業負担がゼロになるということについて、この方式についていかがお考えかということをお聞きしているんですが。
○大門実紀史君 いや、もうちょっとほかの大臣はすぱっとお答えをいただくんですが、要するに、企業負担の部分が、企業の保険料負担の部分が、消費税化しますと国民が代わりにかぶることになるということについていかがかということでございます。
○大門実紀史君 野田さんは、何かいざというときに前に出ないでお答えになるんですけれども。  これは、歴代の大臣の名前は申し上げませんけど、みんなこれはまずいと、何かを考えなければ、この方式をやる場合は、企業負担がゼロになるというのは国民の納得を得られないということで御答弁をされ...全文を見る
○大門実紀史君 本法案に賛成の討論を時間の関係で簡潔に行います。  本法案は被災地復興のための補正予算の財源を確保するためのものですが、問題は、補正予算の財源に回した年金財源の穴を埋めるために、民主、自民、公明党の三党合意が消費税増税につながる社会保障と税の一体改革の推進を掲げ...全文を見る
05月02日第177回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○大門実紀史君 大門でございます。  三月の三十日に経済産業省は各電力会社に原発の安全点検の指示をされました。どういう中身でしょうか。
○大門実紀史君 資料もお配りいたしましたけれども、これは要するに原子炉の冷却装置が壊れた後の緊急対策が中心でございます。つまり、冷却装置、周辺設備そのものが津波で破壊されないようにするための抜本対策は中長期的課題になっておりまして、建屋、防潮堤などの完成は早くても二、三年先になる...全文を見る
○大門実紀史君 それも緊急の話でございまして、今やられているのは、調査、情報収集、そしてその後再評価して、実際の耐震補強はもっとうんと先の話になるんではないかというふうに思っております。  今大臣おっしゃいましたとおり、四月七日にもありましたが、福島第一原発そのものが、まず最初...全文を見る
○大門実紀史君 いや、原因聞いているんです。
○大門実紀史君 だから、地震が起きたもうちょっと詳しい理由なんですけれども、要するに縦揺れが起きたわけですね。それによって誤作動といいますか、水面が下がったときに自動停止したということで、縦揺れということでございます。  この福島原発でも女川原発でも、原発事故を防ぐ最初の一歩と...全文を見る
○大門実紀史君 資料の二枚目でございますけれども、現在、全国の原発の全てが十メートル級の津波を想定しておりません。それだけではなくて、上段の数字なんですけれども、それぞれの原発が想定している地震の縦揺れの数値を示しました。ガルというのは何かというと、地震の揺れの勢いです、揺れの勢...全文を見る
○大門実紀史君 通告はもうしてあるんですが、八百四十八ガルでございます。  要するに、今の全国の原発、言いたいことは、十メートル級の津波も阪神・淡路レベルの地震も想定していないわけですね。今や、もう十メートル級の津波にしても阪神・淡路レベルの縦揺れにしても想定外とは言えないとき...全文を見る
○大門実紀史君 また、この間、もう阪神・淡路レベル以下の地震でも事故が発生しているわけです。例えば、先ほどありました四月七日の余震で女川原発が一時的にストップしたんですけれども、これは基盤上の測定なんですけれども、想定していたのが四百五十一に対して四百七十六ガルの縦揺れが既に来て...全文を見る
○大門実紀史君 じゃ、早急に見直されるということでよろしいですか。
○大門実紀史君 こういう状況で、ちょっと時間の関係で、東電の社長さん、済みません、聞きません。こちらで総理大臣に聞きますけれども。  こういう中で、柏崎刈羽とか浜岡原発の運転再開の話があるわけですが、とってもこんな状況の中で再開を許可していいんでしょうか。海江田大臣、いかがです...全文を見る
○大門実紀史君 総理に伺いますけれども、昨日も森ゆうこさんから大変すばらしい脱原発を求めるという質問がございました。本当にほれぼれする質問でございましたけれども、具体的には、やっぱりこういう柏崎刈羽とか浜岡の運転再開を政府が認めるのかどうかというのが行政転換の最初の試金石になると...全文を見る
○大門実紀史君 よろしくお願いいたします。  終わります。ありがとうございました。
○大門実紀史君 日本共産党の大門実紀史です。補正予算三案に賛成の討論を簡潔に行います。  今重要なことは、今なお厳しい状況に置かれている被災者の方々の救援、生活再建を急ぐことです。本補正案は、被災者が一刻も早くと望んでいる仮設住宅や瓦れきの処理などの費用、また中小企業や農漁業に...全文を見る
05月12日第177回国会 参議院 財政金融委員会 第13号
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○大門実紀史君 大門でございます。  法案に入る前に、一点だけ震災、被災地の問題について質問いたします。  津波、震災でたくさんの住宅が損傷を受けましたけれども、先日、福島県のいわき市に行ってまいりましたら、四月十一日、十二日の余震でかなりの住宅が被害が出ております。ほかの地...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございます。  この社会資本整備総合交付金というのは、補助率は、国の補助率としては自治体が出したお金のほぼ半分というふうに理解してよろしいですか。ちょっと確認します。
○大門実紀史君 今までこの社会資本整備総合交付金というのは、先ほど申し上げました住宅改良のリフォームの制度とかバリアフリーとか耐震補強のときにはその交付金を使って自治体やっておりましたけれども、今度は、既に起きた震災被害の場合も、補修の場合も、そういう制度を自治体がつくれば出せる...全文を見る
○大門実紀史君 それでは、審議官、お帰りいただいて結構でございますので。
○大門実紀史君 ありがとうございました。  それでは法案の方に入りますが、今もありましたように、二重ローンの話も今日ございました。とにかく国が財政を捻出して被災地を支援しなきゃいけないと、その国の財政の捻出問題がやっぱり大きなテーマになってくるわけですが、そんなときにこの法案は...全文を見る
○大門実紀史君 このお金はこれから、今後どうなるのでしょうか。
○大門実紀史君 この拠出金なんですけれども、どの銀行が幾ら出しているかという数字を、資料を初めていただきました。個別行の名前はここでは申し上げませんが、やはりメガバンク、三大メガを含めてメガバンク、大銀行が、大手行が相当の比重を占めております。三大メガバンクというのは、もう御存じ...全文を見る
○大門実紀史君 いや、想定されていないのは分かっておりますよ。だから、これはもう政治、幾らでもやれるわけですから、幾ら民間が自主的にやったとはいえ、国民負担を申し訳ないということで始めたわけですから、最後まで、六千八百五十億円返すまで拠出金を出してもらって、返し終わったら拠出金を...全文を見る
○大門実紀史君 みんなそう思っていると思うんです。  自見さんに質問しても、ちゃんと返ってこないのは何とかしてほしいなと思うんですけれども。簡単なことを聞いているんですよ、政治家だから、政治家同士だから。  先ほど、今日あった、二重ローンを、新たな買取り機構をつくるときに、先...全文を見る
○大門実紀史君 もう本当に大臣に質問する気がいたしません、本当に。大体、もうやめますけれども、住専処理というのは銀行の不祥事なんですよ。不祥事の処理ですよ。それを運用益を使って返させるのが預金者と何の関係があるんですか。全然お分かりになってないですよね。  だから、こんな法案に...全文を見る
○大門実紀史君 日本共産党の大門実紀史でございます。  本法案に反対の討論を行います。  第一の理由は、本法案が、母体行の責任を棚上げにし、二次損失の負担を軽減させるものだからです。  我が党は、一九九六年の住専処理策及び国と民間が損失の負担を折半することとした二次処理策に...全文を見る
05月13日第177回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○大門実紀史君 日本共産党の大門実紀史です。  いわゆる二重債務、二重ローンの問題について取り上げます。  この間、被災地の商工会議所、漁協、あるいは中小企業の方々とお会いして、異口同音に強い要望として出されるのが、既にある借金を何とかしてもらいたいという問題でございます。地...全文を見る
○大門実紀史君 また、これは個人の問題にはとどまりません。何百、何千という被災地の中小業者、中小企業が再スタートできないとその町全体の復興ができません。地域経済全体の復興にかかわる大変重要な問題でございます。  そこで、まず必要なのは緊急避難措置であります。  一つは、金融機...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございます。  この機会に、機敏な対応を取られました中小企業庁金融課の事務方の皆さんの努力を評価しておきたいということを申し上げておきます。ただ、これらの措置はあくまで緊急避難措置でございまして、二重ローンを薄く引き伸ばしただけということにすぎないわけ...全文を見る
○大門実紀史君 そういういい答弁していただくと時間が余ってしまうんですけれども。是非具体化をしていただきたいというふうに思います。  当面金融機関に返済を待っていただいても、いずれ始まってしまって二重ローンの問題は解決しないわけでございますので、是非こういうスキームを使って、い...全文を見る
05月17日第177回国会 参議院 財政金融委員会 第14号
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○大門実紀史君 大門でございます。  今日は、既に舟山康江さん、野上浩太郎さんからございましたけれども、被災地の抱える最大の問題が二重債務、二重ローンの問題でございます。今のところ一定の返済猶予とか凍結されている場合もございますが、これはもう時間の問題でございまして、いずれ近々...全文を見る
○大門実紀史君 もう大臣に聞いた私が間違っていたのかなと思いますけれども、和田政務官にお聞きいたしますけれども、要するに、不良債権処理後の生き残った中小企業に新たに融資をする場合、あるいはその金融機関を助ける場合には役に立つというふうには思いますが、申し上げているように、今債務を...全文を見る
○大門実紀史君 もう時間が参りましたので、和田政務官の言われたことと私が言っていることは同じなんです。それを、一部債務免除も含めて、そういうことも含めて、今回は非常事態ですから、いろんな扱いをきちっと金融機関が判断できるように、公的資金を入れるのならばそういうことだと思うんです。...全文を見る
05月27日第177回国会 参議院 決算委員会 第8号
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○大門実紀史君 大門でございます。  資料をお配りいただきたいと思いますが、まず、国の社会資本整備総合交付金について、参考人で結構でございます、この制度について説明をしてください。
○大門実紀史君 ありがとうございます。  決算委員会ですので、野田大臣に一言御意見を伺いたいと思いますが。  この社会資本整備総合交付金は、今あったように大変使い勝手がいい、自由度の高い交付金、基金みたいなものでございますが、私は、決算委員会で次の予算にいろんなことを生かして...全文を見る
○大門実紀史君 それを踏まえて、ちょっと被災地の関連で急ぐ問題で質問したいと思いますが、津波、震災で被災地のたくさんの住宅が損傷を受けたわけですけれども、現行の制度では例の被災者生活再建支援制度ありますけれども、三百万円の金額が大変低いということで、これはこれで上げていかなきゃい...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございます。  本当に、今日一日伺っていましたけれども、大畠大臣、大変前向きな姿勢で、敬意を表したいと思います。  どんどん前向きに行きたいと思いますが、次の質問ですけれども、被災地は住宅だけではなく、先ほどもちょっと触れかけられたと思うんですが、店...全文を見る
○大門実紀史君 本当にありがとうございます。  今のをもうちょっと分かりやすく例えば私が解釈いたしますと、今も、店にしろ店舗にしろ工場にしても、全壊とか流されていると。これを単に復旧とか補修ということだけ言われると使いにくいけれども、例えば、イメージがいろいろ湧きやすいように、...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございました。  いずれにせよ、自治体が創意工夫すれば使えるということで、これは大変大きな援助になるというふうに思いますので、是非周知徹底を図ってもらいたいというふうに思います。  せっかくですから、国土交通省、住宅の場合も積極的に今対応してもらって...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございます。  それで、今までは住宅と店舗、工場の補修の問題を申し上げてまいりました。ただ、地震による全壊、津波で根こそぎ流失したとか、全くなくなってしまった全壊の建て替えについてはなかなか難しいところがあるわけでございますが、これも融資制度はあっても...全文を見る
○大門実紀史君 これは今回の補正でできたばかりでございますが、先ほどの岩手県はまだよく知らないんじゃないかと思います。こういうグループを形成しているというのがございますが、これを使えば岩手県が手が出ない建て替えにも助成ができるということになりますから、是非これも周知徹底を、特に岩...全文を見る
○大門実紀史君 それでは、もう時間で終わりますけれども、とにかく被災地は一刻も早く国がメッセージを出してほしいと、それがないともう気持ちが萎えてしまう、折れてしまうというような状況でございますので、二次補正を早く出すということと、自分たちの頭で考えてやってくれということも含めた強...全文を見る
06月10日第177回国会 参議院 予算委員会 第19号
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○大門実紀史君 前回の総理質問に続いて、二重債務の問題を取り上げます。  被災地の中小企業は、地震や津波でお店や工場を失うなど大きな被害を受けているわけでございますが、しかし、事業を再開するにも過去の借金が足かせになって新たな借入れができない、したがって事業の再開ができない、事...全文を見る
○大門実紀史君 時間ないので。ただ、私が総理に聞いたときは総理が答えてもらいたい、時間ないのでね。野田さんはまだ総理じゃございませんので。お願いしたいと思います。  改めて総理に基本的な立場をお伺いしたいんですけれども、被災地の状況を見ますと、もう面としての大被害でございます。...全文を見る
○大門実紀史君 パネルを御用意いたしましたけれども、これは一昨日、民主党、与党の復興ビジョンチームが発表されました二重債務への対応スキーム案でございます。(資料提示)これが正式の与党案、今日ですか、になって二次補正に組み込まれていくというふうに聞いておりますので、御質問をしたいわ...全文を見る
○大門実紀史君 ちょっともう自見さんとはいつも会話が成り立たないんですけれども、聞いたことに答えてくださいね、本当に、予算委員会ですから。  とにかく、このままですと多くの中小零細企業は再生困難というふうに判定されてしまうのはほぼ間違いございません。大変懸念されます。再生困難と...全文を見る
○大門実紀史君 最後に、野田大臣に一問だけお聞きいたしますが、なぜこういうスキームを出してきたかというと、赤字のところに書いてございますが、要するに二次ロスを生まない仕組み、つまり、ここのファンドに買い取った債権が焦げ付いて税金を投入しないということを前提としているからこういうこ...全文を見る
○大門実紀史君 いずれにせよ、本当に被災地を救うためにみんなで知恵を結集してやらなければいけないと思いますので、力を合わせてやっていきたいということを申し上げて、質問を終わります。  ありがとうございました。
06月15日第177回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第3号
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○大門実紀史君 大門でございます。  具体的な問題を質問いたします。  被災地では、地震などの被害を受けた住宅やマンションなどの補修、再建が三か月以上たっても大変遅れております。そこで、住宅の補修、特に補修に対する国の支援制度について質問いたします。  現行の被災者生活再建...全文を見る
○大門実紀史君 国交省の担当に聞きますと、相当の要望が出ているそうでございますので、是非予算的にも努力をしてもらいたいと思います。  野田大臣にお伺いいたしますけれども、私は、この社会資本整備総合交付金というのは、市町村が事業を決めて、それに対して国が補填、助成をすると、なかな...全文を見る
○大門実紀史君 是非その中で対応をお願いしたいと。今交付税というお話もございましたが、一括交付金型のということもお話出ておりますので、要望が出てきた場合、しっかり対応してほしいと思います。  次の問題ですが、マンションの問題でございまして、これは実はこの復旧の中でエアポケットに...全文を見る
○大門実紀史君 さすが大塚副大臣でございます。  最後にもうお願いだけ野田大臣にしておきますが、いろんな問題がまだ山積しておりまして、漏れ聞くところによると、今度の二次補正といいますか次の補正というのはかなりちょっとちまちました、私、本格的な大規模な予算が必要だと思っております...全文を見る
06月16日第177回国会 参議院 財政金融委員会 第16号
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○大門実紀史君 大門でございます。  今日もございましたとおり二重債務の解消が大問題になっておりますけれども、この法案でいえば、この強化法が単に被災地の金融機関を救済するだけではなくて、やはり本当に借り手の被災者を支援するものになるかどうか、もっと言えば既往債務ですね、震災前の...全文を見る
○大門実紀史君 当然そんな金融機関はばかじゃないですよ。こういう一部債務免除をすれば、ちょっと余裕を与えれば再建できる企業だけあるいは中小業者だけやりたいということで当然書いてくるはずで、そんな何でもかんでもやりますなんて書いてくるわけないんで、そこでがちがちなことを今から余り言...全文を見る
○大門実紀史君 しつこいようですけど、今の被災地の状況で、金融機関だってそこまで見通せない部分もありますよね。しかし、何でもかんでも債務免除とか、一部も含めてですね、やったら金融機関も大変になりますからそんな愚かな判断はしないと思うんですけれども、その見通しが全て立たないと経営強...全文を見る
○大門実紀史君 それで結構でございます。  もう一つ、先ほどからあったファンドの買取りの問題は私も予算委員会でやってきておりますので別の機会にやりたいと思うんですが、与党案の中に出てきたもので、私的整理のガイドラインというのが出てきております。  実際問題、まだ金融庁に私的整...全文を見る
○大門実紀史君 私がお聞きしたのはどういう方向で検討が始まっているのかということで、もう時間がないので、和田政務官に若干お願いも含めて申し上げておきますが、法的整理と私的整理があるわけですけれども、法的整理よりは私的整理の方がいろんな点でプラスなことは分かっております。ただし、そ...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございます。  今日はこれで終わります。
06月16日第177回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第4号
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○大門実紀史君 日本共産党の大門実紀史でございます。  今日は、参考人の皆さん、お忙しいところをありがとうございます。  まず、藻谷参考人に伺います。  「デフレの正体」というのを発売と同時に読ませていただきました。大変すばらしい本だというふうに思っております。半分ぐらい同...全文を見る
○大門実紀史君 今申し上げた一括交付金のような思い切ったシステムが必要だと思いますが、現場の立谷市長さん、いかがでしょうか。
○大門実紀史君 もちろん国で恐らく考えなきゃいけないのも、ばくっと何十億とかそういう形じゃなくて、市長がおっしゃったように一定の物差しは恐らく付く形だろうと思います。被災地もいろんな状況がありまして、とにかくもういろんなことをやらなきゃいけないという点で、もう間に合わないから一括...全文を見る
○大門実紀史君 市長さんに、ちょっと大きな話でございますが、昨日ですかね、福島県の中の有識者会議で復興ビジョン検討会が開かれて、今後の原発に対する考え方として、原発に依存しない脱原発というような方向をこの復興ビジョン検討会では打ち出されたということでございますけれども、立谷参考人...全文を見る
○大門実紀史君 これで終わります。
06月21日第177回国会 参議院 財政金融委員会 第17号
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○大門実紀史君 大門でございます。  法案に入る前に、二重債務問題で政府の認識を確認しておきたいことがございますので質問いたします。  既にこの間議論があるように、二重債務の問題の政府の与党案では幅広く被災地の中小企業を救えないという点で、お手元に資料を用意いたしましたけれど...全文を見る
○大門実紀史君 そういうことなんですよ。二十人以下といったって、そういう規模、四億円の規模なんですね。  ちなみに、従業員六人で六億円の売上げの企業もありました。つまりこれは、従業員六人で六億円というのは、もう想像できるとおり、相当の販売ネットワークを持っているか商品力のある特...全文を見る
○大門実紀史君 そういうことなんですね。  それから、ついでに聞きますけど、先ほど申し上げました被災地は大体五千万円以下の中小零細といいますか中小企業がほとんどで、相当な被害を受けて支援しなきゃいけないわけですけれども、このファンドが救済した百五十六社のうち売上高五千万円以下は...全文を見る
○大門実紀史君 パーセントでいえばたった三%ですよね。  もう一つ、資料、これは改めて出してもらったんですけれども、今まで公表していなかったんですけど、もう中小企業基盤整備機構のこんな資料を出しちゃ駄目ですよ、もっとちゃんとしたものを出さなきゃ。例えば売上高三千万円以下は何社か...全文を見る
○大門実紀史君 ですから、そういう答弁書を、よく分からない副大臣に読ませるなんということもやめてもらいたいというふうに思います。  中小企業庁は、実はこの基盤機構もいろいろ被災地支援でいいこともいっぱいやっていらっしゃるわけでございますし、中小企業庁は研究としてはいろんなことを...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございます。  与党案もいろいろみんなの意見で変わっていくと思いますので、研究をきちっとしておいてもらいたいと思います。  野田大臣にもお伺いしたいんですけれども、これは予算委員会でも総理に私伺いましたが、このスキームでは幅広く救えない、やっぱりみん...全文を見る
○大門実紀史君 これは大変急ぎますので、二次補正で取りあえず、三次でまた秋ごろというわけにはまいりませんで、もう被災地は間に合いませんので、本来ならもっと早くこの公的な買取り機関をつくっていなければ、もう気持ちが折れそうなんですよね。(発言する者あり)もう折れているという話もあり...全文を見る
○大門実紀史君 今ございましたように、例えばFXの取引で十億も何億も無申告と聞くと、これはもう誰でもけしからぬと、もう当然意図的故意だろうと思いますから、そういう場合ならばという感じはあるんですが、一旦法改正をされますと、そういう極端な場合以外でも適用されることは十分考えられるわ...全文を見る
○大門実紀史君 そこは厳格に本当やってもらいたいと思います。  最後に確認したいのは、今回の改正というのは通常の任意調査に影響を及ぼすものではないと思いますが、いかがですか。
○大門実紀史君 ありがとうございます。その点よろしくお願いいたします。  終わります。
○大門実紀史君 本法案に反対の立場で討論を行います。  反対の第一の理由は、大資産家を優遇する証券優遇税制を延長する点です。  証券優遇税制は、衆議院の議論でもあったように、金融活性化とは何の関係もありません。単に高額の金融所得者に恩恵を与えているだけで、税制の所得再分配機能...全文を見る
07月25日第177回国会 参議院 財政金融委員会 第18号
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○大門実紀史君 大門でございます。  まず、法案について一言申し上げます。  我が党は二次補正予算案にきっぱりと反対いたしました。先ほどの議論を聞いていますと、なぜ自民党の皆さんが賛成されたのかと西田さんに答弁を求めたいところですけれども、そうもいきませんので、とにかく我が党...全文を見る
○大門実紀史君 私は、やっぱりこの予備費八千億、大変な問題だと思うんですね。その都度と言われますけれども、その省庁も、勘のいい省庁もあれば鈍感な省庁もあります。それは、被災地にとって八千億という枠があれば何が優先順位かというのはやっぱりおのずとあるわけですね。それを、こんなときに...全文を見る
○大門実紀史君 既に、国会で我が党だけではなくていろんな党からいろんなこれをやるべきだというものがもう既にあって、それが全部満たされているなら分かりますけれども、全然満たされていないのにそんな話をしていることそのものがおかしな予算だなということは否めません。  もう一点、予算関...全文を見る
○大門実紀史君 だから、その後。
○大門実紀史君 時間が来ましたので、特別委員会で議論したいと思いますけれども、財務大臣がそういうことをおっしゃっている分には、本当にこの政府・与党案というのは更に俺たちは救われないという批判が、もう起きておりますけど、相当来るということを申し上げて、質問を終わります。  ありが...全文を見る
07月27日第177回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第10号
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○大門実紀史君 日本共産党の大門でございます。  まず、今回の法案の策定に参加されました議員の皆さんに心から敬意を表しておきたいというふうに思います。なかなかよくできた法案だというふうに思っております。大変御苦労さまでございました。まだ賛成と決めたわけではございません。何かこれ...全文を見る
○大門実紀史君 それでは、この点、こういう、まあ名前はともかく、第三者的な支援体制、これについて発議者の皆さんはいかがお考えか、お聞かせください。
○大門実紀史君 ありがとうございます。  もう一つの点、先ほどスキームで言いました、要するに、支援した後、機構を離れて自立していただくときに、返済可能額でなければ、全部支払うとかいろいろありますけれども、要するに御本人が返せる金額で再出発してもらうということが重要だと思いますが...全文を見る
○大門実紀史君 この問題は結構、自己責任論が出てきたりモラルハザード論とかいろいろ出てきて、いろんな話がすぐごっちゃになるんですけれども、これはやっぱりこれだけの大震災でございますから、個人の責任がそもそもない話から出発しているというのと、何度も片山先生からあったように、そういう...全文を見る
○大門実紀史君 つまり、自立したときに返せない金額をおっかぶせたら倒産してしまいますから、そこは基本的にそう違わないという解釈を今させてもらいました。  ただ、そうなるかどうかとか、いろいろ仕組み上問題点があって、先ほどからちょっと指摘されていて、私は中小企業庁の肩を持つわけで...全文を見る
○大門実紀史君 もう一つは、先ほどの三つ目ですけれども、最終的な国民負担が出た場合のその国民負担を最小化するという努力は当然政治の責任でしなければなりません。幾ら国民に負担を掛けてもいいというわけにはまいりません。そういう点で、この自公日改の案は預金保険機構をかませておられます。...全文を見る
○大門実紀史君 どうもありがとうございました。  あとは買取り規模の問題で中小企業庁長官にお聞きしますが、今日もお話があったとおり、被災地の被災債権というのは、当面は少なくとも数千億オーダーで救済を考えなきゃいけないと私は思っておりますけれども、政府案は基盤機構が一千五百億、そ...全文を見る
○大門実紀史君 もう質問はいたしませんが、中小企業庁とは当初からいろんな相談をして、彼ら非常に熱心にいろいろ考えたのは事実でございまして、それにストップを掛けようとしているのが財務省であり、一部の与党の政治家の皆さんでございますので、本丸はそこにあるということを思いますし、あした...全文を見る
07月28日第177回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第11号
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○大門実紀史君 日本共産党の大門でございます。  昨日、自公日改案について何点か確認をさせていただきましたので、今日は政府・与党案について質問をさせていただきます。  今日聞いていますと、何か高原長官ばっかり詰められてちょっと気の毒だなと。本来だったら、もっと政務三役が責任持...全文を見る
○大門実紀史君 私も今までこの中小企業問題に取り組んできて、高原さんの気持ちは分かるんですけれども、ほっておくとそうはならないんではないかと。それで、そうはいっても、今度はそういうカルチャーも変えていくということなんですけれども、中身の問題で、例えば一番心配されるのは、被災事業者...全文を見る
○大門実紀史君 私は、高原さんが言われてきていることは、二人でも議論したことがございますので、あなたの気持ちにうそがあるとは思いませんけれども、先ほど西田委員が言われたように、私は思うんですけど、いろいろ今いいことを言っても、法的に裏付けておかないと、人が替わりいろんな人がかかわ...全文を見る
○大門実紀史君 ちょっと心配な点がまだそれだけだと残ってしまうところでございますが、次の中身に行きますが、先ほどもございましたけれども、昨日も私質問いたしましたが、要するに買取りの規模が小さ過ぎるという問題ですけど、中小企業基盤整備機構が持っている一千五百億と、地域金融機関からも...全文を見る
○大門実紀史君 もう少し思っていらっしゃることを言ってもいいんじゃないかと思いますけどね。  じゃ、ちょっとこだわりますけど、この千五百億そのものを、そもそも中小機構というのは事業資金を二千億円持っていたわけでございますが、例の訳の分からない事業仕分で、あの埋蔵金探しで、ここに...全文を見る
○大門実紀史君 今大変重要な答弁をされたんですが、三次補正でじゃなくて予備費を活用してこの買取り規模を増やすこともあり得るということでよろしいですか。その一言、確認だけ。
○大門実紀史君 一応それは、具体的にどうやって進んでいくかというのは衆議院の議論もありますけれども、目の前の人を救うという意味では、その努力はやっぱりきちっとしてもらいたいということは申し上げておきます。  せっかく櫻井副大臣に来てもらいましたので、国民の最終負担を最小限にする...全文を見る
○大門実紀史君 現行の枠組みだと難しいのは十分承知しております。今、預金保険機構の勘定というのは、いろんな法律ができるたびに勘定を設けてきていると、破綻処理とか金融システムの安定ですよね。したがって、今回、例えば自公案が通ったとしたら、それに応じた勘定を預金保険機構で、名前はちょ...全文を見る
○大門実紀史君 よろしくお願いします。  今日は討論を行いませんので、法案に対して一言だけ申し上げます。  今回の自公日改の皆さんの提案されたのは、大変被災地にとって希望になる、実際に救済できるいい案だと思っておりますし、修正も含めて賛成をさせていただきたいというふうに思いま...全文を見る
08月09日第177回国会 参議院 財政金融委員会 第19号
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○大門実紀史君 大門でございます。  こういうときですから、円高、為替政策について議論したいところなんですけれども、被災地の二重債務の解消がちょっと一刻を争う局面に来ておりますので、この問題について、日銀含めて質問させていただきます。要するに、大震災以降多くの金融機関は被災事業...全文を見る
○大門実紀史君 是非よろしくお願いします。  もう一つは、金融庁に是非今月中辺りに手を打ってもらいたいなと思うのは、先ほど申し上げましたとおり、秋、九月ごろまで取りあえず返済猶予とかで待ってあげていると、手形もちょっと待っているという状況があるんですけれども、既に私の部屋にも、...全文を見る
○大門実紀史君 その点は、もうおっしゃるとおりでございます。  もう一つは、金融検査マニュアルの問題もこの買取り機構で支援本当にできるのかにかかわる重要な問題でございまして、要するに、買取り機構が金融機関から買い取ると。当然、被災事業者ですから、ほとんどは破綻懸念先か実質破綻先...全文を見る
○大門実紀史君 被災事業者。
○大門実紀史君 それは前の話です。それは前のマニュアル。前の指針でしょう。そんな話じゃないです。
○大門実紀史君 それは和田さん、もう二、三か月前の議論ですよ。それは最初の段階で出された指針について言われて、私が言っているのは、もう繰り返しませんけど、何度も議論をしているから、要するに、もう実質破綻とか破綻懸念先になっているところの話をしているわけです。それがほとんど多いわけ...全文を見る
○大門実紀史君 どうも分からない人だな。そうじゃないんですよ。専門家でしょう。普通、破綻懸念先の債権が買い取られたからといって、すぐはならないんです、すぐそういうふうに。おっしゃったように、その後の再生のいろいろなことがあってランクアップしていくわけですよね。しかし、すぐ新規融資...全文を見る
08月10日第177回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第4号
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○大門実紀史君 大門でございます。  先日の理事会でも私申し上げましたが、私も冒頭、国セン問題での集中審議を八月中に必ず開催していただくようにお願いをしておきます。  既に各委員から国民生活センターの一元化をめぐっていろいろありましたが、とにかく大臣、知っていただきたいのは、...全文を見る
○大門実紀史君 今日はお忙しい中、消費者委員会の松本委員長に来ていただきました。ありがとうございます。  資料の②、三ページ目ですけれども、お配りいたしましたが、これは七月の十五日に消費者委員会としてこの国セン問題の在り方について意見を出されました。文書としてまとまっているのは...全文を見る
○大門実紀史君 相当怒っていらっしゃるんじゃないかと思って、もっと思い切って言ってもらって結構なんですけれども。  今の委員長のお話の中で、この間、消費者委員会が意見を消費者庁に出しても、要するに、十分に尊重されなかったというふうに受け取りましたけれども、消費者委員会の意見が尊...全文を見る
○大門実紀史君 私は、消費者庁をつくるときの議論に参加した議員として何より許し難いのは、国会の附帯決議を無視するようなことをやってきたという点でございます。  先ほど石井議員からもありましたけれども、消費者庁設置法の中に国民生活センターの重要性とか書かれて、機能強化についてもい...全文を見る
○大門実紀史君 確認いたしますけれども、これは国会の総意ですからね。消費者委員会として、この国センの在り方について、きちっとした意見もう出ていますけれども、もうちょっときちっとした大臣あての意見がまとめていただいて出れば、それを含めて、タスクフォースだけじゃなくて、それも一緒に含...全文を見る
○大門実紀史君 是非それは最低限してほしいと思います。  さらに、若干提案をさせてもらいますと、いつまでも先延ばししていいものではないとか、そう考えるほどのものでもないんです。もっとやっぱり最低でもあと一年ぐらいはじっくりと検討すべきだと思うんですね。  その点では、消費者委...全文を見る
○大門実紀史君 せっかくですから、細野さんも原発の方でお忙しいのは分かっておりますので、ちょっと知ってほしいんですけれども。  事務方とも私、議論をしたんですけれども、決して何か変な悪いこと考えているわけじゃないですよね、そう見えますけれども。結構真面目に考えているんですけれど...全文を見る
08月23日第177回国会 参議院 財政金融委員会 第21号
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○大門実紀史君 日本共産党の大門でございます。  私は、今日は消費税についてじっくり質問をしたいと思いますが、消費税増税という話は絶えず出てくるわけですけれども、九七年に税率を引き上げたまさにその直後から、自民党政権のときから、もうすぐにでもまた税率を上げたいということがずっと...全文を見る
○大門実紀史君 私は、まずその社会保障云々の前に、何といってもこの、少なくとも私がいるこの国会の十年ぐらいでいきますと、累進税率をずっと緩和する方向でやってきて、あるいは大きな企業には研究開発とかいろんな減税やったりして、そういう中で、増税というともう消費税しか言わない、これは何...全文を見る
○大門実紀史君 社会保障が増えるからといって消費税を目的税ということには、イコールにはならないと私は思っております。むしろ、率直に申し上げて、財務省はいろんなことを言って、財政再建だのいろいろなことで消費税、消費税と言ってきましたけれども、何言っても評判悪いと。財政再建なんて菅さ...全文を見る
○大門実紀史君 僅かですよね、ドイツも一〇%ぐらいですし、付加価値税の一〇%ぐらいですし、フランスも付加価値税の五%ぐらいですから、ほとんど主な財源にはしていないと。もちろん、一般会計に入れてそこから社会保障にというのはあるわけですけれども、目的税にはしていないということで、今、...全文を見る
○大門実紀史君 ちょっとそこまで広げちゃうと、復興とか何かなら若干理解できないことはないんですけれども、そんな先の先、予算全体まで与野党全部が──ちょっとお聞きしますけど、その大連立というのは具体的にどこに向けておっしゃっているんですか。どこの政党に。
○大門実紀史君 分かりました。少なくともうちには呼びかけていらっしゃいませんよね。はい、分かりました。そうでないと困るんですけれども。  今、税と社会保障の一体改革もその大連立の大きなテーマということを言われましたけれども、私、まさに、いろいろありますけれども、財務省的と言った...全文を見る
○大門実紀史君 もう一つ、社会保障のためにというところで、民主党政権発足してから随分変化したなと思うんですけれども、最初の税調の専門家委員会の議論の中には、これはもう制度論として我が党は批判してまいりましたけれども、目的税にしますと、社会保障の給付水準を上げようと思うと税率も上げ...全文を見る
○大門実紀史君 その大連立の目的の一つというか目指すものの一つが消費税ということでございましたけれども、私はそういう方向そのものをよくよく検討をされないと、検討というかよくお考えになった方がいいなと思うのは、幾ら大連立、仮にですよ、仮に自民党と民主党が一緒に消費税増税提案しても、...全文を見る
○大門実紀史君 これは、消費税にすると、みんな賄うと何%になるかという計算なんですが、これは単純計算もできなくはないんですけど、これも政府の、消費税一%、そのときのGDPとかによって何%、何兆円と換算するとかがありますので、ちょっと政府の数字を教えてほしいんですけど、今の最初の方...全文を見る
○大門実紀史君 そうですね。二・七兆で計算すると、一五・四%になるかというふうに思います。  次に、二〇二五年の話がよく出てまいりますけれども、二〇二五年でこの社会保障四経費の公費負担分というのは、先ほどと同じ政府の資料で結構ですが、幾らになりますか。
○大門実紀史君 五十五・七ですね。そうですね。これも申し訳ありません、計算の仕方がいろいろあるといけないので、政府の方の数字として答えてほしいんですが、これを消費税にした場合、何%の消費税率になりますか。
○大門実紀史君 こちらの持っている数字だと、GDPのあれでいきますと、一%は三・二兆円で二〇二五年の段階では計算するということでよろしければ、よろしければと私が言うのも変ですけど、よければ、一七・四%の消費税率になるはずです。  ちょっと事務方、間違いないですよね。三・二兆円で...全文を見る
○大門実紀史君 総理を目指す方は私は余り財務大臣を経験されない方がいいんじゃないかと思いますね。どうしても、財務省にどうしても洗脳されてきちゃって、政治家としての幅も小さくなりますし、前に踏み出してしゃべることもできなくなりますから、それは大きなお世話かも分かりませんけれども、や...全文を見る
○大門実紀史君 大門でございます。  菅総理、大変お疲れさまでございました。今日も最後まで大変だなと思って見ておりましたけれども。  公債特例の本題にちょっと入る前に、総理としての菅さんに、やはり最後の質問かなと思いますので、どうしても確認したいことがございますので先に聞かせ...全文を見る
○大門実紀史君 今総理が言われた、保安院だけでは今回の場合駄目だと、安全委員会もチェックをして二重のダブルチェックの上で考えるべきだという御指示をされたのは承知しております。  北海道の高橋はるみ知事も、保安院だけではなくて原子力安全委員会もダブルチェックをやってくれたので容認...全文を見る
○大門実紀史君 総理、あれじゃないですか、後ろからペーパー渡されてそのまま読んでいるんじゃないんですか。ちょっと違うんじゃないんですか。  総理の判断は、今までと違って、今まではそういうことなんですよ。だから、四半期ごとの何かで、それを後ろから出しているだけなんだけど、そうじゃ...全文を見る
○大門実紀史君 総理、そもそも法律でいえば、北海道の了解すら要らないんですよ、やれるんですよ。それを、この福島原発事故が起きたから、総理だってストレステストやる等いろいろなことを言われて、きちっとやれということの中で、総理がこの泊について言っても、法律的にどうのこうのじゃなくて、...全文を見る
○大門実紀史君 もう時間がないので、申し上げたいのは、一国の総理の指示を経済産業省の中で、もう愚弄したといいますか、うそをついたといいますか、適当にあしらったということで、それは大問題だと思いますし、これは同時に、北海道の道民の皆さんも愚弄することになるわけでございます。  こ...全文を見る
08月26日第177回国会 参議院 財政金融委員会 第22号
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○大門実紀史君 私は、日本共産党を代表して、特例公債法案に反対の討論を行います。  我が党は、本法案と一体である今年度予算に反対をいたしました。その理由は、今年度予算が物価スライドに基づいて年金を減額する、あるいは高齢者医療の抜本改善にも背を向けるなど、社会保障予算を縮減し、国...全文を見る
10月06日第178回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 閉会後第1号
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○大門実紀史君 日本共産党の大門実紀史でございます。  いわゆる復興増税について、総理と財務省に質問をいたします。  国民の皆さんの中には被災地を支援したいという強い思いはあるわけですが、この間の世論調査では、復興増税に反対という意見が半分を超えております。調査の中身を見ます...全文を見る
○大門実紀史君 とにかくこの数字ということでございます。  要するに、復興増税の本当の姿というのは、最初、大企業含めてみんなで負担を分かち合うという話でございましたけれども、実際には、何のことはない、サラリーマン、自営業者には増税で、主に大企業には減税するということでございます...全文を見る
○大門実紀史君 総理が前段で言われたような宣伝がされていますが、実際はこうですよということでわざわざ資料をお示ししたわけですから、そう長々説明は要らないんです。  申し上げたいことは、いろいろあれこれじゃないんです。この十年間みんなで負担してくれと言いながら、数字の上だけ二・四...全文を見る
○大門実紀史君 まあちょっと残念ですね。野田さん、せっかく総理になったんだから、もうそういう細かいのを読まないで、もっと大きな政治判断として問うているわけだから、ちゃんと総理としてもっと大きな答えをしてくださいよ。そんなの前から知っていますよ。  これは景気とは何の関係もござい...全文を見る
○大門実紀史君 これはどうするんですか、これ、証券優遇税制。
○大門実紀史君 はい、時間が参りました。  私、税の問題というのは一番政党の真価が問われると思います。これでは、もう自民党政権と何が変わったのかと言われるようになってしまうというふうに思います。
○大門実紀史君 こういう庶民増税路線に断固反対するということを申し上げて、質問を終わります。  ありがとうございました。
10月27日第179回国会 参議院 財政金融委員会 第2号
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○大門実紀史君 大門でございます。安住大臣、これからよろしくお願いいたします。  この間、財務大臣から総理になられるパターンが続いておりますけれども、是非くれぐれも財務省には気を付けてほしいなと、財務大臣をやりますとみんなつまらない政治家になられますので、御注意いただきたいなと...全文を見る
○大門実紀史君 私も同じように考えております。  その石巻でも、ほかの被災地もそうですが、特にちょっとこれから元気でやろうかというところの石巻で最大の復興のネックになっているのが二重ローンの問題でございます。二重ローン対策では、新聞報道を御用意いたしましたけれども、これは我が党...全文を見る
○大門実紀史君 それで、まずこの機構を待たずに年内急ぐことがあるし、今のおっしゃった産業復興機構もやるべきことを急いでやらなきゃいけないという時点だと思いますが、まずはちょっと金融庁に伺いたいんですけど、いずれにせよこの再生支援機構は来年の春近くになる、産業復興機構もやっとできる...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございます。  その上で、今岩手でスタートしかけている、あるいは宮城で、福島でこれからつくられる県ごとの産業復興機構の方ですけれども、若干厳しい指摘も含めて質問したいというふうに思います。  この新聞報道そのものがそうなんですけれども、産業復興機構の...全文を見る
○大門実紀史君 次長さんね、よく読んでもらいたいんだけれども、相談を受けることじゃないんですよ。買い取る債権の話なんですよ。相談を受けるのは、いろんな人が相談受けるというのは分かっているんです。債権を買い取るのは中堅中小企業だという書かれ方なんですよ、相談の話じゃなくて。だから、...全文を見る
○大門実紀史君 そこは是非、国会であれだけ議論したわけでございまして、前高原長官もここは力を入れてやるということを何回も答弁されているし、大臣も言われていたわけだから、こういう報道が間違いだということをきちっと実践で示してもらいたいんですけれども。  なぜこんなことになるかとい...全文を見る
○大門実紀史君 名前言ってもいいと思うんですけど、岩手銀行のOBですね。  そもそもこの運用規定の中に、そういう買取りをやるやらないというのは、銀行が利害関係絡みますので、利害関係者は入れないということになっています。OBだからいいんじゃないかというところで入れたと思うんですが...全文を見る
○大門実紀史君 御存じのない方はいらっしゃると思いますが、ルネッサンスキャピタルというのはBNPパリバの投資の会社でございますが、これ、全国のいわゆる今までやってきた中小企業再生ファンド、つまり民間のお金を集めてリターンを稼ぐ仕組みでございますが、その投資ファンドをやってきたのが...全文を見る
○大門実紀史君 何言っているか分からないんだけどね。要するに、あなた、御存じかどうか分からないけど、このルネッサンスキャピタルが持っているノウハウというのはここには必要ないんです。政府が被災地の中小事業者をまさに被災地支援の対策として救おうという、投資責任組合という形は使っていま...全文を見る
○大門実紀史君 今日は時間ないので深くは入りませんが、その買取り価格を決める算定の物差しとかいろいろあるんですけれども、それは言葉だけであって、実際、それじゃ三年間赤字続いた、例えば石巻でいえば、ほとんど年間売上げが五千万か三千万ぐらい程度の、ずっとそれで三年間ぐらいもう赤字で社...全文を見る
○大門実紀史君 もう時間が少ないので、最後にまた安住大臣にお伺いしたいんですけど、なぜこんなことになってきたかなんですけどね。そもそも本来は、野党、自民党さんが一生懸命頑張って作った野党案のようなものを早く政府が最初から幅広く、私たちも提案してきましたけど、やれば、もう今ごろ相当...全文を見る
○大門実紀史君 時間が来ましたので終わります。  ありがとうございました。
10月28日第179回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第3号
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○大門実紀史君 大門でございます。  マルチ商法については、私も国会で何度も取り上げてまいりました。そもそも、初代の消費者担当大臣の自民党の野田聖子さんそのものがマルチ企業の関連があったということで、何度も取り上げてまいりましたし、大事なことは、実際に現場のマルチ商法の被害をな...全文を見る
○大門実紀史君 今日は、マルチ業界よりも際どいパチンコ業界の問題をちょっと話をしたいと思いますが、このパチンコ業界の問題は若干タブーになっておりまして、国会ではなかなか取り上げられてこなかったんですけれども、私も国会でサラ金とか多重債務問題をやってまいりまして、多重債務をなくすと...全文を見る
○大門実紀史君 今、警察庁からお話しいただきました。換金の合法化は反対といいますか好ましくないという見解でございます。  山岡さんは国家公安委員長でもありますから全く同じ見解だと思いますが、いかがですか。
○大門実紀史君 マルチの話は集中審議でもっと勉強してもらいたいと思いますけれども。  パチンコの話なんですけれども、しかしパチンコ業界にとってこの株式上場というのは悲願でございまして、この間、国会議員工作をずっとやってきております。特に民主党に対しての働きかけが物すごいものがご...全文を見る
○大門実紀史君 いつからって私が聞きたいんですけれども、十月二十日現在の名簿に載っておりますが。
○大門実紀史君 それを最後に言ってもらおうかと思ったんですが、先に言われましたので。  若干言っておきますと、この政治アドバイザーというのは何をやるのかというと、多分そうすると大臣も何をやるのか御存じないと思うんですけれども、これは明確に、協会に僕聞いたんです、パチンコ・チェー...全文を見る
11月14日第179回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第4号
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○大門実紀史君 日本共産党の大門実紀史でございます。  私も一言だけ。  今日もマルチ商法の話ありましたけれども、消費者庁そのものがマルチ商法について全く分かっておりませんので、早く集中審議を、しかも時間の取った集中審議をお願いしておきたいというふうに思います。よろしくお願い...全文を見る
○大門実紀史君 まず、先月二十八日の質問で、山岡大臣がパチンコ業界の政治アドバイザーになっておられるのでお辞めになるべきだと申し上げて、大臣は辞めますということで即決答弁をされまして、事実、三十一日付けのパチンコ・チェーンストア協会のホームページのリストから山岡大臣の名前は削除さ...全文を見る
○大門実紀史君 いずれ予算委員会でやることになると思いますが、そのときにはもう辞めましたというふうに言ってもらいたいなと思っております。  今日は、そのパチンコの換金合法化以上におぞましい、更におぞましい動きについて取り上げますが、被災地復興と称して、このどさくさ紛れにカジノ、...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございます。  警察庁としては、この賭博場解禁についてどういう見解を持たれておりますか。
○大門実紀史君 今ありましたとおり、アメリカもマカオも韓国も、海外の例を見てもこの賭博場というのは、外国人を呼んで金を巻き上げようみたいなばかなことをおっしゃっている議員もいますけれども、そうではなくて、その国の人間をギャンブル依存症にいたします。犯罪を誘発いたしますし、どこの国...全文を見る
○大門実紀史君 十分な検討も何も、防げないわけです、そういうところは。いわゆる宝くじとかあるいは競馬とかと全然違うわけです、賭博場というのは。したがって、そういうことは防げないと。そんな防いだ国があれば教えてほしいぐらいですけれども。にもかかわらず、そういうことは防げるというよう...全文を見る
11月17日第179回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○大門実紀史君 大門でございます。  二重債務、二重ローン問題について取り上げます。  衆議院で我が党も賛成をいたしましたが、再生支援機構法案が与野党の賛成で可決をいたしました。参議院でも、あした復興特で審議がございます。  一言申し上げたいんですけれども、与党が今ごろ賛成...全文を見る
○大門実紀史君 復興特でもやりたいと思いますが、少なくともそれは、今言われたのはこの間の事務的な話でございまして、もっと最初の話を申し上げているわけでございます。やはり、政府・与党の判断ミスが大変大きかったということは厳しく指摘しておきたいと思います。  その上で、今現実的にど...全文を見る
○大門実紀史君 担当の枝野大臣のお考えも聞きたいと思います。
○大門実紀史君 お手元に資料を配りましたが、昨日、公明党の木庭先生からも指摘があったんですが、この仕組みですね、取りあえず岩手どうなっているかというと、その相談センターの統括責任者は大手の地方銀行である岩手銀行OBです。復興機構の買取りの判断をするのは何と投資会社のルネッサンスキ...全文を見る
○大門実紀史君 指摘したことを幾つかやってもらっているのは、手を打たれたのは分かりますが、まだまだ不十分だと思いますし、やっぱり国がしっかり全部を救うと、たくさん救うということで関与しないと、民間任せになると心配になっていることが起きるわけでございます。  今具体的におっしゃい...全文を見る
○大門実紀史君 私、中小企業庁と最初からいろいろやってきましたから、後ろで言われたようなことではなく、頑張ってくれてきているのは分かっておりますが、余りに人数が少ないというふうに思うんですね。  枝野大臣、ちょっと、ここはもう半年が勝負でございますから、相当体制を強化して当たっ...全文を見る
○大門実紀史君 もう一つは、この相談センターの設置場所ですけれども、これは県庁所在地だけでは駄目だということを指摘してきたら、岩手の場合は商工会議所ごとに置くようになったという話です。これ、宮城はこれから始まりますが、宮城も石巻から仙台までなかなか来られるわけじゃありませんから、...全文を見る
○大門実紀史君 枝野大臣に伺いますが、結果が全てでございます。いろいろ言うけれども、実際に救ったかどうかですね。間もなく第一号の買取り案件が出るというふうに聞いておりますけれども、それが実際に、小規模事業者が支援対象になるのかとか、あるいは大きな地銀だけではなくて小さな信用金庫の...全文を見る
○大門実紀史君 最後に安住大臣に伺います。  この再生支援機構ができるまでの間、とにかく産業復興機構で頑張ってもらうしかないんですが、これがもし買取り資金が足りないということになった場合、必要な財政措置はとられると思いますが、その点確認したいと思います。
○大門実紀史君 終わります。ありがとうございました。
11月18日第179回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第5号
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○大門実紀史君 日本共産党の大門でございます。  まず、今回の法案をまとめられた与野党の関係議員の方々に敬意を表しておきたいというふうに思います。御苦労さまでございました。特に、今もありましたが、与党の大変後ろ向きな意見をはね返しながら、骨抜きにさせないように努力された野党の先...全文を見る
○大門実紀史君 今度室長になられた大森さん、なかなか優れた方でよく知っておりますけれども、本気だなと、政府の方も本気になってきたなというのは分かるんですけれども、やっぱり国会できちっと支えるという意味も含めて、引き続き何らかのそういう形を考えていく必要があるということを、今日はそ...全文を見る
○大門実紀史君 いや、いろいろお聞きした、それは勉強になっていいんですけど、その買取りのところでこの二次ロスシェアリングという考え方を用いて、もう少し早く、早く移す、その工夫は十分この法案の中でできると思うんですけど、その点いかがですかね。
○大門実紀史君 もう一分なので次の質問はやめますが、一番大事なその算定指針を作るところにやっぱり国会議員がかかわって、変な経済合理性とか通常の判断ではなくて、これは救済のスキームですから、そういうところにも国会議員がかかわっていい指針を作るという点でお互い努力していきたいというこ...全文を見る
11月29日第179回国会 参議院 財政金融委員会 第4号
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○大門実紀史君 大門でございます。午前中は国税通則法の関連に絞って質問をいたします。  今もお話あったところですが、納税者権利憲章の制定は民主党の政策の目玉でございましたし、野党のときは私たちも一緒に野党共闘で制定のための取決めもいたしました。今お話あったとおり、それが削除され...全文を見る
○大門実紀史君 私の方で聞いている理由は、一度衆議院でそういうこれについての議論を展開された自民党の議員もおられるわけですが、要するに、税務調査にいろいろ制約を付けると、実調率、税務署の実際に調査する率が下がるんじゃないかとか、あるいは憲法には納税者の義務は書いてあっても権利は書...全文を見る
○大門実紀史君 その点で、私たちも法制化できるように引き続き一緒に努力はしたいと思っております。  中身の問題で幾つか今回の改正の心配なところを質問いたしますが、一つは税務調査の場合の事前通知の問題ですけれども、税務調査というのは、もう言うまでもございませんが、納税者の理解と協...全文を見る
○大門実紀史君 もう一つは、白色申告者の記帳義務ですが、今まで所得三百万円以下の方には記帳の義務を課していなかったわけですけれども、今回課すということなんですが、これは何度も国会でも議論になってきた話ですが、要するに、当時、八四年改正のときは、三百万円以下の零細事業者まで記帳を課...全文を見る
○大門実紀史君 これはもうパソコンの問題とかじゃないんですよね。一々国から義務化されるという筋合いのものではなくて、帳面付ける人はもう既に付けておりますし、中にはやっぱり付けられないと、ましてやパソコンも打てないという方もいらっしゃるわけですし、事業の形態なんかでいっても、建設関...全文を見る
○大門実紀史君 最後に、白色申告者の記帳義務との関係で、この委員会で何度も何度も取り上げてまいりましたが、所得税法五十六条、白色申告者も家族従業員の給与を認めろというようなことでございますが、これは、自民党政権のときの与謝野大臣が、長年一切財務省はやらないと言っていたんですけれど...全文を見る
○大門実紀史君 もう時間が来たので終わりますが、とにかくもう二年以上たっておりますので、早く実現していただくよう努力をお願いして、質問を終わります。  ありがとうございました。
○大門実紀史君 まず、大槻参考人に伺います。  欧州の問題は僅か十分でポイントがよく分かって、ありがとうございました。  この財政金融委員会というのは見た目よりもレベルの高い議員が多くて、午前中もデフレの問題でかなり根幹に迫るいい議論を例えば自民党の西田さんなんかがやられまし...全文を見る
○大門実紀史君 瀬谷参考人に伺います。  私も何度も福島に伺って、東邦銀行の方とも意見交換してまいりました。特に二重ローン問題でございます。  この間取り組んできて思うのは、宮城、岩手と福島の二重ローン問題はちょっと違うなと思っておりまして、簡単に言いますと、宮城、岩手の場合...全文を見る
○大門実紀史君 終わります。
○大門実紀史君 大門でございます。  お疲れさまです。あと少しでございます。  私も消費税について一言質問しておきたいんですけれども、社会保障財源のためと言われても消費税に反対という方が国民の半分を占めているということは、やっぱりきちっと国会ではとらえて議論すべきだと。何か、...全文を見る
○大門実紀史君 いや、もう総理、時間がないんだから、二回聞かせないで答えてほしいんですけど、それは分かっているんです。それがうまくいかなくて、単独で出すしかないとなった場合、単独の案で、民主党単独で消費税増税を総選挙で信を問われるのか、そこまでの覚悟がおありなのかということを聞い...全文を見る
○大門実紀史君 また消費税の議論はしたいと思いますが、まずそういう庶民増税の前にやるべきことがあるということで、前回の復興特別委員会のときも私取り上げましたが、証券優遇税制について再度取り上げたいと思います。  これ、やめれば年間五千億ぐらい入ってくるわけですから、なぜやめない...全文を見る
○大門実紀史君 これは、実はこの委員会でも何度も取り上げましたが、所得一億円を超えると税の負担率が下がってしまうという、累進制が壊れているという指摘を何度もしてきて、そういう批判に対して、高額の、超お金持ちのところは特に大口株主ですから手を打たなきゃいけないということでやられたん...全文を見る
○大門実紀史君 大体、順位は変わりますけれども、大体こういう人たちは、二〇〇三年からですかね、この証券優遇税制、この八年半ぐらいで大体一人当たり数億円の減税になっているんですよ、そもそもこの証券優遇税制で。さらに、今回その人たちにも払ってもらおうと思ったら、またちゃっかりこういう...全文を見る
○大門実紀史君 これはなぜ、延長してほしいと金融庁が再三言っているわけですけど、金融庁に聞いてもこの税制が証券投資を促進しているという相関関係を示す何物も示せないんです。たまたま二〇〇三年にこの優遇税制が発足してから伸びていったと、しかしそれはこれがなくても伸びたかも分からない、...全文を見る
○大門実紀史君 もう少し早くその判断をしてもらったら六月に延長しなくてよかったんじゃないかと。そうしたら、その分、庶民増税もしなくてよかったんじゃないかと。きちっとした判断を、もっと正確な判断をされるべきだと。それと二年を待つ必要はないということを申し上げて、私の質問を終わります...全文を見る
○大門実紀史君 今回の提案法案並びに修正案について反対の討論を行います。  まず、所得税法などの改正案及び修正案です。  反対する第一の理由は、復興財源をみんなで負担すべきときに、事もあろうに内部留保をため込み、お金が余っている大企業向けに法人税の実効税率を引き下げることです...全文を見る
12月06日第179回国会 参議院 財政金融委員会 第6号
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○大門実紀史君 大門でございます。  本法案については賛成でございますので、既に議論も尽くされているようでございますので、ほかのテーマをちょっと質問させていただきたいと思います。  来年度予算に向けて重要な被災地の中小企業支援の問題ですが、まず、中小企業等グループ補助金につい...全文を見る
○大門実紀史君 全体でもう二千億、県費含めて二千億を超える規模で、二千七百ぐらいの企業に対して補助が行われているという状況でございます。このグループ補助というのは個々のお店や工場の再建の費用に充填されるということで、二重ローン対策が遅れているわけですけれども、そういう方々が事業再...全文を見る
○大門実紀史君 これは来年度予算ということですね。  私、何度も現場へ行っていて思うのは、来年度予算、つまり来年の四月以降の執行で間に合うのかなと、あとの人たちが、という率直な心配があります。ただ、これは募集時期とかまだまだ申請に至らない、復興が見えないところの問題もあるんで一...全文を見る
○大門実紀史君 例えば、石巻は採択率が九九%ぐらいあるんですよ。気仙沼は九割ぐらいあるんですね。例えば宮城県でいきますと、仙台市の沿岸部、やられたところはまだほとんど申請もされていないし、多賀城、塩竈辺りも遅れていると。したがって、宮城県だけではありませんから、しかも福島もありま...全文を見る
○大門実紀史君 私は別に中小企業庁の回し者ではございませんので、被災地の率直な最低限の金額じゃないかなと、五百億というのは、申し上げておりますし、財務省はそういうこと分からずに結構ああだこうだ削ったりしますので、これはもう一円も削らないでむしろ増やしてほしいなと、安住大臣の決断で...全文を見る
○大門実紀史君 もう一つは、この前与野党全体で通した再生支援機構の方ですけれども、これはやっぱり早くても来年三月以降になるということで、今の産業復興機構はできるだけ年度末に向けて頑張ってもらうしかないと思います。ただ、再生支援機構の方もできるだけ早く相談窓口をつくろうということに...全文を見る
○大門実紀史君 是非よろしくお願いします。  最後に一点だけお願いを申し上げておきますけど、さっきの買取りで小さいところが、陸前高田の第一号が買取りされました。あれは、実は岩手銀行の案件だと思うんですけれども、是非、大きな地銀が主導権握りかけているというところも実は御指摘したと...全文を見る
12月06日第179回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○大門実紀史君 先ほどもございましたけれども、我が党としても防衛大臣の更迭は当然だと、同時に、新基地建設の動きを直ちに中止して普天間基地の無条件撤去も求めておきたいというふうに思います。  質問に入ります。  本日は、十分プラスアルファということでいいということでございますが...全文を見る
○大門実紀史君 簡潔な答弁をお願いいたします。  大王製紙の前会長逮捕でカジノ、賭博の恐ろしさが改めて世間に知れ渡りました。こんなときに、しかも被災地にカジノ、賭博場を造ろうという議員連盟の動きがございます。(資料提示)国際何とか議員連盟ですけれども、マスコミからはカジノ議員連...全文を見る
○大門実紀史君 その犯罪を誘発する賭博場の建設候補地になっているのが、何と宮城県、被災地の宮城県名取市の仙台空港周辺でございます。  先日、現地で話を聞きましたら、あの大津波で家も畑も失った人たちが途方に暮れているところに、カジノ関連業者、パチンコ関係者から、カジノを造れば土地...全文を見る
○大門実紀史君 パネルを御覧いただきたいんですけれども、この議員連盟の背後にいるのがパチンコ業界でございます。なぜかというと、賭博場が解禁されますとスロットマシンとかのギャンブル機械が必要になります。その仕事をパチンコ機器のメーカーが受注したい、あるいはカジノの運営、賭博場の運営...全文を見る
○大門実紀史君 古川大臣の政党支部にはセガサミー、ダイナムなどからのパチンコ企業からの献金もございますし、熱心に今まで活動されてこられたわけですけれども、こういうおぞましいことにこれからもう足突っ込まないで、まともな道を行ってほしいというふうに思います。  とにかく、これで指摘...全文を見る
○大門実紀史君 ちょっともう一度確認しますが、野田内閣としてカジノ解禁するつもりはないということでよろしいですか。
○大門実紀史君 この賭博場建設の話は、実は東京、大阪、沖縄でも持ち上がっております。背後には、実はパチンコ業界だけではなくて、大手ゼネコン、PFI協会が動いております。国際観光施設を造って外貨を稼ぐなどと言っておりますけれども、要するに外国人のお金持ちを呼び込んで賭博でお金を巻き...全文を見る