大門実紀史

だいもんみきし

比例代表選出
日本共産党
当選回数4回

大門実紀史の2015年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月03日第189回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○大門実紀史君 日本共産党の大門実紀史です。  本補正予算案に反対の討論を行います。  反対の理由の第一は、今回の補正予算の前提となる経済認識に誤りがあるからです。  政府は、今の経済状況について好循環が生まれ始めているとし、その好循環を地方に行き渡らせることがこの補正予算...全文を見る
02月26日第189回国会 参議院 財政金融委員会 第2号
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○大門実紀史君 大門でございます。  私は、もう一貫して日銀の異次元緩和は間違いだと。だから、今までは良かったじゃなくて、最初から良くなかったと思っておりますし、良かったと思う分のツケは必ず来ると、そういう政策だと思っております。  後々、先ほど出口戦略もありましたけれども、...全文を見る
○大門実紀史君 総裁、それはおかしいんじゃないですか。  議論したのは、むしろ総裁が提案されたことに反対の人が多かったから議論になったわけで、総裁はこの国会で、この委員会で自分の考えを述べておられないんですよね。決定会合で述べて反対が多くて、おっしゃったように、いろんな議論にな...全文を見る
○大門実紀史君 大事なことなので、国会審議に関わりますので、同じことを繰り返さないでほしいんですよね。  手段として何をやるかと、何兆円やるかなんということをここで言えないのは分かります、幾ら国会審議でも。そんなことを求めているわけではございません。情勢認識として日銀がやってい...全文を見る
○大門実紀史君 なぜこれを申し上げますかというと、FRBのことを御存じですよね。バーナンキ・ショックと言われまして、バーナンキさんが量的緩和の第三弾のときの縮小のときに中途半端なことを言われたものだから、どうするのか分からないようなことを言われたものだから乱高下するというようなこ...全文を見る
○大門実紀史君 本題に入ろうと思うんですけれども、なかなか入れないんですけれども。  私思うんですけれども、そうじゃないんじゃないかと。結局、黒田さんは、やっぱりサプライズ、やっぱりあれだけ市場が反応したというのは驚きましたよね。誰も追加緩和をやると思っていないときにやったもの...全文を見る
○大門実紀史君 もう時間がないので本題は次回に譲りますけれども、やっぱりFRBのあのときのバーナンキ・ショックのことを日銀はよく考えられた方がいいと思うんですよね。後々、先ほど申し上げましたけれども、本当に、サプライズ狙いじゃないと言ってもみんなサプライズだったわけだから、効果と...全文を見る
03月04日第189回国会 参議院 国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会 第2号
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○大門実紀史君 大門でございます。  私も異次元緩和に関連して質問をさせていただきますが、時間の関係で、湯元参考人が比較的一番民間に近いのかなと思いますので、ちょっとマーケット関係もありますので湯元参考人に絞って伺います。  私もふだん財政金融委員会で、今のあった出口論といい...全文を見る
○大門実紀史君 もう終わります。
03月24日第189回国会 参議院 財政金融委員会 第4号
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○大門実紀史君 大門でございます。  私もずっと日銀の量的緩和はおかしいと、黒田さんの前からですね、ずっとやってきましたし、量的緩和をやるべきじゃないということと、もう出口がないというのもさんざん、前は一人でやってきましたけど、今は藤巻さんいらっしゃいますので、もう大分楽になっ...全文を見る
○大門実紀史君 そうですね、ETFはやっていませんね。  今月の十一日に株式市場で今までにない動きがあったわけですけれども、三月十一日の前日にアメリカの株価が下がったにもかかわらず、ほとんどないことなんですけれども、日経平均が反発して上がると。このときに市場関係者が言ったのは、...全文を見る
○大門実紀史君 日銀がどういう目的でやられているというのは今まで出されているところで分かっているんですけど、私が申し上げているのは、日銀の意図じゃなくて、結果的に何を招いているかということで、この前、大塚耕平さんが予算委員会で集団的自衛権のときにいい話をされたんですけれども、大事...全文を見る
○大門実紀史君 今はETFの話をしていますけれども、もちろん、もう議論あったのでやらないわけですけれど、追加緩和ですね、これそのものがやっぱり株式市場に大きな影響を与えたわけですよね。その上でのETFという意味でございますので、全体として日銀マネーが影響を与えているのではないかと...全文を見る
○大門実紀史君 地価の話されましたけれど、私が言っているのは、九〇年代のあのバブルと同じになっているとは言っていないんですよね。ああいうバブルじゃないんですよね、その後の世界的なバブルというのは。やっぱり不動産証券、証券のバブルなんですよね、証券のバブルなんですね。それはどうして...全文を見る
○大門実紀史君 何でそんなに、客観的な数字で申し上げているのに認識がそんなに違うのか分かりませんけれど。  少なくとも、私募ファンドの組成はこのJ—REITに牽引されて増えておりますので、そんな冷静に思っていていいのかなと、ちょっとこちらから心配になってくるわけですけれども、ち...全文を見る
○大門実紀史君 終わります。
03月25日第189回国会 参議院 本会議 第9号
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○大門実紀史君 安倍内閣の経済政策と税制改正の基本的な考え方について質問をいたします。  私は、昨年のこの税法の本会議質問で、アベノミクスは、大企業と中小企業、富裕層と庶民の格差を広げる二極化政策であると指摘し、この上、消費税の八%への増税を実施すれば、家計と中小企業は更に疲弊...全文を見る
03月26日第189回国会 参議院 財政金融委員会 第5号
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○大門実紀史君 大門でございます。  先ほど麻生大臣が、税が高い、海外へ逃げる逃げるといっても逃げないじゃないかと、この国もいいところがあるんじゃないかと。私もそう思って、よく逃げる逃げるというんですけど、そんなに逃げていないなと思うんですよね。逃げていないけれども、日本にいな...全文を見る
○大門実紀史君 そうなんですね。日本語直訳で言うと税源浸食と利益移転と。ストレートに租税回避と言えないといいますか、一応合法的じゃないかというふうな意見もあるわけですのでそういう言い方をしているんだというふうに思いますけど。  分かりやすいのはスターバックスの例ですかね。イギリ...全文を見る
○大門実紀史君 このBEPSのプロジェクトというのは大変野心的なプロジェクトだというふうに思いますから、本当に、合意するのも、今度報告があるということで、なかなか大変なところが実はあるんじゃないかと思いますし、この法的な拘束力がどこまであるのかとか、合意した上で各国が国内法あるい...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございます。  今日、ちょっと問題提起として申し上げたいのは、この表でいえばどの部分かといいますと、入口の特定外国子会社を支配している五〇%を超える資本を、株とかですね、資本金を出しているこの五〇%問題と、一番右側の資産性所得とは何かと。この辺が、いろ...全文を見る
○大門実紀史君 先ほどの資料の二枚目の一番右側の、適用除外と判定されたと、ただし株の配当とか債券の利子とか資産性所得がある場合は、いろいろさっき言った適用除外はまだあるんですけれども、資産性所得の合算課税をするという法改正をしたにもかかわらず、租税回避の防止ということでしたにもか...全文を見る
○大門実紀史君 先ほど言われた、適用除外の条件を満たさない方でというのはちょっといろいろ議論があるんですけれども、専門的になり過ぎるので今日は時間の関係でやめますけれども、いずれにせよ分からないですよね、なぜこうなるのか。  私は、これ去年の四月に、この資産性所得の、資料五枚目...全文を見る
○大門実紀史君 じゃ、何で五〇%にしたのかというと、最初の趣旨にあったとおり、その子会社に対する支配力を表すと。  しかし、考えてみますと、その子会社に対して日本の会社が例えば四八%株を持っている、残りはちょっと分散して誰かが持っていると、一番支配力を持っているのは日本の親会社...全文を見る
○大門実紀史君 これも本当に国際協調で考えなきゃならないし、アメリカはちょっと違うやり方をやったりしていますのでありますけど、やっぱり五〇%というのはもう既に相当抜け道で使っているところはあるんじゃないかと思いますので、引き続き研究してほしいなと思います。  もう一つ、今回の税...全文を見る
○大門実紀史君 新聞記事とイギリスのロイズマーケットの資料を、仕組みを付けてきましたけれども、事情は分かりますが、これそのものをもう少し本当は考えられるべきかなと思いますけれども、この機会に保険所得について。  先ほどの資産性所得の範囲が狭いんじゃないかという議論とも通じるんで...全文を見る
○大門実紀史君 もう問題点の指摘は以上でございます。今日は、特にその五〇%問題と資産性所得の部分ですね、保険所得どう思うか、どう捉えるかということを指摘させていただきました。  改めてですけれども、今日の指摘させていただいたことも含めて、麻生大臣に、このペーパーカンパニー問題、...全文を見る
○大門実紀史君 とにかく今、国際協調の機運が非常に高まっているときですので、チャンスでありますので、是非イニシアチブを取って頑張っていただきたいということを申し上げて、質問を終わります。
03月31日第189回国会 参議院 財政金融委員会 第6号
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○大門実紀史君 大門でございます。  今日は、今度の税制改正で入っております資料をお配りしておりますけれども、子供NISA、ジュニアNISAが創設されるということで、これについて質問したいと思いますけれども、何かこれは本当に変な制度なんですよね。金融庁の説明資料で、何でこんなも...全文を見る
○大門実紀史君 人の貯蓄が、貯蓄に偏在しているとか何に使わないとか、大きなお世話なんですよ。金融庁がどこかに誘導しようということは大きなお世話でありまして、何を偉そうに言っているのかと。  大体、今おっしゃったように、若い人が、年代別の口座開設比率ですか、私の三枚目の資料をおっ...全文を見る
○大門実紀史君 三井さん、そんなに真面目に答えるような話じゃないですよ。大した話じゃないじゃない、これ。要するに、百二十万と八十万で二百万って分かりやす過ぎますよ。元々証券業界の要望に何か工夫してくっつけてあげただけの話じゃないですか。  それで、これ、ただ二百万といいますけれ...全文を見る
○大門実紀史君 終わります。
○大門実紀史君 所得税法等の一部改正案に反対の討論を行います。  反対する理由の第一は、消費税一〇%への増税を延期した上で、財政再建の姿勢を示すためとして、二〇一七年四月には完全実施すると決めたことです。そんなことをやれば、またまた消費は落ち込み、景気全体が低迷するだけで、財政...全文を見る
○大門実紀史君 大門です。  関税法案は賛成でございますし、質問しようと思ったことはもう全ておやりになりましたので、税の大きな話を一つ二つさせていただきたいと思います。  先日、この委員会で平野達男先生と麻生大臣の間で税制の在り方について大変太い筋の議論がされたと思いますので...全文を見る
○大門実紀史君 是非、そういうことならば、財務省も、政府の審議委員の方も、余計な、意図的にこのグラフを使わないように大臣からも言ってもらいたいなと思います。  もうちょっと具体的に言いますと、不況のせいだけではないというので調べてみましたら、利益と税収の関係というのがあります。...全文を見る
○大門実紀史君 終わります。
03月31日第189回国会 参議院 本会議 第11号
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○大門実紀史君 日本共産党の大門実紀史です。  所得税法等の一部改正案に反対の討論を行います。  反対する最大の理由は、税制改正の前提となる安倍内閣の経済認識が間違っているからです。  先日の本会議質問でも指摘したように、大企業と中小企業の格差、富裕層と庶民の格差が拡大して...全文を見る
04月06日第189回国会 参議院 地方・消費者問題に関する特別委員会 第3号
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○大門実紀史君 大門です。  今日は、パチンコのATM設置問題を取り上げます。  パチンコ店の中にATMを設置するという問題ですけれども、最初にちょっとお配りしましたけれども、なぜこの問題を取り上げるかなんですけれども、二〇〇六年にサラ金の高金利が大問題になりまして、全会一致...全文を見る
○大門実紀史君 もう聞いたことだけ答えてくださいね。  業界は自主規制という形を取っても、必ず監督するところにいろいろ聞くものですよ、これでいいかどうか。当然、警察にも聞いているわけですけれども、了解したかどうかを聞いているんですけれども、これは了解されたんですか、これがのめり...全文を見る
○大門実紀史君 ちゃんと答えさせてください。
○大門実紀史君 そうすると、説明は受けたけれども、それでいいですよというふうなお墨付きを与えてはいないということでよろしいですか。そこだけ確認させてください。
○大門実紀史君 じゃ、もう正式に認めたわけではないということで理解させていただきます。  じゃ、多重債務対策本部の一員として、あるいは監督官庁として、どうなんですか、この三万円、十五万円、これがのめり防止対策になるという、警察庁の判断としてはどうなんですか、これ、のめり込み防止...全文を見る
○大門実紀史君 業界団体から問題が起きていますって報告なんか来るわけないですよね。  警察庁が、何度も言いますが、多重債務対策本部として、こういう、特にパチンコが問題になってきていますから、ギャンブル依存を減らす対策を取る一員であると、そういう責務があるという上で、今ちょっと最...全文を見る
○大門実紀史君 これは東和銀行ですから、金融庁を通じても、私の方で財政金融委員会等でやりますけれど、警察庁としてもちゃんとどうなっているかきちっと調べておかないと、これ警察庁が認可したというふうに業界は受け止めておりますので、責任が来ますよ、この問題。受け止めてほしいと思います。...全文を見る
○大門実紀史君 終わります。
04月07日第189回国会 参議院 財政金融委員会 第7号
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○大門実紀史君 大門です。  今日は、福井県の越前市にあります武生信用金庫の不正融資問題、並びにその不正融資を公益通報して不当解雇に遭った職員の方の問題を取り上げます。  この問題は、今資料をお配りしておりますけれども、地元では大変大きな問題になっておりますが、ただ、これは一...全文を見る
○大門実紀史君 ここまで来ると、財務局は自分たちを守ろうということで必死になっていると思うんですけれども、少なくともこの福井行政事務所からの通報というのは、これ資料が残っているんですね、この行政事務所に。したがって、これは一歩踏み出していただいて、金融庁として本気で調べるつもりで...全文を見る
○大門実紀史君 遠藤さんは、長い付き合いで、信頼できる方だというのはよく承知しております。なかなかこういう場で個別のことを踏み込んで言えないのも分からなくはないですけれども、これからちょっとお願いしたいのは、私、この新聞記事なんかだけ見て質問するような議員ではありません。全部資料...全文を見る
○大門実紀史君 終わります。
04月09日第189回国会 参議院 予算委員会 第18号
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○大門実紀史君 日本共産党の大門実紀史です。  今日は、税金の取り方、税制について質問をいたします。  この間、この委員会でも貧困の広がりという点が指摘されてまいりました。貯蓄ゼロの世帯が全世帯の三割を超え、年収二百万以下のワーキングプアも一千百万人を超えると。さらに、生活保...全文を見る
○大門実紀史君 消費税は、本会議でも指摘いたしましたけれど、社会保障に必ずしも全部使われているわけではないということを含めてやっぱり税体系考えていただかなければいけないと思いますけど、更に言えば、富裕層の中でも一握りの超富裕層、超大金持ちですね、の資産増加が物すごいわけでございま...全文を見る
○大門実紀史君 今後いろいろ考えるということですけど、もっと早く私は踏み出すべきだと、今踏み出すべきだと思っておりまして、アメリカは、富裕層への増税とともに、下の方に書いています金融機関への課税というのがあります。これは、大もうけしている銀行や金融機関に課税して、それを回そうとい...全文を見る
○大門実紀史君 つまり、国税六百、地方二百億で八百億ですね。八百億円というと、国と地方ということはあるんですけど、規模でいいますと、そのお金があったら何ができるかといいますと、年金のマクロ経済スライドを発動しなくていいんですよね。つまり、年金減らさなくて済む金額をもうかっている金...全文を見る
○大門実紀史君 とにかく応能負担を原則とした税制に抜本的に改革されることを求めて、私の質問を終わります。  ありがとうございました。
04月22日第189回国会 参議院 地方・消費者問題に関する特別委員会 第4号
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○大門実紀史君 大門です。  前回、パチンコ店への銀行ATMの設置問題を取り上げましたけれど、ちょっと重要な問題なのでもう一度取り上げておきたいと思いますけど、パチンコがギャンブル依存を招いて、それが多重債務の一つの原因になっているということで、多重債務対策は消費者庁、消費者特...全文を見る
○大門実紀史君 今おっしゃったのは、さっき言った運営会社ですが、今私が指摘したトラストネットワーク社に自分たちがやっていることのアンケートを取れと、どこかのパチンコ店へ行って抽出的にアンケートをやるのか知りませんけれども、そんな調査、信用できるものなのかということですよね。元々、...全文を見る
○大門実紀史君 西田審議官とは被災者の金融問題とかいろいろ一緒にやってきましたから、是非、信頼していますので、ちょっとこの方向は、東和銀行としてこれからもやり続けるのか、どう考えているのか。  それと、これはネットワークシステムですから、全銀協のネットワークシステムともつながる...全文を見る
○大門実紀史君 とにかく、そういう根の深い、これに、この企業は投資家に対して、こういう戦略を持っていますからといって投資を相当集めているんですよね。そういうことも含めて考えると、社会的に影響の大きいことが進んでいるわけですので、きちっとした対応をしてもらいたいというふうに思います...全文を見る
04月23日第189回国会 参議院 財政金融委員会 第8号
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○大門実紀史君 大門でございます。  午前中少し西田さんからありましたが、AIIB、アジアインフラ投資銀行について質問いたします。  これは二〇一三年の十月に中国が呼びかけて、アジアのインフラ整備に資金を提供するということで、今年の三月に参加国が締切りされて、日本、アメリカを...全文を見る
○大門実紀史君 交渉の外からって分からぬ。外からの方が、何ですか、要するにずっと入らないということですか、そうしたら。入るんですか。入ることを前提に、今のところは入らないで外から意見言った方がいいということなのか。入らないつもりだったら何の交渉力もないじゃないですか、関係ないんだ...全文を見る
○大門実紀史君 それは、だから、入ってみんなでこれから作ろうとしているわけですよ。何で入らないでやるのか分からないですね。何かいろんな審査基準がどうのとか、貸した金が返ってこないとか、いろんなけちを付けられることばかりおっしゃっているんだけれども、それはほかの国だって危惧があるわ...全文を見る
○大門実紀史君 答えにくいですか。  いや、これ僕思うんですけれども、アメリカなんか日本を裏切りますよ、平気で。平気で裏切りますから、アメリカの顔色を見て、最初はそうですよね、G7そのものにアメリカが働きかけて、G7は今回ちょっと見送ろうかと思っていたのが、イギリスが抜け駆けし...全文を見る
○大門実紀史君 だから、財務省としてもその程度のことしか今言えないといいますかね。こんなの、今そんな一生懸命おっしゃいますけれども、急に政治的に判断が変わったらどうするんですか。今言ったような答弁、何にも残らないですよ。意味がなくなりますよ。だから、何というのか、もっとどっしり、...全文を見る
○大門実紀史君 終わります。
05月12日第189回国会 参議院 財政金融委員会 第9号
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○大門実紀史君 自分の前に質問した方のことをコメントされるというのは嫌な部分はあると思うんですよね。気を付けないと、褒めるときはいいですけれどもね。しかし、あえて言わせてもらいますと、社会主義という言葉をちょっとよく勉強してから使っていただきたいなと。軽々しく、だからソ連の何か、...全文を見る
○大門実紀史君 そもそも、もう細かい話よりも、政投銀が一体どこに向かっているのかということなんですけれども、大塚耕平さんからもありましたけれども、始まりは二〇〇五年の十二月ですか、例の行革の重要方針という閣議決定が出て、その中で政策投資銀行についてもかなりちょっとシビアな書き方し...全文を見る
○大門実紀史君 今、麻生大臣が言われたのは、私はそのとおりの部分がたくさんあると思いまして、その点でいきますと、二〇〇五年のこの閣議決定はもはや実質的には生きていないといいますか、これもうすっぱり言っていますから、ここはね。大企業と中堅は自分で調達できるんだ、すべきなんだ、だから...全文を見る
○大門実紀史君 いや、そうですかね。これ見れば、例えば第六号案件ですか、自動車メーカー四社でしょう、こんなの自分でやりますよ。なぜこれが自分たちだけで資金が供給されないのか、どう考えても分かりません。  このファンドの図に、先ほどまた呼び水、呼び水と言われていますけれど、私、違...全文を見る
○大門実紀史君 反対討論を行います。  本来、公的資金を活用する政策金融は、民間ではリスクが取れない公益性の高い分野への投融資に限定すべきであります。ところが、政策投資銀行は、特定投資業務のように、空前の内部留保をため込み、支援の必要のない大企業支援を続けることで組織の延命を図...全文を見る
05月14日第189回国会 参議院 財政金融委員会 第10号
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○大門実紀史君 大門です。  今日はお酒の話を取り上げたいと思いますけれども、昨年の通常国会で請願が採択されました。この財政金融委員会で請願が採択されるというのは本当にまれなことでありまして、平成に入ってたった四種類しか採択されておりません。その一つが、お手元に今配っていただい...全文を見る
○大門実紀史君 聞いていない。そんなこと聞いていない。
○大門実紀史君 そういう取組をされてきたけれども事態が止まらないのでこの請願が出てきたということなんですね。したがって、この請願採択を踏まえて次に何かやるということは、当局としては何も考えていないということですよね、今のお話だと。引き続き今までどおりやるわけでしょう。  それで...全文を見る
○大門実紀史君 そうですよね。いろんな商売の仕方があって、一般的な商品までとやかく言うつもりはありませんけれども、このお酒をおとり商品に使うというのはいろんな意味からまずいということだというふうに思うんですよね。  ところが、実際には、先日、私、京都の山科の酒屋さんの話を聞いた...全文を見る
○大門実紀史君 今の指針は、措置といっても、指導といっても口頭指導だけなんですね、たまに文書を出しますけれども。で、罰則はないんですよね。だから、もう平気でいろいろなことをやっているわけですよね。いろいろ品を替えてやっているわけですよね。それではもう防げないということで、先ほど自...全文を見る
○大門実紀史君 終わります。
05月18日第189回国会 参議院 決算委員会 第8号
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○大門実紀史君 大門でございます。  この国会で政策投資銀行法案そして商工中金法案というのが審議されてきておりますけれども、今、政策金融の在り方が改めて問われているというときだと思いますが、最初に申し上げますと、我が党としては、単に何でも民営化すればいいものではないと。公共性が...全文を見る
○大門実紀史君 長々ありがとうございます。  要するに、中小企業組合自身が、大企業がその中小企業組合に入ってもらうことが会員の中小企業がメリットがあるというふうに判断した場合、手続をきちっと取って入ってもらうことがあると。入ってもらった場合で、協同組合は融資ばかりとは限りません...全文を見る
○大門実紀史君 この組合の会員名簿を独自で入手をしております。調べてみますと、何と一部どころか三分の一以上が大企業でございます。通常、この中小企業協同組合、大体名前が中小企業協同組合なんですけれども、三分の一以上が大企業というのは、これあり得ない話じゃないんですかね。中小企業庁と...全文を見る
○大門実紀史君 これは正常じゃないんですよね。  それで、しかも、さっき言った三億円というようなレベルじゃなくて、入っているのは、東洋紡、これは資本金五百十七億円です。従業員が、三百人どころじゃありません、一万四百八十七人。ユニチカも入っております。資本金二百六十二億円、従業員...全文を見る
○大門実紀史君 専門家なのにちょっとお分かりになっていないのかなと思うんですけれども。  実は商工中金融資というのは、一旦その中小企業協同組合の会員になれば大変スムーズに、簡単に融資が受けられるんですね。私、ふだん財政金融委員会ですけれども、政策投資銀行とはちょっと違うんですよ...全文を見る
○大門実紀史君 いや、そんなことない。全然スムーズで有利であります。  大阪の組合の話に戻りますけれど、こういう東洋紡、ユニチカといった一部上場の企業は、大阪府が指摘するように、適正な手続なしに加入したと。これが問題で指摘されているわけですけれども、その加入の目的がこの危機対応...全文を見る
○大門実紀史君 本当に、中小企業庁は商工中金民営化したくないんじゃないかと思うんですよね。それならそれでやっぱりきちっとした中小企業支援を、ありのままに中小企業支援に頑張るべきだと思うんですね。こういう変なことをやって延命を考えると、かえってもう潰せということになりかねないと思う...全文を見る
○大門実紀史君 とにかく、守らないで、これは守らない方がいいと思うんですね、中小企業庁、これはちゃんとうみを出した方がいいと思うんですよ。その方が、この後、この後々、やっぱり商工中金の本当に役割を高める意味にもなると思うので、きっちりやってほしいなというふうに思いますし、私はこの...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございました。終わります。    〔理事赤石清美君退席、委員長着席〕
05月19日第189回国会 参議院 財政金融委員会 第11号
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○大門実紀史君 大門でございます。  今日は被災地の金融問題を取り上げさせていただきます。  東日本大震災から四年以上たちました。先日も宮城県に行ってまいりましたけれども、沿岸部の復興というのはまだまだこれからでございまして、私は、特にこの委員会でも、被災者の金融支援について...全文を見る
○大門実紀史君 私も聞き取りをちょっとやったんですけれども、何なのかなと思いますと、何といいますか、もう震災から四年以上たちましたから、金融機関としては、だんだんだんだん平時の考え方、モードに戻っているところがありまして、被災者の方に、まあ通常はそういうことかも分からないんですけ...全文を見る
○大門実紀史君 是非よろしくお願いいたします。  もう一つが、中小事業者の債務整理の方なんですけど、資料の二枚目以降なんですけれども、これは東日本大震災事業者再生支援機構、復興庁の機構であります。  これも最初は中小企業庁の中に買取り機構というのができて、私は、一緒にやってい...全文を見る
○大門実紀史君 そうですね、もう最初から、いわゆる当事者、担当者とか金融機関が、よく言うのは経済合理性ということを絶えず言うわけですね。この復興に関して言えば、私は復興合理性、復興していくことに理があるんだということで、平時の考え方をちょっと横に置いておいて、全部捨てるわけにはい...全文を見る
○大門実紀史君 終わります。
05月21日第189回国会 参議院 財政金融委員会 第12号
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○大門実紀史君 大門です。  先月取り上げました福井県の武生信用金庫の不正融資、職員の不当解雇問題の第二弾、二回目をやらせてもらいますが。  改めて事件の概略を言いますと、資料をお配りしておりますけれど、一枚目に時間的な経過を書いておりますが、要するに、武生信用金庫が実質的に...全文を見る
○大門実紀史君 まだ調べてもらっている途中ということですが、この問題、本省としては私は守らない方がいいと思うんですね、北陸財務局あるいは武生も、幾ら合併するといってもですね。やっぱり北陸財務局のうみをこの際出しておかないと、もう信頼が地に落ちていますので、北陸財務局そのものが地元...全文を見る
○大門実紀史君 そんな甘っちょろいことを言わないでくださいよ。これ、迂回融資なんですよ、法令違反なんですよ。一時的に信用供与限度額を超えた、超えていないというのはここに書いてあるけれど、それを言っているんではないんですよ。これそのものが迂回融資なんですよ。貸せないところに貸してい...全文を見る
○大門実紀史君 いや、そうじゃなくて、ちょっとかばうようなことをおっしゃるから言いたくなるんだけれども。  もう武生信金は、名前言いませんけれども、ある金融機関に吸収合併の話がもうスケジュールに上っていますよね、今日にも記者会見するということですよね。そうすると、この問題がどう...全文を見る
○大門実紀史君 とにかく、この問題は終わりませんから、このままうやむやにしても。私、何度も追及させていただきますし、これが放置されたら、もう検査なんか信用できなくなりますので。  それで、実はこのエグジットミーティング、十二月二十六日ですけれども、これだけじゃないんですよ、この...全文を見る
○大門実紀史君 終わります。
05月26日第189回国会 参議院 財政金融委員会 第13号
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○大門実紀史君 大門です。  今回の金商法改正案は賛成でございます。  改正のきっかけになったのは、お年寄りへのファンドの被害、勧誘問題なんですけれども、ただ、ほかの金融被害でも高齢者が餌食にされるケースが増えております。だまされるのは決して超大金持ちのお年寄りではありません...全文を見る
○大門実紀史君 私、高齢者のいろんな被害ありますよね。例えば、振り込め詐欺というのは、最初は自己責任といいますか、御本人が注意してくださいという世界だったんですよね。それが余りにも被害が増えて増えて、それで、今や金融機関がもうおじいちゃん、おばあちゃんを窓口で羽交い締めにしてでも...全文を見る
○大門実紀史君 終わります。
05月28日第189回国会 参議院 財政金融委員会 第14号
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○大門実紀史君 大門でございます。  普通、参考人質疑のときは立場の違う方を並んでもらうのが多いわけですけど、今日は、どういうわけかお二人とも財務省と同じ立場ということで、ちょっと質問しにくいところがあるんですけど、実は先日、財務省当局とこの議論をやったものですから、ちょっと同...全文を見る
○大門実紀史君 終わります。
06月02日第189回国会 参議院 内閣委員会、財政金融委員会連合審査会 第1号
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○大門実紀史君 日本共産党の大門でございます。  昨日あれだけの事件が起きて、普通ならばこの委員会も、私の質問の前にもう審議がストップして、今頃散会しているのが普通じゃないかというふうな大事件が起きたわけですよね。にもかかわらず、まだ審議続いておりますので質問はしますけれども、...全文を見る
○大門実紀史君 今おっしゃったようなことが原因だったらば、そんなにすぐ原因が分かっているんだったら、なぜ対策を取れなかったのかということですよね。何よりも、サイバー攻撃ということをまだよく御理解されていないんじゃないかと、その恐ろしさをですね。だから、この預貯金口座にまでナンバー...全文を見る
○大門実紀史君 資料も用意いたしましたけれども、反面調査というのは客観的に見てやむを得ないと認められる場合に限って行うということと、金融機関の場合は、金融機関そのものが守秘義務を負っております。ですから、税務署に言われたら何でもはいはいと出す必要はないということで、金融機関が税務...全文を見る
○大門実紀史君 建前はそういうことで、そうしてもらいたいと思いますが、国税庁に聞きますけれど、今でさえいろんな通達で抑制的にやりなさいとなっているものが、そうならない実態が、そうしていない実態があるわけですけれど、この協力義務を盾に更に個人情報の提供を無理強いする、金融機関にする...全文を見る
○大門実紀史君 一応、今の国税庁の答弁を現場にも徹底していただきたいということだけ申し上げておきます。また問題があれば、国税庁と相談をしたいと思います。  とにかく、今回の預貯金口座にマイナンバーを振るというのは、税務署側からの話でありまして、納税者側からの話ではありません。し...全文を見る
06月10日第189回国会 参議院 地方・消費者問題に関する特別委員会 第5号
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○大門実紀史君 大門です。  私は、地方の賃金問題について質問をいたします。  地方に人材を集めるとかあるいは地方に生まれて地方で仕事をしていくという上で、都市と地方の賃金格差を是正していくということは大変重要ではないかと思います。その点で、最低賃金の問題を取り上げますけれど...全文を見る
○大門実紀史君 なぜこの格差があるかなんですけれども、とにかく格差がありますと、同じ仕事するならばもう都市部に出ていって仕事しようということになるわけですから、人口が都市部に流出をいたします。集中いたします。で、地域はますます過疎化が進むということで、賃金問題というのは実は、この...全文を見る
○大門実紀史君 あれこれ言われましたけど、実はそうじゃないんですね。決め方がおかしいんですよ、今の最低賃金の。  もうここは厚生労働委員会でもありませんし、その制度論は別のところで議論したいと思いますけど、指摘だけしておきますと、一つは、今申し上げた中で、最低賃金を考慮する要素...全文を見る
06月16日第189回国会 参議院 財政金融委員会 第15号
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○大門実紀史君 大門です。  今までの議論を聞いて、私も久しぶりに出口の問題、ちょっと一つだけお聞きしたいんですけれども、私は一貫してもうこの異次元緩和始まったときから何度も一つの問題をお聞きして、まともに答えてもらったことはないんですけれども、要するに、これだけ大量に日本銀行...全文を見る
○大門実紀史君 そうじゃないんですね。私が聞いているのは、マーケットにですよ、これ予算委員会で聞きました、二年前にですね、マーケットに影響を与えないで、その後もう二年間でがばっとまた持たれたわけだけれども、マーケットに影響を与えないで元に戻す方法があるんですかと、そのとき何考える...全文を見る
○大門実紀史君 何度聞いてももう二年間同じことばっかりおっしゃるんですけど、全然聞いたことに本当答えていらっしゃらない。お分かりですよね。多分それに答えられないんじゃないかと思うんですね。  これだけ大量の国債をどこかで吐き出していけば、必ずマーケットは反応しますよね。だから、...全文を見る
○大門実紀史君 白川前総裁のときに、例えばこの委員会でいえば大塚耕平さんとか前いらっしゃった佐藤ゆかりさんがこの問題を質問されていて、そういうちょっと人ごとのような話じゃなくて、やっぱり金利については日銀もいろいろ関与されているので、日本銀行の見解としては、もちろん家計部門はマイ...全文を見る
○大門実紀史君 先ほどもそうですけれども、日銀がやっていることは財政ファイナンスを目指しているわけではありませんと、こんなの当たり前なんですよね。日銀がやっていらっしゃることが別に所得移転を目指したわけでもありませんと、当たり前なんですよね。  申し上げたのは、結果としてそうな...全文を見る
06月17日第189回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第7号
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○大門実紀史君 大門でございます。  前泊参考人にお伺いしますけれども、おっしゃったように、私も予算委員会の調査等で沖縄経済の調査、何回か伺っていますけれど、沖縄経済の発展が日本経済の、何というか、本当にリードする起爆剤になればと、本当にそういう可能性はあるというふうに思ってお...全文を見る
○大門実紀史君 終わります。
08月04日第189回国会 参議院 財政金融委員会 第16号
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○大門実紀史君 大門でございます。  今日は中国経済の問題を少し質問させていただきます。  今までもよく、中国、東アジアの経済の問題を質問させていただきましたけれども、今は特に、安保法制の関係で特別委員会で殊更中国の脅威論が盛んに宣伝されております。先週も聞いておりましたら、...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございます。  麻生大臣にお聞きしますけれども、やっと再開されてよかったと思うんですけれども、この財務対話、今度、経済対話の方も今準備をされているということで、あそこはいろんな省庁が入る大きな枠組みですけれど、再開されていけばいいなというふうに思ってお...全文を見る
○大門実紀史君 貴重な話、ありがとうございました。  何といいますか、アメリカなんかは日本よりも、アメリカは戦略経済対話というのをやっているんですね。非常にしたたかな対話でございまして、経済と付きますけれども司令塔は国務省でございまして、経済の問題といいながら、要するに軍事の防...全文を見る
08月05日第189回国会 参議院 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第8号
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○大門実紀史君 日本共産党の大門実紀史でございます。  安倍内閣は、今までの自民党政権が取ってきた憲法上の立場、すなわち集団的自衛権の行使はできないということをできるというふうに百八十度逆転させたわけであります。その唯一の根拠が、今日も何度も出ておりますけれども、日本を取り巻く...全文を見る
○大門実紀史君 ですから、運用開始されてもいないときに発射する動きなどあり得ないわけでございます。こういうことがテレビで簡単に流されていると、国民の皆さん、不安に思いますよね。この前なんか、びっくりしたんですけれども、賛成会派のある議員なんかは、日本が巡航ミサイルのトマホークを持...全文を見る
○大門実紀史君 私が申し上げているのは、それは承知しております。それは、軍事的対立に発展するかどうかという見方をこのブレアさんはしておられて、そういうマターではないと。  アメリカの政府高官というのは、民間人になってから結構生のいろんなことを言う傾向があるんですね。逆に言うと、...全文を見る
○大門実紀史君 私たちも決して、中国の軍事費の急拡大についていかがなものかと思っておりますし、スクランブルにしろ海洋進出に前のめりなことにしろ、懸念を抱いてはおります。それがあおるような脅威なのか、それとも懸念なのかですね。懸念は払拭できます。脅威は払拭できません、脅威というもの...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございます。  お手元に資料を作りましたけれども、このグラフは日中、日米、日本とASEANの経済的な依存度のボリュームの大きさを示すものでありまして、貿易でいえば輸出と輸入の両方の合計です。投資もそうです、受取、支払、両方の合計です。差引きしてしまいま...全文を見る
○大門実紀史君 そういう国とは、どういうふうにいろんなことを対応していかなきゃいけないかということなんですが、当たり前のことですけれども、外交的、平和的手段で問題の解決を追求するというのは両方の国益に沿うわけですね。  それで、改めて資料を、次のページからちょっとボリューム多い...全文を見る
○大門実紀史君 今おっしゃったように、政府としては中国を脅威とはみなしていないということなので、与党の皆さんはよく聞いておいてもらいたいなと思います。  その上で、具体的な話でいきますと、南シナ海ですけれども、今おっしゃっていただいたように、ASEANの会議が開かれておりまして...全文を見る
○大門実紀史君 是非、そういう点で日本は頑張るべきなんですよ。もっともっと努力することが必要だと思います。  時間の関係で、ちょっと資料を配って説明する時間ありませんけど、資料四の、これは現職の米国国務次官補、ダニエル・ラッセルさんですけれど、大変重要なことをおっしゃっていまし...全文を見る
○大門実紀史君 これ、だって対中と書いてあるじゃないですか。中国シミュレーションですよね。  二〇一三年の一月三日に、ウォール・ストリート・ジャーナルで、アメリカの保守系シンクタンクのマイケル・オースリンさんが大変いいことをおっしゃっていまして、東アジアにおける最も不穏な流れは...全文を見る
09月10日第189回国会 参議院 財政金融委員会 第17号
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○大門実紀史君 大門です。  今朝の朝刊を含めてこの二、三日話題になっているのが、消費税を一〇%に引き上げたときの負担軽減策ということでございます。そんなに心配だったら増税やめた方がいいんじゃないかと私は思うんですけれども、特に話題になっているのが、財務省の新しい提案の消費税還...全文を見る
○大門実紀史君 そうですよね。当たり前のことなんですけれども。  ところが、このマイナンバー制度を活用して税の還付を行うというのは、よくマイナンバー制度を御存じないとは思いませんけれど、マイナンバー制度というのはもうさんざん議論があったとおり任意の制度であります。カードの取得も...全文を見る
○大門実紀史君 局長、もっとちゃんと勉強してください。マイナンバー法に書かれている税に関する使い方というのは、そうじゃありません。こういう、個人それぞれに返すとか、個人それぞれが申告するとかじゃなくて、それはあくまで源泉徴収をやるときに使うわけですから、そのときに関わるいろんなこ...全文を見る
○大門実紀史君 まだまだ問題があると思うんですよね。与党の皆さんが協議されるということなので、参考までに聞いてもらえればというふうに思いますけれど。  これは、中小業者の事務負担とか経費負担が生じますマイナンバーの読み取り機、購入しなきゃいけないと。それの維持経費も掛かりますよ...全文を見る
09月18日第189回国会 参議院 本会議 第43号
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○大門実紀史君 日本共産党の大門実紀史でございます。  鴻池委員長問責決議案に賛成の討論を行います。  問責決議案に賛成する理由は、昨日、戦争法案を審議する特別委員会において、与党と結託して法案の強行採決を行ったからであります。しかも、委員長不信任の動議が採決された直後の出来...全文を見る