大門実紀史

だいもんみきし

比例代表選出
日本共産党
当選回数4回

大門実紀史の2018年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月06日第196回国会 参議院 議院運営委員会 第8号
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○大門実紀史君 大門でございます。  しばらく前に財政金融委員会で日本銀行に行きまして、黒田さんともお会いしていろんなお話をさせていただきまして、あれでお別れかと思っていたんですけど、またお会いすることになって、これからまた何度も議論するようになるのかなというように思いますけれ...全文を見る
○大門実紀史君 なかなかお答えにくいと思うんですけど。  ずっと見てきますと、黒田さんも衆議院の議運ではちょっとお答えになっていますけど、速水さん、私は、速水総裁、福井総裁、白川総裁と黒田総裁ですけれども、速水さんのときにかなりいろいろ、ゼロ金利の解除が早かったということでかな...全文を見る
○大門実紀史君 これは、政治の問題もありますのでこれぐらいにしておきますけれども。  今日はちょっと基本的な考えを改めてお聞きしたいんですけれど、デフレを克服ということでやってこられたわけですけれども、そもそもデフレの原因は何なのかと、それが間違うと処方箋も間違うわけなんですけ...全文を見る
○大門実紀史君 まずその点で、二%と賃金の関係なんですけど、大体、二%の物価目標とおっしゃいますけれども、それが世界のグローバルスタンダードだと総理もおっしゃっていますけど、二%以上の物価上昇が続くというのは日本では高度成長期ぐらいで、そんな継続して続いたことないんですよね。あと...全文を見る
○大門実紀史君 一つのシンクタンクですけど、今年の賃上げ二・一%と、このまま行くと、定昇込みでですね、というような水準でありますので、この点だけ考えても二%の達成が二〇一九年云々は大変厳しいというか難しいのではないかというふうにちょっと指摘だけしておきたいと思います。  もう一...全文を見る
○大門実紀史君 最後に、最後というか出口論なんですけど、これも私、五年前の予算委員会でしたかね、これから大量に国債買って異次元の金融緩和に具体的に踏み出すというときの議論で、これに踏み込みますと、一旦踏み込めば出られなくなる、引き返せなくなると。なぜならば、マーケットは日銀が買う...全文を見る
○大門実紀史君 終わります。
03月07日第196回国会 参議院 議院運営委員会 第9号
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○大門実紀史君 大門でございます。  本当に、若田部先生にお会いできてうれしいなと思っております。まさか若田部先生が日銀副総裁に出てこられようとは本当に思っておりませんでして、リフレ派としても、何といいますか、かなり刺激的といいますか過激といいますか、よくそういう方が出てこられ...全文を見る
○大門実紀史君 私、若田部先生となら本来リフレ云々の議論をしなきゃいけないんでしょうけど、ちょっともう同じ話ばかりでうんざりしておりますので、せっかく目の前にいらっしゃるので、ずっと気になっていたことをちょっとこの機会にお聞きしたいんですけれども、日銀の独立性の問題です。  昨...全文を見る
○大門実紀史君 今日は論戦の場ではありませんので、お考えを聞くということで、また副総裁になられたらじっくりやりたいと思うんですけれども。  もう一つ、そこまで行く手前でいろんなことをおっしゃっていて、この本も面白いなと思って読んだことは読んだんですけど、二〇一〇年ですね、「伝説...全文を見る
○大門実紀史君 岩田前副総裁が二%達成できなかったら辞めるということをおっしゃって、私はそれを追及したことはありませんけど、かなり野党の皆さんが追及をして、私の方はばかばかしくて追及する気もしなかったんですけど、かなり厳しく追及されたことがあるんですね。そのときおっしゃったのは、...全文を見る
○大門実紀史君 そうは書いてありませんので、またこれはやりたいと思うんですけれども。  この副総裁の枠が二つあって、一つは、別に日銀法に書いてあるわけではありませんけれども、外部の有識者というのが慣例で今まで枠が当てられてきたと。これ何も法的な根拠はないんですよ。それは、最初は...全文を見る
○大門実紀史君 仮定の話には答えられないって、どこかで聞いているんです、この間。役人答弁のようなことは、本当に、副総裁、こういうときの、非常に難しい時期の副総裁だから、そういうときだけ逃げて、前提がとかで逃げて、それだと財政金融委員会でまた大変なことになると思うんですよね。もうち...全文を見る
○大門実紀史君 雨宮さんは、本当にいろいろ教えてもらったり、お世話になってまいりました。  日銀マンというのは本当にいい人が多いですよね。時々世間離れした人もいらっしゃいますけど、何というか、霞が関と違って、当時、本当にいろんな意味で日銀マンとお付き合いさせてもらってきておりま...全文を見る
○大門実紀史君 そうはいっても、御苦労多いなというふうに思いますけれども。同じ金融緩和論でもやっぱり違うわけですよね、いろいろ見ておりますと。  雨宮さんは、とにかく黒田さんの一番のブレーンで、この五年間いろんな意味で大変御苦労されたと、相当お疲れのような気もしますけれども。昨...全文を見る
○大門実紀史君 いや、よく分からないですね。  実は、その段階はもう超えちゃったと。もう四百五十兆でしょう。そうなると、市場と対話してテクニカルに国債の年限を変えて、到底、それだと百年掛かるんじゃないかと思うんですね。だからこそ、もっと早い段階でいろいろな話をしていて、そういう...全文を見る
○大門実紀史君 主要国、二%を確かに掲げてきたりしていますけど、それはいついつまでやるとか、二%やるまでこういうことをやり続けるとか、ちょっと日銀とは違うので、それだけ持ってきてというのは違うと思うのと、私、最初申し上げた、若田部さんが副総裁になったときにやっぱり違いが出るのでは...全文を見る
03月20日第196回国会 参議院 財政金融委員会 第4号
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○大門実紀史君 私も、十分だけですけれども、森友問題を取り上げます。  佐川さんのことでありますけれども、もちろん全体、彼の責任が重いのは想像できるところでありますけれど、ただ、全て佐川さんの責任なのかと。この間、何かもう悪いのは全て佐川、理財局、そして財務省と、政治とか与党は...全文を見る
○大門実紀史君 だったら、不思議なんですよね。この間、もう佐川さんが改ざんしたかのような議論がずっとあって、麻生大臣そのものが、佐川が改ざんしたのは自分の答弁に合わせるためだろうというようなことを大臣そのものがおっしゃっていますね。全てもう佐川さんが改ざんしたということ前提の質疑...全文を見る
○大門実紀史君 分かっています。だったら、なぜ改ざんの理由を大臣が述べられたり、昨日の予算委員会でも、もうすごいですね、もうみんな佐川が悪いような話に持っていくんですよね。佐川さんが改ざんしたことを前提にして質問をしているわけですよね。  そもそも改ざん前の文書をそのまま出した...全文を見る
○大門実紀史君 つまり、出したってよかったというのは、政治へのそんたくなんかしていないということで言っているだけのことなんですよね。政治へのそんたくということに及ばないように、こんなもの出したってよかったんだと今頃になって言っているだけとしか思えません。  それで、佐川さんの答...全文を見る
○大門実紀史君 終わります。
03月22日第196回国会 参議院 財政金融委員会 第5号
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○大門実紀史君 大門でございます。  私は、今日、税法について質問と思っていたんですけれども、ちょっと少しだけ、今の議論を聞いていて森友問題触れさせてもらいたいと思います。  太田局長、だんだん当初に比べて対応が丁寧になってきたといいますか、いろいろ調べましょうというふうにな...全文を見る
○大門実紀史君 それを踏まえてなんですけれども、この前の書換え、私たちは改ざんだと思っていますが、書換え前、書換え後の、出してもらった資料の書換え前、あの資料だと三十二ページなんですが、要するに政治家の名前と安倍昭恵夫人の名前が出てくる部分でございます、これが全部削除されていたわ...全文を見る
○大門実紀史君 毎日朝方まで仕事されているのも知っておりますので無理を言うつもりではないんですけれど、非常に重要なところでありますので、ほかの課の応援も得て速やかに出してほしいなと思います。  もう一つは、手控えとかいろんなところから出てくるという意味なんですけど、そもそもなぜ...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございます。  こういう中で、韓国は企業増税に踏み出しております。これ、韓国の経営者団体が反対する中ですけど、企業増税に踏み出して、サムスン電機とか現代自動車なんかは数百億円規模の増税になるというようなことになっております。ただ増税すればいい、いいと言...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございます。  まず、ちょっとそもそも論なんですけど、この賃上げ投資促進税制、もう全て大企業向けですね、この千六百十億円に関して言えば。もうこの五年間ずっと、麻生大臣の問題意識も私たちも共有して、内部留保がどんどんたまっていくのに全然賃金とか投資に回ら...全文を見る
○大門実紀史君 一言、あとは次回にいたしますが。  増収、減収、つまりあれですね、千六百十と百三十足して千七百四十が減税だけど、下の千七百四十分は制度が終わるんで増税になるんで、増税と減税が中立になるというような、これちょっとトリックだと思うんですよね。つまり、今まで所得拡大促...全文を見る
03月22日第196回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第2号
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○大門実紀史君 大門です。  今日は、大臣には通告をしておりません。別に大臣の個人的なことではなくて、まあそれもあるんですけれども、消費者担当大臣が一体何なのかということをこの間また考えさせられたわけでありまして、最初、私、ずっとこの委員会といいますか、消費者庁をつくる前から関...全文を見る
○大門実紀史君 実はその消費者庁、大臣だけじゃなくて消費者庁そのものの存在意義に関わる大問題がこの間起きてきたわけですね。ジャパンライフの問題であります。  お年寄りを食い物にしたマルチ商法、現物まがい商法で、何回も国会で取り上げさせていただいていて、過去の消費者庁がどうジャパ...全文を見る
○大門実紀史君 刑事告訴は。
○大門実紀史君 前例のない行政処分をやってこられたというのはもう知っていますよね。今の課長さんになってから、前はちょっといいかげんなこといっぱいあって指摘されておりますけれど、今の課長さんになってから割とぴしぴしぴしっと処分はされてきたと。それじゃ止まりませんよと。  皆さんが...全文を見る
○大門実紀史君 もう時間が来ましたので今日は終わりますけれど、消費生活センターをサポートするというようなそういう、人の責任じゃないですよ、消費者庁そのものが問われているので、自ら行動を起こさないと次の責任が問われるということを厳しく指摘して、今日は質問を終わります。
03月23日第196回国会 参議院 財政金融委員会 第6号
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○大門実紀史君 大門です。  この一年、地域の損保代理店の問題を何度も取り上げさせていただいてまいりまして、要するに、全国、地域で頑張っている損保会社の中小の代理店が、災害時には一番地域のニーズをつかんで被災者支援のために一番頑張ってくれてきた、そういう代理店が大手損保会社の下...全文を見る
○大門実紀史君 本当に真摯によく頑張ってきていただいております。財務省がこんな状況ですから、もう金融庁が本当に輝いて見えるというぐらい思いますけれども。  ところが、資料を配付いたしましたけれども、この国会質疑、審議、大臣の御答弁、そして金融庁の努力、今席外されていますけど、自...全文を見る
○大門実紀史君 最後のページがそうなんですね。  そもそも、この内部文書がなぜ私のところに来たかといいますと、このM海上火災の社員の方が、代理店の対応を自分がやってきて、やっぱりちょっとひどいなと、うちの会社もひどいなと思っていたときに、国会でいろいろな議論があって、金融庁が指...全文を見る
○大門実紀史君 終わります。
○大門実紀史君 大門です。  今日は税法の質問だけと思ったんですけれども、先ほど松川るいさんの話に刺激されて、やっぱり一言言わなきゃいけないと、聞かなきゃいけないと思うわけなんですけれども。  相変わらず、改ざん文書が、あんなものはあのまま出したってよかったんだと、大したこと...全文を見る
○大門実紀史君 いや、違いますよ、私、議事録読んでみましたから。  最初は、佐川さんが関与しているのは、これは私も、立場からいって、これはもう、関与の仕方は分かりませんけれども、これは間違いないと思いますよ。  ただ、何のためにといったときに、政治家のそんたくはないというよう...全文を見る
○大門実紀史君 私もう税法の質問できなくなりますね、それだったら。  もう一度言いますよ、もう一度言いますよ。佐川さんが関わっていたのは、私も別にそうだなと思うんです。なぜ、なぜ、改ざんの理由ですよ、何のために改ざんしたんだろうと。分からないですよね、まだ。分からないですよね。...全文を見る
○大門実紀史君 自分のというのはあなたが言ったから。佐川さんが自分の答弁に合わせるためって理由を言ったから言っているだけのことで。分からないですか、私の言っていること。それは自分の答弁に合わないですよね、あれね。合わないですね、で変えさせたと。ところが、じゃ、自分の答弁は、事実と...全文を見る
○大門実紀史君 分からないですからね。鶏が先か卵が先みたいなことばっかり言っているんですよ。答弁変えたのは、もう時間なくなってきちゃったな。佐川さんは自分の答弁に合わせるために変えたと、したとしても、じゃ、何であんな答弁したのということと同じなんですよね、私が聞いていることはね。...全文を見る
○大門実紀史君 あなたの意見聞いているんじゃないんですよ。だから、聞いてくれます、福田さんにね、聞いて、次回また答えてください。  終わります。
03月28日第196回国会 参議院 財政金融委員会 第7号
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○大門実紀史君 総理に伺います。  昨日の証人喚問、佐川さんのですね、肝腎なことは何にも答えないひどい中身でございましたけど、総理としてはコメントを差し控えるということでございますが、ただ、丸川珠代さんの質問というのは、またあれ逆効果じゃなかったかなと思うんですよね。何が、何が...全文を見る
○大門実紀史君 この問題は、今、大塚さんからもあったとおり、何がそんたくで何が暗黙の了解で何が圧力で何がこうというのがグレーゾーンの問題ではあるわけですけれども、はっきりしているのは、この問題は、実際に罪に問われるとしたら、これは役人になりますね。公文書改ざん、罪に問われるとした...全文を見る
○大門実紀史君 そうですね。  私は、昭恵さんが何か強引に何かやったとか、そういうことで今この問題を取り上げているわけではなくて、相手がどういうふうに思ったかとか、実はこれ、ゼロ回答、ゼロ回答というのが総理もこの間委員会でおっしゃっていますけど、実は私、去年の三月の決算委員会で...全文を見る
○大門実紀史君 籠池さんという方は何だっていいんですよ。早く買い取れて負担が減れば何だっていいんですよ。要するに、私余り決め付けはしたくないからただ起きた事実だけを申し上げると、このファクスがあり、それでもまだ翌年になって鴻池さんの事務所に近畿財務局の対応が悪いとか、まだちょこち...全文を見る
○大門実紀史君 ですから、あえてどうしてもゼロ回答という印象を、本当に印象操作だと私は思っちゃうんですけど、もしそう言うんだったらば、このファクスの時点では、回答した時点ではとおっしゃるべきで、いかにも全部はねのけたようなことではないと。具体的なアクションとしてあるのはこれだけな...全文を見る
○大門実紀史君 太田理財局長に昨日の佐川さんとの関係で一つだけ今日聞いておきたいのは、佐川さんが改ざんを指示したであろうと。その理由は、自分の答弁に合わせるために改ざんしたんじゃないかということを麻生大臣もずっとそういう話をされてきて、途中で若干、それだけではなくて、うちの辰巳孝...全文を見る
○大門実紀史君 はい。  今日はもう終わりますけど、先ほど申し上げました参考人の招致をよろしくお願いしたいと再度申し上げて、質問を終わります。
○大門実紀史君 反対の討論を行います。  国民の財産である国有地をなぜ財務省が異例の手続と破格の安値で森友学園に売却したのか、その全容解明は財政金融委員会としても重要な課題でありました。ところが、財務省は、この一年、各委員の質問に対し、事実を隠蔽し、改ざん文書を提出した上に、虚...全文を見る
03月28日第196回国会 参議院 本会議 第9号
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○大門実紀史君 日本共産党を代表して、所得税法等改正案に反対の討論を行います。  討論に入る前に一言申し上げます。  国民の財産である国有地をなぜ財務省が異例の手続と破格の安値で森友学園に売却したのか、その全容解明は、財政金融委員会としても重要な課題でありました。  ところ...全文を見る
03月29日第196回国会 参議院 財政金融委員会 第8号
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○大門実紀史君 私の方は税法についてだけ質問をいたします。  昨日も所得税法等改正案が本院で採決されましたけれども、今後のこともありますので、一点だけ、税の所得控除のそもそも論について確認をしておきたいというふうに思います。  今回の改正、非常に大きなところに踏み出したんでは...全文を見る
○大門実紀史君 今回はそれも考慮したのなら、そう簡単に基礎控除と相殺するようなやり方はすべきではないというふうに思うわけでありまして、これは大事な問題であって、「租税法」という本があって、金子宏さんの、最新版を見ても、給与所得というのは勤労性所得であって、資産性所得、いわゆる利子...全文を見る
○大門実紀史君 それはよく分かるんですけれど、そういうときの対応も、やはり長い長い歴史があって、長いこといろんな議論があって給与所得控除が構成されてきたとか、そういうことはきちっと踏まえていただきたいと思うんです。もちろん税の問題というのは、非常に政治的な、いろんな現場の声の結果...全文を見る
03月30日第196回国会 参議院 財政金融委員会 第9号
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○大門実紀史君 大門でございます。  質問に入る前に、先ほどございましたけれども、古賀先生、大変優しい方で、私も優しい方なんですけど、ちょっとこれだけは、実は始まる前の理事会で厳しい意見があって、委員長からも、文書課長を通じて大臣にきちっとお伝えするようにという委員長からも厳し...全文を見る
○大門実紀史君 一応謝罪されたと受け止めてよろしいんでしょうか、その部分についてはね。はい。  じゃ、質問に入りたいというふうに思います。  保険業法の方は賛成でございますので、今日はちょっと金融庁の関係でカードローンについて質問させていただきます。  お手元に資料をお配り...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございます。  この財政金融委員会で青森と函館に調査に行ったとき、青森銀行の方にこのカードローンの問題でお聞きしたら、金融庁の方針は伝わっていると、いろいろ考えなきゃということはおっしゃっておりましたけれど、これ、まず十二行なんですけれど、地方の金融機...全文を見る
○大門実紀史君 この問題の所在は、遠藤さん、本当に一緒に貸金業法の改正のときに努力させてもらってよく御存じだと思うんですけれど、この一番最初の返済能力審査を保証会社に依存と。これ、保証会社というのは消費者金融なんですね。  つまり、どこから何が始まっているかといいますと、銀行が...全文を見る
○大門実紀史君 私は、フィンテックの時代に入っていって、こういう個人に対する貸付けのスタイルそのものがいろいろ変わっていくと思うんですよね。銀行もやっぱり独自でいろんなことを考えていると思うんですけれども、そういう戦略を今立て始めているところだからこそ、そういう銀行らしい個人向け...全文を見る
○大門実紀史君 もう一点だけ遠藤局長にお聞きしたいのは、広告なんですけれど、本当に、テレビCM見て分かりますよね、本当に制限されてきたなというふうに思います。ただ、今ほとんど、何といいますかね、スマホの広告が物すごく普及しているというか、ひどい状況になっているんですけれども。ある...全文を見る
○大門実紀史君 私、申し上げたのはアフィリエイトじゃないんですよ。直接銀行が、ヤフーならヤフーのページとか広告枠を買い取る、直接やっている部分で、それがぼんぼんぼんぼんポップアップ広告といって、アフィリエイトというのは、別の何か業者が各社のカードローンを比べて、比べることで宣伝し...全文を見る
04月05日第196回国会 参議院 財政金融委員会 第10号
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○大門実紀史君 大門です。  今日は法案の審議をと思っていたんですけれども、に集中しようと思ったんですけれども、昨夜のNHKニュース、そして続いての「クローズアップ現代」で両方、地検特捜部の情報あるいは関係する、大変信憑性の高い番組でありました、ニュースでありました。特に「クロ...全文を見る
○大門実紀史君 麻生大臣も損保代理店のことでは一生懸命、きちんとやれと現場に指示されてこられましたので、本当にこういう質問するのは残念なんですけれども、プライバシーを超えた、超えた部分のことで、全体に関わる問題で昨日は報道されておりましたので、ちょっと御覧になっていない方もいらっ...全文を見る
○大門実紀史君 NHKはそうじゃないんですよね。佐川さんが政治家等の記録がないと言ったけど改ざん前文書にあると、非常に明確な物差しで、意図的に、意図的にそういうことを増やそうじゃなくて、明らかにそういうことを言えるところだけで、さっき言った、ホームページなどで見た人はいるかも分か...全文を見る
○大門実紀史君 もうそう言って一か月たつんですよね。これ、核心部分ですよね。核心部分ですよね。理財局が指示した、核心部分ですよね。そのメールもまだ発見できないんですか。
○大門実紀史君 あれですかね、もう、調べています、調べていますがずうっと続いているんですけれど、大阪地検の特捜の捜査終わってから出す気ですか、全ては。その前に報告する気は、分かっていることも含めて、報告はしないという方針ですか。
○大門実紀史君 今、その、ずっと上とおっしゃったのは、どこのことを言っているんですか。ずっと上の、要するに自分たちだけで判断できないみたいな言い方されたけど、ずっと上ってどこのことを言っているんですか。報告できない、どういう意味ですか、それ。
○大門実紀史君 じゃ、何のために調査やっているんですか。国会からいろんな質問ありましたよね。全部調べています、調べています、報告しますと。私たちは能力ないという言い方したら、それはどういう意味なんですか、これ。答える気ないんですか。  要するに、僕が申し上げたように、地検の捜査...全文を見る
○大門実紀史君 私が申し上げているのは、財務省の理財局、もう特定されているわけですよね、理財局ですよね。理財局が近畿財務局の担当者に頻繁に書換えを指示したと。こういうことが心労になって休職して、そして、この改ざん問題がこういうことになって、自ら命を絶たれたわけですよね。だから、軽...全文を見る
○大門実紀史君 どうもかみ合わないんですけど。  申し上げていることは、例えばこういうふうに言われたらまだ分かるんですよ。いろんな委員が質問して、調べてくれと。調べました、分かりました、その結果、誰が出したと分かりましたと。ただ、それは、本人が刑事訴追受ける可能性あるから名前と...全文を見る
○大門実紀史君 そうか、太田さんに答えるなという感じだったんですね。大臣に、大臣にということだったわけですね。  だからこそ、その答弁書に基づいて麻生大臣はお答えになったと思うんですけれど、そうすると、これは佐川さんの話じゃないですよ、太田さんの話ですよ。太田さんは、この答弁書...全文を見る
○大門実紀史君 いろいろ言われますけど、じゃ、何に基づいてこの答弁書を大臣に出したのかということなんです。何に基づいて。
○大門実紀史君 いや、それは分かっているんですよ。その答弁書を作るに当たって、太田さんですよね、今年二月ですからね。太田さんが何に確認して、つまり何が言いたいかというと、この自ら命を絶たれたAさんは、このテレビを見ていておかしいと。自分の隣にいた池田さんが処分をしたと、処分しまし...全文を見る
○大門実紀史君 そうすると、麻生大臣が勝手にお答えになったんですか、それを。そうなりますよ。──いやいや、ちょっと済みません、説明しますね。同じことを言われても困りますからね、時間ないから。  枝野さんは明確に、その前の、担当者が誰々だと麻生さんが答えられて、池田さんだと。その...全文を見る
○大門実紀史君 はい。  それは調べて、もう一遍返事ください。  それともう一つ、川合さんが取り上げられたやつですけど、トラック何台分のやつですけど、先ほど、ちょっと気になるんだけど、すぐ調べますとさっきおっしゃって、川合議員の質問のときに、これは本当にすぐ、これ、これも非常...全文を見る
04月10日第196回国会 参議院 財政金融委員会 第11号
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○大門実紀史君 日本共産党の大門実紀史と申します。  私、国会で国際連帯税の超党派の議員連盟があるんですけれども、自民党の林芳正さんが最初会長とかやられて、もう十年以上やっているんですけれども、自民党、公明党、民進党、共産党、超党派でやってきているんですけれども、今回の旅客税に...全文を見る
○大門実紀史君 人の話、全然聞いていないですね。今申し上げたでしょう、考え方を。そういう考え方だから、そういうふうな単純な受益と負担の議論をしてきたわけじゃないんですよ。もっと勉強してほしいのね、そういうことを。仮にも定期航空協会ということでやっているんだったら、そう簡単に、軽々...全文を見る
○大門実紀史君 ですから、その最初から受益と負担がはっきりしていないと言っているんですよ。だって、ビジネスで来て、行く人がなぜ日本の観光にお金使うことに、自分のが取られて、どう納得するんですか。田中先生言われたように、一定のところはそれは受益と負担の関係がはっきりすると思うんです...全文を見る
○大門実紀史君 大門でございます。  今日は、法案関係に絞って質問をしたいというふうに思います。  今回の旅客税は、安倍内閣の観光戦略の、言わば安倍観光戦略の財源をつくろうというものでございますので、したがって、安倍観光戦略そのものがまず問われなければならないというふうに考え...全文を見る
○大門実紀史君 戦後、様々な経済要求といいますか乱開発とかあったわけですけど、かたくななまでに文化財を守ろうとしてきたのが前身の文化財保護委員会であり文化庁だったわけですけれども、先ほど申し上げたように流れは今変わってきておりまして、ある文化庁の職員が私に言っておりましたけれど、...全文を見る
○大門実紀史君 何で時間を要したかは聞いていないんですよ。こういう裁決を下すと、今後住民の人たちは、京都だってそうですよね、いろんな観光地のそばに住んでいる人いますよね、何か現状変更をやったと、嵐山で、現状変更をやったと、住民の人たちがおかしいと言ったときに、あなたたちは、この景...全文を見る
○大門実紀史君 ですから、半年も掛けて法律家に相談して、こういうやり方、これでやればこれからいろんな不服審査が出てきても全部却下できると、よくまあこんなこと考えたなと思いますよね、こんなやり方。次はこれを、これそのものを裁判で問うことになると思いますから、この裁決を下した文化庁、...全文を見る
○大門実紀史君 ですから、勝手に文化庁の役人が今の段階で、申請もする前から駄目だなんて言っちゃ駄目なんですよ。ちゃんと言っておいてください、その担当者に。  最後に麻生大臣にお聞きしますけど、やっぱりそもそもを言えば、文化庁がこうやってちょっとゆがんできているのは、お金がない、...全文を見る
○大門実紀史君 終わります。
○大門実紀史君 反対の討論を行います。  国際旅客税は安倍政権の観光立国戦略に財源を提供するものです。日本の文化や歴史、自然などの魅力が広がり、外国人観光客が増えることは歓迎すべきです。ところが、安倍政権の観光戦略は、もうかる文化財の言葉に表れているように、もうけ本位の観光ビジ...全文を見る
05月22日第196回国会 参議院 財政金融委員会 第13号
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○大門実紀史君 大門です。  久しぶりの日銀報告質疑でございます。よろしくお願いします。  今日の議論をずっと今まで聞いていてやっぱり思うのは、この際、やっぱり二%のこの物価目標というのをもうやめたらどうかと思うんですよね。五年もやって駄目なんだからもう十分、もう十分だと思う...全文を見る
○大門実紀史君 資料の次のページにちょっと用意させてもらいましたけれども、これは財務省の、二〇一四年に債務在り方懇談会というのが開かれまして、その中で大手の外資系の金融機関の担当者が提出してくれた資料であります。  これは、日本国債の市場、マーケットにおける海外投資家の実態につ...全文を見る
○大門実紀史君 そういうことで、更に言えば、緊急時にはEUの場合は個々の投資家に対しても様々な金融取引の持ち高を、ポジションを報告させることができるというのがありまして、こういった仕組みは日本にはないということでございます。  アメリカなんですけれど、これはもう口頭で御紹介いた...全文を見る
○大門実紀史君 せっかくなんでもう一つ財務省に聞きますけど、今現在、日本も国債市場特別参加者制度ですかがありますよね。これが一定機能しておりますというような話もあったんですけれども、実は、この現在の国債市場特別参加者制度、プライマリーディーラー制度では、二十ですか、プライマリーデ...全文を見る
○大門実紀史君 よろしくお願いします。  冒頭申し上げたように、二%の目標にどれだけの意味があるのかということを本当に、大体二%というのは、議運のときにも申し上げましたけど、二%が続くという状況は、日本でいえば、戦後でいえば高度成長期あるいはバブルのときぐらいですから、ほかはあ...全文を見る
06月04日第196回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第5号
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○大門実紀史君 大門です。  もういろいろ議論ありましたけれど、私、現場の消費者被害、マルチとかジャパンライフ、割と際どい問題やってきまして、実は今回の消費者契約法そのもの、改正そのものは、何といいますか、正直言って冷ややかに見ていたんです、これで何が解決できるのかなというふう...全文を見る
○大門実紀史君 例えば、増田さんに伺いたいんですけれど、ジャパンライフで例を申し上げますと、衆議院で川口さんが該当する例もあるみたいに言っていましたけど、ほとんど無理だと思うんですよね。ところが、答申にあった、勧誘に応じさせる目的で緊密な関係を新たに築き、その関係が維持できないと...全文を見る
○大門実紀史君 私、ちょっと気になったのが、消費者委員会と消費者庁の関係はどうなっているのかなと。この消費者庁をつくるときに、消費者委員会の役割というのは大議論があって、内閣府とはいえど独立した機関で、総理大臣にも勧告できるというようなことで、みんなの期待を担ったのが消費者委員会...全文を見る
○大門実紀史君 まあ委員会で議論すべきことかなと思いますけれども。  森さんに伺いたいというふうに思います。  真面目な事業者は今回の改正はオーケーですということなんですけれども、消費者委員会、調査会等の議論では、例の平均的な損害額の立証責任の問題で推定規定のことが議論されて...全文を見る
○大門実紀史君 終わります。
06月06日第196回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第6号
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○大門実紀史君 まず、修正案の第五号について、衆議院の修正提案者に質問をいたします。  配付していただいていますが、その資料の二枚目に今回の衆議院での修正を文書にしてあります。ゴシックの五号、六号の部分が修正で追加されたということで、この五号の中の著しくという言葉が議論になって...全文を見る
○大門実紀史君 つまり、確認ですけれど、この著しいという表現が第五号の適用要件を過度に狭めるものであってはならないと思いますし、それが与野党提案者の総意だという理解でよろしいでしょうか。
○大門実紀史君 実は、そもそもこの心身の故障という文言には、主に高齢者の認知症だけではなく、年齢に関係なく陥りやすいうつ病なども含まれるということでございます。これは消費者庁から伺っております。  そのうつ病も、認知症と同様に、軽度とか重度とかそういうもので区別できるものではな...全文を見る
○大門実紀史君 また、その著しいというのは個別具体的に判断するということでありますので、要するに、この五号というのは、この心身の故障というのは、取引実態、事業者の悪質さまで含めて、そういうものと個別具体的に判断していくということになるかというふうに思います。  提案者への質問は...全文を見る
○大門実紀史君 その上で、この第五号の著しくというのが過度に厳格にしない、個別事案でという解釈でしたら、私は、むしろこの第五号をできるだけ現場の、先ほどもありましたけど、現場の被害者救済に活用する方向で考えたらどうかと、前向きに考えたらどうかと思うわけですね。その点で、第五号と三...全文を見る
○大門実紀史君 したがって、申し上げたいことは、いろいろあります、いろいろな議論があります、ありますけれど、今日この法案が委員会で上がるとしたら、今ある材料を、今あるものを最大限使って現場の救済に役立てるという意味では、三号、四号で救済できないケース、これを五号で救うということだ...全文を見る
○大門実紀史君 それで、もうずっと議論になっております社会生活上の経験が乏しいという文言なんですけれども、もうずっと聞いていて、川口さん、答弁すればするほどよく分からなくなるというような状況になっていますので、余りしゃべり過ぎない方がいいんじゃないかと、もう整理するだけでいいんじ...全文を見る
○大門実紀史君 その上で、ただ、この文言については意見だけ申し上げておきたいというふうに思います。  やはり、今後、このまま残していかない方がいいという意味で、今の話とは別に、今後の考え方なんですけれど、実はいろいろ今日も議論がありましたけれど、今日も川口さん言われていましたけ...全文を見る
○大門実紀史君 もう一つ、今後の課題で、ジャパンライフのような事例に対応できる改正をやっぱり本格的に考える必要があると思うんですね。  先ほど杉尾さんから、消費者庁は何の役にも立っていないと言われましたけど、まあそこまで言うとちょっとかわいそうかなと、ちょっとは頑張ったなと。最...全文を見る
○大門実紀史君 五号はなぜ使えないかといいますと、判断力の低下が入っております。ジャパンライフの預託商法で契約させられた人たちは、もちろん判断力低下している人もいるかも分かりませんけれど、それよりも、むしろこの消費者委員会が提案した、緊密な関係を築いて、こちらの判断力があっても、...全文を見る
○大門実紀史君 終わります。
06月14日第196回国会 参議院 内閣委員会 第19号
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○大門実紀史君 大門でございます。  二年前もTPPの特別委員会に参加をさせていただきました。あのときやり残した質問がまだ残っておりますので出てまいりましたけれども、澁谷さんもお久しぶりでございます。    〔委員長退席、理事藤川政人君着席〕  先ほど、舟山さんとの議論もあ...全文を見る
○大門実紀史君 いや、別に細かいことを聞くつもりはないんです。要するに、そういうふうにおっしゃるならば、なぜ起きているかということを聞いたわけですね。  アメリカなんかは、調査団でも行ってきましたけれども、参議院のですね、簡単に言いますと、アメリカの場合は、製造業よりも、金融、...全文を見る
○大門実紀史君 この中身なんですけど、そもそもこの経済分析のやり方なんですけれども、GTAPのモデル使うのはほかの国もやっていることなんですけど、問題はそこに入れる数値とか使い方なんですけどね。  そもそもこの経済分析はいわゆる静学モデルといいまして、要するに、何といいますか、...全文を見る
○大門実紀史君 ですから、これは一つのただの仮定みたいな、仮定というか、非常に作り上げた仮定、こんなこともあるでしょうぐらいのものなんですよね。それをこんな政府が大々的にそんな宣伝して、良くなりますよと宣伝に使うような代物ではないというふうに思います。  実は、二〇一六年の五月...全文を見る
○大門実紀史君 実はそうならない危険性があるので質問しているわけなんですけれども、このTPP11の第十四章というのは実はTPP12から引き継いでおりまして、十一条もそのまま引き継がれているわけですね。  すなわち、元々この個人情報の対応のところは日米で、しかも日米政府だけではな...全文を見る
○大門実紀史君 これは、以前のといいますか古いといいますか、今いろいろ問題になっている前に合意されてきたルールで、もちろん一定保護しようと、ルールにはなっているんですよ。ただ、先ほど述べましたように、これは元々原則はどこにあるかというと、個人情報の自由な越境移転、海外越えると、こ...全文を見る
○大門実紀史君 今はTPP11の議論をしております。TPP11の問題点を議論しております。将来政府として考えている方向を聞いているわけじゃなくて、このTPP11の中の重要な問題として、個人情報の保護が何というか後にされて企業のビジネスチャンスが先だというようなことが明確にTPP1...全文を見る
○大門実紀史君 そうじゃなくて、TPP11に入っている今の条文というのは、先ほど説明したでしょう、どこから来ているかというと、TPP12で日米の協議の中で政策対話があって、そういう経過でできたんですよ、そういう経過で。その一つのモデルにCBPRがあるわけですよ。TPPとは関係ない...全文を見る
○大門実紀史君 そうならないと思うんですけど、何度も言っても同じこと言うでしょうから。  この経過をよく御存じだと思うから、澁谷さんね、日米で作ったこの経過というのは、そもそも原則自由、規制は例外と。ヨーロッパ、EUが今出してきているのは、世界の事件も含めて原則駄目と、それで海...全文を見る
06月25日第196回国会 参議院 予算委員会 第20号
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○大門実紀史君 今日はカジノの問題を中心に取り上げたいと思いますが、その前に、森友問題、事件に関して一点だけただしておきたいというふうに思います。  先ほど福山議員からも質問していただきましたけれども、六月の十八日の決算委員会で我が党の辰巳孝太郎議員が、独自入手した国交省大阪航...全文を見る
○大門実紀史君 役所間の文書のやり取りの、これから全て出してくれとか、今までの全て出してほしいとか、そういうこと申し上げているんではないんです。この公文書改ざんと一連のことに関わるからこの部分について出す、当たり前のことじゃないでしょうか。  出所不明という言い方、大変、公党の...全文を見る
○大門実紀史君 公益通報の趣旨を御理解されていないと、出所不明だからというような言い方は、そういうことを申し上げているんです。調べるぐらいなぜできないんですか。調べることをなぜ拒否するんですか。  総理、総理、うみを出すと、きちっと対応すると、解明するとおっしゃっているんですか...全文を見る
○大門実紀史君 これ以上、これで時間潰したくありませんので。  本来、これ、理事会で協議してもらうとか、それほどの大したことではありません、普通ならば。しかし、今これだけ時間掛かるんでしたら、与党の皆さんも頑張ってくれるということでありますので、理事会で協議をして、委員長、委員...全文を見る
○大門実紀史君 こういう隠蔽、改ざんが、実際にやらされたのは現場の職員の方々であります。その一人が、今年三月七日に、心労の末、自ら命を絶たれた近畿財務局職員の、仮にAさんとしておきますが、Aさんでございました。大変真面目で誠実な方だったと聞いております。  この間、私、国会で、...全文を見る
○大門実紀史君 いろいろ言われますけれど、政治家ですから、道義的な責任を重く感じていただきたいなと、そのためにも徹底解明をしなければならないし、協力してもらいたいなというふうに思います。  本題になかなか入れないので、もう入りますけれども、カジノについて質問いたします。  ま...全文を見る
○大門実紀史君 もう四年前ですかね、この予算委員会でカジノの議論をやったときに、総理がカジノ議員連盟の最高顧問をやっておられて、私が、依存症が増えて大変なことになると、そんな議員連盟の最高顧問、お辞めになるべきじゃないかというふうに申し上げたら、総理は本当に素直に、御指摘はごもっ...全文を見る
○大門実紀史君 本当に何を夢みたいなことおっしゃっているんですか。せっかく現地へ行って貴重な情報をお伝えしているわけだから、耳を傾ける姿勢が大事じゃないですか。本当にちゃんと現地で調査してくださいよ。それで……(発言する者あり)委員長、ちょっとうるさいから、注意してください。
○大門実紀史君 それで、そもそも外国人がターゲットじゃないんですよ。その三つの大阪、北海道、長崎の当局に聞くと、大体想定しているターゲットというのは日本人なんですよね。七割から八割は日本人を想定しております。外国人観光客は二割から二五%であります。  こういう、要するに日本人を...全文を見る
○大門実紀史君 もう少し法律勉強してほしいんですけど、戦後の賭博罪に関する解説書、競馬法、公営賭博の歴史、裁判例を調べてみました。要するに、何が一番大事かというと、この①です、目的の公益性です。これ、どういう意味かといいますと、この公益性に、よく言われています、今まで説明があった...全文を見る
○大門実紀史君 ですから、今回のこのカジノ実施法は、粗利益の三割は国や自治体に納めるんだけれど、残りの七割は民間企業が懐に入れるわけですね。どうしてこれで違法性が阻却できるのかと、この目的の公益性をクリアして、どうして合法になるのかと。これ、最大の、あり得ないことを法務省は、何と...全文を見る
○大門実紀史君 終わりますが、この悪法はもう本当に廃案にするしかないということを申し上げて、質問を終わります。
07月10日第196回国会 参議院 内閣委員会 第25号
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○大門実紀史君 大門です。    〔委員長退席、理事藤川政人君着席〕  もうずっとありましたけれども、やはりこれだけの大災害、特に国交省が手を打つべき土砂災害が起きて、今この瞬間も大変な事態が続いているときに、やっぱりこんなときに、土砂災害、直接担当されている国交大臣がカジノ...全文を見る
○大門実紀史君 いや、だから、それは分かっているというんですよ。大臣として、しかしながらというような意思表示はなかったんですかということを聞いているんですよ。
○大門実紀史君 本当、おかしいですね。  今現在、この時間も、我が党も、先ほどありましたが、与党も含めてそうだと思うんですけれど、国会議員が現地に入って支援とか救援の活動をやっているわけですよね。肝腎の、一番肝腎の担当の大臣が災害よりもこんな議論を、賭博の議論をしていると。これ...全文を見る
○大門実紀史君 私、昨日、丁寧な通告をしてあるんです。個々の対策とか当面のことじゃなくて、なぜこういうことが何年も繰り返されるのかという点について、もっと基本的な問題としてどう認識しているのかということを丁寧に通告をしてあるんですけれど、そういうテクニカルな、どうなっているのか、...全文を見る
○大門実紀史君 とにかく政治の役割が非常に重要だというふうに思います。  カジノ、IR法案について質問いたしますけれども、今回の法案の最大の問題点は、民営賭博が合法なのかどうか、つまり違法性の阻却をしているのかどうかという点であります。  この民営賭博というのは、これ、歴史的...全文を見る
○大門実紀史君 名簿をお配りした資料に付けておきましたけれども、最後から三枚目にありますけれども、まず本部長というのは総理大臣のことですね。総理大臣に意見を言う会議だと。非常に重要な会議であります。まあカジノ、IR一般について検討、方向を出すだけなら、この会議で何が議論されたか、...全文を見る
○大門実紀史君 私は、そういう方ならまだいっぱいいるんですよね。推進派の方も、私もっといっぱい知っていますよ。なぜこの人なのかということ、非常に分からないんですね。  まあ推進会議ですから、慎重派とか反対派は入れにくいというのは分かりますよね。それを入れろと言っているわけじゃな...全文を見る
○大門実紀史君 本人が問題がないと言ったから問題がないんじゃないんですよね。  民間の方々なので個別に言及は避けたいと思いますけれども、民営賭博を解禁を望む業界や企業から何らかの経済的利益を得ると、そういうような人を入れたことそのものがこの推進会議の結論に大変説得力を失わせてい...全文を見る
○大門実紀史君 まあ、私の資料を使うんだったら私を呼んでくださいよ、推進会議に。  なぜそう言いたいかというと、実は議事録読むととんでもない議論になっておりまして、先ほどの名簿にあった一人の弁護士さんなんですけれど、この方はまあ、本当によく分かりませんが、カジノでビジネスチャン...全文を見る
○大門実紀史君 本当に、刑法の解釈というのは、刑法の解釈って拡大解釈をしてはならないという原則でずうっと刑法のコンメンタールとか刑法学、私、井田先生の本も読みましたけど、非常に厳密に厳格にやるべきだというものなんですよ、解釈を変えるなら、民営賭博をオーケーと言うならばですね。それ...全文を見る
07月12日第196回国会 参議院 内閣委員会 第26号
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○大門実紀史君 大門です。  本当に、石井大臣、被災地優先にしてほしいと思うんですけれど、私は三十五分質問時間があるんですけれど、別に大臣いらっしゃらなくても中川さんとやれますので、この間だけでも国交省と連絡取り合ったらいかがですか。
○大門実紀史君 いらっしゃるわけですね。  まず、今日の、先ほどもありましたが、発売の週刊文春なんですけど、我が党は、余り週刊誌情報で質問するということはまずないんですけれど、ただ、今朝の話ということと、この法案の審議にも関わることでございますので、どうしてもお聞きしておきたい...全文を見る
○大門実紀史君 一切ないですか、飲食伴うことは。本当になかったですか。後でもいいんですけどね。  あと、接待を受けたことはないですか、逆に言えば。ヒアリング、飲食って、その言葉だけ、それはやっていません、だけどこれはやっていますというような話はしょっちゅうあるんでね。接待を受け...全文を見る
○大門実紀史君 今日の朝の報道で今日ですから、覚えていらっしゃらないこともあると思いますし、私たちも何か、うちは調べればすごいですけど、まだそこまで行っておりませんので。  これは覚えていらっしゃいますよね、海外カジノに視察に行かれたこととかございますか。まず、海外のカジノに視...全文を見る
○大門実紀史君 シンガポールのことは私も覚えておりますけれども、そのときはどこのホテルに泊まられて、そのときは全く費用負担はIR議員連盟の方だけでやったんですか。それとも、向こうの便宜があったんでしょうか、ホテル側の、カジノ資本側の。
○大門実紀史君 なぜお聞きするかというと、シンガポールが、シンガポールにIR、カジノつくろうと思ったときにラスベガスにシンガポールの調査団が行ったときに、誤解を受けるといけないので、ラスベガスのカジノ資本のホテルには泊まらないで、そこは一線画さなきゃまずいということでそういうこと...全文を見る
○大門実紀史君 今問われているのは、政治資金法、適正に処理したかじゃないんですよ。それは別の問題なんですよ。処理していなかったら大変な問題になるんですよ。  そうじゃなくて、この今審議している法案の大本にあります民営カジノを解禁すべきだというところの立法提案者である皆さんが具体...全文を見る
○大門実紀史君 西村さん、御退席いただいて結構です。ありがとうございました。
○大門実紀史君 それでは、ちょっと、時間大分食いましたけれど、本題に入りたいというふうに思います。  資料をお配りいたしましたけれども、違法性の阻却の問題について、今日はできるだけ中身に入りたいというふうに思っております。民営賭博が合法化し得るのか、先ほど小川先生からもありまし...全文を見る
○大門実紀史君 ずっと同じ答弁書をただ読み続けることをやっていらっしゃるんですね。せっかくこちらが簡潔に表にまとめたのに延々そうやって展開されるんだけど、要するにこの書いてあること、この表にまとめたことなんですよ、いろいろ言いますけど。  一言、経済効果論なんですけど、実はこの...全文を見る
○大門実紀史君 そうなんですよ。公設民営なんですよ。公設民営で、成功していないんですよ。だから、これはもう民営、民営論だから、完全民営ですね、民設民営ですよね。  しかも、一言だけ、もう時間なので申し上げますと、内部還元というと、第十五条でカジノ収益を他の施設の向上に使うように...全文を見る
07月13日第196回国会 参議院 内閣委員会 第27号
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○大門実紀史君 まず、佐々木先生に伺います。    〔委員長退席、理事藤川政人君着席〕  佐々木先生、先ほど依存症対策が海外では進んでいるというお話がありました。依存症対策というのは私二つあると思っておりまして、一つは、まず依存症を出さない、つくらない対策ですよね。二つ目は、...全文を見る
○大門実紀史君 議論の中では、そういうことよりも入場制限とかそういう話になっているんですけれど、射幸性の程度をどうするかというのはこの違法性の阻却の一つの重要な点なんですけれど、実は、この公営ギャンブルといいますか日本で賭博を認めるかどうかのときの八つの要素があって、その一つが射...全文を見る
○大門実紀史君 クリアしていないんですね、だから、八要素に照らしているわけですからね。一応、指摘だけ申し上げたいと思います。  鳥畑先生に伺いますけれども、今の違法性阻却の八要素の一つの、一番重要なのは目的の公益性なんですけど、これも何かというと、もう法務省がずっと一貫して見解...全文を見る
○大門実紀史君 桜田先生に伺います。  阪南大学ということで大阪のことを伺いたいんですけれども、大阪は今、万博とカジノをセットでというようなことがありまして、もちろん安倍首相も経産省も別のものだという言い方をしておりますけれど、先日、大阪へ行って、夢洲に行って大阪市当局のヒアリ...全文を見る
○大門実紀史君 終わります。
07月19日第196回国会 参議院 内閣委員会 第29号
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○大門実紀史君 大門です。  今、白さんからもありましたとおり、今回のこのカジノは、依存症や暴力団、様々な心配、懸念が指摘されているわけでありますけれども、だから今まで賭博は禁じられてきたわけですね。だから、今まで民営賭博は刑法で禁じられてきたわけであります。  それがなぜ急...全文を見る
○大門実紀史君 ですから、全然理解されていないんですよ。射幸性の程度というのは、分かりやすく言いますと、おっしゃったように、入場制限とか回数とかですね、こういうものと、もう一つは、その賭博行為そのもののギャンブル性を余り高めさせないという二つがあるんですね。もちろん、まあ全然なっ...全文を見る
○大門実紀史君 この八項目、八つの観点というのは、特別立法を、違法性を阻却する特別立法に当たっての要件ですよ。そこにビルトインすることを要請しているわけでありまして、後から決めますですよじゃないんですよ。だから、クリアしていないんですよね。  中川さん、あなたね、財務省出身で、...全文を見る
○大門実紀史君 そのとおりなんですよ。その部門会議で例示をしないと分かってもらえないだろうと。一例ではありませんからね。例示と一例は違いますからね。民間でもいいですよっていうなら、何もこんな必要ないんですよ。だから、例示というのは、この解釈についてこういうことですよと。  限る...全文を見る
07月20日第196回国会 参議院 本会議 第37号
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○大門実紀史君 日本共産党を代表して、本法案に断固反対の討論を行います。  日本は既に、パチンコと公営ギャンブルを合わせ、市場規模が二十七兆円にも上るギャンブル大国です。ギャンブル依存症も三百万人を超え、多重債務や自己破産など、深刻な社会問題を引き起こしています。今回のカジノ実...全文を見る
11月22日第197回国会 参議院 財政金融委員会 第2号
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○大門実紀史君 大門です。  私、消費税について質問をしようと思うんですけれど、森友事件というのは国民の皆さんの間ではまだ終わっていないと、悶々とまだ分からないこといっぱいあるということが世論調査でも六割、七割出てくるわけですから、いつまでも出せるものも出せないということじゃな...全文を見る
○大門実紀史君 資料の一番最後のやつなんですけど、これはもう税の在り方として見ていただきたいなと思うんですけれど、消費税導入三十年間になりますけれど、消費税収入の累計が三百七十二兆円になります。この間の、まあちょっとピークをどこに置くかというのはあるんですけど、要するにこの同じ間...全文を見る
○大門実紀史君 じゃ、済みません、時間が来ました。  今日ちょっと言いたかったのは、そういう事務方が昨日夜、一生懸命書いた答弁書じゃなくて、財務省の事務方を超えてもっと政治が大きな判断をすべきときじゃないかと、そういう議論をしたかったということだけ申し上げて、終わります。
12月05日第197回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第5号
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○大門実紀史君 大門です。  食品表示法はもちろん必要な措置でございますので当然賛成でございますし、用意した質問はもう既にほかの方々がやられましたし、申し上げたいことは、後で提案される附帯決議も含めて、効果的な運用と今後の課題への対応をお願いしておきたいというふうに思います。 ...全文を見る
○大門実紀史君 とにかくしっかりやっていただかないと、また新たな問題が出てきておりますのでね。  私、ジャパンライフ問題ずっと取り組んできて思うのは、やっぱり被害の拡大を防ぐというのを一番に考えないと。何といいますか、誰の責任だ、これの責任じゃなくてですね。もう一つは、資産の、...全文を見る
○大門実紀史君 じゃ、こちらで御紹介しますね。  大体、パターンはお年寄りが多いんですね、やっぱり。家族からの御相談が多いですね、うちのおばあちゃんが変なのにのめり込んでいると。これは、大体マルチはみんな同じパターンですよね。  若い人の相談が一つありまして、四十八歳の女性の...全文を見る
○大門実紀史君 それで、たくさんいるんですね。  もう少しこの商法を申し上げておきますと、これを、このネットを見てもらって気を付けられる方いらっしゃるかも分かりませんので、ちょっと御紹介しておきますと、同じようにお金、自転車操業で集めて、ちょっとだけ本人の集めたお金からリターン...全文を見る
○大門実紀史君 三枚目の資料ですけれども、これは、このジャパンライフを今、班をつくって調べられていますネット報道機関のニュースサイト、ハンターの記事でありますけれど、そのジャーナリストの方から、音源も含めて、つまりテープですね、もある資料でございます。これは、具体的に電話で、この...全文を見る
○大門実紀史君 最後に大臣にお聞きしたいんですけれど、この会社は告発が、先ほど申し上げましたけど、複数の方から来ておりますし、消費者庁にも国民生活センターにもいろんな情報、告発が来ておりますし、先ほど申し上げたようにマスコミも調べております。  ネットでは更に注意情報が今増え続...全文を見る
○大門実紀史君 私も引き続き取り上げてまいりますので、しっかりした対応をお願いして、質問を終わります。ありがとうございました。
12月06日第197回国会 参議院 財政金融委員会 第3号
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○大門実紀史君 日銀質疑の前に、一点だけ金融庁に質問をさせていただきます。  この一年半、損保代理店が大手損保から一方的にひどい扱いを受けている問題を繰り返し取り上げてきました。まさに優越的地位の濫用ということで好き放題に、地域で頑張っている損保代理店をいろんな点で苦しめてきた...全文を見る
○大門実紀史君 是非よろしくお願いいたします。  それでは、日銀の関係の質疑をしたいと思います。  黒田総裁、読まれたと思うんですけど、白川前日銀総裁が書かれた「中央銀行」という本でございます。(資料提示)七百五十八ページという膨大な本でありますけど、私のことも二か所で触れて...全文を見る
○大門実紀史君 簡潔に答弁をお願いしたいと思うんですけど、黒田さんが言われるような、そんな軽い一般論ではございません。ならばなぜ二%がまだ達成できないのかと、ならばなぜ日銀が供給したお金が世の中に回らないのかということが問われることになるんじゃないかというふうに思いますので、そう...全文を見る
○大門実紀史君 とにかく、何かの参考にと思います。  今申し上げた、その三点目で申し上げたことなんですけれども、国債暴落を狙う投機筋の動きを牽制するという点なんですが、これは五月のこの委員会でも、日銀の出口を狙っていますよという話で、具体的に国債の空売り問題、質問いたしましたが...全文を見る
○大門実紀史君 総裁にお聞きしたいんですけど、この国債補完供給オペというのは今説明あったとおりなんですが、これを、この利用を前提にして国債の空売りを行うというのは、今説明あった趣旨からいって違うんじゃないかと思いますが、総裁、一言。
○大門実紀史君 二つの問題点がございまして、一つは、まず指摘しなきゃいけないのは日銀トレードとの関係でございます。  つまり、大手銀行などが政府から国債を買って、そして日銀に売ると。これは、国債価格が上がっていて金利が下がっている、下がる状況、つまり日銀が大量に買っている状況で...全文を見る
○大門実紀史君 もう一つそこはちょっと厳しく、こんな状況までとにかくもうけようとすると、しかも日銀の制度を使ってもうけようとするこの貪欲なやり方というのはちょっと厳しく指摘してもらいたいのと、冒頭申し上げたように、この仕組みを、後で日銀が政策変更、出口、正常化というふうに入ってき...全文を見る
○大門実紀史君 終わります。