大門実紀史

だいもんみきし

比例代表選出
日本共産党
当選回数4回

大門実紀史の2019年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月08日第198回国会 参議院 本会議 第7号
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○大門実紀史君 日本共産党を代表して、所得税等改正案に関連して質問します。  まず、現下の経済情勢について、安倍総理の認識を伺います。  総理は、総雇用者所得や名目賃金の増加などを挙げて、景気は回復していると自慢してこられました。しかし、どの世論調査を見ても、景気回復を実感し...全文を見る
03月12日第198回国会 参議院 財政金融委員会 第2号
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○大門実紀史君 大門です。  まず、経済の今の認識について少しだけ伺いたいと思います。  先日の本会議でも安倍総理に質問いたしましたし、今日大塚さんからもありましたので、ダブらないようにお聞きいたしますけれど、要するに、いろんな数字を政府は挙げてこられておりますけれども、それ...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございます。  そこで、今日はその格差を広げた異次元の金融緩和政策について質問をしたいというふうに思います。政策論議ですので本来なら黒田さんに来てもらうところでございますけれど、最近元気がないというか、答弁も痛々しい感じがしますけど、そこで今日は元気な...全文を見る
○大門実紀史君 ですから、参考というのをもう、今までなかったんだから取られた方がいいんじゃないかな、誤解されるからねというふうに思います。  それと、今おっしゃったように、影響が軽微だというのは、下の注三のところに、引き上げた場合は何%物価が上がるけれども、教育の無償化等を含め...全文を見る
○大門実紀史君 中西さんとの議事録見ていると、何かそういうことを、二%やれるというようなことを言う学者の方もおられて、やっぱり学者というのはこんなものかなと、実体経済が分かっておらぬなというようなこともこのときにはおっしゃって、まさにそういう実感なんですよね。  それと、デフレ...全文を見る
○大門実紀史君 消費税増税は別にして、経済というのは元々生き物ですから、デフレマインドの問題から、原油価格の問題から、いろんな外的要因で動くのは当たり前のことで、そういうことは、織り込むのは難しいかも分かりませんが、いろいろ想定してやっぱり目標というのは立てるべきであって、非常に...全文を見る
○大門実紀史君 本当に貴重な発言をしていただいたと思います。  このまま、二%があるものだからどんどんどんどんいろいろやっていこうとすると、もう何度も指摘されているように、ハイパーインフレになるのか、日銀の利払いが膨らんで大変なことになるのか、いずれにせよいいことはないというふ...全文を見る
○大門実紀史君 ですから、二%を取り下げないと動きが取れないですよというふうに申し上げているわけでありまして、このまま続けていくようになっちゃうわけですね。  資料の二枚目ですけれど、国債よりも減らすに減らせない、売るに売れないのが株式、日銀が保有する株式ETFでございます。今...全文を見る
○大門実紀史君 リスクプレミアム縮小の効果がどうなのかとかいろいろ聞きたいことはあるんですけど、要するにこれも、一月末ですか、株価急落したときに、まあ持ち直しましたけど、日銀が七百億ぐらいですか、後から分かって、株をETFで買い支えたと。その七百億ぐらいが全体を支えるだけの金額と...全文を見る
○大門実紀史君 つまり、一万八千円、日経平均下回ったら簿価割れになっていくということが、一つの仮定を置いたそのときの数字ですけれど、これは十分あり得ることで、いろいろ株価については不安材料出てきておりますから。  それで、どうされていくのかなと思うんですけれども、株価があの一月...全文を見る
○大門実紀史君 もう終わりますけれど、指摘だけしておきたいのは、国債の保有リスクもありますが、ある意味ではこの株の保有リスク、大変高いものがございまして、一遍に何兆円の損失を生むわけですね、場合によっては。そうしますと、国に対しては国庫納付金ができなくなる、あるいは日銀そのものが...全文を見る
03月14日第198回国会 参議院 財政金融委員会 第3号
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○大門実紀史君 大門でございます。  税制の質問をいたしますが、先ほどちょっと気になるやり取りがありましたので確認させていただきますが、ヨーロッパの付加価値税が高いことの理由、背景として、麻生大臣が高福祉高負担だからというふうなことをおっしゃいましたけれど、これは少し違うんじゃ...全文を見る
○大門実紀史君 ですから、やっぱり財務省のいろんな宣伝が気になるんですけれども、どうもヨーロッパ、まあマスコミも財務省の宣伝に乗っかっているというか、わざわざ宣伝をしてあげているというか、ヨーロッパのような福祉を求めるならば消費税の増税をのむべきだみたいな単純なことを言うわけです...全文を見る
○大門実紀史君 平成二十五年の財務省が出された資料は、まあ説明はそういうことなんですけれども、言ってしまえば、財務省とは長い付き合いなんですけど、わざわざ大きくなると負担が下がるというのは何らかの問題意識を持って出されたということが当時のいろいろやり取りにもありましたので、一個一...全文を見る
○大門実紀史君 研究開発減税も長くやられている税制でありますけど、改めて、その研究開発減税の大半が、資料をお配りいたしましたけど、これややこしいんですよね、全体。総額型というのが一番、全体の中で九七%、二〇一七年度で額を占めるわけなんですけど、この総額型というのはどういう仕組みな...全文を見る
○大門実紀史君 ちょっと複雑なところがあるんですけど、要するに、研究費の総額に一定の比率を掛けて控除するという仕組みでございます。  この総額型は、二〇一七年度分の減税総額と、そのうち上位十社の占める金額と割合について教えていただけますか。
○大門実紀史君 つまり、この総額型が、もう数十万の会社があるわけですけれども、上位十社だけで六千百億のうち千九百億で三割を占めると。千九百億円というのは、中小企業予算と匹敵するぐらいの金額を十社が恩恵を受けているという制度というふうになっているわけですね。  これはマスコミでも...全文を見る
○大門実紀史君 これは仕組み上なぜ、結果論かも分かりませんが、なぜ大きな企業に減税が集中するのかということなんですが、そもそもこれが始まったのは、総額型という仕組みは、小泉内閣のときに、二〇〇三年度から導入された制度ですね。それまでは、そもそも始まりは、もっと研究開発頑張ってほし...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございます。  ここで言っているのは、もう税額控除が結果的に補助金と同じになっちゃっているということと、引き下げるなら課税ベース拡大と、だったらば大胆に縮減しろとあったんですけれども、同時に、増加するようなインセンティブになるような仕組みに転換していく...全文を見る
○大門実紀史君 私は、この政府税調よく読みますと、確かに若干の増加インセンティブの仕組みとか、何もやっていないという意味じゃないですよ、ここでは、かなり大胆に縮減してという、かなり問題意識を強く持って提案されたのに比べると、何か小手先と言ったら申し訳ないかも分かりませんけど、どう...全文を見る
○大門実紀史君 外部との研究協力とか連携とか共同研究、これは、オープンイノベーションという概念は何も否定はいたしません。ただ、この研究開発税制の中のオープンイノベーション型というのはそんなきれい事なのかなというのをちょっと思いまして、資料の二枚目に、経団連の実情といいますか、実際...全文を見る
○大門実紀史君 いや、星野さんの理解を聞いているわけじゃないんですよ。それは建前であって、建前がそうだったのは分かっているんですけれども、実際には経団連の税制担当の方がおっしゃっているのが実情ではなかったのかということを聞いているわけでありまして、その建前の説明を求めているわけで...全文を見る
○大門実紀史君 終わります。
03月19日第198回国会 参議院 財政金融委員会 第4号
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○大門実紀史君 大門です。  今日は、消費税増税するならお金持ちから税金を取るべきだという質問で、証券税制について取り上げますが、既に議論もあったかも分かりませんが、ダブっていたら御勘弁をいただきたいと思います。  この証券税制については、もう何度も何度も取り上げてまいりまし...全文を見る
○大門実紀史君 実は、財務省の基本的なスタンスもありますので当時のことを若干申し上げたいなと思うんですけど、なぜこういうグラフが作れるようになったかというようなことも含めて申し上げますと、一つは実務的なことがございまして、二千何年ぐらいですかね、これ作れるようになったのは二〇〇六...全文を見る
○大門実紀史君 ですから、表の場で私がさんざん追及をして、財務省の資料の提供を受けて追及して一〇から二〇に上がったというような、連携でやってきたというような、ちょっとそういう背景もあるという問題でございます。  実は、今申し上げたように、この問題、十年ぐらいで振り返りますと、優...全文を見る
○大門実紀史君 私、この与党税調の、与党の税制改正大綱ですね、大変重要な、一言一言、一つ一つ言葉を丁寧にきちっと選んで方向を出されているなと思うんですけど。ですから、この言葉ちょっと一つ一つにこだわりたいんですけれど、吟味されて書かれているなと思うんですね。  家計の安定的な資...全文を見る
○大門実紀史君 投資家を増やすといいますか、そのために金融所得課税の在り方をこうするという、その趣旨は分からなくないんですけど、そもそも、さっき申し上げたように、この所得再分配がゆがんでいる、格差是正がゆがんでいることの是正からこの見直しは始まっていますので、ちょっとこれはこの意...全文を見る
○大門実紀史君 そうですね。資料用意しましたけど、二枚目等々がそうですが。  我が党もずっと、私もずっと主張しているのは、個々のどれというわけではありませんが、税率がやっぱり二〇%では低いということと総合課税の問題があるということで何度も提案してきているところでございます。 ...全文を見る
○大門実紀史君 そういう理由は分かりました。  もう一つは、与党税制大綱にもありますけれど、市場への影響を踏まえつつとあります。これは、こういう、前から議論があるわけですけれども、金融所得課税を是正するといいますか、税率を上げるというようなことがありますと、株式市場への影響とい...全文を見る
○大門実紀史君 私もそうだと思うんです。これに課税強化すると、金融庁なんかは株式市場に影響があるというような言い方をしたりする、業界の方もそうですけど。実際には、前回の二〇一四年のときに一〇パーから二〇%にしたときに、株価はむしろ上がりつつあったというようなことがあるし、いろんな...全文を見る
○大門実紀史君 要するに、一定の仮定はもちろんあるわけでございますけれども、配当所得を総合課税にするだけで毎年数千億から一兆円以上の増収になるということでありまして、今景気が余り上向いていない、消費も低迷しているときですから、こういうところからいただくべきではないかということでご...全文を見る
○大門実紀史君 私も、消費が上向いて企業の売上げが伸びて利益が上がって株価が上がるなら何も否定することではないし、実体経済が温まって株価が上がることは何も否定するわけではありませんが、どうもこの二十年ぐらい違う方向に行って、取りあえずはマネーで上げようとか、マネーが動き回って上が...全文を見る
03月19日第198回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第2号
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○大門実紀史君 大門です。  今日は、国会の中にあるエレベーターが大変危ないというお話を、質問をさせていただきます。  時間が短いので極めて簡潔に答弁をお願いしたいと思いますが、資料の一枚目に、二〇〇六年六月三日に東京港区でシンドラー社のエレベーター事故が起こりまして、社会問...全文を見る
○大門実紀史君 要するに、努力が足りないんですよね。参議院は二六%までまだ行っておりますのでね。  議員会館が、特に建て替えたので、端境期でしたので、建築基準法が改正される前だったので残っちゃっているわけですね。議員会館に一台だけ付いているのは、これ地下駐車場です。施行のぎりぎ...全文を見る
○大門実紀史君 衆議院も参議院も、参議院ももっと頑張ってもらいたいし、衆議院は、まあもちろん予算があることですからね、一遍にいかないのは分かっておりますけれど、意識的にやっぱり取り組んでほしいというふうに思います。国民の皆さんたくさん訪れられるところでエレベーターが危ないままとい...全文を見る
○大門実紀史君 もう今日はこれで終わりますけど、ちょっと大きな問題も、PFIの在り方ですね、国会の建物整備の、も関わってきそうな問題になりましたので、また改めて取り上げていきますが。  最後に消費者担当大臣に伺いますけれども、大臣御存じかどうか分かりませんけれど、当初、このエレ...全文を見る
○大門実紀史君 終わります。
03月20日第198回国会 参議院 財政金融委員会 第5号
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○大門実紀史君 大門です。  先ほど格差是正の話がございまして、一言だけ。私も藤巻さん好きですけど、やっぱり私と藤巻さんの間そのものに所得格差があると、それが捉え方の違いではないのかなと、仕方がないのかなと思って聞いておりまして、まあ階級闘争でございます。  今日は委嘱審査で...全文を見る
○大門実紀史君 この法的根拠という資料の下の方ですけど、これ保険業法百条の二だと思うんですけれど、要するに、お客さんに対してちゃんと説明、保険の内容とか説明するということと顧客情報をきちっと扱いなさいというのは、これは保険会社が顧客本位という対応をしてほしいということで、保険会社...全文を見る
○大門実紀史君 私は、本当に金融庁の姿勢はすばらしいなと思うんですよね。今までこういうことは余りなかったんじゃないかと思いますけれど。率直に、書き方は非常に気を付けておられると思うんですけれど、一方的な内容とすることを意図したものではないけれど、そのように捉えられかねない点がある...全文を見る
○大門実紀史君 この大手損保は正直な方で、あからさまにこういう言葉を使っているだけまだ正直な方なんですよね。ほかも同じような位置付けでやっているということでございますので、言葉だけの問題じゃないし、いろいろ今言い訳しても、実際にこういうこと、こういう立場でいろんなひどいことが行わ...全文を見る
○大門実紀史君 引き続き金融庁頑張ってもらいたいと思いますけど、麻生大臣に一言、最後に。  やっぱり本当に頑張っていただいていて、ずっといろんなことをやっていただいていて、麻生大臣の御答弁があって、それに基づいて頑張ってきてもらっているところでございます。とにかくいい損保業界に...全文を見る
○大門実紀史君 終わります。
○大門実紀史君 大門でございます。  税法の法案に入る前に一つ、税の申告にも関係いたしますけれど、今現場で切実になっている問題を一つ質問させていただきます。  お手元に資料をお配りしておりますが、兵庫県議会で全会一致で採択された意見書でございます。加齢性難聴者、つまり高齢に伴...全文を見る
○大門実紀史君 つまり、高度、重度、七十デシベル以上で障害者手帳が交付される方のみ補助制度があるということですが、この七十デシベル以上、七十デシベルというのはどういうことか、皆さんに分かるように説明してくれますか、どういうレベルなのかですね。
○大門実紀史君 あなたは、あれですか、担当の審議官なんですか。そんなこともぱっと分からないんですか。  両耳でいいますと、四十センチ以上離れられると、四十センチ以上離れられるとその会話が理解し得ないと、本当この四十センチの範囲でしか会話が理解できないというのが七十デシベルですよ...全文を見る
○大門実紀史君 四十一デシベル以上ではないですか。
○大門実紀史君 しっかりしてくださいね。  つまり、四十一デシベルというとどういうレベルかといいますと、時々人の言うことがちょっと聞き取れない、人の声によっては、音域がありますから、聞き取れないというようなレベルでありまして、基本的には聞こえる、だけれどもかなり聞き取りづらくな...全文を見る
○大門実紀史君 知らないんですか。じゃ、教えてあげますけど、要するに、そのレベルでも早く付けた方がいいというのは、そのレベルをほっておきますと更にひどくなるということと、そのまま行きますともう認識できない音が増えていくんですね、増えていくんです。ですから、もうその段階で補聴器を付...全文を見る
○大門実紀史君 ないということですね。なぜないんですか。
○大門実紀史君 そんなこと聞いていないんですけどね。要するに、中軽度の方々が放置されていると、それに対してどう考えているのかという意味で聞いているわけですけど、まあ後でまとめて聞きますけれども。  国税庁に聞きますが、じゃ、先ほどちょっとありました医療費控除ですね、今どういう基...全文を見る
○大門実紀史君 それで、今の医療費控除の仕組みからいきますと、ちょっと計算してみたんですけれど、どれくらいの負担減に、負担が減るのかということなんですが、六十歳くらいの人として、所得で二、三百万、税率適用は一〇%と仮にそういう人という方で想定しますと、例えば三十万円の補聴器を購入...全文を見る
○大門実紀史君 やっぱり厚労大臣ときちんと議論すべきちょっと大きな政治的なテーマかというふうには思います。審議官一人で制度を考えますという答弁、今日ここではできないのかも分かりませんが、ただ、大きく考えていただいて、その認知症とかうつ病とか、これ病気にも波及していく問題ですよね。...全文を見る
○大門実紀史君 そして、是非厚労省にもっとしっかりしてほしいんですよね。本当に検討して、どうするのか。このさっきのグラフじゃないけど、恥ずかしいですよね、欧米諸国に比べてやっぱり遅れているということと、高齢化が進んでいるわけですから。  もう一つ、これは財務大臣といいますか副総...全文を見る
○大門実紀史君 とにかく、まず厚労省がやっぱりしっかりして、要望を受け止めて、いろんな提案をしていくということが大事でございますので、そのことを重ねて求めて、質問を終わりたいというふうに思います。  ありがとうございました。
○大門実紀史君 大門です。  安倍総理、お疲れさまでございます。  今回、予算委員会で総理と質問する機会がなさそうでございますので大変寂しい思いをしているんですけど、もし質問するならば、しようと思ったら、やっぱり消費税を中止すべきだということと、もう一つは賃金の問題なんですけ...全文を見る
○大門実紀史君 やっぱり、この最初の二〇一三年二月のところから普通の話に戻っちゃっているなというふうに思うんですよね。  アメリカは二百円、三百円規模で引き上げておりますので、まあ経済対策ですから、そこまで思い切ってやろうというようなことはあったと思いますけれど、それを是非お考...全文を見る
03月27日第198回国会 参議院 財政金融委員会 第6号
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○大門実紀史君 会派を代表して、反対の討論を行います。  反対の最大の理由は、消費税の増税を前提にしていることです。  消費税は、低所得者ほど負担の重い逆進性のある税金であり、所得の再分配を意図する社会保障の財源として最もふさわしくありません。元々、消費税は、直間比率の見直し...全文を見る
03月27日第198回国会 参議院 本会議 第10号
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○大門実紀史君 会派を代表して、所得税法等改正案に反対の討論を行います。  反対する最大の理由は、消費税の増税を前提にしていることです。  消費税は、低所得者ほど負担の重い逆進性のある税金であり、所得の再分配を意図する社会保障の財源として最もふさわしくありません。ところが、安...全文を見る
03月28日第198回国会 参議院 財政金融委員会 第7号
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○大門実紀史君 大門です。  関税法、また、後の世銀の関係については必要な改正だというふうに思っておりまして、賛成でございます。既に同僚議員からもいろいろ指摘があったところをしっかり対応していただきたいと思います。  ダブって質問しても仕方ありませんので、今日は税法に関連して...全文を見る
○大門実紀史君 要するに、お店をやっておられるような、お父ちゃん、お母ちゃんでやっているようなお店とか事業所の場合、お母さんの給料は、一緒に住んで家族従業員だから、白色申告の場合は基本的に認めなくて、白色専従者控除ですか、で概算で引くというのが今の現状ということですね。  そう...全文を見る
○大門実紀史君 与謝野さんがここにおられたらどう言われるかなと思うんですけれど。  私たちは、基本的な私の問題提起をしたのは、記帳の前に、実際に働いていると。働いていない人まで認めるべきとか、そんなこと言っていないんですね。実際に労働している人が、一日何時間という人がいて、その...全文を見る
○大門実紀史君 終わります。
○大門実紀史君 この時間は、G20に関係して、この間、注目が集まっておりますデジタルエコノミーへの課税問題を質問させていただきます。  先ほど配付した資料の二枚目以降なんですけれども、デジタルエコノミーというのは、IT、通信情報関連で広い概念の、そこに携わる産業、経済の問題です...全文を見る
○大門実紀史君 三枚目の資料でございますけれども、なかなか今は課税がしづらいというのは説明あったとおりなんですが、じゃ、どうしていくかということで、これは、OECDが今年二月に公表した経済の電子化に伴う課税上の課題に関するコンサルテーションペーパーだから、検討事項というんですか、...全文を見る
○大門実紀史君 なかなか分かりにくいところがあるんですけど、この二つ目のマーケティング上の無形資産、これがこれから重要になるかと思うんですけれど、まずこの意味なんですけど、何に課税するかというところの意味なんですけれども、この無形資産というのは、ちょっと平たくというか分かりやすく...全文を見る
○大門実紀史君 全体としてこの問題は、巨大なIT企業を抱えておりますアメリカと、中国もそうですね、アリババグループがありますので、そういうところがやっぱりこういう国際課税のルールを作るのに今まで否定的だったわけでありますよね。その中で、アメリカがこのマーケティング上の無形資産を中...全文を見る
○大門実紀史君 やっぱりこの国際課税の問題は何度も、多国籍企業が税逃れしているということを、きちっと税を取るべきだということで、BEPSの問題も含めて何度もこの委員会で取り上げさせてきていただいておりますけど、その流れで見ますと、今回のこのコンセンサスは今までなかった話でございま...全文を見る
○大門実紀史君 終わります。
04月08日第198回国会 参議院 決算委員会 第3号
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○大門実紀史君 本当にもう外もだんだん暗くなってまいりまして、本当に皆さん大変お疲れだと思いますけれど、ちょっと小難しい経済の高度な議論をさせていただきたいというふうに思います。  まず、今の経済情勢どう見るかということですけど、もう一々中身は触れませんが、この間の景気動向指数...全文を見る
○大門実紀史君 申し上げたいことは、増税してもそれを乗り越えられるような経済状況かどうかということを申し上げているわけで、後で申し上げますが、その月例経済報告とかそういうことだけじゃなくて、そうは至っていないんではないかという点を危惧しているわけでありまして、今も麻生大臣からあり...全文を見る
○大門実紀史君 お聞きしたこと以外延々とお話しされましたけれども、もう少しかみ合った答弁を時間の関係でしてほしいんですけど。  かつて竹中平蔵さんが経済財政担当大臣だったんですよ。私、五十四回議論させてもらいましたけれど、答弁書なんか読まないで、聞かれたことをすぱっと、かみ合っ...全文を見る
○大門実紀史君 この傍線引いたところに書いてございますけれども、要するにヨーロッパは、増税に伴う価格引上げ時の事業者がいつ増税に伴って価格を引き上げるか、あるいは幾ら引き上げるか、これは自由設定になっているということが実は今回の肝だと思うんですけれど、そういうヨーロッパのようなや...全文を見る
○大門実紀史君 それではお聞きいたしますけれども、そもそもなぜヨーロッパで税率引上げに当たって事業者がいつ幾ら価格を引き上げるかということが自由に判断するようになっているのか、あるいはなってきたのか、その背景を説明していただけますか。
○大門実紀史君 もう少し詳しく申し上げますと、ヨーロッパの付加価値税と日本の消費税、日本は消費税という名前ですけど、実質付加価値税なんですね、名前、呼び方を消費税にしているだけですね。この付加価値税というのは、納税義務者は事業者ですね、日本もそうですね。何に掛かるかというと、文字...全文を見る
○大門実紀史君 私は、なぜこれ今取り上げているかというと、このガイドラインの方向は政府が思っているようにならなくて、かえって中小事業者とかそういう方々を競争に、激しい競争にさらすんじゃないかということと、便乗値上げが起こってしまうじゃないかという問題意識を持っているので、ちょっと...全文を見る
○大門実紀史君 それなら、もう今までどおりでよかったと思うんですよね。わざわざこのガイドラインを出されて、価格の自由設定で進めてくださいとされたわけであります。  資料の二枚目に戻っていただきますと、新しくそのリーフレットも作られました。これは、要するに、やっていいこと、やっち...全文を見る
○大門実紀史君 私、先週末、選挙で和歌山に行って、和歌山市内、宣伝カーで消費税増税中止しましょうと言って、そしたらみんな手振っていましたけど、そんなに現場はやれると思っていますかね。  万々々が一ですよ、ある商店街で五%ポイント還元セールが大成功したとしますじゃないですか。そし...全文を見る
○大門実紀史君 だから、そうならないんじゃないかということを最初から質問しているわけです。  最後に一点だけ。これ、便乗値上げが横行する危険性もあるかと思うんですよね。なぜかといいますと、もう税率が上がる前から価格設定上げてもいいということになりますと、今まではそういうことをや...全文を見る
○大門実紀史君 もう時間なので終わりますけれど、もう少しかみ合った議論をしてもらいたいなということを申し上げて、またこの問題、指摘いたします。  今日は質問を終わります。ありがとうございました。
05月09日第198回国会 参議院 財政金融委員会 第8号
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○大門実紀史君 大門です。  既に今日も議論ございましたけれど、今話題のMMT、現代貨幣理論について、日銀の政策にも関係いたしますので質問したいというふうに思います。  今資料を配っていただいておりますが、既にいろんな方に使ってもらっていますけど、一枚目が朝日新聞の資料でござ...全文を見る
○大門実紀史君 そんなことばっかり言っているから、財務省がもう主要な敵になっちゃうんですよね。副大臣、財務省出身だから仕方がないのかも分かりませんけれども。  私は、このMMTの理論の中身というよりも、欧米の場合は左派が多いわけですけれども、こういう政治家の方々の心情というのは...全文を見る
○大門実紀史君 私、このケルトン先生好きなんですよね。何といいますか、心情的にね、人々を救わなきゃいけないというところからいくとですね。だからこそ、財政ファイナンスしても大丈夫だとおっしゃる根拠は何だろう、何だろうということでいろいろ見てみたんですけれど、はっきり大丈夫だと言える...全文を見る
○大門実紀史君 終わります。
05月10日第198回国会 参議院 本会議 第16号
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○大門実紀史君 日本共産党を代表し、金融機能早期健全化法一部改正案について質問します。  本法案は、預金保険機構の剰余金のうち約八千億円を一般会計に繰り入れ、それを本年十月からの消費税率引上げの影響を緩和するための対策、すなわちポイント還元やプレミアム付き商品券などの財源に充て...全文を見る
05月14日第198回国会 参議院 財政金融委員会 第9号
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○大門実紀史君 大門です。  今日は消費税の問題を取り上げたいと思いますけれど、もう既にございましたが、昨日発表された景気動向指数含めて、この間本会議でも申し上げましたが、景気の悪化どう見るか、あるいはこのまま本当に消費税増税をやるのかということなんですけど、まさにもう昨日の数...全文を見る
○大門実紀史君 後でその話は、資料に基づいて駆け込み需要やりたいと思うんですが。  今後、これ、そうはいっても、今回の悪化というあの判断というのは、あの悪化が景気の後退に、次の判断ですけど、ならなかった例は今までなかったということになりますから、ほぼ確実に景気後退の局面に入って...全文を見る
○大門実紀史君 じゃ、具体的な議論の中でまたこの話聞きたいと思いますが。  実は、先週の金曜日の本会議で、お手元に配付いたしましたけれども、消費税引上げに伴う価格設定についてのガイドラインについて質問いたしまして、実はこれ、先月の決算委員会でもこの前の本会議でも質問して、二回に...全文を見る
○大門実紀史君 やっぱり今ございましたとおり、書いてもございますけれど、このガイドラインの目的というのは、先ほどもございましたが、消費税増税に伴う駆け込み需要と反動減、これを平準化すると、こういうことが一番の目的でございます。そして、そのモデルとされているのがヨーロッパということ...全文を見る
○大門実紀史君 肝腎なところをほとんど答えていないんですけど、わざわざこの資料を用意したので、これよく見てもらいたいんですけどね。  二段目、二段目が消費ですね、駆け込み需要との関係ですね。日本は反動減が大きいと。ドイツやイギリスは、若干駆け込みと反動減はありますが、すぐ戻って...全文を見る
○大門実紀史君 いずれにしましてもじゃないんですよ。そうならないということを言っているわけで、もうちょっとリアルに答えられないのかな。これ考えたんでしょう、これ、いいことだと思って。もうちょっとちゃんといろんなことを検討していないの、いろんなケース。  合理的な理由がなければ便...全文を見る
○大門実紀史君 全然駄目ですね。よくこんなの作ったね、そんなことしか言えないレベルで。いや、本当なんです、だからああいう答弁書しか書けないわけね。もっとまともな答弁書書きなさいよ。こんなのじゃ議論にならないじゃないですか、国会で。  資料の、もっと具体的なことは三枚目ですけど、...全文を見る
○大門実紀史君 最後に麻生大臣、ちょっとお聞きしたいんですけど、いろいろ立場は違っても、いろいろ支援しようと思ってやってきたつもりもあると思うんですけど、ちょっと混乱しているんじゃないかと思うんですね、これ。こんなガイドラインですと、何か政府の増税対策といいますか緩和措置といいま...全文を見る
○大門実紀史君 終わります。
05月16日第198回国会 参議院 財政金融委員会 第10号
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○大門実紀史君 大門です。  午前中の質疑を踏まえて、通告した質問を省略したり、あるいは補強したり、順番が変わるかもしれませんけれど、御容赦を願いたいと思います。  本法案は、いわゆる平成金融危機に関わる法案でございます。こういう法案を審議するときに、今日もございましたけど、...全文を見る
○大門実紀史君 そのモラルハザード、金融業界のですね、と国民負担というのは表裏一体のものだと思うんです。  その点で今回の法改正をどう見るかなんですが、早期健全化勘定で生まれた利益を再生勘定に繰り入れて再生勘定の損失を補填すると、このことそのものをどう考えるかということをきちっ...全文を見る
○大門実紀史君 この金融再生勘定は、当時、旧長銀、旧日債銀から買い取った株式、瑕疵担保条項に基づいて引き取った資産を保有しているということなんですが、その金額、旧長銀、旧日債銀から買い取った株式についてはその簿価が約一兆五千億円になっていて、今おっしゃったように今後どうなるか分か...全文を見る
○大門実紀史君 まず、確認いたしますけれど、この改正前の現行の法律では、金融再生勘定に損失が出た場合は何によって損失を補填することになっているんでしょうか。
○大門実紀史君 それで、今回の法改正で、損失が出た場合、補填できるようにということになるわけでありまして、平たく言えば、金額からいって、長銀、日債銀などの後始末といいますか、損失が出るといったときのために六千二百億円を繰り入れることができるようにしておくというようなことかというふ...全文を見る
○大門実紀史君 そうではないんじゃないですかね。立法趣旨というのはそんなことではなくて、もっときちっとしたものがあると思うんですよね。  簡単に言いますと、これは国民のお金を元に、公的資金ですね、資本増強をするということですね。その資本増強の結果得た剰余金というのは、国民のお金...全文を見る
○大門実紀史君 政府保証といってもそういうことなんですよね。それが基本的な話だと思うんですよね。  改めて、この法律の肝でありますけれど、なぜそういう当たり前に国民に返す、国民に戻す、ですから国庫へ納付するというものを、今回そういう当たり前のことをやめて、当然のことをやめて金融...全文を見る
○大門実紀史君 いろいろ言われますけど、要するに、早期健全化勘定と再生勘定ですね、これ、元々二つの法律が同時期に成立したとか金融システムの安定のために対応したとか、それは分かりますよ、分かるんだけれども、だからといって、役割と仕事が違いますよね。だから別勘定にして、別の法律ですよ...全文を見る
○大門実紀史君 またやりましょうか。言っていることお分かりですか。もっと基本的なことを言っているんですよ。あれこれあって、この場合はこうじゃなくて、今言ったとおり、お金の種類が違うんですよ。金融業界から出してもらうお金減らすのと、国民のお金でリターンが出たのと、全然種類が違うのを...全文を見る
○大門実紀史君 いや、やっぱり根本的に間違っている法案だと思いますよね。  だから、何か国民のお金でなく、何か霞が関というのは、これ自分たちのお金のように考えてやっちゃうんじゃないですかね。もっと基本的にきちっと物を考えないと、何か二十年たって、やっぱりモラルハザード的といいま...全文を見る
○大門実紀史君 終わります。
○大門実紀史君 本法案に反対の討論を行います。  反対の理由の第一は、預金保険機構の剰余金を一般会計に繰り入れ、消費税増税のための特別措置、すなわちポイント還元やプレミアム付き商品券などの財源に充てようとするものです。  消費税増税で消費を落ち込ませておいて、その底上げ対策に...全文を見る
05月22日第198回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第3号
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○大門実紀史君 大門です。  この後、いよいよ食品ロス削減法案が提案、採決されるということでございます。ここまで努力してこられた竹谷とし子さん始め与野党議員の皆さんに敬意を表しておきたいというふうに思います。  私が食品ロス問題に関心を持ったのは実は子供食堂のことがきっかけで...全文を見る
○大門実紀史君 要するに、今現在、先ほどもありましたね、国や自治体が出している、交付金なり補助事業出していると。同じものには使えないということをおっしゃっているんですか。それ以外のものには使えるということを聞いているんだけど、ちょっとはっきり答弁してくれますか。
○大門実紀史君 実は、この議員立法のとき、この肩代わりは駄目論と言った急先鋒は私なんですよね。だから、あなたよりも私の方が何について駄目かというのは分かっているわけですよね。  今回は、先ほど申し上げたように、まだ子供食堂といっても試行的パイロット事業としての最初の支援しかない...全文を見る
○大門実紀史君 後でちょっと申し上げますけど、いろんな形の子供食堂ありますのでね。いわゆる子供の貧困対策、一人親だけじゃないんですよね、子供食堂というのは。いろんな広がりがあっていろんな取組がありますので、十分対象になるというふうに思います。  今一番子供食堂について大きな話題...全文を見る
○大門実紀史君 要するに、昨日聞いたら、できるということなんですね、この民間委託ということとこの趣旨に合えばと。ですから、このファミマ食堂も事業費は出せるという回答を昨日もらっています。今の流れであれば出せるということでございます。  したがって、ファミマこども食堂のこの議論と...全文を見る
○大門実紀史君 終わります。
05月23日第198回国会 参議院 財政金融委員会 第11号
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○大門実紀史君 大門です。  今日は日本銀行、日銀中心に質問したいと思いますけれど、本題に入る前に一つだけ。財務省の関係で、十七、十八の各新聞に一斉に報道された問題でありますけれど、一点だけ財務大臣に伺いたいと思います。  小規模校の統廃合問題ということでございまして、資料を...全文を見る
○大門実紀史君 是非総合的な見地で、これ、物の無駄とか経費の無駄じゃなくて、人間の問題ですからね、本当にきちっと総合判断をお願いしたいと思います。  いずれにせよ、午前中の西田さんの話にもありましたけど、何というんですかね、こういう何でも削ろう削ろうみたいなこの緊縮財政、緊縮政...全文を見る
○大門実紀史君 分かりやすい説明、ありがとうございます。  今回の決定会合では、このSLFの様々な緩和措置がとられたわけでございますけれど、もう一枚めくっていただいた資料四というところでございますが、の二に、銘柄別の売却上限額の撤廃ということで緩和措置がされております。これは上...全文を見る
○大門実紀史君 もっと全体像を申し上げますと、日本銀行が大量に国債を買って市中にある国債が少なくなってきたということですね。で、これが決算期含めて国債で決済するときのいろいろ不都合が起きるんで、一時的に貸してあげて買い戻すということが基本でありますけれど、それで今までだんだん増や...全文を見る
○大門実紀史君 次の資料なんですけど、どれだけこのSLFが膨らんできたかということの落札金額と実施回数というのを、右下のグラフですね。急速にこの国債補給、供給、SLFが膨らんできているわけですね。それと、二〇一八年の数字も日銀に出してもらったら、最新の数字が二十二兆二千七百七十三...全文を見る
○大門実紀史君 全体像を見ると、本当に日銀がやってきたことがこういうことを招いているといいますか、全体が自業自得だなといいますか、行き詰まっている現れが、行き詰まっていることそのものが投機筋に利用されているということでありますので、本当に日銀が、事実上のファイナンスと私も思ってお...全文を見る
○大門実紀史君 終わります。
05月29日第198回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第4号
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○大門実紀史君 大門です。  今日は、預託商法、マルチ、悪徳商法について取り上げたいと思いますが、お手元に資料を配ってもらっていますけど、ジャパンライフですけれど、最初にこの委員会でジャパンライフの問題取り上げたのはもう二年前でございますが、警察が家宅捜索に入ったということで、...全文を見る
○大門実紀史君 顕在化する前にというのは当たり前のことで、進行しているんです、その間ね。それを止められないかということを聞いているわけですね。  いろいろ処分したという話しか今されていないんだけれども、処分しても、その後営業をやって、いろんな形でやって被害を拡大していましたよと...全文を見る
○大門実紀史君 それは今の制度の説明をされているわけですよね。質問に答えてもらえますか。  そういう制度を駆使して、先ほど評価もしているわけですけれども、処分を掛けたと。それでも彼らはその処分に該当しないいろんな形態を使ってずっと今もやっているわけですよ、WILL。今、お年寄り...全文を見る
○大門実紀史君 かたくなに法は変える必要はないんだということを繰り返されているんですけれども、別にそんなことを、全面否定しなくて、法の執行について不備や整備すべきところはあるのかないのか、執行体制もこのままでいいのか、総合的に検討すればいいだけの話で、必要ない必要ないとおっしゃる...全文を見る
○大門実紀史君 大臣、御存じですかね、最近、消費者庁評判悪いんですよね、本当に。消費者庁をつくった弁護士さんとか消費者団体から大変評判悪いんです。現場の意見とかに対して非常にかたくなにシャットダウンするんですよね。何というんですかね、みんな、消費者庁をつくるために、必要だと思って...全文を見る
05月30日第198回国会 参議院 財政金融委員会 第12号
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○大門実紀史君 大門です。  今回の改正案は、暗号資産あるいは店頭デリバティブ取引への対応など、必要な措置が盛り込まれているというふうに思っております。これだけだったら賛成をしたいところなんですが、ただ、金融機関グループの業務範囲の拡大と、この点については様々な問題が、大変重要...全文を見る
○大門実紀史君 資料の二枚目にもいろいろ書いてございますけれども、要するに、銀行や保険会社がグループ会社などに対して出資制限あるいは業務範囲を規制している理由というのは、こういう金融機関ですから過度な事業支配力を、資金も豊富に持っておりますので、持つおそれがあると。こういうただで...全文を見る
○大門実紀史君 実際問題、世界の金融行政で、金融庁にも調べてもらったんですけれど、こういう銀行、金融機関本体がデータビジネスに直接関与をするといいますか、そういうことをやっている国はあるのかというふうに聞きましたけど、いろんな形でやっているのはある、日本でもそうですけど、ただ、そ...全文を見る
○大門実紀史君 ですから、そもそも野方図ではないということなんですけれども。  このソフトバンクグループは、実はGAFA、グーグル、アマゾン、フェイスブック、アップルと、アメリカの大手IT企業に対抗し得るプラットフォームを目指しているわけであります。このソフトバンクは、膨大な携...全文を見る
○大門実紀史君 とにかく、GAFAとかソフトバンクというのは、メガバンクが手玉に取られるような先のことを考えているわけですから、そういう面もよく見ておかないと何か違う方向に行く可能性があるということと、そもそもこの今回の提案が、政府の未来投資戦略二〇一八年では、要するにこういうデ...全文を見る
○大門実紀史君 いろいろ、もっともっと研究をしてもらいたいというふうに思っております。  あとは反対討論で申し上げます。終わります。
○大門実紀史君 反対の討論を行います。  本法案には、暗号資産への規制強化、店頭デリバティブ取引の法整備など必要な措置が盛り込まれておりますが、金融機関グループの業務範囲の拡大については重大な問題を引き起こす懸念があり、賛成できません。  第一に、質問でも指摘したように、独占...全文を見る
06月21日第198回国会 参議院 本会議 第28号
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○大門実紀史君 会派を代表して、麻生財務・金融担当大臣に対する問責決議案に賛成の討論を行います。  本決議案に賛成する最大の理由は、国民が幾ら疑問を抱き不安に思っていることでも、自らにとって都合の悪いことには蓋をし、なきものにしようとする安倍強権政治に麻生大臣が主要な役割を果た...全文を見る
10月16日第200回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○大門実紀史君 日本共産党の大門実紀史です。最後の質問でございます。よろしくお願いいたします。  また、今日は最後、私の質問のために、NHKの放映時間に入るようにということで、自民党の皆さんが大幅に質問時間を短縮していただきまして、十分収まりそうな気配でございますが、御配慮にお...全文を見る
○大門実紀史君 十月一日過ぎてもこんなに参加者が少ないのは、手続とか周知徹底の問題ではないと思うんですよね。ポイント還元に参加しないともう決めているお店の話を聞きますと、もちろん、大臣からあったように、手数料が高いとか仕入れに現金が要るからというような声もありますけれど、一番多か...全文を見る
○大門実紀史君 ですから、今おっしゃったような対策がほとんどもう外れているといいますか、中小事業者にとってそんなに喜ばれていないということでございます。だから、この消費税の申告の時期になると大変なことになるかと、相当の身銭を切って払うと、更に深刻な事態になるということでございます...全文を見る
○大門実紀史君 その問題、後で取り上げますけれども、要するに、まだまだ不十分だと思うんですね。後で取り上げますけれども、その富裕層、麻生財務大臣になって、一定頑張ってそういうところをやってこられたのは知っておりますけれども、こういう消費税増税する前にもっともっときちっとやるべきこ...全文を見る
○大門実紀史君 一言申し上げますけれども、あらゆる世代に公平な負担というような考えは、実は近代国家では、税の公平性というのは世代間の公平じゃありません。負担能力のある人ない人の間の公平のことを税における公平と言います。世代間の公平と言っているのは日本ぐらいのもので、日本と財務省ぐ...全文を見る
○大門実紀史君 先ほどと同じことをおっしゃっているんですけど、要するに社会保障の、少子化も含めてですね、社会保障の財源を、特に所得の低い方々に向けたものが社会保障でございますから、その財源を所得の低い人に重い消費税でやるというのはそもそも所得の再分配から反するということで、ヨーロ...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございます。  要するに、世界の経済成長率がリーマン・ショック並み、リーマン・ショックの後は五年間平均で三・三%でしたから、既にもうそれ以下なんですけれども、更に落ち込む可能性を昨日の夜、指摘する改定の見通しが出たということでございます。日本の今後の消...全文を見る
○大門実紀史君 通告していないんですよね。西村さんはカジノつくれば経済は良くなると言ってきた人でしょう。マクロ経済なんか分かるんですか。出てこないでくださいよ、本当に。  総理に伺いますけど、これはもう時間の関係で結論だけ申し上げますが、消費者の一番大事な実感です、実感です、消...全文を見る
○大門実紀史君 消費マインド、消費の持ち直しと言ってもう五年もたつんですよね。何も持ち直しておりません。  それで、どこから税金を取るべきかということで、次のパネルですけど、これは何度もお示ししているグラフでございますけれど、一億円所得超えると負担率が下がっていくというグラフで...全文を見る
○大門実紀史君 ちなみに、この資料は国税庁となっていますが、これ、元々私が国会に提出した資料でございます。二〇〇四年ですかね、二〇〇四年じゃない、二〇〇八年ですかね、第一次安倍内閣のときの尾身大臣のときに、これ何でか分かりますかと、分からないと言うので、証券優遇税制ですよと教えて...全文を見る
○大門実紀史君 あともう一つは、これもずっと我が党が追及している問題ですけど、要するに内部留保、しかも現預金、すぐにでも賃金や投資に回せるお金がこんなに増えているわけですね。  そういう中で、一番の優遇税制が行われているのが研究開発減税でございます。これも見直しを求めております...全文を見る
11月07日第200回国会 参議院 財政金融委員会 第2号
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○大門実紀史君 大門です。  今日は、強い立場にある大手企業が弱い立場にある中小の取引先に対して一方的に不利益なことを押し付ける、いわゆる優越的地位の濫用の問題を取り上げます。  この二年ほど、この委員会で、大手損保会社の中小代理店に対する一方的なやり方を取り上げてまいりまし...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございます。是非お願いしたいと思います。  ただ、せっかく国会で取り上げたんですけれども、その大手損保は見直すとは言っているんですけど、年度更新ですかね、年更新なんですかね、そのときに見直すということで、もう見直したのか分かりませんけど、この間、三月に...全文を見る
○大門実紀史君 そうなんですね。かなり有識者の方も問題意識を持っていただいていて、要するに、コンビニ本部と加盟店オーナーとの力の強弱があり過ぎると、あとは公正な話合いができていないと、あと、ほかのフランチャイズ契約に比べてコンビニの契約というのは、義務が、ああしろこうしろが細かく...全文を見る
○大門実紀史君 是非、そういうヒアリングをやっていただけるということなので、金融庁も大手損保にヒアリングをやっていただく中で大手損保の姿勢が変わってきましたので、是非お願いをしたいというふうに思います。  今日は公正取引委員会にも来ていただきまして、ちょっとそもそも優越的地位濫...全文を見る
○大門実紀史君 つまり、こういうことですね。まず第一に、コンビニ本部は各店舗に、これからこういう商品を並べてほしいとか、いろいろありますよね。それはコンビニの戦略としてありますよね。それに基づいて、ああしてほしい、こうしてほしいとか、いろいろ、義務もあれば制限を付けるとかあります...全文を見る
○大門実紀史君 具体的にはそうだと思うんです。今おっしゃったの全て該当しますね、コンビニ本部と店舗の関係も、取引ずっと続けて、優越的地位があるわけですね。中身としては、一方的に決めたことを費用を負担させられるということになるわけですね。だから、非常にこれは、具体的には申告があって...全文を見る
○大門実紀史君 ですから、そういう不利益な条件を、取引の条件を設定したと、契約書に設定したということが、契約書そのものが設定されていれば優越的地位の濫用になるんじゃないかということを、実はこれ、うちの辰巳孝太郎議員も質問していて、よく分からないやり取りがずっとあって、グレーゾーン...全文を見る
○大門実紀史君 それで、私はそれを聞いて、ちょっと愕然とするんですよね。要するに、最初の契約のときは優越的地位という地位がまず成立していないからということが前提になっているんだけれども、これ、公取はよくそんなこと言うなと思うんですけれどもね。別に、例えば地域で長年営業してきた酒屋...全文を見る
○大門実紀史君 いや、個別の事案じゃないんですよ。公取の姿勢について言っているんですね。公取は、そういうことを言いながらいろいろ考えを変えていかれることも知っておりますので、是非ちょっと検討してほしいんですよ、こういう問題というのは。そんな自由契約みたいな話で済ませられないという...全文を見る
○大門実紀史君 要するに、じゃ、今までの取引形態、今までを契約書上だけじゃなくて変更したら、変更して不利益になったということじゃないんですか。契約書じゃなくて、何をもって、それじゃ、変更した場合ってなるんですか。契約を変えた場合という意味じゃないんですか。  だって、ほかに規定...全文を見る
○大門実紀史君 なぜこのことをお聞きしているかというと、まだいろんな優越的地位、力の強い方はよく分かっていないのかなと思うんですけれど、基本契約には何も、対等なようなことしか書かなくて、これこれについては別途規定を設けるというのがあって、その別途規定のところで販売手数料は自由に決...全文を見る
○大門実紀史君 そうですね。具体的にはそういう契約書ありますので、別規定でやっているというのがありますから、申告をして、そちらで判断をしてもらうということになります。  実は、大手損保と代理店の委託契約書ってそうなっておりまして、委託契約書そのものに別に手数料の支払規定、明示は...全文を見る
○大門実紀史君 終わります。
11月19日第200回国会 参議院 財政金融委員会 第3号
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○大門実紀史君 大門です。  今日は、金融政策のマクロ的な意味について取り上げたいと思っておりますけれど、その前に、日銀の物価目標二%についての議論がありました。これは何度も何度もこの委員会で議論がされて、今日も熊谷さんから、改めてなぜ二%かというような質問ありまして、これにつ...全文を見る
○大門実紀史君 世界経済の悪化は取り上げますけど、その対応と二%の目標とは別だと思うんですよね。対応はしなきゃいけないけれども、二%というのは関係ないと。別にそんなの掲げなくたっていいわけですね。そういう黒田総裁の姿勢がいかに家計にもマイナスになってきているかということを今日は取...全文を見る
○大門実紀史君 全く四年前の質問と同じ、対する、質問と同じ答弁なんですよね。  随分四年前と変わっているわけでございまして、いろいろおっしゃいますけど、実質賃金上がらないし、消費も停滞から抜け出しておりませんし、予算委員会でもお示ししましたが、一番大事な消費者動向指数も落ち込ん...全文を見る
○大門実紀史君 これ、ネットなんですよね。ネットで具体的にこの利子の受取、支払でいえばマイナスになっていると、このことを申し上げているわけで、循環していろいろあるだろうというようなことを申し上げているわけではないんですね。逆に言えば、家計がプラスになったっていいわけですよね。家計...全文を見る
○大門実紀史君 何といいますかね、そんなに効果が出ているんだったら、こんな消費の落ち込みとか先行き不安がこんな広がっていることはないと思うんですよね。だから、やっぱりこういう数字をもっと謙虚に受け止められるべきではないかと。家計の所得がこれだけ減っているということは何なんだろうと...全文を見る
○大門実紀史君 終わります。     ─────────────
11月20日第200回国会 参議院 地方創生及び消費者問題に関する特別委員会 第3号
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○大門実紀史君 大門でございます。  衛藤さん、衛藤大臣ね、頑張ってくださいね。ただ、何か消費者というイメージじゃないですけど、本当に、とにかく頑張ってください。今日は、ジャパンライフ、WILLなどの悪徳商法、この悪徳商法撲滅ならイメージが合っているかなと思うんですけど、頑張っ...全文を見る
○大門実紀史君 今問題になっておりますけれども、幅広くといったって、こんな人を呼ぶのかというのはありまして、ノーチェックだということなんですね。この問題、今日は深くやりません。  ジャパンライフ会長が、既に処分を受けているような人が、こんな人まで呼ばれると。しかも、広告塔に使わ...全文を見る
○大門実紀史君 この資料でいえば、一枚目の二、三が、いろんな事件起きたけれども結局止められなかったということで、二枚目の五のところに、今の現行法制では取り締まることは限界だというので出されてきたと、いろいろ提案をしているということなんですけれども。  この資料は、もう建議の六番...全文を見る
○大門実紀史君 私もかなり有効な手段になるんじゃないかと、法改正行われたらですね、思います。  もう一つは、被害者の被害の回復、出資金の返金などなんですけれども、それについては、この建議の方向で法改正がされたら今までと違ってどういう効果が現れるか、その点も教えてください。
○大門実紀史君 ありがとうございます。  先ほども答弁ありましたけど、一応聞きますね。消費者庁はこの建議をどういうふうに受け止めておられるか、小林さんで結構です、改めて。
○大門実紀史君 消費者庁はもう、ちょっと最近信用されていないんですよね。だから、その真意を確かめたいんですけれど、実効的な法制度の在り方を検討していくという言い方を衆参でずっと答弁されているんですけど、法改正を含む検討となぜ言えないんですか。  といいますのは、この間、いろんな...全文を見る
○大門実紀史君 衛藤さんは信用しておりますんでね。  なぜ消費者庁が信用できないかというと、つい半年前まで法改正必要ないと言っていたんですよ。五月の私の質問のときも、こんな止められないんだったら法改正必要じゃないかと言ったときに何と言ったかというと、まあ宮腰さん大臣だから、大臣...全文を見る
○大門実紀史君 私も五月のときに、この間でいえば、消費者庁は非常に頑張って処分して、止めるために頑張っておられたと、だけど、止められなかった。何も全部否定しているわけじゃないんですよね。ところが、だけど、止められなかったら法改正必要だと言ったときに、いやいや、止めたんだと、法改正...全文を見る
○大門実紀史君 とにかく、衛藤さんの下で、衛藤大臣の下でしっかり法改正ということを言ってもらったので、全体として方向はいいんですけれど、ただ、ちょっと指摘しておかなきゃいけないのは、本当にこのジャパンライフ問題というのは、私、消費者庁の内部資料も含めて入手しておりますけれど、二〇...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございます。もう今の御答弁聞いて消費者担当大臣に向いているというふうに思いましたので、頑張っていただきたいと思います。  どうもありがとうございました。
11月21日第200回国会 参議院 財政金融委員会 第4号
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○大門実紀史君 大門です。  本法案は、既に質疑がありましたように、基本的に必要な制度改正でありまして、賛成でございます。ただ、米中貿易戦争が激化する下で、今回のこの改正の背景あるいは関連事項あるいは今後の方向については、経済界やエコノミストの皆さんから懸念の声が上がっているの...全文を見る
○大門実紀史君 そうじゃなくて、それは後で法案のときに聞くんですけれど、こういう懸念があるということを把握されていますかということを聞いているんですけど。
○大門実紀史君 今日のニュースでもやっていましたけれど、昼のニュースでも、アメリカ議会が香港の人権・民主主義法案ですかね、可決したということがあって、また米中衝突というような流れが強まっているということが、そういう政治的な背景がこういう外為法にも影響してきているという流れだという...全文を見る
○大門実紀史君 もう少しリアルに読み込みますと、このFIRRMAの特徴は、更にはっきり言えば、中国という特定の国をターゲットにしているということと、おっしゃいました規制対象とする重要技術について言えば、中国に対する米国の技術的優位性を維持又は強化するための技術という概念を新たに加...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございます。  つまり、FIRRMAと今紹介してもらった輸出管理改革法を併せて、投資と通商の両面において、特に中国を念頭に、安全保障上問題となる、これがちょっと広く拡大解釈等あるんですけれど、その技術流出を防止しようというものでございます。  実は、...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございます。  この国際的な取組の枠組みの下に日本の対応があるわけなんですけれども、それが下段の方にあります安全保障貿易管理制度の全体像ということでございます。この中で、外為法で規制対象とするのが、先ほどから申し上げております機微技術ですね。武器あるい...全文を見る
○大門実紀史君 ありがとうございます。  そういう今規制管理の全体像になっている、それが今後どうなるのかということがみんな懸念をしている、特に懸念をしているところなんですけれども。簡単に言いますと、アメリカのそのいろんな制度改正を受けて、まさにこの機微技術の概念、機微技術の範囲...全文を見る
○大門実紀史君 今の現状ではそういうことだと思います。  今後、先ほどの国際輸出管理レジームの場でもこの機微技術をめぐる議論が行われて、アメリカは様々な提案をしてくることが予想されます。機微技術の概念の拡大というのは、もう先ほどから申し上げているように、大変軍事的というか政治的...全文を見る
○大門実紀史君 じゃ、一点確認しますけど、中間報告の中に、機微技術に関する国際共同研究を促進しというのがあるわけなんですけれども、国際共同研究のパートナーとしてやっていく必要性が強調されているわけなんですが、この中間報告にあります機微技術に関する国際共同研究の中には、例の防衛装備...全文を見る
○大門実紀史君 今の段階ではそういうことだと思います。  その方向での懸念があるからいろんな方々がこうやって発信をされているということでございまして、我が党は、武器輸出三原則を転換して、転換して強行された、例の今申し上げた防衛装備移転三原則に反対をしてきた立場でございますので、...全文を見る
○大門実紀史君 終わります。     ─────────────
11月29日第200回国会 参議院 地方創生及び消費者問題に関する特別委員会 第5号
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○大門実紀史君 大門です。  法案の審議に入る前に、こういう情勢でございますので、また、こういう日でございますので、ジャパンライフをめぐってまた新しい事実も判明してまいりましたので、この委員会の所管事項でもありますので、まず取り上げたいというふうに思います。  御存じのとおり...全文を見る
○大門実紀史君 この文書については、前川口次長も御存じなので、当然、今日は通告してあるので、経過を、それ持ってきていると思っていたんですが、持っていないんですか。持っていないんですか。じゃ、確認してくださいね。ちょっと、通告してあるんですよ、経過についてということで。そんな、持っ...全文を見る
○大門実紀史君 これは実は、二〇一七年に衆議院の消費者特別委員会で当時民進党の井坂さんも、中身はこういう私のような触れ方ではないかも分かりませんが、一応取り上げて配付されている資料でございまして、今日何の準備もしないで答弁に来ているんですか、そうしたら。通告しているんですよ。経過...全文を見る
○大門実紀史君 あなた、担当者でしょう。何でそういうことぐらい分からないんですか。ちゃんと違反事実の認定のとき出てくるのが、これはもう間違いありませんが、この二〇一五年一月から三月なんですよ。  つまり、このときは、ジャパンライフは、もういろいろ、消費者庁もこのままで済まそうと...全文を見る
○大門実紀史君 終わります。
○大門実紀史君 反対の討論を行います。  第一に、構造改革特別区域法の一部改定案、都市計画法の特例措置については重大な懸念があります。  既に、奈良県の奈良公園内における高級ホテル建設など、住民の反対を押し切って自治体が市街化調整区域を変更し、開発を強引に進めるなどの事例が全...全文を見る
12月03日第200回国会 参議院 財政金融委員会 第5号
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○大門実紀史君 大門です。  今日は、税の問題について質問をさせていただきます。  消費税については、十月十六日の予算委員会で詳しく議論をさせていただきました。何よりも、景気の悪化が懸念される下で増税していいのかという点を強く指摘させていただきましたけれども、むしろ今は増税ど...全文を見る
○大門実紀史君 まあ、いいです。  それで、ちょっと長いことこの消費税の議論をしてきて、一〇%のまま、十年間一〇%でいいというのと、今までと違うと思うんですよね。今まで、私たちは増税するべきじゃないと、むしろ減税すべきだと言ってきましたけれど、今までは財務省も、八を一〇に、一〇...全文を見る
○大門実紀史君 私たちと財源論は違うんですけれども、その高齢化とか対応のために一〇を一五に、二〇ということをおっしゃっていたものですから、今までも、それが一〇で十年やれるということになったらば、八で十年やることも可能ではないかということを申し上げているわけで、私たちは元々財源論は...全文を見る
○大門実紀史君 そういう御答弁をいただいていたんですが、ちょっとニュアンス変わったかなと思うんですけどね。  実は、甘利さんが税調の会長になられて、ちょっと様子変わってきたなと思っております。甘利税調会長は、成長なくして財政再建なしということで、財務省が借金大変だ大変だと言って...全文を見る
○大門実紀史君 じゃ、財務省としては今の段階で、もうとにかくこの証券優遇税制の見直しは来年やらないという断言するわけではないということでよろしいですか。
○大門実紀史君 もう一つ、このIMFは声明で言って出しているのが、富裕税を検討したらどうかと。思い切ったことを、これも全く共産党と同じなんですけど、富裕税を検討したらどうかということを打ち出しております。  まず、今の段階で財務省は、格差が広がっているから、世界でですね、いろん...全文を見る
○大門実紀史君 富裕税というのは資産課税が中心なんですよね。それで、この前の予算委員会でも申し上げましたが、富裕層が大変資産を物すごく巨額にため込んでいる状況なので、そういうところにきちっと掛けたらどうかと。金融に掛けるというのもありますが、資産にもということで、大体、フランスも...全文を見る
12月04日第200回国会 参議院 地方創生及び消費者問題に関する特別委員会 第6号
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○大門実紀史君 大門です。  前回に続いてジャパンライフについて幾つか具体的に聞こうかと思ったんですけれども、今までの答弁を聞いて、事務方の答弁を聞いてちょっと唖然として、個々の問題の確認というよりも、ちょっと基本的な姿勢について聞きたいんですけど。  前回の委員会でもそうで...全文を見る
○大門実紀史君 いや、だから確認作業をして、その答えを述べるということをやらないということですか。
○大門実紀史君 だったら最初からそう言いなさいよ。確認しますなんて。  昨日の夕方も、課長来ている、話が違うんじゃないですか。確認作業いたしますと言ったのと答弁違うんじゃないですか。どっちが本当なんですか。
○大門実紀史君 皆さんが、皆さんが信頼を失って、皆さんが今疑われているわけですね、いろんなことを。ちゃんと説明した方がいいんじゃないかということで親切に言っているんだけれども、答弁拒否を続けると、答えないということを続けたら大変なことになりますよ、この後。  衛藤大臣、もう政治...全文を見る
○大門実紀史君 ちょっと危機感が薄いなと思うんですけどね。  このままいくとどうなるかというと、私が公表した資料、あれだけでも国家賠償の対象になりますからね。安愚楽牧場は、消費者庁を訴えられておりますからね。安愚楽牧場以上にひどい遅らせ方なんですよね。それは総理にも飛び火するか...全文を見る